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「静岡市道路サポーター制度」の手引き
「静岡市道路サポーター制度」の手引き 静岡市道路部 道路保全課 電話:054−221-1129 ≪制度説明≫ (道路サポーター制度の趣旨) 市民ボランティアと行政が相互に協力して保全や美化などの道路愛護活動を行い、 安全・安心・快適な道路環境づくりを進めることを目的として創設した制度です。 道路愛護活動に関心のある方々で作る団体を「静岡市道路サポーター」として登録 させていただくことで、市民自らの手でその地域にふさわしい道路環境づくりを進め ていただくことができるようになります。 市は、そうした活動を行っていただくうえで必要な各種支援を行うほか、道路サポ ーター団体ではできない部分や協働して行うべき作業、緊急を要する道路損傷情報な どに対する応急対応を受け持ちます。 この制度の事務局は、市役所建設局道路部 道路保全課 管理担当で扱います。 (活動の内容) さまざまな活動内容が考えられますが、大別すると次のような活動メニューがあり ます。これらの中から自由に選んでいただくことができるほか、これ以外の活動を行 いたい場合も、制度の趣旨にふさわしいものであれば、ご相談のうえで活動に含むこ とができます。 (※ボランティアとしての範囲をこえる活動はご遠慮願うことがあります。詳しくは≪活動 の諸手続き≫ をご参照ください。 ) (1) 美化活動 道路路面・歩道・排水施設・道路付属物(防護柵等)等の清掃、および 路肩部・植樹帯等の除草 等の作業。 (2) 緑化活動 歩道上の植樹帯や道路ポケットパーク等での街路樹の剪定・花の植栽、 フラワーポットの設置・管理 等の作業。 (3) 補修活動 舗装面の穴・陥没あるいは歩道敷石等のガタつき等の修復、冬期の凍結 防止材の散布、道路付属物のペンキ塗り 等の作業。 ~1~ (4) 損傷情報の通報活動 道路路面の穴や損傷、構造物や付属施設の異常や不具合などを市に通報 する活動(豪雨・地震等による災害情報を含みます)。 (活動の区域) 活動区域は市が管理する道路の区域が基本となります。道路の区域には、車道や歩 道として現に供用されている部分だけでなく、道路に隣接するポケットパークや、道 路としても兼用されている河川堤防管理用通路なども含まれます。ただし、いずれも 市道路部が管理しているものに限っており、国道のうち国が管理する区間や、農道、 林道、私道などは、基本的には活動区域とすることができませんので、詳しくは事務 局にご相談をお願いします。 (市の役割) 市は、サポーター団体では行いきれない作業等を分担します。また、道路損傷情報な どの提供を受けた際には、すみやかな対応に努めます。 また、道路サポーター活動への支援として以下のことを行います。なお、これ以外 でも必要な支援について拡充に努めるほか、団体の皆様からご提案いただいたことな ども検討して随時拡充していくことにしています。 (1) ボランティア保険 団体のメンバーを「市民総合賠償補償保険」に登録し、活動中の万一の事 故をサポートします。第三者への過失加害事故にも対応できます。 (2) 活動のアピール 市へ協力いただいている団体であることをアピールするため、希望により 団体名を記した表示板(サインボード)を活動区域へ設置します。または活 動に用いる車両等に貼付できるステッカーなどもご用意できます。 (3) 資機材の支給・貸与 活動に必要な資機材を準備し、ご要望に応じ支給・貸与します。また、メ ンバーに使っていただくための帽子やベスト等の安全用品なども、お配りし ます。 (4) ごみ処理 活動によって生じたごみの処理を行います。 (5) 活動アドバイザー 緑化や補修の活動にあたっての知識取得に必要なアドバイザーを、ご要望 に応じ紹介または派遣します。 ~2~ ≪登録の手続き≫ (登録に必要な要件) 代表者が市内に在住もしくは通勤・通学している方であれば、特別な資格は必要あ りませんが、目安として以下の3つの項目を満たしていただくようお願いします。 (1) 個人ではなく、団体で参加できる お一人では活動の継続が困難になる場合が考えられますので、団体による 参加をお願いしています。一応の目安として「5名以上」の団体としてくだ さい。町内会、老人会、商工会等の地域団体のほか、学校や事業所、あるい は有志によるグループ等、どのような団体でも結構です。 (※公序良俗を害するおそれがあるなど、市長が不適当と認める団体は参加 をご遠慮いただく場合がありますので、ご了承ください。) (2) 一定の活動区域を設定できる 活動の区域が他の団体と重複するのを避けるため、活動の範囲を設定して いただくことが必要になります。なお、活動区域は登録時に設定していただ きますが、いつでも変更が可能です。また、情報提供活動など活動内容によ っては、市内全域または区の全域など、広範囲に設定することも可能です。 (3) 継続した活動ができる 年に2回以上の活動を継続して行うことができる団体とさせていただいて おります。 (登録手続き) 登録に必要な書類は下記の3種類です。なお、事前に調整させていただく必要のあ る事項や、書類作成にあたって事務局でお手伝いできることもありますので、あらか じめ事務局とご相談いただくようお願いします。 ① 「様式1 登録申込書」 ② 「様式2 活動団体構成員名簿」 ③ 活動区域図(特に様式の定めはありません。地図のコピーを着色するな どして作成をお願いします。) 提出いただいた書類をもとに、「様式3 登録確認書」を 2 部作成します。これに 団体代表者印、市長印を押印のうえ、市と団体が 1 部ずつ持ち合った時点で登録完了 となり、活動を始めていただくことができます。 なお、登録完了後 14 日以内に「様式4 活動計画書(その年の年度末までのもの) 」 をご提出いただくようお願いします。 後日、改めて登録団体に「認定証」をお渡しします。 ~3~ ≪活動の諸手続き≫ (定期的な手続き) 登録となった年度の年度末から、以下の2つの手続きを定期的に行っていただくよ うお願いします。 〔活動計画の策定〕 新年度の4月1日からの 1 年間の活動計画を定めた「様式4 年間活動計画書」 を提出してください。3 月下旬から 4 月上旬にかけての年度替わりの時期に行って ください。 〔活動実績の報告〕 毎年度末までの1年間(初年度は活動開始から年度末まで)の活動を記録した「様 式5 年間活動実績報告書」を提出してください。3 月下旬から 4 月上旬にかけて の年度替わりの時期に行ってください。 (定期以外の手続き) 以下の手続きは随時行うことができます。 〔メンバーの追加変更をしたいとき〕 「様式2 活動団体構成員名簿」 (変更)を提出してください。この名簿がボラン ティア保険適用にあたっての重要な書類になりますので、追加メンバーが活動を始 める前に必ず提出をお願いします。 〔資機材の提供を受けたいとき〕 「様式6 資機材の貸与・支給依頼書」を提出して請求してください。なお、様 式に記載のない特別な資機材の支給を受けたい場合などは、あらかじめ事務局に連 絡し、品目や数量、時期などを打ち合わせてください。また、資機材の手配に日数 を要する場合がありますので、十分な余裕をもって請求いただくようお願いします。 〔団体の活動で行いきれない作業があるとき・ごみの処理を依頼したいとき〕 事前に電話等で事務局にご連絡ください。なお、職員もしくは業者の手配を行う ため、若干の日時を要することがあります。また、特別な事情がある場合を除き、 休日等の対応には困難な場合がありますが、ご了承ください。 〔活動中に事故(第三者への加害事故を含む)がおこったとき〕 ただちに事務局に連絡するとともに、 「様式7 活動中の事故報告書」を提出して ください。事務局はこの報告書にもとづいて賠償補償手続きを進めます。 (※ただし、構成員の故意によることが明らかとなった場合はこの限りではありません。 ) ~4~ 〔第三者等とのトラブルが発生したとき〕 万一、第三者との間にトラブルが発生したときは、当事者(構成員)ご本人と団 体とでその解決にあたっていただくことになりますが、市は協力して必要な支援を 行います。 (※ただし、構成員の故意によることが明らかとなった場合はこの限りではありません。 ) 〔活動内容を変更したいとき・活動を取りやめたいとき〕 「様式8 登録内容変更届」で、内容変更や活動中止の届け出ができます。なお、 この届出がない限り、登録は継続します。 (その他注意事項等) 〔活動において、以下のことを行うことはできません〕 (1) 道路の利用形態の著しい変更につながる行為(道路の形状の改変など) (2) 道路構造物を不安定にするおそれのある行為(重要な構造物の改造など) (3) 営利が生じる行為(商品作物の栽培や商業広告物の設置など) (4) 関連する法律や条例にふれる行為(ごみの不適切な処理など) (5) その他、道路管理上支障となるおそれがある行為 〔市がサポーター登録を解消する場合があります〕 市は、以下の状況が認められその解決が困難なときは、当該団体に通知のうえ、 その登録を抹消することがあります。この場合、サインボードは市が撤去します。 また、登録確認書や認定証、支給したロゴマーク入り活動用品(消費された資機材 は除きます)は返却していただくことになります。 (1) 登録団体が登録確認書に定める事項を履行できなくなったとき (2) 登録団体もしくはその構成員が道路サポーターとしてふさわしくない行為 をおこなったとき 〔表彰・広報について〕 長期にわたって優れた活動をされている団体を積極的に表彰させていただきます。 また、特に優れた活動については、団体の了解を得たうえで、その活動状況や実績 を広報紙やホームページ等により広報させていただきます。 ~5~