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第409号 (2001年3月)
通 世間関 鯨 信 Tf・ ハ 立 第409号 I S S N1 3 4 09 4 0 9 2001年3月 R j団法人日本鯨類研究所 〒1 0 40 0 5 5 東宗都中央区盤海I H J4醤 1 8 号 東 京 水 産 ビj レ筒話 0 3( 3 5 3 6 )6 5 2 1(代表) ド 心MEPAGE B本 誌 http://www.に 「W同 l e . o r g 英 語 http://www.whae.sci.org 。。 目次 カリブi 蒔における鯨類目視調査の紙要報告…一 一 一 一 一 一 吉 田 # f可 I 鯨綴の視党〒 l 民球に見る巡I tの妙・……・ 一 一 一 7 …一一一村山司 日本鯨煩研究所関連トヒ。ツクス( 2000年 1 2 月∼2001年2月)・ … … “ …・ 1 3 日 日本鯨類研究所関連出版物等( 2000年1 2月∼2001 年2月 ). . ・ ・・・ . . . . . ・ ・ . . . . . . . . . . . . “ 14 H 京きな魚(編集後記) 一 一 一 一一ー H H H 一一一一一 2月∼2001 年2月受付) …ー ー … … ストランディングレコード( 2000年1 一 1 9 … 20 カリブ海における鯨類目視調査の概要報告 吉田英可 (日本鯨類研究所) 1 .はじめに f 作者は昨年の初春、カリブi 毎に浮かぶ島患の セントルシ了、ドミニカ、セントヴィンセン トーアンド・ザ・グレナディーンズ(以下、セ ントヴィンセントと称する, i 羽 I)を訪問する 機会を得た。各国の研究者とともに、現地にお いて鯨類の目視調査を行うためである。 これらカリブ諸国では、伝統的に1 i l l鯨芸誌が営 まれてきた。例えばセントヴィンセントにおい ては、手こぎのボートと手投げ結とを用いた原 住民生存捕鯨がザトウクジラを対象に行われて いる(浜口, 1998)。また向留をはじめセント ルシアなどでは、ショルダーガンから絡を発射 し、コピレゴンドウなどのゴンドウクジラ類を 捕獲している(P口c e ,1 9 8 5 )。現地では、これら ゴンドウクジラ鎖はB l a c kFishと1 1 ' 1 'ばれ、 1 ' 1重 大商掌 " ' " D 大アンテイル畑 カ " フ 調 路 ' ’ 守 、ト小円引川相 ドミエカ4 1 包 . ・ セントヴィンセJ トアンド ・ . ; 旨νトルシア ザグレナデイ目ンズ∼j 、、, 間 i 扇!. 2 000 年2∼3月に総量買目視総査が実施され たカリブ3 国(ドミニカ,セントルシア, セントヴィンセントーアンド・ザ・グレ ナディーンズ)。 鯨 司f 通 信 な食料I 僚となっている。 近年の悶際的趨勢として、鯨類など海洋生物 資源は持続的な利用が求められており、このた め資源管理を目的とした調変研究の実胞が必須 となっている。しかしその実施に際しては、さ まざまな技術・知識の溜得が必要となる。カリ プ諸問と同様、伝統的な捕鯨留である我が国で は、当研究所をはじめ水綾庁迷洋水産研究所な どが協力のうえ鯨類資源の持続的利用をめざし た資源管現研究を推進してきており、その研究 内容は世界的に見ても劣るものではない。この ような経絡から当研究所は、カリブ諸図に対し て鯨類の資源管破研究を行うためのさまざまな 技術的協力を行ってきた。例えば、我が園から 研究者を派i !して現地で議習会を開催したり、 カリブ諸閣の研究者を日本に招聴して益事成する などである。本調査はこの技術協力の一成とし て、将来の生息数推定のための本調査に備える とともに悶海域における鯨類相を明らかにする ことを隠的に災施された。 調査方法は、一般約な問視調資において朋い られているものと悶様である。すなわち、①あ らかじめ設定された調査コース上を調査船が一 定の速度(今回は 8ノット)で航行する、②船 上で、調ま!U l .が沼視により海上を探索し鯨綴の 発見に努める、③館、類を発見すると現場に急行 . i ' l 数を確認する、④また同時に、発見 し鯨認やN した鯨までの船からの角度と距離など生息、数推 定に必要な情報を収集する、等である。 通常、我々が悶視調査を行う際には、専門の 目視認査船を用いる。調査経験のない紛舶と乗 組災をもちいるよりも伐の高いデータを収集で きるからである。しかし今回は、現地の飴をも ちいて調査を行った。カリブ諸問が今後継続し て議査を実施していくためには、彼らの利用し やすい現地の紛を用いた方が良いと考えたため である。これらの調査船は各区|ともに小裂で、 街i 白設備を有していなかった。そのため、夕刻 にお査が終了すると港に一旦帰リ、 5 喜朗また出 発するという日帰リの調査となった。 さ謀者は 2月のはじめに日本を発ち、まずセン トルシアを訪問した。そして同箆i での調査を皮 切りに、ドミニカ、セントウeインセントと移動 しつつ調査を行い、 3月の中旬に帰国した。》 れら島国の間には小型プロペラ機の定期使が就 航しておリ、烏隠の移動はそれほど凶殺なこと ではない。ここでは国ごとに調査の概要を、各 悶の情報等も含めながら紹介したい。 2 .セントルシアにおける調査 セントルシアは、小アンテイル諸島中のセン トルシア烏からなる島闘である(図 I)。島の 大きさは622km'と淡路島と同校皮で、人口は 1 4 万人ほどである。観光開発にカを注いでおり、 美しい砂浜と い海、線機いl 幻々を回当てに欧 米から数多くの観光客が訪れる。 l 誌の南端には ジャンボジェット機の発着できる大きな悶際空 港があり、またシーズンともなれば大型議奇主主主 船が首都カストリーズにある岸壁に次々と接岸 する。このイ也、バナナのプランテーションも織 んに行われているようである。 セントルシアでは、河国終林水産環境省水産 局(殴 2)の綴員シeエニンーランバリ一女史が 鵡斎に参加した。彼女は河闘において鯨類の資 i 院解析を担当しておリ、その解析技術知識の 習得のために日本に来た経験を持つ。そのため 策者とも面識があった。彼女はまた、現地の事 情に疎い悠者をサポートするため、ドミニカお よびセントピンセントでの調査にも忙しい中を ぬって陀行してくれた。これらの国々で調査を 無事に行うことができたのも彼女の努力による ところが大きい。余談であるが、彼女の父親は もとセントルシアの首相で、独立まもない河国 の発展に大いに資献したことから、建国の父と 9 7 9 年にイギ 呼ばれている(セントルシアは、 1 リスから独立)。調査には彼女の他に、地元の w @2. セントルシア水産局庁舎。 2ー 第4 0 9号 2 0 0 1 { ! '3 月 いことから、このようにコースを配置すること によってさまざまな水深の海域を一様に探索で きるようにするためである。さらに、セントル シア西岸沖の水深が念、に務ち込む地点に沿っ て 、 l本のコースを設置した。この辺りはマッ コウクジラやコピレゴンドウの発見が多いとの ことから、ランバリ一女史から是非とも調査し てみたいとの申し出があったためて’ある。 伺国での潟査は、 2月 1 5日から 1 8臼にかけて の 4臼間行われた。探言語距離は132マイルであ った。詩書資航続および鯨類の発見位E 立を図 4に 示す。残念ながら i l l窓期間中は海況があまり良 くなく、うねりが商くまた海一面に白波が立つ という状態であった。このためか発見も少なく、 マツコウクジラを l群 3頭およびコピレゴンド ウを 2群2 阜、発見したのみて守あった。いずれの 発見も、水深が念、に務ち込む海域付近で得られ た。このマッコウクジラの群は、比較約大裂の 個体からなっており長持関潜水することはなく 海図付近をゆっくりと移動していた。 捕鯨船の砲手フィリップ・ルシアン氏にも採紫 員として参加してもらった。 セントルシアでは、調査船として大到モータ ーボート「シーハンター Jを用いた( I 懇 3。 ) 問国水産局は小型の調査船を所有しているとの ことであったが、 2 持者が訪問した特には巡怒く 岩礁に乗り上げて船底を破損していたため、総 査に用いることはできなかった。「シーハンタ ー」はホエールウォッチング/綴光フイツシン グ船であり、長さ 1 1 皿、総トン数1 5トンで最大 迷皮2 5ノットを誇る。また、 J 勾さ lOm の見張リ 台を装備していと7 ニとから、鯨主買を探索するに は申し分なかった。 調査コースとして、セントルシア筒岸の離岸 1 2マイル内および岸よりにジグザグ状のコース を設寂した(図 4参l j ,司)。コースの設置を西側 に限定した耳目白は,この時刻家岸沖はうねりが おく、小型船舶の航行は困難なためであった。 そこで他の闘においても、原則として同級のコ ースを西日夜した。またジグザグ状に設;ました理 由l 立、鯨綴の分布は多くの場合水深と関係の深 ドミニカ セントルンア 一 切マイル 一 図 4. セントルシアおよびドミニカにおける悶 視調査の航跡と鯨類の発見位i 環。実線は ビューブオート風力隊級 3以下、 J 波線は 悶 4以上における航跡を示す。 ⑧ マッコウクジラの発見位i l ' l ; 0 :穏不明大混鯨主主, 肯コピレゴンドウ; <) 額不明オウギハクジラ腐鯨類, ! ; , , マダライルカE . A:スジイルカ, 曹.バンドウイルカ; マ.穏不明イルカ類 凶 3 セントルシアにおける潟資船 f シーハン ター J , 途方に、十主的中の大関ぷ 1 <容船 が見える。 qd 車車時f i 酪 { ; ) 3 .ドミニカにおける調査 図5 . ドミニカ水産開発防庁舎a 凶6 . ドミニカにおける調査紛 f シルバーシー J レ J 。 a m にホ 一; ト戸司ウ ぺ−/﹀一テ ;一/\ 仇\ijT 一 JHf a w、ーョ 1JJ’ b d タ ! 鹿 m ク 一 \ 仙 ス r FO vd エ r ι∼守、つぴ\px 可イ 、/⋮島/︿ ンラ f r d セう γ : ペ ク つ 戸 b J ” J ' 占 。 ' ·~. [ J :グレナダ グレナディーンズ − 1 0マイル ぽJ7 . セントウ インセントにおける問視調資の d ; j jの発見位絞。 J ' L Mは図 4を参 航跡と鯨J j 馬 。 ドミニカは、セントルシアぬよりもやや大き いドミニカぬからなる鳥図である。人口は 7万 人ほどとのこと。カリブ海に浮かぶ島といえば きれいな砂浜を想像しがちであるが、ドミニカ ぬは海から突き出たような形をしており、海の すぐそばまで切り立った山肌が迫っている。そ のため砂浜はほとんどなく、大きな港もない。 セントルシアほど頻繁に大型客船が来航するこ とはないようであり、観光客も少なく全体的に のんびりとした感じであった。山が深く緑がi 設 く、何となく一昔前の日本を忠、わせた。なおド l j ミニカは、数多くのアメリカ大リーガーを望者 f しているドミニカ共和国とは別の国である。 ドミニカでは、河国水産際発局(図 5)のア ンドリュー‘マグロ氏が主として調査に携わっ た。マグ口氏も鯨類絞源解析の知識習得のため に来日したことがあり、筆者と頑識があった。 5名の水産局長が日詩 また、マグ口氏の他に言/・ わりで調査に参加I した。 ここでは調査船として、小型延縄漁船の「シ 5 皿 、 2 6トン、滋大船迷 ルバーシールJ (長さ 1 9ノット、船長ら討 3名乗り組み;図 6)を用 いた。この紛に乗り込み、 ドミニカ王者の商側の 総j 芋1 2マイルと 6マイル内に殺を宣したコース上 を移動しつつ探索を行った。 3臼から 2 6日までの 4日 ドミニカでは 2月2 |剤、調査を実施した。概して天候はよく、蹴認 にコースを消化できた。調査航跡および鯨室長の 7 6 マイルを探索する 発見イ立鐙を図 4に示す。 1 間に、マッコウクジラ 6群 8頭、コビレゴンド ウ2群8 0 頭、スジイルカ l群 1 0 頭、マダライル 手 6頭、種不明オウギハクジラ属鯨類 Jj 拝 カ 1若 3頭、穏不明大波鯨 2群 3頭、穏不明イルカ室長 2l 搾を発見した。沖合での航路ミがゆがんでいる のは、強いi 朝淡に紛が流されたためである。マ ッコウクジラやコピレゴンドウ、種不明オウギ 立、セントルシアにおけ ハクジラ鼠鮫類の発見l ると同様、水深が念、に落ち込む地点に治って得 られた。ドミニカの沖でも水深が急に深くなっ ており、岸から 2マイルほどしか踏まれていない 地点でもマッコウクジラを発売することができ た。発見位置の水深はいずれも 700m 程度であ 4. 茸 \4 09号 2001年 3月 った。マツコウクジラの全発見 6 l 洋のうち 4群 は単独の俗体からなっており、他の 2群はいず セントウaインせントは、セントルシアの闘に 位援する人口約1 1万人からなるぬ闘である。同 国は、セントルシアやドミニカとは異なり、本 ぬのセントウ府インセント ! 誌をはじめベクウェイ ぬやモスティークぬなど多数のおからなってい る(図 7参照)。しかし国の中心は、首都キン グスタウンのあるセントヴィンセントぬにあ る。セントヴィンセント島の南には、グレナデ ィーンズと呼ばれるお々が隣国グレナダまで続 いている。これらぬ々のj 再りには、絞大でも水 深30m 程度の浅い海域が広がっている。ここは、 ヨットセイリングやダイピンク惨などに巡した絶 好の海洋行楽池であり、欧米諸図の協議や著名 人の別絞が数多くあることでも知られている固 また、グレナテ'イーンズ 1 再辺の海域には冬季ザ トウクジラが来遊し、それを対象とした原住民 生存捕鯨がベクウヱイ鴎の闘にある小島、プ チーネイヴィス I 誌を拠点に行われている。 セントヴィンセントでの調査には、同隠水産 局長のケルウイン・モリス氏をはじめレイモン ド・ライアン氏などi i "3名が参加した。またラ ンバリ一女史の他に、別件でセントヴィンセン トを訪れていたドミニカのマグロ氏も読ままに加 わった。同国の水産局はキングスタウンにある 魚市場の2 階に置かれていた(関 8)。この建物 は日本の援助によって建てられたことから、魚 市溺はリトルトーキョー市場と呼ばれている。 セントヴィンセントでは、認ままl i lとして肉園 水産局所有の調査船「ブラックジヤツク J ( 長 さ13m、1 3トン,図 9)を用いた。この紛は小 型延絡漁船タイプで、船長ら計 3名が乗り組ん でいる。また調資コースとして、本島の西岸 i 1 ! 1 6マイル内とグレナディーンズ北部の海域にジ グザグ状のコースを設E ました。グレナディーン ズ周辺は浅いためにうねリの影響も小さく、北 部± ! J I <にわたってコースを設絞することができ た(図 7参照)。 セントヴィンセントでは当初、 3月 8尽から 調査を行う予定であった。ところが調査開始お の朝、水産向を訪れたところ大騒却Jが持ち上が っていた。聴くところによるとその朝、プチ・ ネイヴィス島でザトウクジラが 草されたとの ことであった。今から J 誌に向かい、解体に立ち 会うとともに、体長など生物学的データを記録 しなければならないとのこと。急i 阜、予定を変 9 ! :して王寺へと向い、ザトウクジラの解体作業に 立ち会った。原住民生存捕鯨を除き、ザトウク ジラの捕獲は1966 年以降禁止されている。この ため、ザトウクジラの解体作業を見学できる機 会はそうあるものではない。興味深く拝見した。 ここでは、日本でのように鯨を陵上に引き上げ ることなく、浅瀬に引き寄せて海の中で解体を 行っていた。そして裁制した後に引き上げて肉 図8 . セントヴィンセント水産局庁舎。 l階部 分は魚市場となっている。 図9 . セントヴィンセントにおける調査船「 7 ラックジャック J o れも 2頭辿れであった。このうち 6~互について体 長を推定した。その範囲は 9mから 18mで、子 供と恩われる小型の倒体を発見することは出来 なかった。体長 18m の大型個体l 土、尾を上げて の潜水を行っていた。山を背景に、尾を高く上 げて潜るシーンは迫力があった。 4.セントヴインセントにおける調査 n m c " 鯨 叩f 通 信 の殺1 障を行っていた。ウインチを入力で動かし ていたため、あまり重い物を陵上に引き上げる ことは出来ない、ということもその理出として あるのかも知れない。解体I 誌の周 1)には多くの 見物人があつまり、また長室店も多数出て、お祭 リのような騒ぎであった。ここプチ ネイヴイ ス島でのザトウクジラの捕鯨については、詳細 な報告があるので他はこれを参照されたい(浜 口 , 1 9 9 8 。 ) セントヴィンセントでは 3月 7E lから 9E lま でと 1 1日の討 4日l 問調査を災施した。その聞に 1 3 6マイルを探索したものの、バンドウイルカ などイルカ類を 4群発見したのみであった(図 7)。ザトウクジラが捕獲された後の 9E lに 、 北部グレナディーンズ周辺の燦F 誌を行った。こ の日は風も弱く、絶好の調査日和であったが、 強念ながらザトウクジラを発見することはでき なかった。その後、 1 1 1 3にI 専び同地方の探裁を 試みたものの、その日は風の強い、あいにくの 天候で、ザトウクジラをはじめ館殺を発見する ことは出来なかった。 ると見紅花もら ; f l ,ている(S 皿i t he ta l . ,1 9 9 9 )。そ して、彼らの主な越冬海域は大アンテイル諸島 のイスパニョーラ島付近の浅綴で、小アンテイ ル諸島に殴遊してくる個体はごくわずかである と考えられている(S war 匂 e ta l . ,2 0 0 0 )。しかし 1 9世紀には、小アンテイル諮ぬの周辺海域では 多数のザトウクジラがアメリカ式捕鯨により摘 1 産されており、その一方、大アンテイル諸島付 近における捕獲数はそれほど多くはなかった ( M i t c h e l landR e e v e s ,1 9 8 3 )。捕獲数が当時の 分布状況を反映していると仮定すれば、現在の 分布状況は当時のものとは逆転しているのであ る。このような状況が起こった原悶として、何 らかの渡自によりザトウクジラが冬季の集中域 を北に移行させたためである、などが考えられ ているがはっきりしたことは分かっていない ( S w a 出 e ta l . ,2 0 0 防 。 セントヴィンセントを調査中に、セントルシ アで用いたウォッチング紛の船長から、セント ルシア沖を I 右下するザトウクジラを多数目撃し たとの報告を受けた。また彼によれば、子供と 沼、われる小さな個体を引きつれたザトウクジラ がセントルシア沖を南下するのをしばしば怠験 するとさ言う。ランパリ一女史からも同様の話を 聞いた。 5 作者はカリブ諸問を訪I 渇する以前、グ レナテーィーンズ付近の海域は日本の小笠原諸ぬ や沖絡県E 昼間味諸島周辺と同様、ザトウクジラ の幾般海域ではないかと予想していた。しかし、 仔クジラを伴った個体がセントルシア神を南下 するのが事5 主であるとすれば、この予想、は外れ ている可能性もある。カリブ海におけるザトウ クジラの繁殖場としては、現在の主な越冬域で あるイスパニョーラ烏近海がよく知られてい る。ランバリ一女史は、ここで生まれた仔クジ ラが北への長い旅に耐えられる体力をつけるた めに一度、グレナディーンズ付近に回遊しそこ でしばらく滞在した後、北のl ! ! f t 耳場へと旅立つ のではないかと考えているようであった。事案、 大アンテイル絡ぬと小アンテイル諸島との閲 で、俗体の移動のあることが報告されている ( S t e v i c ke ta l . ,1 9 9 9 )。過去に行われた鏑燃は、 この南下してきたl l l 'を対象に行われていたので あろうか。あるいは、過去には小アンテイル誇 品問辺で繁殖していたものが北に繁殖海域を移 5 .おわりに J i l lの調査を泌じて、小アンテイル諸ぬの沿 岸海域における鯨絞籾をある程度明らかにする ことができた。これらの品々は火山ぬであり、 岸近くから水泌が急、に務ち込むという海底地形 を持っている。このようなJ f ! l J 院を反映して、ぬ のすぐ近くにまでマッコウクジラやオウギハク ジラ鴎鯨鋭など外洋性の鯨類が閏遊してくるこ とが分かつた。また、ハンドウイルカをはじめ とするイルカ殺が多数分布していることも明ら かとなった。しかし今潟殺の主対象極の一つで あるザトウクジラを発見することはて’きなかっ た 。 さ官者がカザブ諸国で l ' l視溺資を行ったと河I I 寺 W lに、アメリカを主体とする潟査閲も小アンテ イル諸島沿岸海域においてザトウクジラに対す る長!視総統を実施していた(Sw 紅白 e ta l . ,2 0 0 0 。 ) 彼らはグレナディーンズには立ち寄らなかった ものの、付近の泌域を係長信し、調 J ! E J 割問中に3 3 l 干のザトウクジラを発見した。現在、北大西洋 には 1 0 6 0 0 l l ! iほどのザトウクジラが生息、してい 6 百l 4 0 9号 2 0 0 1年 3 J i n o r t h w e s tA t ! 田 t i chumpbackw h a l e sR叩 i n t ) :1 5 3 2 1 2 . W h a l .Commn( S p e c i a lI s s u e5 P r i c e ,W.S .1 9 8 5 .W h a l i n 呂田 t h eC a r i b b e 田 h i s t o r i c a lp e r s p e c t i v eandu p d a t eR e p .r n t . w h a l .Commn.3 5 : 4 1 3 4 2 0 . S m i t h ,T .D . ,J .A l l e n ,P .J .Clapham,P .S . Hammond,SK a t o n a ,FL a r 配 n ,J .L i e n ,D . Ma 凶l a ,P .J .P a l s b 0 l l ,J .S i g u r j o n s s o n ,P .T . S t e v i c k ,andN .0 i e n .1 9 9 9 Ano c e a n b a s i n widem a r k r e c a p t u r estudyo ft h eNorth A t l a n t i c humpback whale ( M e g a p t e r a 叩 四n g l i a e ) .M a r .M叩 i m .S c i .1 5 : 1 3 2 n o S t e v i c k ,P .T . ,C .A .C訂 I s o n ,a o dK C B a l c o m b . 1 9 9 9 .Anotβonmig 悶t o r yd e s t i n a 世o n s o f humpback whales from t h e e a s t e r n C a r i b b e a n .] .C e t a c e a nR四 M a n a g e .1 : 2 5 1 ・ 2 5 4 . 品目白, SL ,T .C o l e ,M.A .M c D o n a l d ,J .A . H i l d e b r a n d ,E M O l e s o n ,C .B u r k s ,P .J . C l a p h a m ,J .B訂 l o w ,andA.M a r t i n e z .2 0 0 0 . V i s u a landa c o u s t i cs u r v e yo fhumpback w h a l e s( M e g a p t e r an o v a e a n g l i a e )i n出ee a s t e r n ands o u t h e r nC a r i b b e a nS e a .p r e l i m i n a r y r e s u l t s .P a p e rSC/52/ AS23p r e s e n t e dt o白e !WC S c i e n t i f i c committee, June 2000 ( u n p u b l i s h e d ) .3 5 p p . し、その一部が昔の名残で北上する前に小アン テイル諸島にやって来るのであろうか。いずれ にしても、この疑問を解くためには過去の捕鯨 の操菜記録を競べるとともに、問視総査で得た 分布や繁般に関する情報、尾ピレの写主主に議づ く僧体識別悩報、 i 藍伝的情報、さらには衛星絞 識をもちいた個体の追跡f i ' I 綴など、さまざまな 情報をもとに総合的に判断する必裂があろう。 帰国してしばらくたった 4月の中旬、ランパ リ一女史から連絡が入った。ザトウクジラは北 への移動を始め、多くの個体がセントルシアの ごく伴近くを通過しているとのことであった。 彼女は、ザトウクジラを観察するための段上基 地をぬの北端に作るのだと語った。アメリカを はじめ他の闘でなく、カリブ靖国の研究者自身 の手によって多くの悩綴が められ資重な知見 が得られればすばらしいことだと J 思!った。 m 6 .引用文献 浜口 尚 1 9 9 8 .絶滅の危機を救った掠自由、ボート 「レスキュー」ーカリブ海、ベクウェイぬの 0 0 : 1 2 2 0 . 捕鯨の現在一鯨研返信 4 M i t c h e l l ,E .and丑 R‘ R e e v e s .1 9 8 3 .Catch h i s t o r y . a b u n d a n c e ,andp r e s e n ts t a t u so f 鯨類の視覚 眼球に見る適応の妙 村山 司(東海大学海洋学部) はきわめて劣ったものと誤角草されることも少な くない.しかし,実際には鯨類は自らの生態の e v i e w e db y なかで視党を有効に利用しており( r 田, 1 9 8 0 ,Henn 叩 a n dT a v o l g a , Madsen田 dHenn 1 9 8 0 ;Ev 出 S ,1 9 8 7),外界の悩毅の知党に際して, 視党がきわめて震裂な役割を担っているーそこ で本稿では,水中生活に尚疫に i 謹応した鯨鎮の 視覚機能を垣間見るため,特に「限 j に焦点を ~気の約 1000僚の宿I立を有する水中には安気 ,,,とは大きく奥なる光の空間が広がっている. 存在する光の波長は,空気巾では290-30000nm なのに対し,水中では3 8 0 760nm の続問と,水 中にはきわめて狭い帯域の光しか厨かない.ま た,光は水中では著しく滅袋するうえ,減衰の 程度が波長依存性を持っているため,さまざま な光学的現象も生じている. 鯨類は光がそのように複雑な性質を皇する水 界に綾1 2 .している I Q ! i乳' l i f iであるが,鯨綴の視党 あて,彼らの視~l の妙の-Jilli を紹介したい. 7 鯨研 i 且 {; J 1 . 眼球構造 ス体が充満している 翠肢の内側には血管に富 んだ脈絡股が存在し,さらにその内側に網膜が あり,ガラス体と接している.網膜の表蘭には i 血管が放射状に分布しているのが認められる 以上が鯨綴の眼球檎造の概要であるが,この ような構造は基本的には他のセキツイ動物と共 通のものである. 視);'[. すなわち物が見えるためにはさまざま な嬰ぷがあるが,視覚の内容を規定するのは, その入リ口である「娘j である.鯨類の眼球に 関してはこれまで解剖学的な溺遊( reviewed b yD r a l ,1 9 7 7 ;Dawson,1 9 8 0 ;N a c h t i g a l l ,1 9 8 6 ; 村山, 1 9 9 1)が進められており,その定性的な 特徴は合理的な光利用機械を有していることを 物語っている 生活の喝を陸上から水中へ移行 するという進化の過程で,視党機能においても 積々の適応や獲得が行われたことが推測され る 鯨類の!|民は,外見上は雨だれ型で,体の大き え さに比して小さなものであり,水の抵抗が荊l られているが,関口部を小さくすることで,い わゆるビンホールカメラ構造をとり,良好な視 $!が符られていると考えられている. 皮泌を切開すると娘球が格納されている 鯨 浪球は上下及ひ’前後方向にややつぶれたよ 殺のl 2 . 網膜の構造 網膜は発生学的には!憾の部であり,入射し た光刺激に反応して感度調節,結像などの重要 肢は他のセキツ な機能を営んでいる 鯨綴の縦j 0 溺から構成されており,陸 イと問機,全体で 1 棲の,いわゆる夜行般の動物の網膜にみられる 特徴と一致している (Lle la l . ,1 9 8 3 ) . 視細胞は暗いところ(低照度)で機能する梓体 と色などの知党に関与する錐体がともに存在す 泊 る しかし,その数は枠体が圧倒的に多く, l 所筏に巡したものであることを示唆し,また, 色党が弱い可能性をも示している イシイルカの網膜において視細胞の分布線態 をみてみよう ここでは外穎粒賂を形成する梓 体と鋭休の核の密度を指標として視細胞密度 主)を考えたが,視細胞は娘底付近が (相対筏l 最も尚密度に分布し,縁辺部に向かって悶心円 状に減少している(村1 1 1 ,1 9 9 1 ) . このような分 生はバンドウイ jレカ(D阻 l ,1 9 7 7),ミン 布の特4 ククジラ(仁科, 1 9 9 6)においても河様である. 神経節細胞問では神経節細胞がー列に並んて’ いる.一般に,セキツイ動物では視線胞は双極 純l 胞を介して神経節細胞に収束しているため, 飽から入力された光情報は究律的に神終節 視紺l 細胞で処理統合され,より上位の中枢神経系 へ伝迷される このような神経節織胞の分布動 態は網膜における光党の特伎を反映しており, その動物の生態,特に視党による行動や視野と 窃援な関迎を有している. I s llはイシイルカの総肢における神経節細胞 の分布悶(等骨;l 支線閲)である 分布は一様で はなく,線底付近には神経i 布 告I I 胞はほとんど分 うなだ内体をしており, l~I く堅固な教般的i位 により厚さが不均一)によって外形が保持され によりさまざまであ ている.大きさ(長径)は務i るが,たとえばイシイルカ(体長約2m)では約 3cm,ミンククジラ(体長約Sm)では約 lOcm てe ある. 眼球前闘には1 !!\色透明な角線があり,その) i i i さは中央部で簿く,縁辺部ほど厚くなっている これは鯨烈が水中と空気中の両方で視覚を働か 主気のそれそ せるため,水’ Z f•JI品:朗II:立を{史つているためと考-えられる.角j肢 の内側には裕色のH彩によって形成される隆子し がある.ヒトの瞳孔は円形をしているが,鯨!殺 では釘彩の t 部がフタ状に f i l れ下がったような 状態になっているため, l 磁子しが三日月状をして いるものが多い.般に入る光のi 誌を溺節するひ さしのような役割であろうか. I I 車孔はヒトと同 じく周期の I 拘るさに応じてその大きさが変化す い線 る.強い光のもとでは峰子しは前後 2本の紺i に分離され,このとき限はちょうどピンホール カメラの構造となるので,焦点深度が深くなり, 視力が向上すると考えられている 布しておらず,視神経円盤を基準に吻側と担~rrn i鴎孔の内側には無色透明でほぼ球J~ をしたレ 担~にそれぞれ l カ所ずつ肉密度部位が存在する ンズがある |浪球内部はゼリー状の透明なガラ ( I まIIのA ,B ) (Murayamae ta l . ,1 9 9 5).また, 8 第 4 0 9号 2 0 0 1年 3 月 全体的に l 浪底を装準として, i l l直方向より水平 方向に分布する傾向がある.こういった分布の 局在性はバンドウイルカ,カマイルカ,オキゴ ンドウ,シロイルカ,マイルカ,スナメリ,ネ ズミイルカ及びミンククジラなどでも認められ た( D r a l ,1 9 7 7 ;1 9 8 3 ;Muray 阻1 aandS o m i y a , 1 9 9 8 ;GaoandZhou,1 9 8 7 ;MassandS u p i n , 1986,Mu 阻. y a m ae ta l . ,1 9 9 2 ) . 却Jに利用するうえでは効来的である イルカの眼に光をあてると背(奇縁)色に光 って見えるが,これもタベタムによるものであ る 鯨類のタペタムは,視細胞の分布と同級, 限底部分を中心として分布している.そして, 眼球の周辺部になるほど分布は務くなり,それ と岡総して網膜の色系上皮細胞中に色議が沈着 し始める このような色系の沈着は,眼球内に 入った光の縁辺部における溺れ光を防ぎ,筏党 {象が不明隙になるのを避ける役割jを有してい る . イシイルカのタペタムについて,アミノ酸分 析によって成分を解析したところ,コラーゲン であることが明らかとなった( Murayamae t a l . , 1995).バンドウイルカやコマツコウ (Younge ta l . ,1 9 8 8)でも同様のことが検証さ 乳類の有締綴の れているが,この成分は隊桜附i タベタムと同じである(B e l l a i r se ta l . ,1 9 7 5 ) . 魚類のタペタムはグアニンがその主成分であり (出村, 1 9 7 0),タペタムがそれぞれの穣の生態 に応じた形で存在していることを示唆してい る 〕 ・ . {倒; 隠菌 5 0 0 - 5 4 8 駁週 4 0 0 499 鶴 : : : : : : ; 8' 。 : ;γ 4. 視軸 前述したように,網膜の神経節細胞は娘底を 中心にほぼ水平方向に分布している.従って, 鯨類では限底に対して君主直方向よりも水平方向 に視野が広がっていることが推祭される. 一般に,向!浪視野の中心の方向を視軌といい, この方向に最も視党が優れている.しかし,鯨 艮視に関しては不明であるため,ここで 矧の尚H は網膜の最も分解能のよい方向を視刺!と考え て,監事類の視制l をt i も定してみよう 網膜において最も分解能が高いのは神経節細 胞が最も衡なところであるから,その部位に対 応する方向が政も視党(分解能)の良好な方向 である 神絞節組I 胞の高密度部位の娘球上(網 膜上)の佼慣を球座標を用いて表わした.すな わち,網膜の形状を球に近似して,光軸(光が 進んでくる道筋)及び視神経円盤を含じ i 面を ・ o (赤道)とする球!主僚を怨定し,網膜上の 各部{立が眼底から何度の佼侃(;i t 度)になるか を考えた.その結果,イシイルカ,カマイルカ, 1cm トー一一一一→ 主 |l I . イシイルカにおける神経節約胞の分布 (等官官度線図). A, B 2ヶ所の尚密度 g j l{立が認められる.中央のOは視神経内 燦 . 3 . タペタムの分布 f ! \慾や除後l l i l乳' I J ' iの…部には,網!淡の色系上 J 主的または脈絡娠中にタベ ) Jムという構造物が 仔品ーする たとえばネコやキツネ,サカナとい 良に光を当てると, l 浪が光って見え った動物のH るが,これはタペタムによる反射のためである. |投球に入った光は綿服を泌過後,脈絡目見仁,,のタ ペタムで反射し,再度網肢を j 昌ることになる すなわち,視調l l l 包陪を 2度通過することにより 光がJ\')1~話される機能をもっため,少ない光を有 日 釘;石>f 通 俗 オキゴンドウ,シロイルカ,パンドウイルカの 浪威か いずれの穏でも 2ヶ所ある高節度部位はl ら約 5 0 7 0 ° に位寂しており( Murayamae t a l,1 9 9 5 ;MurayamaandS o m i y a ,1 9 9 8 ,Mass andS u p i n ,1 9 9 5),穏による綴箸な差奥はなか った また,ミンククジラの 1 1 1 ' 球においても高 官官波部伎はやはり悶総の位霞であった(村山, 1 9 9 1 ) . このことから,これらの鯨類では光紺l に対して前方及び後方に約5 0 。一 7 0 。の方向に 2本の視調i I が存在すると推定される([翠 2 ) . しかし,それぞれの視調i I の怒殺は明らかではな 後方)を視認するのに燃し く,前方及び側方 l て,使い分けされているのかもしれない, などが関与するが,鯨綴ではこれらの光主主因子 が実に機能的に娘球内に配置されている. 艮球に入り込んだ光を直接感知する視 まず, J 細胞はl 浪底部分に集中して分布している.また, 光の士制高装置とも言えるタベタムも娘底を中心 として分布している.限立まは光紬が恨球と交わ る部分,換言すれば光が最も多く j 照射される部 分であるから,そこに視細胞やタペタムを多く 配置することにより,入射してきた光を散大限 に感知することができるわけである.一方,網 膜縁辺部の色系上皮殿中に色主誌を沈着させるこ とで, i 根底で反射した光によって祝党像が不明 般になるのを防いでいる, 視精度(視力),つまり大きさや形の識別に関 係が深いのは神経節級胞であるが,この綿胞の 分布は視刺胞やタベタムとは異なっている. H 品 販から約5 0 ° 一70 。前方及び後方にずれた筒所 に局在しているが,これらの一つは前方を視認 するのに巡切な位置と言える. 以七の分布到o f 遣をまとめると,悶 3のように な る 視細胞及びタベタムの分布は,限底では 光の効率的な利用を図リ,何時に,視覚を妨げ る図子は排除するという図式を物語っている. しかしその一方で,水中を高迷で遊泳するため 水の抵抗や摩擦を最小限にする必要から,日民は l 方へ依i 泣し,表預から内部へ格納されること 相j となった.その結巣として,前方を視認するの に必援な神経節細胞が限底から離れたところへ 集中することになった.視軌と光判!のずれはこ 5 . 光覚因子の分布動態、と その意義 光の感知には後細胞,神経節調J U 泡,タベタム 1 官 OA 1 2 v、 ∼4 視軸 OA ネ 見 軸 1 2 〆\ 図2 . 鯨鎖の規!i i l r .1 1 .1 2がl f ! ' i 主される視納. 1 8 13.総 長I i線球における光党因子の分布 1 0 自 ' 4 0 9号 2 0 0 1{!'→ 3 月 たものである 海桜の鯨類はほぼ悶綬皮の視精 度を有していると考えられるが,これに対し, うして生じたのであろう.また,このことは外 謹r n :と制度の処理が 界からの光刺激に関して, J のg i [なる位絞でなされていることも示し 網膜 t ており,鯨類の生態においてこの問者が機能的 に使い分けられていることが考えられる. アマゾンカワイルカは0 . 6 7 0 . 7 5 ( c / d )[4045min (Massa n dS u p i n ,1 9 8 9 )] と , t 記の鯨 類に比して網膜分解能がかなり劣っている.こ れは水の透明皮といった後息する環境の光学的 援医i の差によるものである. 6 . 視精度(網膜分解能) 7 . 鰭脚類との比較 さて,物が「見える」ための i l ' .[羽のひとつに 「大きさ J がある.大きさの迷いにより「兇える, 兇えない」が生じるわけで,その程I l ' .を表した ものが視紡皮(視力,総J I '持分解能)である. 視力は,いわゆる行動笑験による視力検ままが 現笑的であるが,鯨類(もちろんその他多くの 動物も)では餅脊や訓練技術の問題から,すべ ての級でそれが可能なわけではない.そのため 総i I '誌の分解能から視粉 1 立を推定しているー f i J / 1 ' 認の事1絞節細胞の分布密度から網 厳衝にはi j 肢が分解し得る最小の分解戸jの綬大般を求める のであるが,炎 1にその一例をあげる.[ ] 内は便宜的に分解角(分 ド =6 0分)に換算し 鯨絞の限球t . ' > ! i 器を,同じ海後日前乳類である鰭 脚J : l lと比絞してみると,いくつかの欄途点があ る(村山, 1 9 9 5 ) . まず,喜首脳l 類では外形を保持している翠脱が 主主類の場合とは逆に,縁辺部ほど浮い.また, 鈎目見は,鯨類ではちょうど!日l レンズ状になって いるのに対し, F 苦 闘l 怒{では部f 立によらずほぽ一 様な ) ! j [さである.これは水中と'\":気中で角膜の 部位を使い分ける必袋がないことを示すものか もしれない さらに,鯨類のl 磁孔は三 1 3f l形を しているのに対して,絡脚類ではほぼ円に近い 炎上鯨穣別網膜分館’能.[ ]内は分へ換算した自主 総1 際分解能(c ; c l e s / d e g r e e )[ 分 } 鯨穏 イシイノレカ ミンククジラ カマイノレカ オキゴンドウ シロイノレカ バンドウイノレカ 7イ ノレカ 主主主i~'/衣 • • • • • ヒト イヌ イタチ 2 . 4 5 2 . 5 9[ 1 1 . 6・1 2幻 4 . 1 [ 7 . 3 ] 2 . 7 [ 1 1 . 1 ] 3 . 2 [ 9 . 3 ] 2 . 5 [ 1 1 . 8 ] 2 . 5 3 . 3 [ 9 1 2 ] 3 . 8 [ 8 . 0 ] Z空 J11,?L 6 7 . 0 [ 0 . 4 ] 8 . 3 [ 2 . 6 ] 2 . 3 [ 1 3 . 0 ] Murayamae ta l .1 9 9 5 Murayamae ta l .1 9 9 2 Murayamaa n dS o m i y a1 9 9 8 Murayamaa n dS o m i y a1 9 9 8 Murayama叩 dS o m i y a1 9 9 8 Massa n dS u p i n1 9 9 5 D r a l1 9 8 3 別空そS空付E 吸引. 1 9 8 . 6 . . r e v i e w e db yl l e f f u e ra n dH e f f u e ri 9 9 2 r e v i e w e dbyH e f f n e ra n dH e f f n e r1 9 9 2 r e v i e w e db yH e f f n e ra n dH e f f u e r1 9 9 2 表2 . 鰭J l l J績との比絞 (娘球長径. mm) m) 体長(c レンズ夜径(mm) 角膜長径(mm) オキゴンドウキタオットセイ ( 4 1 ) ( 4 1 ) 3 5 7 1 0 . 5 1 2 3 1 5 . 2 1 1 コピレゴンドワパイカルアザラシ ( 4 6 ) ( 4 8 ) 4 8 8 1 2 . 2 2 2 . 2 1 8 . 2 3 5 . 7 (村山 1 9 9 5より) 童話叩f i 昌信 c e 祖c e a .8 1 1 3 4lwRH a r r i s o n ( e d . )F u n c t i o n a l Anatomy o f Marine Mammals ( V o l3 ) . AcademicP r e s s . D r a l ,AD.G.1983.τher e t i n a lg皿 g l i o nc e l l so f D e l p h i n u sd e l p h 1 sandt h e i rd i s t r i b u t i o n . A q u a t i cMammals1 0 : 5 7 6 8 . E v a o s ,P . G .1 9 8 7 .S e n s e .1 1 9 1 5 8 .I n : T h eN a t u r a l 田a n dD o l p h i 1 広 H e l m . H i s t o n ;o fW h a l Gao,A andZhou,K 1 9 8 7 .Ont h eretmal E直 i g l i o nc e l l so fN e o p ! w c o e n aa n dL i p o t e s .A c t a 3 : 3 1 ι 3 2 2 . Z o o l o g i c aS i n i c a3 He 節目r ,R . S .andHe 百n e r ,H . E .1 9 9 2 .V i s u a l f a c t o r sm soundl o c a h z a h o nm mammals ] . C o m p .N e u r o l .3 1 7 : 2 1 9 2 3 2 . Herman,L . M .andT a v o l g a ,W.N.1 9 8 0 .The c o m m u n i c a t i o ns y s t e m so fc e t a c e a n s1 4 9 2 0 9 . I n : L . M .Herm印刷.) C e t a c e a nB e h a v i o r .John W i l e y& S o n s . L l ,J . ,Wu,Q .四 dX i a o ,Y .1 9 8 3 .Re 加 ao fn v e r i p o t e sv e x i l l i f e rS c i e n t 日S i n i c a( s e rB ) d o l p h i nL 2 6 : 1 4 与1 5 0 . M a d s e n ,C . J .aodHennao,L.M.1 9 8 0 .S o c i a la o d e c o l o g 1 c a lc o r r e l a t e so fc e t a c e a nv i s i o n皿 d v i s u a l appearance 1 0 1 1 4 7 . I n : LM. Hennao(ed)C e t a c e a nB e h a v i o r .JohnWtley& S o n s . M a s s ,AM.aodS u p i n ,A . Y .1 9 8 6 .T o p o g r a p h i c d i s t r i b u t i o no fs i z e sandd e n s i t yo fg叩 g l i o n c e l l sm t h er e t i n ao fap o r p o i s e ,P h o c o e n a p h o c o e n a .A q u a t i c九1 a m m a l s1 2 : 9 5 1 0 2 .1 9 8 9 .D i s t r i b u t i o no f M a s s ,AM.aodS u p i n ,AY gaoghonc e l l s白 血er e 出 ao f皿 am 田o nr i v e r d o l p h i nI n i ag e o f f r e n s i sA q u a t i cMammals 1 5 : 4 9 5 6‘ M a s s ,AM.叩 dS u p i n ,AY.1 9 9 5 .G a n g l i o nc e l l t o p o g r a p h yo ft h er e t i n ai nt h eb o t t l e n o s e d d o l p h i n ,Tu悶 i o p st r u n c a t u sB r a i nB e h a v .E v o l 4 5 : 2 5 7 2 6 5 . 村山百. a1991.鯨奴における視党に閲する研究 3 9 p p . 博士論文東京大学 1 村1 1 1百 1 9 9 5 .鯨類の視党における定性的特徴 悶際i l i i洋生物研究所報告 5: 8 5 9 2 . Murayama,T .andS o m i y a ,H .1 9 9 8 .丑e t i n a l c h a r a c t e r i s t i c sando b j e c tl o c a l i z m ga b i l i t yby ここで,鯨類と鰭脚類について娘球の復径が 比較的近い積どうしで,体長,角膜[虹径,レン ズ臨径を比絞してみる(決 2 ) . その結果,ほぽ 大きさが伺じ限球であっても,総査員のほうが約 3 / 1 音の体長を示しており,一方,角膜やレンズ の直径は鱗脚類のほうが 1 . 5 / i : Iも大きい すな わち,鯨l : l lよりも鱗脚綴のほうが体長に比べて 大きな l 浪をもっており,角膜やレンズといった 光学系も大きいことが明らかとなった. 上述した方法に準じ,神絞節調I I 胞の分 l iから 祝制i の向きを求めてみると,鯨ま員の視申h は2 方 向であるのに対じ,鱗隣l 類は1 方向のみであっ た,また,視精度は鯨艇はほぼ 3c y c l e s /d e g r e e 前f 変であるが,昔話脳l 鎖(キタオットセイ)では 6 . 1c y c l e s /d e g r e eと , B 話郷' ! J jのほうが良好な視 力であった(村 1 1 1,未発表) * * * 以上のように,鯨如、のI 浪球は基本的には{自の セキツイ l i l J物と共通の椛巡をしているが,随所 に光の乏しい環境を反映した椛巡を兇ることが できる 水中を高迷で遊泳しながら,わずかな 光を有効かつ合理的に感知・伝迷するための機 構が顕著に発迷しており,お皮に水中 ' F .活に適 応した結果のひとつである 日11•の定性的な特徴や筏柄iJや視結皮といった ')(:; $ ¥ I : 能力に関しては,車車種間で£ 1は認められなか ったが,鯨J J lと鰯l l 耳 I 鎖では若干の総i 主が児られ た このような集光のメカニスムの迷いは,水 中のみで生活する鯨郊と水険阿生的な生活を営 む絡i 出l 類との生態の迷いを反映したものと考え ることカミできる. はるか太白の昔に水に渓っていった彼らの f 限Jに,当時の直r n ;と今に生きる淡を見出す ことができたと言えよう, 8 . 文献 B e l l a i r s ,R,H a r k n e s s ,M . L . R .andH a r k n e s s , RD.1 9 7 5 .Thes 甘UC組 問 。f 血e祖 p e 旬m o ft h e e y eo ft h es h e e p .C e l lT i s s u eR e <1 5 7 : 7 3 9 1 祖c e 担 e y e .5 3 1 0 0 . D a w s o n ,W.W 1 9 8 0Thec e I n :L . M .Hennao( e d . )C e t a c e a nB e h a v i o r .John W i l e y&S o n s . D r a l ,A . D . G .1 9 7 7 .Ont h er e t i n a lanatomyo f . a 1 2 第 4 0 9号 2 0 0 1 1 1 '3 月 v i s i o no ft h et h r e ec e t a c e a n s . F i s h e r i e s S c i e n c e6 4 : 2 τ 3 0 . Murayama,T,S o m i y a ,H, A o k i ,I .田 dI s h i i ,T . 1992τhed i s 甘i b u t i o no fg a n g l i o nc e l l smt h e r e t i n aandv i s u a la c u i t yo fminkew h a l e . N i p p o nS u i s a nG a k k a i s h i5 8 : 1 0 5 τ 1 0 6 1 . Murayama,T . ,S o m i y a ,H . ,A o k i ,I .四 dI s h i i ,T . 1995 R e t i n a lg a n g l i o nc e l ls i z e and d i s t r i b u t i o np r e d i c tv i s u a lc a p a b i l i t i e so fD a l l ' sp o r p o i s eMarMamm.S c i1 1 ・ 1 3 ι 1 4 9 N a c h t i g a l l ,P . E .1 9 8 6 .V i s i o n ,a u d i t 1 0 nand c h e m o r e c e p t i o ni nd o l p h i n sa n do t h e rm a r i n e mammals 7 9 1 1 3 .J n : R JS c h u s t e r m a n ,J . Thomas and F . G . Wood(ed.) D o i 仲間 C o g n i t i o n and B e h a v i o r : AC o m p a r a t i v e A p p r o a c h .I 品1 1 r e n c eE r l b a u mA s s o c i a t e s 仁科武志 1 9 9 6 .鯨綴の視党に関する研究.修士 3 p p . 論文日本大学 4 旺!村保.1 9 7 0 , 視 } ' / ; .4 2 3 4 5 1 .川本{ i l之 綴 魚 類' t . 辺 倒j j ) _ 社厚生i お Y o u n g ,N . M . ,H o p e ,G . M . ,D a w s o n ,W.W.a n d J e n k i n s ,RL.1988.τhe旬 ,p e 加mf i b r o s u m泊 血ee y e so ft w os m a l lw h a l e s ‘Mar.M 附 1 m .S c i . 4 : 2 8 1 2 9 0 . 日本鯨類研究所関連トピックス仰00年 12月∼2001年2月) SOWER調 査 船 の 出 港 !WCが災施している SOWER 潟盗に参加する 後日開催される「j 仮売委員会j に委ねることと なった。 ために当研究所が照船したI 昭隠丸と第 2 1 1 m 者丸 また、改.iH去の当該';~Wl及び要領に基づいて、 第 7次北西太平洋捕獲g 澗資事業の r t . u 産物(ミン 2 月1 4日に広島県瀬戸凶浴を出滋した。尚紛 が1 ククジラ、ニタリクジラ、マツコウクジラ)の 処迎方針について忍見交換を行い朕祭巡り了承 には途中ニュージーランドで当研究所から参加 6名 した、松岡、村瀬前研究良を合む、 5ヶ径1 ' J太平洋陶方の雨綴 の悶際総王室良が乗船した。 i さ~'],た。 ;海域での調斎を行い、 3月末に焔関する予定に なっている。 販売委員会の開催 1 月1 2日当研究所会議笈において、自須水産 目 視 謂 査 船 「 と り し ま j入 港 1月 1 0日に出 当研究所吉田研究員が乗船し、 1 1 名の委員の出仰を得て、販売委 庁滋l 政部長外1 捕獲調 J l t 員会を開催した。委民会では、「鯨矧1 !M 誌の司U 1 Y l f物処埋販売基準 JE < .び「鯨類捕獲調 港した「とりしま j は、小笠原務島周辺海域に おいてマッコウクジラ等の冬期における繁殖や 査事業のi W J 産物のT l i場における b 官官主要領」の改 2月2 5日 摂鮮に関する情報収集に従事した後、 1 正案がぶ認されるとともに、今後も捕獲澗盗事 丑PNH調査で に三椅洛に入港した。問飴はJA 得られるデータを補完する閥的で当研究所によ . ! i : f t f i i 保しつつ悶j 産 業の公主主性に鐙みて、透明性. 盛i Eな流通を図っていくことが確認され 物のi って用船されていた。 た 。 販売勉強会の開催 日韓露コミッショナー会議の開催 1 2 F l2 0日当研究所会談窓において、地方公共 1 月1 5 1 6 1 ヨの両段、特図、ロシアの !WCコ 団体、流通関係業者、加工業者、消技者代表等 1 立自のコミッショ ミッショナーが参加して、 4 の参加を得て、販売勉強会を開催した。 ナー会滋が海外漁業協力財閥会議室て' li~H立され 、 今 @Iは i l研究所が定めている「鯨茸1 捕獲調 た。当研究所は会議事務局を担当した。会議に 産物処J l!販売基準j の全国改正及び 資事業の同J 5 名が参 は当研究所から大隅理事長以下役職民 1 ' t 「鯨類姉獲調資事業の副産物の市場における V 加した。 波主主領J の一部改i Eについて議ぶして了永され、 1 3 車車町f迎 イJ なお、当会議は、昨年聞かれた 52IWC 年次会 第 53回 IWC年 次 会 合 戦 略 会 議 の 開 催 本年 7月にj f 目{程される筋肉回IWC 年次会合に 0ヶ国から RMS早期完成 議において中間的な 1 のための決議案が提築され、コンセンサスで採 択された結架開催されたもので、本来日本で開 まされていたにも拘わらず、米 催することが合3 向けて、鯨類資湖、の持続的利用という原則を共 にする加盟闘が共同歩調をとるために怒見交換 月2 2 2 4日の3日 と活動の調獲を行う会議が、 1 関の圧力により IWC 議長が手続規則に反した形 m催地をモナコに変更した経絡がある。 でr にわたり海外漁業協力財団で開催された。当研 究所は会議事務局を担当した。会議には当研究 議長 B名が参加した。 所から大綱理事長以下役n 流通業者に対するノルウェ一度鯨製品翰 入についての説明会の溺催 第3 6回 水 産 資 源 管 漫 談 話 会 の 開 催 , ; ; 当研究所授が、管王里研究センターが主催する f 2 月7日大日本水産会会議室において、流通染 者、加工業者等の出席を得て、ノルウェ一政府 が鯨製品の翰出問闘の決定を行ったことについ l i 』した。 ての迎解を深めるための説明会を関i ノルウェーからの鯨製品の翰入は、凶器主捕鯨 π'ES (ワシントン条約)上合法 取締条約及びC であリ、資源の持続的利用の観点からも何ら問 題はないこと、悶際的な倍頼性、透明性と秩序 ある総入の条件が絞った段階で、これを受け入 れることが合球的かっ妥当であるという考え方 が示された。 ~a会合が、平成 13年 1月 23 臼午後に当研究所会 議室において 3 1名の参加の下で開催された。今 回は、全体子ーマを F 漁業資滋保全における混 1 盤投紫魚、の問題」とし、 3名の議削1が発表した。 崎渓部氏は「混狼投議 鹿児島大学水産学部の松l 魚と投棄盈推定 j、東京水産大学の石 t i '宏明氏 は「東京湾におけるシャコ漁業の投楽魚Jを 、 近畿大学I~!学部の山線猛氏は「定鐙割問li•.\業に おける投棄f 阜の実態Jと題する話題を提供し、 それらの話題について活発な質疑応答が行われ た 。 日韓鯨類シンポジウムの開催 2月 1 3日から 1 7臼まで縁関釜山市及び蔚山市 において日斡学術協定に基づく日斡学術交流鯨 J : i ' lシンポジウムが開催され、日韓両国における 鯨類調査の現状と共同調資の報告、鯨類調査に の協力体制の在り方について おける今後の同盟i 大隅理事長の年頭合同記者会見 1 月2 5日当研究所会議室において大綱理事長 の水産庁記者クラブメンバーに対する新世紀年 夏目に当たっての合同記者会見が行われた。 大型高理事長から今後におけるよりよい捕獲調 査事業の実施と広報活動の強化、資源の有効利 用への貢献等の発言があった。 討議が行われた。なお、当研究所から大隅理事 長外 3名が出席した。 IWC・ 改 定 管 理 制 度 作 業 部 会 の 関 催 2月6日から8日までモナコにおいて I W C ) J l l l l i ! E 富2 9ヶ園、 IWC非加 f i l悶2ヶ閏が出席し、監視 マッコウクジラ加工・覧車売検討会の開催 2R21日当研究所会議設において、過去にお いてマッコウクジラ製品の取扱いの経験がある 次北西 流通業者・加工業者の参加を得て、第7 太平洋館;類捕獲調査て。得られたマツコウクジラ の副践物の加工方法説びに販売方法について検 討会を開催した。 雪組制度( RMS)につ 取締制度を中心に改定f いて協議を行ったが、実質的な進展を見るに至 らなかった。当研究所から大隅理事長ほか 3名 が出席した。 日本鯨類研究所関連出版物等(2000年 12月∼ 2001年2 J ' J ) 1 4 第4 0 9号 2 0 Q j { f '3月 [印刷物] 当研究所:館、研通信4 0 8 .2 8 p p .日本鯨額研究所, 2 0 0 0 / 1 2 . 当研究所:(新聞広告) 76 万鎮 ミンククジラは~·苦です.水産タイムス, 2001/1/1. τbeI n s t i t u t eo fC e t a c e a nR e s e a r c h:CR 立1QUEThef a c t sAboutWhalesandF i s hs t o c k s .7pp.τbe I n s t i t u t eo fC e t a c e a nRe 盟 百・ c h ,2001/2 L aVeriteSurJ e sB a l e i n e se tJ e sS t o c k sdeP o i s s n n s . I n s t i t u tdeRecherchedesC e t a c e s:CRITIQUE7 p p .I n s t i t u tdeRecherchedesC e t a c e s ,2 0 0 1 / 2 . I n s t i t u t odeI n v e s t i g a c f o ndeC e t a e o s:CRITICAL aRealidadSohreJ a sB a ! J e n a syJ a sP o b J a c i o n e sde P e c e s -8ppI n s t i t u t odeI n v e s b g a c 1 o ndeC e t a e o s ,2 0 0 1 / 2 . ” 世f i cWhaling Sourseo fi l l e g a lP r o d u c t sf o rM a r k e t ?By G o t o ,M.andOhsumi,S .:Responset o" S c i e n Bakere ta l . "S c i e n c e2 9 0 : 1 6 9 5 1 6 9 6 ,2 0 0 0 / 1 2 / 1 . 後藤賎夫 P a s t e n e ,L . A .・会場探・孫陪王室:日斡苧術協定に基づく議傍祭共同研究の概要 K o r e a JapanSymposiumonC e t a c e a nResearchProgramandA b s t r a c t 1 7 ,2 0 0 1 / 2 / 1 4 . 石川創:人道的措殺とは何かー捕鯨と動物福祉ー鯨時f 通信 408 ・:7 1 7 ,2 0 0 0 / 1 2 . 上E B J ' L久: PINE 分析を利用したサケ科魚類の交雑集団の問定水産育種 2 9 ・:2 5 3 6 ,2 0 0 0 / 1 0 . 也r e . MainichiDa均 News,2001/2/22. Ohsumi,S . Workingt o w a r dcommono b j e c 大病裕治: 2 1 1 昨日の主主の夢 鯨研通信 4 0 8 : 1 ー 7 ,2 0 0 0 / 1 2 . 大綱 ii~J治新春主ll自在、感談会 2001"1ド「蛾鯨再開元年J へ 「 36 の質問にも答えたJARPN!lJ . 日f U水 0 0 1 / 1 / 1 . 産経済新路, 2 大綱 i i t r i 古新春くじら座談会 !WCロンドン・下関総会へJ i 続勝利を 大隅「然主まある女性や務者の i l 1タイムス, 2001/1/1. 姿も J 水f 大隅消治:よりよい調査、家伝活動に努力 資?位、の有効利用へ頁紋. E l刊水緩経済新開, 2 0 0 1 / 1 / 2 9 . 大隅消治:挑め! 200 l年設!慾多いが短期間で解決を みなと新開, 2 0 0 1 / 1 / 2 9 . 大枠l n i治 日本における鯨類資源の利用の I l l "史と現状, Korea-JapanSymposiumonCetacean Rese町 chProgramandAbst 四c t 5 ,2 0 0 1 / 2 / 1 4 . 問中島一:水産路線学を話る.恒墨付I 草生閣,東京 1 5 3 p p .2 0 0 1 / 1 / 3 0 . a p a n K o r e aj o i n t Y o s h i d a ,H :R e s u J t so f J a p a n e s es i g h t i n gs u r v e y sc o n d u c t e dm 1 9 9 9四 d2000underJ r e s e a r c hp r o g r a m ,wt血 s p e c i a lr e f e r e n c et od i s t r i b u t i o nands e a s o n a lmovementso fmmke whalesi nt h eSeao fJ a p a n .K o r e a J a p a nSymposiumonCetaceanResearchProgramand A b s t r a c t 1 3 1 4 ,2 0 0 1 / 2 / 1 4 . [学会発表] 上凶 r L久:渓流魚の巡伝学的保全管J ! l l .渓流魚の資源管理.現泊:過去・米来東京大学海洋研究所, 2 0 0 0 / 1 2 / 9 . 大曲伎世:政治的資源としての鯨. トランスボーダー・コンフリクトの研究・国立民族学博物館, 2 0 0 1 / 1 / 2 2 2 4 . 大1 ! 1 1佐世:アイデンテイテイ構築における伝統食(ブッシュ・フード)の役割 問ジェイムズ泌クリ ーの事例から.周極地方のエスニシティとアイデンテイ子イに関する研究 国立民族学博 0 0 1 / 2 / 2 4 2 5 . 物館, 2 [放送・講演] 後藤除夫:鯨肉不正流通ルートを追う. NHK ニュースおはよう日本ー NHK 虫 色 合 ,2 0 0 0 / 1 2 / 2 7 . 後膝l 時夫・ P a s t e n e ,L . A .・金場綴・孫除E 童 日韓<}l術協定に;!;\づく j自仰平共同研究の概~. KoreaJ a p a nSymposiumonC e t a c e a nR e s e a r c h . 関立水産振興院後1 1 1 ,2 0 0 1 / 2 / 1 4 . 1 5 a 鯨研迎イ 大隅清治:日本における鯨類資源の利用の歴史と現状. Korea-JapanSymposiumonCetacean Re 田 町c h . 闘立水産振興院・釜山, 2 0 0 1 / 2 / 1 4 . i 認木存生:映像作家から見た、世界鯨事情と百本の努力.館山ロータリークラブ, 2 0 0 0 / 1 2 / 1 3 . 閏 村 力 三 井 ゆ リ の 旅 の 科 学 カ キ クジラーシカの秘密. csチャンネル, 2 0 0 1 / 2 / 1 0 . 田中畠− 2 1 1 世紀の水産淡源管理.平成1 2 年度迷洋漁業関係試験研究推進会議まぐろ資源部会・もく 0 0 1 / 2 / 1 4 . せい会主自, 2 山村和夫:鯨資源と i世界の~}JI屯.際|凋県高等学校水産教育研究会・焼津水産t6校, 2001/1/24. 山村和夫.鯨のホントのはなし WFF のクジラ料理を食べる会・柴旧書店講堂, 2 0 0 1 / 2 / 1 6 . Y o s h i d a ,H .:R e s u l t so fJ a p a n e s es 1 g h t m gs u r v e y sc o n d u c t e di n1 9 9 9and2 0 0 0u n d e rJ a p 阻−K oreaj o 凶 r e s e a r c hp r o g r a m ,前出 s p e c i a lr e f e r e n c et od i s 甘i b u t i o nands e a s o n a lmovementso fminke w h a l e si nt h eSeao fJ a p a n .K o r e a J a p a nSymposiumonC e t a c e a nR e s e a r c h . 関立水政策輿 院・釜山, 2 0 0 1 / 2 / 1 4 . [新開記事](日鯨研所蔵記事 7 7イルより依粋) ・けいざいQ&A 調査捕鯨 日米l 事擦主張災っ向から対立:読売新1 m200011212. ・目視調査船2 ! ! iが出航へ !WC主催の南氷洋調査:日刊水蔵送信 2 0 0 0 / 1 2 / 1 3 . 1 4日に南大洋鯨綴生態、潟査へ調査船2 ! ! iが 出 港 新 水 産 新 聞 ( i 車線版) 2 0 0 0 / 1 2 / 1 3 . ・南大洋自立類議官t へ出港 !WCきょう広ぬ県から 2! i i:みなと新 r m2000112114. −日本の捕鯨活動に失望米巡商代表制裁問題には言及せず・みなと新r m2000112114. ・節、類捕獲調査冷静な対応求める水産庁米通商代表部代表の f 事実誤認J に.日 f ! J水i l !経済 新 2 0 0 0 1 1 2 1 1 s . 市場流通館、肉のDNA 調査を開始 日鯨研日経産業新聞 2 0 0 0 / 1 2 / 1 9 . ・1 有氷洋鯨支質調査開始 GP の妨害児られず 日刊水産送信 2 0 0 0 / 1 2 / 1 9 . 反捕鯨の流れ変る前兆か米、 NZの新聞が理解のある報道: E l刊水i l !)副首 2000/12/19. ・鯨研が園内市場の鯨酔jを災態調資 DNA 分析で違法鯨肉の判別が可能に:新水i l l i ! l l i f l f l2 0 0 0 / 1 2 / 1 9 . DNA 分析で2 9 3 検体l 司定モラトリアム以前捕獲の鯨肉流巡も 鯨研が市滋実態総資:みなと新聞 2 0 0 0 / 1 2 / 1 9 . ・激動の2 0 0 0 年水産業界をふり返る 捕獲調査対象総額を拡大北商太平洋海域ニタリ、マツコ t 1経済新樹 2000/12/27. ウも.臼刊水f ・W h a l i n gs h i p susedt os 加d yNZwhales: τbeDominion2 0 0 0 / 1 2 / 2 8 . ・Whalings 加d y :NZH e r a l d2 0 0 0 / 1 2 / 2 8 . ・調査長i I 鯨拡大での対日制裁は見送り 米大統領が声明.朝日新聞 2 0 0 0 / 1 2 / 3 0 . ID~ 査捕鯨拡大で対日制裁見送り 米大統領・毎日新聞 2 0 0 0 / 1 2 / 3 0 . 捕鯨で対日制裁現政権は見送リ 米大統領が怠 1 t u:日本経済新l l f l2 0 0 0 / 1 2 / 3 0 . ・撒鯨の文化理解するけれど・・・・米大統鎖 白木への批判強調 経済制裁発動は先送リ・政経新聞 2 0 0 0 / 1 2 / 3 0 . ・米大統領捕鯨対日制裁見送リ 新政機に対応ゆだねる・東京新聞 2 0 0 0 / 1 2 / 3 0 . n ’ W h a l e r s 'r o l ei r k sG r e e n p e a c eE v e n i n gP o s t2 0 0 1 / 1 / 3 . r yo v e rc n t i c 1 s m: τbeP r e s s2 0 0 1 / 1 / 4 . Whalingr e s e a r c h e r s回 g ーG r e e n p e a c ec r i t i c i s m' n o n s e n s e '・τbeDommion2 0 0 1 / 1 /4 . ・ AWHALEOFATIME: τbeDominion2 0 0 1 / 1 / 5 . ・調査捕鯨への経済制裁見送り クリントン米大統領結論は次期政権へ:みなと新聞 2 0 0 1 / 1 / 9 . 調資捕鯨 臼米が新協談機関摩擦回避へ設資方針.読売新聞 2 0 0 1 / 1 / 9 . ー調子H i l i鯨 、 !WC で議論米関務長官と政相が合意 日本総済新 r m200111111. 1 6 第4 0 9号 2 0 0 1~[c 3 月 −調査捕鯨作業部会を臼米共伺提築へ・産絞新聞 2 0 0 1 / 1 / 1 1 . ー調査捕鯨手法で検討改定案 日米 7月!WC 会合で.東京新聞 2 0 0 1 / 1 / 1 1 . ・調査捕鯨 手法で f 部会J !WCに日米共同総案へ:毎日新聞 2 0 0 1 / 1 / 1 1 . ・鯨鵠E 堅調王室の手法検討へ !WC 部会 ・クジラ調斎方法検討会の設綬 ・骨もヒ’ック 日米が共同提案合意:読売新開 2 0 0 1 / 1 / 1 1 . 日米が提議へ朝日新聞 2 0 0 1 / 1 / 1 1 . クジラ様本下関鐙設中 ー体長2 5メートルのシロナガスクジラ f i 毎轡舘」に搬入・中富i 新聞 2 0 0 1 / 1 / 1 1 . 全身骨格標本を搬入 下関市の新水族館「海警察館j :西日本 0 0 ν 1 / 1 1 . 新聞 2 ークジラ不正流通取り締まり強化水産庁.日本経済新聞 2 0 0 1 / 1 / 1 2 . ー調査捕鯨の手法検討淡水相と米商務長官合怒 !WC 総 会 で 共 同 提 案 へ み な と 新l l t l2 0 0 1 / 1 / 1 2 . ー日米共同提案で合怒 7月のロンドン !WC 総会で 調査手法検討の作業部会設読 谷宇l l / l 若林水産 相 ミネタ米商務長官、捕鯨で官、兇交換:日刊水産経済新関 2 0 0 1 / 1 / 1 2 . 捕ま堅調査方法の作業部会 !WC に共同提案で日米大原が一致:日干u 水腹通信 2 0 0 1 / 1 / 1 2 . ・鈴、捕獲調査の手法検討へ!WC でワークショップ ミネタ商務長官と谷 i ° l ! W l水相が日米共同総菜で合 f l ::臼刊水産通信 2001/1/12. ・クジラの根本でっかいゾ f i 毎綴館Jで見学会・読売新聞 2 0 0 1 / 1 / 1 4 . ーあまリの大きさにびっくり シ ロ ナ ガ ス ク ジ ラ 新水族館で’E格 計 i J ! U会 下 関 . 毎 日 新1 1 日 2 0 0 1 / 1 / 1 4 . ・うわっ、クジラ大きい 下関「海総j舘」:骨絡主謀本を計測 −きょうとあす東京で第 4図 非 公 式 会 合 臼・斡 山口新聞 2 0 0 1 / 1 / 1 4 . ロの IwCコ ミ ッ シ ョ ナ ー . み な と 新 聞 2 0 0 1 / 1 / 1 5 . ・谷津 ミ ネ タ 会 談 調 盗t i l i 鯨ワークショップ 日米で共同提案ヘー水産タイムス 2 0 0 1 / 1 / 1 5 . ・1 5 E Jから北西太平i t沿岸悶!WCコミッショナー会合:新水産新l l l l (速報版) 2 0 0 1 / 1 / 1 5 ‘ 今年の!WC 会議控え英、諾など 日刊水産通信 2 0 0 1 / 1 / 1 6 . .!WCの正常化努力で一致 日斡ロが意見交換 コミッショナー非公式会合鯨類調査で協力も,日 f U水産経済新聞 2 0 0 1 / 1 / 1 9 . ー調査など協力強化を確認北西太平洋 !WCコミッショナー会合 日f U水産通信 2 0 0 1 / 1 / 1 9 . −街、の資源管理と調斎研究の協力強化を確認 臼斡ロの !WCコミッショナーが非公式会合:新水区一新 坂 ) 2 0 0 1 / 1 / 1 9 . 聞(速報j −クジラの骨格完成 下関海警察館:西日本新聞 2 0 0 1 / 1 / 1 9 . ー 100>手前の~姿再び下関 シロナガスクジラ骨絡原本が完成。申f i ]日新 l l l l2 0 0 1 / 1 / 1 9 . ・クジラ肉総入、淡水次官慎重装勢 i 読売新聞 2 0 0 1 / 1 / 1 9 . 調査捕監事へおi 影響懸念 ノルウェーの鯨肉翰 : ± lてe外務省幹部:みなと新聞 2001/1}19. ・ノルウェーの鯨肉翰出再販 「 i 控f む米が非難声明東京新聞 2 0 0 1 / 1 / 2凪 子どものニュースウェークリー 調査披鯨 クジラの総子をよ開ベる’読売新聞 2 0 0 1 / 1 / 2 0 . ・論主主主i I 鯨外交は全人類的な視野で 朝日新聞 2 0 0 1 / 1 / 2 3 . 完成で捕鯨同開につなげる 鯨研の大隅砲事長が年銭会見ー日刊水緩巡信 2 0 0 1 / 1 / 2 9 . RMS −今年の抱負を諮る 年 援 会 見 荷 氷 洋 調 査 、 j 煩凋に 日 鯨 研 理 事 長 大 隅 消 治 水 産 タ イ ム ス 2 0 0 1 / 1 / 2 9 . ・鈴木、浜田氏が議長外交 . 2 l l 止紀、新たな紛出 年説会兇 よりよい調査、笈伝活動に努力 資淑の有効利問へ設m i : 日本鯨 治 日刊水産経済新 l f l2001/1/29. 類研究所理事長大閥抗5 ー今年の抱負を語る 年 頭 会 見 持I 氷洋調査、 j 駁調に 臼 鯨 研 理 事 長 大 綱 治 ノ1 < f t f i .タイムス m 2 0 0 1 / 1 / 2 9 . RMS完成で 捕監事再 1 mにつなげる 駐車研の大関理!事長が年E 司会見。 1 7 l こl 刊水産巡 { , ' i2 0 0 1 / 1 / 2 9 . 鯨 却f 逝{品 ・北活太平洋議査捕鯨働、研が磁産物価格発表 ミンクはキロ 2 9 8 0阿で9%安 1 3年ぶり販売のニタ 7 6 0河 み な と 新 開 2 0 0 1 / 1 / 3 0 . リ 3 ・ニタリ鯨赤肉 k g 3 7 6 0円 鯨研北西太平洋副産物の価格決定:日刊水産通信 2 0 0 1 / 1 / 3 0 . ー北西太平洋鯨類主l l 獲調査副産物の±な品目の販売側格(袋) 第7 次北西太平洋調蕊掠鯨副産物の 販売区分(表):みなと新閲 2 0 0 1 / 1 / 3 0 . ・調査i i i U 1 1 主物鯨肉 5 7 4 . 4トン販売へ 臼本鯨類研究所 ミンクキロ 2980円、ニタリ 3760円.臼 1 ' U水産 経済新街l2 0 0 1 / 1 / 3 0 . ・鯨研がミンク、ニタリ鯨など調査制段物の鯨肉を販売 新水践すr 悶(速報版) 2 0 0 1 / 1 / 3 0 . ・2 1 世紀まずこれをやろう 7 捕鯨再開土俵広げて論議の鳴を産経新 l l f l2 0 0 1 / 1 / 3 1 . ・日本の調資捕鯨非難決議を採択 NY市 議 会 毎 日 新 関 2 0 0 1 / 2 / 4 . 作業部会 6∼8日、モナコでーみなと新l l H2 0 0 1 / 2 / 5 . .!WCがRMS ・モナコで6日からスタート !WC 作業部会.日干J I 水腹経済新l l l l2 0 0 1 / 2 / 5 . ・ 国U i l l i物を販売へ 日鯨研水産タイムス 2 0 0 1 / 2 / 5 . ・早くも炎、 NZ が遅延作戦 6∼8目 、 IWCRMS中r m会合.臼刊水産過§ ; {2 0 0 1 / 2 / 5 . ・6日からモナコで !WC のRMS 作業部会中閉会合新水産新r m(迷綴版) 2001/2/6. U水i > 1 .通信 2001/2/8. ・JARPNil計闘通り実施 自民党捕鯨議連が総会で再確認:日 f 回自民党捕鯨議j 主総会受入体制笈備を ノルウェー鯨肉 ロンドンili~)J など報告:日 fU水腹経済新 i 謂2 0 0 1 / 2 / 8 . 田中昌一博士が f 水産資源学を語る J発刊.新水産主r r r m(迷綴j坂 ) 2 0 0 1 / 2 / 9 . ・ノルウェー鯨肉事詩人「法的に問題なし j 自民党捕鯨議連 受入れ体制求める・水産タイムス 2 0 0 1 / 2 / 1 2 . .!WCの改定管理制度作業部会、進展なく終わる 森本日本代表が反捕鯨悶非難の共同ステートメン ト 新水産新関(迷報版) 2 0 0 1 / 2 / 1 3 . 過剰要求で実質進展なし 日、ノルウェーが反撚鯨i 翠非難 !WC・ RMS中l f 司会合:みなと新聞 2 0 0 1 / 2 / 1 3 . 実質的な進展なし ! W C ・ RMS 作業部会 日刊水産経済新r m2001121rn. メパチマグロは数年間は盤i 1 . ¥ 静岡で研究会議 カツオ資源肢の綴告も: ,・市岡新l l f l2 0 0 1 / 2 / 1 5 . 俗 、 肉D NA: 登 録 へ 水 産 庁 ノルウェー産翰入準備・朝日新開 2 0 0 1 / 2 / 1 5 . 問中前東水大学長、資i 毘f 庁側給皮向上に努力を 新水産新聞(速報版) 2 0 0 1 / 2 / 1 6 . ・新刊紹介 「水産資源学を語る J (問中昌一箸) 訴調I I 解説で入門舎に最適ーみなと新聞 2 0 0 1 / 2 / 2 0 . ・来年の!WC下関会議成功ヘ キャンベーンマーク募集:みなと新聞 2 0 0 1 / 2 / 2 0 . ・米 f 強く反対j ノルウェー鯨肉翰出解祭 毎日新聞 2 0 0 1 / 1 / 2 0 . 0 0 1 / 2 / 2 1 . !WC下関会議の成功ヘキャンベーンマーク募集ー新水産新郎(迷線版) 2 来年の!WC 下関会談で成功めざしキャンペーン 日刊水産通信 2 0 0 1 / 2 / 2 1 . ーニュースのこ と ー ば 鯨 のD NA: 党録流通ルート監視に一役.税日新聞 2 0 0 1 / 2 / 2 2 . −水産庁、当副は静観鯨世]総出 ノルウェーの主主J J :解除・日刊水産経済新r m200111122. ー日本の監事類f 出 自 控 訴Z 査を評価 資源管理へ協鵡体m u 貫H 図北太平洋!WC 代表公式会合:水産タイム ス2001/1/22. ー秩序ある鯨肉翰入を要a l ! 谷津淡水相に品i I 鋭、関係5佼!体代表が 日刊水産泌総 2 0 0 1 / 2 / 2 3 . 「秩序ある鯨肉翰入Jを谷持政水根に妥結 捕鯨団体5団体、ノルウエーの鯨l均給似品~~詰で 新水 産新r m(速報版) 2001/2/23. -ノルウェー鯨肉の翰入認めてほしい捕鯨の5団体、大陸に陳情.日刊水産総済新聞 2001/2/2~. ー秩序ある鯨肉の総入体制I 整備を 捕鯨5 1 ' l l休が民水栂に要訪 みなとすr l l f l2 0 0 1 / 2 / 2 3 . 1 8 - 第4 0 9号 2 0 0 1年 3月 IUU漁業問題など協議 きょうから FAO水路委 鯨捕食、 j f 1 }の極議機問題も.みなと新聞 2 0 0 1 / 2 / 2 6 . ノルウェ一線肉の秩序ある翰入を 捕鯨関係5団体が谷津大臣に要望.水産タイムス 2 0 0 1 / 2 / 2 6 . ・キャンベーンマークを募集 !WC 下照会議推進協水産タイムス 2 0 0 1 / 2 / 2 6 . きょうから FAO 水産委.みなと新聞 2 0 0 1 / 2 / 2 6 . シロナガス鯨の全身骨絡在謀本を展示 4月1日オープンの下関の泌護軍館:新水産新路 2 0 0 1 / 2 / 2 8 . .シロナガス全身骨格擦本下関の水族館で一般公開・日刊水産述信 2 0 0 1 / 2 / 2 8 . 月オープンのしものせき水族館 日本初、ノルウェー貸与で みな シロナガス鯨骨格標本股示 4 と新聞 2 0 0 1 / 2 / 2 8 . [雑誌記事}(日鯨研所i 談記事 7 7イルより抜粋) 政管理に必要なデータ l 収集水政世界 第十三次南氷洋鯨狽総滋調査船団が出港 ミンク鯨の資i 2 0 0 0 / 1 2 . ・小笠原諸島周辺海域の鯨類の非致死約調査て’ミンク ニタリ鯨の冬季絞l f !(・繁殖生態調査 調査船 f とりしま Jが情報収集で出滋.水産世界 2 0 0 0 / 1 2 . ・南氷洋鯨支質調斎紛凶が出港。水産返報 2 0 0 0 / 1 2 / 5 . 0 0 1 / 1 . −潔経クジラ急、地,,, !(宇仁義和) 博物館のひろば 2 ー銭高i 進む鯨の戸籍 DNA 登録で市場! i i 筏へ海外漁業協力 2 0 0 1 / 1 . −弱火j 芋鰯{類生態諮査 目視調査二隻出港 H 百 南 丸 第 二 昭 商 丸 水i > l世界 2001/1. ¥ f , ¥ J査捕鯨の正当性を支持ー水産世界 −持続的利用派位界議員連盟の発会式総会開く わが悶 i 2 0 0 1 / 1 . ・伝統的鯨査員の資源の文化的・経済的重要性鯨綴サンクチュアリ反対を決議 第三聞社界捕鯨者会 談(ニュージーランド).水産[ l j : 界2 0 0 1 / 1 . ・北商太平洋沿岸諮問!WCコミッショナー会合水産界 2 0 0 1 / 2 . ・鯨研、 DNA 分析汚朋で市場実態調査実施.水産界 2 0 0 1 / 2 . 京きな魚(編集後記) 日本に再ひ?王手が巡ってきました。 F 有様i 毎では 逆にf 晩秋の季節となりますが、捕獲調査も図際 共陪問視調査( SOWER )も無事終了し、各々 の調査に従事した船舶(調査母船尽新丸を含め 7笠)は凍てっき始めた調査海域を後にして、 J E i i日本を目指して北上中です。紛に梁リ込ん だ人も、そしてその家族も、久し振りの再会を 目前にして絢ワクワクの日々を過ごしているに 迷いあリません。日本の春は綴織りにとって段 高の季節なのです。 恒例となった帰港後の一般公開は、 4 月2 1日 i F i城県石巻市にて行われます。 E l新丸 と2 2日に ' 語新メL の全てを石巻港で見ることができます と5 ので、近隣に夜伎の方は是非ご参加下さい。 さて、今号は、鯨の目玉博士として知られて いる村山氏と、単独でカリブ諸問に乗り込み調 査に使用する紛の用船の交渉から地元研究者の 拐導までを担当した吉岡君に執準を依頼しまし た。村山さんは京泌大学で教朝閣をとられており ますが、鯨について学べる大学がほとんどない 現状から、今後鯨に興味を持つ若者が東海大学 に集まってくる可能性がおまっています。初め l ・の ての土地で辛いことが多かったはずの育社H 報告に苦労 f ; I ;や泣き言の記述が無かったのが残 念と言えば強念です。( 1 1 1村和夫) 1 9 N 〈〉 登録努 知名 II II II I II II II I1 B B p0 8 9 ワ 毛: i 7 t '5~ P 0 9 0 ワモ,,,.ヨー ., , , , . ラ シ B P 0 7骨 , P 0 8 0 ,.苛,,..う世 B P 0 7 5 ,.司,,..ラシ S P 0 9 1 ワ モ シ7 ずうシ B P 0 7 6 J"n11rラシ自 P 0 7 8 ゼニ..,,..日 γ ラ II 百語年月 状況 1 9 9 7 0 4 2 5 司鹿篭 後寧罰を 百事事荘事i f20000402 港 内 迷 入 生存 4 飼 育 自0 0 0 5 1 0ヨ農繁 北 溜 道 技者量郡控幸町 2 乙忠" 0 0 0 0 5 1 1 濡奇膏 北海道 広尾郡広尾町 2 替機海岸 索 現 告 0 0 0 0 5 1 5j 北完語道 幌泉郡えりも 2 町東洋 生存『絹習 ー・放流 2 0 0 0 0 5 0 5環君彦 北 海 道 広尾"大樹町 生花付加す}寵 鼻 生存ー闘膏 生存『飼育 一・放言受 生存『飼育 ー・放涜 一・放浪 2 0 0 0 0 5 0 1 港 内 迷 入 生存『餌膏 生存『飼育 ー 放3 既 I•主存吋鰐害警 生存『飼育 一・放流 生/死 生存ー飼育 0 0 0 0 5 0 4 混繁 1北 講 道 斜 里 器 調 里 町 2 北 遜 遜 紋別"奥部付 ヨ刊.)町 > P園 {仰会)洛 0 0 0 0 4 0 5 "務 北海道 設 5 M : U f A別 町 2 北省毎滋 浜 9 9 7 0 8 3 1混務 北海道 紋 尉 市 本 松 1 位鑑 野 総 緩 鋭 都 遜R 守 I 北海道 絃舗布 B r o a a ワモ,,,.ョー 目 p0 8 7 うう"'ずう; g . ・' 推定日鵡.放 議 長 窓 蕊 持B l 1 0 7 .3 c 罰 /B W 2 7 .1 5 k 奈良憲 館 舘 以降の新生 認 児.査潟.閤 帯は脱落. 0 .7 6体 長 は 保 菌 広尾務浮 時 , 生 後 48 水 族 税 象 衰弱. 0 .7 1体 長 1 立候銭 広尾海洋 、 水盤科学 時 . 年 齢 O語 推定日歳, 衰弱. 0 .7 2体 長 は 傑 謹 広認溜洋 鼠 ‘ 水盤科学 跨 . 年 齢0 第発晃者; 山田浅樹 紋尉市村叫" とっかり骨,,_ 揮露見者; 小笠原告告審 市村_,, 絃 別 市 商 工 執>I とっかり t ン 骨 ー 観光銭 コ 、 ー 9o./BW3ι5k . , 数民市村ーヲ fとっかりセ ' " " ' " ' 凶 l 1 2 B . 角本干治 放流持B 月末溝.雌蕊 時B L 1 2 5 .7 c同 / , _ 教関市村ー? 。とっかり t 貌'"市商工 観光線 |鉱閉市商工 執到市村ー?。 銀先課 とっかりをけー 教 関 市 商 工 続到市材”?? とっかり昔,,掛 観光採 務良憲 鼠, 推定日− I l l1 4 . 強震跨B W 3 6 .2 自k , , 翻 /B Z 雇 . 史 23 縁. 務良窓 l 1 0 1 . 死 亡 跨B B W 2 1 .9 5 k , , 官v 情報器 務巴 組 問 市 商 工 韓関市林_,, : i ' とっかり t 観光線 報告を番 生鞠情報 推定。結、保趨 奈 良 憲 3日量死亡 e 0 .8 5体 長 は 保 i l l 角本干治 時.年齢 I ヶ 体長 ストランヂィングレコード I2叩0削 rn-2叩年,~受付} , , .q佐 田 1 2 0 8紋"'から放 持ー刊とっかり U トで保趨.' J 3 .I .2 1("b). 持ー刊とっかりむトで保趨.' J 1 0 1 2 0紋"沖で故 "ピリ韓 0 流.琵称『ゅう』固他報告 者:幌村幸司司教"新罰則 J 持叩+とっかり"'ーで保誼 1 2 5関連退陣容にて死亡. 。1 備考 オヰサうとっかり"'ーで保菌す るが吐鞠が鼠過に入り 9 7 0 4 2 8究 t : . 持ー吋とっかり"トで保鼠 J 9 0 1 2 4放流, 』 , , . 日 韓9 D H人 組 織 記 飽 (広尾海洋水主主 科学館] : r e 報告者;吉潤基(三重大)、幌 村幸司[日高支庁九軒艶記 事{毎日新聞エ,_,遼報/北海 選 頼 関w o b 0 0 1 2悶). 1 9 : 3 0発 見 . 広 隆 海 洋 水 族 科 5 2 1 学 認 で 翠 置 し た が 叩0 亡.木片誤畷による胃斑霜‘ E 書炎暑量生称『文鴎 Ja 他報 告書:茂謹蝕弘(自陣顎}” 1 4 : 3 0発 見 . 広 尾 瑠 洋 水 旗 科 0 1z o 学館で保護.. , ., ..の桂 0 Z故 琉 , 愛 称 f刊刊.J.他 村_,,とっかり U トで慌謹. . " "'・他報告書雪;幌材需華宵( 8 高支庁) . ,,聞記事(北海道 新 聞 凹b 0 0 1 2 0 B ) . 車譲(オト??とっ オヰー刊とっかりむトで保直‘' I 2 0 8絃 E すから故 かり"事』} " ' " ' 皆 目 。 1 読.他報告者:幌村寧司( 8 高支庁},軒聞記事(北海道 0 0 1 2 0 B ) . 新 聞 問b 1 1: 4 5 A N発 見 . 広 露 渇 洋 水 接 D N A .絃 線 記 録 視学館で保露、リ 11t• リの韓国 1 '"'尾海洋水族 2 0 B放"'・聖称「箆ちゃ 科学舘) ん』自他報告者;吉岡基{三 盟大上様村章司(日高支 庁},新聞記事(毒器新開 o . 1速報/北溜道軒町 w o b 0 0 1 2 0 血援(オト"とっ 品、り"事ー] 復調伝 ! 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M 権 ( 酷 } 日 本 鯨 類 研 究 所 で は 、 院 本 措 俸 に 璃 着 、 述 人 、 謹 寵 し た 鯨 認 の 情 報 (>fj)デイン;" v H ・ } の 収 集 、 記 録 在 行 っ て お り ま すa ス ト ラ ン デ ィ ン ヴ を 発 見 し た り 、 新聞記家などの情報がございましたら、ぜひ臼本鶴類研宮所までご 報くださいますようお願いいたします@ うち雄主主が判羽した量生のみを記入して i ;ります. r体 長 J I まmで 記 載 し て あ り ま す 。 記 録 番 号 の 頭 文 字 の " o"I 立川γ王” M"IまH・怜;, "p"jま 箆 脚 類 ( 7シカ 7サラシ寄与) を示します• "EXつ ま ス ト ラ ン ヂ ィ ン デ の 分 頚 { 鯨 研 通 惜 387) に は あ て は ま ら な い も の の 、 希 少 謹 由 目 撃 や 陸 し い 事 伊l について寄ぜられた情報を紹介しています。 cは 鯨 穏 の 判 定 ! ま さ れ て い て も 判 定 者 が 不 明 で 判 定 に 疑 問 が あ る 塙 舎 や 、 特 定 が 推 定 に よ る 所 が 多 い 塙 合 告 示 し て い ま す . ま た f媛J「雌 j 各 調 は 、 理 費 斡 散 の Al ま1 3童 書 研 職 員 が 探 査 や 写 真 等 に よ っ て 鯨 誼 を 確 認 し た 塙 合 、 Bは 弛 の 研 究 者 の 方 が 鯨 揮 の 判 定 を 行 っ た 塙 合 、 死亡 0 0 1 0 2 2 5 翠稽 長門市深川只 2 の,.(深川清} , , 死亡 死亡 0 0 1 0 2 2 1Z 題協事事卑怯町 2 事B 電 大島沖開票日 角淘渓 0 0 1 0 2 2 1 翠鐙 芭蒋隠郡巻町 2 町 生/死 0 法流約 3 死亡"以 よー翻膏 3 0 0 1 0 2 1 4 海内迷入 金存 東京域郡大法 2 町大法港 0 0 1 0 2 1 5 港内迷入 生存 神奈川 ~'謂市小網代 2 沼{相榎湾) 茨械 野 銭 陸部道府 位鍵 s a 茨城 鹿島"混崎町 指車中の「評」は鯨種判定の惜額性を区分しており、 副 司2 0 1 祖不明廿’日 タグラ 0 9 4 5 干ヲコウ告ゲラ 日 目9 4 3 オウキ." ' ゲ ヲ I B − 。941 A 1 1 J) 'γ B 09 3 7 主~· 、 和名 主Z ’J I) ' ) ド 鐙録番 ” 。936 h弓 ~ E 雲 日間合