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資料3ワークショップ成果(PDF形式 330キロバイト)

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資料3ワークショップ成果(PDF形式 330キロバイト)
相談支援Aグループの成果
井口さん,石原(伸)さん,今さん(リーダー)
佐藤さん,村田さん(沼田さん代理),矢島さん
困窮者の自立を困難にしている要因
雇用環境
孤立(人とのかかわり)
・安定就労に至らない
・働く場所がない
・高齢のため働けない
・働きたくても年齢オーバー(中年)で職がない
・正社員になれない
・低い賃金
・非正規労働
・派遣労働
・仕事を探しても,やりたいものがない
・職業を選びすぎる
・仕事を選り好みする
・社会とのつながり
・さびしさ
・高齢で身寄りがなく収入がない
・コミュニティ
・地域になじめない,関係が持てない,外に出ら
れない
・頼れる人がいない
・孤立(同意見2件)
・無縁社会
・地域のつながり
・人と話をするのが苦手
・人前が不安
・社会への不安・恐怖
・頼れる親族・友人・知人がいない
・人とかかわるのが苦手で働けない
就労意欲
・就労意欲の不足
・就労意欲の低下
・生活意欲の減衰
・生きる気力がない
・働くことができない
・働くトラウマ
・忍耐力がない
・働くことが嫌いである
・飽きっぽい
・仕事に就くが長続きしない,あきらめる
・仕事をする気持ちがない
・生活保護を受けるうま味を知っている
・生活保護費内の生活で十分であるという考え
家庭環境
・離婚(同意見2件)
・家族関係
・子どもが多い(同意見2件)
・DVを受けており,そのことに気づいていない
・障害児を抱えている
・子どもが小さく仕事に行けない
・子どもの体が弱い
・家族全員が精神疾患である
・共依存関係
・老老介護
・親が高齢,子が精神疾患で生活困難
・親子で障害を持っている
貧困の連鎖
・肉親への援助による困窮
・親族も貧困である
・貧困による格差
・情報不足
自己制御(自己管理・嗜癖)
・携帯に依存している
・テレビゲーム
・ギャンブル依存
・課金式ゲーム依存
・パチンコがやめられない
・投資への依存
・出会い系サイト依存
・健康不安による不必要な健康食品の購入
・生活水準が収入に見合っていない
・無計画な支出
・浪費する
・いろいろな誘いを断れない
・思いつきで行動してしまう
・金銭管理が苦手である
・借金がある
・多額のローン
・多重債務から抜け出せない
・収支バランスが保てない
・我慢がきかない
・ブランド物が欲しい
・金銭を使いすぎてしまう
個人の資質
・生活能力がない
・約束を守れない
・嘘をついてしまう
・社会性が乏しい
・生活習慣が身についていない
・どのように困っているかを説明できない
・人の話を聞くことができない
個人の病気・障害等
社会保障
・障害(身体的・精神的)
(同意見2件)
・傷病(身体的・精神的)
(同意見2件)
・病気があるため働けない
・体が弱くて働けない
・精神的な病気がある
・難病で働けない
・認知症を患っている
・認知症でコミュニケーションが取れない
・過食症でお金がかかる
・アルコールへの依存が強い
・薬物依存(同意見2件)
・過食症
・生活保障,社会的保障
・受け止める場
・どんな制度があるかわからない
・公的な援助手続きの仕方がわからない
・低い年金
・社会資源の不足
・環境(交通)
・生活保護
支援への心理的抵抗
・貧困に対するイメージ
・病気があることを知られたくない
・相談の仕方がわからない
・支援者とケンカをしてしまう
・自分で行動できない,助けを求められない
・プライドが高く,助けを求めることに踏み切れな
い
・公的な支援は受けたくない
・制度利用への心理的抵抗
教育問題
・いじめ
・不登校
・引きこもり,ニート(長期)
その他
・宗教にはまってしまう
・犯罪歴
・悪い友人・知人に金品を取られる
・だまされやすい
自立を阻害している要因に対して,今受けられる支援
○児童相談所
○ハローワーク
○わかものサポートステーション
○ジョブカフェ
○市役所雇用労政係
○民生委員
○各種相談窓口
○生活保護制度
○生活保護制度自立支援プログラム
○生活福祉資金(社協)
○生活支援相談センター(社協)
○きたのまち(就労支援)
○あそーと
提案:自立を阻害している要因に対して今後必要とされる支援とは
(相談支援)
○相談窓口が多すぎる
○窓口の一元化
○各窓口が寄り添う
○「おせっかい」な支援
○伴走型支援
○能動的支援(アウトリーチ・地域に密着)
(就労)
○既存機能の強化・連携
○ステップ化された支援
○意欲を刺激する仕組み(お金・物欲・名誉)
相談支援Bグループの成果
石原(宏)さん,石山さん,木村さん
高桑さん(リーダー),事務局
※欠席3名
困窮者の自立を困難にしている要因:
(就労を阻害する)本人の要因
就労
・就職がない
・認知症の親を介護している
・病院に行くお金がない
・当座の生活資金がない
・時間など常識的な約束事を守ることができない
・就職先が決まったがそこに行くお金がない
コミュニケーションスキル
・成功体験が乏しい
・対人関係が上手く築けない
・プライドが高い
・人と話ができない
・長い間引きこもっていて人との関わり方がわ
からない
・自分の考えていることを相手に上手に伝えら
れない
・仕事をしても対人トラブルからすぐやめてし
まう
・何をしてもうまくいかないと思っている
病気や障害が原因
・発達障害
・知的障害
・精神障害
・仕事を続けられない
・統合失調症により仕事困難
・他人の視線が怖くてバスに乗れない
・病気があるので正規雇用にならない
・他人の視線が怖くて人が集まるところへ行くこ
とができない
・精神疾患があって仕事をくびになった,新しい
仕事が見つからない
・仕事をしたいと思っているが,無理ないように
と主治医から言われている
・対人恐怖があって外に仕事に行くことができな
いが,内職を探しても仕事がない,工賃が安い
・人との関わりがストレスになるので仕事をする
ことが難しい
意欲
アディクション(嗜癖)
・就労意欲(同意見2件)
・生活意欲がない
・生活目標がなく,その日を過ごせばよいと思っ
ている
・依頼心が強く自分では行動を起こせない
・自分は無収入だが親の年金で生活できている,
自分は困っていない,困っているのは親だけ
・生活保護の受給経験によって,頑張らなくても
いいと思ってしまう
・アルコール依存症
・金銭感覚のない浪費癖,アディクション
・自分の健康状態・衛生状態に無関心である
・ギャンブルで借金を作ったことがあるのにギャン
ブルがやめられない
障害の受容
・障害を受容できていない
・障害年金は受けたくないと,申請に至らない
金銭管理
・計画性がない
・金銭管理ができず持っているお金をすぐに使っ
てしまう
・お金の管理ができない
・年金や収入があるとあっただけ使い,次の年金
支給日までお金がない生活となる,計画的にお金
を使えない
困窮者の自立を困難にしている要因:相談窓口・相談先
・総合相談窓口がない
・困ってはいるがどこに相談したらいいのか,誰に相談したらいいのかわからない
・周囲に相談できる人がいない
・広範な相談窓口がない
困窮者の自立を困難にしている要因:社会的な要因
環境要因・家庭
社会性を身につける経験不足
・離婚
・未婚の母
・父子家庭・母子家庭
・児童虐待
・家庭内暴力
・家族と疎遠である(同意見2件)
・家庭内不和
・寂しい生い立ち
・相談できる相手がいない
・家族の支援が受けられない
・親や子など本人以外も困窮者である
・家族に問題があり,自立できない・親の生活態
度が子どもに引き継がれる
・高齢認知症・精神疾患・障害者などキーパーソ
ンとなり得ない家族
・高校中退
・中卒
制度
・前科があって就職できない
・犯罪者
・経済的虐待(年金等)
・借金があって生活できない
・多額の借金
・保証人になり多額借金
・会社の倒産
・難病疾患による就労困難・収入減
教育問題
・いじめ
・不登校
・不登校の状態が放置されて低学力な大人になる
高額な医療費
地域
・がん疾患,多額の治療費
・地域で孤立
・地域からのいじめ
被害者(犯罪・消費)
・消費者被害,海外宝くじ
・消費者被害,多額の詐欺
・低年金
・高齢者で収入がない
・保証人がなくて部屋を貸してもらえない
・行政機関等に不信感がある
・刑務所を出たばかりで住所がない
・生活困窮を自己責任と捉えられ,支援の対象と
みなされない
自立を阻害している要因に対して,今受けられる支援
○既存の相談窓口の活用
○民生委員・地区社協・市社協・市民委員会の見守りがある
○就労の一部に限って保証人制度がある(国の制度)ただし対象者の間
口が狭く,今は保護観察中の人に限る
提案:自立を阻害している要因に対して今後必要とされる支援とは
○保証人がいなくても住居を確保できるシステムの構築
○教育制度から離れた方々を対象とする居場所づくり(不登校・中卒・高校
中退者など)
○成年後見制度や地域権利擁護事業のような大げさではない,もっと気軽で
身近に利用できる,金銭管理してくれる存在
○リワーク支援,何度も何度も継続できる支援
○専門的な対人関係・コミュニケーションスキルへの継続援助
○ワンストップの総合相談,トータルコーディネート(継続支援窓口)
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