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呼吸器内科問題 問 1、2 38 歳の女性。6か月前から湿性咳嗽と呼吸困難
呼吸器内科問題 問 1、2 38 歳の女性。6か月前から湿性咳嗽と呼吸困難が出現したため、呼吸器内科外来を受診 した。肺野に細かい断続性ラ音を聴取した。動脈血液ガス所見:PaO2 63 Torr, PaCO2 32 Torr, pH 7.38(室内気吸入下)。胸部エックス線写真(図1)、胸部 CT(図2)、気管 支肺胞洗浄液(図3)を示す。 1. この症例について正しいのはどれか。 a 高温多湿な夏季に好発する。 b ツベルクリン反応が陰転化する。 c 末梢血液像で好酸球が増加する。 d 非乾酪性類上皮細胞肉芽腫を組織所見に認める。 e 肺胞腔内にリン脂質に富んだ蛋白様物質が蓄積する。 2. この症例の治療ついて正しいのはどれか。 a 抗菌薬の投与 b 吸入抗原の回避 c pirfenidone d ステロイド薬と免疫抑制薬 e 肺洗浄 図1 図2 図3