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第93期 事業報告書

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第93期 事業報告書
株主のみなさまへ
第 93期 事業報告書
2013.4.1 2014.3.31
CONTENTS
特集 70周年を迎えました。
1
トップメッセージ
3
事業別営業概況
5
トピックス
7
新製品のご紹介
9
連結財務諸表
12
会社案内
13
株主メモ
14
音を科学する
裏表紙
証券コード:6823
RION 70th Anniversary
人へ 社会へ 世界へ!
1991年
世界初のフルデジタル
補聴器
「HD-10」
を
発売
リオンは会社創立70周年を迎えました。
2000年
東証二部に
上場
2006年
補聴器の累計出荷台数
600万台を達成
HD-10
2014
2014年
創立70周年
音を科学する企業として、
常に新たな価値をもたらす製品を世の中に提供してきたリオン。
多くの皆様に支えられてきたその取り組みは今、
70年の歴史を超えて、さらなる進化と発展を目指していきます。
1950年
補聴器が身体障害者福祉法
品目に指定
1952年
オージオメータ「A-1001」を開発
1981年
世界初の自動騒音
抑制式
(ANS)
補聴器
「HA-39AS」
を発売
A-1001
1944
1950
1944年
株式会社小林理研製作所
(現・当社)
を設立
1960年
株式会社小林理研製作所を
リオン株式会社に商号変更
1960
1946年
ロッシェル塩の圧電振動子を
使用したマイクロホン
「M-101」
及びピックアップ
「P-101」
を発売
1
第93期 事業報告書
1948年
日本初の量産型補聴器
「H-501」
を発売
1990
N-1101
1970
1971年
補聴器として
日本初のグッドデザイン賞を受賞
「HA-27シリーズ」
1974年
日本初の騒音計における
計量法型式承認を取得
「NA-09、NA-07A」
H-501
2000
HA-39AS
1955年
日本初の小型騒音計「N-1101」を発売
1956年
日本初のトランジスタ補聴器「H-530」を発売
2010
KC-01
1977年
日本初の気中微粒子計「KC-01」
を発売
1996年
株式を店頭公開
1980
2004年
日本初の補聴器シェル
自動生産システム
「リオネット夢耳工房」
稼働
2011年
東証一部銘柄に指定
2011年
世界初、
水中の細菌を
リアルタイムで測定可能な
生物粒子計数器を開発
1983年
世界初の人工中耳の開発に成功
1984年
耳あな型オーダーメイド補聴器
「HI-02」
を発売
1984年
日本初の液中微粒子計
「KL-01」
を発売
1986年
世界初の防水耳かけ型補聴器
「HB-35PT」
を発売
オーダーメイド補聴器
製造の様子
2005年
世界初の防水型デジタル
オーダーメイド補聴器
「HI-G4WE」
を発売
生物粒子計数器
KL-01
1986年
世界初の1/Nリアルタイム
周波数分析器
「SA-26」
を発売
HI-G4WE
2
トップ メッセ ー ジ
To Our Shareholders
2期連続で過去最高益を更新。今後も収益拡大を目指します。
■
株主の皆様には、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げ
ます。ここに第93期
(2014年3月期)
事業報告書「リオンの風」をお届
けし、2013年4月1日から2014年3月31日までの営業概況をご報告い
たします。
期初の予想を上回るものとなり、営業利益、経常利益、当期純利益
ともに2期連続で最高益を更新しました。
さて、当社は2014年6月をもちまして創立70周年を迎えました。こ
れもひとえに皆様からの温かいご支援の賜物と心より感謝を申し上げま
す。次期以降は、補聴器の製品ラインナップのさらなる拡充、音響・
振動計測器の海外市場での拡販を図るほか、生物粒子計数器の投入
い
の
う
え
き
よ
による新規市場開拓を推進するなど、両事業において収益の拡大を
つ
目指してまいります。
ね
株主の皆様におかれましては、今後とも一層のご支援を賜りますよう
お願い申し上げます。
連 結 財 務 ハ イライト
20,000
15,000
6,426
17,212
6,502
18,510
7,216
0
3
(百万円)
■ 営業利益 ● 売上高営業利益率
11.8
2,400
10.1
1,800
12/3
第93期 事業報告書
10,709
13/3
(%)
16
11,293
14/3
600
0
1,309
12/3
(百万円)
1,500
■ 当期純利益 ● 自己資本当期純利益率
(%)
(ROE)
9.8
1,731
2,191
8
4
13/3
14/3
0
15
9.1
12
移しました。
利益面については、新製品の開発と海外市場の開拓に
向けた積極投資を実施し、費用が増加したものの、売上高
の増加によってカバーし、大幅な増益となりました。
その結果、当期の連結業績は、売上高185億1,007万
円
(前期比7.5%増)
、営業利益21億9,190万円
(同26.6%
増)
、経常利益22億4,134万円
(同30.0%増)
、当期純利
益13億1,616万円
(同24.0%増)
となり、前期に続いて各利
益段階の過去最高値を更新しました。
■
環境機器事業は、消費増税による影響を受けながらも、
国内・海外ともに設備投資の継続が予想されるため、その
需要を確実に取り込んでいくことで、若干の増収増益となる
見通しです。
以上を踏まえ、次期の連結業績は、売上高188億円
(当
期比1.6%増)
、営業利益23億円
(同4.9%増)
、経常利益
23億円
(同2.6%増)
、当期純利益14億円
(同6.4%増)
を予
想しています。
■
配 当につ いて
今回の期末配当は、業績の好調を反映し、1株当たり14
円とさせていただきました。年間配当額は、当期より実施し
た中間配当の同11円と合わせて、同25円
(前期比3円増
配)
とさせていただきました。
次期配当については、1株当たり25円
(中間配当同12円、
次 期 の 見 通しと業 績 予 想
医療機器事業は、引き続き補聴器の堅調な販売が期待
期末配当同13円)
を予定しております。
株主の皆様におかれましては、今後とも変わらぬご支援を
賜りますようお願い申し上げます。
5.2
500
1,061
1,316
5
561
0
12/3
13/3
14/3
0
11,206
12,220
60
10,000
40
5,000
20
0
30
80
14,619
■ 中間 ■ 期末
(円)
(%)
20,000
10
配当金
自己資本比率
(百万円)
15,000
1,000
1,200
10,208
機器においても海外の電子デバイス・半導体関連市場で設
純資産
当期純利益
7.9
10,000
5,000
高価格帯のオージオメータ等が販売を伸ばしたこと、環境
できる一方、医用検査機器については医療機関の設備需
営業利益
■ 医療機器 ■ 環境機器
16,634
検査機器では消費増税前の駆け込み需要もあり、比較的
もに当期並みを見込んでいます。
本資料に掲載されている業績見通し等の将来に関する記述は、
当社が入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、
実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
売上高
(百万円)
当期の営業状況は、補聴器の販売増加に加えて、医用
備投資意欲が増進したことなどから、計画以上に好調に推
当期は医療機器、環境機器の両事業で販売が拡大、連結業績は
代表取締役社長
要が一巡するものと予測し、全体では売上高、営業利益と
当 期 の 営 業 状 況と業 績
49.8
52.0
58.4
20
20
22
25
14
10
12/3
13/3
14/3
0
11
12/3
13/3
14/3
0
12/3
13/3
14/3
4
事業別営業概況
Review of Operations
医療機器事業
市場の回復を背景に、
医療機器事業の拡大に加え
レシアⅤ、
12月にリオネットマジェスV防水耳かけ型補聴器
環境機器事業も躍進し、
を発売し、製品ラインナップの充実を図りました。加えて、
3
増収増益を遂げました。
「スーパーミニカナール極
(きわみ)
」を軸に販売促進施策
月3日「耳の日」に合わせて発売したオーダーメイド補聴器
加したことに加え、医療機関の旺盛な設備需要に
よりオージオメータの販売が好調であったこと、国
内の環境計測市場や海外の半導体関連市場で設
備投資意欲が増進したことなどにより、前期と比べ
て増収増益となりました。
%
スクリーニング用自動ABR検査機器の新製品を発売し、
消費増税前の駆け込み需要や年度末の予算執行を確実
売上高
12,000
10,208
主力製品“リオネット補聴器”のほ
(百 万円)
10,709
か、聴力検査に用いられるオージオ
メータ
(聴力検査器)や聴力検査室
11,293
など、耳鼻咽喉科領域を中心に各種
医療機器を展開しています。
9,000
6,000
0
18,510
売上高
61
%
11,293百万円
13/3
売上高
14/3
6,426
6,000
カーやレジストメーカーへの販売が堅調に推移したこと
4,000
に加え、海外の電子デバイスや半導体関連市場で設備
投資が活発に推移していることから、それらの先端技術
に対応した液中微粒子計の販売が売上増加に大きく貢
献しました。
(百 万円)
8,000
試験に使用される振動計や分析器のシステム製品の販
売が増加しました。微粒子計測器では、国内の薬液メー
医療機器事業
12/3
聴力検査室
環境機器事業
での設備投資が活発化し、生産工程において性能検査・
売上高
耳かけ型
補聴器
3,000
に捕捉したことなどにより、
売上高が大幅に増加しました。
を受注することができたほか、下期以降、
自動車産業等
百万円
(連結)
第93期 事業報告書
2013年12月に耳鼻咽喉科医院向けのオージオメータ及
びインピーダンスオージオメータの新製品や、新生児聴覚
テムの大型案件やダムの安全管理に使用される地震計
売上高
7,216百万円
査機器では、
医療機関における買替需要が継続したほか、
音響・振動計測器では、官公庁より環境騒音計測シス
環境機器事業
39
オージオメータ
を展開したことなどにより、売上高が増加しました。医用検
当期の業績につきましては、補聴器の販売が増
5
補聴器では、
2013年8月に中価格帯製品のリオネットプ
6,502
7,216
環境騒音等を測定する騒音計、設備
診断等に用いられる振動計のほか、
電子デバイス工場等の清浄度管理
に使用するパーティクルカウンタ
(微
粒子計)
などの製品があります。
振動計
パーティクルカウンタ
地震計
2,000
0
12/3
13/3
14/3
騒音計
6
トピック ス
Topics
P
P
2
O
O
I
I
トップは「東京五輪決定の瞬間」
2013年「心に残った音」アンケート調査
T
T
1
会場の全景
C
C
S
S
日常生活の中に流れる様々な音とともに、
月日は移り変
音などです。
わっていきます。人々はそうした音の印象を、
出来事の記憶
3回目の調査となった2013年は、
集計の結果「2020年
主様としてご支援を賜るべく、
証券会社他の協力・主催によるIRセミ
の一部として共有しています。
東京五輪決定の瞬間」が第1位に選ばれました。
ちなみに、
ナーを定期的に開催しています。2014年は3月までに都内各所で4
音を科学する企業である当社は、
2011年から
「心に残っ
2012年は「ロンドン五輪、
日本人選手メダル獲得時などの
件開催し、
合わせて470名の個人投資家様にご参加いただきました。
た音」アンケート調査を実施し、
その1年間において象徴的
実況音声」、2011年は「震災発生後に連日テレビ放映さ
セミナーでは、
井上社長が事業内容と成長戦略についてご説明し、
な、
多くの人々にとって印象深い音を発表しています。対象
れたACジャパンの公共広告」が第1位でした。
また展示コーナーを設けて主要製品を紹介しています。毎回ほぼ満
となる音は、注意喚起音、
自然音、歓声、人工音、機械音、
本調査は、
今後も毎年継続的に実施していく予定です。
員となる各会場で、
多くの参加者様が当社事業に高い関心を寄せら
ニュース報道の一部
(声)
、
テレビ番組やテレビCMの効果
2位
日本シリーズ最終戦9回に田中投手が登場した時のスタジアムの歓声
3位
大型台風などによる暴風雨の音
4位
群衆に呼びかけるDJポリスの声
IOC総会で
「TOKYO」
とコールされた開催決定の瞬間、招致メンバーが抱き合って喜ぶシーンは印象的でした。
3
O
2020 年東京五輪決定の瞬間
P
5位
第
第93期 事業報告書
サッカー日本代表がワールドカップ出場を決めた夜、繁華街で盛り上がる群集を巧みな話術で誘導しました。
伊勢神宮と出雲大社の遷宮の儀式における荘厳な音
神社本庁の本宗と神代創建の大社が揃って遷宮を迎えた2013年は、記念すべき聖年とされました。
S
第
2013年は多くの台風や暴風雨が発生し、日本国内でも各地で大雨や土石流による被害に見舞われた年でした。
登壇する井上社長
展示コーナー
シリコンエレクトレットマイクロホンの開発が
「秀でた利用6大成果」最優秀賞
C
第
前日に完投した田中投手の登場は、スタジアムの観客だけでなく、多くの野球ファンに衝撃と感動を与えました。
I
第
当社では、個人投資家の皆様に事業内容をご説明し、新たな株
れています。
T
1位
第
7
個人投資家の皆様に向けて
都内各所でIRセミナーを積極開催
当社と小林理学研究所、東北大学などによる「シリコンエレクト
レットマイクロホンの開発」が、文部科学省ナノテクノロジープラット
フォーム事業の「秀でた利用6大成果」最優秀賞を受賞しました。
シリコンエレクトレットマイクロホンは、放送用、補聴器用にとどまら
ず、
自動車分野、環境騒音や風力発電・水力ダムなどの監視システ
ム、
身体内の音源検知への応用など、多くの分野における可能性が
期待されており、
引き続き実用化に向けて開発を進めてまいります。
第12回ナノテクノロジー総合シンポジウムにて
プレゼンテーションを行う
医療機器事業部開発部 課長 樹所 賢一
8
新製品のご紹介
New Products
軽度から重度難聴まで対 応
防 水 型 デ ジ タ ル 補 聴 器「 H B - W 1 R A 」
「HB-W1YF」
耳鼻咽喉科の臨床現場に最適
インピ ー ダ ンスオ ー ジ オメー タ「 R S - M 1 」
スポーツから入浴まで、様々な場面で使用できる防水型デジタル
耳孔の反響音を測ることで、鼓膜や耳小骨の状態などを検査するイ
補聴器「HB-W1RA」
(リオネットマジェスVシリーズ)
を2013年12月に
ンピーダンスオージオメータの新製品「RS-M1」を昨年12月に発売しま
「HB-W1YF」
(リオネットプレシアVシリーズ)
を2014年2月に発売しま
した。医療現場でのニーズに応え、従来製品に様々な改良を加えまし
した。
た。
イヤホン部分が本体の外にでるタイプの耳かけ型で、従来品から大
本製品はサーボポンプを採用することで、検査中に耳孔内の圧が漏
幅に小型化しており、イヤホンの種類を選ぶことで幅広い聴覚レベルに
れても一定の圧力を維持します。また、省スペース化し、タッチパネル
対応します。27通りの豊富なカラーバリエーションを楽しめ、「ノイズリ
での操作を可能にしたほか、イヤープローブ
(患者様の耳穴に挿入す
ダクション」や「ハウリングキャンセラー」などの優れた機能を搭載してい
る検査器具)
にも改良を加えることで、耳鼻咽喉科クリニックなどの現
ます。
場での使い勝手が向上しました。
検者の目線でより使いやすく改良
オ ー ジ オメー タ「 A A - M 1 B 」
「AA-M1C」
さらなる小型化追求の成果
きわみ
オ ー ダ ーメイド補 聴 器「 ス ー パ ー ミニカ ナ ー ル 極 」
耳鼻咽喉科クリニックの臨床現場に最適なオージオメータ「AA-
「リオネットマジェス」シリーズにおける従来の最小サイズ機種「スーパー
M1B」「AA-M1C」を2013年12月に発売しました。
ミニカナール」
をさらに小型化した「スーパーミニカナール極
(きわみ)
」
を開
従来製品の横幅を15.7%サイズダウンし、設定やIDの入力にタッ
発し、2014年2月に発売しました。
チパネル方式を採用することで、省スペース化と操作性向上を図った
新設計に基づく部品の小型化と、熟練製作者
(マイスター)
が持つもの
他、出力音量オーバーに対する警告表示など、安全性も高めました。
づくりの技術が、耳の中でほとんど目立つことのない究極のサイズを実現
両製品とも検診機関で用いる簡易的な検査機能と、臨床現場で必
しました。
要な詳細な検査機能の両方を備えています。「AA-M1B」は語音聴
上下左右を判別するカラーマークや、着脱を容易にするリング状ワイヤ
力検査に用いる57-S語表および67-S語表を内蔵しています。
を備えた他、電池をどちら向きに入れても作動する
「おまかせ回路」の搭
載により、小さいながらも扱いやすさを維持しています。
9
第93期 事業報告書
10
新製品のご紹介
連結財務諸表
New Products
Financial Statements
連結貸借対照表
マイク切り替えで快適な使用感
前連結会計年度 当連結会計年度
ポ ケット型 デ ジ タ ル 補 聴 器「 H D - 3 2 」
「HD-31」
科目
本体とイヤホンの両方に集音マイクを搭載し、使用環境に合わせて
流動資産
固定資産
有形固定資産
年2月に発売しました。パソコンによる細かなフィッティングが可能な
無形固定資産
「HD-32」は中等度から重度難聴向け、本体内蔵のトリマーボリュー
投資その他の資産
資産合計
ムで調整する「HD-31」は軽度から高度難聴向けです。
流動負債
イヤホン側に切り替えることで、擦れによるカサカサ音の発生を防ぐこ
1
固定負債
負債合計
液 中 パ ー ティクル セン サ「 K S - 1 9 F 」
株主資本
2
新株予約権
純資産合計
負債純資産合計
フッ化水素酸対応の液中微粒子計測器としては世界最小(2014年
2月現在、当社調べ)
となる、0.03μm(1mmの10万分の3の大きさ)
の粒子を計測可能な、液中パーティクルセンサ「KS-19F」を今年2月
に発売しました。 当社の従来製品では0.04μmの粒子を計測可能でしたが、最先端
の半導体製造工程はさらに微小化がすすんでおり、各メーカの品質
管理ではより小さな粒子の計測が求められていました。本製品は他社
に先駆けてそうしたニーズに応えたものです。今後もいち早くニーズ
に応え、半導体関連メーカからの受注拡大を目指していきます。
11,905
13,149
11,546
9,195
409
1,940
11,850
9,433
505
1,911
1 負債合計
連結損益計算書
科目
8,750
売上総利益
8,977
9,759
販売費及び一般管理費
7,245
7,567
営業利益
1,731
2,191
営業外収益
82
105
営業外費用
90
56
1,723
2,241
46
17
11,231
10,381
特別損失
8,744
10,975
法人税等
23
12,220
23,452
3,632
10
14,619
25,000
POINT
有利子負債の減少1,354百万円などがありました。
2 純資産合計
増資により資本金及び資本準備金がそれぞれ640百万円増
加し、
自己資本比率は58.4%となりました。
3 財務活動によるキャッシュ・フロー
株式の発行による収入1,149百万円があった一方で、長期
借入金の返済と社債の償還による支出1,351百万円などが
ありました。
2013年4月 1日から
2014年3月31日まで
18,510
4,672
3,452
2012年4月 1日から
2013年3月31日まで
8,234
4,374
5,709
前連結会計年度 当連結会計年度
17,212
25,000
6,857
(単位 : 百万円)
売上原価
売上高
23,452
純資産の部
その他の包括利益累計額
0 .0 3μmの粒子を計 測 可 能
2014年3月31日現在
負債の部
本体をバッグや衣服のポケットに入れて使用する際は、集音マイクを
にマイクがあるため、自然な音質と集音効果が得られます。
2013年3月31日現在
資産の部
切り替えできるポケット型デジタル補聴器「HD-32」
「HD-31」を2014
とができます。また、補聴器をつけたまま電話で会話する時も、耳元
(単位 : 百万円)
経常利益
特別利益
税金等調整前当期純利益
13
14
1,756
2,243
695
927
少数株主損益調整前当期純利益
1,061
1,316
当期純利益
1,061
1,316
連結キャッシュ・フロー計算書 科目
(単位 : 百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
2012年4月 1日から
2013年3月31日まで
2013年4月 1日から
2014年3月31日まで
営業活動による
キャッシュ・フロー
1,820
1,678
投資活動による
キャッシュ・フロー
△692
△827
△616
△451
現金及び現金同等物の
増減額
511
399
現金及び現金同等物の
期首残高
1,870
2,381
現金及び現金同等物の
期末残高
2,381
2,781
財務活動による
3 キャッシュ・フロー
詳しい財務情報は当社 IR ホームページをご覧ください。 http://www.rion.co.jp/corp/corp200.htm
11
第93期 事業報告書
12
会 社 案 内(2014年3月31日現在)
株 主メモ
Corporate Data
Stock Information
会社概 要
取締役及び監査役
商
号
リオン株式会社
代表取締役社長
井上
清恆
本
社
〒185-8533
東京都国分寺市東元町三丁目20番41号
取
締
役
清水
健一
創
立
1944年6月21日
取
締
役
吉川
教治
資 本 金
19億6,904万円
取
締
役
大内
武彦
従業員数
連結766名、単体480名
取
締
役
岩橋
清勝
事業内容
○ 医療機器 ・ 補聴器
・ 医用検査機器
取 締 役( 社 外 )
山下
充康
常 勤 監 査 役
山根
昇
監 査 役( 社 外 )
石谷
勉
監 査 役( 社 外 )
佐久間 善弘
○ 環境機器 ・ 音響・振動計測器
・ 微粒子計測器
株式情 報
発行可能株式総数
32,000,000株
発行済株式総数
12,136,500株
5,274名
総株主数
一般財団法人小林理学研究所
所有株数(株) 持株比率
(%)
3,130,700
25.80
日本トラスティ・サービス信託銀行
株式会社(信託口)
955,000
7.87
リオン取引先持株会
株式会社みずほ銀行
野村信託銀行株式会社(投信口)
リオン従業員持株会
647,500
490,000
279,100
276,900
5.34
4.04
2.30
2.28
210,000
1.73
三井住友信託銀行株式会社
200,000
1.65
日本マスタートラスト信託銀行
株式会社(信託口)
183,000
1.51
第93期 事業報告書
5,081名
外国人
899,907株
その他国内法人
3,810,805株
株式数別分布
12,136,500株
個人・その他
3,814,324株
証券会社
120,964株
株主名簿管理人
東京都千代田区丸の内一丁目4番1号
三井住友信託銀行株式会社
郵便物送付先
(電話照会先)
〒168-0063 東京都杉並区和泉二丁目8番4号
三井住友信託銀行株式会社 証券代行部 電話 0120-782-031(フリーダイヤル)
取次事務は三井住友信託銀行株式会社の本店および全国各支店で行っております。
住所変更、単元未満株式の
買取等のお申出先について
株主様の口座のある証券会社にお申出ください。
なお、証券会社に口座がないため特別口座が開設されました株主様は、
特別口座の口座管理機関である三井住友信託銀行株式会社にお申出ください。
未払配当金の支払について
株主名簿管理人である三井住友信託銀行株式会社にお申出ください。
個人・その他
金融機関
27名
定時株主総会・期末配当 毎年3月31日
中間配当 毎年9月30日
金融機関
アンケート結 果 のご報 告
Q
リオンの風
(第93期第2四半期事業報告書)
にて、株主アンケートを実施いたしました結果、
合計1,077通のご回答をお寄せいただきました。ご協力いただきありがとうございました。
A
今後、当社のIR活動に対して
求めることは何ですか?
600
576
400
その他
312
200
0
194
78
176
その他
BNP-PARIBAS SECURITIES SERVICES
LUXEMBOURG - JASDEC SECURITIES
5,274名
基準日
決算説明会の
動画配信
2.01
株主数別分布
毎年6月下旬
決算説明会
資料の公開
244,200
26名
53名
定時株主総会
当社ウェブ
サイトの充実
JP MORGAN CHASE BANK 385181
外国人
毎年4月1日から翌年3月31日まで
「リオンの風」
の充実
13
その他国内法人
87名
証券会社
大株主
株主名
株式分布状況
事業年度
・ きめ細やかな情報発信
・ 株主懇談会
・ 知名度の向上
※ この他にも多くの貴重なご意見をい
ただきました。今後の当社の経営の
参考とさせていただきます。
3,490,500株
14
カクテ ル パ ー ティ効 果
大広間で多数の人々が談笑している立食パーティ
の光景を思い浮かべてみましょう。 私たちはそうした
賑やかで騒々しい状況でも、 特定の相手と会話する
時は、 様々な声や音が混在する中から自分が聴き取
ろうとする声だけを抽 出・検 知することができます。
これが「カクテルパーティ効果」と呼ばれる現象です。
耳が聴き取る雑多な音声の中から、不要な音声を脳が無意識のうちに除去し、自分に
とって必要なものだけを認識しているわけです。また、 話題や相手の表情などを総合的
に捉えることで、言葉を厳密に聴き取れなくても、会話が成立するようです。しかし、耳
「音 」を科 学することで
様 々な製 品を
生み出してきたリオン。
このコー ナーでは
「 音 」の 不 思 議な力 、
素 朴な疑 問を
紐 解 いていきます。
株主優待制度 のご案内
慣れない外国語が飛び交うパーティでは、よほど語学に堪能でない限り「カクテルパー
ティ効果」 は、期待できません。
こうした効果は聴覚に限らず、視覚にも類似の現象があ
ります。 複雑に描かれた混沌とした図形の中から、特定の
像だけを抽出・認識させる絵画や、 逆に特定の像を意図
的に隠す 「だまし絵」 などが、例として挙げられます。 人
間が持つ感覚の興味深い特性と言えるでしょう。
監修:工学博士 山下充康
出典:
『謎解き音響学』
( 丸善)
期末配当基準日
(3月31日)現在の株主様を対象に株主優待を実施しております。
ジェフグルメカード(食事券)
リオネット補聴器購入割引券
100株以上▶
500円分
500株以上▶ 1,500円分
1,000株以上▶ 3,000円分
5,000株以上▶ 5,000円分
10,000株以上▶10,000円分
100株以上
※メーカー希望小売価格の10%割引
(片耳購入の場合は1台分)
(両耳同時購入の場合は2台分)
有効期間:1年間
リオン株式会社 〒185-8533 東京都国分寺市東元町3-20-41
TEL.042-359-7830(リオン株式会社 IR広報部)
http://www.rion.co.jp
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