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職員連携拠点病院 ~病院長と行く!?院内お仕事ツアー~

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職員連携拠点病院 ~病院長と行く!?院内お仕事ツアー~
10班 全分野対象
職員連携拠点病院
~病院長と行く!?院内お仕事ツアー~
班員が業務で困っていること
・他部署に渡る業務がうまくいかない。
・職場環境の不全(周囲の無理解)により休職者がいて業務が増える。
・何かわからないけど忙しそう・・・【何か】とはなんなのか?
・当事者意識が薄い職員がいる。
・各課や係でどのような業務を行っているのかわからない。
・認識に相違があり、どう働きかけをしていったらよいか、難しい。
他部署の業務内容を詳しく知る機会がなかなかない。
その結果、同じ職場で働いているにも関わらず、事務職と医療職
がお互いの業務内容を理解できず、問題が起きている。
「困っていること」が原因で起こりうること
・職場環境が悪化する→残業増加・相談ができない‥等
・他部署のことがわからないままなので、悪い職場状態が続く
・当事者意識が薄いので、ミスが起こりやすい・たらいまわしの原
因にも(患者不満の原因)
困っていることを放置してしまうと、職場は大変な事態に陥ります!!!
EX:休職者増加・やる気の感じられない職員増加・仕事がおもしろくない⁉
・・・・・・・・等
そーいえば・・・・・・・・・・・・・・
どこかでうまく問題が解決した実例を
聞いたことがあるような・・・・・・・・
実例:物品紛失事件から分かったこと
紛失の原因を
追究したい管理者
対立発生
紛失した当事者を
守りたい部署責任者
事務、管理者、部署責任者がそれぞれの現場に赴き、相互の業務や責任を理解した!
対立を回避
紛失した当事者ではなく、
紛失する可能性がある職場のシステムに問題があるという結論を導いた。
お互いを理解することで、円滑な問題解決を図ることが可能となる!
実例から気づいたこと
~解決の原因は何だったのか~
実例のポイント(よかった点)は?
担当者が現
場に赴いたこ
と!!
当事者に責
任を押し付け
なかったこ
と!!
お互いの仕
事を分かり合
う姿勢があっ
たこと!!
現場を知り、理解を深めることが解決につながるのでは⁉
医療職と事務職がお互いの仕事を
現場でできる範囲で体験・見学
START
アンケート実施
企画員を募集
ミーティング
ツアー
フィードバック
詳細決定
実施
協力依頼
ツアー当日(例1:事務職→医療職)
9:00
~
10:30
検査部
• 受付・案内・問合せ対応、オーダの受診等の検査準備
• 検査業務見学、検査結果の連絡
診療科
• 患者受付・案内・問合せ対応
• 診療までの流れを見学
10:30
~
12:00
13:00
~
14:30
• 病院長の仕事見学
病院長室 • 懇談
ツアー当日(例2:医療職→事務職)
8:30
~
10:00
外来受付
• 予約票確認
• 患者受付・案内・問合せ対応
会計
• 医療費計算・料金徴収
• 入金伝票等関係書類の作成
10:00
~
11:30
13:00
~
14:30
病院長室
• 病院長の仕事見学
• 懇談
ツアー当日(例3:医療職→事務職)
8:30
~
10:00
総務
10:00
~
11:30
物品調達
• 物品請求関係書類の確認
• 帳票作成、発注、納品業務
病院長室
• 病院長の仕事見学
• 懇談
13:00
~
14:30
• 会議資料の作成
• 広報に関する業務
ツアー当日(例4:医療職→事務職)
8:30
• 予約票確認
~
外来受付 • 患者受付・案内・問合せ対応
10:00
10:00
~
11:30
会計
• 医療費計算・料金徴収
• 入金伝票等関係書類の作成
13:00
• 帳票入力、発注、納品業務
~
物品調達
14:30
14:30
• 病院長の仕事見学
~
病院長室 • 懇談
16:00
期待される効果
お互いの現場へ実際に足を運び、業務を理解することで
「相互理解」が生まれ、
それによって業務効率化・職場環境改善・満足度UPに繋がる
業務効
率化
また病院長とも直接会話をする機会ができることで
・現場の要望を伝えやすくなり職員のモチベーションUPになる
⇒ 業務改善の意識向上
・病院長も現場の生の声を聞くことができる
満足度
UP
相互
理解
職場環
境改善
期待される効果2
職場環境
改善
業務
効率化
満足度
UP
• 知り合いが増える!
• 仕事が頼みやすくなる。
• コミュニケーションの輪が広がり、人間同士の摩擦が少なくなる。
• 困った時に助けてもらえる。
• どのような人がいて、どのような業務が行われているか分かる!
• どこの誰に頼めば良いかが分かり、たらいまわしが減る。
• 業務に有益な情報源を持つことができる。
• 働きやすい職場に!
• 病院長を含め、他の職員との連帯感・一体感を感じることができる。
• 自分の仕事のつながりが見え、存在意義を実感できる。
効果の一例
~もし休職者を一人減らせたら…~
合計:1,116千円
休職者
コスト
休職者の人件費
396千円
運営
コスト
WGの人件費
480千円
休職者の業務に係る人件費
720千円
受入先の人件費
360千円
派遣元の人件費
144千円
合計:984千円
0
200
400
600
800
1000
1200
(単位:千円)
(休職期間:3ヶ月)
つまり!!!
運用に経費もかかるが、ツアー実施によって
多くの良い効果があるだけでなく・・・
効果の検証方法
○ アンケートを継続実施し、変化の推移をみ
る。
・職種間の連携ができているか。
・他部署に対して要望をしやすくなったか。
・受入先部署の業務を理解し、同僚に説明
できるようになったか。
・ツアーに参加した職員から他部署の業務
の話を聞いたか。
○ アンケートを分析し、次回以降に繋げる。
最後に
~若手職員勉強会の感想~
• 各分野の事務職が集まり話し合うことで、今
まで知らないことが理解できた。
• 交流する機会を得て、知識だけではなく、視
野を広げることができた。
• このツアーが、職員の交流の一助になると考
えてます。
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