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新潟県魅力ある私立高校づくり支援事業補助金交付要綱(PDF形式形式
新 潟 県魅 力 あ る 私 立 高 校 づ く り 支 援 事 業 補 助 金交 付 要 綱 ( 平 成 23 年 3 月 31 日 制定) ( 平 成 23 年 11 月 8 日一 部 改正 ) (平 成 26 年 3 月 31 日 一部 改 正) (趣旨) 第1 知事は、新潟県内の私立高等学校の教育機能の充実により学校の魅力向上を図 るとともに、私立高等学校に在学する生徒の能力を伸ばす教育を一層推進するため、 私立 高等 学校 (広 域の 通信 制の 課程 及び 通信 制の 専攻 科を 除く 。) の設 置者 が、 新 たに 行う 魅力 向上 のた めの 優れ た取 組に 要す る経 費に 対し て予 算の 範囲 内に おい て 補助 金を 交付 する もの とし 、そ の交 付に 関し ては 、新 潟県 補助 金等 交付 規則 (昭 和 32 年新潟県規則第7号。以下「規則」という。)に定めるもののほか、この要綱の 定めるところによる。 (補助対象事業) 第2 この補助金の対象となる事業は次の各号に掲げる事業とする。なお、(1)から(3) に掲 げる 事業 につ いて は学 校の 魅力 を向 上さ せる 優れ た取 組と 認め られ る場 合に 限 るものとする。 (1) 国際人材の育成 ア 事業 実 施期 間内 に 、世 界で 活 躍で きる 人 材を 育成 す るた めの コ ース を新 設 す るもの又は、拡充・改善するもの。 イ 上記 ア に加 えて 、 新た に語 学 教育 や国 際 交流 事業 等 を複 合的 に 展開 する も の 又は、拡充・改善するもの。 (2) 進路の実現 ア 事業実施期間内に、医学部等の大学進学希望を実現するためのコースを新設 するもの又は、拡充・改善するもの。 イ 上記アに加えて、新たに徹底した学力向上対策を複合的に展開するもの又は、 拡充・改善するもの。 (3) スポーツ・芸術分野の才能発現 現行の活動実績が、県大会優勝相当の実力を有している分野について、全国レ ベル での 活 躍が 期待 さ れる 新た な 強化 策を 展 開す るも の 又は 、拡 充 ・改 善す る も の。 (4) 留学支援 在学生が、次の表に掲げる交流団体が行う高校生交換留学プログラム等を利用 して 留学 す る場 合又 は 同プ ログ ラ ムと 同等 の 内容 を有 す ると 学校 長 が認 める 留 学 をす る場 合 (い ずれ の 場合 も、 留 学期 間を 満 了後 復学 す る場 合に 限 る。 )に お け る、 当該 プ ログ ラム 参 加費 相当 額 及び 知事 が 特に 認め た 留学 支援 に 対し て費 用 を 負担するもの。 1 ・公益財団法人 AFS日本協会 ・公益社団法人 日本国際生活体験協会(EIL) ・公益財団法人 YFU日本国際交流財団 ・特定非営利活動法人 文際交流協会(BIEE) ・アユサインターナショナル日本事務局 ・国際ロータリー日本事務局 (補助要件) 第3 第2の(1)から(3)の各事業は、次に掲げる(1)から(7)の要件を、第2の(4)の事 業は、(8)の要件をそれぞれ満たすものとする。 (1) 原則として3年間継続して取り組むこと。 (2) 原 則 と し て 学 校 、学 年 、学 科 又 は コ ー ス 等 を 単 位 と し て 実 施 し 、 特 定 の 個 人のみを対象としたものでないこと。 (3) 他 校 の 参 考 と な り か つ 情 報 提 供 が で き る 事 業 で あ る こ と 。 (4) 校長以下教職員で組織する委員会等で検討した計画であること。 (5) 原則として取組に対する達成目標を、数値等で具体的に定めること。 (6) 学校関係者から計画に対する意見と実績に対する評価を受けること。 (7) 毎年度、事業評価を行い、事業の改善を行うこと。 (8) 留 学 後 、復 学 し た 生 徒 に 海 外 経 験 で 得 た 知 識 、経 験 等 を 校 内 及 び 校 外 で 発 表 す る 場 を 設 け る こ と と し 、校 外 で 発 表 す る 場 は 、留 学 支 援 を 受 け た 学 校 が 共同して設けること。 (補助対象経費) 第4 この補助金の対象となる経費は、補助対象事業として新たに行う取組に直接必 要な経費で、事業の区分に応じ次の表に掲げる経費とする。 補 助 対 象 経 費 事業区分 (1)教職員人件費 国際人材の 育成 (2)教育研究経費及び管理経費。ただし次の経費を除く。 ア 通常の学校運営経費と明確に区分できない経費(光熱水費等) 進路の実現 スポーツ・ 芸術分野の 才能発現 留学支援 各 事 業 区 分 共 通 イ 国及び地方公共団体、各種団体等から他の助成を受ける場合、当 該助成金相当額 ウ 生徒負担とすべき経費(個人に帰属する教材等) エ 奨学金 オ その他、公的助成に適さない経費(渉外費、飲食代、収益事業や 補助活動にかかる経費等) (3)設備費。ただし各年度の補助額の3分の1以内かつ各年度の合計額 が200万円以内であるものとする。 当該年度内に学校が交流団体等に支払った留学プログラム参加費相当額。 ただし、当該留学に伴う他の奨学金等を受ける場合は、当該奨学金等相当 額を除く。 2 2 新潟県私立学校振興補助金と重複する補助対象経費は、その額を、当該補助金の 算定から除外する。 (補助金の額) 第5 第 2 の (1)か ら(3)に 掲 げ る 事 業 に 係 る 補 助 金 の 額 は 、 定 額 と し 、 別 に 定 め る 配 分基準に基づきそれぞれ予算の範囲内で補助する。 2 第 2 の (4)に 掲 げ る 事 業 に 係 る 補 助 金 の 額 は 、 定 額 と し 、 8 0 万 円 を 上 限 に 予 算 の範囲内で補助する。 (補助金の減額等) 第6 知 事 は 、学 校 の 設 置 者 又 は そ の 設 置 す る 学 校 が 次 の 各 号 の 一 に 該 当 す る 場 合には、その状況に応じ補助金を減額して交付することができる。 (1) 法令の規定、法令の規定に基づく所轄庁の処分又は寄付行為に違反している場 合 (2) 借入金の償還が適正に行われていない等、財政状況が健全でない場合 (3) その他教育条件又は管理運営が適正を欠く場合 2 県 は 、 前 項 の 各 号 の 一 に 該 当 す る 場 合 に お い て 、 そ の 状 況 が 著 し く 、 補 助 の 目的 を有効に達成することができないと認めるときは、補助金を交付しないことができ る。 (交付の条件) 第7 この補助金は、次の各号に掲げる事項を条件として交付するものとする。 (1) 事業の内容の変更又は経費の配分の変更(第 11 に定める軽微な変更を除く。) をする場合には、知事の承認を受けること。 (2) 事業を中止し、又は廃止する場合には、知事の承認を受けること。 (3) 事業の予定の期間内に完了しない場合又は事業の遂行が困難となった場合に は、速やかに知事に報告してその指示を受けること。 (4) 私立高等学校の設置者が、次のいずれにも該当しないこと。 ア 暴力団(新潟県暴力団排除条例(平成 23 年新潟県条例第 23 号。以下「条例」 という。)第2条第1号に規定する暴力団をいう。以下同じ。) イ 暴力団員(条例第2条第2号に規定する暴力団員をいう。以下同じ。) ウ 役 員 等( 法 人 であ る場 合 に はそ の 役 員、 その 支 店 又は 営 業 所の 代表 者 そ の 他 これ ら と 同等 の 責 任を 有す る 者 を、 法 人 以外 の団 体 で ある 場 合 には 代表 者 、 理 事その他これらと同等の責任を有する者をいう。)が暴力団員である者。 エ 暴力団又は暴力団員が経営に実質的に関与している者。 オ 自 己 、そ の 属 する 法人 、 法 人以 外 の 団体 若し く は 第三 者 の 不正 の利 益 を 図 る 目的 又 は 第三 者 に 損害 を加 え る 目的 を も って 、暴 力 団 又は 暴 力 団員 を利 用 し て いる者。 カ 暴 力 団又 は 暴 力団 員に 対 し て資 金 等 を供 給し 、 又 は便 宜 を 供与 する 等 暴 力 団 の維持又は運営に協力し、又は関与している者。 キ その他暴力団又は暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有する者。 3 (5) この補助金により取得し、又は効用の増加した財産を知事の承認を得て処分し た場合において相当の収入があったときは、その収入の全部又は一部を県に納付さ せることがある。 (6) この補助金により取得し又は効用の増加した財産は事業の完了後も善良なる管 理者の注意をもって管理するとともに、その効果的な運用を図らなければならな い。 (7) 補助事業に係る収入及び支出を明らかにした帳簿を備え、当該帳簿及び証拠書 類を補助事業の完了する日の属する年度の終了後5年間保管しておかなければな らない。 (8) 補助事業にかかる経理は、他の経理と明確に区分して行わなければならない。 (事業計画) 第 2 の (1)か ら (3)に 掲 げ る 事 業 に つ い て 補 助 金 の 交 付 を 申 請 し よ う と 第8 す る 者 は 、別 記 1 号 様 式 に よ る 事 業 計 画 書 を 知 事 に 提 出 し 、事 業 の 承 認 を 受 け なければならない。 2 知 事 は 、上 記 事 業 計 画 書 に つ い て 、必 要 に 応 じ て 第 三 者 の 意 見 を 聴 取 し 、別 に定める審査基準に基づき選定した事業計画について承認を与えるものとす る。 (交付申請書) 第9 規則第3条第1項の規定による申請書及び同条第2項の規定による添付書類 は、第2の(1)から(3)に掲げる事業については別記2号様式、第2の(4)に掲げる事 業については別記2号様式の2のとおりとし、別に指定する期日までに知事に提出 しなければならない。 (変更承認申請等) 第 10 第7の(1)の規定により知事の承認を受けようとする場合には、別記3号様式に よる変更承認申請書を知事に提出しなければならない。 (軽微な変更の範囲) 第 11 第7の(1)に規定する軽微な変更は、補助金の額の算定に関わらない事業内容の 変更で、かつ補助金の額に変更を生じないものとする。 (事業の中止又は廃止の承認申請) 第 12 第 7 の (2)の 規 定 に よ り 知 事 の 承 認 を 受 け よ う と す る 場 合 に は 、 別 記 第 4 号 様 式による事業中止(廃止)承認申請書を、事業を中止し、又は廃止しようとする日 の 15 日前までに知事に提出しなければならない。 (事業が予定期間内に完了しない場合等の報告) 第 13 第7の(3)の規定により知事の指示を求める場合には、別記第5号様式による事 業事故状況報告書を直ちに知事に提出しなければならない。 4 (補助金の交付決定の取消し) 第 14 知事は、補助金の交付決定を受けた私立高等学校の設置者が第7の(4)の規定に 掲げるいずれかに該当すると認めたときは、補助金の交付決定の全部又は一部を取 り消すことができる。 (申請の取下げ) 第 15 規則第7条の規定による期日は、補助金の交付決定通知を受理した日から起算 して 15 日を経過した日とする。ただし、知事が特に必要と認めるときは、この期日 を繰り上げることがある。 (状況報告) 第 16 事業の進行及び支出の状況について、知事の要求があったときは、別記第6号 様式による状況報告書を作成し、10 日以内に知事に提出しなければならない。 (成果報告) 第 17 取組の成果について、別記第7号様式による成果報告書を作成し、別に定める 期日までに知事に提出しなければならない。 (補助金の概算払) 第 18 知事は、第2の(1)から(3)に掲げる事業について必要があると認めるときは、 概算払いにより補助金の交付をすることができる。 2 補助金の交付を概算払いにより受けようとする者は、別記第8号様式による概算 払請求書を別に定める期日までに知事に提出しなければならない。 (実績報告書) 第 19 規則第 12 条の規定による実績報告書は、第2の(1)から(3)に掲げる事業につい ては別記9号様式、第2の(4)に掲げる事業については別記9号様式の2のとおりと する。 2 規則第 12 条の規定による実績報告書の提出の時期は、補助事業の完了の日から起 算して1箇月を経過した日又は補助金の交付の決定のあった年度の翌年度の4月 30 日のいずれか早い期日までとする。ただし、知事が特に必要があり、かつ、予算の 執行上支障がないと認めるときは、この期日を繰り下げることがある。 (取得財産の処分の制限) 第 20 規 則 第 1 9 条 第 4 号 及 び 第 5 号 に 規 定 す る 知 事 が 定 め る 財 産 は 、こ の 補 助 金 により取得し、又は効用の増加した財産で、その取得価格又は効用の増加価格 が 1 件 50 万 円 以 上 の 設 備 と す る 。 2 規 則 第 1 9 条 た だ し 書 に 規 定 す る 知 事 が 定 め る 期 間 は 、補 助 事 業 等 に よ り 取 得 し 、 又 は 効 用 の 増 加 し た 財 産 の 処 分 制 限 期 間 ( 平 成 14 年 3 月 25 日 文 部 科 学 省 告 示 第 53 号 ) の 別 表 の 一 の 項 に 定 め る 処 分 制 限 期 間 と す る 。 5 (その他) 第 21 この要綱に定めるもののほか、必要な事項は、知事が別に定める。 附 則 この 要 綱は 、 平 成 23 年 4月 1 日か ら 施行 す る 。 附 則 (平 成 23 年 11 月8 日 ) この 改 正後 の 要綱 は 、 平 成 23 年 度以 降 に交 付 を決 定 する 補 助金 か ら 適用 す る。 附 則 (平 成 26 年 3 月 31 日 ) この 改 正後 の 要綱 は 、 平 成 26 年 度以 降 に交 付 を決 定 する 補 助金 か ら 適用 す る。 6