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平成19年度経済観光局運営方針中間振り返り 豊かな市民生活
平成19年度経済観光局運営方針中間振り返り 豊かな市民生活を支える横浜経済の持続的発展 基本目標・・・産業活力の向上や市民の多様な雇用機会、安全で質の高い消費生活の実現を図り、豊かな市民生活を支える横浜経済を持続的に発展 平成19年度経済観光局 運営方針の基本的な考え方 18年度の実績を踏まえ、「企業や市民、地域、NPOなど多様な主体及び他の局・区・事業本部等との一層の連携、協働の促進」、「局の基本目標の実現に向けた中期計画の 重点政策の積極的な取り組み」など、組織の総合力を高めて創造的な改革を推進し、経済観光局の効率的・効果的な運営に取り組んでまいります。 ~横浜ブランドの確立を目指して~ 基本目標の背 ◆現状・課題 ◆時代認識 ☆少子高齢化の進展等を背景として 引き続き厳しい財政状況 ・効率的、効果的な経済政策の展開 による 税収増 ☆アジアの発展、経済のグローバル化の ☆経済の新たな担い手の台頭(市民、 進展等による国際競争、都市間競争 NPO、団塊世代の市内回帰、女性 の激化 等)、市民意識の変化 ・知財を核とした絶えざるイノベーション ・新たな担い手との協働による経済活性化 の一層の進展 ・市民生活の豊かさを実現する地域経済 の 活性化 による国際競争力を持つ新産業・新 事業の創出 ・横浜ブランドの確立による国際競争力 の強化 主な成果指標 元気で自立した中小・中堅企業の創生 市民力 多様な主体 ・多様で豊富な人材 ☆横浜型知的財産戦略を推進し、知財を ・経済の新たな担い手 活かした経営に取り組む市内企業(横浜価値 コミュニティビジネス事業者 大学、研究機関 ・・・等 協働・連携 他局・区・事業本部 横浜の特性を活かした戦略的な企業誘致・産 業立地の推進、多様な主体との連携、協働に よる創業・ベンチャーの促進、新産業の創出 ☆企業立地促進条例等の活用による 組企業)の認定・支援 企業誘致戦略の推進 ☆横浜版SBIRの推進等ものづくり再発展支援 ・企業立地促進条例を活用して大規模な ・横浜版SBIRの推進 研究所・工場等、業務ビルの新規立地 ・製造業者の工業集積地における工場新増設、設備投資等 ・バイオ・IT等重点産業分野を中心に国内外から 支援 40件の誘致を実現 ☆中小企業の経営基盤強化 ☆産業立地戦略の推進 ・横浜型債券市場の推進 ・工業集積地域における土地取引事前届出制の導入 ・市内中小企業の資金需要に応じたきめ細かいメニュー ☆アジアの競争力ある経済拠点都市を目指し、「アジアに による融資事業の推進、経営安定支援 おける横浜」経済戦略の推進 ☆上場企業150社プロジェクトの推進 ・アジア企業の誘致、インド企業誘致に向けたインフラ整備推進 企業 市民・消費者 1 経済の自立性、中枢性が弱い。横浜経済の存在感、競争力の向上に資する企業 ☆開港150周年、羽田空港が再国際化、 多様な横浜経済のポテンシャルの存在 の誘致、創業・ベンチャーの促進、バイオ・IT等新産業の集積促進が課題 2 従来の垂直型の取引構造が変化する中、誘致企業、バイオ・IT企業、既存中小企 業等における新たな企業間ネットワークの構築ととともに、大学、研究機関など多様 ・開港150周年や横浜経済のポテンシャ な主体との連携を促進することが課題 ルの 積極的な活用による攻めの経済 3 行政の役割として、多様な経済主体が活動しやすい環境整備とともに、コーディネ 政策の展開 ート機能の強化が必要。そのため、経済の新たな担い手や地元経済団体など一層 の民の力を活かした仕組みづくりが課題 地域人財の育成・活用等による多様な雇用・ 就業機会の創出 経済界等との連携による「横浜市雇用 創出促進プラン」の推進 ☆若年者・女性等の多様な働き方を支援 ・若年者・女性就業マッチング事業推進 ☆産業人財の育成 ・産業人材育成・活用プログラムの構築 ・ものづくり人材育成、確保支援 ・大学、専門学校等との連携によるIT産業人材育成支 援 ☆産業支援型NPO等経済の新たな担い手との 協働による経済活性化事業の推進 ☆リーディング産業の集積促進 ・横浜サイエンスフロンティアにおける研究開発拠点の整備、テナント入居 するバイオ関連企業の誘致推進 ・大学等と連携し、日常的な生活習慣病予防の管理から重篤な病気の 先端的治療等まで、市民が健康で安心して生活できるシステムの構築推進 ・IT産業の集積促進 ☆今後の横浜経済の発展をリードするベンチャー企業の創出、 成長支援 ・グローバルベンチャー、ソーシャルベンチャー、 大学発ベンチャーの創出 ○継続性のある 一貫した支援 ○コーディネート 機能の強化 国内外から様々な人が訪れ、交流する、にぎわいの あるまちづくり、横浜観光プロモーションの推進 市民生活を支える地域経済の活性化 まちづくり ☆身近な商業地の活性化を推進 ・コミュニティビジネス事業者等多様な主体と商店街との 横断的な連携促進拠点(元気づくりの支援拠点)の設置 ・安全安心な商店街づくりなど商店街活性化の取組を支援 開港150周年 ☆横浜型地域貢献企業の認定・支援 ☆安全で快適な消費生活支援 創造力 ・消費生活相談の実施 ・知財 ・消費者団体等との協働による消費者教育、啓発等 ・横浜の魅力 の実施 ☆生鮮食料品等の安定供給 ・横浜旬鮮市場プロモーション ・食肉流通広報PRの推進 横浜経済のポテンシャル 人材、技術の集積、国際性、都市イメージ 360万人のクオリティの 高い大規模な市場 NPO等経済の 新たな担い手 専門的知識・技術を 持った豊富な人材 高い技術を持った 中小企業の集積 ☆横浜観光プロモーションの推進 (観光客数5,000万人(2009年)) ・第2次横浜観光プロモーションフォーラムの活動 支援による集客事業の創出 ・全国的なメディアへの横浜情報の発信 ☆インビテーション・トゥ・ヨコハマ・キャンペーン ・東アジアからの誘客に向けたプロモーション実施 ・外国人来訪者の横浜滞在時の満足度向上 に向け観光案内所機能充実等 ☆国際コンベンション都市・横浜の確立 ・集客力や話題性のあるコンベンションの 開催誘致、支援 ☆民との協働によるマリンタワー 再生の推進 バイオ、ITなど先進的 産業の産業集積形成の進 大学や研究機関の集積 外国人学校など 国際的な生活環境 魅力ある 都市イメージと集客力 ☆誘致・新規立地企業数50件 ・条例活用新規立地10件 →2件の事業計画を認定 〔B〕 ・条例以外40件(うちアジア企業5件) →24件の企業誘致(うちアジア企業3件) 〔B〕 ☆グローバルベンチャー企業等創出 115社 →ベンチャー企業を一貫して支援する「横浜ベンチャーポート事業」を推進 〔B〕 ☆リーディング産業の集積促進 →横浜サイエンスフロンティアにおいて木原財団が整備する研究開発施設に 対する国の補助採択〔 B〕 ☆横浜観光プロモーションの推進 ☆横浜価値組企業認定 50社 ・横浜観光プロモーションフォーラム →評価・格付けの結果34社を認定 〔A〕 誘発総事業費21億円 ☆新技術・新製品開発支援 →27件、総事業費約25億円の集客事業を創出〔A〕 ・研究開発助成30社、横浜版SBIR5社 ・横浜情報の発信 広告費換算5億円 →研究開発助成は43社、SBIRは5テーマ7社の →メディア取り上げ件数122件〔A〕 申請を受付 〔B〕 →【年度当初の計画にはない取組】 ・工業集積地工場新増設等促進 40件 横浜経済 横浜・神奈川デスティネーションキャンペーン推進組織 →工場集積促進助成19件の事業計画受理、 「2009ヨコハマ観光プロモーション推進協議会」設立 の活性化 ものづくり支援資金7件の申請受付 〔B〕 ☆コンベンション開催 630件 ☆制度融資枠 1,000億円 →旅フェア2008等開催決定〔B〕 ・生産額増 →融資実績 4,386件、約765億円 〔A〕 ☆横浜型テーマ月間 ・雇用者数増 ☆横浜型債券市場 ・参加事業者数 延べ400事業者、 市場規模200億円、支援企業300社 ・税収増 パブリシティ実績200回 →少額私募債保証、少人数私募債発行支援 →横浜フランス月間参加187事業者、 増 ・来街者(観光客数) を実施、今後、政令指定都市CLO(保証付)、 パブリシティ実績113回〔B〕 広域CBO、 単独型CLO(保証なし)の発行支援 を予定 〔B〕 ☆元気づくりの支援拠点 ☆上場企業数 8社増 新規2拠点設置 →既存支援企業への継続支援 →新規2拠点(中区伊勢佐木地域、 (上場企業数 6社増) 〔B〕 旭区希望が丘地域)開設決定 〔B〕 ☆商店街活性化支援 延べ254商店街支援 ☆若年者・女性等の →206商店街に対して支援実施中 〔B〕 多様な働き方支援による ☆横浜型地域貢献企業認定 50社 新規雇用・就業者数 210人 →企業の募集開始、今後、応募企業の審査を予定 〔B〕 →新規雇用・就業者数81人〔B〕 ☆消費生活相談 ・土日約2,500件、平日約23,500件 ☆新たな担い手との新規協働 →土日1,228件、平日11,631件、計12,859件 〔B〕 事業実施数 2事業 ・トラブルあっせん解決1,600件 →解決938件 〔B〕 →新規3テーマについて事業計画を ☆消費者団体等協働促進 募集、18年度認定の事業計画2件 ・教育・啓発講座3団体 ・相談事業1団体(相談回数45回) の実現可能性調査実施〔B〕 →教育・啓発講座3団体、 相談事業1団体(相談回数6回) 〔B〕 組織運営面での取組 羽田空港の国際化など 広域交通アクセスの優位性 国際的なビシネス支援機能 横浜港、国際ITビジネス交流 特区、コンベンション施設、 外資系企業の集積等 ○コーディネート機能を強化し、民との協働及び他局・区・事業本部との積極的な連携、事業調整 ・区との連携強化を図るため、コミュニティビジネスや商店街の振興、地域貢献企業認定など各課が事業を進める 中、区や地域との連携を図るとともに、区長会議において関連する局事業を説明 ・まちづくり関連局等と連携し、全庁的に望ましい土地利用の実現を図るため、土地取引に係る事前届出制 や都筑区大丸における企業誘致(公募)事業、みなとみらい21地区の事業者公募を推進 ○情報の共有化 ・意見交換会を開催し(3回実施:職員311人参加、参加率90%)、職員提案をもとに区との連携強化、職員間 の情報共有、研修機会の充実等に取り組むこととした。 ・経済団体等への運営方針の周知 ○改革及び行政評価の推進 2010 ・横浜市中央卸売市場あり方検討委員会の開催(3回) 成果検証 ・横浜型行政評価システムに基づく自己チェックの実施(18年度予算99事業) 平成19年度経済観光局運営方針 中 間 振 り 返 り (平成19年9月30日現在) 評価について A 目標を上回る成果が見込める B 目標を達成できる見込みである C 目標を下回る見込みである 元気で自立した中小・中堅企業の創生 19年度の具体的取組 ◇中小企業の成長・発展支援 (1)横浜型知的財産戦略推進事業 →知的財産を生み出し、それを活かして成 長・発展していく企業を「横浜価値組企業」 として年間50社認定し、横浜経済のさらな る活性化を図っていくことを目指します。 ・横浜価値組企業の募集(5月、9月)、横 浜価値組企業の認定(7月、11月)。 取組内容 ・知的財産を生み出し、それを活かして成長・発展していく企業「横浜価値 組企業」を5月に募集し、評価・格付けの結果、8月に34社を「横浜価値 組企業」に認定しました。9月には2回目の募集を開始しました。今後、20 年1月の認定に向けて評価・格付けを行なっていきます。 A →知的財産の活用を促進するために、個々の 知財戦略策定など積極的に知財活用に取り組 む企業を支援します。 ・知的財産の普及啓発のためのセミナーまた はシンポジウムの開催(9月~)、知財活用 促進助成金の募集、受付(8月~)。 ・個々の知財戦略策定など積極的に知財活用に取り組む企業を支援するた め、知財活用促進助成金の募集を5月から開始し、7社から申請がありまし た。 今後の取組として、知的財産の普及啓発のためのセミナー及びシンポジウ ムを開催し、企業の知的財産活用を促進します。(11月~) (2)上場企業150社プロジェクト推進事 業 →開港150周年を迎える平成21年度末ま でに、よこはまIPOビジネススクール、IPO 徹底支援ゼミ等により、横浜経済活性化のけ ん引役となり、横浜ブランドの形成・発信に もつながる上場企業数を150社以上としま す。 【目標】8社以上の新規上場(市外からの移 転も含む) →横浜市の施策を活用し、経営革新を図る企 業(横浜元気企業)を、平成17~19年度の 3ヶ年で1,000社以上選定、支援します。 【目標】222社以上選定 ・上半期は、今まで支援してきた企業の中で上場実現へ向けて具体的な準備 を進めている企業を継続的に支援したほか、中小ベンチャー企業の株式公開 支援メニューの再構築について検討しました。今後、上場を目指す企業の掘 り起こしを行い、上場に向けた課題解決を目的としたセミナーや支援機関と のマッチングを行っていきます。(株式公開塾:11月~) なお、市内の上場企業数は、年度当初から6社増の129社となっていま す。 ◇中小企業経営基盤強化 (3)中小企業融資制度事業 →市内中小企業の成長・発展や経営の安定を 図るため、企業規模、事業資金需要に応じた きめ細かいメニューで融資を実施します。 【目標】融資枠:1,000億円 評価 B ・平成17、18年度横浜元気企業に選定した企業に対し、専用ホームページ にてPR支援を行ったほか、局の支援情報等を掲載したメールマガジンを配信 (7回)しました。 今年度の選定については、各課からの候補企業をもとに現在選定作業を進 めています。 ○中小企業融資制度を実施しました。 【実績(19年9月末現在)】 件数 4,386件 前年同月比 113.3% 金額 76,489,304千円 前年同月比 124.7% ○制度融資、債券市場の説明会を開催し、中小企業金融制度の周知を図りま した。 【実績(19年9月末現在)】 金融機関説明会 8回 関係団体(工業会等)説明 11回 A ○今後については、保証協会の信用保証について、10月1日より導入される 責任共有制度に対応し、制度融資の見直しを行い、中小企業者、金融機関等 に周知を図っていきます。 (4)横浜型債券市場推進事業 →中小企業の資金需要に応じて、社債やロー ン担保証券(CLO)の発行支援を進め、新 たに少人数私募債の発行支援をスタートする など、横浜経済のけん引役である元気な中小 企業の成長・発展を後押しします。 【 19 年 度 の 支 援 目 標 】 市 場 規 模 : 200億 円、支援企業300社 ○少額私募債保証の発行支援を実施しました。 【実績(19年9月末現在)】 件数 35社 前年同月比 109.4% 金額 4,470百万円 前年同月比 114.0% ○19年度新メニューとして、少人数私募債発行支援事業を6月より実施し、 「少人数私募債発行の手引き」リーフレットを発行するなど周知を図りまし た。 【支援内容】 ・発行に関する相談窓口の設置 ・利払い経費の一部助成(最大60万円)については、初めて利払いの発生す る20年度より実施 ○今後の取組としては、 ・政令指定都市CLO(保証付)発行支援(10/9募集開始) ・広域CBO発行支援(11月中旬募集開始) ・単独型CLO(保証なし)発行支援(10/1募集開始) を予定しています。 1/11 B (5)産業活性化資金融資事業 →中小・中堅企業の高度化を促進する施設整 備支援に加え、知的財産を活用した事業化支 援、企業誘致促進インフラ整備等対象事業を 追加、横浜企業経営支援財団による直接貸付 の導入などにより、積極的な推進を図りま す。 【19年度の支援目標】融資枠:235億円 ○横浜経済の持続的な発展を目的に、従来の「産業開発資金」に、対象事業追 加等の拡充を図った「産業活性化資金融資制度」を実施しました。 【実績(19年9月末現在)】 融資実績 2件 172億円 (6)中小企業経営安定事業 →従来からの経営相談、経営診断・指導に加 え、「再挑戦支援事業」においてシンポジウ ムを6月に開催するとともに、引き続き相談 窓口、再チャレンジアドバイザー等による支 援・育成を実施し、資金調達等の手法につい ても充実を図ります。 また、「地域連携企業経営健全化支援事業」 において、金融機関、保証協会と連携し、初 めての条件変更先をシステム的に見出した予 防経営診断を6月から実施し、倒産を未然に 防止し企業経営の健全化を進めます。 【目標】相談件数:2,000件、診断件数: 400件 ○経営悪化に苦しむ中小企業の経営安定を支援しました。 ・経営相談 1,742件 【9月末現在】 ・経営診断・指導 84件 ・認定相談 1,658件 ・セーフティネット保証等認定 1,367件 ○今後の取組としては、新規融資案件の把握及び資金需要時期に応じた融資 実行のため、事業実施主体である(財)横浜企業経営支援財団と連携し事業を推 進していきます。 ○一度事業に失敗した経営者の再チャレンジを支援する事業を実施しまし た。 ・支援件数 19件 【9月末現在】 ・シンポジウムの開催 6月18日 参加者185名 ・再チャレンジセミナーの開催 6月29日 参加者 40名 9月28日 参加者 35名 B B ○初めての条件変更先企業等を対象に企業経営の健全化を支援しました。 ・診断件数 15件 【9月末現在】 今後、関係機関・部署との連携を図りながら、事業を推進していきます。 (7)国際経済交流事業 →各国、地域の経済セミナーの開催などを通 じて、年間で商談1,000件を目指します。 →横浜ワールドビジネスサポートセンター (WBC)スタートアップ施設への10社入 居、うち5社の横浜進出を目指します。 ・横浜ワールドビジネスセンター(WBC)における個別相談や北京ソフト ウェア企業商談会などを実施しました。また、海外事務所と連携し、5月に 開催したドイツ・ハンブルグでの「ビジネスセミナー」や中国・大連での 「第5回中国国際ソフトウェア展」などで横浜PRを実施しました。引き続き WBCにおける個別相談を実施するとともに、ソフトウェアなど産業別の商談 会を開催し、海外企業との商談の機会を提供していくとといもに、海外事務 所と連携し積極的な横浜PRを実施します。 B ○商談件数:728件 ○スタートアップ施設の入居企業数:8件 ◇ものづくり再発展支援 (8)工業集積促進事業 ・工業集積促進助成は19件の事業計画を受理し、ものづくり支援資金(融 →助成や融資により市内の工業集積地や工業 資)は 7件の申請がありました。引き続き工場新増設等の促進に取り組んで 系用途地域における中小製造業者による工場 いきます。 の新増設・設備投資を支援します。 【目標】工場新増設等促進件数:40件 (9)新技術・新製品開発促進事業(横浜版 SBIR) →中小企業からの研究開発計画を募集し、助 成等により開発を支援します。 【目標】研究開発助成30社、SBIR5社 計 35社 →SBIRによる18年度開発成果の行政現場 でのモニタリングに着手します。(12月) →企業提案型SBIRによる新たな新商品の 提案募集を行い、企業・新商品を認定しま す。(12月) ・横浜版SBIRは5テーマ7社の申請を受付け、審査会を経て10月に支援対 象企業を決定する予定です。また、18年度開発成果の行政現場でのモニタリ ングに向けて準備を進めています。 ・中小企業研究開発助成は43社の申請を受付け、審査会を経て年内に交付 を決定する予定です。 ・企業提案型SBIRでは新商品の募集受付を開始しました。今後、企業・新商 品の認定に取り組んでいきます。 (10)ものづくり人材支援事業 →中小製造業者に対する人材派遣紹介を実施 します。 →求人情報等を掲載するホームページを立ち 上げます。 →企業と学校の担当者による情報交換会を開 催します。(6月) →民間等の研修機関が実施する実技講習等の 受講料の一部を助成します。 【目標】研修受講企業数 24社 ・中小製造業者に対する人材派遣紹介及びホームページについては、実施に 向けて関係機関と調整しています。 B B ・企業と学校の就職担当者による情報交換会を開催しました。 【開催日6月19日 参加企業39社、参加校13校】 B ・中小企業技術者の技術力向上のため技術研修受講料補助の受付を実施中で す。 【受講申請企業 13社】 2/11 横浜の特性を活かした戦略的な企業誘致・産業立地の推進、多様な主体との連携、協働による創 業・ベンチャーの促進、新産業の創出 19年度の具体的取組 ◇企業誘致戦略の推進 (1)企業立地促進条例を活用して、大規模 な企業立地を図ります。 →条例を活用して、5件以上の大規模な研究 所・工場等の新規立地を実現します。 →条例を活用し、5件以上の業務ビルが新規 立地し、そのテナントとして市外企業を誘致 します。 →条例適用企業が市内企業を7割以上活用す るとともに、市民を雇用するよう働きかけま す。 (2)平成18年度から22年度の5年間で 200社の誘致目標達成に向け、国内外から 40件の企業誘致、500人の雇用を目指しま す。 →企業等誘致推進本部のもと関係各局、関連 機関等と連携した、情報収集、企業訪問等の 誘致活動を実施します。 →企業への人材紹介や特区の活用などによる 誘致企業への支援を継続します。 →企業ニーズにあった物件情報を提供しま す。 →海外でのトップセールスを実施します。 取組内容 ・企業立地促進条例について、6月に審査部会を開催し、2件の事業計画認 定を行いました。 ・引き続き企業誘致活動を展開し、研究所、工場等及び業務ビルの立地に係 る事業計画の認定(8件程度を予定)を行います。 ・業務ビル認定マニュアルを作成し、スムーズな認定作業を行えるようにし ました。 ・条例適用企業に対しては、市内企業の積極的活用に加え、市民雇用につい ても文書で要請することとしました。 ・日本語・英語・中国語のパンフレットを作成するとともに、横浜市および 海外事務所のホームページ等で進出に際しての支援事業を紹介しました。 ・国内企業への働きかけについては、展示会等における積極的な誘致活動 (19会場)、企業訪問、施設・空き室紹介、金融機関への助成制度説明会 などを行いました。 ・外資系企業への働きかけについては、海外事務所と連携し、5月に開催し たドイツ・ハンブルグでの「ビジネスセミナー」や中国・大連での「第5回 中国国際ソフトウェア展」などで横浜PRを実施しました。さらには、ジェト ロの外国企業誘致地域支援事業に神奈川県とともに共同提案を行い、採択さ れました。引き続き、海外事務所と連携し積極的な横浜PRを実施するととも に、横浜のビジネス環境を紹介するための招へい活動や進出企業の日本法人 設立のための支援を行っていきます。 【国内外誘致企業数:24社、誘発雇用者数:130人】 国内11社、海外13社(アジア企業3社を含む) ◇産業立地戦略の推進 (3)企業誘致促進事業 ・交通局等関係局と連携し、都筑区大丸の市営バス営業所跡地における企業 →工業集積地域において、市内経済活性化に 誘致(公募)事業を進めています。(10月より公募開始予定) 寄与する企業立地を推進するため、関係局等 と連携のもと、企業動向や土地情報等の把握 に努め、新たな企業誘致事業等を企画・調整 していきます。 (4)産業立地推進事業 →工業集積地域の操業環境を保全するため、 土地取引に関する事前届出制の導入や、土地 利用の規制誘導策について工業会など関係団 体等と検討を進めます。 ◇アジア経済戦略の推進 (5)アジアの競争力ある経済拠点都市を目 指し、アジア経済戦略を推進します。 →企業団の派遣・受入、アジアビジネス相談 等の実施により、横浜企業のアジアビジネス を支援します。 評価 B B B ・ 土地取引前の届出制度を局際連携で検討し、 届出制度の施行(11月1日 施行)に向けて市内全工業会等に対し制度周知を実施しました(7~8月)。 また、 企業立地にかかる企業ニーズを把握するため、市内の大規模事業所 約150社を対象とするヒアリングを実施しています。(9月~10月) B ・5月にタイ・バンコクにおいて開催された「Subcon Thailand 2007」 へ横浜企業団として3社を派遣し、42件の商談がありました。 また、6月に横浜市内においてタイビジネスセミナー及びタイ企業団との商 談会を開催し、25件の商談がありました。 ・6月より(財)横浜企業経営支援財団内にタイ・ビジネスサポートデスク を新設し、市内企業へのタイビジネス支援を開始しました。 ・中国地域のビジネスセミナー等を6回開催し、250名に対して中国ビジネ ス情報を提供しました。 【商談件数:174件】 ※国際経済交流事業における商談件数728件の内数 【アジア地域に関するビジネス相談件数:237件】 B 3/11 →アジア企業5社(40社の内数)を横浜へ ・アジア企業を横浜へ誘致する支援策として、「アジア重点交流国・地域企 誘致します。 業誘致助成制度」を設け、募集を開始しました。 【アジア企業の誘致:3件(4社が開業準備中)】 ※国内外企業誘致実績24社の内数。 →インド企業誘致に向けたインフラ整備を推 進します。 ・インド系インターナショナルスクール(G IIS横浜校)の2008年開設、2008年度 中の横浜インドセンター設立支援 ◇リーディング産業の集積促進 (6)ライフサイエンス都市推進事業 →市民の日常的な生活習慣病予防の管理から 重篤な病気の先端的治療等まで、市民が健康 で安心して生活できるシステムの構築を、大 学・研究機関・民間企業・庁内などと連携し て進めます。 ・インド系インターナショナルスクール(GIIS横浜校)の開設に向けて 整備及び各種調整を行っています。 ・2008年のインドセンター開設に向けて、主体となる民間機関への支援 を行なっています。 市民が健康で安心して生活できるシステムの構築のため、次のとおり取り 組んでいます。 ・市民健康ネットワークシステムプロジェクトについては、モデル実験(簡 易送信機器使用モデル)の計画を策定し(4月~9月)、11月から実施しま す。 ・機能性食品プロジェクトについては、中華街の茶・スープの分析を行い (9月~10月)、11月から事業化に向けて飲料会社等と調整を行います。 ・免疫・アレルギー等対策プロジェクトについては、花粉等の飛散情報を市 民に提供しています(4月~)。 ・先端計測機器等開発プロジェクトについては、理研研究者のニーズに対応 した開発を行いました(1件、9月)。今後も新規開発をコーディネートし ていきます。 ・植物遺伝資源活用プロジェクトについては、国家プロジェクトに採択され 国費を獲得し(6月)、研究を実施中です。 ・大学や公的研究機関等を核とした研究機関及び研究開発型企業等による国 際的な競争力のある技術革新のための集積の創生を目指す、国家プロジェク ト申請に向けて、作業を進めています。 →鶴見区末広町地区(横浜サイエンスフロン ティア)において、平成20年春の研究開発 施設の完成に向け、工事の円滑な進捗と、テ ナント入居するバイオ関連企業の誘致を進め ます。 ・事業主体の木原財団と連携して入居企業の誘致活動に取り組んでいます。 ・今後10月に木原財団において、公募を開始します。 ・施設整備については、国の補助事業の採択を得ることができました。(9 月) (7)IT産業集積推進事業 →IT産業に関する交流促進や研究開発プロ ジェクトを通じて、IT産業の多様な連携を 推進し、ITを支える基盤となる半導体関連 産業を核とした企業・人材の連携・集積を進 めます。 ・「新横浜ITクラスター交流会」について、幹事会を4回、交流会を2回 (延95社、162名参加)開催しました。今後、年度内に交流会を2回開催し ます。 ・次世代Web技術について研究する「セマンティック研究会」について、研 究会を2回、企業間会議を3回開催しました。また、セマンティック技術を 用いた情報流通基盤の開発について、研究会の経済産業省地域新生コンソー シアム研究開発事業申請を支援しました。申請は不採択となりましたが、引 き続き他の補助金獲得に向けて支援を続けます。 ・「組込み技術協議会」について、幹事会を2回、ミニ講演会を2回開催 (延25名参加)しました。今後、フォーラム等の開催に取り組みます。ま た、ET2007(組込み総合技術展)〔11月14日~16日開催〕の横浜パビ リオンに出展します。(12社・団体参加申し込み) ◇創業・ベンチャーの促進 (8)ベンチャービジネス支援事業 →世界を舞台に活躍するグローバルベン チャー企業、社会的課題に対して新たな手法 で解決に取り組むソーシャルベンチャーの創 出・成長に向け、教育・研修・セミナーやビ ジネスプラン事業化支援等に取り組みます。 【目標:グローバルベンチャー企業90社、 ソーシャルベンチャー企業15社) 今年度からベンチャー企業の創業から成長・発展、株式上場までを一貫し て支援する「横浜ベンチャーポート」事業を民間事業者へ委託し、現在まで にセミナー35回(セミナー会員400人)、メルマガ会員1000人、個別相談 件数延べ80件を実施し、今後は、年間合計100回のセミナーやコンサルティ ングによりグローバルベンチャー、ソーシャルベンチャーの創出を目指しま す。 また、ビジネスプラングランプリはイベントの部分を委託化し、起業家と 起業支援家とのマッチングを強化することにより、(財)横浜企業経営支援 財団を核とした起業支援ネットワークを3年後に構築します。9月からプラ ンの募集を開始し、2月に発表会・表彰式を開催する予定です。 (9)大学発ベンチャー創業促進事業 →東工大横浜ベンチャープラザ入居企業に対 する専門家派遣、賃料一部補助等による早期 事業化支援や、第二次入居募集支援等によ り、ものづくりを中心とした大学発ベン チャーの創業・事業拡大を促進します。 【目標:大学発ベンチャー創業数:10社】 ・東工大横浜ベンチャープラザ入居者への支援として、経営・知財等の専門 家をインキュベーションマネージャーとして派遣、常駐させ、入居者の早期 事業化、新事業展開などを総合的にサポートしています。 (10)経済活性化方策検討事業 →経済のグローバル化の進展など本市を取り 巻く社会経済情勢が変化する中で、有識者等 の意見を参考にしながら、今後の横浜経済活 性化の方向性及び課題解決のための具体的方 策を検討・立案し、推進します。 横浜経済の自立的発展の可能性を探るため、生産・取引構造や主な移輸出 産業の実態を整理し、施策の方向性をとりまとめました。 今後、これらをもとに、政策的整理のための有識者のヒアリングや特に注 目される「対事業所サービス業の実態調査」を行う予定です。 ○入居者への賃料の一部を補助 対象:10社 ○第二期入居者数:4 合計入居者数:17 4/11 B B B B B B 国内外から様々な人が訪れ、交流する、にぎわいのあるまちづくり、横浜観光プロモーションの推 進 19年度の具体的取組 ◇観光・コンベンションの推進 (1)横浜観光プロモーションの推進 横浜への集客を増やすため、民間事業者と 連携し、横浜の持つ個性・魅力を効果的に発 信するとともに、国内外からの誘客事業を積 極的に進めます。 →第2次横浜観光プロモーションフォーラム の活動(横浜への集客力を高める事業の認 定、アニバーサリー事業、夜の横浜活性化な ど)への支援を行います。(誘発総事業費 21億円) →全国的な情報発信力のあるメディアとの ネットワークを構築し、「横浜特集」誘発に 向けた個別セールス活動や横浜情報の発信を 実施します。(広告費換算 5億円) 取組内容 評価 【横浜観光プロモーションフォーラム】 本年度は、強化テーマとして「記念日」、「海外誘客」、「飲食」、「横 浜限定」、「体験」、「お得」を設定し、事業誘発を行っており、すでに27 件、総事業費約25億円の集客事業を創出しています。 今後も引き続き、民間事業者と連携しながらオール横浜で集客事業の造成 に努めていきます。 【全国向けメディアプロモーション】 通常のパブリシティ活動を含めた対応件数が115件、メディアに取り上 げられた件数が122件にのぼっています。フジテレビの地域紹介番組で は、横浜単独で1時間の特集が組まれました。 また下半期には、全国メディア向けの横浜説明会(仮称)を東京で開催し ます。 A 【横浜・神奈川デスティネーションキャンペーン】 横浜・神奈川デスティネーションキャンペーンについては、本年3月末に JRグループより、開港150周年にあたる2009年(平成21年)開催 の決定通知をいただきました。そのため、年度当初の計画にはない取組とな りましたが、当該キャンペーンを推進する事業主体として、市長を会長とす る「2009ヨコハマ観光プロモーション推進協議会」を7月5日に設立し ました。 今後、来年6月の「全国宣伝観光戦略プレゼンテーション」開催、再来年 6~8月の本実施に向け、観光資源の開発や受入体制の整備等について、5 つの部会を立ち上げ検討していきます。 (2)インビテーション・トゥ・ヨコハマ・ キャンペーン事業 国内外特に東アジアからの来訪者を増加さ せるため、観光目的地としての横浜の認知度 をアップするとともに、横浜を訪問し滞在を 楽しみ、再訪したくなるようなプログラムを 集中的に実施します。 →外国人向け横浜観光情報サイトを充実しま す。(サイトへのアクセス数 25,000ペー ジビュー/月) →東アジア各国・地域事情に即した意識調査 をはじめとする誘客に向けたプロモーション を実施します。 →外国人来訪者の横浜滞在時の満足度向上に 向け、案内サービス改善のための調査や観光 案内所機能充実に向けた取組を実施します す。 【東アジアへの横浜情報発信事業】 上半期は、ウェブサイトの現状と課題を整理しました。下半期は、ヨコハ マ情報の発信を海外に向け、効果的に行えるようデータベースの構築を含 め、新規コンテンツの作成を行っていきます。 また、サイトへのアクセス数については、8月末時点で約1万7千ページ ビュー/月(前年同月 約1万8千ページビュー/月)となっています。今後、 アクセス数向上に向け、現地検索サイトへの対応等を図ってまいります。 (3)コンベンション開催誘致支援事業 集客力や話題性のあるコンベンションの開 催誘致及び支援のための各種施策を実施する とともに、企業誘致や新産業の集積などを通 じて国際コンベンション都市・横浜の確立を 図ります。 →重点産業分野におけるコンベンション主催 者への個別アプローチ、および新たに企業コ ンベンションへの開催支援や、レセプション 会場の多様化など、関連施設、団体と連携し た開催支援メニューを拡充し、コンベンショ ン開催件数630件を目指します。 【コンベンション】 「旅フェア2008」、「シーグラフアジア2009」、「2010年 第 69回ワイズメンズクラブ国際大会」の開催が決定しました。 また、学会などの誘致に向け、コンベンション運営会社を対象とした説明 会を実施するとともに、企業コンベンションの誘致に向け、台湾での現地説 明会への参加や個別企業へのセールスを行いました。 今後、開催支援メニューの多様化へ向けた取り組み等を実施します。 (4)横浜型テーマ月間事業 →「横浜フランス月間」など統一テーマに関 係するイベントを誘発し、効果的にプロモー ションすることにより、参加事業者数延べ 400事業者、パブリシティ実績200回を目 指します。 6~7月に、市内のフランス料理店をはじめ、企業、観光・文化施設、宿泊 施設、商業施設などの参加により、横浜フランス月間を実施しました。参加 事業者数とパブリシティ実績は、187事業者(前年実績:183事業 者)、113件(前年実績:94件)で、それぞれ前年を上回りました。 今後は、10月に「横浜アジアンウェーブ」を、12~2月に「横濱ブリリア ントウェイ」を実施します。 【海外プロモーション】 9月20日に中国で発行された訪日旅行限定のフリーペーパーを活用し、 中国の訪日旅行に関心の高い層の、旅行目的地としての横浜に対する意識調 査を行っています。その結果を下半期に実施される招聘事業に活用します。 今後も引き続き、東アジアの旅行者の嗜好や傾向を踏まえた誘客プロモー ションを実施していきます。 B 【快適空間ヨコハマ推進事業】 案内サービスの改善策導入に向けた調査を行いました。また、観光案内所 の多言語化対応サービスの方策について比較検討しました。 ◇マリンタワー再生 運営事業者の優先交渉権者との基本協定締結を6月に行い、事業者として決 (5)マリンタワー再生事業 →開港100周年記念事業の一環で建設され 定しました。 たマリンタワーの再生に向け、運営を行う事 引き続き、事業内容の具体化に向けた検討を実施します。 業者と基本協定を締結し(5月)、改修工事 に着手(10月)します。 5/11 B B B 市民生活を支える地域経済の活性化 19年度の具体的取組 ◇身近な商業地の活性化 (1)地域経済元気づくり事業 →商店街とコミュニティビジネス事業者等、 多様な活動団体との横断的な連携により、商 店街を中心とした地域経済全体の活性化を図 ります。(目標:新規2拠点の設置) 取組内容 ・現在、18年度に開設した2拠点で事業を展開しているほか、新規2拠点 (中区伊勢佐木地域、旭区希望が丘地域)の開設(10月)に向けて準備を しています。 今後、それぞれの地域特性を活かした「地域経済元気づくり」の事例報告 会等を通じ、他商店街への意識啓発と事業拠点間の交流促進を図っていきま す。 →18年度開設の2拠点の事業地域内の商店街 において、元気づくり事業者の事業提案を受 け、地域ニーズ等を踏まえた「商店街事業提 案型活性化事業」を実施します。(目標:1 件) (2)商店街活性化支援事業 →魅力や賑わいが低下してきている地域商店 街の活性化を図るため、安全安心な商店街づ くりなど商店街活性化の取組を支援する7事 業を実施します。 ①安全安心な商店街づくり事業(目標:80 商店街) ②市井の名店継承事業(目標:マッチング数 5件) ③商店街活性化プラン支援事業(目標:28 商店街) ④商店街と個店の経営支援事業(目標:52 商店街) ⑤商店街共同施設整備事業(目標:15商店 街) ⑥商店街活性化イベント助成事業(目標:7 0商店街) ⑦商店街空き店舗活用事業(目標:9商店 街) ・商店街事業提案型活性化事業では、事業スキーム確定のための作業を行う とともに、18年度に開始した2地域において事業内容の検討を進めていま す。 (3)コミュニティビジネス支援 →コミュニティビジネスに関心を持つ市民に 対し、初歩的な講座を提供し、コミュニティ ビジネス起業人材の掘り起こしを行います。 (目標:啓発講座開催5回) →コミュニティビジネスの創業・事業化を促 進するため、事業費助成やネットワークづく り、専門知識の提供等を支援します。(目 標:支援10件、うち事業費助成4件) ・コミュニティビジネス入門講座について、1区で3回連続講座を実施しま した。今後2区で6回(年間では計9回)開催する予定です。 ・コミュニティビジネスの事業化を促進するため、ビジネスプランを募集す るとともに(募集期間10月12日まで)、より具体性のあるビジネスプラ ンの応募を促すため、募集前講座を2回開催しました。また、初期相談対応 やネットワークづくりなどコミュニティビジネス支援業務を担う委託先を決 定しました。 ◇企業の地域貢献の推進 (4)横浜型地域貢献企業支援事業 →社会や地域への貢献を意識した事業活動を 展開する市内企業等の活性化を図るため、積 極的にCSR(企業の社会的責任)を始めとし た地域への貢献活動に取り組む企業等を横浜 型地域貢献企業に認定し、ホームページや雑 誌等で認定企業並びに制度の広報を実施しま す。 【目標】認定企業50社 ◇安全で快適な消費生活支援 (5)消費生活総合センターの運営 →土・日曜相談の実施や効果的な相談体制の 構築など、迅速・円滑な相談対応を推進しま す。 【目標】土・日曜相談約2,500件、平日相談 約23,500件、トラブルのあっせん解決 1,600件 →より一層の市民サービス向上のため、消費 者団体等との連携を図りながら、啓発・研修 等を実施します。 【目標】消費生活セミナーへの講師派遣100 回、消費生活教室12回、共同商品テスト5回 ①安全安心な商店街づくり事業では、商店街の防犯活動の経費と街路灯電気 料に対する助成を行います。現在、75商店街(目標:80、⑱実績:7 2)で事業を実施しています。 ②市井の名店継承事業では、地域に欠かせない個店事業者とその継承希望者 のマッチングに向けて、店舗提供希望者の募集を開始しました。今後、継承 希望者を募集し、店舗提供者と継承希望者のマッチングを行う予定です(目 標:5件、⑱実績:5件)。 ③商店街活性化プラン支援事業では、商店街の策定した活性化事業計画に基 づくソフト事業の支援を行います。現在、29商店街(目標:28、⑱実 績:21)で事業を実施しています。 ④商店街と個店の経営支援事業では、商店街の活動方針等の策定や経営診断 等の経営支援を行います。現在、10商店街(目標:52、⑱実績:36) で実施しています。今後、目標達成に向け、取り組んでまいります。 ⑤商店街共同施設整備事業では、前年度に加えて、今年度に申し出のあった 商店街の共同施設の整備に対する支援を行います。現在、14商店街(目 標:15、⑱実績:20)で行っています。 ⑥商店街活性化イベント助成事業では、地域とのふれあいを深め、地域や商 店街の賑わいをつくるイベントに対する助成を区配事業として行っていま す。現在、72商店街(目標:70、⑱実績:65)で事業を実施していま す。 ⑦商店街空き店舗活用事業については、商店街の空き店舗の解消と、商店街 の魅力アップにつながるソフト事業について支援を行います。今年度、6商 店街で実施し(目標:9、⑱実績:8)、そのうち3商店街については、事 業を終了しました。 評価 B B B ・認定基準や実施体制について調整を進め、9月に企業の募集を開始しまし た。 今後、認定基準に基づく応募企業の審査を順次実施し、19年度中に「横浜 型地域貢献企業」の認定を行う予定です。 B ・18年度から指定管理者制度を導入し、土曜・日曜の電話相談等を開始しま した。 【4月~9月実績】 ○消費生活相談:土・日1,228件、平日11,631件、計12,859件 ○トラブルのあっせん解決件数:938件 ・消費者団体との連携強化などにより、消費生活セミナーへの講師派遣等を 実施しました。具体的には、講師派遣72回、消費生活教室6回、共同商品テ スト10回となっています。 6/11 B (6)消費者団体等協働促進事業 →市内の消費者団体等を対象に、地域でのき め細かい消費者の教育・啓発講座及び消費生 活相談事業を本市と協働で実施する団体を募 集し、活動を支援します。 【目標】教育・啓発講座3団体、相談事業1 団体(相談回数45回) ・地域における消費者トラブルや消費者被害の防止等、消費者問題を解決す るため、横浜市と協働で事業を行う団体を募集し、事業を開始しました。 (7)適正計量推進事業 →正確な商品量目の実施・正しい計量器の使 用が行われ、市民が安心して消費生活を営め るように、計量法に基づき商品販売事業者や 計量器(メーター等)使用事業所に立入検査 を実施します。 【目標】商品量目立入検査 160店舗、計量 器(メーター等)立入検査 200事業所 ・年間事業計画に基づき着実な事業執行を行いました。 量目立入検査:1期 6/5~7/24 スーパー・百貨店等66店舗 計量器使用事業所立入検査 都市ガスメーター立入検査:5/31 1事業所 質量計立入検査:6/5~7/24 66事業所 タクシーメーター製造・修理事業所立入検査:9/18~28 6事業所 ◇中央卸売市場の活性化 (8)水産物部機能強化推進事業(本場) →荷捌き場所の確保、場内物流動線の効率化 を図るため、平成19年度末までに新配送セ ンターを整備します。 →国有地取得については、6月までに国土交 通省と協議を行い、10月を目途に港湾局を 通じて同省に当該用地の用途廃止を申請し、 年度内の取得を目指します。 ○地域消費者教育・啓発講座:3団体 ○消費生活相談事業:1団体(相談回数6回) B B (本場) ・市場関係者による新配送センター建設工事、開設者による場内通路整備工 事に着手しました(8月)。 ・国有地取得については港湾局及び国土交通省と協議を進めており、10月 を目途に港湾局を通じて国土交通省に用途廃止の申請を行い、年度内の取得 を目指します。 (9)中央卸売市場のあり方検討(3市場共 通) →「横浜市中央卸売市場のあり方検討委員 会」を5回開催するとともに、横浜市場を利 用する出荷者、市場関係者を対象としたアン ケートを実施し、検討委員会での審議を踏ま えて委員会提言のとりまとめを行います。 (20年3月) (3市場共通) 「横浜市中央卸売市場のあり方検討委員会」を3回開催するとともに、横浜 市場を利用する出荷者、市場関係者を対象としたアンケートを実施しました (計1,846件、回答率26.1%)。 今後は委員会での審議等を踏まえて提言書のとりまとめを行います(20 年3月予定)。 (10)取引指導事業(3市場共通) →日々の取引指導・月例の取引調整委員会等 で適正取引の指導・調整を行い、卸売市場制 度の趣旨に沿った公正かつ効率的な取引の実 施を目指します。 →課題、他市場の動向等について情報収集、 整理・分析を行い、市場取引委員会で協議・ 検討を進め、委託手数料を含めた制度改正の 方向性を整理します。 (本場・南部市場) 【取引指導業務】 業務運営委員会及び取引調整委員会を開催し、適正取引の指導を行いまし た(取扱品目の部類ごとに1回~6回)。 (11)品質管理推進事業(本場・南部市場 共通) →国で作成した「卸売市場における品質管理 の高度化に向けた規範策定のためのマニュア ル」を活用し、安全・品質管理協議会におけ る検討を踏まえ、卸売、仲卸、配送の各段階 における品質管理方法の見直し又は策定を行 います。(20年3月) (本場・南部市場) 【品質管理月間の設定】 6月から7月の1月間を「夏期品質管理月間」と定め、市場関係事業者、 食品衛生検査所と協働で場内巡視などを行いました。 【委託手数料弾力化への対応】 委託手数料弾力化研究会(青果部)を5回開催し、課題の整理・検討を行 うとともに、全国中央卸売市場会議の場などで他市場の状況等について情報 の収集・整理を行いました。 今後は、水産物部についても課題の整理・検討を行い、市場取引委員会等 での業界の意見を踏まえて開設者としての方針を決めていきます。 B B B 【品質管理講演会】 場内関係者を対象にした品質管理講演会を開催しました(6月)。 【品質管理マニュアルの作成】 品質管理マニュアルの作成に向けた市場関係事業者との調整をすすめ、年 度内の完成を目指します。 B 【売場巡回の強化】 市場関係事業者と連携し、現場巡回を実施するなど、現状把握を行いまし た(6月~8月)。 (12)卸売業者業財務検査(本場・南部市 場共通) →卸売手数料の弾力化を2年後に控え、卸売 会社の財務の改善、業務の適正化が求められ ています。 【財務検査】青果卸、水産卸、鳥卵卸及び花 き卸について財務検査を行います(青果・鳥 卵卸 7~8月、水産卸11月~1月、花き卸9 ~10月)。 【業務検査】各部別に財務検査に関連づけて 業務検査を実施します(青果・鳥卵卸9~ 10月、水産卸11月~1月、花き卸11月)。 (本場・南部市場) 【財務検査】 青果卸及び鳥卵卸の財務検査を実施しました(7月~8月)。水産卸及び 花き卸については今後、財務検査を行います(水産卸11月~1月、花き卸9 ~10月を予定)。 【業務検査】 青果・水産物・花き部の卸売会社全6社について、臨時の業務検査を実施 しました(4月~5月)。 今後は財務検査に関連づけた業務検査を実施します(青果:10~11月、 水産物:11月~1月、花き:11月)。 7/11 B (13)仲卸業者経営支援(本場・南部市場 共通) →全仲卸業者への決算期ごとの財務分析と、 必要に応じての個別面談・財務改善指導を行 い、課題解決のための販路開拓・経営支援ア ドバイザー制度の活用を推進します。また、 改善措置命令対象企業に対しては、行政処分 と経営改善計画策定指導を行います。 →事業継承・後継者不足の問題に直面する仲 卸業者を対象に、水産物部、青果部及び花き 部のそれぞれで、事業承継・後継者対策セミ ナーを各2回実施し、個別企業のフォロー相 談を実施します。 【財務分析・改善指導】 (本場) 全仲卸業者の財務分析と必要に応じた個別面談・財務改善指導を行いまし た(9月末までに青果16社、水産44社)。 (南部市場) 財務基準に抵触した仲卸業者(青果部3社、水産物部8社)に対して個別 面談・財務改善指導を行いました(4月~7月)。 【事業承継・後継者不足問題】 (本場) 事業継承・後継者不足問題に関するセミナーを青果部2回、水産物部1回開 催しました(6月~7月)。今後、個別企業のフォロー相談を実施します。 (南部市場) 事業承継・後継者対策についてのアンケートを6月に実施しました。今後 はアンケート結果を踏まえ、公認会計士によるセミナーを2回開催します (10月~11月)。 B 【アドバイザー制度の活用】 (本場) 水産物部5社及び青果部1社に中小企業診断士、税理士、弁護士を派遣 し、経営、IT化、マーケティング、財務・会計等の支援を10回行いまし た。 (南部市場) 青果部及び花き部の仲卸業者計2社に中小企業診断士を派遣し、経営及び IT化等の支援を8回行いました。上記2社に対しては、引き続き支援を行 います。 (14)施設の安全性向上(本場・南部市場 共通) →施設の安全・安心の確保のため、本場水産 棟1階通路、南部市場電気室等のアスベスト を除去する工事を実施します。(本場:20 年3月工事着手・21年度工事完了予定、南部 市場:19年8月工事着手・20年3月工事完 了予定) (本場) 市場関係者との調整を行い、アスベスト撤去工事の実施設計を完了しまし た(業者選定10月、仮契約12月予定)。 (15)旬鮮市場プロモーション事業(3市 場共通) 旬で新鮮な食材による健全な食生活の普及 啓発・食育の推進や横浜市場のPRによる知 名度向上と消費促進に取り組みます。 →【横浜市場大学】公開講座を開催し市場流 通の役割と「食」についての情報提供、産地 との交流を行い、市民の市場についての理解 を深めます。 ・次のとおりプロモーション事業に取り組んでいます。 →【ワンデイパティシエ教室】若年層を対象 として青果物を使った製菓教室を実施するこ とにより、青果物への理解を深めるととも に、横浜市場のPRと消費促進を図ります。 【ワンデイパティシエ教室】 「子どもアドベンチャー2007」の一環として、親子を対象とした青果物 を使ったパティシエ教室を開催しました(16組32名参加。8月)。12月に も開催を予定しています。 →【エコライフ市場発信・知名度向上】オリ ジナルエコバックを地元スーパー等とタイ アップして作製し、横浜市場の知名度アップ とプロモーションにつなげます。また、展示 会、コンベンション、イベント等の機会をと らえ横浜市場をPRします。 【エコライフ市場発信・知名度向上】 相鉄ローゼンとタイアップしてエコバックを作製し、消費者に配付しまし た(9月)。 「フランス月間」キャンペーンの機会を捉え、市民への市場PRを行いま した(6月)。 今後も展示会、コンベンション、イベント等への出展を検討し横浜市場の PRを行います。 →【市場と食育の普及啓発】横浜市場に関す る動画コンテンツの配布を通じて横浜市場の 知名度向上・売上アップ、市場の活性化を図 ります。 【市場と食育の普及啓発】 市場広報用DVD 1,000枚を作成し、市内小学校・図書館・地区セン ター・区役所へ配付(6月~8月)するとともに、市場見学者用広報コー ナーの機能充実を図りました(6月)。 →【全国特産品集荷・PR事業】卸売会社と 連携し、産地が開催する特産品のPRイベン トを支援することにより、横浜市場の知名度 と集荷力の向上を図ります。 【全国特産品集荷・PR事業】 青果部卸売業者2社と連携し、「横浜市場発 旬鮮 茨城・北海道・長 野・山梨 特産品フェア」と題したイベントを横浜駅西口広場において実施 しました(9月)。 (16)加工・配送センター第2期整備支援 事業(南部市場) →青果加工・配送センターの7月稼動に向 け、事業主体・市場内関係者等と協議・調整 を進めます。 場内の車両動線等についての調整を行い、青果加工・配送センター(第2 期)を8月に稼動しました。 今後は、施設の運営状況や場内環境への影響を検証し、施設の円滑な運営 に必要な調整を行います。 (南部市場) 耐震補強・アスベスト除去工事について、関係者説明及び関係部署への手 続きを完了しました(8月) 耐震補強については既に工事に着手しており、アスベスト除去工事につい ても施工業者との綿密な調整を進めています。 B 【横浜市場大学】 募集人数の2倍の応募があり、抽選で40名の受講者を決定しました。9 月末までに全10回のうち5回を青果物をテーマに開催し、後半も予定通り 水産物をテーマに5回開催します(~12月)。 8/11 B B (17)場内環境対策(南部市場) →30台前後ある放置自動車について、10月 までに撤去します。 →不法投棄について、場内関係者と協議・調 整を行い、監視体制の強化など、今後の防止 策を検討・実施します。 →大型業務車両の排気ガス削減に向けて、場 内関係者にアイドリング・ストップを働きか けます。 ・放置車両40台のうち、登録番号から調査した所有者に車両の引き取りを 求めたことなどにより、現在までに12台が撤去されました。その他の車両 については、条例に基づいて撤去手続を進めています。 ・不法投棄については、場内関係者とともに月1回場内巡回を行って現状を 把握するとともに、防止策として投棄されやすい場所の除草などを行いまし た。 ・アイドリング・ストップについては、守衛による巡回時に声掛けを行って います。今後も、ポスターの掲示やチラシの配布などを通じて、場内事業者 にアイドリング・ストップへの協力を呼びかけます。 (18)食肉流通広報PR事業(食肉市場) →食肉市場で生産した「安全・安心で新鮮・ 高品質」な食肉を広く市民に周知するため、 「本場市場祭り」、「区民祭り」などでPR 事業を実施するほか、市場ブランドを活用し たアンテナショップ事業や学校と連携した食 育活動の支援を行います。(時期:19年6月 ~20年3月) 次のとおり広報PR事業に取り組んでいます。 B 【イベント事業を通じたPR】 ・市場まつり(10/21)、ワールドフェスタ・ヨコハマ2007(10/6,7)に 場内関係者と連携したPR活動を実施し、カレンダー、エコバックなどノベ ルティグッスを配布するとともに試食販売を実施します。 【アンテナショップ事業】 ・アンテナショップ事業としてヨコハマスカイビルに出店している企業の販 促イベントと連携したキャンペーンイベントを実施します(年度内)。 【食育教育】 ・学校と連携した取組として、市立小学校3校(平沼小学校70名、丸山台小 学校78名、白根小学校112名)で、「はまぽーく」を使った「食育教 育」と「料理教室」を実施しました(9月)。今後、2校(南小学校、小田 小学校)で実施する予定です(2月)。また、小学生、保護者、消費者向け に食育の副教材として活用するリーフレットを作成します(11月)。4校の 市内小学校で独自献立メニューで、「はまぽーく」を使った給食を全生徒に 実施します(11月、2月各2校)。 B 【料理教室等】 ・このほか、消費者向けPR事業として、食肉市場ホームページ内に広報P R事業のコラム立ち上げ、市民と生産者との交流事業、東京電力、東京ガス のショールーム等や市内レストランなどを会場とする料理教室の開催を予定 しています(1月)。 (19)集荷の安定確保と購買力の強化(食 肉市場) →市場会社、食肉公社の自立性を高め、産地 訪問、新規出荷者の開拓などによる集荷力の 強化を図るとともに、新規購買者の獲得等販 路拡大を図り、市場全体で市場活性化を進め ます。 →専門家によるグループ全体の財務内容検査 と具体的な事業展開案の検討を進めます。 (時期:10月~12月) 集荷力、購買力の強化のため、次のような取組を行うとともに、今後の市 場のあり方について買参組合等を対象にアンケート、ヒアリングを8月、9 月に実施しました。 【集荷力強化】 4月~8月取扱頭数( )内は前年同期増減率、頭数 牛:7,032頭 (6.1%増、6,626頭) 豚:58,155頭 (11.1%減、65,399頭) ・買付集荷の実施等による新規出荷者開拓(北海道、千葉県、静岡県、 愛知県の出荷者) ・横浜市で開催される「関東肉牛共進会」での100頭以上の出荷要請 (11月予定) B 【購買力強化】 ・新規売買参加者開拓(3社要請中) 【仲卸業者の経営強化】 ・専門家による仲卸業者の企業グループ全体の財務検査検討(10月~ 12月) ・平成19年6月に実施設計に着手し、19年10月までに完了するため関係局・ (20)大動物(牛)解体ライン改修工事 市場関係者等と協議を進めています。実施設計終了後、19年12月に工事に (食肉市場) →老朽化した解体ラインを衛生管理面・作業 着手し、21年4月稼動を目指し工事を進めます。 効率面等を向上させた新たなラインに改修し ます。(設計の実施:19年4月~19年9 月、改修工事の実施:平成19年12月~平成 21年3月) 9/11 B 地域人財の育成・活用等による多様な雇用・就業機会の創出 19年度の具体的取組 取組内容 ◇経済界等と連携し、若年者、女性、団塊の世代の多様な働き方を支援 (1)地域連携雇用促進事業 ① 地域連携雇用促進協議会を開催(6月)し、「若年者」「女性」等の課題 →地元経済界や就業支援に関するNPO等の について協議しました。 関係機関で構成する「地域連携雇用促進協議 (次回協議会開催予定 12月) 会」を開催(年2回)し、雇用・就業に関す ②横浜市雇用創出促進プランに基づく事業の取組を次のとおり進めていま す。 る施策を検討します。 →若年者や女性、団塊の世代の一人ひとりが ・若年者・女性と誘致企業等を対象とした無料職業紹介事業 (10月~) 個性を生かして、意欲をもって働くことがで ・団塊の世代等に就職情報などを提供するワンストップセンターの開設(10 きるように、地元経済界や関係機関等と連携 月1日) して、若年者・女性就業マッチング事業など ・男女共同参画センターとの連携により、地域で働く女性への就業支援事業 多様な働き方を支援する事業を展開します。 (9月~) 【目標】新規雇用・就業者数 210人 <求人情報を掲載したコミュニティ誌(第1号)の発行> <携帯メルマガの配信開始> <合同会社説明会(再就職応援フェスタ)開催(9月27日)> 評価 B 【新規雇用・就業者数 81人】 (2)職業訓練事業の充実 →横浜市中央職業訓練校において、区役所、 国、県と連携した訓練生の効果的な募集PR に努め、訓練生は定員の80%を超えるとと もに、求人企業開拓等により就職率75%以 上を目指します。 ・母子家庭の母、または生活保護受給者で早期に安定した職業に就くために 必要な技能・技術や知識の習得を希望する方に職業訓練事業を実施していま す。 入校率は、第1回4月入校生及び第2回7月入校生とも定員(第1回75 人、第2回55人)に対して100%、就職率は第1回4月入校生の修了後調査 で84.3%となっています。 今後、引き続き、国、県、市(区役所)等の関係機関や委託先機関と更に 連携を深め、入校生の確保に努めるとともに就職率の向上に努めていきま す。 (3)技能職振興事業の充実 →横浜マイスターの選定及び活動PR等を実 施し、後継者の育成等を図るとともに、技能 職者を対象に無利子・無担保等融資により経 営支援を行います。 →技能職振興の奨励、育成のための新規事業 の方針を検討・確定するとともに、技能職団 体の自立化を図ります。 ①横浜マイスターの選定については、5月に募集要綱の配布・説明会を行な い、9月の選考委員会で2人を選考しました。 ② 横浜マイスターの活動の場を広げるため、市内の小中高校(500校)等 へマイスターガイドブックを配布しました(6月)。 ③ 技能功労者、優秀技能者の表彰(11月)に向けて、5月に推薦依頼を行 ない、8月に技能功労者、優秀技能者を選考しました。 ④技能職者の奨励、育成のための新規事業内容等について検討し、方針を決 定しました。 (4)技能文化会館の指定管理業務の円滑化 →技能文化会館の指定管理業務評価・検証委 員会を設置(7月)するとともに、駐車場や 自主事業等の円滑な実施を目指します。 ①PR強化等により、自主事業実施状況及び稼働率は次のとおりとなっていま す。 ・「職人から学ぶ講座」 20講座/年 受講者数254人(~8月の受講者数) 【18年度実績 11講座・受講者数:219人/年】 ・稼働率 63%(~7月まで)【18年度実績 63.8%】 ②指定管理業務評価については、19年度で評価するには数字データが十分で ないため、「指定管理者に対する第三者評価ガイドライン」に基づき、19年 度分のデータを盛り込んだうえ、来年度に第三者評価を実施することとしま した。業務評価委員会は20年度設置に向け準備中です。 (5)勤労者福祉共済事業の推進 →会員数が減少傾向にある中で、事業内容の 見直しを検討し、会員増強キャンペーンを実 施(11月~12月)し、会員数60,000人以 上を目指します。 会員の加入促進に向けて、次のとおり取り組んでいます。 ・会員拡大キャンペーンの実施(9~10月) ・地域情報誌を活用した広告・PRの強化 ・ダイレクトメールの発送 6,338事業所 福祉関係 1,194、鶴見区内 2,469 市工連 2,315 市場関係 360 <会員数:57,889人(9月末)【18年度末 57,435人】> 10/11 A B B B (6)シルバー人材センターの効率的な運営 →団塊の世代を含めた高年齢者に対する多様 な就業メニューの確保・提供が求められる 中、一般労働者派遣事業に参入(9月)する とともに、団塊の世代向けの雇用・就業情報 を提供するワンストップセンターを開設、運 営(10月)します。 →財政基盤の強化に向け、会員登録制度の見 直しに関する検討を進め、方針案を決定する とともに、業務執行体制の見直しのため、人 事考課制度を実施します。 ① 一般労働者派遣事業については6月から実施しています。 (9月末現在の実績:11人派遣) ②ワンストップセンター(ワークサポート情報プラザよこはま)の開設(10 月)に向けた調整会議を開催しています。 (9月末現在の開催実績:13回) ③会員登録制度については、会員を中心とした検討委員会を開催し、見直し を検討しています。 (9月末現在の開催実績:6回) ④本年度から、一般職員を含め人事考課制度を導入しました。 ◇産業人財の育成 (7)産業人財育成事業 ・市内中小企業の若手経営者等をメンバーとする産業人材部会を6月に設置 →産業構造の高度化が進む中、市内中小企業 し、次世代リーダー育成・活用プログラムの検討を進めています(4回開 の競争力強化のために、地元経済界や市内大 催)。 学等と連携を図りながら、高度専門人材育 成・活用プログラムを構築します。 (8)ものづくり人材支援事業(再掲) →中小製造業者に対する人材派遣紹介を実施 します。 →求人情報等を掲載するホームページを立ち 上げます。 →企業と学校の担当者による情報交換会を開 催します。(6月) →民間等の研修機関が実施する実技講習等の 受講料の一部を助成します。 【目標】研修受講企業数 24社 B ・中小製造業者に対する人材派遣紹介及びホームページについては、実施に 向けて関係機関と調整しています。 ・企業と学校の就職担当者による情報交換会を開催しました。 【開催日6月19日 参加企業39社、参加校13校】 ・中小企業技術者の技術力向上のため技術研修受講料補助の受付を実施中で す。 【受講申請企業 13社】 (9)横浜発IT産業人材育成促進事業 ・中高生向けの「夏休み先端技術一日体験セミナー」を市内の専門学校2校 →大学・専門学校・企業等による個性あるIT で4回開催しました。今後、実施結果を検証したうえで、来年度に向けた啓 産業人材育成の取組を支援します。 発事業を検討します。 ◇経済の新たな担い手創生・協働 (10)今後の地域経済の発展を担う新たな 担い手の成長・発展支援 →経済の新たな担い手との協働により、中小 企業支援をはじめとする経済活性化事業を推 進します(18年度からの継続2事業及び19 年度からの開始2事業)。 →経済の新たな担い手を中心とした交流会が 開催され、産業支援における担い手間の連携 を図ります。 B B B 【経済活性化課題提示型プログラム】 市内経済活性化に関わる3テーマを提示し、これを解決するための事業計画 を産業支援型NPO等から募集しました(6月21日~7月20日)。うち1テー マに対し2団体から応募がありましたが、審査の結果、いずれも支援対象とは なりませんでした。当該3テーマについて、9月下旬から10月中旬にかけて 再募集を行ないます。 <募集テーマ> 1中小企業研究開発助成・横浜版SBIR支援企業に対する販路開拓支援 2教育研修事業の実施による市内中小企業の人材育成支援 3中小企業への環境配慮型経営・事業展開への取り組み誘導 【経済の新たな担い手提案型プログラム】 平成18年度に認定した事業計画2件について、事業化に必要な実現可能性 調査を実施しました(9月上旬まで)。10月中旬にかけて、調査結果を踏ま えた改善事業計画を提案団体に提出していただき、協働事業実施の対象とす るか否かを審査します。 【交流会】 経済の新たな担い手間のネットワーク力の強化を図り、市内経済の活性化 につなげていくため、本事業の支援対象団体が中心となって設立した任意団 体「横浜経済の新たな担い手交流会」との共催により、第1回交流会を開催 しました(9月25日)。 11/11 B