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News Release
2016 年 7 月 21 日
報道各位
JLL(ジョーンズ ラング ラサール株式会社)
公益財団法人パブリックリソース財団
JLL、パブリックリソース財団を通じて児童養護施設に AED を寄贈
サステナブル(持続可能)な社会づくりに貢献
総合不動産サービス大手の JLL(本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 河西利信)は、創立 30 周
年記念活動並びに社会貢献(CSR)活動の一環として、このたび公益財団法人パブリックリソース財団
(東京都中央区、理事長:久住 剛)を通じて、AED(自動体外式除細動器、Automated External
Defibrillator)3 台を東京都内の児童養護施設 3 ヵ所に寄贈しました。
JLL 日本法人では、2015 年に創立 30 周年を迎えたことを機に、日本独自のサステナブルな活動として、
全従業員を対象とした普通救命講習の受講に取り組んでいます。また、AED の普及活動にも取り組ん
でおり、その一環として、パブリックリソース財団の「AED・地域あんしん基金」に寄付し、同基金を通じて
東京都内の児童養護施設 3 ヵ所に AED を寄贈しました。
AED・地域あんしん基金は、パブリックリソース財団がキヤノンマーケティングジャパン株式会社と共同
で設立し、公共施設や福祉施設などに AED を寄贈しています。同基金は、行政などによる AED 設置に
カバーされない、多くの市民が利用する公的な場所や、福祉施設、災害時に避難所となることが想定さ
れる施設に AED を設置しており、誰でも 5 分以内に AED が使用できる最適化された環境の実現を目指
しています。
従来の AED 寄贈の多くは、本体のみが寄贈され、収納ケースや消耗品などは寄贈先施設の自己負担
となっていましたが、今回の寄贈は AED 本体だけでなく、小児用パッド、収納ケースや置台などの周辺
機器も設置先の環境に合わせて構成されました。また定期的に交換が必要な消耗品を提供し、救命
活動時に使用したパッドの補充も行います。
2016 年 7 月 15 日に「社会福祉法人聖友ホーム 児童養護施設聖友学園」への贈呈式が行われ、JLL
代表取締役社長 河西利信、パブリックリソース財団事務局長 岸本幸子より AED が寄贈されました。ま
た、寄贈式後には、施設の職員が参加し、キヤノンマーケティングジャパンのインストラクターによる AED
の使い方を学ぶ講習会が開催されました。
児童養護施設聖友学園 園長若松弘樹様は「当法人は、関東大震災後大正 12 年に産院を開いたこと
に始まり、現在は児童養護施設と乳児院に合計 98 名(乳児院 42 名、児童養護施設 56 名)の子どもた
ちが在籍しています。施設職員は全員、普通救命講習を受講し、2 年ごとに再講習を受け AED の使用
方法を学んでいます。地域住民のための子育て広場を実施している施設ですので、寄贈いただいた
AED は、当園の児童や地元の皆さんの安心につながります」と述べています。
JLL 代表取締役社長 河西利信は次のように述べています。
「JLL の社会貢献活動は『サステナビリティ』を軸に幅広く活動しており、日本では、不動産サービスを提
供する企業として、JLL が管理するオフィスビルや商業施設などの不動産施設や、地域の施設における
安全性や環境の維持、エネルギーコストの削減に取り組んでいます。多くの施設で AED を見かけるよう
になりましたが、まだ AED 設置が進んでいない所も多いことから、今回はコミュニティの防災拠点として
の機能も有する養護施設 3 ヵ所に AED を寄贈いたしました。今後も企業市民として、サステナブルな地
域社会の構築に貢献できるよう努めて参ります」
パブリックリソース財団事務局長 岸本幸子は「JJL 様からのご寄付によって 3 台の AED が寄贈でき大変
光栄に存じます。AED は行政などによって設置が進んでいますが、その数はまだ圧倒的に不足してい
ます。今回 3 つの児童養護施設に AED が設置されたことで、近隣住民に向けた救命講習を行うなど、
施設がより開かれた地域の防災拠点となり、人々を繋ぐ地域の中核となることを期待しています」と語り
ました。
AED 寄贈式の様子
左からパブリックリソース財団事務局長 岸本幸子、JLL 代表取締役社長 河西利信、児童養護施設聖友学園園長 若松弘樹様
■AED の寄贈先
社会福祉法人砂町友愛園 砂町友愛園養護部 (寄贈日:2016 年 6 月 22 日)
http://www.sunamachi.or.jp/
社会福祉法人聖友ホーム 児童養護施設聖友学園 (寄贈日:2016 年 7 月 15 日)
http://www.seiyuhomu.or.jp/g-top.html
社会福祉法人東京愛育苑 東京愛育苑向島学園 (寄贈日:2016 年 7 月 14 日)
http://www.aiikuen-mg.com/index.html
この件に関する問い合わせ先:
JLL 広報担当(エイレックス)吉岡・山本 電話:03-3560-1289
パブリックリソース財団 北野・津田 電話:03-5540-6256
JLL について
JLL(ニューヨーク証券取引所上場:JLL)は、不動産オーナー、テナント、投資家に対し、包括的な不動産サービスをグローバ
ルに提供する総合不動産サービス会社です。世界 80 ヵ国、従業員約 60,000 名、280 超拠点で展開し、年間の手数料収入は
約 52 億米ドル、総売上高は 60 億米ドルに上ります。2015 度は、プロパティマネジメント及び企業向けファシリティマネジメント
において、約 3 億 7,200 万㎡(約 1 億 1,200 万坪)の不動産ポートフォリオを管理し、1,380 億米ドルの取引を完了しました。JLL
グループで不動産投資・運用を担当するラサール インベストメント マネジメントは、総額 564 億米ドルの資産を運用していま
す。JLL は、ジョーンズ ラング ラサール インコーポレイテッドの企業呼称及び登録商標です。
JLL のアジア太平洋地域での活動は 50 年以上にわたり、現在 16 ヵ国、92 事業所で 33,000 名超のスタッフを擁しています。JLL
は、2016 年インターナショナル・プロパティ・アワード・アジア・パシフィックにて、合計 15 の賞を受賞しました。2015 年ユーロマ
ネー・リアル・エステート・アワードでは、最優秀リアル・エステート・アバイザーに選出されました。詳細な情報はホームページ
をご覧下さい。www.joneslanglasalle.co.jp
公益財団法人パブリックリソース財団について
パブリックリソース財団は寄付推進の専門機関として、個人や企業から寄付をお預かりし、社会課題の解決に取り組む優れた
NPO や社会起業家に助成を行っています。オンライン寄付サイト Give One(ギブワン)や、テーマ基金、オリジナル基金、遺贈
など、様々な寄付の方法をご提供し、人生を豊かにする寄付、未来を切り拓く寄付の仕組みづくりに取り組んでいます。また、
NPO 向けの研修やコンサルティング、社会的事業体の寄付適格性評価、助成事業の成果評価など、寄付による助成が最大
の効果を生むための支援を行っています。www.public.or.jp
AED の現状について
総務省消防庁によると、一般市民が目撃した心肺機能停止状態の傷病者は 2014 年 25,255 人と報告されています。AED を使
用した心肺蘇生を行った場合、傷病者の 1 か月後生存率は 50.4%、1 か月後社会復帰率は 43.3%で、それぞれ AED を使用し
なかった場合の 6 倍、10 倍と、高い効果があるにも関わらず、AED を使用したケースは 1,030 件にとどまっています。 (出典:
総務省消防庁「平成 27 年度版救急救助の現況」)
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