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LV5807MX

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LV5807MX
注文コード No.N A 1 4 9 5 A
半導体データシート NA1495 をさしかえてください。
Bi-CMOS 集積回路
ステップダウン
スイッチングレギュレータ
LV5807MX
概要
LV5807MXは1chステップダウン・スイッチングレギュレータである。上側に0.12Ω FETを内蔵し、大
きな出力電流に対し、高効率動作を実現した。低熱抵抗で小型パッケージのMFP8(200mil)を採用。
電流モード制御方式なので、負荷電流応答性がよく、位相補償が簡単である。ON/OFF端子によって、
消費電流40μA以下のスタンバイモードにすることができる。パルスバイパルス過電流保護と過熱保
護機能によって、負荷デバイスは保護される。ソフトスタート端子に容量を付加することでソフト
スタートができる。
機能
・3A,1chステップダウン・スイッチングレギュレータ
・広い入力ダイナミックレンジ(8V~18V)
・高効率:90% (IOUT=1A,VIN=12V,VO=5V)
・スタンバイモード
・過電流保護
・サーマルシャットダウン
・基準電圧:0.79V
・固定周波数:385kHz
・ソフトスタート
・小型パッケージ:MFP8(200mil)
Exposes Pad付き
絶対最大定格/Ta=25℃
項目
記号
最大入力VIN電圧
VIN max
条件
20
V
BOOT端子最大電圧
VBT max
25
V
SW端子最大電圧
VSW max
VIN max
V
BOOT-SW端子間最大電圧
VBS-SW max
7
V
EN端子最大電圧
VEN max
20
V
FB,COMP,SS端子最大電圧
Vfs max
7
V
許容消費電力
Pd max
2.05
W
ジャンクション温度
Tj max
150
℃
動作温度範囲
Topr
-20~+80
℃
保存温度範囲
Tstg
-40~+150
℃
基板付き※
定格値
unit
※指定基板:46.4mm×31.8mm×1.7mm,ガラスエポキシ両面基板
注:最大電圧は一瞬たりとも超えることのないよう、コイル電圧などのサージ電圧を入れて考慮すること。
本書記載の製品は、一般的な電子機器(家電製品、AV機器、通信機器、事務機器、産業用機器など)に使用
されることを「標準用途」として意図しております。
極めて高度の信頼性を要され、その製品の故障や誤動作により直接人命を脅かしたり、人体に危害を及ぼす
恐れのある「特定用途」(生命維持を目的として設計された医療機器、航空宇宙機器、原子力制御機器、燃
焼機器、輸送機器、交通信号機器、各種安全装置など)に本書記載の製品を使用することは意図もされてい
ませんし、また、保証もされていません。
ご使用を検討されるお客様および弊社が意図した標準用途以外にご使用をお考えのお客様は、事前に弊社営
業窓口までご相談願います。ご相談なく使用することは、お客様の責任でなされることになります。
本書記載の製品は、定められた条件下において、記載部品単体の性能・特性・機能などを規定するものであ
り、お客様の製品(機器)での性能・特性・機能などを保証するものではありません。部品単体の評価では
予測できない症状・事態を確認するためにも、お客様の製品で必要とされる評価・試験を必ず行って下さい。
61709 SY 一部変 / 61009 MS 20090602-S00001 No.A1495-1/5
LV5807MX
推奨動作条件/Ta=25℃
項目
記号
条件
定格値
unit
VIN端子電圧
VIN
8~18
V
BOOT端子電圧
VBT
-0.3~23
V
SW端子電圧
VSW
-0.4~VIN
V
BOOT端子-SW端子電圧
VBS-SW
6.5
V
EN端子電圧
VEN
18
V
FB,COMP,SS端子電圧
VFSO
6
V
電気的特性/Ta=25℃,VIN=12V,特に指定のない限り。
項目
記号
条件
スタンバイ時IC消費電流
ICC1
EN=0V
動作時IC消費電流
ICC2
EN=5V,FB=1V
効率
Effcy
VIN=12V,IOUT=1A,VO=5V
min
typ
max
unit
40
μA
3
mA
90
%
設計目標 ※1
基準電圧
Vref
VIN=8V~18V(±2%)
0.7742
0.79
0.8058
V
FB端子バイアス電流
Iref
FB=0.79V印加
10
100
nA
ハイサイド・オン抵抗
RonH
BOOT=5V,IOUT=1A
ローサイド・オン抵抗
RonL
発振周波数
fOSC
310
385
460
kHz
短絡保護時発振周波数
fOSCS
29
38
47
kHz
ENハイ・スレッショルド電圧
Venh
1.05
1.57
2.1
V
ENロー・スレッショルド電圧
Venl
0.8
1.23
1.65
V
最大オンDUTY
D max
電流リミット ピーク値
Icl1
サーマルシャットダウン温度
Ttsd
サーマルシャットダウン温度ヒステリシス
ソフトスタート電流
0.12
Ω
5
Ω
80
%
5
A
設計保証 ※2
160
℃
Dtsd
設計保証 ※2
40
℃
ISS
SS=0V
SW端子出力電流
3.8
VIN=12V,VOUT=5V,L=10μH
6
10
14
μA
※1 設計目標:参考値であり、IC単体での測定は行わない。
※2 設計保証:設計により保証された値であり、IC単体での測定は行わない。
No.A1495-2/5
LV5807MX
外形図
unit:mm (typ)
3372
Pd max -- Ta
2.5
TOP VIEW
SIDE VIEW
BOTTOM VIEW
5.0
2.05
2.0
(3.4)
8
(2.6)
6.0
1.15
0.43
4.4
1.5
1
1.0
2
0.35
(0.65)
0.15
1.27
0
-20
0.05
(1.5)
SIDE VIEW
1.7 MAX
0.5
0
20
40
60
80
100
SANYO : MFP8(200mil)
ピン配置図
BOOT 1
8 SS
VIN 2
7 EN
SW 3
6 COMP
GND 4
5 FB
Top view
ブロック図および応用回路例 (3.3V出力)
BOOT (SW + Vreg.)
BOOT
C2=10 F/25V×2
VIN=12V
+
Current Sense
Amp.
Rb=15
C1=
0.1 F
Pre-Drive
UVLO
1:N
R10=4.7k
FB
R3=10k
+
Error
Amp.
+
Pre-Drive
PWM
comparator
C3=
5600pF
Current
Limit
Comparator
VOUT=3.3V
L1=10 H
GND
COMP
C4=OPEN
R2=1.0k
D1=SBM30-03
OSC
385kHz
R1=27k
SW
BOOT
Short
protect
circuit
C5=10 F/16V×3
SW
COMP
SS
Internal Stable
supply
Short
protect
circuit
VIN
C6=0.015 F
EN
H : ON
Vref
0.8V
TSD
Internal
Regulator
Internal Regulator
(5V)
L or open : OFF
2
L1 = CDRH105RNP-100NC (sumida)
No.A1495-3/5
LV5807MX
端子機能
端子
番号
1
端子名
BOOT
機能
等価回路
上側MOSトランジスタ・ブートストラップ容量接続端子。
VIN
SW端子間に0.1μF程度のブート容量を接続。SW
端子の絶対最大定格を守るため、安定動作
Short protection
のため、ノイズ除去のために、ブート容量直列
BOOT
抵抗(15Ω程度)Rbが有効である。
2
VIN
入力電圧端子。
Hi side MOS
0.12Ω
GND間に十分大きな容量(10μF 2パラ以上)を
接続。
3
SW
SW
パワースイッチ端子。
Low side MOS
5Ω
出力LCフィルタを接続。BOOT端子間に上述容量
GND
を接続。
4
GND
グランド端子。
5
FB
フィードバック端子。出力電圧VOUT-FB-GND
間の分割抵抗により出力電圧を設定する。
VOUT設定は次式に従う。
(R1+R10)
}
R3
VOUT=Vref×{1+
Vref=0.79V
例:3.3V出力電圧
(ブロック図および応用回路例参照)
(27k+4.7k)
VOUT=0.79V×{1+
}
10k
VIN
=3.294V
8
SS
10μA
ソフトスタート端子。
内蔵10μAソース電圧と外部ソフトスタート
容量にてソフトスタート時間を設定。
FB
SS
ソフトスタート容量C6の設定は
Tss
C6=10μA×
Vref
VREF
0.79V
ただし、Tss:ソフトスタート時間、Vref:
基準電圧。
例:1.2msecのソフトスタート時間を実現
1.2ms
C6=10μA×
=0.015μF
0.79V
となる。
6
COMP
位相補償端子。
DC/DCコンバータ・クローズループの位相補償外付け
VIN
容量、抵抗を接続。
COMP
Short
protection
次ページへ続く。
No.A1495-4/5
LV5807MX
前ページからの続き。
端子
番号
7
端子名
EN
機能
イネーブル端子。
Hi電圧でコンバータ動作。
等価回路
VIN
Low電圧または、オープンでコンバータ
動作停止。
5μA
1kΩ
EN
2pF
Q117
設計上の留意点
ノイズ除去用にショットキーダイオードに直列ビーズを入れるとSW端子に絶対最大定格を外れる負
電圧が発生し、正常動作しない場合があるので、上記ビーズは挿入せず、その代わりにBOOT抵抗Rb
にてノイズ除去を行うこと。
本書記載の規格値(最大定格、動作条件範囲等)を瞬時たりとも越えて使用し、その結果発生した機器の欠
陥について、弊社は責任を負いません。
弊社は、高品質・高信頼性の製品を供給することに努めておりますが、一般的に半導体製品はある確率で誤
動作や故障が生じてしまいます。この誤動作や故障が原因となり、人命にかかわる事故、発煙・発火事故、
他の物品に損害を与えてしまう事故などを引き起こす可能性があります。
機器設計時には、このような事故を起こさないような、保護回路・誤動作防止回路等の安全設計、冗長設計・
機構設計等の安全対策を行って下さい。
本書記載の製品が、外国為替及び外国貿易法に定める規制貨物に該当する場合、輸出する際に同法に基づく
輸出許可を要する場合があります。
弊社の文書による承諾なしに、本書の一部または全部を、転載または複製することを禁止します。
本書に記載された内容は、製品改善および技術改良等により将来予告なしに変更することがあります。した
がって、ご使用の際には、「納入仕様書」でご確認下さい。
本書記載の情報(掲載回路および回路定数を含む)は一例を示すもので、量産セットとしての設計を保証す
るものではありません。
本書に記載された技術情報の使用もしくは本書に記載された製品の使用にあたって、弊社もしくは第三者の
知的財産権その他の権利の実施に対する保証または実施権の許諾を行なうものではありません。上記技術情
報及び製品の使用に起因する第三者所有の権利にかかわる問題が発生した場合に、弊社はその責任を負うも
のではありません。
PS No.A1495-5/5
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