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EC2インスタンスを起動する - Amazon Web Services
AWS体験ハンズオン ∼アカウント開設 & 仮想サーバー Amazon EC2 編∼ Who am I ? 堀内 康弘 (ほりうち やすひろ) • 1978年生まれ 山梨県出身 AWS テクニカルエバンジェリスト • 130回以上の講演 ※2012年年の実績 • 35回以上のハンズオン • 120本以上のブログ記事(AWSの最新情報を投稿) Amazon Web Services ブログ http://aws.typepad.com/aws_japan/ 10+ years web engineer in startups • Director of V-cube (perl), 2001 - 2006 • CTO of FlipClip (perl), 2006 - 2009 • CTO of gumi (python), 2009 - 2012 @horiuchi horiyasu フォロー、友達申請歓迎! AWSアカウントを作成する AWSアカウント作成 AWSで作業を⾏行行うために、アカウントを作成します。 ご⽤用意いただくもの • インターネットにつながったPC • クレジットカード(アカウント作成中に番号を登録します) • 携帯電話(アカウント作成中に使⽤用します) 作成⼿手順 • http://aws.amazon.com/jp/register-‐‑‒flow/ に沿って進めてください • (参考資料料) http://www.slideshare.net/kentamagawa/3aws アカウント作成後、管理理ツールにログインできれば完了了です • http://console.aws.amazon.com/ 各種ソフトウェアもご⽤用意ください • 推奨ブラウザ:FireFox もしくは Chrome • SSHコンソール: TeraTerm(TTSSH2) • http://sourceforge.jp/projects/ttssh2/ ハンズオンのアジェンダ Amazon EC2の基本操作 • • • • • Amazon EC2とは? EC2インスタンスを起動する EC2インスタンスを操作する SSHでログインしApacheをインストールする 固定IPアドレスを割り当てる”Elastic IP” • • • • ある瞬間の仮想イメージを保存する”Snapshotパターン” EC2インスタンスをひな型から作る”Stampパターン” CPUやメモリなどのスペックを変更更する”Scale Upパターン” ディスク容量量を変更更する”Ondemand Diskパターン” Amazon EC2の運⽤用⽅方法 (基本CDP) Amazon EC2の料料⾦金金体系 Amazon EC2をさらに使いこなす Amazon EC2の基本操作 Amazon EC2とは? アマゾンが提供する 33のサービスのうちのひとつ ライブラリ & SDKs Java, PHP, .NET, Python, Ruby お客様のアプリケーション IDEプラグイン Eclipse Visual Studio メッセージ Web管理理画⾯面 Management Console 認証 AWS IAM モニタリング Amazon CloudWatch デプロイと⾃自動化 AWS Elastic Beanstalk AWS CloudFromation Amazon SNS Amazon SQS Amazon SES 検索索エンジン ワークフロー管理理 Amazon Cloud Search Amazon SWF コンテンツ配信 分散処理理 Amazon CloudFront Elastic MapReduce Amazon Elasticache コンピュータ処理理 Amazon EC2 ストレージ データベース Amazon S3, Amazon EBS Amazon Glacier AWS StorageGateway Amazon RDS Amazon DynamoDB Amazon SimpleDB 仮想サーバ Auto Scale キャッシング ネットワーク & ルーティング Amazon VPC / Amazon Elastic Load Balancer / Amazon Route 53 /AWS Direct Connect Region AZ AWS グローバルインフラ Geographical Regions, Availability Zones, Points of Presence デプロイ & 管理理 アプリケーション サービス インフラ ストラクチャ サービス Amazon EC2(Elastic Compute Cloud)とは? 必要な時に必要な台数を数分で調達できる仮想サーバ 初期費⽤用無し、1時間ごとの従量量課⾦金金 APIを通じて完全にコントロールできる 多種類のインスタンスタイプとOSテンプレートを⽤用意 • CPUパワー、コア数、メモリ容量量 • Linux, Windows等 x86-‐‑‒64アーキテクチャのOS ミドルウェアやソフトウェアを⾃自由に利利⽤用可能 セキュアで柔軟なネットワーク・セキュリティモデル 起動場所が選べる 任意のAZにEC2インスタンスを配置できる リージョン (東京) アベイラビリティ ゾーン A アベイラビリティ ゾーン B EC2 EC2 ⽶米国 東海岸 ⽶米国 ⻄西海岸① ⽶米国 ⻄西海岸② シンガポール ヨーロッパ サンパウロ シドニー GovCloud リージョン = データセンター群 • 現時点で世界9か所に存在 • ユーザーは任意のリージョンを選択可能 (GovCloud以外) リージョンは、複数のデータセンター(アベ イラビリティーゾーン: AZと呼ぶ)で構成 アベイラビリティーゾーン (AZ) • お互いに、地理理的、電源的、ネットワー ク的に分離離されており、地震⾯面、洪⽔水⾯面 も考慮 • AZ間は⾼高速専⽤用線でつながれている ( データ転送量量も安い) リージョン間はインターネット経由 スペックが選べる、後から変更更できる 任意のインスタンスタイプ(スペック)を選択可能 • CPU、メモリのスペック毎に⽤用意 • 後からタイプを、変更更することもできる Hi-Mem 4XL 68.4 GB 26 EC2 Compute Units 8 virtual cores $2.072/$2.280 128 Cluster Compute 8XL 60.5 GB 88 EC2 Compute Units $2.40/2.97 Memory (GB) 64 Hi-Mem 2XL 34.2 GB 13 EC2 Compute Units 4 virtual cores $1.036/$1.140 Cluster Compute 4XL 23 GB 33.5 EC2 Compute Units $1.60/1.98 32 Hi-Mem XL 17.1 GB 6.5 EC2 Compute Units 2 virtual cores $0.518/$0.570 16 8 Extra Large 15 GB 8 EC2 Compute Units 4 virtual cores $0.736/$0.920 Medium 3.75 GB 2 EC2 Compute Unit 1 virtual core $0.184/0.230 Large 7.5 GB 4 EC2 Compute Units 2 virtual cores $0.368/0.460 High-CPU XL 7 GB 20 EC2 Compute Units 8 virtual cores $0.760/$1.140 4 High-CPU Med 1.7 GB 5 EC2 Compute Units 2 virtual cores $0.190/$0.285 2 1 Cluster GPU 4XL 22 GB 33.5 EC2 Compute Units, 2 x NVIDIA Tesla “Fermi” M2050 GPUs $2.10/2.60 Small 1.7 GB 1 EC2 Compute Unit 1 virtual core $0.092/0.115 1 Micro 613 MB Up to 2 ECUs (for short bursts) $0.027/0.035 2 4 8 16 32 64 EC2 Compute Units (ECU) http://aws.amazon.com/jp/ec2/instance-‐‑‒types/ 128 多様なOS/⾔言語/ミドルウェアが選べる オペレーティングシステム ⾔言語 & ライブラリ アプリケーション インスタンスへのアクセス⽅方法は鍵認証 EC2インスタンスはSSHでログインして操作する SSHでのログインにはキーペアによる鍵認証を⽤用いる 鍵認証はユーザ名・パスワードの認証よりも安全な認証⽅方式 公開鍵・秘密鍵のペアが合っている場合のみログイン可能 LabKey DevKey ProdKey コピー 公開鍵 参考: キーペアとは? キーペアを作成すると、1組の公開鍵・秘密鍵が作成される 公開鍵はAWS側で保管。EC2起動時にインスタンスにコピー 秘密鍵はローカル側で保管。ログイン時に必要 公開 は、AWSに よってEC2起動時 に埋め込まれる EC2インスタ ンスは2つの 鍵を用いる キーペアの作成 秘密 は、デスク トップにダウン ロードされる セキュリティグループでアクセス制御 ポート25 (SMTP) インスタンスへのトラフィックを 制限するファイアーウォール機能 デフォルトでは全トラフィックが 閉じており、外からアクセスでき ない セキュリティグループ ポート80 (HTTP) 必要な受信アクセスに対してアク セスルールを定義する • プロトコル( TCP/UDP) • 宛先ポート • アクセス元IP / Security Group 設定したルール以外の受信トラ フィックは破棄される ルールをひとまとめにしたテンプ レートを セキュリティグループと 呼ぶ ポート22 (SSH) EC2 インスタンス EC2ファイアウォール 参考: セキュリティグループの使い⽅方 インスタンスの⽤用途に応じたセキュリティグループを⽤用意する • Webサーバ⽤用、DBサーバ⽤用、メールサーバ⽤用等 アクセス元を指定して限定 アクセス元にセキュリティグループも設定可能 sg-‐‑‒web 22,80 sg-‐‑‒db Webサーバ OK 3306 sg-web OK 22: 0.0.0.0/0 80: 0.0.0.0/0 DBサーバ sg-db 22: 0.0.0.0/0 3306: sg-web OK OK 22,80 Webサーバ sg-‐‑‒web 3306 3306 sg-‐‑‒xxx NG Webサーバ Amazon EC2の特徴 サーバーのことをインスタンスと呼ぶ インスタンスはテンプレート(AMI)から起動する ディスクはEBSで構成される ディスク(EBS)はスナップショット機能を使って、いつで もまるごとバックアップできる 2つのIPアドレスが割り当てられる 実⾏行行中、停⽌止中、終了了のステータスがある AMI(Amazon Machine Image)とインスタンスの関係 AMIはインスタンス作成に使⽤用する イメージテンプレートです。 標準AMIから起動したイン スタンスをカスタマイズ Availability Zone Availability Zone AWSやサードパーティもAMIを 提供 Instance カスタムAMIを使って、インスタ ンスを複数台起動 Amazon Linux AMI Custom AMI カスタムAMIを作成 必要に応じて共有設定 Amazon Simple Storage Service (S3) • https://aws.amazon.com/amis/ • https://aws.amazon.com/marketplace/ ⾃自由にAMI (カスタムAMI)を作 成・利利⽤用可能 カスタムAMIからEC2インスタ ンスを何台でも起動できる 作成したAMIは他者と共有可能 AMIには2種類あるがEBS-‐‑‒Backedが主流流 AMI (Amazon Machine Image) サーバーのコピーをとりテンプレート 化することで、再利利⽤用可能 EBS-‐‑‒Backed AMI 通常はこちらを⽤用いる (2009年年後半に追加) EC2に停⽌止/終了了のオプション 有 停⽌止しても、ファイルシステ ムは永続する S3-‐‑‒Backed AMI • EC2開始当初からある • EC2に停⽌止のオプションはない • EC2を終了了するとデータは消え る EBSはEC2⽤用の外付けドライブのようなもの EC2は起動、データ保存のディスクとして「EBS (Elastic Block Store)」というストレージデバイスを使う EC2インスタンスを作成すると、1台⽬目のディスク(起動 ディスク)となるEBSも⼀一緒に作成される EC2インス タンス CPU、メモリ EBS ディスク 参考: EBS (Elastic Block Store)とは? リージョン AZ - a AZ - b EC2インス タンス EC2インス タンス EBS EBS EBS EBS Amazon EBS S3 スナップショッ EBSは、EC2への仮想外付けハードディスク • サイズは1GB単位で〜~1TBまで • サイズ/期間/IOで課⾦金金される。 • 1つのEC2インスタンスに、複数EBSをア タッチできる。 寿命は、EC2インスタンスと独⽴立立している (データは永続的に保存される) アベイラビリティゾーン(AZ) に存在する 他のインスタンスに付け替え可能 EBSスナップショットでS3にバックアップ バックアップから、EBSを作成可能 (他のAZに作成できる) ト Copyright © 2011 Amazon Web Services 参考: 標準 vs プロビジョンド IOPS IOPS = Input/Output Operations Per Second) • ディスクのIO性能を表す⼀一般的な指標 • 7500回転/分のHDDで100〜~120 IOPS EBSは標準かプロビジョンドかを選択できる • 標準EBS • 平均100 IOPS程度度 • 数百IOPSまでバースト可能 • 起動時にアクセスが集中する起動ディスクなどに最適。 • プロビジョンドIOPS • • • • 100から4000 IOPSまで指定してボリュームを作成可能 安定した、ハイパフォーマンスIO性能が必要な場合有⽤用 バーストしない EBS最適化オプションとの併⽤用でパフォーマンスをフルに発揮 参考: EBS vs インスタンスストレージ (Ephemeral Storage) リージョン AZ - a EC2インス タンス インスタンス ストレージ EBS EBS Amazon S3 EBS スナップショッ ト EBS • 寿命はインスタンスと独⽴立立している (データは永続的に保存される) • 通常は、EBSを⽤用いれば良良い • あらゆる種類の永続的データ ブートデータ、商⽤用DBのデータ、クラスタ リング インスタンス ストレージ (Ephemeral Disk) • 寿命はインスタンスと同じ (インスタンス 落落とすとデータは消える) • インスタンスに付属して存在 →別途料料⾦金金はかからないのがメリット • ⼀一時データの書き込み、低料料⾦金金を活かした ⾼高度度な利利⽤用 Copyright © 2011 Amazon Web Services EBSスナップショットはバックアップ機能 http://aws.amazon.com/jp/ebs/ EBSボリュームの特定時点のスナップショットをS3に保存する機能 • S3は「99.999999999%(イレブンナイン)の堅牢牢性」を持った信 頼性の⾼高いオンラインストレージサービス 2回⽬目移⾏行行のスナップショットは差分のみ保存する • バックアップに必要な容量量を抑えられる スナップショットの世代管理理が可能 安価に⻑⾧長期保存が可能 (S3の料料⾦金金が適⽤用) スナップショットからいくつでもEBSボリュームを作成・復復元可能 (ブート領領域を含む) スナップショットからAMIも作成可能 Amazon Simple 他アカウントと共有設定も可能 Storage Service (S3) Snapshot EBS EBS 2つのIPアドレスが割り当てられる 起動時に動的な2つのアドレスが割りあてられる • Public DNS (*.amazonaws.com) • インターネットから接続可能なホスト名 • Private DNS(*.internal) と Private IP • 同⼀一リージョン内での通信に利利⽤用。インターネットから接続不不可 • デフォルトではインスタンスを停⽌止し、後起動し直すと、 別のものが割りあてられる。 Publicな固定IPアドレスをオプションで付けられる • Elastic IP Addresses (EIP)と呼ぶ • 稼働しているEC2インスタンスに、瞬時に付け外しが可能 • インスタンスにアサインしているときは料料⾦金金はかからない 実⾏行行中・停⽌止・終了了のステータスがある 起動したインスタンスは3つの状態を持つ • Running : 実⾏行行中、課⾦金金される。Stop処理理で Stoppedへ遷移。 • Stopped : 停⽌止中、課⾦金金されない。Start処理理で再度度Runningへ遷移。 • Terminated: 終了了。Terminate処理理で遷移。もうStop/Startはできない。 AMI launch Running 実⾏行行中 Terminate Stop Terminated Start 終了了 Terminate Stopped 停⽌止中 Amazon EC2の基本操作 EC2インスタンスを起動する EC2インスタンスを作る 今回は以下のインスタンスを作成していきます。 • リージョン (配置場所) • アジアパシフィック(東京)リージョンのアベイラビリティーゾーンA • インスタンスタイプ (サーバのスペック) • マイクロインスタンス (T1 Micro) • インスタンスの数 (サーバの台数) • 1つ • AMI (サーバのベースイメージ/テンプレート ) • Amazon Linux AMI 64bit • インスタンスへのアクセス⽅方法 • 新規作成するキーペア「demo-‐‑‒key」を使ってログイン • セキュリティグループ (ファイアーウォール) • 22 (SSH)と80 (HTTP)にのみ誰でもアクセス可能 AWS Management Consoleにログインする AWSの管理理コンソール「AWS Management Console」にログインします。 1. [アカウント/コンソール] をクリック 2. [AWS Management Console] をクリック AWS Management Consoleにログインする 作成したAWSアカウント情報を⼊入⼒力力してサインインします。 1. メールアドレスを⼊入⼒力力 2. パスワードを⼊入⼒力力 3. クリックしてサインイン AWS Management Consoleにログインする サインインするとAWS Management Consoleのホーム画⾯面が表⽰示されます。 [ホームに戻る] ボタン AWSの各サービスメニュー Amazon EC2 管理理メニューを開く EC2の管理理ページに移動します。 1. [Services]をクリック 2. [All AWS Services]を選択 3. [EC2]をクリック リージョンを変更更する アジアパシフィック (東京) リージョンに変更更します。 1. リージョン選択メニューをクリック 2. Asia Pacific (Tokyo) を選択 インスタンスを起動する インスタンスを起動するために、起動ウィザードを⽴立立ちあげます。 1. [EC2 Dashboard]をクリック 2. [Launch Instance]をクリック ウィザードの種類を選ぶ 細かく設定を⾏行行えるClassic Wizardを選択します。 1. [Classic Wizard]をクリック 2. [Continue]をクリック AMIを選択する Amazon Linux AMIの64bit版を選択します。 1. [Quick Start]をクリック 2. [Select]を選択 2. [64 bit]を選択 ★印は無料料利利⽤用枠の適⽤用資格 があるAMIであることを表す インスタンスの数、種類、AZを選択する 1つのマイクロインスタンスをアベイラビリティーゾーンaに起動するよう選 択します。 1. 「1」と⼊入⼒力力 2. [T1 Micro]を選択 3. [Launch Instances]を選択 4. [ap-‐‑‒northeast-‐‑‒1a]を選択 5. [Continue]をクリック ⾼高度度なオプションの設定をする 今回は特に設定をせずに次に進みます。 1. [Continue]をクリック ストレージデバイスの設定をする 今回はデフォルトのままで次に進みます。 デフォルトで8GBのストレージが割り当てられています。 1. [Continue]をクリック インスタンスにタグを設定する 「デモ」というタグを設定してインスタンスを識識別しやすくします。 1. 「デモ」と⼊入⼒力力 2. [Continue]をクリック インスタンスにアクセスするキーペアを作る インスタンスにアクセスするためのキーペア「demo-‐‑‒key」を作成します。 1. [Create a new Key Pair]を選択 2. 「demo-‐‑‒key」と⼊入⼒力力 3. クリックしてキーペアを作成。 「demo-‐‑‒key.pem」というファ イルのダウンロードが開始される のでローカルコンピュータに保存 する。 セキュリティグループを構成する 今回はあらかじめ⽤用意された「quick-‐‑‒start-‐‑‒1」というセキュリティグループ を使って設定していきます。 「quick-‐‑‒start-‐‑‒1」というセキュリティ グループが設定されている。 ポート22(SSH)の接続許可が 設定されている。 セキュリティグループを構成する ポート80(HTTP)の接続許可の設定を追加します。 1. [HTTP]を選択 2. [Add Rule]をクリック セキュリティグループを構成する ポート80(HTTP)の設定が追加されたことを確認し次に進みます。 ポート80 (HTTP)の接続許可の設定が 追加されます。 1. [Continue]をクリック EC2インスタンスを起動する 今までの設定内容を最終確認し、EC2インスタンスを起動します。 1. [Launch]をクリック EC2インスタンスを起動する 起動に成功すると完了了画⾯面が表⽰示されます。 クリックするとインスタンス⼀一覧 ページに移動します。 Amazon EC2の基本操作 EC2インスタンスを操作する 起動したEC2インスタンスを確認する [Instances]ページで起動したインスタンスの状態を確認します。 Stateが[running]、「Status Checks」に緑のチェックマークがつくと起動 完了了です。 1. [INSTANCES] -‐‑‒ [Instances]をクリック 作成したインスタンス⼀一覧が表⽰示される。 インスタンスをクリックすると下に詳細情報が表⽰示される。 起動したEC2インスタンスを確認する インスタンスタイプ、セキュリティグループ、キーペアを確認します。 1. Typeが[t1.micro]である ことを確認 2. Security Groupsが [quick-‐‑‒start-‐‑‒1]であること を確認。 [view rules]をクリックする と設定されたルールを確認可 能 3. Key Pair Nameが [demo-‐‑‒key]であることを確 認 起動したEC2インスタンスを確認する インスタンスのDNS名、IPアドレスを確認します。 Public DNS (Elastic IPが有 効な時はElastic IPが表⽰示さ れる) 2. ElasticIP 1. Public DNS 3. Private DNS EC2インスタンスを停⽌止する。 インスタンスを使わない時は停⽌止してコストを削減できます。 1. 停⽌止したいインスタンスを右クリック 2. [Action] -‐‑‒ [Stop]をクリック EC2インスタンスを停⽌止する。 インスタンスを使わない時は停⽌止してコストを削減できます。 2. [Action] -‐‑‒ [Stop]をクリック Stateが[running]から[stopped]に 変われば停⽌止状態 EC2インスタンスを再開する。 停⽌止状態のインスタンスは必要になったらすぐに再開できます。 1. 再開したいインスタンスを右クリック 2. [Action] -‐‑‒ [Start]をクリック Amazon EC2の基本操作 SSHでログインしApacheを インストールする インスタンスへSSHログイン 必要なもの • インスタンス起動時に作成したキーペア名に対応する秘密鍵ファイル (demo-‐‑‒key.pem) • インスタンス起動後に確認したインスタンスのPublic DNS名 SSHログイン⽅方法 • 接続先ホスト:インスタンスのPublic DNS名 • ログインユーザ名: ec2-‐‑‒user • 接続⽅方法:公開鍵暗号⽅方式(秘密鍵ファイルを指定) インスタンスへSSHログイン Windowsからログインする場合 • TeraTerm (ttssh.exe) を起動http:// sourceforge.jp/projects/ttssh2/ • 接続するインスタンスのPublic DNS名を⼊入⼒力力 • SSH2を指定 • ユーザ名: ec2-‐‑‒user • KeyPair作成時に取得した秘密鍵ファイルを 選択して接続 すべてのファイル(*.*)を選択する (選択しないと鍵が表⽰示されない) インスタンスへSSHログイン Macからログインする場合 • Terminalからコマンドラインでログイン(事前にパーミッションを600に!) $ chmod 600 ~∼/Downloads/demo-‐‑‒key.pem $ ssh -‐‑‒i ~∼/Downloads/demo-‐‑‒key.pem ec2-‐‑‒user@インスタンスのPublic DNS名 ブラウザからログインする場合 (事前にJavaのインストールが必要) • インスタンスを右クリック-‐‑‒> Connect を選択 • 秘密鍵ファイルを指定して接続 SSHログインがうまくいかない場合 インスタンスは完全に起動完了了しているか? 起動時に指定した内容どおりに起動しているか? 指定したSecurityGroupは 22(SSH)を有効にしているか? 指定したKey Pairと対応する鍵ファイルを指定しているか? 秘密鍵ファイルのパーミッションは600になっているか?(Mac) Webサーバセットアップ 以下のコマンドを実⾏行行しWebサーバ(httpd) をインストールする $ sudo yum -‐‑‒y install httpd 以下のコマンドを実⾏行行しWebサーバ (httpd) を起動する $ sudo service httpd start ブラウザのアドレスバーにPublic DNSを⼊入⼒力力して起動を確認 • http://インスタンスのPublic DNS名/ うまく⾒見見えない場合は? • Security Groupで 80(HTTP)が有効になっているか? Amazon EC2の基本操作 固定IPアドレスを割り当てる ”Elastic IP” 固定IPアドレスを取得する 固定IPアドレスを取得するためにElastic IPのページへ移動します。 2. [Allocate New Address]をクリック 1. [NETWORK & SECURITY] -‐‑‒ [Elastic IPs]をクリック 固定IPアドレスを取得する EC2⽤用の固定IPアドレスを振り出します。 1. [EC2]を選択 2. [Yes, Allocate]をクリック 固定IPアドレスをインスタンスにひも付ける 振り出した固定IPアドレスを作成したインスタンスにひも付けます。 2. [Associate Address]をクリック 1. ひも付けたい固定IPアドレスをクリックしてチェック 固定IPアドレスをインスタンスにひも付ける ひも付けたいインスタンスを選択します。 1. [デモ]を選択 2. [Yes, Associate]をクリック 固定IPアドレスをインスタンスにひも付ける ひも付けが完了了すると、Instance IDにひも付けられたインスタンスのIDと タグ名が表⽰示されます。 EC2インスタンスにIPアドレスがひも付けられた EC2インスタンスのIPアドレスを確認する Instancesのページでも確認できます。 1. [INSTANCES] -‐‑‒ [Instances]をクリック 2. 確認したいインスタンスをクリック 固定IP (ElasticIP)が確認できる 参考: Elastic IP (EIP) の使いどころ 固定IPアドレスが必要なときはEIPを⽤用いる • 独⾃自ドメインで運⽤用したい場合 • EIPを割り当てインスタンスのPublic IPを固定する。 • Route53(名前解決サービス)でEIPと独⾃自ホスト名をひもづける。 • メールサーバー等 • メールサーバの送信制限解除、逆引き申請が必要な場合は下記から申 請を⾏行行う https://aws-‐‑‒portal.amazon.com/gp/aws/html-‐‑‒forms-‐‑‒ controller/contactus/ec2-‐‑‒email-‐‑‒limit-‐‑‒rdns-‐‑‒request Amazon EC2の運⽤用⽅方法 (基本CDP) ある瞬間の仮想イメージを保存する ”Snapshotパターン” ある瞬間の仮想イメージを保存する “Snapshotパターン” 実⾏行行中のEC2インスタンスのバックアップをとるときに 適⽤用するパターン 「ある瞬間のEC2インスタンスのマシンイメージ」を丸 ごとバックアップすることが可能 EBSのスナップショット機能を使うことで実現 Snapshotパターンの構造 “Snapshot パターン” スナップショットを作成する ストレージの状態を確認する スナップショットを作成するディスクの状態を確認します。 2. 確認したいボリュームをクリック 1. [ELASTIC BLOCK STORE] -‐‑‒ [Volumes]をクリック 3.この部分でどのEC2インスタンス の、どのデバイスとして使われている かが確認できる。 スナップショットを作成する 作成したいボリュームからスナップショットを作成します。 1. ボリューム名を右クリック 2. [Create Snapshot]をクリック スナップショットを作成する スナップショット名、説明を⼊入⼒力力し作成を実⾏行行します。 1. [Name]を⼊入⼒力力 2. [Description]を⼊入⼒力力 3. [Yes, Create]をクリック 作成されたスナップショットを確認する Snapshotページで作成したスナップショットを確認します。 2. 作成されたスナップショット 作成中はpendingのステータス。 完了了するとcompletedになる。 1. [ELASTIC BLOCK STORE] -‐‑‒ [Snapshots]をクリック “Snapshot パターン” スナップショットから EBSボリュームを作成する スナップショットからEBSを作成する 作成したスナップショットから別のディスク (EBS)を作成します。 1. EBSを作成したいスナップショットを右クリック 2. [Create Volume from Snapshot]をクリック スナップショットからEBSを作成する スナップショットの内容を持った、スタンダートタイプ、8GiBのEBSボ リュームをap-‐‑‒northeast-‐‑‒1a (AZ a)に作成します。 1. [Standard]を選択 2. [ap-‐‑‒northeast-‐‑‒1a]を選択 3. [Yes, Create]をクリック 作成されたEBSボリュームを確認する 作成されたEBSボリュームはEC2インスタンスにアタッチして使⽤用します。 2. 作成されたEBSボリューム 1. [ELASTIC BLOCK STORE] -‐‑‒ [Volumes]をクリック “Snapshot パターン” スナップショットから AMIを作成する スナップショットからAMIを作成する スナップショットを作成したEBSがブート領領域を含む場合、そこからAMIを 作成できます。 2. AMIを作成したいスナップショットを右クリック 3. [Create Image from Snapshot]をクリック 1. [ELASTIC BLOCK STORE] -‐‑‒ [Snapshot]をクリック スナップショットからAMIを作成する 「Snapshot-‐‑‒pattern」という名前でアーキテクチャが[x86_̲64]のマシンイ メージ (AMI)を作成します。 1. 「Snapshot-‐‑‒pattern」と⼊入⼒力力 2. 「Snapshot demo」と⼊入⼒力力 3. [x86_̲64]を選択 4. [Yes, Create]をクリック 作成したAMIを確認する 作成が完了了したらAMIのページに移動し作成したAMIを確認します。 1. クリックで[IMAGES] -‐‑‒ [AMIs]に移動する 作成されたAMIを確認する 作成されたAMIからEC2インスタンスを作成することが可能です。 2. 作成されたAMI 1. [IMAGES] -‐‑‒ [AMIs]をクリック Amazon EC2の運⽤用⽅方法 (基本CDP) EC2インスタンスをひな型から作る ”Stampパターン” EC2インスタンスをひな型を作る “Stampパターン” 稼動中のEC2インスタンスのAMIを作り、そのAMIから、 同じ構成のEC2インスタンスを複製するパターン 「各種設定を済ませたAMI」を⽤用意することで、毎回の 設定の⼿手間なく、必要なときに、いくつでも同じ構成の EC2インスタンスを作成可能 AMIからEC2を作成する際、任意のインスタンスタイプを 選択可能 • 同じAMIから低スペック、⾼高スペックのインスタンスが作成可能 コンソールからAMIを作成する⽅方法は2つある。 1. スナップショットから作成する。(前の章でやった⽅方法) 2. EC2インスタンスから作成する。(これからやる⽅方法) Stampパターンの構造 “Stamp パターン” EC2インスタンスからAMIを作成する EC2インスタンスからAMIを作成する EC2インスタンスから直接AMIを作成していきます。 1. [INSTANCES] -‐‑‒ [Instances]をクリック 2. AMIを作成するEC2インスタンスを右クリック 3. [Create Image (EBS AMI)] をクリック EC2インスタンスからAMIを作成する 「Snapshot-‐‑‒pattern」という名前でアーキテクチャが[x86_̲64]のマシンイ メージ (AMI)を作成します。 1. 「AMI-‐‑‒creation-‐‑‒test」と⼊入⼒力力 2. 「test image」と⼊入⼒力力 [No Reboot]にチェックを付ける と、再起動をかけずにAMIを作れる が、整合性は保障されない。 3. [Yes, Create]をクリック 作成したAMIを確認する 作成が完了了したらAMIのページに移動し作成したAMIを確認します。 1. クリックで[IMAGES] -‐‑‒ [AMIs]に移動する 作成されたAMIを確認する 作成されたAMIからEC2インスタンスを作成することが可能です。 1. [IMAGES] -‐‑‒ [AMIs]をクリック 2. 作成されたAMI “Stamp パターン” 作成したAMIから EC2インスタンスを作成する 作成したAMIからEC2インスタンスを作成する 作成されたAMIからEC2インスタンスを作成していきます。 1. [IMAGES] -‐‑‒ [AMIs]をクリック 2. 元にするAMIを右クリック 3. [Launch Instances] をクリック インスタンスの数、種類、AZを選択する 1つのマイクロインスタンスをアベイラビリティーゾーンbに起動するよう選 択します。 1. 「1」と⼊入⼒力力 2. [T1 Micro]を選択 3. [Launch Instances]を選択 4. [ap-‐‑‒northeast-‐‑‒1b]を選択 5. [Continue]をクリック ⾼高度度なオプションの設定をする 今回も特に設定をせずに次に進みます。 1. [Continue]をクリック ストレージデバイスの設定をする 今回もデフォルトのままで次に進みます。 デフォルトで8GBのストレージが割り当てられています。 1. [Continue]をクリック インスタンスにタグを設定する 「複製1」というタグを設定してインスタンスを識識別しやすくします。 1. 「複製1」と⼊入⼒力力 2. [Continue]をクリック キーペアを選択する 前回作成したキーペア「demo-‐‑‒key」を選択します。 1. [Choose from your existing Key Pairs] を選択 2. 「demo-‐‑‒key」を選択 3. [Continue]をクリック セキュリティグループを選択する 前回設定したセキュリティグループ「quick-‐‑‒start-‐‑‒1」を選択します。 1. [quick-‐‑‒start-‐‑‒1]を選択 2. [Continue]をクリック EC2インスタンスを起動する 今までの設定内容を最終確認し、EC2インスタンスを起動します。 1. [Launch]をクリック EC2インスタンスを起動する 起動に成功すると完了了画⾯面が表⽰示されます。 クリックするとインスタンス⼀一覧 ページに移動します。 起動したEC2インスタンスを確認する [Instances]ページで起動したインスタンスの状態を確認します。 「複製1」というインスタンスが確認できます。 1. [INSTANCES] -‐‑‒ [Instances]をクリック 元のEC2インスタンス 複製したEC2インスタンス Amazon EC2の運⽤用⽅方法 (基本CDP) CPUやメモリなどのスペックを変更更する ”Scale Upパターン” CPUやメモリなどのスペックを変更更する ”Scale Upパターン” サーバー運⽤用中、CPUやメモリが不不⾜足してきた際に、ス ペックを変更更して対応するパターン EC2インスタンスは停⽌止中であればスペック(インスタン スタイプ)を変更更できる。 必要に応じてスペックを増やしたり、減らしたりするこ とができる。 Scale Upパターンの構造 “Scale Up パターン” インスタンスのスペックを変更更する EC2インスタンスを停⽌止する インスタンスタイプを変更更するためにインスタンスを停⽌止します。 1. [INSTANCES] -‐‑‒ [Instances]をクリック 2. 停⽌止するインスタンスを右クリック 3. [Stop]をクリック インスタンスタイプ(スペック)を変更更する 停⽌止したインスタンスのインスタンスタイプをm1.smallに変更更します。 1. 停⽌止したインスタンスを右クリック 2. [Change Instance Type]を クリック インスタンスタイプ(スペック)を変更更する インスタンスタイプをm1.smallに変更更します。 1. [m1.small] を選択 2. [Yes, Change]をクリック [EBS Optimized]はEC2インスタンスとEBSボリュームとの間を、専⽤用の専⽤用の スループットでつなぎ、安定したI/O性能を出せるようにする有償オプション。 Provisioned IOPSオプションと併⽤用することで、その性能をフルに発揮させる。 「m1.large」以上のスペックで利利⽤用できる。 インスタンスタイプ(スペック)を変更更する スペックを変更更したインスタンスを必要に応じて再開します。 1. インスタンスを右クリック [m1.small]に変更更されている。 2. [Start]をクリック Amazon EC2の運⽤用⽅方法 (基本CDP) ディスク容量量を変更更する ”Ondemand Diskパターン” ディスク容量量を変更更する ”Ondemand Diskパターン” システムの継続的な利利⽤用で増えたデータにより容量量が⾜足 りなくなった場合に動的にディスクサイズを変更更するパ ターン EC2のディスクを増強する⽅方法は2つ • 新しいディスクを増設する⽅方法 • 既存ディスクを拡張する⽅方法 Ondemand Diskパターンの構造 “Ondemand Disk パターン” 新しいディスクを増設する EC2インスタンスのAZを確認する EBSボリュームは同じAZのインスタンスにしかアタッチできないので、イン スタンスのAZをあらかじめ確認しておきます。今回は「デモ」に増設します 1. [INSTANCES] -‐‑‒ [Instances]をクリック 2. インスタンスをクリック 3. Zoneが [ap-‐‑‒northeast-‐‑‒1a] で あることが確認できます。 新規EBSボリューム(ディスク)を作成する EC2インスタンス「デモ」に増設するために、新しいディスクを作成してい きます。 2. [Create Volume] をクリック 1. [ELASTIC BLOCKSTORE] -‐‑‒ [Volumes] をクリック 新規EBSボリューム(ディスク)を作成する 今回は10GiB、スタンダードタイプのディスクを作成します。EC2インスタ ンス「デモ」と同じAZ、[ap-‐‑‒northeast-‐‑‒1a]に作成することに注意します。 1. [Standard] を選択 2. 「10」GiB と⼊入⼒力力 3. [ap-‐‑‒northeast-‐‑‒1a] を選択 4. [Yes, Create]をクリック ボリュームをインスタンスにアタッチする 作成したEBSボリュームをEC2インスタンス「デモ」にアタッチしていきます。 1. 作成したボリュームを右クリック 2. [Attach Volume]をクリック ボリュームをインスタンスにアタッチする EBSボリュームをEC2インスタンス「デモ」のデバイス [ /dev/sdf ] にア タッチします。 1. [デモ] を選択 2. 「/dev/sdf」と⼊入⼒力力 3. [Yes, Attach] をクリック OSから読み書きできるよう設定する アタッチしたボリュームをOSからアクセスできるようにするために EC2インスタンスにsshでログインし、以下の作業を⾏行行います。 • 以下のコマンドを実⾏行行し、ファイルシステムを作成します。 $ sudo mkfs -‐‑‒t ext4 /dev/sdf • 以下のコマンドを実⾏行行し、ディスクをマウントします。 $ sudo mkdir /ebs $ sudo mount /dev/sdf /ebs • 以下のコマンドを実⾏行行し、/ebsを通してボリュームにアクセスで きることを確認します。 $ ls /ebs “Ondemand Disk パターン” 既存のディスク容量量を増やす 既存のディスク容量量を増やす⼿手順 リージョン アベイラビリティゾーン EC2インス タンス EBS (10GB) スナップ ショット EBS (20GB) Amazon S3 流流れ 1. ディスク容量量を変更更したいEC2インスタン スを停⽌止する。 2. EBSからスナップショットを作成する。 3. スナップショットからお好みのボリューム サイズを指定してEBSを作成する。 4. 現在利利⽤用しているEBSボリュームをEC2イ ンスタンスからデタッチ(切切り離離し)する。 5. 新規作成したEBSボリュームをEC2インス タンスにアタッチする。 6. EC2インスタンスを起動する 7. OS上で増量量した容量量を認識識させるため、 ファイルシステムを再構築(リサイズ)する Copyright © 2011 Amazon Web Services インスタンスの起動ディスク情報の確認 増量量するEBSボリュームのAZ、Root Device、EBS IDを確認しておきます 1. [INSTANCES] -‐‑‒ [Instances]をクリック 2. インスタンスをクリック 3. AZ、Root Device、EBS ID を 確認しておきます。(EBS ID は Root Device名をクリックすると表 ⽰示されます。 インスタンスの停⽌止 ボリュームを増量量するためにインスタンスを停⽌止します。 1. [INSTANCES] -‐‑‒ [Instances]をクリック 2. 停⽌止するインスタンスを右クリック 3. [Stop]をクリック スナップショットの作成 増量量するボリュームのスナップショットを作成します。 1. [ELASTIC BLOCK STORE] -‐‑‒ [Volumes]をクリック 2. スナップショットを作成するボリュームを右クリック 3. [Create Snapshot] をクリック スナップショットの作成 スナップショット名は「extend-‐‑‒snapshot」とします。 右クリックしたボリュームが選択されています。 1. 「extend-‐‑‒snapshot」 と⼊入⼒力力 2. [Yes, Create] をクリック スナップショットからボリュームを作成する 作成したスナップショットから増量量したEBSボリュームを作成していきます。 1. [ELASTIC BLOCK STORE] -‐‑‒ [Snapshots]をクリック 2. ボリュームの基とするスナップショットを右クリック 3. [Create Volume from Snapshot] をクリック スナップショットからボリュームを作成する 今回は20GiB、 スタンダードタイプのボリュームを作成します。増量量する EC2インスタンスと同じAZ、[ap-‐‑‒northeast-‐‑‒1b]を選択することに注意しま す。 1. [Standard] を選択 2. 「20」GiB と⼊入⼒力力 3. [ap-‐‑‒northeast-‐‑‒1b] を選択 4. [Yes, Create]をクリック 利利⽤用中のボリュームをデタッチする 現在利利⽤用中のEBSボリューム ( タグ[複製1]の[ /dev/sda1 ] ) をEC2インス タンスからデタッチ(切切り離離し)します。 1. [ELASTIC BLOCK STORE] -‐‑‒ [Volumes]をクリック 2. デタッチするボリュームを右クリック [ (複製1):/dev/sda1 ] のボリュームを探す 3. [Detach Volume] をクリック 新規ボリュームをアタッチする 新規作成した20GiBのボリュームをEC2インスタンスにアタッチします 1. アタッチするボリュームを右クリック 2. [Attach Volume] をクリック 新規ボリュームをアタッチする EC2インスタンス「複製1」のRoot Deviceである[ /dev/sda1 ]にアタッチ します。 1. [複製1] を選択 2. 「/dev/sda1」 と⼊入⼒力力 3. [Yes, Attach]をクリック EC2インスタンスを再開する ディスクを増量量したEC2インスタンス「複製1」を再開します。 1. [INSTANCES] -‐‑‒ [Instances]をクリック 2. 再開するインスタンスを右クリック 3. [Start]をクリック ファイルシステムを拡張する OSから拡張したディスク容量量を認識識できるよう、ファイルシステム をリサイズします。EC2インスタンスにsshでログインし、以下の作 業を⾏行行います。 • 以下のコマンドを実⾏行行し、現在認識識されているディスク容量量を確 認します。 $ df -‐‑‒h • コマンドの結果が出⼒力力され、Sizeが7.9G (約8GB)と表⽰示され、 増量量分を認識識していないことが確認できます。 Filesystem Size Used Avail Use% マウント位置 /dev/xvda1 7.9G 971M 6.9G 13% / ファイルシステムを拡張する • 以下のコマンドを実⾏行行し、ファイルシステムをリサイズします。 $ sudo resize2fs /dev/sda1 • リサイズ処理理の進捗が表⽰示され、しばらくすると完了了します。 $ sudo resize2fs /dev/sda1 resize2fs 1.42 (29-‐‑‒Nov-‐‑‒2011) Filesystem at /dev/sda1 is mounted on /; on-‐‑‒line resizing required • Sizeが7.9G (約8GB)と表⽰示され、増量量分を認識識していないこと old_̲desc_̲blocks = 1, new_̲desc_̲blocks = 2 が確認できます。 Performing an on-‐‑‒line resize of /dev/sda1 to 5242880 (4k) blocks. The filesystem on /dev/sda1 is now 5242880 blocks long. $ ファイルシステムを拡張する • 以下のコマンドを実⾏行行し、増量量した容量量がOSから認識識されてい るか確認します。 $ df -‐‑‒h • コマンドの結果が出⼒力力され、Sizeが20Gと表⽰示され、増量量分を認 識識していることが確認できます。 Filesystem Size Used Avail Use% マウント位置 /dev/xvda1 20G 975M 19G 5% / Amazon EC2の料料⾦金金体系 Amazon EC2の課⾦金金の仕組み インターネット データ転送量量 EC2 インスタンスタイプ別利利⽤用料料 EBS EBSの利利⽤用料料 S3 S3の利利⽤用料料 インスタンスタイプ別利利⽤用料料(東京リージョン) 名前 Linux (時間あたり) 2013年年8⽉月現在 Windows (時間あたり) スタンダード オンデマンド インスタンス スモール $0.088 $0.115 ミディアム $0.175 $0.23 ラージ $0.350 $0.460 エクストララージ $0.700 $0.920 マイクロ オンデマンド インスタンス マイクロ $0.027 $0.035 ハイメモリ オンデマンド インスタンス エクストララージ $0.505 $0.570 ダブル エクストララージ $1.010 $1.140 クアドラブル エクストララージ $2.020 $2.280 ハイCPUオンデマンド インスタンス ミディアム $0.185 $0.285 エクストララージ $0.740 $1.140 最新の料料⾦金金はこちら http://aws.amazon.com/jp/ec2/pricing/ EBS・S3の利利⽤用料料 EBSボリューム • $0.12 / GB⽉月 • $0.12 / 100万 I/Oリクエスト EBS プロビジョンド IOPS ボリューム • $0.150 / GB⽉月 • $0.12 / IOPS⽉月 EBSスナップショット(S3) • $0.10 / GB⽉月 • EBSスナップショットは、差分保存(作成の度度にディスク容量量分増 えるわけではない。) • 差分のみ保存/課⾦金金される 注: 東京リージョン価格 http://aws.amazon.com/jp/ec2/#pricing データ転送料料 AWSへのアップロード(イン) • 無料料 AWSからのダウンロード(アウト) • 最初の1GB/⽉月は無料料 • 以後は転送量量1GBあたりの従量量課⾦金金 • • • • 10TBまで、1GBあたり $0.201 次の40TBまで、1GBあたり、 $0.158 ....... ボリュームが⼤大きくなるほどディスカウント AWSでは、EC2インスタンスの稼働料料⾦金金が⼤大半 「EC2料料⾦金金、EBS料料⾦金金」を⾒見見積もりば⼤大まかにはOK 多くの場合、データ転送量量は5%〜~15%程度度 Simple Monthly Calculator Web上にある計算機を使って概算費⽤用を計算できます • http://calculator.s3.amazonaws.com/calc5.html?lng=ja_̲JP 利利⽤用⽤用途に応じて3つの価格モデルを選択可能 課⾦金金モデルが選べる • 通常の時間課⾦金金の オンデマンド・インスタンス • ある程度度継続してEC2を使う(1年年、3年年) EC2リザーブドインスタンス • ⼊入札を利利⽤用してより安く使う EC2スポットインスタンス EC2 リザーブド・インスタンス(RI) 1年年、3年年の予約⾦金金を払うことで、時間課⾦金金を半減 ただし、リージョン、AZ、スペックを指定する必要あり 積算 料料⾦金金 オンデマンド インスタンス リザーブド インスタンス 期間 3種類のリザーブドインスタンス On-‐‑‒Demand Light Utilization Medium Utilization Heavy Utilization 1年年のRI 1-‐‑‒3 Months 4-‐‑‒8 Months 9-‐‑‒10 Months 11-‐‑‒12 Months 3のRI 1-‐‑‒4 Months 5-‐‑‒12 Months 13-‐‑‒29 Months 30-‐‑‒36 Months http://aws.typepad.com/aws_̲japan/2011/12/additional-‐‑‒ reserved-‐‑‒instance-‐‑‒options-‐‑‒for-‐‑‒amazon-‐‑‒ec2-‐‑‒.html スポットインスタンス スポットプライス • キャパシティの余り具合をもとに1時間毎に更新 • たくさん余っていれば安く、余りが少なくなると高く お客様は希望の利用料を入札 スポットプライス < 入札額 • 入札額で利用可能 (10分の1の価格で利用できることも!) スポットプライス > 入札額 • インスタンス強制終了 APIでコントロールが可能 Amazon EC2をさらに使いこなす EC2をさらに使いこなす 終了了防⽌止 / シャットダウンの振る舞い EC2コマンドラインツール & AWS SDKs インスタンスのメタデータ取得 EC2の制限解除フォーム AWS無料料利利⽤用枠 終了了防⽌止と、シャットダウン時の振る舞い Terminate Protection ONにすると、Terminationできな い。 誤って、終了了するのを防⽌止 Shutdown Behavior EC2インスタンス内部から Shutdownした際に、終了了するの か停⽌止するのか。 デフォルトは、停⽌止。 Copyright © 2011 Amazon Web Services EC2コマンドラインツール & AWS SDKs コマンドラインからEC2のAPIにアクセスできるツール • クロスプラットフォーム(Javaで記述) • ツールをインストールし、セキュリティ証明書を配置 AWS SDKs • http://aws.amazon.com/code/ 稼働EC2インスタンスからメタデータ取得 curl http://169.254.169.254/latest/meta-‐‑‒data/ ami-id ami-launch-index ami-manifest-path block-device-mapping/ hostname instance-action instance-id Instance-type kernel-id 制限解除のWebフォーム EC2は当初、誤って⼤大量量に起動されないように20インス タンスまでしか起動できないように制限されている。 EBS利利⽤用リミットは5000ボリューム数、⼜又は20TB • →必要に応じてWebフォームから制限解除申請する http://aws.amazon.com/jp/contact-‐‑‒us/#request_̲service_̲limitation AWS無料料利利⽤用枠 http://aws.amazon.com/jp/free/ アカウント取得から1年年間有効 EC2関連では毎⽉月以下が無料料で利利⽤用可能 • EC2 • Linux マイクロインスタンス 750時間 • Microsoft Windows Server マイクロインスタンス 750時間 • EBS • 30 GBのストレージ • 200万 I/O、 • 1GBのスナップショット ストレージ • データ転送 • 帯域幅「送信(アウト)」15 GB Next Step! AWS クラウドデザインパターン 実装ガイド 設計ガイドに続く第⼆二弾 ⽇日経BP社より、2/7 発売開始 実装⼿手順を画⾯面に沿って解説 実践的なハンズオン教材として • コンテンツ配信 • Eコマース • キャンペーンサイト お疲れ様でした 以下の順序で、AWSで作業した環境の⽚片付けをおねがいします (そのままにしておくと課⾦金金が発⽣生します) 1. インスタンス • 不不要なインスタンスを右クリック-‐‑‒> Terminate 2. AMI • 不不要なAMIを右クリック-‐‑‒> De-‐‑‒Register 3. スナップショット • 不不要なスナップショットを右クリック-‐‑‒>Delete Snapshot 4. 不不要なボリューム • 不不要なボリュームを右クリック-‐‑‒>Delete Volume Security Group, Key Pairは無料料ですので、引き続きお使いください 9/13 AWS Cloud Storage Day http://csd.awseventsjapan.com/ こんな方に最適! • S3? Glacier? Storage Gateway? どのストレージサービスを使え ばいいの? • 最新のクラウドストレージ活用事例を知りたい! • ファイルサーバ、クラウドバックアップ&アーカイブ 11⽉月12⽇日 (⽕火) 〜~ 11⽉月15⽇日 (⾦金金) の4⽇日間 ! ラスベガス・ベネチアンホテルで開催! 175を超えるセッション! Gameday! Hackathon! Boot Camp! ラボ! 展⽰示会! パーティー! 基調講演 ⽇日本語同時通訳! ⽇日本専⽤用トラック! 懇親ディナー! シアトルオフィス訪問! ※ツアー参加の特典です。 re:Invent 2013 参加ツアーの申し込みはこちら! http://bit.ly/reinvent2013japan