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日本洞窟学会第 40 回大会(七釜大会)第 2 報 みなさまお待たせいたしま

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日本洞窟学会第 40 回大会(七釜大会)第 2 報 みなさまお待たせいたしま
日本洞窟学会第 40 回大会(七釜大会)第 2 報
みなさまお待たせいたしました.日本洞窟学会第 40 回大会(七釜大会)の第 2 報を配信い
たします.プレ巡検,講演会,ミニシンポジウム,洞窟講習会と盛りだくさんの企画です.
長いですが最後まで目をお通しになり,大会にご参加ください.西海市でお会いできるこ
とを楽しみにしています.
なお,講習会では人数の制限により,必ずしもご希望の洞窟に行けない方がいらっしゃ
います.大変申し訳ございません.別途巡検案内者からも連絡が届くかと思いますので,
ご注意ください.
配信内容
1.大会プログラム
2.プレ巡検情報
3.講演会情報
4.ミニシンポジウム情報
5.洞窟講習会情報
6.洞窟学会関連行事
7.懇親会情報
8.宿泊等情報
9.大会組織
10.当日参加情報等
---------------------
1.大会プログラム
大会プログラムが更新されました.
9 月 5 日(金)
9:00~17:00 プレ巡検
18:00 評議員会(青年の家)
9 月 6 日(土)
8:00~ 受付
8:45~9:00 開会式
9:20~12:00 学術講演会(口頭講演)
13:00~14:30 ミニシンポジウム
14:45~16:00 学術講演会(ポスター講演)
17:00~18:00 洞窟学会総会
19:00~21:00 懇親会
9 月 7 日(日)
9:00~17:00 各種洞窟講習会
15:00~15:30 閉会式(七ッ釜鍾乳洞事務所前駐車場)
2.プレ巡検情報
プレ巡検は,A 班(森のポノール),B 班(淵ヶ洞),C 班(龍王洞)に入洞いたします.
9 月 5 日(金)の朝 9:30 に七ッ釜鍾乳洞前駐車場に集合してください.詳細は参加者あ
てに連絡いたします.
〇必要装備:ヘルメット,ツナギ,ヘッドライト,予備ライト,コンパス,時計,非常食,
電池 2 セット,
・レスキューシート,ろうそく,ライター,飲料水,携帯救急キット,筆記
用具,保険証コピー,ビニール袋
※森のポノール入洞者は,上記に加えて竪穴装備一式(クライミングハーネス,カウズテ
イル,アタッチメントマイヨン,カラビナ数枚,他)を持参してください.
※七釜地域の洞窟は通常ケイビングの対象とされる石灰岩洞窟とは異なり,石灰質砂岩に
形成されています.そのため洞壁が極めて崩れやすく,あらゆる場所が砂で覆われていま
す.洞内行動にあたっては,これまでに培ったケイビング技術を過信することなく,慎重
に行動して下さい.特に.ロッククライミング的な行動を取ると確実に崩落します。
3.講演会情報
学術講演会のプログラムは以下のようになりました.講演時間にご注意ください.
ポスターボードのサイズは,120 cm×180 cm です(基本的に縦置きでご利用ください)
.
貼り付けはテープのみ利用可能です.
口頭講演
(9:20-9:40)O-1. ムーンミルクの生成に対する微生物の関与を証明する実験系の検討
○中尾ほなみ 1),眞部広紀 2,4),浦田健作 3,4),染谷 孝 1,4) (1 佐賀大学・農,2 佐世保
高専,3 大阪経済法科大学地域総合研究所,4 カマネコ探検隊)
(9:40-10:00)O-2. 平尾台の自然及び洞窟保護に関する 30 年間の歴史と現状
○染谷 孝 1,4,5),樋高昭子 1,4),牧野 均 2,4),前田伸一 3,4),飛鷹和久 1,4),浦田健作
1,4,6) (1 カマネコ探検隊,2 北九州植物友の会,3 日本野鳥の会北九州支部,4 平尾台の
自然を考える会 5 佐賀大学農学部,6 大阪経済法科大学地域総合研究所)
(10:00-10:20)O-3. 古津波記録書としての鍾乳石の可能性
○山田 努 1・加藤大和 1 (1 東北大学大学院理学研究科)
(10:20-10:40)O-4. 岩手県内間木洞の石筍から推定する過去の降水量変動
○加藤大和 1・山田 努 1 (1 東北大学大学院理学研究科)
(10:40-11:00)休憩
(11:00-11:20)O-5. 琉球列島でみられるフランクマージンケーブ
○ミクラビッチ ブラッシ 1, 浦田健作 2, 菅 浩伸 1
(1 九州大学,2 大阪経済法科大学)
(11:20-11:40)O-6. 鹿児島県徳之島浅間湾屋のウンブキ水中洞窟におけるロボット探
査とソナーによる形態計測の予備実験
○眞部広紀 1・長嶋豊 1・浦田健作 2・染谷孝 3,4・原田明 1・福岡聡紀 1 (1 佐世保工業
高等専門学校,2 大阪経済法科大学地域総合研究所,3 佐賀大学農学部,4 カマネコ探検隊)
(11:40-12:00)O-7. 溶岩洞窟内の溶岩鍾乳・溶岩石筍の形成における表面張力の役割
について
○本多力 (NPO法人火山洞窟学会)
ポスター講演
P-1. 東南アジア熱帯域の洞窟における現在の石筍生成と洞外気象の関係
○長谷川航 1,
渡邊裕美子 1,
松岡廣繁 1,大沢信二 2,
B. Brahmantyo3,K. A. Maryunani3,
田上高広 1 (1 京都大・地質学鉱物学,2 京都大・地球熱学,3 バンドン工科大学)
P-2. 縞状堆積物の層厚計測手法の問題点:鍾乳石の画像を用いた層厚計測の試み
○石原与四郎 1・佐々木華 2・吉村和久 3 (1 福岡大学,2 福岡大学大学院,3 九州大学)
P-3. 中国貴州省石筍からの古環境情報
○吉村和久 1・北古賀勇樹 1・周運超 2・杉原真司 3・百島則幸 3・天日美薫 4 (1 九大院
理,2 貴陽大学,3 九大アイソトープセ,4 九環協)
P-4. 七釜鍾乳洞石筍から明らかになった西海市中浦地区のひとと自然の関わり
○吉村和久 1・内田章太 1・栗崎孔輔 1・石原与四郎 2・原口 聡 3・山中寿朗 4・能登征美
5
(1 九州大学,2 福岡大学,3 西海市教委,4 岡山大学,5 九電産業)
P-5. タイシャクナガチビゴミムシ Trechiama yokoyamai の飼育系に対する抗生物質等の
影響
○新部一太郎(島根大・生物資源)
P-6. 地上移動型ロボットを使用した洞窟計測システムの開発と三次元モデル生成
○眞部広紀 1・前田貴信 2・井手雄太 3・市丸智裕 4 (1,2,3,4 佐世保工業高等専門学校, 1
日本洞窟学会)
P-7. 飛行ロボットを用いた洞窟測量に関する基礎研究―小型計測システムの開発と 3 次元
環境地図作成―
○眞部広紀 1・前田貴信 2・市丸智裕 3・井手雄太 4 (1,2,3,4 佐世保工業高等専門学校,1
日本洞窟学会)
P-8. 富士山麓・雁の穴洞窟システムとその周辺の溶岩樹型群に関する調査・研究
○立原弘,大島治,本多力,*勝間田隆吉 (NPO法人火山洞窟学会)
P-9. 島根県大根島の溶岩チューブ洞窟竜渓洞から得られる流体力学的知見
○本多力 (NPO法人火山洞窟学会)
P-10. アメリカ合衆国オレゴン州ニューベリー火山の主要溶岩チューブ洞窟と溶岩樹型か
ら得られる知見
○本多力 (NPO 法人火山洞窟学会)
P-11. フランス海外県レユニオン島ネージュ火山とフルネーズ火山の溶岩チューブ洞窟か
ら得られる知見
○本多力 (NPO 法人火山洞窟学会)
4.ミニシンポジウム情報
一般公開を兼ねたミニシンポジウムが以下のように開催されます.
ミニシンポジウム「国指定天然記念物七釜鍾乳洞の魅力」
日時:9 月 6 日(土)13:00~14:30
オーガナイザー:吉村和久教授(九州大学大学院理学研究院化学部門)
会場:西海公民館
司会:鮎沢 潤(福岡大学理学部)
13:00-13:10 西海市教育委員会 国指定天然記念物七釜鍾乳洞調査について
13:10-13:35 石原与四郎(福岡大学理学部) 七釜鍾乳洞とその地質,地形
13:35-14:00 吉村和久(九州大学大学院理学研究院)
七釜鍾乳洞と水とひとのかかわ
り
14:00-14:25 原口 聡(西海市教育委員会) 七釜鍾乳洞周辺地域の歴史と土地利用
14:25-14:30 総合討論
5.洞窟講習会情報
洞窟講習会参加者は,学術講演会の最後に事務連絡を行いますので,必ずご参加くださ
い.
A 班 洞窟生物講習
(1)必要な装備類
横穴用ケイビング装備
・靴,つなぎ服,防寒用アンダー,ヘルメット,ライト等
・吸虫管,アルコールを入れた瓶を持っていれば持参してください.
ない場合は,採集用具はこちらで用意します.
(2)入洞を予定する洞窟 清水洞他
(3)スケジュール
8:30 宿所発
9:00 清水洞前駐車場着
9:30 簡単な洞窟生物に関する講習を行った後,現地発(洞口まで道路沿い徒歩 10 分)
10:30 洞窟内で生物の採集
12:00 出洞,他の洞窟(未定)に移動
13:00 洞窟内で生物の採集
14:30 出洞
15:00 清水洞前駐車場着
↓ 閉会式
15:30 解散
B 班 洞窟の化学・鉱物
(1)必要な装備類
ヘルメット,キャップランプ,軍手,タオル,つなぎ服,着替,長靴,昼食と飲料水,
筆記用具とメモ帳(フィールドノート)
(2)入洞を予定する洞窟
清水洞
(3)スケジュール
9:00 七釜鍾乳洞前集合
9:05 七釜鍾乳洞事務所へ移動
9:25 観光洞を一巡し未観光洞区間の入口へ(インタホンで事務所へ連絡)
洞内の複数箇所で,水の温度・pH・電気伝導度計測とデータ比較,水試料採取の体
験,洞窟生成物・堆積物の観察
洞内で昼食
13:20 未観光洞入口へ(インタホン連絡と施錠)
13:25 出洞,事務所挨拶(鍵の返却),お手洗休憩
13:35 清水川水系上流のポノールへ移動(車 2 台で,一部ピストン輸送)
14:05 全員がポノール着,水理と水文の解説
14:20 ポノールから七釜鍾乳洞へ移動開始
14:50 全員が七釜鍾乳洞着,閉会式
C 班 写真講習
(1)必要な装備類
横穴用ケイビング装備
・靴,つなぎ服,防寒用アンダー,ヘルメット,ライト等
撮影機材(ペリカン防水ボックス等で,防水をしっかりしてください).不安な場合
はお申し出ください.
・カメラ(必須):事前に機種(本体型番,レンズ種別など)をお知らせください.
・撮影機材運搬用バック(必須)
・ストロボ,スレーブユニット(無くても構いませんが普段使っているものがあ
ればお持ちください)
・三脚,その他撮影機材(なくても構いません)
注)足元を水が流れる水穴です.何箇所か腹ばいになり下半身と上半身の一部が確実
に
水に浸かる場所がありますので,防寒や防水には留意してください.
(2)入洞を予定する洞窟 淵ヶ洞
(3)スケジュール
8:30 宿所発
9:00 清水洞前駐車場着
9:30 現地発(洞口まで道路沿い徒歩 10 分)
10:30 洞窟内の講習場所まで移動
↓ 洞窟講習
14:00 出洞開始
15:00 清水洞前駐車場着
↓ 閉会式
15:30 解散
(4)その他,こういった写真を撮りたい,うまく撮れないがどうしたらよいのかなどの要
望があれば事前に知らせてください.
D 班 七釜鍾乳洞の地形と地質
(1)必要な装備類
通常の横穴探検装備.足回りは長靴のが望ましい.
(2)入洞する洞窟
流水洞,龍王洞
(3)スケジュール
9:00 七釜鍾乳洞前集合
9:30 移動開始
10:00 流水洞見学
12:00 化石の森見学 (昼食)
13:00 龍王洞見学
15:00 七釜鍾乳洞前到着,閉会式
(4)その他
流水洞の周辺で川を渡るかも知れませんので長靴のが良いと思います.
サンプル採取等はできません.
E 班 初級竪穴技術
(1)必要な装備類
通常の横穴探検装備に加えて,クライミングハーネス・カウズテイル・アタッチメント
マイヨン・カラビナ数枚他.
(2)入洞する洞窟
森のポノール
(3)スケジュール
9:00 七釜鍾乳洞前集合
9:30 移動開始
10:00 森のポノール入洞開始
↓
ラダー講習
13:30 撤収開始
14:30 出洞完了
15:00 七釜鍾乳洞前到着,閉会式
(4)その他
資料は現地で配布します.竪穴未経験者に対しては,講習前日の空いた時間を使って座
学講習および基本動作の洞外訓練を行います.都合の良い時間などを調整するため,事前
に連絡します.
6.洞窟学会関連行事
評議員会
評議員会が以下の日程で開催されます.傍聴も可能です.
日時:9 月 5 日(金)18:00~
会場:西彼青年の家
7.懇親会情報
懇親会は以下の場所で開催されます.移動は送迎バスで行います.
海の駅 船番所:長崎県西海市西海町横瀬郷 3550-3 TEL:0959-29-4120
食事はバイキング形式となっています.
8.宿泊等情報
青年の家での飲酒は控えてください.
宿泊費用はなるべくお釣りが出ないようにして,青年の家にて大会実行委員(中込)に
お渡しください.
9.大会組織
大会組織が更新されました.
主催:日本洞窟学会(学会長:染谷孝(佐賀大学))
後援:西海市教育委員会・NPO 法人西海市観光協会
実行委員長:吉村和久(九州大学・日本洞窟学会評議員)
副委員長:石原与四郎(福岡大学・日本洞窟学会評議員)
事務局:石原与四郎(福岡大学)
,佐々木華(福岡大学大学院)
,大西由梨(福岡大学)
実行委員会:後藤聡(東京スペレオクラブ・日本洞窟学会評議員)
,藤川将之,村上崇史
(秋吉台科学博物館)
,中込幸子(東京スペレオクラブ)
,水島明夫(洞窟科学調査会)
,室
積英征,山本佳祐,林幸宏(九州大学)
,宮崎剛兵,山浦紗緒里,田邉一歩,新宅雄斗(長
崎大学)
,中尾ほなみ(佐賀大学)
,織田雅俊,清水こなつ,戸澤茉莉花,藤川勇(山口大
学洞穴研究会)
初心者ケイビングサポートスタッフ:浦田健作,染谷孝,樋高昭子,林千恵,杉秀峰,
白土昌子
協力:原口 聡(西海市教育委員会七釜鍾乳洞担当)
10.当日参加情報等
当日来られる方は講演会にのみ参加可能です.その際,資料等はお渡ししますが,お弁
当はありませんのでご注意ください.
当日参加費:4000 円
※事前申し込みに関しても参加費の支払いは,なるべくお釣りがでない様にお願いいた
します.
※第 2 報を持って全体のお知らせは最後となります.なお,この後に参加を取りやめる
方は,キャンセル料をいただくことがございます.
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