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ケーブル・バスダクト貫通部防火措置キット

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ケーブル・バスダクト貫通部防火措置キット
ケーブル防災製品
認定番号
ケ ブル防災製品
ー
国土交通大臣認定 ※認定番号の詳細は次の頁をご覧ください。
ケーブル・バスダクト貫通部防火措置キット
延焼防止材料
工法一覧
キット構成材料
▲
建築配管防災製品
施工完成写真
特長
防火区画貫通部に関する法令解説
①RC、中空、薄壁、ALC などあらゆる壁に使用可能。
国土交通大臣認定を取得している全ての耐火壁に使用で
きます。
④片側施工・解体が容易。改修工事に威力を発揮。
床の場合は、床上のみからの施工で OK。壁の場合も、
どちらか片方の面から施工できます。解体も容易なので、
改修工事にも大幅な省力化が図れます。
②軽量で運搬が容易。便利なキット品で大幅省力化。
軽量なので施工場所への運搬も容易、前準備も簡単です
ぐ作業にとりかかることができます。また、一つの施工
箇所に必要な材料が一式になっている便利なキット製品
です。
工法表示ラベルについて
⑤環境に優しく、有害ガスを発生しません。
ハロゲンフリー材料で構成されていますので、火災時に
ハロゲン系ガスやダイオキシンなどの有害物質を発生し
ません。また、従来工法に比べて残材・廃棄物が大幅に
少なくなり、環境への負荷が低減されます。
③電動工具不要。粉塵もなく施工や後始末も簡単。
ケイ酸カルシウム板を使用しませんので、電動工具によ
る面倒な切断作業は必要ありません。従って粉塵や騒音
を発生しないのでその場で作業することができ、後始末
も簡単。現場作業がますます楽になります。
⑥熱膨張機能により、熱・炎をシャットアウト。
耐火ブロックはセラミックによる高い耐火断熱性を持つ
と同時に、熱により体積が膨張する機能があります。火
災時の熱を受けて膨らみ、開口部をさらに密にします。
▲
▲
品番および構成材料
構成部材
その他製品
キット品は開口面積 0.24m2 まで取り揃えております(認定範囲は 0.6m2)。これを超える開口
面積の場合は、別途当社にご相談ください。
品番
TB-003
開口面積
(m2)
∼ 0.03
標準開口
寸法
(mm)
ー
構成材料
支
持
L LL 充填材
板
耐火ブロック
S
M
9
3 ー ー
古河関連製品
TB-006 0.03 ∼ 0.06 300 × 200 6
6
3 ー
TB-008 0.06 ∼ 0.08 400 × 200 8
7
3
1
TB-010 0.08 ∼ 0.10 500 × 200 8
7
4
2
TB-012 0.10 ∼ 0.12 600 × 200 10 7
6
2
TB-014 0.12 ∼ 0.14 700 × 200 12 8
6
3
TB-016 0.14 ∼ 0.16 800 × 200 12 8
7
4
7
5
TB-020 0.18 ∼ 0.20 1000 × 200 14 9
8
6
TB-022 0.20 ∼ 0.22 1100 × 200 18 9
8
7
TB-024 0.22 ∼ 0.24 1200 × 200 20 10 8
8
ー
ー
支
持
棒
ー
梱包
補修用
取扱 質量
アルミ
(kg)
説明書
テープ
ー
耐火ブロック
(S) 耐火ブロック
(M)
100 × 100 × 25
100 × 100 × 50
2
耐火ブロック
(L)
200 × 100 × 50
耐火ブロック
(LL)
300 × 100 × 50
3
3
ー
20
4
(2 連)
補助充填材
10 × 50 × (
7 10 個 / 連)
5
1
1
1
1
5
支持棒
鋼製、φ8.2 × 193
6
7
30
(3 連)
▲
TB-018 0.16 ∼ 0.18 900 × 200 14 9
補助
単位:mm
8
2
支持板
厚さ:10、密度:200g/cm3
別売品
8
9
品番に対する開口寸法は標準値
(設計上の目安)です。これ以外の寸法の場合はその開口面積より
品番を選定ください。(例:開口寸法 300 × 300 の場合 → 開口面積 0.09m2 → 品番 TB-010)
またこの場合、床への施工において、同梱の支持板では開口形状に合わなくなりますので、別
売の支持板をご購入ください。
梱包内容(1 ヶ所分)
支持板(大板)
サイズ:900 × 1200 × 10(mm)
販売単位:1枚 梱包質量:3kg
6
組立状態
支持金具
(鋼製スリーブの無い床貫通部用)
販売単位:5ヶ所分 / 1セット
ケーブル防災製品
国内初 熱膨張材を使用したブロック充填工法
▲
従来の認定番号および新認定番号
施工完成図
施工断面図
大臣認定番号
主な認定条件
合成樹脂製可とう電線管
PS060
WL-0231
①最大開口面積:0.6m2
②最大ケーブル占積率:20%
③適用可能最大ケーブルサイズ:6kV 325mm2
④合成樹脂製可とう電線管:1 段まで布設可
(呼び径 28mm 以下)
⑤壁の構造:建築基準法第 2 条第七号の規定に基
づく耐火構造(60 分)において国土交通大臣が
認定した壁および両面強化石膏ボード重張り木
製下地間仕切壁厚さ80mm 以上
(準耐火構造)
⑥中空壁の場合の開口補強:鋼製または壁を構成する
壁材と同等の材料による開口補強材を設けること
PS060
WL-0233
①最大開口面積:0.6m2
②最大バスダクト占積率:22%
③最大バスダクトサイズ:3000mm2/ 枚(導体サイズ)
④壁の構造:建築基準法第 2 条第七号の規定に基
づく耐火構造(60 分)において国土交通大臣が
認定した壁および両面強化石膏ボード重張り木
製下地間仕切壁厚さ80mm 以上
(準耐火構造)
⑤中空壁の場合の開口補強:鋼製または壁を構成する
壁材と同等の材料による開口補強材を設けること
PS060
FL-0232
①最大開口面積:0.6m2
②最大ケーブル占積率:20%
③適用可能最大ケーブルサイズ:6kV 325mm2
④合成樹脂製可とう電線管:1 段まで布設可(呼び
径 28mm 以下)
⑤床の構造:鉄筋コンクリート厚さ 100mm 以上(中
空床除く)
⑥鋼製スリーブなどの設置:鋼製スリーブ有りの
場合 板厚 1.6mm 以上
鋼製スリーブ無しの場合 支持金具使用 板厚
1.6mm 以上(いずれも可)
PS060
FL-0221
①最大開口面積:0.6m2
②最大バスダクト占積率:22%
※鋼製スリーブ無し工法も適用可
(導体サイズ)
③最大バスダクトサイズ:3000mm2/ 枚
PS060
WL-0051
①最大開口径:φ160mm
②最大ケーブル占積率:23%
③最大ケーブルサイズ:250mm2(導体サイズ)
PS060
FL-0050
①最大開口径:φ160mm
②最大ケーブル占積率:23%
③最大ケーブルサイズ:250mm2(導体サイズ)
大臣認定番号:
PS060WL-0141
ケーブル
※本工法は認定番号 -0017
の認定範囲拡大工法です。
耐火ブロック
中空壁
耐火ブロック
ケーブルラック
合成樹脂製可とう電線管
ケーブルラック配線
(中空壁)
大臣認定番号:
ケーブル
PS060WL-0061
壁厚 100mm 以上
ケ
壁貫通部
耐火ブロック
床上配線
(OAフロア)
壁
大臣認定番号:
PS060WL-0018
床
※合成樹脂製可とう
電線管を 1 段以下
で敷設できます。
合成樹脂製可とう電線管
ケーブルラック配線
(薄壁)
大臣認定番号:
ケーブル
支持材の設置(例:アングルなど)
PS060WL-0157
バスダクト
壁
バスダクト配線(壁)
バスダクト
大臣認定番号:
耐火ブロック
PS060WL-0233
ケーブルラック
合成樹脂製可とう電線管
支持金具
100mm以上
矩形
支持板
︵
耐火ブロック
大臣認定番号:
PS060FL-0048
ケーブル
ケーブルラック
合成樹脂製可とう電線管
︶
鋼製スリーブ
床
支持板
耐火ブロック
PS060FL-0049
その他製品
床
100mm
以上
支持板
バスダクト配線
(スリーブ有り)
(床)
大臣認定番号:
PS060FL-0221
床
100mm
以上
支持板
バスダクト配線
(スリーブ無し)
(床)
大臣認定番号:
PS060FL-0221
ケーブル
丸穴小開口(壁)
大臣認定番号:
耐火ブロック
PS060WL-0051
壁厚 100mm 以上
ケーブル
支え金具
壁厚 100mm 以上
丸形
床貫通部
ブル貫通部 小開口部
壁貫通部
ケ
支え金具
丸穴小開口(床)
大臣認定番号:
耐火ブロック
PS060FL-0050
︶
7
古河関連製品
バスダクト
バスダクト
支持金具
耐火ブロック
︵
大臣認定番号:
バスダクト
鋼製スリーブ
耐火ブロック
ー
鋼製スリーブ有り
ケーブル
バスダクト
床貫通部
100mm
以上
工法表示ラベルについて
鋼製スリーブ無し
床
防火区画貫通部に関する法令解説
ブル・バスダクト貫通部 大開口部
ー
ケーブルラック
建築配管防災製品
壁
耐火ブロック
工法一覧
開口補強枠の設置
(例:軽量鉄骨間柱など)
ー
延焼防止材料
ケーブルラック
新大臣認定番号
ケーブルラック配線
(コンクリート壁)
壁
ケ ブル防災製品
従来のケーブル貫通部措置工法の概念を打ち破り、ご好評をいただいております耐火ブロック工法「ロクマル」が、特長
を最大限に生かしさらに適用範囲を拡大しました。また、従来の認定工法の適用範囲を含み、可能な限り認定番号を統合し
ました。国内初の中空壁をはじめ、薄壁(ボード)、ALC など壁種類を問わず使用でき、最近ではオール電化などで増えてお
りますバスダクトの認定も取得し、より使いやすく、簡単に、正しく施工できるようパワーアップしました。是非、この機
会にご利用ください。
ケーブル防災製品
認定番号
ケ ブル防災製品
ー
国土交通大臣認定 壁工法:PS060WL-0231
ケーブル・バスダクト貫通部防火措置キット
壁工法
▲
延焼防止材料
認定条件
施工完成図
①最大開口面積:0.6m2
②最大ケーブル占積率:20%
壁
③適用可能最大ケーブルサイズ:6kV 325mm2
工法一覧
④合成樹脂製可とう電線管:1 段まで布設可
(呼び径 28mm 以下)
ケーブルラック
ケーブル
耐火ブロック
施工断面図
⑥中空壁の場合の開口補強:鋼製または壁を構成する壁材
と同等の材料による開口補強材を設けること
▲
建築配管防災製品
⑤壁の構造:建築基準法第 2 条第七号の規定に基づく耐火
構造(60 分)において国土交通大臣が認定した壁および
両面強化石膏ボード重張り木製下地間仕切壁厚さ 80mm
以上(準耐火構造)
合成樹脂製可とう電線管
施工手順
防火区画貫通部に関する法令解説
1
工法表示ラベルについて
ケーブル下側と開口の空間に耐
火ブロックを詰めます。
2
3
左右片側の空間から耐火ブロッ
クを詰めます。
ケーブル配線状況に合わせて、
耐火ブロックを変形させなじま
せながら詰めます。このとき空
間ができないように、特にてい
ねいに詰めてください。
5
4
6
ケーブル上側と開口部との隙間に耐火ブロックを詰
めます。このとき、左右いずれかの側から耐火ブロ
ックを詰めて開口部を埋めていくようにし、詰めた
耐火ブロックを横に押しながら、隙間のないように
詰めていくと簡単に詰めることができます。
7
その他製品
古河関連製品
残った空間を同様に耐火ブロックで埋めていきます。
最後の耐火ブロックを詰める際には、隣りの耐火
ブロックをずれないように軽く引っ張りながら詰
めると簡単に空間を埋めることができます。
全体に隙間の無いことを確認してください。
最後に耐火ブロックが脱落したり
隙間を生じたりすることが無いよ
う、十分密に充填されていることを
再び確認し、耐火ブロックが入らな
いような小さな隙間には補助充填
材を差し込んでください。(特にケ
ーブル周辺、変形させたブロック周
辺、ケーブルラック親桁周辺などに
ご注意ください。)
開口高さが大きく、耐火ブロッ
クが動いて詰めにくいときなど
は、適宜同梱の支持板および支
持金具(別売)を使用し、貫通
部の配線状況に合わせて設置し
て、当て板とするなどの処置を
行ってください。
施工上の注意
P11 の施工上の注意を参照してください。
8
ケーブル防災製品
▲
各種壁に対する施工方法
■中空壁
RC、ALC、その他中空壁でない国土交通大臣が認定した壁全般に施工で
きます。その場合、ブロックは下図のようにできる限り壁の中央部に充填
してください。
開口の内側に、次の①∼③のいずれかの方法で開口補強枠を設置してください。
①軽量鉄骨間柱などを利用
②鋼製枠を取り付け
③壁材と同等の材質(石膏ボードなど)の枠を取り付け
ケ ブル防災製品
■一般壁
ー
壁
延焼防止材料
ケーブルラック
合成樹脂製可とう電線管
ケーブル
耐火ブロック
工法一覧
施工断面図
①軽量鉄骨間柱などを利用の場合
■薄 壁
建築配管防災製品
下図のように壁の中央部に施工してください。その際、ブロックの固
定をより確実にし施工性を向上するためにも支持材の設置をお勧めしま
す。(図ではアングルなどとしていますが、特に指定はありません。現
場に合った方法で支持してください)
壁
防火区画貫通部に関する法令解説
耐火ブロック
ケーブルラック
合成樹脂製可とう電線管
②鋼製枠を取り付ける場合
ケーブル
支持材の設置(例:アングルなど)
工法表示ラベルについて
施工断面図
片面石膏ボード重張り/軽量鉄骨下地間仕切壁 厚さ 42mm 以上
(国土交通大臣認定構造 FP060NP-0007)
その他製品
認定番号
国土交通大臣認定 金属ダクト工法:PS060WL-0153
▲
金属ダクト壁貫通部の認定条件
古河関連製品
①最大開口面積:0.6m2
②最大ケーブル占積率:92.2%
③適用可能最大ケーブル総導体断面積:91000mm2
④壁の構造:鉄筋コンクリート厚さ 100mm 以上
施工図
9
ケーブル防災製品
認定番号
ケ ブル防災製品
ー
国土交通大臣認定 PS060FL-0232 (鋼製スリーブ有り・無し共通番号)
ケーブル・バスダクト貫通部防火措置キット
スリーブ無し
施工完成図
施工完成図
床工法
▲
延焼防止材料
スリーブ有り
認定条件
①最大開口面積:0.6m2
②最大ケーブル占積率:20%
③適用可能最大ケーブルサイズ:6kV 325mm2
工法一覧
④合成樹脂製可とう電線管:1 段まで布設可
(呼び径 28mm 以下)
ケーブルラック
ケーブルラック
合成樹脂製可とう電線管
合成樹脂製可とう電線管
⑤床の構造:鉄筋コンクリート厚さ100mm 以上
(中空床除く)
鋼製スリーブ
支持金具
床
床
建築配管防災製品
100mm
以上
⑥鋼製スリーブなどの設置:
鋼製スリーブ有りの場合 板厚 1.6mm 以上
鋼製スリーブ無しの場合 支持金具使用 板厚 1.6mm 以上
(いずれも可)
支持板
100mm
以上
支持板
耐火ブロック
ケーブル
耐火ブロック
ケーブル
施工断面図
施工断面図
▲
防火区画貫通部に関する法令解説
施工手順 スリーブ有り
1
工法表示ラベルについて
必要に応じてケーブルの隙間から、鋼製スリーブ内に支持棒を適宜落
とし込みます(品番 TB-012 ∼ 024 のみ)。鋼製スリーブのフランジ
に凹部を掛けるように設置して ください。
※同梱の支持棒で足りない場合は、市販の全ネジボルトなどを切断してご使用ください。
(本数が足りない・長さが足りないなど)
その他製品
4
古河関連製品
開口部外周に耐火ブロックを詰めます。
2
3
ケーブル配線状況に合わせて、支持板
をカッターナイフなどでカットします。
カットした支持板を開口部内に落とし込
み、鋼製スリーブのフランジおよび支持
棒または支持金具にかかるようにします。
5
6
ケーブル配線状況に合わせて、その周囲に耐火ブロックを変形さ
せなじませながら詰めます。このとき空間ができないように、特
にていねいに詰めてください。左右いずれかの側から埋めるよう
に耐火ブロックを詰めていくと、簡単に詰めることができます。
残った空間も同様に耐火ブロックで埋めていきま
す。全体に隙間の無いことを確認してください。
最後に耐火ブロックが脱落したり
隙間を生じたりすることが無いよ
う、十分密に充填されていること
を再び確認し、耐火ブロックが入
らないような小さな隙間には補助
充填材を差し込んでください。
(特
にケーブル周辺、変形させたブロ
ック周辺、ケーブルラック親桁周
辺などにご注意ください。)
施工上の注意
P11 の施工上の注意を参照してください。
10
ケーブル防災製品
▲
施工手順 スリーブ無し
2
3
ケ ブル防災製品
1
ー
※支持金具は、開口幅 400mm 以下のとき、両端 2 個
400 ∼ 800mm のとき、両端 2 個・中央 1 個
800 ∼ 1200mm のとき、両端 2 個・中央 2 個を目安として設置してください。
ケーブル配線状況に合わせて、支持板を
カッターナイフなどでカットします。
カットした支持板を開口部内に落とし込
み、鋼製スリーブのフランジおよび支持
棒または支持金具にかかるようにします。
5
6
開口部外周に耐火ブロックを詰めます。
ケーブル配線状況に合わせて、その周囲に耐火ブロックを変形さ
せなじませながら詰めます。このとき空間ができないように、特
にていねいに詰めてください。左右いずれかの側から埋めるよう
に耐火ブロックを詰めていくと、簡単に詰めることができます。
残った空間も同様に耐火ブロックで埋めていきま
す。全体に隙間の無いことを確認してください。
工法一覧
4
延焼防止材料
開口部内に上図のような支持金具(別売部品もあります)を落とし込
みます。
建築配管防災製品
防火区画貫通部に関する法令解説
最後に耐火ブロックが脱落したり
隙間を生じたりすることが無いよ
う、十分密に充填されていること
を再び確認し、耐火ブロックが入
らないような小さな隙間には補助
充填材を差し込んでください。
(特
にケーブル・バスダクト周辺、変
形させたブロック周辺、ケーブル
ラック親桁周辺などにご注意くだ
さい。)
施工上の注意
② 耐火ブロックは SS、S、M、L、LL の 5 種類があります。ケーブルの谷間などの小さい空間には小さいサイズ、大きい空間には大きいサイズを適宜組み合わ
せて使用してください。
③ 耐火ブロックは、曲げたり圧縮したりすることができますので、ケーブルの配線状況や形状、隙間の大きさなどに合わせ、適宜変形させ、隙間の無いように密
着させてください。
工法表示ラベルについて
① 中空(ボード)壁への施工に際しては、いくつかの必要な条件があります。詳しくは中空(ボード)壁貫通部の説明書をご覧ください。
④ 耐火ブロックは、分解・切断などせずにそのままご使用ください。また破損した耐火ブロックは使用しないでください。
⑥ 耐火ブロックを詰めるときはブロックの方向に注意し、充填厚が 100mm となるよう右図のように詰め
てください。
⑧ 適用可能ケーブルサイズ(導体サイズ)は、壁・床ともに 325mm2 までです。また、適用可能バスダク
トサイズ(導体サイズ)は、3000mm2/ 枚までです。
⑨ 床ピット内貫通部の施工については認定範囲外になります。使用に関しては所轄の行政機関にお問い合わせください。
⑩ 防水機能はありません。直接雨水などがかかったり常に高湿度となるような場所には使用しないでください。必要な場合は、別途防水・撥水処理を行ってくだ
さい。
⑪ 仕上がり外観を重視するような場所では、本キット品の施工後、必要に応じて化粧板などを使用してください。
⑫ 防火措置部の上に乗ったり乗られたりしないようご注意ください。開口部を破壊して転落したり、隙間を生じて火炎が貫通する恐れがあります。
⑬ 単芯の電力ケーブルが貫通する場合、同一回線のケーブルの間には支持棒・支持金具が入らないようにしてください。
⑭
(財)
日本消防設備安全センターの評定は取得しておりません。令 8 区画・共住区画などで安全センターの評定が必要な個所にはご使用になれませんのでご注意
ください。
11
古河関連製品
⑦ 耐火ブロックは標準開口面積に対し、1.25 倍の量を梱包しています。開口部を貫通するケーブルの量に
よって開口部への充填量が多少は変わりますが、基本的には全数充填するようにしてください。充填が
不十分な場合、防火性能に影響するような隙間を生ずる場合があります。
(耐火ブロックが不足する場合には品番 TB-003 などをご購入ください。
)
その他製品
⑤ 仕上げの際に小さな隙間がある場合には、補助充填材を使用してください。耐火ブロックおよび補助充填材は、熱によって膨らむことにより隙間を閉塞する機
能がありますが、「開口部に隙間なく詰める」ことを基本とし、施工はていねいに行ってください。
ケーブル防災製品
認定番号
ケ ブル防災製品
ー
国土交通大臣認定 PS060WL-0233
ケーブル・バスダクト貫通部防火措置キット
バスダクト
壁工法
▲
延焼防止材料
認定条件
施工完成図
①最大開口面積:0.6m2
②最大バスダクト占積率:22%
壁
工法一覧
③適用可能最大バスダクトサイズ:3000mm2/ 枚(導体サ
イズ)
④壁の構造:建築基準法第 2 条第七号の規定に基づく耐火
構造(60 分)において国土交通大臣が認定した壁および
両面強化石膏ボード重張り木製下地間仕切壁厚さ 80mm
以上(準耐火構造)
バスダクト
▲
建築配管防災製品
⑤中空壁の場合の開口補強:鋼製または壁を構成する壁材
と同等の材料による開口補強材を設けること
耐火ブロック
施工断面図
施工手順 バスダクト配線 壁貫通部
防火区画貫通部に関する法令解説
1
2
工法表示ラベルについて
開口の内側に鋼製または壁を構成する壁材と同等の
材料による開口補強枠を設け、その枠によって中空
壁の内部が見えないような状態にします。
※中空壁内部が目視できるような隙間がある場合に
は、目地材や耐熱シール材(当社ダンシール - Pな
ど)で埋めてください。
4
その他製品
バスダクト配線形状に合わせて、耐火
ブロックを変形させなじませながら詰
めます。このとき空間ができないよう
に、特にていねいに詰めてください。
3
バスダクト下の空間に耐火ブロックを詰めます。
5
バスダクト片側の空間から耐火ブロックを詰めます。
6
左右のいずれかの側から一定範囲ごとに耐火ブロック
を詰めて開口部を埋めていくようにし、先に詰めた耐
火ブロックを横に押しながら隙間の無いように詰めて
いくと比較的簡単に詰めることができます。
残った空間も同様に耐火ブロックで埋めていき、最後
にバスダクト片側の空間に耐火ブロックを詰めます。
最後の耐火ブロックを詰める際には、隣りのブロック
をずれないように軽く引っ張りながら詰めると比較的
簡単に空間を埋めることができます。
古河関連製品
7
全体に隙間の無いことを確認してください。
最後に耐火ブロックが脱落したり隙間を生じたりするこ
とが無いよう十分密に充填されていることを再び確認し
ます。耐火ブロックが入らないような小さな隙間には補
助充填材を差し込んでください。(特にバスダクト周辺、
変形させたブロック周辺などにご注意ください。)
施工上の注意
P11 の施工上の注意を参照してください。
12
開口高さが大きく耐火ブロックが動いて詰めにくいと
きなどは、適宜同梱の支持板を貫通部のバスダクト配
線状況に合わせて設置し、当て板とするなどの処置を
行ってください。なお、この際に別売の支持金具を使
用すると支持板の固定がより楽に行えます。
ケーブル防災製品
認定番号
国土交通大臣認定 PS060FL-0221
ケ ブル防災製品
スリーブ有り
ケーブル・バスダクト貫通部防火措置キット
スリーブ無し
ー
バスダクト
床工法
施工完成図
バスダクト
バスダクト
①最大開口面積:0.6m2
鋼製スリーブ
支持金具
床
②最大バスダクト占積率:22%
床
100mm
以上
100mm
以上
③適用可能最大バスダクトサイズ:3000mm2/ 枚(導体サイズ)
支持板
支持板
耐火ブロック
耐火ブロック
施工断面図
施工断面図
1
1
開口部内に別売の支持金具を落とし込みます。
※支持金具は、開口幅 400mm 以下:両端 2 個
開 口 幅 400 ∼ 800mm: 両 端 2 個、 中 央 1 個
開口幅 800 ∼ 1200mm:両端 2 個、中央 2 個
を目安に使用してください。
バスダクト配線形状に合わせて、耐火ブロッ
クを変形させなじませながら詰めます。この
とき空間ができないように、特にていねいに
詰めてください。左右のいずれかの側から一
定範囲を埋めるように耐火ブロックを詰めて
いくと、比較的簡単に詰めることができます。
2
6
バスダクト配線形状に合わせて、耐火ブロッ
クを変形させなじませながら詰めます。この
とき空間ができないように、特にていねいに
詰めてください。左右のいずれかの側から一
定範囲を埋めるように耐火ブロックを詰めて
いくと、比較的簡単に詰めることができます。
6
その他製品
貫通部のバスダクト配線状況に合わせて、支
貫通部のバスダクト配線状況に合わせて、支
持板をカッターナイフなどでカットします。
持板をカッターナイフなどでカットします。
3
3
残った空間も同様に耐火ブロックで埋めてい
きます。全体に隙間の無いことを確認してく
ださい。
カットした支持板を開口部内に落とし込み、
支持金具にかかるようにします。
4
4
最後に耐火ブロックが脱落したり隙間を生じ
たりすることが無いよう十分密に充填されて
いることを再び確認します。耐火ブロックが
入らないような小さな隙間には補助充填材を
差し込んでください。(特にバスダクト周辺、
変形させたブロック周辺などにご注意くださ
い。)
開口部内外周に耐火ブロックを詰めます。
施工上の注意 P11 の施工上の注意を参照してください。
13
最後に耐火ブロックが脱落したり隙間を生じ
たりすることが無いよう十分密に充填されて
いることを再び確認します。耐火ブロックが
入らないような小さな隙間には補助充填材を
差し込んでください。(特にバスダクト周辺、
変形させたブロック周辺などにご注意くださ
い。)
古河関連製品
残った空間も同様に耐火ブロックで埋めてい
きます。全体に隙間の無いことを確認してく
ださい。
カットした支持板を開口部内に落とし込み、
鋼製スリーブのフランジおよび支持棒にかか
るようにします。
開口部内外周に耐火ブロックを詰めます。
5
工法表示ラベルについて
2
5
防火区画貫通部に関する法令解説
必要に応じ、鋼製スリーブ内に支持棒をバス
ダクトの隙間から適宜落とし込みます。上図
のように鋼製スリーブのフランジ部に凹部を
掛けるように設置してください。
※同梱の支持棒で足りない場合は、市販の全
ネジボルトなどを切断してご使用ください。
◆スリーブ無し
建築配管防災製品
▲
施工手順 バスダクト配線 床貫通部
◆スリーブ有り
工法一覧
④床の構造:鉄筋コンクリート厚さ 100mm 以上(中空床除く)
⑤鋼製スリーブなどの設置:
鋼製スリーブ有りの場合板厚 1.6mm 以上鋼製スリーブ
無しの場合支持金具使用板厚 1.6mm 以上(いずれも可)
延焼防止材料
▲
施工完成図
認定条件
ケーブル防災製品
認定番号
ケ ブル防災製品
ー
国土交通大臣認定 壁工法:PS060WL- 0051 床工法:PS060FL-0050
ケーブル貫通部防火措置キット
ケーブル貫通部防火措置キット
丸穴
丸穴
壁工法
床工法
▲
▲
延焼防止材料
認定条件
①最大開口径:φ160mm
認定条件
①最大開口径:φ160mm
②最大ケーブル占積率:23%
②最大ケーブル占積率:23%
2
工法一覧
③適用可能最大ケーブルサイズ:250mm
③適用可能最大ケーブルサイズ:250mm2
④壁の構造:鉄筋コンクリート厚さ 100mm 以上
④床の構造:鉄筋コンクリート厚さ 100mm 以上
建築配管防災製品
施工断面図
▲
▲
防火区画貫通部に関する法令解説
施工断面図
品番および構成材料
工法表示ラベルについて
品番
適合 ボイド管
開口径 呼び径
(mm) (mm)
構成材料
耐火ブロック
SS S
M
L
MB-50
55 以下
50
2 ー ー ー
MB-75
80 以下
75
3
1 ー ー
MB-100 110 以下
100
2 ー 2 ー
MB-125 135 以下
125
2 ー 1
1
MB-150 160 以下
150
1
1
2
2
支え
金具
構成部材
大箱内 梱包
取扱 ラベル 梱包数 質量
説明書 請求書 (組) (kg)
1
1
2
10
1
2
耐火ブロック(SS)
100 × 50 × 25
2
3
1
5
3
3
支え金具
鋼製φ2
その他製品
耐火ブロック(M)
100 × 100 × 50
古河関連製品
適合
開口径
(mm)
MB-50
55 以下
貫通ケーブル最大サイズ
ボイド管
ケーブル
ケーブル 開口面積
呼び径
CV-T の場合
占積面積
CV 3心
2
占積率 (mm )
(mm)
(mm2 ) 壁貫通部(+ 接地(アース)線) 床貫通部
(分岐部を敷設する場合) の場合
50
2374
546
38mm2(+ 14mm2 )
80 以下
75
5024
1155
MB-100
110 以下
100
9498
2184
MB-125
135 以下
125
14306
3290
MB-150
160 以下
150
20096
4622
23%
以下
38mm2
ー
2 MB-75
耐火ブロック
(L)
200 × 100 × 50
▲
▲
適用ケーブル
品番
耐火ブロック(S)
100 × 100 × 25
2
幹線 14mm +
100mm2(+ 38mm2 ) 幹線 22mm2 +
幹線 38mm2 +
幹線 60mm2 +
2
2
200mm (+ 60mm )
幹線 100mm2 +
幹線 100mm2 +
100mm2
分岐線 14mm2 以下
分岐線 60mm2 以下
150mm2
分岐線 22mm2 以下
分岐線 100mm2 以下
幹線 150mm2 +
2
250mm2(+ 60mm2 ) 幹線 150mm +
幹線 200mm2 +
幹線 250mm2 +
分岐線 38mm2 以下
分岐線 150mm2 以下 250mm2
分岐線 150mm2 以下
分岐線 100mm2 以下
14
分岐線 14mm 以下
分岐線 14mm2 以下
キット内容
単位:mm
ケーブル防災製品
▲
施工手順 丸穴キット・壁(小開口壁)
2
支え金具をケーブルの周りにセットし、開口部に挿入します。
ケーブル周りに、ケーブルの配線状況や形状に合わせて耐火ブ
ロックを詰めていきます。
※梱包されている耐火ブロックのうち大きいものから詰めていく
と比較的簡単に詰められます。
先に詰め込んだ耐火ブロックを上下に押し込んでさらに密になるように押しながら詰めていきます。
4
最後に耐火ブロックが脱落したり隙間
を生じたりすることが無いよう、全体
に十分充填されていることを確認して
完了です。
▲
建築配管防災製品
※最後に残った空間は小さな耐火ブロ
ック(SS)を詰め込むと、簡単に
詰め終わることができます。
施工手順 丸穴キット・床(小開口床)
2
支え金具をケーブルの周りにセットし、開口部に挿入します。
ケーブル周りに、ケーブルの配線状況や形状に合わせて耐火ブ
ロックを詰めていきます。
※梱包されている耐火ブロックのうち大きいものから詰めていく
と比較的簡単に詰められます。
工法表示ラベルについて
※ MB-125・150 の場合は支え金具が
十字になるように 2 個挿入します。
3
先に詰め込んだ耐火ブロックを上下に押し込んでさらに密になるように押しながら詰めていきます。
施工上の注意
P11 の施工上の注意を参照してください。
15
最後に耐火ブロックが脱落したり隙間
を生じたりすることが無いよう、全体
に十分充填されていることを確認して
完了です。
古河関連製品
※最後に残った空間は小さな耐火ブ
ロック(SS)を詰め込むと、簡単に
詰め終わることができます。
4
その他製品
※ブロックを詰めにくい場合は、ブロッ
ク 2 個を一緒に詰め込むなどすると
比較的簡単に詰めることができます。
防火区画貫通部に関する法令解説
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工法一覧
※ブロックを詰めにくい場合は、ブロッ
ク 2 個を一緒に詰め込むなどすると
比較的簡単に詰めることができます。
ー
延焼防止材料
※ MB-125・150 の場合は支え金具が
十字になるように 2 個挿入します。
3
ケ ブル防災製品
1
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