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『エリクソンモビリティレポート』について
2012年12月6日 エリクソン・ジャパン エリクソンは市場動向を注視 › 多様な観点から市場動向を把握、分析 › 新たなトレンドに素早く対応 › ネットワーク進化の方向を主体的に予測 CONSUMER LAB SMARTPHONE LAB Commercial in confidence | © Ericsson AB 2012 | 2012-12-06 | Page 2 TRAFFIC LAB Ericsson Mobility Report › 目的 – お客様および市場への情報発信 – 経営判断および事業計画へのインプット › 時期と頻度 – 半期に1回発表 – 2011年開始: 今回は第3版 › 全世界の情報・データソースを基に 独自の分析を展開 – トラフィック計測結果に基づく独自の 分析:全世界で100の商用ネットワーク – 公表データ › 各国政府官公庁統計データ › 調査会社のレポート › アナリストレポート など www.ericsson.com/ericsson-mobility-report Commercial in confidence | © Ericsson AB 2012 | 2012-12-06 | Page 3 携帯電話加入状況 › 全世界の携帯電話加入数: 64億(Q3 2012) › 中国、インドを含むアジア・ 太平洋地域で約50% › 四半期純増数(Q3 2012): 1億7百万 › アジア・太平洋地域で純増 分の約65% – インド純減は未使用分の整理 のため * Q3 2012: 2012年7-9月期 Commercial in confidence | © Ericsson AB 2012 | 2012-12-06 | Page 4 (参考) 地域別世界人口分布 › 世界人口: 約70億人(推計;2011年時点) › アジアパシフィック地域: 約54% アジア太平洋 北米 西欧 中央・東欧、 中東、アフリカ 中南米 Commercial in confidence | © Ericsson AB 2012 | 2012-12-06 | Page 5 * 総務省統計局 http://www.stat.go.jp/data/sekai/02.htm * United Nations, Department of Economic and Social Affairs 各地域の携帯電話普及率 › 全世界の平均普及率: 91% › 2014年に全世界平均100%超の見込み Commercial in confidence | © Ericsson AB 2012 | 2012-12-06 | Page 6 固定および携帯電話加入予測 › 携帯電話加入全体: 2012年末に66億、 2018年に93億 › モバイルブロードバン ドは2018年に65億へ と急成長 Commercial in confidence | © Ericsson AB 2012 | 2012-12-06 | * Mobile broadband: CDMA2000 EV-DO, HSPA, LTE, Mobile WiMAX and TD-SCDMA; including mobile PCs, mobile routers and mobile phones including both smartphones and feature phones Page 7 各地域の携帯電話加入予測 › アジア・太平洋地域のシェアが最大 › 中東・アフリカも成長 › 北米の増加は1人複数台保有の増加が主要因 中南米 北米 アジア太平洋 中東&アフリカ 中央・東欧 西欧 Commercial in confidence | © Ericsson AB 2012 | 2012-12-06 | Page 8 LA-Latin America; NA-North America; APAC-Asia Pacific; MEA-Middle East and Africa; CEE-Central and Eastern Europe; WE-Western Europe 方式別携帯電話加入予測 › LTE加入数が急成長: 5,500万(2012年末)>16億(2018年) › WCDMA/HSPAは+6,500万(Q3 2012)>2018年にはシェア最大 › GSM/EDGEは2013年頃をピークに減少 Commercial in confidence | © Ericsson AB 2012 | 2012-12-06 | Page 9 各地域の方式割合予測 › 2018年に向けてLTEとWCDMA/HSPAの割合が増加 – 北米: LTE 60% – アジア・太平洋: LTE 20% › GSM/EDGEは2013年頃をピークに減少 2012年 北米 中南米 西欧 中央・ 中東・ アジア 東欧 アフリカ 太平洋 Commercial in confidence | © Ericsson AB 2012 | 2012-12-06 | Page 10 2018年 北米 中南米 西欧 中央・ 中東・ アジア 東欧 アフリカ 太平洋 方式別人口カバー率 › LTE人口カバー率は2017年に世界の50%、アジア・太平洋地域では60% › WCDMA/HSPAは2017年に約90% 世界の人口カバー率 Commercial in confidence | © Ericsson AB 2012 | 2012-12-06 | Page 11 アジア・太平洋地域人口カバー率 スマートフォンとモバイルPC 加入予測 › スマートフォンは 四半期(Q3 2012) 純増分の40% › スマートフォンは2018 年に33億加入:携帯 電話全体の35% › 北米および西欧では ほぼすべての端末が スマートフォンに › 中東、アフリカ、アジ ア・太平洋地域では 3分の1程度 Commercial in confidence | © Ericsson AB 2012 | 2012-12-06 | Page 12 世界のモバイルトラフィック実績 › 世界のモバイルデータ トラフィックは1年で2倍 (Q3 2011-Q3 2012) › 日本においてもデータ トラフィックは1年で2倍 以上の増加* › 音声トラフィックも新規 加入により増加 Commercial in confidence | © Ericsson AB 2012 | 2012-12-06 | Page 13 * 総務省データに基づく 各地域のトラフィック(2012年) › 北米ではスマートフォン普及率が高く、携帯端末のデータトラ フィックの割合が高い › アジア・太平洋地域の高い音声比率は主に中国・インドのGSM 北米 中南米 Commercial in confidence | © Ericsson AB 2012 | 2012-12-06 | Page 14 西欧 中央東欧 アジア・ 中東・アフリカ 太平洋 モバイルトラフィック予測 2010-2018 › モバイルデータトラフィックは2012年から2018年の間で12倍、 年平均成長率(CAGR) 50% Commercial in confidence | © Ericsson AB 2012 | 2012-12-06 | Page 15 各地域のトラフィック割合 2012-2018 › アジア・太平洋地域のシェアは2018年においても最大 – 加入数と共に加入あたりのトラフィック、特にデータ利用の増大を予測 2012 2018 5% 6% 20% 21% 34% 21% 21% Commercial in confidence | © Ericsson AB 2012 | 2012-12-06 | Page 16 37% 20% 16% アジア・ 太平洋 北米 西欧 中央東欧・ 中東・アフリカ 中南米 デバイスごとのデータ消費量 › スマートフォン、タブレットのデータトラフィックは激増 › 一方でPCのデータトラフィック量は多い 3 GB 11 GB (x 3.7) 0.65 GB 2.7 GB (x 4.2) 0.45 GB デバイス別トラフィック(月・加入者) 2018 1.9 GB (x 4.2) Commercial in confidence | © Ericsson AB 2012 | 2012-12-06 | Page 17 5.8 MB/month/subscription 2012 6.7 1.4 1.4 1 1 デバイスごとのアプリケーション 利用状況 › オンライン動画の比率は どのデバイスでも高い (25-40%) › スマートフォンではソフト ウェアダウンロードの比 率が高い › ソーシャルネットワーク サービスもスマートフォン で比率が最大 * 調査対象:アジア、ヨーロッパ、南北アメリカ地域のWCDMA/HSPAおよびLTEネットワーク Commercial in confidence | © Ericsson AB 2012 | 2012-12-06 | Page 18 動画視聴+モバイル: 新しい傾向 (1/2) › 新しいユーザー行動として、テレビ、動画サイトなどの映像を観 ながらインターネット、SNS、チャットなどを利用するユーザーが 増える傾向にあり テレビ・ビデオコンテンツを観ながら使う比率(最低1週間に1回) * 調査対象:中国、台湾、ドイツ、スペイン、スウェーデン、イギリス、米国 Commercial in confidence | © Ericsson AB 2012 | 2012-12-06 | Page 19 動画視聴+モバイル: 新しい傾向 (2/2) › テレビやビデオを観ながらSNS、チャットを使いコンテンツにつ いて会話:合計75% テレビ・ビデオコンテンツを観ながらSNSやチャットを使い コンテンツについて会話をする頻度 * 調査対象:中国、台湾、ドイツ、スペイン、スウェーデン、イギリス、米国 Commercial in confidence | © Ericsson AB 2012 | 2012-12-06 | Page 20 ゲームアプリケーションの影響 ゲーム種別データ量比較 › 無料アプリケーションは広告の 影響でデータ量が多い – 特にシングルプレイヤーゲーム 無料版のデータ量は有料版に 比べ最大170倍 – 無料版のネットワークアクセス回 数は有料版の30倍 › ユーザーにとっては通信料金 高額化の可能性あり › 通信事業者に対するデータ量 増加の影響は限定的だがアク セスリクエスト増加は影響あり Commercial in confidence | © Ericsson AB 2012 | 2012-12-06 | Page 21 Singler-playerゲーム・広告あり アクセスリクエスト回数 テザリング › iPhoneまたはアンドロイド スマートフォンのテザリング 機能によるモバイルPC利用 がもっとも一般的 › iPhoneおよびアンドロイドの スマートフォンユーザーの 1.5%がモバイルPC用に利用 › テザリングユーザーの全トラ フィックの50%以上がテザリ ングによるトラフィック ② ① ② ② * テザリング調査対象:アジア、ヨーロッパ、南北アメリカ地域のWCDMA/HSPAネットワーク Commercial in confidence | © Ericsson AB 2012 | 2012-12-06 | Page 22 テザリング:普及率 › テザリング普及率は現時点では限定的:アンドロイドのスマート フォンで平均3.5%程度 Commercial in confidence | © Ericsson AB 2012 | 2012-12-06 | Page 23 テザリング:組み合わせ › iPhoneおよびアンドロイドスマートフォンとモバイルPCの組み 合わせが最多 ② ① Commercial in confidence | © Ericsson AB 2012 | 2012-12-06 | Page 24 テザリング/非テザリング比較 › テザリングユーザーの使用 トラフィックは非ユーザーに 比べて最大20倍 › iPhoneはモデル数や機能の ばらつきが少なく差が小さい › アンドロイドは高機能から低 機能端末まで種類が多く差 が拡大 Commercial in confidence | © Ericsson AB 2012 | 2012-12-06 | Page 25 まとめ › › › › › › › › › 全世界の携帯電話加入数は66億(2012)から93億(2018)へ 中国とインドを含むアジア・パシフィック地域で50% LTEが急成長(16億;2018)、WCDMA/HSPAのシェアも拡大 スマートフォンは33億(2018)、携帯電話全体の35%へ モバイルデータトラフィックは直近1年で2倍に成長、 2012-2018の間では12倍、年平均成長率 50% テレビ、動画サイトなどの映像を観ながらインターネット、SNS、 チャットなどを利用するマルチタスクユーザーが増加 無料ゲームアプリケーションのデータ量は有料比で最大170倍 テザリング普及率は全世界で3.5%程度 テザリングユーザーの使用トラフィックは最大20倍 Commercial in confidence | © Ericsson AB 2012 | 2012-12-06 | Page 26 まとめ: LTE加入予測 › LTE加入数: 5,500万(2012) > 16億(2018) – 加入数は30倍(2012-2018)、全加入数の17%(2018) – 四半期(Q3 2012)純増数: +1,300万 – 日本は(2012/10末時点)約700万加入 › 北米やアジア・パシフィック地域における増加予測(2018) – 北米: 全加入の約60% – アジア・パシフィック: 全加入の約20% › 人口カバー率増加(2012>2018) – 全世界: 5% > 50% – アジア・パシフィック: 1.5% > 60% Commercial in confidence | © Ericsson AB 2012 | 2012-12-06 | Page 27