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Cloud Days Tokyo 2016ダウンロード資料

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Cloud Days Tokyo 2016ダウンロード資料
セルフサービスBIとエンタープライズBIを両立させる
活用方法と基盤とは?
~KDDI様のデータ活用事例とOracle BI & Oracle Exalytics最新情報~
クラウド・テクノロジー事業統括
BI事業本部 BIソリューション部
シニアコンサルタント 三谷 亮太
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継続的なビジネス・インテリジェンスへの投資
長年提供してきた実績のあるSW/HW製品群
2015年
• すべてのBI機能で共有する単一の実行基盤
•
管理コストの削減、複雑さの排除
• ハイ・パフォーマンスの実現
•
BI専用マシンのインメモリ処理による高速化の実現
• 変化するユーザのニーズへのすばやい対応
•
2012年
高度な可視化機能の提供
Business Intelligence 12c
2010年
BI専用H/W
Exalytics
2007年
1992年
Hyperion
Business Intelligence 11g
Business Intelligence 10g
OLAP Cube 初出荷
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2
最近のBI界隈の課題:
セルフサービスBIとエンタープライズBI
セルフサービスBI
エンタープライズBI
・手元にあるデータを手軽に可視化
・ユーザーのスキルに依存しない
・複数データのマッシュアップ
課題:データやユーザーの増大に
耐え切れない
・数億、数十億行のデータを可視化
・数千人のユーザーアクセス
・高度なセキュリティとデータの一貫性
課題:ユーザーが手軽に分析を開始でき
ない(画面のリリースに時間がかかる)
ジレンマ;
セルサービスBIはなかな
かユーザー数が増えず
(マネタイズできず)
エンタープライズBIは
ユーザーの期待に
迅速に答えづらい
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3
Oracle Business Intelligence
セルフサービスからエンタープライズまで、企業の持つ「何」と「なぜ」を解き明かす分析ツール
情報探索 (Self Service BI)
Discover New Insights
情報分析 (Enterprise Reporting)
Explore Your Business
–シナリオへの仮説検証
–定型分析・レポート
–疑問に対する解を探索
–新規分析の実行
–新たな相関の発見
–集計データのドリルダウン
–データからの洞察
–閾値に基づく検知
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4
Oracle Business Intelligenceで情報を武器にする
データ分析とデータ探索を1つのサービスでご提供できることのメリット
経営
ダッシュボード
外部データ
(統計情報、予測値)
経営者
企業の
ビジネスデータ
Data Visualization
営業本部
営業パイプライン
Dashboard
顧客サービス
人事部
タレント管理 顧客満足度
ビジネスアナリスト
(企画部門)
ビジネスアナリスト&
ビジネスマネージャー
社内外の統計や予測、実績情報から
ビジネス上の問題を“発見”
“発見”したビジネス上の
問題を、数値を元にした施策立案
海外現法
収益管理
ビジネスマネージャー
業績向上のための施策を
PDCAで業績管理
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5
オラクル Data Visualization & BI製品戦略
~IT部門, LOB部門の双方のニーズに適した製品をクラウドとオンプレミスで提供~
オンプレミス
・BI 12c & Data Visualization
・Exalytics
エンタープライズ向け統合BI
システム部門
主導
Data Visualization Desktop
デスクトップ型 ビジュアル・アナリティクス
エンタープライズ
• 中/小規模企業
• 小規模導入
• プロトタイプ導入
ビジネス
ユーザー主導
LOB部門
セルフサービス
Data Visualization
Cloud Service
BI Cloud Service
クラウド型BI
クラウド
クラウド型 ビジュアル・アナリティクス
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Oracle Business Intelligence 12c
ビジネスシーンにおける情報活用ニーズに幅広く対応する帳票作成・分析のためのソフトウェア
強化
特長
新機能




モバイル
ビジュアライゼーション
オフィス
連携
強化
What-if
シナリオ分析
ダッシュボード
強化
自由
分析
固定帳票
地図連携
スコアカード
すべてのデータを横断的に利用可能な分析ビュー
データソースに依存しない高度で対話的な分析機能
企業レベルで共通化された分析モデルを提供
探索のためのビジュアライゼーション機能を提供
利点
 気づきとアクションを結びつけることで、ビジネスの
パフォーマンスが向上
 再利用可能な分析資産により生産性が向上
 単一の分析基盤による効率的な管理
 一貫性のある企業の分析指標を提供
 一度のモデル作成で、あらゆる場所から利用可能
 さまざまなモバイルデバイスが利用可能
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7
情報分析機能
Oracle BI Dashboard
ダッシュボードを用いることで業務で必要となるレポートを一つの画面に表示することができます。
必須情報をまとめることでユーザーは最小限の手順で情報を入手することができます。
また、ダッシュボードは個人向けにカスタマイズできるので、より個人にフォーカスした情報提供の場と成りえます。
個人向けカスタマイズ
共通レポートを自分用に条件変更。
カスタマイズ保存することで、見たい
情報に少ない手順でアクセスできる。
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8
情報探索インタフェース
Oracle Data Visualization
従来とは違った視点で情報を可視化することにより、新しい発見・気付きを得ることが可能となります。クライアントに保存され
たExcelファイルも情報探索の対象とできるため、「現在何が起こっているのか」をスピーディに探ることができます。
Oracle Data Visualizationを用いることで
あらゆるデータを用いて情報の分析と探索が出来る
⁃サブジェクト領域を経由してDWHの情報を探索
⁃個人で保有するデータ、社内外のデータを探索
複数データソースを統合して探索出来る
⁃データベースのデータとExcelデータを統合して探索
今までとは違った視点からインサイトを得ることが出来る
⁃データの視覚化をシステムが自動的実行
⁃ドラッグ&ドロップのみで新たな相関関係を発見
分析や気づきの共有が出来る
⁃分析結果と仮定を文字情報とともに伝える
⁃他者とインサイトを共有
ワンクリックでより高度な情報分析が出来る
⁃統計関数の利用
クラスター、フォーキャスティング、外れ値など
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Oracle BIの特長(まとめ)
1 セルフサービスからエンタープライズ用途までを網羅するスイート製品
・おおよそ必要とされる各種分析機能を網羅するスイート製品です
・現場部門自身でのセルフサービスでの分析用途から、全社規模での活用を行うエンタープライズ用
途まで同じインフラ上で、同じ操作性で利用できます
・経営層/マネジメント層へのマネジメントBIから現場部門におけるオペレーショナルBIまで
幅広くサポートします
2 高い利便性~各種分析機能/配信/ローカルデータマッシュアップ/Data Visualization
・統合DBやDWH、業務システムDBを1ヶ所に一元管理された共通の仕組で透過的に統合可視化
・リレーショナルデータソースや、OLAPデータソース、Hadoopデータソースなど様々なソースを
マルチデータソース機能で、仮想統合化
3 情報基盤~パフォーマンス、セキュリティ、データマネジメント
・データストアを持たないキューブレスのアーキテクチャで、ExadataおよびDatabase Inmemoryの親和性が高く、高速DBのパフォーマンスを享受します
・対象データの範囲拡大と粒度詳細化、分析軸追加と利用者拡大に対応できます
・権限/アクセス制御や監査および細かな粒度(行列レベル)のデータ制御までおおよそ必要
とされるセキュリティ要件を備えます。
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Oracle Exalytics In-Memory Machine
インメモリ技術を搭載したビジネスアナリティクス専用のエンジニアドシステム
多彩な表現力
Oracle Business Intelligence
 容易な操作で多彩な表現力
 数千人の同時利用に耐えるパフォーマンス
超高速分析エンジン
Exalytics In-Memory Software
Oracle Database In-Memory
 「よく使うデータをインメモリに」リコメン
 画面だけでなくSQLも高速化
ベース : Oracle Server X6-4
CPU : 72core,Intel Xeon E7
メモリ : 2-3 TB RAM
ストレージ :7.2 TB HDD
9.6 TB FLASH
ベース : SPARC T5-8
CPU : Sparc 128core, 1024thread
メモリ : 4 TB RAM
ストレージ : 7.2 TB HDD
3.2 TB FLASH
高性能かつ低リスク導入
 H/W専用にチューニングされたS/W
 「決め打ち」構成での迅速な構築・運用
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複数要因にまたがるBIシステムのボトルネック
Exalyticsで画面のみならずデータベース層の処理も高速化
DBサーバの負荷?
SQLが複雑?
BIサーバの負荷?
ネットワーク帯
域?
Web層?
CPU枯渇?
ディスクI/O?
画面が増えたら全体的に
遅くなったような…
Java?
プロトコル?
パケットサイズ?
SQL生成?
Exalyticsにより画面(アプリケーション層)だけでなく
SQL(データベース層)の高速化も可能
データベース・サーバ
ネットワーク
BI・サーバ
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クライアント
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Exalyticsの歴史
+ 1TB RAM
+ 2.4 TB PCI Flash
+ bigger disks
X2-4
1 TB RAM
4 Intel® Xeon® E7-4870
40 physical cores total
3.6 TBs of raw disk capacity
X3-4
+ CPU Engineered for Oracle
+ Capacity on Demand
+ even bigger disks
X4-4
+ More Flash Storage
+ CPU Engineered for Oracle
+ More Processing Power
+ More Flash Storage
X6-4
X5-4
T5-8
2 TB RAM
4 Intel® Xeon® E7-4870
40 physical cores total
2.4TB PCI Flash
5.4 TBs of raw disk capacity
Up to 3 TB DRAM
4 Intel® Xeon® E7-8895 v2
60 physical cores total
2.4TB PCI Flash
7.2 TBs of raw disk capacity
Up to 3 TB DRAM
4 Intel® Xeon® E7-8895 v3
72 physical cores total
4.8 TB PCI Flash
7.2 TBs of raw disk capacity
Up to 3 TB DRAM
4 Intel® Xeon® E7-8895 v3
72 physical cores total
9.6 TB PCI Flash
7.2 TBs of raw disk capacity
4 TB RAM
8 SPARC T5 processors
128 cores/1024 threads
6.4 TB Flash
9.6 TB raw disk capacity
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新モデル: Exalytics X6-4 (9月リリース)
1ノードで大量のメモリと専用CPUを持つインメモリ分析に最適な
H/W
• Intel Xeon 8895 v3 (Up to 3.5GHz)
– 18 cores/socket, 72cores/machine
– 8Coreから購入可能(Capacity On Demand)
• 2TB memory (3TBに拡張可能)
• 7.2TB HDD
• 9.6TB Flash
• InfiniBand, 10G Fiber networking
• Exalytics Software Release 2.0
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Exalyticsのソフトウェア構成
Oracle Business Intelligence
Oracle Database 12c with In-Memory Option
Hyperion Planning / Financial
Management
Big Data Discovery
Exalytics In-Memory Software
WebLogic Server
Oracle Linux / Oracle VM / Oracle Solaris
BIOS/Firmware
H/W
ILOM
(※1)現時点でBig Data DiscoveryはSolaris対応しておりません
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Exalytics In-Memory SoftwareのOracle BI向け機能
専用機能により同等H/Wサーバを上回るパフォーマンスを発揮
• サマリアドバイザの使用
• DBIMに対する集計の永続化(Aggregate Persistence) の実行
• Oracle BI ServerのExalytics向け最適化
• Oracle BI Presentation ServerのExalytics向け最適化
• Oracle BI ServerのEssbase向け最適化
• BI PublisherのBursting強化
Exalyticsの場合、Oracle BI
インストール時に有効化可能
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インメモリ処理の恩恵を受けやすい分析処理
インメモリ・スキャンの高速フィルタリング
1. 必要なカラムのみアクセス
全表走査
2. 効果的な圧縮技術により圧縮
した状態で検索が可能
(ディクショナリ圧縮)
Table Access Inmemory Full
(インメモリ・スキャン)
フィルタリング
CPU
複数の
データを
ロード
Min 8
Max 12
Min 4
Max 7
Min 13
Max 15
ベクター・レジスタ
データ読込み
Min 1
Max 3
3. インメモリ・ストレージ索引
により最小限のIMCUのみス
キャン
CA
CA 一度の命令で
CA 全ての値を
ベクター演算
CA
4. 最新のプロセッサで搭載されて
いるSIMDにより高速スキャン
(ベクター・スキャン)
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パフォーマンス向上を実現するインメモリ分析
Database In-memoryはData Visualizationに最適
• Data Visualizationは自由検索ツールのた
め、システム管理者にとって、「作成され
るSQL」を制御することが難しい
– DashboardはIndexで対応しやすいが、DVを
Index対応することは困難
• さらに、基本1クリック毎にSQLを発行す
るため、Dashboardに比べてSQLの数が
多くなり、システム不可が大きい
– Excelレベルの行数なら問題ないが、数千万、数
億行となると非常に大きな負荷となる
• 以上の理由により、Data Visualizationを
快適に使うためにはDatabase Inmemoryが最適となる
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サマリアドバイザ: よく使うデータをインメモリ化
「朝九時に自部門のダッシュボードを見る」といった場合
「月別、地域別、製品別、組織は自部門のみ」といったよく使われる検索を学習しインメモリに配置
①検索時は、インメモリデータマートからミリ秒で応答
①
よく使われるデータを
インメモリにロード
②
DWHは明細で
全データを保持
②自由検索など、使用頻度の低い検索はDWHから取得
サマリアドバイザが「作成するべき集計」をリコメンドしインメモリデータマートを構築
明細データをインメモリDB上に置くことも可能
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ExadataにExalyticsを追加する理由
BIとDBの双方を劇的に高速化する唯一のソリューション
• Exalyticsに分析業務をオフロード
– BIアプリケーションも高速化
– Exalyticsはインメモリ分析に特化
分析
OLTP
バッチ
• 1ノードあたり72Coreと2-4TBメモリを集約
– 既存Exadataに手を入れずにインメモリ化
– 分析業務は、ピークの負荷が読みづらい
– Exadataを拡張よりも、Exalytics追加のほうが予算的にも、運用的にもリーズナブル
• ライセンスは8coreから
• Exalytics内の超高速なインメモリデータと、Exadata内のペタバイト級データの両
方を同じ画面からシームレスに分析
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• 以下の事項は、弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明す
るものです。また、情報提供を唯一の目的とするものであり、いか
なる契約にも組み込むことはできません。以下の事項は、マテリア
ルやコード、機能を提供することをコミットメント(確約)するも
のではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないで下さ
い。オラクル製品に関して記載されている機能の開発、リリースお
よび時期については、弊社の裁量により決定されます。
OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標で
す。
文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。
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Oracle Digitalは、オラクル製品の導入をご検討いただく際の総合窓口。
電話とインターネットによるダイレクトなコニュニケーションで、どんなお問い合わせにもすばやく対応します。
もちろん、無償。どんなことでも、ご相談ください。
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