Comments
Description
Transcript
動機 実験内容 実験内容 割る原理 割る原理
動機 実験内容 ・音でワイングラスを割る実験をテレビで見て、自分 たちでもやってみたいと思った。 ①ワイングラスの固有振動数 ワイングラスの固有振動数を 固有振動数を求める Ⅰワイングラスの固有振動数を求める (ワイングラスは を使用) (ワイングラスは 、 、 を使用) 白ワインと赤ワインの固有振動数調べ 白ワインと赤ワインの固有振動数調べ 固有振動数を求める際にはオシロスコープを使います。 固有振動数を求める際にはオシロスコープを使います。 ※グラスを叩いて出た音の振動数がグラスの固有振動数です。 ※グラスを叩いて出た音の振動数がグラスの固有振動数です。 ・物を手で触れずに壊したかった。 実験内容 0 500 0 1000 500 割る原理 1500 1000 1500 白ワインの場合 白ワインの場合 1000Hz 1000Hz 赤ワインの場合 赤ワインの場合 Ⅰ固有振動数 ・物体を叩くと、決まってある一定の振動数で振動し ます。この時の振動数を 固有振動数といいます。 //ゴ ゴーー ン \ン\ // ポクポク ッ\ッ\ 1450Hz 1450Hz まとめると・・・ まとめると・・・ 白ワイン用グラス 1000Hz近く 赤ワイン用グラス 1450Hz近く 白ワイン用グラス 1000Hz近く 赤ワイン用グラス 1450Hz近く (Hzとは1秒間の振動数を表す単位) (Hzとは1秒間の振動数を表す単位) ex. 1000Hz→ →1秒間に1000回の振動 ex. 1000Hz→ →1秒間に1000回の振動 左の赤い矢印が白ワインの振動数を、 左の赤い矢印が白ワインの振動数を、 右の赤い矢印が赤ワインの振動数を 右の赤い矢印が赤ワインの振動数を表 表しています。 しています。 ②実際に 実際に音を当てる Ⅱ共振 実験に用いる装置 ・1回1回の物体に与える力が小さくても、特定の振 動数、特定のリズムで力を加えることによって、 徐々に力が蓄えられて、 えられて、大きく振動 きく振動する 振動するようになる。 する →物体を破壊することもできる。 Ⅲ定常波 スピーカー(18W) OSCILLATER 物体が固有振動する時→定常波が生じる 音を当ててみました! ↑等間隔に並んでいる ・特徴 ①大きく揺れる点と全く揺れないがある (上の図の赤い点) ②揺れる場所と揺れない点が等間隔にある ・特定のリズムで振動を与え続けたら・・・ 出力が約10倍(240W)のスピーカー と、グラスはさらに薄いものを用意。 強化! 強化! 20分間グラスに音を当て続けたりし た結果、グラスのふちが目に見える ほど振動していました。 結果として・・・ 全く震えず! しかし結果として・・・ 原因として考えられるのは↓ ①音の振動数とグラスの固有振動数の不一致 なぜ割れなかったのか? 以下考察です。 ②音量が小さかった? ③グラスが思ったよりも硬い。 考察 振幅が・・・ 感想 ・最初の頃は全く揺れなかったために、 精神的にもとても苦しかったです。 大きくなっていく (大きく揺れていく) 定常波と共振の原理で 共振と定常波の原理で 破壊されたタコマ橋 グラスのふちには 定常波ができていた 定常波が出来ていたのに、 割れなかったのはなぜか? ワイングラスを割るには・・・ ①ワイングラスの固有振動数を求める 私たちは参考文献のように 音が集中できていなかった のではないかと考えます。 ②ワイングラスの固有振動数と 同じ振動数を持つ音を当て続ける ③ワイングラスの振動が どんどん大きくなる ④ワイングラスが振動に耐えきれなくなる ⇒割れる! 割れませんでした ・毎時間が試行錯誤の連続で、昼休みは ぐったりとしていることが多く、 本当に大変でした。 世の中には、声でグラスを 割る人もいるそうです。 興味がある人は挑戦 してみては? 参考文献 ・C43、 43、音でワイングラスを割 でワイングラスを割る ドライバーユニット 理想形 音が 集中している スピーカー 実際 音が 拡散している http://www.info/niigata.or.jp/~ymiyata/ nami/c43glass.html ・Wikipedia 定常波 ・物理Ⅰ 物理Ⅰ 教科書