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注記事項

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注記事項
注 記 事 項
(エネルギー需給勘定)
Ⅰ.重要な会計方針
当事業年度より、改訂後の独立行政法人会計基準を適用して、財務諸表等を作成しております。
1 .運営費交付金収益の計上基準
費用進行基準を採用しております。
主たる業務である研究開発関連業務については費用進行基準を採用しておりますが、これ
は業務達成基準及び期間進行基準を採用することについて、研究開発に係る業務と費用の
対応関係が必ずしも明らかでない理由により困難であり、費用進行基準を採用する必要があ
るためです。
2 .減価償却の会計処理方法
有形固定資産
定額法を採用しております。
なお、主な耐用年数は、以下のとおりです。
建
物
4
~ 47 年
構
築
物
35 ~ 44 年
機械及び装置
3
~
8 年
車 両 運 搬 具
4
~
6 年
工具器具備品
2
~ 15 年
また、特定の償却資産(独立行政法人会計基準第86)の減価償却相当額については、損益
外減価償却累計額として資本剰余金から控除して表示しております。
3 .引当金の計上基準
(1) 貸倒引当金
債権の貸倒れによる損失に備えるため、破産更生債権等について個別に回収可能性を勘
案し、回収不能見込額を計上しております。
(2) 賞与引当金
行政サービス実施コスト計算書における引当外賞与見積額は、事業年度末に在職する職員
について、当期末の引当外賞与見積額から前期末の引当外賞与見積額を控除して計算して
おります。
(3) 退職給付引当金
退職一時金については、運営費交付金により財源措置がなされるため、退職給付に係る引
当金は計上しておりません。
厚生年金基金から支給される年金給付については、運営費交付金により厚生年金基金へ
の掛金及び年金基金積立不足額に関して財源措置がなされるため、退職給付に係る引当金
は計上しておりません。
なお、行政サービス実施コスト計算書における引当外退職給付増加見積額は、会計基準第
38に基づき計算された退職一時金及び厚生年金基金に係る退職給付引当金の当期増加額
を計上しております。
(4) 保証債務損失引当金
債務保証に係る損失に備えるため、被保証先の財政状態を勘案し、損失負担見積額を計上
しております。
4 .有価証券の評価基準及び評価方法
満期保有目的債券
償却原価法(定額法)により評価しております。
5 .たな卸資産の評価基準及び評価方法
貯蔵品
移動平均法による低価法により評価しております。
6 .外貨建資産及び負債の本邦通貨への換算基準
外貨建金銭債権債務は、期末日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として
処理しております。
7 .キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲は手元現金及び随時引き出し可能な預金から
なっております。
8 .リース取引の処理方法
リース料総額が300万円以上のファイナンス・リース取引については、通常の売買取引に係る
方法に準じた会計処理によっております。
リース料総額が300万円未満のファイナンス・リース取引については、通常の賃貸借取引に係
る方法に準じた会計処理によっております。
9 .行政サービス実施コスト計算書における機会費用の計上方法
(1) 政府出資等の機会費用の計算に使用した利率
10年利付国債の平成20年3月末利回りを参考に1.275%で計算しております。
(2) 国又は地方公共団体の財産の無償貸借取引の機会費用
無償使用している財産については、減価償却費相当額を計上しております。
(3) 国からの出向職員の機会費用
引当外退職給付増加見積額には、国からの出向職員に係る見積額が含まれております。
国からの出向職員に係る見積額
50,212,523円 10 .消費税等の会計処理
消費税等の会計処理は、税込方式によっております。
Ⅱ.会計方針の変更
1 .引当外賞与見積額
前事業年度まで行政サービス実施コスト計算書の記載対象となっていなかった引当外賞与見
積額については、独立行政法人会計基準の改訂に伴い、当事業年度より行政サービス実施コス
ト計算書に計上しております。
これにより、前事業年度と同一の方法によった場合と比べて、行政サービス実施コストが増加し
ております。
△ 8,277,219円 行政サービス実施コスト増加額
2 .引当外退職給付増加見積額
行政サービス実施コスト計算書における引当外退職給付増加見積額については、独立行政法
人会計基準の改訂に伴い、事業年度末に在職する役職員について、当事業年度末の退職給付
見積額から前事業年度末の退職給付見積額を控除した額から、退職者に係る前期末退職給付
見積額を控除して計算する方法になりましたが、この変更による影響は軽微であります。
3 .純資産の部
貸借対照表については、前事業年度まで資産の部、負債の部及び資本の部に区分して表示し
ておりましたが、独立行政法人会計基準の改訂に伴い、当事業年度より、資産の部、負債の部及
び純資産の部に区分して表示しております。
Ⅲ.貸借対照表注記
1 .運営費交付金から充当されるべき賞与の見積額
2 .運営費交付金から充当されるべき退職手当の見積額
120,424,843円 3,393,196,337円 3 .固定資産に関する減損の兆候
(1) 使用しないという決定を行った固定資産の種類、用途、場所、帳簿価額等の概要
固定資産の種類及び用途
場 所
帳簿価額
373,831,051円 建物
373,482,956円 研修施設
東京都港区白金台4丁目273番57
348,095円 倉庫兼宿舎
東京都世田谷区桜新町1丁目495番10
構築物
2,568,960円 研修施設塀
東京都港区白金台4丁目273番57
機械及び装置
131,874円 研修施設厨房設備
東京都港区白金台4丁目273番57
354,347,170円 土地
275,829,900円 研修施設敷地
東京都港区白金台4丁目273番57
40,778,200円 職員宿舎敷地
東京都世田谷区祖師谷1丁目149番1、13、14
37,739,070円 倉庫兼宿舎敷地
東京都世田谷区桜新町1丁目495番6、10
(2) 使用しなくなる日
使用停止日は、決定しておりません。
(3) 使用しないという決定を行った経緯及び理由
第二期中期計画において、中期計画期間中の売却処分の決定を行ったため、減損の兆候
有りとして注記を行っております。
(4) 使用しなくなる日における帳簿価額、回収可能サービス価額及び減損額の見込額
使用停止日が未定であり、償却資産については、使用しなくなる日における帳簿価額、回収
可能サービス価額及び減損額の見込額は算定できません。
非償却資産(土地)の使用しなくなる日における帳簿価額は、上記(1)のとおりであります
が、回収可能サービス価額及び減損額の見込額は算定できません。
Ⅳ.キャッシュ・フロー計算書注記
資金の期末残高の貸借対照表科目別の内訳
現金及び預金
58,946,363,986円 定 期 預 金
△ 58,183,428,189円 資金期末残高
762,935,797円 Ⅴ.重要な債務負担行為
債務保証
Ⅵ.重要な後発事象
該当事項はありません。
6,672,877,200円 
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