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Untitled - ユニアデックス

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Untitled - ユニアデックス
従来型の電話システム
本社
支社
スイッチルーター
ルーター スイッチ
WAN
サーバー PC
PC
データ系
ネットワーク
PC
PC
IPテレフォニーとは、
音声をデータ
(パケット)に変換してIPネット
ワークで伝送する、
インターネット時代の電話システムです。従
来型の電話システムとは異なり、PBX(構内交換機)
も電話用
公衆回線も使用しないため、内線通話コストの大幅削減を実
現できる画期的なソリューションです。IPフォン端末は音声通話
専用機ではなく、
パソコンに近い処理能力を持つネットワーク機
器であるため、
従来の電話では不可能だった業務アプリケーショ
ンとの連携を可能にし、
ビジネスの世界にかつてないコミュニケー
ション革命をもたらします。
PBX
PBX
電話用
公衆回線
IPテレフォニー
FA X
TEL
TEL
音声系
ネットワーク
本社
FAX
TEL
サーバー
スイッチ
PC
支社
PC
PC
ルーター
PC
ルーター
WAN
(IP-VPN etc)
スイッチ
Un PBX
従来型の電話システム
IPテレフォニー
設備・機器
●各拠点に高価なPBX装
置が必要なため導入コス
トがかかる
●運用コスト大
●1つのシステムで全拠
点の呼制御を実現でき
るので設備は最小限
で済む
運用管理性
●番号変更ごとにPBXベ
ンダーに依頼しなくては
いけないので時間もコス
トもかかる
●フロア内に電話線、LAN
ケーブル、電源ケーブル
など複数の配線が必要
●モジュラージャックの移設・
新設は業者に工事依頼
が必要で困難
●内線番号の変更が自
社で簡単にできる
●配線はLANケーブル1
本なので設置が簡単
●LANポートがあればど
こでも電話を設置可能
●番号が端末に設定さ
れているので転勤時も、
内線番号変更不要
●拠点間の内線通話も通
信費用が必要
●外線・国際電話は、長距
離通話料金が必要
●LAN内、WAN越しの
内線通話も無料で実現
●外線・国際電話も現地
拠点からの通話料金
のみで実現可能
●代表着信など多機能を
装備
●通話品質が高い
●PBXで実現できる機
能は基本的に網羅
●機器やプロバイダーに
よって通話品質が異な
るので、導入時の吟味
が必要
業務
●業務アプリケーションと
アプリケーション の連携は困難
連携
●さまざまなアプリケーショ
ンと連携し、業務効率
向上を可能にする
通信コスト
通話機能
2
データ・音声
統合ネットワーク
IP FAX
IPフォン
IP FAX IPフォン
通信に関するトータルコストを抑制
PBXの台数を大幅に削減すると同時に
内線通話のコストが大幅削減できる
さらにネットワークの一本化でトータルコストを低減
番号変更や移設・新設に伴う運用管理性が向上
番号変更や移設・新設が容易になり、
組織改編に伴う
レイアウト変更・転勤・引越しなどを低コストで迅速に実現
コミュニケーションの円滑化と
ビジネスチャンスの創出
ボイスメールやインスタントメッセージ、
テレビ電話、
CRMなどの
アプリケーション連携でビジネスチャンスを創出
IP電話の加入数予測(標準)
通信環境のブロードバンド化に伴い、
IPテレフォニーが急速に
普及してきました。Yahoo BBのBBフォンが300万人もの加入
NTTグループが固定電話への設備
者を獲得したこと※1や、
また、
投資を凍結し全面的にIP化への移行を表明したこと※2、
東京ガスや新生銀行、
UFJ銀行など大手企業が続々と導入
IPテレフォニー市場は一気に拡大しま
を進めたこと※3により、
した。
さらに、
総務省も新たに「050」電話番号を設定し、
IPテ
レフォニーの利用環境を整備したこともあり、
今後IPテレフォニー
の普及が本格化することは、
間違いない状況になっています。
IP中継電話
IP電話
10000
5000
0
2001
2002
2003
2004
出典 株式会社シード・プランニング
http://www.seedplanning.co.jp/より引用
2005
2006
※1 毎日新聞(2003.10.8)
※2 NTTグループ3ヵ年経営計画(2002.4.19)
※3 日経コミュニケーション(2003.9.22)
IPテレフォニーを利用するには、
PBXで処理していた呼制御に替わるシ
ステムの導入が必要です。一般に独自ハードウェアで処理する『IP-PBX』
とソフトウェアで処理する『Un-PBX』があります。これらの呼制御システ
ムを利用してIPテレフォニーを実現するには、
以下の2つの方法がありま
す。ユニアデックスでは、
お客様のニーズに応じて、
最適な形態のIPテレ
フォニーシステムをインテグレートします。
WAN
(IP-VPN etc)
1. 社内構築型
IPテレフォニー
支社
本社
千加入
15000
アプリケーション連携
呼制御システムを社内に設置し、
IPテレフォニーシステムを構築する方
法です。呼制御システムを本社やデータセンターに1台設置するだけで、
WAN回線を通じて全拠点の呼制御を集中処理できます。この方式の
最大のメリットは、
カスタマイズが柔軟で管理・制御を独自に行えること、
ビジネス戦略上のニーズに合わせたカスタムアプリケーションを容易に連
携させられることです。市場に合わせて迅速なソリューションを実現する
ことができ、
業務効率向上に大きな効果を発揮します。
ルーター ルーター
Un PBX
2. IPセントレックス・サービス
通信事業者
IPセントレックスサーバー
ルーター
Un PBX
WAN
本社
通信事業者やサービスプロバイダーの網内に設置された呼制御システムを、
ASPサービスで利用する方法で、
「IPセントレックス」
と呼ばれます。
この方
式は運用管理も含めてアウトソースできるというメリッ
トはありますが、
アプリケー
ション連携やカスタマイズなどの対応には必ずしも向かない面があります。
支社
ルーター ルーター
総務省がIPテレフォニー専用の「050」番号を発表してから、企業ユーザーの間では「IP
テレフォニーを導入すると、番号変更に伴う諸費用が膨大なものになるのでは」
「大きな
混乱が起こるのでは」などの疑問や憶測が噴出しました。しかし、IPテレフォニーを導入
したからといって、
すべての番号を050にしなくてはならないわけではありません。既存の
番号を引き継いだまま、移行することも可能です。ただし、
サービスを提供する通信事業
者やサービスプロバイダーが、03、045など従来形式の番号を利用できる認可を、総務
省から受けていることが条件とされています。また、着信用に一般回線を残し、内線と外
線発信だけをIPテレフォニー化するという方法を使えば、050番号を使わずに従来の番
号でIPテレフォニー環境を構築することが可能です。
※050番号に関する詳細は営業担当者にお尋ねください。
PBX(Private Branch Exchange)
企業などの構内に設置する私設の構内交換機、
電話交換機のこと。電話機やFAXなどの端末を
つなぐ内線と、電気通信事業者と接続する外線
のための局線を備えている。広域企業内電話シ
ステムでは、中継回線としてデジタル専用線を使う
ことが多い。
Un-PBX
IP-PBX(Internet Protocol-PBX)
PBXの機能を備えたサーバー。音声処理用のボー
ドを搭載し、PBXとしての機能はソフトウェアで実現
する。サーバー上でさまざまなアプリケーションとの
連携が可能なため、低コストでCRMやCTIシステム、
コンタクトセンターを構築できる。ここで紹介するIP
テレフォニーは、
このUn-PBXを利用する。
VoIP(Voice over IP)機能を搭載したPBXで、中
継回線としてIPネットワークを使う。直接IPネットワー
クにつなぐのではなく、LANを経由してIPネットワー
クにつなぐこともある。また、電話以外の通信も実
行できる。
3
WAN
(IP-VPN etc)
公衆電話網
営業所
支店
ルーター
本社
ルーター
IPフォン
IPフォン
PBX、ボタン電話不要
Cisco製 Un-PBX
IPフォン
番号はIPフォンに設定されているため、移設しても設定変更不要
組織改編に伴うオフィスレイアウト変更が容易
引越し・転勤に伴う内線番号変更が不要
IPテレフォニーは、
LANケーブル1本で配線できます。電話専用ケーブ
ルが不要になり、
LANスイッチから電気も供給されるため、
電源ケーブル
も不要です。これによりオフィス内配線がシンプルになり、
レイアウト変更
が容易になります。
また、
電話機自体が電話番号を持つため、
電話機の
設置場所を変更しても番号の変更設定などは不要です。
引越しや転勤に伴って電話機を移転した場合でも、
番号の変更や再設
定などは不要です。
また、
番号の変更や電話機の追加をする場合も、
す
べてパソコンの画面上で簡単に管理でき、
番号変更に手数料がかかる
こともありません。
Cisco製
Switch
新規拠点開設・拠点統廃合時のメリット
呼制御の集中処理ができるため、
従来のように各拠点にPBXを設置す
る必要がなく、
拠点の大小を問わずすべての拠点で、
高機能なシステム
を使用できます。
また、
電話機をLANで配線できるため構内配線などの
設備工事も不要です。これにより、
新規拠点開設や拠点統廃合に伴うコ
ストを抑制できます。
Cisco製
Switch
Cisco製
Switch
Cisco製
Un-PBX
電話機が番号を
持っているので、
電話機を移転し
た場合でも、番
号の変更や再
設定などが不要
Cisco製
Switch
WANの障害発生時でも、
ルーターのCisco製 Un-PBX代替機能により
拠点での電話利用が可能です。
(外線発着信も利用可能)
通信コストを大幅削減
内線通話の場合、
公衆回線を使わず、
IPネットワークだけですべての通
話をカバーできるので、
LAN内はもちろんWAN越しでも通話料金は一切
かかりません。
また、
外線発信や国際電話の場合も、
遠隔拠点のゲートウェ
イから公衆回線に接続することで、
格安料金で通話することができます。
4
ブロードバンド
インターネット
WAN
東京本社
関西支社
VPN
VPN
VPN
VPN
VPN
コンセントレーター
Cisco製
Un-PBX
Cisco製 Unified
Communication Server IPフォン
Cisco製 Unified
IPフォン Communication Server
自宅
ホットスポット
駅・空港
ホテル
出張先・営業先から内線通話が可能
ユニファイドメッセージングシステム(UMS)の活用で
営業効率アップ
欧米企業では、
お客様からのメッセージをそのまま録音してメールに転送
するボイスメールが一般的に利用されています。それに対し日本では、
電
話を受けた人からの伝言メモによるメッセージ伝達がまだ主流です。こ
れでは、
お客様の緊急度や感情の起伏(クレームで怒っている、
故障で
困惑しているなど)が読み取れないばかりか、
間違えてメッセージが伝わ
る危険性があります。
IPソフトフォンをノートパソコンにインストールしておけば、
ホテルやホットス
ポット、
営業所など、
インターネット接続ができる環境さえあれば、
どこにい
ても会社の内線通話を利用することができます。
もちろん、
自宅のブロー
ドバンド接続環境からの内線通話の発着信も可能です。設定しだいで、
ノートパソコンから社内のUn-PBXおよびゲートウェイを通じて外線発信
も可能なので、
全国各地、
さらには海外の取引先に対しても、
通話料を自
己負担することなく電話をかけることができます。
IPテレフォニーを導入すると、
ボイスメールだけではなく、
FAXや電子メー
ルなど、
さまざまなメッセージングツールを一元的に処理し、
担当者にリアル
タイムで送信することが可能になります。
こうしたユニファイドメッセージング
システムはCisco製 Unified Communication Serverを使って簡単に活
用できます。外出が多い営業担当者も、
メッセージをモバイルツールで、
どこ
にいても確実に受け取り、
即座に対応できます。
Cisco製 Unified
Microsoft Communication FAX
Server
Server
Active Directory
Cisco製
Un-PBX
電子メール
Cisco製 Unified Communication Serverは、電話、FAX、電子メールなど、
さまざまな
メディアを一元的に管理し、すべてのメッセージに、電子メール同様にアクセスすること
ができます。また、電子メールの内容を電話で聞くことも可能です。Cisco製 Unified
Communication Serverの導入により、
あらゆるビジネスシーンにおいて効果的なコミュ
ニケーションと、
日々の業務の生産性向上や組織全体のコミュニケーション能力を向上
できます。また、顧客への迅速な対応を可能にし、顧客満足度の向上にも大きく貢献し
ます。
電話
ボイスメール
FAX
Microsoft Outlook/Internet Explorer
●電話、電子メール、FAXの一元管理を実現
●ユーザーが使いやすいインターフェース(Microsoft Outlook / Internet Explorer)
●共有ディレクトリによる一元管理(Microsoft Active Directory)
5
IP-VPN
広域LAN
PSTN
サーバーはセンター管理
IDC
CTIサーバー
Cisco製 Un-PBX
IPコンタクトセンター
サテライト # 1
サテライト # 2
北海道でも! 沖縄でも! 臨時のイベント会場でも! 場所を選びません!
ユーザー事例ー株式会社サイバード
低コストで分散構成を可能にするIPコンタクトセンター
IPテレフォニーを活用して顧客対応窓口を構築するソリューションがIP
コンタクトセンターです。最大のメリットは、
Un-PBX1台、
同一の電話番
号で、
複数拠点に分散したコールセンターを実現できることです。これに
より人件費や土地代が安い地方にセンターを開設したり、
オペレーター
の自宅対応などの柔軟なセンター運営が可能になります。
しかも、
電話
の設定変更や管理は、
一元的に行えるので運用コストも低減できます。
コンテンツプロバイダーであるサイバードでは、
顧客満足度向上とコスト削
減という2つの課題を解決するため、
アウトソーシングしていたコンタクトセン
ターを自社で開設することを決断。初期コストや運用コストを削減するため、
土地代や人件費の低い沖縄に自社コンタクトセンター
(OPC)
を開設しまし
た。OPCにはIPテレフォニーを全面的に採用、東京本社との接続には
100Mbpsのブロードバンド回線を敷設してVoIP環境を構築。
これにより、
TCO削減、
サービスレベル向上、
24時間365日の顧客対応を実現しました。
さらにOPCでは、ユニアデックスのIPコンタクトセンターソリューション
「UNICONTACT
(ユニコンタクト)
」
を活用し、
通話録音やオペレーターの
スキルに応じたルーティング、
きめ細かなオペレーター管理を実現しています。
ユニアデックスでは、IPテレフォニーを活用したIPコンタクトセンター「UNICONTACT」を提供してい
ます。
「UNICONTACT」は、IPネットワーク上で、CTIやACD、IVRなど従来のコールセンターで利用
されていた機能のすべてを展開可能にし、
さらにアプリケーション連携による付加価値提供、
コスト低
減、分散拠点の実現、運用管理の容易性を兼ね備えた先進のソリューションです。自社グループ内の
コンタクトセンターにも「UNICONTACT」を採用し、運用ノウハウなどを蓄積しています。
ログイン画面
エージェント画面
●エージェント機能
オペレーターがIDとパスワードで自席にログインすると、処理中、受付可能、退席などのプレゼンスを
表示し、他のオペレーターに状態を知らせることができます。応答・切断・保留・転送といった基本操
作はもちろん、登録メンバーの名前をクリックするだけで発呼・転送・三者会議などを実現します。
エクステンション・モビリティ
機能を利用してIPフォンにも
同時ログイン。
●スーパーバイザー機能
寄せられたコール数や処理件数、平均応答時間、放棄件数など、
さまざま
なステータスを日次・週次・月次でレポートできます。
●CTIサーバー機能
着信グループやスキルレベルに合わせて振り分けるACD機能を搭載。
受信待ちの件数や待ち時間などを、
リアルタイムで把握できます。また、
振り分けルールやエージェントスキルを自動的に変更することも可能です。
6
ログインすると電話番
号が自分に登録された
電話番号に変わります。
着信電話の優先ピックアップ
スリム型PC
映像8分配器
ディスプレイ分配を利用した、IPフォン着信表示アプリケーションによる超簡易コールセンター
IPフォン Cisco 7940
※お客様名は、
コード表示でもOK
ワンプッシュで
ピックアップ
Line F
始業時や特定時刻などに発生する電話集中時
において、画面を見ながら柔軟な対応が可能
1001
1002
1003
1004
1005
1006
電話番号
お客様情報
1
Y
2
Z 070-×××-0001
3
-------------------
発信 通話中
4
-------------------
非通知
5
0567-××-00222
未登録
0566-××-0001 安城自動車整備工場
上得意モータース
※F:重要顧客フラグ
Z:重要顧客
Y:-----------御社だけがわかる
フラグを表示
6
未使用
着信中
通話中
簡易CRMの実現
着信ピーク時に、
社員全員で受けても電話を取りきれないという問題を抱
えている小規模オフィスは少なくありません。
このような場合、
アプリケーショ
ン連携が容易なIPテレフォニーの特長を活かせば、
コールしてきた顧客
のデータを画面に表示し、
重要なお客様の電話を優先的に受けることで、
問題解決を図ることができます。また、
顧客管理DBと連携させれば、
お
客様からの電話に顧客DBを参照しながらスムーズに対応することがで
き、
CRMが簡単に実現できます。
ユニアデックスでは、IPテレフォニーと連携してさまざまなソリューションを実
現するIPフォンナビゲーターを開発・提供しています。
Internet Explorer
のプラグインモジュー
ルをインストールす
ることにより、Web
上で企業やレストラ
ンなどのホームペー
ジを検索して、電話
をしたい企業やレス
トランなどの番号を
クリックするだけで
電話がかけられます。
●電話機の基本機能をブラウザ上に実装。
●顧客データベースとの連携により、簡易CRMを実現します。
●社内電話帳との連携により、迅速なオフィスワークを実現します。
●電話帳操作のシステム化により、
ビジネスの効率を向上します。
応答
応答ボタンを
クリックすると、
スピーカーや
ヘッドセットで、
そのまま会話
をすることがで
きます。
転送
電話帳の検
索結果の相
手 にクリック
するだけで、
転送できます。
保留・切断
ボタンをクリックす
るだけで、保留また
は切断できます。
かける
電 話 帳の 検 索 結
果から相手にその
ままコールできます。
電話会議に参加
電話帳の検索結
果から、検索結果
の 相 手を電 話 会
議に参加させるこ
とができます。
電話帳はCSV形
式に対応している
ので、Excelで作
成した電話帳デー
タを登録できます。
また、Windows ○R
2000のActive
Directoryからの
電話帳検索も可
能です。
7
ユニアデックスは、
数多くのVoIP構築実績を活かして、
システムの企画から設計、
構築、
運用、
そしてヘルプデスクまでを含めたトータルサービスを提供。ユニシスグループとし
て、
ミッションクリティカルなメインフレームの保守を、24時間365日行ってきた経験を
活かし、
ビジネスのライフラインとなるIPテレフォニーを強力にサポートします。
コンサルティング
ネットワークの現状から電話使用状況、端末設置数、拠点数など
を総合的に調査し、最適なIPテレフォニー構成を策定するための
コンサルティングを提供します。
設計
最適なネットワーク構成/導入機器構成を策定し、移行・導入計
画を立てます。ネットワークのQoS、拠点ごとの帯域、冗長構成な
どインフラのベースを総合的に設計します。
導入
IPテレフォニーの基本システムは、豊富な実績を誇るCisco製品の
Un-PBX、
スイッチ、ルーターを採用しIPフォン端末も、信頼性と先
進性に優れるCisco製を主に採用しております。
保守・運用
Cisco製 Un-PBXおよびIPフォン端末、
スイッチ等の各種ハードウェ
アの障害は、ユニアデックスのリモート監視センターで24時間365
日万全の体制で監視しています。障害発生時には、即座にお客様
担当者および機器保守ベンダーに連絡し、
迅速な対応を実現します。
IPフォンシステムの運用支援サービスとリモート監視サービス
エンドユーザー
UNIADEX
セントラルサービスセンター
ヘルプデスクサービス
操作問い合せ
Cisco IPテレフォニーの基本アーキテクチャ
管理部門
月次報告
リモート監視サービス
●リモート設定変更
●IPフォンシステム
障害監視
Cisco製 Un-PBX
保守要員への対応依頼
保守サービス部署
Cisco製 Un-PBX、
ネットワーク機器障害修復
8
PCサーバー上で呼処理を行うソフトウェ
アコンポーネント。あらゆる通話やゲートウェ
イおよびアプリケーションの配信を可能
にしIPテレフォニーを実現。PBXよりもは
るかに高い機能を持ちながら、総所有コ
ストを実質的に削減することが可能です。
コンサルティング
IPテレフォニー導入に伴い業務フローを改善したい、
ア
プリケーション連携を図りたいなどの要望をヒアリング
します。IPテレフォニーシステム構築後、
新たにアプリケー
ション連携を図りたいという要望にもお応えします。
設計
IPテレフォニーと連携するアプリケーションをカスタム
開発し、
その動作を擬似環境で検証します。
導入
Cisco製 Un-PBXソフトウェアの導入に伴い、連携アプ
リケーションも導入します。また、
IPテレフォニー導入後に、
既存システムと連携を図りたい、
カスタムアプリケーショ
ンを導入したいという要望にもお応えします。
保守・運用
ユニアデックスのリモート監視センターを通じて、Cisco
製 Un-PBXソフトウェアの保守、連携アプリケーション
の保守、
リモートでの設定変更などの運用支援をします。
障害発生時には、即座にお客様担当者および機器保
守ベンダーに連絡し、迅速な対応を実現します。
コンサルティング
現状の電話の使用状況から運用コスト、
IPテレフォニー導入時の投資対効果などを調査します。
設計
IPテレフォニー導入に伴い、番号計画の策定、増設/移設時のポリシー
策定など、従来PBXベンダーに依頼していた電話番号に関する内容をす
べてユニアデックスで請け負います。
導入
IPフォン導入に伴って操作方法が変更されることなど、一般社員に対して
伝えなければならない情報の提供、
メッセージの出し方などを指導します。
保守・運用
ユニアデックスのヘルプデスクサービスにおいて、IPフォン端末や各連
携アプリケーションの操作問い合わせなどを請け負います。
Cisco製 スイッチ
Cisco製 ルーター
音声・データの統合ネッ
トワー
クを構 成するだけでなく、
Cisco IPフォンに電源供給
も行っています。
リモートサイトでのIPテレフォ
ニーの信頼性を向上する
SRST機能、
あるいはQoS
などさまざまな付加機能を
提供します。
三洋マルチメディア
鳥取製IPフォン
Cisco IPテレフォニーに準拠
した国内仕様のIP専用ハー
ドウェア電話機。操作環境は
日 本 語 化されており、C HTMLにも対応しています。
Cisco IPフォン
Cisco IPソフトフォン
Cisco 無線 IPフォン
LAN環境で動作し、
音声アプリケーショ
ンを実現するため
のIP専用のハード
ウェア電話機です。
パソコンにインストール
して通話することができ
る音声通信用ソフトウェ
ア。通常は、
マイク付き
のヘッドセットを併用し
て利用します。
無線LANアクセスポイン
ト「Aironet」シリーズを介
して、
ワイヤレスでIPテレ
フォニー環境を提供する
IPベースの無線電話端
末製品です。
Cisco製 Unified
Communication
Server
電話、FAX、ボイスメール、
電子メールをIPネットワーク
上で統合し、一元管理する
ユニファイドコミュニケーショ
ンを実現するソフトウェア。
9
通信コスト削減は、
IPテレフォニー導入の
本当の目的ではない
津田「まず、
御園サービス様がIPテレフォニー
を導入したきっかけからお話しいただけますか」
各務「10年以上酷使してきたレガシーPBXに
経年劣化がみられ、電話システムをどうにか
しなくてはいけないというのが、
きっかけのひと
つでした。そのまま最新型のPBXを導入する
案もありましたが、
当時、IPテレフォニーが話
題になっていたので、選択肢として検討して
みようということになったのです」
小松原「やはり通信コストの削減を念頭に置
かれていたのでしょうか?」
各務「実はそうではありません。結果的に通
信コストが下がったという事実はありますが、
狙いはもっと戦略的なところにありました。今後、
5年10年というスパンで市場をみたとき、
お客
様とのコミュニケーションをどうするのか 、
CRMをどう考えていくのかは、経営戦略上、
非常に重要な課題です。結論として私どもは、
業務アプリケーションも、
ネットワークも、
デバイ
セキュリティサービスから施設管理、
マンション管理、
システム
開発まで、総合マネジメントサービスの提供と時代を先取りし
た積極的な事業展開により、東海地区で高いシェアを誇る総
合ビル管理企業、御園サービスの取締役本部長。IPテレフォ
ニー導入の推進者。
10
スも、
すべてがIPに統合されている流れの中で、
電話だけ非IPで残すのはリスクが大きいと判
断しました。高価なPBXをニーズに対応でき
ないからといって、
3年程度のサイクルで更新
する余裕はありません。投資する以上、
5年先、
10年先まで利用できることが大前提です。そ
う考えれば、
今PBXに投資すべきなのか、
IP
にシフトすべきな
のか 、自ずと答
えは見えてきま
す。5年以内、
い
え遅くとも3年以
内に、音声がIP
化され 、業 務ア
プリケーションと
密接に連携して、
きめ細かなカス
タマーサービスが提供されるだろうことは、
容
易に想像できます。同じことをレガシーPBXで
実現するには、膨大な開発コストと時間を要
しますが、
IPであれば、
安く、
早く、
新しいソリュー
ションを導入できます。つまり、
IPテレフォニー
導入の決断は、先進技術への前向きな取り
組みであると同時に、
市場から取り残されまい
とする危機感が大きかったということです」
小松原「世間一般ではIP電話というと、
コスト
削減にばかりスポットが当たっていますが、
私
もそれは違うと思っています。確かに、
今のIP
電話は固定電話に比べて通話料が安いの
は事実です。
しかし、
固定電話も何年かすれ
ばIP技術を取り入れるなどして、
きっと通話料
金は今のIP電話レベルになるでしょう。です
から、中長期的に見れば、通信コスト削減だ
けを目的にIP電話を導入しても、
そのメリット
は薄れていくでしょう。やはり、
ポイントは、
IP統
合によるアプリケーション連携でしょうね」
津田「IPテレフォニーが経営戦略の重要なイ
ンフラだという理解は、
社員にも浸透している
のですか」
各務「日々電話を利用していますが、社員の
大半は、
それがIP電話だと知っていても、
そ
の仕組みは理解できていないようです。それ
どころか、
ほとんどの社員は、
BBフォンさんやフュー
ジョンさんのようなIP電話の仕組みを使ってい
ると誤解しています。
もちろん、経営陣のほと
んどは、
企業の競争優位を築くインフラとして
導入しているとの理解はあるでしょうが、
実感
を得るまでに、
時間がかかるのは仕方がない
のでしょうね」
IPにしたら既存の電話より
音声品質が格段によくなった
小松原「一口にIP電話といっても、サービス
や機器の構成などによってさまざまです。たと
えば、
コンシューマ向けのIP電話の多くは、
公
衆インターネットを利用するので、
音声品質が
不 安 定になりが
ちです。IPテレフォ
ニーをよく理解し
ていないユーザー
企業の担当者は、
こういった 情 報
から音声品質に
不安を抱いてい
ると聞きますが、
各務さんの会社
はいかがでしたか」
各務「やはり導入前は、
そのような意見は多かっ
たですね。
しかし、
実際に使ってみると、
既存
の電話より音質がいいというのが実感です。
特に、
ハンズフリーフォンは、
まるで相手がそこ
に立っていると感じるくらい、
音質にリアリティー
があり驚きました」
津田「それは、
Cisco製 Un-PBXがワイドバン
ド音声にコーデック対応しており、
CiscoのIPフォ
ンが、
オーディオクラスの高品質なアンプとスピー
カーを採用しているからなんです。既存の電
話は、
人の声を認識できる狭い範囲の音域し
か使いませんが、CiscoのIPフォンは幅広い
音域をカバーしているのです」
小松原「IP電話は端末の性能やセッティング
次第で音質が変わってくると、
私も聞いたこと
があります。
ところで、
信頼性についてはいか
がですか。PBXとIP-PBXの関係は、
よくメイ
ンフレームとパソコンの関係に例えられ、
レガシー
は信頼性に優れるがクローズドでコストが高く、
柔軟性・拡張性に欠ける、
その反対に新しい
仕組みは、
オープンで安く、柔軟性や拡張性
に優れるが、
信頼性に不安があるといわれて
いますが」
各務「当社では、
Cisco製 Un-PBXを冗長構
成にすることによって信頼性を高めています。
考えてみれば、
レガシーPBXはシングル構成
でしたから、
かえってリスクは小さくなったと考
えています。それに、
IPテレフォニーには十分
な実績がありますから信頼性は問題ないと私
は思っています」
小松原「確かに、
ルーターと同じ通信機器と
先進の技術情報をタイムリーにマーケットへ提供するため、
ネッ
トワークを活用した新チャネル開発を目指して設立された戦
略的な新部門 技術情報戦略室のプロデューサー。現在、総
務や経営層も容易に理解できるIPテレフォニー専門サイト「IP
電話start」
(http://ipdenwastart.jp/)の立ち上げ準備中。
いう見方をすれば、
IPデバイスは十分に信頼
できる実績がありますよね」
組織変更時に目に見えない効果を
はっきりと実感
各務「導入後の効果として、
もう1つ大きなメリッ
トは、
レイアウト変更の容易さです。これだけ
時代の変化が激しく、市場ニーズも変わりや
すい時代ですから、社内組織もそれに合わ
せて変更していかないと時代から取り残され
てしまいます。当社では、
年に2、
3回の組織変
更を行っているのですが、
その際の管理が非
常に楽になりました。以前は、
カーペットを剥
がし、線を抜き、番号変更をPBXベンダーに
依頼して・・・と、
コストも時間も労力も大変なも
のでした。IPにしてからは、
各自がIPフォンを持っ
て新しいデスクにつき、LANケーブルを差し
込んで、
すぐ仕事ができます。設定変更も、
各
自がWebからCisco製 Un-PBXにアクセスし
て行えるので、
管理者は本当に楽になりました」
津田「実際にペイするコストだけではなく、
そ
ういった目に見えないコストを削減できるのも、
IPテレフォニーの大きなメリットです」
ボイスだけではない
IPコミュニケーションの可能性
津田「生産性を高める戦略的ツールとしての
IPテレフォニーの狙い、
そして、
さらに範囲を
広げて、
IPコミュニケーションを活用した今後
の展開についてお伺いしたいのですが」
各務「私どもの業態は、
クロージングしてから
のサービスやサポートが柱ですから、
やはり、
CRMは重要なターゲットです。お客様の電話
に応じて、
データベースを連携させ、
ポータル
サイトにポップアップで情報を出し、
CRM機能
をフルに使うことは、
すでに構想に入っています。
また、
ボイスデータを担当者や関係部署に配
信するなどの利用法も視野に入れています。
サービス開発という側面で言えば、
ボイスだけ
ではなく、
IPカメラなども複合的に取り入れ、
ビ
ルおよびマンション等の管理システムにも取り
組んでいます。防犯、防災はもちろん、空調、
照明まで、
すべてを遠隔地のセンターから一
元管理し、
ひと部屋ごとのきめ細かな設定ま
でIPで制御するサービスは、すでに研究・開
発を進めています」
津田「いわゆるユビキタスの世界ですね」
各務「そうです。今後、IPv6が普及すれば、
業界は必然的にそういった方向に向かうでしょ
う。IPというオープンな共通言語を使えば、
大
手でないサードパーティーでも、
コストを抑えな
がらきめ細かなサービスを実現できます。今は、
時代の転換点だと思います。ですから、
電話
システムの刷新一つとっても、今判断を間違
えてはいけないのです」
小松原「現状ではIP電話とPSTNはまるで敵
対関係のように考えられていますが、各務さ
んのおっしゃる通り、
そこは各自の役割があり、
棲み分けが進むと我々も考えています。そうし
た複数の電話サービスを融合していくのは、
ユニアデックスさんのようなシステムインテグレー
タの役割ではないかと思うのですが」
津田「確かに我々にとっては、
そこが非常に
重要な部分です。
『IPセントレックス』の長所、
050でコスト削減する部分、
アプリケーション連
携でITツールとして戦略的に活用していく部
分を、
我々がインテグレートしていかなくてはい
けません。その点に関しては、
すでに研究・開
発を進めており、
秘策を準備中です。実現で
きれば、
きっと多くのユーザー様から支持して
いただけるはずです。ソリューションが完成し
ましたら、真っ先に御園サービス様にご提案
させていただきますので、
是非、
楽しみにして
いてください」
ユーザーにとって最適な
電話システムのインテグレートが
これからのキーワード
津田「最後に、
IPテレフォニーの今後に対す
る期待や要望をお聞かせください」
各務「現時点で、社内の内線電話と外線発
信はIP化されていますが、
着信はPSTNです。
今後は050サービスも本格化してくるので、
そ
の使い分けを考えていきたいですね。幸い私
どもが導入しているCiscoの7940や7960は、
1
台の電話機で複数の回線を収容できるマル
チライン対応なので、PSTNも050も1つの端
末で収容できます。今後もIP化の流れは必
然ですが、
PSTN回線がなくなることはないと
思うのです。
ミッションクリティカルというか、
信
頼性を重視する部分はPSTNで、営業部門
などは050でコスト削減し、
アプリケーション連
携が重要な部門や内線は自営のIPテレフォニー
を進めていきたい。こうした棲み分けを進め
ていくのが、
今後の課題でしょう」
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