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トヨタ環境活動助成プログラム2016年度
トヨタ環 境 活 動 助 成 プログラム2016年 度 募集要項 トヨタ自動車株式会社 21世 紀 が 真 に 豊 か な 社 会 と し て 持 続 的 に 発 展 し て い く た め に は 、 環 境 と 人 間 の 活 動 と の 調和が不可欠です。私たちは、次の世代に対して豊かな地球を引き継ぐ責任があることを 認識し、国境を越えた人類共通の課題である環境問題の解決にあたっていかなければなり ません。そのためには、それぞれの主体が地球規模の視野を保ちながら、地域特性を十分 考慮に入れた活動を着実に進めていくことが重要です。 20世 紀 、 自 動 車 は 社 会 発 展 の 一 翼 を 担 っ た 一 方 、 環 境 負 荷 を 与 え て き ま し た 。 21世 紀 も 自動車が有益な道具であり続けるためには、環境への対応が不可欠です。それなくして 自動車産業の将来はなく、これを果たした自動車会社のみ社会で存立を許されると確信 しております。トヨタ自動車株式会社(以下、「トヨタ自動車」と略す)は、世界中の お客様に愛され受け入れられるために環境を経営の最重要課題のひとつと位置づけ、多様 な技術で環境負荷の低減に取組むと同時に資源循環を推進いたします。 1999年 ト ヨ タ 自 動 車 は 世 界 初 の 量 産 型 ハ イ ブ リ ッ ド 車 の 発 売 や 環 境 マ ネ ジ メ ン ト シ ス テ ム の 構 築 、環 境 情 報 の 積 極 的 な 開 示 な ど が 評 価 さ れ 、国 連 環 境 計 画( UNEP)か ら「 グ ロ ー バ ル 500 賞」を受賞いたしました。これは、「持続可能な発展」のための環境保護および改善に 功績のあった個人および団体に与えられる賞です。この受賞を記念し、社会貢献活動の一環 と し て 2000年 度 よ り 民 間 非 営 利 団 体 な ど の 環 境 活 動 を 支 援 す る た め ト ヨ タ 環 境 活 動 助 成 プログラムを実施しております。 本 プ ロ グ ラ ム は 、 民 間 非 営 利 団 体 (学 校 は 対 象 外 )・ グ ル ー プ 等 が 実 施 す る 実 践 型 プロジェクトを助成します。 助 成 対 象 テ ー マ は 「生 物 多 様 性 」、 「地 球 温 暖 化 」を 継 続 し 、 国 内 団 体 ま た は 国 内 ・ 海 外 団 体 の 協 働 に よ る 「海 外 プ ロ ジ ェ ク ト 支 援 」と 、 国 内 団 体 に よ る 「国 内 プ ロ ジ ェ ク ト 支 援 」、 「 国 内 小 規 模 プ ロ ジ ェ ク ト 支 援 」 (名 称 を 昨 年 新 設 の 「 新 規 国 内 プ ロ ジ ェ ク ト 支 援 」 よ り 変 更 )を 募 集 い た し ま す 。 募 集 期 間 :2016年 4月 27日 (水 )∼2016年 6月 17日 (金 )(必 着 ) 1 1. プログラムの目 的 トヨタ自動車は、豊かな社会の実現とその持続的な発展のため、社会の幅広い層と 力を合わせ、持てる資源を有効に活用しながら、次の世代を担う人材の育成と社会的 課題の解決に向け、各国・各地域の実情に合わせた活動を展開することを社会貢献の 基本理念としています。 このような基本理念に基づき、トヨタ環境活動助成プログラムは、環境保全のための 次の世代を担う人材の育成と環境問題の解決を目指す民間非営利団体等が実施する プロジェクトを助成しています。 2. 助 成 対 象 トヨタ自動車は、「ものづくりは人づくり」と考え、技術開発、生産活動を通じた 人材育成を企業活動の中心においてきました。本プログラムは、「ものづくりは人づくり」 という視点から、環境課題の解決に取り組む人材育成や、実践的に環境課題解決に資する プロジェクトを推進する民間非営利団体の活動を助成します。 本 年 は 前 述 の 通 り 、 「生 物 多 様 性 」、 「地 球 温 暖 化 」を 助 成 対 象 テ ー マ と し 、 民 間 非 営 利 団 体 等 による実践的なプロジェクトを助成します。 【活 動 例 】 ■絶滅危惧種・稀少種の保護 ■生態系保全のための環境学習・体験の実践 ■森林保全や再生のための植林活動 ■ 環 境 技 術 (省 エネルギー、自 然 エネルギー等 )の活 用 ・普 及 ■ 愛 知 目 標 の 2020年 達 成 に向 けた取 組 み 等 3. 応 募 資 格 民間非営利団体を助成対象とします。 −NPO、NGO、公益法人、および法人格を持たない任意団体やグループを含みます。 〔営利企業、国、地方自治体、学校(幼稚園から大学を含む)、国際機関(政府間協定で 成立した機関)等は助成対象外とします。〕 4. 助 成 枠 (1) 海 外 プロジェクト支 援 ・助成金額 : 上 限 700万 円 / 件 ・助成期間 : 2017年 1月 よ り 2年 以 内 ・助成金支払い :助成開始時および1年目の報告書確認後 ・プロジェクトの実施地域 :海外 ・対象 :日本国内在住の団体、または国内在住団体と海外在住団体が 協働して実施するプロジェクトを助成します。 海外の団体のみでの活動は助成対象外です。ただし弊社海外 事業体との協働の活動は対象とします。 (2) 国 内 プロジェクト支 援 ・助成金額 : 上 限 300万 円 / 件 ・助成期間 : 2017年 1月 よ り 2年 以 内 ・ 助 成 金 支 払 い (複 数 年 ) :助成開始時および1年目の報告書確認後 ・プロジェクトの実施地域 :日本国内 ・対象 :日本国内在住の団体による、日本国内の環境を保全するための 地域に根差した実践的な活動を助成します。 2 (3) 国 内 小 規 模 プロジェクト支 援 (名 称 を「新 規 国 内 プロジェクト支 援 」より変 更 ) ・助成金額 : 上 限 100万 円 / 件 ・助成期間 : 2017年 1月 よ り 2年 以 内 ・ 助 成 金 支 払 い (複 数 年 ) :助成開始時および1年目の報告書確認後 ・プロジェクトの実施地域 :日本国内 ・対象 :当助成プログラムで今まで助成を受けたことのない日本国内 在住団体による、日本国内の環境を保全するための地域に 根差した実践的な活動を助成します。 5. 助 成 に伴 う条 件 (1) 報 告 について プ ロ ジ ェ ク ト 代 表 者 に は 、定 期 的 に 中 間 報 告 書( 指 定 の 様 式 に よ る プ ロ ジ ェ ク ト 経 過 報告および経過会計報告)を提出いただきます。 中 間 報 告 書 の 提 出 に 際 し て は 、該 当 す る 領 収 書 等 の 証 票 類 の コ ピ ー を 添 付 い た だ き ま す 。 ま た 、助 成 期 間 終 了 時 に は 、併 せ て 完 了 報 告 書( 指 定 の 様 式 に よ る プ ロ ジ ェ ク ト 成 果 報告)も提出いただきます。 領 収 書 等 の 証 票 類 は 、 助 成 期 間 終 了 後 、 3年 間 保 管 し て い た だ き ま す 。 助成プロジェクトの実施状況および成果の確認のため、活動地域を訪問させていた だく場合があります。 (2) プロジェクトの外 部 公 表 について 当助成プログラムの助成を受けたことの告知、及び助成プロジェクトの成果の公表、 関 連 イ ベ ン ト 開 催 等 、プ ロ ジ ェ ク ト に 関 わ る 外 部 公 表 の 際 に は 、表 示 の ガ イ ド ラ イ ン ( http://www.toyota.co.jp/jpn/sustainability/environment/blessings_of_nature/ecogrant/download.h tml )に 従 っ て 、 ト ヨ タ 自 動 車 よ り 助 成 を 受 け た こ と を 明 示 し て い た だ き ま す 。 助 成 プ ロ ジ ェ ク ト の 中 間・完 了 報 告 書 、活 動 紹 介 の 動 画 等 を ト ヨ タ 自 動 車 の ホ ー ム ペ ー ジ に て 紹 介 し ま す 。ま た 、同 ホ ー ム ペ ー ジ か ら 各 団 体 ホ ー ム ペ ー ジ に リ ン ク を 貼 り ますので予めご了承ください。 6. 選 考 方 法 (1) 選 考 委 員 会 助成プロジェクトは、トヨタ自動車が委嘱した下記委員からなる選考委員会で 最終選考の上、決定します。 ト ヨ タ 環 境 活 動 助 成 プ ロ グ ラ ム 選 考 委 員 (敬 称 略 ・ 順 不 同 ) 中村 桂子 JT生命誌研究館 館長(委員長) 鈴木 基之 東京大学 名誉教授・放送大学 客員教授 細田 衛士 慶應義塾大学経済学部 教授 牟田 弘文 トヨタ自動車株式会社 専務役員 3 (2016年 4月 27日 現 在 ) (2) 選 考 のスケジュール 二 段 階 の 選 考( 一 次 選 考 、本 選 考 )を 行 い ま す 。一 次 選 考 を 通 過 し た プ ロ ジ ェ ク ト に ついては、さらに本選考用の申請書を提出していただきます。 た だ し 、「 国 内 小 規 模 プ ロ ジ ェ ク ト 支 援 」 枠 で 一 次 選 考 を 通 過 し た プ ロ ジ ェ ク ト は 、 本選考申請書提出を免除いたします。 4月 5月 6月 7月 募集期間(一次選考) 16年4月27日∼6月17日 一次選考 ◆4/13(水) 活動成果報告会/ 当助成プログラム説明会 8月 結 果 通 知 本選考申請書 受付期間 9月 本選考 10月 助成 対象 プロジェクト 通知 11月 本選考 結果 公表 12月 助 成 決 定 証 授 与 式 (3) 選 考 結 果 の通 知 ① 一次選考 選 考 結 果 に つ い て は 、 2016年 7月 中 に 各 申 請 者 (申 請 書 に 明 記 い た だ い た メ ー ル ア ド レ ス )に 通 知 予 定 で す 。 本選考の詳細については、選考結果と共に一次選考通過プロジェクトの申請者へ ご連絡いたします。 ② 本選考 選 考 結 果 に つ い て は 、 2016年 10月 中 に 各 申 請 者 に 通 知 予 定 で す 。 採択されたプロジェクトは、トヨタ自動車ホームページにおいて公表します。 (4) 選 考 基 準 について 本プログラムの目的、助成対象に適合し、応募資格の要件を満たすプロジェクトのうち、 次の基準に基づき、選考委員会が選考します。 海 外 プロジェクト支 援 選 考 基 準 項 目 目 的 の妥 当 性 内 容 「生 物 多 様 性 」・ 「地 球 温 暖 化 」の い ず れ か を テ ー マ と す る こ と 有効性 環境へ配慮した意識の形成および具体的な環境活動につながること 「広 範 囲 の 参 加 者 が 得 ら れ る こ と 」「 リ ー ダ ー と な り う る 人 材 が 育 成 さ れ る こ と 」「 環 境 技 術 お よ び シ ス テ ム の 広 範 囲 の 普 及 ・ 定 着 」 の いずれかが見込まれること 少ない経費で大きな効果が得られるようなプロジェクトであること プロジェクト完了後も、環境学習・体験の活動、場の提供、または 環境技術・システムの普及・定着の継続が見込まれること プロジェクトによって育成された人材の活動が見込まれること 効率性 継 続 性 ・発 展 性 参 加 者 の協 働 性 主 体 の信 頼 性 助 成 の必 要 性 人々が対等の立場で参加し、目的意識を共有し、相互に学習できる 活動となっていること プロジェクトが実施される地域の自然、地理、文化、経済、社会、 歴史等の地域特性について十分考慮されていること 実績、経験、ノウハウを持つメンバーが参加し、プロジェクトの 確実な実施が見込まれること 環 境 問 題 に 対 し て 積 極 的 な 意 識 を も っ た 地 域 住 民 、実 務 家 、専 門 研 究 者などが参加し、かつ緊密な協力体制が確立していること トヨタ環境活動助成プログラムからの助成、および、自己資金等で プロジェクトを実施すること 特定費目に偏りがなく、実効性が見込まれること 4 国 内 プロジェクト支 援 /国 内 小 規 模 プロジェクト支 援 選 考 基 準 項目 目 的 の妥 当 性 有効性 効率性 継 続 性 ・発 展 性 地 域 特 性 との 調和性 主 体 の信 頼 性 助 成 の必 要 性 内 容 「 生 物 多 様 性 保 全 」 ・「 地 球 温 暖 化 対 策 」 の い ず れ か を テ ー マ と し 、 地域に根ざした実践的な活動であること 環境へ配慮した意識の形成および具体的な環境活動につながること 少ない経費で大きな効果が得られるようなプロジェクトであること プロジェクトの継続性、発展性などが見込まれること プロジェクトが実施される地域の自然、地理、文化、経済、社会、 歴史等の地域特性について十分考慮されていること 実績、経験、ノウハウを持つメンバーが参加し、プロジェクトの 確実な実施が見込まれること 環境問題に対して積極的な意識をもった地域住民、実務家、専門 研究者などが参加し、かつ緊密な協力体制が確立していること トヨタ環境活動助成プログラムからの助成、および自己資金等で プロジェクトを実施すること 特定費目に偏りがなく、実効性が見込まれること 7. 応 募 手 続 きについて (1) 応 募 方 法 規定の申請書式に必要事項をご記入の上、申請書受付専用メールアドレスまで電子 メールに添付の上、お送りください。原則として、申請書の受付は電子メールのみと させていただきます。やむを得ず郵送となる場合は事務局までご相談ください。 注1)申請書は、原則エクセルファイルにて作成してください。 (PDFは 、 や む を 得 ず 郵 送 の 場 合 の み ) 注2)申請書の要領は、1メガバイトまでとしてください。大きすぎるファイルを 送付されますと申請書を受け付けられません。 注3)一次選考では、申請書以外の書類を見ることはありません。参考資料等を 送付しないでください。 (2) 応 募 締 切 日 2016年 6月 17日 ( 金 ) ( 必 着 ) (3) 申 請 書 類 ① 一次選考用申請用紙 申請書式は、トヨタ自動車ホームページ ( http://www.toyota.co.jp/jpn/sustainability/environment/blessings_of_nature/ecogrant/download.htm l) よ り 、 Excelフ ァ イ ル を ダ ウ ン ロ ー ド す る こ と が で き ま す 。 ② その他 補 足 書 類 (本 選 考 対 象 ) 一次選考を通過したプロジェクトは、本選考用申請書と共に以下の書類を 提出していただきます。 −申請団体の組織構成、活動概要、財務状況等が記載されたパンフレット等 ( パ ン フ レ ッ ト が な い 場 合 は 、 上 記 内 容 を 含 む 書 類 を 作 成 し 、提 出 し て く だ さ い 。) −プロジェクト実施にあたりパートナー団体がある場合は、その概要書類 −プロジェクト実施予定地の写真 5 (4) 申 請 用 紙 の記 入 にあたって 申請書は、日本語で、選考基準に示された内容を参考にして記入してください。 申請書は、所定の枚数以内でご記入ください。 申請金額は、日本円で記入してください。 (5) 注 意 事 項 一度提出いただいた申請書の差し替えはできませんので、ご注意ください。 採否の結果が出るまでは、常に連絡がとれるよう、連絡先変更については 当プログラム 事務局まで逐次ご連絡ください。 採 否 の 理 由 に つ い て は 、お 問 い 合 わ せ に 応 じ か ね ま す の で 、あ ら か じ め ご 了 承 く だ さ い 。 ご提出いただいた申請書・添付資料等は返却いたしかねます。また、申請書・添付 資 料 を 公 表 (除 く個 人 情 報 )す る 場 合 も あ り ま す 。 あ ら か じ め ご 承 知 お き く だ さ い 。 助 成 に 際 し て は 契 約 を 締 結 さ せ て い た だ き ま す 。 契 約 書 様 式 (2016年 度 案 )は 、 ト ヨ タ 自 動 車 HP ( http://www.toyota.co.jp/jpn/sustainability/environment/blessings_of_nature/ecogrant/download.html ) よりダウンロードすることができます。 申 請 書 の 内 容 は 、提 出 さ れ る 団 体 の 意 思 決 定 機 関 で の 承 認 が 得 ら れ て い る こ と が 必 要 で す 。 (6) 申 請 書 送 付 先 (申 請 書 受 付 専 用 )/問 い合 わせ先 <申請書送付先> 1stage-application @g500.jp( 申 請 書 受 付 専 用 メ ー ル ア ド レ ス ) 注 1) 申 請 書 の 電 子 フ ァ イ ル 名 は 、 申 請 団 体 名 に 変 更 の 上 、 お 送 り く だ さ い 。 注 2) 申 請 書 に 個 人 情 報 が 含 ま れ る 場 合 は 、 パ ス ワ ー ド を 設 定 の 上 、 お 送 り 下 さ い 。 その際、パスワードは別メールにて再度お送り下さい。 注 3) 受 信 確 認 メ ー ル の 返 信 は い た し ま せ ん の で 、 開 封 確 認 メ ッ セ ー ジ を 受 け 取 れ る よ う に 設定の上、申請書をお送りいただきますようお願いいたします。 <問い合わせ先> トヨタ環境活動助成プログラム事務局 E-mail: [email protected] (申 請 書 送 付 先 と は 異 な り ま す の で ご 注 意 下 さ い ) HP: http://www.toyota.co.jp/jpn/sustainability/environment/blessings_of_nature/ecogrant/ 注)申請書の容量は、1メガバイトまでとしてください。 (7) 個 人 情 報 のお取 り扱 いについて 申請書にご記入いただきました個人情報は、当助成プログラムの運営管理の目的にのみ 利用させていただきます。 ご 記 入 い た だ き ま し た 個 人 情 報 は 、必 要 な セ キ ュ リ テ ィ 対 策 を 講 じ 、厳 重 に 管 理 い た し ます。 ご記入いただきました個人情報は、トヨタ自動車が責任をもって廃棄いたします。 申請いただいた方には、当助成プログラムに関わるご案内等を送付させていただくことが あります。ただし、ご要請があれば、すみやかに中止致します。 6