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ブリッジレポート(2468) 2009 年 12 月 9 日
Bridge Report
藤木 英幸 社長
http://www.bridge-salon.jp/
フュートレック(2468)
会社名
株式会社 フュートレック
証券コード
2468
市場
東証マザーズ
業種
サービス業
社長
藤木 英幸
所在地
大阪市淀川区西中島 6-1-1
事業内容
携帯電話用音源LSIの開発と音声認識ソフトウェア開発の 2 本柱。UI ソリューシ
ョン事業の立ち上げ。知財戦略重視。
決算月
3月
HP
http://www.fuetrek.co.jp/
- 株式情報 -
株価
発行済株式数
119,900 円
DPS(予)
時価総額
46,564 株
配当利回り(予)
1,850.00 円
1.5%
EPS(予)
ROE(実)
5,583 百万円
10.8%
PER(予)
6,442.75 円
売買単位
1株
BPS(実)
18.6 倍
PBR(実)
48,090.46 円
2.5 倍
*株価は 12/7 終値。発行済株式数は直近四半期末の発行済株式数から自己株式を控除。
- 連結業績推移 -
項目決算期
(単位:百万円、円)
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
EPS
配当
2006 年 3 月(実)
1,443
173
165
99
4,704.36
600.00
2007 年 3 月(実)
1,253
249
256
162
7,074.19
1,100.00
2008 年 3 月(実)
1,598
264
277
159
6,932.93
1,600.00
2009 年 3 月(実)
1,777
404
415
221
9,451.69
2,700.00
2010 年 3 月(予)
1,900
500
500
300
6,442.75
1,850.00
*予想は会社予想。09 年 10 月、1 株を 2 株に分割。
フュートレックの 2010 年 3 月期上期決算について、ブリッジレポートにてご報告致します。
―目次―
1.会社概要
2.2010 年 3 月期上期決算
3.2010 年 3 月期業績予想
4.フュートレックの目指す方向性と成長戦略
5.取材を終えて
1
ブリッジレポート(2468) 2009 年 12 月 9 日
http://www.bridge-salon.jp/
今回のポイント
・10/3 期上期は前年同期比 9.3%の増収、同 43.8%の経常増益。音源事業が携帯電話販売の伸び悩み
の影響を受けたほか、自動車関連も苦戦したが、音声認識事業と新たにスタートした UI ソリューション
事業の好調で売上が増加。経費等の効率運用による販管費の減少もあり、営業利益は同 45.0%増加し
た。
・通期の業績予想に変更は無く、前期比 6.9%の増収、同 20.4%の経常増益。音源事業ではロイヤルテ
ィが伸び悩み、受託開発事業でも苦戦が続くものの、UI ソリューション事業が順調に拡大するほか、音
声認識事業もランニングロイヤルティ収入を中心に堅調に推移する見込み。配当は 1 株当たり 1,850 円
の期末配当を予定。(9 月末を権利確定日として 1 株を 2 株に分割した結果、前年度に比べ実質的に 1
株当たり 1,000 円増加する。)
・今後の戦略として、国内の携帯電話市場が飽和状態にある事を踏まえて、新たな技術の開発・提供に
より付加価値の向上を図り、端末 1 台当たりの単価アップに取り組んでいく。また、新業界への展開も進
め、その時代の求める新たな商品やサービスの開発にも注力していく考え。
1.会社概要
携帯電話用音源 IP ライセンス事業を中心に、分散音声認識技術を用いた音声認識事業、車載用ソフトウエアの受託
開発、各種センサー等の受託開発、及びカード事業を手掛けている。音源とは、あらゆる楽器の音色を再現できる電
子音再生装置で、携帯電話用音源 IP ライセンス事業では、音源 LSI(電子音再生 LSI)の開発・販売を行なっている
が、LSI を製造して売るのではなく、LSI の設計データとその LSI を駆動させるためのソフトウエア(組込ソフトウエア)
を知的財産権化(IP 化)して販売している。
LSI の設計やセンサーの受託開発からスタートした同社だが、ソフト音源や分散音声認識技術などソフトウエア分野
へ活動範囲を広げており、既に、ソフトウエア技術をベースにした音声認識システムに関する売上が連結売上高の
1/3 を占めている。中期的にはハード・ソフトの技術をベースにサービス分野を強化する事で、「技術開発型会社」か
ら「技術開発型サービス会社」へと業態を進化させていく考え。
<事業セグメント>
単一セグメントであるが事業部制を敷いており、音源事業及び車載用ソフトウエア受託開発の第1事業部、センサー
等の開発を行なっている受託開発事業とメモリーカードへの書き込みを行なうカード事業の第2事業部、音声認識事
業の第3事業部に分かれる。09/3 期の売上構成比は、それぞれ 51.3%、14.5%、34.1%。更に、10/3 期から第4事業
部として、UI(ユーザーインターフェイス)ソリューション事業を開始した。
第1事業部
第2事業部
第3事業部
第4事業部
携帯電話音源 IP ライセンス事業、車載用ソフトウエアの受託開発
付加価値のある受託開発、新規 IP 開発、英語リスニング模擬試験用メモリーカード書込
音声認識ソフトウエアの開発
「使いかたナビ®」及びその検索技術の提供、UI 関連開発
<企業グループ>
同社のほか連結子会社として、音声認識ソフトウエア開発や音声認識サービスを提供する(株)ATR-Trek(事業区分
は 第3事業部)がある。車載用ソフトウエア受託開発の(株)シンフォニック(同 第1事業部)は 12 月 25 日をもって、
(株)フュートレックが吸収合併。
2
ブリッジレポート(2468) 2009 年 12 月 9 日
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<事業紹介>
事業セグメントの中で、足元、順調に事業が拡大している「音声認識事業」および「UIソリューション事業」について概
要を紹介する。
【音声認識事業】
音声認識とは、機器に向かって音声で入力すると、様々な発音・声質から言葉を聞き分け、語彙を特定し、文字等に
変換するものである。携帯電話では既に音声翻訳サービスおよび音声入力メールサービスが提供されている。今後
は、携帯電話に話しかけるだけで携帯電話の操作ができるなど、様々なサービスの実現が期待されている。
(1)分散型音声認識方式
同社の音声認識では、分散型音声認識方式を採用しており、携帯電話内で特徴量を抽出し、外部のサーバを使用し
て認識を行なう。このため、データベースが豊富で正確な認識が可能。
(同社資料より)
(2)音声認識収益の 3 本の柱
フロントエンドエンジンの販売に加え、バックエンドシステムの販売や自社でのコンテンツプロバイダ事業の展開によ
って収益を追求していく。
(同社資料より)
(3)音声認識事業の特徴
パラレルデコーディング技術
ATR((株)国際電気通信基礎技術研究所)の開発実績に基づく音声認識エンジンは、話し声を複数の認識機に同
時に入力し、その中から最善の結果のものを選ぶ事ができる。複数の認識機は、複数の話す早さ、複数の話者年
齢、性別、ノイズの大小など様々な組合せが可能で、使う人の違いや、ノイズ環境の違いがあっても、常に正確な
認識を行う事が可能。
ノイズリダクション
周辺の音をどれだけカットできるかで、雑踏でどれだけ使えるか(実用度)が決まる。同社の音声認識は、ATR の
高性能ノイズリダクション技術を採用しており、極めて実用性が高い。
3
ブリッジレポート(2468) 2009 年 12 月 9 日
(4)音声認識技術を使ったサービス
音声入力メール
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ポイント
LSR 搭載により固有名
詞の認識が可能。イン
トネーションを気にせ
ず、自然なスピードで
会話できる。
料金
月額利用料 200 円
・事前申し込みが必要
・30 日間は無料
(同社資料より)
【UIソリューション事業】
予想以上に順調な立ち上がりとなった「使いかたナビ®」とは、多機能な電化製品を使いこなすために開発された電
子ヘルプ機能。例えば、使いたい機能の名前がわからない場合でも、思いついた言葉で検索ができ、操作を説明す
る画面まで導いてくれる。
(同社資料より)
従来、同社の業務領域でなかった「家電業界進出への足がかり」と捉えており、音声入力による検索等、同社の持つ
音声認識技術との融合により、新しいタイプの電子ヘルプ機能の創造を目指している。
※ 「使いかたナビ®」の検索の仕組み
(同社資料より)
4
ブリッジレポート(2468) 2009 年 12 月 9 日
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2.2010 年 3 月期上期決算
(1)連結業績
(単位:百万円)
09/3 期 上期
構成比
10/3 期 上期
構成比
前年同期比
期初予想
予想比
売上高
889
100.0%
972
100.0%
+9.3%
900
+8.0%
売上総利益
508
57.1%
554
57.0%
+9.0%
-
-
販管費
333
37.5%
300
30.9%
-9.8%
-
-
営業利益
175
19.7%
254
26.1%
+45.0%
200
+27.0%
経常利益
181
20.4%
260
26.7%
+43.8%
200
+30.3%
四半期純利益
104
11.7%
155
15.9%
+48.2%
120
+29.4%
※数値には(株)インベストメントブリッジが参考値として算出した数値が含まれており、実際の数値と誤差が生じている場合があります(以下同じ)。
音声認識ビジネスとUIソリューションの好調で業績上振れ
売上高は前年同期比 9.3%増の 972 百万円。音源事業が携帯電話販売の伸び悩みの影響を受けたほか、自動車関
連も苦戦したが、音声認識事業と新たにスタートした UI ソリューション事業の好調で期初予想を上回った。
営業利益は同 45.0%増の 254 百万円。新規事業の順調な立ち上がりもあり、ほぼ前年同期並みの売上総利益率を
維持している。
(2)セグメント別動向
セグメント別売上高
(単位:百万円)
09/3 期 上期
構成比
10/3 期 上期
構成比
前年同期比
第 1 事業部(音源事業)
544
61.2%
409
42.2%
-24.8%
第 2 事業部(受託開発・カード事業)
166
18.7%
100
10.3%
-39.8%
第 3 事業部(音声認識事業)
179
20.1%
258
26.6%
+44.1%
-
-
202
20.8%
-
889
100.0%
972
100.0%
+9.3%
第 4 事業部(UIソリューション事業)
合計
第1事業部(音源事業)
音源 IP 販売の対価は、初期特許料としてのイニシャルフィー、実装設計や改修に伴うカスタマイズ、及び端末生産1
台あたりの利用料としてのランニングロイヤルティの3種類に分かれ、携帯キャリア、携帯端末メーカー、及び半導体
ベンダーから受け取る。この上期は、割賦販売方式導入による買い替えサイクルの長期化や国内消費低迷による
携帯電話販売の伸び悩みが前年に引き続いて影響し、ランニングロイヤルティ収入が減少した。
第2事業部(受託開発・カード事業)
同社において受託開発事業は、受託開発を行ないながら新規 IP や事業の種を見つけるための研究開発事業と位置
付けている。また、カード事業では、英語リスニング模擬試験用メモリーカード等の書き込みを行っている。
この上期は、受託開発が 39 百万円(同 64 百万円減)、カード事業が前年同期並みの 61 百万円。カード部門はほぼ
計画通りの推移となったものの、受託開発は主要取引先である自動車業界の低迷をうけて売上が減少した。
第3事業部(音声認識事業)
実装設計や改修に伴うカスタマイズ収入や端末生産1台あたりの利用料としてのランニングロイヤルティ収入が順調
に推移。ランニングロイヤルティ収入は第1四半期から携帯電話向けに新しいハイブリッド型音声認識エンジン(従来
のサーバでの認識に加えて、携帯電話内での認識も可能で、アドレス帳や登録辞書から固有名詞も認識できる)が
NTTドコモに採用され、端末に搭載された事による。
第4事業部(UIソリューション事業)
(株)カナックからライセンス供与を受け、今期より電子ヘルプ機能「使いかたナビ®」およびその検索技術の提供を
行っている。2009 年 NTT ドコモ冬春モデルから搭載を開始し、イニシャルフィーが計上された。今後はランニングロイ
ヤルティ収入が計上される。
5
ブリッジレポート(2468) 2009 年 12 月 9 日
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(3)財政状態及びキャッシュ・フロー(CF)
上期末総資産は前期末比 103 百万円増の 2,524 百万円。事業が順調に拡大した事で売上債権、仕入債務、純資産
が増加した。また、無借金の健全経営が続いている。フリーCF は 76 百万円の黒字。無形固定資産の取得で投資 CF
のマイナス幅が拡大したものの、利益の増加による営業 CF の増加で吸収した。
キャッシュ・フロー
(単位:百万円)
09/3 期 上期
10/3 期 上期
営業キャッシュ・フロー
190
212
投資キャッシュ・フロー
-33
-135
フリー・キャッシュ・フロー
156
76
財務キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物期末残高
1
-62
1,489
1,437
3.2010 年 3 月期業績予想
(1)連結業績
(単位:百万円)
09/3 期 実績
売上高
構成比
10/3 期 予想
構成比
前期比
1,777
100.0%
1,900
100.0%
+6.9%
営業利益
404
22.7%
500
26.3%
+23.8%
経常利益
415
23.4%
500
26.3%
+20.4%
当期純利益
221
12.4%
300
15.8%
+35.7%
通期の業績予想に変更は無く、前期比 6.9%の増収、同 20.4%の経常増益
研究開発や増員による費用の増加に加え、関連子会社の業績推移及び携帯電話を取巻く環境の変化など不安定
要素があるとして、通期の業績予想を据え置いた。
音源事業ではロイヤルティが伸び悩み、受託開発事業でも苦戦が続くものの、UI ソリューション事業が順調に拡大す
る他、音声認識事業もランニングロイヤルティ収入を中心に堅調に推移する。利益面では、収益性が一段と改善し、
営業利益率が 3.6 ポイント上昇する見込み。上期の進捗率は売上高が 51.1%、営業利益が 50.8%、経常利益が
52.0%。
配当は 1 株当たり 1,850 円の期末配当を予定。(9 月末を権利確定日として 1 株を 2 株に分割した結果、前年度に比
べ実質的に 1 株当たり 1,000 円増加する。)
(2)セグメント別予想
セグメント別売上高
(単位:百万円)
09/3 期 実績
構成比
10/3 期 予想
構成比
前期比
第 1 事業部(音源事業)
911
51.3%
900
47.4%
-1.2%
第 2 事業部(受託開発・カード事業)
258
14.5%
200
10.5%
-22.5%
第 3 事業部(音声認識事業)
606
34.1%
598
31.5%
-1.3%
第 4 事業部(UIソリューション事業)
合計
-
-
202
10.6%
-
1,777
100.0%
1,900
100.0%
+6.9%
音源事業では音源搭載台数を前期比横ばいと想定。受託開発事業は引き続き厳しい事業環境が予想されるものの、
カード事業は堅調に推移する見込み。音声認識事業は「使いかたナビ®」との融合を含め、新技術の研究開発を進
めていく。UI ソリューションは、ロイヤルティ収入の増加で下期も順調な推移が見込まれる。
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ブリッジレポート(2468) 2009 年 12 月 9 日
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4.フュートレックの目指す方向性と成長戦略
高付加価値化を実現するビジネス展開を図ると共に、その時代に求められる新たな商品やサービスを追求し、継続
的に発展していく会社を目指す。
(同社資料より)
(1)高付加価値化の実現
依存度は年々低下しているものの、同社の主力事業は依然として音源事業である。音源事業の売上は携帯電話の
出荷台数にほぼ比例するが、国内の携帯電話市場は飽和状態にある上、販売方式の変更に加え、景況感悪化の
影響もあり厳しい販売環境が続いている。景気回復による携帯電話販売の回復が待たれるのはもちろんだが、新た
な技術の開発やサービスの提供により付加価値の向上を図り、端末 1 台当たりの単価アップに取り組んでいく。
(同社資料より)
(2)新業界への進出
常にチャレンジを続ける姿勢をもって、新しい業界への進出をめざす。
(同社資料より)
7
ブリッジレポート(2468) 2009 年 12 月 9 日
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<フュートレックの見えない資産 (同社資料より)>
①絶えず新しいものを探求し、技術革新を行うスピリット。
優れたもの、楽しいものを生み出そうと、常にチャレンジを続ける姿勢。
および、それを実行できる人材。
②着実な成長を続ける。
確実にできることで収益を上げ、その一部を投資に回すという堅実な経営。
現在、有利子負債ゼロの無借金経営をしています。
この姿勢は、各ステークホルダーとの信頼関係につながっています。
③事業の成長性を見極め、次の種に投資する。
事業の成長性はいつまで持続するのか、それがなくなったらどうするのか・・を常に考えて、あらかじめ次の種を準
備しておく。
④国内大手企業との取引。
フュートレックのお取引先は NTT ドコモをはじめ、NEC エレクトロニクス、デンソーなど国内のトップメーカー。
5.取材を終えて
米グーグルの日本法人が、同社の基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載した携帯と米アップル製の「iPhone(アイフォ
ーン)」向けに、音声入力で言葉の意味や住所等を検索できる携帯電話向けのサービスを始めた。音声入力での
Web 検索に加え、地図や電車の乗り換え案内等も調べる事ができると言う。
こうしたリリースに限らず、音声認識に対する世間の認知度や関心度合いは今後も益々高まることが予想される。音
声認識技術の開発・実用化にこれまでも着実に取組み、その技術力について高い評価を得ている同社にとっては、
大きなフォローとなるだろう。
上期の業績が上振れしたにもかかわらず、通期の業績予想は据え置かれたが、特に不安材料があるわけではなく、
「ランニングロイヤルティが読みにくい」というのがその理由のようだ。このため、通期業績の上振れ余地は大きいと
考える。
確実にできる事で収益を上げ、その一部を投資に回すという堅実な経営と有利子負債に依存しない健全な経営によ
り、上場以来、増収・増益を続けている(07/3 期はカード事業の売上計上方法の変更となり減収となったが、実質的
には増収)同社への信任は厚い。更なる発展に期待したい。
※ 「使いかたナビ®」は(株)カナックの登録商標です。
本レポートは情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を意図するものではありません。また、本レポートに記載されている情報及び
見解は当社が公表されたデータに基づいて作成したものです。本レポートに掲載された情報は、当社が信頼できると判断した情報源か
ら入手したものですが、その正確性・完全性を全面的に保証するものではありません。当該情報や見解の正確性、完全性もしくは妥当
性についても保証するものではなく、また責任を負うものではありません。本レポートに関する一切の権利は(株)インベストメントブリッ
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