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StorageTek Virtual Storage Manager System

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StorageTek Virtual Storage Manager System
ORACLE DATA SHEET
StorageTek Virtual Storage Manager System
主な利点
いますぐ業務の復旧を
• 激増するデータの管理 - カートリッ
ジ に 保 管 さ れ る デー タ が 劇 的 に 増 え
ることで、これまでとこれからのビジ
ネス・アプリケーションをサポートし
ます。
データをいかに管理するかは、売上の伸びと収益の変化に大きく影響
します。データの価値、ストレージ・コスト、取得速度を踏まえて、
データを迅速かつ確実に移動して保管する能力は、ビジネス・リスク
を管理し、業務を最適化し、ディザスタ・リカバリを改善し、総所有
コスト(TCO)を削減するために役立ちます。
• 運用コストを削減しながら、パフォー
マンスを向上し、容量を拡大 - ディス
ク・ストレージの経済的な第 2 層とし
て Virtual Library Extension(VLE)を
追 加 す る と 、 よ り多 く の ア プ リ ケ ー
ションを VSM の制御下に置くことが
できます。
• 投資の保護 - ライブラリ、ドライブ、
またはメディアを追加することなく、
変化するテープ・ワークロードに対応
します。
• データ保護の拡張 - 自動的にコピー
を作成し、重要なビジネス情報をオフ
サイト・ロケーションに透過的に移行
します。物理的な移行または電子的な
ボールティング(またはその両方)を
通じてデータ保護を拡張することで、
ビジネス・リスクを軽減します。テー
プ・カートリッジの最適化によって
ディザスタ・リカバリを高速化します。
• サービス・レベルの維持または向上 ディスク速度でデータを取得します。
最大 256 の仮想テープ・ドライブを使
用することで、ピーク需要に対応しま
す。ドライブ割当てに関する問題を軽
減または排除します。
• テープ管理の簡素化 - ルールに従っ
て簡単かつ予想どおりにデータを移動
し、テープ運用を合理化します。
図 1:テープ・ストレージの運用を最適化する StorageTek Virtual Storage Manager
(VSM)
システム
総売上高の成長とビジネスの収益効率への貢献
データ保護アプリケーションやアーカイブ・アプリケーションのサポートにお
いてストレージ・リソースを最大限に使用するには、市場をリードする仮想テー
プ・ソリューションを検討する必要があります。オラクルが提供する第五世代
の StorageTek VSM システムは、大幅に拡張された Disk-to-Disk-to-Tape 機能を
通じて、収益をもたらす活動を可能にし、コストを削減するように支援します。
エントリ・レベルのバージョンの StorageTek Virtual Storage Manager(VSM)
システムである VSM 5e は、スケーラビリティとパフォーマンスに優れた共有
可能なストレージ・ソリューションとして、ほとんどすべての順次ファイルに
対応しています。また、全体的な VSM ストレージ能力を向上させたり、テープ
なしの仮想ライブラリとして VSM を使用したりするために、オプション製品で
ある StorageTek Virtual Library Extension(VLE)をディスク・ストレージの経
済的な第 2 層として追加することができます。
仮想がもたらす利点
StorageTek VSM システムは、サーバー、ディスク・ストレージ、ソフトウェア
で構成されており、これらが連携してメインフレーム・サーバーとテープ・ス
トレージ・システム間のバッファまたはキャッシュを提供します。メインフレー
ム・ワークロードの読取りと書込みは物理ドライブに対して直接実行されるの
ではなく、仮想テープ・ソリューションによって作成および維持されている仮
想ドライブに対して実行されます。
準備が整ったら、定期的に実際のテープ・ドライブにデータを移動し、同じ場
所にデータセットを配置することで、カートリッジをフル活用できます。仮想
テープを使用しない場合、カートリッジ使用率の低迷や、多大な資本投資、ま
たは複雑で一貫性を欠いたバックアップ/リストア作業といった課題が生じる
可能性があります。
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ORACLE DATA SHEET
StorageTek VSM システムにより、ストレージ・リソースを最大限活用できるよ
になり、また次の事項が実現します。
• ユーザー定義ポリシーを設定してデータの価値に基づくストレージ階層
を作成することで、ストレージ・コストとアクセス要件のバランスを取
ることができます。
• テープ・マウント数とカートリッジ数を抑えたままで非常に大きい容量
を利用できるため、時間が節約され、信頼性が向上します。また、デー
タのレプリケーションや移行、およびリコールに関する手動介入が軽減
されます。
• テープ運用が合理化され、新しいビジネス要件を追加で処理できるようにな
る上に、パフォーマンス、正確さ、効率、スケーラビリティが向上します。
• 構成がより柔軟になり、メディアやドライブ、ライブラリに関する新テ
クノロジーへの移行が簡単になります。
• StorageTek VSM システムあたり 256 もの仮想テープ・ドライブによって、
ドライブ割当ての回復や遅延が最小化または排除されます。
総所有コストの削減
テープ環境を最適化すると、生産性が飛躍し、コストが低下します。次の要素
に注目することで、説得力ある TCO を実現できます。
• 自動化:StorageTek VSM システムは 100%自動化され、1 つに統合され
たシンプルなソリューションであり、プロセッサに依存しないため、CPU
のアップグレードを先送りすることができます。
• カートリッジ使用率:StorageTek VSM システムを使用すると、より少ないス
ペースでより多くのデータを保管できます。これは特に、現在提供されている
大容量テープ・カートリッジを使用した場合に有効です。StorageTek VSM シ
ステムは各カートリッジを 100%使用するよう設計されているため、購入した
ものの価値を十二分に活用できます。その結果として、カートリッジ数を数千
から数百、または数十まで、劇的に削減できます。
• スケーラビリティ:複数(最大 256)の StorageTek VSM システムを分断
なしで接続することで、費用効果と効率に優れた方法で、劇的に容量を
拡張し、パフォーマンスを向上できます。また、VSM に制御されたスト
レージ環境内でディスクの経済的な第 2 層として VLE を使用すると、コ
ストが削減され、パフォーマンスが向上します。
• スループット:StorageTek VSM システム内では、高速かつ効率的にデー
タを移動できます。FICON 向けに設計された StorageTek VSM 5 システム
は、ESCON とネイティブ IP サポートでも使用でき、ESCON の約 4 倍の
速度でデータを送信できます。
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ORACLE DATA SHEET
図 2. ディスクの経済的な第 2 層である Virtual Library Extension(VLE)オプションによ
り、より多くのデータを VSM に保管可能
バックアップとディザスタ・リカバリの強化
テープ環境が最適化されると、リソース、コスト、スペース、時間に関して多
大なメリットが得られます。ここでは、バックアップおよびリストアとディザ
スタ・リカバリにおける目標について検討しましょう。他社のアプローチとは
異なり、StorageTek VSM システムでは、ローカルとリモートを含めた一連の物
理的および電子的な移行オプションから柔軟に方法を選択できます。
StorageTek VSM システムを使用すると、効果的なディザスタ・リカバリの基盤
を構築できます。
• 簡単なディザスタ・リカバリ・プロセスの確立 - 送信速度が向上し、デー
タ量と管理対象のテープ数が削減されるため、ディザスタ・リカバリ計
画の実施が簡単になるとともに、予測可能性と信頼性が向上します。
• データ移行の自動化 - StorageTek VSM システムの高速なデータ・レプリ
ケーション機能によって、データのコピーとオフサイトへの移行が人手
を介さず素早く効率良く実行されます。
• データ整合性の保護 - データをリストアする場合、そのデータは使用で
きるものでなければなりません。高いシステムの可用性が、一貫したジョ
ブの正常終了をもたらします。StorageTek VSM システムの設定を通じて
データ量を二重化、三重化、または四重化することで、データは自動的
に保護され、メディア・エラーに対するリスクが軽減されます。
• 価値に基づくデータの保管と保護の確立 - StorageTek VSM システムの
強力な管理ツールを使用すると、ユーザー定義のルールに従って適切な
レベルのストレージ・デバイスへテープ・データが自動的に配置される
ため、予算内での作業が可能になります。
• データのレプリケーション、移行、リコールに伴う手動介入の軽減
• テープ運用が合理化され、新しいビジネス要件を追加で処理できるよう
になる上に、パフォーマンス、正確さ、効率、スケーラビリティが向上
• 構成がより柔軟になり、メディアやドライブ、ライブラリに関する新テ
クノロジーへの移行が簡単に
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ORACLE DATA SHEET
• StorageTek VSM システムあたり 256 もの仮想テープ・ドライブによって、
ドライブ割当ての回復や遅延が最小化または排除される
• クラスタ化された VTSS 機能によって、同期と非同期の両方のレプリケー
ション・オプションが提供される
速度、容量、アクセス、コストのバランス
StorageTek VSM システムを使用すると、作業量を増やすことなくより良い結果
を得ることができます。ストレージ階層内では、適切なデータが適切なコスト
で適切なデバイスに保管されます。また、変化する価値に基づいてビジネス・
クリティカルな情報が保護されます。
• スループットを向上させ、実際のテープ・ドライブがフロントエンドの
作業に与える影響を軽減することで、テープ・ワークロードのパフォー
マンスが向上
• データのストレージ要件が増大するに従って、容量を効率良く大幅に拡大
• メディア、ドライブ、ライブラリ関連のテクノロジーの進化に従って、
環境を破壊することなく増設や変更を実現
• オラクルが提供する大容量の StorageTek T10000 テープ・ドライブと高
速アクセスの StorageTek T9840 テープ・ドライブ(両方とも暗号化に対
応)を透過的に組み合わせることで、ストレージとデータに対するさま
ざまなニーズに対応
ビジネスの変革
StorageTek VSM システムは、総売上高の成長とビジネスの収益効率に貢献しま
す。また、テープ・ストレージ運用を最適化することで、TCO を削減するとと
もに、バックアップとディザスタ・リカバリの手法を改善します。StorageTek
VSM システムを利用すると、データ・ストレージに対する需要の増加に対応し
ながら、費用効果に優れた運用を簡単に実現できます。
Oracle Advanced Customer Services のストレージ・エキスパート
Oracle Advanced Customer Services のストレージ・エキスパートは、データの
ライフ・サイクル全体を通じてストレージ・パフォーマンスを最適化および管
理する統合サービスおよびソリューションを提供することで、お客様がスト
レージの課題を解決できるよう支援します。たとえば、オラクルのストレージ
準備サービスでは、使用率、可用性、容量計画、管理効率の問題に取り組むこ
とで、素早い投資回収の実現に貢献します。Oracle Advanced Customer Services
が抱えるストレージ業界の経験豊かなサポートにより、効果的な仮想化に欠か
せない要素である階層型ストレージ・アーキテクチャで、効率良くデータを割
り当て、統合する方法を示します。オラクルのストレージ・サービス・プロフェッ
ショナルを利用して、必要な信頼性と柔軟性を備えた重要な成果を獲得および
維持してください。
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ORACLE DATA SHEET
StorageTek Virtual Storage Manager System の仕様
StorageTek Virtual Storage Manager System の仕様
パフォーマンス・データ
StorageTek VSM 5e
StorageTek VSM 5
StorageTek VLE
ディスク・パフォーマンス
15,000RPM ディスク・
ドライブ
15,000RPM ディスク・
ドライブ
7,200RPM ディスク・
ドライブ
物理キャッシュ
8GB
32GB
128GB
有効キャッシュ(4:1 圧縮)
32GB
128GB
512GB
非揮発性ストレージ
(保存前に平均 4:1 圧縮)
256MB
256MB
N/A
有効な非揮発性ストレージ
(4:1 圧縮)
1,024MB
1,024MB
N/A
容量
800GB、1.25TB
1.25TB 、 2.5TB 、 5TB 、 220TB、440TB、660TB、
7.5TB、11TB、14TB、16TB、 880TB
18TB、21TB、23TB、25TB、
28TB、45TB、68TB、90TB
チャネル
8xFICON または
16xESCON、FICON か
ESCON のいずれかのみ、
4xEthernet IP サポート
(VTSS や VLE との接続)
4xFICON(16 にアップグ
レード可能)
256
256
HSC 6.2/VTCS 6.2、z/OS
1.1+
HSC 6.2/VTCS 6.2、z/OS
1.1+
HSC 6.2/VTCS 6.2、z/OS
1.1+
高さ
59.7 インチ(154.94cm)
59.7 インチ(154.94cm)
78.7 インチ(197cm)
奥行
30.4 インチ(77.1cm)
30.4 インチ(77.1cm)
47.2 インチ(118cm)
幅
36.3 インチ(92.1cm)
36.3 インチ(92.1cm)
23.6 インチ(60cm)
重量
982 ポンド(445kg)
982 ポンド(445kg)
1299 ポンド(585kg)
サービス間隔
21.3 インチ(54.1cm)
21.3 インチ(54.1cm)
36 インチ(76.2cm)
容量
仮想テープ・ドライブ
16xEthernet IP(VSM5 と
の接続)
16xESCON(32 にアップグ
レード可能)
4xEthernet IP サポート
(VTSS や VLE との接続)
管理
最小ソフトウェア要件
寸法
環境
動作時温度
+60~+90°F(+16~+32°C) +60~+90°F(+16~+32°C) +60 ~ +90°F ( +16 ~
+32°C)
最高湿球温度
+73°F(+23°C)
+73°F(+23°C)
+73°F(+23°C)
動作時相対湿度
20~80%
20~80%
20~80%
電源
電圧
200~240V AC(50~60Hz) 200~240V AC(50~60Hz) 200 ~ 240V AC ( 50 ~
60Hz)
消費/損失電力
最小 8.6kBTU/時
最小 8.6kBTU/時
最小 9.1kBTU/時
最大 12.4kBTU/時
最大 12.4kBTU/時
最大 21.8kBTU/時
最小 2.6/最大 3.8
最小 2.6/最大 3.8
最小 2.5/最大 5.7
kVA
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ORACLE DATA SHEET
保証
StorageTek 製品に対するオラクルのグローバル保証サポート情報については、oracle.com/jp/support を参照してくだ
さい。
サービス
StorageTek 製品に対してオラクルが提供しているサービス・プログラムの詳細については、oracle.com/jp/support
を参照してください。
お問い合わせ窓口
Oracle Direct
0120-155-096
oracle.com/jp/direct
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