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スポーツの振興・健康体力づくりについて

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スポーツの振興・健康体力づくりについて
資料4
スポーツの振興・健康体力づくりについて
平成26年9月4日
千葉県・千葉県教育委員会
〇みんなで取り組む「教育立県ちば」プラン
(千葉県教育振興基本計画
第3章-Ⅱ-5【課題と施策の方向】(抜粋))
県民のだれもが、生涯にわたりスポーツに参加できる環境を整備するため、スポーツに
よる地域づくりや、優れた地域スポーツ指導者の育成など、地域住民が主体となった地域
スポーツの振興が必要です。
また、子どもたちが心身ともに健やかに成長していくためには、適切な運動、調和のと
れた食事、十分な休養という基本的な生活習慣を毎日の生活の中で適切に身に付け、スポ
ーツや自然の中での様々な体験により、競い合い、教え合いながら強調性や社会性を養う
ことが必要です。
この課題を踏まえ、教育振興基本計画では、「フェアプレーの精神を育てるスポーツ、
健康・体力づくりと食育を推進する」とする施策を掲げ、「体力向上を主体的に目指す子
どもの育成」、「ちばの自然や恵みを生かした食育の推進」、「見るスポーツ」・「する
スポーツ」の推進、「人々に夢と感動を与える競技力の向上」の4点について重点的に取
り組んでいます。
(1)体力向上を主体的に目指す子どもの育成
①いきいきちばっ子コンテスト「遊・友スポーツランキングちば」の充実(参考資料あり)
各学校の実態に応じて、体育の授業や業間休み・昼休み等の時間に仲間と楽しく協力
しながら8種目の運動に取り組むことで、積極的な外遊びや運動する機会を奨励する。
日常的に運動に親しむ環境作りに貢献することができ、誰にでも取り組みやすく、コミ
ュニケーションの育成に役立っている。体力向上の施策として必要な事業の一つである。
・平成25年度参加校 308校
申込総数 25,401件
②指導力の優れた教員による授業改善(体育の授業マイスター認定事業)
体育の授業において、優れた指導力を有している教員を「体育の授業マイスター」と
して認定し、授業公開、指導技術の記録(DVD)
、授業支援等を行い、小学校の体育
授業の改善に役立てるとともに、小学校教員の資質向上を図っている。
・平成25年度
体育の授業マイスターによる公開授業:24回(参観者426人)
授業記録の活用 3,044回(視聴者21,692人)
③「いきいきちばっ子健康・体力づくりモデルプラン」の活用(参考資料あり)
子どもたちが豊かな人間性やたくましい体を育み、一生を通して健康・体力づくりを
進めていくための意欲と方法を身につけるために「いきいきちばっ子健康・体力づくり
モデルプラン」を作成しました。
(2)ちばの自然や恵みを生かした食育の推進
①いきいきちばっ子食育推進事業
第2次千葉県食育推進計画の教育分野における施策目標である「生涯にわたり、心も
体も健康な生活を送れる児童生徒の育成」を目指し、学校における食育の指導体制と指
導内容の充実を図るとともに、学校給食を活用した食育の充実及び食物アレルギーに関
する対応についての理解を深めることを趣旨として、以下の事業を実施する。
・食に関する指導事業地区別研究協議会の開催
管理職・一般教諭・栄養教諭・学校栄養職員等、学校給食に関わる全ての教職員を
対象に、各地区で先進的に実践している学校の発表や研究協議,講演を実施し、各学
校における食に関する指導体制と指導内容の充実を目指す。
・高等学校と連携した食育活動推進事業
農業・水産系高等学校の豊かな圃場や施設を利用し、近隣幼稚園・小中学校の児童
生徒が農作業や飼育されている動物と触れ合ったりするなどの体験型の食育活動を
展開し、園児や小中学生と高校生との交流を通して、それぞれの発達段階に応じた食
育活動を支援する。
・地域における食育指導推進事業
各地域に栄養教諭等を中心とした食育指導推進委員を委嘱し、勤務校を食育指導推
進拠点校として指定し、食に関する指導の授業実践公開と食に関する連絡協議会を通
して指導実践力の強化を目指し、食育指導の充実を目指す。
②学校給食指導事業
学校栄養職員及び栄養教諭の専門職としての知識・技能と併せ、広く学校教育全般にわた
る現状と課題についての識見を深め、実践的指導力と資質の向上のために研修を行う。
・対象:学校栄養職員、栄養教諭(新規採用者、5年経験者、10年経験者)
③ちば食育活動促進事業
「ちば食育サポート企業」が行う「学校参加型食育体験プログラム(出前授業等)」や、「ちば
食育ボランティア」が学校や公民館などで行う郷土料理教室の実施等により、官民パートナ
ーシップによる食育活動を推進する。
ちば食育サポート企業:社会貢献活動として独自に食育を実践する企業、または、公的機関
やちば食育ボランティアが実践する食育活動に支援・協力する企業
ちば食育ボランティア:学校教育や地域活動の場で食や農林水産業に関する知識や経験な
どを話したり、郷土料理などの調理実習、農業体験の受け入れなどをするボランティア
(3)
「みるスポーツ」
・
「するスポーツ」の推進
①広域スポーツセンター事業(参考資料あり)
スポーツ立県ちばの実現を目指すとともに、県民の運動実施率の向上を推進するため、
広域スポーツセンター運営委員会の開催を始め、クラブの創設、育成、自立活性化を図
る研修会、クラブマネジャー講習会の実施やクラブ訪問を行う。
「総合型地域スポーツクラブ」
(以下「クラブ」という)
、に関わる各種事業を展開す
る。県内のクラブを統括する団体である千葉県総合型地域スポーツクラブ連絡協議会と
の連携を図り、イベントの企画・運営や、交流行事や各クラブの情報収集を行い、HP
等での情報提供を行い、クラブ間交流会の促進やクラブ会員の増員を啓発していく。
②国際スポーツ大会の開催(国際千葉駅伝開催事業)
県が関係団体に働きかけて招致し、昭和63年から開催している。
国際スポーツ交流をとおして、千葉県の PR 拡大、県民のスポーツに対する関心を高
め、国際化の進展等を図るとともに、世界のトップランナーを間近で見る機会を県民に
提供し、
「みるスポーツ」
・
「ささえるスポーツ」として、県民の健康づくりや体力の向
上への関心を促進している。
③ちばアクアラインマラソンの開催
スポーツを通じた健康増進等と、千葉県が有する様々な魅力の発信のために、平成
26年10月19日(日)に2回目の「ちばアクアラインマラソン」を開催すること
としている。
(4)人々に夢と感動を与える競技力の向上
①千葉県競技力向上推進本部による競技団体の支援
「国民体育大会入賞」及び「未来のアスリートの発掘・育成・強化」を目標とし、関係
団体と連携を図りながら、選手の育成・指導者の養成・組織の整備など、本県競技力の向
上に資する事業を推進している。
その一環として、2020年東京オリンピックへ出場を目指す本県ジュニア選手強化に
取り組んでおり、基礎強化指定選411名、特別強化指定選手120名を認定、平成26
年7月10日に指定証授与式並びにオリンピック選手による講演会を実施した。今後、関
係団体と連携しながら指定選手への支援を行うこととしている。
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