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学生の外食について
大学生の外食に関する実態調査 メンバー:経営学部3回生サービス・マネジメント INS. 稲田 諒介・小野 圭・塩田 有宏・田原 慶子・三木あゆみ 1 目次 はじめに Ⅰ:背景 Ⅱ:一ヶ月の食費 Ⅲ:平日と休日の比較 Ⅲ-1:外食の際によく利用する場所 Ⅲ-2:外食の頻度 Ⅲ-3:外食の際に支払う金額 Ⅲ-4:外食をする相手 Ⅲ-5:外食をする際の交通手段 Ⅳ:飲み会 Ⅳ-1:飲み会をする頻度 Ⅳ-2:飲み会をする際に支払う金額 Ⅳ-3:飲み会をする際によく利用する場所 Ⅳ-4:飲み会をする際の交通手段 Ⅴ: デート Ⅴ-1:デートで外食をする頻度 Ⅴ-2:デートで外食をする際に支払う金額 Ⅴ-3:デートで外食をする際によく利用する場所 Ⅴ-4:デートをする際の交通手段 Ⅵ:外食・飲み会・デートをする際のお店選びで重視する点 おわりに ◇はじめに 今回私たちは立命館大学における特殊講義 SC という講義の中で、BKC の学生を対 象にアンケート調査を実施しました。テーマは、大学生の外食の現状についてとりあ げ、「男性と女性」・「自宅生と下宿生」・「文科系と体育会系」との比較の中で調査し てみることにしました。6月初旬から中旬にかけて、学内でアンケートを依頼し、200 枚を回収することができました。また、「平日の夕食」・「休日の夕食」・「飲み」・「デ ート」と、大きく4つの項目に分けて様々な質問を設けました。 そのアンケート調査結果をもと作成したのがこの報告書です。これにより、大学生 の外食に関する実際の状況がよくわかると思います。 2 Ⅰ:背景 方法:BKC の学生に直接配布 回収方法:その場で回収 基準日:6月初旬∼中旬 送付数:220 人 回答総数:200 人(91%) 有効回答:200 人(100%) 性別 住まい 6人 3% 70人 35% 82人 41% 130人 65% 女 112人 56% 下宿生 自宅生 無回答 男 女 →今回アンケートに答えてくれた男女 →住まいとしては下宿生 56%・自宅 比は、男性 65%女性 35%と男性が全体 生 41%・無回答 3%という比率であ のおよそ3分の2を占めている。 った。 部活・サークル 5人 3% 121人 60% 74人 37% 文化系 体育系 無回答 →文科系 OR 体育会系の部活・サークルに 所属している人の割合は文科系が 37%、 体育会系が 60%、無回答が 3%と比較的 体育会系の学生が多い結果となった。 3 Ⅱ:一ヶ月の食費 1カ月の食費 1カ月の食費 1万 5千 円 以 ∼ 内 1万 1万 ∼ 円 2万 2万 ∼ 円 3万 3万 ∼ 円 4万 4万 ∼ 円 5万 5万 円 円 以 上 32% 35% 30% 23% 23% 25% 23% 16% 20% 15% 12% 15% 12% 9% 9% 10% 10% 4% 5% 5% 5% 0% 5千 ∼ 円 2万 2万 円 ∼ 3万 3万 円 ∼ 4万 4万 円 ∼ 5 5万 万 円 円 以 上 1万 ∼ 5千 5千 円 以 内 35% 31% 27% 30% 23% 25% 20% 18% 20% 14% 13% 15% 11% 7% 10% 6%5% 7% 4% 2% 5% 0% 男 女 文化系 体育会系 大学生の一ヶ月の食費を、男女と文化系・体育会系とでそれぞれ比較をしてみた。ま ず、男女を比較すると、女性が1∼2万円以内が全体のおよそ3割を占めるのに対して、 男性は 1∼2万円以内に食費を抑えている人もいるが予想通り3∼4万円、 4∼5万円、 また5万円以上の人が女性に比べてかなり多い結果となった。 次に、文化系と体育会系との比較だが、これも予想通り文科系は1万∼2万円内が全 体の3割を占めている。それに対して、体育会系は2万∼3万円が2割強、次いで、4 万∼5万円・5万円以上が3割近くにも達している。 4 Ⅲ:平日と休日の比較 Ⅲ-1:外食の際によく利用する場所 夕食の利用場所(休日の場合) 夕食の利用場所(平日の場合) 85% 90% 80% 62% 70% 60% 50% 33% 28% 40% 30% 17% 17%12% 8% 9% 20% 8% 6%6%5%10%8% 10% 0% 0% 先 ・ス 自 ) ー 宅 生 パ 協 ー レ 食 ス 堂 トラ 定 ン バ 食 イ 居 屋 ト先 酒 の 屋 賄 い 50% 43% 39% 45% 40% 35% 28% 30% 25% 19% 21%16% 18% 20% 15% 15% 9% 10% 8% 6% 6%6% 6% 6% 10% 5% 0% コ ン ビ 自 ニ 炊 (下 宿 ) 宅 ー 堂 ラン 屋 屋 い 先 自 パ 協 食 スト 定 食 居 酒 の 賄 ー 生 レ (下 先 ・ス 炊 イト ニ 自 ビ バ コン 場所 宿 下宿生 自宅生 場所 下宿生 自宅生 下宿生と自宅生の外食に対する比較をした。それも、平日と休日に分けて分析してみよ うと思う。やはり自宅生は8割強が、平日は圧倒的に自宅で食事をしているのがわかる。 しかし、休日になると、自宅での食事はおよそ半分の3割にまで下がり、その分レストラ ンや定食屋、居酒屋で外食をする人の割合がそれぞれ平日に比べて 10%以上アップしてい る。 また、下宿生においては、平日は6割の人が下宿先にて自炊をしている。その他には生 協食堂や定食屋を利用している人が比較的多いことがわかる。休日を見てみるとやはり、 下宿生も平日に比べて外食をしている人が多いことがわかる。 Ⅲ−2:外食の頻度 外食頻度(平日夕食の場合) 下宿生 自宅生 0% 0% の 他 し な 他 1回 その 6% そ 2 月に 頻度 なし に 回 ∼3 0% 2∼ 回 6% 週 1 週に 1% 2% 26% 27% に 2 回 ∼3 6% 29% 月 2% 41% 月 15% 毎日 週に 32% 3回 32% 24% 23% 55% 60% 50% 40% 30% 20% 10% 0% 43% 毎 50% 40% 30% 20% 14% 8% 10% 0% 外食の頻度(休日夕食の場合) 頻度 下宿生 自宅生 平日においては、下宿生は週に2∼3回外食する人が全体の4割にも上っている。そ 5 れに対して自宅生は、週に1回か月に2∼3回外食をしている人が多い。 休日においては、毎週末に外食をしている人が自宅生は1割にも満たないのに対し、 下宿生は全体の3割にも及ぶ。これは、下宿生が平日・休日に関わらず、外食をしてい る頻度が、自宅生よりも圧倒的に高いことから、この結果がでたと考えられる。 Ⅲ-3:外食の際に支払う金額 1回の外食で使う金額 (休日夕食の場合) 1回の外食で使う金額 (平日の場合) 円 以 上 円 5千 5千 ∼ 4千 3千 ∼ 4千 円 円 円 3千 2千 下宿生 自宅生 金額 ∼ ∼ 千 50 2千 千 内 0円 50 0∼ 以 5千 円 円以 上 円 千 4千 3千 ∼ ∼5 4千 千 円 円 2千 ∼3 円 2千 千 ∼ 千 内 ∼ 以 500 0円 50 円 40% 34% 35% 29% 30% 30% 24% 25% 20% 15% 15% 12% 15% 8% 6% 6% 10% 3% 3% 3% 5% 0% 0% 53% 60% 50% 41% 40% 30% 31% 30% 16% 20% 7% 2% 5% 10% 5% 5% 2% 2% 1% 0% 0% 下宿生 自宅生 金額 平日においては、下宿生は5割の人が1回の外食を 500 円∼千円以内で済ます傾向が あるのに対し、自宅生は、千円∼二千円を支払う人が4割にものぼる。休日になると下 宿生も自宅生も金額は上がるが、いずれにせよ、下宿生よりも自宅生のほうがお金に余 裕があり、多く支払っていることがわかった。 Ⅲ-4:外食をする相手 外食の相手(休日夕食の場合) 外食する相手(平日夕食の場合) 70% 60% 50% 40% 30% 20% 10% 0% 39% 3% 6% 相手 他 の ・後 輩 先 下宿生 自宅生 1% 3% そ 輩 族 家 人 5% 9% 達 他 36% 19% 友 ・後 輩 先 相手 4% 3% の 輩 族 家 恋 友 人 2% 9% 6% 8% そ 16% 17% 59% 恋 68% 68% 達 80% 70% 60% 50% 40% 30% 20% 10% 0% 下宿生 自宅生 平日に外食をする際に一緒に食事をとる相手は、下宿生においても自宅生においても あまり相違はなく、圧倒的に友達と食事をしている。しかし、休日においては特に自宅 6 生が、恋人との食事を楽しんでいるようだ。平日においても休日においても、家族との 外食は減少傾向にあることがうかがえる。 Ⅲ-5:外食をする際の交通手段 外食の交通手段(休日夕食の場合) 外食する際の交通手段 (平日夕食の場合) 車 他 交通手段 自 転 の バ ス そ イク 車 徒 歩 電 車 バ 自 転 車 50% 39% 41% 40% 34% 35% 30% 15% 20% 13% 7% 5% 4% 3% 5% 10% 1% 1% 0% 0% 車 徒 歩 電 車 バ イク バ ス そ の 他 45% 39% 39% 40% 35% 28% 30% 25% 21% 18% 20% 12% 15% 13% 9% 10% 3% 3% 1% 1% 1% 0% 5% 0% 下宿生 自宅生 交通手段 下宿生 自宅生 平日においても休日においても下宿生は外食をする際、小回りの利くバイクや自転車 を利用している人が全体の3割∼4割にも達している。それに対し、自宅生はやはり圧 倒的に車を利用している人が多いことがわかった。また、自宅生が平日に電車を利用し て外食をしているという数値が顕著なのは、大学からの帰宅途中に外食をしている学生 が多い結果ではないだろうか。 7 Ⅳ:飲み会 飲み会では次の各項目で男と女、文化系と体育会系とで比較した。 Ⅳ−1:頻度 飲み会 の 頻 度 飲み会の頻度 20% 13% 8% 1% 22% 22% 18% 16% 6% 5% 5% 3% 5% 毎 日 2∼ 3 週 回 に 1 月 回 に 月 に 1回 2∼ 2∼ 3カ 3回 月 に 1回 な し 3 週 回 に 1 月 回 に 月 1回 に 2∼ 2∼ 3カ 3回 月 に 1回 な し 日 週 に 2∼ 毎 に 週 頻度 32% 35% 30% 25% 20% 15% 10% 5% 0% 35% 30% 28% 30% 21% 25% 20% 15% 15% 13% 13% 15% 9% 10% 5% 4% 4% 8% 5% 4% 5% 0% 男 女 文化系 体育会系 男女ではあまり変化はなく、ともに月に 1 回が 3 割を占めている。文化系と体育会系 では、文化系は毎日と週に 2∼3 回、もしくは、月に 2∼3 回と 2∼3 カ月に 1 回と、頻度 が多い人と少ない人に大きく分かれた。体育会系は週 1 回や月 1 回の中間層で 5 割を占 めている。 Ⅳ−2:金額 1回の飲み会で使う金額 1回 の 飲 み会 で 使 う金 額 44% 50% 45% 40% 35% 30% 25% 20% 15% 10% 5% 0% 18% 13% 27% 19% 10% 10% 3% 2% 3千 ∼ 4 4千 千 円 ∼ 5千 5千 円 円 以 上 円 円 3千 ∼ 2千 千 ∼ 2千 以 円 千 3 3千 千 円 ∼ 4 4千 千 円 ∼ 5千 5千 円 円 以 上 ∼ 2千 ∼ 2千 円 内 以 円 千 千 男 女 22% 2% 1% 内 45% 37% 39% 40% 35% 30% 26% 30% 25% 20% 20% 16% 17% 15% 10% 4% 4% 2% 5% 2% 0% 0% 文化系 体育会系 男女では男は千円∼4 千円で 9 割を超え、女は 2 千円∼5 千円で 7 割超えた。女のほう 8 が男より金額を気にしない傾向があるように思われる。また、文化系と体育会系では、 体育会系は千円∼3 千円が5割を超え、文化系は比較的分散していた。5 千円までなら出 せる人が文化系では多いようだ。 Ⅳ−3:場所 飲 み会 の 場 所 飲み会 の場所 45% 40% 35% 30% 25% 20% 15% 10% 5% 0% 19% 22% 13% 10% 11% 8% 8% 8% 5% 8% 2% 0% 1% 0% 0% 草 津 草 周辺 京 津周 都 辺 四 駅周 大 条 辺 阪 ・ 大 梅田 三条 阪 周 難 辺 波 地 周辺 元 周 そ 辺 の 他 草 南 42% 南 津 草 周辺 京 津周 都 辺 駅 四 周 大 条・ 辺 阪 三 大 梅田 条 阪 周 難 辺 波 地 周辺 元 周 そ 辺 の 他 60% 52% 50% 44% 40% 30% 21% 18% 20% 11% 8%19% 10% 8% 10% 3% 3% 0% 0% 0% 0% 1% 0% 男 女 文化系 体育会系 男女でも文化系と体育会系でも、ほとんどが南草津周辺をはじめとする学校の周辺と 京都で 9 割を占めている。 Ⅳ−4:交通手段 飲み会の交通手段 30% 30% 22% 25% 25% 20% 22% 16% 16% 15% 13% 8% 6% 5% 2% 1% 1% 16% 15% 18% 10% 4% 4% 5% 7% 0% 2% 0% 0% 自 転 徒 歩 電 車 バ イ ク バ ス そ の 他 転 車 自 車 車 徒 歩 電 車 バ イ ク バ ス そ の 他 14% 14% 8% 9% 32% 35% 39% 車 45% 40% 35% 30% 25% 20% 15% 10% 5% 0% 飲み会の交通手段 男 女 文化系 体育会系 男女では、男は交通法違反となる車やバイクを使う人が 3 割近くと多く、女は逆に交 通ルールを守り、自転車や徒歩、電車を利用する人が 8 割近くになる。文化系と体育会 系では、文化系では車、バイクを使う人が 3 割を超えるが体育会系ではその半分以下で ある。体育会系のほうが規則を守る傾向があるようだ。 9 Ⅴ:デート Ⅴ−1:頻度 デートで外食する頻度 週 日 毎 他 に 男 女 週 2∼ の そ 1回 に に 間 2週 月 1回 1回 週 2∼ に 4% 0% 4% に 3回 日 5% 4% 毎 19% 13% 16% 17% 10% 3回 に 2週 1回 間 に 1回 月 に 1回 そ の 他 45% 40% 40% 38% 35% 30% 25% 18% 16% 20% 13% 13% 13% 15% 8% 10% 10% 2% 0% 1% 5% 0% 43% 37% 週 50% 45% 40% 35% 30% 25% 20% 15% 10% 5% 0% デートで外食する頻度 文化系 体育会系 男女では、あまり差がなく、週に 1 回はデートで外食する人が多い。文化系と体育会 系では、どちらとも週に 1 回外食する人が 4 割ぐらいと最も多く、文化系はそれより頻 繁に外食する傾向が強く、逆に体育会系は週 1 回よりも少ない頻度で外食する人が多い。 これは、時間的余裕と金銭面での余裕の違いがこのような結果になったと思われる。 Ⅴ−2:金額 1回の外食で使う金額 1回の外食で使う金額 3 千 3千 円 ∼ 4 千 4千 ∼ 円 5 千 5千 ∼ 円 1 1万 万 円 円 以 上 円 2千 ∼ 2千 ∼ 千 男 女 円 以 内 50% 44% 45% 40% 35% 28% 30% 30% 25% 25% 20% 11% 15% 10% 6% 5% 5% 3% 10% 5% 2% 5% 0% 0% 0% 千 5 5千 千 円 ∼ 1万 1万 円 円 以 上 円 4千 ∼ 4千 ∼ 3千 2千 ∼ 3千 円 円 2千 ∼ 千 千 円 以 内 45% 39% 40% 35% 31% 35% 30% 25% 17% 20% 13% 15% 9% 8% 6% 10% 4% 4% 3% 1% 2%0% 5% 0% 文化系 体育会系 男女では、1 回の外食で使う金額は男女ともに千円∼2 千円が 4 割近くを占めている。 そして女のほうが、高い金額を使う傾向があり、デートを特別なものだと考えているた 10 めに、少しのお金なら惜しまないように思う。文化系と体育会系では、文化系では千円 ∼2 千円がもっとも多く、体育会系では 2 千円∼3 千円がもっとも多かった。これは予想 外の結果で、体育会系はデートで外食する頻度が低いために 1 回で使う金額が増えたと も考えられる。 Ⅴ−3:場所 外食の場所 外食の場所 草 男 女 津 草 周辺 京 津周 都 辺 駅 四 周 辺 条 大 阪 ・三 大 梅田 条 阪 周 難 辺 波 地 周辺 元 周 そ 辺 の 他 30% 27% 27% 22% 25% 19% 19% 20% 16% 13% 16% 11% 11% 15% 13% 10% 10% 5% 5% 3% 2% 5% 0% 南 南 草 津 草 周辺 津 京 周 都 辺 駅 四 周辺 条 大 阪 ・三 梅 条 大 田 阪 周 難 辺 波 地 周辺 元 周 そ 辺 の 他 35% 29% 30% 26% 22% 25% 21% 20% 16% 16%17% 12% 15% 9%8% 8% 8% 10% 6% 4% 5% 1% 0% 0% 文化系 体育会系 男女では、男は南草津・草津周辺等の近場で外食をする人が 5 割近くに対して、女は南 草津の学校周辺地域と京都周辺とばらつきがあった。文化系と体育会系では、変化はあま りなく、大阪などの少し遠いところでの外食は文化系のほうが多いようだ。 Ⅴ−4:交通手段 外食の交通手段 外食の交通手段 40% 35% 34% 34% 35% 30% 25% 20% 20% 14% 13% 15% 10% 10% 6% 4% 5% 0% 1% 1% 0% 0% 0% 車 バ イク バ ス そ の 他 男 女 車 徒 歩 電 車 バ イク バ ス そ の 他 電 転 車 徒歩 自 自 転 車 車 45% 41% 40% 35% 30% 27% 22% 25% 20% 16% 16% 15% 11% 11% 13% 10% 6% 2% 0%1% 5% 2% 1% 0% 文化系 体育会系 男女では、ともに車の割合が高くなっており、デートの際の交通手段は車が定番のよう 11 だ。女で電車が 3 割超えたのは、外食場所で男に比べて南草津等の学校周辺ではなく、 京都、大阪の割合が高くなっていたせいだとも考えられる。文化系と体育会系では、文 化系は車が 4 割を占めていた。 Ⅵ:お店選びで重視するもの ろくろ 外食で重視するもの (平日の夕食) 料理の種類 営業時間 味 250 200 150 100 50 0 接客 外食で重視するもの (休日の夕食) 味 200 料理の種類 ボリューム ボリューム 100 50 0 営業時間 値段 店の雰囲気 交通の便 150 値段 接客 文化系 体育会系 店の雰囲気 文化系 体育会系 交通の便 飲み会で重視するもの デートで重視するもの 味 400 味 400 料理の種類 営業時間 300 ボリューム 料理の種類 300 200 200 100 100 0 接客 値段 営業時間 店の雰囲気 0 接客 交通の便 ボリューム 値段 店の雰囲気 交通の便 自宅生と下宿生ではあまり変化がなかったので、文化系と体育会系で比較した。まず、 平日の夕食で外食する際、体育会系は味とボリュームと値段の項目で文化系を大きく上回 っている。しかし休日の夕食になると、文化系・体育会系ではあまり変化はないが、体育 会系はやはり、味とボリュームと値段の項目が重視されている。また、飲み会、デートで 12 は男女、住まい、部活すべてに関して、変化がなかったため、全体的に集計した。その結 果、飲み会では味と値段が重視され、デートでは味と値段のほかに、店の雰囲気が大変重 視される点では、いかにもデートらしい。 ◇おわりに 今回のアンケート調査において、私たちはいくつか反省する点があります。まず、ア ンケートの質問の量が多かったことがあげられます。このことにより、プレゼンや報告 書に使えない質問が多々出てきてしまいました。他にも、配布した人が体育会の人が多 かったため、集計結果にやや偏りが見られてしました。 また、このアンケート調査を実施したことによって、アンケート作成や集計の難しさ を知りました。しかし、実際に難しい経験をすることによって初めて学ぶこともたくさ んありました。今後アンケート作成をする際には、今回学んだことを活かせたらと思い ます。 13