Comments
Description
Transcript
2016年3月期 決算説明会
0 2016年3月期 決算説明会 株式会社スズケン 2016年5月11日 Copyright © SUZUKEN CO.,LTD.All Rights Reserved. はじめに 「オンリーワングループ」の実現 「顧客信頼度ナンバーワン」の実現 「チャレンジ精神溢れる企業風土」の実現 Copyright © SUZUKEN CO.,LTD.All Rights Reserved. 1 本日の内容 1. 2016年3月期 決算概況 2. 2017年3月期 業績予想 3. 中期成長戦略の具体化の状況 Copyright © SUZUKEN CO.,LTD.All Rights Reserved. 2 本日の内容 1. 2016年3月期 決算概況 2. 2017年3月期 業績予想 3. 中期成長戦略の具体化の状況 Copyright © SUZUKEN CO.,LTD.All Rights Reserved. 3 1.2016年3月期 決算概況 当社グループの対応 医薬品卸売事業 顧客信頼度ナンバーワン戦略 (グループ卸全社へ導入) 災害対策システム再構築 基幹システムの統合 名南物流センター竣工(支店統廃合) 医薬品製造事業 保険薬局事業 医療関連 サービス等事業 口腔内崩壊錠「セイブルOD錠50㎎・75㎎」新発売 後発医薬品 4製剤を発売 スイニー錠、ウリアデック錠の処方拡大の推進 気道過敏性検査薬の製造販売承認取得 新規そう痒症治療薬 宇部興産と共同開発契約締結 スイニー錠の「2型糖尿病」の効能・効果の一部変更承認取得 M&A、新規出店による事業拡大 後発医薬品使用促進 メーカー支援サービス事業の強化 ・ 物流センターの着工(東西2拠点) ・ メーカー物流受託 22社 ・ 希少疾病医薬品 5製剤の流通受託 ・ パンデミックワクチンの日本国内総代理店契約締結 Copyright © SUZUKEN CO.,LTD.All Rights Reserved. 4 1.2016年3月期 決算概況 連結業績 5 連 結 単位:百万円、% 2016年3月期 金額 売上高 売上比 2015年3月期 増加率 金額 売上比 2,228,331 100.00 13.1 1,969,689 100.00 売上総利益 202,463 9.09 12.7 179,631 9.12 販管費 174,219 7.82 4.7 166,390 8.45 営業利益 28,244 1.27 113.3 13,240 0.67 経常利益 45,727 2.05 52.0 30,093 1.53 親会社株主に帰属する 当期純利益 28,960 1.30 53.1 18,920 0.96 ※売上総利益は差引売上総利益を示しております。 Copyright © SUZUKEN CO.,LTD.All Rights Reserved. 1.2016年3月期 決算概況 各セグメントの業績 6 医薬品卸売事業 単位:百万円、% 2016年3月期 金額 売上高 売上比 2015年3月期 増加率 金額 売上比 2,128,458 100.00 13.5 1,876,016 100.00 売上総利益 138,023 6.48 14.6 120,470 6.42 販管費 118,432 5.56 3.7 114,168 6.09 営業利益 19,590 0.92 210.8 6,302 0.34 経常利益 37,082 1.74 56.3 23,719 1.26 ◆ 医療用医薬品市場と当社の状況 <クレコン> ※売上総利益は差引売上総利益を示しております。 <IMS> 市場 当社 差 市場 当社 差 8.3% 14.0% 5.7P 8.9% 14.2% 5.3P Copyright © SUZUKEN CO.,LTD.All Rights Reserved. 1.2016年3月期 決算概況 各セグメントの業績 7 医薬品製造事業 単位:百万円、% 2016年3月期 金額 売上比 2015年3月期 増加率 金額 売上比 売上高 65,744 100.00 3.2 63,732 100.00 売上総利益 27,031 41.12 1.5 26,627 41.78 販管費 22,157 33.70 ▲1.0 22,384 35.12 4,873 7.41 14.9 4,243 6.66 営業利益 ◆医薬品売上高 単位:百万円、% 売上高 医薬品 セイブル錠 Copyright © SUZUKEN CO.,LTD.All Rights Reserved. 増加率 40,693 6.1 18,272 3.6 1.2016年3月期 決算概況 各セグメントの業績 8 保険薬局事業 単位:百万円、% 2016年3月期 金額 売上高 売上比 2015年3月期 増加率 金額 売上比 103,194 100.00 16.9 88,309 100.00 売上総利益 36,892 35.75 15.1 32,043 36.29 販管費 33,288 32.26 13.7 29,281 33.16 3,604 3.49 30.5 2,761 3.13 営業利益 医療関連サービス等事業 単位:百万円、% 2016年3月期 金額 売上高 売上比 2015年3月期 増加率 金額 売上比 38,406 100.00 16.3 33,030 100.00 売上総利益 2,981 7.76 15.2 2,588 7.84 販管費 3,077 8.01 ▲2.6 3,161 9.57 ▲96 ▲0.25 - ▲572 ▲1.73 営業利益 Copyright © SUZUKEN CO.,LTD.All Rights Reserved. 1.2016年3月期 決算概況 株主還元策 9 配 当 ◆ 記念配当金 15円 上場20周年記念(東京証券取引所および名古屋証券取引所の市場二部) ◆ 2016年3月期1株当たり配当金 中間期 期末 普通配当:27円 27円 42円 記念配当:15円 Copyright © SUZUKEN CO.,LTD.All Rights Reserved. 年間 69円 10 1. 2016年3月期 決算概況 2. 2017年3月期 業績予想 3. 中期成長戦略の具体化の状況 Copyright © SUZUKEN CO.,LTD.All Rights Reserved. 当社グループを取り巻く環境 薬剤カテゴリー変化 - 高額医薬品(C型肝炎治療剤、抗悪性腫瘍剤)の上市 - 希少疾病医薬品の増加 - 大型医薬品 特許切れ 薬価改定、診療報酬改定(調剤報酬改定) - 特例拡大再算定の導入 - 後発医薬品の使用促進(数量シェア80%目標) - 大規模門前およびチェーン薬局の収益適正化 - かかりつけ薬剤師・薬局への評価拡充 流通改善に関する懇談会提言 - 医薬品の価値に基づく単品単価交渉のさらなる促進 - 後発医薬品のさらなる使用促進を踏まえた流通の在り方 (効率的な在庫管理・配送) - 市場の変化や社会的要請に対応する流通の在り方 (災害時・緊急時における安定供給) Copyright © SUZUKEN CO.,LTD.All Rights Reserved. 11 2.2017年3月期 業績予想 連結 業績予想 12 連 結 単位:百万円、% 2017年3月期 金額 売上高 売上比 2016年3月期 増加率 金額 売上比 2,105,000 100.00 ▲5.5 2,228,331 100.00 売上総利益 197,000 9.36 ▲2.7 202,463 9.09 販管費 177,100 8.41 1.7 174,219 7.82 営業利益 19,900 0.95 ▲29.5 28,244 1.27 経常利益 29,000 1.38 ▲36.6 45,727 2.05 親会社株主に帰属する 当期純利益 18,500 0.88 ▲36.1 28,960 1.30 ※ 2017年3月期は、営業外収益に計上していた従来の仕入割引を仕入割戻として売上原価の控除項目とする方法に変更 ※ 売上総利益は差引売上総利益を示しております。 発行済株式総数 予想EPS Copyright © SUZUKEN CO.,LTD.All Rights Reserved. 103,344,083株 179円 01銭 2.2017年3月期 業績予想 各セグメントの業績予想 13 医薬品卸売事業 単位:百万円、% 2017年3月期 金額 売上高 売上比 2016年3月期 増加率 金額 売上比 2,010,000 100.00 ▲5.6 2,128,458 100.00 売上総利益 134,100 6.67 ▲2.8 138,023 6.48 販管費 119,300 5.94 0.7 118,432 5.56 14,800 0.74 ▲24.5 19,590 0.92 営業利益 ※ 2017年3月期は、営業外収益に計上していた従来の仕入割引を仕入割戻として売上原価の控除項目とする方法に変更 ※ 売上総利益は差引売上総利益を示しております。 《取組み》 市場と同程度の売上高伸長 流通改善の実践(適正利益の確保) 顧客信頼度ナンバーワン戦略の定着 Copyright © SUZUKEN CO.,LTD.All Rights Reserved. 2.2017年3月期 業績予想 各セグメントの業績予想 14 医薬品製造事業 単位:百万円、% 2017年3月期 金額 売上比 2016年3月期 増加率 金額 売上比 売上高 66,000 100.00 0.4 65,744 100.00 売上総利益 26,800 40.61 ▲0.9 27,031 41.12 販管費 23,800 36.06 7.4 22,157 33.70 3,000 4.55 ▲38.4 4,873 7.41 営業利益 《取組み》 セイブル錠、スイニー錠の処方拡大 ウリアデック錠の新規処方獲得 高利益率製品の拡販 Copyright © SUZUKEN CO.,LTD.All Rights Reserved. 2.2017年3月期 業績予想 各セグメントの業績予想 15 パイプラインの状況 製品名 開発状況 備考 SK-1202 便秘症治療薬 第Ⅲ相試験 2015年8月に第Ⅲ相試験が終了 追加臨床試験準備中 SK-1211 気道過敏性検査薬 (メタコリン塩化物) 製造販売承認 SK-1401 腎性貧血治療薬 (バイオ後続品) 第Ⅰ相試験 2015年8月に第Ⅰ相試験が終了 第Ⅲ相試験準備中 SK-1403 二次性副甲状腺 機能亢進症治療薬 第Ⅰ/Ⅱ相試験 EAファーマ(株)から導入 第Ⅰ/Ⅱ相試験実施中 SK-1405 新規そう痒症治療薬 第Ⅰ相試験 第Ⅰ相試験実施中 SK-1501 2型糖尿病治療薬 (アナグリプチン/メトホルミン配合剤) 第Ⅲ相試験 第Ⅲ相試験を実施中 食後過血糖改善剤 「セイブル錠」 製造販売後 臨床試験 小児適応のための用量設定試験実施中 DPP-4阻害剤 「スイニー錠」 一部変更承認 「2型糖尿病」の効能・効果取得 2015年12月一部変更承認取得 POC試験 早期糖尿病性腎症の効能追加を 目標にPOC試験実施中 高尿酸血症・痛風治療剤 「ウリアデック錠」 Copyright © SUZUKEN CO.,LTD.All Rights Reserved. 2016年1月に製造販売承認取得 ※2016年5月に「プロボコリン吸入粉末溶解用100mg」 として新発売 2.2017年3月期 業績予想 各セグメントの業績予想 16 保険薬局事業 単位:百万円、% 2017年3月期 金額 売上高 売上比 2016年3月期 増加率 金額 売上比 100,000 100.00 ▲3.1 103,194 100.00 売上総利益 35,900 35.90 ▲2.7 36,892 35.75 販管費 33,700 33.70 1.2 33,288 32.26 2,200 2.20 ▲39.0 3,604 3.49 営業利益 《取組み》 M&Aや新規出店による事業拡大 技術料の獲得 業務効率化や在庫管理の強化 Copyright © SUZUKEN CO.,LTD.All Rights Reserved. 2.2017年3月期 業績予想 各セグメントの業績予想 17 医療関連サービス等事業 単位:百万円、% 2017年3月期 金額 売上高 売上比 2016年3月期 増加率 金額 売上比 41,000 100.00 6.8 38,406 100.00 売上総利益 3,200 7.80 7.3 2,981 7.76 販管費 3,200 7.80 4.0 3,077 8.01 0 0.00 - ▲96 ▲0.25 営業利益 《取組み》 メーカー支援サービス事業および 介護事業に注力 医療と健康に関わる領域での機能拡充 Copyright © SUZUKEN CO.,LTD.All Rights Reserved. 2.2017年3月期 業績予想 株主還元策 18 配 当 1株当たり配当金額 配当性向 中間期 期末 ※ 年間 2016年3月期 27 42 69 23.6% 2017年3月期(予定) 27 27 54 28.9% ※ 2016年3月期の期末配当については、記念配当金15円を含みます。 Copyright © SUZUKEN CO.,LTD.All Rights Reserved. 19 1. 2016年3月期 決算概況 2. 2017年3月期 業績予想 3. 中期成長戦略の具体化の状況 Copyright © SUZUKEN CO.,LTD.All Rights Reserved. 3. 中期成長戦略の具体化の状況 中期成長戦略「One Suzuken 2016」 Copyright © SUZUKEN CO.,LTD.All Rights Reserved. 20 3. 中期成長戦略の具体化の状況 顧客信頼度ナンバーワングループの実現 21 顧客信頼度ナンバーワン戦略 顧客信頼度ナンバーワン戦略の定着により、 「地域密着全国卸」の実現を目指す お得意さまへのアンケートを実施 お得意さまの評価を定量化・分析 【面談チェックシート】 支店: 課: 役職: 氏名: 記入例( 手書きで の運用を想定) 2013年8月(月初) 8月6日 項目 振り返り 最低認 知訪問 実績の確認 (月初:前月実績、月 最低認知訪問率 中:当月直近実績) 最低認知訪問ができていない先はどこか -そもそも訪問していない先 -訪問しているが会えていない先 そもそも訪問していないのはなぜか 失敗・成功要因の深 訪問しても会えないのはなぜか 堀り -訪問時間が悪いのか -訪問して話すネタがないのか 依頼関連KPI 実績の確認 -依頼受諾件数 依頼対応 (月初:前月実績、月 -対応件数 中:当月直近実績) -対応スピード 依頼の受け方(得意先/内容)に偏りはないか -「最近行き始めた先」からも受諾できているか 2013年●月(月初) ●月●日 2013年●月(月中) ●月●日 90%、54件/60件 そもそも訪問していない先は無し 訪問しているが会えていない先は●●の6軒 4件は、「会いやすい」時間帯が分からないため苦戦。時間を変えて 試しているが患者対応に追われていることが多い 2件は、他卸やメーカーもいる「会いやすい」時間帯に訪問しているが 会えない ●件/●件、●件/●件、●日/件 ここ1ヶ月で会話ができるようになった先5件からは、まだ依頼は貰え ていない 依頼受諾のための工夫は十分か。十分でないとしたらなぜか 失敗・成功要因の深 -「何かございますか」「いつでもお声がけください」といった声かけ 自分からすすんで依頼を貰う働きかけはしていない 堀り はできているか 依頼受諾時に期限・内容の期待値設定はできているか。できていな 期限は聞くようにしているが、5件に1件程度は設定し忘れることも いとしたら、なぜか 依頼に即時着手(遅くとも当日中に着手)しているか。翌日までには 進捗連絡を入れているか。いないとしたら、なぜか できている。他部署への連絡も当日中には必ず着手して翌日に得意 -「難しい」「手間がかかる」依頼への着手が遅れていないか 先に報告する -支店内・他部署・MRとの連携は十分か 当月の計画/今後の取組み 最低認知訪問達成に向け、当月の訪問計画を修正する必要がある 【訪問】 か。ある場合、どう修正するか ・4件・・・受付の人から都合の良い時間帯を聞き出して訪問する 【訪問】 ・●●・・・XXの資料をネタに話にいく 失敗要因を克服する/成功要因を活かすため、具体的にどのような 【依頼】 取組みを行うか ・期限を聞くことをまず徹底。忘れた場合は当日中に再度電話連絡 ・5件とはじっくりと関係性構築 上長の同行/単独訪問等のサポートが必要な得意先/タイミングは 【訪問】 あるか。いつ、どのように実施するか ・●●・・・8月3週目に課長と共に訪問して突破口を見つける 個々のお得意さまのニーズに対応したサービスを提供 Copyright © SUZUKEN CO.,LTD.All Rights Reserved. 3. 中期成長戦略の具体化の状況 日本に加えアジアにおけるOnly One ビジネスモデルの確立 22 医療流通プラットフォームの強化 メーカーから卸、お得意さままでの一気通貫 プラットフォームを活かし、「日本一のメディカル ロジスティクスパートナー」を目指す ◆ 新たな物流拠点の構築 西:六甲物流センター 日本初 メーカー・卸・ターミナル一体型 中部:名南物流センター 2016年4月稼働 強固なBCP機能を持つ卸DC 東:筑波物流センター メーカー 機能強化 メーカーDC&大規模ターミナル メーカーからお得意さままでの全国BCP体制の強化 お得意さまニーズを起点とした新たな流通サービスの提供 Copyright © SUZUKEN CO.,LTD.All Rights Reserved. さいごに Copyright © SUZUKEN CO.,LTD.All Rights Reserved. 23 24 将来見通しに関する注意事項 本資料には、作成時点における情報を基に予測した事業の将来見通し などが含まれております。 将来における変動要素やリスク要因などにより、異なる結果となる可能 性があることをご承知おきください。 Copyright © SUZUKEN CO.,LTD.All Rights Reserved. 25 Copyright © SUZUKEN CO.,LTD.All Rights Reserved.