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接触角計
9 接触角計 何ができるのか? 試料表面の汚染度、親水・疎水性の測定、試料の表面自 由エネルギーの測定、転落角の測定。 性能 液滴法: 測定読取 0.5° 測定精度 ±1° 測定範囲 0~180° 転落法: 測定読取 0.5° 測定精度 ±2° 測定範囲 0~180° 傾斜法: 測定読取 0.5° 測定精度 ±2° 測定範囲 90~5° 液点調整器: マイクロヘッド1回転0.5mm 測定原理 材料・基板上に液滴(イオン交換水など)を一定量滴下して、その時の基板と液滴 の成す角度を拡大鏡の外周に付いた目盛りで読む。左右の角度を足すと接触角θ となる。また、3種類の液滴でそれぞれの接触角θを求めてYoung-Duperの式を用 いることで、試料の表面自由エネルギーを算出する。 rsv・・・・・・固体表面張力 液滴法 rsv r1v rs1・・・・・・固液界面張力 θ r1v・・・・・・液体表面張力 rsv=r1v・cosθ+rs1 rs1 が成り立つ θ 接線 h 液滴形状より接触角θの 算出ができる。 θ=2・tan-1(h/r) θ/2 実績 r ・表面自由エネルギーの測定 ・汚染係数の測定 接触角の測定 作成者:中村