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(No.163) H25.11~H26.1月

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(No.163) H25.11~H26.1月
目
次
議会日誌 ---------------------------------------------------------- 1
行政視察報告 ------------------------------------------------------ 5
総務企画委員会
環境建設委員会
議長会の動き ---------------------------------------------------- 25
全国市議会議長会
東京都市議会議長会
関東市議会議長会
西多摩地区議長会
各種協議会等の動き ---------------------------------------------- 29
関東地区競艇主催地議会協議会
全国競艇主催地議会協議会
三多摩上下水及び道路建設促進協議会
東京都三多摩地区消防運営協議会
青梅市議会新着図書目録 ------------------------------------------ 33
要綱・要領等の制定、改廃の状況 ---------------------------------- 34
制定された要綱・要領 -------------------------------------------- 35
青梅市男女平等推進計画懇談会の公募委員募集要領
以下4件
議
会
日
誌
<11月>
10月31日(木)
~11月1日(金)
関東地区競艇主催地議会協議会臨時総会・視察 [ボートレー
ス桐生、伊勢崎オートレース―浜中議長、結城副議長、
野島総務企画委員長、局長]
2日(土) 午前10:00
日野市市制施行50周年記念式典 [ひの煉瓦ホール―浜中議長、
局長]
2日(土)~3日(日) 青梅産業観光まつり
5日(火) 午前 9:00
西多摩地区議長会議員研修会 [奥多摩町福祉会館―浜中議長、
結城副議長、鴨居・市川・田中・藤野・工藤・大勢待・榎
澤・山内・鴻井・山﨑・荒井・久保・小山・山本・野島・
榎戸・高橋議員、局長、次長、庶務係長、森田主任]
午後 1:30
西多摩地区議長会事務局長連絡会議・定例会議 [奥多摩町福
祉会館―浜中議長、局長]
午後 2:30
6日(水) 午後 2:00
環境建設委員会
三多摩上下水及び道路建設促進協議会第3委員会 [東京自治
会館―本多議員、森田主任]
7日(木) 午後 2:00
東京都市議会事務局長連絡会議 [東大和市役所―局長]
11日(月) 午前11:00
関東地区競艇主催地議会協議会事務局長会議 [ボートレース
江戸川―局長、次長、庶務係長]
12日(火) 午前10:30
長崎県佐世保市議会議員視察来市 [青梅市立総合病院におけ
る病院給食の民間委託(一部)について]
12日(火)~13日(水) 東京たま広域資源循環組合議会、事務連絡協議会の合同行政
視察 [石狩市、札幌市―島田議員]
13日(水) 午前10:00
東京都渋谷区議会議員視察来市 [庁舎のあり方に関する調査
並びに対策の件について]
14日(木) 午後 1:00
全国競艇主催地議会協議会役員会・臨時総会 [ホテルニュー
オータニ―浜中議長、結城副議長、野島総務企画委員長、
局長]
15日(金) 午前10:00
青梅、羽村地区工業用水道企業団議会議員全員協議会 [羽村
市水道事務所―藤野・工藤・山﨑議員]
午後 2:00
東京都市議会議長会正副会長会議 [三鷹市議会会議室―浜中
議長、局長]
-1-
午後 2:00
滋賀県近江八幡市議会議員視察来市 [議会改革・議会運営に
ついて]
16日(土)~17日(日) 青梅宿アートフェスティバル2013
18日(月) 午前 9:00
環境建設委員会行政視察 [西多摩衛生組合、リサイクルセン
ター、青梅資源リサイクル事業協同組合]
19日(火) 午前 9:30
福祉文教委員会
午前11:30
議会運営委員会
午後 2:30
東京都十一市競輪事業組合議会臨時会 [東京自治会館―野
島・榎戸議員]
20日(水) 午前10:00
関東市議会議長会事務局職員研修会 [全国都市会館―主査、
木嵜主任]
午後 2:00
東京都市監査委員会委員研修会 [八王子市学園都市センター
イベントホール―高橋監査委員]
午後 3:15
東京都市議会議長会理事会・定例総会 [東京自治会館―浜中
議長、局長]
20日(水)~21日(木) 総務企画委員会行政視察 [ボートレース津、高浜市]
22日(金) 午前 9:00
環境建設委員会
25日(月) 午後 3:00
青梅市農業委員会 [市役所会議室―工藤・鴻井・下田議員]
27日(水) 午後 1:30
西多摩衛生組合議会定例会・議員全員協議会 [西多摩衛生組
合―榎澤・鴻井・荒井議員]
午後 1:30
29日(金) 午前10:00
例月出納検査 [市役所会議室―高橋監査委員]
本会議 [議案審議]
<12月>
2日(月) 午前10:00
定例記者会見 [市役所会議室―浜中議長、結城副議長、局長]
4日(水) 午前 9:15
議会運営委員会
午前10:00
本会議 [議案審議、請願・陳情審議、一般質問]
5日(木) 午前10:00
本会議 [一般質問]
6日(金) 午前10:00
本会議 [一般質問]
9日(月) 午前 9:30
環境建設委員会
午前10:00
総務企画委員会
午前10:00
福祉文教委員会
11日(水) 午前10:00
午前10:35
予算委員会
全員協議会 [<市長提出事項>…1.青梅市公共施設白書に
-2-
ついて、2.都営バスについて、3.青梅市地域防災計画に
ついて、4.後期高齢者医療保険料について、5.スポーツ
祭東京2013(第68回国民体育大会・第13回全国障害者スポ
ーツ大会)カヌースラローム・ワイルドウォーター競技お
よびゴールボール競技の実施結果について、6.ウメ輪紋ウ
イルスの調査結果について、7.病院事業会計の見直しにつ
いて
<議長提出事項>…1. 西多摩衛生組合議会の報告につい
て]
午後 3:20
18日(水) 午前 9:15
午前10:00
議会活性化特別委員会
議会運営委員会
本会議 [委員会議案審査報告、委員会請願・陳情審査報告、
議案審議]
25日(水) 午後 3:00
青梅市農業委員会 [市役所会議室―工藤・鴻井・下田議員]
26日(木) 午後 1:30
定期監査講評、例月出納検査 [市役所会議室―高橋監査委員]
27日(金) 午後 4:45
副市長及び教育長の退任式 [市役所会議室―浜中議長・結城
副議長・局長]
<1月>
6日(月) 午前 9:00
事務始め式
9日(木) 午後 2:00
東京都市議会議長会事務局職員一般研修 [東京自治会館―庶
務係長、森田主任]
12日(日) 午前10:00
青梅市消防団出初式
13日(月) 午前10:15
青梅市成人式
14日(火)~15日(水) 環境建設委員会行政視察 [富士宮市、多治見市]
16日(木) 午後 3:00
西多摩地区議長会賀詞交歓会 [福祉センター―浜中議長、結
城副議長、局長]
16日(木)~17日(金) 総務企画委員会行政視察 [ボートレース若松]
17日(金) 午前10:00
午後 2:00
埼玉県草加市議会議員視察来市 [本庁舎建設について]
東京都市監査委員会委員研修会 [稲城市立iプラザ―高橋
監査委員]
20日(月) 午前 9:30
工事監査 [市役所会議室及び幹9号線改修工事現地―高橋監
査委員]
午後 1:30
茨城県日立市議会事務局職員及び新庁舎整備局職員視察来市
-3-
[議会関係設備について]
21日(火) 午後 2:00
三多摩上下水及び道路建設促進協議会第1委員会 [東京自治
会館―小山議員、主査]
午後 4:15
東京都市議会議長会局長連絡会議 [清瀬駅北口アミュービル
4階会議室―局長]
21日(火)~22日(水) 東京市町村総合事務組合議会行政視察 [山口県ひとづくり財
団自治研究部―浜中議長]
22日(水) 午前10:00
青梅、羽村地区工業用水道企業団議会議員全員協議会 [羽村
市水道事務所―藤野・工藤・山﨑議員]
23日(木) 午後 2:30
東京都三多摩地区消防運営協議会第二部会 [東京自治会館―
浜中議長、局長]
24日(金) 午前11:00
東京都十一市競輪事業組合議会京王閣競輪場施設見学会 [京
王閣競輪場―野島・榎戸議員]
午後 2:00
東京都市議会議長会正副会長会議 [三鷹市役所会議室―浜中
議長、局長]
午後 2:00
三多摩上下水及び道路建設促進協議会第3委員会 [東京自治
会館―森田主任]
27日(月) 午前10:00
議会活性化特別委員会
29日(水)~30日(木) 関東地区競艇主催地議会協議会役員会及び研修視察 [ボート
レース住之江、ボートピア京都やわた―浜中議長、局長]
30日(木) 午後 1:30
午後 2:00
例月出納検査 [市役所会議室―高橋監査委員]
三多摩上下水及び道路建設促進協議会第2委員会 [東京自治
会館―鴨居議員、調査係長]
30日(木)~31日(金) 全国市議会事務局職員研修会 [砂防会館―庶務係長]
31日(金) 午後 3:00
青梅市農業委員会 [市役所災害対策本部室―工藤・鴻井・下
田議員]
-4-
行
政
視
察
報
告
総務企画委員会
本委員会では、全国公認第1号として昭和27年7月に初めてボートレースを開催し
たボートレース津の運営方法、売り上げ向上に対する努力、工夫等を、また、ボート
レース若松においてナイターレースを視察することとした。
公共施設の再編について、担当課の説明を聴取したが、公共施設の改善計画や施設
の圧縮総量などについて他市の状況を確認したいということで、先進地の愛知県高浜
市の視察を決定した。
視 察 地
三重県津市(ボートレース津)、愛知県高浜市
視察期日
平成25年11月20日(水)~21日(木)
視察事項
ボートレース津…収益事業の売り上げ向上策及び施設改善について
高浜市…公共施設の再編について
参 加 者
(委員長)野島資雄
(副委員長)山本佳昭
(委
員)本多ゆり子、榎澤
(随
行…松岡議事係長)
誠、小山
進、島田俊雄、榎戸直文
視 察 地
福岡県北九州市(ボートレース若松)
視察期日
平成26年1月16日(木)~17日(金)
視察事項
収益事業の売り上げ向上策及び施設改善について
参 加 者
(委員長)野島資雄
(副委員長)山本佳昭
(委
員)本多ゆり子、榎澤
(随
行…松岡議事係長)
誠、小山
進、島田俊雄
【ボートレース津】
1
ボートレース津の概要
施行者は津市、設置は昭和27年6月17日、初開催は昭和27年7月4日、移転が昭
和44年6月29日、移転後初開催が同日、総敷地面積は13万8911平方メートル、水
面面積は9万7399平方メートル、施設については平成14年5月建築のスタンド棟
が、収容人員1万1200人、観客席数3708席。レストラン、女性・子どもルーム、
ツッキードームがあり、駐車場は5802平方メートルで2461台収容、1日平均利用
台数965台。駐輪場は459平方メートルで250台収容でき、1日平均利用台数は70台。
発売窓口は109窓で、有人15窓、自動発売機88台、自動発払機6台。外向発売所の
窓口は13窓で、有人0窓、自動発売機10台、自動発払機3台。職員の配置状況は、
- 5 -
施行者の職員27人、その他(嘱託、再雇用者等を含む。)44人、競走会の職員18
人、その他26人、合計職員45人、その他70人。平成19年の合併時には職員36人だ
ったが現在27人、従事員は平成19年の144人が平成25年には45人になり、26年には
27人となる。
2
ボートレース津の歴史
昭和27年7月
モーターボート競走場公認第1号として岩田川河口で初レースを
開催
3
昭和31年10月
SGモーターボート記念競走を開催
昭和44年6月
津市藤方に移転
平成8年2月
対岸大型映像装置、オッズ盤、確定盤を設置
平成14年5月
新スタンド棟全館オープン
平成14年11月
SGチャレンジカップ競走を開催
平成17年10月
SG全日本選手権競走を開催
平成23年9月
新外向発売所「津インクル」がオープン
平成24年2月
対岸大型映像装置、自動発券機等発売システムを更新
平成25年度の取り組み
SGチャレンジカップの開催―8年ぶりとなるSG競走を11月19日から24日ま
での6日間開催
企画レースの開催―男女W優勝戦やダッシュ王決定戦、サーティバトル戦、松
坂肉王戴冠祭(55キロ以上の選手を集めて、肉と肉づきが良いことをあわせて、
優勝すると松坂肉がもらえる。)、倉田栄一杯(競艇の神様と言われた人で、45歳
以上の選手を集めて対決。)、長月VS神無月(9月生まれと10月生まれの選手を
半々呼んできて対決。)などの特徴あるレースを開催。いろいろなことを考えなが
ら、お客様の興味を引くようなものや選手が努力するようなものを考えながら企
画レースを行っている。いろいろなことをしていかないとお客様が離れていく。
また、猪の倉温泉湯けむり争奪杯、三健の黒にんにく「雪国の力」杯、伊勢安
土桃山文化村20周年記念杯、植物を超元氣にするHB-101杯など、企業協賛をい
ただいて、企業の冠レースという名前で行っている。1企業から5万円の商品を
いただいて4日間開催で20万円、6日間で30万円になる。これは、公務員にとっ
て不得意な分野であるので、地元の業者に冠レースをしていただける企業を探し
ていただいた。企業が招待する方のための部屋を用意して、新しいお客様に来て
いただくことができれば、その後も来ていただけることにつながると思う。
併売発売日数の増―ファンのニーズに応じ、スタンド棟での場外発売日は、昨
年より80日増の年間170日。
- 6 -
イメージアップ放送―これまでの番組をリニューアルし、暗いイメージから明
るい雰囲気にした。
三重テレビ「ボ~っト見せちゃいます。津ぅ」毎週土曜日22時~22時30分放送
FM三重「今夜もBuzzBuzzツ!!」毎週土曜日18時30分~18時55分放
送
イベントの開催―東日本大震災復興チャリティイベントや婚活イベントなど市
民活動団体との協働イベントをはじめ、プラレールやキッズダンスなど、見て楽
しいイベントを開催。民放だけでなく、NHKが取材に来たイベントもある。
4
売り上げの状況
売り上げは、平成2年度の503億円をピークに年々減少。
平成23年9月に津インクルがオープンし、更に、平成24年2月9日にスタンド棟
対岸の大型映像装置や館内の映像設備などをリニューアルオープンしたことによ
り、売り上げの向上が図られた。また、場内での本場・場外受託分の売り上げは、
平成20年度166.83億円、平成21年度144.86億円、平成22年度127.31億円、平成23
年度138.30億円、平成24年度149.93億円であり、平成23年度以降売り上げ額のV
字回復が図られた。
ボートレース津売上状況
平成22年度
平成23年度
平成24年度
入場者数
420,481人
413,899人
361,561人
本場売上
7,743,858
7,509,097
6,572,055
ネット・電投
5,248,092
5,984,221
6,762,619
津インクル内部にて
- 7 -
(単位:千円)
場外委託
5,635,692
7,738,900
9,743,027
合 計
18,627,642
21,232,218
23,077,701
津インクル売り上げ
発売日数
188日
352日
平成23年度
平成24年度
売上額
3,340,775千円
6,847,741千円
1日平均売上
17,770千円
19,454千円
津インクルは、国道23号から直接入ることができ、朝7時30分からナイターレ
ース終了まで発売している。
【高浜市】
高浜市では、限られた財源・資産をより有効に活用するため、地域ごとの人口構成
など、地域の特性を踏まえた上で、既存の公共施設の機能更新等に係る将来的な財政
負担の平準化を図ることにより、長期的な視点に立った財政計画に基づいた財政運営
を行い、持続可能な自立した基礎自治体を目指すことを目的に今後の公共施設のあり
方について検討を進めている。
1
公共施設のあり方についてのこれまでの経緯
平成22年度
職員研修開催―公共施設のあり方の検討の必要性についての認識を
共有するため、職員を対象に開催した。
標題「公共施設のあり方
講師
平成23年度
老朽化と再配置」
東洋大学根本教授
高浜市公共施設マネジメント白書作成―公共施設の現状(概要、利
用・運営状況)や、課題等の取りまとめ
職員による公共施設のあり方検討プロジェクトを設置し、施設の利
用率やコスト等について調査・検討を実施した。
平成24年度
高浜市公共施設あり方検討委員会設置
構成
学識経験者等の専門家4名と市民2名の計6名で構成
目的
公共施設マネジメント白書から明らかになってきた市の公
共施設の課題を踏まえ、今後40年間の公共施設のあり方の
方向性を示す「高浜市公共施設あり方計画」の策定に向け
検討を実施した。
委員会の作業部会として、職員による公共施設あり方計画検討プロ
ジェクトを立ち上げ、公共施設の現状分析や将来のあり方に対する
意向調査を実施した。
平成25年度
高浜市公共施設保全計画(案)作成―職員で構成する公共施設あり
方推進プロジェクト設置
- 8 -
検討委員会で取りまとめた「公共施設マネジメント基本方針」及び
「公共施設改善計画(案)」に基づき、公共施設の具体的な維持管
理や効率的かつ効果的な保全を行うため、建物の実態把握と劣化状
況の調査、また、財政シミュレーションによる今後の投資的経費の
予測を行い、その財政制約に基づく保全スケジュールなどを取りま
とめる。
高浜市役所で説明を受ける総務企画委員会のメンバー
- 9 -
2
高浜市公共施設マネジメント白書より抽出される課題について
●人口
●財政
■市全体の将来人口は増加の予測
■今後の厳しい財政見通し・抑制が
■地域によって人口動態に差異が発生
続いている投資的経費の確保が困難
■少子高齢化が進行
(扶助費の増加、税収先行き不透明、
人件費抑制の限界)
●施設
<市全体>
■ 保有する公共施設は12.6万平方メートル。施設全体の約43%の施設が築30年以
上・約9%の施設が耐震対策未実施
■ 今後40年間に522.5億円(13.1億円/年)の投資的経費が必要
<用途別>
■ 集会施設 : 集会機能の重複。低稼働施設のためコストが割高
■ 図書館 : 1人当たりの利用件数が他自治体と比較すると低く、1件当たり
のコストが割高
■ スポーツ施設 : 耐震化未実施施設が存在。低稼働率施設が存在
■ 学校施設 : 築30年以上の施設が74%と老朽化が進行。整備レベルの向上が
必要
■ 幼保・子育て支援センター : 老巧化施設が存在。地域ニーズの変化に対す
る対応が必要
■ 高齢福祉施設 : 耐震化未実施・老朽化施設が存在し老朽化が進行中。早急
な対応が必要
■ 庁舎等 : 本庁舎の耐震化未実施
●公共施設マネジメントが必要
・保有施設の有効活用が必要
・老朽化した施設が多く、維持、改修コストの大幅な増加への対応が必要
・財源の確保が重要
・全庁的なデータの整理・収集・管理体制整備が必要
・施設の有効活用や維持管理コストの縮減が課題
・社会状況の変化に対応するために、市民との情報共有、民間活力の導入が必要
- 10 -
【ボートレース若松】
1
ボートレース若松の概要
所在地は北九州市若松区赤岩町13番1号(若松区の洞海湾の奥に位置)、初開催
は昭和27年、敷地面積12万1590平方メートル、建物床面積3万5278平方メートル、
水面面積は6万9904平方メートルと比較的狭く、収容人員1万8000人。東スタン
ドの一般席は2840席、西スタンドの一般席は1584席、有料席は1006席、対岸に設
置された1130インチの大型映像装置により迫力ある映像を映し出す。中央入場門
を入るとイベントプラザ(多目的ホール)があり、4階までの吹き抜けと300イン
チの屋内大型映像装置で競技情報やレースが観戦でき、さまざまなイベントスペ
ースとして利用できる。また、親子でくつろげるファミリースペース「ファミリ
ーピット」があり、ゲームコーナーやアニメ、雑誌等が充実している。駐車場は
3722台収容できる。
特色としては、車で約1時間の範囲内に、ボートレース若松、芦屋、福岡、下
関、MBP北九州メディアドーム、BP勝山と6カ所の舟券発売場がある。特に
ボートレース芦屋は車で15分であり、こんなに近いところに2カ所競艇場がある
のは、全国的にも珍しい。また、福岡県は競艇場をはじめ競輪場、競馬場、オー
トレース場と公営ギャンブルの激戦地であり、北九州市は競輪の発祥の地ともい
われており、競輪事業も行っている。ボートレース若松にも「サテライト若松」
という、車券発売所がある。
ボートレース若松で、説明を受ける総務企画委員会のメンバー
2
ボートレース若松の沿革
昭和27年
若松競艇場初開催
昭和57年
場間場外全国初実施(本場:蒲郡、場外:若松、尼崎)
平成16年
ナイター実施(西日本初、全国で3番目)
平成18年
MBP北九州メディアドーム開設
- 11 -
北九州市小倉北区萩野3丁目1番1号、小倉競輪場(北九州メディア
ドーム)内にあり、延床面積596平方メートル(うち客溜363平方メー
トル)、窓口数14(自動発売機9、自動発払機4、有人発払1)
平成23年
3
新外向発売所「カッパ☆ピア」開設
外向発売所「カッパ☆ピア」
所在地は北九州市若松区赤岩町13
番1号で、ボートレース若松の一部
の既存建物の撤去跡地に新設された。
開 設 は 平 成 23 年 12 月 、 延 床 面 積 は
796.37 平 方 メ ー ト ル 、 収 容 人 員 は
600人、窓口は15窓、自動発売機10
台、自動発払機4台、有人発払1窓、中央入場口東側にあり、正面(北側)には
866台収容の大駐車場があり、車でのアクセスにも便利である。
ボートレース若松が開催する全レースをはじめ、全国で展開されるSG・GⅠや
モーニングレース、ナイターレースなどの舟券を年間最大360日、早朝8時30分
(SG等は7時30分)から1日最大4場48レースを発売している。また、お客様
の利便性向上のため、建屋内にコンビニエンスストアとATMを設けており、施
設の内外部の床には段差のない構造の自動ドアや点字ブロック、車椅子用記載台、
多目的トイレ等を設置し、高齢者や車椅子利用者にも気軽に来場していただける
環境を整備した。
4
ナイター競艇について
平成15年4月から平成16年3月の
工期で、費用は約17億円、照明は料
金の安い夜間電力を使用し、燃焼を
伴わない環境に優しいNAS電池シ
ステムを導入した。暗闇を真昼のよ
うに照らす5基の照明鉄塔は最高37
メートル、平均水面照度1000ルクス
以上、平均鉛直面照度1500ルクス以上を確保しており、NAS電池は大容量蓄電
池のため停電対応が可能である。
開催日数は、開始年度の平成16年度が90日、平成17年度は132日、平成18年度は
149日、平成19年度は158日、平成20年度及び21年度はオールナイターで186日、平
成22年度もオールナイターであるが、東日本大震災により開催中止があったため
175日、平成23年度はデイ開催が10日、ナイター開催が186日。
- 12 -
5
売り上げの状況
本場の売り上げが下がっているが、電話投票や場外委託は伸びている。
平成23年度と平成24年度を比較すると15.2%伸びているが、全国GⅠの女子王
座決定戦という大きなレースがあったことが要因ではないかと考えている。
ボートレース若松売上状況
平成14年度
平成15年度
平成16年度
平成17年度
平成18年度
平成19年度
平成20年度
平成21年度
平成22年度
平成23年度
平成24年度
入場者数
676,049人
585,825人
542,454人
512,179人
452,361人
418,605人
396,136人
360,998人
289,132人
271,100人
209,273人
本場売上
22,264,745
16,605,226
15,996,551
15,418,322
13,880,300
13,643,718
12,375,334
10,448,749
7,948,650
6,881,418
5,378,029
電話投票
6,458,119
2,854,856
10,170,299
16,284,600
18,534,774
21,975,560
30,980,220
25,703,506
21,880,551
22,564,979
25,337,056
(単位:千円)
場外委託
18,055,167
1,900,776
19,046,921
24,690,202
22,606,454
22,752,390
34,658,015
30,286,911
24,497,176
26,620,232
33,880,535
合 計
46,778,031
21,360,857
45,213,771
56,393,124
55,021,528
58,371,667
78,013,570
66,439,166
54,326,377
56,066,630
64,595,620
売り上げ向上策として、大切なのは日程であり、蒲郡、住之江、桐生のように
土曜・日曜や盆・正月を主体とした開催など、同じことをしていては買っていた
だけない。土曜・日曜・盆・正月を避けて開催しているが、その結果として本場
の入場者が少なくなってしまう。バランスを考え、本場はレースの醍醐味に重き
を置き、見ておもしろいレース、ボートレースの魅力を伝えられるような番組編
成をするとともに迫力あるコースづくりをしていきたいとのことである。
平成25年9月には、有料席の値下げを行った。ロイヤル席3000円を1000円に、
- 13 -
指定席は当初1000円を500円にしたが、さらに200円にした。
外向発売所「カッパ☆ピア」の1日平均の発売目標金額は700万円であるが、2
倍以上の1400万円を超えており、隣接している本場への影響はあるものの、売り
上げにはかなり貢献している。
【視察を終えて】
ボートレース津を視察させていただき、外向発売所が明るくて行きやすい雰囲気で、
従来のボートレース場というイメージを一新するようなもので、職員みずからが危機
意識をもって事業に当たっており、自分たちで企画レースをよく考えて工夫していた。
また、いろいろなイベントで失敗を恐れていないところに好感が持てた。
根本的に違うのは自場だということであるが、外向発売所の津インクルが売り上
げに貢献しているとのこと。外向発売所については全国24場の中で実施していない幾
つかのうちの一つが多摩川という現実がある。担当部長から津インクルで起死回生、
V字回復の兆しが見えてきて大変によかったという生の声もいただいた。その分、本
場の売り上げは減ってしまうが、職員が一丸となって、いろいろな知恵を出して事業
を行っている。また、比較的新しいため、大変きれいで託児室があったり、自場のた
め市民やNPO等の御協力をいただきながら、婚活支援という非常に興味あるイベン
トなども行っていた。
とにかくボートレース事業をこれからもしっかりやっていくんだという、意気込
み、熱心さにおいては非常に参考になった視察であった。
公共施設の再編について、高浜市においては大変丁寧に熱心に説明をしていただい
た。
高浜市は、これまでに「持続可能な基礎自治体」を目指し、業務のアウトソーシ
ングを進めてきており、施設の運営形態は、業務委託や指定管理者制度を活用してい
る。その上でPFIやPPPの活用を推進しようとしている。
また、小学校区ごとにまちづくりの担い手となる「まちづくり協議会」が発足し
ており、職員をまちづくり協議会へ特派員として派遣し、地域のさまざまな活動に対
する助言やお手伝いをするなど、行政と地域との協働のまちづくりが進んでいる。さ
らに、複合施設の構築、近隣自治体との連携・相互利用の促進、フルスペック型から
ネットワーク型に転換するなど、いろいろな手法を考えており、参考にすべき点が
多々あった。
高浜市は二次産業が盛んで人口はふえるという予測で、40年のスパンの計画であ
るのに対し、青梅市は間違いなく人口は減少し、計画は10年という違いがあるが、今
後の高浜市の動きも注目していきたい。
- 14 -
ボートレース業界全体は依然として厳しい環境が続いており、各場がそれぞれ収支
の改善やお客様の来場促進、広域発売の拡充など時代の変化に対応した重要施策に取
り組んでいる。こうした中、ボートレース若松においては、平成16年度からナイター
レースを開始し、顧客のニーズに対応した新たな事業を展開させた。さらに平成23年
度からは、外向発売所「カッパ☆ピア」をオープン。本場の売り上げの落ち込みはあ
るものの、一定の収益を確保し続け、毎年度3億円余を一般会計へ繰り出している。
また、施設は余り新しくはないが清掃が行き届いており、非常に清潔感があった。
いずれにしても、今後ボートレース多摩川においては、「Run to the Future! お客
さまとともに~」との業界努力目標を掲げながら、社会情勢の変化やお客様のライフ
スタイルの変化等に即応した、適切な事業の運営が望まれる。そのためには、これか
らも時代の変化に合う、更なる施設の改善と新規顧客の獲得に向けた売り上げ向上策
に取り組んでいただきたい。当委員会としては、引き続きボートレース多摩川の発展
のため協力してまいりたいと考えている。
(総務企画委員長
- 15 -
野島資雄)
環境建設委員会
環境建設委員会では、合理的及び効率的な廃棄物施策を推進するための課題を明ら
かにし、そのあり方を調査するため「青梅市のごみ処理の現状と今後の課題につい
て」を、観光施策の現状を把握し、外国人観光客誘致を含めた更なる観光施策の充実
について研究するため「観光振興について」を、及び新たなビジネスの創出や企業の
誘致、工場等の跡地利用などの課題を認識し、産業基盤の強化・充実を図るため「産
業振興について」をそれぞれ所管事務調査事項として調査を進めてきたが、先進自治
体における具体的な取り組みを調査する必要があると判断し、青梅市と行政規模が同
程度である静岡県富士宮市及び岐阜県多治見市を視察することとした。
視 察 地
静岡県富士宮市、岐阜県多治見市
視察期日
平成26年1月14日(火)~15日(水)
視察事項
静岡県富士宮市…ごみの減量と資源化について、外国人観光客の誘致施策
について
岐阜県多治見市…ごみの減量と資源化について、外国人観光客の誘致施策
について、企業誘致施策について
参 加 者
(委員長)久保富弘
(委
員)ひだ紀子、田中瑞穂、下田盛俊、浜中啓一、結城守夫、
高橋
(随
(副委員長)鴨居孝泰
勝
行…細金調査係長)
【富士宮市】
◎ごみの減量と資源化について
1
ごみ処理の現状と課題について
循環型社会の構築のため、平成24年度から33年度までの10年間を計画期間とす
る「富士宮市一般廃棄物処理基本計画」を策定し、当該計画を推進している。
家庭系のごみは、集積場所に排出された後、市の委託業者が収集運搬を行い、
市の清掃センター等に搬入している。
分別収集するごみは、可燃物、不燃物、粗大ごみ、資源ごみ6品目(紙パック、
缶、瓶、ペットボトル、トレイ、乾電池)の9品目である。
ごみ排出量は、平成23年度を除き、平成18年度以降減少しており、特に家庭系
の可燃物の収集量は減少傾向にある。
このほか、古紙等リサイクル活動奨励金交付制度(集団回収)、古紙回収ステ
- 16 -
ーション事業、廃食用油拠点回収事業、衣類及び革類拠点回収事業、小型家電回
収事業、剪定枝リサイクル事業を実施し、ごみの減量化と資源化を図るとともに、
今年度から段ボールコンポスト事業を開始し、生ごみの減量化を推進している。
平成24年度のごみの総排出量は4万8,077トンで、市民1人1日当たりのごみの
総排出量は972gである。
課題としては、現在燃えるごみとして収集している廃プラスチック類、紙類な
どを資源ごみの追加品目として検討していく必要がある。
2
ごみ処理施設の長寿命化計画における経緯と内容と課題について
市内で排出される可燃ごみの処理を目的として、富士宮市と芝川町(平成22年
3月23日に富士宮市と合併)で構成する「富士宮市・芝川町厚生施設組合」では、
平成3年12月に処理能力1日240トン(120トン×2炉)を有する焼却施設の建設に
着手し、平成6年8月に竣工した(現在は、芝川町と合併したため、富士宮市の
施設として市が管理運営している。)。
建設から既に19年余経過しているため、機器の老朽化に伴う処理能力の低下が
見られたことから、ライフサイクルコストの比較を行うため、平成22年7月に長
寿命化計画の策定に着手した。
コスト比較の結果、施設の延命化を図った方が施設を更新するより約39億円安
価となることから、施設の長寿命化の実施を決定した。
工事の内容については、乾燥ストーカ、燃焼ストーカ、火格子及び付属品の更
新並びにCO2排出対策工事である。
課題としては、年末年始等ごみの排出量が多い時期では、2炉とも稼働してい
ないとごみピットがいっぱいになってしまう状況があるため、炉の改修工事を行
う際、ごみの排出量を加味しながらスケジュールを決めていく必要がある。
3
古紙回収ステーションについて
(1) 概要
平成15年8月から市内公共施設5カ所(現在は31カ所)に古紙回収ボックスを
設置し、古紙回収業者との共同事業として開始した。
市民は、24時間365日古紙を排出することができる。また、回収ボックス自体
に分別区分はないが、排出する際は紙類を分別し、ミックスペーパーは紙袋など
に入れて排出していただくようお願いしている。
事業にかかる市の予算はゼロである。なお、各公共施設に設置してある古紙回
収ボックスは、業者からの寄付である。
- 17 -
排出された古紙は、古紙回収業者が無償回収し、再生紙にリサイクルしている。
(2) 設置に至った経緯
新聞、雑誌、段ボール等の紙類については、自治会・子供会・PTAなどの団
体が集団回収を実施していたが、家庭から排出される可燃ごみとしての紙類が増
加傾向にあった。また、中間処理施設である市の清掃センターでの処理経費も増
大したことから、焼却炉の延命化を図ることや地球環境の保全、資源化の観点か
ら事業を開始した。
(3) 効果と今後の課題
市民がいつでも紙類を排出することができ、回収された紙類は製紙原料として
再利用されているため、ごみの減量化・資源化につながるとともに、焼却時のエ
ネルギー使用により発生するCO2の排出量の削減に寄与している。
課題として、古紙回収量の減少がある。その要因の一つとして、民間事業者や
地域で独自回収を行っているためであるが、市内で資源が循環しているため、循
環型社会を目指す市としては、良い傾向と考えている。
今後は、当該事業を継続するとともに、古紙回収事業者と協力し、市民が利用
しやすいように改善するなど、より一層普及に努めたい。
富士宮市内の カ所に設 置されている
古紙 回収 ボ ック ス を視 察す る委 員
31
4
燃やすごみの組成分析(紙類32.5%)について
燃やすごみの組成分析は、国の通知による所定の回数(年4回)、指定の分析
方法を準用し実施している。
平成19年度以降、紙類の分析結果は30%台前半で推移しており、平成25年度は、
3回実施時点で平均33.1%である。
古紙回収ステーションやPTAなどの集団回収の推進効果により紙類が減少し
てきていると推測している。しかしながら、依然として家庭ごみの中にも紙類の
- 18 -
混入が見受けられることから、市民への呼び掛けは必要と認識している。
なお、富士宮市は、製紙産業が盛んなため、他の地域の事業者ではリサイクル
できない紙類でもリサイクルできる事業者が存在する特徴がある。
◎外国人観光客の誘致施策について
1
観光客の誘致施策の現状について
平成23年度から27年度までの5年間を計画期間とする「第2次富士宮市観光基
本計画」を策定し、当該計画を推進している。
観光客数は、平成20年度の646万人をピークに、近年は毎年600万人弱で推移し
ている。
観光客の誘致施策の主なものは、次のとおりである。
(1) 観光案内の拠点整備
浅間大社内に常駐の観光ボランティアガイドの事務所を整備した。
(2) 世界文化遺産構成資産の整備
白糸の滝の滝つぼにあった2軒のみやげ物屋を撤去し整備を行った。
(3) 情報発信の強化
ア
観光課のフェイスブックを立ち上げ、イベント情報などを積極的に発信した。
イ
富士宮駅から首都圏に向かう高速バス2台をラッピングし、観光PRをした。
課題としては、富士宮市には幾つかのイベントがあるが、県外からの観光客が
あまりおらず、誘客イベントになっていないため、富士山など富士宮市が有する
観光資産に多くの観光客に来ていただきたいと考えている。
2
外国人観光客の誘致施策の現状と課題について
富士山には欧米からの観光客も多いが、浅間大社などは中国や韓国からの観光
客が多い。
外国人観光客のために、市が発行する観光ガイドを多言語化している。
登山の時期になると、富士山5合目にナビゲーターを配置しているが、外国語
を話せる人材を配置し、登山の際の注意を促している。
課題としては、外国人観光客誘致のための基礎データ(入込客数、宿泊者数)
を把握していない、外国人へのPRが不足している、観光地を結ぶ交通網の整備
が不十分である、市街地における外国人対応の看板が不足していることが挙げら
れる。また、周辺自治体と広域的な観光施策に取り組んでいく必要性がある。
3
今後の外国人観光客の誘致施策と世界文化遺産の活用について
- 19 -
富士山の世界遺産登録を受けて、静岡県の施設である世界遺産センターが富士
宮市内に建設されることとなったことから、完成後は当該センターを有効に活用
していくとともに、第2次観光基本計画の改訂版の策定に着手した。改訂版では、
ホテルの建設など、まちなかエリアの活性化に重点を置いている。
白糸の滝周辺ではWi-Fiを整備し、観光客がインターネットを利用できる
環境を整備していく。また、ビザの発給を受ける外国人が必ず訪れる在外公館に
対し、観光パンフレットを置いていただけるよう働き掛けを行っていく。
【多治見市】
◎ごみの減量と資源化について
1
ごみ処理の現状と課題について
昭和40年代後半以降、名古屋のベッドタウンとして人口が急増したことに伴い、
ごみの量も急増したことから、平成9年1月からごみの有料化を実施した。
平成12年4月から従来の分別区分を更に細分化した「23分別」収集を開始し、
市内600カ所のリサイクルステーションにて収集している。
その後もごみ排出量及びごみ処理経費が増大したことから、平成17年7月に廃
棄物処理手数料(ごみ袋)の値上げを行ったことにより、ごみの減量化が進んだ。
平成22年6月に市内に最終処分場を建設し、飛灰をセメント化したものを埋め
立てている。当該施設は覆蓋構造物であり、粉じん等が外部に漏れることを防止
している。なお、ごみの減量化に伴い、当初計画の20分の1の規模となった。
平成24年4月から従来の23分別に加え、家庭用陶磁器食器の収集を開始した
(23分別+1)。
課題としては、ごみ処理費用の問題等があるため、引き続きごみの減量化を推
進していく必要がある。
2
ごみ減量(1人1日当たりのごみ量440g)とリユース・リサイクルの促進(資
源化率40%)にかかる目標値の設定と達成見込みについて
平成10年度に「循環型社会システム構想」を策定し、「脱埋立」、「脱焼却」
を目指している。また、平成25年3月に「第2次多治見市環境基本計画(改訂
版)」を策定した。
平成24年度の1人1日当たりのごみ排出量は480gであり、当該計画ではこれを
440gに減らすこと、また、当該構想では平成27年度における目標資源化率を40%
としているが、1人1日当たりのごみ排出量を40g減らし440gにすることで、資
源化率40%の目標が達成できるとしている。
- 20 -
また、資源化率40%を達成する上で、組成分析を行った結果、紙類・布類、特
に雑紙が多かったため、紙類の減量に重点を置いている。
多治 見市 の 担当 者 から 説明 を聞 く 委員
◎外国人観光客の誘致施策について
1
観光客の誘致施策の現状について
多治見市は観光都市ではないが、「第6次多治見市総合長期計画後期基本計画」
及び「多治見市産業・観光振興計画」に「日帰り観光・海外誘客の強化」を位置
付け、観光施策に力を入れている。
現在は、伝統的な祭りや地場産業を生かしたイベントの開催支援、各地域の特
色を生かしたオリベストリート構想等に取り組んでいる。
平成24年度の観光入込客数は、約120万人である。
2
外国人観光客の誘致施策の現状と課題について
長期計画及び産業・観光振興計画で海外誘客に取り組むとしているが、入込客
数の数値目標は掲げていない(量より質を求めている。)。
外国人観光客の誘致施策の主なものは、次のとおりである。
(1) 人的なつながり(関係団体との連携による海外誘客の実施)
多治見市に関係のある要人及び所属団体等との連携により、オンデマンドによ
る受入れを実施している。
(2) 国や県とのつながり(昇龍道プロジェクト推進協議会への参画)
主に中華圏からのインバウンド(観光客)推進を目的として、中部北陸9県の
自治体、観光関係団体、観光事業者等と協働して設立した。
(3) 民間とのつながり(銀聯オンラインモール「日本館」を活用した美濃焼窯元
の海外展開)
- 21 -
中国富裕層向けのECサイト(オンラインショッピングサイト)である「銀聯
(ぎんれん)オンラインモール日本館」を活用し、市内にある窯元が商品を販売
している。
課題としては、平成24年9月以降、尖閣諸島問題をきっかけとする中国情勢の
悪化が挙げられるが、当該事業を継続実施していく。
3
今後の外国人観光客の誘致施策について
中国情勢の悪化を受けて、国や県においては中国だけではインバウンドの効果
が見込めないと判断している。昇龍道プロジェクト推進協議会においても東南ア
ジア部会を新設し、シンガポールやインドネシアなどASEAN諸国に対してプ
ロモーション活動を実施するよう動き出している。
また、中国人の富裕層は使うお金の額が大きいため、富裕層の観光客をターゲ
ットに絞って施策を推進していく。
◎企業誘致施策について
1
企業誘致の現状と課題について
多治見市では、従来から地場産業である陶磁器産業こそが発展の礎との考え方
があり、新規企業の誘致には及び腰であったが、現市長となった平成19年以降、
企業誘致課を設置するなど、大きく転換を図った。
企業誘致の特徴として、①粘土鉱山跡地の利用(新たな山林開発を抑制)、②当
該用地の1枚売り(進出企業の希望に対応可能)、③アフターフォローの充実(進
出後も企業へのフォローを行うことで、(ア)スムースな事業化、(イ)多治見市の評
判の向上、(ウ)市内企業の活用等波及効果の促進が見込める。)が挙げられる。
また、速やかに企業誘致を進めるため、基本計画、実施計画、用地買収、企業
誘致などの各業務を同時進行させ、時間の短縮を図っている。
平成19年以降、市長の意向である「世界に名の通った一流企業」の誘致を進め
たところ、トヨタ自動車株式会社やアマゾンジャパン株式会社など合計5社が進
出した。その結果、建設時には約190億円、操業後は毎年約150億円の経済波及効
果があった。
課題としては、企業を誘致したが大量の雇用は生まれていないこと、当該企業
は世界的な企業のため、世界基準に達していない市内企業が発注を受けることが
できないことなどがある。
2
企業誘致の今後の展望について
- 22 -
現在、次期テクノパークの計画として粘土鉱山(現在も操業中)の開発を予定
しているが、大規模開発はこれを最後とし、当面は行わない予定である。その理
由としては、開発に適した土地がないことや労働力の確保が困難なことが挙げら
れる。
3
撤退企業の跡地利用について
現在のところ企業誘致により進出した企業の撤退はないが、従前からあった陶
磁器の工場については空き工場となっているところがある。
市としては、空き工場に関する情報を収集するとともに、空き工場に関する情
報を必要としている企業に情報を提供するなどマッチングを行っている。また、
空き工場への進出が決まれば、大規模開発による企業誘致の場合と同様にアフタ
ーフォローをしっかり行っていく考えである。
【視察を終えて】
ごみの減量と資源化については、視察をした両自治体ともそれぞれ特徴のあるも
のであった。富士宮市は製紙産業が盛んであり、他の地域ではリサイクルできない紙
であっても資源化できるという大きな優位性を持っており、これにより燃やす紙の減
量に結び付いていた。多治見市は地場産業である陶磁器について、平成24年4月から
家庭用陶磁器食器の収集を開始し、陶磁器の原料としてリサイクルしている。また、
2市ともごみの収集運搬を業者に委託しているが、その費用が年間3~4億円程度と
比較的安価なことも特徴的であった。この点については、今後青梅市において収集運
搬経費を算出する際の参考になるのではないかと感じた。
外国人観光客の誘致施策については、両自治体とも数多くの外国人を集客するの
ではなく、来ていただいた外国人をもてなし、周遊性や回遊性に富んだ観光メニュー
を提供し、いかにお金を使っていただくかに主眼を置いているようであった。このこ
とは、今後青梅市において観光施策を進める上でも同様のことが言えると考える。
企業誘致施策については、新規の開発は行わず、陶磁器に使用する土を採取して
いた山林を開発し、一流企業に土地の一枚売りをする手法により、5社の誘致に成功
した。地理的条件や気候的条件、山林から土を採取し運搬する事業者が存在するなど、
青梅市と条件や環境が非常に似ており、今後青梅市内にある採石場の跡地利用の問題
が生じた場合、その解決策の一つとして非常に参考になるものであった。
(環境建設委員長
久保
富弘)
- 23 -
- 24 -
議
長
会
の
動
き
全国市議会議長会
1月30日(木)~31日(金)
*
事務局職員研修会
「地方行政をめぐる最近の動向について」
総務省自治行政局行政課長
*
時澤
忠
氏
「全国に広がる地方議会改革―議会事務局職員の視点で考える―」
東京財団研究員・元栗山町議会事務局長
*
中尾
修
氏
「地方自治と地方議会を改めて考える」
明治大学公共政策大学院教授
*
山下
茂
氏
「横浜市会における取組みについて」
全国市議会議長会調査広報部主幹
*
植田
義隆
氏
廣瀬
和彦
氏
「議会運営について」
全国市議会議長会調査広報部参事
東京都市議会議長会
11月7日(木)
*
案件(了承)
1
各市提出議案について
2
平成25年度東京都市議会議員研修会について
3
平成26年度東京都市議会議長会歳入歳出予算(案)について
4
東京都市議会議長会理事会及び11月定例総会の運営について
5
その他
*
連絡事項(了承)
1
*
事務局長連絡会議
都県提出議案の提出について
その他
11月15日(金)
*
正副会長会議
報告事項(了承)
会務報告
以下11件
-25-
*
協議事項(了承)
平成25年度東京都市議会議長会歳入歳出予算(補正第1号)の専決処分について
以下6件
*
その他
11月20日(水)
理事会及び定例総会
○理事会
*
報告事項(了承)
会務報告
*
以下11件
協議事項(了承)
1
平成25年度東京都市議会議長会歳入歳出予算(補正第1号)の専決処分につい
て
2
平成26年度東京都市議会議長会事業計画(案)について
3
平成26年度東京都市議会議長会歳入歳出予算(案)について
4
平成26年度東京都市議会議長会関係役員(案)について
5
平成25年度東京都市議会議員研修会について
6
東京都市議会議長会理事会及び11月定例総会の運営について
*
その他
地方税財源の拡充に関する意見書(案)について
○定例総会
*
報告事項(了承)
会務報告
*
以下11件
協議事項(了承)
1
平成25年度東京都市議会議長会歳入歳出予算(補正第1号)の専決処分につい
て
2
平成26年度東京都市議会議長会事業計画(案)について
(1) 会議
定例総会(年4回)、臨時総会(必要と認めたとき)、理事会(年6回
予定)、監事会(年1回予定)、事務局長連絡会議(年6回)
(2) 事業
3
議員研修会、職員研修会、各種研究会、基金積立、慶弔
平成26年度東京都市議会議長会歳入歳出予算(案)について
歳入、歳出ともに1215万8000円
4
平成26年度東京都市議会議長会関係役員(案)について
会
長
青梅市議会議長
-26-
副会長
府中市議会議長、福生市議会議長
理
武蔵野市議会議長、調布市議会議長、小平市議会議長、国立市議会議
事
長、清瀬市議会議長、武蔵村山市議会議長、あきる野市議会議長、
監
5
6
*
事
三鷹市議会議長、東久留米市議会議長
平成25年度東京都市議会議員研修会について
日
時
平成26年2月13日(木)午後2時から
場
所
府中の森芸術劇場
対象者
東京都26市の市議会議員及び事務局職員
演
題
「人口減少・都市縮小時代の都市計画」
講
師
首都大学東京
都市環境学部
准教授
饗庭
伸
氏
東京都市議会議長会理事会及び11月定例総会の運営について
その他(了承)
1
地方税財源の拡充に関する意見書
1月9日(木)
*
事務局職員一般研修
講演
「自治体議会の活性化と議会事務局の役割」
講師
法政大学法学部政治学科教授
1月21日(火)
*
廣瀬
克哉
氏
局長連絡会議
案件(了承)
1
各市提出議案について
2
関東市議会議長会第80回定期総会における都県提出議案について
3
平成25年度東京都市議会議員研修会について
4
東京都市議会議長会理事会及び2月定例総会の運営について
*
その他
1月24日(金)
*
正副会長会議
報告事項(了承)
会務報告
*
以下7件
協議事項(了承)
1
各市提出議案について
2
関東市議会議長会第80回定期総会における都県提出議案について
3
平成25年度東京都市議会議員研修会について
4
東京都市議会議長会理事会及び2月定例総会の運営について
-27-
*
その他
関東市議会議長会
11月20日(水)
*
事務局職員研修会
演題
「地方議会の活性化と議会事務局」
講師
法政大学法学部教授
自治体議会改革フォーラム呼びかけ人代表
*
講演
「地方議会の改革・活性化について」
講師
元全国都道府県議会議長会議事調査部長
廣瀬
克哉
元全国都道府県議会議長会議会制度研究アドバイザー
野村
西多摩地区議長会
11月5日(火)
議員研修会、事務局長連絡会議、定例会議
○議員研修会
*
演題
「道州制のゆくえ」
講師
中央大学大学院経済学研究科教授
○事務局長連絡会議
*
協議事項(了承)
1
11月定例会議の運営について
2
その他
○定例会議
*
報告(了承)
会務報告について
*
*
議題(原案どおり決定)
1
賀詞交歓会について
2
平成26年度の運営について
3
その他
その他
-28-
佐々木
信夫
氏
氏
稔
氏
各 種 協 議 会 等 の 動 き
関東地区競艇主催地議会協議会
11月11日(月)
*
事務局長会議
報告事項(了承)
会務報告について
*
協議事項(了承)
1
役員会及び研修視察について
2
平成26年度関東地区競艇主催地議会協議会役員について
3
平成25年度関東地区競艇主催地議会協議会歳入歳出補正予算(第1号)(案)に
ついて
4
平成25年度の運営及び行事予定について
5
その他
*
その他
1月29日(水)~30日(木)
役員会・研修視察
○役員会
*
報告事項(了承)
会務報告について
*
協議事項(了承)
1
平成26年度協議会役員(案)について
2
平成25年度関東地区競艇主催地議会協議会歳入歳出補正予算(第1号)(案)
について
*
その他
1
平成25年度の運営及び行事予定(案)について
2
その他
○研修視察
*
視察先
1
ボートレース住之江
2
ボートピア京都やわた
-29-
全国競艇主催地議会協議会
11月14日(木)
役員会・臨時総会
○役員会
*
会員異動報告(了承)
*
臨時総会提出案件(了承)
1
平成25年度事務事業について
2
競艇事業の現況について
3
平成24年度全国競艇主催地議会協議会歳入歳出決算について
4
平成25年度全国競艇主催地議会協議会歳入歳出補正予算(第1号)について
5
平成26年度全国競艇主催地議会協議会分担金について
○臨時総会
*
会員異動報告(了承)
*
議事
1
平成25年度事務事業について(了承)
2
競艇事業の現況について(了承)
3
平成25年度全国競艇主催地議会協議会歳入歳出決算について(原案どおり認定)
歳
入
予算額
1858万1000円
決算額
1858万 515円
歳
出
予算額
1858万1000円
決算額
1746万6673円
差引残額
4
111万3842円
平成25年度全国競艇主催地議会協議会歳入歳出補正予算(第1号)について(原
案どおり決定)
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ44万9000円を追加し、歳入歳出予算の
総額を歳入歳出それぞれ1715万1000円とする。
5
平成26年度全国競艇主催地議会協議会分担金について(原案どおり決定)
平成24年度売上額の6万分の1(青梅市議会は、27万1800円)
三多摩上下水及び道路建設促進協議会
11月6日(水)
*
会務報告(了承)
*
講演
第3委員会
「多摩地域における都市計画道路の整備について」
-30-
東京都建設局道路建設部計画課長
1月21日(火)
*
湯川
雅史
氏
第1委員会
現況報告
東京都の水道事業について
*
会務報告(了承)
*
議題(原案どおり決定)
1
平成25年度第1委員会報告書(案)について
2
平成25年度第1委員会運動方針(案)について
3
平成25年度第1委員会役員の内定について
4
その他
1月24日(金)
第3委員会
*
会務報告(了承)
*
協議事項(原案どおり決定)
1
平成25年度第3委員会報告書(案)について
2
平成26年度第3委員会運動方針(案)について
3
平成26年度第3委員会役員(正副委員長)の選出について
4
その他
1月30日(木)
*
第2委員会
報告事項(了承)
会務報告
*
協議事項(原案どおり決定)
1
平成25年度第2委員会報告書について
2
平成26年度第2委員会運動方針(案)について
3
平成26年度第2委員会正副委員長の選出について
4
その他
東京都三多摩地区消防運営協議会
1月23日(木)
*
第二部会
議題(了承)
-31-
*
1
平成26年度消防委託事務について
2
平成26年度通常総会日程等について
その他
-32-
青 梅 市 議 会 新着 図 書 目 録
分類番号
書
名
213
東京39ふるさとものがたり
―多摩・伊豆諸島・小笠原 39市町村―
318
著
者(編 者)
―
発 行 所
発行年 判 型
スポーツ祭東京2013
実 行 委 員 会
25
A4
地方議会改革
―アンケート・現地調査からみえてきた
現状と展望―
関東弁護士会連合会 関東弁護士会連合会
25
A4
318
青梅市公共施設白書
青梅市企画部 青
建築保全担当
市
25
A4
323
自治体訴訟事件事例ハンドブック
特別区人事・厚生 第
事務組合法務部
規
25
B6
349
住民監査請求制度の危機と課題
田
男 公 人 の 友 社
25
A5
349
平成25年度 固定資産概要調書
財務部資産税課 青
365
青梅市営住宅長寿命化計画
498
中
孝
梅
一
法
梅
市
25
A4
梅
市
24
A4
事業概要 平成25年版
東京都西多摩保健所 東京都西多摩保健所
25
A4
498
東京都西多摩保健医療圏地域保健医
療推進プラン 平成25年度~平成29
年度
西 多 摩 地 域 西多摩保健所
保 健 医 療 協 議会
25
A4
518
平成23年度 青梅市清掃事業概要
青梅市環境経済部 青梅市環境経済部
清掃リ サ イ ク ル 課 清掃リ サ イ ク ル 課
24
A4
518
平成24年度 青梅市清掃事業概要
青梅市環境経済部 青梅市環境経済部
清掃リ サ イ ク ル 課 清掃リ サ イ ク ル 課
25
A4
518
青梅市多摩川沿い地区景観形成基本
計画
―
青
市
25
A4
673
まんがでわかる商店街
―
三多摩商店街連
合会/三多摩商
連・まちづくり防犯
プ ロ ジ ェ ク ト
25
A5
―
- 33 -
青
梅
要綱・要領等の制定、改廃の状況
<平成 25 年 11 月~平成 26 年1月末現在>
件
名
区
分
制
定 企画調整課
青梅市臨時福祉給付金および子育て世帯臨時特例給付金給
制
付事業推進本部設置要綱
定 企画調整課
青梅市情報公開・個人情報保護運営審議会委員の公募および
制
選考要綱
定 庶
青梅市梅の里再生計画検討委員会設置要綱
廃
止 商工観光課
青梅市農林業経営近代化促進事業補助金交付要綱
改
正 農
林
青梅市農地利用促進事業補助金交付要綱
廃
止
〃
生活保護業務支援員設置要綱
改
正 生活福祉課
平成25年度青梅市施設開設準備経費助成特別対策事業補助
制
金交付要綱
定 高齢介護課
青梅市認証保育所運営補助要綱
改
正 子育て推進課
青梅市認定こども園運営費等補助金交付要綱
改
正
青梅市婦人相談員設置要綱
改
正 子ども家庭支援課
青梅市女性等緊急一時保護施設運営費補助金交付要綱
改
正
〃
青梅市母子・女性緊急一時保護事業実施要綱
改
正
〃
青梅市特定緊急輸送道路沿道建築物耐震診断補助金交付要綱 改
正 住
宅
青梅の森専門家会議設置要綱
廃
止 公園緑地課
青梅市立総合病院臨床研修要綱
改
正 病院管理課
青梅市立総合病院倫理委員会設置要綱
改
正
〃
青梅市立総合病院院内感染対策委員会要綱
改
正
〃
青梅市立総合病院改革プラン策定検討委員会設置要綱
廃
止 経営企画課
青梅市学校給食配ぜん員勤務要綱
改
正 総
青梅市男女平等推進計画懇談会の公募委員募集要領
- 34 -
所
管
務
課
課
〃
務
課
課
制定された要綱・要領
青梅市男女平等推進計画懇談会の公募委員募集要領
1
目的
この要領は、青梅市男女平等推進計画懇談会設置要綱(平成23年11月1日
実施)第3項に規定する委員のうち、公募委員の募集に関して必要な事項を定める
ことを目的とする。
2
応募資格
公募委員に応募することのできる者は、次に掲げる要件を全て満たすものとする。
(1) 青梅市に住民登録している者
(2) 応募時点において満20歳以上の者
(3) 青梅市の男女平等施策に関心があり、懇談会への出席が可能な者
(4) 地方公務員法(昭和25年法律第261号)第16条各号に該当しない者
(5) 青梅市職員でない者
(6) 青梅市の他の付属機関等の委員になっていない者
3
応募方法
応募者は、住所、氏名、年齢、性別、電話番号および応募動機(200字程度)を
記載した応募書類を青梅市長(以下「市長」という。)に提出する。なお、提出され
た書類は返却しない。
4
募集人数
募集人数は、原則として男女各1人とする。ただし、性別ごとの応募人数がこれ
に満たない場合は、この限りでない。
5
募集期間
募集期間は、募集開始日から起算して2週間とする。
6
選考者
選考者は、企画部長および企画調整課長とし、企画部長を責任者とする。
7
選考方法
(1) 一次選考は、書類審査とする。
(2) 書類審査の結果、候補者が募集人数を超えた場合には、公開抽選により決定す
る。
8
公開抽選
(1) 日時等
- 35 -
公開抽選の日時、場所等については、一次選考終了後、速やかに決定し、応募
者宛てに通知する。
(2) 抽選方法
ア
抽選に当たっては、出席者の確認を得て実施する。
イ
抽選は、抽選機によることとする。
ウ
抽選機には、一次選考の合格者全員分のくじ棒を用意し、出席者の確認を得
ることとする。
エ
抽選機の実施は、選考者が行う。
オ
応募者の番号は、男女平等推進担当課において、あらかじめ受付順に番号付
けする。
カ
抽選機により抽出されたくじの男女別にそれぞれ1番目を合格者とする。ま
た、合格者に辞退等があるときのため、男女別に2番目以降を補欠者とし、抽
選の早い者を優先する。
9
選考結果
選考結果は、応募者宛てに書面で通知する。
10
報告
選考結果は、市長に報告する。
11
庶務
委員の公募に関する庶務は、男女平等推進担当課で処理する。
12
その他
この要領に定めるもののほか、委員の募集に関し必要な事項は、市長が別に定め
る。
13
実施期日
平成26年1月31日
青梅市臨時福祉給付金および子育て世帯臨時特例給付金給付事業推進本部設置要綱
1
設置
消費税の引上げに際し、低所得者および子育て世帯への影響を緩和することを目
的として臨時的に給付する臨時福祉給付金および子育て世帯臨時特例給付金の給
付事業(以下「事業」という。)を実施するため、青梅市臨時福祉給付金および子
育て世帯臨時特例給付金給付事業推進本部(以下「本部」という。)を設置する。
2
所掌事項
本部は、次に掲げる事項を所掌する。
- 36 -
(1) 事業に関する方策に関すること。
(2) その他事業にかかる重要事項に関すること。
3
組織
本部は、それぞれ次の職にある者をもって組織する。
(1) 本部長
(2) 副本部長
(3) 本部員
健康福祉部長
企画部長および子ども家庭部長
企画調整課長、行政管理課長、財政課長、庶務課長、情報システム課
長、市民税課長、市民課長、保険年金課長、福祉総務課長、生活福祉課長、高齢
介護課長、障がい者福祉課長、健康福祉部主幹および子育て推進課長
4
本部長および副本部長
(1) 本部長は、本部を統括する。
(2) 副本部長は、本部長を補佐し、本部長に事故があるときは、その職務を代理す
る。
5
会議
本部の会議は、必要に応じて本部長が招集し、本部長が議長となる。
6
意見聴取
本部長は、必要があると認めるときは、本部員以外の者を本部の会議に出席させ、
意見を聴くことができる。
7
報告
本部長は、必要に応じて事業の進捗状況を青梅市長に報告する。
8
庶務
本部の庶務は、臨時福祉給付金担当課において処理する。
9
その他
この要綱に定めるもののほか、本部の運営に関し必要な事項は、本部長が定める。
10
実施期日等
この要綱は、平成26年2月1日から実施し、事業の終了した日の翌日をもって
廃止する。
青梅市情報公開・個人情報保護運営審議会委員の公募および選考要綱
1
目的
この要綱は、青梅市情報公開・個人情報保護運営審議会(以下「審議会」という。)
の委員のうち市民から選任する委員(以下「市民委員」という。)を公募し、選考
することに関して必要な事項を定め、公平な選考を実施することを目的とする。
- 37 -
2
公募委員数
公募により選任する市民委員(以下「公募委員」という。)は、原則として男女
各1人とする。ただし、性別ごとの応募人数がこれに満たない場合は、この限りで
ない。
3
公募時期
公募は、公募委員の任期が満了するとき、または任期途中で欠員が生じたときに
行うものとする。
4
公募方法
公募は、青梅市(以下「市」という。)の広報およびホームページに掲載して行
う。
5
応募資格
公募委員に応募することができる者は、次に掲げる要件を全て満たすものとする。
(1) 市の区域内に住所を有し、居住していること。
(2) 応募の時点において満20歳以上であること。
(3) 地方公務員法(昭和25年法律第261号)第16条各号に該当しないこと。
(4) 青梅市議会議員または青梅市職員でないこと。
(5) 市の他の付属機関等の委員でないこと。
(6) 審議会の会議に出席が可能であること。
6
応募方法
公募委員に応募しようとする者(以下「応募者」という。)は、公募期間内に次
に掲げる事項を記載したものを、持参、郵便、ファクシミリまたは電子メールによ
り青梅市長に提出する。なお、提出された書類は返却しない。
(1) 住所、氏名、生年月日、性別および電話番号を記載した書面
(2) 応募の動機について記載したもの(400字以内)
7
選考委員会の設置
(1) 公募委員を選考するため、青梅市情報公開・個人情報保護運営審議会公募委員
選考委員会(以下「選考委員会」という。)を設置する。
(2) 選考委員会は、次に掲げる者をもって構成する。
8
ア
委員長
イ
委員
副市長
企画部長、総務部長および庶務課長
選考方法
(1) 一次選考は、書類審査とする。
(2) 書類審査の結果、候補者が募集人数を超えた場合は、公開抽選により決定する。
9
公開抽選
- 38 -
(1) 日時等
公開抽選の日時、場所等は、一次選考終了後、速やかに決定し、応募者宛てに
通知する。
(2) 抽選方法
ア
抽選に当たっては、出席者の確認を得て実施する。
イ
抽選は、抽選機によることとする。
ウ
抽選機には、一次選考の合格者全員のくじ棒を用意し、出席者の確認を得る
こととする。
エ
抽選機の実施は、選考委員会の委員が行う。
オ
応募者の番号は、庶務課において、あらかじめ受付順に番号付けをする。
カ
抽選機により抽出されたくじの男女別にそれぞれ1番目を合格者とする。ま
た、合格者に辞退等があるときのため、それぞれ2番目以降を補欠者とし、抽
出されたくじの早い者を優先とする。
10
選考結果の通知
選考結果は、応募者宛てに書面で通知する。
11
再公募および公募の例外
公募を行った場合において、次に掲げる事由に該当するときは、原則として再公
募を行うものとする。ただし、日程に余裕がないなど特別な事情があるときは、公
募によらないで委員を選任することができる。
(1) 公募期間に応募がなかったとき。
(2) 応募者が募集人数に満たなかったとき。
(3) 応募者の全員または一部が応募資格を満たしておらず、募集人数に満たなかっ
たとき。
12
失職
公募委員は、第5項の応募資格要件を満たさなくなったときは、その資格を失う。
13
庶務
公募委員の募集および選考に関する庶務は、庶務課が行う。
14
その他
この要綱に定めるもののほか、公募委員の選考に関し必要な事項は、選考委員会
が定める。
15
実施期日
この要綱は、平成25年12月1日から実施する。
- 39 -
平成25年度青梅市施設開設準備経費助成特別対策事業補助金交付要綱
1
目的
この要綱は、青梅市の区域内(以下「市内」という。)に開設される認知症高齢
者グループホーム(以下「グループホーム」という。)の開設準備に要する経費の
一部に対し、東京都施設開設準備経費助成特別対策事業等実施要綱(平成21年8
月25日付け21福保高計第357号)の規定にもとづき、青梅市が予算の範囲内
において補助金を交付することについて、必要な事項を定めることを目的とする。
2
補助対象者
この補助金の対象者は、市内においてグループホームを開設しようとする者とす
る。ただし、次に掲げる団体等は対象としない。
(1) 暴力団(青梅市暴力団排除条例(平成24年条例第17号。以下「暴排条例」
という。)第2条第1号に規定する暴力団をいう。以下同じ。)
(2) 法人その他の団体の代表者、役員または使用人その他の従業者もしくは構成員
に暴力団員等(暴力団ならびに暴排条例第2条第2号に規定する暴力団員および
同条第3号に規定する暴力団関係者をいう。以下同じ。)に該当する者があるも
の
3
補助事業
この補助金の対象とする事業(以下「補助事業」という。)は、前項に規定する
補助対象者が、開設準備に必要となる職員訓練期間中の雇上げや地域に対する施設
説明会等の開催等を行う事業とする。
4
補助対象経費
この補助金の対象経費は、前項に規定する補助事業を行うための開設前の6か月
にかかる次の経費とする。ただし、社会通念上適当と認められない経費を除く。
(1) 需用費
(2) 使用料および賃借料
(3) 備品購入費(備品設置に伴う工事請負費を含む。)
(4) 報酬、給料、職員手当等、共済費、賃金および旅費
(5) 役務費
(6) 委託料
5
補助金交付額
補助金交付額は、補助交付基礎単価60万円に定員数を乗じて得た額と補助対象
経費の実支出額から寄付金その他の収入額を控除した額とを比較して少ない方の
額とする。ただし、1,000円未満の端数は切り捨てるものとする。
- 40 -
6
補助金の交付申請
この補助金の交付を受けようとする者(以下「申請者」という。)は、青梅市施
設開設準備経費助成特別対策事業補助金交付申請書(様式第1号)に必要な書類を
添付して、青梅市長(以下「市長」という。)に提出しなければならない。
7
補助金の交付決定
市長は、前項の交付申請のあった事業について、適当と認める場合は、補助金の
交付を決定し、青梅市施設開設準備経費助成特別対策事業補助金交付決定通知書
(様式第2号)により申請者に通知するものとする。
8
補助金の交付時期
この補助金の交付時期は、補助事業が完了したときに補助金交付額の全額を交付
するものとする。
9
事情変更による決定の取消し等
市長は、この補助金の交付の決定後、事情変更により特別の必要が生じたときは、
この決定の全部もしくは一部を取り消し、またはこの決定の内容もしくはこれに付
した条件を変更することができる。ただし、補助事業のうちすでに経過した期間に
かかる部分については、この限りでない。
10
承認事項
この補助金の交付の決定を受けた者(以下「補助事業者」という。)は、次の各
号のいずれかに該当するときは、あらかじめ市長の承認を受けなければならない。
(1) 補助事業に要する経費の配分を変更しようとするとき。
(2) 補助事業の内容を変更しようとするとき。
(3) 補助事業を中止し、または廃止しようとするとき。
11
補助事業の完了の時期
補助事業は、単年度とし、平成26年3月31日までに完了しなければならない。
12
事故報告
補助事業者は、補助事業が予定の期間内に完了しない場合または補助事業の遂行
が困難となった場合は、速やかにその理由および遂行の見通しその他必要な事項を
書面により市長に報告しなければならない。
13
状況報告
市長は、必要が生じたとき、補助事業の進捗状況について補助事業者に報告させ
ることができる。
14
補助事業の遂行命令
(1) 前2項による報告または地方自治法(昭和22年法律第67号)第221条第
2項の規定による調査等により、補助事業が補助金の交付の決定の内容またはこ
- 41 -
の要綱に従って遂行されていないと認められるときは、市長は、これらに従って
補助事業を遂行すべきことを補助事業者に命ずることができる。
(2) 市長は、補助事業者が前号の命令に違反したときは、補助事業の一時停止を命
ずることができる。
15
実績報告
補助事業者は、補助事業が完了したとき、補助事業が予定の期間内に完了しない
まま補助金の交付の決定にかかる会計年度が終了したとき、または補助事業の廃止
の承認を受けたときは、青梅市施設開設準備経費助成特別対策事業補助金実績報告
書(様式第3号)に必要な書類を添付して市長に報告しなければならない。
16
補助金の額の確定
市長は、前項の実績報告の審査および必要に応じて行う現地調査等により、補助
事業の成果が補助金の交付の決定の内容およびこの要綱に適合するものであるか
どうかを調査し、適合すると認められたときは、交付すべき補助金の額を確定し、
青梅市施設開設準備経費助成特別対策事業補助金確定通知書(様式第4号)により
補助事業者に通知するものとする。
17
是正のための措置
(1) 市長は、前項の調査の結果、補助事業の成果が補助金の交付の決定の内容また
はこの要綱に適合しないと認められるときは、当該補助事業につき、これに適合
させるための措置をとるべきことを補助事業者に命ずることができる。
(2) 第15項の実績報告は、前号の命令により必要な措置をした場合においても、
これを行わなければならない。
18
決定の取消し
(1) 市長は、補助事業者が次のアからエまでのいずれかに該当したときは、補助金
の交付の決定の全部または一部を取り消すことができる。
ア
偽りその他不正の手段により補助金の交付を受けたとき。
イ
補助金を他の用途に使用したとき。
ウ
補助金の交付の決定の内容またはこれに付した条件その他法令にもとづく命
令に違反したとき。
エ
交付決定を受けた者(法人その他の団体にあっては、代表者、役員または使
用人その他の従業者もしくは構成員を含む。)が、暴力団員等に該当するに至っ
たとき。
(2) 前号の規定は、第16項により交付すべき補助金の額を確定した後においても
適用する。
19
補助金の返還
- 42 -
(1) 市長は、補助金の交付の決定の全部または一部を取り消した場合において、補
助事業の当該取消しにかかる部分に関し、すでに補助金が交付されているときは、
補助事業者に対し、期限を定めてその返還を命ずるものとする。
(2) 第16項により交付すべき補助金の額を確定した場合において、すでにその額
を超える補助金が交付されているときもまた同様とする。
20
違約加算金
補助事業者は、第18項により補助金の交付の決定の全部または一部を取り消さ
れ、その返還を命ぜられたときは、その命令にかかる補助金の受領の日から納付の
日までの日数に応じ、当該補助金の額(その一部を納付した場合におけるその後の
期間については、既納付額を控除した額)につき年10.95パーセントの割合で
計算した違約加算金(100円未満の場合を除く。)を納付しなければならない。
21
延滞金
補助事業者は、補助金の返還を命ぜられた場合において、これを納期日までに納
付しなかったときは、納期日の翌日から納付の日までの日数に応じ、その未納額に
つき年10.95パーセントの割合で計算した延滞金(100円未満の場合を除
く。)を納付しなければならない。
22
財産処分の制限
補助事業者は、補助事業により取得し、または効用の増加した価格が30万円以
上の機械および器具については、減価償却資産の耐用年数等に関する省令(昭和4
0年大蔵省令第15号)で定めている耐用年数を経過するまで、市長の承認を受け
ないで、この補助金の交付の目的に反して使用し、譲渡し、交換し、貸し付け、担
保に供し、または廃棄してはならない。
23
財産処分等に伴う収入の納付
補助事業者が、市長の承認を受けて前項の規定による財産を処分し、当該処分に
より収入があった場合には、市長は、この収入の全部または一部を納付させること
ができる。
24
財産管理
補助事業者は、補助事業により取得し、または効用の増加した財産については、
事業の完了後においても善良な管理者の注意をもって管理するとともに、その効率
的な運用を図らなければならない。
25
補助金調書の作成
補助事業者は、補助事業にかかる予算および決算との関係を明らかにした書類を
事業完了後5年間保存しておかなければならない。
26
関係書類の管理保存等
- 43 -
補助事業者は、事業にかかる収入および支出を明らかにした帳簿を備え、当該収
入および支出について証拠書類を整理し、かつ、当該帳簿および証拠書類を事業完
了後5年間保存しておかなければならない。
27
その他
この要綱および青梅市補助金等交付規則(昭和41年規則第16号)に定めると
ころによるほか必要な事項は、市長が別に定める。
28
実施期日等
(1) この要綱は、平成25年11月5日から実施し、同年4月1日から適用する。
(2) この要綱の失効前に、この要綱にもとづき交付された補助金に関して、この要
綱の廃止後に必要となる実績報告、補助金の返還等の手続については、なお従前
の例によるものとする。
(様式省略)
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