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2014年度(平成26年度)小学校図画工作科研究会 研究のまとめ

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2014年度(平成26年度)小学校図画工作科研究会 研究のまとめ
【別記様式第5号】
2014年度(平成26年度) 小
1
学校図画工作科研究会
研究のまとめ
活動の経過
月日
事
業
名
5.28
授 業 研 究
6.4
総会
内
容
4年生「バラを描こう」
授 業 研 究
蔵王小学校
役員承認・会員確認
本年度事業・活動計画
6.19
備考(会場等)
蔵王小学校
予算・会計
4年生「お気に入りの場所
蔵王小学校
~場所の見方をかえて~」
6.26
授 業 研 究
6年「表現にこめた思い
蔵王小学校
~絵から伝わること~」
6.30
鑑賞
「ばらを描こう」 ・作品の見方研修,作品審査
水呑小学校
作 品 審 査
7.2
授 業 研 究
2年生「見つけたよ
いいかんじ
蔵王小学校
~スイミーの海」表現
7.24
「ばらを描こう」 展示期間7/24(水)~8/ 4(月)
作 品 展
7.31
実践発表
7.30
一斉活動日
8.21
実技研修
市役所
1 階ロビー
教育フォーラム
リーデンローズ
「 板を彫る 」(彫りの指導方法)
ふくやま美術館
『 絵画指導のありかた 』
ふくやま美術館
(下描き・着色の指導方法)
10.10
授 業 研 究
12. 4
事務局会
公開研究会
蔵王小学校
第 37 回ふくやま幼児児童生徒
蔵王小学校
作品展にむけて
1.13
担当者会
第 37 回ふくやま幼児児童生徒
蔵王小学校
作品展にむけて
1.26
作 品 展
第 37 回ふくやま幼児児童生徒作品展
ふくやま美術館
展示期間 1/27(火)~ 2/1(日)
2.1
講演
講演「新しい図画工作科教科書の
実技研修
作品撤去
3.10
事 務 局 会
活用の仕方」
実技研修「ステンドグラスで小物づくり」
・活動のまとめ
・来年度にむけて
2
活動の内容
(1) 研究テーマ
①
ふくやま美術館
つくり出す喜びを味わう造形活動を求めて
蔵王小学校
(2) 活動の重点
①
校内授業研究会と連携し研究を深め,指導法の工夫改善を図る。
ア
習得
活用
イ
表現力
探究する力
鑑賞力の育成
②
実技研修や研究実践者の講演,作品鑑賞を持ち,授業力の向上を図る。
③
児童の作品展を開催し,児童の表現力・鑑賞力を育成すると共に,児童表現の
理解を授業づくりに生かす。
(3) 活動の概要
①
授業研究
ア
4年「バラを描こう」 A表現(2)
日
時
5月 28 日(水)10:45~11:30
場
所
蔵王小学校
内
容
(4年授業)
4 年 1 組教室
バラの花のやさしさを色で表すという活動
で,研究協議では,ねらいに迫るために途中
鑑賞の際の評価や児童がイメージしやすい言
葉を使うこと,作品のイメージをできるだけ
多く持って指導に当たること,などについて
討議することができた。
イ
4年「「お気に入りの場所」~場所の見方をかえて~B鑑賞(1)
日
時
6月 19 日(木)13:50~16:30
場
所
蔵王小学校
内
容 ・身近なものをその場所においたことでの面白さを感じとって表現し,
4 年 2 組教室
言語活動を通して見方の交流ができた。
・研究協議では,形や色,イメージなどの共通事項を意識した発問や
切り返しなどについて討議することができた。
ウ
6年「表現にこめた思い」~絵から伝わること~
日
時
6月 26 日(木)13:50~16:30
場
所
蔵王小学校
内
容
B鑑賞(1)
6 年 1 組教室
・2つの作品を「かいてあるもの」
「使ってある色」
「塗り方」
「題名か
ら」などの視点で鑑賞し,作者の思いや自分や友だちとの感じ方の
違いを伝え合うものであった。
エ
2年「見つけたよ
いいかんじ~スイミーの海~」
A表現(2)
日
時
7月3日(水)13:50~16:30
場
所
蔵王小学校
内
容
2 年 2 組教室
・いろいろな材料を集め,材料に十分かかわって色
や質感をとらえ,自分のイメージしたスイミーの
海を表現しようというものであった。
(2年公開授業)
オ
蔵王小学校公開授業研究会
日
時
10 月 10 日(木)13:50~16:30
場
所
蔵王小学校
内
容
「豊かに表現する力を育てる~考えを筋道立
各教室・家庭科室・体育館
てて構成し,表現する力を求めて~」を研究
(4年公開授業)
主題に公開研究会が行われた。
分科会では,途中鑑賞の効果や児童が画紙
や技法を選ぶことによる能動的に表現など,
子どもたちの多様な表現活動・表現方法など
を生み出し,豊かに表現する力を育てるとい
うことについて研修できた。
(6年公開授業)
②
ア
実技研修・講話
実技研修
(一斉活動日)
日
時
7 月 30 日(火)9:00~12:00
場
所
ふくやま美術館 (講義室)
講
師
児玉
内
容
「 板 を 彫 る 」( 彫 り の 指 導 方 法 )
輝彦先生(元大阪芸術大学
准教授)
・木彫の彫りの行程を実際に行いながら,それぞ
れの行程での指導のポイントと作品の見方につ
(一斉活動日
いて研修した。
イ
実技研修
(夏季実技研修)
日
時
8 月 21 日(木)13:30~16:30
場
講
内
所
師
容
実技研修会)
ふくやま美術館(講義室)
門田 真理子先生 (NPO 法人ふくやま子ども造形教育研究所代表)
『 絵画指導のありかた 』(下描き・着色の指導方法)
・絵画指導の基礎・基本となる道具の使い方や多様な発想の活かし方
などについて実際に作品を制作しながら学び,絵画指導の専門性を
高めた。
ウ
講話
(図画工作・美術研修会)
日
時
2 月 1 日(日)13:00~14:30
場
所
ふくやま美術館(講義室)
講
師
山田
内
容
「新しい図画工作科教科書の活用の仕方」
芳明先生(鳴門教育大学
准教授)
・来年度からの教科書を手に取りながら,改善点や
(講話風景)
授業への活かし方を学ぶことができた。
エ
実技研修
(図画工作・美術研修会)
日
時
2 月 1 日(日)14:35~16:15
場
所
ふくやま美術館(講義室)
講
師
小島
譲
先生(元中学校
教諭)
(図画工作・美術研修会 )
内
容
「ステンドグラスで小物づくり」
・銅のテープ巻きやガラスを切る体験をした。
配色や形など切り絵作品等に活用できるものであった。
③
作品展・作品審査・作品評価研修
ア
「ばらを描こう」作品審査・作品展
日
時
6月 30 日(木)
場
所
水呑小学校
作品審査
幼稚園7園,小学校 32 校,
中学校3校参加 ,6363 点応募
入賞者
特別賞 8 点
特選 95 点
作品展示
7 月 24 日(水)~8月 4 日(月)
福山市役所1階ロビー
イ
入選 908 点選出
(ばらを描こう作品展)
…)展)
103 点展示
「第 37 回ふくやま幼児児童生徒作品展」
日
時
1 月 27 日(火)~2 月 1 日(日)
場
所
ふくやま美術館 1階ギャラリー・ホール
作品審査
・福山市立全幼稚園,小・中学校より各学年1
点ずつ出品。593 点を展示。優秀賞を各学年
4点選出。出品者全員に奨励賞を配布。 (作品展風景)
3
成果と課題
(1) 成果
①
授業研究会を通して題材設定・指導と評価の工夫改善について研修が深まった。
②
各種作品展の審査会・展示会などを通して,児童作品の見方を深め,指導力向
上につながった。また,他校の作品に接し,これまでの指導のあり方をふり返る
よい機会となった。
③
一斉活動日及び夏季研修会で行った実技研修は,若手の会員の増加もあり,絵
画指導の基本となる水彩絵の具の使い方や短時間で児童のさまざまな発想を促す
題材の紹介など,2 学期からの実践に活かせるものであった。
④
「ふくやま幼児児童生徒作品展」では,開催期間中に 1749 人の市民が訪れ,
好評を得た。肯定的な感想を多数頂いた。
(2) 課題
授業研究会への会員の参加が限られており,参加しやすい態勢づくりや,会員一人一
人の意識向上と計画的な参加が望まれる。
4
(1)
来年度に向けて
会員相互が授業研究・理論研修を大切にし,進んで研究会や各作品展などに参加する
ことで研鑽を深めていく。
(2) 「ふくやま幼児児童生徒作品展」への出品については, 計画的に準備をしていただく
ように,年度当初より連絡の徹底を図り,スムーズな運営に努める。
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