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フマキラー株式会社 2014年3月期 決算説明会 2014年6月4日 1 目 次 Ⅰ.前期決算概要 Ⅱ.今期予想 Ⅲ.今後の展開 Ⅳ.株主還元について Ⅴ.補足資料 2 Ⅰ.前期決算概要 3 前期決算概要─連結売上、利益 連結売上は概ね計画通りの着地。単体の7.7%増収とフマキラーアジアグループを通期連結 したこと等で前期比59.4億円の増収。 利益面は計画には届かなかったものの大幅な増益を達成。 14年3月期 期初計画 13年3月期実績 金額 (百万円) 構成比 (%) 22,556 100.0 売上総利益 6,445 28.6 営業利益 ▲312 ▲1.4 経常利益 ▲309 ▲1.4 当期純利益 142 0.6 1株当り利益 4.33円 売上高 金額 (百万円) 29,000 (28,516) 9,070 (8,930) 770 (761) 760 (716) 260 (201) 8.21円 14年3月期実績 構成比 (%) 金額 (百万円) 100.0 28,494 100.0 126.3 98.3 31.3 8,730 30.6 135.4 96.3 2.7 655 2.3 - 85.1 2.6 612 2.1 - 80.5 0.9 258 0.9 181.4 99.2 構成比 (%) 前期比 (%) 計画比 (%) 8.05円 ※売上総利益:返品調整引当金繰入前 期初計画カッコ内は、上期実績+下期予想値(2Q決算発表時に通期の期初目標を努力目標として修正せず) 4 前期決算概要─売上増の要因 売上高差異の要因(百万円) 前期比 殺虫剤 4,930 要因 ・国内は4~5月の出遅れを6月以降の猛暑による売上増でカバーし、 +178百万円 ・海外はフマキラーアジアグループの新規寄与および円安効果により +4,751百万円 家庭用品 487 ・アルコール除菌が堅調 ・花粉関連の返品大幅減、新製品寄与による純売上高の改善 園芸 他 521 ・園芸+129百万円、防疫剤+80百万円、その他+312百万円 合計 5,938 期初計画比 殺虫剤 ▲1,111 要因 ・国内は計画対比+279百万円 ・海外はインドネシアとフマキラーアジアが為替差額と売上未達で計画 と乖離 家庭用品 +302 ・アルコールの売上増、花粉の新製品寄与 園芸 他 +303 ・園芸+11百万円、防疫剤▲14百万円、その他+307百万円 合計 ▲506 5 前期決算概要━商品ジャンル別売上① 殺虫剤 ⇒ 国内売上高は+2%。需要期に新製品中心に好調に推移した。海外はフマキラー アジアグループ通期寄与で増収。ルピア安の為替影響で計画に対しては未達。 家庭用品 ⇒ アルコール除菌関連が好調。花粉も新製品寄与、返品率の低下が純売増に貢献。 園芸用品 ⇒ 前期競争激化により減収となったが巻き返しに成功。殺虫殺菌剤・除草剤が伸長。 (百万円) 28,494 30,000 25,000 23,792 23,473 20,000 1,461 1,406 2,238 1,492 1,514 2,000 3,934 2,934 15,000 21,273 1,413 1,452 2,044 1,125 22,556 1,574 1,435 1,772 1,674 10,000 14,752 15,530 15,237 16,098 10年3月期 11年3月期 12年3月期 13年3月期 1,886 1,515 1,900 29,000 28.516 (※) 1,634 2,162 1,547 1,896 1,737 21,028 21,702 14年3月期 2Q時予想 その他 防疫剤 園芸用品 家庭用品 殺虫剤 5,000 0 (※)上期実績+下期予想値(2Q決算発表時に通期の期初目標(290億円)を努力目標として修正せず) 6 前期決算概要━商品ジャンル別売上② 1~3Qはフマキラーアジアの買収効果で大幅増収。3Qの殺虫剤の純売のマイナスが解消。 殺虫剤 ⇒ 4~5月に出遅れたが最盛期の6月以降盛り返す。 家庭用品 ⇒ 1Qは花粉商材の返品減、3Qはアルコール除菌剤等出荷好調による伸長。 園芸用品 ⇒ 1Qの需要期に商品をリニューアルして臨み一定の成功を収めた。 (百万円) 12,000 10,000 8,000 833 212 751 800 841 6,000 4,000 8,233 2,000 0 483 900 546 1,031 693 396 84 7,155 4,790 3,341 545 97 ▲ 1,127 ▲ 345 422 452 162 6,448 6,250 5,082 3,363 896 718 81 546 ▲ 670 ▲ 65 154 8,780 その他 防疫剤 園芸用品 家庭用品 殺虫剤 162 ▲ 2,000 1Q 2Q 3Q 12年3月期 4Q 1Q 2Q 3Q 13年3月期 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 14年3月期 7 前期決算概要━国内/海外売上高 海外売上比率が40%超に拡大。ただ、インドネシアルピア安の影響もあり期初計画 (129億円)に対しては大幅未達となった。 国内売上高は、10年3月期以来4期ぶりの増収。 (百万円) 28,494 30,000 25,000 20,000 23,792 4,814 23,473 5,190 4,964 15,000 20.2% 10,000 21,273 18,978 22.1% 18,283 22,556 6,769 40.4% 50% 40% 11,515 30.0% 30% 国内 23.3% 20% 16,309 海外 15,787 海外売上高比率 16,979 10% 5,000 0 0% 10年3月期 11年3月期 12年3月期 13年3月期 14年3月期 8 前期決算概要━国内販売状況 新製品 ・・・ 2013年は全カテゴリーで計54アイテムを積極投入! 殺虫剤 ・・・ 22SKU 市場:1077億円市場(末端価格)、前期比102% 他社動向:価格強化を進める一方、広告投資も増大 当社取組:成長カテゴリーのワンプッシュ式、虫よけ、 不快害虫を中心に新製品投入、利益率の高いアイテ ムの販売に注力 結果:前期比102% 課題:新製品の投入で市場活性化、価格競争に対し て商品力強化、シェア奪還 家庭用品・・・ 13SKU <アルコール除菌剤> 市場:約118.9億円(末端価格) 結果:前期比125.1% 課題:No.1ポジションを揺るぎない 60%へ <花粉関連商材> 市場:5.2億円(末端価格) 結果:返品額前期比63.5% 課題:認知の強化、返品削減対策 園芸用品・・・ 19SKU <殺虫殺菌ハンドスプレー> 市場:34億円(末端価格) 結果:前期比99% 課題:安心/安全/予防をテーマに需要喚起 <園芸用不快害虫> 市場:31億円(末端価格) 結果:前期比112.9% 課題:価格競争に対し商品力強化 <除草剤> 市場:89億円(末端価格) 結果:前期比119.4% 課題:新製品(オレンジパワー)の拡売 出所:当社推定 9 前期決算概要━海外地域別売上高 アジア ⇒ インドネシアルピア安の影響が約▲10億円。現地通貨ベースでは、地域により差は あるものの、計画通り順調に推移。 中南米 ⇒ メキシコは為替効果でプラスだが、天候影響し現地通貨ベースでは前年並み。 (百万円) 12,900 14,000 11,515 12,000 763 10,000 6,769 634 8,000 4,814 5,190 4,964 4,000 770 759 693 2,000 3,764 4,100 3,937 10年3月期 11年3月期 12年3月期 6,000 280 330 439 12,403 (※) 517 641 その他 542 10,235 11,220 14年3月期 2Q時予想 334 中南米 アジア 5,696 0 13年3月期 (※)上期実績+下期予想値(2Q決算発表時に通期の期初目標(129億円)を努力目標として修正せず) ●為替レートの連結売上への影響額 +320百万円 ①現地法人 +300百万円 期末レート 2012/12 2013/12 売上影響額 (百万円) 円/100ルピア 0.90 → 0.86 ▲290 円/リンギット 28.28 → 32.0 +510 円/ルピー 1.58 → 1.71 +20 円/ペソ 6.68 → 8.07 +60 ②本体 +20百万円 期中平均レート 2013/3 2014/3 売上影響額 (百万円) 円/ドル 84.40 → 100.72 +10 円/ユーロ 112.90 → 136.82 +10 10 前期決算概要━売上総利益(粗利率) 粗利率は、商品構成の変化やコストダウン効果、販促経費の改善等により2.0Pt.改善。 計画に対しては、引き続き旧品の在庫評価・処分損を計上したこと、ルピア安により海外が想定 を下回ったことなどにより、粗利額・粗利率ともに未達。 (百万円) 30,000 25,000 (%) 40.0% 35.8% 粗利率 35.0% 32.5% 20,000 26.8% 15,000 23,792 10,000 5,000 8,510 23,473 7,626 21,273 5,691 31.3% 30.6% 28.6% 28,494 30.0% 25.0% 22,556 6,445 売上高 28,516 8,730 8,930 0 20.0% 売上 総利益 15.0% 10年3月期 11年3月期 ※売上総利益:返品調整引当金繰入前 12年3月期 13年3月期 14年3月期 2Q時予想 11 前期決算概要━販管費・営業利益 販管費は、フマキラーアジアの通期影響による増加。国内広告費の効率運用に努め、単体の販 管費は3.4億円圧縮。売上高販管費率は1.5Pt.改善。 営業利益は、3期ぶりに黒字化。 販管費・販管費率 (百万円) 8,000 30.7% 29.3% 31.8% 35.0% 29.5% 28.0% 3,435 25.0% 6,000 2,801 2,588 2,576 2,639 4,000 366 455 435 397 20.0% 2,080 1,963 1,870 404 1,742 1,813 15.0% 1,881 1,882 1,866 2,343 2,000 2,049 その他 30.0% 研究費 広告費 10.0% 0 5.0% 人件費 0.0% 10年3月期 11年3月期 12年3月期 13年3月期 14年3月期 営業利益・営業利益率 (百万円) 1,500 1,185 1,000 500 0 10.0% 655 633 5.0% ▲ 4.5% -1,000 10年3月期 11年3月期 5.0% ▲ 312 2.7% -500 営業利益 ▲ 961 12年3月期 2.3% 0.0% 営業 利益率 ▲ 1.4% -5.0% 13年3月期 14年3月期 12 前期決算概要─営業損益増減要因 営業利益増減要因 +588 +20 (単位:百万円) 販管費増 売上増 返品調整引 当金繰入減 +1,697 前期比 +968 14年3月期 営業利益 原価率改善 13年3月期 営業損失 655 ▲1,337 ▲312 期初計画比 ▲115 期初予想 営業利益 +312 売上減 原価率悪化 770 ▲158 販管費減 返品調整引 当金繰入増 ▲181 14年3月期 営業利益 655 ▲88 13 前期決算概要━経常利益・純利益 経常利益率・純利益率 6.0% 5.5% 2.7% 3.0% 0.0% 経常 利益率 2.1% 0.6% 2.7% 1.2% 純利益率 0.9% -3.0% -3.9% -6.0% -4.3% -1.4% 経常利益・純利益 (百万円) 1,500 1,000 1,305 649 500 638 経常利益 612 287 142 258 純利益 0 ▲ 309 ▲ 500 ▲ 1,000 10年3月期 11年3月期 ▲ 908 ▲ 838 12年3月期 13年3月期 14年3月期 14 前期決算概要━貸借対照表 (単位:百万円) 13年3月末 14年3月末 17,040 15,838 ▲1,202 現金及び預金 2,521 2,366 ▲155 売上債権 8,064 7,287 ▲777 単体3月売掛金減の減少 たな卸資産 5,583 4,985 ▲598 在庫削減取り組み 10,274 10,323 49 有形固定資産 4,234 4,196 ▲38 無形固定資産 3,008 3,127 119 投資有価証券 2,807 2,815 8 資産合計 27,315 26,162 ▲1,153 流動負債 14,351 14,297 ▲54 3,626 3,966 340 固定負債 3,855 3,764 ▲91 負債合計 18,206 18,062 ▲144 有利子負債 10,267 9,175 ▲1,092 短期借入金の減少 純資産 9,108 8,100 ▲1,008 株主資本▲1,418(自己株式▲41→▲1,552) 3,698 3,698 0 27,315 26,162 ▲1,153 流動資産 固定資産 買入債務 資本金 負債純資産合計 増減 補足説明 15 前期決算概要━キャッシュ・フロー (単位:百万円) 13年3月期 (百万円) 4,000 営業キャッシュ・フロー 営業CF 投資CF 財務CF 3,000 2,000 1,132 1,433 3,153 1,242 1,000 1,433 → 3,153 税金等調整前当期純利益 445 → 579 売上債権減少額 409 → 886 仕入債務増加額 ▲1,334 → 321 棚卸資産減少額 1,187 → 641 有形固定資産除売却損 ▲780 → 15 ▲1,409 → ▲422 定期預金の払戻 1,250 → - 有形固定資産の取得 ▲661 → ▲403 有形固定資産の売却 863 → 19 ▲2,840 → - 1,242 → ▲2,965 短期借入れによる収入 9,483 → 13,243 借入金返済による支出 ▲10,561 → ▲14,193 2,500 → - - → ▲1,510 投資キャッシュ・フロー 102 0 ▲ 422 ▲ 1,000 ▲ 1,062 連結範囲の変更を伴う子 会社株式取得 ▲ 1,409 ▲ 2,000 ▲ 2,965 ▲ 3,000 12年3月期 13年3月期 14年3月期 14年3月期 財務キャッシュ・フロー 長期借入による収入 自己株式取得による支出 16 Ⅱ.今期予想 17 今期予想━通期業績 売上高は、国内+0.8%、海外+4.0%の増収見込み。 国内 ⇒ 消費税増税等の影響もあり国内消費動向は不透明。価格競争等への対応も想定し、 前期並みの売上確保を最低限の目標とする。 海外 ⇒ 海外子会社については、現地通貨ベースでは好調に推移する見込みだが、期末の 為替レートに大きく左右されるため、現状を勘案して予想。 直近3年間の取り組みにより滞留在庫のリスクが概ね一掃されたことから、例年並みの在庫評価 損・処分損の計上を前提。この影響を除いた粗利率はほぼ前期並みの水準。 14年3月期実績 15年3月期予想 前期増減 前期比 (百万円) (百万円) (百万円) (%) 売上高 28,494 29,100 +606 102.1 売上総利益 (粗利率) 8,730 (30.6%) 9,580 (32.9%) +850 (+2.3pt.) 109.7 営業利益 655 910 +255 138.9 経常利益 612 960 +348 156.9 当期利益 258 410 +152 158.9 ※売上総利益:返品調整引当金繰入前 18 今期予想━ジャンル別売上 殺虫剤は、「おすだけベープ」や「虫よけバリア」等の成長カテゴリーに新製品を積極的に投入。 海外は インドネシア中心に拡大を図る。 家庭用品は、主力のアルコール除菌・花粉(下期)が中心。花粉の返品増を見込み減収の計画。 園芸用品は、殺虫・殺菌剤、不快害虫、除草剤などを中心に拡販。 (百万円) 30,000 25,000 28,494 29,100 1,886 1,515 1,900 2,162 1,870 1,530 2,000 2,000 21,028 21,700 14年3月期 15年3月期(予) 20,000 その他 (▲0.8%) 防疫剤 (+1.0%) 園芸用品 (+5.3%) 家庭用品 (▲7.5%) 殺虫剤 (+3.2%) 15,000 10,000 5,000 0 19 今期予想━海外地域別売上 フマキラーアジアグループの新規連結効果一巡。 現地通貨ベースでは各子会社とも大幅な増収益を計画しているものの、現状の為替レートを 勘案すると、円貨ベースでは伸びを抑えられる可能性が高い。 (百万円) < 国別売上順位見込 > 14,000 12,000 10,000 11,515 11,980 763 517 806 584 10,235 10,590 14年3月期 15年3月期(予) 40.4% 41.2% その他 (+5.6%) 中南米 (+13.0%) アジア (+3.5%) 8,000 6,000 4,000 2,000 0 海外売上比率 ●為替レート連結売上への影響額 ▲6.0億円(現地法人6.0億円、本体±0億円) 2013/12 (実績) 2014/12 (見込み) 2014/3 (実績) 1) 2) 3) 4) 5) 6) 7) 8) 9) 10) インドネシア マレーシア ベトナム タイ イタリア メキシコ インド ヨルダン モーリシャス ジャマイカ ※フマキラーアジアグループ連結 分を含む 2015/3 (見込み) 円/100ルピア 0.86 → 0.83 円/ドル 100.72 → 100.00 円/リンギット 32.0 → 30.0 円/ユーロ 136.82 → 135.00 円/ルピー 1.71 → 1.62 円/ペソ 8.07 → 7.20 20 今期予想─利益増の要因 営業損益増減要因 (単位:百万円) +664 前期比 +255 655 販管費増 15年3月期 営業利益予想 返品調整引 当金繰入減 売上増 14年3月期 営業利益 +88 910 +186 原価率改善 ▲682 21 Ⅲ.今後の展開 22 前期を振り返って① <2014年3月期の重点課題> 1.国内・・・単体の業績の回復 ①売上計画の達成 ②返品率の改善 ③在庫の削減 ④棚卸資産処分損・評価損の削減等 2.海外・・・海外事業の拡大と強化 ①売上計画の達成 ②フマキラーアジアグループのスムーズな経営移管 23 前期を振り返って② 国内(単体) 1.売上計画の達成 前期比107.7%。 計画比105.4% 2.返品率の改善 実績13.2% (全社) 計画13.8% 3.在庫の削減 4.棚卸資産評価 損・処分損の削減 海外 前期比126.3%。 計画比98.3% ━ 総在庫金額 ━ 実績3,956百万円 計画3,817百万円 (前期比▲477、計 画比+139) 実績1,212百万円 ━ 計画700百万円 (前期比+40、計画 比+512) 24 今後の重点戦略 国 内 市 場 単体売上目標達成と収益安定化 商品開発体制の強化 販売・マーケティング力強化 持続的成長のための3つの柱 海 外 市 場 海外事業の拡大と強化 フマキラーインドネシア 売上拡大と収益力強化 テクノピアジャカルタの経営 再建 フマキラーアジアの事業基 盤強化 協業によるシナジーの追求 3 社 連 合 開発・・・新たな商品カテゴ リーを開拓 生産・物流・・・合理化推進 営業・・・販路の拡大 25 国内(単体)─商品開発体制の強化(2014年新製品) 成長市場へ差別化された商品を投入 1.殺虫剤市場でカテゴリーシェア№1、№2を狙えるような新製品の上市 2.安全・安心、天然志向のニーズに対応する新製品の開発 3.除菌・衛生予防分野、花粉アレルギー対策商品で新製品を開発 新価値創造型商品の開発と継続的な商品改良 殺虫剤 ・・・ 家庭用品・・・ 20SKU(15SKUの新製品、5SKUのリニューアル品) 昨年秋発売の新製品、リニューア ル品の拡販、販売強化をはかる 園芸用品・・・ 2SKU新製品、リニューアル品+ 花卉販売(パンジー) 26 国内(単体) ─商品開発体制の強化(新製品の売上寄与) (百万円) 新製品売上高と新製品売上寄与率の推移(単体) (%) 新製品売上寄与率15%以上目標 40.0% 6,000 32.9% 35.0% 5,000 28.9% 30.5% 27.4% 27.2% 28.5% 30.0% 25.8% 4,000 21.9% 25.0% 20.5% 21.9% 16.2% 3,000 20.0% 5,334 3,488 15.0% 4,195 4,032 2,000 3,920 3,883 3,370 10.0% 2,765 1,000 2,228 2,257 1,795 5.0% 0 0.0% 04年3月期 06年3月期 08年3月期 10年3月期 12年3月期 14年3月期 ※新製品にはリニューアル品を含む 27 国内(単体) ─販売・マーケティングの強化 課題への対応状況と今後の強化策 成長市場への取り組み強化 売れる売り場づくりの提案 主要顧客との取り組み強化 取引制度の見直し 3つの視点に基づき、市場を活性化 ・殺虫剤、園芸用品市場でシェア№1、№2を狙えるカテゴリーの開発 ・安心/安全、天然志向商品の開発 ・除菌・衛生および花粉関連商品の強化 売り方提案への営業変革 ・「提案型の営業」の取り進め、店頭実現力強化 ・品揃えについては「成長カテゴリーへのシフト」 ・「生活シーン別の棚割提案」といった 「売れる売場づくり」を提案 卸店、販売店との取り組み強化 ・成長カテゴリーを共有し、さらに成長拡大させていくための関係を構築 ・取引先との間で販売状況を共有し、売上目標の達成を目指す ・広島工場の工場見学の推進 取引制度の見直し ・卸店、販売店が安心して売ることのできる価格体系へ見直し ・目標契約や企画提案など商品拡売への取組には、積極的に販売促進費を 投下 返品削減(返品率の改善) ⇒次ページ以降で説明 在庫の削減 28 国内(単体) ─販売・マーケティングの強化(返品削減) 単年度決算への影響だけでなく、決算在庫管理やキャッシュフロー管理への影響を 重要視し、当社では返品率の改善を重点課題として取り組んでいる。 前期のフマキラー単体における全社返品率は、殺虫剤、花粉商材の返品率減により ▲2.3ポイント改善。 今期も殺虫剤、花粉商材について、卸店との協働により過剰流通在庫の削減に取り 組み、返品率の改善に努める。 返品率の推移(フマキラー単体) 20.0% 17.7% 18.0% 16.5% 16.0% 17.0% 16.3% 15.5% 16.1% 15.8% 16.3% 13.2% 14.0% 全社 殺虫剤 13.1% 12.0% 13.2% 13.1% 10.0% 10年3月期 11年3月期 12年3月期 13年3月期 14年3月期 15年3月期(予) 29 国内(単体) ─販売・マーケティングの強化(在庫の削減) 在庫に関しては、前期フマキラー単体で477百万円を削減。一定の成果はあったものの、 水準的にもまだ過剰であると認識している。 前期は、繁忙期にかけて流通在庫を厳格にチェックし、卸店との協働により過剰在庫の削 減に返品対策とセットで取り組んできた。今期は前期比139百万円減を計画。 新製品売上寄与率15%以上を目指す一方で、旧品を中心に商品アイテムの見直し・ 削減に取り組む。 期末総在庫金額推移(フマキラー単体) (百万円) 8,000 7,000 6,000 新型インフルエン ザ対策でアルコー ル除菌剤の増産 6,854 1,886 5,000 4,000 3,000 2,000 アルコール除菌 剤を含め、8億円 強の評価損・処 分損を計上 5,494 5,591 1,938 2,196 7億円強の評価 損・処分損を計 上。 4,434 1,486 7億円強の評価 損・処分損を計 上。 3,956 3,817 1,328 1,067 その他 製品 4,968 3,556 3,395 2,948 2,628 2,750 11年3月期 12年3月期 13年3月期 14年3月期 15年3月期(予) 1,000 0 10年3月期 30 海外─海外事業の拡大と強化(海外拠点) 海外子会社8社、技術指導による現地生産6ヶ国、輸出先55ヶ国、 合計約70ヶ国で展開 31 海外─海外事業の拡大と強化(子会社) ASEAN諸国 フマキラーアジア (旧テクノピア) フマキラーインドネシア + テクノピアジャカルタ(PTTJ) インドネシア 当社 稼ぎ頭に マレーシア ベトナム タイ ミャンマー グループ化による シナジー追求 エリアフォーカスのノウ ハウを移転 フマキラーアメリカ メキシコ 順調に拡大 その他海外現地法人 フマキラーインディア インド 黒字化実現 32 海外─海外事業の拡大と強化(基本方針) ① 当面は既存地域に経営資源を集中し、収益の拡大を図る 販売エリアの拡大 ⇒ エリアフォーカスの徹底による販売網の拡大 線香のさらなるシェアップ ⇒ 効能のアップ、販促強化 ノンコイル商材の強化 ⇒ リキッドはじめ高付加価値製品の投入 ② フマキラーアジアおよびPTTJの経営管理体制の強化 フマキラー主導による経営体質の改善 自社流通網構築によるPTTJの早期黒字化 ③ ①②の取り組みが軌道に乗った段階で、グローバルな事業拡大を目指す 新たな拠点・マーケットの開拓 成功体験を生かした展開(エリアフォーカス等)と地域特性に合った独自展開 33 海外─海外事業の拡大と強化(インドネシア①) フマキラーインドネシア インドネシア市場規模 :280億円 フマキラーインドネシア:20% テクノピアジャカルタとの2社体制で、互いの販売エリアの強みを活 かしながら、成長ポテンシャルの高いインドネシア市場でのシェア アップを図る。 出所:当社推定 ① 成長を牽引する新商品開発、既存品の製品力強化 ・新コンセプト商品の上市による新市場の創造(ワンプッシュ式蚊取りの成功) ・エアゾールの成長加速(過去3年間で2.2倍の成長) ・R&Dの更なる強化 ② 線香市場でNo.1を堅持 ・最大カテゴリーである蚊取り線香市場において、シェアNo.1を堅持 (当社推定) ・ジャワ、エリアフォーカス作戦の継続による線香売上シェアの拡大 ③ コスト競争力の強化 ・線香生産性向上と省人化の推進によるコストダウン ・ノンコイル製品の設備増強(エアゾール、ワンプッシュ式蚊とり)による増産体制とコストダウン 34 海外─海外事業の拡大と強化(インドネシア②) テクノピアジャカルタ(PTTJ) ※フマキラーアジアグループ インドネシア市場規模:280億円 PTTJシェア :4% 自社流通網で販売を開始、新しいディストリビュータを軸に販売ルートを 構築中。 2013年は、赤字幅拡大で2億円の損失(補足資料参照)。2014年は経営 改善効果により、経常利益イーブン目標。 出所:当社推定 ①蚊取線香の商品力強化と製品ラインナップの拡大 ・デング熱用商品の販売強化 ・ノンコイル市場への参入 ②販売網の構築 ・15重点エリアを設定し、各ディストリビューターへ経営資源の集中投下(セールスマン、販促条件) ③生産効率改善とコストダウン ・生産性の改革によるコストダウン推進 ・販管費(特に販促費・一般管理費)の削減 35 海外─海外事業の拡大と強化(フマキラーアジア) フマキラーアジアの2014年売上は現地通貨ベースで前期比105.5%、利益は前期並みの見込み。 マレーシア 業況 ・シェア28%(線香は69%)。 拡大しているものの競争激化。 ・販促強化しシェア拡大を図 る。 ・流通在庫を圧縮するため営 業利益を前期並みと見込む。 蚊取線香 ・配荷と陳列強化。流通販 促強化。 ・ラベンダー線香のリニュー アル投入。 エアゾール ・プロモーションパックを積 極的に行う。 ・No.1の水性エアゾール (シェア67%)の配荷アップと 店頭説明を強化。 その他 (高付加価 値商材) ・成長カテゴリーかつシェア 40%有するリキッドの強化。 ・特別陳列台とハンガー陳 列を大量投入し露出アップ。 ・売れ筋の2個パックの配 荷を強化。 ベトナム ミャンマー ・シェア5%(線香は16%)。 ・乾季の上期苦戦も線香中 心の販売展開を推進し、順 調に回復基調。 ・シェア22%(線香は26%)。 ・効力大幅アップの線香を昨 年4月に上市、線香・エア ゾールを中心に売上好調で 収益も拡大。 ・2014年は国内売上好調も 輸出の大幅減を見込む。 ・シェア25%(線香は23%)。 ・中国製などの登録違反品 により影響を受けているが、 さらなる販路拡大に取り組み シェアップを図る。 ・蚊取線香中心のライン ナップ強化。 ・2013年に投入した新処方 の効力アップを訴求する。 ・蚊取り線香の売れ筋のス タンダード、ラベンダーに 加え、10時間、12時間線香 の強化を行う。 ・ペット用の潜在需要を掘り 起こす。 ・2013年に投入した新製品 の効力を訴求。 ・サンプリングと販促を強化。 ・第3四半期に新製品上市。 ・学校などでのデング熱対 策セミナー開催。 ・市場でマイクを使用した即 売会、サンプリングの強化。 ・香りの改善、新製品の投 入。 ・大市場のホーチミン・メコ ンエリアで線香と併せて配 荷アップ。 ・シェア29%。 ・TV宣伝の継続。 ・配荷の拡大、陳列の強化。 ・線香と併せて市場で販促。 ・販売網整備 ・上位120社の卸店との取 組を強化。目標を共有し、 販売促進を行う。 ・卸店、小売店の陳列強化。 ・成長が期待されるリキッド の普及強化。 ・まだ市場は小さいが、消費 者の新しい生活スタイルと 安全志向に合ったリキッドの 配荷をアップ。 ・パイオニアとしての地位を 確保。 タイ 出所:当社推定 36 海外─海外事業の拡大と強化(インド) 2013年は売上が順調に拡大、2014年は増収増益の計画。 ① 販売網の再整備 ・販売をタミルナドゥ州に絞り込み ・チェンナイを中心に集中的に販促活動を展開。 ② エリアフォーカスの導入 ・インドネシアで市場開拓に効果のあったエリアフォーカスを導入。 ・配荷率を上げて、強いエリアを作りそのエリアを拡大する。 ③ 線香に加えて忌避剤の販売を強化 ・極小店への販路作りとサンプリングによる販促を行い、市場を開拓。 37 海外─海外事業の拡大と強化(メキシコ) 天候の影響を受け主力の線香の売上が伸び悩み。 利益ベースでは若干の減益。2014年は増収計画も販促費増で減益見込み。 ① 販路構築の取り組みを継続 ・小売店、キャッシュ&キャリー店を持つ重要卸店に絞り込んだ取り組み強化 ② 店頭での販売強化 ・販促員の卸、小売店巡回と陳列、推奨販売、抽選会、景品添付、サンプリング ③ 製品の優位性強化 ・ジャンボ線香の導入で優位性強化 ・ベープマットの圧倒的な効力差を訴求 38 3社連合による協業の推進 エステーとの業務提携の取り組み状況 NSファーファ・ジャパンを含めた3社連合での協業検討続行中 ① 営業(国内) ② 開発 政策共有会や商談会におけるコラボレーショ ン 新製品の上市(2014年春) 販促サポート業務の共同取り組みや販売チャ ネルの相互活用の強化等 (例) エステー 車用品チャネル × フマキラー 園芸チャネル エステー (ムシューダ ウォークインクローゼット専用 消臭効果プラス) ③ 国内生産、物流 ④ 海外生産、販売 国内の生産受託拡大 海外(インドネシア)での生産受託 物流拠点の再編によるコスト削減 当社海外販売網の活用による海外事業 の基盤構築 39 Ⅳ.株主還元について 40 配当について 配当に関する基本方針 株主様に対する利益還元として、業績・将来の事業展開や内部留保などを総合 的に勘案し、安定的かつ継続的な配当を行っていくことを経営の重要課題として 位置づけています。 配当及び連結配当性向の推移 (配当、1株当り利益:円) 35 30 25 20 15 10 5 0 -5 -10 -15 -20 -25 -30 120% 111.4% 22.2 20.3 7.0 8.0 17.4 10.0 10.0 9.0 08年3月期 (配当性向) 115.5% 09年3月期 46.0% 10年3月期 11年3月期 5.0 4.0 4.33 12年3月期 13年3月期 6.0 74.5%8.05 14年3月期 7.0 14.72 80% 47.6% 15年3月期(予) 40% 45.1% 34.6% ▲ 25.5 配当 1株当り利益 配当性向 ※2012年3月期は最終赤字のため、 連結配当性向は非表示 0% 41 本資料で記述している将来予測および業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき当社が判 断した予想であり、潜在的なリスクや不確実性が含まれています。そのため、様々な要因の変化に より実際の業績は記述している将来見通しとは大きく異なる可能性があることをご承知おき下さい。 ≪本資料に関するご照会先≫ フマキラー株式会社 取締役 管理本部長 小谷 眞弘 TEL :0829-55-2111 FAX :0829-55-0712 E-mail :[email protected] 42 Ⅴ.補足資料 43 家庭用殺虫剤市場規模-国内 国内市場は、ここ数年約1,100億円の規模で安定的に推移。 国内・家庭用殺虫剤市場規模 年間約1,000億円(小売ベース) 害虫別殺虫剤市場規模 (億円) (億円) 1,200 1,100 1,000 900 1068 1081 158 156 94 81 1060 1077 152 157 75 69 1105 その他 163 医薬品 61 不快害虫 1,100 800 700 ゴキブリ 282 320 328 344 380 600 500 400 133 122 108 106 93 101 300 200 100 0 122 117 118 104 99 94 93 100 98 114 15 47 26 102 12 42 40 98 11 36 41 10年 11年 12年 出所:当社推定(末端価格) 103 11 34 44 1,200 100 11 33 49 13年 14年予測 ハエ蚊エ アゾール 線香 1,000 900 1068 16.9 40.4 1081 1060 1077 14 36 15 35 15 33 600 15 31 281.6 320 47.1 205.6 328 344 380 アリ・ハチ・その 他不快害虫 44 40 42 43 187 184 173 168 104 99 94 500 リキッド式 400 マット式 300 電池式 200 その他 ねずみ 800 700 1105 108.2 106 ダニ ゴキブリ ハエカ 368 375 356 371 10年 11年 12年 13年 14年予測 374 蚊 100 ワンプッ シュ式 0 44 殺虫剤成長カテゴリー市場 殺虫剤成長カテゴリー (億円) (当社シェア) 40% 500 450 400 29% 350 27% 27% 26% 30% 24% 21% 300 20% 250 200 置き型 虫よけ アミ戸用 不快害虫 150 10% 100 電池式 自動式 50 0% 出所:当社推定(末端価格) 見 込 ワンプッ シュ式 20 14 年 20 13 年 20 12 年 20 11 年 20 10 年 20 08 年 0 20 07 年 吊下げ型 虫よけ 45 殺虫剤:メーカー別シェア推移 60% 50% フマキラー A 社 B 社 C 社 D 社 E 社 F 社 その他 40% 30% 20% 10% 0% 98年 99年 00年 01年 02年 03年 04年 05年 06年 07年 08年 09年 10年 11年 12年 出所:当社推定 13年 46 家庭用品市場規模━除菌剤、花粉 除菌剤市場 花粉鼻クリーム 市場 (当社関連商品) (億円) (億円) 40 200 36.1 手指消毒剤 ウイルス対策 キッチン用アルコール除菌剤 180 160 35 30 140 25.9 120 25.9 100 40 20 21.8 20 16.0 27.4 80 60 25 27.2 17.9 27.9 19.7 61.4 73.7 38.8 13.1 9.5 10 26.0 28.8 29.1 31.6 10年 11年 12年 13年 34.7 14年予測 0 出所:当社推定(末端価格) 15 5.2 5 0 10年 11年 12年 13年 14年 15年予測 47 園芸用品市場規模 園芸用品市場 (億円) 250 213 200 196 191 203 忌避剤 179 150 除草剤 100 園芸用 不快害虫 その他農薬 50 農薬 ハンドスプレー 農薬 エアゾール 0 10年 出所:当社推定(末端価格) 11年 12年 13年 14年予測 48 家庭用殺虫剤市場規模-世界 世界の殺虫剤市場は約6,800億円。市場の51%はアジアが占める。 全世界・家庭用殺虫剤市場規模(日本含む) 年間約6,800億円(末端価格) 日本17% 中南米 19% インドネシア 5% 地域別割合 欧州・アフリカ 14% インド 5% アジア 51% その他アジア 24% 北米 16% 出所:当社推定 49 海外事業の拡大と強化━地域別の状況 地域 市場動向・競合 当社の取り組みと状況 東南アジア ほとんどの国でSCジョンソン(SCJ) がシェアNo.1。 国によりレキットベ ンキーザー(R&B)や地場のメーカ ーがNo.2。インドネシアではSCJ第1 位、HIT第2位、当社が第3位。 主力のインドネシアは、OPVの成功によりエアゾール のシェア12%に拡大。また蚊取り線香ではシェア27% (FI)で№1(※当社推定)。 ASEAN諸国に注力。競争が益々激化しているが、 現在の製品の品質優位性を訴求してシェアを伸ば し、さらに今後の成長のために新製品の投入準備 を行う。 その他アジア 中国では地場メーカーが強い。SCJ が2位で約13%のシェア。インドは地 場のゴードレージに続きSCJとR&B。 インドにおいてもインドネシア同様にエリアフォー カスや極小店への配荷を行い、営業活動の差別 化を進めている。 中南米 SCJが圧倒的に強い。多くの国で過 半数のシェアを持っている。続いて R&B。 メキシコは、子会社により重点的に市場開拓。 ジャマイカでライセンス生産。 ペルーなどの代理店への輸出。 欧州 SCJがNo.1、スポットレスが2位でそ の中にVapeが含まれる。 イタリアでライセンス生産。マット、リキッドでは Vape ブランドがNo.1。 イタリアのライセンシーがハンガリーなどの欧州に 販売。ハンガリーで第1位。 (394) 中近東・アフリカ R&BとSCJが強い。 (108) (85) 中近東ではレバノンで第1位、ヨルダンで第2位、 その他サウジアラビア、UAEなどへ輸出。 アフリカではケニア、モーリシャス、マダガスカル、 マヨットへ輸出 50 海外事業の拡大と強化━海外事業データ① フマキラーインドネシア業績 テクノピアジャカルタ業績 単位:億ルピア (カッコ内は円ベース:百万円) 7,000 売上高 6,000 5,440 5,000 4,992 4,000 3,000 (4,294) (4,896) 単位:億ルピア (カッコ内は円ベース:百万円) 6,047 (5,201) 売上高 6,612 2,000 (5,488) 1,500 1,310 (4,294) (1,126) 1,000 500 2,000 (1,250) 357 (321) 1,000 0 0 経常利益 600 1,507 533 (459) 471 (424) 400 575 478 (414) 0 (477) 経常利益 100 -0.7 0.5 (-1) (0) -100 -200 200 (-206) -240 -300 0 12年 11年 12年 13年 14年(予) 13年 14年(予) ※2012年は、10~12月の3ヵ月分。 51 海外事業の拡大と強化━海外事業データ② マレーシア フマキラーアジア業績 単位:百万マレーシアリンギット (カッコ内は円ベース:百万円) 単位:百万マレーシアリンギット (カッコ内は円ベース:百万円) 200 売上高 150 141 (4,496) 80 60 148 20 (4,445) 0 6 4 2 0 33 (925) 300 200 経常利益 3.3 100 (98) 0 (153) 20 8 5.8 (189) (174) 2 232 244 (746) (732) 18 売上高 経常利益 9.1 14.8 (44) (29) 13年 14年(予) 18 (1,830) 10 0 1 0.9 経常利益 (91) 0 0.5 (3) 12年 15 10 5 0 14年(予) (1,924) 5.9 売上高 5.2 単位:百万ドル (カッコ内は円ベース:百万円) 10 4 単位:百万バーツ (カッコ内は円ベース:百万円) ベトナム 経常利益 0 (2,246) (2,055) 13年 0 6 タイ 75 40 100 50 69 売上高 13年 14年(予) ※2012年は、10~12月の3ヵ月分。拠点間取引相殺後。 0 0.3 (33) 52 海外事業の拡大と強化━海外事業データ③ フマキラーアメリカ業績推移 フマキラーインディア業績推移 単位:百万ルピー (カッコ内は円ベース:百万円) 売上高 150 104 100 単位:百万ペソ (カッコ内は円ベース:百万円) 119 (188) 144 127 (217) 60 (233) 43 40 (153) 50 20 0 0 経常利益 20 (18) 15 13 (23) 10 14 (23) 5 0 0.1 0.06 (0) (0) 11年 12年 13年 14年(予) 7 6 5 4 3 2 1 0 64 売上高 49 49 (331) (398) (459) (239) 経常利益 5.9 (40) 5.1 (42) 3.2 (23) 0.7 (4) (108) 11年 12年 (85) 13年 14年(予) 53 海外事業の拡大と強化─輸出・ライセンスビジネスの深耕 50 イタリアにおいてマット、リキッド の販売が好調でトップシェアを維 持。 電池式など新製品の強化 が課題。 ハンガリーが好調であ るが、他のスペインなどの大市場 での展開が課題。 60% 76% 35% 20% 台湾は線香で伸ばす。 モーリシャスなど島 嶼部での販売が好 調。引き続き線香と マットで売り上げ伸 ばす。 ヨルダン、サウジア53% ラビアなどでマット・ リキッドの新器具を 伸ばし、販売をてこ 入れする。レバノン の線香を伸ばす。 香港はリキッドの展開 を強化する。 ジャマイカ、ペルーで マットとリキッドの新器 具を伸ばす。 戦略価 格でシェアアップを計る。 線香も配荷率を上げて 売上を伸ばす。 出所:当社推定 54