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InterBase SMP 2009 FAQ
一般的な質問 InterBase SMP 2009 日本語版はどんな製品ですか? InterBase SMP 2009 は、ハイパフォーマンスを実現するマルチジェネレーショナルアーキテクチャに、ログベースのジ ャーナリングと障害回復機能を融合し、信頼性とスピードを両立させた唯一のデータベースであり、すでに、世界で数 百万のアプリケーションで稼動している実績を持つクロスプラットフォームのハイパフォーマンスデータベースです。 スピーディで簡単なインストールと設定作業、わずかなメモリやディスクスペースで実行できるコンパクト性、自動障 害修復や自動チューニング機能など、ほとんどメンテナンスの手間を必要としない InterBase は、複雑な設定操作などを 要求できないパッケージアプリケーションや業務向けアプリケーションへの組み込みとして最適です。ビルトイン SMP サポート、高度なセキュリティ機能、SQL 92 準拠、高度なデータ信頼性とリカバリーのサポート、Unicode サポート、 多様な接続性サポート、Windows、Linux の複数プラットフォームのサポートなど、先進の技術を搭載し、コストパフォ ーマンスに優れた InterBase 2009 は、小規模、中規模の企業向けシステム構築のための最適なデータベース製品です。 InterBase SMP 2009 日本語版の主な機能を教えてください。 InterBase SMP 2009 は、ビルドイン SMP サポート、セキュリティサポートなどの新機能に加え、さらなる耐久性強化、 パフォーマンス向上、国際化アプリケーションでの利用に対応できる機能を提供します。主な、機能は以下のとおりで す。 • InterBase SMP 2009 は、列レベルおよびデータベースレベルでの暗号化の強化、OTW(Over The Wire)暗号化を サポートしており、包括的なデータセキュリティを提供します。さらに、より高度な暗号アルゴリズム(AES)も オプションで利用可能です。 • InterBase SMP 2009 では、短期的なデータベースリカバリーのためのログベースのジャーナリングや、ハードウェ ア障害などの理由による長期的なリカバリーのためのジャーナルアーカイブ機能を提供しており、耐久性と可用性 をさらに向上させました(Server Edition のみ)。 • InterBase SMP 2009 は、ビルトイン SMP(Symmetric Multiprocessing)サポートによりマルチコア CPU を含むマ ルチプロセッサに対応したネイティブデータベース製品として、最高レベルのパフォーマンスを実現しています。 バッチアップデート、クエリーの最適化、ジャーナリングによる OLTP の改善など、さまざまなパフォーマンス向 上を施しました。 • データベースファイルのオンラインダンプ、差分バックアップにより、バックアップ作業を簡素化し、実稼動デー タベースへのメンテナンス操作を最小限に抑えることができます。 • Point-in-Time リカバリー機能のサポートにより、タイムスタンプに基づいたリカバリーが可能になり、リカバリー 作業の柔軟性が拡大します(Server Edition のみ)。 • Unicode UCS-2 および UTF-8 サポートによる国際化文字のサポート拡張 どのエディションを購入するべきでしょうか? InterBase SMP 2009 には、目的別に 4 つのエディションが用意されています。 • InterBase SMP 2009 Server Edition は、スケーラブルかつポータブルな、クロスプラットフォームデータベースで、 アプリケーション組み込み用途にも、ミッションクリティカルシステムにも利用できるハイパフォーマンスデータ ベースです。 Server Edition は、シンメトリックマルチプロセッササポートとマルチスレッドサポートにより、複雑なビジネスロ ジックを持つアプリケーションや多数の同時接続ユーザー処理を効率的に処理します。新たに搭載されたジャーナ リングテクノロジーにより、大規模データベースの管理効率を改善しました。Point-in-Time リカバリーなど、いく つもの障害回復オプションを利用できます。Server Edition は、柔軟なライセンススキームを提供しており、 Windows や Linux といった複数のプラットフォームへの対応や規模の拡大など、状況に応じたライセンスをご利用 いただけます。 ネットワーク環境で InterBase を利用する場合には、Server Edition を選択してください。Server Edition のサーバー ライセンスと、使用するユーザー数や利用形態に応じたクライアント接続ライセンスが必要です。 • InterBase SMP 2009 Desktop Edition は、スタンドアロンアプリケーション向けの強力かつコストパフォーマンス に優れたデータベースソリューションです。 InterBase Desktop Edition を用いれば、高度なビジネスアプリケーションをすばやく実装することができます。わ ずかなメモリ、ディスクスペースで実行可能な軽量性、自動障害回復機能、差分バックアップ機能など、InterBase SMP 2009 Desktop Edition は、IT 部門のサポートや専任の管理者がいないユーザー環境で利用するのに理想的なデ ータベースです。 Desktop Edition は、リモートクライアントからの接続には対応していません。ネットワーク環境で利用するアプリ ケーションの場合には、Server Edition を選択してください。 • InterBase SMP 2009 ToGo Edition は、Desktop Edition の軽量、ポータブルバージョンです。To-Go Edition が対象 としているアプリケーションには、販売機などの小型デバイス、InterBase を組み込んだデスクトップ型のパッケー ジアプリケーションなどです。To-Go edition を用いれば、InterBase のインストール操作を一切伴わずに、高速かつ 軽量なデータベースエンジンをアプリケーションで利用できます。 ToGo Edition は、OEM 契約による販売になります。詳細は、エンバカデロ・テクノロジーズ インフォメーション センターまでお問い合わせください。 • InterBase SMP 2009 Developer Edition は、Server Edition または Desktop Edition を使用するアプリケーションを開 発するために提供されています。Developer Edition は、Delphi、C++Builder(RAD Studio)、JBuilder、3rdRail な どの統合開発環境に統合して提供しているほか、CodeGear の Web サイトからダウンロードいただけます(単独製 品としての販売はございません)。 エディションごとの機能詳細については、http://www.codegear.com/jp/products/interbase に掲載された製品情報をご確 認ください。 追加ライセンスオプションにはどのようなものがありますか? InterBase SMP 2009 Server Edition を使用するには、クライアント接続数分のライセンスを購入いただく必要がありま す。クライアントサーバーの形態でご利用いただく場合には、クライアント数分のクライアント接続ライセンスが必要 です(1 クライアントあたり 4 セッションまで同時接続可能。追加のセッションを必要とする場合には、クライアント接 続ライセンスを追加してください)。 一方、Web アプリケーションや多層システムのように、クライアント環境に InterBase のクライアントソフトウェアを インストールしない場合、サーバーアプリケーションによって制限される同時接続数が必要なクライアントライセンス 数になります。システムでこうした同時接続数の制限などを行っていない場合は、接続する可能性のあるクライアント 数分のクライアント接続ライセンスか、無制限接続ライセンスをご購入ください。 クライアント接続ライセンスには、1 ユーザーライセンスのほか、10 ユーザー、25 ユーザー、50 ユーザーパックを用意 しています。 InterBase SMP 2009 Desktop Edition のライセンスパックはありますか? InterBase SMP 2009 Desktop Edition については、ボリュームライセンスを別途ご用意しております。詳細はお問い合わ せください。 印刷マニュアルは提供されていますか? InterBase SMP 2009 には、オンラインヘルプ形式のドキュメントと、印刷可能な形式の PDF マニュアルが添付されてい ます。印刷マニュアルは提供していません。 InterBase SMP 2009 日本語版を購入するにはどうしたらいいですか? InterBase SMP 2009 は 、 エ ン バ カ デ ロ ・ テ ク ノ ロ ジ ー ズ の 販 売 代 理 店 よ り 購 入 で き ま す 。 詳 細 は 、 http://www.codegear.com/jp/shop をご覧ください。 Page 2 of 3 また、InterBase 製品を利用したパッケージソフトウェアや企業システムを販売する ISV、VAR の方向けに、InterBase 製品のボリュームライセンスを提供する OEM プログラムも用意しています。詳細は、エンバカデロ・テクノロジーズ インフォメーションサービスセンター(TEL:03-6843-0960 Email:[email protected])までお問い合わせ ください。 InterBase SMP 2009 日本語版は、いつから購入できますか? InterBase SMP 2009 Server Edition と InterBase SMP 2009 Desktop Edition は、SMP 2009 年 11 月 12 日より出荷開始 します。InterBase SMP 2009 ToGo Edition の販売開始は、12 月上旬を予定しています。 InterBase SMP 2009 Developer Edition は、ダウンロードにて提供しています。 InterBase についての追加情報はどこに掲載されていますか? InterBase SMP 2009 の 情 報 は 、 http://www.codegear.com/jp/products/interbase に 掲 載 さ れ て い ま す 。 さ ら に 、 InterBaseに関する技術情報は、CodeGear Developer Network http://dn.codegear.com/jp/interbase にも掲載されていま す。 InterBase SMP 2009 を試すにはどうしたらいいですか? InterBase SMP 2009 のトライアル版をダウンロードできます。また、Developer Editionを使用すれば、開発用に InterBaseをご利用いただけます。InterBase SMP 2009 は、http://www.codegear.com/jp/downloads/free/interbase より ダウンロードいただけます。 InterBase のサポートプログラムに加入することはできますか? はい。InterBase 製品のアップデート、技術サポートを提供するサポートプログラムにご加入いただけます。詳細はお問 い合わせください。 技術的な質問 InterBase SMP 2009 は、マルチプロセッサやマルチコア環境での運用をサポートしていますか? InterBase SMP 2009 は、すべてのサポートプラットフォームについて、SMP やマルチプロセッサでの運用をサポートし ています。通常の SMP Server ライセンスには、Dual Core または Quad Core、複数 CPU での運用をサポートするライ センスが含まれており、8CPU 以下の単一マシンにおける Core については、追加 CPU ライセンスは不要です。 InterBase SMP 2009 のサポートプラットフォームを教えてください。 InterBase SMP 2009 Server Edition は、Windows (Microsoft Windows Vista、Microsoft Windows Server 2003 および 2008、Microsoft Windows XP (SP2)、Microsoft Windows 2000 (SP4))、LINUX (Red Hat Enterprise Linux 4.0, SuSE Linux 10)をサポートしています。さらに、英語版のみ Solaris (Sun Solaris 9 および 10)、MAC OS/X 10.5 についてもサポ ートしています。 InterBase SMP 2009 Desktop Edition は 、 Windows (Microsoft Windows Vista 、 Microsoft Windows XP (SP2) 、 Microsoft Windows 2000 (SP4)、Microsoft Windows Server 2003 および 2008)をサポートしています。 Page 3 of 3