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会報5号 - 北大生・宮澤弘幸「スパイ冤罪事件」の真相を広める会

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会報5号 - 北大生・宮澤弘幸「スパイ冤罪事件」の真相を広める会
会報
第 5号
2013年
10月 23日
北大生・ 宮澤弘幸「 スパ イ冤罪事件」の真相 を広め る会
◇事務局 千代田区労働組合協議会
'ル
101-0051千 代田区神田神保町 3-2 サ
7F
ン
イト
ヒ
ラ
T:03-3264-2905
F:03-3264-2906
chyda― krOf8。 dio■ .ne.jp
吻塚シン ジウムもまし
輻燒翁 で蛛鶉
自公政権 は、
開会 の 臨時国会で 「秘密保護 法」 と 「国家安全基本法 Jの 成 立 を狙 つてい る。「真相
『
を広 め る会」 は 、 日本 を再び戦争 へ の道 へ 進 ませ 、再 び 「宮澤 ・ レー ン事件 Jを 引 き起 こす ことに なる 「秘密
10月 15日
保護法」 は、何 と して も阻止 しなけれ ばな らない と考 え 、同 じよ うな危機感 を持 つ 団体等 に呼びか け、東京 で
シ ンポ ジ ウム 、札幌 で集会 を開催 した。宮澤弘幸 さんへ の国家 の非道、72年 間 にわた つて 「スパ イ の家族 Jと
して生 きて い る秋間美江子 さん の苦悩 を大 きな力 に変 えて 、「宮澤 。レー ン事件」の 真相 を一人で も多 くの方 々
に知 らせ 、秘密保護 法阻上 のために活動 して行 こ うではあ りませ んか。
10。
10東 京 シンポジウム
市 ヶ谷 ・エ デ ュカ ス東京 7階 会場 には 112人 が参
加 した。最初 に 「レー ン・ 宮澤事件― も うひ とつの
12月 8日 」 ビデオ を上映、参カロ
者 はみ じろぎ も しな
「秘 密保 護 法 は丸 ご と阻止 しよ う」と訴 えた 。
紹 介 し、
基調 報 告 した墓 宏 士 。毎 日新 聞社会部 記 者 は、今
年 2月 以 降 、報道 して きた毎 日新 聞 の 記 事 を資料 に、
85年 に廃 案 とな つ た 国家 秘 密 法 よ り危 険 な法 案 で
いで見入 つてい た。 開会挨拶 に立った 山野井孝有代
表 は、20人 以 上 の方 々 に 「真相広 める会 」入会 を呼
あ る こ とをf/i起 した 。続 いて 、北村 肇 ・ 週刊金 曜 日
代 表 、小 林秀 治 ・ 千代 田区労協議長 、西 本武 志 。日
本 勤 労者 山岳連 盟 会長 、 丸 山重威 。日本 ジ ャー ナ リ
びか けて くれ た浅 田喜久子 さん を紹介す る とともに
コ ロ ラ ドか らこのシンポジ ウム に寄せ た秋 間美江子
さん の 「秘密保護法 を足蹴 に して くだ さい。平和 の
ス ト会議 代 表 委 員 が それ ぞれ の立 場 か ら秘密保 護 法
の 危 険性 を訴 えた .大 住 広 人・ 幹 事 が 「冤罪 の構 図 J
バ ンフ 発行 の 目的 を解 説 し、続 いて 山本 玉 樹 。代 表
時、平和 の家族 、平和 の 国を守 って くだ さい。 ど う
ぞ 一 人ひ とりが頑 張 つて くだ さい。 宮澤事件 はまだ
が 、秘密 保 護 法 と憲 法改悪 に断 固 と して 反 対 す る よ
う呼び か け、 ア ピール
(4面 )を 大 きな拍 手 で 採 択
した 。
済 んでいませ んJと の メ ッセー ジ (2面 に全文 )を
**************************************************************************************************
10◆
13北 海道 。本L幌 集会
札幌集会 は、
『 宮澤 。レー ン事件』の教訓 を蹂躙 し、
日本国民 の一 切 の知 る権利 を剥奪 し、 日本 をアメ リ
カ と共 に戦争 をす る国に変 え よ うとす る安 倍政権 に
対す る怒 りの 告発 で始 ま つた。 そ の 中で 、大洪水 で
来 日できない秋 間美江子 さんか らの『 や めて !秘 密
保護法』のメッセージは、私達の平和への決意と団
結 を一 層 固い もの に しま した。
基調報告 は、 日本 キ リス ト教団・ 岸本和世牧師、
自由法曹団 。今橋直弁護 士 、 日本 カ トリック教会 ・
新海雅典神 父が されま した。
岸本牧師 は、
『 ス キ ャ ン ダラス な人び と』を書かれ
の
た兄 故岸本 羊 一 牧師 との幼少 時 の生 活 に触れ 、牧
師 の父が、 レー ン先生夫妻 と親交 があつたので 、 レ
ー ン先生夫妻 の思 い 出を語 られた。そ して 、平和 を
創 りだす人 として、愛 と真実 を貫 いたイ エ ス キ リス
トが 、当時 のユ ダヤ の社会で「ス キ ャ ン ダラス な人」
で あ つ た こ との意義 を強調 され 、
『 宮澤 と レー ン夫
妻』 の戦争不服従 の 闘 い を継承 し、安倍政権 の暴挙
を断 じて 許 してはな らない と強調 された。
今橋直弁護 士 は、アメ リカ の世界戦略 に従 って 、
拡 大強化 され た 日米安保 体制 の要請 によ つて 、継続
審議 にな つてい る『 国家安 全保障会議 (日 本版 NS
C)設 置法案』 とともに、主権者 である 日本国民 の
一 切 の知 る権利 を奪 う『 特定秘密保護 法』 の成 立を
企 んでい るとそ の危険 な内容 を明 らか に された。
(2面 へ つづ く)
◇秋間美江子さんから 10。 10東 京シンポジウムヘのメッセージ
や めて
!!秘 密保護 法。
この 集 会 が 、私 には思 い 出 の深 い 10月 10日 に
行 われ る と言 う事 を知 つ てお りま した 。 私 は何 は
さてお き当 日は 「いの一 番 」 に この 会場 に入 るベ
き人間 です 。 私 自身 の 健 康 と、珍 しい この 地 の 天
災 の た めに 、み な さま の 前 に顔 と身 体 をお 見 せ す
る こ とが不可能 にな りま した cご めん な さい
!
私 の 兄 の 悲劇 を も う皆様 は ご存 じで しょ う。 私
の 両親 も、私 も、 も う身 体 か ら抜 け切 つて しま っ
た と思 われ るほ ど泣 きま した 。 で もま た この 頃 、
あ の 出来事 が 誰 か の上 に、誰 かの 家族 に覆 いかぶ
さ つて くるか も知れ ませ ん 。 ど う して も皆 さん に
はお 聞 き苦 しい か も知 れ ませ んが 、 宮澤 事 件 の こ
ビデオ「レーン・宮澤事件一もう一つの 12月 8日 」
とを ど うぞ思 い 出 して下 さい 。 予期 しな しなか っ
た それ は悲 しみ の 塊み た い な 出来事 で した =
こ こにお 集 ま りの 皆様 、 ど うぞ 声 を大 き く、な
ん とこわ い 秘 密保護 法 を足蹴 りして 下 さい ]iFlさ
はまだ済んで い ませ ん。 本 当に本 当に皆 さんがん
ば ってね。 そ して私 は心 の底 よ り、皆 さまに 「あ
な いで 下 さい 。 平和 の 時 、平 和 の 家族 、平 和 の 国
を守 っ て 下 さい 。 私 の よ うに ゆ が ん だノ、生 を送 る
りが と う」 の言葉 を送 ります。私 自身何 も出来な
よ うな人 間 を作 りあげ な い よ うに して下 さい。 お
願 い しま す。
ど うぞ 一人 一 人 が 頑 張 つて くだ さい Э 宮澤事 件
くて ごめんな さい。そんな私 をあわれ んで ドさい。
み な さま の ご健 康 を遠 くよ り祈 つ てい ます 。
コロ ラ ド州 ボル ダー にて 秋 間美江子
****キ *キ ******キ *キ *幸幸キ*キ*キ幸****拳 キ****摯 ***********ネ ***キ ******中 中**事 事キ中春幸***中 *幸 *****春 *****
した。 この よ うな 「反戦平和 の言動」 に よつて 、
札幌教区長 を追 われ 、1944年 9月 、横 浜教 区長 に
異動 させ られ ま した。 この とき、戸 田神父 は頭髪
(1面 か らつ づ く)
特 定秘密 の 指 定 に つ い て 、防衛 、外 交 、外 国 の
利 益 を図 る 目的 で 行 われ る安 全脅威 活 動 、 テ ロ活
を丸 めて『 私 は,日 本 のため 、世界 の平和 のために
命 を捧 げます』 と述 べ た と言 われ ます 。
動 の 防 止 、 に つ い て触 れ 、 これ に違 反 した 場合 に
は、
『 最 高 で懲 役 10年 刑罰 』 を科 す る、 とい う内
容 を暴 露 し厳 しく批判 され ま した 。
新海 雅 典神 父 は、 レー ン夫妻 の 双 子 の 姉 妹 と高
そ して 、敗戦 の 日の翌 日、戸 田師 は、帝 国海軍
桜 隊に よつて接収 され ていた 山の手教会 に行 き、
主計官 に『 この 際、 一 日も早 くここ を返 して もら
いたい』 と訴 えた。 そ の翌 々 日、戸 田教 区長 が保
/面 倒 を見 た のが 、 フ ラ ンシ
齢 の 父 を親 切 に保 護 ヒ
ス コ会 修道 院 と札 幌 大使 病 院 、 カ トリック札幌 教
土ケ谷 の教 区長館 に 一人で い るとき、侵 入 L´ て き
た何者 かによつて射殺 され たのです 。射殺 した 弾
丸は 旧 日本軍憲兵 の もので あ つた。 この 戸 田神 父
区長 戸 田帯 刀神 父 で あ つ た と報 告 され ま した Э
天 使 病院 の カ トリック の シ ス ター は、 ドロ シー
とキ ャサ リ ンの 双 子 の 姉妹 を引 き取 つて お世 話 を
の行動 は、あ る高位 聖職者 か ら『 戸 田神父 は軽率
し、 日米 交換 船 で母 国 ア メ リカ に無 事 にお届 け し
た こ と。 しか し、老齢 の レー ン先 生 の 父 は、病 の
だ』 といわれ た。新海神 父は、 この 発言 に対 して
厳 しい批判 をお こなわれ た。 そ して 、安倍政権 の
「戦争 へ の道 を開 く『 特定秘密保護法案』」を絶対
た め天使 病 院 で死去 され た こ と。 この とき、 日本
の 官 憲 は、双 子 の 姉妹 と姉妹 の祖 父 をお 世話 した
カ トリック の シ ス ター を逮捕 し、拘 置所 に入れ て
厳 重 な取 り調 べ を行 つ た と告発 され た 。
戸 田神 父 は、若 い 神 学 生 時代 ローマ の ウル バ ノ
神 学校 に学 び 、世界 の植 民地 か らきて い る若 い 神
に容認 してはな らな い と強調 された。
集会 は、最後 に 「再び『 宮澤 。レー ン事件』 の
悲劇 を許 さず 、戦争 へ の道 を開 く『 特定秘密保護
法案』。
『 憲法改悪』 に断 固反対す る」 の決議 (5
学 生 た ち と自由 に交 わ り友情 を育 て て い ま した 。
それ 故、 日本 が 始 めた侵 略戦 争 に つ い て も 「この
面 )を 採択 して終了 しま した。集会参加者 74人 で
した。
戦 争 には 、勝 算 が な い 」 とか 、戦 時 中 の 軍 の横 暴
に つ い て も平 和 主 義 的 な意 見 を率 直 に述 べ てい ま
2‐
難響儀膀油繋止へ=壽 世義熱甦鵞見
ぎ取 つたか らだ。性懲 りもな くまた。組織 の な い
私 は、電車 の 中で若 者 に しつ こ く語 り続 けて い る。
「戦争 に行 くの ?」
良 心 の 塊 “藪 下 彰 治 朗 記 者
ビデオ「レー ン・宮澤事件― もう一つの 12月 8
日」を見た ら、驚 いたこ とに故藪下彰治朗 さん (元
朝 日新聞記者 )が 語 つていま した、 スパイにされ
た人 の苦 しみを。 「戦後治安維持法 の被害者は元
気 になつたが、 スパイ とい う冤罪者は、国賊 と言
田村徳 章 (元 新 聞労連委員長 、MIC議 長 )
あき らめた らおわ り
:
軍機保護法違反 で懲 役 15年 の実刑判決 を受 け、
網走刑務所 で虐待 を受 けた宮澤 ・ レー ン事件 につ
われ、戦後 も苦 しんだ」 と。
いて初 めて知 りま した。今、特定秘密保護 法 が成
立 した ら、 こ うい う時代 が来 て しま うの だ とい う
ことがはつ き り分か りま した。
今 日、国会 で西 山太吉 さん の お話 を直接拝聴す
ることがで きま した。西 山 さんが 「今 で さえ、 ウ
ソをつ き続 け、情報犯罪 を続 ける自民党政府 に秘
密保護法 を上程す る資格 はな い 」 とお っ しゃ って
い ま した。 山野井 さんが 「秘密保護 法 はま る ごと
ダ メ」とお っ しゃ つたのはその通 りだ と思 い ます。
海渡雄 一 さん も 「これ は軍事法です 」 とお つ しゃ
い ま した。
藪 下 さんは凄 い記者 で した。 良 心の塊、体 を壊
し、両足 をな くして も叫び続 けま した。私 、 スパ
イ防 止 法 の時知 り合 い 、藪下 さんが壇上で反対 の
あ き らめた らお わ り
!。
他 の 色 々 な こ と (反 原
発 、反 TPP、 反 消費税 とか )も あ ります が 、今 は
秘 密保 護 法反 対 を一番 にがん ば りた い と思 い ます 。
熱弁 を奮 い 、私 は会場 で参加 者 の立 場で意見 を言
い ま した。 わが ミニ コ ミ紙 「女性 ニ ューズ 」 の こ
とも朝 日新 聞 の メデ ィア欄 で 書 いて くだ さ り、お
山野 井 さん のお 話 も とて も感 動 い た しま した 。
カ ンパ します (失 業 中な ので あま り余裕 は な い の
世話 にな りま した。亡 くな ってか ら 10年 以 上たつ
と思 い ます 。「藪 下 さん、私 も頑張 らなきゃあね J
と、映像 に 向 かうて言 い ま した。新聞記者 の 良心、
報道 の 自由の た め叫び続 けて い たヤブ さん、私 も
曜 日も記 事 を愛 読 して い ま した。
吉村 りよみ (千 葉 県市 民 オ ンブ ズマ ン連 絡 会議 )
頑 張 らなきゃあね。
本 当に怖 い法案 が どん どん出て来そ うな国会、
何 ができるかわか りませ んが 、私 も一生 懸命 叫び
日本 国憲法 は僕 が 高校生 の 頃 か らのバ ックボ ー
ンです。 しか し日本 はそ の精神 を具現化 していな
で す が )ナ マ の 菫宏 士 さん も初 めて です 。 週刊金
国家秘密の存在を認めるな
い と判断 してお り、ll■ 梶 た る思 いが あ ります。
国家 とい う組織 は 、 ご く一 部 の 階層 の 人たち の
た めに庶 民 を利用す るこ とは 自明 の理 です。 国家
秘密 とい う存在 を認 めるこ と自体が間違 いです。
マ ス コ ミや政 治屋 だけでな く、 日本 国民 の大多数
ます。 蟷螂 の斧 か もしれ ませ んが。
関千枝子 (元 女性 ニ ューズ編集長 )
=ブ ログ 「ごまめ通信 」 か ら
若 者 よ 「 戦 争 に 行 くの ?」
が 、国家 が軍事秘密等 を守秘す る こ とを何 とな く
認 めてい ます。 しか し大衆 の血税や労働 に よつ て
1980年 前 半、MICの 議長 だった。 ほ とん どの
社会 が成 り立 ってい る こと も自明 の理 です。 そ の
大衆 一 人ひ と りが 自由で公 明正大 に生 きがい をま
つ とうで きる社会 にす るため、国家 に一つ として
活動 を国 家秘密法 を捨て去 る ことに費や した。 キ
リス ト教 の牧師 さん、尼 さんの集 ま り、「黒 ヘ ル 」
の集会 に も。みんな頑張 つてい た。民間放送、NHK,
出版 、音楽、広告 、印層1、 映画 ・ 演劇 、印刷 ・ コ
秘密 を持 たせ るこ とを許 してはな りませ ん。
迫 雅之 (10.10東 京 シンポ参加者 )
ンピュー タな ど MIC仲 間 を呼んで くれ た。 それ
は私 た ちす べ て一 人 ひ と りの 生 き方 に国 家 が 干
渉 ・ 弾圧す る法案 が 出 され ることを、み んなが嗅
(7面 につづ く)
3‐
之
竜
“
秘密保護法 "阻 止 10.10シ ンポジウム・アピール
再び 「戦争 へ の道 Jを 許 してはな らな い。
再び 「スパ イ冤罪 」事件 を引 き起 こ してはな ら
ない。
今、安倍政権 が画 策 してい る 「秘 密保護法」 を
務 員 だ けでな く一 般 国民 t)含 め 、何 を秘 密 とす る
阻 止 す るために、戦争 に反対 し、「平和」を希求す
るす べ てのみ な さんが、 立 ち上が る ことを呼びか
か は行 政機 関 の 長 が 指 定す る と して い る。 さ らに
「適性 評価 制 度 」 を設 け、特 別秘 密 を取 り扱 う人
ける。
の 適性 を確認 す るた めに 、 出生 。学歴 ・ 外 国渡航
歴 か ら借 金 ・ 病歴 にいた るプ ライ バ シー を徹 底調
今 、安倍 政権 が 画策 してい る秘密 保 護 法 は ど う
か 。 原 案 は特 定秘 密 の 範 囲 は ① 防衛 ② 外 交③ 特 定
有 害活 動 防 l■_④ テ ロ活動 防 止 ― ― と し、 対象 は公
72年 前 の 1941年 12月 8日 、「スバ イ容疑 」 で
検挙 され た北海道帝 国大学 生・宮澤 弘幸 は、「軍機
保護 法」違反 として 、大 審院 で懲 役 15年 の判決 を
受 け、極寒 の網走刑務所 に収監 され 、戦後釈放 さ
れ たが 1年 半後衰弱死 した。事実 上の獄 死だった。
宮澤弘幸 の妹 。秋 間美江子 さんは、86歳 の今 もな
保 障 に もな らい こ とは明確 で あ る。 第 二 、第 二の
宮 澤 弘幸 「ス パ イ冤 罪 事件 」 が 引 き起 こ され る こ
お、「スパ イ の家族Jと して 苦 しみの 日々 を送 りつ
つ 、北海道大学に対 しては 、兄 。宮澤 弘幸 を守 る
とは間違 い な い 。
日本 国憲 法 は 「政府 の 行 為 に よつて 再 び戦 争 の
査 す る と してい る。
これ で は 、 戦 前 の 軍機 保 護 法 以 上 で は な い か 。
「報 道 の 自由 に十分 配慮 」 な どと装 つて も、何 の
る こ との な い よ うにす る こ とを決 意 し…
… 平和 を愛す る諸 国 民 の公 正 と信 義 に信 頼 して 、
こ とが出来 なか った ことに対す る謝罪 と総括 を求
1参 禍 が起
めてい る。 この 要求実現 を 目指す。
軍機保護 法違反 と断罪 され た宮澤弘幸 が探知 ・
漏泄 した とされ る証拠 は何 ら示 されず、容疑事項
の何 が何故軍事秘密 な のかの判示 さえな い。例 え
われ らの 安全 と生存 を保 持 しよ うと決 意 した 」 と
宣 言 し、「戦争 の 放 棄 、戦 力及 び 交戦 権 の 否認 Jの
第 9条 を制 定 した 。今 こそ 、日本 国憲 法 に基 づ き、
「戦争 へ の道 」 に つ なが る秘 密保 護 法 は、何 と し
ば宮 澤 が漏泄 した とされ る根 室の海 軍飛行場は、
太平洋横断飛行 の リン ドバ ー グが飛 来 して以来、
て も阻 上 しな けれ ば な らな い 。
宮澤 ・ レー ン 「スパ イ冤罪 事件 Jの 再 来 を許 さ
ぬ た めに一― Э
天下公知の存在 だ った。
軍機保護 法 を戦争推進法規 に抜本改 正 した議会
では 、貴族院、衆議院 の審議 を通 じ、政府 は 「臣
民 を冤罪 の危機 に遭 わす こ とがな い よ う厳 正 、限
2013年 10月 10口
秘 密保護 法 阻止 10.10シ ンポ ジウム
定 して運用 す る」 との趣 旨で繰 り返 し約 束 し、附
帯決議 では 「軍事 上の秘密 とは不法手段 でなけれ
ば探知で きな い 高度 の秘密 であ って 、 これ を侵害
「 この道 は、 いつか 来 た道」
呼 びか け 団体
北 大生・ 宮澤 弘 幸 「 スパ イ冤 罪事 件」 の
真 相 を広 め る会・ 新 聞 労連・ 新 聞 OB九 条
す る者 のみ に適用す るJ(要 約 )と 限定 していた。
しか し一 度成 立 した 軍機保護 法は、附帯決議 t)法
理 も無視 して牙 をむ き出 し、国民 を弾圧す る武器
とな った。
の 会 0千 代 田 区 労 働 組 合 協 議 会 0
日本 ジ ャ ー ナ リス ト会議 (JCJ)・ 自由法
曹 団・ 週 刊金 曜 日
‐4‐
豚
の悲劇を許さず、
再び「宮澤・レーン事件」
戦争への道を開 く 「特定秘密保護法案」
「憲法改悪」に断回反対 する決議
1941年 12月 8日 、太 平洋 戦争 開戦 の 日、北大 工 学
部 電気 工 学科 学 生・ 官澤 弘幸 は、 「軍 機保 護 法違 反
が 、盛 り込 まれ る とされ ています が 、信用す る こと
の スパ イ」と して 、恩 師 の 英 語 教 師 レー ン先 生夫妻
が主権者 の 国民に知 らされ な くな っ た とき、それ は
と共に逮捕 され ま した 。
『 戦争 の前夜』 であるこ とを厳 しく教 えて い ます 。
日本 の近代 史は、政府 が 、国民 に恐怖 を煽 り、国民
はでき ませ ん 、歴 史は、報道 の 自由が侵 され、真実
旅 行 好 きな宮澤 弘幸 が 、旅 行 中に偶然 聞 い た根 室
に真実 を知 らせず 、侵 略戦争 の暴虐 を『 嘘 と秘密』
で 隠 べい し、日本 国民 とア ジア諸国民に筆舌 に尽 く
の海 軍飛行 場 の こ とを レー ン先生 夫妻 に 話 した こ
とが『 軍機保護 法違反 に当た る スバ イラ
E』 だ、 と し
ので
て突如逮捕 、起訴 された
す。 この飛行場 の 存在
せ ない犠牲 と民族的痛苦 を強 いて きた こ とを証 し
は公知 の事実で あ り、全 くの冤罪 で した。
そ して 、昭和 18年 5月 27日 、大審院判決 で懲役 15
ています 。
長沼 一審判決 40周 年 の今年、私達は、全世界 の 国
年 の重刑 に処せ られ、零 下20度 を超す 、酷寒 の網走
民 が 、ひ としく恐怖 と欠乏か ら免れ 平和 に生 きる権
刑務所 に送 られ ま した。敗戦 の年釈放 され るも、体
を壊 し、獄死 同然 の死で 人生 を開 じねばな らなか っ
利 があることを深 く胸 に刻み、再び、国民 を不信 と
憎悪 にお としめ、『 官澤 。レー ン事 件』の悲劇 を も
たのです 。享年 27歳 で した。
た らす『 特定秘密保護 法』に絶対反対 し、『 憲法改
悪 』 に絶対 反対す るもので あ ります。
安倍晋 三 内閣は、来 る10月 15日 開会 の 臨時国会 で 、
なん と、そ の『 軍機保護 法』 とそ つ く りな『 特定 の
秘密 の保護 に関す る法案 』を上程 し、
『 ナチに学 べ 』
以 上決議す る。
2013年 10月 13日
この道 は 、戦 争 へ の 道
!
と、強行成 立 させ よ うと企 んでいます。これ は 日本
官澤・ レー ン「 スパ イ冤罪事 件」 の
国憲法 の精神 と主 権者 た る 日本国民 の願 いに反す
再 来 を許 す な
!
『 秘密保護法』阻上、10.13札 幌集会
る、全 く許 さざる暴虐 と言わなけれ ばな りませ ん
報道 によれ ば、 「特定秘密保護 法 Jは 、防衛や外
l
交 な ど安全保 障 に関す る4分 野で「特定秘密 Jに 指定
した情報 を漏 らした公務員 は最高 、懲役 10年 に処 さ
れ 、情報法 を漏 らす よ う共謀 、教唆 、扇動 した 者 も
処罰す る として い ます c概 要では、「拡大解釈 に よ
る国民 の基本的人権 の 不 当な侵害 を禁 止 」す る規 定
‐5‐
北大に謝罪要求と秘密保護法阻止
「 真相 を広 める会 」
、当面 の活動方針 を決定
「真相 を広 める会」幹事会 は 10月 10日 に幹事会 を開催 し、「秘密保護法」阻 止のために可能 な限 りの行
動 を起 こす と同時 に、北海道 大学 に対 して 、 去 る 6月 の対面回答以降 の活動 で明 らかにな つた問題点 と未
回答 だ った 中 し入れ 事項 につい て 、宮澤弘幸 が検挙 され た 12月 8日 に回答 をす るよ う、「回答要請書」 を
送付 した。 さらに 12月 8日 に札 幌 で 「真相 広める会 」主催 で 、秘密保護 法阻 止 と北海道 大学 に謝罪 と総括
を求 める大集 会 を開催 す る こ とな ど、以下 の活動 方針 を決定 した。
北大に謝 罪 晏
総括 の 回答を要求
秘密保護法阻止の活動に全 カ
北海道大学 は 5月 30日 、三上 副学長 が コ ロラ ド
在住 の宮澤 弘幸 の妹 ・ 秋間美江子 さんを訪れ 、宮
澤弘幸名 の退学願 が見 つ かつた こ とを報告 した。
10月 15日 開会 の 臨時国会 で、 自公政権 は秘密
保護 法 上 程 し成 立 させ る方針 を決 め、事態 は緊迫
してきた。「宮澤・ レー ン事件」は、国家権力 が 国
この説 明を受 けた秋 問 さんは、そ の直後 か ら北大
が提示 した退 学願 が検挙 され拘束・ 監視 下にあ つ
「白筆退学願 であ り北
た期 間 の 日付 で あるこ とと、
海道大学 には責任 がない」 との通告 である と受 け
止 め、新 たな苦 しみの 日々 を過 ご してい る。
民弾圧 の非道 を引き起 こす こ とを示す具体例 であ
る。言葉 だけ の修正や付帯決議 は何 の歯 止 めにも
な らない。丸 ご と廃 案 にす る しかないので ある。
ここに来 て マ ス コ ミも危機感 を持 ち、宮澤 ・ レ
北海 道大学 は秋 間美 江子 さん訪 問後 の 6月 25
日、三上隆副学長 が 「 (宮 澤事件 を)風 化 させ な い
「二度 と戦 争 を起 こさせ
よ うに努 めます」と答 え、
たが 、1985年 に国家秘密 法 を廃案 に した よ うな全
国民的な運動 には至 ってい ない。今後、国会要請
行動 をは じめ、あ らゆる機会 を通 じて 、再 び 「富
ない 」 ことで は当会 と一致 してい るこ とを表 明 し
た。 当会 は この姿勢 に 関 しては評 価 した。 しか し
なが ら、北大生 。宮澤 弘幸 を守 るこ とが出来なか
澤・ レーン『 スパイ冤罪事件』 を引き起こす秘密
保護法は断固粉砕 !Jの 活動を展開 していく。
ー ン事件 を紹介す る記事が 日立つ よ うにな つて き
12月 8日 に札幌で集会
つた 北大 の責任 と、 三度 とこ うした事態 を引き起
こさないた めの総括等 につい ては不十 分 である と
「申入補充書」を手渡 し検討 を要請 してきた。
して 、
以来 3ヵ 月余 を経 て も何 の 回答 もない こ とか ら、
来 る 12月 8日 に改 めて回答す るよ う「回答要請書」
を送付 した (全 文 は 7面 に掲載 )。
宮澤弘幸 が検挙 され てか ら 72年 とな る 12月 8
日、「真相 を広 め る会 Jは 、札幌 で秘密保護 法阻上
と北大 に謝罪 と総括 を求 める集会 を開催す る。 こ
の集会 には、北海道大学教職 員 、北海道 大学学生
をは じめ 、多 くの 市民 に参加 を呼びか ける。
<活 動 資金 カンパ にご協 力をお願 いします >
「真相 を広 める会 」 は 、 1月 29日 に札幌で発足 して 以来、247
個人・ 団体 が当会 の活動 目的 に賛 同 して入 会 していただ きま し
た。会費 (1日 1000円 )に 加 えて 、多 くの方 々 か ら貴重 なカ ン
パ をい ただ い た ことに感謝 します。
当会発 足 の契機 とな った 2012年 11月 12日 に富澤弘幸 が眠 る
新宿 。常園寺で開催 した集 い 以降 の収支 は右表 の通 りです。
今後 の活動 を展望 した時 、活動資 金 が不足 す る こ とは間違 い あ
りません。会員 のみ な さま と主 旨に ご賛同 い ただ けるみ な さま
に、可能 な限 りのカ ンパ を要請 します。
カ ンパ ご送金 は、下記 までお願 い します。
ゆ うち ょ銀行 払込み 回座 00130-2-761349
加入者名 =福 島
会計 報告
(201111.12∼ 2013.10.10)
765,340
会費 (会 員242人 )
561,391
カンパ
パンフ売上げ
計
◇支出
会 場 替・会 議 替
旅 香・宿 泊 香
‐6‐
82.205
286,760
文書等郵送費
144,147
バ ンフ発行経費
870,160
雑費
計
差 引収支残
清
242,720
1.569,451
74,974
1.458.246
111,205
(秘 密保護法阻止へ…寄せ られた意見 =つ づ き)
分 等 とい った 問題 が あ ります。
マ イナ ンバ ー 法 に続 き、特 定秘 密保護 法 、共謀
憲 法 否 定 の秘 密 保 護 法 を許 す な
罪 、盗聴 法拡 大 で 日本 は監 視社 会 にな ります。 こ
防衛 上の秘密 はす でに 2001年 の 自衛 隊法改 正
で 、 スパ イ防止法 の一部 が 取 り込まれています 。
れ に 国家 安 全基本 法 が加 われ ば、 日本 国憲 法 は骨
抜 きにな ります「
戦前 の 治安 維持 法 、軍機保 護 法 、 国防保 安 法 の
よ うな「特 定秘密 保護 法案 Jは 絶 対 に許せ ませ ん。
日本 の場合 はアメ リカ と異 な り 「密約 」等 の情報
公 開 もして いない。従 つ て この よ うな法律 を提 出
す ることは濫用 の可能性 が大 きい と言 えます。
「特定秘密保護 法」は、知 る権利 (憲 法 13条 )表
再 び 同 じ過 ちを繰 り返 して は な りませ ん。
労組 、反原発 団 体、反 TPP団 体・ 議 員 。一 般 市
の 自由 (21条 )知 る権利 (1969年 博多事件最高裁
判例 )公 開裁判 を受 ける権利 (37条 )学 問 の 自由
民 が 手 を組 ん で 何 と して も この 法案 を阻止 しな く
て │ま な らな い と思 い ます。 日本 の 民 主 主義 は風 前
(23条 )等 、国民主権 と基本 的人権 を侵害す るも
ので あ り、議 院 内閣制 の もとで の議院調査権 (62
条 )司 法 の独 立 (76条 )裁 判 公 開 (82条 )等 の三
f)灯 です 。 民 主主義 は主権者 た る国民 が 自 ら守 ら
な くて は な らな い と思 い ます。
森田
龍 (10.10シ ンポ参加者 )
権分 立 を侵 害す る、憲法前文 にあるよ うな憲法違
反 と言 えるもの です 。 パ ブ リック コメン ト9万 件
中 77%が NOだ つた特定秘密保護法案 を提 出す る
安倍 内閣は憲法 99条 違反 です 。
「公 益及び公
自民党改憲草案 の立 憲主義 の否定、
の秩序」で国民 の権利 を著 しく制限す る 自民党改
憲草案 と同 じ発想 です 。①何 が 秘密 か 、それ が 秘
密②市民 も対象③共謀 。扇動④厳罰 ⑤現行法で十
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て ま とめ ま した 。
北海 道 大 学 が 、学 問 の府 、教 育 の府 と して 、「宮
澤 ・ レー ン事件 J真 相糾}明 の 決意 が あ るな らば、
一 審 。大 審院 判 決 に 対す る調 査 は、北海 道 大 学 の
回 答 要 請 書
2013年 5月 27日 付 で宮澤弘幸名 の 「退学願 」
な ど宮 澤弘幸 の身分 と名誉 にかか る 10点 の送付
をいただ き、6月 25日 に貴大学 にお いて説 Hllを い
責任 にお い て 、 も つ と早 い 時期 に為 され 、大 審院
判 決 は不 当で あ る こ とを社 会 的 に宣 言 し、冤罪 に
陥れ られ た宮 澤 弘 幸 の 名 誉 を回復 す べ きで あ つた
ただ きま した。
貴大学提示 の 文書及び説明 に よ ります と 「本学
と考 えま すЭ
「風化 させ な い 」「二 度 と戦 争 を起 こ させ な い J
とい た しま しては 、退学及 び復学 に つい ては、 ご
本 人 の意志 と して尊重す る とともに事件 を風化 さ
せ な い よ うに努 めます 」とあ り、また応 答 の 中で 、
北海道大学 とわれ われ は 「二 度 と戦 争 を起 させ な
との 言 葉 が北 海 道 大 学 と して の 決 意 で あ るな らば、
宮澤 弘幸 を北海 道 大 学 生 と して 守 り切れ なか つ た
いJこ とでは明確 に一致 しま した=こ の表明を踏
ま え、当会 は、6月 28日 付 で 「申入補 充書 Jを お
唯 一 残 され た 家族 で あ る秋 問美 江子 さん に対 して 、
改 めて謝 罪す べ きで あ る と考 えます。
届 │す し、正 面iか らの回答 を要請致 しま した。
ところが 、当会 へ の説 明に先 立つ 5月 30日 に、
三上 隆副学長 か ら宮 澤 弘幸名 の進学願 と関連資料
以 上 、貴大 学 の 説 明 を受 け、「申入 補 充書 」 をお
届 け して 以降 の 秋 間美江子 さん の 現状 と当会 の 調
当時 の 北海道 帝 国大 学 責任者 の過 ち を明確 に認 め 、
査 分 析 をお伝 え し、改 めて回 答 を求 め る次 第 で す 。
の提示 を受 けた秋 問美江子 さんは、そ の後 、退学
願 が検挙 され拘束・ 監視下 にあった期 間 の 日付で
「自筆退学願 であ り北海道大学 には責
あ ることと、
そ の 回答 は 、宮澤 弘幸 の 逮 捕 が不 当で あ る こ と
を宣 言す る意 味 で 、逮捕 され た 日で あ る 12月 8
日に提 示 い た だ きた く、 ここに 「回答 要請 書 Jを
任 がない 」 との通告 である と受 け止 め 、新 たな苦
しみの 日々 を過 ご して い ます。
お届 けす る次第 です 。
当 日の 回答 を い た だ く時 亥1に つ い て は、11月 20
日まで に 、事 務 レベ ル で ご返 事 を い た だ きた く存
以来 3ヵ 月余 、当会 と しては宮 澤弘幸 に対す る
軍機保護法違反 の懲役 15年 判決 を徹底調査 した
結果、「宮澤 。レー ン事件 Jが 、冤罪 で あるこ とに
確信 を持 ち、同封 の『 宮澤 ・ レー ン事件 冤罪 の
構 図― 一 審・ 大審院判決 の条条検証 と批 判』 とし
じます 。
北海道 大学 の ご決断 をお待 ち して い ます。
2013年 10月 10日
7…
`
秘密保護法、阻止のため に
『
バン
の2つ の
フ
る
宣
相を
伝を
真
会」
編
広め
集
「 宮澤・レーン冤罪事件」の 真相 と軍機保護法 の全てがわ かる決定版 パ ンフ
『 冤 罪 の 構 図 ■
0大 鶴
糠 鰈 紳 証と捌 』
「北大生 。宮澤弘幸『 ス バイ冤罪事件』 の真相を広 める会」が この
パ ンフを編集 。発刊 した動機 (理 由)│ま 3つ あ ります。
新資料
E事 実
に よ って全体像 がわ か る
富暉■ レー│
―黎
^SC■ 1洟 みキ策絆証こ獄■
1つ は、宮 澤・ レー ン事 件を冤罪 と解明 した上 田誠吉弁護 士の著作
をは じめ先行す る著作 。資料 が 1980年 代までの収集事実に止 まって
い て、一審判決文 をは じめ、そ の 後に発見 。発掘 された重要な資料や
年。文献がほ とん ど見 られ ない こ
事実、お よび問題提起 を統合す る著 千
と。従 つて、新資料 ・事実 に よる訂正 ・補完 を 含め、改 めて全 体像 を
的確 に伝 える文献の編集 が待 たれ て いた= これ │ま 、そ の決定版 です c
再審請求に匹敵す る全体像がわか る
B5半 1130シ
2つ は、冤罪事件 として 、本来、再審請求 がな され られ るべ きにも
かかわ らず、それがな され られず に、法 と事実 に基 づ く解 明 が不十分 のまま断念 されかねない現
状 にあること。従 つて、少な くとも再審請求に匹敵す る全体像 を的確 に伝 える文 献 の編集 が待た
れて いた。 これ に応 えます
.
秘密保護法 が軍機保護法 の焼 き直 しとわか る
3つ は、宮澤 。レー ン冤罪事件 を引き起 こした法的張本 人は当時 の悪法 ・ 軍機保護法 であ り、
い ま、そ の焼 き直 しである 「秘密保護法」が頭 をもたげ、戦争へ の道 を踏み出 してい ること。従
つて 、軍機保護法 の立法 (抜 本改定)段 階 の粉飾 か ら成 立後、戦争推進法規 として独 り歩 きす る
まで の全体像 を的確 に伝 える文 献 の編集 が待 たれてい た。 これ にも応 えます。
こ うして編集 。発刊 され た決定版 バ ンフです か ら、宮澤・ レー ン冤罪事件 と軍機保 護法 を知 る
には最 も新 しく、詳細で、的確 な文献 。資料 とい えます 。 ぜひお読み くだ さい。
スパイ冤罪『 宮澤・レーン事件』真相を知つてほしい
「スパ イ冤罪事件 Jと は何 か。 北海道大学 の クラー ク精神 を敵視 。弾圧 した官
憲 と対峙 した宮 澤弘幸 と レー ン夫妻。72年 を経た今 も続 いてい る 「スバ イ の家
族 Jの 苦悩 ……等 々 を詳 しく解説 していますЭ
下 記 ま で お 申込 み 下 さ い 。 (制 作 費 カ ンパ =各 500円
)
北 大 生 ・ 宮澤 弘 幸 「ス パ イ 冤 罪 事 件 」 の 真 相 を広 め る会
゛
ヒル7階
事務局 1010051千 代 田区神 田神保 町 32 サンライト
A5判
112)
TEL:03-3264-2905
FAX:03-3264-2906
‐8‐
e-1■ ailichyda― [email protected] Jp
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