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(素案)について(PDF 30.4 KB)
別 紙
子ども・子育て支援新制度に係る尼崎市の利用者負担(素案)について
「子ども・子育て関連3法」の成立により、幼児期の学校教育、保育、地域の子育て支援を総合
的に進める「子ども・子育て支援新制度」(以下「新制度」という。) が平成27年度から本格施行され
る予定であり、尼崎市は実施主体として認定区分(1・2・3号)ごとに利用者負担額を設定する必要
があります。
平成26年7月7日付けで、尼崎市子ども・子育て審議会より、
「子ども・子育て支援新
制度に係る尼崎市の利用者負担について(中間答申)」が、市長と教育委員会委員長に提出
されたことから、本市は、この中間答申書を踏まえた利用者負担(素案)を作成したもの。
【認定区分】
子どもの年齢
認定区分
状 況
保育を必要としない家庭
1号認定
保育標準時間
(11H)
満3歳以上
就労等により、保育を
必要とする家庭
0∼2歳
就労等により、保育を
必要とする家庭
教育標準時間
(4H)
2号認定
保育短時間
(8H)
保育標準時間
(11H)
3号認定
保育短時間
(8H)
利用施設
○ 幼稚園
○ 認定こども園
○ 保育所
○ 認定こども園
○ 保育所
○ 認定こども園
○ 地域型保育事業
1 基本的な考え方
現時点での国から示された内容に基づき、次の(1)∼(5)を基本とする。
(1) 1号認定子どもの保育料については、新設であり、国の利用者負担のイメージを基
本とする。
(2) 2号認定子ども・3号認定子どもの保育料については、現行制度の利用者負担の水
準を基本とする。
(3) 2号認定子ども・3号認定子どもの保育料については、保育標準時間・短時間の区
分を設定する。
(4) 所得階層区分の税額を市民税額とする。
(5) 認定区分(1・2・3号)ごとに、施設・事業の種類を問わず、同一の料金表とす
る。
2 保育料体系の考え方等について
(1) 教育標準時間認定を受けた子ども(1号)
ア
公立と私立は統一料金とする。
イ
1号認定子ども及び2号認定子ども(保育短時間)の整合性を図る観点から、現
行保育所保育料体系の応能の基本的な考え方を踏まえた尼崎市保育所保育料(短
時間保育8H)
(案)と同様の減額率を適用し、第2階層の細分化を図る。
ウ
利用者負担国基準では、国からの通知に基づく、第2階層における母子等の負担軽減
策が明確になっていないため、今後、国の動向が示された段階において、料金表に反
映することとする。
エ
経過措置を検討する。
(2) 保育認定を受けた子ども(2・3号)
ア
現行の年齢区分・所得階層区分とする。
イ
低所得者に配慮した現行の逓減率を維持する。
ウ
保育短時間の利用者負担額は、国の保育標準時間に対する保育短時間の利用者負
担の減少率と同じ比率を、本市保育標準時間の利用者負担に適用する。
エ
地域型保育事業の利用者負担額については、国の水準において、施設・事業の種
類を問わず、同一の水準とされていることから、本市においても、保育認定を受
けた子どもと同じ保育料金表を適用する。
オ
利用者負担国基準では、国からの通知に基づく、第2、第3階層における母子等の負担
軽減策が明確になっていないため、今後、国の動向が示された段階において、料金表
に反映することとする。
カ
経過措置を検討する。
3 料金表(案)について
別紙1のとおり
4 その他
今回の素案では、2号・3号認定子どもの利用者負担の階層区分については、現行
の保育所保育料の階層区分と同一としているが、審議会からの中間答申書では、地方
自治体の財政力によって利用者負担が左右されるという状況は、国の制度の大きな問題では
ないかとの見解や、1号認定子どもの保育料における新たな超過負担の発生など、尼崎市財
政状況への今後の影響も踏まえる必要がある一方で、子育て世帯への経済的な負担感等の
観点から、現状の尼崎市保育所保育料の課題として D4階層及び D5階層の各階層区分の幅
が広すぎるのではないかという課題認識について言及されている。
以
上
別 紙
新制度における尼崎市料金表(案)
1号認定子ども(満3歳以上 教育標準時間認定)
国(案)
市(案)
階層区分
①生活保護世帯
利用者負担
0円
階層区分
①生活保護世帯
②-1市民税非課税世帯
②市民税非課税世帯
(市民税所得割非課税
世帯含む)
④市民税所得割課税
額211,200円以下
⑤市民税所得割課税
額211,201円以上
0円
2,200円
階層区分
①生活保護世帯
②市民税非課税
世帯
利用者負担
保育標準時間
保育短時間
0円
6,000円
0円
16,100円
20,500円
25,700円
③市民税所得割課税額
77,100円以下
④市民税所得割課税額
211,200円以下
⑤市民税所得割課税額
211,201円以上
6,900円
11,400円
16,300円
25,700円
③市民税課税世帯
(所得税非課税世帯)
④市民税所得割課税額
97,000円未満
16,500円
27,000円
階層区分
16,300円
26,600円
利用者負担
保育標準時間
保育短時間
0円
0円
0円
0円
3,900円
3,900円
11,400円
11,400円
市民税課税世帯
C2 (所得税非課税世帯)
(その他)
12,400円
12,300円
D1
市民税所得割課税額
33,000円未満
18,300円
18,100円
D2
市民税所得割課税額
65,000円未満
19,600円
19,400円
D3
市民税所得割課税額
97,000円未満
21,000円
20,700円
33,400円
33,000円
42,000円
41,400円
42,000円
41,400円
42,000円
41,400円
A 生活保護世帯
B1
市民税非課税世帯
(母子等)
B2
市民税非課税世帯
(その他)
6,000円
9,100円
②-2市民税所得割非課税
世帯
③市民税所得割課税
額77,100円以下
利用者負担
2号認定子ども(満3歳以上 保育標準時間・保育短時間認定)
市(案)
国(案)
市民税課税世帯
C1 (所得税非課税世帯)
(母子等)
※1
※1
⑤市民税所得割課税額
169,000円未満
41,500円
40,900円
D4
市民税所得割課税額
169,000円未満
⑥市民税所得割課税額
301,000円未満
58,000円
57,100円
D5
市民税所得割課税額
301,000円未満
※2
⑦市民税所得割課税額
397,000円未満
77,000円
75,800円
D6
市民税所得割課税額
397,000円未満
※2
⑧市民税所得割課税額
397,000円以上
101,000円
99,400円
D7
市民税所得割課税額
397,000円以上
※1 保育標準時間における国の第2、3階層(母子家庭等への軽減措置)については、現在のところ確認できていない。
※2 保育単価限度額
※2
3号認定子ども(満3歳未満 保育標準時間・保育短時間認定)
市(案)
国(案)
階層区分
①生活保護世帯
②市民税非課税
世帯
③市民税課税世帯
(所得税非課税世帯)
④市民税所得割課税額
97,000円未満
利用者負担
保育標準時間
保育短時間
0円
9,000円
19,500円
30,000円
階層区分
0円
0円
0円
0円
0円
5,300円
5,300円
12,200円
12,200円
市民税課税世帯
C2 (所得税非課税世帯)
(その他)
13,200円
13,100円
D1
市民税所得割課税額
33,000円未満
21,000円
20,800円
D2
市民税所得割課税額
65,000円未満
22,300円
22,100円
D3
市民税所得割課税額
97,000円未満
23,700円
23,400円
A 生活保護世帯
B1
市民税非課税世帯
(母子等)
B2
市民税非課税世帯
(その他)
9,000円
19,300円
29,600円
利用者負担
保育標準時間
保育短時間
市民税課税世帯
C1 (所得税非課税世帯)
(母子等)
※1
※1
⑤市民税所得割課税額
169,000円未満
44,500円
43,900円
D4
市民税所得割課税額
169,000円未満
36,100円
35,700円
⑥市民税所得割課税額
301,000円未満
61,000円
60,100円
D5
市民税所得割課税額
301,000円未満
54,900円
54,100円
⑦市民税所得割課税額
397,000円未満
80,000円
78,800円
D6
市民税所得割課税額
397,000円未満
72,000円
71,000円
⑧市民税所得割課税額
397,000円以上
104,000円
102,400円
D7
市民税所得割課税額
397,000円以上
93,600円
92,200円
※1 保育標準時間における国の第2、3階層(母子家庭等への軽減措置)については、現在のところ確認できていない。
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