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2014 年度 日本陸上競技連盟競技規則修改正

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2014 年度 日本陸上競技連盟競技規則修改正
2014 年度
日本陸上競技連盟競技規則修改正
現行&修改正:変更
現行:削除
修改正:追加、挿入
頁 条項
現
行
第1部 競技会役員
111 110 (e) ITO(国際技術委員)/ICROs(国
際クロスカントリー・道路競走・マウンテンラ
ンニング委員)/ATO(地域技術委員)
(f) 国際競歩審判員/地域競歩審判員
2014.4.1.~適用
現行&修改正:移動
修 改 正
(e) ITO(国際技術委員)/ICROs(国
際クロスカントリー・道路競走・マウンテンラ
ンニング委員)
(f) 国際競歩審判員
〔注意〕ii:上記(e)~(i)の国際競技会役
員は、適用されるIAAF方針 により、IAAFレベ
ルに分類される場合もあれば、地域 レベルに
分類される場合もある。
114 115 〔注意〕
〔注意〕ITOは、審判長が不在の時、当該審
ⅰ 第1条1(c)(f)の競技会において、上記の 判員主任とやり取りをする。
ことは任命されたATO(地域技術委員)が
行う。
ⅱ ITOは、審判長が不在の時、当該審判員
主任とやり取りをする。
115 116
国際競歩審判員の名簿はIAAFカウンシル
が承認した基準に基づいて、競歩委員会が作成
する。
第1条1(a)の競技会に任命される競歩審判
員は、国際競歩審判員でなければならない。
〔注意〕 第1条1(b)(c)(e)(f)(g)(j)に該当す
る競技会に任命される競歩審判員は、国際競
歩審判員もしくは地域競歩審判員のメンバー
でなければならない。
第1条1(a)の競技会に任命される競歩審判
員は、IAAFレベルの国際競歩審判員でなければ
ならない。
〔注意〕第1条1項(b),(c),(e),(f),(g)(j)の競
技会における競歩審判員は、IAAFレベルまたは
地域レベルの国際競歩審判員が務める。
116 119 上訴審判員
上訴審判員
第230条に関する上告があった場合には、少
第230条の規定に関する上訴があった場合、
なくとも上訴審判員のメンバーの一人は現役の 上訴審判員のうち少なくとも1人はIAAFま
国際(地域)競歩審判委員でなければならない。 たは地域レベルの国際競歩審判員でなければな
らない。
117 120 計時員主任
計時員
・・・
・・・
写真判定員主任
写真判定員
トランスポンダー主任
トランスポンダー主任補佐
119 122
1人
適切な人数
1人
適切な人数
1人
適切な人数
計時員主任
1人
計時員
適切な人数
写真判定員主任
1人
写真判定員
適切な人数
トランスポンダー主任
1人
トランスポンダー主任補佐
適切な人数
・・・
テクニカルインフォメーションセンター
(TIC)マネージャー
1人
TICマネージャー補佐
適切な人数
総務は・・・を負う。また・・・、必要がある時に
総務は・・・を負う。また・・・、必要がある時に
はその代わりの者を任命する。・・・。
はその代わりの者を任命する。また競技規則に
精通していない役員の任を解く権限を有する。
・・・。
121 125
審判長の判断である種目またはある種目の一
7
部は再競技をするべきであるという正当な必要
性が競技会で起こった時には、その競技結果(
種目あるいは種目の一部)は無効であることを
宣言する権限を持つ。この場合、その種目は審
判長独自の決断により、同じ日、あるいは別の
日に再び実施されなければならない。
審判長は、ある種目の全部または一部の競技
をやり直すことが公正と思われる事態が生じた
と判断した場合、当該種目の全部または一部の
競技の結果が無効であることを宣言し、競技の
やり直しを命じる権限を有する。再競技は、審
判長の決定に従い、同日または別の日に行う。
122 10
〔国際〕本規則が適用される競技会で身体障害
を持つ競技者が競技する場合、当該競技会の審
判長は、その競技者の参加が可能となるよう本
規則の規定(第 144 条 3 項を除く)を柔軟に解
釈したり、調整を認めたりすることができる。
ただし、その変更によって当該競技者が同じ種
目で競技する他の競技者に比べて有利になるこ
-1-
125 129
第162条7、8に規定されている警告や失格の
6
適用についてはスターターのみが行う。
129 137
とがあってはならない。何らかの疑義がある場
合や、審判長の決定に対して異議が唱えられた
場合は、上訴審判員に付託する。
〔国際-注意〕本条は、特定の競技会の規則で
認められる場合を除き、視覚障害のある競技者
の伴走者の参加を認めることを意図するもので
はない。
第162条7、8に規定されている警告や失格の
決定についてはスターターのみが行う。
・・・。また計測員(科学)は各種目の競技開
各種目の競技開始に先立ち、計測員(科学)
始前に技術者から提示された技術上の必要事項 は、製造会社および計測器精度検査機関から提
を考慮して、装置の設置場所を監督しなければ 示された技術的要件を考慮して、計測器の位置
ならない。
決めを監視する。
・・・。その競技種目の前後に、審判長(もし可
能ならばその種目に割り当てられたITO)の監
督の元で、・・・。
第2部 競技会一般規則
132 141 本規則により、競技会は、男子と女子にクラス
3
分けされる(規則第147条に示された、ごく限
られた男女混合競技が行われる場合を除く)。
・・・。その競技種目の開始前と終了後に、審判
長(もし可能ならばその種目に割り当てられた
JTO)の監督の元で、・・・。
133 142 〔国際〕 第1条1(a)(b)(c)(f)に該当する競技会
4
において、つぎの競技者は、その競技会におけ
るリレーも含めた以後の競技には参加が認めら
れない。
〔国際〕 第1条1項(a),(b),(c),(f)に該当す
るすべての国際競技会において、次の競技者は
、後述する例外にあてはまる場合を除き、リレ
ーも含む当該競技会で実施される全種目(当該
競技者が同時エントリーし参加している他の種
目も含む)に以後参加することが認められない
。
(a)・・・
(b)・・・
(C) 誠実に全力を尽くして競技しなかった競技
者。その判断は審判長が行い、公式記録で本件
への言及がなされなければならない。
〔国際-注意〕第 142 条 4 項(c)で想定される
状況は、混成競技の個々の種目には適用されな
い。
第113条に基づいて任命された医事代表によ
って、あるいは、医事代表が任命されていない
場合は組織委員会の医務員によって診察され、
診断書が提示された場合、その診断書は、出場
の最終確認後または予選ラウンドで競技した後
に競技できなくなった競技者が翌日以降行われ
る種目(混成競技の各種目は除く)で競技でき
ると認める十分な理由とすることができる。
(b)の〔注意〕の一部を(c)として
独立させた。
(b)・・・
〔国際-注意〕 参加の拒否には、誠実に競技
をしない者を含む。誠実に競技をしないという
ことについては当該審判長が決定し、その関連
事項は公式に記録しなければならない。ただ
し、混成競技の個々の種目には適用しない。
ただし、IAAF、組織委員会が任命した医
師の診断書が用意されれば、最終確認後、もし
くは競技が開始されている種目(混成競技の個
々の種目を除く)でも競技をしなくてもよく、
翌日から他の種目に出場できる。
男女混合競技が競技場外で行われた場合、ある
いは第147条に定めるものを例外として競技場
内で行われた場合、男女別の競技成績を発表ま
たはその他の方法で示す。
136 143
写真判定装置を使用する競技会において、主
9
催者は競技者のショーツまたは下半身の横に粘
着性の腰ナンバー標識をつけさせる。競技者は
自分のナンバーカード(ビブス)あるいは標識
をつけないで、競技会に参加することは許され
ない。
写真判定装置を使用する競技会において、主
催者は競技者のショーツまたは下半身の横に粘
着性の腰ナンバー標識を付けさせる。
136 144
途中時間の表示
1
途中時間や予想優勝時間は、・・・できる。審判
長・・・はならない。そのような・・・とする。この
主旨からすると競技実施場所とは、通常、柵な
どで仕切られているが、競技が実施されており
、かつ、該当する規則と規程により競技に参加
する競技者と認められた者だけが立ち入ること
ができる場所のことである。
途中時間の表示
途中時間や予想優勝時間は、・・・できる。審判
長・・・はならない。そのような・・・される。
〔注意〕競技区域は、通常、柵等で仕切られて
いるが、上記規定の解釈上、競技が行われ、競
技参加者と規則や規定で認められた人員のみが
立ち入ることのできる区域のことと定義される
。
10 いかなる競技会であろうと、競技者が自分
のナンバーカード(ビブス)その他の標識を着
用せずに参加することは一切認められない。
項目番号追加
137 3
助力として認められないもの
-2-
138 4
138
助力として認められるもの
(以降、現行の第3項→第5項、第4項→第6項)
(e)フィールド種目に出場している競技者が
、当該競技者に代わり競技区域(第144条1の注
参照)の外にいる者によって録画されたそれ以
前の試技の映像を見ること。その録画再生機器
や録画映像を競技区域内に持ち込むことは認め
られない。
給水・スポンジ
給水・スポンジ
4.5,000m以上のトラック競技では、主催者は 6.(a)5,000m以上のトラック競技では、主催者
気象状況に応じて、競技者に水とスポンジを用
は気象状況に応じて、競技者に水とスポン
意することができる。
ジを用意することができる。
(b) 10,000mを超えるトラック種目において
は、飲食物・水・スポンジ供給所を設けな
くてはならない。飲食物は、組織委員会と
競技者本人のいずれかが用意してもよく、
競技者が容易に手に取りやすいように置か
なくてはならない。あるいは、承認された
者が競技者に手渡す方式でもよい。競技者
が用意した飲食物は、競技者本人または競
技者代理人によって提出された時点から、
組織委員会が指名する役員の監視下に置か
なくてはならない。
139 146 〔国内〕 つぎのラウンドが行われる競技では 〔国内〕 同一日に つぎのラウンドが行われ
2
、その結果が正式に発表されてから15分以内に る競技では、その結果が正式に発表されてか
申し出なければ、なんら問題はなかったものと ら15分以内に申し出なければ、なんら問題は
みなされる。
なかったものとみなされる。
141 4
〔国際〕トラック種目で、
(a) 不正スタートを告げられたことに対して
直ちに口頭で抗議をした場合、その権利を留保
するためにトラック審判長は自分の裁量で、抗
議中の競技者が競技することを許可できる。
〔国際〕トラック種目で、
(a)不正スタートを告げられたことに対して直
ちに口頭で抗議をした場合、トラック審判長は
、不正スタートであったと少しでも確信が持て
ないとき、その権利を留保するために自分の裁
量で、抗議中として競技者が競技することを許
可できる。
(b) IAAFが承認した不正スタート発見装
置を使用している時に、スターターが不正スタ
ートを呼び戻すことができなかった場合に抗議
が発生する。 その抗議はそのレースを走り終
えた競技者本人、または競技者の代理者からな
される。もし抗議が認められる場合には、不正
スタートをした競技者は規則第 162 条7が適用
され、その不正をしたとされる競技者は失格と
なる。
失格のあるなしに関わらず審判長はその種目を
無効とする権限を有し、審判長の判断で再レー
スが行われる。
(b)レース後の抗議は、スターターが不正スタ
ートであったにもかかわらずリコール(呼び戻
し)できなかった場合、または第 162 条 5 の行
為があったにもかかわらずスタートの中止がで
きなかったことを理由に行われる。その抗議は
そのレースを走り終えた競技者本人、またはそ
の競技者の代理者からのみ行うことができる。
抗議が認められる場合、当該不正スタートまた
は本来スタート中止を招くはずだった行為を行
い、第 162 条 5 または第 162 条 7 の警告または
失格の対象となった競技者は、レース後であっ
ても警告または失格処分を受ける。警告または
失格処分の可能性のあるなしにかかわらず、審
判長は、当該種目の全部または一部の競技を無
効とする権限を有し、かかる全部または一部の
競技をやり直すことが公正であると審判長が判
断した場合は再レースを行う。
142 5
・・・。
(a)・・・。・・・3ラウンドへ進むことができる。
審判長はその競技者のすべての権利を保留する
ために抗議中として後半の3ラウンドの試技を
させることができる。
(b)・・・。
・・・。
(a)・・・。・・・3ラウンドへ進むことができる。
(b)・・・。審判長はその競技者のすべての権利を
保留するために抗議中として後半の3ラウンド
の試技をさせることができる。
審判長は、違反があったと少しでも確信が持
てないとき、関連するすべての権利を保全する
ため、抗議中として競技者に競技継続を認めて
も良い。
142 6
抗議対象となった競技成績および抗議継続中
抗議対象となった競技の成績や当該競技者が
に出た成績については、審判長がこれを有効と 抗議中として競技した結果得られた成績は、審
する裁定を下した場合、または上訴審判員に対 判長がこれを有効と認める判断を下すか、上訴
-3-
して上告が行われ、これが認められた場合に限 が行われ上訴審判員がその主張を認めた場合に
り、有効と見なすものとする。
限り、有効となる。
6項:5項後半が変更移動。以後項目番号
が1ずつ変更
143 7
〔国内〕つぎのラウンドが行われる競技では、 〔国内〕同一日につぎのラウンドが行われる競
上訴審判員への上告は審判長の裁定から15分以 技では、上訴審判員への上訴は審判長の裁定か
内とする。
ら15分以内とする。
149
2
〔注意〕競技場所・施設が規則に合致している
ことを示す報告書の現行の標準書式は、IAA
F事務局より入手可能で、IAAFのウェブサ
イトからダウンロードすることもできる。
第3部 トラック競技
146 160 トラックの内側に高さ約 50mm、幅最低 50mm の トラックの内側に高さ約50mm、幅最低50mmの適
1
適当な材質の白色に塗られた縁石で境をする。 当な材質の縁石で境をする。縁石の色は可能な
限り白とする。
149 161 〔国際〕 第1条1(a)(b)(c)(f)に該当する競
2
技会および世界記録として承認のために申請
された記録においては、スターティング・ブ
ロックはIAAFが認可した不正スタート発
見装置と連結していなければならない。
スターターとリコーラーの両者、またはそ
のいずれかが、その装置が不正スタート(即
ち、反応時間が 1,000 分の 100 秒未満の場合
をいう)を検出した後に放つ音響を容易に聞
くためにヘッドフォーンを身につけなければ
ならない。スターターとリコーラーの両者、
またはそのいずれかが、音響を聞いた瞬間、
すでに出発の信号器が発射されていれば呼び
戻し(リコール)しなければならない。そし
てスターターは不正スタートの競技者を確認
するために、ただちに不正スタート発見装置
の反応時間を確認しなければならない。この
システムは、他の競技会においても使用すべ
きである。
第161条6項へ移動
150 162 〔注意〕場外競技におけるスタートではスター 〔注意〕
1
トラインは幅 30cm 以内で、スタートエリアの (ⅰ)場外競技におけるスタートではスタートラ
グラウンドと対比してはっきりとした色を用い インは幅0.3m以内で、スタートエリアのグラウ
て表示してよい。
ンドと対比してはっきりとした色を用いて表示
してよい。
(ⅱ) 1,500m競走のスタートラインは、走路と
同じ全天候舗装(素材・厚さ)であることを条
件として、外側曲走路から外にはみ出して引く
ことができる。
153 6
・・・。IAAF承認の不正スタート発見装置が
用いられているとき、スターターとリコーラー
の両者またはそのいずれかが、その装置が不正
スタート(即ち、反応時間が 0.100 秒未満の場
合をいう)の可能性があることを装置が示した
時に発せられる音響をはっきり聞くためにヘッ
ドフォーンを着用しなければならない。
スターターとリコーラーの両者、またはその
いずれかが、音響を聞いた瞬間、すでに出発の
信号器が発射されていれば呼び戻し(リコール
)しなければならない。そしてスターターはリ
コールの原因となった競技者を特定するために
、ただちに不正スタート発見装置の反応時間を
確認しなければならない。このシステムは他の
競技会においても使用を強く推奨する。
〔注意〕(i):スターティングブロックのフッ
トプレートから足が離れたり、地面から手が離
れたりせず、結果的に足や手が離れることにも
ならない動作は、スタート動作の開始と見なさ
-4-
れず不正スタートの対象とならない。このよう
な事例は、状況によっては、不正スタートでは
なく第162条5の警告または失格処分の対象にな
る場合がある。
(ⅱ) 立位(スタンディングポジション)で
スタートする競技者の方がバランスを崩しやす
いため、偶発的に動いてしまったと考えられる
場合、そのスタートは「ふらつき」と見なされ
不正スタートの対象として扱われるべきではな
い。スタート前に突いたり押されたりしてスタ
ートラインの前に出てしまった競技者は、不正
スタートとして罰せられるべきではない。その
ような妨害を引き起こした競技者は、第162条5
の警告または失格処分の対象になる場合がある
。
(ⅲ) 承認を受けた不正スタート発見装置が
使われている場合、この装置により得られた証
拠を、通常スターターは決定的なものとしてう
け入れなくてはならない。
153
〔注釈〕足がスターティング・ブロックのフッ
トプレートから離れない、または手が地面から
離れない限り、競技者のスタート行為の開始と
は見なされない(IAAF The Referees 2012 よ
り)
この観点から 162.5(a)(b)(c)記載の行為は不
正スタートではなく、スタートにおける不適切
行為として区別される。
155 162 1,000m・2,000m・3,000m・5,000mおよび
10 10,000m
1,000m以上の種目で 1 回のレースに 12 人を
超える競技者がいる場合、競技者のおよそ 65
%を第 1 グループ、残りを第 2 グループの二つ
のグループに分けてスタートさせてもよい。
1,000m・2,000m・3,000m・5,000mおよび
10,000m
該当する種目で1回のレースに12人を超える
競技者がいる場合、競技者のおよそ2/3を第1グ
ループ、残りを第2グループの二つのグループ
に分けてスタートさせてもよい。
156 163 レースにおける妨害
2
いかなる競技者も肘でついたり走路をふさい
だりして、その結果他の競技者の競技を妨害し
た場合、失格させられる。審判長は失格した競
技者を除いて再レースをさせるか、またはもし
それが決勝でなければ、その行為(それが失格
となった競技者以外のものであっても)によっ
て深刻な被害を被った競技者(一人もしくは複
数)を救済し、その競技のつぎのラウンドで競
技させる権限をもっている。
失格のあるなしにかかわらず、審判長は、例外
的な状況で、そうした方がよいと判断したとき
にも、再レースさせる権限をもつ。
レースにおける妨害
競技中、押されたり走路をふさがれたりし
て、競技者の前進が妨げられた場合の扱いは以
下の通りとする。
(a)上記妨害行為が意図的でない場合、また
は、競技者による以外の方法で引き起こさ
れた場合、審判長は、そのような行為が特
定の競技者(または競技者のチーム)に深
刻な影響をもたらしたと判断した場合は、
再レースの実施を命じるか、影響を受けた
競技者(またはチーム)が当該種目の次の
ラウンドで競技することを認めることがで
きる。
(b)別の競技者が上記妨害行為を引き起こし
たと審判長が判断した場合、その競技者
(または競技者のチーム)は、当該種目で
失格となる。審判長は、そのような行為が
特定の競技者(または競技者のチーム)に
深刻な影響をもたらしたと判断した場合
は、失格となった競技者(またはチーム)
を除いて再レースの実施を命じるか、影響
を受けた競技者(またはチーム)(失格と
なった競技者やチームは除く)が当該種目
の次のラウンドで競技することを認めるこ
とができる。
第163条2(a)および(b)のいずれの場合におい
ても、再レース等を認められる競技者(または
チーム)は、通常誠実に力を尽くして当該種目
を完走した競技者(またはチーム)でなければ
ならない。
156 3
(b) レーンで走行しない(またはレーンで走
行しない箇所のある)すべてのレースにおいて
(b) レースの一部もしくはすべてがレーンを
用いないレースにおいて、第 162 条 10 に規定
-5-
されているトラックの外側半分もしくは障害物
競走の水濠へ向かう迂回路で、曲走路を走って
いる競技者は境界として設置されている縁石、
ラインの上または、その内側に足が入ったり走
ったりしてはならない。第 163 条 4 に述べられ
ている場合を除き、審判長は監察員その他の審
判員から競技者が自分のレーン外に出た等の報
告を受けて承認した場合は、その競技者を失格
させる。
、競技者は、曲走路や第162条10に規定される
トラックの外側半分、または障害物競走の水濠
に向かう迂回路の曲走路区間を走る際、境界を
示すために設置されている縁石やラインの上や
内側(トラック、トラックの外側半分、障害物
競走の水濠に向かう迂回路の曲線区間の内側)
を踏んだり、走ったりしてはならない。
157 4
(b) 直走路で自分のレーンの内側や外側あるい (b) 直走路もしくは障害物競走の水濠に向かう
は曲走路で自分のレーンの外側に足が出たり走 迂回路の直線区間において自分のレーンの外側
ったりした場合。
を踏んだり走ったりした場合、または、曲走路
において自分のレーンの外側ラインの外側を踏
んだり走ったりした場合。
158 6
競技者が勝手にトラックから離れると、その
レース中に自らの意思でトラックを離れた競
後の競技を続けることは許されない。
技者は、そのレースを継続することを認められ
ず、完走しなかったものとして記録(DNF)
されるものとする。いったんトラックを離れた
競技者がレースに戻ろうとした場合、審判長に
より失格が宣言される。
159 9
〔国内〕日本記録の認定に際し、非機械的(超
音波等)風向風速計の利用は義務づけない。
163 165
写真判定システムは、本条に一致するもので
IAAFの承認を得るためには、写真判定シ
14 なければならない。また、そのシステムは本連 ステムは競技会前 4 年以内に精度検査を受け、
盟承認のもので、1 年ごと(競技会前 4 年以
発行された精度証明書のあるものでなければな
内)に正確さを確認する検査を受けたものでな らない。要件として以下が含まれる。
ければならない。システムは、スターターの信
(a)当該システムは、フィニッシュラインの
号器によって自動的に計時装置が作動するまで
延長線上に設置されたカメラを通してフィ
の時間を、0.001 秒以下とする。
ニッシュを記録し、合成画像を生成できる
ものでなければならない。
(i)第 1 条 1 の競技会の場合、合成画像
は秒あたり少なくとも 1,000 枚の画像
から合成されなければならない。
(ⅱ)その他の競技会の場合、合成画像は
秒あたり少なくとも 100 枚の画像から
合成されなければならない。
いずれの場合においても、画像は 0.01 秒毎
に均等に目盛られた時間尺度と同期していなけ
ればならない。
(b)当該システムは、スターターの合図によ
って自動的に作動するものとし、ピストル
の発射音または同等の可視指示と計時装置
の時間差が安定的に0.001秒以下であるよ
うにする。
163 15
計時装置がスタートか、フィニッシュのいずれ
かのみで、両方に使用されない場合は、手動、
写真判定いずれの計時でもないため、公式記録
とはみなされない。この場合、画像上に表示さ
れた時間はどのような状況下でも公式記録とは
みなされないが、着順または競技者間の時間差
を判断するための有効な材料にはなり得る。
〔注意〕 もし写真判定システムが、スタータ
ーの信号器により作動しなかった場合には、画
像の時間目盛りにこの事実を自動的に表示しな
ければならない。
163 16
このシステムは、連続的な画像をもたらし、フ
競技者の順位は、時間目盛りに対して垂直で
ィニッシュラインの延長上に設置した垂直のス あることが保証されている読み込みラインのカ
リットカメラを通してフィニッシュを記録しな ーソルを用いて画像から読み取る。
ければならない。その画像は 0.01 秒毎に均等
に目盛られた時間尺度と同期していなければな
らない。
写真判定画像を読み取りやすくし、カメラ
が正しく設置されることを確認するためにレー
-6-
カメラが正しく設置されていることを確認す
るために、また、写真判定画像が読み取りやす
いようにするために、レーンラインとフィニッ
シュラインの交差部分は適切なデザインで黒く
塗る。
〔国際〕そのようなデザインは当該交差部分の
みに施し、フィニッシュラインのスタートライ
ンに近い方の端から向こう側に20mm以内にとど
め、手前にはみ出してはならない。
ンラインとフィニッシュラインの交差部分を黒
く適切なデザインで塗る。
〔国際〕 そのデザインは、フィニッシュライ
ンのスタートラインに近い方の端から前方に
2cm 未満とする。
163 17
競技者の時間と順位は、時間目盛りに対して
当該システムは、各競技者のフィニッシュタ
垂直であることが保証されている読み込みライ イムを自動的に測定・記録し、各競技者の時間
ンのカーソルを用いて画像から読みとる。
が表示された写真を生成できるものでなければ
ならない。
163 18
そのシステムは、各競技者のフィニッシュタ
スタートとフィニッシュの両方ではなくいず
イムが自動的に記録されなければならず、全競 れかのみで自動的に作動するシステムは、手動
技者の時間を表す写真が作れなければならな 計時と写真判定システムのいずれでもないと見
い。
なされ、従って、公式タイムの計測には使用し
ない。この場合、画像上に表示された時間はい
かなる状況においても公式記録と見なされない
が、画像は競技者間の位置関係を判断し、時間
差を調整するための有効な材料として用いるこ
とができる。
注:写真判定システムがスターターの合図で作
動しなかった場合、画像上の時間目盛りはこの
事実を自動的に示すものでなくてはならない。
165 24
(e) システムの分析能力は、0.1 秒とする(そ
のシステムは 0.1 秒離れてフィニッシュする競
技者を区別できる)。
すべてのレースは 0.1 秒単位で計測され、
0.1 秒表示がゼロでない場合、つぎの秒に切り
上げる。
例 2:09:44.3 → 2:09:45
〔注意〕公式の時間は信号器のスタート合図か
ら競技者がフィニッシュラインに到達するまで
の時間である。ただし、非公認ではあるが、競
技者がスタートラインを通過してからフィニッ
シュラインに到達するまでの時間を知らせるこ
とができる。
168 166 1500m, 3000m, 2000m SC, 3000m SC
2
ラウンド
予
選
(e) すべてのレースは 0.1 秒単位で計測され、
0.1 秒表示がゼロでない場合、つぎの秒に切り
上げる。
例 2:09:44.3 → 2:09:45
〔注意〕公式の時間は信号器のスタート合図(
または同期したスタート信号)から競技者がフ
ィニッシュラインに到達するまでの時間である
。ただし、非公認ではあるが、競技者がスター
トラインを通過してからフィニッシュラインに
到達するまでの時間を知らせることができる。
2000mSC, 3000m, 3000mSC
準決勝
ラウンド
組数 着順 上位 組数 着順 上位
参加数
170 4
記録者
記録者
16-30
2
4
4
31-45
3
6
6
2
5
46-60
4
5
4
2
61-75
5
4
4
2
予
選
準決勝
組数 着順 上位 組数 着順 上位
参加数
記録者
記録者
20-34
2
5
5
2
35-51
3
7
5
2
6
3
5
2
52-68
4
5
6
2
6
3
5
2
69-85
5
4
6
2
6
3
(a) 最初のラウンドにおいて、レーン順は全員 (a) 最初のラウンドと第166条1に示す予備予選
(または全チーム)を抽選で決める。
ラウンドにおいて、レーン順は全員(または全
チーム)を抽選で決める。
〔注意〕ⅳ 競技者数よりレーン数が多い場合
は、常に、内側のレーン(1レーンに限らず)
を空けるべきである。
172 167
2
〔注意〕次ラウンド進出が着順と時間で決定さ
れる方式(たとえば、2組、各組3着までと4着
以下時間の速い順に2人が次ラウンドに進出)
において、着順で決める最後の1枠が同成績だ
ったとする。その際、同成績の競技者を次ラウ
ンドに進出させれば、その分、時間に基づいて
次ラウンドへの進出を認める競技者の数を減ら
す。
172 168
ハードルは、バーの面の走ってくる競技者に
ハードルは、走ってくる競技者に近い側のバ
1
もっとも近い側が位置マークの競技者寄りと一 ーの垂直面を競技者寄りの位置マークに合わせ
-7-
致させて置く。
るように置く。
175 169
障害物競走では、フィニッシュラインを初め
3
て通過してから各周に 5 個の障害物があり、そ
の 4 番目に水濠を越す。障害物は均等距離に置
かれる。すなわち障害物間の距離は、1 周の長
さの約 5 分の 1 とする。
障害物競走では、フィニッシュラインを初め
て通過してから各周に5個の障害物があり、そ
の4番目に水濠を越す。障害物は均等距離に置
く方が良い。すなわち障害物間の距離は、1周
の長さの約5分の1とする。
〔注意〕ⅰ IAAF陸上競技施設マニュアル
に示すように、フィニッシュラインの前後で安
全のために十分なだけ障害物やスタートライン
からの距離や次の障害物までの距離を確保する
ため、障害物の間隔の調整が必要な場合がある
。 従来の注意はⅱに移行
179 7
足または脚が障害物の外側にはみでてバーの
障害物を通過する瞬間、足または脚が障害物
(b) 高さより低い位置を通るとき
の外側(いずれの側かにかかわらず)のバー水
平面より低い位置にあるとき
179 170
1
〔注意〕メドレーリレーは走る距離の順番を入
れ替えることができる。その場合、第170条14
、18、19、20の適用においては、適切な調整が
行われるべきである。
3
レーン内で行われる各バトンの受け渡しについ
て、しかるべき競技役員が、各競技者にそれぞ
れ正しいテイク・オーバー・ゾーンの位置を示
すとともに、加速ゾーンがある場合はそのこと
を認識させる。また、その競技役員は、第170
条4(マーカーの数とサイズ)が確実に遵守さ
れるようにしなければならない。
180 6
バトンは競走中、手でもち運ばなければな
らない。競技者は、バトンを受け取りやすく
する目的で手袋をはめたり(第144条2(f)で認
められた以外の)何かを手に付けたりするこ
とはできない。もしバトンを落した場合、落
とした競技者がバトンを拾って継続しなけれ
ばならない。・・・。(以下略)
(a) バトンは競走中、手でもち運ばなければ
ならない。
(b) 競技者は、バトンを受け取りやすくする
目的で手袋をはめたり(第 144 条 2(f)で認め
られた以外の)何かを手に付けたりすることは
できない。
(C) もしバトンを落した場合、落とした競技
者がバトンを拾って継続しなければならない。
・・・。(以下略)
182 13
〔注意〕4 チーム以内で競走する場合に上記
(c)を用いてもよい。
〔注意〕4チーム以内で競走する場合および上
記(a)が不可能な場合、(c)の方法がとられるべ
きである。
183 20
〔注意〕 4×200mリレーにおいて、レーンを 〔注意〕 4×200mリレーにおいて、レーンを
完全に走行しないならば第 4 走者はスタートリ 完全に走行するのではなく途中でブレイクする
方法で実施されるならば、前走者がレーン内走
ストの順番で内側より外側に一列に並ぶ。
行でない場合、次走者はスタートリストの順番
で内側より外側に一列に並ぶ。
フィールド競技
第4部
185 180
1
競技場所でのウォームアップ
競技場所での練習試技
パフォーマンス・マーカー
明瞭な旗またはマーカーを置いて現在の世界
記録、また必要であれば現在の地域、国、大会
の記録を示すことができる。
(以後、項目番号が1ずつ変更)
185 4
186 5
6
試技順
試技順と試技
試技
・・・。このようにしても同成績であったならば
同成績の競技者は決勝に進出できる。
187 7
・・・。このようにしても同成績であったならば
同成績の競技者はそれぞれあと3回試技を行う
ことができる。
試技の記録
試技は下記の通り記録される。
-8-
(a)走高跳と棒高跳以外の種目における有効
試技は計測値で表示する。走高跳と棒高跳
は○印で表示する。
(b)失敗は×印で表示する。
(c)競技者が試技を行わなかった場合(「パ
ス」)は-印で表示する。
以後、項目番号が1ずつ変更
190 21
結 果
競技成績
20.競技者の記録は第1位を決めるための追加
各競技者はそれぞれが行ったすべての試技の
試技を含めた全試技の最高のものが認められる うち最も良かった記録で評価されるものとし、
。
走高跳と棒高跳の場合、同成績となった競技者
が1位決定のために行った追加試技も含む。
195 182 〔国際〕両支柱と~下方に250分の1を超えては 〔国際〕支柱間の中間点を中心とし、第182条3
4
ならない。
で明記されている必要最小限の半径を満たした
半円部内での助走路と踏切地点の最後の15mの
最大許容傾斜度は、下方に250分の1(0.4%)を
超えてはならない。
196 8
196 10
・・・。バーの両端は・・・に置かなければならない
。バー止の表面は滑らかでなければならない。
〔国際〕第1条1に該当する競技会の着地場所に 〔国際〕第1条1(a)(b)(c)(e)(f)に該当する競
は、幅6m、奥行4m、高さ0.7m以上が望まし 技会の場合、着地場所は、幅6m×奥行き4m×高
い。
さ0.7mを下回ってはならない。その他の競技会
の場合は、幅5m×奥行き3m×高さ0.7m以上とす
べきである。
197 183 〔注意〕
1
~(ゼロ・ライン)。同様の線は、着地マット
の表面にも引き支柱の外縁まで延長しなくては
ならない。
198 3
〔注意〕
~(ゼロ・ライン)。同様の線は、着地マット
の表面にも引き、さらに支柱の外側まで延長し
なくてはならない。
競技者は、ポールの握りをよくするために手あ 競技者は、・・・使うことができる。手袋の着用
るいはポールに物質を使うことができる。
が認められる。
6
助走路の最短距離は40mとし、・・・。
8
・・・。ボックスの助走路面上の長さとその深さ ・・・。上部の隅が丸められるか柔らかい 適切な
は、ボックスの底面とストップボードのなす角 材質で作り、ボックスの助走路面上の長さとそ
度が105度となるように決める。
の深さは、ボックスの底面とストップボードの
なす角度が105度となるように決める。(寸法
と角度の誤差許容度:±0.01m、− 0°/ + 1°)
199
助走路の最短距離はゼロ・ラインから40mと
し、・・・。
もしボックスが木製ならば、その底は2.5㎜の
金属板で、ボックスの前端から800㎜だけ張ら
なければならない。
〔注意〕競技者は、自分が競技を行う際に、さ
らなる保護のためにボックスの周りにクッショ
ンを置くことができる。かかる用具の設置は、
競技者の試技に割り当てられた時間内に行わな
ければならず、競技を終えた後、直ちに当該競
技者が取り除く。第1条1(a)(b)(c)(e)(f)の国
際競技会においては、主催者がこれを提供する
。
・・・。バー止の支持部からの長さは55㎜を超え ・・・。バー止の支持部からの長さは55㎜を超え
てはならないし、バー止から上は滑らかで35㎜ てはならないし、垂直に設置されたバー受け止
めも、滑らかな材質でバーがその上に乗らない
~40㎜とする。
ように組み立てられなければならず、バー受け
の上35mm~40mmまで許容される。
205 184 距離計測
距離計測
8
各跳躍の計測は試技の終了後、直ちに行わな
跳躍の計測は有効試技終了後(または、第14
ければならない。有効試技は身体のどの部分で 6条5に定める口頭による即時抗議が行われた後
あろうと、それが砂場に残した踏切線にもっと )、直ちに行わなければならない。跳躍距離は
も近い痕跡から踏切線または踏切線の延長線に 、身体の部分または着地時に身に着けていたす
対して直角に計測する。〔参照 第185条1(f) べてのものが着地場所に残した痕跡の踏切線に
最も近い箇所から踏切線またはその延長線上の
〕
地点までを計測する。
200 10
-9-
206 185 (e) 着地の際、砂に残ったもっとも近い痕跡
1
よりも踏切線に近い砂場の外の地面に触れた時
。
(f) 砂場を離れる際、砂場の外の地面に触れ
た第1歩が、砂に残ったもっとも近い痕跡より
も踏切線に近い時。この砂場の痕跡は、砂場に
正しく着地した後にバランスを崩し、最初の着
地点より踏切線寄りに残した痕跡も含む。
〔注意〕
ⅰ 競技者が助走路の幅を示す白線の外側のど
こを走っても無効試技とはならない。
ⅱ 第 185 条 1(b)に基づき、踏切線の手前
で、競技者の靴や足の一部が踏切板の両端よ
り外側の地面にはみ出ても無効試技とはなら
ない。
ⅲ 第 185 条 1(d)または(e)に反しない限り、
着地の際に身体のいかなる部分が砂場の外の
地面に触れても無効試技とはならない。
ⅳ 砂場を正しく離れた後に砂場の中を通って
戻っても無効試技とはならない。
ⅴ 第185条1(b)の場合を除き、競技者が踏切
線に達する前で踏切っても無効試技とはなら
ない。
(e) 着地の際、砂場に残った最も近い痕跡よ
りも踏切線に近い砂場の外の境界線または地面
に触れた時。
(f) 第185条2に定める以外の方法で着地場を離
れた場合。
〔注意〕第185条1(e)の動作とは、着地場所内
において着地で最初に残した痕跡よりも踏切線
に近い方に完全にバランスを崩した(あるいは
歩いて戻る)ことも含む。
※無効試技とはならない例が
以下の3項として独立・移行(修正)
以後、項目番号が1ずつ変更
以下の場合、競技者は試技無効とはならない。
(a)助走の途中どこかの地点で助走路を示す白
線の外側にはみ出た場合。
(b)第 185 条 1(b)に定める場合を除き、踏切板
の手前で踏み切った場合。
(c)第 185 条 1(b)において、踏切線より手前で
競技者の靴または足の一部が踏切板のいずれ
かの端の外側の地面を踏んだ場合。
(d)着地の際に、身体の一部またはその時に身
に着けていたものが着地場所の境界線または
その外側の地面に接触した場合。ただし、第
185 条 1(d)または(e)に該当する場合は除
く。
(e)第185条2に定めるとおりの方法で着地場所
をいったん離れた後に着地場所を通って戻っ
てきた場合。
3
207 186 〔注意〕第185条1(d)は、ホップとステップ後
の通常の着地には適用しない。
〔注意〕第185条1(d)は、ホップとステップに
よる着地には適用せず、最後のジャンプ後にの
み適用する。
208 187 助力
(a) 投げる助けとするために、どのような工
4
夫もしてはならない(例えば2本またはそれ以
上の指にテープを巻く、あるいは身体に重りを
装着する)。もし手や指にテープを使用する場
合は、2 本あるいはそれ以上の指にテープを巻
き、それぞれの指が独立して動かせないような
巻き方をしてはならい。手や指にテープを使用
する場合、競技開始前に審判員主任に見せなけ
ればならない。
(b) ハンマー投を除いて手袋の使用は許され
ない。ハンマー投の手袋は表も裏も滑らかなも
ので、手袋の指先は親指を除いて、切れている
ものでなければならない。
(c) にぎりをよくするために競技者は手だけ
、ただしハンマー投てき者は手袋の上にも適当
な物質を使ってもよい。砲丸投てき者は首にそ
うした物を使用してもよい。加えて砲丸投、円
盤投においては容易に取り除けて、悪影響を残
さないチョーク等の物質は器具に用いても良い
。
助力
以下に掲げるものは助力と見なされ、認められ
ない。
(a) 2本またはそれ以上の指にテープを巻くこ
と。もし手や指にテープを使用する場合は、
2本あるいはそれ以上の指にテープを巻き、
それぞれの指が独立して動かせないような巻
き方をしてはならい。手や指にテープを使用
する場合、競技開始前に審判員主任に見せな
ければならない。
(b) 試技を行う際に、身体に重りを装着する
等、何らかのかたちで助けとなる器具を使用
すること。
(c) ハンマー投以外で手袋を着用すること。
ハンマー投の場合も、手袋は表裏ともに滑ら
かなものでなければならず、手袋の指先は親
指を除き、切れているものでなければならな
い。
(d) サークル内または靴に何らかの物質を吹
き付けたりまき散らしたりすること、または
、サークルの表面をざらざらにすること。
211 5
以下に掲げるものは助力と見なされず、認め
られる。
- 10 -
助力行為が認められるものと認められないもの
に分けられて記載されることとなった。
5項が追加され、項目番号は7項まで変更
(a) にぎりをよくするために手だけに適切な
物質をつけること。ハンマー投の競技者は手
袋に、砲丸投の競技者は首にそのような物質
をつけることが認められる。
(b) 砲丸投と円盤投で、競技者がチョーク等
の物質を器具につけること。ただし、ぬれた
布で簡単に拭きとれ、後に残らないものでな
ければならない。
(c) 第187条4(a)の規定の違反にならない手
や指のテーピング。
212 8
競技者はサークル内または靴に、いかなる物質
も吹きつけたり、まき散らしたり、あるいはサ
ークルの表面をざらざらにしてはならない。
212 9
やり投の助走路の長さは最短30mとする。条
やり投の助走路の長さは最短30mとする。た
件が許せば、助走路は33m500以上が望ましい だし、第1条1(a)(b)(c)(e)(f)に該当する競技
。
会においては、最短33.50mとする。条件が許せ
ば36.50m以上であることが望ましい。
215 17
競技者は、投げた用具が地上に落下するまで
投げた用具が着地する前に競技者がサークル
サークルや助走路を出てはならない。
や助走路から出た場合や以下の場合は、無効試
技とする。
215 20
投てきの計測は、試技の後ただちに次のよう
投てきの計測は、有効試技終了後(または、
に行われる。
第146条5に定める口頭による即時抗議が行われ
た後)、直ちに以下の通り行う。
215 21
標 識
21.各競技者の最高投てき地点を示すために旗
または標識を用意する。この場合、旗や標識は
投てき角度を示すラインの外側に立てる。
世界記録、アジア記録、日本記録、大会記
録等も、旗あるいは標識で示す。
第180条4のパフォーマンス・マーカー
へ移行
220 191 頭部 ― 頭部は、堅固な鉄または真ちゅうより
5
軟らかくない他の金属もしくは、前記の金属の
殻(から)に鉛その他の固い材質をつめたものと
する。充填物が使われる場合には、内部でそれ
が動かないようにし、その重心は球形の中心か
ら6㎜未満でなければならない。
頭部は、堅固な鉄または真ちゅうより軟らか
くない他の金属もしくは、前記の金属の殻(か
ら)に鉛その他の固い材質をつめたものとする
。ハンマー頭部の重心は、球形の中心から6mm
以内とする。すなわち、ハンドルとワイヤーを
取り外した頭部が、水平に置かれた薄刃状の縁
を持つ直径12mmの筒の上で安定できなければな
らない(図参照)。充填物を使用する場合は、
内部で動かないようにするとともに、重心に関
する要件を満たさなければならない。
221 6
文末に移動
ワイヤーは旋回軸で頭部に取り付けるものとす
る。旋回軸は通常のベアリングでもボールベア
リングでも良い。
221 7
文末に追加
ハンドルはループでワイヤーに取り付けるもの
とする。旋回軸の使用は認められない。
8
接続線の取りつけ ― 接続線は、普通のベア
リングまたはボール・ベアリングの旋回軸によ
って頭部と接続する。ハンドルは環状の金具で
接続線を結びつけ、旋回軸を設けてはならない
。
8
222
以後項番号を変更
〔注意〕器具の重量はハンマーの頭部、ワイヤ
ー、ハンドルの総重量である。
頭部の重心
球形の中心から6㎜未満でなければならない
。つまり、接続線とハンドルを外した頭部が水
平に置いた直径12㎜の筒の上で安定しなければ
ならない。(図参照)
- 11 -
225 193 (a) やりは握りのところを握らなければなら
1
ない。
(a) やりは片手で握りのところを握らなけれ
ばならない。
(b) やり投は、やりの穂先の金属先端が他のど (b) やり投は、やりの頭部が他のどの部分より・・・
の部分より・・・。
226 3
227 7
やりは穂先、柄、紐を巻いたグリップの三つ
の主要部分からできている。柄は中が詰まって
いても中空でもよく、全体として固定され、統
合された構成となるように金属または類似の材
質でつくられ、先端のとがった金属製の穂先が
それに固定されていなければならない。
柄の表面は、くぼみ、でこぼこ、みぞやう
ね、穴やざらざらがあってはならず、表面の仕
上がりは、全体が円滑(第 188 条 4 参照)でか
つ均一でなければならない。
穂先は完全に金属製でなければならない。穂
先の表面が全体的に滑らかで均一であれば、穂
先の先端部に他の合金を溶接して補強してもよ
い。握りは重心のまわりを巻き、その直径は柄
の直径より8㎜を超えてはならない。握りはど
のような種類であろうと一律に滑らない表面で
、たれ下がり、きざみ目、くぼみのないように
する。
3.やりは頭部、柄、グリップという三つの主
要部分によって構成される。
〔注意〕ⅰ 切断面は円形であるが、その直径
の最大と最小の差は2%まで許される。これら
二つの直径の平均値は円形のやりの仕様に合っ
ていなければならない。
〔注意〕ⅰ やりのどの部分でも切断面は円形
であるべきであるが、どの切断面においても最
大直径と最小直径の差が2%まで許容される。
最大直径と最小直径の平均値は、指定されたど
の切断面においても、表に示す仕様が満たされ
なければならない。
第5部 混成競技
229 200 一般およびジュニア(五種競技・十種競技)
1
2
男子の十種競技は10種目からなり、連続する2
日間でつぎの順序で行う。
5
男子ユース(八種競技)
八種競技は 8 種目からなり、連続する 2 日間で
つぎの順序で行う。
第 1 日 100m、走幅跳、砲丸投、400m
第2日 110mハードル、走高跳、やり投
、1000m
5
4.柄の表面は、くぼみ、でこぼこ、みぞやう
ね、穴やざらざらがあってはならず、全体的に
滑らかで(第188条4参照)均一な仕上がりでな
ければならない。
5.頭部の表面が全体的に滑らかで(第188条4
参照)均一であることを条件として、先端に別
の合金で補強した先端を取り付けてもよい。先
端の角度は40度を超えない。
3項を分割
以後項目番号を変更
一般男子・ジュニア男子およびユース男子(
五種競技・十種競技)
男子ユースと男子の十種競技は10種目からなり
、連続する2日間でつぎの順序で行う。
以後項目番号を変更
女子ユース(七種競技)
女子ユース(七種競技のみ)
七種競技は 7 種目からなり、連続する 2 日間 女子ユースの七種競技は 7 種目からなり、連続
でつぎの順序で行う。
する 2 日間でつぎの順序で行う。
第6部 室内競技
235 213
・・・。トラックの内側は高さおよび幅50mmの
2
適切な材質の縁石または幅50mmの白線で区分さ
れる。縁石または白線の内側の端は第1レーン
の内側ということになる。トラック全体を通し
て水平でなければならず、その最大許容斜度は
1,000分の1とする。二つの直走路の縁石は取り
除き50mm幅の白線で代用してもよい。レーンの
通常の幅は0.90mと1.10mの間であり右側のレ
ーンラインを含む。すべてのレーンでは選ばれ
た幅に対して±0.01mの許容誤差を持つ。
236 214 ・・・。300mを超え 800m未満の競走は、レーン
6
を使用してスタートし、第 2 曲走路の終わりま
ではそのレーンを走る。800mの競走は各競技
者が各レーンに一人ずつ、またはレーンに最大
二人を割り振って行うか、第 1 レーンと第 3 レ
ーンを用いたグループスタートで行う。
- 12 -
・・・。レーンの幅は右側のラインを含めて0.90m
~1.10mとする。どのレーンも同じ幅でなけれ
ばならず、所定の幅との誤差は±0.01mまでと
する。各レーンは幅50mmの白線で区切る。
・・・。300mを超え 800m未満の競走は、レーン
を使用してスタートし、第 2 曲走路の終わりに
引かれたブレイクラインまではそのレーンを走
る。800mの競走は各競技者が各レーンに一人
ずつ、またはレーンに最大二人を割り振って行
うか、第 1 レーンと第 3 レーンを用いたグルー
800mを超える競走は、レーンを用いず、円 プスタートで行う。このような場合、各競技者
弧スタートまたはグループスタートによって行 が自分のレーンを離れたり、グループスタート
わなければならない。
の外側を走る競技者が内側のグループに合流で
きるのは、第 1 曲走路の終わりのブレイクライ
ンを過ぎた後とする。
800mを超える競走は、レーンを用いず、円
弧スタートまたはグループスタートによって行
わなければならない。
ブレイクラインは、各曲走路が終わる地点に
弧を描くように引かれた幅50mmのラインで、第
1レーンを除く全レーンにまたがるように引く
。競技者がブレイクラインを認識しやすいよう
に、各レーンラインとブレイクラインが交差す
るすぐ手前のレーンライン上に、50mm四方で高
さ0.15m以下のコーンか角柱を置く。コーンや
角柱の色はブレイクラインやレーンラインの色
と異なるものにするのが望ましい。
237 8
237 9
200mの階段式スタートライン
第 1 レーンのスタートラインとフィニッシュ
ラインの位置が決定してから、残りのレーンの
スタートラインの位置を、フィニッシュライン
から同一距離となるようにそれぞれのレーンを
計測して決める。各レーンの計測は第 1 レーン
のトラックの長さを計測する場合と全く同じ方
法で行われなければならない。〔参照 第 160
条 2〕
レーンの内側から 200 ㎜外方にある計測ライ
ンと交差するようにスタートラインの位置を定
めた後で、スタートラインはレーンを横切って
直角に延長する。トラックの直走路にある場合
にはスタートラインはレーンラインに直角とす
る。トラックの曲走路にある場合にはスタート
ラインの位置は曲走路の中心点から計測して半
径線上とし、直走路と曲走路の移行の部分(参
照 第 213 条 4)にある場合にはスタートライ
ンはその地点で曲走路の理論的中心線とする。
スタートラインは 50 ㎜の幅でフィニッシュラ
インに近い側に引く。
200mを超えて 800mまでの競走種目の階段式
スタート
競技者は第 1 および第 2 の曲走路のレーンを
走った後、直走路上で自分のレーンを離れるこ
とが許されるので、スタート位置については次
の二つの要素を考慮する。まず、通常の階段式
差は 200m競走(参照 第 214 条 8)と同様で
ある。つぎに、ブレイクラインに達するまでの
距離がどのレーンも同じになるように調整す
る。これらの調節は、競技者が自分のレーンを
離れることが許されるブレイクラインを引いた
後で行う。
ブレイクラインは各曲走路の後に引かれる弧
形で 50mm 幅のラインであり、第 1 レーン以外
と交差する。競技者がブレイクラインを確認し
やすいように、できればブレイクラインやレー
ンラインとは違う色で、高さ 150 ㎜以下のコー
ンまたは角柱(50 ㎜×50 ㎜)を各レーンとブ
レイクラインの交差する直前の各レーン上に置
く。
スタートラインは 50 ㎜の幅があるので同じ
レーンに二つの異なったスタートラインを引く
には、両スタートラインに 20 ㎜は間隔があく
よう 70 ㎜以上の差がない限りは困難である。
この問題が起こるレーンでの解決策は、後方の
スタートラインを使うことである。この問題は
ブレイクラインの調節を必要としない第 1 レー
ンと、ブレイクラインによる調節が 70 ㎜を超
える外側のレーン(5、6 レーン)には生じない
が、内側のレーン(2、3 レーン)で生じる。ス
- 13 -
競技場の仕様は、施設用器具マニ
ュアルに記載してある。
第6項の最後に移行
タートライン間に十分な間隔のある外側のレー
ンでは、二つ目のスタートラインは、ブレイク
ラインのレイアウトによって決まる調節に基づ
いて、最初に引いたスタートラインの前方に設
定する。二つ目のスタートラインの引き方は
200m競走の場合と同様に行う。
外側レーンの二つ目のスタートラインの位置
が、他のスタートラインとフィニッシュライン
の位置を決定する。外側レーンでスタートする
競技者が、急な登り勾配でのスタートで非常な
不利益を避けるために、スタートラインとフィ
ニッシュラインは、許容できる傾斜に制限し、
第1曲走路から十分に後方へ移す。したがって
、最初に外側レーンにおける400mと800mのス
タートライン位置を決定して、それから順次他
のスタートラインの位置を決め、最後にフィニ
ッシュラインを決定する。
240 215
1
240 12
第214条10~12は第215条として移行、
表題修正
以後条項番号が変更
トラック競技におけるシード、抽選、予選通
過方法
室内競技会では、トラック種目のラウンド数
、各ラウンドにおける組数、各ラウンドの予選
通過者の決め方は、特別な事情がない限り、次
の表を使用する。
〔注意〕 上記の各ラウンドにおける予選通過 〔注意〕
者の決め方は周回トラックが6レーン、フィー ⅰ 上記の各ラウンドにおける予選通過者の決
ルド内直走路が8レーンを使用する場合に限り
め方は周回トラックが6レーン、フィールド
適用する。
内直走路が8レーンを使用する場合に限り適
用する。
ⅱ 世界室内陸上競技選手権大会では、適用さ
れる競技会規定に上記に代わる表を使用する
ことができる。
241 218
走者が曲走路を2回または3回走った後で直走
4
路に入るとき、自分のレーンを離れることが許
されるリレー競走の場合、その階段式スタート
の設計は、第214条9で定めている。
244 222
7
砲丸は以下の規格による。
砲
丸
3kg
4kg
5kg
6kg
7.26kg
3.000kg
4.000kg
5.000kg
6.000kg
7.260kg
製造業者が競技会に
3.005kg
4.005kg
5.005kg
器具として供給する重
~
~
~
3.025kg
4.025kg
5.025kg
85㎜
95㎜
100mm
105mm
110㎜
~
~
~
~
~
120㎜
130㎜
135mm
140mm
145㎜
競技会で許可され記
録が公認される最小
重量
量の範囲
直
244 223
1
2
3
第7部
246 230
4
246 5
径
男子(五種競技)
男子(七種競技)
女子(五種競技)
競歩競技
競歩審判員は競技者が第230条1に完璧には則
ってはいないと判断したならば違反内容を表し
た黄色のパドルをできるだけ示すべきである。
審判員は、競技者に競技中どの時点であれ、
- 14 -
6.005kg
~
6.025kg
7.265kg
~
7.285kg
男子ユース、ジュニア、一般(五種競技)
男子ユース、ジュニア、一般(七種競技)
女子ユース、ジュニア、一般(五種競技)
競技者が第230条1の規定に完全に従ってはい
ないと判断した場合、競歩審判員は、可能なと
ころであればどこでも、違反内容を示すマーク
が書かれている方の黄色のパドルをその競技者
に示すべきである。
競歩審判員は、競技中のどの時点であれ、「
247 7
248 9
「ロス・オブ・コンタクト」あるいは「ベント
・ニー」が見られる場合には、第230条1に反し
ているので、赤カードを競歩審判員主任に出さ
なければならない。
・・・。・・・。「位置について(On your marks:
オン・ユア・マークス)」の指示で、スターターは競技者
の足や体の一部がスタートラインやその前のグ
ラウンドに触れていないことを確認したうえで
レースをスタートさせなければならない。
ロス・オブ・コンタクト」あるいは「ベント・
ニー」を目視で確認し、競技者が第230条1に違
反していると判断したならば、赤カードを競歩
審判員主任に渡さなければならない。
・・・。・・・。「位置について(On your marks:
オン・ユア・マークス)」の指示で、「On your marks(
位置について)」の合図で、競技者は主催者が
定めた方法でスタートラインに集合しなければ
ならない。スターターは競技者の足や体の一部
がスタートラインやその前のグラウンドに触れ
ていないことを確認したうえでレースをスター
トさせなければならない。
(f) 第 1 条 1(a)(b)(c)(f)に該当する競技会な
らびに本連盟が主催、共催する競技会では、1
国(チーム)あたり最大 2 名のチーム役員がテ
ーブルの後方に位置してもよいが、いかなる状
況にあっても競技者が飲食物や水を摂っている
脇をチーム役員が併走してはならない。
(f) 第 1 条 1(a)(b)(c)(f)に該当する競技会な
らびに本連盟が主催、共催する競技会では、1
国(チーム)あたり最大 2 名のチーム役員がテ
ーブルの後方に位置してもよい。いかなる状況
にあっても飲食物や水を摂る際、競技役員や承
認を得た者であっても競技者と併走してはなら
ない。
新たに(g)が挿入され、従来の(g)は(h)に移行
し修正
〔注意〕一つの国から4人以上の競技者が参加
する種目では、競技会規定で、その国の飲食物
供給所にチーム役員を追加することを認めても
よい。
(g) 主催者が設置した供給所以外で飲食物や (g) スタート地点から持っているか、主催者が
水を摂った競技者は、審判長により失格させら 設置した供給所で手に取るか手渡されたもので
れることがある。
ある限り、競技者はいつでも水または飲食物を
手に持って、あるいは身体に取り付けて、運ぶ
ことができる。
(h) 〔国内〕競技者が医学的理由または競技役
員の指示によらずに主催者が設置した供給所以
外で飲食物や水を受け取ったり自分で摂ったり
した場合、あるいは供給所に置いてある他の競
技者の飲食物を取った場合、審判長は、それが
1回目の違反であれば警告とする。2回目の違反
があった競技者は失格させる。失格となった競
技者は速やかにコース外に出なければならない
。
(h)〔国際〕競技者が医学的理由または競技役
員の指示によらずに主催者が設置した供給所以
外で飲食物や水を受け取ったり自分で摂ったり
した場合、あるいは供給所に置いてある他の競
技者の飲食物を取った場合、審判長は、それが
1回目の違反であれば警告とし、通常は黄カー
ドの提示によりこれを知らせる。2回目の違反
があった競技者は失格させ、通常、赤カードを
提示する。失格となった競技者は速やかにコー
ス外に出なければならない。
248 10
(a) 第1条1(a)に該当する競技会ならびに本
連盟が主催、共催する競技会では、周回コース
は1周最長2.5㎞、最短2㎞にしなければなら
ない。それ以外の競技会では、周回コースは1
周最長2.5㎞、最短1㎞にしなければならない
。スタートとフィニッシュが競技場内の競技で
は、周回コースは競技場のできるだけ近くに設
定する。
第8部 道路競走
250 240 〔国際-注意〕
1
3 道路競走は4月~5月、9月~12月の実施が
望ましい。
2
〔注意〕
ⅱ レースのスタート/フィニッシュおよびそ
の他の区間も、芝あるいは未舗装路で実施して
かまわない。こうした区間はできる限り短くす
- 15 -
(a)競技会では、周回コースは1周最長2㎞、最
短1㎞にしなければならない。スタートとフィ
ニッシュが競技場内の競技では、周回コースは
競技場のできるだけ近くに設定する。
〔注意〕
ⅱ レースのスタート、フィニッシュ、その他
のいかなる区間も、芝その他の未舗装路で行う
ことができる。ただし、こうした区間は最小限
る。
にとどめる。
251 5
〔国際〕 ロードリレーでは、幅50㎜のライン
をそれぞれの区間距離とスタートラインを示す
ために引く。同様のラインは引継ぎ区間の表示
のためにスタートラインの前後10mにも引く。
引継ぎは、この区間内で行われなければならな
い。
〔国際〕 ロードリレーでは、幅50mmのライ
ンをコース上に引いて、各区間の距離とスター
トラインを示す。同様のラインは引継ぎ区間の
表示のためにスタートラインの前後10mにも
引く。引継ぎは、主催者が別途規定しない限り
、前走者と次走者が接触することを指し、その
すべての動作がこの引継ぎ区間内で完結しなけ
ればならない。
252 6
・・・。「位置について(On your marks:オン・ユア・マ
ークス)」の指示で、スターターは競技者の足や
体の一部がスタートラインやその前の地面に触
れていないことを確認したうえで、レースをス
タートさせなければならない。
・・・。「位置について(On your marks:オン・ユア
・マークス)」の合図で、競技者は主催者が定めた
方法でスタートラインに集合しなければならな
い。スターターは競技者の足や体の一部がスタ
ートラインやその前の地面に触れていないこと
を確認したうえで、レースをスタートさせなけ
ればならない。
252 8
(b)10 ㎞までの道路競走では気象状況に応じ
て、水・スポンジ供給所を約 2~3 ㎞の間隔で設
置する。
〔注意〕 気象状況によっては体勢が整えられ
る場合に、ミストステーションも用意して良
い。
(b) 全種目において、約 5km 間隔で給水所を設
けるものとする。10km を超える種目の場合、
水以外の飲食物も上記給水所で提供することが
できる。
〔注意〕ⅰ 種目の特性、気象条件、大多数の
競技者の健康状況を踏まえ必要性が認められる
場合、競技ルート沿いに一定間隔でより多くの
水・飲食物供給所を設けることができる。
ⅱ 気象状況によっては体勢が整えられる場合
に、ミストステーションも用意しても良い。
(c)10㎞を超える競走では、飲食物供給所は約5
㎞の間隔で設置する。また、水・スポンジ供給
所は、飲食物供給所のおおよそ中間地点、気象
状況によってはさらに多くの地点に設置する。
(c) 飲食物には、飲料、エネルギーサプリメン
ト、食品、その他の水以外のものを含めること
ができる。組織委員会は、状況に基づいてどの
飲食物を提供するかを決定する。
(d)主催者または競技者が準備する飲食物は、
競技者が指定した供給所で摂ることができる。
それらの飲食物は、競技者が容易に取れるよう
に置くが、主催者に許可された者によって手渡
ししてもよい。
競技者が用意した飲食物は、その競技者また
は代理人によって預けられた時から主催者によ
って任命された監督役員が管理しなければなら
ない。
(d) 飲食物は通常、組織委員会が提供するが、
組織委員会は、競技者が自分で飲食物を用意す
ることを認めることができる。その場合、競技
者は、どの供給所で自分の用意した飲食物を受
け取るか指定しなければならない。競技者が用
意した飲食物は、その競技者または代理人によ
って預けられた時から主催者によって任命され
た役員監視の下で管理しなければならない。こ
れらの役員は、飲食物に何らかの変更がなされ
たり、異物が混入したりすることのないよう管
理しなければならない。
(e)主催者に許可された者でもコース内に入っ
たり、競技者を妨害したりしてはならない。主
催者に許可された者が飲食物を手渡しても良い
のはテーブルの前ではなく後方または側方 1m
以内である。
(e) 組織委員会は、柵やテーブルを置いて、ま
たは地面に印をつけることによって、飲食物を
受け取れる区域を示さなければならない。その
区域はコースの計測線に直接かかるべきではな
い。飲食物は、競技者が手に取りやすい場所、
あるいは、承認された者が競技者に簡単に手渡
せる場所に置く。競技者に手渡す者は所定の区
域内にとどまるものとし、コースに入ったり、
競技者を妨害したりしてはならない。いかなる
状況においても、役員や承認された者は、飲食
物や水を摂っている競技者の脇を併走してはな
らない。
(f)第 1 条 1(a)(b)(c)(f)に該当する競技会な
らびに本連盟が主催、共催する競技会では 1 国
(チーム)あたり最大 2 名のチーム役員が各テ
ーブルの後ろに位置してよい。いかなる状況に
あっても競技者が飲食物や水を摂っている脇を
チーム役員が併走してはならない。
(f) 第 1 条 1(a)(b)(c)(f)の国際競技会ならび
に本連盟が主催、共催する競技会においては、
各国(チーム)最大 2 名の役員が所定区域で同
時に待機できる。
〔注意〕一つの国から4人以上の競技者が参加
する種目では、競技会規定で、その国の飲食物
供給所役員を追加することを認めてもよい。
253
(g) スタート地点から持っているか、主催者が
- 16 -
新たに(g)が挿入され、従来の(g)は(h)に移行
し修正
設置した供給所で手に取るか手渡されたもので
ある限り、競技者はいつでも水または飲食物を
手に持って、あるいは身体に取り付けて運ぶこ
とができる。
(h) 〔国内〕競技者が医学的理由または競技役
員の指示によらずに主催者が設置した供給所以
外で飲食物や水を受け取ったり自分で摂ったり
した場合、あるいは供給所に置いてある他の競
技者の飲食物を取った場合、審判長は、それが
1回目の違反であれば警告とする。2回目の違反
があった競技者は失格させる。失格となった競
技者は速やかにコース外に出なければならない
。
(h)〔国際〕競技者が医学的理由または競技役
員の指示によらずに主催者が設置した供給所以
外で飲食物や水を受け取ったり自分で摂ったり
した場合、あるいは供給所に置いてある他の競
技者の飲食物を取った場合、審判長は、それが
1回目の違反であれば警告とし、通常は黄カー
ドの提示によりこれを知らせる。2回目の違反
があった競技者は失格させ、通常、赤カードを
提示する。失格となった競技者は速やかにコー
ス外に出なければならない。
第9部 クロスカントリー競走→クロスカントリーとマウンテンレース
254 250 シーズン
2
クロスカントリーのシーズンは、陸上競技の
以下6項まで項目番号変更
シーズンが終了した冬季期間に行われるべきで
ある。
3
256 7
256 10
(a) 1周が1,750mから2,000mの周回コースを (a) 1周が1,500mから2,000mの周回コースを
設計しなければならない。
設計しなければならない。
第7項追加
(a)クロスカントリー競走の組織委員会は、競
技者と役員の安全を確保しなければならない。
(b)組織委員会が任命し、所定の腕章やベスト
その他の服装を着用した医療スタッフが競技中
に行う触診は、助力と見なされない。
(c)医事代表または正式に任命された医療スタ
ッフに途中棄権するよう命じられた競技者は、
直ちにその指示に従う。
10項第251条へ移行
251
1
コース
(a)マウンテンレースは、相当な高低差の登り
がある場合は砕石舗装された道路の使用が認め
られるが、主として道路のない地帯で行われ
る。
(b)危険な個所はコースに含むべきではない。
(c)競技者は前進を助けるような補助具等を使
用してはならない。
(d)マウンテンレースのコースは、その特徴と
して、相当の登り(上がり坂中心のレースの場
合)または登りと下りの両方(上り坂と下り坂
があり、スタート地点とフィニッシュ地点の標
高が同じレースの場合)を含む。
(e)平均斜度は 5%(水平距離 1km あたり標高
差 50m)以上、20%(水平距離 1km あたり標高
差 200m)以下とすべきである。
(f)コース上の最高地点は標高 3,000m を超える
べきではない。
(g)コース全体を通して明瞭な表示を行い、ス
タート地点からの距離表示も含めるものとす
る。
(h)コース上にある天然障害物や難度の高い箇
所は別途表示を行うべきである。
(i)以下の尺度による詳細なコース地図を提供
- 17 -
しなければならない。
標高:1/10,000 (10mm = 100m)
距離:1/50,000 (10mm = 500m)
2
マウンテンレースの種類
(a)伝統的レース
選手権大会のコースについて、推奨されるおお
よその総距離と登行距離は以下のとおり。
上り坂中心のコース
総距離
登行距離
男子一般
12km
1200m
女子一般
8km
800m
男子ジュニア 8km
800m
女子ジュニア 4km
400m
男子ユース
5km
500m
女子ユース
3km
300m
上り坂と下り坂からなるコース
総距離
登行距離
12km
600m/750m
8km
400m/500m
8km
400m/500m
4km
200m/250m
5km
250m/300m
3km
150m/200m
(b)長距離
長距離マウンテンレースのコースは、総距離が
約 20km から 42.195km までさまざまで、標高
は最高 4,000m である。18 歳未満の参加者は
25km を超えるレースで競技するべきではな
い。
(c)チーム対抗リレー
(d)タイムトライアル
個々の競技者がさまざまな間隔で個別にスター
トするマウンテンレースはタイムトライアルと
見なされる。競技成績は個々の競技者の完走時
間による。
3
スタート
レースは信号器の発射を合図にスタートする
ものとする。コース距離 400m を超える競走に
適用される規則を用いる(第 162 条 2(b))。
多数の競技者が参加するレースにおいては、
5 分前、3 分前、1 分前の合図を行うべきであ
る。
チーム対抗の場合は、チームごとにスタート
ゲートを設け、スタートの際、各チームのメン
バーはそれぞれ1列に並ぶ。その他のレースに
おいては、主催者が定める方法で整列する。「
On your marks(位置について)」の合図で、
スターターは、どの競技者もスタートラインや
スタートラインより先の地面を踏んでいないこ
と(または身体の一部が触れていないこと)を
確認した上で、レースをスタートさせる。
4
安全と医事
(a)マウンテンレースの組織委員会は、競技者
と役員の安全を確保しなければならない。
(b)組織委員会が任命し、所定の腕章やベスト
その他の服装を着用した医療スタッフが競技中
に行う触診は、助力と見なされない。
(c)医事代表または正式に任命された医療スタ
ッフに途中棄権するよう命じられた競技者は、
直ちにその指示に従う。
5
水・スポンジ・飲食物供給所
スタート地点およびフィニッシュ地点におい
て、水やその他の適切な飲食物を提供する。レ
ースの長さと難易度および気象条件を踏まえ必
要性が認められる場合は、追加的な水・スポン
ジ供給所をコース沿いの適切な場所に設けるこ
とができる。
- 18 -
6
レース管理
審判員、監察員、その他の者から競技者が所
定のコースをはずれコース距離が短くなったと
の報告があり、審判長がその報告内容に納得し
た場合、当該競技者は失格となる。
第10部 世界記録と日本記録
259 260
世界記録を樹立した競技者は、その種目が終
世界記録を樹立した競技者(第260条8に定義
6
了した後、最新の競技規則とIAAFドーピン される世界記録)は、その種目が終了した後、
グ防止規則に従ってドーピング検査を受けなけ 最新の競技規則とIAAFドーピング防止規則
ればならない。
に従ってドーピング検査を受けなければならな
い。
11
記録は、予選または準決勝、同着または同記
録を解決するための再レースまたは追加試技、
第125条7、第146条4(a)もしくは第146条5に従
い結果的に無効とされた競技であっても、また
は競技者が最後まで全競技を行ったかどうかに
かかわらず混成競技の個々の種目でつくられた
ものでも申請することができる。
記録は、予選または準決勝、走高跳・棒高跳
における同成績を解決するための追加試技、第
125条7、第146条4(b)に従い結果的に無効とさ
れた競技もしくはその一部であっても、または
競技者が最後まで全競技を行ったかどうかにか
かわらず混成競技の個々の種目でつくられたも
のでも申請することができる。
262 25
競歩競技の世界記録
競歩競技の世界記録
少なくとも3人のIAAF名簿に掲載された
IAAFレベルか地域レベルの国際競歩審判
国際競歩審判員、または地域競歩審判員が競技 員少なくとも3人が競技審判を行い、世界記録
審判を行い、世界記録申請書に署名しなければ 申請書に署名しなければならない。
ならない。
26
(d) 投てき競技において、使用された投てき (d) 投てき種目においては、使用された器具
器具は、できる限り速やかにルールに合致して は第123条の規定に基づき事前に検査されたも
いるかどうか確認されなければならない。
のでなければならない。種目競技中に過去の記
録と同等かそれを上回る記録が達成されたこと
を認識した場合、審判長は、直ちに使用された
器具に印をつける。そしてその器具が規則に合
致しているか、あるいは特性面で何らかの変更
がなされていないかを確認すべく検査しなけれ
ばならない。通常、そのような器具は、種目終
了後に再度検査しなければならない。
263 28 〔注意〕もし最初のコース計測が2名以上のA
(e) 級またはB級計測員によって行われ、そのうち
の少なくとも一人がレース当日に現場にいて第
260条28(d)に規定された確認作業を行っていれ
ば、第260条28(e)に則った再確認は必要ない。
264 29 コースは、レース当日のできる限り直前か、あ
(d) るいはレース後ただちに、できるだけ最初の計
測を行った計測員とは異なるA級またはB級I
AAF/AIMS自転車計測員が再確認(即ち
、再計測)しなければならない。
〔注意〕もし最初のコース計測が2名以上のA
級またはB級計測員によって行われ、そのうち
少なくとも一人がレース当日に現場にいて第26
0条28(d)に規定された確認作業を行っていれば
、第260条28(e)に則った再確認は必要ない。
265 261 世界記録が公認される種目
〔注意〕当初の計測が少なくとも2名のA級計
測員、またはA級計測員1名とB級計測員1名に
よって行われ、かつ、当初の計測を行った者の
うち少なくとも1名がレース現場で第260条28(d
)のコース確認を行った場合、第260条28(e)の
確認(再計測)は必要ない。
〔注意〕当初の計測が少なくとも2名のA級計
測員、またはA級計測員1名とB級計測員1名に
よって行われ、かつ、当初の計測を行った者の
うち少なくとも1名がレース現場で第260条29(c
)のコース確認を行った場合、第260条29(d)の
確認(再計測)は必要ない。
女子(45種目)
競走・混成競技・競歩種目
写真判定あるいは手動計時 :4×1500mリレー
〔注意〕道路競走における女性の世界記録は、
女性のみのレースで樹立されたもののみ公認と
する。男女混合で達成されたものは“世界最高
記録”として区別する。
269 265 日本記録公認の要件は、つぎの通りとする。
4
(1)記録は公認競技場でつくられたものでなけ
ればならない。
- 19 -
〔注意〕競歩競技を除く女子道路競走について
、IAAFは、男女混合レースで樹立された世
界記録と女子単独レースで樹立された世界記録
に分けて二つの世界記録を公認する。
(1) 記録は公認競技場、公認長距離競走路・競
歩路でつくられたものでなければならない。
継続検討課題
次の用語の変更について 1 年間検討していただき、2015 年 2 月の全国競技運営責任者会議にて採択の
可否を決定したい。
下記はあくまで一例である。他に相応しい訳語があれば提案してほしい。
1
【
上訴審判員 →
上訴陪審員
理 由 】
英語名称は「Jury
of Appeal 」
※appeal=(上級裁判所への/判決に対する)上訴
Jury =陪審・陪審員団(英米では民間から選ばれた 12 名の陪審員(juror)から成り、有罪か
無罪かの評決を行う。
審判員としての機能(競技の判定・順位の決定・記録の測定)ではなく、抗議された事実に対して評
決を行う機関であることから審判員ではなく陪審員が妥当と考えた。
2
【
場内司令 → 場内管理員
理 由 】
英語名称は「 Marshal
」
※marshal=司令官・陸軍元帥、裁判官、警察署長/消防署長、判事付の事務官、王室の高官・儀
式係、(自動車レースなどの)進行係、(儀式・パレードの)担当官
場内司令は聞き慣れない言葉で一般的に説明が難しい。
ジーニアス英和大辞典(大修館)より引用
- 20 -
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