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液状化の可能性 - ジャパンホームシールド
2012.02.29 #0000000000 地 震 時 の 揺 れ や すさ| 近 隣 の 活 断 層 | 液 状 化 の 可 能 性 | 洪 水 の 可 能 性 | 土 砂 災 害 の 可 能 性 | 土 地 の 履 歴 LOCATION | 神奈川県平塚市桜ヶ丘 2 丁目 付近 ※このレポートはサンプルです。 実際の「土地情報レポート」と、一部表現が異なる場合があります。 LAND INFORMATION REPORT 土地情報レポートの利用条件 LAND INFORMATION REPORT はじめに 土地情報レポートは、安全で安心できる「住まい」に必要な情報を取りまとめたものです。日本は 地震・洪水・土砂災害など毎年様々な自然災害に見舞われます。自然災害から「暮らし」を守るため にも、その土地の“特性”を知ることはとても大切な事です。土地情報レポートにより、直接目では見る ことのできない土地の特性を把握して、 「安全」 ・ 「安心」 できる住生活にお役立てください。 1 レポートの定義 土地情報レポート (以下「本商品」という)は、検討に使用した資料の精度上、土地に関する情報を概略的に述べた概要なるものです。また、 本商品は、対象とした土地(以下「対象土地」という)に関する情報をすべてにわたって網羅することを意図していないため、本商品に記述 されていない項目もあります。したがって、本商品の購入者および本商品の内容を知った者(以下「本商品の購入者等」 という) は、 自己の責任 において最終的な判断を行うものとします。 2 基礎資料について (1) 対象土地に関する情報は、現地調査によるものではなく、公的機関等より入手可能であった地形図、資料および地盤データ (以下「基礎 資料」 という) から、 目視により読み取れる情報により構成されたものです。なお、 応用地質株式会社およびジャパンホームシールド株式会社 (以下「提供会社」 という)の有する地盤データがある場合は、 基礎資料を補完および検証するかたちで使用しています。 (2) 基礎資料には、ある範囲をメッシュ状に表現したものもあり、対象土地の位置によっては、本商品をもって対象土地の状況を評価し切れ ない可能性があります。 (3) 基礎資料は、本商品作成時に入手可能な最新のものを使用していますが、その後の対象土地の造成等により、現況が基礎資料と一致 しない場合には、対象土地に対して本商品の評価を適用できない可能性があります。 3 著作権について 本商品の著作権は、提供会社に帰属しますので、 提供会社の書面による許諾のない限り、 本商品の全部・一部を問わず、 複写、 転載、 翻案、 翻訳、 改編および電子媒体への電子情報としての入力などによる利用を禁じます。 4 引用・転載資料について (1) 本商品には、公的機関等の出所を明示して引用または転載した地図 (メッシュマップ・数値地図など) 、 説明資料および地盤データなど (以下 「引用・転載資料」 という) があります。 (2) 本商品の形式が書面であるか電子媒体であるかを問わず、当該引用・転載資料に関しては公的機関等が著作権を有するもので、本商品に 使用するまでの許諾しか得ていません。 5 免責について 本商品の購入者等は、本商品をもってする提供会社の役割が、対象土地の概要について、基礎資料に基づき得られた評価をもって助言するに 過ぎないことを理解の上、本商品の評価に起因して、本商品の購入者等に、現に発生しまたは発生しうる損害を賠償する責任その他一切の 法的責任から、提供会社(それらの関係会社を含みます。) が免責されることに同意するものとします。 6 準拠法および管轄裁判所について 本商品の購入者等は、本商品中に記述された内容の解釈については日本法に準拠することに同意し、本商品に関する一切の紛争については 東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とすることに同意するものとします。 以 上 Copyright © Japan Home Shield Corporation & OYO Corporation. All rights reserved. LAND INFORMATION REPORT 総評 01 地震時の揺れやすさ 1 2 3 4 5 6 7 揺れにくい 揺れやすい 地震時の揺れやすさは 地盤です。 やや揺れやすい 揺れやすさは、その土地の地層より判定します。 02 近隣の活断層 03 液状化の可能性 近隣の活断層を確認します。 1 2 3 4 低い 高い 液状化の可能性が 地盤です。 高い 液状化の危険度は、その土地の地形の特性から判定します。 04 洪水の可能性 1 2 3 低い 4 高い 高い 洪水の可能性は、 です。 洪水の可能性は、過去の洪水履歴および土地の地形から判定します。 05 土砂災害の可能性 土砂災害危険箇所の指定地を確認します。 急傾斜地崩壊危険箇所・ ・・・ 有 ・ 無 土石流危険渓流・・・・・・・・・・ 有 ・ 無 地すべり危険箇所・ ・・・・・・・ 有 ・ 無 06 土地の履歴 土地の履歴を文献から確認します。 旧航空写真 古地図 Copyright © Japan Home Shield Corporation & OYO Corporation. All rights reserved. 01 ■ LAND INFORMATION REPORT 地震時の揺れやすさ その土地の地層から、揺れやすさを判定します。 出典:内閣府 表層地盤のゆれやすさ全国マップ 1 2 3 4 5 6 7 揺れにくい 揺れやすい 地盤です。 地震時の揺れやすさは やや揺れやすい 揺れやすさとは、 地下の震源において同じ強さの地震動が発生した場合、 軟らかい地盤と硬い 地盤とでは、 感じる揺れの大きさが異なることを示しています。 地盤の硬さによって、 震度にして1~2 ランク程度、 違いが出ることがあります。 point 揺れは、震源地に近いほど大きくなるだけでなく、地盤が軟らかいほど 大きくなります。 硬い地盤 (揺れが増幅しにくい) 1 LAND INFORMATION REPORT 軟らかい地盤 (揺れが増幅しやすい) Copyright © Japan Home Shield Corporation & OYO Corporation. All rights reserved. 01 ■ LAND INFORMATION REPORT 地震時の揺れやすさ 地震に見舞われる確率は? 出典:防災科学技術研究所 地震予測地図データ 0 0.1 3 6 26 低い 100(%) 高い 30年間に震度6弱以上の地震に見舞われる確率は 26 %です。 〜 100 ■ 確率論的地震動 point 26 〜 100% 100 年に 1 度以上の確立 6 〜 26% 500 年に 1 度の確率 3 〜 6% 1000 年に 1 度の確率 0 〜 3% それ以下の確率 揺れやすい地盤(評価5~7)となっている場合や地震に見舞われる確率が高い場合 には、地震の揺れに対する建物の耐震性能について十分に検討されることをお薦め します。 2 LAND INFORMATION REPORT Copyright © Japan Home Shield Corporation & OYO Corporation. All rights reserved. 02 ■ LAND INFORMATION REPORT 近隣の活断層 活断層の位置を確認します。 出典:防災科学技術研究所 地震動予測地図および地震調査研究推進本部資料を修正 凡例 活断層 当該地から最も近い活断層までは、約 km です。 5.4 point 3 1) 約200万年前より新しい時代に動いた形跡のある断層を活断層と呼んでいます。 2) 「活断層」は、数百年~数万年の周期で活動します。 LAND INFORMATION REPORT Copyright © Japan Home Shield Corporation & OYO Corporation. All rights reserved. 03 ■ LAND INFORMATION REPORT 液状化の可能性 液状化の可能性は、その土地の地形の特性から判定します。 出典:防災科学技術研究所 地震ハザードステーション 地形・地盤分類250mメッシュマップ 凡例 低い やや低い やや高い ■ 台地 ■ 丘陵 ■ 山地 ■ ■ ■ ■ ■ 自然堤防 ■ 後背湿地 ■ 砂州 1 扇状地 扇状地型谷底平野 砂礫州 砂丘 2 高い ■ 三角州 ■ デルタ型谷底平野 ■ 干拓地 ■ 緩扇状地 3 ■ 埋立地 ■ 旧河道 ■ 砂丘間低地 4 低い 高い 旧 河 です。 道 対象の土地の地形は 旧河道とは、 低地の一部であり、昔、川の流路であった土地です。 地盤は、 軟らかく、 地震に弱い土地であることがあります。 液状化の可能性が 地盤です。 高い 4 LAND INFORMATION REPORT Copyright © Japan Home Shield Corporation & OYO Corporation. All rights reserved. 03 point LAND INFORMATION REPORT 液状化の可能性 液状化の詳細な判定をするためには現地での調査が必要となります。調査方法に ついてはボーリングを利用した調査が一般的ですが、調査の内容によって費用が 異なります。 地盤の液状化とは 地下水をふくんだ砂質の地盤が、強い地震動によって液体のように流動化することを「液状化」 といいます。液状化が起こると、地盤沈下によって、地下の埋設物が損壊したり、建物が傾斜 したりします。 砂の粒 地震前 水や空気 砂の粒がお互いにかみ合っていて その間に水がある状態 (安定している) 地震発生時 強い揺れで 砂の粒のすき間が変形 液状化時 砂の粒同士が離れて 水に浮いた状態 地震後 バラバラになった 砂の粒が沈んで 地表に水が噴き出す 5 LAND INFORMATION REPORT Copyright © Japan Home Shield Corporation & OYO Corporation. All rights reserved. 04 ■ LAND INFORMATION REPORT 洪水の可能性 洪 水の可能性は、過去の洪水履歴および土地の地形から判定しています。 過去の洪水履歴 凡例 1 2 3 ■ 浸水履歴あり 4 低い 高い 洪水の可能性は、 です。 高い あります 過去に洪水の履歴が 。 旧河道 対象の土地の地形は あ ああ です。 (p4の地図参照) ■ 地形区分から見た洪水の可能性 Point 6 非常に低い 低い 台地 丘陵 山地 扇状地 緩扇状地 自然堤防 やや高い 砂丘 砂州 砂礫州 扇状地型谷底平野 デルタ型谷底平野 後背湿地 三角州 旧河道 砂丘間低地 埋立地 干拓地 洪水の可能性がある場合には、 建物の基礎の高さを高くするといった、 浸水のリスク を回避する方法があります。 LAND INFORMATION REPORT Copyright © Japan Home Shield Corporation & OYO Corporation. All rights reserved. 04 ■ LAND INFORMATION REPORT 洪水の可能性 土 地の高さ 地形断面図などより当該地の地形を確認します。 北 西 東 出典:国土地理院数値地図 25000 (地図画像) 南 地形断面図 西 東 北 南 当該地の標高は、約 m です。 6.0 7 LAND INFORMATION REPORT Copyright © Japan Home Shield Corporation & OYO Corporation. All rights reserved. 05 ■ LAND INFORMATION REPORT 土砂災害の可能性 土 砂災害危険箇所の指定地を確認します。 出典:国土交通省国土政策局 国土数値情報の土砂災害危険箇所 凡例 ■ 急傾斜地崩壊危険箇所 ■ 土石流危険渓流 ■ 地すべり危険箇所 急傾斜地崩壊危険箇所 ・・・・・ 有 ・ 無 土石流危険渓流 ・・・・・・・・・・・・・ 有 ・ 無 地すべり危険箇所 ・・・・・・・・・・ point 有 ・ 無 地図上では急傾斜地崩壊危険箇所・土石流危険渓流・地すべり危険箇所を示してい ます。危険箇所等が近くにある場合には土砂災害警戒区域や土砂災害特別警戒区域 に指定されている可能性があります。区域の指定についての詳細は各自治体にお問 い合わせください。 8 LAND INFORMATION REPORT Copyright © Japan Home Shield Corporation & OYO Corporation. All rights reserved. 05 point LAND INFORMATION REPORT 土砂災害の可能性 当該地の近隣に土砂災害警戒区域はありませんか? 土砂災害警戒区域・特別警戒区域とは 土砂災害警戒区域(下図で ■ の部分) 急傾斜地の崩壊等が発生した場合に、住民等の生命または身体に危害が生じるおそれがあると 認められる区域。 土砂災害特別警戒区域(下図で ■ の部分) 急傾斜地の崩壊等が発生した場合に、建築物に損壊が生じ住民等の生命または身体に著しい危 害が生じるおそれがあると認められる区域。 警戒区域 急傾斜地 急傾斜地の高さ :h 傾斜度が 30°以上である 土地が崩壊する自然現象 急傾斜地の上端 特別警戒区域 急傾斜地の崩壊 10m 警戒区域 傾斜度30° 以上 急傾斜地の下端 2h以内(ただし50mを超える場合は50m) 土石流 山腹が崩壊して生じた土 石等または渓流の土石等 が一体となって流下する 自然現象 土石流 特別警戒区域 土石流のおそれのある渓流 土地の勾配 2° 警戒区域 地すべり 地すべり区域 特別警戒区域 警戒区域 土地の一部が地下水等に 起因してすべる自然現象 またはこれに伴って移動 する自然現象 地すべりの長さ :L 警戒区域 L以内(ただし250mを超える場合は250m) 参考:国土交通省 土砂災害防止の概要 9 LAND INFORMATION REPORT Copyright © Japan Home Shield Corporation & OYO Corporation. All rights reserved. 06 ■ 土地の履歴(旧航空写真) 過去の土地利用状況を昔の航空写真で確認します。 LAND INFORMATION REPORT 昭和 50 年頃 出典:国土交通省 国土画像情報 (オルソ化空中写真) ※旧航空写真は、 撮影時の日照やその他条件により、 色や明るさが異なることがあります。 point 1) 当該地が水田・池・河川等を造成した土地であれば軟弱地盤・液状化の可能性が あります。 2)宅地以外の工場等の施設が確認できる場合には土壌汚染の可能性があります。 10 LAND INFORMATION REPORT Copyright © Japan Home Shield Corporation & OYO Corporation. All rights reserved. 06 土地の履歴(古地図) 過去の土地利用状況を古地図で確認します。 明治 昭和初期 ▲ ■ LAND INFORMATION REPORT 出典:国土地理院 旧版地図50,000 凡例 神社 避病院及隔離病舎 寺 警察署 教会 税務監督局及税務署 内国公署 刑務所 外国公署 郵便電信(電話) を兼ル局 道庁府県庁 郵便局 支庁・島庁 製造所 市役所 発電所 町村役場 墓地 学校 煙突 果園 荒地 茶畑 棕櫚科樹林 桑畑 竹林 沼田 鍼葉樹林 水田 濶葉樹林 乾田 草地 病院 11 LAND INFORMATION REPORT Copyright © Japan Home Shield Corporation & OYO Corporation. All rights reserved. LAND INFORMATION REPORT おわりに この度は土地情報レポートをご利用いただきありがとうございます。本レポートは公開されている データを基にジャパンホームシールド株式会社および応用地質株式会社が独自に編集したものです。 住まいに対するお悩みの中には土地情報レポートだけでは解決できないものも多くあることと思い ます。 地盤に携わる企業として、そんなお悩みに少しでも役立てる様に相談窓口を設けておりますので、 ご質問・ご相談は下記メールアドレスまでお願いいたします。 E-mail:[email protected] memo データ提供:ジャパンホームシールド株式会社& 応用地質株式会社 Copyright © Japan Home Shield Corporation & OYO Corporation. All rights reserved.