...

(UNAMA) 活動・役割・課題

by user

on
Category: Documents
36

views

Report

Comments

Transcript

(UNAMA) 活動・役割・課題
第2章:国連
支援
(UNAMA)
活動・役割・課題
稲田 十一
国連
支援
(United Nations Assistance Mission in Afghanistan: UNAMA) 、
米国
2001年9.11同時多発
後
国家再建
、
不安定
策的関心事項
大
状況
役割
、我
果
国連
設立
新
、UNAMA
特別政治
「統合」
果
、「統合
名
、2002年
、事実上、国連最初
的
、2002年3月
。
国
、安全保障・治安分野、復興・開発支援
時)
攻撃
役割
、
国家建設
課題
、大
政
。
、近年
UNAMA
政権
設置
、紛争
初代
根源
包括的
中核的
。2000年
」
対処
・
開発
合
活動
、
果
役割
国連事務総長(当
報告書(
政治
。
政治
役
事務総長特別代表(SRSG)
UNAMA
主流
設立時以来、
統合
「国連平和維持活動検討
平和構築
」
)」
必要
」
、「効果
述
平和構築活動
、
実践
。
努力
1
PKO 以外
文民
政治
現地
(UNAMA)
、安保理
点
有効活用
、
議論、現地
、概観的
整理
資
、
政治的状況
中
関係機関
調整
、
具体的
分析
他
行
同時
国連
設立
任務
担
活動
課題
行
、本章
目的
。
1. 設置に至る背景・経緯
国連総会決議48(208)
1993年12月21日採択
目的
国連
派遣
決定
特別
。
制圧
、UNSMA
表明
。安保理
、同年12月8日
強制措置規定
要求
下
2001年9月11日、米国
点
制裁
同時多発
持
・
軍事行動
1
2
支配地域
停滞
。
拡大
、
国土復興
、1995年
、理事会
実施
発生
国際
決定
組織
破壊
要求
場所
提供
、国連
従
。
事件
、
崩壊後、
隠
懸念
2
、
・
政権
爆弾
潜伏
。1999年10月15日、
幅広
信頼回復
米国大使館
決議1193
決議第1214号
政権
憲章
活動
内戦
、
1998年8月7日、
事件
指導者間
(United Nations Special Mission in Afghanistan: UNSMA)
後、
首都
9月
、
首謀者
対
後
拠
軍事行動
復興
出
。
国家再建
Report of the Panel on United Nations Peace Operations, UN Document A55/305-S/2000/809, (21 August 2000), Annex.
2001年以前のアフガニスタンにおける国連の活動については、次で具体的に書かれている。川端清隆『アフガニスタン-国連
和平活動と地域紛争』(みすず書房、2002年)。
21
国際社会
合意
骨子
合意
、国連主催
次
開催
会合
、
合意
。
。
表2-1. ボン合意骨子(2001年12月5日)
• 暫定行政機構、緊急
最高裁判所
・
暫定政権
• 暫定政権
設立
主権
• 暫定政権設立後6
月以内
• 移行政権設立後18
年以内
(Loya Jirgah; 国民大会議)3招集
選挙
受
経
特別独立委員会、
。
有
、対外的
、緊急
代表
・
召集
月以内
憲法制定
・
、国民
完全
政権
代表
、2001年12月20日、安保理
招集
樹立
決議1386
、緊急
・
諸機関
活動
統合
支配、民族的和解、人道援助、復興支援、
等
合意
枠組
告
行
当初
UNAMA
期延長
繰
。2003年3月
、2006年3月
1589
期限
延長
23日
決議1471
決議1662
延長
1年
設立
、2007年3月
、最近
2
問題
(UNAMA)
決定
対処
設立
勧
(S/RES/1401)。
)
、
、2004年3月
決議1536
決議1662
、2008年3月
、2009年3月23日
、国連
事務総長報告書
支援
月(2003年3月28日
12
返
、2002年3月18日
、国連
安保理決議1401
(S/2002/278)、同3月28日
開催
、国際治安支援部隊(International
設立
沿
。
。
採択
。更
決定
Security Assistance Force: ISAF)
、人権、法
承認
移行政権
。
後、1年単位
決議1868
任
、2005年
、
決議
決議1806
任期
、
2010年3月
。
2. 設置根拠・手続・マンデート・期限等
(1)設立当初のマンデート
前述
、2001年12月5日
、2002年3月28日
当初
、
現地統合
担
、設立当初
設立
基
復興
月
採択
。
文民政治
12
受
、2002年以降
和解促進
開発・人道
1年単位
支援
両面
事業
任期延長
繰
。
、国連
直接的
)
紛争直後
関与
避
PKO
政治
派遣
多
限定
人
主眼
背景
困難
状況
、国家再建
動 最小限
、
手
2004年10月
、
、当時
、外国人
軍事面
特別代表(2002年
中心
国連
、可能
2004年1月
限
「light foot print」 方針
軍事治安状況
踏
組織・活
。
、治安維持
役割
国連 PKO
、
達成
。
判断
国連
3
4
、UNAMA
合意
国連事務総長報告
2002年3月20日
、
。任期
返
基
国連安保理決議1401
UNAMA
、国連
合意
4
大
実施
役割
果
、
国家再建
史上初
大統領選挙
支援
政治
、
。特
、
、2005年9月
実
パシュトゥーン人の間で重要な事項を決定する際招集された部族長を中心とする伝統的な大集会を指す。
この時期の国連及びブラヒミ特別代表の役割については、次で言及されている。駒野欽一『私のアフガニスタン―駐アフガン
日本大使の復興支援奮闘記』(明石書店、2005年)、68-76頁。
22
施
国民議会
暫定評議会選挙
支援
。UNAMA
全土
者 登録 支援 、選挙監視 選挙 投票・集計作業 全面的 支援
投票
投票箱
回収
集計所
・
2006年1月31日、
(Afghanistan Compact)」 採択
締
、経済
年計画
集
復興、法
。同年2月15日、安保理
社会
任務
次
、
政府
民主的機構強化
(b)適切
調停。
含
(c)合同調整
・
整及
行
、和平
為
共同議長
(e)DIAG(非合法武装集団
連
比較優位
後
1年毎
政府
協調
、大枠
協力
特別代表
技術支援
、全
権限下
支持
協力
。2006年3月
提
事務総長報告
提供。
履行
、人権侵害
支援
為
調
監視
国家機関
含
、
人道支援、回復、
管理
継続。
時々 状況 応
細
支援
努力
大
役
会合以降、
変遷
次々
。軍事面・治安面
、2006年
国
継続。
人道・復興支援
、国際社会
枠組
国連
変化
、政治
5
支援。
、
更新
大
。
緊密
、
任期
新
・
独立選挙委員会
分野
UNAMA
UNAMA
目標
政治的戦略的
政府
解体)
有
復興、開発活動
擁護等
継続。
経験
(f)
・
、
上
人権促進
国連
。
(d)OHCHR(国連人権高等弁務官事務所)
通
、「
国際社会
全会一致
整理
(a)国家
有権
。
提供、人権
・
、UNAMA
含
、民主制度 強化、治安 回復・強化、不正薬物取引 取
支配、基礎的
供
開催
女性
。地方 投票所
行
会合
。
5
面
書
役割担
UNAMA
換
密接
ISAF
役割
一貫
政府
調整
。
不変
強調
上
政府
支援
表現
。
(2)現在のマンデート
支援会合
2008年6月、
開
、国際社会
戦略(Afghanistan National Development Strategy: ANDS) 基
基
明確
、国際社会
、良 統治、開発 経済成長、治安、地域協力
会議
重点
、国際的活動 支援 調整
上
UNAMA
安保理報告(A/63/892-S/2009/323)
指摘
、①軍事的
・
努力
文民
重要性、③主要
近年
5
6
任期延長決議
目指
、2009年3月23日
支援 合意 。2009年3月31日、ANDS
支援継続
。
合意
安保理決議1868
四
。
、2009年3月 開催
中
努力
、事務総長
。
、三
重要性、②特
政府計画
。国連
国家開発
6
中心的 役割 強調
結果、2009年6月
。
主要国
国際的支援
戦略的
地方
連携
重要性、
。
、2006年
決議1662、2007年
決議
当時の選挙と選挙支援については、次の文献で詳細に分析されている。Wilder, Andrew,“A House Divided? Analyzing the
2005 Afghan Elections”, Afghanistan Research and Evaluation Unit, 2005.
Government of Afghanistan, Afghanistan National Development Strategy (ANDS), 2009 ( アフガニスタン政府ホームページで入
手可能 )
23
決議1806
1746、2008年
更
延長
任務
延長決議1868
、
、
国際支援
(9項目)
(a)合同調整
的
・
支援
、
2010年3月23日
任期
概略
次
調整
来
選挙
共同議長
記述
支援
主要任務
。
、
政府
対
国際社会
整合
促進。
(b)ISAF
協力
強化。
(c)国全体
拡大強化 通
(d)
和解計画
、政治的影響 広
支援
・法
支配
改善、汚職対策
(f) 人道支援
提供
促進
中核的
独立人権委員会
(h)選挙準備支援
国家開発計画 実施 促進。
役割。
(e)
(g)
。更
。
1年延長
2009年
規定
強化、平和
調整
開発努力
促進。
役割。
状況
協力
継続
、市民
、技術支援
提供
、国際支援
(i) 安定・繁栄
配当
地域協力
監視
人権
調整
保護
。
。
支援。
3. 組織体制・予算措置
特別政治
UNAMA
、国連 PKO 局 (Department of Peacekeeping Operations: DPKO)
運営
。歴史的
担当
Political Affairs: DPA)
対
、UNAMA
別
国連決議
務
政治
基
国連
。
PKO 局
軍事的
、
、軍事面
、PKO 局
運営
DPA
、
進行
不可欠
7
特別政治
運営
限定
遂行
、他
政務局(Department of
、ISAF
、
関与 密接
国際社会
方
任
UNAMA
軍事面
含
協力
調整
任務
適
考
。
(1)人員
現在
UNAMA
現在
任
元
SRSG
。UNAMA
文民
。大所帯
限定的
、治安分野
政治的展開
会議
Office)
算
、国際文民
12
主
339名、現地
大所
53名、合計1710人
担
ISAF
、軍事
国家開発計画(ANDS)実施促進
強化
提案
2009年分
−1
、2009年12月末時点
活動
、2008年3月
(Kai Eida)
人
。
近年、UNAMA
増
人員
・
1298名、軍事監視員17名、警察3名、国連
帯
員数
外務省高官
所
事項
。
、2009年3月
、UNAMA
2009年10月時点
。2010年
UNAMA 地図
、更
決議第1868号
方針
州事務所(Provincial Office)
計上
、地方
設置
、更
、8
3
所
6
所
州事務所
、8
所
地方事務所
5
所、
。
)
7
最終的には、当時のアナン事務総長の判断であるとされる。
24
規定
所
設置
、2009年3月
地方事務所(Regional
州事務所
設置
事務所
設置
計画
他、州事務所
予
。(下記
13
図2
所、計画
図2-1:UNAMA 事務所の全国展開地図
出典:国連 HP 資料より(2009年10月時点)
図2-2:UNAMA 主要スタッフ(国際スタッフ及び現地スタッフ)数の推移
出典:Annual Review of Global Peace Operations 2009, p.242.
25
図2-3:UNAMA の UNV 及び軍事・警察アドバイザー数の推移
出典:Annual Review of Global Peace Operations 2009, p.242.
地方展開
、近年、急速
拡大
拡大
国際
及
、2002年
2003年
人員数
約200名
画
、国際
(特
図2−2及
現地
約1000名、2007-08年
図2−3
変化
年々
現地
数
設立
示
予算
2002年
、特
、更
人員数
増員、現地
)
、UNAMA
拡大
600名
約1100名
66名
計画
、UNAMA
。以下
07年
増員
伴
現地
関
約800名
2005−06年
拡大
関
2008年
、2006-
。2010年計
(地方事務所要員
中心
)実
502名
。
(2)予算
予算
UNAMA
、国連特別政治
承認
2008-09年
)
27
、上述
近年
合計
人員増
。表2-2 、UNAMA
予算
急拡大
表示
規模
、
31.2%
治安対策費
。
特別政治
占
。
、実
599,526,500
年々悪化
全体(計
、2010年予算要求額
40.4%
拡大等
伴
占
。
、UNAMA
予算
2002-03年 (21 月 )、2004−05年(2年間)
、2006−07年(2年間)
、
予算支出、及
2008年、2009年
大
計上
243,894,700
、27
立以降
突出
2008-09年予算総額782,587,400
241,944,300
拡大
中
2010年
。
(
、前年度資料
予算要求金額
、最新
示
表
国連予算資料
2008年単年
、2002年 UNAMA 設
2008−2009年
支出金額
取
2年分
、2009年単年
支出
支出 計
表2-2: UNAMA の通常予算額の推移
カテゴリー
Military & police personnel costs
2002-03年支出
(21月)
2004-05年 2006-07年
支出
支出
2008年
支出
2009年
支出
2010年
予算要求
504.8
152.8
1,260.4
1,040.4
1,095.9
1,578.5
Civilian personnel costs
40,496.9
65,851.8
77,656.4
53,707.6
79,248.3
105,778.3
Operational costs
39,058.8
41,399.6
45,915.3
31,600.5
89,901.0
134,587.5
Total
80,060.5
107,404.2
124,832.1
86,348.5
170,245.2
241,944.3
単位 : 千 US ドル
出典:2008年以降は A/64/349/, p.97、A/64/349/Add.3, p.102 より計算。2007年以前は Annual Review of Global Peace
Operations 2009, p.247 より。
26
図2-4:UNAMA 年間通常予算の推移(グラフ)
注) 単位 縦軸 : 千 US ドル、横軸:年2002-2007年については、年間平均金額を表示、金額の出所は表2-2と同じ
算
。
)
、以上
上述
、UNAMA
増員
。
充足
実
予算支出
予算拡大
、
8
。UNAMA
数字
図2-4
最大
最大
困難
達
42%
拡大
要因
人事上
、数多
地方事務所
開設
課題
、治安情勢
悪化
。2009年6月時点
欠員率
活動
悪化
、治安
。
、2010年1月時点
22%
最大
必要
課題
欠員率
現実
如実
示
。
(治安状況
悪化
死傷者数推移
示
統計
参考資料
、図2-5
示
。
)
組織体制
概略
、2001年末以来
外国軍
(3)組織体制
図2-6
、UNAMA
組織上
、特別代表(SRSG)
(DSRSG) 置
。
PKO 型 統合
大
違
、UNAMA
室、軍事助言室
支援室、
下
人権室
、
10
。
(
、例
軍事部門・治安担当
東
DSRSG
。
下
・法
、政務局
下
PKO
存在
・
10
RC/UN 国別
支援調整室、監査室
)
統合
。)UNAMA
支配・改革・麻薬対策局、選挙支援
室、開発特別
。
置
、ANDS
、Office of Chief of Staff
特別代表室直属
広報室、分析・計画室、地方・州事務所、治安対策室、管理部門
副代表(現在
副特別代表
(Martin Kobler)、開発人道担
室、援助調整・効率室、人道問題室、児童保護室
支援室、
2名
副代表(DSRSG) 置 組織形態 、
(Robert Watkins)
、開発人道担当副代表
、開発人道支援担当
8
9
開発人道担当 (Pillar2)
下 担当 異
9
政治担当副代表
、政治担当副代表
。
政治担当(Pillar1)
SRSG
・
組織的
図
編成 同様
現在(2010年3月末時点)
当副代表
下
示
置
機関
。
国連常駐調整官(Resident Coordinator:
UNAMA 担当官へのインタビューに基づく数値(ニューヨーク、2010年2月16日)。
国連「統合ミッション」の組織形態については、例えば次で整理されている。上杉勇司「国連統合ミッションにおける人道的
ジレンマ」日本国際連合学会編『平和構築と国連』国際書院、2007年、148-156頁。
前任の政治担当副代表は、米国人のピーター・ガルブレイス(Peter Galbraith)であり、ガルブレイスは、2009年に実施され
た大統領選挙をめぐる不正疑惑問題で、特別代表と意見が対立し辞任したと報じられている。
27
戦闘・非戦闘行動別
図2-5:
年間死者数
出典:慶應義塾大学 延近充「共同研究・イラク戦争を考える」HP より
注:更新日までの2010年の死者総数の増加ペースを元にした1年間の死者総数の予想値。
図2-6:UNAMA の組織体制図
治安アド
バイザー
アフガニスタン特別代表(SRSG)
人権室
広報室
分析計画室
地域・州事務所
治安
対策室
政治担当副代表
開発人道担当副代表
Office of
(DSRSG-Pillar1)
(DSRSG-Pillar2)
Chief of Staff
開発特別ア
ドバイザー
RC/UN 国別
チーム室
ANDS
支援室
人道問題室
選挙支援室
ジェンダー
室
児童保護室
軍事助言室
援助調整・
効率室
政務局
ガバナンス・法の
支配・改革・麻薬
対策局
ミッション支
援室
フィールド支
援調整室
監査室
注:Estimates in respect of special political missions, good offices and other political initiatives authorized by the
General Assembly and/or the Security Council, UNAMA (A/64/349/Add.4), p.129 より筆者作成。
28
国連人道調整官(Humanitarian Coordinator: HC)
RC)
( 現時点
国連
導入
兼任体制 、現場
UNDP)。
兼任
、国連
・
長
国連関係機関 統合 促 試
務
近年、
。
進
11
4. 現地での目的・役割・他ドナーとの関係
(1)国連システム全体の統括
UNAMA
基本的
任務
、
「
、
efforts)」
文民
重要性
SRSG
担当
個々
担当
大
、
状況
対処
、人権 担当
DRSG
努力
組織犯罪
。
担当
安全対策
人道・開発支援分野
調整 (better coordination of all civilian
、
重要性
責任
有
。
担当
主
責任
部局
集中
国連開発支援枠組
・
。国連
、行政管理分野
UNAMA
中央
UNAMA
地方
多
共有
行
。国連
、事業実施上
州事務所
個別
分野
行
三
分
調整
一貫性
UNAMA
・
現場
。他方、UNDP
(United Nations
34
・
多
、国連
。
、常駐調整官(RC)事務所
持
。UNAMA
国連薬物犯罪事務所(UNODC)
Development assistance Framework: UNDAF)
関
高
国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)
、児童 武力紛争
特別調整官(SC)
、麻薬
、治安
良
間
主
行
調整
、主
、
・
有
(Afghan Interim Authority Fund、Law and Order Trust Fund for Afghanistan、CounterNarcotics Trust Fund 等)
、事業実施
全体的
資金・人員
関
支援事業予算面
、
独立性
担
、国連
合
統合的
。
続
・
政府
通
、UNAMA
計画策定
機能
議長
、UNAMA
務
有
。
、共同調整
会(Joint Coordination & Monitoring Board: JCMB)
役割
引
担
理事
主
。
全体
、3
JCMB
副議長
調整
月
1回会
。
(2)他の国連機関との調整
支援
関
国連機関
数多
、中
国連開発計画(UNDP)、国連難民高等弁務
官事務所(UNHCR)
、国連児童基金(UNICEF)、国連食糧計画(WFP)
復興活動 行
。UNAMA
、
。以下、
支援
支援
関
機関
中心
国連機関
主要国連機関
役割
活動
概要
整理
。
• WFP: 2002-05年
帰還民
国内避難民(IDPs)
対
人道緊急支援
中心。2006-08年
活動
大部分 復旧・開発支援 移行 、FAO、世銀、WHO、UNESCO、農村開発省(Ministry of Rural
Rehabilitation and Development: MRRD)等
• UNHCR : 9.11事件以降
12
日本
後、徐々
11
12
国際社会
旧
2001年9月
部分
UNHCR 経由
縮小
。近年
連携
政権崩壊
教育分野
過程
。
、帰還民
食料支援
、約700万人
多額
2002年始
実施
中心
支援金額
直接支援
言
人道的支援
行
難民
行
。
発生
、
、
2002-03年頃
社会
統合
、
支援
加
、
山内麻里「国連における平和構築支援の潮流」『平和構築と国連』125頁参照。
アフガニスタンにおける UNHCR の活動については、UNHCR ホームページの他、例えば以下を参照。緒方貞子『紛争と難民』
(集英社、2006年)、特に第4章。
29
協同
EC、ILO
、
政府
国外(主
内務省、外務省、労働省
)
人
移動管理
還省(Ministry of Repatriation and Refugees: MORR)
者
民族間
配慮
• UNDP : 2001年
13
支援
展開
。
・
土地配分
期間
05年
、緊急
終了
支援
重点
支援
、政府機関
NGO 間
割
役割
担
難民帰
含
社会的弱
支援
政府機関
。
構築・強化
狙
中心
・
受
取
、近年
、
事業計画
、
支援活動
NGO
。国連機関
調整
国内避難民
。
。
数多
包括的
成果
試
執行
確立
中心
展開
、
、帰還民
重点
、短期的
、持続的開発、民主化、政府強化
強化
法令策定
、
対応
通
、
中
行
、NGO 間
調整
必
、国連人道問題調整官事務所(UNOCHA)
、UNAMA
OCHA
通
調整
更
役
。
(3)ISAF(国際治安支援部隊)や PRT(地方復興チーム)との関係
他方、
治安作戦
会
基
)実施
、UNAMA
治安関連情報 共有
ISAF
提供
国際治安支援部隊(ISAF)
、
間
共同
(別
作戦
。UNAMA
治安情報 国連関連機関
活動
常
Enduring Freedom :OEF)
状況
終結
共存
予測
和平
形
国際社会
代
ISAF
活動
主体的
選択肢
成就
維持
和平
依存
、英国主導
、
皆無
状態
始
自前
治安装置
分野改革(Security Sector Reform : SSR)
UNAMA
分野
米国
大
共
影響力
行使
。
早急
復興
必要性
、全体
大
違
予算
14
15
16
通
、治安
米、独、
担
、治安分野
14
実質的
・
治安
良
地方
開発事業
草
根支援
支援 2010年初頭時点 34 地方 実施
、場合
実施
調整役
形
。PRT
、
行
、緊密
(Provincial Reconstruction Team: PRT)
年広
意識
。UNAMA
政治的調整
関
。
他方、軍(武装兵士)
15
、地方部
、①新国軍(ANA)、②警察(ANP)、③司法改革、④
主導国
一
。
北大西洋条約機構
限
麻薬対策、⑤武装解除、動員解除、除隊兵士 社会復帰(DDR) 5分野 特定
伊、英、日本
困難
現在
市内
続
並行
、極
警備管轄地域
配備
掃討作戦(Operation
。戦争
OEF
、
治安装置
・
行
、
国内治安回復
(NATO)指揮下
13
他
。
治安回復 維持 、米連合軍
規模
安全保障理事
規模
大
。
進
地方復興
実施手法
近
、地域
、
通常、支援各国
。
、UNAMA
16
アフガニスタンにおける UNDP の活動については、UNDP ホームページの他、例えば以下を参照。敦賀和外「アフガニスタン
支援における国際機関の役割」内海成治編『アフガニスタン戦後復興支援』(昭和堂、2004年)、176-197頁。
アフガニスタンにおける DDR については、次に詳しく書かれている。伊勢崎賢治『武装解除』(講談社新書、2004年)。
アフガニスタンにおける PRT については、例えば次を参照。国立国会図書館調査及び立法考査局『レファレンス』2007年3月(674
号)第4章、上杉勇司・青井千由紀編『国家建設における民軍関係』(国際書院、2008年)第16章。
米国は早い段階から PRT について UNAMA とも協議をもったが、特定の国の軍の庇護のもとで活動する PRT に対しては、政治
的中立性を重視する国連としては、その関与に対して及び腰であったとされる。
30
5. 設置以来の現地情勢の推移と活動状況
(1)アフガニスタン情勢の推移17
合意
2001年12月
示
、
首班
暫定行政機構
発足
。以下、東京会合(2002年1月)、暫定大統領
、憲法制定、総選挙
選出・組閣(2002年6月)、憲
法制定・発効(2003年12月、2004年1月)、
会合(2004年3月)大統領選挙(2004年10月)、議会
選挙(2005年10月)、
一年
進
会合(2006年2月)
遅
、
合意
。
2006年以降、国際社会
、
一方
状
。UNAMA
最大
必要
役割
勢力
影響力
表明
再興
、
安定
復興
、治安面
次第
悪化
支援機関
、
治安情勢
悪化
、UNAMA
当初
力
入
現
、支援事業実施
。
支援
調整
支援
各国
足
主体間
更
役割
。以下
整理
担
多
国・機関・団体
。
意味
関
、
支援
、2001年12月以来
国際的枠組
支援
枠組
、
多
把握
、
UNAMA
。
表2-3:アフガニスタン主要年表(ボン合意以降)
2001年12月
ボン合意、暫定行政機構発足(カルザイ議長)
国際治安支援部隊(ISAF)、カブール展開開始
2002年1月
6月
東京会合;プレッジ総額45億ドル
ローヤ・ジルガで、カルザイ国家元首が暫定大統領として選出
2003年2月
11月
12~1月
アフガニスタン平和の定着東京会合が開催
憲法最終草案公表
憲法制定ローヤ・ジルガ開催。憲法が採択(1月4日、同月26日発布)
2004年3月
10月
12月
ベルリン会合;プレッジ総額82億ドル
大統領選挙、カルザイ大統領当選(12月就任式典)
カルザイ大統領就任
2005年9月
11月
議会選挙 ( 下院・県議会 ) 実施
当選人確定
2006年1~2月
2007年
ロンドン会合;プレッジ総額105億ドル
2008年1~2月
6月
パリ会合:国際社会のプレッジ総額200億ドル
アフガニスタン支援会合(パリ):ANDS( アフガン国家開発戦略 )
2009年3月
8~11月
アフガニスタン国際会議(ハーグ)
大統領選挙-カルザイ再選、県議会選挙
2010年1月
ロンドン会合-国際社会の更なる追加支援表明
注 : 筆者作成
17
アフガニスタンとそれを取り巻く地域情勢については多くの文献・資料がでている。全体を包括的に整理した文献としては、
例えば次のようなものがある。鈴木均編『アフガニスタン国家再建への展望―国家統合をめぐる諸問題』
(アジア経済研究所、
2005年)。鈴木均編『ハンドブック-現代アフガニスタン』(明石書店、2005年)。鈴木均編『アフガニスタンと周辺国-6年
間の経験と復興への展望』(アジア経済研究所、2008年)
。
31
(2)ボン・プロセスの下での国際支援の枠組み(2001年末 -2006年初頭)
国際社会
関与
同時
2001年末以来、
・
、復興・開発支援
取
日 本、 米 国、
基
組
共同議長
務
国、21国際機関
61
形
。
2001年11月 発足、
側
拠出
支援、緊急人道支援
受
。
開発支援
側
策定
目
支援
。
「国家開発
作
移行
一括
行
・
三本柱
、
・評価
外
課題
始
、地雷分野
各
CG
主務官庁
UNAMA
役割
位置
、支援
、NDF
基
、総合的
地雷除去分野)
、国連関係機関
称
focal point
体制
)
。分野
援助
(AG)
加
CG
横断
統合
・
19
「実施
)毎
、当該
中心
。
主務官庁
、環境、人道、人権、
。治安関係
分野
当初
枠組
。
、UNAMA
役
」
設置
参画
、
(focal point)
整理
。
」(Consultative
、
設
出
優先6
分野(
選
打
、特
後、「諮問
12
方向性
、
、当初、復興支援東京会議
、IG 体制
。CG 体制
提示
、統治
一
発足
(
CG 運営
社会的弱者
長官
分野 主務官庁 主催 、関係官庁、関係援助国・国際機関、NGO
側
(追加分
45億
。
・
、投資環境・制度
焦点
(Implementation Group:IG)
Groups:CG)体制
入
、
基礎保健・初等教育、失業対策、運輸、水資源、都市
援助調整
受
。
向上、②教育、
」(National Development Framework:NDF)
、人的・社会資本、
支援
議論
支援
2002年2月、対
中心
3 国、
開催
問題、難民
治安問題、
援助調整庁(AACA)
開発計画
優先分野:①行政能力
6
会議
切
、
復興支援国際会議」
再建、⑥農業・農村開発、
約束
(Afghanistan
合意 成立 受
「
示
、⑤経済
)
52億
、
、安全保障・治安分野
復興運営
2002年1月、東京
参加
③保健・衛生、④
入
進行
、EU
Reconstruction Steering Group:ARSG)
1機関
政治
18
整理
一覧表
、
・
、表2-4
。
一
(例
(UNHCR、UNICEF、UNESCO、UNHABITAT 等)
、
表2-4:CG 体制のセクター別の主務官庁とリード・ドナー(focal point)
Pillar 1: 人的資源・社会保護
難民(難民省 /UNHCR)
教育・職業訓練
(教育省 / 米・UNICEF)
保健・栄養(保健省 /EU・米)
生活・社会保障
(農村開発省 /EU・世銀)
Pillar 2: インフラ
運輸(公共事業省 / 日本・ADB)
エネルギー・鉱業・通信
(通信省 / 世銀)
天然資源管理(農業省 /ADB)
都市管理
(都市住宅省 /UNHABITAT)
文化・メディア・スポーツ
(文化情報省 /UNESCO)
Pillar 3: 投資環境・制度
貿易・投資(商務省 / 独)
行政・経済運営
(行革委 / 世銀・EC)
治安・安全保障 :
司法(司法委 / 伊)、
警察(内務省 / 独)
国軍(国防省 / 米)、
地雷(外務省 / 加・UNAMA)
、
DDR(DDR 委 / 日本)
注:アフガニスタン暫定政府ホームページより作成 <http://www/af>
18
19
ボン・プロセスの下での国際社会のアフガニスタン支援の実態と課題について様々な側面からまとめた文献として、例えば次
がある。内海成治編『アフガニスタン戦後復興支援』(昭和堂、2004年)。武者小路公秀・遠藤義雄編『アフガニスタン - 再建
と復興への挑戦』(日本経済評論社、2004年)。
この時期のアフガニスタンに対する国際社会の支援枠組みについては、次で整理されている。国際協力機構『特定テーマ評価
-平和構築支援・アフガニスタン支援レビュー』2004年 (JICA ホームページ )。
32
全体
包括的
調整役
。
支援体制
、特定
制
強
、UNAMA
影響力
特徴
、
行使
国際社会全体
政府
避
様々
努力
国際社会全体
全体的
協力
体
調整役
。
20
行政能力
弱
政府
、
CG 体制
有効
(NDF) 国家開発予算(NDB) 連動
実際
算
各
国家開発
案件 管理
、
、
開発計画
開発予
。
21
予算
援助
頼
、
繋
重要
課題
対象
。
理由
。2003年
各省別
始
強
設置
参加
、
意見
CG
見直
時
、
数多
、
出
効果的
国
開
見直
2005年
、半数以上
、2005年始
。
、無駄無
NDF
機能
要望
行
中心
CG
。
CG
援助調整
、CG
活動
省別
、財務省 多
・
作成
発
。
停滞
、政府側
存在
各
CG
纏
。
(3)ANDS の下での国家建設の枠組み(2006年以降)
前述
、2006年1月末
会合
「
国家開発戦略(ANDS)
草案
作成
復興支援体制
制
移行
援
伴
、
体制
合意
復興支援
基
始
ANDS
形
8
形
CG
再編成
変更
済社会開発」
、
枠組
具体的
、新
機
移行
。UNAMA
復興政策
、
ANDS 実施
体
監督
支
。
三
掲
ANDS
、
続
考
後、新
合
中心
際
、
、一
、ANDS
設定
開発
3分野16
。
、以前
、
新
協力、汚職対策、環境
新
、
採択
。
体制
作成
ANDS
設定 行
表2-5
経
準備 過程 、
。
。
形
4年
」
。
任務
2005年 6月
引
2002年
・
省
複数
省中心
関係
「治安」
「
避
・法制度・人権」
「経
、横断的事項
、
、麻薬対策、地域
。
再編
国際支援体制
側
全体的
強化
政府
、
枠組
見取
、
課題
図
。
役割
UNAMA
包括
全体的
、
調整
。
2006年1月末
開
支援
20
21
会合
枠組
政府
「
・
国際社会
」
間
交
、
、
意義
後
大
2004年7月に、当時の UNAMA 代表フィリッポ(Philippo)氏へのインタビューでは、次のように語られていた。①行政能力の
弱いアフガン政府にとって、CG 体制はよいアプローチである。国家開発計画(NDF)と開発予算(NDB)が連動しており、
財務省が多くの国家案件を管理している。他方、ドナーによる適切なコンサルテーションが必要である。②ドナーの関与の仕
方には、二つのアプローチがある。一つは”light foot print”であり、ブラヒミの考え方でもある。東ティモールの過剰なドナー
のプレゼンスの反省から national ownership を強調する。もう一つは”strong leadership”であり、元世銀のガーニー財務大
臣のやり方である。ただし、national budget process に関してはアフガン側のオーナーシップが確保されている。③地方開発
でのよい調整の場がない。地方のマスタープランづくりと国家のプライオリティ計画をうまく組みあわせられるよう、中央政
府が地方開発計画づくりをまとめる必要がある。(2004年7月25日、カブール UNAMA 事務所にて)
このあたりの状況は当時の財務大臣ガーニーによる次の著書で詳細に描かれている。Ghani, Ashraf & Clare Lockhart, Fixing
Failed States: A Framework for Rebuilding A Fractured World, Oxford University Press, 2008, (chapter 9).
33
表2-5:ANDS( アフガニスタン国家開発戦略 ) の下での全体像
Pillar 1
治安
Pillar 2
ガバナンス・
法制度・人権
Sector1
治安
Sector2
ガバナンス・
法制度・人権
Pillar 3
経済社会開発
Sector4
教育
Sector3
インフラ・
天然資源
Sector5
保健
Sector6
農業・
地方開発
Sector7
社会保障
Sector8
公共財政管理・民間
セクター開発
発表
。UNAMA
ジェンダー(横断的課題1)
麻薬対策(横断的課題2)
地域協力(横断的課題3)
汚職対策(横断的課題4)
環境(横断的課題5)
注:アフガニスタン政府 HP より作成。
、
課題
提示
。
・
2007年5月、
政府
発出
維持
、
共同
軌道
対
関
発表
乗
、同
、2007年1月
22
態 前提
、同報告書
対 、
復興
、
題
中
達成
多
理事会(JCMB)
断
議
UNAMA
援
状況
予備報告書 基 、
、
比較的安定
入
苦
状
指摘 、次
込
、
、制度構築、地方国
人々
数
数
野心的
参加
多
削減
分野
、
一方、
。更
支
問
常設
。
会合以降、UNAMA
2008年1月末
強化
(Afghanistan’
崩
関係者
通過、飢
時間設定
、共同調整
事務局
、第一
南部 ・ 東部 反政府活動
提供、治安分野改革、会社法
広
22
23
24
。
指摘
瀕死
報告) 、2006年11月 発表
23
発表
ICG(International Crisis Group)
報告書「
次
民
。
独立調査機関
s Endangered Compact)
」
(通称、ICG
国家
報告書
、短期 ・ 長期双方
旨評価
・
問題点
初
UNAMA
調整
包括的
中心
調整
必要性
政府
調整
役割
強調
重視
踏
、
2009年3月
、
24
国際会
支
。
2007年5月1日 Joint Press Statement.
ICG, Policy Briefing, Asia Briefing No.59, 29 January 2007.
アフガニスタンに対する国連をはじめとする国際社会の支援のあり方に関しては多くの文献・資料がでている。最近の整理さ
れた議論の例として、以下のようなものがある。Castillo, Graciana Del (ed),“UN-led Reconstruction Following US-led Military
Intervention: Afghanistan,”in Rebuilding War-Torn States, Oxford University Press, Chp.9, 2008. Sherman, Jake,“Afghanistan:
Nationally Led State-building,”in Charles T. Call (ed.), Building States to Build Peace, Lynne Reinner Publishers, 2008. O’
Hanlon E. Michael & Hassina Sherjan, Touching It Out in Afghanistan, Brookings Institution Press, 2010.
34
6. 評価とベンチマーク
国連総会
予算審議
、毎年
予算請求
文脈
際
、
、他
例
部門改革
根拠
目標
特別政治
、2009年10月下旬
務 成果
、結果志向予算(Result-Based Budgeting: RBB)
出
期待
結果、年度単位
同様
支配、3) 人権
尊重、4) 効果的
、2009年9月
情勢
出
事務総長報告(A/64/364–S/2009/475)
、1) 選挙・政治状況、2)
課題
務
、次
5項目
進捗状況
判定
及
制度
、2) 治安
事務総長報告
先
見
関
、特
予算書
国
、安保理
12月
、
、
込
調整機能
議論
、
「
後、UNAMA
2010年3月10日
含
活発
議論
連動
際
展望
動
描
近年強化
、
、
設
国程度)
行
大
関心
。議論
、例
、
、UNAMA
新
良
、2010年3月22日
果
、大別
次
周辺国
。
一
主要
任務・活動
支援
戦略
調整」
中
調和化
、
文民活動
、
任期
更
調整能力
実施
中
。
1年延長
点
強化
修正
支援
、直接的
促進
調整
、
「3月10日
A/64/364–S/2009/475, ANNEX (p.18-24).
以上、UNAMA 担当官へのインタビューに基づく(ニューヨーク、2010年2月16日)。
UN Document A/64/705-S/2010/127, paras. 50-53.
35
先
、
考慮
選挙制度及
決議
求
。
継続
和解
。
事務総長報告(A/64/705-S/2010/127)
、三
政府自身
合意
、
求
提出
、①国連
文民機能
、
会合
安保理決議1917
安保理
、2010年3月22日
国
欧州諸国、
調整機能
政権)
人主導
6月
。
中
、(a)
、2009年
26
強化・尊重
総会及
、安保理
持
参加
、
継続
提案
25
26
27
国(16
文民活動
、(c)
、必
中長期的
。2010年1月末 開催
重要
部分
関
多
重要性、②
受
(b) 選挙支援
、1)
尊重、5) 麻薬対策、
新
際
UNAMA
。
明確 指標 求
以外
等
、米国新政府(
。
超
任期延長
主要支援国
北欧諸国、
立
伴
。一
関与
承認
安保理
任期延長
分
、③
重
、年度
国々
二
巻
提案
任
UNAMA
。
、UNAMA
(UNAMA)
、
2009年3月
議論
国
、今後
改善、3) 経済社会開発、4) 人権
明解 説明 任務達成 向
政務局
、
安定
、特別政治
活動
、大
指標
触
治安部門改革、4) 麻
。
、安保理
上 、
15
実行、
、例
支配、3) 治安
法
様々
UNAMA
社会政治環境、2) 治安
開発人道支援、5) 国家開発計画(ANDS)
薬対策、5) 開発戦略、6) 人権、7) 人道状況、
他方
任
。
対
。
記載
、UNAMA
2010−2011予算計画書(A/64/349/Add.4)
目標・成果 大項目 、1) 平和 安定
5項目
25
細
。
提示
法
指標
導入
役割
果
能力強化
、
中核
。
27
事務総長報告
歓迎
」
簡単
記載
見
、決議
取
内容全体
通
、上記
提案
主旨
十分
反映
。
7. 課題と展望
安定
政府
地方
予算
国連
政治的影響力拡大
体制 強化
UNAMA
増員
復興
文民
方向性
能力拡大
選挙後
、UNAMA
UNAMA
政治的和解
、
必要性
2005年、UNAMA
国際会議
加速
支援
関
重要性
。
(特 現地
)
政府
動向
確認
反映
、
支援
。
良
、治安状況
悪化等
方、新
次
、
課題
一
軍事面
状況
変化
模索
派
敵対勢力
。通常、和解作業
仲介者
明確
、紛争
役割
、今年(2010年)1月末
重視
危険
重要性
指摘
指摘
。一
危険性
。
(Lakdar Brahimi)氏
惜
、
、
同
。
、
究極
当事者
第三者
関与
安定
必要
向
避
、国連 UNAMA
。
開
(Kai Eide)氏
、
提示
、
NATO 国防大臣会合 、
、
軍事的関与
制度
文民
過度
任務
重視
国際
自身
制度強化
。
30
果
UNAMA
通
重視
会合 直後
・
SRSG
29
和解
期待
過度
会合
述
国連関係者
・
振 返 、
「2001年11月
」
役割
、
望
表明
変化
中
拡大
、
会合
2010年1月末
変化
招
努力
拡大
元国連事務総長特別代表
和平
UNAMA
能力
、
28
中
課題
、安保理
。
現状
民
上
基本的
状況
大
傾向 特 2008年以降 地方
動
。
的枠組
期待
国連
、
更
対
。2009年
強化
2009年
支援
、
拡大
役割
国際的支援
役割
。
明確
国連(UNAMA)
文
果
。
アフガニスタン情勢を踏まえた日本の支援のあり方については、様々な議論がなされているが、現地情勢を踏まえた詳細な議
論をしているものとして、例えば次を参照。日本国際問題研究所(宮原信孝)『アフガニスタンにおける平和構築努力と日本
の役割(アフガニスタン現地調査を踏まえての現状報告)』2007年。
29 “The most important thing would have been to have had the Taliban at the table in Bonn.It was impossible in Nov. 2001 to
have them there, but in hindsight it would’ve been better.” HBO History Makers Series: Lakhdar Brahimi, 9 March 2005.
30 “Top UN Envoy warns Defense Ministers against over-militarization in Afghanistan”, (Istanbul, 5 February 2010), UNAMA ホー
ムページ <http://unama.unmissions.org/>
28
36
Fly UP