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沖縄総合事務局経済産業部説明資料
資料8-1 平成19年7月19日 内閣府沖縄総合事務局 経済産業部商務通商課 第 1 回沖縄地域農林水産物等輸出促進協議会資料 ―輸出に関連する施策・取組の紹介― 1.所管業務(貿易管理業務) 国際的な平和及び安全の維持、国際収支の均衡の維持、国民経済の健全 な発展等を図る観点から、「外国為替及び外国貿易法」(外為法)を基本法 として輸出管理を実施。 (1) 輸出管理 ・輸出貿易管理令に規定された特定の品目について、輸出の許可、承認の 手続きが必要。 当局での最近の輸出許可貨物は、半導体(テルル化カドミウム)、輸出承認貨物は、ソテツ、 ラン(ワシントン条約関連)等 ※参考 『安全保障のための輸出規制(許可) 』 <リスト規制> ・国際的なレジーム(主要供給国間合意)を国内法規に反映 武器、原子力、科学生物兵器、ミサイル、材料等 (輸出貿易管理令別表1:1~15項) <キャッチオール規制> ・大量破壊兵器等への転用のおそれが懸念される貨物について規制 食料品、木材以外のすべてのもの(輸出貿易管理令別表1:16項) 『その他の輸出規制(承認) 』 ・国内需給逼迫の回避等のための規制 ・輸出急増等の防止 魚粉、配合飼料等 漁船 ・国際協定等 バーゼル条約(特定有害廃棄物) 、ワシントン条約(野生動植物等) ・輸出禁制品 かすみ網、模造品、麻薬、国宝等 1 (2) 輸入管理 <輸入割当(承認)> ・ 輸入割当制度は、特定品目について、国内需給に基づき一定期間内に輸 入しうる総枠を設定し、輸入数量(輸入金額)を割り当て。 ・ 輸入割当は経済産業省が行い、輸入承認は経済産業局等が実施。 当局での輸入割当(承認)品目は、さば、あじ、いわし、いか等 <事前確認> ・ 輸入公表には、経済産業大臣等の確認を必要とする事前確認品目が定め られており、ワシントン条約対象動物のうち生きている動物等が対象。 当局では、爬虫類(ニシキヘビ、コブラ)、両生類(サラマンダー)、鳥類(インコ、オウ ム等)に係る申請が主となっている。 <関税割当> ・国内産業の保護と消費者利益の調整を図る観点から、特定の品目につい て、関税割当制度がとられている。 ・ 経済産業省関連品目は革靴、皮革。当局でも革靴、皮革の割当事務を実施。 <任意放棄> ・ ワシントン条約対象動植物について、輸出国のサイテスを取得せずに国 内へ持ち込んだ場合、税関において差し止められる。 ・ 輸入者が任意放棄の手続きを行った場合、税関から当該貨物を引き継ぎ、 本省調整を経て管内の保護センター等へ移送。 当局では、サボテン、ランに係る任意放棄が多い。 <貿易相談> ・ 貿易業者、通関業者、個人などから問い合わせを受ける。 ・ 内容として貿易全般に係る相談を受けているが、中でもワシントン条約 に基づく規制対象物についての問い合わせが多い。 2 2.国際経済産業交流事業 ・財団法人貿易研修センターの支援を受けて、 ① 海外からの有識者・専門家の招へい ② 国内の専門家・企業経営者等からなる海外へのミッション団の派遣 ③ 外国のオピニオンリーダーなどを招へいした地域経済理解のための インダストリアルツアー などの事業に対して支援を実施。 ・平成 19 年度事業の概要(調整中)は以下のとおり <事業名>沖縄県産品ビジネスジョイントプロジェクト事業 <内 容>米国で開催される酒類見本市への参加 米国の卸売、小売業者等を対象に泡盛セミナーの実施 <事 業 主 体>沖縄県泡盛有限責任事業組合 <時 期>平成 19 年 10 月中旬 ※過去の実績 平成 16 年度 薬草を活用した中国福建省とのビジネス交流事業 平成 17 年度 インダストリアルツアー(在日大使館領事館員(アジア等)を沖縄へ招聘) 平成 18 年度 シンガポールにおける健康保養型観光に関する実態調査 3.国際博覧会への参加の呼びかけ 今年 9 月に、日中両国政府主催により、第 4 回中国国際中小企業博覧会 を開催。当局において参加呼びかけを行った。県内から 7 社の参加。 『第 4 回中国国際中小企業博覧会(JAPANフェアIN広州) 』 <主 催>中国国家発展改革委員会、商務部、広東省人民政府、日本国経済産業省等 <場 所>中国・広州 <会 期>2007 年 9 月 15 日(土)~9 月 18 日(火)4 日間 <会 場>広州国際展示場 <対 象 業 種>製造、流通、物流、人材、投資サポート、観光など <前 回 実 績>来場者数 21 万人、出品者数約4000社 3