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(特定家庭用機器廃棄物) 収集運搬業許可業者の遵守事項

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(特定家庭用機器廃棄物) 収集運搬業許可業者の遵守事項
大分市一般廃棄物
(特定家庭用機器廃棄物)
収集運搬業許可業者の遵守事項
一般廃棄物(特定家庭用機器廃棄物)収集運搬業の許可を受け業務を行うに際しては、
廃棄物の処理及び清掃に関する法律、特定家庭用機器再商品化法、大分市廃棄物の減量
及び適正処理に関する条例等の関係法令並びに「大分市一般廃棄物(特定家庭用機器廃
棄物)収集運搬業許可業者遵守事項」を必ず遵守し、法令違反等による処分を受ける
ことのないよう、十分注意すること。
大分市環境部清掃管理課
(H27.8月)
〔1〕 責務
(1) 廃棄物の処理及び清掃に関する法律(以下「法」という。)並びに特定家庭用機器
再商品化法及び関係法令等を遵守するとともに、その業務を自らの責任において適正に
実施すること。
(2) 生活環境の保全上支障が生じないよう万全を期し、市民への不審を招くことのないよう
適正に業務に遂行すること。
(3) 廃棄物の減量及び適正処理の確保等に関し、大分市の施策に協力すること。
〔2〕 事業の範囲等について
(1) 事業を行う範囲は、許可証に記載された区分に従うこと。
(運搬のみの許可の場合、大分市での収集はできないため、注意すること。)
(2) 許可の区域は、大分市全域とする。(合併日前の野津原町の区域を除く。)
※広域市(由布市・臼杵市・竹田市)の収集運搬については、該当市の許可が必要である。
〔3〕 車両、器材等の基準について
(1) 収集運搬車両については、次に掲げる基準を満たすものであること。
① 無蓋の収集運搬車両にあっては、特定家庭用機器廃棄物及び当該特定家庭用
機器廃棄物に起因する危険物の飛散を防止するため、十分な大きさのシート、ロー
プ、その他所用付属品を常備していること。
なお、バン、幌付車のような屋根、囲いつきの車両の場合は、この限りでない。
② 特定家庭用機器廃棄物の再商品化等を阻害する装備を有していないこと。
③ 収集運搬車両の後部及び両側に業者名を判読できるよう、表示していること。
ただし、構造上の理由等により表示することが困難な場合はこの限りでない。
なお、許可車両に対しては、車両ごとに一般廃棄物収集運搬許可業者であること
を表示したステッカーを交付するので、指定する箇所に必ず貼付すること。
(2) 申請者が、自ら収集運搬車両を所有していること。ただし、次のいずれかに掲げる
場合は、自ら収集運搬車両を所有していると認める。
① 申請者が、収集運搬車両を割賦購入している場合。ただし、自動車検査証の使用
者が申請者になっている場合に限る。
② 申請者が、収集運搬車両の所有者との間で許可期間中使用できる旨の契約を
締結し当該収集運搬車両を占有している場合。ただし、「車両使用承諾書」が必要。
-1-
※許可期間内の車検期限には細心の注意を払うこと。また、許可期間内に車検
更新した際は、自動車検査証の写しを提出すること。(FAX 可 097-534-6252)
(3) 全ての収集運搬車両の保管場所(車庫)を有していること。
〔4〕 一般廃棄物(特定家庭用機器)処理基準等について
(1) 特定家庭用機器廃棄物の収集及び運搬にあたっては、次によること。
① 許可車両以外での収集及び運搬は行わないこと。
② 特定家庭用機器廃棄物及び当該特定家庭用機器廃棄物に起因する危険物の
飛散、流出等がおきないようにすること。
③ 収集または運搬に伴う悪臭、騒音または振動等によって、生活環境の保全上の
支障が生じないよう、必要な措置を講ずること。特に早朝作業は、付近の住民に
騒音等により迷惑をかけることのないよう十分留意して行うこと。
④ 走行中は、無蓋車はシートを必ず掛けること。
(2) 特定家庭用機器廃棄物の積替えにあたっては、次によること。
① 「積み替え施設に関する調書」を提出すること。
② 市の検査に合格した積替施設以外では、積替えを行わないこと。
③ 積替えは、周囲に囲い及び屋根が設けられ、かつ、特定家庭用機器廃棄物の
積替施設であることの表示がされている場所で行うこと。
④ 積替施設での、特定家庭用機器廃棄物の紛失、破損、悪臭の発生などの事態が
生じないように必要な措置を講じること。
⑤ 積替施設に、ねずみの生息、蚊、はえその他の害虫の発生を防止する措置を
講じること。
⑥ リサイクルという観点から、積替えを行う場合でも、すみやかに指定引取場所へ
搬入すること。
⑦ 搬入された特定家庭用機器廃棄物の量が、積替施設において適切に保管できる
量を超えないこと。
⑧ 搬入された特定家庭用機器廃棄物の性状に変化が生じないうちに搬出すること。
(3) 洗車場にあたっては、次によること。
① 許可を受けた洗車場で洗車をすること。
② 排水溝については定期的な清掃を行うとともに、悪臭等の発散を防止するよう
十分配慮し、近隣住民に不快感を与えないよう留意すること。
③ 申請者が洗車場を所有していない場合は、「洗車場使用承諾書」を提出すること。
(4) 特定家庭用機器廃棄物については、本市の処理施設では受け入れないため、以下
の指定引取場所に引き渡すこと。
フジケイ㈱ 大分市豊海3-7-4 ℡097-536-2588 (月)~(金) (土)は問合せ 8~17時
久留米運送㈱ 大分市豊海5-3-15 ℡097-535-2161 (月)~(土) 9~17時
-2-
(5) 特定家庭用機器廃棄物の取扱いにあたっては、次によること。
① 排出者から、収集運搬の依頼があった場合は、収集運搬料金を公表すること。
また、排出者に郵便局でメーカーのリサイクル料金を振り込み、家電リサイクル券を
特定家庭用機器廃棄物の右側面上部に貼付するよう伝えること。
② 引き取りに行ったときに、特定家庭用機器廃棄物と家電リサイクル券の内容が
違っていないか照合、確認すること。
③ 排出者から引き取った特定家庭用機器廃棄物は、すみやかに指定引取場所へ
搬入すること。
④ 積み込み又は運搬中に破損したりすることのないこと。
⑤ 家電リサイクル券を特定家庭用機器廃棄物に貼付していない場合は、指定引取
場所は引き取りを行わないため注意すること。
⑥ 指定引取場所以外に搬入しないこと。
⑦ 不法投棄など違法行為をすると、罰せられ許可の取り消しとなるため、関係法令を
遵守すること。
※不法投棄を行った場合は、法第25条又は第32条の規定により、
5年以下の懲役若しくは1,000万円以下の罰金に処されるか、又はこれが
併科される。法人の場合は、最高で3億円以下の罰金刑に処される。
(6) 委託を受けた特定家庭用機器廃棄物の収集又は運搬を、さらに他人に委託しない
こと。
(7) 法施行規則第2条の5の規定に従い、帳簿を記載し保存すること。
なお、毎年2月末までに「一般廃棄物(特定家庭用機器廃棄物)収集運搬実績報告
書」を提出すること(前年1年間(1月~12月)の実績)。
〔5〕許可申請事項の変更等について
(1) 業務の全部又は一部を廃止したときは、当該廃止の日から10日以内に「業務廃止
等届」(様式第16号)により届け出ること。
(2) 申請書及び添付書類の内容に変更を生じたときは、変更のあった日から10日以内
に「許可申請事項変更届」(様式第15号)により届け出ること。
なお、変更事項によっては、新たに添付書類が必要となる場合があるため、事前に
清掃管理課まで連絡すること。
〔6〕許可証、許可の有効期間について
(1) 許可証を他人に譲渡または貸与しないこと。
(2) 許可証を紛失した場合や、き損した場合は、直ちに清掃管理課へ連絡すること。
-3-
「許可証再交付申請書」(様式第14号)を提出することにより、再交付(有料)を行う。
(3) 次のいずれかに該当するときは、直ちに許可証を返還すること。
① 許可の有効期間が満了したとき。
② 許可を取り消されたとき。
③ 業務を廃止したとき。
(4) 許可の有効期間は2年間であるため、許可の更新を受ける場合は、許可の有効期間
内に、清掃管理課へ必要書類を提出すること。
〔7〕安全作業、安全運転等について
(1) 作業中は、労働災害を防止するため、手袋、安全靴、保護帽等の保護具を作業員に
必ず装着させるとともに、車両及び保護具等を定期的に点検し、安全な状態を保つ措置
を講じること。
(2) 定期的に安全衛生教育を行うこと。なお、新入社員の雇用時、作業内容を変更した
時は随時行うこと。特に、収集車両の運転、整備、押込装置の操作に対する教育を徹底
すること。また、必要に応じて、機械設備メーカー、設置業者等からの安全衛生教育の
ための情報を活用すること。
(3) 車両の整備点検は、作業前、作業終了後に必ず行うよう徹底すること。
(4) 車両の運転に際しては、交通法令を遵守するとともに、十分な安全確認をしてスピード
の出しすぎ等で重大事故を起こすことのないよう、日頃より従業員に対して周知、徹底を
図り、意識の高揚に努めること。
(5) 万一の事故等に備え、社内における連絡体制を整備するとともに、事故等を起こした
場合は、直ちに清掃管理課へ連絡するとともに、文書にて報告すること。
〔8〕その他
(1) 廃棄物の収集、運搬に際し、必要な報告を求め、立入検査を行うことがあります。
(2) 生活環境の保全上重大な支障が生じたとき、又は生じるおそれがあると認められるとき
は、その支障の除去又は発生の防止のために、必要な改善、措置を講じるよう命じること
があります。
(3) 法令若しくはこの遵守事項に抵触する行為があったときは、行政指導又は、行政処分
を行うことがありますので、十分注意してください。
-4-
書類の提出が必要な場合
下記の事由に該当する場合は、書類の提出が必要です。
一覧表を参照のうえ、遅れのないように必要な書類を提出してください。
事
由
前年1年間(1月~12月)の一般廃棄物
収集運搬業務の実績を、年1回報告する。
車両の増車、入れ替え、廃車など、
車両の変更があるとき
提
出
書
類
提 出 時 期
『一般廃棄物(特定家庭用機器
廃棄物) 収集運搬実績報告書』
毎年2月末日
までに提出
『許可申請事項変更届』
変更が生じて
(様式第15号)
※P6を参照
から10日以内
に提出
許可申請時に作成した許可申請書及び 『許可申請事項変更届』
変更が生じて
添付書類の内容に役員等の変更が生じた
から10日以内
に提出
とき。 (車両の変更を除く)
許可証を、紛失又はき損したとき
業務の全部又は一部を、廃止しようと
するとき
(様式第15号)
※P7を参照
『許可証再交付申請書』
(様式第14号)
『業務廃止届』
(様式第16号)
-5-
随時
業務廃止の日
から10日以内
に提出
車両の変更時の手続
○ 車両の入れ替え又は増車の場合
1 「許可申請事項変更届(様式第15号)」に、新規車両の写真及び自動車検査証の
写しを添えて、清掃管理課へ届出してください。
(入れ替えの場合は、減車する車両のステッカーを返却してください)
2 書類審査(必要に応じて車両検査)を行います。
3 新規車両用のステッカーを交付します。
4 新規車両を許可車両として営業できます。
○ 車検、修理などのため、臨時に代車を使用する場合
1 「許可申請事項変更届(様式第15号)」に、代車の自動車検査証の写しを添えて
清掃管理課へ届出してください。
2 書類審査後、「一時車両使用許可証」を交付します。
一時車両使用許可の期間中は、市の処理施設の受付に掲示できるよう、一時車両
許可証を代車に常備すること。
3 代車で営業できます。
4 代車の使用を終了したときは、「一時車両使用許可証」の返却をお願いします。
※車検の場合は、車検証の写しを提出してください。
○ 車両を減車する場合
「許可申請事項変更届(様式第15号)」の提出と、ステッカーを返却してください。
-6-
許可申請時に作成した許可申請書及び
添付書類の内容に変更が生じた場合
変更が生じた日から10日以内に、「許可申請事項変更届(様式第15号)」に下記の
書類を添えて(変更の内容により添付書類が異なります)提出してください。
許可申請事項変更届(様式第15号)に必要な書類
変 更 内 容
個
個人:事務所の住所
法人:主たる事務所の
所在地
個人:氏名又は名称
法人:名 称
事業所、事業場
車庫の所在地
代表取締役(代表者)
の役員等
営 業 規 定
取 扱 料 金
※
人
法
人
住民票(本籍地を含む)
履歴事項全部証明書
位置図・配置図
位置図・配置図
住民票(本籍地を含む)
履歴事項全部証明書
事務所、事業場、車庫の位置図・配置図
履歴事項全部証明書
―
履歴書(顔写真貼付)
住民票(本籍地を含む)
登記されていないことの証明書
営業規定、取扱料金表
上記以外の変更の場合の提出書類については、清掃管理課にご相談ください。
(直通 097-537-5624、FAX 097-534-6252)
-7-
様式第15号(第18条関係)
許 可 申 請 事 項 変 更 届
平成
大分市長
年
月
日
殿
住 所
氏 名
(印)
法人の場合は、主たる事務所の
所在地、名称及び代表者氏名
廃棄物の処理及び清掃に関する法律第7条の2第3項(浄化槽法第 37 条)の規定により、次
のとおり届け出ます。
記
事
項
変
更
変
更
内
容
事
由
変 更
年月日
-8-
前
変
更
後
様式第 16 号(第 19 条関係)
業
務
廃
止
等
平成
大分市長
届
年
月
日
殿
住 所
氏 名
(印)
法人の場合は、主たる事務所の
所在地、名称及び代表者氏名
廃棄物の処理及び清掃に関する法律第7条の2第3項(浄化槽法第 38 条)の規定により、次の
とおり届け出ます。
1 許可の種類
2 廃止する業務
3 廃止する理由
4 廃止年月日
平成
年
月
-9-
日
様式第14号(第17条関係)
許可証再交付申請書
平成
大分市長
年
月
日
殿
住 所
氏 名
(印)
法人の場合は、主たる事務所の
所在地、名称及び代表者氏名
大分市一般廃棄物収集運搬業許可証につき、次の事由により再交付下さるよう申請します。
記
再交付を必要とする事由
(備考)き損、汚損の許可証は、別添のとおり返納いたします。
- 10 -
収集運搬業許可申請提出書類一覧表
No
事業系ごみ
提出書類
特定家電
備考
個人
法人
個人
法人
1 一般廃棄物収集運搬業許可(更新)申請書
○
○
○
○
2 住民票(本籍地を含む)
○
○
○
○
※1
(市民課)
3 登記されていないことの証明書(原本)
○
○
○
○
※1
(法務局)
4 定款または寄付行為(写)
×
○
×
○
更新時に変更のない
場合は不要
5 登記簿謄本(履歴事項全部証明書)(原本)
×
○
×
○
(法務局)
6 履歴書(カラーの顔写真を貼付のこと)
○
○
○
○
7 市税完納証明書(原本)
○
○
○
8 所得証明書(原本) 直近1ヵ年分
○
納税証明書(原本) 直近1ヵ年分
( その2所得金額用)
×
9
法人分
×
○
○
×
法人分
※1
更新時に変更のない
場合は不要
○
法人分
(税制課)
×
(税制課)
○
法人分
(税務署)
10 営業規程および取扱料金表
○
○
○
○
11 事務所、事業場、車庫の所在地見取図
○
○
○
○
12 業務計画書(その1、その2、その3)
○
○
○
○
13 従業員名簿
○
○
○
○
14 営業車両の写真(カラー)
○
○
○
○
15 営業車両の自動車検査証(写)
○
○
○
○
16 申告書
○
○
○
○
17 誓約書
○
○
○
○
18 積み替え施設に関する調書
○
○
○
○
申請者が積替施設を
有する場合
19 車両使用承諾書
○
○
○
○
申請者が収集運搬車
両を所有又は使用し
ていない場合
20 洗車場使用承諾書
○
○
○
○
申請者が洗車場を所
有していない場合
※1 法人の場合、代表者及び役員全員分が必要です
- 11 -
更新時に変更のない
場合は不要
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