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建物および設備における主な石綿使用状況
建物および設備における主な石綿使用状況 2013年3月31日現在 対 象 石綿を含有 する吹付け 使用箇所 建材 2006(H18)年8月以前に使用された建材に含 建物の耐火ボード、床材等に使用 まれていると考えられる。 それ以降は石綿含有製品は使用していない。 防音材 変圧器の防音材 (変電設備・水力発電設備) 保温材 備考(対応状況 他) <自社建物> 吹付け石綿等については、使用箇所を把握し計画 ・未対策の箇所については、順次対策を進めており、今後も可能な 設備機器室、予備電源室、変圧器 的に対策を実施している。 限り早期に除去等の対策を実施していく。 室等の防音材、断熱材、耐火材と ・定期的に劣化度調査、浮遊濃度測定を行い安全を確認している。 して一部の壁面や天井に使用 ・未対策の自社建物:1棟 <変圧器防音材> ・変圧器防音材 :3台 ・2006(H18)年度より計画的に変圧器防音壁に使用した吹付け 石綿の除去作業を実施している。 石綿 地中線用の管路材料 セメント管 (送電設備・配電設備) 石 綿 含 有 製 品 現状(使用状況等) 発電設備 (火力設備・原子力設備) ・22台 ・亘長:約930km 成形品であり、通常状態において飛散性はないため、定期検査や修 繕工事等の機会に合わせて順次、非石綿製品へ取り替えていく。 ・石綿含有製品残数: 約4,860m3(全数の約3%) シール材・ 発電設備 ジョイント (火力設備・原子力設備) シート ・石綿含有製品残数 (火 力)約11.1万個(全数の約20%) (原子力)約12.1万個(全数の約75%) 緩衝材 送電設備等の懸垂碍子 ・約190万個(全数の約34%) (碍子内部において緩衝材として石綿含有製品 を使用している。碍子表面の磁器部分には使 用していない。) 成型品であり、加えて碍子内部に封入されているため、通常状態に おいて飛散性はないが、修繕工事等の機会に合わせて順次非石綿製 品へ取り替えていく。 増粘剤 架空送電線用の電線 ・亘長:約240km (架空送電線全亘長の約2%) 油性材料(防食グリス)と一体化しているため、通常状態において 飛散性はないが、修繕工事等の機会に合わせて順次非石綿製品へ取 り替えていく。 その他 ・上記以外にも石綿含有製品を一部使用しているが、いずれも成型品であり、通常状態において飛散性はないため、定期検査や修繕工事等の 機会にあわせて順次、非石綿製品へ取り替えていく。 (注)石綿使用状況について、2013年3月31日までに調査した結果をとりまとめた。