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ELECTRONICS INDIA e-NEWSLETTER

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ELECTRONICS INDIA e-NEWSLETTER
GOVERNMENT OF INDIA
インド通信・情報技術省 電子機器・情報技術局 (DeitY)
ELECTRONICS INDIA
e-NEWSLETTER
…. For Electronics System Design & Manufacturing (ESDM) Sector
Year 4 | Vol. 28: February 2014
GOVERNMENT OF INDIA
Department of Electronics and Information Technology (DeitY)
Ministry of Communications & Information Technology
編集長より
読者の皆様
世界市場における電子システム設計製造(EDSM)分野は Intel, CISCO, Broadcom, Qualcomm, Samsung,
Nokia, IBM, HP, Dell, Bosch, GE, TSMC, Sony, Panasonic, Huawei, Acer, Asus, HTC, など限られた大企業
の名前が溢れています。その結果、私たちは中小企業の貢献を忘れてしまいがちです。中小企業は効率的で柔
軟性があり、機敏に物事に対処できます。また中小企業は、経営者の考え方によって技術への同化や先進技術
へ適応が迅速に行えます。はたして、上術のような大企業が存在するにビッグネームが存在するにもかかわら
ず、電子産業に強みを持つ台湾、日本、韓国、中国などの国では中小企業が産業のバックボーンとなっていま
す。ドイツにおいても電子医療機器、産業用電子機器の分野は中小企業によって支えられています。イスラエ
ルは起業文化を開拓してきました。インドにおいても中小企業の重要性になんら違いはありません。ESDM 振
興のために、その一翼を担う中小企業の支援を積極的に行なう必要があります。インドの ESDM 企業が中小企
業に分類されることからも、このことに選択の余地はありません。
この目的のため、改訂特別奨励パッケージスキーム(M-SIPS)においては支援対象となる企業の資本金を
1,000 万ルピーに引き下げています。また、電子機器製造業集積 (EMC)スキームでは、個々の中小企業が持つ
ことが難しい施設を共用支援施設として利用できるようにしています。現在、中小企業向けの施設としてラジ
ャスタン州ビワディにグリーンフィールド EMC がインド電子産業協会(ELCIA)によって開発されることに
なっているほか、バンガロールのエレクトロニクスシティに共用施設センターがエレクトニクスシティ産業協
会(ELCIA)によって作られています。
………..2頁に続く
Electronics India e-Newsletter, Room No. 2280, Department of Electronics and Information Technology
Ministry of Communications & Information Technology, Electronics Niketan, 6, CGO Complex, New Delhi 110003
ELECTRONICS INDIA
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National Scheme to Promote MSMEs in ESDM
Aakash IV Tablet Rate Contract Finalised
MSIPS Applications worth `76,500 Crore
GoI Approves 2 FABs worth `63,000 Crore
………1 頁より続き
国家電子産業政策では、起業を促進するためインキュベーションセンターの設置を謳っています。ESDM ワー
キンググループでは、そのうちの一つをデリーにおいて、インドソフトウェアパーク公社(STPI)によって設
置することを勧告しています。またリスクキャピタルを出資するベンチャーキャピタルファンドも提供されま
す。国家電子産業政策のなかで設置が謳われた電子産業開発基金 (EDF)はこのためのものです。EDF の設置に
はまだ必要な認可が残っていますが、その間に他のベンチャーファンドが立ち上がっているのは大変心強いこ
とです。カルナータカ州情報技術ベンチャー基金(KITVEN)などはその一つです。インド小規模産業開発銀
行(SIDBI)も基金の創設を申請しています。Walden インド基金もまもなく開設される予定です。
エレクトロニクスインディアのイニシアチブの下、DeitY がウェブ上で開設した BtoB マッチングコーナーも
中小企業の事業連携需要を支援するものです。ここでは、合弁事業や技術協力などのビジネスマッチングを支
援しています。
DeitY はまた公的企業(PSUs)例えば インドエレクトロニクス公社(ECIL), バーラト重電機株式会社
(BHEL), ヒンドゥスタン航空株式会社(HAL),バーラトエレクトロニクス株式会社(BEL)等にベンダー
開発計画を下支えして貰うよう要請しています。これらの主要な PSUs のベンダーは、ESDM 分野の支援のた
めに政府が制定した様々な政策から利益をうる事ができます。
最近、DeitY は新たなに二つの国内の中小企業を支援するスキームを承認しました。スキームの一つは中小企
業が定められた規格に適合することが出来るように資金支援するものです。このスキームでは、政府の強制認
証制度に適合しているか確認するための試験や、輸出仕向け国・地域の規格に適合しているか確認するために
用いられます。
また今一つのスキームは、ESDM における秀逸な業績を顕彰するためのものです。国家顕彰制度は業績の拡
大、改革、輸出増進なの功績に対し企業毎に与えられるもので既に制度化されています。またこれらの表彰に
は顕彰金が付与されています。
中小企業の皆さん、ESDM 部門はチャンスに溢れています。中小企業の ESDM 部門での発展について何か良
いアイデアがあればご意見を頂ければと思います。
電子機器・情報技術局長
アジャイ・クマール(Dr. Ajay Kumar)
For feedback and subscription, please contact: Mr. Kapil Sharma, Editor (Electronics India e-Newsletter) & Senior Consultant (Communication, Brand Building &
Investment Promotion), Electronics System Design & Manufacturing (PMU), Department of Electronics and Information Technology [DeitY], Ministry of
Communications & Information Technology, Electronics Niketan, 6 CGO Complex, New Delhi 110003, India
Email: [email protected], [email protected], [email protected]| Phone: +91 11 24301281| Mobile: +91 97166 44444 | Fax: +91 11 24364185
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National Scheme to Promote MSMEs in ESDM
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…. Forworth
Electronics
SystemCrore
Design & Manufacturing (ESDM) Sector
MSIPS
Applications
`76,500
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Aakash IV Tablet Rate Contract Finalised
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GoI Approves
ESDM 分野における中小零細企業支援政策
インド政府は、電子システム設計製造(ESDM)の分野において、中小零細(MSEM)企業の活発な参画を
促すための政策を発表しました。同政策は、品質の向上や輸出に取り組む製造業への財政的支援を目的として
立ち上げられ、償還形式で MSME 製造企業に提供されます。また助成金として供与され、エレクトロニクス
分野の製造業、国内産業、輸出企業に対する支援効果が期待されています。
本施策における助成金(GIA:Grant in Aid)は以下の活動に対し供与されます:
(ⅰ)自社の製品(エレクトロニクス製品)をインドの規格基準に適合させるために支出した経費の償還。
助成規模:1案件に対する助成額は 10 万ルピーを上限とする。200 案件 2,000 万ルピーを限度とし同政策
の中で予算化されている。
目
的: 電子機器・情報技術局(DeitY)により告知された製品でインド規格に適合さるために支出され
た経費の償還。
(ⅱ)輸出製品の試験とその結果の証明に係る経費出の償還。
助成規模: 1製品に対する助成額は 12.5 万ルピーを上限とする。800 製品、2 億ルピー限度とし同政策の
中で予算化されている。
目
的: 輸出に必要な試験とその結果の証明に係る経費支出の償還。
(ⅲ) MSME による電子機器製造集積(EMC)開発
助成規模: 1集積につき 100 万ルピーを限度とした助成。20 集積、2,000 万ルピーが同政策の中で予算化
されている。
目
的: 電子機器製造業集積開発に係る諸調査や、詳細事業計画書(DPR)等に係る経費支出の償還。
資 格:
(ⅰ)MSME 開発法で定義された、インド国内で登録された MSME。
(ⅱ)電子機器製造集積(EMC)の場合は、国内の産業団体、州政府機関もしくはこれに準ずる特別
目的会社(SPV)。
期 間:
(ⅰ)MSME に対して本施策が通知された日から 2 年間。.
(ⅱ)上述の 2 年間に加え、申請案件数によって予定された予算を消化した場合は、2 年未満で終了。
本件に関する詳細の照会は、DeitY の Ms. Asha Nangia 課長まで (Email: [email protected]) ご連絡いただ
くか、 DeitY のウェブサイトをご覧ください www.deity.gov.in/esdm
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改訂特別奨励パッケージスキームにおける投資申込状況(2014 年 2 月 25 日現在)
項
目
投資額(申請ベース)
(単位:千万ルピー)
Semiconductors 半導体
63,750
Telecom Products 通信機器
8,409
LED
2,010
Automotive Electronics 自動車用電子機器
831
Hand-held devices 小型端末
406
Consumer Electronics & Appliances 家庭用
366
家電
Industrial 産業用
265
Strategic Electronics 戦略的電子機器
203
EMC
103
Avionics 航空電子機器
98
Medical Electronics 医療用電子機器
51
総投資額(申請ベース): 76,500 千万ルピー 総申請数:30 件
詳細については Deputy Director, Smt Vandana Srivastava ([email protected])までお問い合わせください。
第 9 回 IESA ビジョン・サミット 2014 を開催
IESA Vision Summit 2014 における J サトヤナラヤナ電子機器・情報技術局次官のビデオメッセージ
インド電子機器半導体協会(IESA)の年間フラッグシップイベントである第 9 回 IESA ビジョン・サミット 2014 が、
2014 年 2 月 3-4 日、バンガロールにて開催されました。同サミットには、これまでで最大となる 630 以上の国と各国を
代表するリーダーが参加、2 日間に渡るイベントにはインド国内 8 つの州政府も出席しました。40 もの展示ブースが併設
されたビジョン・サミット 2014 エクスポも過去最大規模となりました。
インド政府の J サトヤナラヤナ電子機器・情報技術局次官(IAS)は、メインセッションで挨拶し、サミット期間中に
IESA が、メッセ·ミュンヘン·インターナショナル(MMI)と MOU を締結し、ディフトロニクス (航空宇宙および防衛
電子機器のためのインド初のプラットフォームであり、2014 年 9 月に同時に開催される電子機器・部品関連の2つの展
示会であるエレクトロニカとプロダクトロニカ・インディア)の実施を決めたことを発表しました。同イベントは、
2014 年バンガロールを皮切りに開催して、2015 年にはデリーに開催、その後、2 都市間でそれぞれ隔年開催となる予定
です。
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NIELIT が電子システム製造設計(ESDM)コースを開設
アジャイ·クマール DeitY 局長と NIELIT, MD のアシュウィニ・クマール・シャルマ博士が、新設コースを披露.
2014 年 2 月 8 日に国立電子機器情報技術研究所(NIELIT)カリカットで開催されたイベントで、カリカット大学副学長の
モハマド・アブドゥルサラム博士や NIELIT のアシュウィニ・クマール・シャルマ所長が出席する中、アジャイ·クマール
DeitY 局長によって、全国の大学院規模となる、電子工学における VLSI と組込システムのディプロマコースが開始されまし
た。 今回開始したコースは次の通りです。

NIELIT - ESDM 認証制度における電子システム製造 (ESM)-1, ESM-2 、電子システム設計 (ESD)-1

全インド大学院における VLSI & エンベデッドハードウェア設計におけるコース

全インド大学院におけるデザインと認証におけるコース

全インド大学院における組込型リアルタイムシステムにおけるコース
NIELIT-ESDM 認定スキームと全国の大学院でのディプロマコースは、電子システム設計・製造分野における高度人材の育
成を目指すものとなっています。 このスキームによって、NIELIT における専門課程やその他の組織化されていない産業分野
における人材育成機関の活用に寄与し、インドにおける ESDM のエコシステムを促進していくものにもなります。実施機関で
は必要な設備や環境を提供し、受講者は実務的な研修を受けることができます。スキームは、accreditation mechanism を通
じ、すべての民間機関にも開放されています。これらのコースは、まず選定された NIELIT センターで用意され、その後、国
内すべての認定 NIELIT センターでこれらのコースを受講することができるようになります。コース実施に関心ある認定セン
ター/トレーニング機関の方は、以下にある各窓口にお問い合わせください。
 ESDM 認定スキーム: NIELIT チェンナイ[www.nielitchennai.edu.in, [email protected], [email protected]
 全インド PG ディプロマコース: NIELIT カリカット[www.calicut.nielit.in, [email protected], [email protected]
その他の詳細については、研修担当の Mr. Ripunjay Singh ([email protected])までお問い合わせください。
改訂特別奨励パッケージスキーム(M-SIPS)技術評価委員会(TEC)
2012 年 7 月 10 日付けの M-SIPS ガイドラインのパラグラフ 8 に関して、以下の 3 つの技術評価委員会(TEC)は、2014 年 2
月 20 日付けの通達に従い、M- SIPS スキームにおいて、申請された技術が、最新技術であるか否かを基準として評価していま
す。
1. エレクトロニクス製造サービス( EMS ) 分野の M- SIPS スキームにおける製品のための技術評価委員会
2. 医療用電子機器分野の M- SIPS スキームにおける製品のための技術評価委員会
3. すべての電子機器分野*の M- SIPS スキームにおける製品のための技術評価委員会
(*2013 年 4 月 26 日付けにて通告されていますが、IT/ Telecom/ Nano-Electronics/ 産業用/ 家庭用/ 戦略的電子機器/ 電
子機械部品 / 受動部品/消耗品・付属品/ 電源等を対象としています。)
なお、この委員会は 2014 年 2 月 2 日付け通告の通り、すでに改組されています。詳細については、DeitY の
Ms. Vandana Srivastava 特命課長 ([email protected])までお問い合わせください。
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新たに 5 地域をブラウンフィールド電子機器製造業集積(EMC)に認定
以下の 5 件が 2014 年 2 月 19 日付けで新たにブラウンフィールドの EMC に認定されました。
•ハリヤナ州バワル郡
•ハリヤナ州ダルヘラ準郡
•ムンバイ (ムンバイ市街地区及びムンバイ準市街地区を含む)
•マハラシュトラ州ナビムンバイ (ナビムンバイ都市部を含む)
•マディヤ・プラデシュ州ライセン行政区
これにより、改訂奨励パッケージスキーム(M-SIPS)下のブラウンフィールド EMC は下表の 35 件(2014 年 2 月末時
点)となりました。
S No.
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
州 および連邦政
府直轄地
アンドラ・プラ
デシュ
ハリヤナ
ヒマ-チャル・
プラデシュ
カルナ-タカ
ケララ
マディヤ・プラ
デシュ
マハラシュトラ
プドゥチェリー
パンジャブ
ラジャスタン
タミル・ナドゥ
ウッタル・プラ
デシュ
ウエストベンガ
ル
改定特別奨励パッケージスキームのブラウンフィールド電子機器製造集積地域
ハイデラバード行政地区ランガ・レッディおよびメダック
ネロールおよびチットゥール行政区
ヴィシャカパトナム行政区
クリシュナ行政区
グルガオン行政区
バワル郡
ダルヘラ準郡
カンダガット地区
ソーラン地区・市街区
ダランプール地区
ナラガーラ地区
ナラガーラ市街区
バッディ市街区
プラワヌゥ市街区
ベンガルール行政区 ベンガルールおよび トゥムクル
マイソール行政地区
ティルバナンタプラム行政区
アラップーザ行政区
ディワス行政地区 インドールおよびダール
クラスタ
ー番号
AP-1
AP-2
AP-3
AP-4
HR-1
HR-2
HR-3
HP-1
HP-2
HP-3
HP-4
HP-5
HP-6
HP-7
KK-1
KK-2
KL-1
KL-2
MP-1
ボパール行政区
ライセン行政区
プネ行政区
ムンバイ(ムンバイ市街地区とムンバイ郊外地区を含む)
ナビムンバイ(ナビムンバイ 自治地区を含む)
プドゥチェリー連邦直轄地
モハリ-グレートモハリ開発振興局管轄地域
ジャイプール行政区
カーンチプラム行政区
MP-2
MP-3
MH-1
MH-2
MH-3
PD-1
PB-1
RJ-1
TN-1
ノイダ-グレーターノイダ開発振興局管轄地域
UP-1
コルカタ行政区
ハルディア開発振興地域
カルグプル(カラグプルはメディ二プルカラグプル開発振興局により開発中)
ドゥルガプル(ドゥルガプルはアサンソールドゥルガプル開発振興局により開発
中)
シリグリ(シリグリはシリグリジャルパイグリ開発振興局により開発中)
ハウラ行政区
WB-1
WB-2
WB-3
詳細情報のお問い合わせは DeitY の Mr. Sanjay Kaul (Email: [email protected])までお願いします。
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半導体ウェハー製造(FAB)事業 2 案件が認可
インド政府は半導体ウェハー製造事業(FAB)2 案件を認可しました。承認を取得した FAB 案件は以下の通りです:
(i)
M/s Jaiprakash Associates Limited (米国 IBM 社、イスラエル Tower Semiconductor Limited 社と合弁)
a)
b)
c)
d)
投資額: 3,439 億 9,000 万ルピー
技術: 90/65/45/28 nm
生産能力: 40,000 WSPM
立地:ヤムナ・エクスプレスウェイ、 ウッタル・プラデシュ州
(ii)
M/s HSMC Technologies India Pvt. Ltd. (ST Microelectronics 社、 Silterra Malaysia Sdn. Bhd.社と合弁)
a)
b)
c)
d)
投資額: 2,901 億 3,000 万ルピー
技術: 90/65/45/28/22 nm
生産能力: 40,000 WSPM
立地: プランティジ、グジャラート州
上記 2 案件に対して意思表明書(Letter of intent、LoI)をそれぞれ近いうちに発行する予定です。また、最終契約の
署名は 2014 年 8 月までに予定されています。さらに、これらの FAB 事業プロジェクトの実施に当たっては、特別委員
会に全ての決定権が与えられています。
次のステップとして、2 社から LoI が発行された後 4 週間のうちに最終詳細事業計画書(DPR)を DeitY に提出する
必要があります。DeitY が選定したコンサルタントにより DPR が評価された後、契約を結ぶために必要な法的手続きが
進められます。
DeitY は DPR を評価するコンサルタントを選定する手続きを既に開始しています。また、DeitY は 2 社と契約を結ぶ
ことに対して法的なアドバイザリー責務を果たせる大手法律事務所の選定手続きも始めています。
政府は、2011 年に、二つの半導体ウェハー製造拠点を設置するために投資家と適正技術を特定し、求められる奨励策
を確定するための特別委員会を設置していました。同委員会は、FAB 設置に関し、技術プロバイダーと投資家を募る投
資関心表明書(EoI)を国際会社に対して発信してきました。また特別委員会の議決内容は 2013 年 3 月に政府に提出さ
れ、この議決をベースに閣議は 2013 年 9 月 12 日付けで上記の 2 件の FAB 事業案件に対し、基本認可を付与しました。
内閣は、他の FAB 事業者がインド国内に同様の施設を設置する場合においても、補助金やその他のベネフィット、また
政府からの支援が受けられる対象になることを告知するべきとしました。また、事業者は 4 週間のうちに、関心事項を
DeitY 対し示し、またその反応を返すことが求められました。
内閣の決定の通り、FAB 事業に関するプロジェクト要件及び政府が供するインセンティブを明確にした 2 回目の EoI
が発信されました。政府は、見込み投資家として全世界で 106 社の FAB 事業者にも直接アプローチしました。同 EoI に
対し、新たな投資案件はまだありません。上記の内閣決定に続く取り組みが、全プロセスの透明性を重ねて保障していま
す。
さらなる詳細情報については、DeitY の Mr. S K Marwah 課長 ([email protected])までお問い合わせください。
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CDAC が低価格のデジタル聴診器を設計
電子デバイスの国内要望に向けた重要な一歩として、先進コンピューター開発センター(CDAC) モハーリ(Mohali
パンジャブ州)が無線デジタル聴診器を開発しました。同デバイスは、有線のヘッドセットと共に、ブルートゥース搭
載の無線ヘッドセットでも作動できます。本デバイスが分析した心拍のデータを携帯電話に表示できるし、ノートパソ
コンにも保存可能です。CDAC 開発の本デバイスの予想価格は、市販の従来のデジタル聴診器の価格(約 6 万ルピ
ー)に比べ、約 6000 ルピー(サンプル製品、ブルートゥースヘッドセットは約 2000 ルピーの追加料金)とかなり安
くなります。無線デジタル聴診器の主な特徴は以下の通りです。
•
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•
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•
•
•
•
•
体表部から直接音を拾える。
高度フィルター技術を活用して低周波音を改善させる。
心及び肺音の可聴周波数帯域:20 Hz to 320 Hz
オプアンプのゲイン: 40dB
サンプリングレート: 平均 4KHz
ブルートゥースを利用した無線通信
電力: 3.6 V の充電池付きのオン・ボード充電器
MCU ボリューム·コントロール
ヘッドホーン用のアナログ出力ポート
電池寿命: 100 時間の連続使用可
コンパクトポータブルデバイス
モバイルアプリを利用して無線データの取得を可能としており、心と肺からの音響信号をグラフとして表示できる。
現在、本デバイスのテストを進めています。技術トランスファプロセスは近い将来に始めます。関心のある方々が、
Telemedicine LAB & Bio-Medical, CDAC, Mohali の事務局長 D.K. Jain 氏([email protected])までお問い合わせ下さい。
DGS&D と Aakash-IV の 価格契約
Aakash-IV の供給が一歩近づきました。2014 年 1 月 28 日付けで入札手続きを終了した後、商工省商業局供給。廃棄監督局
(DGS&D) は Akash IV タブレット用の価格契約(Rate Contract)を締結しました。入札で選定されたベンダー企業が以下の
通りです:
i.
M/s East India Technology Private Limited
ii.
M/s Datawind Innovation
iii.
M/s Keltron
iv.
M/s Micromax Bhagwati
v.
M/s SISL info Tech Pvt Ltd
vi.
M/s ITI Ltd., Bengaluru
上記の会社が同意した価格は全般、3,569 ルピー +7.6%物品税(計 3,840.28 ルピー+ VAT)となり、5 つの slab discount が付
与されます。 但し, Datawind 社 及び SISL Infotech 社が同意した価格は、物品税込みでそれぞれ 3,825.20 ルピー、3,828.50
ルピー(VAT は別途)であり、より低く設定しています。また、バンガロールの ITI Ltd.,社は、 カウンターオファーの価格
を受諾しましたが、5 つの slab discount のうち 3 つの slab に同意していません。
選定されたベンダーは最終的な認可及びテストを行うために、DG、CAC に最終サンプルを提出する必要です。そのため、各
ベンダーが Akash-IV の供給ができるように、DGS&D への登録を求められます。供給は 2014 年 3 月から予定されています。
さらなる詳細情報については、DeitY の Mr. S K Marwah 課長 ([email protected])までお問い合わせください。
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5 州において ESDM に係る技能開発スキームがスタート
電子機器・情報技術局(DeitY)は 2013 年 1 月 11 日、電子機器システム設計製造(ESDM) に係る技能開発スキームを
認 証 しま し た。 この スキ ー ムを 通 じて 、電 子機 器 技能 協 議会 、通 信技 能 協議 会 や国 立電 子機 器 情報 技 術研 究 所
(NIELIT)が認定した訓練コースの経費の 75%を助成します。6 つの州もしくは連邦直轄地において、5 段階に分けら
れたコースを対象に、約 9 万人の人々がこのスキームの対象者としてサポートされます。このスキームを通じた総支出額
は、11 億 3,770 万ルピーになります。なお、このスキームでは、全体枠の 40%を特定カースト(SC)・特定種族
(ST)・経済的弱者に対して確保しており、彼らには必要経費の 100%が助成されます。
本スキームの対象となる州や連邦直轄地については、DeitY の次官が委員長を務める専門委員会によって選定されまし
た。同委員会の推薦に基づき、アンドラ・プラデシュ州、ジャンムー・カシミール州、パンジャブ州が 5 段階全てのコー
スを実施する州、ケーララ州は 3 コース、ウッタラカンド州は初歩段階の 2 コースのみを実施する州として選定されまし
た。今後、少なくとも 1 州は同スキームに基づく提案書を踏まえて選定される見込みです。実施機関は各州でそれぞれ選
定されます。各機関の連絡先は以下の通りです:
アンドラ・プラデシュ州: アンドラ・プラデシュ州 ナレッジネットワーク協会
問い合わせ先: Mr. A. Amarnath Reddy (Email: [email protected], [email protected])
ジャンムー・カシミール州: ジャンムー・カシミール州政府 e ガバナンス協会(JaKeGA)
問い合わせ先:IT 部門の局長および次官 (Email: [email protected])
パンジャブ州: パンジャブ州 IT 産業振興協会(SPITIP)
問い合わせ先:Mr. Prabhjeet Singh Kukreja (Email: [email protected])
ケーララ州:ケーララ州 高等教育局 付加的技能獲得プログラム(ASAP)事務局
問い合わせ先: Mr. George Thomas K 特命次官兼 ASAP チームリーダー (Email: [email protected])
ウッタラカンド州: ウッタラカンド州 技術教育局
問い合わせ先:研究開発訓練協会(IRDT)Mr. R.P. Gupta 局長 (Email: [email protected])
このスキームの下で、訓練コースの選択を担う専門委員会が組織されます。委員会は、電子機器技能協議会や通信技能
協議会の代表者から構成されます。各技能協議会は、産業界として、コース選定に係る助言をしました。さらに、産業団
体や電子機器メーカーの従業員は、自分達が現場で実際に必要とするスキルを訓練プログラムを通じて受講者が習得でき
るようにいくつか助言しました。また、NIELIT や技能協議会の訓練パートナーは、各州内において、彼ら自身のスキル
アップのためにこのスキームを活用することも期待されています。彼らは、各技能協議会を通じ、上記実施機関にアプロ
ーチすることになります。
詳 細 に つ い て は 、 DeitY の Mr. Sanjay Kumar Vyas, ( [email protected] ) も し く は Mr. A K. Arora 課 長
([email protected])にお問い合わせください。
Electronics India e-Newsletter, Room No. 2280, Department of Electronics and Information Technology
Ministry of Communications & Information Technology, Electronics Niketan, 6, CGO Complex, New Delhi 110003
ELECTRONICS INDIA
e-NEWSLETTER …. For Electronics System Design & Manufacturing (ESDM) Sector
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National Scheme to Promote MSMEs in ESDM
Aakash IV Tablet Rate Contract Finalised
MSIPS Applications worth `76,500 Crore
GoI Approves 2 FABs worth `63,000 Crore
インドの輸出
(HS コード 90132000)
レーザー(レーザーダイオードを除く)
(単位: 個)
インドの輸出先Top 5
2008-2009
2009-2010
2010-2011
ドイツ
香 港
英 国
ロシア
ドイツ
中 国
米 国
イスラエル
ドイツ
オマーン
シンガポール
香 港
中 国
英 国K
フランス
2013-2014
2011-2012
2012-2013
(4 月-9 月)
香 港
ドイツ
英 国
ドイツ
米 国
セルビア・モンテネグロ
米 国
英 国
オーストリア
米 国
イスラエル
ドイツ
2.42
1.56
1.34
Values in US$ Million
20132014(AprSep)
2012-2013
0.93
2011-2012
2010-2011
1.68
2009-2010
1.69
2008-2009
3
2.5
2
1.5
1
0.5
0
イスラエル
英 国
シンガポール
ケララ州が生んだ急成長ハードウェア「フィン」
10 万ドルの投資基金を集める
ケララ州コチに拠点を持つロボット産業の成長志向企業 RHL ビジ
ョン社の情報によると、親指に装着し、手のひらとの連動で多機能機
器を遠隔操作できる電子指輪『フィン(FIN)』の製造資金として、
45 日間で 10 万米ドルの投資を集めました。
『フィン』には、親指と手のひらの各部分との距離を計測し、指のタ
ップ動作やスライド移動を探知するセンサーが内蔵されています。接
続した機器との無線通信を行うブルートゥ―スと同じ低電力消費技術
を採用します。指の動きによる指令により、スマートフォン、音楽プ
レーヤー、ゲーム機器、車内デジタル機器、テレビ、そして自動化す
る家庭用機器などと無線通信機能により、近距離操作が可能になりま
す。一度に最大三つの機器を操作できます。
『フィン』は当企業が最初に手掛けた作品です。2014 年 1 月にラス
ベガスで開催された「テッククランチ 家電ハードウェア競技大会」
にて上位 15 社に仲間入りした企業の開発したものです。
斬新なデザインの指輪による動作で無線操作が可能なことが、単純明
瞭なコンセプトや使いやすさとともに、テクノ好きの人々をうならせ
ました。
当企業はこの作品の試作と実験を完了しています。目下この装置の生
産に向けての準備を加速させています。
詳細のお問合せ先:
RHL ビジョン社(RHL Vision )
Mobile: +91 8157890333
Email: [email protected]
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National Scheme to Promote MSMEs in ESDM
Aakash IV Tablet Rate Contract Finalised
MSIPS Applications worth `76,500 Crore
GoI Approves 2 FABs worth `63,000 Crore
インドの輸入
(HS コード 90132000)
レーザー(レーザーダイオードを除く)
(単位: 個)
インドの輸入先Top 5
2008-2009
ドイツ
2009-2010
ドイツ
2010-2011
ドイツ
米国
米国
米国
英国
英国
フランス
ロシア
フランス
英国
フランス
オーストリア
スイス
2011-2012
2012-2013
ドイツ
米国
2013-2014
(4 月-9 月)
米国
米国
ドイツ
ドイツ
フランス
英国
イスラエル
スウェーデン
イスラエル
英国
英国
フランス
フランス
25.48
22.41
12.49
2012-2013
2011-2012
2010-2011
20132014(AprSep)
10.02
7.57
2009-2010
2008-2009
30
25
20 14.88
15
10
5
0
Values in US$ Million
インド政府の政策の詳細は以下の
サイトをご覧ください
ESDM page on
www.deity.gov.in/esdm
編集委員会メンバー
Chief Editor : Dr. Ajay Kumar, Jt. Secretary, DeitY
Editor
: Sh. Kapil Sharma, Sr. Consultant, DeitY
Member : Dr. Debashis Dutta, GC, DeitY
Member : Sh. Akhila Chandra Jha, DDG, DGFT
Member : Sh. G. Prasad, Scientist E, MNRE
Member : Sh. S.K. Marwaha, Director, DeitY
Member : Dr. R. C. Chopra, Sr. Advisor, CII
エレクトロニクスインディア
コラボレーション・プラットフォーム
電子機器・情報技術局(DeitY)は、インドの電子機器システム設計製
造(ESDM)エコシステムの発展を奨励するために、電子機器製造のため
の技術移転や、共同事業(JV)の可能性、相乗パートナーを探すこと、
様々な技術や企業を支援しております。本電子ニュースレターより、読者
に様々な技術照会や技術を求めている潜在的なパートナーの情報を提供し
て参ります。しかしながら DeitY はこれらの情報の正確性や信頼性につ
いては一切の責任を負えませんので、提携等を締結する前に、すべての事
実を事前に確認することをお勧めします。
技術の提供案件
デジタル・ラジオ・モンディエール(DRM) 国際電気通信連合(ITU)によっ
て認められたグローバルデジタルラジオ規格であり、デジタルラジオにお
いては世界で唯一のグローバルなオープン規格であります。AM 放送であ
りながら FM 放送並みの高音質が維持され、FM においても同様に適応で
きます。また、広域だけでなく、農村部や地元の市場をカバーすることが
できます。1 周波数で 4 つのプログラムも提供できます。さらにはステレ
オや 5.1 サラウンド音声の選択もできます。オーディオ以上に多くも提供
できます:データおよびマルチメディア(画像、テキスト、ニュースな
ど)、緊急時·災害警告アラートなど。
アプリケーション:緊急情報:短波放送 - >災害地まで届きます。
自然災害が発生 - >ローカル通信インフラは破断してしまいます。
Diveemo(DRM 技術を使った短波による小画面の TV 放送) - > 遠くか
ら被災地に到達することができます。 Diveemo - > 被災者に対して案内や
誘導をすること、情報を伝達し安心を与えることもできます。
連絡先の詳細:DRM コンソーシアム 会長 Ms. Ruxandra Oberja
(ruxandra.obreja@ bbc.co.uk)と DRM コンソーシアム インド支部 委
員長 Mr. Yogendra Pal([email protected])
技術/パートナーシップ/ JV 要望案件
ハイデラバードにある Bhagyashree Industries 社は、ISO 9001-2008,
ISO 14001:2004 を有する、電子・電気および LED 照明分野にあり、パ
ートナーシップもしくはジョイント・ベンチャー先を探しています。同社
の主な取り扱い製品は、電源装置、LED ドライバ、アダプター、バッテ
リー充電機器等。
連絡先の詳細:Mr. Raghuram Patalay
Email: [email protected]
www.bhagyashreeindustries.com
その他詳細につきましては以下のサイトをご参照ください。
www.deity.gov.in/esdm
Electronics India Collaboration Platform
Electronics India e-Newsletter, Room No. 2280, Department of Electronics and Information Technology
Ministry of Communications & Information Technology, Electronics Niketan, 6, CGO Complex, New Delhi 110003
In its endeavour to encourage development of Electronics System Design
本ニュースレターの翻訳には日本貿易振興機構(ジェトロ)の協力を得ています。
& Manufacturing (ESDM) ecosystem in India, DeitY also helps various
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