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平成20年第4回全体会議録

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平成20年第4回全体会議録
第 4回 南 さ つ ま 市 議 会 定 例 会 会 議 録 ( 第 1日 目 )
1.開
会
日
時
平 成 20年 9月 3日 ( 水 ) 午 前 10時
1.議
事
日
程
( 第 1号 )
〇開
〇諸
会
般
〇開
日程第 1
報
告
議
会議録署名議員の指名
会期の決定
日程第 3
総務委員会の行政調査の報告について
日程第 5
日程第 6
日程第 7
報 告 第 14号
山
下
議 長 発 議
総務委員長報告
平 成 19年 度 南 さ つ ま 市 健 全 化 判 断 比 率 等 に
ついて
報 告 第 15号
平 成 20年 度 株 式 会 社 杜 氏 の 里 笠 沙 事 業 計 画
一 括 報 告
について
報 告 第 16号
平 成 19年 度 株 式 会 社 杜 氏 の 里 笠 沙 の 決 算 に
ついて
議 案 第 67号
南さつま市議会議員の議員報酬、費用弁償
及び期末手当に関する条例
議 案 第 68号
日程第 8
村
議長指名{
日程第 2
日程第 4
有
南さつま市特別職報酬等審議会条例及び南
さつま市報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正
する条例
- 4 -
一括上程、説明
議 案 第 69号
日程第 9
南さつま市認可地縁団体印鑑の登録及び証
明に関する条例及び南さつま市行政財産の使用料条例の
一部を改正する条例
日 程 第 10
議 案 第 70号
南さつま市基金条例の一部を改正する条例
日 程 第 11
議 案 第 71号
過疎地域自立促進計画の一部変更について
議 案 第 72号
鹿児島県市町村総合事務組合を組織する地
日 程 第 12
方公共団体の数の減少及び鹿児島県市町村総合事務組合
規約の変更について
日 程 第 13
日 程 第 14
議 案 第 73号
損害賠償の額を定め和解することについて
議 案 第 74号
南さつま市漁業集落排水処理施設条例の一
部を改正する条例
日 程 第 15
議 案 第 75号
土地の取得について
日 程 第 16
議 案 第 76号
南さつま市市道路線の認定について
議 案 第 77号
平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 一 般 会 計 補 正 予 算
日 程 第 17
日 程 第 18
日 程 第 19
日 程 第 20
( 第 5号 )
議 案 第 78号
平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 国 民 健 康 保 険 特 別 会
計 補 正 予 算 ( 第 1号 )
議 案 第 79号
平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 老 人 保 健 医 療 特 別 会
計 補 正 予 算 ( 第 1号 )
議 案 第 80号
平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 後 期 高 齢 者 医 療 特 別
会 計 補 正 予 算 ( 第 1号 )
- 5 -
日 程 第 21
日 程 第 22
日 程 第 23
日 程 第 24
日 程 第 25
日 程 第 26
日 程 第 27
日 程 第 28
日 程 第 29
日 程 第 30
日 程 第 31
議 案 第 81号
平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 介 護 保 険 特 別 会 計 補
正 予 算 ( 第 1号 )
議 案 第 82号
平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 土 地 区 画 整 理 特 別 会
計 補 正 予 算 ( 第 1号 )
議 案 第 83号
平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 診 療 所 特 別 会 計 補 正
予 算 ( 第 1号 )
議 案 第 84号
平 成 19年 度 南 さ つ ま 市 一 般 会 計 歳 入 歳 出 決
算の認定について
議 案 第 85号
平 成 19年 度 南 さ つ ま 市 国 民 健 康 保 険 特 別 会
計歳入歳出決算の認定について
議 案 第 86号
平 成 19年 度 南 さ つ ま 市 老 人 保 健 医 療 特 別 会
計歳入歳出決算の認定について
議 案 第 87号
平 成 19年 度 南 さ つ ま 市 介 護 保 険 特 別 会 計 歳
入歳出決算の認定について
議 案 第 88号
平 成 19年 度 南 さ つ ま 市 簡 易 水 道 事 業 特 別 会
計歳入歳出決算の認定について
議 案 第 89号
平 成 19年 度 南 さ つ ま 市 漁 業 集 落 環 境 整 備 事
業特別会計歳入歳出決算の認定について
議 案 第 90号
平 成 19年 度 南 さ つ ま 市 農 業 集 落 排 水 事 業 特
別会計歳入歳出決算の認定について
議 案 第 91号
平 成 19年 度 南 さ つ ま 市 土 地 区 画 整 理 特 別 会
計歳入歳出決算の認定について
- 6 -
日 程 第 32
日 程 第 33
日 程 第 34
日 程 第 35
日 程 第 36
〇散
議 案 第 92号
平 成 19年 度 南 さ つ ま 市 診 療 所 特 別 会 計 歳 入
歳出決算の認定について
議 案 第 93号
平 成 19年 度 南 さ つ ま 市 交 通 災 害 共 済 特 別 会
計歳入歳出決算の認定について
議 案 第 94号
平 成 19年 度 南 さ つ ま 市 特 別 養 護 老 人 ホ ー ム
事業特別会計歳入歳出決算の認定について
議 案 第 95号
平 成 19年 度 南 さ つ ま 市 水 道 事 業 会 計 決 算 の
認定について
議 案 第 96号
平 成 19年 度 国 民 健 康 保 険 南 さ つ ま 市 立 坊 津
病院事業会計決算の認定について
会
1.本日の会議に付した事件
〇議事日程のとおり
- 7 -
1.会議に出席した議員(27名)
1番議員
貴
島
修
2番議員
清
水
春
男
3番議員
大
迫
久
光
4番議員
大
原
俊
博
5番議員
髙
倉
正
文
6番議員
三
角
勝
嘉
7番議員
有
村
義
次
8番議員
山
下
美
岳
9番議員
諏
訪
昌
一
10番議員
野
下
寛
俊
11番議員
下
釡
清
和
12番議員
小
園
藤
生
13番議員
下
野
認
14番議員
永
山
薩
男
15番議員
室
屋
正
和
16番議員
園
田
17番議員
相
星
二三夫
18番議員
南
19番議員
平
石
一
善
20番議員
若
21番議員
鳥
居
亮
幸
22番議員
23番議員
井
料
健
造
25番議員
柳
元
拓
夫
27番議員
石
井
博
美
豊
敏
子
松
正
伸
上
園
邦
丸
24番議員
新
澤
廣
美
26番議員
古
木
健
一
長
金
田
鶴
見
記
宮
内
雅
史
1.会議に欠席した議員(0名)
1.会議に出席した事務局職員(4名)
事
務
局
書
長
田
中
茂
穂
議
記
井
上
喜
詞
書
事
係
1 . 法 第 121条 に よ る 会 議 に 出 席 し た 説 明 員 ( 2 0 名 )
市
長
川
野
信
男
副
市
長
相
星
完
治
長
坂
口
二
郎
教
育
長
出
口
定
昭
長
柴
田
達
朗
企画政策部長
山
口
力
三
市民福祉部長
久保薗
秀
徳
産業振興部長
上
野
哲
郎
建
設
部
長
山
下
和
隆
会 計 管 理 者
放生会
教
育
部
長
染
川
勝
夫
監査事務局長
泊
総務部総務課長
長
濱
一
盛
総務部財政課長
塩
企画政策部企画
中
山
秀
次
市民福祉部保健
副
総
課
市
務
部
長
市民福祉部福祉
課
長
課
新
澤
康
文
光
彦
賀
千
弘
阿久根
祐
一
長
産業振興部農林
水
隆
産
- 8 -
課
長
長
田
彰
建設部建設維持
課
長
中
村
千
尋
教育部教育総務
課
- 9 -
長
末
永
茂
△
〇議長(石井博美)
開
会
午前10時03分
た だ 今 か ら 平 成 20年 第 4回 南 さ つ ま 市 議 会 定 例 会 を 開 会 し ま す 。
ここで諸般の報告を行います。まず南さつま市監査委員から例月出納検査の結果について報
告がありましたが、その都度写しを送付してありますので、御了承願います。
次 に 、 6月 定 例 会 以 降 の 諸 般 事 項 に つ い て は 、 お 手 元 に 配 付 の プ リ ン ト の と お り で あ り ま す
が 、 こ の う ち 若 干 補 足 い た し ま す と 、 7月 29日 、 鹿 児 島 県 市 議 会 議 長 会 定 期 総 会 で は 、 本 市 と
枕 崎 市 及 び 日 置 市 共 同 提 出 の 「 国 道 270号 の 早 期 整 備 促 進 に つ い て 」 と 本 市 ほ か 4市 共 同 提 出
の 「 国 道 226号 の 早 期 整 備 促 進 に つ い て 」 な ど 20件 の 議 案 を 審 議 、 決 定 し 、 そ の 実 現 に 向 け て
運動を進めることになりました。
また、九州市議会議長会定期総会への本県提出議案として「南九州地域の交通網の整備促進
に つ い て 」、「 地 域 医 療 体 制 の 確 保 に つ い て 」 の 2件 を 決 定 し 、「 地 方 交 付 税 の 増 額 に つ い て 」
ほ か 2件 は 陳 情 活 動 等 で 対 応 す る こ と に な り ま し た 。
以上、議会の諸般報告について補足して説明を終わります。
△
〇議長(石井博美)
議
これから本日の会議を開きます。
△
〇議長(石井博美)
開
日程第 1
会議録署名議員の指名
日 程 第 1、 会 議 録 署 名 議 員 の 指 名 を 行 い ま す 。 会 議 録 署 名 議 員 に 有 村 義 次
議員と山下美岳議員を指名します。
△
〇議長(石井博美)
日程第 2
会期の決定
次 に 、 日 程 第 2、 会 期 の 決 定 を 議 題 と し ま す 。 本 定 例 会 の 会 期 に つ い て は 、
8月 25日 に 開 か れ た 議 会 運 営 委 員 会 で 本 日 か ら 9月 30日 ま で の 28日 間 と す る こ と に 意 見 の 一 致
をみています。そのように決定することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
御 異 議 な し と 認 め ま す 。 し た が っ て 、 本 定 例 会 の 会 期 は 本 日 か ら 28日 間 と
決定しました。
△
〇議長(石井博美)
日程第 3
総務委員会の行政調査の報告について
次 に 、 日 程 第 3、 総 務 委 員 会 の 行 政 調 査 の 報 告 に つ い て を 議 題 と い た し ま
す。総務委員長から行政調査の報告を行いたいとの申出があります。お諮りいたします。委員
長からの申出を承認したいと思いますが、御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
- 10 -
〇議長(石井博美)
御異議なしと認めます。したがって、委員長からの申出は承認することに
決定しました。総務委員長の報告を許可します。
[小園藤生総務委員長登壇]
〇総務委員長(小園藤生)
6月 議 会 に お き ま し て 閉 会 中 の 継 続 調 査 の 申 出 を い た し ま し た 総 務
委員会の行政調査について御報告いたします。
本 委 員 会 は 、 去 る 7月 2日 、 3日 、 4日 の 3日 間 に わ た り 、 三 重 県 亀 山 市 、 岐 阜 県 恵 那 市 、 愛
知県新城市の調査を行いました。
まず、亀山市について申し上げます。調査項目については、行政改革、事業仕分け、日曜窓
口業務について調査しました。特に日曜窓口業務については、南さつま市も市民サービスの一
環として本所だけでも日曜窓口業務を実施すべき時期にきていると委員全員から意見が出され
ました。
次に、恵那市について申し上げます。調査項目については、地域自治区、防災対策について
調査しました。特に地域自治区については、本南さつま市の地域元気づくり事業と類似してお
り、この事業の充実を図ることにより恵那市の地域自治区に劣ることはないという多くの委員
から意見等が出されました。
次に、新城市について申し上げます。調査項目については、行政改革、防災対策について調
査しました。特に防災対策においては、いつ、何時起こるか分からない中部地震に備え、防災
意識も高く、設備も充実されていました。本市の場合は集中豪雨による水害対策が急務であり、
河川の早期整備など関係機関への要望活動を、議会、執行部を問わず、これまで以上に積極的
に行っていく必要があるとの意見の一致をみました。
なお、調査資料等は議員控室に置いてありますので、お目通しを願います。
以上で総務委員会の行政調査の報告を終わります。
〇議長(石井博美)
〇議長(石井博美)
総務委員会の行政調査の報告については以上で終わります。
△
日程第 4
報 告 第 14号 か ら
△
日程第 6
報 告 第 16号 ま で
次 に 、 日 程 第 4、 報 告 第 14号 、 平 成 19年 度 南 さ つ ま 市 健 全 化 判 断 比 率 等 に
つ い て か ら 日 程 第 6、 報 告 第 16号 、 平 成 19年 度 株 式 会 社 杜 氏 の 里 笠 沙 の 決 算 に つ い て ま で の 3
件を一括議題といたします。市長の報告を求めます。
[川野信男市長登壇]
〇市長(川野信男)
それでは、本日提出いたしました報告について御説明申し上げます。
報 告 第 14号 、 平 成 19年 度 南 さ つ ま 市 健 全 化 判 断 比 率 等 に つ い て 御 説 明 申 し 上 げ ま す 。
こ の 報 告 は 、 地 方 公 共 団 体 の 財 政 の 健 全 化 に 関 す る 法 律 が 本 年 4月 1日 か ら 施 行 さ れ た こ と
に 伴 い 、 平 成 19年 度 決 算 に 係 る 実 質 赤 字 比 率 、 連 結 実 質 赤 字 比 率 、 実 質 公 債 費 比 率 、 将 来 負 担
- 11 -
比率及び公営企業に係る資金不足比率を報告しようとするものであります。
ま ず 、 実 質 赤 字 比 率 に つ い て で す が 、 平 成 19年 度 は 実 質 収 支 が 4億 5,631万 3,000円 の 黒 字
決算となったことにより実質赤字比率はなしとなりました。
次 に 、 連 結 実 質 赤 字 比 率 に つ い て で す が 、 平 成 19年 度 は 全 会 計 が 黒 字 決 算 又 は 資 金 剰 余 と な っ
たことにより連結実質赤字比率はなしとなりました。
次 に 、 実 質 公 債 費 比 率 に つ い て で す が 、 平 成 19年 度 の 単 年 度 比 率 は 16.9パ ー セ ン ト で 、 平 成
17年 度 か ら の 3年 平 均 で は 16.6パ ー セ ン ト と な り ま し た 。
次 に 、 将 来 負 担 比 率 に つ い て で す が 、 平 成 19年 度 の 将 来 負 担 比 率 は 143.7パ ー セ ン ト と な り
ました。
次 に 、 公 営 企 業 に お け る 資 金 不 足 比 率 に つ い て で す が 、 平 成 19年 度 は す べ て の 公 営 企 業 で 資
金剰余となったことにより資金不足比率はなしとなりました。
以 上 の と お り 、 平 成 19年 度 南 さ つ ま 市 の 決 算 に お い て 健 全 化 判 断 比 率 及 び 資 金 不 足 比 率 に つ
いては、いずれも法律で定められた早期健全化基準及び経営健全化基準以下の比率となりまし
た。
報 告 第 14号 、 平 成 20年 株 式 会 社 杜 氏 の 里 笠 沙 事 業 計 画 に つ い て は 、 平 成 19年 10月 の 増 石 の 承
認を機に増産できる体制の構築を最重点課題として取組み、潜在的な品不足に伴う消費者や来
館者の不満解消に努めるとともに、新製品や限定品の販売、イベントの実施など消費者を引付
け 、 利 益 を 生 む 販 売 戦 略 と 商 品 造 り な ど に よ り 総 売 上 げ 8.7パ ー セ ン ト 増 を 目 指 す こ と と し て
おります。
報 告 第 16号 、 平 成 19年 度 株 式 会 社 杜 氏 の 里 笠 沙 の 決 算 に つ い て は 、 売 上 高 が 1億 680万 7,028
円 で 、 前 年 に 比 較 し て 475万 1,295円 の 増 と な っ て お り ま す 。 売 上 高 か ら 売 上 原 価 、 一 般 管 理
費 な ど を 差 し 引 い た 営 業 利 益 は 689万 5,600円 と な り 、 営 業 外 利 益 を 加 え た 当 期 決 算 は 448万
7,172円 の 黒 字 と な っ て お り ま す 。
以上で報告についての説明を終わります。
2ペ ー ジ の 上 か ら 4行 目 、「 報 告 第 15号 」 を 「 14号 」 と 申 し 上 げ た よ う で ご ざ い ま す 。 お 詫 び
して訂正申し上げます。
〇議長(石井博美)
〇議長(石井博美)
次に進みます。
△
日程第 7
議 案 第 67号 か ら
△
日 程 第 36
議 案 第 96号 ま で
次 に 、 日 程 第 7、 議 案 第 67号 、 南 さ つ ま 市 議 会 議 員 の 議 員 報 酬 、 費 用 弁 償
及 び 期 末 手 当 に 関 す る 条 例 か ら 日 程 第 36、 議 案 第 96号 、 平 成 19年 度 国 民 健 康 保 険 南 さ つ ま 市 立
坊 津 病 院 事 業 会 計 決 算 の 認 定 に つ い て ま で の 30件 を 一 括 議 題 と い た し ま す 。 提 案 理 由 の 説 明 を
求めます。
- 12 -
[川野信男市長登壇]
〇市長(川野信男)
平 成 20年 第 4回 定 例 市 議 会 の 開 催 に 当 た り 、 こ れ ま で の 諸 般 の 経 過 、 当 面
する市政の諸課題について御説明申し上げます。
消 防 広 域 化 に つ い て は 、 県 は 平 成 20年 3月 に 消 防 広 域 化 推 進 計 画 を 策 定 し 、 県 域 7消 防 本 部
案が示されたところであります。南薩地域においては、南さつま市、枕崎市、南九州市及び指
宿 市 で 構 成 す る 南 薩 消 防 本 部 ( 仮 称 ) と な っ て い ま す 。 こ れ に 基 づ き 4市 及 び 2消 防 組 合 の 協
議会を開催し、広域化による協議機関の設立に向けた準備事務局を設置することとしたところ
で す 。 準 備 事 務 局 は 、 各 市 消 防 組 合 か ら 担 当 職 員 を そ れ ぞ れ 選 任 し 、 10月 を 目 処 に 設 置 、 運 営
の運びとなる予定です。
ふるさと納税制度については、市報、お知らせ版、市ホームページなどで周知を図っている
ほか、独自のチラシを作成し、関東、関西の郷土会、同窓会の会合の機会などを捉えたPRの
お願いをはじめ、行政嘱託員、市職員についても親族、友人などへのPRを依頼するなど周知
に努めているところであります。先月末日までに市への直接寄附又は申出いただいた方が東京、
大 阪 な ど 8人 、 金 額 に し て 51万 2,000円 と な っ て い ま す 。 ま た 、 県 へ の 南 さ つ ま 市 指 定 分 に つ
き ま し て は 、 7月 末 ま で に 納 入 又 は 申 出 い た だ い た 方 は 東 京 な ど の 7人 、 金 額 に し て 21万 5,000
円となっています。ふるさと納税制度はふるさとに関心を寄せていただく機会でもありますの
で、今後も広く協力をお願いして参りたいと考えております。
平 成 21年 度 は 合 併 後 初 め て の 固 定 資 産 税 の 評 価 替 え の 年 で あ り ま す 。 今 回 の 評 価 替 え に お い
ては、宅地について評価の基本となる標準宅地を増やすとともに、旧市町ごとの状況、類似区
分の見直しも行い、作業を進めているところであります。また、旧市町ごとの評価の格差が大
きい雑種地の中で宅地として潜在的な価値を保ち、駐車場や資材置場として利用されているも
のについては、周辺の宅地評価額の比準割合による評価方法を採用し、統一した認定基準を定
めることとしております。
燃 油 価 格 高 騰 の 対 策 に つ い て は 、 こ れ ま で 6月 定 例 会 の 補 正 予 算 で 漁 業 原 油 価 格 高 騰 緊 急 対
策事業を実施しているほか、今定例会においても施設園芸、野菜・花き・果樹農家への支援対
策として省エネルギー化を推進するための施設整備に対する補助を計上し、農業、漁業経営の
安定化に努めることとしております。
ま た 、 8月 に 開 催 さ れ た 県 市 長 会 で も 本 市 が 提 起 し 、 国 ・ 県 に 対 し て 国 民 生 活 、 企 業 活 動 等
に深刻な影響が出ている状況に対して的確に対応するよう要望することとしたところです。
現在、政府においても総合経済対策は検討されているので、本市としましてもこれらの動向
を見ながら、時期を失することのないよう適切に対処して参りたいと考えています。なお、庁
内においては経費節減マニュアルを作成し、全職員に対し、公用車の効率的使用をはじめ、光
熱水費等の節減について周知を図り、価格高騰の影響の圧縮に努めているところであります。
ブ ラ ジ ル 鹿 児 島 県 人 会 創 立 95周 年 及 び 県 人 移 民 100周 年 記 念 式 典 が 開 催 さ れ る こ と に 合 わ せ
- 13 -
本市の南さつま市ブラジル友好親善訪問団を派遣し、記念式典への参列をはじめ、ブラジルで
活 躍 さ れ て い る 郷 土 出 身 者 や 子 孫 の 方 々 と の 交 流 を 深 め る こ と と し て お り ま す 。 訪 問 期 間 は 11
月 13日 か ら 22日 ま で の 10日 間 を 予 定 し 、 現 在 、 お 知 ら せ 版 や 市 報 な ど で 広 く 市 民 の 方 々 へ 参 加
を呼び掛けているところであります。
本 年 度 第 1回 目 の 地 域 審 議 会 を 6月 24日 に 開 催 し 、 本 年 度 の 施 政 方 針 や 予 算 等 に つ い て 説 明
を行うとともに、各地域で抱えている課題や市政運営等について委員の方々から意見を伺った
と こ ろ で あ り ま す 。 本 年 度 は こ の 後 、 10月 と 2月 に 審 議 会 を 開 催 し 、 審 議 会 の 中 で 出 さ れ た 意
見等は今後の市政運営に反映して参りたいと考えております。
本年度新たに創設された国の『地方の元気再生事業』に採択された本市の海と大地の資源を
活 用 し た 産 業 創 生 モ デ ル 事 業 の 実 施 に 向 け て 8月 19日 に 市 内 の 関 係 団 体 、 特 定 非 営 利 活 動 法 人 、
地域づくり団体などで構成する海と大地の資源を活用した産業創生モデル事業推進協議会を設
置しました。協議会の中で出された意見などを踏まえながら、この事業の主な取組みである海
道八景めぐり企画実証事業と南さつま周遊バス運行実験事業を実施し、観光振興による新たな
産業興しを進めて参りたいと考えております。
本 年 度 か ら 新 た に 取 り 組 む こ と と し た 地 域 元 気 づ く り 事 業 の 説 明 会 を 6月 か ら 7月 に か け て
各地で開催しました。現在、各小学校区において組織づくりの検討や計画作り、事業実施に向
けた作業などが行われておりますが、各地域の組織体制、活動状況が異なるため、委員会設置
において課題のある所も見られることから、各支所と連携を図りながら、早い時期に事業が推
進されるよう努めて参りたいと考えているところであります。
半 島 特 定 地 域 元 気 お こ し 事 業 制 度 を 活 用 し て 7月 6日 、 7月 20日 、 8月 2日 ・ 3日 の 3回 に わ
たり、海を学ぶ、海を遊ぶ、海の冒険教室を開催しました。教室には市内外から親子での参加
があり、ヨットセーリングやシーカヤック体験などを行い、本市の大自然を満喫していただき
ました。今後も海の体験型観光PRに努め、魅力ある海のレジャーとして推進を図って参りた
いと考えているところであります。
7月 20日 か ら 27日 ま で の 間 、 鹿 児 島 県 青 少 年 国 際 協 力 体 験 事 業 に 南 さ つ ま 市 か ら 鳳 凰 高 校 生
1名 が 参 加 し ま し た 。 こ の 事 業 は 、 県 内 か ら 中 学 生 4名 、 高 校 生 10名 が 参 加 し 、 ラ オ ス で の 国
際協力体験事業を行いました。市ではこの体験事業の共催団体となっていますので、今後も青
少年の国際協力体験を通して国際交流の推進に努めて参りたいと考えているところであります。
南 さ つ ま 衛 生 セ ン タ ー 付 近 の 万 之 瀬 川 河 川 改 修 に つ い て 、 8月 17日 、 県 か ら 説 明 が あ り ま し
た。この河川改修に伴い施設の一部移設等が必要となることから、し尿処理施設の改築・整備
について今後南薩地区衛生管理組合で検討することとなると考えております。
NPO法人すだちの会が運営する障害者自立支援センターがゆめぴか交流館あいあいとして
9月 1日 、 市 が 本 町 商 店 街 に 購 入 し た 空 き 店 舗 で 開 所 さ れ ま し た 。 同 店 舗 は 市 が す だ ち の 会 に
貸 与 し た も の で 、 1階 部 分 は 、 市 内 観 光 案 内 ブ ー ス 、 特 産 品 販 売 コ ー ナ ー 、 ギ ャ ラ リ ー な ど 、 2
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階部分は作業所として整備されています。今後、障害者福祉の拠点施設として利用が期待され
るとともに、市民交流の拠点としての活用も期待されているところであります。
ね ん り ん ピ ッ ク 鹿 児 島 2008南 さ つ ま 市 交 流 大 会 に つ き ま し て は 、 歓 迎 レ セ プ シ ョ ン や 交 流 大
会等の概要が決定し、市実施本部において具体的な準備を進めているところであります。申込
状 況 に つ い て は 、 サ ッ カ ー が 52チ ー ム 、 932人 、 サ イ ク リ ン グ の 高 齢 者 の 部 76人 、 一 般 の 部 257
人 の 参 加 申 込 み が あ っ た と こ ろ で あ り ま す 。 歓 迎 レ セ プ シ ョ ン に つ い て は 、 10月 25日 に 加 世 田
運動公園体育館においてサッカー及びサイクリング交流大会参加者合同で行うこととしており、
地域のPRの場とするとともに、地元食材を活かした料理や各種団体によるアトラクションな
ど に よ り 歓 迎 す る こ と と し て お り ま す 。 サ ッ カ ー 交 流 大 会 に つ い て は 、 26・ 27日 に 吹 上 浜 海 浜
公 園 及 び 加 世 田 運 動 公 園 で 行 わ れ 、 サ イ ク リ ン グ 交 流 大 会 に つ い て は 、 26日 に 吹 上 浜 海 浜 公 園
か ら 笠 沙 ま で の 3コ ー ス で 行 う こ と と し て お り ま す 。 さ ら に 26日 に は 、 大 会 を 記 念 す る と と も
に、思い出の地づくりとするため、桜の記念植樹を行うとともに、JA南さつま加世田農業祭
も吹上浜海浜公園で開催されることとなっております。大会の開催に当たっては、競技主管団
体や各種団体、高校生ボランティアの協力をいただき、運営を行うとともに、参加者の思い出
に残る大会となるよう準備を進めて参ります。
平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 グ リ ー ン ア ン ド ブ ル ー ツ ー リ ズ ム 推 進 事 業 と し て 8月 3日 、 お 魚 料 理
ア ン ド ブ ド ウ 狩 り 体 験 1日 バ ス ツ ア ー を 開 催 し ま し た 。 笠 沙 漁 協 漁 民 研 修 施 設 に お い て は 、 笠
沙漁協の職員を講師に迎え、地域資源である旬の魚ハガツオを使ったお魚料理の体験や加世田
高橋での甘い巨峰のブドウ狩りを体験していただきました。本事業を展開して地域資源、地域
産業、地場産品である旬の農産物を活用しながら、地域ぐるみで都市住民を受け入れる連携シ
ステムを構築していきたいと考えております。
7月 23日 、 竹 田 神 社 夏 祭 り 市 民 慰 安 大 会 を 開 催 し ま し た 。 県 指 定 無 形 民 俗 文 化 財 で あ る 日 新
公縁の士踊り、県指定有形民俗文化財である水車からくり、各地区の郷土芸能などの奉納、各
種武道大会、演芸大会などが行われ、多くの見物客で賑わったところです。また、同時に開催
されたいろは歌ふれあい散策フェスタでは、市民手作りの子ども灯籠や大型灯籠などが祭りに
彩りを添えました。さらに市内各地においても「薩摩・坊津」岬まつり等趣向を凝らした多く
の夏祭りが開催され、地域の交流や振興につながっています。
農 業 生 産 法 人 ア グ リ サ ー ビ ス な か ん の を 7月 4日 、 本 市 第 一 号 の 特 定 農 業 法 人 に 認 定 し ま し
た。中津野地区農用地利用改善組合では、農家の減少、農業従事者の高齢化などによる遊休農
地の発生などを解決し、地区内の農地の利用集積を進めていくため、農業生産法人アグリサー
ビスなかんのを特定農用地利用規程に盛り込んだことから、今回認定したものです。農業の担
い手として集落営農が推進されている中、先駆的な取組みとして期待されているところであり
ます。
公 共 下 水 道 事 業 の 推 進 に つ い て は 、 去 る 6月 18日 、 第 3回 南 さ つ ま 市 公 共 下 水 道 計 画 策 定 委
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員 会 を 開 催 し 、 検 討 し た 結 果 、 市 公 共 下 水 道 計 画 の 全 体 計 画 は 加 世 田 Ⅰ 期 区 域 214ヘ ク タ ー ル
と し 、 雨 水 計 画 は 過 去 大 き な 被 害 に 見 舞 わ れ た 区 域 169ヘ ク タ ー ル と す る 。 ま た 、 処 理 方 式 は
膜分離活性汚泥法とし、終末処理場位置は地頭所地区とすることで進めることとの取りまとめ
をいただきました。
6月 23日 に は 市 の 方 針 を 決 定 し 、 市 議 会 全 員 協 議 会 に お い て 説 明 を 行 い 、 7月 10日 に は 終 末 処
理場予定地周辺自治会の住民代表を対象に事前説明会を開催し、公共下水道計画の概要や今後
の住民説明会等について意見交換を行いました。
今後の取組みとしましては、住民説明会を開催しますとともに、終末処理場の先進処理施設
視察等を行い、終末処理場周辺住民をはじめ、市民の理解を得ながら、事業の推進に努めて参
りたいと考えております。
教育委員会では、特別支援教育の充実を重点事項の一つとして捉え、各学校における取組み
の 充 実 を 図 っ て い る と こ ろ で す 。 7月 31日 に は 教 育 講 演 会 を 開 催 し 、 市 内 の 小 中 学 校 の 教 職 員
や 保 護 者 約 320名 が 参 加 し ま し た 。 鹿 児 島 大 学 の 大 坪 治 彦 教 授 に 「 配 慮 を 要 す る 児 童 生 徒 の 理
解と指導」という演題で講演していただき、LD、ADHD、高機能自閉症、アスペルガー症
候群などの発達障害に対する理解と対応の仕方などについて研修を深めました。
南 さ つ ま 市 キ ャ リ ア 教 育 推 進 事 業 と し て 7月 12日 に 「 育 も う 夢 と 希 望 を ∼ 地 域 と 親 子 が 語 る
会 」 ( キ ャ リ ア 教 育 に つ い て 考 え る 会 ) を 開 催 し 、 市 内 か ら 300名 を 超 え る 児 童 ・ 生 徒 と 保 護
者、教職員が参加しました。エルムの宮原隆和社長に「物造りロマン」という演題でものづく
りを通して自分の夢を実現させる工夫や努力、喜びなどを講演していただきました。参加した
児童・生徒の働くことへの関心や意欲を高めることができました。
7月 30日 か ら 8月 6日 ま で の 7泊 8日 の 日 程 で 中 国 宿 遷 市 へ 中 学 3年 生 14名 を 友 好 交 流 教 育
使節団として派遣する中国ふれあいの旅を実施しました。上海、南京、無錫、蘇州、宿遷市な
どを訪れ、見聞を広めるとともに、宿遷市では宿遷実験学校で卓球、バレーボール、書道を通
して交流し、大いに友好を深めることができました。
ま た 、 市 内 各 地 域 で は 7月 か ら 8月 に か け て 様 々 な 体 験 活 動 が 実 施 さ れ ま し た 。 地 元 の 方 々
の協力を得て実施したシーカヤックツーリング、大浦小・中学校の児童・生徒による東シナ海
遠 泳 大 会 、 異 年 齢 に よ る イ カ ダ づ く り な ど の 体 験 活 動 の わ ん ぱ く ア ド ベ ン チ ャ ー 2008や 、 小 学
生が共同生活をしながら学校へ通い、週末にはボランティア活動を行ういきいき友愛寮などが
行 わ れ ま し た 。 今 回 の い き い き 友 愛 寮 に は 、 栗 野 小 学 校 、 久 志 小 学 校 の 5・ 6年 生 13名 も 参 加
し 、 1週 間 、 田 布 施 小 学 校 へ の 短 期 留 学 も 行 い ま し た 。 こ の よ う に 体 験 活 動 の 機 会 を 多 く 設 け 、
本市の青少年が健全に育成するよう努めているところでございます。
その次は、若干原稿にありませんけど、申し添えておきます。さて、福田総理が突然辞任表
明をされました。今後さらに政治不信と混迷は増幅をし、これからの日本はどうなるだろうか
と危惧いたします。私は、今日の政治混迷は、直接政治に携わる人たちだけでなく、すべての
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国民が負わなければならないし、結果として負わざるを得ないことになると思っております。
どのような形で新しい政権が生まれましても、今日の状況を考えると、短命、不安定、確固と
した日本の将来ビジョンを描き、安定した政権与党の誕生は当分は難しいのではなかろうかと、
そういう思いもいたしてございます。かなり長期にわたり政治の混迷は続くかもしれません。
国政については一時も停滞することのないよう国民本位の体制確立を強く望むものでございま
す。このような中で我々は自主・自立の下、着実・確実に市政を運営することを考えなければ
なりません。私は市民を羅針盤として市民生活を第一に考えた市政運営に努めて参りたいと、
このように考えております。
そ れ で は 、 本 日 提 案 い た し ま し た 議 案 第 67号 か ら 議 案 第 96号 ま で に つ い て 提 案 理 由 を 御 説 明
申し上げます。
ま ず 、 議 案 第 67号 、 南 さ つ ま 市 議 会 議 員 の 議 員 報 酬 、 費 用 弁 償 及 び 期 末 手 当 に 関 す る 条 例 に
つ い て は 、 地 方 自 治 法 の 一 部 を 改 正 す る 法 律 が 平 成 20年 9月 1日 か ら 施 行 さ れ 、 議 員 の 報 酬 等
に関する規定が委員会の委員等の報酬等に関する規定から分離されたこと及び議員の報酬の名
称が議員報酬として規定されたことに伴い、本条例を制定しようとするものであります。
次 に 、 議 案 第 68号 、 南 さ つ ま 市 特 別 職 報 酬 等 審 議 会 条 例 及 び 南 さ つ ま 市 報 酬 及 び 費 用 弁 償 等
に 関 す る 条 例 の 一 部 を 改 正 す る 条 例 に つ い て は 、 議 案 第 67号 と 同 じ く 、 地 方 自 治 法 の 一 部 を 改
正する法律の施行に伴い、南さつま市特別報酬等審議会条例の一部改正については用語の整理
を、南さつま市報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正については、南さつま市議会議員
の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例を制定するのに伴い、議員の報酬等に関する
規定を削る改正を行うため、本条例を制定しようとするものであります。本条例の制定に伴い、
南 さ つ ま 市 固 定 資 産 評 価 審 査 委 員 会 条 例 ほ か 2件 の 関 係 条 例 に つ い て 併 せ て 改 正 し よ う と す る
ものであります。
次 に 、 議 案 第 69号 、 南 さ つ ま 市 認 可 地 縁 団 体 印 鑑 の 登 録 及 び 証 明 に 関 す る 条 例 及 び 南 さ つ ま
市行政財産の使用料条例の一部を改正する条例については、一般社団法人及び一般財団法人に
関 す る 法 律 等 の 公 益 法 人 制 度 改 革 三 法 が 平 成 20年 12月 1日 か ら 施 行 さ れ る こ と に 伴 い 、 所 要 の
改正を行うため、本条例を制定しようとするものであります。
次 に 、 議 案 第 70号 、 南 さ つ ま 市 基 金 条 例 の 一 部 を 改 正 す る 条 例 に つ い て は 、 平 成 20年 4月 30
日から施行された地方税法の一部を改正する法律により寄附金税制が拡充されたことに伴い、
ふるさと南さつま市を応援する出身者などの志を実現するために必要な事業の推進を図ること
を目的とするふるさと応援基金を設置するため、本条例を制定しようとするものであります。
次 に 、 議 案 第 71号 、 過 疎 地 域 自 立 促 進 計 画 の 一 部 変 更 に つ い て は 、 医 療 の 確 保 に 事 業 を 追 加
す る 計 画 の 一 部 変 更 を 行 う た め 、 過 疎 地 域 自 立 促 進 特 別 措 置 法 第 6条 第 6項 の 規 定 に よ り 議 会
の議決を求めるものであります。
次 に 、 議 案 第 72号 、 鹿 児 島 県 市 町 村 総 合 事 務 組 合 を 組 織 す る 地 方 公 共 団 体 の 数 の 減 少 及 び 鹿
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児島県市町村総合事務組合規約の変更については、鹿児島県市町村総合事務組合を組織する地
方 公 共 団 体 か ら 、 大 口 市 及 び 伊 佐 郡 菱 刈 町 の 廃 置 分 合 に よ り 、 平 成 20年 11月 1日 か ら 大 口 市 、
伊佐郡菱刈町及び大口伊佐衛生管理組合を脱退させ、設置されることになる伊佐市を加入させ
るとともに、鹿児島県市町村総合事務組合の規約を変更するなどのため、議会の議決を求める
ものであります。
次 に 、 議 案 第 73号 、 損 害 賠 償 の 額 を 定 め 和 解 す る こ と に つ い て は 、 平 成 19年 9月 3日 、 金 峰
町 宮 崎 地 内 の 双 子 橋 付 近 で 発 生 し た 人 身 事 故 に つ い て 損 害 賠 償 額 を 239万 97円 と 定 め る こ と な
ど を 内 容 と し て 和 解 す る こ と に つ い て 、 地 方 自 治 法 第 96条 第 1項 第 12号 及 び 第 13号 の 規 定 に よ
り議会の議決を求めるものであります。
次 に 、 議 案 第 74号 、 南 さ つ ま 市 漁 業 集 落 排 水 処 理 施 設 条 例 の 一 部 を 改 正 す る 条 例 に つ い て は 、
坊 地 区 漁 業 集 落 排 水 処 理 施 設 2期 工 事 分 の 供 用 を 開 始 す る こ と に 伴 い 、 排 水 処 理 区 域 に 中 坊 自
治会等の一部を追加し、併せて規定を整備するため、本条例を制定しようとするものでありま
す。
次 に 、 議 案 第 75号 、 土 地 の 取 得 に つ い て は 、 南 さ つ ま 市 加 世 田 ハ ー モ ニ ー 14番 地 4の 土 地 、
面 積 5,515.15平 方 メ ー ト ル を 鹿 児 島 県 住 宅 供 給 公 社 か ら 1億 4,890万 9,000円 で 取 得 す る た め 、
南 さ つ ま 市 議 会 の 議 決 に 付 す べ き 契 約 及 び 財 産 の 取 得 又 は 処 分 に 関 す る 条 例 第 3条 の 規 定 に よ
り議会の議決を求めるものであります。
次 に 、 議 案 第 76号 、 南 さ つ ま 市 市 道 路 線 の 認 定 に つ い て は 、 内 山 田 駅 跡 地 宅 地 造 成 事 業 に よ
る 分 譲 地 内 の 路 線 を 新 た に 市 道 路 線 に 認 定 す る た め 、 道 路 法 第 8条 第 2項 の 規 定 に よ り 議 会 の
議決を求めるものであります。
次 に 、 議 案 第 77号 、 平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 一 般 会 計 補 正 予 算 ( 第 5号 ) に つ い て 説 明 申 し 上
げます。
今回の補正は、歳入歳出予算及び地方債の補正であります。
ま ず 、 歳 入 歳 出 予 算 の 補 正 で あ り ま す が 、 歳 入 歳 出 予 算 の 総 額 に 11億 5,744万 8,000円 を 追
加しようするものであります。
補正予算の内容について歳出から主なものを申し上げます。
ま ず 、 総 務 費 で は 、 契 約 管 理 シ ス テ ム 導 入 経 費 360万 円 、 合 併 特 例 債 を 活 用 し た 地 域 振 興 基
金 へ の 積 立 金 9億 5,000万 円 、 ふ る さ と 応 援 基 金 へ の 積 立 金 51万 2,000円 、 平 成 21年 10月 か ら
開 始 さ れ る 個 人 住 民 税 の 年 金 特 別 徴 収 に 対 応 す る た め の シ ス テ ム 改 修 経 費 609万 円 の 増 額 補 正
であります。
次 に 、 民 生 費 で は 、 障 害 者 自 立 支 援 総 合 対 策 事 業 333万 4,000円 、 更 生 医 療 給 付 事 業 977万
円 、 平 成 19年 度 介 護 給 付 費 等 の 精 算 に 伴 う 介 護 保 険 特 別 会 計 へ の 繰 出 金 304万 3,000円 、 母 子
生 活 支 援 施 設 入 所 措 置 事 業 258万 3,000円 の 増 額 補 正 で あ り ま す 。
次に、衛生費では、特定健診受診者の増加等に伴う健康増進事業及び後期高齢者健康診査事
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業 1,017万 1,000円 、 温 泉 プ ー ル 効 能 実 証 モ デ ル 事 業 180万 円 、 飲 料 水 供 給 施 設 整 備 補 助 金 33
万 8,000円 の 増 額 補 正 で あ り ま す 。
次 に 、 農 林 水 産 業 費 で は 、 農 業 ・ 農 村 活 性 化 推 進 施 設 等 整 備 事 業 に よ る 市 内 4生 産 組 織 に 対
す る 施 設 整 備 補 助 金 1,877万 8,000円 並 び に 奥 名 野 地 区 、 高 倉 地 区 及 び 高 橋 地 区 の 農 道 、 排 水
路 の 整 備 費 2,773万 円 、 施 設 園 芸 原 油 価 格 高 騰 緊 急 対 策 事 業 166万 3,000円 、 飼 料 生 産 対 策 事
業 790万 2,000円 の 増 額 補 正 で あ り ま す 。
次 に 、 商 工 費 で は 、 株 式 会 社 い な ほ 館 へ の 施 設 整 備 補 助 金 1,450万 円 、 亀 ケ 丘 観 光 施 設 改 修
事 業 900万 円 、 ホ キ ノ 山 公 園 便 益 施 設 改 修 事 業 1,100万 円 の 増 額 補 正 で あ り ま す 。
次 に 、 土 木 費 で は 、 松 元 地 区 の 地 方 改 善 施 設 整 備 事 業 400万 円 、 本 町 土 地 区 画 整 理 事 業 の 清
算 に 伴 う 土 地 区 画 整 理 特 別 会 計 へ の 繰 出 金 2,524万 1,000円 の 増 額 補 正 で あ り ま す 。
次 に 、 教 育 費 で は 、 教 育 行 政 評 価 事 業 8万 9,000円 、 理 科 支 援 員 等 実 践 研 究 事 業 140万 4,000
円 、 笹 連 地 区 公 民 館 整 備 事 業 806万 円 、 宇 治 野 原 遺 跡 等 発 掘 調 査 事 業 387万 円 、 運 動 施 設 の 芝
を 管 理 す る た め の 備 品 購 入 費 346万 5,000円 の 増 額 補 正 で あ り ま す 。
次 に 、 災 害 復 旧 費 で は 、 単 独 災 害 復 旧 費 と し て 林 道 大 園 山 線 の 崩 土 除 去 費 220万 円 、 農 道 等
8箇 所 の 復 旧 工 事 費 205万 円 の ほ か 、 補 助 災 害 復 旧 費 と し て 農 地 災 害 1箇 所 41万 2,000円 、 農
業 用 施 設 7箇 所 の 937万 2,000円 の 増 額 補 正 で あ り ま す 。
一方、歳入については、分担金、国県支出金、寄附金、諸収入及び市債の特定財源について
は歳出補正予算に対応する額を計上し、一般財源としては、繰入金、繰越金等を計上いたしま
した。
次に、地方債の補正については、新たに地域振興基金積立事業、観光施設整備事業及び社会
教育施設整備事業に係る借入限度額を追加するとともに、農業農村整備事業、道路整備事業、
社会体育施設整備事業及び災害復旧事業に係る借入限度額を変更しようとするものであります。
次 に 、 議 案 第 78号 、 平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 国 民 健 康 保 険 特 別 会 計 補 正 予 算 ( 第 1号 ) に つ い
て御説明申し上げます。
今 回 の 補 正 は 歳 入 歳 出 予 算 の 補 正 で 、 歳 入 歳 出 予 算 の 総 額 に 歳 入 歳 出 そ れ ぞ れ 1億 4,821万
8,000円 を 追 加 し よ う と す る も の で あ り ま す 。
補 正 予 算 の 内 容 に つ い て 歳 出 か ら 申 し 上 げ ま す と 、 平 成 20年 度 共 同 事 業 拠 出 金 の 概 算 請 求 の
増 額 に よ る 高 額 医 療 費 共 同 事 業 医 療 費 拠 出 金 3,596万 円 及 び 保 険 財 政 共 同 安 定 化 事 業 拠 出 金 1
億 658万 円 並 び に 特 定 健 診 の 受 診 希 望 者 の 増 加 に 伴 う 特 定 健 康 診 査 等 事 業 費 567万 8,000円 の
増額補正であります。
一方、歳入については、国県支出金の特定財源では歳出補正予算に対応する額を計上し、一
般財源としては共同事業交付金を見込み計上いたしました。
次 に 、 議 案 第 79号 、 平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 老 人 保 健 医 療 特 別 会 計 補 正 予 算 ( 第 1号 ) に つ い
て御説明申し上げます。
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今 回 の 補 正 は 歳 入 歳 出 予 算 の 補 正 で 、 歳 入 歳 出 予 算 の 総 額 に 歳 入 歳 出 そ れ ぞ れ 3,404万 7,000
円を追加しようとするものであります。
補 正 予 算 の 内 容 に つ い て 歳 出 か ら 申 し 上 げ ま す と 、 平 成 19年 度 の 医 療 給 付 費 等 の 実 績 に よ る
精 算 と し て 県 及 び 社 会 保 険 診 療 報 酬 支 払 基 金 へ の 返 納 金 2,243万 7,000円 、 一 般 会 計 へ の 繰 出
金 1,161万 円 の 増 額 補 正 で あ り ま す 。
一 方 、 歳 入 に つ い て は 、 平 成 19年 度 の 医 療 給 付 費 等 の 実 績 に よ る 精 算 と し て 国 庫 支 出 金 及 び
前年度繰越金を計上いたしました。
次 に 、 議 案 第 80号 、 平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 後 期 高 齢 者 医 療 特 別 会 計 補 正 予 算 ( 第 1号 ) に つ
いて御説明申し上げます。
今 回 の 補 正 は 歳 入 歳 出 予 算 の 補 正 で 、 歳 入 歳 出 予 算 の 総 額 か ら 歳 入 歳 出 そ れ ぞ れ 4,178 万
7,000円 を 減 額 し よ う と す る も の で あ り ま す 。
補 正 予 算 の 内 容 に つ い て は 、 本 年 6月 に 決 定 さ れ た 国 の 高 齢 者 医 療 の 円 滑 な 運 営 の た め の 負
担の軽減等についての見直し方針に基づき鹿児島県後期高齢者医療広域連合の条例が改正され
たことに伴い、各市町村の保険料の軽減額が示されたことから、歳出では広域連合への負担金
を、歳入では保険料を減額補正しようとするものであります。
次 に 、 議 案 第 81号 、 平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 介 護 保 険 特 別 会 計 補 正 予 算 ( 第 1号 ) に つ い て 御
説明申し上げます。
今 回 の 補 正 は 歳 入 歳 出 予 算 の 補 正 で 、 歳 入 歳 出 予 算 の 総 額 に 歳 入 歳 出 そ れ ぞ れ 3,545万 2,000
円を追加しようとするものであります。
補正予算の内容について歳出から申し上げますと、介護保険料の過年度分に係る過誤納金の
還 付 金 69 万 3,000 円 並 び に 平 成 19 年 度 保 険 給 付 費 、 地 域 支 援 事 業 費 、 事 務 費 等 の 確 定 に 伴 う
国 ・ 県 及 び 社 会 保 険 診 療 報 酬 支 払 基 金 へ の 償 還 金 3,475万 9,000円 の 増 額 補 正 で あ り ま す 。
一 方 、 歳 入 に つ い て は 、 平 成 19年 度 保 険 給 付 費 の 確 定 に よ る 社 会 保 険 診 療 報 酬 支 払 基 金 及 び
一般会計からの追加交付並びに前年度繰越金を計上いたしました。
次 に 、 議 案 第 82号 、 平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 土 地 区 画 整 理 特 別 会 計 補 正 予 算 ( 第 1号 ) に つ い
て御説明申し上げます。
今 回 の 補 正 は 歳 入 歳 出 予 算 の 補 正 で 、 歳 入 歳 出 予 算 の 総 額 に 歳 入 歳 出 そ れ ぞ れ 2,628万 3,000
円を追加しようとするものであります。
補 正 予 算 の 内 容 に つ い て 歳 出 か ら 申 し 上 げ ま す と 、 本 年 8月 1日 に 本 町 土 地 区 画 整 理 事 業 の
換地処分の公告が行われ、清算金が確定したことに伴う清算交付金の増額補正であります。
一方、歳入については、第一期分の清算徴収金及び一般会計からの繰入金を計上いたしまし
た。
次 に 、 議 案 第 83号 、 平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 診 療 所 特 別 会 計 補 正 予 算 ( 第 1号 ) に つ い て 御 説
明申し上げます。
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今 回 の 補 正 は 歳 入 歳 出 予 算 の 補 正 で 、 歳 入 歳 出 予 算 の 総 額 に 歳 入 歳 出 そ れ ぞ れ 735万 8,000
円を追加しようとするものであります。
補正予算の内容について歳出から申し上げますと、野間池診療所に電子内視鏡システム及び
自動分割分包機を整備するための増額補正であります。
一方、歳入について、歳出予算に対応する県支出金及び市債を計上するとともに、一般財源
としては前年度繰越金を計上いたしました。
次 に 、 議 案 第 84号 か ら 議 案 第 96号 ま で は 、 平 成 19年 度 一 般 会 計 、 特 別 会 計 及 び 企 業 会 計 の 決
算認定についての案件であります。
平 成 19年 度 の 一 般 会 計 、 特 別 会 計 及 び 企 業 会 計 の 収 支 状 況 及 び 執 行 内 容 に つ き ま し て は 、 一
般会計、特別会計の歳入歳出決算書、事項別明細書及び主要な施策の成果説明書並びに企業会
計の決算書等を添えてありますので、具体的な説明は省略させていただきますが、普通会計の
財政状況につきまして決算統計に基づき説明申し上げます。
ま ず 、 歳 入 歳 出 決 算 額 で は 、 歳 入 総 額 は 215億 2,701万 1,000円 で 、 前 年 度 と 比 較 し ま す と
6億 1,054万 4,000円 、 率 に し て 2.8パ ー セ ン ト の 減 、 歳 出 総 額 は 210 億 5,368万 2,000円 で 、
前 年 度 と 比 較 し ま す と 4億 9,611万 3,000円 、 率 に し て 2.3パ ー セ ン ト の 減 と な り ま し た 。 決
算 額 が 減 額 と な り ま し た 主 な 要 因 と し ま し て は 、 歳 入 で は 、 市 税 3億 2,061万 4,000円 、 繰 入
金 3億 7,833万 8,000円 の 増 に 対 し ま し て 、 地 方 譲 与 税 2億 7,095万 5,000円 、 地 方 交 付 税 3
億 7,147 万 9,000 円 、 地 方 債 4 億 6,540 万 円 の 減 と な り ま し た 。 歳 出 で は 、 扶 助 費 7,682 万
4,000円 、 補 助 費 等 10億 7,202万 8,000円 、 災 害 復 旧 事 業 費 3億 8,322万 2,000円 の 増 に 対 し ま
し て 、 人 件 費 5億 7,959万 5,000円 、 普 通 建 設 事 業 費 11億 1,056万 2,000円 、 物 件 費 2億 2,436
万 8,000円 、 積 立 金 8,803万 3,000円 の 減 と な り ま し た 。
歳入では、税源移譲により市税が増となりましたが、地方譲与税や地方交付金が減少したこ
とにより、財源不足を基金からの繰入金等により措置しなければならなくなりました。また、
自 主 財 源 比 率 も 25.8パ ー セ ン ト と 極 端 に 低 い 比 率 に 止 ま っ て い る こ と か ら 、 依 然 と し て 本 市 の
財政基盤は脆弱な状況にあり、今後も必要な財源の確保を図るとともに、自主財源の確保・拡
充に努めて参ります。
歳 出 で は 、 平 成 19年 度 か ら 南 薩 地 区 消 防 組 合 及 び 南 薩 地 区 衛 生 管 理 組 合 が 発 足 し た こ と に 伴
い、一部事務組合への負担金である補助費等が大幅に増加し、人件費や物件費などが減少する
といった特別な事情がありましたが、普通建設事業費を大幅に減額し、市債の発行を抑制して
歳出削減への第一歩を踏み出しました。しかし、義務的経費である人件費、扶助費及び公債費
の 割 合 が 54.5パ ー セ ン ト に 達 し て い る こ と か ら 、 平 成 18年 度 に 策 定 し た 行 政 改 革 大 綱 に 基 づ く
集中改革プラ ンを迅速かつ着実に実行するとともに、今後、事務事業の選別をより厳しく行い、
一層の経費節減に努めていかなければなりません。
次 に 、 平 成 19年 度 末 に お け る 地 方 債 の 残 高 は 290億 6,404万 円 と な り 、 前 年 度 末 と 比 較 い た
- 21 -
し ま す と 18億 6,178万 9,000円 、 率 に し て 6.0パ ー セ ン ト の 減 と な り ま し た 。 こ の 中 に は 南 薩
地 区 衛 生 管 理 組 合 へ の 移 管 分 3億 6,293万 9,000円 が 含 ま れ て い ま す が 、 今 後 と も 計 画 的 に 残
高を減らしていくとともに、後年度地方交付税で措置されるものを優先して借入れ、将来の財
政負担の軽減を図って参ります。
次 に 、 平 成 19年 度 末 に お け る 基 金 残 高 は 23億 2,062万 6,000円 と な り 、 前 年 度 末 と 比 較 し ま
す と 5億 2,141万 5,000円 、 率 に し て 18.3パ ー セ ン ト の 大 幅 な 減 と な り ま し た 。 今 後 も 可 能 な
限り基金の額を確保し、新たな財源需要に対応できるよう努めて参ります。
19年 度 決 算 に お け る そ の 他 主 な 財 政 指 標 に つ き ま し て は 、 財 政 力 指 数 が 0.30、 経 常 収 支 比 率
が 103.8パ ー セ ン ト 、 実 質 公 債 費 比 率 が 3か 年 平 均 で 16.6パ ー セ ン ト と な り ま し た が 、 特 に 財
政 の 弾 力 性 を 示 す 数 値 で あ る 経 常 収 支 比 率 が 依 然 と し て 100パ ー セ ン ト を 超 え る 非 常 に 厳 し い
状況が続いていることから、経常経費のうち特に類似団体より比率の高い人件費及び公債費の
削減に努めて参ります。
平 成 19年 度 の 各 会 計 の 決 算 に お き ま し て は 、 平 成 19年 度 か ら ス タ ー ト し た 総 合 振 興 計 画 に 基
づき市民が安心して暮らせる社会資本の整備、少子高齢化に対応した保健福祉施策の充実、合
併後の地域の特色を活かした分権時代にふさわしい自主的・主体的なまちづくりなどを積極的
に推進していくための基盤づくりに相応の成果を上げるとともに、行政改革大綱に基づき経費
全般について節減合理化を図り、各会計ともおおむね収支の均衡を図ることができました。各
会計の執行に当たりましては、議会をはじめ、各執行機関、市民各位の深い御理解と御協力に
より相応の成果が得られましたことに対し、衷心から敬意と感謝を申し上げます。
以 上 で 議 案 67号 か ら 議 案 第 96号 ま で の 提 案 理 由 の 説 明 を 終 わ り ま す が 、 よ ろ し く 御 審 議 く だ
さいますようお願いを申し上げます。
諸 般 の 経 過 及 び 当 面 す る 市 政 の 諸 課 題 に つ い て の 5ペ ー ジ で ご ざ い ま す が 、 真 ん 中 よ り ち ょ っ
と 上 で す け れ ど も 、「 南 さ つ ま 衛 生 セ ン タ ー 付 近 の 万 之 瀬 川 河 川 改 修 に つ い て 、 8月 18日 」 と 書
い て あ り ま す 。 こ れ を 「 17」 と 読 ん だ よ う で ご ざ い ま す 。 お 詫 び し て 訂 正 申 し 上 げ ま す 。
〇議長(石井博美)
以上で本日の日程はすべて終了しました。
こ こ で 念 の た め 申 し 上 げ ま す 。 次 の 本 会 議 は 5日 か ら 開 き 、 一 般 質 問 を 行 い ま す 。
本日はこれで散会いたします。
散
会
午前11時03分
- 22 -
第 4回 南 さ つ ま 市 議 会 定 例 会 会 議 録 ( 第 2日 目 )
1.開
会
日
時
平 成 20年 9月 5日 ( 金 ) 午 前 10時
1.議
事
日
程
( 第 2号 )
〇開
議
日程第 1
一般質問
1
健造議員
井料
通
(市役所の窓口業務の改善等について
2
貴島
等)
修議員
(体育施設夜間使用推進、青パト燃料補助
3
大原
俊博議員
(公共下水道・レクの森型公園整備事業
4
下野
南
等)
認議員
(旧金峰町中央公民館の今後の活用策
5
等)
敏子議員
(未利用遊休市有地、校区公民館について
〇散
等)
等)
会
1.本日の会議に付した事件
〇議事日程のとおり
- 23 -
告
順
1.会議に出席した議員(27名)
1番議員
貴
島
修
2番議員
清
水
春
男
3番議員
大
迫
久
光
4番議員
大
原
俊
博
5番議員
髙
倉
正
文
6番議員
三
角
勝
嘉
7番議員
有
村
義
次
8番議員
山
下
美
岳
9番議員
諏
訪
昌
一
10番議員
野
下
寛
俊
11番議員
下
釡
清
和
12番議員
小
園
藤
生
13番議員
下
野
認
14番議員
永
山
薩
男
15番議員
室
屋
正
和
16番議員
園
田
17番議員
相
星
二三夫
18番議員
南
19番議員
平
石
一
善
20番議員
若
21番議員
鳥
居
亮
幸
22番議員
23番議員
井
料
健
造
25番議員
柳
元
拓
夫
27番議員
石
井
博
美
豊
敏
子
松
正
伸
上
園
邦
丸
24番議員
新
澤
廣
美
26番議員
古
木
健
一
長
金
田
鶴
見
記
宮
内
雅
史
1.会議に欠席した議員(0名)
1.会議に出席した事務局職員(4名)
事
務
局
書
長
田
中
茂
穂
議
記
井
上
喜
詞
書
事
係
1 . 法 第 121条 に よ る 会 議 に 出 席 し た 説 明 員 ( 2 6 名 )
市
長
川
野
信
男
副
市
長
相
星
完
治
長
坂
口
二
郎
教
育
長
出
口
定
昭
長
柴
田
達
朗
企画政策部長
山
口
力
三
市民福祉部長
久保薗
秀
徳
産業振興部長
上
野
哲
郎
建
設
部
長
山
下
和
隆
会 計 管 理 者
放生会
教
育
部
長
染
川
勝
夫
総務部総務課長
長
濱
一
盛
総務部財政課長
塩
賀
千
弘
総務部財産管理
橋
口
幹
男
阿久根
祐
一
本
佳
彦
副
総
市
務
部
室
企画政策部企画
課
山
秀
次
長
市民福祉部福祉
課
中
長
長
市民福祉部保健
課
新
澤
康
文
長
産業振興部商工
観
隆
光
- 24 -
課
長
坊
建設部建設維持
課
尋
長
建設部建設整備
課
川
野
重
美
末
永
茂
有
村
孝
一
千
昭
橋
口
和
行
瀬戸山
武
長
教 育 部 生 涯
スポーツ課長
- 25 -
渡
長
教育部学校教育
課
樋
長
建設部建築住宅
課
長
教育部生涯学習
課
千
長
教育部教育総務
課
村
長
建設部都市整備
課
中
宇治野
隆
之
△
〇議長(石井博美)
開
午前10時00分
ただ今から本日の会議を開きます。
△
〇議長(石井博美)
議
日程第 1
一般質問
日 程 第 1、 一 般 質 問 を 行 い ま す 。 発 言 通 告 者 は 15人 で あ り ま す 。 本 日 か ら
9月 8日 、 9月 9日 の 3日 間 に 分 け て 行 い ま す 。 質 問 者 、 答 弁 者 と も 簡 潔 に 御 発 言 く だ さ る よ う
お願いいたします。通告順に発言を許可いたします。まず、井料健造議員の発言を許可します。
[井料健造議員
〇23番議員(井料健造)
一般質問席]
午前10時02分
おはようございます。福田総理が辞めまして、テレビを見てたら、
「『 総 理 の 辞 め 方 』 と い う 本 が 爆 発 的 に 売 れ て る 。」 と 言 っ て ま し た 。 P H P 研 究 所 が 出 し て る
本で、ああ、そういうタイトルの本があるのかということで、でも、それは別にして、人間た
まには「私はあなたと違うんだ。」と言いたいことありますよね、市長、うなづいていらっしゃ
いますけど。ほんとあの気持ちは分からんでもないです。余分なことは別にして。余分でした
か 。 早 速 質 問 に 入 ら し て い た だ き ま す 。 ま ず 1番 目 、 俗 称 「 金 峰 レ ク の 森 」 の 今 ま で の 経 過 と
現況
(問題点等)、今後の計画について説明お願いします。
〇市長(川野信男)
お答え申し上げます。金峰レクの森の経過、現況ということでございます。
本 事 業 に つ き ま し て は 、 平 成 11年 の 7月 14日 付 で レ ク の 森 型 総 合 運 動 公 園 事 業 と し て 整 備 を 進
め る た め 、 九 州 森 林 管 理 局 と 旧 金 峰 町 が 66万 4,754.34平 方 メ ー ト ル に つ い て 国 有 財 産 売 買 契 約
書 を 締 結 を し 、 売 買 代 金 1億 9,000万 円 で 購 入 い た し た も の で ご ざ い ま す 。 平 成 11年 度 に 策 定
い た し ま し た 当 初 計 画 で は 、 平 成 16年 ま で に 多 目 的 グ ラ ウ ン ド 、 ニ ュ ー ス ポ ー ツ 広 場 、 ク ロ ス
カ ン ト リ ー コ ー ス 、 基 幹 農 道 な ど を 整 備 す る 計 画 で あ り 、 全 体 事 業 費 と い た し ま し て 22億 7,329
万 円 と な っ て お り ま す 。 整 備 計 画 の う ち 基 幹 道 路 に つ き ま し て は 平 成 10年 度 か ら 12年 度 の 3か
年で整備を行ったところでございます。しかし、その他の施設整備につきましてはまだ整備が
さ れ て お り ま せ ん 。 平 成 17年 10月 31日 付 で 用 途 指 定 財 産 の 指 定 期 日 の 変 更 承 認 を 受 け 、 平 成 19
年 3月 31日 ま で 2か 年 の 期 間 延 長 が 認 め ら れ た と こ ろ で ご ざ い ま す 。 し か し な が ら 、 計 画 ど お
り の 整 備 が 困 難 で あ っ た こ と か ら 、 平 成 19年 3月 30日 付 で 指 定 期 日 の 変 更 申 請 を 行 っ た と こ ろ
でございますけれども、九州森林管理局や鹿児島森林管理署から、期限を変更するということ
だけでなくして、計画内容の変更もということの指導を受けておるところでございます。現在
このことについていろいろ内部で検討をいたしておるところでございます。計画内容変更を検
討するため、庁内におきましては関係課で組織するレクの森型総合運動公園整備事業検討委員
会 を 19年 11月 6日 に 設 置 を い た し ま し た 。 こ れ ま で の 経 過 を 踏 ま え て 今 後 の 対 応 や 方 針 な ど に
ついて検討を現在行っておるところでございます。この検討内容につきましては、レクリエー
ション、森、運動の三つの骨格を基本とした利用計画の変更及び指定期日の変更を行い、早期
の事業化を図ることといたしてございます。施設計画の検討を現在そういう形で行っておるわ
- 26 -
けでございます。検討委員会といたしましては新たな施設整備計画案について検討いたしてお
るところでございますが、明確な施設整備計画案を立案するまでには至らなかったことから、
県内のコンサルタント会社などで専門的に公園等の業務を行っている企業より広く提案をいた
だくこととし、利用計画変更に係る基本構想策定業務を公募型プロポーザル方式で公募をいた
し た わ け で ご ざ い ま す 。 16社 よ り 提 案 い た だ き ま し た 提 案 書 に つ い て 一 次 審 査 、 二 次 審 査 を 行
い 、 評 価 の 高 か っ た 上 位 3社 に つ い て 6月 18日 に 産 業 建 設 委 員 会 へ 状 況 等 を 報 告 を 行 い 、 7月
2日 に は 現 地 調 査 も し て い た だ い た わ け で ご ざ い ま す 。 ま た 、 7月 4日 及 び 8月 22日 に は 、 鹿 児
島森林管理署に出向いて行きまして進捗状況等について説明し、また、その後の対応等につい
ての協議もいたしておるところでございます。現在提出いただきました提案書を検討委員会で
検討いたしておるところでございますが、現在の提案の内容につきましてはさらなる検討を行
う必要があると、現時点ではこのように考えておるところでございます。再検討する内容とい
たしましては、これまでレクリエーション、森、運動という基本テーマで基本構想作りを行っ
てきましたが、再度計画地の持つ特性である隣接地に砂丘地農業が展開されているという立地
条 件 、 と る ぱ 226へ つ な が る 動 線 上 に 位 置 し て い る と い う 観 光 資 源 と の 融 合 、 広 範 囲 な 用 地 確
保も可能であることから企業又は農業法人等による土地利用型農業経営の構築の可能性がある
こと。農業大学が近隣に位置していること。これらを活用した新たな技術革新を取り込んだイ
ノベーション農業のコアとなる可能性を勘案し、レクの森構想に農村文化公園的な要素を取り
入れた計画の可能性を再検討することといたしておるところでございます。今議会におきまし
ても再検討に必要な経費といたしましてルピナスの実証栽培費や農村文化公園の先進地視察研
修に係る経費の補正をお願いもいたしておるところでございます。これまでの経緯は以上のと
おりでございます。
〇23番議員(井料健造)
すいませんけど、最後の何行なるか知りませんけど、近隣との、近
隣 施 設 と の 関 連 で 何 か 農 業 関 係 の 所 だ っ た 。 そ の 辺 を も う 1回 お 願 い し ま す 。
〇市長(川野信男)
農業大学校が近隣に位置しておる。このことをば活かしたような計画にし
たいと、こういうことでございます。
〇23番議員(井料健造)
昨 年 12月 の 下 野 議 員 の 質 問 の 中 に も あ り ま し て 、 そ れ も 議 事 録 読 ん
だりしたんですけど、要は旧金峰町時代からの話で、それは別にしまして、その中の質問に、
ま ず 一 つ は 、 1,900万 の 違 約 金 を 払 う 方 法 が あ る と 言 っ た ら お か し い ん で す 。 そ う い う 1,900
万の違約金の問題も出てると。その辺がどうなってるかということと、それと今、市長の答弁
の 中 に あ り ま し た よ う に 、 結 局 11月 6日 か ら 庁 内 に 検 討 委 員 会 が 設 け ら れ て 何 回 か 会 合 が 重 ね
られているんですけど、今の答弁の中で期間の延長だけじゃなく、国の方からというのか、施
設計画の検討の見直しの要請というか、そういう要望があったということ。それと今、庁内の
検討委員会でもちろん結論が出たわけじゃないですけど、今、検討中ということなんですけど、
「 3社 に 絞 ら れ て 現 地 も 見 た 。 」 と 言 う ん で す け ど 、 3社 以 上 、 3社 で 止 ま っ て る の か 、 1社 に 絞 ら
- 27 -
れ て い る の か と い う こ と も 1点 お 聴 き し た い ん で す け ど 、 ま ず そ の 違 約 金 の 問 題 と い う の は 、
もう払わなくて、規模を小さくして何かをやるということですか。
〇市長(川野信男)
できれば、違約金を払って解決するということじゃなくして、この地域の
特性を活かした計画を、当初の計画と若干変更になることを前提といたしまして国の方に御了
解をいただけないかどうかということの検討をいたしておるというふうに理解をしていただき
た い と 、 こ う い う ふ う に 思 っ て お り ま す 。 ま た 、 3社 、 三 つ の 案 が 、 た く さ ん の 案 が 出 て き た
中で三つの案に絞っておりますけれども、若干、この案についてこのまま私は実行、実施移す
ことについて非常に、何といいましょうか、それでいいのかというような感じも持っとるもん
ですから、さらにこの案などを参考にしながら、もう少し検討をし直す必要があると、こうい
うような認識を今持っておるところでございます。ただ具体的にどういうふうにということに
ついては、先ほど四つ、五つ申し上げましたけれども、ああしたことをば踏まえた上でもう少
し内容検討をしてみたいと、こういうようなことでございます。
〇23番議員(井料健造)
要するに違約金は払わないで、規模を縮小して、規模縮小て、簡単
に言えばそういうことでしょうけど、やっていきたいと、そういうことですよね。
〇市長(川野信男)
違約金を払うかどうかということは契約上の取扱いをどうするか。既に契
約の条項からしますと違約金を払わなければならない状態にあるわけでございます。しかし、
期 間 延 長 と い う こ と を ば 1回 い た し ま し た け れ ど も 、 さ ら に 期 間 延 長 を 含 め て 事 業 内 容 の 変 更
をすることによって、それで了解がいただけるのかどうか。これはこれからの折衝の話でござ
います。
〇23番議員(井料健造)
事業内容の変更をして、了解が得られれば違約金も払わなくて済む
だろうと。払わないで済めば、それでいいんでしょうけど、ただ当初の計画では、金峰町時代
の 計 画 で は 22億 以 上 の 事 業 費 が 掛 か る と 。 そ う な っ て で す ね 、 今 、 中 身 の 変 更 と い い ま す か 、
いろいろ変更してやっていくにしても、もちろんただでできるわけじゃないですし、どれぐら
いの建設費用が掛かるか。そして今後その維持するのにですね維持費の問題もあります。そし
て、御存じのように、あの近辺には県立の海浜公園、そして吹上町にも総合運動施設というの
か、吹上町にもありますし、ありとあらゆる所に、同じようと言ったらちょっと、多少違いは
あるんですけど、同じような大きな施設があるんですよね。そして地理的に見ても、もうこれ
はもう、最南端と言ったらまだ怒られますけど、最南端にあって、果たしてそれだけの利用者、
それだけというか、利用者がどれぐらいいるのかという問題、例えば、ハウステンボスも、あ
れがもしですね大阪とか、あの辺にあれば、まだ私は利用者がいるんじゃないかと思うんです
よ。長崎だからちょっと地理的なあれも遠さがあってハウステンボスに来る人が少ないとかあっ
たんですけど、この南さつまの端っこにですよさらにそういうのを造る必要があるのかなあと。
御 存 じ の よ う に 、 南 さ つ ま は 人 口 が 1年 間 に 600人 減 っ て い ま す 。 あ の 計 画 書 の い ろ い ろ 読 ま
していただきましたけど、交流人口のとか、いろいろとそういうのも書いてありますけど、日
- 28 -
本全国人口が減る中で、ちょっと話飛びますけど、今朝の新聞に九州電力を中心にして福岡に、
ディズニーランドじゃないけど、そういう施設を造りたいという計画も出てましたけど、あれ
も考えようによっては、バックに九州電力がいるからと言って、地理的条件というのは、これ
はどうしようもないわけですよね。今、市長は「結論を出しかねている。」と言いましたけど、
私は聴いてる範囲内では内容変更をして何らかのものを造りたいというふうに受け止めたんで
すけど、その地理的条件、人口的な要素、その辺を含めてですね市長はほんとにこれどういう
ふうに考えているのか。やるのか、やらんのか。ほんとはやめたいんだけどなあという、本心
をちょっと聴かしていただければ。
〇市長(川野信男)
国 と の 約 束 の 中 で 当 初 計 画 22億 と い う 非 常 に 大 き な 計 画 で ご ざ い ま す 。 こ
の う ち 道 路 部 分 は 済 ん で お り ま す の で 、 そ れ を 差 し 引 き ま し て も 20億 前 後 の 額 と 、 こ う い う こ
とが計画の中から残っておるというふうに考えなければならないと、こういうふうに思ってお
ります。そこで問題は、今お話もございましたけれども、この地域の特性を活かしたオンリー
ワン的な、ここでしかできない、そういうような構想、発想というのはできないのかどうかと
いうことを私は少し模索、研究をしたいと、こういうふうに今思っておるところでございます。
ただそれが本当に可能であるかどうかということについては、大変条件的にも地理的条件など
を含めて厳しい環境下にあるということは私も十分承知をいたしておるところでございます。
しかし、海浜地、いわゆる砂丘地域というのはそんな余計あるわけじゃないじゃないか。これ
を活かした方法というのはないのかどうか。例えば、砂丘地のいわゆる観光農園的なものが既
に我が地域での中でもいくつか、成功というふうに言ってもいいでしょうけれども、ブドウを
中心とした観光農園、あるいは、また、桃もございますし、いくつか出て参っております。そ
うしたことができないのかどうか。また、この我々の地域は農業をば中心とした地域でござい
ます。そうしたものを中心としたいわゆる農村文化公園的なもの、これは都市部にはできよう
がございません。さらに、また、大変広大な土地が確保できるということ。こうしたことを併
せ考えたときにそういう構想というのはできないのかどうか。いま一つ研究をしてみたいと、
こういうふうに思っておるわけでございます。例えば、御案内のとおり、我が市の場合は大変
広大な広い土地にサッカー場をあのようにたくさん整備をいたしまして、そのことが、サッカー
については、これはもう県下はもちろんのこと、九州各地からあのようにたくさんの人がおい
でいただいております。同じようにこの地の特性、あの特性というものを活かした活かし方と
いうのはないのかどうか。いま一つ研究をしてみたいと。もう少し、少々時間がかかりますけ
れどもということで予算にもお願いをいたしてございます。ルピナスがあの、砂丘地帯という
のはもともとルーピンがたくさん生育いたしますが、ルーピンの原種であるルピナスをあの地
でいわゆるシンボル的なといいましょうか、そういうものにするようなものはできないのかど
うか。さらに、また、観光農園が今、地方でいろいろこうございます。市が直接観光農園を中
で整備運営するということじゃなくして、民間の方、企業の方々に参加していただいて、土地
- 29 -
とか、そういう場所を市が提供するという格好で整備する方向はないのかどうかということを
ば少し研究をしてみたいと。そのためには時間が必要でございますので、そのことについて国
との折衝が可能なのかどうかということをこれから検討をしてみたいと、こういうふうに現時
点では思っておるところでございます。今、私の心情を推し量って「気持ちの上ではやめたい
んではないか。」とおっしゃいましたけれども、私は全くどっちでもございません。できれば
可能なものであれば、やはりせっかくの計画でございますので、今の計画を変えた形で運営、
管 理 で き れ ば 、 そ の 方 が よ り ベ タ ー だ と 、 こ う い う ふ う に 思 っ て お り ま す が 、 何 せ 22億 と い う
計画でございますので、これをかなり縮小した格好でも、あるいは、また、管理費というもの
が当然将来的に嵩んで参りますので、そうしたことも総体的に考えて可能であるかどうかもう
一度判断をいたしてみたい。こういうふうに思っております。
〇23番議員(井料健造)
市長の答弁は「私はどっちでもない。」と言いますけど、聴いてる
と、私はやりたいと言っているふうに聞こえますよね。よく市長は研究したいとか、検討した
いという言葉を使われますけど、オンリーワン的なものとか、砂丘とか、いろいろあって、研
究したいということは、私はひねくれ者かどうか、皆さんの判断に任せますけど、私が聴いて
ても何とかしてやりたいと、そういうふうに聞こえる。ということは市長はやるという、どっ
ちでもないんじゃなくて、やるということじゃないかなと思うんですけど、市長その、この人
口にこだわるじゃないですけど、地理的条件、人口的じゃなくて、周りのいろんな施設、その
辺でですよ、これだけ人口が減ってくるのに、そういうものを造って、冗談じゃなくて、ペン
ペン草が生えるような状態にならないですかね。その辺どうですか。人口予測とか、人口移動
というのか、南さつまにそんだけの人間が果たして来るだろうかと。サッカー場の話も出まし
たけど、中山の方にサッカー場ができるというような話も出ております。そして志布志にもサッ
カー場がありますけど、今、志布志のサッカーは、南さつまでやってるような何とか大会じゃ
なくて、要するにフェリーを使ってバスのまま移動してきて、そのままサッカー場に行けると
いうのを一種の売りになってて、もう大きな大会じゃなくて、要するにサッカーをする子ども
たちが本番でできないような技を練習試合で使うというような目的で志布志のサッカーという
のはそれなりにやってるんですけど、そのサッカー場にしてもですよ、中山にもしサッカー場
ができた場合、そういう話がもう持ち上がっておりますけど、南さつまに果たして今までどお
り来るのかなと、そういうのもありますけど、その人口的な予測で移動とか、その辺はどう考
えますか。
〇市長(川野信男)
先ほど来申し上げておりますとおり、地域にある特性というものがござい
ます。都市部ではできないものを我々が提供できるものがないのかどうか。そういうものを研
究もしたいと、検討もしたいということでございます。今、サッカーの話もございました。志
布志の話もございました。これは志布志だから、船がいわゆる大阪とか、近畿方面からいわゆ
るフェリーが着いておる。それを活用したいわゆるサッカー場というのは志布志には向いてお
- 30 -
るかもしれません。我々の所には向いていないと思います。我々の所に、私どもが今やってお
るのは何かと言いますと、あれだけのたくさんの面を持っておる所は全国にほとんどないんで
す。一遍に大きな大会があるというのはここしかないというのがここの特徴であると、こう私
は思っております。我々の地域の特性を活かした格好でのそうした整備というのはできないの
かどうか。必ずしも私は公園という言葉にこだわるものではありませんけれども、いわゆる今、
都市部の人たちも地方との交流というのはいろんな形で望んでおりますし、そういうことも増
えております。例えば、修学旅行生でございましても民泊をするような時代になっております。
そうしたものは地方でないとできないんです。だから、この地方が持っている、あそこが持っ
ておる特性の中で活かす方法がないのかどうかということを研究してみたいと、こういうこと
でございます。その結果、やっぱり駄目だよと言った段階では、これはもう断念せざるを得な
いかもしれません。その時は当然契約書の中にある違約金の条項と、こういうようなことなど
も発生するかもしれませんが、私はそういうことにならないように、そして将来の財政負担に
つながらないような方法での計画は検討はできないのかどうか。これを模索をしていきたいと、
こういうふうに申し上げておるわけでございます。
〇23番議員(井料健造)
市と林野庁とのやりとりの中で、民間ならともかく、国と地方自治
体の間で違約金という例がないと、違約金をこう払ったとか、もらったっていう私はあの発言
もちょっと気になるんですよね。だから、国としてもそういう違約金じゃなくて、なるべく事
業をやってもらいたいというのが裏を返せばあるんじゃないかなと。だから、市としてはそれ
に乗っかるしかないなと。そしたら乗っかる場合に、いや、私はその事業を進めるのには反対
ですよ。要するに将来のことを考えた場合に、違約金をほんなら国が受け取らないんだったら
し よ う が な い か ら 事 業 を や ろ う か と 。 そ れ で は ち ょ っ と ま た 、 逆 に 言 え ば 今 度 は 1,900万 払 っ
て済むもんなら、何とか払う方法を考えてですねやめた方がいいんじゃないかなと。それは私
の考えであって、市長がどういう判断を下すか。金峰レクの森に関しては質問者が後にいっぱ
いおりますので、後のことはその人たちに委ねるとして、私はこの件は終わります。
2番 目 の ハ ー モ ニ ー タ ウ ン の 件 で ご ざ い ま す け ど 、 平 成 11年 頃 か ら 計 画 持 ち 上 が っ て 建 設 さ
れたんですけど、建設後の反省点とですね、そして今後の住宅政策、つまり、これもまた人口
に も 関 連 し て く る ん で す け ど 、 旧 1市 4町 に 市 営 住 宅 は い っ ぱ い あ り ま す 。 そ し て ハ ー モ ニ ー
タウンにもまた今後建設されますけど、その点を含めて今後の住宅政策というのはどのように
していきたいのか。ちょっと大ざっぱですけど、質問いたします。
〇建設部長(山下和隆)
私の方から御答弁申し上げます。今、ハーモニータウンにつきまして
は 、 県 の 住 宅 供 給 公 社 が 平 成 14年 度 か ら 一 般 分 譲 地 75区 画 、 そ れ と 店 舗 向 施 設 用 地 、 こ う い う
も の を ば 造 成 を し て 、 平 成 17年 度 に は 一 般 分 譲 地 が 完 売 を い た し た と こ ろ で ご ざ い ま す 。 反 省
点ということでございますが、ここにつきましては県、市それぞれの住宅がございまして、両
方 で 約 75戸 ず つ の 150戸 と い う よ う な こ と で 、 一 つ の ス ト ー リ ー 性 を 持 っ た 環 境 共 生 住 宅 と し
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て築造をしたところでございます。内容的にその反省点といいますか、そういう部分について
は、細かくはそれぞれあるにせよ、総体的な考え方としては、当初ストーリー性を持った住宅
として完成をしていくということでは、反省といいますか、そういう部分で進めているところ
で ご ざ い ま す 。 今 後 の 施 策 と い う こ と で ご ざ い ま す が 、 平 成 19年 度 に は 市 の 住 生 活 基 本 計 画 を
ば 定 め 、 う ち 市 営 住 宅 に つ い て は 新 築 住 宅 を 10年 で 約 60戸 、 既 存 の 老 朽 化 住 宅 の 建 替 え 等 に つ
いては、ストック計画の削減を目標に、各地域の現状や将来の動向を考慮しながら、新市の具
体的な実施計画を立てていくということで、現在その作業をいたしているところでございます。
以上です。
〇23番議員(井料健造)
質問が漠然としていますので、答弁も漠然としてて、もうちょっと
突っ込んでお聴きします。結局ですねハーモニータウンのこの最初できる時のうたい文句には、
「 1、 緑 に 包 ま れ た 豊 か な 自 然 と 共 生 す る 住 宅 、 そ し て 潤 い の あ る 街 並 み な ど 景 観 に 配 慮 し た 住
宅地、お年寄りも活き活きと生活し、活動できるバリアフリー化された住宅、若い人も取得で
きる手頃な価格の住宅地」、これは確かにそうでしたね。「自転車のまち加世田にふさわしく、
サイクリングも楽しめる住宅地を目指しています。ぜひハーモニータウンの加世田を御検討く
だ さ い 。」、こ れ は 平 成 11年 6月 の 文 章 で す け ど 、 そ れ は 別 に し て 、 一 つ の あ れ 誤 算 と 言 う の か 、
住んでる人から何人か聴いたんですけど、店ができなかったと、一つは。最初は造る予定だっ
たけど、店ができなかった。それと住んでみて分かったけど、臭いがすると。俗に言ういい匂
いじゃなくて、悪臭ですよね。こんなことなら買わんで、分かってれば買わなかったのになあ
て。これは何年か前の議会、この一般質問でもしましたけど、そういうような話もある次第で
す 。 そ れ と 住 宅 の 、 こ の 1戸 建 て 住 宅 は そ の 住 ん で る 人 の 個 人 の 物 で す か ら 、 こ れ は 別 に し て 、
要するに賃貸住宅ですけど、これは当然のことでしょうけど、点検とか、そういうのはやって
ると思うんですけど、その中でですね聴いたものが、屋根の上に植物というか、植えてますよ
ね。ああいう所の住宅の人で、それが原因かどうか知らんけど、窓が開かなくなったというよ
うなあれがあるんですが、そういう、例えば、住宅のそれの件は別にして、住宅の点検とか、
そういう住民からの苦情とか、そういうのはいつも受け付けて住宅の点検もしていらっしゃる
わけですかね。
〇建設部長(山下和隆)
住宅の点検につきましては、主には入居者からの情報に基づいて即対
応 を し て い る 現 状 に ご ざ い ま す し 、 そ れ ぞ れ 3か 月 に 1回 程 度 各 住 宅 団 地 の 外 側 に つ い て 点 検
をしている状況にございます。屋上緑化が出ましたけれども、このハーモニー団地につきまし
ては、特に環境共生ということで屋上緑化をしております。ここにつきましても入居者の方か
ら玄関引き戸又は窓の開閉、こういった苦情が寄せられておりますが、屋上緑化によりまして
一般的な木造よりは、若干ではございますが、重くなっております。それは実際でございます
が、この対策につきましては構造的な安全対策は施されておりますんで、今受けております内
容のこの建付けの不良等につきましては、一般的ではございますけれども、湿気等による木材
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の収縮変形、こういうのが大きな要因というふうに認識をしております。
〇23番議員(井料健造)
今後の住宅政策ですけど、ハーモニータウンにさらにできて、それ
が埋まるかどうかというよりも、例えば、人口が減ってくると、最近この中心部で見られる現
象というのが、何と言うんですか、自分の住んでる、年をとってくると、自分の住んでる所に
買物をする場所と病院がないということで、できるならそういう所に引っ越しをしたいという
人はもうかなりこれは多いんですよね。たまたまそういう所に住んでますので、聴いてくる方
はかなりいます。だから、「値段が合えばこの辺の土地を買いたい。」と言う人もいるんですけ
ど、今ある市営住宅の中で、例えば、坊津、笠沙、大浦辺りにも昔町営住宅、当然今、市営住
宅とあるんですけど、将来どれぐらいの、公営といいますか、市営住宅があれば足りるとか、
もうこの辺には要らないんじゃないかとか、極端に言えば坊津の端っこにあったとしたら、こ
の辺にもうあってもしようがないなとか、そういうある程度のこう予測とか、そういうのがあっ
て住宅政策を当然進めているんだろうと思いますけど、将来に必要なこの公営の住宅戸数とい
う の は 、 例 え ば 、 20年 後 だ っ た ら こ れ ぐ ら い 、 10年 後 だ っ た ら こ れ ぐ ら い は 必 要 だ と 。 そ の 他
のもんはもう取り壊してもいいというようなそういう予測というのはありますか。
〇建設部長(山下和隆)
これについては先ほどもちょっと触れましたが、昨年度住生活基本計
画をば策定をしてございますし、議員の皆さんもお持ちかと思います。その見通しの中で今後
公 営 住 宅 に つ い て は 約 60戸 程 度 必 要 で あ ろ う と 。 さ ら に 既 存 の 住 宅 に つ い て は 老 朽 住 宅 の 建 替
え等をやっていきましょうというようなことで計画をば立てておるところでございますし、さ
ら に そ れ ぞ れ の 1市 4町 、 旧 町 等 に お い て は こ れ ま で 進 め て き た ミ ニ 団 地 的 な 築 造 も 必 要 と い
う よ う な 、 定 住 促 進 の た め に 必 要 で あ る と 。 そ う い う 中 で 60戸 と い う 推 定 値 を 出 し た と こ ろ で
ございます。
〇23番議員(井料健造)
旧 4町 で も 地 理 的 な 条 件 と か 、 さ っ き 言 っ た 買 物 と か 、 病 院 な ん か
の条件もありますけど、この将来どうしても必要になるのが、高齢化に伴って買物、食の面等
で 、 あ と 医 療 の 面 、 医 者 で す よ ね 。 あ と は 交 通 手 段 、 お そ ら く あ と 10年 、 15年 、 20年 っ て 経 つ
と、免許は持ってても、今度は車の運転ができないということで、その辺もかなりの問題になっ
てくると思いますけど、私は住宅というのは、下手にあっちこっちにこう公営住宅を造るより
も、ある程度中心部に近い所に持ってくるような政策をした方がいいんじゃないかなと思いま
す。というのは、どうしても医療機関の問題とか、そういうのも大きく影響してくるでしょう
し、行き着く所やっぱり人間が生活するにはそういう所に、なるべく近い所に公営住宅を持っ
てきて、どうぞこちらの方に引っ越してくださいというような、特にこの南さつまは地理的に
見てもそういうような住宅政策というのが必要になってくるんじゃないかなと思います。その
辺は後のことですけど、御検討願えればと思います。
3番 目 の 市 役 所 の 窓 口 業 務 、 3・ 4月 の 引 越 時 期 な ん か も あ り ま し て 、 こ の 引 き 越 し 等 に 伴 う
窓口業務の時間延長と、そして休日の窓口の開設の考えはないか伺います。
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〇総務部長(柴田達朗)
3月 、 4月 の こ の 移 動 時 期 に お き ま す 窓 口 業 務 の 延 長 、 休 日 の 窓 口 開 設
についてお答えいたします。この時期の窓口延長につきましては、仕事を休めない市民、こう
いう方にとっては非常に喜ばれる取組みでもございます。市民サービスの向上の一環として市
としても検討する必要があるというふうに思われます。転出入に関する業務につきましては、
戸籍、住民票等を取り扱う部署だけではなく、税務、保健、福祉、水道、教育委員会、電算担
当など関連する業務も同時に実施をしなければ意味がないのではないかというふうに思われま
す。実際この実施をするとした場合に取扱業務をこの転入、転出に限るのか。それ以外の業務
まで取り扱うのか。それから手数料等の現金の保管の問題、それから多くの職員が出勤をする
ということで時間外手当の支出が伴います。こういったことで経費の問題等のそういった課題
もございます。今のところ市民の方からこの休日開放等についてこの窓口で直接こう要望があっ
たという話は聴いてはいないところなんですが、窓口業務に関するアンケートの結果ですとか、
それから県内のこの実施自治体の状況等を参考にしながら、今後調査研究を進めて参りたいと
いうふうに考えております。
〇23番議員(井料健造)
市民の要望があった、ないじゃなくて、私はいつも市民の要望を聴
こうとしてないのじゃないかとたまに言いますけど、結局この引っ越しというのは、極端に言
えばどうしても土・日しか時間が空かないとか、そういう事態も出てくるわけですよね。それ
はもう当然のそういう事態出てきて、そしたら開いてればいいなあって思う人も結構いるんじゃ
ないかと思います。その経費の問題とか、そういうのは別にして、県内でもやってる所はもう
あります。もちろん御存じのように、薩摩川内市とかありますけど、ぜひこれはやっていただ
きたいと。結構利用者というのは、会社が終わってからとか駆け付ける人というのは結構多い
んじゃないかなあと思うんですよ。それはやってみて予想以上に少なかったとかあるかもしれ
ませんけど、ぜひこれは実施していただきたいと思います。そしてそれと関連ですけど、前の
一般質問で言いました。死亡、生まれた。死んだ。出生、死亡のこの受付はしてるわけですけ
ど、新聞掲載の件でございますけど、これはどのようにお考えですか。できないものでしょう
かね。
〇総務部長(柴田達朗)
土・日のこの死亡広告のことでございますが、以前も同じような質問
をお受けしたことがございます。もう現在市としましては、土・日のこの受付分については、
月曜日に現在は職員が確認した後に広告、新聞社の方にファックスを送っていることでござい
ます。土・日につきましては、現在警備の方の受付業務の中でそこまでの業務を依頼をしてな
いという事実もございます。これについては担当部署の方とも十分今後検討して参りたいとい
うふうに考えております。
〇23番議員(井料健造)
土 ・ 日 だ け じ ゃ な く て 、 ゴ ー ル デ ン ウ ィ ー ク な ん か 4連 休 、 5連 休 、
6連 休 と い う の が あ っ て 、 そ れ が バ ア ー ッ と ま と め て 出 た り す る ん で す け ど 、 結 構 こ れ は 市 民
がいつも目を通す場所にもなってるし、結構必要な情報といいますか、そういうふうに考えて
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おります。事実やっている自治体もあるわけですし、新聞社に聴いてみましても、ちゃんとし
た書類といいますか、揃いさえすれば載せるはずですし、そういう確認もしておりますけど、
ぜひこれもやっていただきたいということで本日の一般質問を終わります。
〇議長(石井博美)
次に、貴島
修議員の発言を許可します。
[貴島
〇1番議員(貴島
修)
修議員
一般質問席]
午前10時43分
4点 ほ ど 通 告 書 を 出 し て あ り ま す の で 、 そ の 順 番 に 従 い ま し て 質 問 を
します。先ほども市長のお話されましたように、「我がまちはオンリーワンのまちづくりを」
ということを言われております。私も全くそのとおりだと思っております。我がまちは三方を
海に囲まれてクジラが悠々と回遊する豊かな海と奥深い山を持ちましたまさに大地と海が共演
するまちでありまして非常にいい立地条件を持ったまちだと確信しております。その中で、そ
のような立地の条件の下に風力発電や農水産業やスローフード、まるごとスポーツランドを含
め自然と協調したまちでありまして、都会に住む人たちがあこがれる、これからの地方のまち
づくりの方針を提示する一環として体育施設の夜間施設の利用促進についてを質問いたします。
我がまちのイメージというのは、まだ市外の人たちに対してはあんまり我がまちは、南さつま
というのはこういうまちなんだというイメージ付けとか、そういうのはまだ途中だと思うんで
すけど、今盛んに健康づくりということを言われておりますが、このような世の中にありまし
て健康というのは、もうこちらから能動的に動いていかないと健康というのは手に入らないん
じゃないかと。自然に待っているだけではもう健康というのはなかなか手に入らないんじゃな
いかというような気がするんであります。我がまちというのはその健康づくりに非常に、行政
が非常に積極的にまちであると、健康づくり産業が盛んなまちであるというようなイメージ付
けができやすい条件を持っていると思うわけであります。まさにサッカーのピッチであります
とか、あるいはそのようなこともたくさん、そういうのが、高太郎公園あるいは大浦の総合グ
ラウンド、草原町とか、あるいは夜間の照明施設を兼ね備えている運動施設がたくさんあると
思うんですね。それがそのような元気づくり、健康づくりを一生懸命やっているまちであると
いうことに大いに利用ができるんではないかと思うわけであります。そこで各スポーツ団体に
呼 び 掛 け ま し て 、 そ の 団 体 主 催 で 週 に 1回 程 度 、 7時 か ら 9時 ぐ ら い ま で で す か ね 、 練 習 な り 、
試合なりをして大いにスポーツを楽しみ、健康づくりに役立っていただきたいというようなシ
ステムを作りましたら非常にですね市民にも喜ばれるし、それこそオンリーワンのまちを挙げ
て 木 曜 日 な り 、 水 曜 日 な り に は で す ね 7時 か ら 9時 ま で ゲ ー ト ボ ー ル な り 、 グ ラ ウ ン ド ゴ ル フ
なり、バレーなり、サッカーなり、ソフトなり、野球なりですね、そういうことがあらゆる体
育施設で行われているということができたらですね、先ほどの市外の方々に対するイメージ、
いいイメージが与えられるんではないかと。そしてそれこそ都市の人たちがあこがれる地方の
都市づくりということにマッチするんではないかと私は思うわけであります。それで利用料金
についてでありますが、聴きましたところ、無料の所もあるし、有料の所もあると。それは各、
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条例が、公園の条例が五つぐらいありまして、なかなか統一が、その絡みでまちまちであると
いうことでありますが、まずそのような料金等の統一も必要だと思うわけでありますが、いつ
頃それがなるのか。それが一つですね。それと市内にはスポーツ団体がたくさんあるわけであ
りますが、協会とか、いろいろ各協会とかあるわけでありますが、行政がするんではなくて、
その行政と相談して、その行政がないかで、スポーツ団体が主催して、そのような、例えば、
スポーツナイトと、仮称なんですが、スポーツナイトがあらゆる所でできればいいなあと思う
わけであります。その時は、今、中学生とか、高校生とか、スポーツ少年団は減免とかいうシ
ス テ ム が あ り ま す が 、 そ の よ う な と き は 、 週 に 1回 程 度 で す の で 、 使 用 料 は 減 免 、 照 明 代 金 も
ですね割引のような条例の制定又は改編はできないかをお聴きします。
〇教育部長(染川勝夫)
教育委員会が管理する体育施設で使用料等に関する条例は、教育委員
会が所管するものと建設部、産業振興部から管理委任を受けているものがあり、その条例は六
つであります。使用料の条例改正でございますが、使用料等については旧市町の料金体制をそ
のまま引き継いでおります。電気使用料につきましては、それぞれの施設で電気の契約料金が
異なることから、一概に平等性を欠いているとは言い難い状況であります。料金改定につきま
しては、類似施設の整備状況などを基に判断していきたいと考えております。それから、体育
施設の使用料の免除についてでございますが、ほとんどが各種スポーツ大会の使用料免除であ
ります。免除の対象となるようなものについては、全額免除の場合は、南さつま市又は南さつ
ま市の機関が主催又は共催する行事に使用するとき、南さつま市の学校又は保育所が教師又は
監督の下で学習指導などを使用するとき、南さつま市小学校体育連盟が主催し、児童を対象に
した大会に使用するとき、南さつま市体育協会が主催して行う大会に使用するとき、南さつま
市 民 で 国 ・ 県 又 は 市 の 代 表 で 当 該 ス ポ ー ツ の 練 習 に 使 用 す る と き な ど で あ り ま す 。 5割 軽 減 と
いたしましては、前項に準じ、市長が認めるときなどであります。次に、練習における使用料
の減免について申し上げますと、中学校の部活動、スポーツ少年団の練習については基本的に
学校施設を使用することとすることになっておりますが、加世田運動公園など市の社会体育施
設を使用する場合においては減免申請をして免除していることとしております。これ以外につ
いては減免の制度はございません。照明料金の割引についてでございますが、条例制定はでき
ないかとの御質問でございますけど、市内の屋外ナイター施設の電気料金については、笠沙公
園 グ ラ ウ ン ド 、 大 浦 総 合 グ ラ ウ ン ド 、 草 原 町 運 動 広 場 な ど そ れ ぞ れ 1時 間 当 た り 1,000円 、 高
太 郎 公 園 総 合 運 動 場 が 1時 間 当 た り 1,224円 に な っ て お り ま す 。 照 明 施 設 に つ い て は そ れ 相 応
の経費が掛かることから受益者に一部の負担をお願いしているところでございます。照明料金
の割引制度については、県内市町でどのような取組みがされているものか状況を見極めて研究
して参りたいと考えております。
〇1番議員(貴島
修)
ですから、そういう状況がありまして、今の条例とか、それでそうい
う状況がありまして、先ほどから言っているのは、我がまちのそのイメージなり、あるいは元
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気づくり、健康づくりを非常に一生懸命やっている市なんだと。そこで作られている農産物あ
るいは水産物、そういうもの等へのですねそのイメージあるいは付加価値を付けるためにもで
すねひとつそういうことをですね非常に積極的にですね検討して実施する必要があると思うん
ですが、市長どのようにお考えですか。
〇市長(川野信男)
運動施設等の使用していただいた場合、使用料をいただいております。こ
れは特別な便益を受ける場合は負担をする。これはもう原則と考えなければいけないと思いま
す。ただ学校とか、特殊事情のあるものについては減免をすると。いわゆる一応使用料という
のは納めていただきますよ。ただし、特殊な事情のあるものについては減免をすると、こうい
うようなやり方でいたしておるわけでございます。例えば、専門的にといいましょうか、プロ
といいましょうか、そういう方々が来た時にじゃあどうするか。これはやはりやっぱいその使
用料という規定を作っておかなければ、その時だけ使用料を取るよとか、こういうことにいか
ないわけでございます。基本的な方針というのは決めておかなければなりません。ただ減免を
じゃあどこまでするかということについては、それぞれの事情といいましょうか、今言います
ように、お話がありましたとおり、健康増進のためにどうするんだと。あるいは学校教育のた
めにどうするんだ。あるいは大会等誘致するためにどうするんだ。それぞれ事情を勘案しなが
ら制度として運用しておると、こういうのが実情でございます。一般的にその市民全部に対し
て減免ということであれば、これはもうもともと使用料そのものを取ること自体がおかしい話
でございますから、やはり個別に判断していくと、こういうことがいいのではないかと、こう
いうふうに思っております。
〇1番議員(貴島
修)
各種スポーツ団体の現状を今見てみますとですね、非常にどこも予算
が、その団体が持っている予算が厳しいから、なかなかうまく活動できないと。いろんな所、
例えば、補助金を、その団体の中のあるチームにですね補助金を出してあげたくても、なかな
かそういうこともできないと。ですから、こうだと思うんですね。そのただ夜間、そのスポー
ツナイトに参加される方々が、ただじゃなくて、やっぱり自分でスポーツをするわけですから、
そ れ は そ れ な り の 負 担 は す る 必 要 は あ る と 私 も 思 う ん で す 。 100円 な ら 100円 ず つ 持 っ て き て
いただいてですね、足りない部分はその団体が出すと。余ったらですねその団体に入ると。例
え ば 、 30人 来 た ら で す ね 3,000円 で す よ ね 。 そ の 中 で 使 用 料 が 2,000円 、 照 明 料 が 安 く な っ て
2,000円 と か 、 1,000円 だ っ た ら 、 残 り の お 金 は そ の 団 体 に 入 る と 。 そ れ を ス ト ッ ク し て い っ て
いろんな方向でその団体が有効に活動できるような資金源とするとことにすればですね、おま
えたちも来んか。君もはよけよと。一緒にやろうじゃないかと。一緒にゲートをすっが。一緒
にサッカーをすっが。一緒にバレーをするがという気運がですねやっぱり、その団体を盛り上
げるためにもみんながですね団体、そのスポーツを盛り上げるためにもそのようなことがです
ね、仕組みが非常に必要じゃないかと思うんですよね。一生懸命やろうと思ってもですね、やっ
ぱりその予算がないとですねなかなかやりにくい。ただ、ですから、その予算の原資とするた
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めにやはりそのスポーツを楽しむ人たちにも負担してもらってやろうじゃないかということな
わけでありますので、ひとつですね意見として申し上げますけども、真剣にですね考えていた
だきまして、できたら来年度からでもですねそういうことが、そういうことを各種スポーツ団
体に年内、年度内に投げ掛けていただきまして、やる、やらない。やるスポーツ団体もあるで
しょうし、いや、そこまではうちはやらないよと言う所もあるでしょうから、そういうことを
ですねぜひ投げ掛けていただけないかということを意見として申し上げておきます。
続きまして青パトの燃料代の補助につきましてを質問いたします。青パト隊の活動につきま
しては、私から説明するまでもなく、よく御存じだと思います。その活動をですね、青パトの
活動をどのように評価されるかをお聴きします。
〇市長(川野信男)
青 パ ト で ご ざ い ま す け れ ど も 、 今 、 市 内 に 53台 ご ざ い ま す 。 こ の う ち 民 間
の ボ ラ ン テ ィ ア の 方 々 の 分 が 26台 ご ざ い ま す 。 私 も あ ち こ ち こ う 回 っ て お り ま す け れ ど も 、 非
常に活発に巡回などをしていただいておりまして大変感謝をいたしておるところでございます。
ただ、今この方々が活動しようにしても油代が高くなったというような課題があるということ
についても承知をいたしておりますが、そこまでで答えをまず終わりたいと思います。
〇1番議員(貴島
修)
気を使っていただきました。そうですね自動車代の燃料代金は今年の
3月 と 比 べ る と 異 常 で あ り ま し た 。 4月 以 来 で す ね 5月 で 10円 、 6月 で 22円 、 7月 で 32円 と 異 常 な
高 騰 を し て い る わ け で あ り ま す 。 そ れ で 9月 に な り ま し て 少 し 下 が っ た と 言 い ま す け ど も 、 や
はり開発途上国の問題等でとか、その以外の問題等でやはりですねまた年末に向かって上がっ
ていくんではないかと言われております。先ほども市長おっしゃいましたように、南さつま市
で は 青 パ ト が 53台 、 内 訳 は 、 教 育 委 員 会 で 6台 、 本 所 、 支 所 で 10台 、 ほ の ぼ の サ ポ ー ト 万 世 8
台 、 う ち 養 徳 園 が 4台 と 。 自 主 ボ ラ ン テ ィ ア 4台 、 防 犯 協 会 1台 、 金 峰 青 パ ト 隊 と し て 金 峰 建
築 友 の 会 が 10台 、 そ し て 南 友 会 が 18台 、 私 は 32台 と 思 っ て た ん で す け ど 、 26台 な ん で す ね 。 こ
れは加世田署の防犯課に行って聴いてきたんです。それとパトランプがありますね、青いパト
ラ ン プ が あ り ま す 。 そ れ と ド ア に 貼 る マ グ ネ ッ ト シ ー ト が あ り ま す よ ね 。 そ れ が セ ッ ト で 2万
1,700円 す る そ う で あ り ま す 。 1台 に つ き 2万 1,700円 す る そ う で あ り ま す 。 こ れ も 自 費 購 入 だ っ
たんですけども、加世田署の防犯から、南さつま署ですか、の防犯課からの依頼で南さつま地
区の金融機関防犯協議会がそのお金は負担されたそうであります。燃料の高騰は青パト隊の家
計を直撃していると思うわけでありますが、市の財政の立て直しということで何もしないでい
いのか。いや、いや、ほかの自治体はしているからしろと言うんじゃないんですよ。市の財政
の立て直しということで何もしないでいいのかを質問いたします。
〇市長(川野信男)
青パトの方々には設備から、そして、また、行動する、巡回する場合の油
代すべてボランティアでございます。もうもちろん労働力といいましょうか、こういうものも
ボランティアでございます。大変感謝いたしておるわけでございます。これが現在原油価格の
高騰によってなかなか活動、行動もできないんじゃないかという実態が出ております。原油価
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格の高騰による影響と言いますのは、農業者、漁業者、あるいは日常生活の、市民全体の日常
生活まで影響があるのは御案内のとおりでございます。特に今申し上げましたようなこうした
ボランティアで活動していらっしゃる方々が自費で当然その原油のアップ分を負担しなければ
ならない。ただでさえ負担しておるわけでございまして、そういうような課題がございます。
県下でもいくらかの助成をしようじゃないかということが出ております。鹿児島市でございま
すとか、薩摩川内市などでございます。この話を私も聴いて財源の豊かな所はいいなと、こう
いうような非常にこう思ったこともありますけれども、ただそれはそれといたしまして、現実
にこういう状況が発生していると、こういうことについては重く受け止めをしなければならな
いと、こういうふうに思っております。原油価格の高騰に対していろんな課題が出ております
ので、実は庁内でどういう対応をすりゃいいかということをば今検討いたしておる段階でござ
います。国におきましても総合経済対策の中でいろんな議論もしておるようでございます。近
く方針等も固まってくるだろうと思いますが、これらとも関連をしながら、また、最近のいわ
ゆる原油の価格の動向、こういうものも十分勘案しながら、どう対応するかについては検討い
たしてみたいと、こういうふうに思っております。
〇1番議員(貴島
修)
燃料代金をですね全部負担してくださいとかいう話では私もないんで
す ね 。 ボ ラ ン テ ィ ア を し て い た だ い て い る 善 意 に 対 し て で す ね 、 例 え ば 、 月 に 1,000円 な り 支
払 っ た 場 合 、 い わ ゆ る 自 主 ボ ラ ン テ ィ ア で 、 私 は 32台 と 把 握 し て た も ん で す か ら 、 市 の 方 で は
「 26台 」 と お っ し ゃ い ま し た け ど 、 一 応 32台 と 把 握 し て お る も ん で す か ら 、 月 で 3万 2,000円 、
8月 を 除 い た 11か 月 で 年 間 35万 2,000円 、 2,000円 ず つ で も 年 間 70万 4,000円 で 、 3,000円 と な り
ま し た ら 年 間 100万 ぐ ら い の 予 算 に な る わ け な ん で あ り ま す が 、 ひ と つ で す ね そ う い う こ と を 、
緊急な、もう実際ガソリンなり、軽油の価格が上がっているわけですので、何がしかのことで
ですね何がしかの予算を補正でもですね、予算でも組むことはできないのか。検討されること
は非常に結構なことなんですが、これ緊急な課題だと思うもんですからですね、来年度になっ
たらこうしようとかいう話も、それはそれでありなんですが、緊急な課題として補正予算を組
んでどうかして対処していただけないものかをお聴きします。
〇市長(川野信男)
今申し上げましたように、内部で、これに限らず、原油価格対策というも
のについて対応をする必要があるものはないのかどうか全庁的に今検討をいたしてございます。
できるだけ早く取りまとめをいたしたいと、こういうふうに思っておりますが、併せて国の動
向等も関連がございます。さらに今後の原油価格がどういうふうになるか。そのことにも十分
注意をしながら最終的な対応策についての結論は出したいと、こういうふうに思っております。
これはあくまでもこの青パトの場合もいわゆる設備投資も要りますし、また、もともと油代掛
かるということは前提のうちに善意でボランティアでしていただいております。これを根っこ
から助成をするとかということは、私はこれは本来趣旨に合わないというふうに思っておりま
す。ただこうした特別なといいましょうか、急激な原油価格対策に対してどうすればいいかと
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いうことを少し検討をいたしておきたいということでございます。今回の補正予算を組んでお
りませんので、今後の課題として検討をいたしたいと、こういうふうに申し上げておきます。
〇1番議員(貴島
修)
もうその高騰した燃料代はもう既にですねボランティアをされている
方々は支払っていらっしゃるわけですので、ひとつですね早めの対処をお願いしたいと思って
おります。
続 き ま し て 大 浦 町 の 越 路 地 区 上 村 川 の 砂 防 工 事 の 計 画 に つ い て お 聴 き し ま す 。 平 成 12年 の 水
害はまだ記憶に新しいわけでありますが、ちょうど県知事選のさなかじゃなかったかと思って
おります。上村川と市道が交差する付近は何軒かは床上までですね濁流が流れ込んできまして、
もう戸袋なんかにですね泥が溜ったりしてですね非常に大変だった状況を今でも覚えておりま
す。その家屋はですね今、人が住んでないわけですね、もう住めないということでですね。一
人でもたくさんの人口の流入を避けたい我がまちにおきましてですね、その河川の整備に、河
川 と 言 い ま し て も 、 上 村 川 と 言 い ま し て も で す ね 幅 が で す ね 、 そ う で す ね 、 120あ る か な あ と
いうぐらいのですね小さいその沢ですね、沢なわけですが、大雨による水害がありまして、そ
この家の人たちがもういなくなったという現状であります。当時、今、我が市の建築の課長を
されています橋口課長にも来ていただきましてですね現状、すぐ来てくれまして現状を見てい
た だ い た と い う 記 憶 が あ り ま す 。 そ れ か ら は や 8年 が 経 っ た わ け で あ り ま す 。 聴 き ま す と 、 こ
のところ住民に対する説明会とかあったやに聴いております。それで今までの経過と今後の計
画を質問します。
〇建設部長(山下和隆)
私 の 方 か ら 御 答 弁 申 し 上 げ ま す 。 御 指 摘 の と お り 、 平 成 12年 の 水 害 を
受けての要望があり、それを受けてこれまで繰り返し要望を行ってきたわけですが、上村川の
砂 防 工 事 に つ き ま し て は 、 平 成 19年 度 か ら 測 量 設 計 が 実 施 さ れ 、 本 年 度 よ り 工 事 着 手 に 向 け た
用 地 買 収 、 さ ら に 21年 度 と 22年 度 の 2か 年 で 床 止 工 と 41.5メ ー タ ー の 流 路 工 の 整 備 を 行 い 、 22
年 度 に 完 成 を す る 予 定 で ご ざ い ま す 。 7月 29日 に は 集 落 の 代 表 者 の 方 々 に 事 業 説 明 を 行 っ た と
こ ろ で ご ざ い ま し て 、 う ち 用 地 買 収 に つ い て は 5名 が 対 象 と い う こ と で 、 現 在 集 落 の 代 表 者 を
通じまして対象者に連絡をお願いして、その後県で個別に交渉を進めていくということで、具
体 的 な 整 備 計 画 が 現 在 で き て い る と こ ろ で ご ざ い ま す の で 、 22年 度 ま で の 工 事 期 限 で 施 工 を す
る状況となっている旨を報告をいたします。
〇1番議員(貴島
修)
昨年度測量設計がなされて、本年度用地買収ということであります。
21年 度 と 22年 度 の 施 工 で 、 22年 度 に 完 成 と い う こ と で あ り ま す が 、 本 年 度 は 用 地 買 収 だ け で す
か 。 そ れ と 、 2点 で す ね 。 本 年 度 は 用 地 買 収 だ け な の か 。 そ れ と 21年 度 、 22年 度 は ど の 程 度 の
予算規模で事業が行われるのかをお聴きします。
〇建設部長(山下和隆)
本年度については用地買収のみでございます。これらを含めた全体の
事 業 費 と し て 2,000万 程 度 を ば 考 え て い る と こ ろ で ご ざ い ま す 。
〇1番議員(貴島
修)
狭 い 沢 で す か ら そ の 程 度 の こ と で 、 2,000万 程 度 で の 事 業 費 で 済 む と
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今聴いたわけですけども、これは代表者に説明された時に大体そういう説明された代表者の方
は納得され、ああ、分からないですかねえ。もしお分かりでしたら。うん、分かった。なるほ
どねと言われたのかどうかですね。もしお分かりでしたら、お伺いします。
〇建設部長(山下和隆)
個々の意見としては掌握しておりませんが、代表者の方に具体的に、
そ の 用 地 買 収 者 が 5名 と 申 し 上 げ ま し た 。 そ の う ち 県 外 者 が 4名 で ご ざ い ま す ん で 、 こ の 方 々
にはこの説明をした代表の方を通じて連絡をお願いしていくということで、事業推進に向けて
一緒にお手伝いをいただくということで理解をしているところでございます。
〇1番議員(貴島
修)
県の県単事業になるんじゃないかと思います。県の予算も、県のです
ね財政も見ますと非常に苦しいところであります。県単の工事というのも年々年々減っており
まして、ようやく工事ができるのかなあと思っているところであります。仕方ないのかなあと
思 う ん で す け ど も 、 あ あ 、 も う 仕 方 な い の か な あ と 思 う わ け で あ り ま す が 、 21年 度 、 22年 度 に
完 成 を さ れ ま し て 、 流 末 は 結 構 広 い 水 路 が あ り ま す の で 、 12年 度 に 被 害 が 起 き た あ の 辺 り か ら
上流を改良していただければ何とかなるんじゃないかと思っておりますが、ひとつ早く、来年、
21年 度 の 着 工 で あ り ま す け ど も 、 出 水 期 の 前 に で す ね 着 工 が で き る よ う な 予 算 措 置 が な さ れ れ
ばいいなあと希望しております。
続 き ま し て 4番 目 の 笠 沙 中 学 校 へ の 赤 生 木 地 区 か ら 通 学 す る 生 徒 の 自 転 車 代 金 の 補 助 に つ い
て を 質 問 い た し ま す 。 4点 ほ ど 質 問 し ま す が 、 20年 度 の 現 状 は ど う な の か 。 購 買 代 金 へ の 補 助
は 、 人 数 と か 、 金 額 は ど の ぐ ら い で あ っ た の か お 聴 き し ま す 。 二 つ 目 に 今 の 笠 沙 中 学 校 は 3校
の統合によってできたわけでありますが、赤生木と笠沙と玉林の三つの中学校の統合の下に玉
林中学校に統合されてできたわけでありますが、その時の、自転車購買代金の補助というのは
その時の取り決めであったのか。廃止になると、その購買代金の補助が廃止になると聴くが、
い つ か ら の 計 画 か 。 21年 度 か ら と 聴 い て い る わ け で す け ど 、 そ う な の か 。 そ れ は 市 町 村 合 併 時
に決められたことなのか。それと当然保護者の方に説明されたと思うんですけども、その保護
者 の 方 々 が 納 得 さ れ た の か で す ね 。 ま た 、 21年 度 の 対 象 者 は 、 そ の 後 の 対 象 者 の 見 通 し は 等 を
お聴きします。
〇教育部長(染川勝夫)
赤 生 木 地 区 通 学 用 自 転 車 補 助 の 状 況 に つ い て お 答 え し ま す 。 平 成 20年
度 の 現 在 ま で の 実 績 は 5名 で 13万 4,873円 の 支 出 と な っ て お り ま す 。 次 に 、 赤 生 木 地 区 通 学 用
自 転 車 補 助 に つ き ま し て は 、 昭 和 58年 に 笠 沙 町 の 中 学 校 統 合 に よ り 廃 校 と な っ た 赤 生 木 中 学 校
の生徒や地域に配慮して創設された制度であります。通学補助制度は合併前の市町でそれぞれ
の取扱いがそれぞれ異なっており、合併協議の中で「新市において、従来からの経緯、実績及
び目的等を考慮し、均衡を保つよう調整する。」と調整方針が定められているところでありま
す 。 平 成 18年 度 ま で の 通 学 補 助 は 、 笠 沙 中 学 校 へ 通 学 す る 赤 生 木 地 区 の 全 生 徒 を 対 象 に し た も
の と 、 そ れ 以 外 の 加 世 田 中 学 校 、 津 貫 中 学 校 及 び 金 峰 中 学 校 等 の 片 道 5キ ロ メ ー ト ル 以 上 の 通
学距離の生徒を対象とした二つの制度に分かれておりました。その後基準を同じにするために
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平 成 18年 度 に 赤 生 木 地 区 の 保 護 者 や 地 域 住 民 の 方 々 と の 協 議 を 行 い 、 そ の 中 で 制 度 創 設 か ら 既
に 23年 が 経 過 し 、 補 助 目 的 が 達 成 さ れ て い る と 思 わ れ る こ と や 、 道 路 事 情 も 良 く な っ て い る こ
となど創設当初に比べ通学条件が良くなっていることなどを説明し、意見等も伺ったところで
ご ざ い ま す 。 経 過 措 置 と し て 3年 後 の 平 成 21年 度 ま で 存 続 し 、 平 成 22年 度 か ら は 全 市 を 統 一 し
た 片 道 5キ ロ メ ー ト ル 以 上 の 通 学 距 離 を 条 件 と す る こ と に し て お り ま す 。 ま た 、 平 成 21年 度 の
対 象 者 数 は 現 在 の と こ ろ 7名 を 予 定 し て お り ま す 。 さ ら に そ の 後 の 対 象 者 の 見 通 し は と い う お
尋 ね で す が 、 平 成 22年 度 か ら 統 一 さ れ た 制 度 で の 通 学 距 離 が 片 道 5キ ロ メ ー ト ル 以 上 の 対 象 者
は 、 平 成 22年 度 が 2名 、 平 成 23年 度 が 6名 と 聴 い て い る と こ ろ で ご ざ い ま す 。
〇1番議員(貴島
修)
そ れ は ち ょ っ と 聴 き 漏 ら し た も ん で す か ら 、 1番 目 の そ の 人 数 と 金 額
の 所 を も う 1回 。
〇教育部長(染川勝夫)
現 在 ま で の 実 績 で 5名 で 13万 4,873円 で ご ざ い ま す 。
〇1番議員(貴島
そ う す る と 大 体 一 人 2万 円 ち ょ っ と の と こ で す ね 。 分 か り ま し た 。 こ
修)
れですね私は赤生木のですね保護者の方からこういうことなったんだけども、何とか存続して
もらえないもんなんだろうかということを聴いたもんですからお聴きしたわけであります。ど
う な ん で す か ね 。 ほ か と の 整 合 性 と か 考 え る わ け で あ り ま す が 、 そ の 5キ ロ メ ー ト ル 以 上 の 、
5キ ロ と い う と ど の ぐ ら い な る 。 い や 、 い や 、 5キ ロ は 5キ ロ な ん で す け ど 、 は い 、 赤 生 木 と 笠
沙 は 5キ ロ も な い で す よ ね え 。 笠 沙 中 学 校 ど う な ん で す か ね 。
〇教育部長(染川勝夫)
赤 生 木 小 学 校 と 笠 沙 中 学 校 が 5.2キ ロ メ ー ト ル で ご ざ い ま す 。
〇1番議員(貴島
修)
そうするとその対象者はこれからも出てくるということですかね。い
〇教育部長(染川勝夫)
先 ほ ど 申 し ま し た け ど 、 平 成 22年 度 が 児 童 が 2人 お り ま し て 、 2人 と
ないんですかね。
も 該 当 と い う こ と で ご ざ い ま す 。 そ れ か ら 平 成 23年 度 が 8人 中 6名 、 そ れ か ら 24年 が 、 も う あ
と 26年 度 ま で で す が 、 全 員 適 用 と い う 形 に な り ま す 。
〇1番議員(貴島
修)
分かりました。私はですねその全部もう駄目になるということをです
ね聴いたもんですから、私の勘違いだったですね。これはもう結構です、これで。ありがとう
ございました。いや、「わあー、あたいげえも駄目なった。」とか、いろいろ言われたもんです
からですね聴いたわけでありまして、私の勉強不足でありました。結構です。これで一般質問
を終わります。
〇議長(石井博美)
次に、大原俊博議員の発言を許可します。
[大原俊博議員
〇4番議員(大原俊博)
一般質問席]
午前11時19分
平 成 20年 度 の 市 政 運 営 の 中 の 第 三 で す ね 、 「 人 と 自 然 の 共 生 す る 環 境
に や さ し い ま ち づ く り 」 の 中 の 3点 に つ い て 本 日 は 質 問 を い た し ま す 。 ま ず 1番 目 、 公 共 下 水
道についてですが、南さつま市公共下水道については全員協議会で説明を受けたわけですが、
そ の 中 で 一 番 先 に や る こ と と し て 、 ① 終 末 処 理 場 の 500メ ー ト ル 周 辺 の 集 落 長 の 意 見 を い た だ
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く 。 こ れ は 7月 10日 に 行 わ れ た と い う こ と で 伺 っ て い ま す が 、 そ の 内 容 。 ② 終 末 処 理 場 周 辺 の
地権者、住民の説明会を行う。今現段階で上と地頭所の自治会で説明を行っていると思います
が 、 そ の 件 に つ い て 伺 い ま す 。 ③ 計 画 区 域 内 の 説 明 会 を 行 う と 3点 挙 げ ら れ ま し た が 、 そ の 状
況について伺います。次に、策定委員会の取りまとめの中に「公共下水道の全体計画は加世田
Ⅰ 期 区 域 214ヘ ク タ ー ル と し 」 と 明 記 さ れ て い ま す が 、 一 方 、 全 員 協 議 会 で 示 さ れ た 資 料 の 3
ペ ー ジ で は 「 南 さ つ ま 市 公 共 下 水 道 の 全 体 計 画 に つ い て は 、 加 世 田 Ⅰ 期 214ヘ ク タ ー ル を 対 象
区域として雨水事業、汚水事業両面から計画策定しています。残された地域については、加世
田 Ⅰ 期 の 終 了 年 度 前 ( 約 25年 後 ) に お い て 、 社 会 情 勢 や 事 業 効 果 、 さ ら に 技 術 革 新 に よ る 工 法
や処理場形態等を考慮し、再度検討します。」とあります。この表現の違いをどのように理解
す れ ば い い の か 伺 い ま す 。 ま た 、 付 帯 意 見 が 3項 目 、 審 議 会 の 付 帯 意 見 が 3項 目 示 さ れ て お り
ま す が 、 こ の こ と に つ い て 質 問 い た し ま す 。 1、 周 辺 住 民 の 説 明 を 現 在 進 め て い る 段 階 で す が 、
住民や議会の理解が得られるという判断はどこでするのか。どの時点で判断するのか伺いたい
と 思 い ま す 。 2、 「 財 政 的 ・ 合 理 的 な 運 営 で 進 め る 。 」 と あ る が 、 雨 水 ・ 汚 水 事 業 の 合 計 は 、 平
成 12年 度 の 前 回 、 加 世 田 市 時 点 の 計 画 で 131億 8,000万 円 か ら 今 回 の 新 た な 計 画 で は 97億 5,000
万 円 と 34億 3,000万 円 減 と な っ て い ま す 。 こ れ は 終 末 処 理 場 の 膜 分 離 活 性 汚 泥 法 に 起 因 す る 部
分 な の か と い う ふ う に 想 像 い た し ま す が 、 そ れ に つ い て 伺 い ま す 。 3、 「 全 体 的 な 雨 水 対 策 、 環
境・衛生対策について総合的な対策を講ずること。」とありますが、具体的にはどのようなこ
とが考えられるのか。以上、付帯意見について対応について伺います。公共下水道の一番の課
題は終末処理場の決定でもあると思いますが、加入率がどれくらいということがあるかと思い
ま す 。 計 画 目 標 を 平 成 37年 度 、 平 成 17年 国 調 時 か ら 20年 後 と い う こ と で あ る が 、 実 際 は 着 手 時
よ り 25年 後 の 平 成 47年 度 、 計 画 人 口 4,300人 に し て 考 え る と い う ふ う な 思 い が あ る ん で す が 、
平 成 47年 度 と な っ た 時 に は こ の 4,300人 と 現 時 点 で 考 え て い る も の と 変 動 が な い の か と い う こ
と も あ る わ け で す が 、 そ れ を ど の よ う に 判 断 す る か 。 ま た 、 214ヘ ク タ ー ル の 中 で 合 併 浄 化 槽 、
以 前 説 明 を 受 け た 時 は 、 こ れ が 30パ ー セ ン ト 、 単 独 浄 化 槽 が 42パ ー セ ン ト 、 汲 取 り 9パ ー セ ン
ト 、 簡 易 水 洗 11パ ー セ ン ト 、 そ の 他 8パ ー セ ン ト と い う こ と で し た が 、 そ れ ぞ れ の 世 帯 数 の 把
握がされているものか。その数字が分かれば、教えていただきたいと思います。それから、今
現時点でですね当面考えられる課題があればですね、それについてもですね伺いたいと思いま
す。以上です。
〇市長(川野信男)
多 岐 に わ た り ま す の で 、 1項 目 ず つ 御 答 弁 さ し て い た だ き た い と 思 い ま す 。
ま ず 最 初 の 公 共 下 水 道 に つ い て は 、 本 年 6月 23日 に 計 画 を 決 定 を い た し ま し て 、 市 議 会 全 員 協
議 会 で 御 説 明 を 申 し 上 げ た わ け で ご ざ い ま す 。 そ の 後 、 7月 10日 に 終 末 処 理 場 予 定 地 周 辺 住 民
の代表者にお集まりをいただきまして計画の概要でありますとか、あるいはこれからやります
住民説明会の在り方などについて意見交換をいたしました。現在、終末処理場予定周辺住民の
方 々 に 対 し ま し て は 説 明 会 を 開 催 を い た し て お る と こ ろ で ご ざ い ま す 。 説 明 会 は 8月 24日 か ら
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現 在 ま で 2地 区 で 開 催 を い た し ま し た 。 こ れ か ら 近 日 中 に 3地 区 に つ い て 開 催 を す る 予 定 で ご
ざいます。既に説明会を終えた所では多くの住民の方々にもお集まりをいただいておる状況で
ございます。終末処理場につきましては、周辺住民の理解をいただくために住民の方々に先進
処理施設視察をしていただきまして臭気とか、あるいは騒音、周辺環境などについて状況をぜ
ひ現場で見てもらいたい。御理解いただくことが大変大事なことじゃなかろうか。こういうふ
うに思っておりますので、できるだけ早いうちに先進的な処理施設を御覧いただくよう努めて
参りたいと、こういうふうに思っております。また、処理場予定地の周辺住民への説明会が終
わりましたら地権者への説明会を行い、その後、計画区域内の住民の方々を対象にした説明会
も開催をいたしたいと、こういうふうに思っております。さらに都市計画法に基づきます説明
会等を開催をし、住民の方々の理解を得ながら事業の推進に努めて参りたいと、こういうふう
に考えております。また、全体計画についての御質問でございますけれども、今回の南さつま
市公共下水道の全体計画につきましては、合併前に策定されました加世田市公共下水道基本計
画 を 見 直 し 、 市 の 財 政 状 況 あ る い は 水 害 対 策 の 緊 急 性 か ら 加 世 田 Ⅰ 期 214ヘ ク タ ー ル と し た も
の で ご ざ い ま す 。 策 定 委 員 会 の 取 り ま と め に お き ま し て は 、 お 話 の と お り 、 全 体 計 画 の 214ヘ
クタールのみを表現したものでございますけれども、全員協議会の資料では残された区域の将
来 方 向 に つ い て も 少 し 言 及 し て お る も の で す か ら 少 し 混 乱 し た か も し れ ま せ ん が 、 Ⅰ 期 の 214
ヘクタールしか今考えておりません。その後についてはその後いろんな事情が出てきましょう
か ら 、 そ の 時 に 判 断 す れ ば い い じ ゃ な い か と 、 こ う い う こ と で ご ざ い ま す 。 次 に 、 3項 目 目 の
付帯意見についてでございます。三つございますが、一つ目の住民や議会の理解が得られると
いう判断はどこでするかということでございますけれども、住民の方々に対しましては現在処
理場周辺住民の説明会を開催をしております。その住民の方々の意見等を伺い、また、これか
ら予定いたしております先進処理施設の視察に行っていただきまして、その結果についての御
意見等もお聴かせをいただきたいと、こういうふうに考えておるところでございます。また、
議会につきましては機会あるごとに状況等を御報告申し上げますとともに、市の考え方を説明
申し上げ、それぞれ御理解をいただく。そういう場をつくっていきたいと、こういうふうに思っ
ておるところでございます。次に、二つ目の「財政的に合理的な運営で進めること。」とあり
ますが、国庫補助金のほか、起債についても交付税措置などで財源的に有利なものを活用しよ
うと考えておるところでございます。また、専門家や先進地の意見を聴きながら工事費の縮減
に努め、施設等の維持管理も省エネ、エコ対策に努めて住民負担の軽減を図る考えでございま
す。また、国の下水道事業に係る補助範囲拡大の動きも新聞等ではあるようでございますので、
こうしたことも十分注視しながら今後計画の推進に当たって参りたいと、こういうふうに思っ
ております。また、三つ目の「全市的な雨水対策、環境・衛生対策について」でございます。
「総合的な施策を講ずること。」というふうになっておりますが、策定委員会から、委員会の場
で他の地域の水害や環境・衛生問題も配慮すべきじゃないかと、こういうような御意見等が出
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たわけでございます。こうした意見を、それを、そうした意見を付したものでございまして、
具体的には大雨時に発生する浸水被害や急傾斜等による土砂災害等が考えられますけれども、
このような対策については他の地域、市内全部といいましょうか、そういうものを含めて関係
機関と連携を密にしながら細かく対応しようと、こういうふうに考えておるところでございま
す。次に、計画人口の問題でございます。人口変動いろいろ今後あるじゃないかということも
あ る わ け で ご ざ い ま す が 、 市 全 体 の 平 成 37年 の 推 計 人 口 で は 減 少 の 予 測 と な っ て お る わ け で ご
ざ い ま す が 、 計 画 区 域 内 の 過 去 15年 間 の 人 口 動 態 、 こ れ は お お む ね 横 ば い で ご ざ い ま す 。 こ れ
を前提として将来を推計した数字で今回の計画の中には盛り込んでおるものでございます。次
に 、 計 画 区 域 内 の 浄 化 槽 等 の 状 況 で ご ざ い ま す が 、 19年 末 の 計 画 区 域 内 の 世 帯 が 1,910世 帯 で
ご ざ い ま す 。 県 の 環 境 検 査 セ ン タ ー の デ ー タ に よ り ま す と 、 民 家 の 合 併 浄 化 槽 が こ の う ち 326
基 ご ざ い ま す 。 単 独 浄 化 槽 が 956基 と な っ て お り 、 残 り 628世 帯 が 汲 取 り と 思 わ れ る わ け で ご
ざ い ま す 。 ま た 、 店 舗 や 会 社 な ど で は 、 合 併 浄 化 槽 が 65基 、 単 独 浄 化 槽 が 158基 と な っ て お り
ます。最後でございますけれども、当面の課題についてでございますが、終末処理場予定地周
辺住民から御理解をいただくということ、このことがもう第一でございます。処理場周辺住民
の説明会で御説明を申し上げ、また、先進処理施設の視察も行いまして実際の処理場の様子を
御覧いただいて、住民の声を聞きながら、住民の意向を判断をしながら、これから事業を進め
ていきたいと、こういうふうに思っております。あくまでも住民の方々の御意見等を尊重しな
がら対処したいと、こういうようなことで申し上げておきたいと思います。
〇4番議員(大原俊博)
「住民の御理解というのを第一に考える。」ということでありました。
そ れ と や っ ぱ り 問 題 点 は 、 終 末 処 理 場 の 周 辺 住 民 の 方 々 の 御 理 解 と い う の を 1番 に 当 て て ま す
が、やっぱり今度は計画区域内のですねこの単独浄化槽、汲取り、簡易水洗、汲取りと簡易水
洗は似たようなもんなんですが、ここの理解というのが一番だと思いますし、合併浄化槽にし
てももう今このままでいいよということの違いと言うんですか、それをしっかり説明しないと
いけないというふうに思うんですが、最初申し上げました代表者の説明は、周辺住民に対する
説明をどのようにするかとか、そういうアイデアもいただきながらということで、それはそれ
で結構だと思うんですが。問題はですね、今、上自治会説明会とですね地頭所が終わったんで
す が 、 参 加 者 が で す ね 上 の 場 合 が 70か ら 80だ と い う ふ う に 思 っ て お り ま す 、 私 も ち ょ う ど 行 き
ましたので。あと住民の理解度というのがですね少しやっぱり温度差があったんじゃないかな
あというふうに思います。一つには出たのが、「終末処理場が地頭所地域が最適地」というふ
うには書いてあるけれども、あくまでもこれはもう行政サイド又は審議会サイドで考えた部分
で あ り ま し て 、 一 つ 大 き く 疑 問 に 残 っ た の が 、 益 山 地 区 の 土 地 が 6,126平 米 な の に 、 地 頭 所 は
1,454平 米 な の に 、 名 称 が 「 地 頭 所 地 区 」 と い う ふ う に 書 い て あ る と 。 そ れ に 関 し て は 、 最 終
的に加世田浄水終末処理場と言うんですか、浄水センターとかいう仮称で考えているというこ
とでありましたけれども、やっぱり再度ですねこの辺はですね住民に周知しないと、周辺住民
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に説明会をするに当たっても、自分の所には、「地頭所地区」って書いてあるから、益山地区
の人にはもう関係がないと。だから、参加をしようという意識が薄かったと。できれば意識啓
蒙を図りながら再度ですね住民の説明が必要なんじゃないかなというふうなふうに受け止めた
んですが、その辺についてはですねどのように考えているかということですね。そして参加者
を も う 1回 す る か も し れ な い け れ ど も 、 住 民 の 理 解 度 と い う の を で す ね 今 回 ど の よ う に 考 え た
かですね、上地区と地頭所地区。それから先進地の視察をすると。これは確かに我々産建でも、
沼津の戸田村という所が合併して沼津市の公共下水道になっているわけですが、そこが膜分離
活性汚泥法を取り入れておりました。確かに
百聞は一見に如かず
という感じもして帰って
きたわけですが、この先進視察にですねどれぐらいのですね方々を行ってもらうのかというこ
と も 含 め て で す ね 今 計 画 が ど の よ う に さ れ て い る の か で す ね 伺 い た い と 思 い ま す 。 こ の 3点 で
す ね 、 今 2箇 所 あ っ た 所 の 参 加 者 の 数 が 地 頭 所 地 区 は い く ら あ っ た の か 。 上 も い く ら あ っ た の
か。そして住民の理解度、そして先進地視察に対してですねどれぐらいの規模で行く計画を持っ
ているのか。その辺を伺いたいと思います。
〇市長(川野信男)
私の方から答弁しない点については、部長から答弁いたさせますが、まず
名称でございます。若干、私どもはあの辺一帯を地頭所というふうに通常こう呼んでおるもん
ですから、ついそういうような格好でいたしましたけれども、おっしゃるとおり、面積から言
いますと必ずしもそうでないということでも私どもも十分承知をいたしておりますので、今後
地域住民の皆さんにも十分周知できるような対応を図って参りたいと、こういうふうに思って
おります。それから、住民の理解度でございます。どの程度理解していただいたかということ
については、若干今ここで言葉でこの程度であれば理解度があったとかというふうなことは申
し上げにくいわけでございますけれども、これから何回も説明会等をいたして参りますので、
その過程で若干住民の理解度、あるいは、また、このことに賛同していただくかどうか。そう
いうことの状況というのは判断できるのではなかろうかと、こういうふうに思っております。
その他の参加者でございますとか、あるいは先進地視察のことについては部長の方から答弁を
いたさせます。
〇建設部長(山下和隆)
先進地視察の件についてでございますが、現在それぞれの嘱託員様方
にお願いをしながら参加者をば募っている段階でございまして、その後判断をしていきたいと
思いますが、なるべく多くの方に参加をいただきたいということでお願いをしている現状でご
ざいます。それとこの終末処理場の説明会の人数につきましてはちょっと時間をいただきたい
というふうに思います。
〇4番議員(大原俊博)
あ と は で す ね 、 先 ほ ど 「 当 面 は 214ヘ ク タ ー ル で 考 え て い る 。 」 と 。
でも、社会状況の変化とか、そういう技術革新の問題とかいうので新たに考えるんですが、先
ほ ど で す ね 34億 3,000万 円 に 減 に な っ て い る と 。 膜 分 離 活 性 汚 泥 法 に な っ た こ と の そ れ に 起 因
す る も の か と 。 面 積 が 2.2ヘ ク タ ー ル か ら 2.4ヘ ク タ ー ル の 終 末 処 理 場 が 0.34ヘ ク タ ー ル に な っ
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たわけで、用地買収等なのかなあと思ったけど、そんな高い単価の土地じゃないなあと。前の
候 補 、 現 在 の 候 補 、 6箇 所 候 補 が 挙 が っ て い る の も そ れ ぞ れ そ ん な に 単 価 が 高 く は な い な あ と
思 い ま す の で 、 34億 円 違 う の は 何 な の か と い う こ と の 答 弁 漏 れ が あ っ た と 思 い ま す 。
〇建設部長(山下和隆)
失 礼 し ま し た 。 こ の 34億 程 度 の 減 の 大 き な 要 因 で ご ざ い ま す け れ ど も 、
当 初 全 体 計 画 を 加 世 田 分 区 446ヘ ク タ ー ル の 計 画 区 域 の 処 理 場 の 規 模 、 さ ら に は 管 き ょ の 大 き
さ、こういう部分で事業費をば算出しておりましたけれども、今回の見直しで具体的にこの範
囲 が 214ヘ ク タ ー ル に 規 模 縮 小 で 確 定 し た こ と 。 そ の 人 口 に 対 す る 処 理 場 管 き ょ の 規 模 を 縮 小
することができましたこと。これが、大きくはこの原因による事業費の減でございます。
〇4番議員(大原俊博)
私 の 勘 違 い か な と 思 う ん で す が 、 平 成 12年 度 の 場 合 の 214ヘ ク タ ー ル
に 対 し て の 金 額 が 131億 で 、 今 回 は 同 じ 面 積 で も 97億 5,000万 と い う ふ う に 思 っ た ん で す が 、
そうではないんですか、再度確認のために。
〇建設部長(山下和隆)
少し誤解が生じたかもしれませんが、当初、先ほど申し上げましたと
お り 、 加 世 田 分 区 446ヘ ク タ ー ル の 計 画 に 対 す る 管 布 設 、 そ れ か ら 処 理 場 に つ き ま し て は 2ヘ
クタールのオキシデーションディッチということで計画を進めており、その関係については一
番 流 末 の 所 で 約 90セ ン 程 度 を あ っ た わ け で ご ざ い ま す け れ ど も 、 今 回 の 見 直 し で は こ れ を 214
に確定、限定したことによってその径が小さくなったということです。ですから、当初計画で
は 214に 付 随 し て 次 拡 張 さ れ る 部 分 ま で 見 込 ん だ 管 の 計 画 を ば 計 画 を し て い た と い う こ と に な
りますんで、そこら辺の規模をもう限定されたわけですんで、その差が生じてきたということ
に な り ま す 。 先 ほ ど 市 民 の 皆 様 方 の 説 明 会 へ の 人 数 で ご ざ い ま す が 、 上 集 落 に お い て は 84名 、
地 頭 所 に お き ま し て は 60世 帯 の 70名 の 方 に 参 加 を い た だ い た と い う こ と で ご ざ い ま す 。
〇4番議員(大原俊博)
そ の 金 額 の 34億 の 減 に 関 し て は 、 も う 214ヘ ク タ ー ル を 限 定 し た 時 に
配 管 と か 、 そ う い う 径 が も う 小 さ く な っ た ん で す よ と 。 そ の 代 わ り ま た 25 年 に 見 直 し を し て
446ヘ ク タ ー ル 分 に つ い て も 、 の エ リ ア ま で 広 げ よ う と い う 時 は ま た 新 た な 管 が あ る 所 か ら は
必 要 な の か と い う ふ う に 思 っ た ん で す が 、 言 え ば 214に す る こ と で 管 を ス ケ ー ル ダ ウ ン し た ん
だ っ た ら 、 も し 25年 後 に も う 1回 考 え る と な る と 、 そ れ を ス ケ ー ル ア ッ プ し な い と い け な い と
なると二度手間、二度工事をしないといけないというふうに思われる点もあるんですが、今回
は そ の 辺 は も う 全 く 考 え ず に 、 も う 214で い く と い う ふ う な 理 解 を す れ ば い い の か と い う の が
1点 で す 。 そ れ か ら 、 加 入 率 が で す ね 非 常 に 弱 い 所 は 又 は 経 済 的 な 困 窮 者 、 そ し て 高 齢 な 方 、
よ く 私 な ん か も 聴 く ん で す が 、 本 町 の 沿 区 の 所 は 4.75ヘ ク タ ー ル だ っ た で す か ね 、 そ こ を 沿 道
区画街路整備型事業で行ったんですが、その時に二、三か月も道路を掘ってですよ、川を塞止
めたりしていろいろなことをやったんですけれども、その時に公共下水道の土管でも埋めとれ
ば良かったなあと。というのが、お金の問題もですが、その期間全く商いができなかったり、
企業だったら企業の経営が厳しくなるような状況下が発生するわけですね。その辺がですね二
度 と な い よ う に と い う こ と で あ る ん で す が 、 こ の 214か ら 446に こ う も し 25年 後 見 直 し を せ ん
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な す ま ん と い う 時 は そ う い う こ と が で す ね 再 度 起 こ ら な い よ う に し て い た だ き た い と 。 25年 後
は私も生きてないだろうと思うんですが、ぜひお願いしたいということと、この沿道区画整理
型事業周辺計画区域の住民ですね、今後周辺の住民の説明会が終わった後にしていくわけです
が、やっぱい加入率が上がるというのが一番大事ですから、この住民の人たちにですね御理解
をいただく。工事はこれぐらいで済みますよと、期間は。それで負担はこれぐらいですよとい
うことをしないといけないと思うんですが、加入率が低くなると困るのが高齢者とそういう経
済困窮者、これに関していろんな先進事例があると思うんですが、本市としてはですねこの普
及率の向上をどのように考えているのか。対策としてこういうことを先進地から学んだものが
あると。これはやってみようかというふうに考えているのかどうか。その辺をですね伺いたい
と思います。
〇市長(川野信男)
まず、説明会等につきましては、最終処分場の近い所周辺、この人たちに
御理解をいただくというのが第一だということで優先的に今いたしておるわけでございます。
さらに、また、実際こうした事業が稼動するということになりますと管をそれぞれつないでも
らわなければ、加入してもらわなければならないということであります。そのためには関係地
域の皆さんの方々の理解というものが必要でございますので、次の段階でそうした方々に対す
る説明はいたしていきたいと、こういうふうに思っております。加入率が高くなければ後の運
営上の問題もございますので、できるだけたくさんの皆さんに加入していただくよういろんな
手立てを講じなければならないと、こういうふうに思っておりますが、具体的なことについて
は関係の部長から、建設部長から答弁をいたさせます。
〇建設部長(山下和隆)
具体的に出て参りましたが、高齢者の方々へのこの接続率の向上対策
という部分でございますが、具体例として今捉えておりますのは、他市の事例として排水設備
工事については、金融機関とタイアップした積立貯金の募集、預金の募集、それから融資の斡
旋、融資利子の補助、受益者負担については、分割納付や納付の猶予、免除、こういうような
制度等を取り入れているようでございますので、これらを綿密に今後研究していかないといけ
ないというふうに考えているところでございます。さらに工事期間中における商業地帯に対す
るこの工事の内容でございますけれども、おっしゃるとおりの状況が考えられますが、近年大
体の市では推進工法などとの工法でやっておることも考えられますことから、これらについて
は具体的に計画の工事内容等ができた段階で、当然事業の着手前、工事の着手前、そういうよ
うな時期を捉えて工事の規模や時期、期間等について御説明をしながら、理解をいただいて工
事をするというふうに考えているところでございます。
〇4番議員(大原俊博)
話があっちいったり、こっちいったりちょっとしますが、目標値を、
加 入 率 と 言 う ん で す か 、 普 及 率 と 言 う ん で す か 、 目 標 値 を 85パ ー セ ン ト に し て い る わ け で す が 、
大 体 1年 目 が い く ら 、 2年 目 が い く ら 、 3年 目 が い く ら と い う 形 で こ の 前 は 、 目 標 だ け ど 、 1年
目 が 30パ ー セ ン ト だ っ た で す か ね 。 2年 目 が 55パ ー セ ン ト 、 3年 目 を 68パ ー セ ン ト と い う 形 で 言 っ
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て お り ま し て 、 85パ ー セ ン ト で い っ た 場 合 に 、 平 成 12年 度 の 場 合 は 608ヘ ク タ ー ル で し た か ら 、
大 体 、 一 般 財 源 と い う か 、 財 源 的 な も の が 5,400万 円 と 。 今 回 は 3,000万 円 ぐ ら い と い う こ と
な ん で す が 、 こ の プ ロ セ ス の 流 れ で で す ね 違 う ん じ ゃ な い か な と 思 う ん で す ね 、 1年 目 、 2年 目
加 入 率 が 。 そ れ で あ ち こ ち 見 ま す と で す ね 、 先 進 視 察 を す る 中 で 旭 市 は 大 体 目 標 が 70パ ー セ ン
ト な の に 、 千 葉 県 な ん で す が 、 55パ ー セ ン ト で し た 。 一 般 会 計 か ら 3億 か ら 4億 円 と い う 形 で
出ておりまして、あちこち見に行っても、ちょっと数字は記憶にないんですが、かなり以前か
ら 公 共 下 水 道 に 着 手 し て い る 所 、 こ の 前 行 っ た 沼 津 市 の 戸 田 地 域 は 別 に し て 、 沼 津 市 全 体 も 85
パ ー セ ン ト ク リ ア し て ま す し 、 先 ほ ど 鹿 児 島 市 は 九 十 何 パ ー セ ン ト と か い う 数 字 も 、 97で す ね 、
指 宿 が 91.9と か 、 枕 崎 も 83.4パ ー セ ン ト と か 聴 き ま し た け ど も 、 な か な か 新 し く 公 共 下 水 道 を
取 り 入 れ て い る 所 は 普 及 率 が 厳 し い で す 。 市 長 が 言 わ れ た そ の 3,000万 円 で ず う っ と い け る の
か。その途中までの経過をですねどのように対処していくのか。その辺についてのお考えを伺
いたいと思います。以上です。
〇市長(川野信男)
一 般 財 源 で 負 担 す る 額 は 最 終 的 に 年 平 均 3,000万 円 と 、 こ う い う よ う な こ
とを申し上げておりますが、年によってはこれはもういわゆるそれを超えることもありますし、
少 な い 時 も あ る わ け で ご ざ い ま す 。 こ れ は も う あ く ま で も 25年 間 の 平 均 し た 数 字 で 申 し 上 げ て
おりますので、年によっては相当な額に上るということももちろん想定しなければならない。
こういうふうに思っております。いずれにいたしましても工事費についてはある程度きちっと
した数字が出ますが、いわゆる加入率が低くなるということになりますと管理の場合のいわゆ
る経費ということに直接係わって参りますので、この加入率を高めるための努力というものを
ば、これはもう早い段階からしていかなければならないと、こういうような認識はいたしてお
ります。
〇4番議員(大原俊博)
前回、先ほども言いましたけども、産業建設委員会で行政視察が沼津
市 で し た 。 膜 分 離 活 性 汚 泥 法 を 行 っ て い る 所 は 全 国 に 9箇 所 と 。 そ の 中 の 1箇 所 で 、 近 辺 に 沼
津市のほかにですね鹿沼市、それから浜松市というのがあったんですが、三つとも行きたかっ
たんですが、なかなか時間がとれずに行けなかったんですが、膜分離活性汚泥法を取り上げた
最終処分場というのは、終末処理場ですね、終末処理場は非常に臭いがしなくて、今までの想
像 を 超 え た も の だ っ た と 思 い ま す 。 た だ 港 の ま ち で し た の で 、 塩 害 が 、 1年 も ま だ 、 施 設 を 造 っ
て 1年 経 っ て な い の に 鉄 骨 等 は も う 腐 蝕 が 見 ら れ 、 腐 蝕 が こ う 見 え る ま で い か な い け ど 、 腐 蝕
するなあというような感じを受けまして、本市は建屋の中にすべて入るということではですね
賢明な選択だなあというふうに思いますし、非常に小さな施設でありますので、建屋で十分か
なと。ただ汚泥を搬出する時の汚泥の部屋が、搬出する部屋がありまして、脱臭装置が働いて
しないんだということでしたけども、その汚泥を搬出する所まではですね見れなくてですね、
ぜひ先進市視察があった場合はですねその点までですね全部オープンで体験ができるようにし
た方がベターだなという、より公平だなあというふうに思いました。益山地区、上地区のです
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ね周辺住民の説明会で公共下水道の必要性については個人的には賛成という立場で質問された
人がいらっしゃいましたが、南さつま市のまちづくりにおいては、将来の都市機能を考えた場
合、多くの市民は公共下水道の必要性を認識していると思います。問題は財源の問題、あと財
源を圧迫しないための普及率、加入率のクリアということだと思いますので、しっかりしたで
すね住民説明をして、そして納得していただいて、十分な理解がいただいてですね計画がです
ね推進していくようにしていただきたいというふうに思います。以上です。
次に、レクの森総合運動公園整備事業について、計画見直しについてということでは、先ほ
ど井料議員の所でプロポーザルの 3件は、16件 の中から 3件選ばれたんですが、市長も常々ちょ っ
とインパクトに欠けるんだよなあという思いがあったんじゃないかなと思いますし、類似施設
がいっぱいある中でですね、大きなまちというか、もう合併して新しいまちが生まれて類似施
設がいっぱいあの地域にはありますので、必要ないかなあというふうに思っておるのも否めな
い と い う ふ う に 思 っ て お り ま す 。 た だ 市 長 の 答 え は 、 非 常 に こ の 学 校 の 成 績 で 言 い ま す と 5に
近 い 答 え か な と 、 大 学 に 行 く と 10点 満 点 に な る の か な と 思 う ん で す が 、 そ う い う 意 味 で は で す
ねレクリエーション、森、運動だけでなくて、計画地に適性を活かしてと。もうそのとおり活
字にしたらいいと思うんですが、これ現実的に実行していくとなるとですね、バックボーンに
都市部があるわけじゃないし、類似施設があるのに、ある意味ではここまで造るとオーバーキャ
パシティというか、オーバーなサービスというか、やり過ぎというか、そういう形になるんじゃ
ないかなというふうに思っております。逆にですね今ある類似施設を、市長が言われるそうい
う新たな発想の計画をですね今ある類似施設にですね活かすという、活かし切るということを
やるべきじゃないかなというふうに思います。農業大学があるからと言っても、農業大学の施
設内にもういろんな物があるわけで、それをキャッチボールするような何かですねあれば別で
す が 、 な か な か そ の 辺 は 難 し い し 、 22億 の 財 源 が で き な い の に 、 そ れ を 6億 で 何 と か 縮 小 し た
形 で 活 か し 切 る と い う こ と の 模 索 を し な が ら も 、 も う 1回 こ れ 、 こ う い う 考 え 方 出 す と 6億 以
上のお金が要ってですね、だんだんだんだんこの火傷が大きくなっていくんじゃないかなあと
いうふうに思うんですが、基本構想の概要の中にもですね変更の中には「市民のニーズを的確
に捉え、既存施設を最大限に有効活用するとともに、本市の厳しい財源状況を考慮した施設計
画をする。」というふうに明記されているわけです。それを考えるとですね、このままオーバー
サービスというか、オーバーキャパシティで進んでいくと住民の思いとは違う方向にいくんじゃ
ないかなというふうに思うんですが、その辺についてはですねどのようにお考えか。類似施設
をもっと活かすことで、この新たなこれはですね形がないわけですから断念するのも勇気だと
思うんですが、どのようにお思いですか。
〇市長(川野信男)
類似施設もうあちこちございます。近隣にございます。運動施設でありま
すとか、レクリエーション的な施設でございますとか、そういうものをば新たにあそこに建設
することについては、私も必ずしも賛同いたしておるわけではございません。今までないやつ
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で、しかも、また、あの地域の特性を活かすもので工夫検討はできないかということで今勉強
をしておると、こういうようなことを申し上げたわけでございます。特に地域活性化につなが
るようなそういう方法というのはないのかどうか。農村文化公園的なものもできておりますし、
また、先ほども申し上げましたとおり、今、観光農園、こういうものもあちこち広がっており
ます。こうしたものをばあの中にいわゆる導入すると、こういうような方法等はないのかどう
かというようなことで少し時間をかけて勉強さしていただきたいと。その結果によって最終的
な判断もいたしたいと、こういうふうに思っております。庁内の検討委員会にもそのような指
示を出して今検討をいたしておる段階でございます。九州内にも農村文化公園を運用しておる
所もございますし、また、先ほど言いましたルピナス、これがあの地域にいわゆるシンボル的
にできる方法はないのかどうか。少し試験的に栽培をしてみたいと、こういうふうに思ってお
ります。そうしたものをば中心としながら、類似施設と同じようなものは、これはもう造る気
正直言いましてありません。そうでないものの可能性をひとつ探求してみたいと、こういうふ
うに思っておるところでございます。
〇議長(石井博美)
〇議長(石井博美)
こ れ よ り 休 憩 し ま す 。 再 開 を 午 後 1時 と し ま す 。
休憩
午前11時58分
再開
午後
1時01分
再開します。
〇4番議員(大原俊博)
プ ロ ポ ー ザ ル で 計 画 見 直 し を し 、 そ し て 、 ま た 、 も う 1回 計 画 見 直 し
をするということで、ある意味では、プロポーザルもある意味では、先ほど言いましたように、
市長はこれで良しと思わなかったと。場所の地の理を活かしたもの、そして類似施設との相乗
効果ということをおっしゃいましたけども、なかなか市民がそれで納得するのかなあと。今
60.5ヘ ク タ ー ル と 言 う と 西 武 建 設 で 計 画 し た ゴ ル フ 場 に 匹 敵 す る 広 さ で あ り ま し て 、 国 有 林 の
払 下 げ は 16ヘ ク タ ー ル 、 そ の う ち の 3ヘ ク タ ー ル が 道 路 で 整 備 さ れ て る と 。 既 に プ ロ ポ ー ザ ル
の費用、それからその道路の整備の費用と掛かっているわけですが、できればですね、計画を
また見直すにしてもお金が要りますし、それがほんとに市民が理解できるようなものであれば
良 し と す れ ど も 、 金 峰 町 時 代 か ら で す ね 考 え て 22億 だ っ た ん で す が 、 そ れ が 財 源 的 に 足 り な く
て断念し、そしてずうっと断念したままを、合併前に延伸をしたと。なぜこうなったのかとい
うのもですね理解しない状況の中でですね、まだまだこれを進めていくというのは、先ほど言
いましたやっぱい泥沼に足を突っ込んでいくがごとく、底無し沼なのかなあというふうに思い
ます。ランニングコストを、もしできたにしてもランニングコストを考えても大変だろうし、
先ほど言った国有林払下げ以外の松林にしてもですねやっぱり松くい虫が入ったりとか、いろ
んな状況が生まれる中では管理に対しての経費も必要だし、そういう意味で非常にこう無駄だ
なあと。ただこれは市の損失だけでなくてですね、やっぱい国もですねある意味では、もう市
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民の損失や国民の損失でもあるわけですから、そういう意味ではですねもっとこう考えないと
いけないし、合併をするに当たっての条件といいますか、市民の動きが広域化しているとか、
あと地方分権の時代だとか、財政が厳しいとかいう等が四つ要因があったわけですが、その点
か ら 考 え て も で す ね 、 こ れ は も う 1回 こ う 白 紙 に 戻 す よ う な 、 そ れ こ そ 合 併 特 例 と い う 形 で で
すね国に訴えて白紙にできるようなことを考えないといけないんじゃないかなと。それに対し
て努力すべきじゃないかなあと思いますし、この九州森林整備局とか、鹿児島森林管理署と言
うんですか、そういう所にもですね訴えていくべきだと思います。網揚の例で住民の意向を重
んじて断念したことがですね、失策という思いじゃなくて、やっぱいそういう住民の希望とい
うのはやっぱい今新たにまた訴えないといけないんじゃないかなあというふうに思います。こ
のまま進めばですね第二の夕張になるんじゃないかなあと、発想がですね。もちろんその多額
の費用が要るということ。将来的に活かせなければそれが重荷になるということでですね、合
併特例という扱い的なものがですねできないものかなあというふうに思うんですが、それが 1
点ですね。それをぜひ説得していただくということと、もしこれを断念した時ですね違約金が
今 ん と こ 1,900万 円 と か 、 あ と 特 別 違 約 金 が 1億 9,000万 円 と か 、 あ と 現 時 点 の 時 価 額 を 、 購
入 の 時 は 平 米 290円 で 考 え て ま し た け ど 、 2,000円 ぐ ら い の 平 米 単 価 に な る ん じ ゃ な い か と い
う話も、憶測というか、相手との、国との折衝の中で出た金額じゃないもんですから、その辺
がですね具体的にはほんとにいくらになるのかということも考えてですね相手との交渉を臨ま
な い と い け な い ん じ ゃ な い か な と い う よ う な 気 が い た し ま す が 、 そ の 2点 に つ い て 伺 い ま す 。
〇市長(川野信男)
特別違約金などについては部長の方から答弁させますが、この計画をどう
いうふうにするかということだと思います。再三申し上げておりますとおり、当時購入した時、
これはもう今から、当時の構想が練られたというのは十五、六年前の話でございます。社会情
勢は大きく変わっております。しかも、また、その後合併という特殊な事業もあったわけでご
ざいます。当時、金峰町におきましては財政事情が厳しいということから凍結と、こういうよ
うな決定をいたしてきておるという経緯もございます。これらを踏まえた上でどうするかとい
うことの判断をこれからしていかなければならないわけでございますが、要は土地は購入して
おるわけです。その土地をどのように有効活用するかということではなかろうかと私は思って
おります。有効活用の方法がなければ、これは断念せざるを得ない。その時は当然、当然とい
いましょうか、これからの折衝ということにもなりましょうけれども、いろんな契約の時の約
束でございます違約金、これは特別違約金もあるわけでございますが、そうしたペナルティ的
なものがあることを前提としてこれから折衝もしなければならないわけでございますが、そこ
でせっかくのこの土地を活かす方法はないのかどうかということを、私が申し上げております
のは、検討をすべきだと、こういうことを申し上げておるわけでございます。大変広大な土地
でございます。この広大な土地をば、土地をもう返すということは手続上あり得ませんので、
広大な土地をば何らかの形で活かす方法はないのかどうか。もう少し、もう一度知恵を絞って
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みたいと、こういうふうに思っております。じゃあ今までもう長い時間経って何ごて今までそ
れが出てこなかったかということでございますけれども、若干、私どもといたしましては具体
的な検討の時間というのが少々、あんまりなかったということを申し上げておきたいと思いま
す 。 2回 目 の と い い ま し ょ う か 、 申 請 手 続 を い た し ま し て か ら 内 部 的 に い ろ い ろ 検 討 を い た し
ておりましたけれども、この検討の中身につきましてはかなり大きな制約を踏まえた上での検
討をいたしてきたのも事実でございます。当初の計画を大幅に変えるということについては、
これで了解が得られるのかどうかというようなこともあって、いろんな知恵、工夫をしながら
検討はいたしてきて、プロポーザルで三つの案が出てきたというのが今の経緯でございます。
た だ こ の 三 つ の 案 に い た し ま し て も 当 時 の 22億 の 事 業 計 画 を 大 幅 に 縮 減 し て 6億 程 度 で 計 画 は
で き な い か と い う こ と に い た し て ご ざ い ま す が 、 こ の 6億 と い う の は 、 違 約 金 等 の こ と も 考 慮
いたしまして、一般財源ベースでいった場合に違約金を払うのと比較をしながら事業化をした
場 合 に ど う な ん だ と い う よ う な こ と か ら あ る 程 度 6億 程 度 の 事 業 計 画 と い う こ と で い た し た わ
けでございますけれども、このプロポーザルで出てきた三つの案、これはもう委員会の方でも
御覧いただきましたような状況でございますが、なかなか私自身もこの案であればいいという
自信が持てないもんですから、再度もう少し検討をしようと、こういうようなことをば今考え
ておるところでございます。そうした結果、やはり実施できないと、こういうことであれば、
これは断念せざるを得ませんし、あるいは有効な活用方法があるとなれば、その線に沿って事
業計画を進めると、こういうようなことの今後の振興を図っていきたいと、こういうふうに思っ
ておるところでございます。
〇建設部長(山下和隆)
特別違約金の内容についてお答えを申し上げます。違約金につきまし
て は 、 契 約 書 の 第 21条 に 契 約 金 の 条 項 が ご ざ い ま し て 、 さ ら に 25条 に は 特 別 違 約 金 の 条 項 が 明
記 を さ れ て い る と こ ろ で ご ざ い ま す 。 第 21条 第 1項 第 1号 の 違 約 金 に つ き ま し て は 、 指 定 期 日
ま で に 指 定 用 途 に 供 さ な か っ た 場 合 、 そ の 額 と し て 1,900万 と い う 額 が 定 め ら れ て お り ま す 。
特 別 違 約 金 に つ き ま し て は 、 第 25条 に 市 が 14条 か ら 17条 、 こ れ に つ い て は 、 14条 に つ い て は 指
定 用 途 、 15条 に つ い て は 指 定 期 日 、 16条 に つ い て は 指 定 期 間 、 17条 に つ い て は 権 利 の 譲 渡 禁 止
ということになっておりますが、この義務に違反した場合、国の選択により解除権の行使に代
えて特別違約金を請求することができるというできる規定でございます。特別違約金の額につ
き ま し て は 、 市 が 特 別 違 約 金 を 納 付 し た 場 合 に は 、 13条 に 示 し て ご ざ い ま す が 、 協 議 さ れ た 、
契約された用途指定、ここでは公園として利用するという特約状況は解除をされるということ
になっておりますが、現在考えております計画では、当初契約時点と、先ほど市長が申し上げ
ましたとおり、施設整備内容を考え直そうとしていることから時価の売買額も相当違ってくる
ものと思われます。この特別違約金の分については、国が解除をするか、違約金によるかとい
うことになるわけですが、そういう状況から具体的な金額は算出することはできませんけれど
も 、 こ の 25条 の 2項 第 1号 で は 、 売 買 物 件 の 用 途 指 定 違 反 時 の 時 価 額 が 売 買 代 金 を 超 え る 場 合
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は 、 そ の 当 該 超 過 額 が 対 象 に な り ま す 。 2号 で は 売 買 物 件 の 用 途 指 定 違 反 時 の 時 価 の 3割 に 相
当 す る 額 、 3号 で は 売 買 物 件 契 約 時 の 時 価 の 3割 に 相 当 す る 額 か ら 違 約 金 1,900万 を 控 除 し た
額と、このように三つの合計額を特別違約金として支払うことと明記をされているところでご
ざいます。現在、九州の森林管理局、鹿児島森林管理署とこれらについて協議を行っていると
ころでございますけれども、違約金及び特別違約金につきましては、国と地方公共団体との間
において締結された契約で、かつ公園整備を行うということで市からの申請に基づき保安林解
除、売払いを行ったものであり、その約束に基づいた公園整備を行うことを前提に市の実情を
反 映 し た 形 、 先 ほ ど 申 し 上 げ ま し た が 、 規 模 を 縮 小 し て 6億 程 度 と 考 え て お り ま し た が 、 で 利
用計画変更申請手続を早急に行うよう強く指導を受けております。さらに、また、違約金及び
特別違約金等についての具体的な協議という部分については、そのような状況から現在のとこ
ろ具体的に行われていないという現状にございます。
〇4番議員(大原俊博)
今回議会の冒頭でも本市のやっぱい財政が厳しいということの報告が
市長の方で述べられたわけですので、やっぱい合併に伴う新たなこういう難題というのはです
ね、やっぱり類似施設があったり、いろんなことで、合併というのは無駄を省き、そして新し
い市として、明るいと言うんですか、そういうポジティブな事業展開というんだったらですね
市民も苦しい部分でもですね許される部分があると思うんですが、どうしてもこれに関しては、
夕張が観光を求めたから破綻した。でも、市長がいつも言うのは市民もそれを求めたんだとい
うことでしたけど、夕張の市民もよくよく、いろいろニュース見てると、破綻するまでやって
く だ さ い よ と は 言 っ て な い ん じ ゃ な い か な あ と 。 行 政 も 1回 動 き 出 す と 、 そ の 光 が 見 え る ま で
観光というのを追求した結果でもあるかとは思うんですが、やっぱいこういうまだ未着工とい
いますか、未整備な状態で、今から進めようという形のないものはですね、やっぱいそういう
市民の意向というか、今の現状の財政状況を考えたときも、国にですね先ほど部長が言った特
約の解除ということをですね強く申し上げてですね、国の方が大所高所からですね判断ができ
るようなことになるように最善を尽くしていただきたいというふうに思います。
次に、地上デジタル放送についてですが、地上デジタルのアナログ放送が終了し、デジタル
放 送 へ 完 全 に 切 り 替 わ る 2011年 7月 24日 ま で 3年 を 切 り ま し た 。 だ が 、 今 の ア ナ ロ グ 放 送 で は
十分なのにと思っている人もなお少なくないと思います。ただ単にデジタル化することで高画
質 の ハ イ ビ ジ ョ ン 放 送 が 見 れ て 、 1チ ャ ン ネ ル に 複 数 の 番 組 を 流 す チ ャ ン ネ ル 放 送 が 可 能 に な
るという説明では、高齢者や無関心な人から見れば全く感知しない部分であります。地上デジ
タ ル 放 送 に 関 し て 5点 に つ い て 質 問 を い た し ま す 。 ① 地 上 波 テ レ ビ 放 送 の 完 全 デ ジ タ ル 化 は
2001年 の 電 波 法 改 正 で 決 ま り ま し た 。 最 大 の 目 的 は 、 日 本 で は 電 波 の 有 効 利 用 が ほ ぼ 満 杯 に な っ
ているため、今後次世代の携帯電話や災害情報の通信ができなくなるとはっきりしたことを明
記すべきであると思うが、今後の周知について伺います。②難視聴区域については坊津地域全
般と聴きますが、その他にないのか。そして難視聴解消対策についてどのような動きになって
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い る の か 。 今 大 体 九 州 で 約 4パ ー セ ン ト 、 19世 帯 が 電 波 が 届 き に く い と 聴 い て お り ま す し 、 平
成 11年 7月 ま で 中 継 局 が 間 に 合 わ な か っ た 住 民 は 、 N H K で 約 30万 世 帯 、 民 放 で 35万 世 帯 、 09
年ですから、来年からは衛星放送番組を送信するなどの工夫をしているというふうに聴きます
が 、 本 市 で は ど の よ う に 考 え て い る か 伺 い ま す 。 ③ 総 務 省 は 09年 度 中 に 相 談 拠 点 テ レ ビ 受 信 者
支援センター(仮称)ですが、を全都道府県に設置して、相談を持つだけでなく、相談を受け
るために積極的に出掛ける体制を整える。高齢者や障害者の受信説明会を頻繁に開き、チュー
ナーの販売店やアンテナ工事者を紹介する。また、経済的理由で新しい受信機の購入など難し
い生活保護世帯には簡易型チューナーの無償支給やアンテナ改修支援等国も対策に本腰を入れ
始 め て い ま す 。 自 治 体 に よ っ て は 65歳 以 上 の 高 齢 者 の 世 帯 を 対 象 に ア ン テ ナ 設 置 や ケ ー ブ ル テ
レ ビ 加 入 な ど の 費 用 を 最 大 1万 5,000円 助 成 す る 制 度 を 7月 か ら 始 め た 所 も あ る と 聴 き ま す 。
本 市 の 取 組 み に つ い て 伺 い ま す 。 ④ 「 国 内 に あ る 1億 台 の テ レ ビ の う ち 地 上 デ ジ タ ル を 受 信 で
き る の は 3,500万 台 を 超 え た が 、 残 り の 3分 の 2は 未 対 応 で 、 学 校 な ど 公 共 施 設 の テ レ ビ に つ
いては実態すらつかめない。」と新聞にありましたが、本市の学校、公共施設のテレビの台数、
現在地デジ対応になっている台数、これから地デジ対応をする必要のある対象台数、これらに
掛かる費用を概算いくらと予想しているか伺います。⑤地上デジタルテレビ・チューナーの普
及率向上については、地デジも、アナログ放送も並行した形で利用できるものなら、業者任せ
で、行政はノータッチで良いのでしょうが、電波の有効利用は国策であることから地方自治体
も工夫をしなければならないと思いますが、今後の取組みについて伺います。以上です。
〇企画政策部長(山口力三)
そ れ で は 、 地 上 デ ジ タ ル 放 送 に つ い て 、 ま ず 1点 目 の 市 民 に 対 し
て十分な周知が行われているかという質問についてお答え申し上げます。南さつま市におきま
し て は 平 成 19年 10月 1日 か ら 地 上 デ ジ タ ル 放 送 が 開 始 さ れ た と こ ろ で あ り ま す が 、 放 送 の 開 始
に 先 立 ち ま し て は 、 平 成 19年 9月 の 市 報 や お 知 ら せ 版 の ほ か 、 市 の ホ ー ム ペ ー ジ で 地 上 デ ジ タ
ル放送の特徴について掲載したところでございます。内容といたしましては、高画質、高画面
や番組検索など機器に関すること。字幕放送や放送内容の解説をより充実させることにより高
齢者や障害者にやさしい放送であること。雨や雪などの影響や雑音の影響を受けにくい安定し
た受信サービスが受けられることなどであります。議員がおっしゃいますように、日本国内の
限りある電波の資源を見直すことにより移動時における通信や災害時等における緊急的な電波
領域の確保ができることなど国の施策として実施される事業であること。また、現在のテレビ
放 送 が 終 了 す る ま で に 3年 を 切 っ て い る こ と な ど か ら 、 今 後 市 報 や お 知 ら せ 版 な ど を 通 し て 市
民の皆様方への広報活動を充実するなど地上デジタル放送への完全移行について理解を求めて
参りたいと考えているところでございます。次に、市内における難視聴地域についてお答え申
し上げます。現在それぞれの家庭でアナログ放送を受信できない難視聴地域につきましては、
共聴施設組合などによる共同アンテナを設置し受信しているところであります。アナログ放送
を見ることはできるが、地上デジタル放送を見ることのできない新たな難視聴地域については
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坊津地域以外ではないのかという御質問でございますけれども、総務省が管轄しております地
上デジタルテレビジョン放送受信相談センターの受信状況提供エリアの目安のデータによりま
すと、坊津地域のほか、笠沙地域の野間池地区、金峰地域の大坂地区が受信できないエリアと
なっているようであります。また、市内のその他の地域におきましても、山とか、丘のほか、
ビルなどの障害物による電波障害が想定されるところでありますが、これらの地域を把握する
ために全国地上デジタル放送推進協議会では、放送事業者に依頼し、本年度末までに実測調査
を実施することとなっておりますので、来年度中には市内全域の難視聴地域を把握できるもの
ではないかと考えております。次に、難視聴地域の対策を行ったのかとの質問でございます。
難視聴地域の解消につきましては、共同アンテナを設置することにより地上デジタル放送の受
信を可能とするものでありますが、現在国におきましては共聴施設組合が整備する施設につい
て 補 助 制 度 を 設 け て お り ま す 。 補 助 事 業 の 要 件 と い た し ま し て は 、 1世 帯 当 た り の 負 担 額 が 3
万 5,000円 を 超 え た も の が 対 象 と な る な ど の 制 約 が あ る こ と か ら 、 平 成 19年 11月 21日 に 市 内 に
ある共聴施設組合の責任者の方々に対して共聴施設のデジタル化に関する説明会を開催し、今
後 の 取 組 み に つ い て 協 議 し た と こ ろ で ご ざ い ま す 。 現 在 市 内 に お き ま し て は 58の 共 聴 施 設 組 合
が 存 在 し て お り ま す が 、 こ の う ち N H K が 整 備 す る 共 聴 施 設 15組 合 を 除 い た 一 般 の 共 聴 施 設 組
合 が 43箇 所 の う ち 既 に 単 独 で 施 設 改 修 を 行 っ た 組 合 は 19箇 所 と な っ て お り ま す 。 ま た 、 大 坂 地
区 の 3組 合 に つ き ま し て は 国 の 補 助 事 業 を 導 入 し て 施 設 の 改 修 を 実 施 す る よ う に 申 請 し た と こ
ろ で も あ り ま す 。 こ の よ う な こ と か ら 施 設 改 修 を 実 施 し て い な い 21組 合 を 含 め 平 成 23年 7月 ま
でのアナログ放送の終了までには、市内全域において地上デジタル放送の難視聴地域を解消す
るために関係機関及び共聴施設組合等とも十分に連携をとりながら対策を講じていかなければ
ならないと考えているところでございます。次に、経済的弱者に対する、などを対象とした補
助 制 度 に つ い て お 答 え 申 し 上 げ ま す 。 平 成 20年 8月 、 総 務 省 か ら 出 さ れ ま し た 「 地 上 デ ジ タ ル
放 送 の 完 全 移 行 に 向 け た 総 合 対 策 」 の 資 料 に よ り ま す と 、 平 成 21年 度 予 算 の 要 望 内 容 に つ き ま
しては議員がおっしゃいましたようなことが主な内容となっております。本市の取組みといた
し ま し て は 、 国 の 辺 地 施 設 整 備 事 業 を 活 用 し た 施 設 改 修 の 要 望 を 受 け 、 平 成 20年 度 事 業 と し て
3件 の 申 請 を 行 っ た と こ ろ で あ り ま す 。 事 業 の 内 容 と い た し ま し て は 地 上 デ ジ タ ル 放 送 の 受 信
機 器 を 改 修 す る も の で 、 補 助 率 は 、 国 が 2分 の 1、 市 が 4分 の 1、 残 り の 4分 の 1に つ い て は
視 聴 者 が 負 担 す る こ と に な り ま す が 、 補 助 の 要 件 と し て は 個 人 負 担 額 が 3万 5,000円 を 超 え る
ものとなっているところであります。また、NHKでは共聴施設の受信調査を実施しておりま
す が 、 市 内 の 58施 設 組 合 の う ち 12施 設 組 合 で 希 望 が あ り 、 調 査 を 実 施 し た と こ ろ で ご ざ い ま す 。
さらに坊津地域におきましては全世帯を対象とした地上デジタル放送の周知を兼ねて市独自の
アンケート調査を実施したところでございます。アンケート調査の結果につきましては、全世
帯 1,873世 帯 の う ち 74.3パ ー セ ン ト 、 1,392世 帯 か ら 回 答 を い た だ い た と こ ろ で ご ざ い ま す 。
回 答 の う ち 現 在 地 上 デ ジ タ ル 放 送 を 見 て い る 世 帯 が 17.1パ ー セ ン ト 、 238世 帯 と な り 、 受 信 し
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ている主な地区としては、共聴施設の改修が終了したと思われる秋目、山口、共伸のほか、世
帯ごとに受信アンテナを設置した栗野、茅野、草野となっているようでございます。そのほか
地上デジタル放送が受信できないなどの問い合わせにつきましては放送事業者と連携をとりな
がら受信調査を実施するなどの対応をしているところでございますが、経済的弱者等に対する
取組みにつきましては、今後国の動向等を踏まえながら引き続き検討して参りたいと考えてお
ります。次に、本市の公共施設等のテレビの台数でございますけれども、これにつきましては
平 成 20 年 度 の 予 算 額 か ら 見 て い き ま す と 、 N H K の 放 送 受 信 料 の 支 払 予 定 は 41 所 属 で 202 万
2,000円 と な っ て い る と こ ろ で ご ざ い ま す 。 な お 、 こ れ に つ き ま し て 受 信 料 に つ い て は 、 現 在
の ア ナ ロ グ 放 送 の 分 が 年 1万 5,000円 、 そ れ か ら 衛 星 放 送 が 年 2万 6,000円 と な っ て い る よ う
で ご ざ い ま す け れ ど も 、 先 ほ ど の 予 算 額 を 単 純 に 1万 5,000円 の ア ナ ロ グ 放 送 で こ れ を 台 数 を
出 し て み ま す と 約 130台 と な っ て い る よ う で ご ざ い ま す の で 、 現 在 地 デ ジ 対 応 の チ ュ ー ナ ー に
要 す る 経 費 が 1台 約 2万 円 と し た と き に 、 130台 の 2万 円 で 260万 円 に つ い て チ ュ ー ナ ー を 取
り替える経費が必要となってくるという予測をしてございます。次に、地デジ対応チューナー
の 普 及 率 に つ い て お 答 え 申 し 上 げ ま す 。 鹿 児 島 県 で は 、 平 成 18年 12月 に 総 務 省 九 州 総 合 通 信 局 、
放送事業者、市町村、ケーブルテレビ事業者、電気通信事業者、家電メーカー、家電販売店協
会及び経済団体で構成する地上デジタル普及推進会議を成立いたしました。推進会議は、地上
デジタル放送のインフラ整備の促進、受信の普及、利活用の促進などについて意見、情報交換
を 行 う こ と と し 、 年 2回 程 度 の 会 議 を 開 催 す る こ と と し て お り ま す 。 会 議 に つ き ま し て は 地 上
デジタル放送の円滑な普及を推進するよう団体間での情報共有と連携を図っているところでご
ざいます。また、県市長会においては、本市が提案市となり、国の補助事業の拡充について、
地上デジタル放送への確実な移行について、受信機の低廉化の促進について、経済弱者への対
応 に つ い て 、 廃 棄 物 等 の 対 策 に つ い て の 5項 目 を 協 議 し 、 国 へ の 要 望 等 を 行 っ た と こ ろ で ご ざ
います。このようなことから地上デジタル放送は国家プロジェクトとして実施されるものであ
り、今後国・県等の動向を踏まえながら、市としてできることについては積極的に取り組んで
参りたいと考えているところでございます。以上です。
〇教育長(出口定昭)
学 校 の 対 応 に つ い て 答 弁 し ま す 。 平 成 20年 4月 に 中 央 教 育 審 議 会 か ら 教
育 振 興 基 本 計 画 が 答 申 さ れ 、 そ の 中 で 「 平 成 23年 7月 の 地 上 デ ジ タ ル 放 送 へ の 完 全 移 行 を 踏 ま
え、その成果を教育において最大限活用するための取組みを支援する。」との施策目標が示さ
れたところでございます。この答申を受けて文部科学省は公立の小・中・高等学校等の地上デ
ジタル放送受信のためのアンテナ工事及び地上デジタル放送テレビ導入に必要な財政措置を講
ず る た め の 平 成 21年 度 要 望 を 行 う 予 定 で ご ざ い ま す 。 教 育 委 員 会 と い た し ま し て は 今 後 の 国 や
県の動向を見守り対応して参りたいと思っております。主に教育番組の媒体として本市の小・
中 学 校 の 保 有 す る テ レ ビ 台 数 は 290台 で あ り ま す 。 そ の 中 で 地 デ ジ 対 応 の テ レ ビ は 現 在 の と こ
ろ 1台 で ご ざ い ま す 。 た だ し 、 受 信 は ま だ し て お り ま せ ん 。 い く つ か の 対 応 が ご ざ い ま す が 、
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現在保有するテレビすべてにほど良い性能の良いデジタルチューナーを設置した場合、その予
算 は 概 算 で 750万 円 程 度 で ご ざ い ま す 。
〇4番議員(大原俊博)
詳しく説明をいただきましてありがとうございました。南日本新聞に
載 っ て た ん で す が 、 あ と 3年 な の か 、 ま だ 3年 あ る の か と い う 意 識 と で す ね 、 や っ ぱ い 国 家 、
国策、国家プロジェクトで行っているというのを認識が非常に少ないんですよね。勝手に、今
の地上のアナログは見れなくなる。何で勝手にするのかという怒りの方が大きくてですね、やっ
ぱい今の次世代携帯電話の電波、それから災害時の連絡等無線ですね、その辺が厳しくなるよ
ということが一番最大の要因だということですので、それをしっかり伝えるということと、来
年 あ た り か ら 総 務 省 も 本 腰 を 入 れ て く る と い う こ と で 、 20年 度 は 国 の 対 策 費 が 約 60億 円 で し た
け ど も 、 そ れ が 600億 円 、 10倍 に な る と い う こ と で 、 受 信 購 入 支 援 と か 、 そ れ に 128億 円 で す
か、それから生活保護に関してのチューナーも支給したりとか、いろんな手立てがなされてく
ると思います。これに期待すると同時に、本市の発信もですねちゃんとしとかないと、全国の
対象の予算ですから、南さつま市にどれだけのものが来るかというのはですね市長の手腕の見
せ所かなというふうに思います。それから、学校の件については、やっぱい将来を担う子ども
たちがですねいち早くこの、高画質、高音質も含めてですが、このことを目で知ると、耳で知
るということが一番大事かなと。学校はいち早くですねこのことをですね他に先駆けてですね
取り組んでいただきたいと。その意味では、学校現場の先生方の気持ち、教育委員会の方々の
気持ちをですね行政サイドも十分に理解していただいて取り組んでいただきたいということと、
子どもたちがある意味では家庭に持ち帰って、それを一つの話題にして、家庭の中のコミュニ
ケーションが図られるという意味でもですね非常にいいことじゃないかなと思いますし、子ど
もたちがこの地デジ対応に対するスポークスマンになってくれるというふうに考えるとですね、
ぜひこう力を入れていただきたいというふうに思います。また、市長はですね以前防災無線に
関する質問で、「災害時に屋外放送が聴き取れない時、テレビやラジオ又は携帯電話等の活用
法がある。」と答弁されたと記憶しておりますが、災害時は停電があったり、電波が混乱した
りということで、その時はですね現実的でなかった部分もあったんですが、今度のデジタル化
は市長の答弁が時代を到来的に示すものかなということで思っておりますのでですね、いち早
い取組みを期待いたしまして質問を終わりたいと思います。
〇議長(石井博美)
次に、下野
認議員の発言を許可します。
[下野
〇13番議員(下野
認)
認議員
一般質問席]
午後
1時35分
発言通告書に基づいて質問をいたします。歴史資料館等についてで
すが、歴史交流館金峰、それに加世田郷土資料館、輝津館の入館状況についてですが、歴史交
流 館 金 峰 は 、 平 成 17年 に 補 助 金 、 過 疎 債 、 一 般 財 源 、 そ の 他 の 起 債 で 総 工 費 5億 7,111万 7,000
円 で 建 設 を さ れ 、 平 成 17年 に 完 成 を し て い る 。 歴 史 交 流 館 金 峰 は 、 平 成 19年 度 の 入 館 者 数 は 実
績 を 見 れ ば 年 間 4,208名 で 、 入 館 料 は 47万 3,550円 で 、 月 平 均 入 館 者 数 は 350名 で 、 入 館 料 が
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3万 9,419円 で あ り ま す 。 こ の よ う な 状 況 で は 今 後 ど の よ う な 対 策 を 考 え て い る か 。 ま た 、 加
世田郷土 資料館、坊津の輝津館の入館状況はどのようになっているかを質問いたします。
〇教育長(出口定昭)
歴史交流館金峰、加世田郷土資料館、輝津館の入館状況について答弁し
ま す 。 そ れ ぞ れ の 施 設 の 入 館 者 の 状 況 に つ い て 平 成 18年 度 ・ 19年 度 の 状 況 を 比 較 し て 申 し 上 げ
て み た い と 思 い ま す 。 歴 史 交 流 館 金 峰 の 平 成 18年 度 の 入 館 者 は 3,611人 、 19年 度 は 4,208人 で
16.5パ ー セ ン ト の 増 、 加 世 田 郷 土 資 料 館 は 、 平 成 18年 度 が 1,005人 、 19年 度 は 951人 で 5.4パ ー
セ ン ト の 減 、 坊 津 歴 史 資 料 セ ン タ ー 輝 津 館 は 、 平 成 18年 度 が 1万 4,913人 、 19年 度 は 1万 3,937
人 で 6.5パ ー セ ン ト の 減 と な っ て い る の が 現 状 で ご ざ い ま す 。
〇13番議員(下野
認)
今三つの歴史資料館の状況は分かったんですが、今ですねこのよう
な 状 況 で あ れ ば で す ね 、 歴 史 交 流 館 金 峰 で は で す ね 16パ ー セ ン ト は 増 え て い る と い う よ う な こ
と で す が 、 1回 入 れ ば 300円 と い う よ う な こ と で 、 あ そ こ に 来 た 人 の 話 を 見 れ ば で す ね 、 1回 見
れ ば 、 も う 2回 と 、 3回 と 、 そ う 見 に 行 く よ う な も の で は な い と い う よ う な こ と を 耳 に す る ん
ですが、そうした場合にですね、ちょうど今、歴史交流館金峰の前の広場等はものすごく広く
て で す ね 、 普 通 は 1年 間 ほ と ん ど 活 用 は さ れ て な い と 。 そ う で あ れ ば 、 あ そ こ を ば で す ね 何 か
こう別な方向でですね活用して人を呼び込むというようなことは考えられないものかお伺いい
たします。
〇教育長(出口定昭)
それぞれの特徴と今後の活用策についてでございますが、金峰の一つに
絞って答弁してみたいと思っておりますが、歴史交流館金峰は、旧石器時代から各地との交流
で育まれた金峰地域の歴史・文化を中心とした展示内容を充実させ、館内を見学するだけでな
く、古代レプリカ作りや綱代編み、バスケット作り、それから縄文時代の編物の一種でござい
ま す 古 代 ア ン ギ ン 作 り 、 勾 玉 作 り と い っ た 体 験 教 室 を 7回 、 そ の ほ か 企 画 展 や 千 切 り 絵 教 室 な
どの会場となるなど多様な館活動が特徴となっております。主に考えられる今後の活用策です
が、より魅力ある展示内容や方法、企画展などの多彩な関連イベントの開催などに努めるとと
もに、併せてこのリピーターのこの確保が大変重要なわけでございますけれども、南さつまロ
マンの里づくりネットワーク会議などの関係団体や関係施設などを通じた広報や連携に努め、
入館者の増を図っていく必要があると思っております。また、歴史交流館金峰につきましては、
特に道の駅きんぽう木花館が隣接していますので、木花館内に歴史交流館金峰の催しなどの案
内ポスターを掲示したりしておりますが、より一層の連携を図るとともに、関係機関とも連携
を図りながら芝生広場の活用も含めたイベントの開催などができないものか鋭意検討して参り
たいと思っております。このほか県内外の考古学の学会関係者や大学関係者などの来館もでご
ざいますので、より幅広くPRに努め、参観者の増に努めたいと思っております。また、国道
270号 か ら の 進 入 口 付 近 に 案 内 看 板 を 設 置 し て お り ま す が 、 案 内 の 矢 印 が 見 づ ら い こ と か ら 、
看板の上に矢印を付けたり、「近くまで来ないと何の建物か分からない。」と言われております
ので、壁の上の方に大きく施設名を表示するなどの改善の方法を検討して参りたいというふう
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に現在思っているところでございます。
〇13番議員(下野
認)
こ の 歴 史 交 流 館 金 峰 の で す ね 入 館 料 は 300円 で あ る ん で す が 、 あ そ
この中に入って、もうあの一部入口の踊り場ですか、あそこだけ入って、あの辺で図書の活用
をすれば無料だと。そうするとそれからちょっと先の方に入れば入館料が要るというふうになっ
て お る ん で す が 、 あ れ は 、 そ れ で 今 は 現 在 は 300円 の あ れ は 入 館 料 が 必 要 な ん で す が 、 そ れ を
ば こ う も っ と 減 額 に し て 2分 の 1、 150円 ぐ ら い ま で は で き な い も ん か と 。 そ う す れ ば ま た さ
らに子どもたちの入館が増えるんじゃないか。そのような考えはないもんかお伺いいたします。
〇教育長(出口定昭)
300円 は 高 い の で は な い か と い う 指 摘 は で す ね あ ち こ ち か ら あ り ま し て 、
券売機がございましてですね、あれを買わないと中に入れないというようなことになっており
ましてですね、割引の状況についてはちょっと検討が難しいのではないかと。また、子どもた
ちにつきましてはですね、近隣の小・中学校が総合的学習の一環としてあそこで学習をすると
いうことやら、南薩少年自然の家のですね館外の、所外の研修のコースの一つとなっておりま
し て 、 体 験 学 習 等 も あ そ こ で し て お り ま し て 、 300円 は 出 さ な い ま で も 、 入 館 者 は 多 い と い う
のは現状ですけれども、いうようなことでございましてなかなか収益は上がってはいませんけ
れども、来館者は多いというのが現状でございます。
〇13番議員(下野
認)
次 に で す ね 、 2番 目 の そ れ ぞ れ の 特 徴 と 活 用 策 で す が 、 今 、 歴 史 資
料館金峰の前のあの人道橋等も架かってですね、あれから橋を渡ってきて、そして何らかのこ
の、そこでですね、渡ってきてからその中でイベント等を開くと。そうすれば入館者も増えて
く る ん じ ゃ な い か 。 今 現 在 イ ベ ン ト を 開 い て い る の は 国 道 270の ち ょ っ と 前 だ け で い つ も や っ
ているが、あれをばその渡ってきて内側のあん芝生のあの辺までするということはできないも
んかお伺いいたします。
〇教育長(出口定昭)
なかなか目的がですね、あそこで食事をされたり、品物を買ったりする
方と、また奥の方に入って歴史資料館にそのお客さんを流すということにつきましてはなかな
か難しいところもございまして、またあそこの場所柄ですねあの橋が見づらい角度にあるとい
うようなことから、ちょっと大々的に人の流れを変えるような方策を考えないと抜本的な対策
にはならないのではないかと。御指摘の芝生広場をですね貸してイベントにするというような
こ と に つ き ま し て は で す ね 、 1回 申 込 み が あ り ま し た け ど 、 イ ベ ン ト で は ご ざ い ま せ ん が 、 あ
そこの活用については申込みその他まだアイデアがないというのが実情でございます。
〇13番議員(下野
認)
次 、 3番 目 の で す ね 地 方 の で す ね 元 気 再 生 事 業 の 南 さ つ ま 周 遊 バ ス
運行事業の連携についてですが、これについてはですね海道八景めぐりツアー企画実施書の中
にですね歴史資料館等を入れて取り組むことはできないか。これについてはバスが鹿児島中央
駅を出て、そしてこちらの方に回ってくるんですが、これについてそのコースをですね週に 1
回 で も で す ね こ の 国 道 270の 方 に 回 し て 、 そ し て こ こ の 歴 史 資 料 館 等 を 活 用 す る と い う よ う な
ことはできないもんかをお伺いいたします。
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〇市長(川野信男)
私の方から答弁申し上げますが、今それぞれ御質問ありましたけれども、
なかなかこの交流館の利用者が増えないというようなこともあっての御質問かと思います。周
遊 バ ス の 運 行 に つ き ま し て は 国 道 226号 線 沿 い を 設 定 を い た し ま し た 。 南 さ つ ま 海 道 八 景 の 全
国的な地名度を上げて本地域の観光振興による地域活性化を図ることを目的としておるわけで
ございます。本市の主要観光地を周遊する観光バスを実験的に運行して観光バス利用者の需要
の動向や本市の観光地に対する認知度及び魅力度を検証するものでございます。事業は大きく
二 つ の ル ー ト を 設 定 を 考 え て お り ま す 。 一 つ は 、 3年 後 の 九 州 新 幹 線 全 線 開 通 を 見 据 え た 県 外 、
特 に 福 岡 か ら の 観 光 客 を 対 象 と し た 1泊 2日 コ ー ス 、 二 つ 目 は 県 内 を 対 象 と し た 日 帰 り コ ー ス 、
この二つのコースを今考えております。今年度の周遊バス運行については南さつま海道八景を
活用した観光ルートの設定を検討しておりまして、歴史交流館ルートについては本年度の計画
の中には入っておりませんが、これは本年度で終わるのか。来年以降、これは国の方が採択を
い た だ け れ ば 来 年 、 再 来 年 、 全 体 的 な 3か 年 事 業 と 、 こ う い う こ と に な っ て お り ま す の で 、 そ
の中で今年度の結果等も検討しながら来年度以降のルートについては改めて検討したいと、こ
ういうふうに思っております。
〇13番議員(下野
認)
今回の事業にはできないというようなことですが、「来年度以降の
ことは分からない。」ということですが、もし来年度以降そのようなことがあればですね、国
道 270の 方 に は 週 に 1回 で も 回 し て 、 そ し て こ の 歴 史 資 料 館 金 峰 の で す ね 利 用 を や っ て ほ し い
ということをお願いいたして次に入ります。
次は、旧金峰町中央公民館の活用策についてですが、田布施地域の地区公民館として位置付
ける考えはないかということですが、旧金峰町では、阿多地区公民館、大坂地区公民館、笹連
地 区 公 民 館 の 3箇 所 が あ り ま す が 、 そ の 中 で 阿 多 地 区 公 民 館 、 大 坂 地 区 公 民 館 に つ い て は 主 事
も置いてあります。他の田布施校区、大田校区、白川校区については地区公民館はありません。
本 年 3月 に お い て 地 区 公 民 館 建 設 に つ い て 同 僚 議 員 が 一 般 質 問 を し て お り ま す が 、 そ の 中 で 地
区公民館は校区を単位として整備を考えると。また活用可能な建物は改造するなどして検討し、
できる所から進めていくというような答弁があったわけですが、旧金峰町中央公民館の活用策
をどのように考えているか。またですね、時の町長は北部地区公民館についても新市の中でも
最 優 先 と し て の 課 題 と し て 話 し て い る よ う な こ と も 聴 い て お る ん で す が 、 そ の 2点 に つ い て お
伺いいたします。
〇市長(川野信男)
御答弁申し上げます。今質問の中にもございましたけれども、旧金峰町に
おきましての公民館建設についての考え方、さらに、また、市内全域のそれぞれの地域では地
区公民館に対する考え方、整理の仕方それぞれ区々でございます。そこでこれからコミュニティ
の育成強化、こういうものを図ることとしておりますが、特に地域元気むら事業を実施をしよ
うということでそれぞれの地域ごとにお話を申し上げておるところでございます。この考え方
の基になっておりますのは、やはりこれから非常にこうした組織、あるいは、また、活動強化
- 61 -
を図るについては、単位としては小学校区を単位とする。小学校区域を単位とする。これが一
番ベターじゃなかろうかということで今、説明会等もいたしておるわけでございます。それぞ
れの地域で説明会等をいたしまして、かなり進んでおる所もございます。そうした地域元気む
ら事業の中に取り入れた格好でそうした組織が充実いたしますと、そこには、私が申し上げて
おりますのは、地区公民館も設置をしたいと。また活動の拠点となるような広場設置もしたい。
あるいは、また、主事も置きたい。こういうようなことを申し上げておるわけでございます。
いずれにいたしましてもそのような地域のまとまりがどのような形で進んでいくかということ
でございます。今お話もありましたとおりの場所を公民館として活用するかどうか。これは田
布施地域の皆さんが田布施校区を一つとして検討がまとまるのかどうかということになるので
はなかろうかと、こういうふうに思います。そのような形でまとまるということができますれ
ば、じゃあ場所をどこにするか。どういうものをば整備をするかということになってくると、
こういうような認識をいたしてございます。いずれにいたしましても地域の皆さんがどのよう
な今後のコミュニティ活動の充実を図るための対応をするかということのお話し合いが今され
ておると思いますので、私どもといたしましてはその結果を見ながら対処して参りたい。こう
いうふうに思っております。再度申し上げますけれども、それぞれ小学校区を単位としての組
織ができますれば、そこには活動拠点としての地区公民館、これは呼び方をどうするかは別と
いたしまして、公民館の整備もしたい。また、同じ場所とは限りませんけれども、広場の整備
もいたしたいと。さらにその施設には常勤の主事も設置をしたいと、こういうような考え方で
これまでも説明をいたしてきておるところでございます。
〇13番議員(下野
認)
小学校区を単位としてするというようなことなんですが、そうした
場 合 で す ね 、 今 現 在 こ の 中 央 公 民 館 、 旧 金 峰 町 の 中 央 公 民 館 で す が 、 2階 は 図 書 館 が あ る ん で
す。それで現在利用しておるんですが、そうすると仮にあそこに、あそこは広場等もないと。
市長がいつも言っている広場があって、そして主事を置いて、いろんなことを言っておるんで
すが、あそこを仮にその地区公民館としないとした場合、今現在ある図書館は本年度、話によ
れば本年中には何か下の方に下ろすというふうに言っておるんですが、そうした場合に後、結
局地区公民館として利用しないというふうになった場合は、後の策を何か考えているもんかを
お伺いいたします。
〇市長(川野信男)
後の活用方法を考えるまだその段階ではございませんで、さっき言いまし
たとおり、地域の人たちがどういうような方向で持っていくかということが先決でございます。
その時に地区公民館をどこにするのか。どういう対応をするのかということの協議、議論、こ
ういうものが出てくると、こういうふうに認識をいたしております。なお、また、誤解があっ
て は い け ま せ ん が 、 22の 小 学 校 区 と い う こ と に な り ま す け れ ど も 、 加 世 田 校 区 に つ き ま し て は
現在もその広場というのは造ってございません。といいますのは、加世田校区の場合は広場的
なものはあちこうあるもんですから、これはよかろうということで従来とも造っておりません
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けれども、そこまで広げるつもりは持っておりません。
〇13番議員(下野
認)
現 在 の 建 物 な ん で す が 、 あ の 建 物 は 昭 和 44年 の 5月 に 建 設 さ れ て 既
に 39年 を 経 過 し て い る と い う 状 況 で す の で 、 あ れ を 地 区 公 民 館 と し て は 活 用 し な い と い う ふ う 、
活用するとした場合ですね、する、せんは今のところははっきりしないということですが、も
し す る と し た 場 合 で す ね 、 も う 既 に 40年 を 経 過 す る ん で す が 、 そ う し た 場 合 に 、 あ れ は 耐 力 度 、
またシリアリの駆除等もしてあるもんか、ないもんか。その辺等についてちょっとお伺いした
いんですが。
〇教育部長(染川勝夫)
あそこの施設については耐力度調査については行っておりません。シ
ロ ア リ 対 策 に つ き ま し て は 平 成 17年 度 に 行 っ た 実 績 が ご ざ い ま す 。
〇13番議員(下野
認)
次 の 3番 目 に 入 り た い ん で す が 、 市 内 の 橋 り ょ う 点 検 調 査 に つ い て
で す が 、 ま ず 1番 目 に 国 ・ 県 ・ 市 道 は そ れ ぞ れ 橋 り ょ う の 状 況 の 認 識 に つ い て お 伺 い し ま す が 、
市 内 の 100メ ー ト ル 以 上 の 橋 り ょ う が 何 基 あ る も ん か 。 ま た 、 橋 の 場 合 、 耐 力 年 度 が 50年 と な っ
て い る が 、 50年 以 上 の 橋 が 何 基 あ る か 。 ま た 、 橋 り ょ う の 場 合 、 50年 以 上 過 ぎ れ ば 架 替 え の 時
期 が な っ て お る ん で す が 、 そ の 延 長 が 15メ ー タ ー 以 上 で あ れ ば 橋 の 場 合 は 補 助 対 象 に な る と 。
そ う す る と 15メ ー タ ー 以 下 の も の に つ い て は 補 助 対 象 外 で あ る と い う ふ う に な っ て お る ん で す
が、こん補助対象外の橋が大体何基ぐらいあるもんかお伺いいたします。
〇建設部長(山下和隆)
橋りょうについて御答弁申し上げます。市道の橋りょうにつきまして
は今後急速に老朽化をしてくるという予測の中、橋りょうの架替え、修繕に掛かる費用の縮減
が重要であるということから長寿命化修繕計画に基づく架替えと予防的な修繕を図る必要があ
る と い う こ と で 認 識 を し て お り ま す 。 現 在 市 道 に お き ま す 橋 り ょ う の 数 に つ き ま し て は 、 8月
現 在 で ご ざ い ま す が 、 315橋 ご ざ い ま す 。 う ち 経 過 年 数 が 50年 以 上 の 橋 り ょ う に つ い て 50橋 、
ま た 、 長 寿 命 化 修 繕 計 画 策 定 の 補 助 対 象 と な る 15メ ー タ ー 以 上 の 橋 り ょ う に つ い て は 57橋 、 う
ち 経 過 年 数 が 50年 以 上 の 橋 り ょ う は 4橋 で ご ざ い ま す 。
〇13番議員(下野
認)
こ の 場 合 で す ね 、 危 険 度 の 調 査 に つ い て は 、 今 年 の 3月 で す か 、 同
僚議員が質問しとったんですが、年次的に調査を進めるというようなことがあったんですが、
既 に そ れ か ら 6か 月 ぐ ら い 過 ぎ て お る ん で す が 、 も う そ の 後 ど の よ う に な っ て い る か お 伺 い い
たします。
〇建設部長(山下和隆)
橋りょう長寿命化の修繕計画の策定につきましては、本年度におい
て県の橋りょう点検マニュアルに基づいて職員による概略点検を実施をします。その結果、詳
細 点 検 の 必 要 な 橋 り ょ う に つ い て は 、 次 年 度 で 業 務 委 託 に よ り ま す 詳 細 点 検 を 実 施 し 、 22年 度
において橋りょう長寿命化修繕計画の策定を計画しているところでございまして、現在職員に
よる概略点検実施中でございます。
〇13番議員(下野
認)
今 年 度 中 に 調 査 を 終 わ る と い う よ う な こ と で す が 、 22年 度 以 降 に つ
い て は 計 画 が 、 そ の 調 査 が 終 わ れ ば 、 年 次 的 に 計 画 し て 、 先 に 申 し 上 げ た ん で す が 、 そ の 50年
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以 上 に つ い て は 補 修 等 で 対 処 す る と い う よ う な こ と で す が 、 50年 を 経 過 し た も の に つ い て は 、
補修じゃなくてですね、補強をしなくて、そん架替えと、一つでも架替えを優先していくとい
うようなことは考えないものかお伺いいたします。
〇建設部長(山下和隆)
橋りょうの架替え、この橋りょうの長寿命化の中でこの計画も策定を
されます。当然ながらこれまでは耐用年数が過ぎて危険度が想定された場合には架替えにより
ます橋りょう整備が行われたわけですが、やはりそういう部分では集中的に橋りょう整備が必
要となってくるということから、現在修繕計画等でなるべく対処をしましょうという計画内容
でございます。当然橋りょうにつきましては永久構造物でございますし、安全度は絶対確保し
なければならないという現状の中でございますんで、本調査を実施しながら、修繕等で対処で
きない分については当然新設をすると。その他についてはなるべく修繕をしながら寿命化を図
るということで進めていくこととしているところでございます。
〇13番議員(下野
認)
補修ができないものについてはその架替えをするというふうに答弁
を し て い る ん で す が 、 そ の 橋 り ょ う の で す ね 架 替 え と い う こ と に な れ ば 、 す る と な れ ば 、 15メ ー
タ ー 以 上 が 補 助 対 象 に な っ て い る 。 15メ ー タ ー 以 下 の も の に つ い て は 補 助 対 象 外 で あ る と い う
ふうになっておるんですが、もうそういうふうになった場合、そのどちらの、その補助対象に
な る 15メ ー タ ー 以 上 の も の を 優 先 し て す る も ん か 。 そ れ と も 15メ ー タ ー 以 下 の 小 さ な も の を 先
にするもんか。その点はどのように考えているかちょっとお伺いしたいんですが。
〇建設部長(山下和隆)
その質問に関しては、その橋りょうの持つ性格、市道の持つ性格にな
り ま す が 、 基 本 的 に は 1級 市 道 、 生 活 の 根 幹 を な す 市 道 が 優 先 さ れ る べ き だ ろ う と い う ふ う に
考えますし、それと同時に、危険性の非常に高い部分がその順番に当てはまらない分について
は緊急的な整備として、補助対象にならなくても、導入していかなければならないというふう
に考えております。それらについては、今申し上げましたとおり、この点検マニュアルに基づ
く 計 画 を ば 2年 か け て 策 定 を さ し て い た だ き た い と い う ふ う に 考 え て お り ま す 。
〇13番議員(下野
認)
橋りょうについては通行量の多い所においてはですね架替えをお願
いして私の質問を終わらしていただきます。
〇議長(石井博美)
次に、南
敏子議員の発言を許可します。
[南
〇18番議員(南
敏子)
敏子議員
一般質問席]
午後
2時03分
私 は 先 に 通 告 し て あ り ま し た 3項 目 8点 に つ い て 質 問 い た し ま す 。
1点 ず つ 質 問 し ま す の で 、 前 向 き な お 考 え を お 聴 か せ く だ さ い 。 ま ず 初 め に 、 市 内 に 未 利 用 遊
休地がありますが、どのぐらいあるのかお聴きします。行政財産と普通財産とありますが、私
は普通財産について地域別の箇所数と面積はどのようになっているかお尋ねします。全体とし
ての面積は、決算書でちょっと目を通しましたので、分かります。箇所数と面積をお知らせく
ださい。
〇総務部長(柴田達朗)
市が所有しております普通財産の中の遊休地ということでのお尋ねで
- 64 -
ございます。公有財産につきましては、公共目的が喪失をし、用途廃止により未利用地となっ
た 普 通 財 産 と し て 管 理 を し て い る 所 が ご ざ い ま す 。 平 成 19年 度 末 で 209箇 所 の 81万 5,700平 米 、
こ れ が 全 体 で ご ざ い ま す 。 こ の う ち 利 用 さ れ て い な い 土 地 と い う こ と で 84箇 所 、 約 16万 5,500
平 米 ご ざ い ま す 。 こ の 地 域 ご と の 箇 所 数 と 面 積 で ご ざ い ま す が 、 加 世 田 地 域 で 13 箇 所 、 4 万
6,600平 米 、 笠 沙 地 区 で 26箇 所 、 4万 2,800平 米 、 大 浦 地 域 で 9箇 所 、 2万 600平 米 、 坊 津 地 域
で 17箇 所 、 1万 5,200平 米 、 金 峰 地 区 で 19箇 所 、 4万 300平 米 と い う ふ う に な っ て お り ま す 。 ま
た、この未利用地の内訳でございますが、主なものを申し上げますと、それぞれ宅地分譲とし
て今売りに出している分もこの中に入っております。それから市営住宅の跡地、それから企業
の跡地、工業団地、ダム工事の土捨場、それから道路・河川事業等の残地、ごみ焼却場跡地、
こういったものがこの中に含まれているところでございます。
〇18番議員(南
敏子)
一応箇所と面積は分かりました。次に、市として今後利用計画のな
い土地は、市有地であるので、草払い等の管理経費が必要であります。利用計画のない土地は、
不動産鑑定を行い、公売、公告等で早急に売却するか、借地とする考えはないかお聴きします。
民間での活用を図った方が税収にもつながると思います。
〇総務部長(柴田達朗)
現在この市有地の中で利用をされてない土地の早急にこの売却をする
考えはないかということでございますが、市の財政も非常にこう厳しい中でございます。こう
いった売払収入等によりまして自主財源の確保をするということも大変重要なことでございま
す。今後におきまして公共的な利用が認められない土地あるいは財産の状況から、将来的に市
が保有していくことが必要でないと判断をされた土地につきましては売却処分あるいは貸付け、
そういったことを行っていきたいということでございます。現在この未利用地の売却状況でご
ざ い ま す が 、 合 併 か ら 平 成 19年 度 ま で 約 1億 3,325万 円 の 売 払 収 入 が あ っ た と こ ろ で ご ざ い ま
す。また、この未利用地のこの分譲等につきましても市報、お知らせ版、ホームページにより
ま し て 案 内 を し て い る と こ ろ で ご ざ い ま し て 、 先 月 発 行 い た し ま し た 市 報 8月 号 の 中 に も 宅 地
分譲地の案内を掲載をしたところでございます。今後も売却できると判断をした土地の処分、
それから未利用地の民間への貸付けなど積極的にこういったものには取り組んで参りたいと思っ
ております。そういうことで売払いの収入、貸付けなどの増収を図って参りたいと、財源の確
保に努めて参りたいというふうに考えているところでございます。
〇18番議員(南
敏子)
次に、校区公民館についてです。新設公民館建設の補助金はあるか
お尋ねします。
〇教育部長(染川勝夫)
新設公民館の補助金でありますが、現在は条例公民館建設について国
や県の補助金はございません。
〇18番議員(南
敏子)
じゃあ公民館活動として国・県の指導はどのようになっているので
すかお聴きします。
〇教育部長(染川勝夫)
平 成 20年 2月 19日 の 中 央 審 議 会 の 答 申 で 「 新 し い 時 代 を 切 り 開 く 生 涯
- 65 -
学習の振興方策について」が出され、その中で「社会教育を推進する地域の拠点施設の在り方」
という所で公民館については、各地域の実情やニーズに応じて民間等では提供されにくい分野
の講座開設や子育ての拠点となる活動を積極的に行うなど社会の要請に応じた学習機会の量的・
質的な充実に努め、その成果を地域の教育力の向上に活かすことが求められています。また、
関係機関・団体と連携協力しつつ、地域の課題解決に向けた支援を行い、地域における公共を
形成するための拠点となるよう国の指導がなされているところであります。
〇18番議員(南
敏子)
次 に 、 田 布 施 校 区 に つ い て は 13番 議 員 が 質 問 し ま し た が 、 私 な り に
質 問 い た し ま す 。 平 成 17年 11月 7日 に 合 併 し 、 社 会 教 育 法 第 20条 、 24条 、 29条 の 規 定 に 基 づ き
本 館 1、 分 館 4、 地 区 公 民 館 と し て 12が 設 置 条 例 公 民 館 と し て さ れ て お る よ う で す が 、 金 峰 町
に お い て は 3校 区 が 地 区 公 民 館 と し て 設 置 さ れ て お り ま せ ん 。 自 治 会 と い う 組 織 は 金 峰 町 で は
そ の 地 域 に 応 じ た 活 動 を し て お り ま す 。 今 、 市 長 は 、 7月 の 新 聞 で 報 道 さ れ ま し た が 、 269自 治
会 を 22校 区 に 編 成 し よ う と し て 地 域 元 気 づ く り 事 業 と し て 地 区 ご と に 元 気 づ く り 委 員 会 を 立 ち
上げてコミュニティ活動を促進しようとしております。校区公民館活動を展開するためには館
が必要です。館長や主事を中心とする組織活動、予算等の条件整備とともに、校区民の理解と
協 力 体 制 が 必 要 不 可 欠 と 思 い ま す 。 3校 区 の 館 を ど の よ う に 考 え て い る の で す か お 尋 ね い た し
ます。
〇市長(川野信男)
お 答 え 申 し 上 げ ま す 。 ま ず 、 内 容 に 入 り ま す 前 に 、 御 質 問 の 中 で 269の 集
落を校区単位に編成すると、こういう趣旨の話がありましたけれども、そのようなことは一切
ご ざ い ま せ ん し 、 ま た 申 し 上 げ て お り ま せ ん 。 269の 集 落 が ご ざ い ま す が 、 こ れ を い く つ か 再
編 す る と 、 こ う い う こ と は 申 し 上 げ て お り ま す け れ ど も 、 22の 校 区 に ま と め る と 、 こ う い う よ
うなことについては今までも申し上げておりませんし、そのような考えはございませんので、
申し上げておきたいと思います。今、金峰町の話でございましたけれども、確かにおっしゃる
と お り 、 金 峰 町 の 中 で は 校 区 公 民 館 と い う の は 3箇 所 ご ざ い ま す 。 あ と に つ い て は 校 区 公 民 館
はございません。これはこれまで金峰町の町の方針としてそういうような運用がされてきてお
るものと、こういうふうな理解をいたしております。ただこれから今後コミュニティ育成を強
化をしよう。組織を充実を図ろうという場合にどういうようなやり方をしたらいいのかという
ことを検討をいたしておるわけでございます。地域元気むら事業というものをば校区を単位と
して展開しよう。こういうようなことで今進めておりますが、そのためには核となる、活動拠
点となる館も必要でありましょうし、先ほども申し上げましたとおり、できれば運動広場とい
うものも必要だと。あるいは、また、そこには活動がしやすいように主事さんを常勤して置く
と、こういうようなことを想定いたしながら元気むら事業をこれから推進しようと、こういう
ふうに考えております。ただ金峰町だけでございませんで、それぞれの地域で校区を単位とし
た組織が必ずしもできておりませんので、そうした組織をできるのかどうかということを今、
説明会等を通じてやっておるところでございます。そして校区を単位としたそのような組織が
- 66 -
できた段階では、活動拠点になる公民館、地区公民館と言うんでしょうか、名前はこれから変
えるかもしれませんが、そうした整備もいたしたい。また、広場も造りたい。そこには主事も
置きたいと、こういうようなことを考えております。なお、また、じゃあ新しい公民館を全部
造るのかということにもなるわけでございますけれども、できるだけ今ありますいろんな公の
施設をば活用する方向でそうした公民館については整備を図りたいと、こういうふうに思って
おるところでございます。具体的にまずそれぞれの校区がまとまっていただくと。その上でど
ういうような方針を出すかということをお決めいただくと、こういうことがまず先決でござい
ます。
〇18番議員(南
敏子)
ある一部の市民とも話ししたんですけど、今の中央公民館ですね、
あ れ を 造 る 時 、 44年 に 造 る 時 は 、 文 化 セ ン タ ー を 造 っ た ら 、 あ と は 公 民 館 、 田 布 施 校 区 公 民 館
に し ま す よ ち 。 も う 30年 、 40年 ぐ ら い 前 の こ と な ん で す け ど 、 言 う て 私 ら も 土 地 を 売 っ た 地 主
の一人なんです。だから、「あの中央公民館を田布施校区ちした方がいいよね。」ていう市民の
声も何人か聴いております。それと大田校区でしたら、老人福祉センターに今、社協の事務局
の方が一人しか入ってないんですよ。だから、あの大田校区の方と話ししたら、「あそこに入っ
て も い い ね 。 」 と 言 う 人 も い る し 、 今 度 は 白 川 は 、 J A の A マ ー ト が 8月 で 閉 鎖 さ れ ま し た 。
その後の館をば市長は白川校区として考えていないかお尋ねします。
〇市長(川野信男)
先ほども申し上げましたとおり、場所が先じゃなくて、そういう組織体が
まず地域の皆さんがまとまりができるのかどうか。その上でそいじゃあどこにどうしようと、
こういうようなことでなければ、私の方から今ここの場所がいいよとか、そういうことを申し
上げる段階ではないと思っております。地域の説明会等もいたしております。かなり進んでお
る所もございます。できれば、早く整理が進んだ所については、そういう所から地区公民館等
の整備も進めたいと、こういうような認識はいたしてございます。
〇18番議員(南
敏子)
校 区 公 民 館 に つ い て は 分 か り ま し た 。 さ っ き の 269の 集 落 で す ね 。
これは、はい、訂正いたします。
じ ゃ あ 3番 目 の で す ね 庁 舎 内 1階 の 一 部 模 様 替 え に つ い て で す 。 玄 関 に 入 り ま し た ら ロ ビ ー
が暗いです。設計の段階であのような造りとは思いますが、旧加世田市民の方は馴れているで
しょうが、合併された旧町の市民、職員の方も少し暗いねと思っているようです。この前、私、
御座屋敷にある子ども園にボランティアで行きましたら、トイレに入るとセンサーで自動でラ
イトが明かります。また、あちこちのホテルのトイレも見受けられます。節電は分かりますが、
玄関は明るい方が職員まで明るく感じます。明るくする考えはないでしょうか。
〇総務部長(柴田達朗)
1階 の ロ ビ ー が 暗 い と い う こ と で 、 明 る く す る 考 え は な い か と い う こ
とでございますが、現在庁内に経費節減マニュアルというものを作っておりまして、この中で
電気につきましては業務に支障のない範囲で照明を小まめに消灯をすると、無駄な電気につい
ては使わないようにするというようなそういった方針で、就業前ですとか、昼休み、それから
- 67 -
時間外の部屋、廊下、そういったものについては消灯すると、そういったことで職員にも徹底
を し て い る と こ ろ で ご ざ い ま し て 、 そ う い っ た 中 で 1階 の 照 明 に つ き ま し て も こ れ ま で 節 電 の
ため消灯していたという経緯がございます。確かに天気が悪いとき、そういったときには入っ
たとき暗い感じがするんじゃないかと思います。庁舎の玄関ということもございますので、今
後ですね、来庁者の中からも暗いというような声も一部あるということも聴いておりますので、
天気を見ながらですねこの照明については今後管理をしていきたいと思いますので、そういう
ことで御理解をいただきたいと思います。
〇18番議員(南
敏子)
2番 目 に 、 玄 関 を 入 る と 案 内 係 が 交 代 で 案 内 さ れ る こ と は 非 常 に 良
いことです。でも、役職者は特に責任ある立場にあり、本来の仕事に打ち込むべきだと思いま
す。左側は市民ギャラリーで、今月は何かなあと思い鑑賞する市民が多いことと思います。で
も、右側や真向かいに陳列してある物を見る市民は数少ないのではないでしょうか。真向かい
は今はきれいに片付いているようです。自転車の市とは言っても、玄関まで自転車を置かない
で、業務の室内をもっとゆっくりとし、カウンターを延ばして市民から見て職員がすぐ目に入
るように、そこに総合案内窓口の専属がいるのが一番良いと思います。職員が市民のニーズを
把握し、全般的な知識を深めるためにも必要と考えます。室内をすっきりとし、明るい感じを
させれば一石二鳥ではないでしょうか。改善の考えはないかお聴きします。
〇総務部長(柴田達朗)
支所のこの庁舎につきましては、構造や面積の関係で玄関を入ってき
ますとすぐにこうカウンターがあって職員に声を掛けられる。そういう所もあるかと思います。
本庁につきましては、左がギャラリー、右がオープンスペースというふうで、それから奥がロ
ビーというふうになっております。庁舎は、市民のいろんなこの手続を行う半面、くつろげる
場所も提供をする必要がございます。また、オープンスペースを利用して献血等の受付ですと
か、簡易なセレモニー、こういったものをロビーでしている場合もございます。来庁者の対応
に つ き ま し て は 、 4月 か ら フ ロ ア マ ネ ー ジ ャ ー を 置 い て 、 場 所 も 来 庁 者 が 来 た 時 に 一 目 で 分 か
る所に現在配置をしているところでございます。来庁する市民が迷うことなくこの用事が済ま
せるようにサービス向上にも努めているところでございます。そういうことで、御質問の中で
このすぐに職員がということで改修のことでございますれば、今現在のところはですね、両方
のこのスペースについて改修をするという考えは現在持っていないところでございます。
〇18番議員(南
敏子)
右側のあそこはちょっと市民から見たら何か無駄なあれって、あの
陳列してあるあそこら辺だって誰も見る人もいないし、砂像と自転車をあっては、それは加世
田の、南さつま市だというイメージはもうすぐだけど、向こうにあるあの陳列、歴史の本とか
何かですよねえ。あんなのはあんまい見る人もいないから、右に入ったらすぐあのほら、レセ
プトをしている人たちは女性だからやっぱいみんなの目がいかないといけないということだっ
たから、あのレセプト係のちょっと手前までもうちょっとこう延ばして、カウンターを延ばし
てすぐ職員が目に入ったり、また、総合案内の方が右におったらまだ市民にはいいと思うんで
- 68 -
すけどねえ。行政側の人はそんな思いませんか。私も行政にはいたんですけど、一市民になっ
たらつくづく思います。
〇総務部長(柴田達朗)
市役所の玄関に入られて、入られた所にですね、今言われるようなそ
の総合案内、そういった部署を構えてされている市もおそらくあるんじゃないかと思います。
ただ、今、フロアマネージャーということで、先ほど職の関係も言われましたけれども、これ
はすべて職員の一つの接遇の研修という一環でもですね入れて職員に対応をさしているところ
でございます。右側が確かに広い部分で、今、自転車とか、そういった展示をしております。
奥の方があるんですけれども、なかなか、向こうはロビーという形でくつろげる場所というこ
とでのしておりますので、いろいろな展示ということにつきましてはですね今入った右のあそ
こが主になってくるんじゃないかということで、現在もそういった形をとっているところでご
ざいますので、御理解いただきたいと思います。
〇18番議員(南
敏子)
じゃあ、現在室内通路のカウンターに各課・係の支柱に番号を書い
て置いてありますが、チラシやパンフレット等置いてあり、分かりづらい状況にあります。通
路上の天井から吊り下げてある案内板に番号を書いた方が市民の目に入りやすいのではないで
しょうか。市民にやさしく、高齢者に分かりやすい対策、思いやりの心を持って改める考えは
ないかお聴きします。
〇総務部長(柴田達朗)
庁 舎 1階 の 課 の 案 内 に つ き ま し て は 、 課 に つ き ま し て は 今 現 在 吊 下 表
示でしてございます。それぞれのこの窓口業務につきましては番号表示をカウンターの上に置
いてあるところでございます。今御指摘、御質問がございましたが、これをば、窓口の番号を
この上に上げた方が見やすいんじゃないかというような御意見かと思います。ただ私どももい
ろいろ話をする中で、上にずっとこの番号を下げた場合に番号が重なる場合もあるんじゃない
かというようなことも話の中で出ております。このことにつきましてはですねそれぞれ窓口の
担当課の方ともどういった方法が一番いいのかですねこの配置等についても十分検討さしてい
ただきたいというふうに思います。
〇18番議員(南
敏子)
余り必要でないパンフレット等なんかはカウンターには置かない方
がいいと思います。市民がこう行ったら、もうここを、もうほんにあれですよねえ。やっぱい
きれいな所で仕事をしてもらいたいですよ。じゃあ改善されることをば要望しまして私の質問
を終わります。
〇議長(石井博美)
こ こ で お 諮 り い た し ま す 。 た だ 今 発 言 通 告 者 15人 中 5人 の 質 問 が 終 わ り ま
した。申合せにより本日の一般質問は以上で留めたいと思いますが、御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
御異議ありませんので、本日の一般質問は以上で留めることに決定しまし
た。
本日はこれで散会いたします。
- 69 -
散
会
午後
2時25分
- 70 -
第 4回 南 さ つ ま 市 議 会 定 例 会 会 議 録 ( 第 3日 目 )
1.開
会
日
時
平 成 20年 9月 8日 ( 月 ) 午 前 10時
1.議
事
日
程
( 第 3号 )
〇開
議
日程第 1
一般質問
1
正和議員
室屋
通
(行政改革実施計画(集中改革プラン)
2
園田
等)
豊議員
(旧町の活性化対策・水産業振興について
3
清水
春男議員
(若者が住める活力ある地域づくりを
4
三角
大迫
等)
勝嘉議員
(道路、河川など安全対策について
5
等)
等)
久光議員
(小浦港の浚渫、野間岳牧野、漁船燃料代補助
〇散
会
1.本日の会議に付した事件
〇議事日程のとおり
- 71 -
等)
告
順
1.会議に出席した議員(27名)
1番議員
貴
島
修
2番議員
清
水
春
男
3番議員
大
迫
久
光
4番議員
大
原
俊
博
5番議員
髙
倉
正
文
6番議員
三
角
勝
嘉
7番議員
有
村
義
次
8番議員
山
下
美
岳
9番議員
諏
訪
昌
一
10番議員
野
下
寛
俊
11番議員
下
釡
清
和
12番議員
小
園
藤
生
13番議員
下
野
認
14番議員
永
山
薩
男
15番議員
室
屋
正
和
16番議員
園
田
17番議員
相
星
二三夫
18番議員
南
19番議員
平
石
一
善
20番議員
若
21番議員
鳥
居
亮
幸
22番議員
23番議員
井
料
健
造
25番議員
柳
元
拓
夫
27番議員
石
井
博
美
豊
敏
子
松
正
伸
上
園
邦
丸
24番議員
新
澤
廣
美
26番議員
古
木
健
一
長
金
田
鶴
見
記
宮
内
雅
史
1.会議に欠席した議員(0名)
1.会議に出席した事務局職員(4名)
事
務
局
書
長
田
中
茂
穂
議
記
井
上
喜
詞
書
事
係
1 . 法 第 121条 に よ る 会 議 に 出 席 し た 説 明 員 ( 2 4 名 )
市
長
川
野
信
男
副
市
長
相
星
完
治
長
坂
口
二
郎
教
育
長
出
口
定
昭
長
柴
田
達
朗
企画政策部長
山
口
力
三
市民福祉部長
久保薗
秀
徳
産業振興部長
上
野
哲
郎
建
設
部
長
山
下
和
隆
会 計 管 理 者
放生会
教
育
部
長
染
川
勝
夫
総務部総務課長
長
濱
一
盛
総務部財政課長
塩
賀
千
弘
総務部財産管理
橋
口
幹
男
中
山
秀
次
田
代
副
総
市
務
部
室
総務部税務課長
有
馬
安
行
企 画 政 策 部
新産業創造室長
峰
元
義
人
長
企画政策部企画
課
長
企画政策部行政
改革推進室長
- 72 -
隆
賢
市民福祉部保健
課
一
長
産業振興部農林
水
中
村
千
尋
長
建設部都市整備
課
祐
長
建設部建設維持
課
阿久根
産
野
重
美
- 73 -
彰
樋
渡
千
昭
橋
口
和
行
長
建設部建築住宅
課
田
長
建設部建設整備
課
川
課
長
長
△
〇議長(石井博美)
開
午前10時00分
ただ今から本日の会議を開きます。
△
〇議長(石井博美)
議
日程第 1
一般質問
日 程 第 1、 一 般 質 問 を 行 い ま す 。 ま ず 、 室 屋 正 和 議 員 の 発 言 を 許 可 し ま す 。
[室屋正和議員
〇15番議員(室屋正和)
一般質問席]
午前10時00分
お は よ う ご ざ い ま す 。 平 成 19年 度 の で す ね 決 算 審 査 の 意 見 書 を 見 ま
して、私もちょっとこん数値は何やろかいとびっくりしたぐらいでした。私に思ったわけです
け れ ど も 、 今 日 は 発 言 通 告 書 に 基 づ き 3項 目 質 問 を い た し た い と 思 い ま す 。 今 定 例 会 の 初 日 の
報 告 の 中 で で す ね 、 19年 度 決 算 に お い て 法 律 に 基 づ い て の 健 全 化 判 断 化 比 率 及 び 資 金 不 足 の 比
率については、法律で決められた基準以下の比率であったと、こういうことでございます。し
か し 、 提 案 理 由 の 説 明 の 中 で は 「 19年 度 決 算 認 定 で は 、 経 常 収 支 比 率 が 昨 年 度 よ り 2ポ ン ト ア ッ
プ し ま し て 103.8パ ー セ ン ト を 示 し 、 100パ ー セ ン ト を 超 え る 非 常 に 厳 し い 状 態 が 続 い て い る
と。特に類似団体より比率の高い人件費及び公債費の削減に努める。」と、こういうふうに述
べております。真にですね努めていただきたいと思っております。そこでちょっと順序を変え
まして旅費に関する条例についてからを質問いたしたいと思います。旅費に関する条例ですけ
れども、航空賃等、ホテルパック等の格安航空券、マイレージ活用等について質問します。私
なりにですね会社に例えますと市町村の親会社は鹿児島県であろうと、こういうふうに思って
おります。県は財政改革ということでいろいろな歳出の削減に知恵を出し、特に人件費では、
知 事 が 25パ ー セ ン ト 、 副 知 事 15パ ー セ ン ト 、 教 育 長 15パ ー セ ン ト 、 議 長 15パ ー セ ン ト 、 副 議 長
12パ ー セ ン ト 、 議 員 10パ ー セ ン ト 、 そ れ か ら 職 員 が 10パ ー セ ン ト か ら 5パ ー セ ン ト 、 こ う い う
よ う な 給 料 、 報 酬 の カ ッ ト を し て お り ま す 。 大 体 1年 間 約 数 十 億 円 の 削 減 に な ろ う と い う こ と
で あ り ま す 。 ま た 、 私 ど も 小 会 社 の 本 市 は 、 財 政 が 厳 し い 中 、 市 長 が 10パ ー セ ン ト 、 副 市 長 7
パ ー セ ン ト 、 教 育 長 3パ ー セ ン ト 、 議 員 の 我 々 が 3パ ー セ ン ト と い う カ ッ ト で 1年 間 に 約 711
万が削減されているということであります。カット率から見ましてですね、親会社より小会社
の我々の市が財政が豊かなのかなあと、こういうふうに思いますけれども、この今申し上げま
した削減率をですね参考にですね航空賃、ホテルパック等の格安航空券及びマイレージについ
て質問をいたします。東京、大阪、名古屋方面の出張旅行はもうほとんどが飛行機利用だと思っ
ております。そこで今の航空券は片道運賃から、それから往復運賃、ビジネス切符、割引の 1
と か 、 7と か 、 ホ テ ル と 一 緒 に な っ た 格 安 航 空 券 と か 、 い ろ い ろ 多 種 に な っ て お り ま す 。 そ こ
で私ども議会も含めて、市長はじめ、職員の方々の出張旅行の航空券はほとんどがホテルパッ
クだろうと、こういうふうに思っております。条例を見ますと、「旅費の計算は、最も経済的
な通常の経路及び方法により旅行した場合の旅費により計算する。」と、こういうふうになっ
ております。航空賃は、「航空賃の額は、現に支払った旅費運賃による。」と、こういうことに
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なっております。そこでホテルパック等はですね経済的な方法でもちろんあります。出張旅行
の際、ホテルパックの格安航空券を利用した場合ですね本市ではどの程度をですねその中のホ
テル代分として見て計算するか。また、今問題になっております国家公務員、私的にですねマ
イレージを使用していた問題で、国は公費を利用して利用を認めると方針を出しております。
そこで市長と飛行機利用の出張旅行、もう公的のことを言いますけれども、マイレージを利用
し 、 ま た マ イ ル を 貯 め て い る か 。 以 上 、 3点 質 問 を い た し ま す 。
〇総務部長(柴田達朗)
まず、ホテルパックについて、宿泊料をどの程度算定をしているのか
ということでございます。議員言われましたとおり、ホテルパックにつきましては格安の経費
で出張ができるということで、私たちもこの利用につきましては推奨をしているところでござ
います。支給区分につきましては、この航空運賃につきましては、議員も言われましたとおり、
実費ということになっているところでございます。そういうことで運賃を算定をする必要があ
り ま す こ と か ら 、 こ の ホ テ ル パ ッ ク 料 金 の う ち 7,000円 を 宿 泊 料 と し て 算 定 を し 、 残 り を 航 空
運賃というふうにしているところでございます。また、宿泊料につきましては、この旅費条例
の 規 定 に 基 づ き ま し て そ の 区 分 の 宿 泊 料 か ら 7,000円 を 差 し 引 い た 額 を 宿 泊 料 の 残 額 と し て 支
給を行っているところでございます。それから、マイレージの関係でございますが、公用のこ
のマイレージ貯めているかということでございますが、公用のこのマイレージカード持ってお
りませんので、一応そういうことで貯めているということにならないと思います。
〇15番議員(室屋正和)
ホ テ ル パ ッ ク 代 の 料 金 と い う の は 一 応 ホ テ ル 代 は 7,000円 と い う こ
とで計算すると。そうした場合に条例に宿泊料をいくらいくら、段階があるわけですけれども、
その分は精算して返すと、こういうことですけれども、それとカードは持ってないというよう
なことですね。はい、それで分かりました。それであればですね、せっかくですね、こういう
折ですから、今どこもですね飛行機に乗ればですねマイルのですねそれはもう簡単に取れるわ
け で す け れ ど も 、 私 も 、 航 空 会 社 2社 私 も 持 っ て ま す 。 私 も ち ょ っ と 離 島 に 行 く 関 係 で 結 構 使 っ
ているんですけれども、もう何回も利用さして、航空、ただの券をもらったり、それから金券
に換えたり、そういうことをしております。飛行機に乗ればですねそういうのをどうですか、
どうですかというふうにいくらでも話はあると思うんですけれども、せめてですね、そういう
ことであればですね、せっかくですね、作った方が私はいろんなためにもですねなるんじゃな
か ろ う か と 思 っ て お り ま す 。 大 体 鹿 児 島 か ら 東 京 ま で 行 け ば 601マ イ ル 、 往 復 で 1,200マ イ ル
をもらえるわけですけれども、これを、これは普通の一般料金の場合ですけど、格安料金の場
合 は ま た ち ょ っ と 率 が 落 ち ま す け れ ど も 、 こ れ を 標 準 的 に 普 通 の 料 金 で 行 っ た 場 合 、 10回 ぐ ら
い す れ ば で す ね も う 1万 2,000マ イ ル も ら え る 。 と い う こ と は 、 大 体 1万 1,000マ イ ル で 国 内
の往復料金が、往復格安航空券がただでもらえると、こういう状況になっております。そうい
う こ と で 、 国 際 線 、 ソ ウ ル 、 韓 国 、 一 緒 で す け ど 、 あ あ い う 所 、 1万 2,000マ イ ル で も ら え る
と 、 往 復 で す ね 。 そ れ か ら 、 2万 マ イ ル 利 用 す れ ば 大 体 金 券 が 、 3万 円 ほ ど の 金 券 が も ら え る と 、
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こういうことになるわけですけれども、今、国でも問題になっている出張に行って、公的に出
張に行って、それを私的に家族の旅行にマイルを使っていると、こういうことが非常に今取り
ざたれております。この前、佐賀県の方でも、今までこういうことは駄目だということになっ
とったんですけれども、国が方針を打ち出した関係で佐賀県もこれを使いましょうと、出張を
行った者は公費区別して使いましょう。こういうことになっております。せっかくですねこう
いう格安に取れるマイルがあるわけですけれども、別にマイルならマイルを作ってですね、市
長自ら作ってですよ、これは市の方で、秘書課の方で管理をすればいいわけですから、これは
出 張 の 分 、 こ れ は 個 人 の 分 、 そ れ は も う 3か 月 に 1件 毎 月 使 っ た 表 が 送 っ て く る わ け で す か ら 、
これはどこどこどこでもすぐ区別はできると思うんですね。だから、そういうふうにマイルを
貯 め て い く 。 そ い が ま た 3年 間 有 効 で す か ら 、 そ う い う の を 貯 め て い け ば で す ね す ぐ 1年 間 に
貯まると思うんですね。そういうことを考えればですねそういうマイレージのですねマイル的
なこういう活用がですねできると思うんですけど、その付近を作る考えは市長自らないかお伺
いいたします。
〇市長(川野信男)
マイレージの制度については非常にごく最近の話でございます。これはこ
れまでまだまだ法制的も整備されていない点もあるかと思いますが、私もあんまい詳しくござ
いませんけれども、これは個人のものとして今まで活用されておると、これが通常の状況だと、
こういうふうに思っております。団体とか、会社が保有する。こういうようなシステムがまだ
まだ確立されていないようでございます。例えば、市役所でマイレージを購入いたしまして、
私が東京に行った時にあるいは副市長が行った時通用するかと言うと、現在の制度ではどうも
それないようでございます。さらに、また、今の実態からいきますと、今何マイルの時はどう
だと、こういうようなことでありましたけれども、例えば、私が東京に行った場合の計算など
を い た し ま す と 3年 ぐ ら い で 初 め て 1回 と い う よ う な こ う い う よ う な 計 算 式 に 、 単 な る 計 算 で
はあるようでございます。しかもそれは航空会社が違えば全然別になりますから、一つの航空
会社に、今、国内では主に二つの会社がございますが、これは半分ずつ仮に使ったとすれば何
年かかるのかというようなこともございます。もちろんこういう制度を駆使することによって
公費節減、こういうものにつながれば、それはそういうやり方をこれから制度確立を含めてや
ることについては当然検討しなければならないわけでございますが、今日までそうした制度の
運用はいたしてございません。実はごく近い、先般ですか、私にもぜひマイルを使わんかと、
こういうような話が具体的にありまして、まだ届出を、今、申込みをしようかと思って加入を
申請書に記録をする段階でこういうような御質問等の通告がありましたので、今一時やめてお
ります。いろんな制度があるようなんですね。個人的ないわゆる買物に使えるとか、これもい
ろいろあるようでございます。無料で取得する方法もあれば、有料のものもあるようでござい
ます。この辺のどういうような処理がいいのかというようなことなども考えられるわけでござ
います。じゃあ、例えば、私が今まだ持っておりませんけれども、持っていらっしゃる方が公
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用 で 出 張 し た 。 そ れ を ず っ と 貯 め 込 ん で お っ て 、 あ と 1回 は 、 1回 は と い い ま し ょ う か 、 今 度
は無料で良かった。その分は一体何なんだろうと。個人的なものなんだろうか。あるいは会社
の、役所のものなんだろうか。としますと、役所のものであるとすれば、その分を仮に私的に
使った場合は、これは刑事的な話になるのかどうか分かりませんけれども、横領とか、そうい
う話になるのかどうか。あるいは不当利得になるのかどうか。まだこの辺の私は非常に制度的
にも確立されていない点もあると、こういうふうに思っております。したがって、今後法制的
な面でもいろんな議論もされるだろうと思いますので、そうした制度等も含めて検討はいたし
てみたいと、こういうふうに考えております。
〇15番議員(室屋正和)
市長は「マイルの問題は最近のもんだ。」と、こう言いましたけど、
も う 10年 ぐ ら い 前 か ら あ る 話 で ご ざ い ま し て 、 も う 今 頃 そ ん な 持 っ て な い 方 が お か し い わ け で
す。もう今、国もですね、今まではその公で行ったマイルを私的に使っとったと、こういうこ
とで今問題になっているわけです。だから、今まで皆さんがどういうふうにされとったか分か
りませんけれども、こういうせっかくですねこういうマイルがあって、そういう公的に使えば
ですね経費節減にもなるということで、先般佐賀県もこれを採用しましょうと。職員のマイレー
ジは召し上げと、もらうと、公で行ったものはですね。だから、国も、国家公務員の方々も区
別をして国の方で管理をして、それは公で使うと、こういうことになっておる。さっきも申し
ましたように、そのマイルを使って家族でその旅行に行ってると、こういうことの問題が発覚
しているわけです。だから、私は言っている。だから、これはですねせっかくですね、使った
方 が で す ね い い ん じ ゃ な か ろ う か と 思 っ と る ん で す 。 そ れ で マ イ ル も で す ね 、 今 回 、 11月 に は
ブラジルに行く訪問団ですよね。これもですねちょっと私が調べてみましたらですね、鹿児島
から成田なら成田行って、それからアメリカ、どこでもいいですよ。ニューヨークでもいい。
ワシントンでも、サンフランシスコ、どこでもいいんですが、そこで乗り換えるわけですね。
そ し て サ ン パ ウ ロ に 行 く わ け で す け れ ど も 、 大 体 片 道 で す ね 1万 2,200マ イ ル ぐ ら い も ら え る
と い う こ と な ん で す 、 普 通 料 金 で 。 そ う す る と 2万 4,000マ イ ル あ る わ け で す ね 。 2万 4,000
マイルということは、そのマイルを作るのに金は要らないわけですから、そういう利用をすれ
ば で す よ 簡 単 に で す ね 東 京 な ん か も う 2回 ぐ ら い 往 復 で き る 料 金 が も ら え る わ け で す 。 そ う い
う特典があるわけですから、せっかくですね、いや、それは航空会社は、さっきも言ったよう
に、二つあるんです。せっかくあるわけですから、そういうのを有効活用しなくてはならない
んじゃないかと、こういう財政難ですね、少しでもためになるんじゃないかと、こういうふう
に申しているわけです。ですから、この付近はですねマイルをですね早急にですね使ってもら
えればですね今回そのブラジルの訪問に行くのにもですね利用できると思うんです。そうすれ
ば ま た 往 復 2万 4,000マ イ ル も ら え ば で す ね 、 ま た 次 回 の 東 京 辺 り の 出 張 な ん か す ぐ た だ で 出
張ができると思うんです。そういうことに有効活用できるわけですから、その付近を早急に対
応をしていただきたいと。どうですか、市長さん。
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〇市長(川野信男)
ブラジルの話も出ましたけれども、私もまだ勉強をしておりません。航空
会社がどこになるのか。あるいは外国の航空会社を使った場合にどうなるのか。かつてドイツ
に私も行きましたけれども、これはルフトハンザ社、ドイツの航空会社でございました。これ
を二度と使うことはほとんど考えられませんでしたので、そういうことの手続もしていなかっ
たというのが現実でございます。これから具体的にその今後航空会社等の利用の中でそういう
可能性があればということを含めて研究はさしてみたいと思います。
〇15番議員(室屋正和)
マイルのことは早急にですね研究していただきたいと。それから、
宿泊料のことですけれども、今こういう御時世ですので、条例に決まっておれば、その差額は
戻すということになりますけれども、もうパックになっているわけですから、宿泊料もこうい
うときは私は実費計算でもいいんじゃないかと、こういうふうに思っているわけですけれども、
そこはそういうことにいかんでしょうから、今ですねこういうことでいろんな事業をするにも
補助金はカットをするし、それから庁内の経費節減には努めなさいと。各事業等は削減すると。
いろいろ大事な話ですけれども、個人的に係わるその宿泊料とか、食卓料ですね、そういうの
のですね見直しをするようなことは考えていらっしゃらないかお伺いいたします。
〇総務部長(柴田達朗)
パック料金の利用の場合のこの宿泊料のことでございますが、宿泊料
金の中には、夕食、朝食、それから宿泊という、それと諸雑費ですか、これが宿泊ということ
になっているようでございます。県外に出張をしてホテルパック料金に宿泊料を含めて、宿泊
料をすべて含めた場合に、このホテル宿泊代、それから夕食、朝食代をこう賄うことは、これ
は個人負担を伴うことにもなりかねないわけでございます。ホテルパック料金に含まれる宿泊
料等の支給区分につきましては、この旅費条例の見直しということでございますが、今後十分
検討さしていただきたいと思いますが、ただ、今このホテルパックの中には夕食代とか、そう
いうものが含まれてないのが調べてみますと多いんじゃないかというようなことでございます。
そうなった場合に今の差額分を支給しないということになりますと、夕食代を別途何か検討し
なければいけない。そういったことも出てくるかとも思います。この取扱いは近隣の市町村で
もそれぞれ違った取扱いをしている所もございますので、先ほど申し上げましたとおり、十分
その辺も検討しながら進めたいというふうに考えております。
〇15番議員(室屋正和)
この点もですね早急にですね検討していただきたいと。ちなみにで
す ね 、 我 が 市 は 3段 階 に 分 か れ て い る わ け で す け れ ど も 、 も ち ろ ん 食 卓 料 も 3段 階 に 分 か れ て
いるわけですけれども、鹿児島県にしてですね、もう鹿児島県は知事から下の職員まで一律 1
万 2,000円 、 一 律 で す ね 。 そ れ か ら 食 卓 料 は も う 一 律 2,400円 、 そ れ か ら こ の 近 辺 で は で す ね 、
もう 日置市が一緒ですね。それからいちき串木野市も一緒ですね。それから南九州市も一緒、
もうすべてなっています。ただうちと同じように前のままの条例をずうっと使っているのは枕
崎市と指宿だけ、この近辺では。だから、もうほとんどがですね県に見習いしてそういうふう
にもう一通り、もう昔の大名みたいにですね市長がいくら、副市長がいくら、誰がいくらと、
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もうこういうことじゃないんです。一律ですよ。もう私もちょっと聴いてびっくりしました。
そういうふうにもうなっているわけですから、やっぱりそのようにですね、もう御時世が御時
世です。そういうことをですね早急にやっぱししていただきたいと。その付近は早急な対応を
お願いをせんないかんと思っておりますので、ぜひですね条例改正のですね見直しもするよう
にお願いをしておきます。
次 に 、 3番 目 の 払 下 げ の 国 有 林 の 活 用 し た ス ポ ー ツ 交 流 拠 点 施 設 ( 運 動 公 園 ) と い う こ と で 、
私は何でこの払下国有林のこの題名を付けたかと申しますと、合併時の旧金峰のまちづくり事
業の中にこういう払下国有林ということでまちづくり計画の中に上げてあるもんですから、そ
れでこういう題名を使ってしたわけですけれども、この問題についてはですねこれまで数人の
議員の方々が数回質問をしてきました。今回も初日に二人の方々が質問をしております。これ
ま で 質 問 を で す ね ま と め て み ま す と 、 「 平 成 11年 7月 14日 付 で 66万 4,754.34平 米 を 1億 9,000万
で 購 入 、 ス ポ ー ツ 交 流 拠 点 施 設 の 事 業 の 費 用 と し て 22億 7,329万 円 の 試 算 を し て い た が 、 財 政
難 と い う こ と で 計 画 を 凍 結 、 金 峰 町 時 代 に し た 。 」 と い う こ と で あ り ま す 。 そ れ か ら 、 「 平 成 17
年 10月 31日 付 の 用 途 指 定 期 日 、 も う 既 に 経 過 し て 用 途 指 定 の 財 産 の 指 定 期 日 の 変 更 に つ い て は
平 成 19年 3月 31日 ま で の 延 長 の 承 認 を 受 け た と 。 そ の 後 、 平 成 19年 3月 30日 付 で 再 度 指 定 期 日
の変更申請を提出し、九州森林管理局、鹿児島の森林管理署と協議している。」と答弁してお
り ま す 。 そ こ で 再 度 の で す ね 変 更 申 請 は 、 既 に も う 再 度 変 更 申 請 を し て か ら 今 日 ま で 1年 5か
月経過しているわけですけれども、その指定期日の変更は現在あったものか。もうそのままなっ
ているものか。その付近をちょっとまずお伺いいたします。
〇副市長(坂口二郎)
そのことにつきましては、この前、市長の方からも答弁ありましたよう
に 、 ま だ 変 更 は な さ れ て お り ま せ ん 。 最 初 の 1回 目 の 変 更 の 時 は そ の ま ま ス ト レ ー ト に 19年 3
月 31日 と い う こ と で 認 め て い た だ き ま し た け れ ど も 、 2回 目 は 営 林 局 の 方 は 林 野 庁 の 方 と 協 議
を し な け れ ば な ら な い と い う こ と で 2回 目 は な い と い う こ と で 、 利 用 計 画 の 変 更 と い う 形 で 出
してくださいというふうに、その今、利用計画の変更を協議中ということでございます。
〇15番議員(室屋正和)
最 初 は で す ね 平 成 19年 3月 31日 付 だ っ た と 。 そ れ か ら 、 そ れ を 過 ぎ
て再度、その前日に再度の期日申請をしたんだけれども、もう向こうの方もしてくれないとい
う よ う な 状 況 だ ろ う と 思 っ て お り ま す 。 も う 1回 し た ん だ か ら 、 あ と は で き な い と 。 私 も ち ょ っ
と確認とったところ、そんなようなニュアンスでした。ですから、南さつまが結局は期日を守
らなかったということで私は解釈をしているんですけれども、再度の変更はもうないというこ
とでちょっと問題を進めていきたいと思います。そこで期日のもう変更はないわけですけれど
も 、 今 現 在 検 討 委 員 会 と い う こ と で 協 議 を し て い る わ け で す け ど 、 1番 目 の 検 討 委 員 会 で は 現
在 ど の よ う な 会 を 重 ね 、 ど の よ う な 検 討 内 容 に な っ て い る か と い う 質 問 に 入 り ま す 。 平 成 18年
3月 議 会 で は 、 市 長 は で す ね 「 財 政 状 況 等 を 十 分 見 極 め な が ら 当 計 画 の 見 直 し を 含 め て ど う す
る か 検 討 す る 課 題 だ と 認 識 し て い る 。 」 と 、 こ れ は 平 成 18年 3月 に 申 し た 答 弁 で す ね 。 も う 2
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年 ち ょ っ と 経 ち ま す 。 そ れ か ら 、 昨 年 の 12月 議 会 で は 「 庁 内 で 組 織 を つ く っ て 具 体 的 な 検 討 を
し て い る 段 階 で あ る 。 」 と 。 今 年 の 3月 議 会 で は 「 当 初 計 画 を 見 直 し 、 新 た な 計 画 案 を 策 定 し 、
申入れをし、検討委員会を設置、指導をいただきながら検討していると。基本的な方針は、当
初計画と同様、レクリエーション、森、運動を基本とした計画案にしたいと。」などと述べて
いると。それでまず庁内検討委員会ではですねそういうことでどのような今話し合いになって
いるのか。どのような過程になっているか。その付近をちょっとお伺いいたします。
〇副市長(坂口二郎)
検討委員会の内容につきまして、先日の市長の答弁と重複する部分もか
なりあるかと思いますけれども、私の方から答弁さしていただきます。今御質問の検討委員会
の 協 議 内 容 、 レ ク の 森 運 動 公 園 事 業 検 討 委 員 会 は 、 指 定 期 日 の 変 更 、 19年 3月 31日 ま で に 計 画
どおりの施設整備が行われなかったということから、今後の対応や方針等を検討するために昨
年 の 11月 6日 に 第 1回 の 検 討 委 員 会 を 開 催 し て お り ま す 。 私 を 含 め て 14名 の 委 員 で ご ざ い ま す 。
現 在 ま で に 9回 の 検 討 委 員 会 を 実 施 し て い る と こ ろ で ご ざ い ま す 。 基 本 的 な こ れ ま で の 内 容 に
つきまして簡潔に説明いたしますと、委員会の基本的な方針といたしまして、営林局の宮島企
画官から御指摘がありましたレクリエーション、森、運動の三つの骨格を基本とした利用計画
の変更及び指定期日の変更、いわゆる延長を行って早期の事業化を図ることとして計画の検討
を行ってきているところでございます。委員会としましては新たな施設計画案について検討し
ているところでありますけれども、せんだっても市長の方から説明ありましたように、明確な
施設整備計画案を立案するまでに至らなかったと。言うなればいろんな形の御意見がありまし
てなかなか取りまとめがスムーズにいってないというのが実態でございまして、県内のコンサ
ルタント会社で専門的にこれを、公園等の業務を行っているプロの方々に広く提案をいただく
こととして変更計画に係る基本構想の作成業務委託を公募型のプロポーザルで行うとしている
こ と は 御 承 知 の と お り で ご ざ い ま す 。 16社 よ り 御 提 案 を い た だ き ま し て 、 そ の 提 案 書 に つ い て
一 次 審 査 、 そ れ か ら 二 次 審 査 を 行 い ま し て 、 評 価 の 高 か っ た 上 位 3社 の 案 に つ い て は 、 6月 18
日 に 産 業 建 設 委 員 会 に 状 況 等 の 報 告 を 行 っ た と こ ろ で ご ざ い ま す 。 7月 2日 に こ れ に 伴 い ま し
て 現 地 調 査 が 行 わ れ た と こ ろ で ご ざ い ま し て 、 7月 の 4日 及 び 8月 の 22日 に 鹿 児 島 森 林 管 理 署
に出向きまして進捗状況等について説明を申し上げ、その後の対応について協議を行っている
と、より具体的な指示を仰ぎたいということでそういうことをいたしております。現在提出い
ただいておる提案書を検討委員会で検討しているところでありますけれども、現在の提案内容
についてはさらなる検討を行う必要があると、こういうようなことでまだ決定をしてないとい
うのが実態でございます。
〇15番議員(室屋正和)
検 討 委 員 会 も で す ね 昨 年 の 11月 を 第 1回 と し ま し て 9回 ほ ど や っ て
い る と い う こ と で ご ざ い ま す 。 こ の 9回 の 会 を 重 ね る ご と 全 然 ま だ 結 果 は 出 し て な い わ け で す 。
初日の一般質問の中でもまだ検討中ということでございました。私はですね、プロポーのです
ね提案書は現在検討しているということで、初日に市長が申し上げましたのは、農業大学もあ
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るとか、地域の特性を活かして考え方、もう少し時間をいただきたいと。こういうことで検討
していると。少々計画を変更してですね、営林局、営林署ですかな、その付近の理解を得られ
たいと。少々計画を変更するということは、そのレクリエーション、森、運動、その付近の変
更をプラスアルファを付けてやりたいという変更だろうと思うんですけれども、そういうこと
で理解を得られたいというようなことでした。それで近隣に類似施設が多いが、地域の特性を
活かし工夫していくと。それでいろいろその後最終の結果を出したいと、こういうような答弁
を私はまとめたんですけれども、また、明くる日の新聞記事にはですね「農村文化公園的要素
のある構想を取り入れた計画の可能性を再検討する。」、こういうふうに新聞記事は載ってます。
ということは、農村文化公園的、そこに公園が入ってきたわけですけれども、何かですね、市
長の答弁を聴いてですね、プロポーの提案書をお願いした時の条件ですね、プロポーザルをお
願 い し た わ け は 、 3月 頃 お 願 い し た ん で し ょ う け れ ど も 、 そ の 時 は レ ク リ エ ー シ ョ ン 、 森 、 運
動 の や っ ぱ い 3点 で す ね お 願 い し た ん で す け れ ど も 、 今 、 市 長 が 頭 に 描 い て い る 分 と で す ね 何
か違うんじゃないかと私は思っているんです。だから、いろいろ今まで延び延び延びになって
いるんじゃなかろうかと、こう思っているんです。だから、検討委員会とですね市長の考え方
がちょっと違うんじゃないかなあと。こういうことで今のような状況があって今回までの遅れ
にな っているん じゃなかろ うかと、こ ういうふう に思ってい るんですね 。どうでし ょうか。ち ょっ
と 今 、 市 長 の で す ね 初 日 の 答 弁 を 聴 い て も で す ね 、 そ の 付 近 の 検 討 委 員 会 は 最 初 去 年 の 9月 に
立ち上がったわけですけれども、その時の状況からですね今回までですね検討委員会が持って
きた話とですね市長の頭にある考えとちょっと違うんじゃないかと思うんです。そいであれば
ですね最初から市長が入れば良かったと思うんですよ。そのように思っているんですけど、ど
うでしょうか。
〇市長(川野信男)
こ の こ と に つ い て は 、 先 ほ ど 話 も あ り ま し た け れ ど も 、 第 1回 に 国 の 方 に
申 請 い た し ま し た の は 期 限 の 延 長 だ け で ご ざ い ま し た 。 第 2回 も 期 限 の 延 長 だ け で ご ざ い ま し
た。ただ国の方がそういうのはもう駄目よと、内容まで変えてこなけりゃ駄目よ。こういうよ
うなことがあって、それを含めて実は内部検討が始まったのが検討委員会を設置して検討いた
したと、こういう過程でございます。検討委員会でもるる議論はして参りました。その結果、
私も報告受けておりますけれども、どうしても最近におきますところの財源の状況、あるいは、
また、これからの社会的な状況、こういうものを考えた場合に検討委員会で検討した内容があ
るいは市民に御理解いただけるだろうか。あるいは、また、財源的に可能だろうか。そういう
ようなこともありましたので、もう少し別な角度から検討をしようということでプロポーザル
に お 願 い を し た と 、 こ う い う よ う な 経 緯 が ご ざ い ま す 。 そ こ で 16社 の 方 か ら そ れ ぞ れ 出 て 参 り
ました。いろんな案が出てきておりますけれども、検討委員会の方ではこれを三つに絞り込ん
で の 案 が 3案 と い う 形 で 出 さ れ て 、 こ の こ と は 議 会 の 当 該 の 委 員 会 に も 御 説 明 申 し 上 げ た と お
りでございますが、ただこの案にいたしましても、私は、今このような大変厳しい財源状況の
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中で、あるいは、また、近隣の地域に同じような施設があるような中でこうした計画が果たし
て市民に了解いただけるだろうか。こういうようなことを今その検討委員会の結果を見ながら
考えておるところでございます。そこで再度検討委員会に対してはもう少しこういう観点から
少し見直しの考え方はできないかということを今宿題として、課題として与えてございます。
ただ問題はこれから国との折衝過程でそうしたことが了解されるのかどうか。こういうことも
ございます。さらに大変大事なことは、一時の投資だけではございませんで、その後の管理経
費がどういうふうになるのか。このこともきちっと詰めておかなければ、造ったことは造った
けれども、ペンペン草が生えるようなそういうような内容になりますというと、これまた市民
の御理解がいただけない。かなり時間はかかりますけれども、若干そこは時間かけてでもいろ
いろ議論していいじゃないかというようなことで今そういうような過程にあると、こういうこ
と で 申 し 上 げ た わ け で ご ざ い ま す 。 特 に 投 資 額 に つ き ま し て も 22億 、 こ れ か ら 道 路 分 を 差 し 引
い て も 20億 前 後 に な る と 思 い ま す け れ ど も 、 こ の よ う な 投 資 を 今 こ こ で や る こ と に つ い て は な
かなか私は市民の御理解をいただけるような状況ではないと、こういうような判断もいたしま
し た 。 そ こ で 投 資 額 の 大 体 の 目 処 、 6億 程 度 と 、 こ う い う ふ う に い た し た と こ ろ で ご ざ い ま す
が、これは将来的に違約金を払わなければならないというふうになった場合にどっちの方を選
択 す る か と い う こ と の 比 較 の 目 処 で 6億 程 度 と 、 こ う い う ふ う に い た し た と こ ろ で ご ざ い ま す 。
まだその計画案というものが具体的に出て参りませんので、それを採択するのかどうか。その
ことで国と折衝するのかどうか最終的な決断はいたしていないところでございます。これから
大変重要な課題でございますので、議会の皆さんにも過程の中でいろんな場で御相談申し上げ
る機会もあると、こういうような認識をいたしておりますが、まず大変大事なことは、国との
期限の問題等もございますので、ある面においては早急に進めなければならない分野もありま
すし、ある面においては大変長期にわたる計画でもございますので、十分その辺の整合性も図
りながらやっていきたいと、こういうふうに思っております。
〇15番議員(室屋正和)
市長が言われることは、それはもっともでしょうけれども、私もで
す ね 、 こ の 問 題 は 、 昨 年 の 12月 の 時 に 補 正 予 算 も 222万 で す か 、 取 っ て い る わ け で す ね 。 ほ ん
で 今 年 の 3月 に 明 繰 り を し て あ る と 。 も う こ の 状 況 で も う 半 年 過 ぎ る わ け で す ね 。 で す か ら 、
やっぱい予算の取った時のですね考え方と全然違うような気がするんです。だから、こういう
ふうに遅れがきているんじゃなかろうかと、こう思っておるんです。ですから、やっぱしその
付近も考えればですねやっぱし、それはもう今になってから早くせえと言うてもですね、もう
そういういろんなことを考えていけばですね暇がかかるとは思いますけれども、しっかりとし
たですね考えを持って決定していただきたいと思っております。そこでですね、こういう遅れ
た理由はもういろいろあるでしょうけれどもですね、今のような検討状況であればですね、庁
内の検討委員会でなくですね、せっかく審議会もあるわけですから、その審議会はほら例のよ
うに、市町村の合併に基づいて、法律に基づいてつくった審議会ですから、この南さつまこの
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金峰のレクの森がですねどのような施設が本当に必要なのかですね。必要でなければもう、そ
うさっき、また違約金の問題も含めてですねやっぱし地域審議会の方に一緒になってですね検
討した方がいいんじゃなかろうかと思うんです。それとですね、その審議会もですけれども、
もちろんあそこの砂丘の地域ですね、砂丘の地域は昔、千八百何年代ですね、防風による飛砂
の害、砂が飛んできたわけですけれども、時の宮内善左衛門という方が資金を、我が金を投じ
てあの砂防工事を行った。もう非常に有名な話の所の砂防林の事業に尽くしたというような地
域であります。現在はあの地域一帯は飛砂防備、飛砂防備ですね、それから潮害防備、潮です
ね、こういう保安林ということで名前になっていると思うんです。飛砂防備潮害防備保安林と
いう保安林だと思うんです。こういう地域なわけですから、せっかくですね、いろんなことを
考えますとですね、地域の皆さん方ともですねやっぱい話し合いを、代表でいいわけですけれ
ども、持たれた方がいいんじゃないかと思うんです。今の下水処理の終末処理場と一緒ですよ。
やっぱいそういうふうに地域ともやっぱい話し合いを持ってですね、庁内の検討委員ばっかい
じゃなくて、そういう方々とか、やっぱし審議会の方々とか、そういうことも一緒になってで
すね、一緒にじゃなくてもいいですけれども、こういうことでどうだろうかという話し合いを
持った方がいいと思うんですけれども、その付近は市長どのように、審議会とか、地域の代表
とか、そういう場を持たれる考えはないかお聴きいたします。
〇市長(川野信男)
ま ず 、 予 算 200万 が ま だ 繰 越 し に な っ て お る 。 実 は 私 も 予 算 編 成 い た す 段
階では、プロポーザルをいたしますと、そこで採択できるような案が出てくるだろうと、そう
いうような正直言いまして認識をいたしておりました。それを受けてすぐ委託をすると、こう
いうようなことで検討、考えておりましたけれども、出てきた案について、これは出された方
がどうだということではなくって、大体似たようなといいましょうか、従来の中身と変わらん
といいましょうか、これまであるいろんなスポーツとか、レクリエーションとか、そういうよ
うなものを中心とした案にとどまっておりましたので、これではやはり市民の理解は得られな
いだろうということで委託の執行が今までされていない。こういうことでございます。その点
については案をまとめるについて若干私の見通しが甘かったと、こういうようなことで私も反
省もいたしておるところでございます。そこで審議会の話もありましたけれども、まず審議会
等にかける前に、どういうような案を考えているんだということの、そっちの方がまだできて
おりませんので、審議会にかける前の段階だと、こういうふうに思っております。時間が少々
かかっておりますのは、私どもの考え方だけでなくして、当時国が払下げをした時の意図とい
うものもあります。ここら辺りの整合性がないと、今全く白紙の状態でこうやりたい、ああや
りたいということだけでは事が進まない状況で、内容でございますので、それらも整合性を合
わせながら検討していかなければならないということでかなりの時間を要しておりますが、こ
の件は少々私は時間がかかっても、将来にわたることでございますので、十分な検討が必要で
ある。また、そうさしていただきたいな、こういうふうに思っておるところでございます。
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〇15番議員(室屋正和)
審議会にかける前の検討会へということのようですけれど、ぜひで
すね、そういう話が検討委員会で大体煮詰まったらですね、また審議会の方にもですねやっぱ
いどういうだろうかという意見をですねもらうようにですねぜひその付近は取り計らっていた
だきたいと。それから、また、地域の方々ともですねやっぱしその場を持つようにですねして
いただきたいと思っております。事業の実現性についてはなかなか、もう聴いておりまして大
体 分 か っ て お り ま す 。 事 業 費 も 22億 じ ゃ と て も 私 も で き る も ん じ ゃ な い と 。 本 当 に あ そ こ に 必
要 性 が あ る の か な と 私 も 思 っ て お り ま す 。 で す か ら 、 5億 、 6億 掛 け て も で す ね 、 そ れ で も ま た
大変なもんだと思っております。本当にそんとを造って来るんだろうかと、利用があるんだろ
うかと私もほんとに思います。ですから、無駄な投資をする必要もないわけですけれども、そ
の付近は十分ですね検討されてしていただくようにお願いを申し上げ、もう事業の実現性につ
いては割愛いたしたいと思います。
そ れ か ら 、 1番 目 に 返 り ま し て 行 政 改 革 に つ い て の 質 問 を い た し ま す 。 平 成 18年 11月 1日 付
で市民と共に健全な市政運営を図っていくということを目的としまして行政改革大綱が出来上
が っ た わ け で す け れ ど も 、 そ の 大 綱 の 推 進 を 実 現 す る た め 、 集 中 改 革 プ ラ ン を 策 定 し 、 平 成 18
年 度 か ら 平 成 22年 度 ま で の 5年 間 の 推 進 期 間 で あ り ま す 。 改 革 プ ラ ン は 三 つ の 柱 を ベ ー ス と し
ま し て 58項 目 、 詳 細 ま で 入 れ れ ば 74項 目 の 構 成 を さ れ て お る わ け で す け れ ど も 、 今 ち ょ う ど 5
年間の推進期間の半分まできたわけですけれども、それまでのですね計画ごとの進捗状況及び
今後の計画・重点化についてを質問いたします。
〇企画政策部長(山口力三)
本 市 に お き ま し て は 、 平 成 18年 11月 に 行 政 改 革 大 綱 を 策 定 し 、 そ
の 実 現 を 図 る た め の 具 体 的 な 取 組 み と し て 58項 目 の 改 革 プ ロ グ ラ ム か ら な る 集 中 改 革 プ ラ ン を
平 成 19年 2月 に 作 成 し た と こ ろ で あ り ま す 。 計 画 の 推 進 期 間 に つ き ま し て は 平 成 18年 度 か ら 平
成 22年 度 ま で の 5年 間 と し 、 各 項 目 ご と に 定 め た 実 施 内 容 や 実 施 計 画 、 年 度 ご と の 行 動 計 画 に
基づいて現在まで行政改革の取組みを進めてきているところでございます。御質問のこれまで
の 進 捗 状 況 で あ り ま す が 、 本 年 の 7月 末 に お き ま し て は 58改 革 プ ロ グ ラ ム に 付 随 す る 74の 詳 細
項 目 の う ち 約 82パ ー セ ン ト に 当 た る 61項 目 に つ い て は 計 画 ど お り の 取 組 み が な さ れ て い る と い
う結果となっていることから、全体的にはほぼ順調に取組みが進められていると考えていると
こ ろ で ご ざ い ま す 。 残 り の 13項 目 に つ き ま し て は 、 重 点 項 目 と し て 位 置 付 け ら れ て い る 幼 稚 園 、
保育園、学校給食センター、養護老人ホームなどの適応施設の民営化の推進や地方公営企業の
経営健全化に係わるプログラムも含まれておりますが、これらにつきましては庁内にプロジェ
クトチームを立ち上げ鋭意検討を進めているところでございます。その中で適応施設の民営化
につきましては、現在、関係者にいかにして理解していただくか。また、民間で引き受けても
らえる企業があるのか。さらに民営化等を行った場合に職員の配置をどのようにするかなど課
題の整理を行い、その解決策と民営化の具体的な手法について検討を進めているところでござ
い ま す 。 次 に 、 今 後 の 計 画 及 び 重 点 化 に つ い て で ご ざ い ま す が 、 最 終 年 度 と な る 平 成 22年 度 ま
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での推進期間を念頭に置き、年度ごとの行動計画に基づいて項目ごとの改革プログラムが遅滞
なく進めていくことができる適切な進行管理を行うとともに、確実な実施に努めて参ります。
また、最優先課題として位置付けております財政健全化計画や第三セクターの見直し、新たな
財源の確保、収納対策の充実、組織機構の見直し、定員適正化計画、小・中学校の学校再編の
ほ か 、 先 ほ ど 申 し 上 げ ま し た 適 応 施 設 の 民 営 化 、 地 方 公 営 企 業 の 経 営 健 全 化 な ど の 19項 目 の 改
革プログラムにつきましては、本市の行政改革を進めていく必要不可欠な取組みであります。
これらにつきましては庁内のプロジェクトチームや関係者などの外部委員を交えた検討委員会
で検討を重ねながら実施内容の具体化に取り組んで参りたいと考えているところでございます。
以上です。
〇15番議員(室屋正和)
昨 年 、 平 成 19年 度 ま で の 進 み 具 合 は 計 画 ど お り は 63.5パ ー セ ン ト で 、
47項 目 だ っ た わ け で す け れ ど も 、 現 在 82パ ー セ ン ト 、 61項 目 ま で き て い る と 、 計 画 ど お り や っ
て い る と い う こ と で 、 こ こ 4月 か ら 現 在 ま で 14項 目 ぐ ら い 伸 び て い る わ け で 、 計 画 ど お り で や っ
て い る と 。 遅 れ て い る 分 が 13項 目 ぐ ら い あ る と い う こ と で す け れ ど も 、 こ こ を で す ね ち ゃ ん と
計 画 ど お り に で す ね 進 め て い っ て も ら い た い と 、 こ う い う こ と で ご ざ い ま す 。 昨 年 の 19年 度 の
効 果 と 言 う ん で す か 、 こ れ を 見 ま す と 3億 6,000万 ぐ ら い の 効 果 が 上 が っ て い る と い う こ と に
な っ て お り ま す け れ ど も 、 こ れ は 人 件 費 の 定 員 の 問 題 が 一 番 大 き く て 2億 6,000万 ぐ ら い 、 こ
れ が も う 一 番 関 係 し て 、 あ と は 1億 ぐ ら い が 歳 入 や ら 歳 出 の 分 が 上 が っ て い る よ う な こ と に な っ
ておりますけれども、適切にですね進めていきたいと、こういうことで思っております。そう
い う こ と で 、 そ れ で は 、 2番 目 の で す ね こ れ ま で 行 っ て き た 中 で 成 果 が 不 十 分 な 計 画 で す ね 、
それから今後どのようにしていくかちょっとお聴きしますけれども、さっき申しましたように、
19年 度 で 見 ま す と で す ね 効 果 額 が 表 れ て い る の は 16.2パ ー セ ン ト の 12項 目 な ん で す ね 。 こ れ は
19年 度 で す よ 。 19年 度 の 資 料 、 資 料 と い う か 、 こ れ は ホ ー ム ペ ー ジ か ら 私 が 引 っ 張 り 出 し た 資
料 で す 。 こ れ を 見 ま す と 16.2パ ー セ ン ト の 12項 目 し か 上 が っ て お り ま せ ん 。 そ う い う こ と で 私
が考えるにまだまだ成果は不十分であろうと、もう真ん中まできているわけですから。それで
今後成果が出て、不十分な計画の事業はどのように考えているか。その付近をちょっとお願い
いたします。
〇市長(川野信男)
これまで取り組んできました中で成果がまだ不十分なものはどういうもの
かというようなことでございます。まだ途中でございますので、成果の評価はなかなか難しい
ものもあるかと思っております。毎年度前年度の実績に基づきまして計画等の見直しを行いな
がら、より効果的な取組みができるよう努めておるところでございます。今後も計画等の策定、
実施、検証、見直しのいわゆるPDCAサイクルを活用した実績を検討することでより効果の
上がるような内容の充実した取組みができるようにいたして参りたい。こういうふうに考えて
おります。
〇15番議員(室屋正和)
このですねプログラムの五十何項目のうち私がちょっと二、三申し
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上げますけれども、まず第三セクターの見直しというのがあるわけですけれども、これに関連
しましていなほ館ですね、いなほ館に限らず、恵比寿も、杜氏の里も同じような経営改善計画
書と、経営改善検討会とか、会議の開催とか、こういうことを、同じようなことを計画してい
る わ け で す け れ ど も 、 今 後 も 、 19年 度 も 、 20年 度 も こ れ で い っ て る だ ろ う と 思 い ま す け れ ど も 、
このいなほ館のですね経営改善会議のメンバーと言うんですかな、これはいなほ館等のあの役
員 等 も 含 ま れ て い る の か 。 メ ン バ ー で す ね 。 そ の 経 営 改 善 会 議 と い う の は 年 4回 や る と 。 そ れ
から経営改善検討会の実施というのは毎月やると、こういうことになっているわけですけれど
も、このメンバーは役員も含まれているのか、いなほ館のですね。その付近ちょっとお願いい
たします。
〇企画政策部長(山口力三)
経営改善会議のメンバーでございますけれども、これについては
社長をはじめ、取締役全員がメンバーということでございます。
〇15番議員(室屋正和)
市 長 、 私 は で す ね 、 昨 年 の 決 算 で す ね 、 第 10期 で す ね 、 10期 が 単 年
度 黒 字 、 88万 8,884円 だ っ た と 、 こ う い う こ と で ご ざ い ま す 。 裏 を 返 せ ば で す ね 、 こ れ は 私 に
言わせればつくったようなもんであって、黒字をですね。何でかと申しますと、固定資産の償
却はまあ全然してないわけですね。普通ならば固定資産の償却を毎年毎年するのが当たり前の
ことであって、もうここ二、三年と言うかな、私もちょっと資料を見らんと分かりませんけれ
ど も 、 今 年 の 半 期 の 決 算 も 、 10期 で す ね 、 固 定 資 産 の 償 却 も し て な い ん で す ね 。 固 定 資 産 の 償
却は、そこに、私が想像すれば二、三百万の償却せんないかんと思うんですね。それもしてな
く て プ ラ ス に 持 っ て い る 。 こ う い う こ と で 今 度 決 算 の 88万 円 の 黒 字 を つ く っ た と 、 こ う い う こ
とに私に言わせればなっているんですね。だから、こういう方が、今、メンバーを聴きました
け れ ど も 、 社 長 以 下 取 締 役 と 、 こ う い う こ と で ご ざ い ま す 。 だ か ら 、 こ う い う こ と が 、 19年 度
はこういうことで第三セクの見直しをやったと、決算はこういうことでやったと、こういうこ
となんです。これは私に言わせればもうちょっと疑わしい所もあるんです。そこでですね、今、
20年 度 も も う 既 に 半 年 近 く や っ て い る わ け で す け れ ど も 、 改 善 会 議 の 年 4回 、 検 討 会 が 毎 月 行
われているわけですけれども、このメンバーは役員ということになりますけれども、役員は現
在、もう前の支配人も替わられて、支配人もまた新しく入っているし、いろいろ役員の農協の
方も辞められて、こういうことになっているようですけれども、役員のですね、新しい役員だ
と思うんですけれども、新しい役員ということで、どうですか、確認しますけど、それをお願
いします。
〇市長(川野信男)
今具体的な名前は調べておるようでございますが、役員はそれぞれ出資者
である市と農業協同組合から出すようになっております。市の方も所管担当が替わりましたの
で、それに合わせて変更がいたしてございます。それから常勤の者としては総支配人を一人だ
け役員に入れてございますが、これも替わりましたので、必然、当然にといいましょうか、替
わっておるところでございます。
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〇15番議員(室屋正和)
市長ですね、私はですね、この会議に出られるメンバーの方々がこ
ういう第三セクの見直しをする会議に出るわけですから今聴いたんですけど、ちょっとですね
いなほ館の謄本を見てみますとですね全然メンバーはまだ替わっておりません。昔のままなん
です。前のまだ支配人、前の農協の理事さん、そういう方々なんです。まだこのまま昔の、も
う会社を辞められた方がですね残っているんですね。そういう方々が何で会議に出るんですか。
会議に出られますか。だから、こういうことも会議をする前にちゃんと、株主総会もあったと
思 う ん で す け れ ど も 、 謄 本 も や っ ぱ し こ う い う メ ン バ ー が 替 わ っ た ら 2週 間 以 内 に 直 す よ う に
なっていると思うんですよ、こういう訂正をですねするようになっていると思うんですよ。こ
ういうのもしないでおって、その会議に出るというのがですよおかしなことであって、だから、
私は最初こういう会議に出るのはちゃんと役員も出るんですかと聴いたんです。
〇市長(川野信男)
取締役会で役員は改選決定はいたしております。それ以後は新しい役員が
そう した会議に 出席をいた しておりま す。登記が 具体的にど こまでされ ておるかど うか私もチ ェッ
クしておりませんでしたので、申し訳ありませんけれども、当然役員会で新しい役員決定とい
うのは手続がございますので、それ以後は新役員が対処しておると、こういうようなことで御
理解をいただきたいと思います。
〇15番議員(室屋正和)
新しい役員が会議には出ておられるのは当然ですから、謄本の方も
で す ね 早 め に で す ね 直 し て お く べ き だ と 。 や っ ぱ し こ う い う の は 2週 間 以 内 に 直 す よ う に な っ
ておりますから、その付近は早急に対応をお願いします。それからですね、道の駅きんぽう、
これはいなほ館の指定管理になっていると思うんですけれども、ソバ打ち体験所がありますよ
ね。この料金の問題ですけれども、ここは条例の改正なしに私は変えているんじゃないかと思
うんですけれども、こういうのもやっぱし会にですね、その第三セクの見直し、こういうのに
会にかけらたものか。この料金をですね改正する時は市長の承認を受けんないかんというふう
になっているんですが、今、指定管理者になっていますから、その付近はどうなっているんで
すか。
〇市長(川野信男)
ちょっと今の御質問の中身について私が十分チェックをしてないもんです
から御答弁申し上げられませんが、後ほど調べた上で御答弁申し上げたいと思います。それか
ら、先ほどの御質問の中で固定資産税の減価償却もされていないんじゃないか。見せ掛けの決
算じゃないかということでございます。運営会社でございます。もともと固定資産は保有する
わけがないわけでございます。出来上がった施設で、これで運営をしてほしいということで委
託をし、あるいは、また、指定管理をいたしております。もともと固定資産というのがあるわ
けではございませんので、これのそのそこで操作するとか、こういうようなことをば、これは
株式会社としてそういうような操作をいたすことはないということだけは明言を申し上げてお
きたいと思います。
〇企画政策部長(山口力三)
大変失礼しました。株式会社いなほ館の役員名でございますけれ
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ども、代表取締役が川野信男、それと取締役としましてJA側から、JAさつま日置から山下
幸一氏、東馬場
伸 氏 、 盛 満 一 兵 氏 で す か 、 こ の 3名 、 そ れ と 市 の 方 か ら 私 と 産 業 振 興 部 長 の
上野哲郎氏、それといなほ館総支配人の東久保
嵩ということでございます。それと監査役に
小山薩男氏と、誠に申し訳ございません。監査役を私ははっきりとお名前を読み名を御存じな
いんですけれども、立宅辰男さんですか、以上が一応取締役、監査役となっております。
〇市長(川野信男)
私は先ほど取締役会で新役員は決まる。今新しい役員の名簿で登記もされ
ております。あの名簿が新役員でございます。
〇15番議員(室屋正和)
〇企画政策部長(山口力三)
この登記はいつなされたんですか、日にちは。
申し訳ございません。登記日につきましても確認してまた御答弁
申し上げますんで、お願いします。
〇15番議員(室屋正和)
私 は こ の 謄 本 は 7月 28日 付 で 取 っ た ん で す 。 そ の 後 ま た 日 に ち が あ っ
た も ん で す か ら 、 9月 の 1日 で 確 認 し た ん で す 。 こ れ は も う 取 れ ば ま た 1,000円 掛 か り ま す か
ら、だから確認したんです、法務局で。そしたらまだ全然登記はなされておりません。あくま
でもそれは会社の内部の話であって、登記はしてないということですよ。登記はそのまま残っ
ているという。だから、その付近は早くしてもらいたい。だから、さっきの条例をお願いしま
す。
〇企画政策部長(山口力三)
木花館のソバ打ち道場の体験使用料、これについては現在確認中
でございますので、しばらく、確認をしておりますので、しばらくお待ちください。
〇15番議員(室屋正和)
指定管理者を置いとけば、指定管理者がその範囲内で値段を決定す
ると、こういうことになっているわけですね。それで市長の承認を得ると、こういうふうになっ
て い る わ け 。 今 の 料 金 は 1人 4人 分 が 2,100円 な ん で す ね 、 条 例 で は 。 こ れ が 2,500円 に な っ
て い る ん で す 。 そ う す る と 2人 の 4人 分 が 2,600円 が 3,100円 に な っ て い る ん で す ね 。 追 加 を
す る ご と に 500円 が 600円 に 20パ ー セ ン ト ア ッ プ し て い る ん で す 。 だ か ら 、 勝 手 に 上 げ て い る
んです。承認もなしに、その条例も変えてないのに上げているんですね。その付近がどういう
ことで第三セクの見直しになるかということなんです、私に言わせれば。だから、こういうこ
とも勝手にしいとって、その改革はする、すると言うてもですね、大体その付近がいい加減だ
し、私に言えばそういう、そこは後でちょっと調べてまたお願いします。もう時間もありませ
ん け れ ど も 、 そ れ と で す ね 自 治 会 の 自 主 的 再 編 、 自 治 会 の で す ね 、 プ ロ グ ラ ム へ の 10番 な ん で
すけれども、これもいろいろ条例化してある自治会の合併とかありますよね。補助金を今くれ
るやつですね。それから集落再編整備基本方針というのもあるんですね、集落再編基本整備。
そうすると今度はこれが自治会の自主的再編と、通りがいくらでもあるわけですけれども、そ
の付近のあれがですねどうもはっきりしてないんですね。だから、なかなか合併のこれ難しい
というのもあるんですけれども、行政側が一生懸命やっているんですけど、なかなか地域に帰
れば合併はなかなか難しいと、こういうような状況になっておりますけれど、まだ成果が上がっ
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ているか分かりませんけれども、ここに再編支援制度の検討ということで支援をするというこ
とになっておりますけれども、今条例化してあるもんもあるわけですね。それと大体似たよう
なものなのか。まずこれが一つですね。それと収納対策の充実ですけれども、水道料、奨学金、
保育料、ここには住宅料という項目はないんですけれども、非常にですね奨学金にしてもです
ね今年の分が昨年より奨学金がまだ残ってる。残ってるというか、増えてるし、もうこんなの
がやっぱしですね徹底してですね徴収に行かんないかんと思うんですね。この奨学金のこの問
題はですねその対応をどげんしたかと言いますと、電話による滞納者への催告と、こうなって
いる、電話で。こういうのがですね電話で払うぐらいであればですね払ってますよ。もう電話
でですね、はい、銭ぬ払っくれんどかい、おまんさあはこひこ借りちょっでち。そんな電話で
対応することでなくて、ちゃんとですね行ってですね、やっぱしその付近はお伺いしてちゃん
とあいさつをして取りに行くと、そういうふうにですねやっぱしこの付近を対応していただき
たいと、こういうふうに思っております。収納対策の充実というのはいっぱいあります。もち
ろんここには住宅料という項目がないんですけれども、その住宅料にしろ、水道料金にしろ、
坊津病院にしろですね、全部今までの未収金がまだ結構ありますし、年々年々増えてるんです
ね。減ってるのも一部はあります。増えてるんです。ですから、その付近の今までの分がです
ねもう大分貯まっているので、もうこの付近をですね徹底的にやっていただきたいと、こうい
うふうに思うこととですね。それから、プログラムへのですね満足度で、市民のアンケート調
査の満足度です。これもですねいろいろ満足度のですねえこの結果を見てみますとですね、今
年 も 今 や っ て い る わ け で す け れ ど も 、 ま だ 結 果 は 出 て な い よ う で す け れ ど も 、 平 成 18年 度 と 19
年 度 の で す ね い ろ い ろ や っ た 項 目 の 中 の 「 満 足 」 、 「 や や 満 足 」 と 。 こ れ は 平 成 18年 度 は 53パ ー
セ ン ト が 69パ ー セ ン ト あ っ た わ け で す ね 。 こ れ が 19年 度 は 52か ら 58パ ー セ ン ト に 減 っ て る と 。
こい何が悪かったかと、こういうふうに結果をまとめてあります。市民が十分満足するサービ
スの提供に至ってないと。提供をしてないと。市民が満足するですよサービスの提供に至って
な い 、 職 員 が で す ね 。 ほ ん で 全 体 的 に 今 度 は 「 不 満 」 、 「 や や 不 満 」 、 こ う い う の が 9パ ー セ ン
ト か ら 13パ ー セ ン ト に 平 成 19年 度 は 増 え て る と 。 こ れ は 何 の 結 果 の な っ た か と 言 う と 、 「 職 員
の意識改革、接遇マナーの向上が求められる。」と、こういうふうに結果を書いてあります。
今 20年 度 は ま た 結 果 を 出 す 時 期 に き て い る で し ょ う け れ ど も 、 こ う い う ふ う に で す ね ま だ 接 遇
の問題もですねまだ思うようになってないような気がしますけれども、その付近をですねしっ
かりとした対策をとっていただきたいと、こういうふうに思うわけですけれども、時間もあり
ませんけれども、いろいろ苦情を申しましたけれども、その付近をですね十分に対応をしてい
ただきたいと思っております。改革が今日、相撲でですね何か、今、大相撲がもめております
けれども、非常に改革をせんかったあれが、ツケが回ってきたというようなことで、今日は理
事 長 も 辞 職 す る よ う な テ レ ビ の 報 道 で し た け れ ど も で す ね 、 残 さ れ た 5年 間 で す か ら 、 計 画 倒
れじゃなくてですね、やっぱし効果とか、実績が十分表れるようですね残された期間を取り組
- 89 -
んでいくことを期待し質問を終わりたいと思います。先ほどの答弁なかった分は早めに答えて
いただくようにお願い申し上げておきます。終わります。
〇議長(石井博美)
次に、園田
豊議員の発言を許可します。
[園田
〇16番議員(園田
豊)
豊議員
一般質問席]
午前11時09分
私 は 大 き く 3点 に つ き ま し て 各 項 目 ご と に 質 問 を 行 っ て 参 り た い と
思 い ま す 。 市 長 、 執 行 部 の 明 確 で 前 向 き な 御 答 弁 を よ ろ し く お 願 い 申 し 上 げ ま す 。 9月 に 入 り
まして総理の突然の辞任発表がありまして今後の国政運営が地方に与える影響はありとあらゆ
る部分に及ぼすんではないかと想定されております。いま一度約束と責任というこの言葉の重
みを考えてですね住民理解の中でいかに行政運営を実行に移していくかということを考えなけ
れ ば な ら な い と 思 う と こ ろ で あ り ま す が 、 そ れ で は 、 ま ず 1点 目 の 旧 町 の 活 性 化 対 策 に つ い て
お 伺 い い た し ま す け れ ど も 、 平 成 17年 の 11月 に 1市 4町 が 合 併 い た し ま し て か ら は や 3年 を 迎
え よ う と し て い る 中 で で す ね 市 長 と い た し ま し て 率 直 に 合 併 後 の 旧 町 の で す ね 、 4町 の 現 況 並
びに住民の声をどのように捉えていらっしゃるのかまずお伺いをいたしたいと思います。
〇市長(川野信男)
合 併 い た し ま し て 3年 目 に な っ て お り ま す 。 も う 3年 か 。 ま だ 3年 か 。 い
ろんな見方もあるだろうと思います。また、合併した効果がどのように出ておるかということ
も市民のそれぞれの皆さんの御判断もあるだろうと思います。目に見えるような合併効果とい
う の は こ の 3年 間 の 間 に そ ん な に で き る わ け で は ご ざ い ま せ ん が 、 一 つ は 私 は 、 い つ も 言 っ て
おりますとおり、一体化を図る。融合を図る。まずこっからしなければならないということで
申し上げておりました。そしてそのことによって新しいまちをみんながどのようにしてつくる
かということへの意識を持っていかなければこうした合併市というのはうまく機能しないと、
こういうふうに思っておるわけでございます。そこで融合、一体化につきましては、これはも
うかつて私は思いのほか進んだと、こういうようなことを申し上げたことがあったと思います
が、それぞれのいろんな団体がありますが、こうした団体もやっぱり一緒にならんといかんよ
ね。一緒に行動しなければいかんよねというようなことなどもあってかなりの所で融合、一体
化は図られておると、こういうふうに思っておりますが、ただまだまだ意識の面において必ず
しもそこまでいってない面も確かにあるなと、こういうような思いもいたしてございます。と
いいますのは、じゃあ我々の旧町はどういうふうに変わったかとか、いろんな比較をしてもの
を言ったり、考えたりする場合だってあり得るわけでございます。こうしたことは、一緒のま
ちなんだから、そんな比較なんてもうあっちゃいかんというそこまで融合しなければなりませ
んけれども、まだまだそこまではいってないというのが実態であるかもしれません。まず融合、
一体化ということを図って、図りながら新しいまちづくりというものを進めていく必要がござ
います。そこで市民はどういうような受け止め方をしているかということでございますけれど
も、 これもいろ んな声がご ざいます。 「良かった 。」という 声も私もい ただいてお ります。「 やっ
ぱり」というような声もいただいております。これは私、この南さつま市だけでなくして、他
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の地域の場合もそういうような声というのはいろんな分かれたものが出てきておると思います。
一つには合併によって従来よりもよりサービスがもうほんとに、どの程度を言うか分かりませ
んけれども、良くなるんだという期待を持った分野について言いますならば、そんなには早く
サービスが変わってくるものではないという意味で期待外れだと、こういうようなことにもな
るかと思います。しかし、従来できなかったことがいろんな面でできるようになったじゃない
か。一体化をすることによってできるようになったじゃないかという意味で、これはやっぱり
良かったなというようなそういうような評価というものもいろんな所で聴かれておると、こう
いうふうに思っております。特に私はNPOを中心とした地域活動というのが、非常に民間の
活動というのが活発になってきておるなということは大変高く評価をいたしておるわけでござ
います。今朝の新聞でも、昨日でしたか、長谷集落のことが載っておりました。あのようにN
POは非常にたくさん成立、できております。また、地域の活動組織というのは活発に動いて
おります。これもやっぱり合併したことによる私は一つの効果ではなかろうかな、こういうふ
う に 思 っ て お り ま す 。 ま た 、 市 が 進 め て お り ま す と る ぱ 226構 想 、 こ れ も 合 併 が あ っ た か ら こ
そああいう構想はできるわけでございます。という意味で合併効果いろんな所で出ておるもの
もありますが、まだまだというものもあると、こういうような認識をいたしてございます。
〇16番議員(園田
豊)
以前も同じような質問をしたことがあったわけですけれども、市長
の前回の御答弁でも一緒でですね、一体化を図ることがまず第一で、融和を図っていかなけれ
ばならないと。そして合併をして効果としては従来できなかった部分が合併効果によって生ま
れ て き た と い う よ う な 御 答 弁 等 も あ っ た わ け で す け れ ど も 、 そ う し た 中 で 今 3年 目 を 市 長 の 方
も迎えられて、私どももそうでありますけれども、その中でですねやはり今回のですね一般質
問 の 中 で も で す ね 1市 4町 の 中 で の 地 域 間 格 差 と い う の が や は り 出 て く る の で は な い か な あ と
いうような部分があると思うんです。旧町のこの部分には多くの施設があり、住民サービスが
多く受けられるという部分もありますし、今後やはりそういう部分のですね地域間の格差とい
うのは、今も鋭意努力されてですね職員の方、また、地域の方々とですね手を取り合いながら
ですね協議され、進めてらっしゃるわけですけれども、この地域の格差解消という部分につい
てですね市長の御見解があれば、お伺いしたいと思います。
〇市長(川野信男)
地域の格差、これをどういうものを地域格差と言うかということもあるか
と思います。例えば、道路整備をどうしておるか。あるいはほ場整備をどうしておるか。ある
いは医療とか、福祉とか、そういうものが地域によって格差がどういうふうにあるかというよ
うなことなどもあるかと思います。例えば、医療問題にいたしましても病院が近くにある所と
ない所は格差があるじゃないかということになっちゃうと、じゃあそれをじゃあ格差がなくす
るということが果たしてできるのかどうかということでもあります。病院をどこにも造るのが
地 域 間 格 差 の 話 な の か 。 あ る い は そ う じ ゃ な く て 、 ど っ か 1箇 所 で あ っ て も 、 そ こ に 、 病 院 に
通えるようなそういう体制づくりをするということ、このことも一つの私は格差是正だと、こ
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ういうふうに思っております。格差についての意識の問題でありますが、要するにどの地域に
住んでおっても安心して住めるような、あるいは、また、安全な地域生活ができるようなそう
いうような地域というものをばこれからもつくっていかなければならない課題だと、こういう
ふうに思っておりますが、そのためにじゃあどうしたらいいのかということであるかと思いま
す。そのためにどうしたらいいのかということを解決する方法として地域元気むら事業、こう
いうものをいたしまして、それぞれの地域が持っておる特性、特徴というものがありますから、
それぞれの地域の特性、特徴を活かしたような地域づくりというものが必要であると、こうい
うようなことを申し上げて今一生懸命進めております。非常に、私はこのことについてはあち
こち説明会等をいたしながら進めておりますが、地域の皆さんの受け止め方、大変私は、何と
いいましょうか、高く評価をいただいておるなと思っておりまして、今朝役所に行きましたら、
ある地域はもうこんな計画書を作ったからということで提案もございました。中身については、
地域の皆さんが一生懸命知恵を出して、サポーターの人たちとも一緒になって計画作りしたん
だろうと思いますが、そうしたそれぞれの地域の課題をそれぞれの地域が問題提起をしながら
解決に図るということ、このことが大変私は重要なことだと、こういうふうに思っております
ので、このことをさらに進めて参りたいと、こういうふうに思っております。さらに、また、
限界集落の問題が県下どこでも大きな課題として残っております。それをどういうふうにして
解決するかということでございますが、そのことも先ほども申し上げましたようなNPOの人
たちとも一緒になって、いろんなNPOの人たちも知恵を出していろんな事業に取り組んでい
ただいております。こうしたことをすることによって可能な限りの地域間格差、格差と言うよ
りも、それぞれの地域の特性を活かす、活用する。そういうことをばするというこういう意味
での格差是正と申し上げますが、そうした方向を、少しずつではありますが、とっておると、
こういうふうに認識をいたしております。地域間格差もあれば、あるいはそれぞれの何といい
ましょうか、人による所得格差とか、いろんな問題があると思います。こうしたものをばでき
るだけ格差がない社会をつくるということ、そういうことが大事でございますので、場所的な
意味の格差だけではなくして、人によるそれぞれの生活弱者とか、いろいろございます。格差
がないような社会づくりというのは我々に与えられた課題ではなかろうかと、こういう認識を
私はいたしてございます。
〇16番議員(園田
豊)
どの地域であってもですね、合併後旧町においても、また、中心部
の場所においてもですね、今、市長が申されましたとおり、所得の格差もありますし、地域の
格差、それから、こういうことはないと思いますけれども、行政の住民サービスに対するです
ね格差があってはいけないと思うわけです。そうした中で現在、今年から元気づくり事業等の
中でですね格差解消ということで、地域が自らの力でですね自ら興していこうという思いの中
でなさっていらっしゃるわけですけれども、今後限界集落等々もですねこの本市においては 2
69の 中 で ま た 多 分 に 出 て く る ん だ ろ う な と い う 懸 念 も さ れ る わ け で す け れ ど も 、 そ う し た 中 で
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ですね今大きな抱える問題の中でやはり少子高齢化、過疎化、この部分の中でですねこの人口
減に対するですねこの対応策と申しますか、これについてですねどのような行政としてですね
この人口減をどうやったら、周辺部の人口減をどうやったら、この一般質問の通告書の中でも
書いておりますけれども、行政ができ得る中でですね市有地、それから市営住宅のですね貸出
方法とかですね、それからUターン者に対するですね、盛んに市長が昨年までは言ってらっしゃ
いましたスロータウン構想の中で団塊の世代の方々がいくら南さつま市に帰ってきてどうだろ
うかというような話がよく聴かれました。ただ今年になってですね、メディアでもそうですけ
れども、団塊の世代というのがですね、皆さんよーく聴かれたら、団塊という言葉がですね余
り耳にしなくなったような気がするんです。何か過ぎ去った昔のことかなあというふうに感ず
るのは私だけだろうかなと思う次第でありますけれども、この団塊の世代の方々があれだけ盛
んに何とかどうかしてふるさとに帰ってきてほしい。そして、また、第二の人生とは申しませ
んけれども、新たな人生のスタートをふるさとで起こしてほしいというような思いで行政もそ
の部分にはですねある程度の力を入れ、また、支援策等も考えながらスロータウン構想の中で
も考えてらっしゃったと思いますけれども、こういうような基本的なことを踏まえた中でです
ねこの人口減対策に対するですね考え方についてお伺いしたいと思います。
〇市長(川野信男)
人口減対策、大変これは難しい話でございます。といいますのは、全国、
日本全部が人口減の状況でございます。その中でこの地域だけは人口を増やすよと、こういう
ようなことが、これは非常に私は至難の業だと思っております。さらに、また、人口減という
捉え方をどの範囲でするかということもございます。鹿児島県という単位で考えるのか。南さ
つま市という単位で考えるのか。あるいはもっと地域ごとで考えるのかということでございま
す。人口が、人がそれぞれ住まいを決める場合はやっぱり利便性の高い所、こういう所におの
ずと必然的に流れておるというのが実態でございます。例えば、私はよく鹿児島市の例をとっ
て言いますけれども、鹿児島市の場合でも周辺部からあの鹿児島市の中で都市と中心部にだん
だんだんだん移り住んできておるというのが実態でございます。これがいいとか、悪いとかと
いう話じゃございません。高齢化社会になりますというととにかく利便性のいい所を求める。
買物にも、もう車にも乗れないよ。あるいは病院に行くのにも自分で歩いて行くかどうかしな
いといかん。そういたしますと何が利便性かと言いますと、やっぱり交通手段であります。そ
うしたことから鹿児島市の中でも中心部に人がだんだんだんだん集まってきつつあるという、
これがもう現実の姿でございます。それを果たしてもう一遍地方の方に、周辺部に移す施策を
とることがベターなのかどうか。いろんな判断もあるかと思います。地域はやはり均衡ある発
展を図らなければならない。これはもう当然命題でございますけれども、じゃあそれがどうい
うふうにして可能かというようなことだと、こういうふうに思っております。実は昨夜も公共
下水道の説明会をいたしました。公共下水道をすることによって環境が良くなる。そのことに
よって人も住みやすくなる。じゃなくて、それは中心部だけだから、ほおっておけゃいいじゃ
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ないか。ほおっておいたらどうなるかと言いますと、これはそこに住まなくなって、今度はもっ
と便利のいい場所に人が住むようになるだけじゃないか。どっちを、どういう施策を選択する
かと、私はこういうことではなかろうかと、こういうふうに思っております。昨日テレビ見て
おりましたら税制の問題についてテレビ討論をいろいろやっておりました。「企業の減税措置
をや れ。」と言 う人と、「 いや、企業 が優遇し過 ぎておるじ ゃないか。 」、こうい うような話 の中
で「企業の減税をやらずに、企業の税を高くすると。国内では別といたしまして、企業は全部
外国に流れていくじゃないか。じゃあその方が本当に日本のためになるのかどうか。そういう
議論もしようじゃないか。」という御提言をされた方もいらっしゃったと思います。私は人口
減というのは加世田市全体の中で一つ考えなければならない。といいますのは、加世田市全体、
加世田市の中に住んでおりますと交付税措置もございますし、人口ということでいろんな活動
範囲もございます。それから、南さつま市でございます。南さつま市全体で考えなければなり
ませんが、これは交付税措置もございますし、いろんな活動が大体市を単位としてございます。
じゃあそうじゃなくって、かつては、かつてはといいましょうか、それぞれの地域ごとに人口
を配分すると、こういうことも一つあると思います。ただそのことは交付税措置とか、そうい
うものとは関係ないわけでございまして、どのような施策を推進するかということになると思
います。今、先ほど来申し上げておりますとおり、いわゆる限界集落というものも現に出てお
ります。私は限界集落という言葉はあんまり好きでないんですけれども、現在の集落で単独で
集落の活動維持が難しくなっておる所と、こういうふうに定義をいたしますというと、それが
将来的に難しくなってきておる。そういう所がある。そういう所を一体どうする。じゃあそこ
に人をもっと今からでも集めたらいいじゃないかという施策がいいのか。現実問題として私は
そういうことは大変難しいから、いくつかの集落を一緒にした形で共同生活ができるようなそ
ういう方策を進めよう。こういうようなことを申し上げておるわけでございます。人口の問題
にいたしましても南さつま全体を人口を、増やすという言葉では私は申し上げる勇気はありま
せんが、できるだけ減るのをば少なくするような施策というものをばこれから積極的にとって
いかなければならない。こういうふうに思っております。
〇16番議員(園田
豊)
市長の方もうっかりだろうと思いますけれども、南さつま市と加世
田市のこう本市のですね名前を間違われるぐらいですから、加世田市には以前からの思い出も
大分あられるんだろうなというふうに思うわけですけれども、言葉尻を取るわけではありませ
んけれども、そうした中でですね合併後ですねこの人口減につきましてはですね、合併前と合
併後ではですねより進んでいるんです、この周辺部の人口減というのが。想定した部分よりも
多 い ん じ ゃ な い か な と い う ふ う に 思 っ て い ま す 。 現 に 平 成 20年 の で す ね 、 こ ち ら に 資 料 を 持 っ
て い る ん で す け ど 、 8月 31日 現 在 の で す ね こ れ は 住 民 基 本 台 帳 の 中 で の で す ね 人 口 に 対 す る こ
と で す け れ ど も 、 一 番 ひ ど い の が 私 の 住 ん で い ま す 笠 沙 で す 。 平 成 17年 の 11月 6日 の 合 併 時 よ
り も で す ね 1割 、 10パ ー セ ン ト ほ ど 、 3,594人 お っ た わ け で す ね 、 11月 6日 、 そ れ が 8月 31日
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に は も う 3,224人 で す か ら 、 も う 10パ ー セ ン ト 以 上 の や は り 人 が 少 な く な っ て い る と 。 死 亡 、
転出いろいろあるだろうとは思いますけれども、そうした中でですねその次に坊津ですね、そ
れ か ら 大 浦 と 、 そ し て 金 峰 の 方 は 若 干 、 5パ ー セ ン ト 程 度 で す け ど 、 加 世 田 地 区 の 場 合 は で す
ね さ ほ ど 、 2.5パ ー セ ン ト 程 度 で す か ら 、 自 然 減 の 中 で の 減 少 だ ろ う な と 思 う わ け で す 。 こ の
状況はどういう状況だろうかなと思うわけです。これはですね転出、すなわち南さつま市内の
ですね移動が一つの要因ではなかろうかなあという部分もあると思うんです。周辺部にいた方々
がやはり生活の利便等を求めながらですね中心部の方へ移ってきた部分でのですね流出人口の
方が多いんだろうなと思っております。先般の一般質問の中でもありましたけれども、買物、
医療、交通手段がある所に人は集まって、そういう部分を重点的にというような御意見等もあ
りましたけれども、やはりですね住民住めば都でですね、住んだ所、ふるさとという意識には
ですね根強いものがございます、生まれ育った部分というのに関しましてはですね。このよう
なですね周辺部、特に笠沙地区は右肩下がりでですね減少率が高いようであります。今後これ
で い き ま す と あ と 二 、 三 十 年 し た ら も う 、 30年 ぐ ら い し た ら 一 人 も い な く な る ん じ ゃ な い か な
あと。もう市長が言われる海と大地どこいの騒ぎじゃないと思うんですよ、もう。ですから、
やはりこの人口減の周辺部の対応策というのはですね十分考えていかないと、私は今後大きな
これは問題だろうと思っております。このことがですね市全体のですね人口減によって算出さ
れます、これはもう以前もお伺いしましたけれども、交付税の算定基礎の中でですね今まで以
上、今の交付税の措置の在り方が今後ずっと続くという想定をされてもですね大分右肩下がり
で下がっていくんじゃないかなというようなことも予想されてらっしゃると思うんです、財政
計画の中でもですね。そうした中でですね、先ほど、ちょっと私の聴き方も悪かったですけど、
御答弁もなかったようだったですけれども、何とか、私はこれはもう以前も申し上げましたけ
ど 、 本 籍 人 口 と い う の は 10万 近 く い る と 思 う ん で す 、 現 住 所 は 4万 ち ょ い で す け れ ど も 。 そ う
し た 中 で そ う い う 方 々 の で す ね 、 昭 和 30年 代 か ら 集 団 就 職 等 で 県 外 へ 行 か れ た 方 々 の 、 そ う い
う方々の、団塊の世代の方々をまた南さつま市へ帰そうということで話もあったわけですけど、
想定されていらっしゃる範囲内で結構です。これはもう年代的な部分いろいろあるだろうと思
いますけれども、どれぐらい帰ってこられたと思っていらっしゃいますか。いかがですか。
〇市長(川野信男)
団塊の世代のことについては答弁をさせますが、まず最初に合併したこと
に伴って周辺部のいわゆる人口減の割合が増えたのかどうかということでございます。統計を
ぜひ読んでいただきたい。そうじゃないんです。必ずしもそうじゃないんです。それぞれの旧
来のまちがございます。まちの人口減の動向というのは年によってかなりの変動がございます。
例えば、大浦がかなり急激に人口減があったことがございます。それから、今おっしゃったよ
うに、笠沙が非常に減ってきておる。これはどういう、状況は分かりませんけれども、年によっ
て、時代によって地域ごとの人口の増減、これはかなりの差がございます。そこで統計的にじゃ
あ 合 併 後 の 10年 前 の い わ ゆ る 中 心 部 と 全 体 の 格 差 が ど う だ っ た か と い う こ と を お 調 べ い た だ き
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ますと、必ずしもそういう数字になっていないということだけはぜひお調べをいただきたいと
思います。団塊の世代がどれぐらいその後こちらの方に移住してきたかということでございま
す。おっしゃるとおり、団塊の世代というのは団塊の世代がくる前に大変大騒動いたしました。
その時の、大騒動というのは語弊があるかもしれません。新聞等で出ました。その時の私はマ
スコミ等で出た大きな要因というのは、団塊の世代が一遍にやってきますと、その人たちは一
体どこでどういうふうな生活をするのかというような観点が一つあったと思います。もう一つ
は、企業等は人材確保をどうするかというようなことがあったと思います。大変長期間にわたっ
て大きな課題になったと思います。ただ結果として、あんまりそういう移動が結果としてなかっ
たというのが私は今日の状況ではなかろうかと思います。団塊の世代と言われたそういう人た
ちがその後大量に地方に移動したとかということはそう多く発生しておりませんということ。
その大きな要因は何であったかと言いますと、やっぱり従来住んでおった所をばそう簡単に離
れるということは難しいよというのが一つございます。そして、これ言っていいのかどうか分
かりませんけれども、その要因の中にはやっぱり女性の方のお力というのが大変強いというこ
とです。女性の皆さんは既に、会社を辞めようが、辞めまいが、そこの地域で定着をいたして
ございます。旦那が会社を辞めたからといって場所を変わるとか、そういうことには容易に賛
同をいたしかねるというのがその後の団塊の世代に突入した後の人口の移動があんまり出てき
ていない。こういうようなことでございます。本市の場合にどれぐらいの数字があるかという
のはデータを持っておりませんけれども、あんまりそういう数字がないということだけは申し
上げておきたいと思います。地域づくり、新しい産業づくりのためにいろんな人をお願いして
意見交換もいたしておりますが、そういう、そういうたくさんのといいましょうか、人が出て
きていない。それはそれに必要な施策が不十分であるではないかということもあるかもしれま
せんが、現実にはそういう状況であるということだけを申し上げておきたいと思います。
〇16番議員(園田
豊)
人口減につきましてはですねそれは諸々、私の方にも状況の分析、
ただ数字だけでは得られない部分もあるというような趣旨の御答弁だろうとは思いますけれど
も、そうであるとすればですねなおさらのことですね、状況分析という中でですね団塊の世代
の方のですね、これは分かるわけですから、どっからどれぐらいの年代の方が来られたと。こ
んだけの効果があったと。私もそうですけれども、執行部側も情勢の分析というのはですね、
今後やはり市民の中でですね、市民の目にもさらすようなですね、これぐらいの方が来られた
という部分はあってもいいのではないかなと思っております。私の方もこの分析につきまして
はですね、やはり数字だけで述べている部分もありますけれども、実際ですね空き家が増え、
空き地が増え、こうしていく中でですね何らかのこの人口減の対応策というのは、市長も今、
諸々の御意見を申されましたけれども、そうした中でやっぱり進めていかなければならないと
思います。そうした中でですね人が減ればおのずと支所の機能も低下し、支所の職員数も少な
くなってくるということは、それはもうそうだろうと思いますけれども、これも以前ですね支
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所をいかに有効に使うかという部分についてですね御質問を申し上げました。これはもう多く
の議員の方々もですね四つの支所のですね、また並びに公共施設のですね今後の在り方という
部分をですね質問等もあったわけですけれども、現在のですねこの支所の状況をどのように捉
えていらっしゃるものか。そして、また、以前ですね地域住民や職員の方々にですね利用方法
についてアンケート調査並びにいろいろな御意見等をですねいろんな会あるごとにですね言っ
てらっしゃったはずです。このことについてですね現在どのような状況で支所の機能を、高め
てくださいとは申しませんけど、低下しないためのですね対応策をどのようにとっていらっしゃ
るものかお伺いしたいと思います。
〇総務部長(柴田達朗)
合併後の支所の活用策ということでございます。以前も御質問受けて
いるかと思いますが、合併後この支所につきましては、町長室ですとか、議場をはじめとして
事務室などが多く空き部屋が生じております。また、反対に本庁の方では事務室が不足をした
ことから、現在地域包括支援室、それから国土調査係、それから入札会場、これについては支
所の方に今現在移転をしているところでございます。また、並行しました笠沙高校の歴史資料
の展示室、地域の歴史や自然、伝統行事等の写真展示室、それから元気づくり事業の委員会の
事務室、また、本庁の書庫、こうして空き部屋の活用をしているところでございますが、まだ
依然としまして支所には議場ですとか、それから議員控室あるいは会議室、こういった部分で
空き室があることは事実でございます。議員もありましたとおり、この職員、それから一般の
方に対してアンケート調査というのも実施をしております。その中で出ている部分もあるんで
すが、実際といたしましてその出てきた中での実際の活用というのがなかなか図れない状況で
もございます。地域の住民の中から地元の特産品、手作り作品等の販売所ですとか、ギャラリー、
それから歴史や文化、先人たちの記録写真等の展示場、住民の憩いの場、文化芸術のシアター
ルーム室、それから宿泊所、こういった意見も寄せられているところでございます。支所の方
では、これらの意見も参考としながらですね、地域住民の方々がいつでも利用ができるように
有効活用の検討方法というものをしておりまして、趣味同好会、こういった方々へも活用につ
いて呼び掛けを行っていると。現在はそういうところでございます。
〇16番議員(園田
豊)
この支所のですねやはり職員数並びにこの機能の低下というのはで
すね、一つの生活環境の中のですね地域住民は役所って、役場ですね、昔、前で言う。役場が
やはりこう顔馴染みがおったりですね、いろいろな部分でですねこう悩み事とか、困った問題、
いろんな問題等を相談しながらですね、その中である程度のコミュニティという部分もあった
のではないなというような感じですけれども、これは時の流れの中でですね合併していけば、
やはり行政運営、財政運営の中でも本所の方へ機能は高めていかなければならないということ
でありましたが、以前、市長の方がですね役所の施設だからというような観念はまずやめてく
れと職員の方にも言って、そうした中で、大きな視野の中でですね、セキュリティの問題もあ
りますでしょうけれども、その役所であるという観念を捨てた中でのですね利活用方法を考え
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て ほ し い と い う こ と で 、 こ れ が ち ょ う ど も う 18年 の 3月 で す か ら 2年 ほ ど 経 っ て い る わ け で す
よね。時の流れるのは早いことでですね。そうした中で日に日に役所の空き部屋というのはで
すね倉庫代わりになっているような状況が目につくわけであります。こうした中でですね今後
のやはり、これは大きな、旧町にしますと大きなやはり建物ですから、役場の建物というのが
一番大きいわけですから、これが、幽霊屋敷とは申しませんけれども、ガラーンとしけばです
ね地域に活力が失われる一つの要因でもあるんじゃないかと思います。これは行政としてです
ね近いうちに、早いうちにこの対応策を考えてまとめていかなければ、住民のですねやはり理
解という部分でもですね、役所すらこんだけ機能が低下してきたというような声は頻繁に出て
くるのではないかと思います。ですから、こういう部分のですね利活用というのはやはりもう
少し私どもも含めた中でですね今後もっとよりよい地域生活の利用に促進できるような部分で
ですね利活用というのも、市長もそういうような基本的な考えをお持ちですから、その辺につ
いてですね、具体的にとは申しませんけれども、基本的な考えがあればと思います。それとで
すね、今後公共施設というのがですねやはりいろんな地域でですね多くこの職員数の減等によっ
てですね増えてくると思います。この部分のですね、今でも、先日の市報ですかね、あの中で
指定管理についてですねあららればお申込みくださいというようなのが市報の中にも、先月号
だったですかね、今月号だったですかね、載っていたようであります。ただ何をどれぐらいの
あれで指定管理できるのであるのかどうなのかという部分も明記はされておりませんけれども、
必要であればお電話くださいということなんでしょうけど、ただですねこの指定管理の部分に
ついてはですね地域が、公共施設がですねうまく利活用されるという部分でですね、この公共
施設の指定管理というような、まだ、でも、市報にも載っていることですから、これについて
の 考 え 方 を ま ず 2点 目 で す ね 。 そ れ か ら 、 ち ょ っ と さ っ き 聴 き 忘 れ た わ け で す け れ ど も 、 こ の
市営住宅につきましては、住生活基本計画の中でもですねいろいろ今後のこの生活、市営住宅
の有効的な活用とかありますけれども、この市営住宅並びに市有地のですね、先日もあったわ
けですけれども、開発公社が有する部分も含めた中でですねどの程度あってですね、今後の利
活用のですね考え方というのをばですねどのようにお考えであるのかをお伺いをしたいと思い
ます。
〇市長(川野信男)
今あちこち空き家も増えております。同じように公共施設につきましても、
空き部屋といいましょうか、増えておる。これはもう実態、そのとおりでございます。合併し
たことに伴って必然的に出てきたものもございます。これをどういうふうに工夫して空き部屋
対策を講ずるかということで、先ほど総務部長答弁いたしたとおりでございます。私も職員に
もこれを、これは役所なんだ。だから、どういう使い方じゃないといかん。そういう概念をま
ず取り払っていろいろ検討してほしいと、こういうようなことで指示いたしてございますけれ
ども、なかなかそこまでいってない。といいますのは、あるいはそういう需要がないというふ
うに言った方がいいのかどうか分かりません。ということは、かなりここ十数年といいましょ
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うか、公共的な施設の整備というのはどこも進んできておったというようなこともあって今日
の状況がこのような格好でなっておるんじゃなかろうかと、そういうような思いもいたしてご
ざいます。ギャラリーに使うとか、いろんな方法もあるじゃないかということでいたしてござ
いますけれども、なかなかそういうのが出てこない。出てこないというのは、あんまりそうい
うのを望む実態というのがないんじゃないと、逆を返せばそういうことも言えるかもしれませ
んし、あるいはまだ職員のはまい方が足らんと言えば、そっちかもしれません。これは今後と
も、まだまだあちこちそうした空き部屋がございますので、できるだけ積極的に利活用ができ
るようにいたしたいと、こういうふうに思っております。また、そうした場合にいわゆる指定
管理者制度を活用して利用する。管理する。こういうような方法等も一つの工夫が必要である
かと、こういうふうに思っております。市内のいろんな施設の中でそういうことが可能なそう
いう施設もないわけではございません。ただ従来の使用の仕方が非常にこう、分散といいましょ
うか、しておりますので、これを集約することによって今後いろんな方策等が考えられる可能
性もございます。金峰の場合は図書館を移しました。移した後はじゃあどうするんだというよ
うなことなどもございます。これは金峰だけではなくて、いろんな所にあると思いますので、
今、庁内でそういうことを含めて検討をいたしておる段階でございます。
〇総務部長(柴田達朗)
市有地の地域ごとの活用策といいますか、どれぐらいあるのかという
御質問でございます。住宅用地として売却が可能である土地につきまして土地開発公社の分も
含 め て そ れ ぞ れ 地 域 ご と に 申 し 上 げ ま す 。 ま ず 加 世 田 地 域 で ご ざ い ま す が 、 17箇 所 、 面 積 が 1
万 941平 米 ご ざ い ま す 。 そ れ か ら 笠 沙 地 域 が 4箇 所 、 1,635平 米 ご ざ い ま す 。 大 浦 地 域 で 2箇
所 、 931平 米 、 坊 津 地 域 で 14箇 所 、 4,198平 米 、 金 峰 地 区 が 7箇 所 、 3,758平 米 、 総 計 で 44箇 所 、
2万 1,463平 米 で ご ざ い ま す 。 こ の 中 に は 先 ほ ど 言 い ま し た 開 発 公 社 も 含 ん で お り ま し て 、 分
譲 地 と し ま し て は 25区 画 の 8,419平 米 も 含 ん だ 額 で 今 申 し 上 げ ま し た 。 あ と に つ き ま し て は 一
般のこの普通財産ということで上げた数字は宅地用地としてできるんじゃないかというような
土地について上げてございます。この活用をということでは、先日も御質問をいただきました
が、将来的に市が保有をしていくことが必要ないというような判断をされた土地につきまして
は、売却、それから貸付けということで行っているところでございまして、これらにつきまし
ては、市のホームページですとか、市報、お知らせ版等でも案内をしているところでございま
すので、極力こういった土地につきましては分譲、売買ができるような形でですね活用を図っ
て参りたいというふうに考えているところでございます。
〇企画政策部長(山口力三)
先ほどの指定管理者の公募に伴う件についてお答え申し上げます。
9月 号 の 市 報 に 「 指 定 管 理 者 制 度 導 入 施 設 の 指 定 管 理 者 を 募 集 し ま す 。 」 と い う こ と で 募 集 要 領
配 布 期 間 を 9月 8日 か ら 25日 、 募 集 期 間 を 9月 29日 か ら 10月 の 10日 と い う こ と で 情 報 を 出 し て
ございます。その中で「募集している施設や募集要領は、市ホームページで公表します。」と
い う こ と で 出 し て ご ざ い ま す け れ ど も 、 そ の ほ か に お 知 ら せ 版 と し て 9月 の 11日 に 発 行 す る 分
- 99 -
について対象施設を書いてございます。対象施設につきましては、ガンバリーナかせだ関連施
設ということで交流センターさんぱる、物産センターるぴなす、海浜温泉ゆうらく、サイクリ
ングターミナルりんりん、これを一つの施設として公募を取るものでございます。
〇16番議員(園田
豊)
今のこの市有地の問題等もありましたけれども、これも以前申し上
げましたけれども、隣接する鹿児島市のですねやはりベッドタウン的なですね考え方の中でで
すね、市報等にもですね、今、指定管理の話も御答弁いただきましたけれども、なぜ売れない
んだろうかなあというような思いもあってですね、以前、市長の方も「掛かった価格によって
土地を売却するのではなくて、その状況に応じてその価格設定というのは考えている。」とい
うことを以前答弁されたこともありましたので、その辺についてはですねやはり一人でも多く
の方が市外から、また市内の方が市外へ流出することを防ぐ意味でもですねその辺の市有地の
売却については十分御検討いただきたいと思いますけれども、そうした中でですね、先ほども
市長の方から御答弁がありましたけれども、昨夜も公共下水道のですね説明会があったという
ことでですね、今回ここの中でですね、通告書の中でもこの生活環境の進め方ということでで
す ね お 伺 い す る わ け で す け れ ど も 、 私 も 公 共 下 水 道 の 以 前 、 8月 で す ね 、 委 員 会 の 調 査 で で す
ね公共下水道の最終処分場の現地も見さしていただいたわけですけれども、必要性は十分認知
しておりますし、そういうような部分でですね公共下水道の整備ということは今後進めていか
なければならない部分でもあるのかなあという思いはありますけれども、当然ですねこれは行
財政計画を十分踏まえた計画の中でですね周辺部のですね環境整備事業等に公共下水道を実施
することでですね、申し上げれば、過疎債の運用等々があった場合にですね、周辺部のこれは
実施計画、総合振興計画の中でもありますけれども、そういう部分で財政的な面を含めた中で
ですね遅れが、周辺部の地域に遅れが生ずるような部分というのはないものかどうなのか。や
はり一番ですね、新聞、それからいろんな方々の話を住民の方々が話しされて、公共下水道は
100億 掛 か っ た っ ち ゅ わ よ と 。 言 え ば 200億 の 一 般 会 計 、 200億 ち ょ っ と の 一 般 会 計 の 中 で 100
億も明日にでも出そうようなですね住民の話が巷であるわけですよ。そうした中でですね、あ
いばすっこっで俺げん辺なもっと遅れていくんじゃないかなあというような危惧する声も聴く
わけですよ。こうした中でですね市長の方が、この公共下水道を実施しても、そういうような
部分でのですね在り方ですねについてですね御見解をお伺いしたいと思いますが、いかがです
か。
〇市長(川野信男)
公共下水道、大変多額な経費を要する事業でございます。そして、また、
こ れ は 、 申 し 上 げ て お り ま す と お り 、 25年 に わ た る 事 業 で ご ざ い ま す 。 100億 、 25年 で 割 る と
年平均いくらということになるわけでございますが、さらに、また、このような公共下水道事
業、国もいわゆる環境整備ということで補助の制度大変充実をいたしておるところでございま
す。地元の負担が大きくならないようにというような配慮がされておりますし、これからももっ
ともっと国の方ではこうした環境整備には力を入れたいと、こういうようなことが新聞等でも
- 100 -
出ておるところでございます。そこで今、御懸念ありましたのは、公共下水道については半分
近い国庫補助がございますけれども、残りについては起債でいたします。その起債を公共下水
道債か又は過疎債などを考えておりますが、過疎債に充てた場合に周辺地域の事業の過疎債が
食われる心配があるじゃないかというような御懸念ではなかろうかと思いますけれども、この
ことについては若干、あんまり御懸念というふうに受け取っていただかなくてもいいかと思っ
ております。といいますのは、公共下水道債というのは半分は、借金をする場合の半分は公共
下水道債を使わなければならないと、こういうふうになっておりますので、それはやむを得ま
せんが、残りをどうするかということについては、過疎債を使うとか、いろんな制度を活用す
る方法はあるわけでございます。最も有利な制度を活用いたしたいと、こういうふうに思って
おります。今の時点では過疎債が有利だというふうな判断もいたしておりますが、これは制度
的には合併特例債だって対処できるわけでございますが、要するにそうした起債を借りた場合
に償還する時に交付税措置をどういうふうにして見てくれるかということ、これとの関連でご
ざいます。今のところ過疎債が大変有利な制度でございますので、過疎債の枠があれば、そち
らを充当しようと、こういうふうなことを考えておりますが、枠が足らなければ、いわゆる公
共下水道債を事業枠を広げると、これはもう、いくらでもというのは語弊がありますけれども、
対応できますので、それぞれの年の財政運営によって対処していくと、こういうようなことを
考 え て お る わ け で ご ざ い ま す 。 ま た 、 過 疎 債 に い た し ま し て も 、 25年 間 の 事 業 で ご ざ い ま す の
で、その間を均等して考えるとどれぐらいなるかということでございますので、私はそうした
枠の確保ということは、これから制度がずうっと、どう変わるかは別といたしまして、変わら
なければ可能ではないかと、こういうような判断もいたしておるところでございます。それか
ら 、 ト ー タ ル 的 に 100億 と い う 事 業 は 大 変 大 き い よ ね 。 確 か に 大 き ゅ う ご ざ い ま す 。 そ こ で 私
はいつも分かりやすく申し上げますために、今やっております土地区画整理事業でございます
けれども、これはほぼ期間も一緒でございます。金額も大体似たような額でございます。特別
会 計 を 含 め ま す と 大 体 100億 近 い 期 間 で ご ざ い ま す 。 こ の こ と を ば 従 来 財 源 を 確 保 し な が ら 実
施いたしてきております。そしてこの区画整理事業の場合は補助率が非常に低うございます。
公共下水道といたしますと補助率が大変に低うございますので、もう補助率そのものから考え
ても地元負担がいわゆる区画整理事業よりも少ないんだと、こういうようなことは、いずれデー
タで示すということもあるかと思いますが、そういうような実態でありますので、この区画整
理 事 業 は ほ ぼ 23年 度 に は 完 了 い た し ま す の で 、 そ こ に 投 入 い た し ま し た 財 源 を 、 振 り 替 え る と
いうのはおかしいですけれども、そういうような考え方の中で財源運営をするということは可
能だと、こういうふうな判断を私はいたしておるところでございます。
〇議長(石井博美)
こ れ よ り 休 憩 い た し ま す 。 再 開 を 午 後 1時 と し ま す 。
- 101 -
休憩
午前11時57分
再開
午後
1時00分
〇議長(石井博美)
再開します。
〇市長(川野信男)
午前中の園田議員の質問に対する私の答弁で一部誤った所がありますので、
訂正させていただきます。公共下水道について国庫などのほか起債充当する。この起債充当に
ついては公共下水道債と過疎債、場合によっては合併特例債と、こういうようなことを申し上
げたと思いますが、今のところ合併特例債は制度的に対象にならないと、こういうようになっ
ておるようでございますので、訂正させていただきたいと思います。
〇16番議員(園田
豊)
午前の質問に引き続きましてまた午後も質問させていただきたいと
思いますけれども、最後のこの旧町の活性化対策についてでありますけれども、最後の項目と
いう ことでです ね、ふるさ とづくりに ついてとい うことであ りますけれ ども、何か こう言葉ち ょっ
と漠然としたような質問でですね、そういうようなイメージを持たれたと思いますけれども、
お昼一番ですから、市長、ふるさとという言葉にどういうようなイメージ持たれます。いかが
ですか。
〇市長(川野信男)
ふるさとに対するイメージ、人それぞれ違うかもしれません。おそらくふ
るさとを離れて生活した人が一番ふるさとに対するイメージは強いと思います。ずうっといらっ
しゃる方はあんまりふるさとということに対するイメージはないかもしれません。私もかなり
長期間にわたってふるさとを離れておりました。ふるさとに対する思いいっぱいあります。やっ
ぱりふるさとというのは、自分が生まれ育ったそういうごく身近な環境を持ってふるさとと、
こういうふうに言うと思っております。ふるさと納税制度の時にいろいろな議論がありました
けれども、鹿児島県がふるさかと言うと、そんなイメージを持った人はあんまりいないと思い
ます。あるいは何々市とか、何々町、それよりももっと小学校とか、そういうような日常生活
をした場所、これがふるさとだと、こういうイメージじゃなかろうかと、そういうふうに私は
思っております。
〇16番議員(園田
豊)
ほんとふるさとをこう構築してつくっていきながらですね自分が、
市長が今言われました生まれ育った所がですね衰退していくというのはですねほんと寂しい思
いのするもんなんですよ。それで今、市長の方も言われましたこのふるさと納税制度ですね、
思いがあるからこそふるさとの、ふるさとに自分が得たものをですね少しでも還元してふるさ
とのまちづくり、そういう部分に活かしてほしいというですねやはりそういう部分、遠くにい
ればこそふるさとを思う部分というのもある一面あるのかなというふうに思いますけれども、
やはりこの故郷の、ふるさとの意識を高めて、高めるということもですねまちづくりの、地域
づくりの一環ではないかと思いますけれども、そうした中で本年度からですね、先ほども申し
ましたけれども、地域づくりの中でですね元気づくり事業、旧加世田地区が行っていた部分を、
- 102 -
こ れ を 22校 区 に 広 げ て 今 後 進 め て い こ う と い う こ と で あ り ま す け れ ど も 、 私 も そ う い う 中 で で
すね一員として入っているわけですけれども、ただですねそこでいろいろな部分でですね、こ
この中にも、通告書の中にも書いてありますけれども、やはり地域をリードするですね人材と
申しますか、そういう方々のですね、サポーター制度はあります。職員の方々のありとあらゆ
る知恵を受けながらですねそういう部分を進めるわけですけれども、こうした中でですねふる
さとづくりにはやはりこの、どんな部門でも一緒だと思うんですけれども、人材育成というの
はですねありとあらゆる所で言えるだろうと思います。こんだけ少子高齢化でですね、人不足
と言うかですか、能力はあっても、なかなかそれが発揮できるような場とか、そういうのが限
られて参ります。ただ今回こういうような制度も実施もしていくわけですから、この人材育成
についてですねどのような思いを持っていらっしゃるものかお伺いしたいと思います。
〇市長(川野信男)
これからの地域づくりについて人材育成というのは大変私は重要な役割を
果たさなければならないし、またそうあるべきだと、こういうふうに思っております。じゃあ
そういう人材をどのような形で育成するのか。育成の方法をどうしたらいいのかということに
なりますとかなり難しい面がありますけれども、先ほどの答弁の中でも申し上げましたけれど
も、非常にNPOはじめ、いろんな自主的なグループが育ちつつあります。特にこの合併後た
くさんのそうした組織が今活動をいたしてございます。という意味でその中から人材はおのず
と育ってくる。こういうような思いもいたしてございますし、さらに、また、今御指摘もあり
ましたけれども、地域元気むらづくり事業、一緒になっていろんなことをば議論する中で、そ
こで人材というのはおのずと育ってくるのではないかと、こういうふうに思っております。そ
うした人材の育成ももちろんでございますけれども、やはり人材育成のいろんな研修会とか、
講習会とか、そういうものもございますので、そうした所にも積極的に参加をいただきまして、
やはり地域をおこすのは、さっき言われたふるさとをおこすのは、そのふるさとの人材、その
ふるさとの地域、人でしか私はあり得ないと思っているんです。ほかの所はいっくら話ししたっ
て、その地域おこし、それぞれの地域おこしというのはなかなか難しいと思いますので、それ
ぞれの地域にそうした人材が育つようできるだけの施策も講じて参りたい。こういうふうに考
えております。
〇16番議員(園田
豊)
次に、このやはりふるさとはですねこう、自然と言うかですね、自
然環境のこう保全と申しますか、いわゆる自然を守りながら自然体験、森林とか、海とかです
ね、そういう所を守りながら施策も今実施されているわけですけれども、こうした中でですね、
インフラ的な整備等は別としましてですね、世の動きの中でこの新たな整備、開発じゃありま
せんけど、整備という中でですね、保全、地域環境の保全という立場からですね、本市の周辺
部の美しい自然遺産というか、自然資源があるわけですけれども、地域の特性をアピールする
意味からもですねこういうような自然を活かしたですね周辺部の活性化という意味合いを含め
た中でですね取組みという部分をですねどのようにお考えであるのかお伺いしたいと思います。
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〇市長(川野信男)
それぞれの地域には大変豊富な自然、あるいは、また、それぞれの地域の
特色ある自然環境資源というものがたくさん私はあらゆる地域にはあると思っております。た
だこれがまだまだ活かされていないなというような感じもいたしております。特に吹上浜海浜
地 域 一 帯 か ら 変 化 に 富 ん だ リ ア ス 式 海 岸 が 続 く 国 道 226号 線 沿 い の 地 域 は 屈 指 の 景 勝 の 地 で も
ございます。ほかにも類を見ないような素晴らしいこうした自然環境に我々の地域は恵まれて
おると、こういうような認識もいたしてございます。また、山岳地帯も金峰山とか、亀ケ丘、
野間岳など自然の宝庫でもございます。散策道を活用した健康増進や、観光客が訪れ、スカイ
スポーツや健康づくり、マラソンなどそれぞれの地域で取り組んできた経緯もあるわけでござ
います。さらに地域の特定元気おこし事業を活用した先人が築き上げた谷山地区の段々畑の保
全と活用などや亀ケ丘の散策道など樹木の植栽を行うなど自然を舞台に現況のままの姿を保全
して、その特徴を存分に発揮した取組みがなされており、引き続きこの自然環境の保全に努め、
市の大きな財産として守り、活用していくべきである。こういうような認識をいたしてござい
ます。また、本市においては国指定文化財でございます名勝坊津や天然記念物万之瀬川河口域
のハマボウ群及び干潟生物集落群などがございます。このような貴重な資源保護に努め、自然
遺産として広くPRして参りたいと、こういうふうに考えております。さらに特定地域元気お
こ し 事 業 に ソ フ ト 事 業 で ご ざ い ま す 自 然 を 紹 介 す る と と も に 、 と る ぱ 226整 備 構 想 に よ る 南 さ
つま海道八景など新たな自然景観を活かした事業に取り組むなど地域住民の協力や意見なども
踏まえながら事業を推進して参りたいと思っております。なお、また、本市の豊かな自然や多
くの歴史的な遺産など美しい景観を市民の共有財産として保全して積極的に活用するために景
観計画の策定に向けた調査検討も実施することになっており、「人と自然が共生する環境にや
さしいまちづくり」の推進に努めて参りたいと、斯様に考えておるところでございます。
〇16番議員(園田
豊)
旧町の活性化対策についてはこれで終わらせていただきたいと思い
ますけれども、合併後ですね合併前としますと旧加世田市という市街地を有して生活環境の整っ
た地域がですね身近に感じるようになったというのは私だけではないと思います。ただそのこ
と に よ っ て で す ね 周 辺 部 の 多 く の 旧 4町 が で す ね 衰 退 し 、 ま た 、 人 口 減 に 拍 車 が か か る よ う な
ですね部分があっては、これはふるさと、先ほども申しましたとおり、ふるさとを愛するとい
う気持ちからしますと若干ですね寂しい思いもする部分がありますので、この部分にはやはり
大きなやはり光を当ててもらいたいということを申し添えましてこの件につきましては終わら
させていただきたいと思います。
そ れ で は 、 2点 目 の 水 産 業 対 策 に つ い て お 伺 い し た い と 思 い ま す 。 本 市 の 場 合 は 、 南 さ つ ま
市 は 沿 岸 距 離 が 155キ ロ あ り ま し て 、 155キ ロ 以 上 で す ね あ る わ け で す 。 県 内 、 本 土 で も 一 番
長い海岸線を有するまちでもあります。本市としても一次産業を振興していく中でですね今後
農林水産業の生き残りへの道を行政としていかに支援していくかということが、これは大きな
課題でもあるんではないかと思っております。諸課題についてですねこういうような一次産業
- 104 -
のですね対応・対策が予算化されて実行されているわけです。そして、また、総合振興計画、
実施計画の中でですね計画化されて進められているわけでありますけれども、旧来農業も作り、
それから育てること。育て、漁業にしましても捕って、養殖とかありまして育てるという部分
というのが本分であったような感じでありますけれども、そういう部分もなきにしもあらずだっ
たんじゃないかなと思っているわけです。やはりこれからは、今までもそうでありましたけれ
ども、消費者のニーズに合ってやはり売ること。いかにして消費者のニーズに応えられる品物
を提供できるのかということへのやはり移行というのも今以上に進めなければならないと思う
わけです。そうした中でですね農業にしましても、水産業しましてもですね、一番のこれは、
それだけとは限りませんけれども、自らが自らの品物に値段を付けられないというのが市場原
理の中で大きくそのウェイトを占めております。ですから、自分が作った物は市場に出して、
その日の夕方は分かりますけれども、自分が出した物が自分で値段を決められないという何か
こう、豊作貧乏、豊漁貧乏、何かそういうような部分、言葉等もあります。ですから、自分で
値段を決められるようなですね一次産業のやはり振興というのも、今もやっていらっしゃるわ
けですけれども、ただ市場原理主義の中でですね出してみて初めて価格が付くというような現
在のこの流通形態の中でですね、それには今も直接販売とか、加工とかしながら付加価値を付
けてですね販売するわけですけれども、そうした中でですね本日は水産業の対策の振興という
意味合いからお伺いしたいと思いますが、南さつま市には五つの漁協が今あります。現在です
ね 、 今 申 し 上 げ ま し た 部 分 か ら い き ま す と 、 水 産 加 工 施 設 が 笠 沙 の 方 に も ご ざ い ま す し 、 1箇
所 で す ね 。 1箇 所 は 今 、 保 健 所 の 許 可 を 取 り な が ら や っ て ら っ し ゃ る わ け で す け れ ど も 、 今 の
この現況とですね今後のそういうような整備的な部分を含めてですね、それともう一つは、五
つの漁協がですね、これはもう民間の、民間と申しますか、組合の自営事業の中で行っている
わけですけれども、行政として支援でき得る範囲内でですね一本化したようなそういうような
加工施設的なですねことを考える余地はないものかどうなのか。あるからこそ総合振興計画の
中にも明記されておりますから、水産業振興の部分でですね。ですから、この辺についてまず
どのようなお考えをお持ちであるのかお伺いしたいと思います。
〇産業振興部長(上野哲郎)
水産加工施設といたしましては、現在、議員おっしゃいましたよ
うに、野間池に設置しまして南さつま漁協が運営管理をしているところでございます。ヒゲナ
ガエビを中心といたしまして地場に水揚げされますメヒカリ、アイゴ、キビナゴ、ミズイカな
どを加工品として製造販売に取り組んでおります。一方、笠沙町漁協におきましては漁民研修
施設内の調理研修施設を活用いたしまして水産物の加工品開発を行うこととしてございます。
真空包装機や急速冷凍施設の導入を進めてきたところでございますけども、この漁協におきま
しては加工・流通形態の変化に対応できる水産加工施設の新設を検討している状況でございま
す。内臓抜きの一次加工から練り製品を含みます高度処理加工まで視野に入れた加工処理につ
きまして県の水産技術開発センターの指導も受けながら研究を進めているところでございます。
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市 内 の 漁 協 が 一 つ に な っ た 、 5漁 協 が 一 つ に な っ た ら と い う よ う な こ と で ご ざ い ま す け ど も 、
そ れ ぞ れ の 漁 協 が 1箇 所 の 施 設 を 利 用 し て 加 工 品 を 製 造 す る こ と は 、 加 工 従 事 者 や 通 勤 、 原 料
運搬などで非常に不便ではなかろうかというふうに思っています。利用方法の調整も難しいん
ではないかというような現在考え方を持っております。ただ主体となります漁協がほかの水産
物 を 集 め て 1箇 所 で 収 集 を し て 加 工 処 理 し 、 有 利 販 売 を 進 め る こ と は 、 原 料 の 安 定 確 保 や 魚 価
向上対策に極めて有効と考えられます。漁協が一つになりまして連携を大いに深めていく必要
があるというふうに考えております。地域特有の水産加工品の開発につきましてはこれまでも
漁協と一体となって取り組んでおりますけども、一部商品を除いてはもう定着をしていない状
況もございます。これらをさらに研究をして参りたいというふうに思っております。
〇16番議員(園田
豊)
今ですね、先週お伺いしましたんですけれども、多分御存じだろう
と思いますけれども、今、坊津町の方でブリの飼付けをなさっていらっしゃいまして、実際今
安 値 で 取 引 さ れ て い る と い う こ と で で す ね 、 値 段 を 聴 き ま し て 、 1本 が 1,000円 ち ょ っ と ぐ ら
いなのかなあというような、キロ換算でいきますとですね。そういうような状況であります。
そうした中でですね天然ブリがこんだけの価値しかないのかなあというような部分もありまし
て、だから、そういう部分を含めた中でですね何らかの形でそういうような加工とか、ただ加
工も一次加工、二次加工、三次加工といろいろあるだろうと思います。ただ加工してそのミリ
ン漬けじゃなくて、消費者の食卓にポンと乗るぐらいのですね、もうそこまで今、客のニーズ
はきているんじゃないかなあと、消費者のですね。だから、そういう部分を含めた中でのです
ね、ただ加工していろんなのを付けるというんじゃなくして、開いただけでもいい。そういう
施設がないというのがですね、今、らっきょうにしましても皮をむいてこう、何と言うんです
かね、ちゃんと乾燥してするような施設が、大規模な、事業主体が農協等だったですけれども
ね、そういうような部分を含めてですけれども、ただ、今、部長の方からもお伺いしましたけ
れども、行政としてもですね加工施設の必要性というのが、今聴いた範囲内でですねどれだけ
認識があるんだろうかなあという部分で今お伺いしました。ですから、本来その辺のですね漁
協、漁民の方々とのですね話す場というのがもう少しあって、本当にこの施設の必要性という
のが定まれば方向性も決まってくるんだろうなと思うわけです。必要だからこそ振興計画にも
載されたんだろうと思っております。そうした中でですね、今回、これは一つですけれども、
こういうようなですね施設を、これは現実的なことを申しますけれども、種子島の補助事業対
象物件などにこういうような施設というのがですねなるものなのかどうなのかですね。それと、
それから、次の質問の中でですねお伺いしたいと思いますけれども、水産加工品のですね南さ
つまブランドの開発と申しますか、そういうようなものに対する行政の支援策というのをどの
ようにお考えであるのかですね。とかく私どもはですね商品を選ぶ時にですねどこんメーカー
なんだろうかと、電化製品にしましても、食料品にしましても。なぜかと言えば、安心して買
えるという一面を持っていると思うんですよ、このブランドというか、名前というのは。です
- 106 -
か ら 、 前 回 、 先 ほ ど も 申 し ま し た 。 8月 に 行 き ま し た 静 岡 県 の 沼 津 の 方 で 話 、 沼 津 じ ゃ な い 。
富士宮でお伺いしましたんですけれども、その地名が、言えば南さつまという地名がブランド
化されているようなもので、だから、地名のブランド化、結局あれと一緒だろうと思うんです
よ、メーカーのブランドと一緒でですね。ですから、南さつまブランドの中のそういうような
水産加工品とかですね、そういうようなですねこの南さつまブランドの開発という部分に対す
るですね先ほど申しました取組みというのをですね今後行政と、でき得るものはあるだろうと
思うんですよ。いろんなパッケージにしても何でも、行政しか考えられないようなそういうよ
うな補助的な部分とかいろいろある中でですねいかにお考えであるのかお伺いしたいと思いま
す。
〇産業振興部長(上野哲郎)
施設を造る場合にどういう補助があるかと、種子島が使えるかと
いうようなことでございますけども、私どもとしては漁協の方で、漁民といいますか、含めて
加工施設、そういう物が必要であるということであれば、補助とか、そういうものについては
考えていきたいと思っておりますが、今の現在設置されて、市が設置して、指定管理で使って
いただいておりますが、利用率といいますか、その辺については若干当初目的までの利用数に
達していない状況だというふうに認識しております。ただ漁協が一つになりましてそういう一
つ、何といいますか、そういう物を造っていくんだよというようなことが、長期的にしていく
んだよというようなことが分かれば、そういう補助というものは検討をして参りたいというふ
うに思っています。それから、南さつまブランドの開発の関係でございますけども、現在、県
の水産技術開発センターの指導を受けながら、塩ブリやエビ、魚を原料とします魚醤油ですね、
この試作などを行っているところでございます。今後もさらに関係機関との連携を図りながら
ブランド開発に取り組みたいとは思っておりますが、ブランドとなりますには、加世田かぼちゃ
でも御案内かと思いますが、そのブランドという名前、認定になるまでには相当数の年限ある
いは利用的なものも制限を受けてくるというふうに思っております。県の方のいろんなブラン
ドがございますけども、養殖のブリしかないというのもそのようなことからの指定がされてな
いんではないかというふうに思っています。ただ所得を上げるとか、そういう部分についての
開発という形であれば、それはしていきますが、ブランドというのは誰がどういうふうにブラ
ンドという判断するかですね。いわゆる一般的に言われているブランドという名前、そこまで
いくには相当数の努力と、これは行政だけでなくて、漁民の皆さんも含めてですけども、それ
が必要ではないかというふうに思っています。以上でございます。
〇16番議員(園田
豊)
行政としましてもですねそういうような関係機関と連携を図りなが
らですね努力していただきたいと思います。若い女性もそうですけれども、やはりブランドと
いう言葉にはですね何かこう買いたいという強い意識がですね生まれてくるということでです
ね、実は、今、消費者の意識の中でですね、これはもう統計の中で出てきているんですけれど
も 、 こ の 魚 に 関 し て は で す ね 大 体 80、 8割 方 ぐ ら い で す ね の 方 が や は り 国 産 の 魚 を 食 べ た い と
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いう意識調査の結果が出ております。その中で今、魚の自給率というのが、多いようでありま
す け れ ど も 、 40パ ー セ ン ト に 満 た な い 。 農 業 の 自 給 率 は よ う 出 ま す け れ ど も 、 魚 の 場 合 が 大 体
39パ ー セ ン ト ぐ ら い で す ね 昨 年 ぐ ら い で で す ね 。 そ れ ぐ ら い し か な い 状 況 で あ り ま す 。 た だ で
すねこれは面白い現象がありましてですね、笠沙で捕れた魚が加世田のスーパーで売ってるわ
けですよね。そのスーパーに観光バスが停まりおったらしいんですよ、これは現実として。な
ぜかと言ったら、笠沙の魚がそこにあるという噂が何か広まったみたいでですね。今、秋目と
か、そういう所の魚も来てますから、ただその地名の安心ブランドというのがあるんでしょう
ね。新しいというイメージがあるんでしょうね。それで観光バスとか、それから市内のバスで
すね、それがスーパーに停まりおって、最初は何なんだろうかなあと思いおったら、その魚を
買いに来る人がそこに寄りおったという事実があるわけです。だから、今までその、前もお話
ししましたけれども、野菜は値段、魚は鮮度、肉は品質と言われましたけれども、やはりそう
いう部分もありますけれども、今後は高くてもやはりいい物は売れる。安心・安全という言葉
が近頃盛んに、今日の新聞でもそうだったですけれども、安心、安全で安心な物を食するとい
う部分にはですねある程度の理解した金額というのはですね上積みしてもできるような何か現
在の状況もあるんじゃないかなというふうに思っておりますので、そういう部分はやはり連携
を図りながら進めていただきたいと思います。
それでは、最後のこの小浦港の浚渫についてお伺いをしたいと思いますけれども、この小浦
港の浚渫につきましてはですね以前も一般質問をしたことがあるわけですけれども、今現在で
すね港湾の港入口と湾内にですね相当数の砂が堆積いたしております。そうした中でですね、
後ほど同僚議員の方も質問もあると思いますけれども、船の出入港にも大変支障を来している
と い う の が 、 こ れ は も う 現 実 で あ り ま す 。 旧 笠 沙 町 時 代 も で す ね 、 平 成 6年 、 17年 で す か ね 、
予算を投じてやってるわけですけれども、なかなか抜本的な対策というところまでは至ってい
ないというのが現状であります。特にもう最近はもうこの砂の堆積が、干潮時にしましても、
満潮時でもそうですけれども、せり上がってきているような状態でですね、小型船でも出入港
が船外機でもできないという状況がありまして、今後ですね、あそこで漁業を主としてですね
経営をしてらっしゃる、営んでいらっしゃる方がですねもう生活していく上でですねもうほん
と今後、このままだともう漁業を続けることができないと。漁業を続けることができないとい
うことは、もう納税の義務も本当に果たせなくなるような状況下まで今、現実問題として追い
込まれているのが現状なんです。また、市の担当とすれば市の担当のやはり見方というのもあ
るだろうと思うんです、情勢分析というのはですね。その部分についてはお話いただければと
思いますけれども、そうした中でですね時化、これから冬時期を迎えまして時化の時にですね
入港ができなくなることもあるわけですよね、干潮に重なった時に。そしたら満潮待ちみたい
な感で沖停まりをしなければいけないという状況等も発生してきていると思うわけです。こう
したようなことを踏まえてですね早急な対応並びにこの整備というのをば現状を含めた中でで
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すねどのように捉えていらっしゃるものかまずお伺いをしたいと思います。
〇建設部長(山下和隆)
小浦港の現状につきましては、今、議員おっしゃるとおり、そのまま
だというふうには認識しております。干潮時においては船の航行に支障を来すほど港の出入口
付近及び湾内に海砂が堆積をしております。さらに、また、現在も海砂の堆積が進んでいる状
況ということで、ただ今申されましたとおり、港を利用されておられる漁業者の方々にも不便
をお掛けしている状態でございますし、また、危機感さえ見える状況であると。このようなこ
とから何らかの対策が必要というふうに認識をしているところでございます。
〇16番議員(園田
豊)
こ れ は 平 成 18年 の 9月 議 会 で 同 じ 質 問 を し て い る わ け で す 。 そ の 時
の答弁でもですね「いろんな調査をしながらですね進めていきたい。」ということであったわ
けですから、調査はそれなりになさったんだろうとは思いますけれども、ただですね現状がも
う一番もう部長なんかも現地を見られてよくお分かりのことだと思いますけれども、今まで以
上、前あった以上のことをばですね望むとなりますと、それなりの海のことですから予算も多
額になりますけれどもですね、自然現象の中で堆積してきたわけですから、完成時のですね出
入港がもう最低限できるようなですね航路の確保という部分をですね早急に対応という部分に
ついてですねどういうお考えをお持ちであるのかですね。それとですね取っても埋まるという
そ れ は 地 理 的 要 因 も あ る と 思 う わ け で す け れ ど も 、 そ う し た 中 で で す ね 最 大 干 潮 時 は も う 0メ ー
トルやわけですけれども、こういうようなですね、航路ですから、海の道ですから、道路、今
現在、家で言いますと車庫から車を出すことができない状況なんです。ですから、こういうの
は航路の災害補償という部分で、補助対象という、災害補償じゃございませんでした。災害の
で す ね 補 助 対 象 と い う よ う な で す ね 、 1回 航 路 を 新 設 し た 場 合 に で す ね 、 そ の よ う な 部 分 と い
うのはですね考えられないものかについてお伺いしたいと思います。
〇建設部長(山下和隆)
ただ今申し上げましたが、現状として海砂が堆積しておりまして航路
において危険な状態でございますので、当面緊急的な対策についてはなるべく早い段階で取り
組んでいかなければならないと認識をしております。具体的に災害復旧事業での取組み内容に
ついて御質問ございましたが、今この災害復旧事業での対処、これにつきましては市の単独事
業によります航路、それから泊地の海砂の浚渫を行った後、その後大雨、台風等一定要件を満
たす災害に起因する航路等への土砂等の堆積について災害復旧が対象となると、こういう制度
の仕組みでございます。ただこれにつきましては災害復旧事業での取組みとしては、市の単独
事業によります航路確保浚渫が必要でございますが、これには数億の土砂排除費が必要という
認識で考えております。ただ災害復旧とするためには、これまで浚渫土砂の成分調査等を行っ
て、漁協関係者の同意を添えて海上保安庁に作業届出書、こういうものを提出しておりました
が 、 平 成 19年 4月 に 海 洋 汚 染 等 及 び 海 上 災 害 の 防 止 に 関 す る 法 律 、 こ の 分 が 改 正 さ れ て 施 行 さ
れておりまして、海上投入を行う場合には、環境大臣に対して許可申請手続を行い、許可を得
た上で海上保安庁に排出確認の申請を行うということで、非常にその環境行政に対する内容が
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厳 し く な っ て お り ま す 。 現 在 、 県 内 で も そ の よ う な 状 況 下 か ら 徳 之 島 に あ る 1港 で そ う い う 手
続を今しておると聴いておるところでございますが、これにつきましては海洋投棄のほかに砂
の成分性質調査ですとか、陸上の排土を行うことはできないかと、こういう様々な条件下で、
なかなかそのクリアには相当数の時間を要するというふうに聴いているところでございます。
以上でございます。
〇16番議員(園田
豊)
今、部長の方から御答弁もありましたけれども、航路の確保につい
てはですね早急にやらなければならないという認識はしているということでありますから、で
きるだけ早い実行という部分にですね移していただけるようにお願いをしたいと思います。今、
部 長 の 方 も 申 さ れ ま し た と お り 、 平 成 17年 ま で は 保 安 庁 の 許 認 可 業 務 、 そ し て 、 ま た 、 19年 の
4月 か ら は 環 境 省 の 大 臣 認 可 が 要 る と い う よ う な 部 分 も 認 識 し た 中 で の 質 問 で あ り ま す け れ ど
も、なかなか海の中のことですから、今後そういうのをやるとなりますとやはり深浅的な部分
のですね調査とかいうのも出てくるだろうと思いますが、最後にですね南さつま市内にですね、
今、小浦港を現状として今お話を申し上げましたけれども、漁船をですね有するですね砂の堆
積により干潮時を含めてですね出入港が不可能となるような港というのがですねどれだけある
というふうに調査をしていらっしゃるものかお伺いをして私の質問を終わらさせていただきた
いと思いますが、私の住んでおります玉林校区という小学校校区があるわけですけれども、八
つの集落がありまして七つの港を有しております。ですから、そういうような船がいる港をで
すね換算したら相当数やはり今後ですねこういうような部分というのはですね出てくるんじゃ
ないかなあということを申し添えましてですね私の質問を終わらさしていただきたいと思いま
す。ありがとうございました。
〇建設部長(山下和隆)
砂の堆積による船の航行が不可能になる施設、こういうのの想定でご
ざいますが、県の管理漁港、県にもお尋ねをしながらお聴きをしたところでございますが、定
期的な浚渫工事を行っている漁港を除いて、今後何も対策をとらないと仮定した場合の現段階
で想定されるこの船の航行不能漁港につきましては、小湊漁港、小浦港、さらに一部新川港の
3港 と い う ふ う に 推 定 を し て い る と こ ろ で ご ざ い ま す 。
〇企画政策部長(山口力三)
それでは、午前中の室屋議員から質問のございました内容につき
まして答弁漏れ、答弁誤りがございましたので、再度答弁を申し上げたいと思います。まず 1
点 目 の 木 花 館 の ソ バ 打 ち 体 験 使 用 料 で ご ざ い ま す 。 こ れ に つ き ま し て は 本 年 の 5月 1日 か ら 材
料等の高騰を加味したということで、私どもに事前協議もなく、また、正規な手続もしないま
まに料金の改定を行っていたようでございます。これについては本日以降正規な料金に、元に
返 す と と も に 、 5月 か ら 利 用 い た だ い た 36名 に 対 し ま し て は 超 過 料 金 分 を 返 還 す る と い う こ と
で指導をしたところでございます。次に、株式会社いなほ館の役員に伴う登記手続でございま
す け れ ど も 、 こ れ に つ き ま し て は 本 年 の 7月 11日 に 臨 時 株 主 総 会 で 役 員 改 選 に 伴 う 承 認 を い た
だいたところでございますが、その以降本日まで手続がなされておりませんでした。このよう
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なことから株式会社いなほ館に対しまして本日手続をするように指導をしたところでございま
す。次に、答弁の中で経営改善会議のメンバーについて私は「社長以下各取締役」ということ
で御答弁申し上げましたけれども、これにつきましては集中改革プランのプロジェクトチーム
の 編 成 が ご ざ い ま す が 、 こ の 中 で 経 営 改 善 会 議 に つ い て は 、 各 施 設 の 総 支 配 人 、 館 長 の 3名 と 、
それと第三セクターを担当します企画政策部長、新産業創造室長並びに担当主査、それと笠沙
支 所 の 産 業 建 設 課 の 課 長 と い う こ と で 合 計 8名 で 経 営 改 善 会 議 を 編 成 し て お り ま し た の で 、 お
詫びし、訂正をお願いしたいと思います。誠に申し訳ございませんでした。
〇議長(石井博美)
次に、清水春男議員の発言を許可します。
[清水春男議員
〇2番議員(清水春男)
一般質問席]
午後
1時38分
国政では、福田首相が安倍首相に続いて臨時国会を前にして政権を投
げ出すという首相辞任が起きました。自民・公明政府が、国民には負担を押しつけながら、大
企 業 、 資 産 家 に は 優 遇 税 制 を 続 け 、 軍 事 費 は 5兆 円 も 近 い 規 模 で 維 持 を し て い ま す 。 現 在 、 貧
困と格差が広がっている中、国民が苦労して納めた税金の使い道を国民の暮らしを守るために
使うべき、政府に代えることが今こそ必要になっているのではないでしょうか。私は日本共産
党の議員として国の悪政から市民の暮らしを守るために若者が住める活力ある地域づくりをテー
マに通告順に従い質問をいたします。
ま ず 1番 目 が 国 保 税 引 下 げ に つ い て 質 問 し ま す 。 坊 津 地 区 の 国 保 加 入 者 か ら 「 国 保 税 が 高 く
て大変だ。引き下げてほしい。」という声が寄せられました。坊津地区は来年度も国保税が引
き上げられることになっています。国保加入者の負担は今でも大変です。国保税を引き下げる
べきと考えるが、その考えはないか。まずお願いします。
〇総務部長(柴田達朗)
国保税の引下げについてその考えはないかということでございますが、
本市におきます医療費の動向につきましては年々上昇をする傾向にございます。他の団体との
比較におきましても特に医療費が高い地域となっていることから、これに要する財源としての
国保税の確保につきましては国保の運営上大きな課題となっているところでございます。国保
税で賄い切れない医療につきましては、当初予算ベースでは基金からの取崩しによって賄う状
況が続いております。依然として厳しい国保運営状況が続いているところでございます。国民
健 康 保 険 税 の 税 率 に つ き ま し て は 、 従 来 の 医 療 分 、 介 護 分 、 40歳 か ら 74歳 に 加 え ま し て 、 平 成
20年 4月 か ら ス タ ー ト を い た し ま し た 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 に 対 す る 支 援 分 が 新 た に 加 わ り 、 平
成 20年 度 の 課 税 に 当 た っ て は 、 新 し い 税 率 を そ れ ぞ れ 設 定 を し 、 年 間 の 保 険 料 を 算 定 を し て い
るところでございます。税率の算定に当たりましては、支援分の創設によって新たな税負担が
発生しないよう、従来の医療分の税率を新制度下での医療分と支援分に按分した形で設定をし
たところでございます。算定の結果、高額となったということでこの保険税に対する不満の声
というものも聴くところでございますが、先ほども申し上げましたとおり、この保険税の確保
というものは国保の運営上非常に重要な課題でもございます。そういったことから保険税につ
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きましては妥当な額であるというふうな考えを持っているところでございまして、そういうこ
とから現段階でこの保険税の引下げをするということは考えていないところでございます。
〇2番議員(清水春男)
部長の方からは妥当な額だということで、医療費が増えているから仕
方ないという部分があると。ほんと本市の場合には高齢化率も低くありません。そうするとや
はり医療費が嵩むというのはあるでしょうけれども、しかし、私は国保の加入者というのが、
もういつも言っていますが、農業者や漁業者、そして商売をされている方、収入が安定してい
な い 人 た ち が 多 い わ け で す よ ね 。 そ う い う 中 で 、 今 回 、 決 算 の 中 で も で す よ 不 納 欠 損 額 が 635
万 1,036万 7,000円 も 出 て い る と 。 そ し て 収 入 未 収 で す か 、 こ の 額 も 1億 4,711万 3,061円 、
これだけ出てると。やはりそういう点でいけばですねやはり、妥当な額だと言っても、現実的
には払いたくても払えない額になっているというふうに私は認識をするんですね。ですから、
そういう点でいけばやはり国保税を引下げをしていくというのはやっぱり必要なことではない
のかなというふうに私は考えるんですが、その点ぜひ答弁をお願いします。
〇市長(川野信男)
保険制度についてはもう十分お分かりと思います。掛かった医療費を国・
県など、いわゆる公費で負担する分がございます。残りについては加入者の保険税で賄うと、
こういうシステムでございます。医療費が高くなればなるほど国費も必要でございますし、県
費も必要、増えて参ります。また、保険者が支払いする保険税も高くなる。こういうことでご
ざいます。おっしゃるとおり、未払分があるじゃないと。しかし、その分を誰が一体それじゃ
あ負担するのかということになると思います。国保に関係してない人たちの税金で負担すると、
こういうことが妥当なやり方なのかどうかということでございます。そのような未収の分も仮
にあるといたしましても、含めて加入する保険者で、やはり互助組織でありますから、そうい
うような運営をすると、こういうようなのがこの制度の私は趣旨じゃなかろうかと、こういう
ふうに思っております。ただ国保加入者の支払いをしたお金、これはもう全く公的なお金でご
ざいますから、運用についてはもう最善の注意を払いながら、無駄がないような運営というも
のはきちっとしなければならない。こういうふうな認識もいたしてございます。
〇2番議員(清水春男)
運用の面でいけばほんと慎重にやっていただくというのは、それはも
う当たり前のことですよね。そこでほんと、私はもう坊津地区から来た議員として、さっきも
言いましたが、やはり来年度まで言えば引き上げられると。しかし、このことをですねいろん
な人とお話をした時に、やはり坊津地域の人だけでなくて、市内全域からのやっぱり声を聴く
んですね、「国保税が高い。」という声はですね。今、私は市民の皆さんにアンケートをお願い
をして取っているんですけれども、その中にもですねやはり「国保税が高くて大変だと。払い
たいけれども、払えない。」という声が切実としてあるのは事実です。ですから、あえてこう
いう、この質問をですねしてるところです。ですから、やはり、ほんとこの点でやはり払い得
る、払うためにいろんな施策を担当の方々も一生懸命努力はされているというふうには思うん
だけれども、しかし、やはり一番は、さっきも言ったやっぱりある面払いたいけれども、払え
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ないという部分があるもんだから、滞納をやはり言えば積もっていって、結果的には不納欠損
という形で落とさざるを得ないという結果になると。だから、今、市長が言われるように、ほ
んとこれはもう市民の皆様、加入者の相互でやってるんだというのは私も十分分かってるんだ
けれども、しかし、今言ったような加入者の方々が、今これは国が作った介護、言えば皆保険
という、国民全員が医療を受けられるという制度として、社会保険と違って、国保という自営
業者の方々のための制度として作ったもんですよね。そういう点でいけば、私はやはりそうい
う点でぜひこれは国に対しても、国の交付税というか、言えば負担率を減らしてきたと、もう
一理市が大変な要因になってるというのもあるし、この点ではぜひ市長としても国に対しても
強く声を上げてほしいという思いをするんですが、その点どうでしょう。
〇市長(川野信男)
公費で負担する分についてはできるだけアップしてほしいと、これはもう
従来からも言っておるところでございます。しかし、また、一方、公費といわゆる加入者がど
ういうような負担をするかということについてはいろんな考え方もあるだろうと思いますが、
一方においてその公費負担を増やすということは国保加入者以外の皆さんも国保の分を負担し
なければならないということで、そういう人たちの御理解が得られるのかどうか。こういうこ
とも私は一つあると思います。そいじゃあ保険料が高いから医療費を安くする施策をとってい
いのかということになると、これはまた問題でございます。それから未収入の部分があるとい
うようなことでございましたけれども、国保税のいわゆる何といいましょうか、税の負担につ
いては公平にやっておるんです。特定の人を不公平扱いしておるわけじゃありません。これだ
けの所得がある人はこういうような額になりますよと。その中で未払いがあるかどうかという
ことについては、これは今その何といいましょうか、支払いができないから支払いをしなかっ
たということだけではないんだと、こういうこともお互いに理解をしておいていただきたいと
思います。それから、坊津については今年も、来年も上がるじゃないか。これは坊津が上がる
わけじゃないんです。もともと坊津については下がっておったから、それを揃えるための措置
を、しかも年次的にやった話でございますので、そのことは誤解のないようにぜひ坊津の町民
の皆さんにも十分御説明をいただきたいと思います。坊津だけを特別に値上げをするとか、そ
ういうようなことをいたしておるわけではございません。逆に言いますと今まで坊津だけは特
別安かったわけです。ほかの所から言うと不公平だという声だってないわけではありませんの
で、このことは間違いなく、ぜひ地域の皆さんにもお話をしていただきたいと思います。
〇2番議員(清水春男)
市長はそう言うけれどですね、はっきり言ってこれは合併したからそ
うなったんですよね、もう言えば。合併をしなければ結果、それがそのまま続けられるという
のはまた分かりませんよ。だけど、結果的には合併協議会の中でそういう話し合いで決まって
今やってるというのはもう事実ですよね。だから、そういう点は、私はですね、何かこう坊津
だけが安かったからどうこうというのと、今言われる特別坊津が安かった。それはもう平均と
して合併する前はそうなってたというのはもう事実ですから、それはもう否定はしません。だ
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からといって現実的には上がっているのはもう事実ですから、そこの坊津地域の方々の国保税
に対する認識が高いというのは、もう私は負担感が高いという意味ですから、それはそうだと
思 っ て い ま す 。 そ れ か ら 、 次 い き ま す が 、 国 保 基 金 が で す ね 3億 8,048万 5,000円 あ り ま す ね 。
だから、先ほど言った論法でいくと、言えば一般財源からの繰入れというのは難しいかもしれ
ないけれども、今度は逆に国保加入者が言えば納めた。そしてその分が貯金として貯まってる
分、それの活用というのができるんじゃないかと。だから、そういう点では活用をもう少しや
るべきだというふうに私は考えるんですけれども、その点はどうでしょう。
〇市長(川野信男)
基金を活用すればいいじゃないかという話でございますが、医療費という
のは年によってかなり変化があるんです。そういうことのために基金というのを準備をいたし
てございます。この基金の準備は大体どれぐらいを目処よと、こういうような国の指導もある
わけでございます。ある年医療費が上がった。そいじゃあ保険税を急に上げるか。そんなこと
はできませんので、そういうことのために準備をいたしてございます。一遍使いますと、それ
はもうなくなるわけでございます。今持っておる基金を含めて長期的な計画の下に国保税の算
定をいたした中で今運用をさしていただいておると、こういう状況でございます。特別な事情
によって基金を活用しなければならない事情が出てくれば別でございますけれども、通常の場
合はやはり基金はきちっと保持しておくと、こういうことが私は運営上の大変重要なことだと、
こういうふうに思っております。
〇2番議員(清水春男)
今 回 の こ の 3億 8,000万 の 基 金 の 額 と い う の は 、 言 え ば 、 今 、 市 長 が
言われましたけれど、一応ある程度は貯めとかんといかんという国の基準からするとどういう、
言えばそれがまだ足りないのか。この額では足りないのか。またそれ以上なのか。その点はど
うでしょうか。
〇保健課長(阿久根祐一)
基金の状況としましては、国の方の指導としましてはおおむねです
ね 5パ ー セ ン ト 程 度 を 基 金 と し て 積 み 立 て た 方 が 望 ま し い と い う こ と で ご ざ い ま す 。 そ れ で 基
金としましては今のところはこれで足っているということでございます。今の状況はですね、
一 般 医 療 費 、 審 査 支 払 手 数 料 、 老 人 拠 出 金 、 介 護 納 付 金 と あ り ま す が 、 こ れ の 10パ ー セ ン ト 程
度が今、基金としてあるということでございます。
〇2番議員(清水春男)
今、市長が言われましたように、基金というのも、大きな病気が突発
的に発生するかもしれない。だから、そのために積み立てないとならないというのも分かりま
す 。 し か し 、 今 言 わ れ ま し た よ う に 、 国 と し て の 指 導 は 5パ ー セ ン ト で い い ん だ と 。 し か し 、
今 、 10パ ー セ ン ト ぐ ら い の 額 と し て あ る と い う 点 で い け ば 、 少 し は そ れ に 活 用 、 引 下 げ の た め
の活用は私はできるというふうに認識するんですね。ですから、ぜひこの点はですね、やはり
国保加入者の要は加入率、いや、ごめんなさい。滞納を少しでも減らすという考えの中でいけ
ば、一方ではやっぱりそういう減らした中で負担をしてもらうというのも一理の考えですよね。
そういう点も私はあると思いますので、ぜひその点はですね研究していってほしい。私はその
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ことをまた次も勉強してこの問題をやりますが。そこであと一つ最後に聴きますが、今、南さ
つま市も減免制度条例を作ってます。この中で、私はほかのまちをちょっと勉強したんですが、
徴収猶予という条例と言うかですね、猶予をもう言えば条例の中で決めてですね、そしてこう
いう額にある人は猶予できますよという。だから、そういう点の払いやすい条件をねつくって
いるまちもあるんですよ。そういう点でいくとやはり、もう言えば基準がきたから、それはも
う、何と言うか、駄目ですよ。言えば未納の方ですよとか言って赤紙をパッとこう渡すという
ようなやり方じゃなくてですね、何かこう払いやすい、国保加入者が払いやすい状況、言えば
やり方というふうなのも私は研究をする必要があるというふうに考えるんですが、その点どう
でしょう。
〇総務部長(柴田達朗)
税の徴収の関係でございますが、条例の中で徴収猶予の基準を定めて
というようなお話でございますが、現在も納付書を発行をいたしましてから、支払い関係がど
うしても一括できないとか、そういう方については納付相談、そういったことも十分やりなが
ら、分納とか、そういうこともしておりますので、十分その中で私は納付の関係についてはで
きているんじゃないかというふうに考えております。
〇2番議員(清水春男)
今言いましたように、これまでもそのことは聴いているんですけど、
今言うように、分納の方式も言わば納付相談という形でやってると。だから、一応じゃあそれ
を相談をして、それでも駄目だったら、今度は資格証明書の発行とか、言えば期限付きとか、
そういうふうな段階にやっぱいこれまでも、これからもそういうふうな措置の仕方になるとい
うふうになるんですか。
〇税務課長(有馬安行)
納付の困難な方は、それぞれ納付相談を行いながら、その中で具体的
に分納計画を立てて納めていただく。それが困難であれば、私どもとしてはやっぱり徴収を確
保するということも必要でございますので、それぞれ短期保険証に切り替える又は資格証明書
に切り替える。こういった段階を追っております。そして最終的には強制換価といいますか、
そういったことも、差押え等も考えながら徴収の確保、そういったことに努めているところで
ございます。
〇2番議員(清水春男)
この国保税の問題という点ではですねやはり私もいろいろ自分自身も
勉強しながらですね、やっぱり今のこの国保加入者の負担感というのをですね少しでも和らげ
るために今後とも勉強してやっていきたいと思います。この問題はこれで一応終わります。
次 に 、 2番 目 の 問 題 に い き ま す 。 2番 目 が 小 ・ 中 学 校 の 再 編 に つ い て 質 問 を い た し ま す 。 今 年
の夏も校区を中心に市内各地で夏祭りが開催をされました。地域から学校がなくなることは地
域の核がなくなることであり、地域の活性化が図れるでしょうか。地域の文化芸能を振興する
ためにも学校は残すべきと考えますが、その考えはないか。お願いします。
〇教育長(出口定昭)
お答えいたします。学校再編は、南さつま市総合振興計画に基づき、子
どもたちに新しい時代にふさわしいより豊かな教育を行うという観点から推進しているもので
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ございます。今後ますます減少していく児童・生徒の現状を踏まえ、切磋琢磨しながら、たく
ましさを身につけさせたり、今回の学習指導要領の改訂により中学校においては部活動が総則
に明確な位置付けがなされたことから、バレーボールやサッカー、野球などの団体競技、文化
系としてブラスバンドや合唱など選択する機会をより拡充したりして児童・生徒の持つ可能性
を最大限に伸ばす教育を推進するために、新しい学校づくり検討委員会の中間まとめの趣旨を
尊重し、学校の教育事を低下させないように、させることがないように適正規模、適正配置に
努めることが教育委員会の責務であると考えているところでございます。また、議員御指摘の
学校の再編、今の質問で残すべきではないかというようなことでございますけれども、やはり、
先ほど申しましたとおり、適正規模、適正配置に努めることが教育の責務であるということで
ございますので、そのような方針で推進をさせていただきたいというふうに思っているところ
でございます。
〇2番議員(清水春男)
適正規模、適正配置ということで総合振に従ってやっているんだとい
うことなんですけれども、ここで一つ紹介したいんですが、「学校の統合についての通達」と
い う の が 昭 和 48年 な ん で す が 、 古 い と 言 え ば 古 い ん で す が 、 し か し 、 そ の 中 で で す ね 「 公 立 小
学校の統合について」ということで「学校統合の意義及び学校の適正規模については、学校の
規模を重視する余り無理な学校統合を行い、地域住民との間に紛争を生じたり、通学上著しく
困難を招いたりすることは避けなければならない。また、小規模学校には、教職員と児童・生
徒との人間的ふれあいや個別指導の面で小規模学校としての教育上の利点も考えられるので、
総合的に判断した場合、なお小規模学校として存在し、充実する方が好ましい場合もあること
に留意すること。通学距離及び通学時間の児童・生徒の心身に与える影響、児童・生徒の安全、
学校の教育活動の実践への配慮、影響等を十分検討し、無理のないよう配置すること。学校統
合を計画する場合には、学校の持つ地域的意義等も考えて十分に地域住民の理解と協力を得て
行うよう努めること。統合後の学校の規模が相当大きくなる場合や現に適正規模である学校に
ついてさらに統合を計画するような場合は、統合後の学校における運営上の問題や児童・生徒
への教育効果に及ぼす影響など問題点をも慎重に比較考慮して決定すること。」、こういう通達
が国の文部省の方からこれまでですね出されたという経緯もあります。そういう中で今言われ
たほんと子どもの数が減り、団体活動、スポーツ、そういうのができないという面は、私もそ
れは分かります。しかし、やはり学校の持つ役割というか、大きな意義ですよね。そこもやっ
ぱりこう考えていかないと私はいけないんじゃないのかなあというふうに思ってるところです。
ですから、ほんと、先ほども出ましたけれども、地域の限界集落の問題とか、いろんな問題が
片方ではあるわけですよね。しかし、今また地域づくりをするために校区ごとのいろんな話し
合いをしようというそういうことも一方ではやろうとしている。そういう点でいくとやっぱり
そこに学校というのが一つの核となって進めているというふうに私は考えるんですけれども、
この点、今の言えば通達を聴いた中で教育長としてどういうふうな見解を持たれるのか。その
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点をお願いします。
〇教育長(出口定昭)
新 し い 学 校 づ く り 検 討 委 員 会 で は で す ね 12ク ラ ス 以 上 18学 級 以 下 と い う
よ う な 適 正 規 模 を 出 し て い る わ け で す け れ ど も 、 11学 級 以 下 は 小 規 模 校 で ご ざ い ま し て 、 そ の
小 規 模 校 に 関 し て は そ の 言 わ れ る と お り だ と 思 い ま す 。 現 在 は で す ね 22小 学 校 が あ る 中 で 13の
学校において複式化になっていると。またいくつかは完全複式であるというような現状で極小
規模と言えるかと思います。そのような学校が存在する中で、先ほども申しましたけれども、
学校の教育機能を低下させないようにするというようなことが教育委員会の責務と申しました
けれども、そのような観点で子どもの立場に立ったですねより豊かな、新しい時代にふさわし
いより豊かな教育を推進したいという立場から学校再編を進めていきたいという立場でござい
ます。
〇2番議員(清水春男)
今言う子どもの立場ということなんですけれども、子どもへの教育へ
の影響という点では、ほんといい面もあれば、逆な面もあると思うんですよね。教育の面から
見てもやはりいい面とすれば、今言われたような集団的な学習というか、スポーツにしても団
体、言えば人数が増えるわけですからいい面もあるでしょう。しかし、今度は逆に今度は、今
は小規模だからこそ目の行き届いた学習と言うかですね、そういうのもできるし、やはりほん
と地域、学校によってほんと、ちっちゃいから学力が落ちるとか、大きいからまたそれは学力
が低いとかというのも言えないでしょうけれども、本校の場合には、鹿児島市とか、ほんと大
きな学校というのはありませんから、そういう点では南さつまの規模としてはほんと目の届く
学校が多い。言えば一番多いと言っても加世田小と言えば万世小ですか、がクラスがあるとい
うだけですから、そういう点でいけばほかの学校の子どもたちにとってみればほんと集団的な
部分が劣るというふうになるのかもしれないけれども、しかし、それは私はカバーは十分でき
るんじゃないのかなあというふうに思うんですね。そういう点で一つこの小規模校が複数校連
携をして合同授業というのをですねやってきたという経緯があるんですね。これはもう教育長
の方が一番御存じだと思いますけれども、やっぱいこのことというのは、学校が地域にとって
かけがえのない存在だからこそ学校をなくさないために今度はそういう総合的な合同授業と言
うかですね、そういうのをばやって子どものほんと学力を高めるのと同時に、集団的学習とい
うか、授業もですねそういう中でやっていこうという試みもやられてきてるんですけれども、
そういうようなのはできないのかなあと。だから、私は本市の場合、周辺部の問題、さっきも
ちょっと出ましたけれども、この周辺部の問題でどんどん人口が減っていくという面は、残念
ですが、あるんですね。そういう点を少し、それをやっぱい少しでも抑えるためにはですね、
やっぱりそこに学校があり、あることで若い人たちがそこに住むと。今度、野間池の笠沙小で
す よ ね 。 こ の 9月 か ら 、 海 の 子 留 学 で す か 、 留 学 で で す ね 2名 の 方 が 東 京 か ら 来 る と い う こ と
な ん で す よ ね 。 そ れ は 話 、 言 え ば 言 う 人 に は 、 あ あ 、 た だ 2名 な ち 。 そ ひ こ ぐ ら い 来 た ち 何 じ ゃ
い 変 わ ら ん と を と 言 う 人 も そ れ は 中 に は い る で し ょ う け れ ど も 、 し か し 、 や は り そ う い う 2名
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の方々を地域も一緒になって受け入れて少しでも子どもの数を減らさない努力をしている地域
も事実あるわけですよ。そういう点でいけば私は、そのことの方が大きな地域の活性化になる
んじゃないのかなあというふうに私は考えるんですけれども、その点、教育長どうでしょう。
〇教育長(出口定昭)
合同学習とか、そういうのはできないのかと、いくつか集まってですね。
それは確かにやっております、体育を中心にですね。小さな学校であると団体競技はできませ
んので、二つ、三つの学校が集まればそういうのもできるというようなことで確かに市内の学
校でやっている学校もございます。おっしゃいますように、小さな学校では、複式の学級を指
していると思うんですけれども、目が行き届いてどうのこうのということがありましたけれど
も 、 現 状 は で す ね 小 学 校 で は 1年 か ら 6年 ま で 単 式 6学 級 で あ る と プ ラ ス 1定 員 が 加 配 に な る
んです。その先生がですね音楽を専門に持ったり、あるいは学校の授業によっては理科を持っ
た り と い う よ う な こ と が な さ れ ま し て 、 ま た 、 大 き な 学 校 に お き ま し て は で す ね 加 配 が 3人 と
か 、 4人 と か と い う よ う な 付 く 場 合 も ご ざ い ま す 。 そ の よ う な こ と か ら で す ね 、 適 正 な 規 模 と
我 々 が 言 っ て い る の は 、 学 校 に お い て は で す ね 一 つ の 教 室 に 2人 の 先 生 が 入 っ て テ ィ ー ム テ ィ ー
チングというのを、TTと普通言っていますが、いう学校もございます。小さな学校でしか目
の届かないという学校においてはですね、先ほど言われましたけど、大きな学校におきまして
も で す ね 一 つ の ク ラ ス に 2人 の 先 生 が 付 け ば 、 一 つ の 教 室 で 2人 の 先 生 で す か ら 、 ど の よ う な
なされるかということは御理解いただけるのではないかというふうに思っております。いずれ
にしましてもこのいい面、デメリット、メリットがございますけれども、先ほど文科省の、文
部 省 の 当 時 の 40年 代 の 通 達 も 言 わ れ ま し た け れ ど も 、 十 分 そ の 辺 の こ と は 理 解 し た 上 で の 再 編
のですね進め方をやっているというつもりでございます。また、先ほど地域と一体となった特
認 校 制 度 、 山 村 留 学 で す ね 、 ク ジ ラ ・ イ ル カ で す が 、 確 か に 長 屋 小 で 現 在 1人 、 津 貫 小 で 1人 、
ク ジ ラ ・ イ ル カ が 笠 沙 小 に お い て で す ね 、 う ま く い け ば 今 年 度 中 に 3名 に な る か と い う よ う な
状況でございますけれども、いずれにしましても極小規模の解消にその留学制度が大きな効果
が期待できないと。懸命の地元のですね実行委員会の努力にもかかわらず、そのような状況で
ございまして、言わしていただければ、総生徒数のですね言わば半分ぐらいがクジラ・イルカ
の 生 徒 で あ れ ば で す ね 単 式 も 維 持 で き る ん で し ょ う が 、 1人 と か 、 2人 の 状 況 で は 焼 け 石 に 水 の
ような状況でございます。いずれにせよ地域と一体となるには、この里親制度とかですね、い
ろんな問題がありまして、市も補助をしているわけでございますけど、なかなかそれが増えな
い現状ということを御理解いただきたいというふうに思っております。
〇2番議員(清水春男)
ほんと、今、教育長が言われましたように、里親制度の難しさという
のはもうほんと分かります。だから、そういう点でいくと地域の方々の協力をもらうための努
力というのもまた一方ではしていかないとほんとそういう制度は難しいというのはあります。
ですが、やはりそういう努力を地域と、一生懸命なってやってる地域もあるわけですよね。だ
から、逆に言えばそういう所をね、やっぱりいいことをみんなでこう一緒にやって少しでも我
- 118 -
が地域を活性化させるための努力をしようやという、それこそ私は先ほどから市長が言ってい
るほんと地域づくりのね一番底の底辺になることだと私は考えるんですよ。それがないと、い
くら上の人がむらづくりを活発にせえ、せえと言たいちですね、やっぱりそこの底辺がまとま
らなければ、私はむらづくりというのは、残念だけど、できないし、限界集落というのはどん
どん増えていくというふうに思います。ですから、そういう点で私はこの問題というのはです
ね 、 ほ ん と 、 今 、 こ れ 9月 3日 の 南 日 本 の 新 聞 な ん で す け れ ど も 、 や は り 小 さ な 学 校 と 大 き な
学校とが、鹿児島の学校と、例えば、地域の学校がですね交流をして地域を越えた学校交流と
いうような記事もやっぱり載るわけですよね。それは南さつまも各学校随時やってますよ。こ
れまで載りました。ですから、そういうほんと特色ある学校づくりをやっていらっしゃるわけ
ですから、そういう点でいけば少し慎重にですね私はやるべきだというふうに思います。です
から、次いきますが、この点で一つ、小中一貫のカリキュラムがですね作成委員会の中で開催
をして研究されているんですけれども、小中一貫の今のこの話し合いの段階というか、どこま
でこう進んでいるものなのか。そして、また、ここにありますが、これは南さつま市の教育の
中での文部科学省及び県委との事務折衝ということで、やはり小中一貫をやるためにはその話
し合いを一応結論付けないことには文部省の申請というのもできないと思うんですけれども、
そういう点でいけばやっぱりそこまでいくのに大体教育委員会としては計画を作ってるはずで
すが、そういう点の計画というのはどういう形で進めようとしているのか。その点をお願いし
ます。
〇教育長(出口定昭)
小中一貫制度についてでございますけれども、予算を組んでですね文科
省との事務折衝としておりますが、文科省に問い合わせましたらですね、これが総務省から文
科省に、中央教育審議会に移すと、認可をですね。しましたらしばらく、移すことは決まった
けれども、まだ事務のですね完全な移行に至っていないと。文科省に来られてもちょっと相談
ができないというようなことでございましてですね、今、文科省の返事待ちの状況でございま
す。カリキュラムにつきましてもですねいろんなタイプがあるがゆえに研究は進めているとい
うことでございます。
〇2番議員(清水春男)
今、教育委員会とすればこの問題は大事な問題だし、一方ではほんと
子どもの数が減るということで話し合いは進めようとしてるわけですけれども、私は慎重なね
話し合いをしていただき、やっぱい焦る必要はない。先ほど私は述べましたけれども、地域住
民のやっぱりこう理解というのを得るためにも十分な話し合いを進めてほしいというのを述べ
ますし、また、やはり、私はここで残すべきだという点で言ってますが、そういう点からすれ
ばですね市長にもぜひ一言答弁をお願いしたいんですけれども、やはりむらづくり、とるぱ構
想とか、地域づくりを進める上からしても学校の果たす役割、私の住む清原校区というのはほ
んと学校を中心としてまとまってる地域だと私は自負します。そういう点からすればやっぱい
そういう地域がね至る所あることでやっぱり、子どもは少ないけれども、その中に大きな学校
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に負けない子どもを今度は育てることができるというふうに考えるんですが、市長一言お願い
します。
〇市長(川野信男)
学校再編の問題につきましては、教育委員会が中心になって将来子どもの
数がどういうふうになるのか。いろんな課題を提示をしながら、地域の皆さんと説明会を行い、
また、意見交換をしておると、これが現状でございます。私も、直接的な場合もありますし、
あるいは間接的に地域の皆さん方の声を聴く場合もたくさんございますが、よく聴きますのは、
子どもを持つ親御さん、まだ学校に子どもを就学させていない子どもさんの親御さんはこんな
ことを言う人もおりました。自分の子どもが学校に行くようになったら、私はここの場所を変
わりますよと、こういうようなお話をされました。何を言っておるかということでございます。
学校があることによって地域の活性化、これはもう当然ございます。また、学校というのは大
変重要な役割を果たしておると、こういうことも十分認識をいたしております。一方、また、
子どもの将来の教育を考えた場合にどうあるべきなんだ。小規模校のいわゆる利点もあるんだ
と 。 何 か 48年 の 大 変 古 い デ ー タ を も っ て お 話 が あ り ま し た け れ ど も 、 私 は そ の こ と は 否 定 す る
わけではありませんが、小規模校の方がいいんだったら小規模校の学校づくりを全部全国やりゃ
いいわけでございます。私は、結論としてどっちがいいんだと、どういう学校規模がいいんだ
と、こういうような答えは、これはやっぱり出すべきだと。その上で、ここでは小規模がいい
のか。大規模がいいのか。そういうような判断をしなければいけないのではなかろうかと、こ
ういうふうに思っております。教育委員会が今それぞれ意見を聴いております。最終的には当
然私判断をすると、こういうことになりますが、ただ、今、学校と地域活性化というのは関連
がございます。切っても切れない関連がございます。そこで私はこれまで申し上げております
のは、地域元気むらづくり事業、この中は小学校単位と、こういうようなことを申し上げてお
り ま す が 、 そ の 小 学 校 単 位 と い う の は 今 の 22を 前 提 と い た し て ご ざ い ま す 。 こ れ が 再 編 し た か
ら と い っ て 、 じ ゃ あ 18に し よ う か と か 、 そ ん な こ と で は ご ざ い ま せ ん 。 今 の 地 域 の 人 た ち と い
うのはもう何十年もそこに小学校単位を中心として地域生活を行ってきておりますから、これ
か ら の や は り コ ミ ュ ニ テ ィ に つ い て は 当 面 現 在 の 22の 小 学 校 単 位 を 前 提 と し た い わ ゆ る 元 気 む
ら 構 想 、 こ う い う も の を ば 進 め て い き た い と 、 こ う い う ふ う に 思 っ て お り ま す 。 さ ら に 20年 後 、
30年 後 ど う な る か と い う こ と に つ い て は 、 や は り そ の 後 の 社 会 情 勢 な ど を 踏 ま え て 検 討 す れ ば
いいことだと、こういうふうに思っております。現時点では地域元気むら事業の単位というの
は小学校、再編いたしましても今の小学校単位と、こういうようなことで進めたいというふう
に思っております。
〇2番議員(清水春男)
ほんとこの学校再編の問題でいけばですね、さっきも言いました。や
はりこれからも私自身も勉強していきたいと思います。しかし、私は基本的にはやっぱり地域
の た め に は 学 校 は 残 す べ き だ と い う ふ う な 考 え で あ り ま す 。 2番 目 の 学 校 給 食 セ ン タ ー の 枕 崎
市との統合計画も白紙に戻して合併協に沿った整備を行うべきと考えますが、その考えはない
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か。
〇教育部長(染川勝夫)
給食センターの整備の在り方につきましては、南さつま市総合振興計
画の基本構想及び基本計画を受けて効率的かつ衛生的な運営を図るための施設の再編計画を進
め て い る と こ ろ で ご ざ い ま す 。 ま た 、 枕 崎 市 と の 広 域 で の 設 置 に つ き ま し て は 、 昨 年 の 6月 議
会で御報告した上で、総合振興計画の趣旨に沿った取組みとしてこれまで両市で協議を重ねて
きているところでございます。したがいまして、枕崎市との共同設置については検討を進めて
参りたいと考えているところでございます。
〇2番議員(清水春男)
そこで一つ、事務的レベルでの話し合いはしてるわけですけれども、
まちとしての話し合いというのはまだできてないという点からすると、このことでいくとやは
り何かこう矛盾するんですね。一方でそうして一応事務的には進んでるけれども、合意ができ
なければ、これはもう白紙に戻らざるを得ないというふうになると私は理解をするんだけれど
も、そういうふうにとっていいのか。
〇市長(川野信男)
私から答弁申し上げます。まちとしてと言いますのは、首長同士では基本
方針はもうお互いに合意しておるんです。それを具体化するために今作業を進めておると、こ
ういう段階でございますので、具体化するために、じゃあやっぱり、先ほど、前に合意した内
容は実現できないということになれば別ですけれども、基本的な方針はもうお互いに合意をし
て取り交わしをしておるわけですから、覚書、これはもう基本的な方向というのは進んでおる
んだと、こういう理解をしていただきたい。それを実現するために具体的にどういう問題があ
るかというのを今話し合いをしておると、こういうことでございます。
〇2番議員(清水春男)
ちょっと私はそこは市長とちょっと違うんですが、あの覚書の趣旨か
らすると、ちょっと時間がないですから早くいきますが、要は確認書を取り交わす、言えばこ
う し て 取 っ て は い る ん で す け れ ど も 、 こ れ は 今 年 の 3月 31日 ま で に 合 意 の 話 し 合 い を す る ん だ
というので進めたわけでしょう。それが現実的にできてないわけですから、やっぱり私はこの
ことは白紙に戻すべきだと、いや、白紙になると、まとまらなければですね。そういうふうに
理解をするところです。しかし、市長との見解がそこではちょっと違ってるようですから、こ
の問題はまた後もって、また私も勉強していきたいと思います。
次 い き ま す 。 4番 目 、 農 業 ・ 漁 業 者 の 、 す い ま せ ん 。 3番 目 で し た 。 ご め ん な さ い 。 間 違 い ま
し た 。 3番 目 で す 。 こ れ で し た 。 す い ま せ ん 。 燃 油 高 騰 に 苦 し む 農 業 ・ 漁 業 者 の 経 営 支 援 に つ
いて、この問題は他の議員も質問していますが、南さつま市の主産業である農業、漁業が燃油
の高騰で経営が大変な時、南さつま市として経営を守るために燃油に対する農業者、漁業者に
直接支援をするべきと考えますが、その考えはないか。お願いします。
〇市長(川野信男)
燃油等の高騰に伴いまして農業者、漁業者あるいは一般の生活者、もうい
ろんな面で影響が出てきておるのは御案内のとおりでございます。この対策については、開会
日にも若干申し上げましたけれども、これまでも可能な限りの措置はいたしてきております。
- 121 -
さらに、また、国におきましてもいろんな議論をいたしてございます。おそらく県の方におき
ましても今回の県議会でいろいろな議論もされるだろうと思います。そうしたことなども勘案
しながら適切に対処して参りたいと、こういうふうに思っておるところでございます。
〇2番議員(清水春男)
適切に対処されるということなんですが、ほんともう実態的なお話と
しても、市長もほんと、これまで新聞とかを見ていらっしゃいますから、燃油高騰で農業者も、
漁業者も大変だというのはもう御存じのことだと思います。私の知る農家の方はですねほんと、
3反 5畝 の ハ ウ ス を 持 っ て る ん で す け れ ど も 、 去 年 、 一 昨 年 は 61円 だ っ た の が 、 85円 に な り 、
120円 に な っ た と 、 倍 も 値 上 が り し て る と 。 ほ ん と 、 来 年 の ほ ん と 申 告 は 言 え ば ど う な っ か と 、
赤字経営になるというようなもうほんと苦しい中で、そこで、今、市長は言われました。県も
やってる。国もやろうとしている。そういうときで適切なことをやろうというふうに考えると
いうことなんだけれども、農業者とすれば、やはり直接的な補償と言うかですね、補填を望ん
でるというふうに思うし、現にですね島根県の浜田市では漁船燃油に直接支援ということでこ
の 10月 か ら 1リ ッ ト ル 当 た り 2円 の で す ね 直 接 補 填 を し て る ん で す ね 。 こ れ は 、 こ こ の 場 合 に
はA重油、軽油のほんと農・漁業者ですね。また、宮城県の石巻市、ここもですね農業・漁業
者 に 対 し て 直 接 補 填 を し て ま す 。 こ れ は で す ね 石 巻 市 に 船 の 籍 を 置 く 人 に は 、 1か 月 当 た り キ
ロ リ ッ ト ル 以 上 、 1キ ロ リ ッ ト ル 以 上 の 燃 油 を 使 用 す る 漁 船 、 要 は A 重 油 及 び 軽 油 1キ ロ リ ッ
ト ル 当 た り 1,000円 、 今 年 の 8月 、 9月 か ら 来 年 の 3月 ま で 、 こ れ は で す ね 農 業 者 に は 助 成 額
は 3,000万 円 、 ご め ん な さ い 。 交 付 は こ れ は 農 業 、 協 同 組 合 と い う 形 を 通 し て 助 成 を す る こ と
になるわけですけれども、直接補填という形で実施をしてます。堺港市も同じような助成をで
すね漁民の方にやろうとしている。やはりそういう点、ここの南さつま市もやっぱり農業、漁
業というのは、先ほど漁業の問題もありましたけれども、やはり主はそういう方々ですよね。
ですから、やっぱいそういう人たちがどんどん高齢化している。若い人もいますけれども、そ
ういう点ではやっぱい若い人もなおかつやる気を持てるような経営をするためには、今のこう
いう苦しい時に市がね補填をしてほしいという考えを持ってるわけですけれども、その点ひと
つお願いします。
〇市長(川野信男)
作物ごとにどういうような影響があるかということなど私どもデータとし
て細かく分類をいたしてございます。ピーマン農家の場合はどうなんだ。畜産農家の場合はど
うなんだと、こういうようなデータも持ち合わせながら、じゃあどうしたらいいかということ
について検討をいたしておる状況でございます。全国的にもおっしゃったようなこともありま
しょうし、また、県内でも個々にはございます。これはいろんな地域の特別な事情とか、そう
いうものもあるかと思いますが、そうしたことをすべて踏まえた上で国の施策なり、県の施策、
これが出揃ってくるだろうと思いますし、また、市といたしましても今、個別的にどうするか
ということをば庁内で検討をいたしておる段階でございます。国の動向等も見極めながら、一
方においてまた原油の方が若干下がってきたというこういう状況もありますので、そうしたこ
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とも踏まえながら、どう対応するかについては、先ほど申し上げましたとおり、適切に対処し
て参りたいと、こういうふうに思います。
〇2番議員(清水春男)
ぜひですねほんと適切な処置、私はぜひ直接補填をですね強く要望し
て次に進みます。
4番 目 が 農 業 ・ 漁 業 者 の 独 身 者 の 担 い 手 対 策 に つ い て 質 問 を い た し ま す 。 こ の 問 題 は 以 前 に
も質問をしたと考えていますが、農業・漁業者の担い手はいても、配偶者に恵まれず、独身者
が多くいます。市が力を入れて独身担い手の配偶者確保対策に取り組むべきと考えますが、そ
の考えはないか。お願いします。
〇市長(川野信男)
農業者、漁業者、あるいはそれに限らないのかもしれませんけれども、若
い人たちの、若い人のいわゆる独身対策、結婚奨励対策といいましょうか、こういうことはほ
んとに今大事なことでございます。本市でも農業・漁業者に従事してる独身者の出会いの場の
提供についてどうするんだと、こういうようなお尋ねであったわけでございますが、このこと
については過去にもいろいろな形で実施された。こういう経緯ももう議員御案内のとおりでご
ざいます。若い世代の出会いの場づくり、こういうことは大変重要なことだと、こういうふう
に思っておりますが、各種の団体・機関などが開催する行事とか、イベント、こういう場所な
どで出会いの場をつくるとか、あるいは情報提供をするとか、こういうような場づくりという
ものも必要であるかと思いますが、また、本市の場合はJCが毎年「この夏最後の出会いをつ
かめ」という企画がございます。これを毎年やっております。その結果も出ておりますが、こ
れらの成果がどういうふうに表れておるのかということにもなりますが、あちこちでいろいろ
試みておりますけれども、なかなかそれらしい効果が出ていないというのも実態でございます。
これについてはやっぱり大変大事なことは、若者が一体何を考えておるのか。将来結婚に対す
るどういう認識・意識を持っておるのかということが根本的にあるだろうと、こういうふうに
思いますし、また、こうしたことをば一地方の自治体だけでやれるものなのか。また、やった
方が効果的なのかどうか。県の方でもいろいろやっておるようでございます。県の効果が出る
ように私どもも協力をいたしますし、また、そうした過程の中で市町村単位でやれるものがあ
れば、これは積極的に私はやっていきたいと、こういうふうに思っております。なかなか名案
がないというのが実態でございます。おそらく皆さんの中にも子どもさんを持っていらっしゃ
る親御さんいらっしゃると思いますが、自分の子どもの結婚についてもなかなか、おい、早く
結婚しろと、こういうようなことを言ったって、なかなかそれが効果として表れてこない。何
だということは大変難しい問題でございますが、これはもうぜひみんなで考えていただきたい
と思います。
〇2番議員(清水春男)
この問題ほんと難しい問題であります。これはほんと一市がして成果
が即上がるというもんではないかもしれません。しかしですね、これも南日本の新聞に載った
記事です。これは日置市がですね「独身担い手集まれ、女性と出会いの場」ということでやろ
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うとしています。私もちょっと日置市の方に勉強に行きました。そしてそこではですね日置市
担い手農家結婚支援協議会設置というような、言えばそういう協議会をつくってですね、やは
り農業委員会とか、女性の団体とか、農業者の団体、また、漁業者の団体、若い人からそうい
う各団体の方々を集めたですね協議会をつくって、そこでこの話し合いをしようと。そしてこ
のチラシもいただいてきたんですけれども、「ふれあい交流会、女性参加者募集」というこれ
をですね天文館で職員の皆さんが配ると。また、農業委員の皆さんにも協力してもらおうとい
うことまでやっています。だから、これをやったから即成果が上がるというのは分かりません
けれども、しかし、やっぱり今のこういう、さっきからいろんな問題が出てる。そういう地域
の、周辺部の地域の活性化を図る上からもこのことはやっぱりこう私はぜひ行政がね主導権を
握った形でやるというのも必要ではないかなと。そして、また、JCの話をされました。JC
の話ではですね、ほんと商工会の方々が各市民の皆さんにこうお話をしていらっしゃるという
のは分かるんだ、いや、話も前も聴きましたし、現実、だけど、そういうのがうまくこう届い
てない部分もありました。これは私も何人かの方に聴いたんですが、農業者の方とか、漁民の
皆さんに聴いたんですが、直接それがこう聴かれてないという部分もありました。だから、そ
れはもう聴いてないのが悪いというのもあるかもしれない。しかし、また、いろいろあります
から、条件がですね。それはどうこうというのは、そこまでは言いませんけれども。ですから、
いろんな団体がそうして協力をするということも大事ですし、しかし、やはりみんながこうい
うことをやるということで力を上げてほしいと思うんですが。その一つで、先ほど市長も言わ
れました。これまで各種まちが、坊津町でもありました。結婚祝金だとか、出産祝金、また、
就農奨励金とかいうそういう制度もあったわけですけれども、今、合併してまだ今んところは
それが施行していません。だから、そういう点もねぜひ私はある面考えていかないと、一方で
はそういうのもやりながら、またそういうのも手立てをしていくということも私は考えていい
と思うんですが、その点、市長どうでしょう。
〇市長(川野信男)
出会いの場をどういうふうにしてつくるか。非常に、工夫といいましょう
か、やり方についてはいろんな工夫もされております。それなりの成功した例もあると思いま
すけれども、これからどういうようなやり方がいいのかどうかということについては内部でも
いろいろ検討いたしております。さっき言いましたJCの方も毎年こうやっておりますので、
こうした所と一緒になってと。ただなかなか、行政があまり旗を振るとなかなかこういうもの
については警戒がされると、こういうようなこともあるもんですから、民間の方にお願いする
といいましょうか、民間主導といいましょうか、そうした形でやることがよりまた効果的であ
るという部分もありますので、いろんな工夫というのは必要かと思います。
〇2番議員(清水春男)
私もそれは否定はしません。いろんな工夫があっていいと思います。
で す か ら 、 そ の た め の ね 工 夫 を 、 や っ ぱ り こ う 油 を 注 ぐ と い う 1点 で は や っ ぱ い 市 が 少 し の 指
導をもってやってほしいということを要望します。
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次 に い き ま す 。 5番 目 で す が 、 道 路 の 草 払 い に つ い て 質 問 い た し ま す 。 国 道 や 県 道 、 市 道 の
草払いを年に一、二回やられていますが、笠沙地区には旧町の町花としてさつま野菊が指定を
されています。旧笠沙町内の草払いをする業者の方は町花としてさつま野菊を残して草払いを
していたそうですが、南さつま市になり道路の草払いと一緒にさつま野菊も切り払っていると
いう話を聴きました。業者へ指導してさつま野菊は残すようにするべきと考えますが、どのよ
うに考えますか。
〇建設部長(山下和隆)
この御質問につきましては議員おっしゃるとおりだと思います。今後、
これまで町花として指定されておりましたさつま野菊につきましては、地元の皆様方のお気持
ちを大切に尊重し、市の業者への指示、それから徹底はもちろんことでございますが、国道の
管理者でございます地域振興局にも協力をお願いしてこのさつま野菊が少しでも残していける
ように指導を徹底して参ります。
〇2番議員(清水春男)
ぜひそうしてほしいと思います。そこでこの件に関してはですね、今
先 ほ ど か ら も あ り ま し た と る ぱ 226と か で す ね 、 や は り 元 気 お こ し 事 業 の 一 環 と し て で も や っ
ぱり景観を良くするという点では、私は、笠沙地区にはさつま野菊があります。旧坊津ではつ
わぶきの花が町の指定になってました。ですから、ぜひこのつわぶきの花もですね指定、今言
われたような指導でこう残していただければというふうに考えるところです。そうすることが
やはりこの事業がねなお活かされていくというふうに理解をしますので、よろしくお願いをし
ます。
次 、 最 後 で す が 、 国 道 226号 線 の 整 備 に つ い て で あ り ま す 。 こ の 問 題 は 前 に も 質 問 を し た 問
題 で あ り ま す 。 国 道 226号 の 坊 津 地 区 久 志 平 尾 集 落 内 の 一 番 道 幅 が 狭 い 区 間 の 整 備 を 国 に 強 く
要望するべきと考えますが、その考えはないか。お願いします。
〇建設部長(山下和隆)
平尾集落の未整備箇所についてでございますが、カーブ箇所で道路幅
員が狭く車両の離合に支障を来していると。以前の質問でも同様な質問内容でございました。
これらにつきましては久志地区の整備の早期着工が望めない現状でございますことから、この
平尾集落の工事着手までには相当の年数がかかると予想されます。このようなことから、また、
当該地区につきましてはバイパス予定道路となっておりますことからしましても早急な整備が
望 め な い と 判 断 を い た し て い る と こ ろ で ご ざ い ま す が 、 226整 備 全 体 の 進 捗 が 非 常 に 遅 れ て い
る現状でございますので、全体を合わせて当該地区も含めた要望を積極的にして参りたいとい
うふうに考えます。
〇2番議員(清水春男)
ぜひ積極的に要望をしてほしいんですが、この点はですねほんと、パ
イバス予定道路というか、言えば新たな道路を上に造ろうとしてると。そして下の方は言えば
そのために難しいという話をこれまで聴いてたわけですよね。しかし、それが、今、部長も言
われるように、いつになるか分からないとなれば、やはりこの区間というのは本当に海も近い
しですね、台風の度には高波もくると。そういう点、また、ほんと先ほどから出ているこのと
- 125 -
るぱの路線の中にも今んとこ入るわけでしょう。そういう点でいけば大型バスがねやはりそこ
を通るのにはやっぱり相当熟練をした運転手でないと難しいんじゃないのかなあというふうに
考えるんですよ。ですから、ぜひこれは市長としてもですね国・県に対してですね強くやっぱ
り要望を上げてほしいなあと思うところです。また、ほんとこの点ではこの景観行政団体にで
すよ南さつまが同意をしているというのも建設新聞にも載りましたよね。そして、また、ほん
と南さつま市が景観を利用したPR、南さつま市のPRのための一つの事業としてやろうとし
ているためにもですね、これを進める上からもこの区間の整備というのは私はぜひ大事だと、
早急にやはり取り組んでほしいと考えるんですが、市長としてお願いします。
〇市長(川野信男)
国 道 226号 線 で ご ざ い ま す け れ ど も 、 非 常 に 整 備 が 遅 れ て お り ま す 。 こ れ
を何とか急がなければならない。こういうような思いはもう一緒でございます。ただ公共事業
はかなり縮減されております。じゃあそうした中でここの路線だけは特別なんだよということ
を 訴 え る 必 要 も ご ざ い ま す 。 一 律 3パ ー セ ン ト 、 5パ ー セ ン ト 、 こ う い う よ う な 減 ら さ れ る 中
で、いや、ここだけは別枠なんです。その訴える中身は何だと。このことを準備をしないで、
ただ増やしてほしい、減らさんでほしいということだけでは、私は必ずしも実現性は薄い。こ
う い う よ う な 思 い も あ っ て と る ぱ 226構 想 と 、 こ う い う も の は 作 っ た わ け で ご ざ い ま す 。 ま だ
まだ国の方にそれほど浸透しておるわけではありませんが、とるぱ構想についてはもうかなり
浸透をいたしてございます。私が本省に行きましても、私を見たら、とるぱ市長と、こういう
ようなことぐらいに本省の課長さん方も言っていただいておりますが、ただ、とは言いまして
もそれがすぐ予算措置に結び付くのかどうかということもございます。これはもうほんとにこ
れから時間も相当かかると思いますけど、粘り強く交渉していく必要があると思っております。
先般、九州整備局長さんの所にもわざわざ私は行きまして、公共事業、うちだけを減らさんで
くれと、こういうような要請をするわけにいきませんので、実はとるぱの話をしながら、こう
いうような意味合いのある道路なんですよということで資料を提供しながら説明をいたしたと
ころでございます。すぐ効果にあると、上がるとか、そういうようなことではありませんけれ
ども、これからもできるだけ粘り強くそうした要請活動はいたして参りたい。こういうふうに
思っております。
〇2番議員(清水春男)
ぜひですねその点では力を入れていただきたいと思います。一つこの
点でお聴きしたいのは、あそこは先ほど言いました海がもう迫っているもんですから、そうす
るとやっぱり海の関係の漁協の同意というか、いいですよというやっぱいそっちの方の取ると
いう、やっぱい同意を得るための作業というのも一方では並行して言えば進めないとならない
というふうに理解をするんですけれども、そういう点ではそういう話を私は市がやっぱりこう、
何というか、知恵というか、要はアドバイスとか、指導と言うかですね、何か、指導という言
葉じゃなくても、協力をお願いをすることも必要ではないかなあというふうに考えるんですが、
その点どうでしょうか。
- 126 -
〇市長(川野信男)
道路等の整備をする時に一番重要なことというのは用地買収なんです。用
地買収、もちろん県道でございますので、県の職員の方々が一生懸命なっていただいておりま
すが、ただやっぱり地元のことについてよく精通しておるかどうかということになると地元で
ございます。県の方にも私どもももちろん協力をするから、協力するというよりも、自分たち
のことですから、ぜひ教えてほしいと、申し出てほしいと、こういうようなことをいたしてご
ざいます。さらに私はお願いをいたしたいことは、地元のいわゆる地権者を含めた周辺の皆さ
んでございます。そうは言っても俺ん土地は一切やらんよとなったら、これはもう何にもでき
な い ん で す 。 あ っ ち こ っ ち 止 ま っ て お る の は そ う な ん で す 。 も う こ の 226号 の 所 で も い く つ か
ございます。計画はある。予算はつけてもいい。しかし、地元の同意が得られない。これ県の
職員あるいは私どもだけで解決できない問題がございます。ぜひ地元挙げて解決のために協力
をしていただきますようお願いもいたしておきたいと思います。久志の場合もそういう面もあ
るかと思います。
〇2番議員(清水春男)
今、市長も言われましたように、私もそのことは分かります。ですか
ら、やっぱり地元の協力というのを得るための話もやっぱいお願いも私もいろんな人にもしま
すけれども、ぜひ、さっき言ったようなね各種団体の場合には市の方からもぜひ声掛けをして
いただいて、やはりそうしてスムーズに話が進むようなねことにも取り組んでいただきたいと
いうことを述べて一般質問を終わります。
〇議長(石井博美)
〇議長(石井博美)
休 憩 し ま す 。 再 開 を 3時 5分 と し ま す 。
休憩
午後
2時48分
再開
午後
3時05分
再開します。
次に、三角勝嘉議員の発言を許可します。
[三角勝嘉議員
〇6番議員(三角勝嘉)
一般質問席]
午後
3時05分
先 に 通 告 い た し ま し た 4項 目 に つ い て 質 問 を い た し ま す 。 簡 潔 に 質 問
い た し ま す の で 、 簡 潔 に 答 え て い た だ き た い と 思 い ま す 。 ま ず 1項 目 目 の 道 路 維 持 作 業 員 の 件
についてでございますが、合併前の各市町の人数と現在の人数又は勤務体制についてお伺いい
たします。
〇建設部長(山下和隆)
合併当時の各支所の道路作業員の人数についてでございますが、本庁、
加 世 田 7人 、 笠 沙 5人 、 大 浦 4人 、 坊 津 0、 金 峰 5人 で ご ざ い ま し た 。 道 路 作 業 員 の 雇 用 状 況
に つ き ま し て は 、 日 額 6,300円 の 1か 月 14日 雇 用 、 保 険 制 度 は 雇 用 保 険 の み と し て お り ま す 。
また、作業内容につきましては、市道に関する伐採作業、側溝清掃などの簡易な維持作業を主
に 行 う こ と と い う こ と で 雇 用 し て い る と こ ろ で ご ざ い ま す 。 失 礼 し ま し た 。 現 在 、 本 庁 3人 、
加 世 田 の 方 に 3人 、 笠 沙 に 2人 、 計 5人 の 作 業 員 を 雇 用 し て い る と こ ろ で ご ざ い ま す 。
- 127 -
〇6番議員(三角勝嘉)
16名 の 減 に な り ま す か ね 。 16名 の 減 と い う こ と で 、 予 算 に つ い て も 18
年 度 は 1億 9,994万 6,000円 、 19年 度 は 1億 9,354万 2,000円 、 20年 度 が 1億 7,954万 3,000
円 で 、 18年 度 に 対 し て は 2,043万 3,000円 の 本 年 度 は 減 、 19年 度 に 対 し て も 1,399万 9,000円 、
大 体 1,400万 の 減 額 予 算 と い う こ と に な っ て い る わ け で す が 、 今 ま で に 21名 で 各 市 町 そ れ ぞ れ
道 路 作 業 員 を 雇 用 し 維 持 管 理 ・ 補 修 を さ れ て い た わ け で す が 、 現 在 の 5名 の 体 制 で そ の 不 足 し
ている分をどのような対応で賄っているのかお伺いいたします。
〇建設部長(山下和隆)
維持の総体の予算につきましては、これ全体的な予算として前年に比
して数パーセントずつの減ということでなっているところでございます。現在この道路作業員
体 制 に つ き ま し て は 、 合 併 の こ の 調 整 事 項 と い う こ と で ご ざ い ま し て 、 18年 度 に 雇 用 条 件 、 作
業 内 容 等 の 統 一 が な さ れ 、 19年 度 に は 平 成 20年 度 末 を も っ て 廃 止 を し て 、 21年 度 か ら 業 務 委 託
に 移 行 す る と 調 整 し た と こ ろ で ご ざ い ま す 。 基 本 的 に は ほ ぼ 年 2回 体 制 で こ れ ま で 作 業 員 の 行 っ
ておりました路線を中心に業務委託に移行していくという考えを持っているところでございま
す が 、 作 業 量 と い た し ま し て は 、 こ れ ま で 作 業 員 が や っ て お り ま し た 所 を 、 年 2回 程 度 で ご ざ
いますけれども、ほぼ充足できるというふうに考えているところでございます。
〇6番議員(三角勝嘉)
行政大綱でも公共維持工事などのコスト減を示しているわけですけれ
ども、何よりも作業員が体制がいるということは補修は早期に対応できるということがもう一
番のメリットじゃなかろうなあと私は思うわけでございます。これを業者委託、業者に工事を
お願いするということは、それだけ時間のロスとか、そして財政的にも、かえってこの作業員
を雇用する方が財政的にはメリットはどうなのかなと私は思うわけでございます。やはり生活
環境を守り、そしてその災害を被るようなことが、その補修を早期に着工できずにほおっちょ
いてまた第二次の災害でも起こったらまたかえって管理状況という面で瑕疵を生むことになる
んじゃなかろうかと思っております。そういうことで今後も、行政の一役を担っている集落態
勢もなかなか厳しい。そういうことで各本市支庁にやはり適正な作業員の確保というのは見直
すのが不可欠ではないかなあと思うんですけれども、その辺はどのように考えているかお伺い
いたします。
〇建設部長(山下和隆)
先 ほ ど 申 し 上 げ ま し た 調 整 項 目 を 受 け て 平 成 20年 度 か ら は 本 庁 、 笠 沙
支所における道路作業員体制と並行をしまして各支所管内ごとに年間維持管理業務を業者と締
結して市道の維持管理・補修作業を行っているところでございます。このことによって作業的
には道路作業員以上の迅速さが図られているところでございまして、一部については疑問な点
も残りますが、今後この業者との年間委託を踏襲しながら指示徹底をしていきたいというふう
に考えているところでございます。なお、これまでの道路作業員に要する人件費、トラックの
維持管理、さらには重機械等もあったわけでございますが、これらから割り出す、これらを検
討した後の業者との委託契約については、これまでより事業費的には安価となる見込みを立て
ていることでございますが、何せまだ体制がこう発足したばかりでございますので、今後十分
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な体制をとっていきたいと思います。さらに、また、今後の道路草払作業等については、高齢
化等によりまして非常にこの愛護作業に参加しかねる集落等も数多く近年になって出てきてお
りますことから、その作業員の重要性については認識をしているところでございますんで、こ
の分につきましては予算折衝等を交えながら体制に万全を期したいというふうに考えます。
〇6番議員(三角勝嘉)
経費的に今の体制が格安になるというようなことですが、今まで作業
員がされて、管理をしていただいた箇所なんかにもうできないと、作業員が実際いなくてでき
ないということで、ある程度集落で対応してくれないかという箇所も実際は生まれているわけ
でございます。そういうことで、行政嘱託員の方々がいらっしゃるわけですから、行政嘱託員
の方にもですねやっぱりそういう道路の、道路だけじゃなくても、道路の点検とか、そういう
のも市の方から依頼して、年に何回か道路愛護されるわけですから、そういうのなんかを早期
に発見して早期な対応をするという体制は考えていないか質問いたします。
〇建設部長(山下和隆)
この道路の管理につきましては、これも本年度から導入しましたが、
各 維 持 の 担 当 が ご ざ い ま す 。 支 所 に 割 り 当 て て ご ざ い ま す の で 、 3か 月 に 1回 全 路 線 の 点 検 が
行 わ れ る よ う 現 在 執 行 し て い る と こ ろ で ご ざ い ま し て 、 今 第 一 回 の 3か 月 点 検 が 終 わ っ た と こ
ろでございます。これを併用しながら、まだこれについては嘱託員の皆様方にお願いをしてご
ざいませんけれども、そういう部分で可能ならぜひそういう点検をお願いしながら被災箇所の
早期発見に努めることができればベストというふうに考えておりますんで、その分については
相手の方もいらっしゃることでございますので、一応今後依頼を前向きに検討するということ
で御理解をいただきたいと思います。
〇6番議員(三角勝嘉)
道路に関して申し上げましたけれども、今後校区、行政財産には、普
通財産、行政財産いろいろあるわけですが、これからやっぱり老朽化していろんなことに維持
管理・補修が必要なものが出てくると、建物にしろ、何にしろ出てくると思うわけでございま
すが、そういうことで、もうこの際、長期的なこう考えを持って、財産管理班というようなこ
う大きな構想を持って、もう道路だけじゃないんだと。もう建物、いろんなののもうちょっと
した補修ぐらいは、点検、補修をできるというような、こう小規模な補修なんかをできるとい
うようなそういう構想といいますか、直営で行うような体制というものは市長は考えていない
か質問いたします。
〇市長(川野信男)
道路を含めてでございますけれども、財産の管理をどうするかということ
でございます。基本的には、先ほど来の答弁もありますとおり、市でなければならないものと
民間で可能なもの、こういうものを仕分けながら行政改革を推進する上で可能な限り民間移譲
すると、こういう基本的な方針の下で今日まできておるわけでございます。今、道路の維持管
理、こういうものについては市の職員でなくてもやりようによってはできるじゃないか。それ
がまた経済的にも安く付く。あるいは、また、これは県下どこでもそうでございますけれども、
そういう方向に進んでおります。例えば、かつて加世田市で水道の維持補修を直接やっておっ
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た時代がございました。水道というのはすぐ補修に行かなければなりません。市の職員以外で
は緊急対応ができないじゃないかという議論もありましたけれども、これも民間にしてもらう
ということでやって何ら支障は生じておりません。そのように道路でありましてもどこの維持
補修をどういうふうにしてやるかという基本的な方針さえ決めておきますれば、これは民間の
方々に依頼をすることによって十分私は対応はできると、こういうような認識もいたしてござ
います。また、その他市の公の施設の管理についても、これは一般的には市の公の施設につい
ては、職員がそこにおりますから、別途管理を委託すると、こういうことは一般的にありませ
んけれども、そうでない所については、わざわざ市の職員をそこに配置して管理をすると、こ
ういうことでなくして、民間の方にお願いすると、こういうやり方がやはりこれからの方向で
もあると、こういうふうに思っております。その時に一括してまとめてやるのがいいのかどう
かということもあります。そういうやり方をしておる所もあるようでございますけれども、こ
れも結局それは市に成り代わったものになってしまって同じようなことじゃないかというよう
な弊害もありますので、そういう対応についてはよく検討しながらやっていきたいと、こうい
うふうに思っております。
〇6番議員(三角勝嘉)
市の管理の瑕疵によって損害賠償なんかが生ずることのないようにひ
とつ、やはり公共物の安全・安心というのは、そういう一つのまちづくりというのも一つの大
切なことではなかろうかと思います。
次 に 参 り ま す 。 2項 目 目 に 河 川 の 防 災 対 策 に つ い て 伺 い ま す が 、 河 川 の 整 備 な ど に つ き ま し
て は 、 こ れ ま で 4名 の 同 僚 議 員 が 一 般 質 問 を ず う っ と 今 ま で 行 っ て ご ざ い ま す 。 管 理 体 制 が 違
う河川又は非常に多くの費用を要するため、なかなか厳しい河川のことは現状でございますが、
ま ず 1点 目 に 大 雨 な ど に よ る 準 用 河 川 、 県 が 管 理 す る 2級 河 川 の 護 岸 の 決 壊 や 寄 洲 な ど 改 修 、
除去を要する箇所がそれぞれ何箇所ぐらいと把握しているか。それと実施の進捗状況は何パー
セントぐらいなのかまず質問いたします。
〇副市長(坂口二郎)
異常気象による河川護岸の決壊、それらの箇所数と、それから実施状況
が ど の よ う に な っ て い る か と い う こ と で ご ざ い ま す が 、 本 市 に お き ま し て は 、 2級 河 川 、 そ れ
か ら 準 用 河 川 、 普 通 河 川 合 わ せ て 200河 川 が ご ざ い ま す 。 そ し て 延 長 が 284キ ロ と い う こ と に
なっております。これらの河川は近年の豪雨によりまして水位の上昇や土石流により決壊や寄
洲等の危険箇所があるものと思っております。事実そういう所もたくさんあるようでございま
す。災害調査は、市民の通報、要望等の情報によりまして危険箇所の把握をしておりますけれ
ど も 、 平 成 19年 度 の 調 査 に お け る 危 険 箇 所 は 、 2級 河 川 が 47箇 所 、 準 用 河 川 が 10箇 所 、 普 通 河
川 4箇 所 と な っ て い ま す 。 こ の う ち 平 成 19年 度 の 工 事 の 進 捗 状 況 は 、 実 施 状 況 は 、 準 用 河 川 6
箇所を実施しております。本市も財政状況が厳しいことから、今後緊急性や事業効果を踏まえ
て年次的かつ計画的に整備していきたいと、このように考えているところでございます。また、
2級 河 川 は 県 の 管 理 河 川 で あ り ま す け れ ど も 、 毎 年 9月 に 県 単 河 川 等 防 災 事 業 の 要 望 書 を 提 出
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しておりまして、その予算獲得に一生懸命なっているわけですけれども、大変厳しくて年々事
業 費 は 減 少 の 傾 向 に あ る の は 御 承 知 の と お り で ご ざ い ま す 。 平 成 19年 度 は 要 望 箇 所 47箇 所 の う
ち 18箇 所 実 施 し て い る 状 況 で ご ざ い ま す 。 な お 、 残 事 業 に つ き ま し て も 引 き 続 き 次 年 度 以 降 も
県に要望して参りたいと、このように考えているところでございます。
〇6番議員(三角勝嘉)
河川の洪水危険箇所と高潮の危険地域の予想箇所というのが示されて
い る わ け で す が 、 重 要 水 防 区 域 で 2河 川 、 破 堤 で 家 屋 が 1,700戸 、 そ れ か ら 重 要 水 防 区 域 外 で
24の 河 川 で 決 壊 な ど に よ る 家 屋 の 被 害 が 予 想 さ れ る の が 2,531戸 、 そ れ か ら 海 岸 線 の 高 潮 な ど
に よ る 予 想 さ れ る 被 害 が 466戸 、 合 計 で 4,697戸 と い う の が 本 市 の 被 害 予 想 で ご ざ い ま す 。 市
内 の 全 戸 数 の 24.4パ ー セ ン ト の 高 い 危 険 区 域 で あ る こ と は も う 御 承 知 の と お り で ご ざ い ま す 。
今年の夏もゲリラの豪雨による災害が全国で相次いでおります。気象庁は不安定な天候はまだ
続 く で あ ろ う と い う よ う な 指 摘 を し て お り ま す け れ ど も 、 今 後 の 対 応 は 特 に 県 が 管 理 す る 2級
河川の改修などを強く要望していると思いますけれども、なかなかその県も財政的に苦しいわ
けですが、やっぱい県下の市長会辺りでですねこういうのは県に対してもうほんとに、市もやっ
ぱいそれを恩恵を受けているわけですけれども、ある程度の応急措置はやらんといかんと思う
ん で す が 、 県 に 対 し て 2級 河 川 ぐ ら い の の は ほ ん と に 危 険 な 所 は 大 変 な ん だ と い う こ と を 強 く
要望してやっぱい県に少しでも進捗状況が上がるようなことをなさる考えはないかお伺いいた
します。
〇副市長(坂口二郎)
先ほども災害箇所数とその危険箇所の数字を申し上げましたけれども、
2級 河 川 が 47箇 所 中 、 要 望 が あ っ た 所 が 18箇 所 施 工 し て い る と 。 そ れ か ら 普 通 河 川 に つ き ま し
て は 10箇 所 の 住 民 か ら の 要 望 に 対 応 し て い る と 。 こ れ か ら も 今 お っ し ゃ っ た よ う な こ と で 、 か
なり厳しい状況下にありますけれども、さらに要望を重ねていきたいと、このように考えてお
ります。
〇市長(川野信男)
今、副市長の方からも御答弁申し上げましたとおり、こうした課題につき
ましては市長会あるいは開発促進協議会、いろんな場所で要請等もいたしてきております。個
別的にもそういうような折衝等はいたしておるところでございます。今後とも引き続きそうい
う対応はいたしたいと思います。
〇6番議員(三角勝嘉)
河川の下流区域に生活している市民というのは、非常にこう台風とか、
大雨などには不安でございます。やはりせめて市が管理する河川の防災対策には最善を尽くし
て 安 心 ・ 安 全 な ま ち づ く り に ひ と つ 努 め て い た だ き た い と 思 い ま し て そ の 2項 目 は 終 わ り ま す 。
次 に 、 3項 目 で す が 、 レ ク の 森 型 の 総 合 運 動 に つ き ま し て は 、 も う 今 ま で 3名 の 方 が い ろ い
ろな角度から質問をされ、進捗状況もよく聴きました。私は地元の議員としてこの事業の検討
に当たりましてまず市長に強く要望していることを申し上げます。まず、市は潮害防止の対策
を第一に考えてほしい。これはもう強く要望をしておきます。先の砂ですね、砂、砂と塩害、
潮害ですが、先の室屋議員の方からもいろいろと申しましたけれども、ちょうど現地から北西
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の 方 に 、 大 体 北 の 方 に 200メ ー タ ー ぐ ら い の 所 に 松 林 の 中 に 砂 防 の 碑 と い う の が ご ざ い ま す が 、
こ れ が 宮 内 善 左 衞 門 さ ん が 45年 間 私 財 を 投 げ 出 し て 、 当 時 の 金 で 300貫 と い う 資 金 を 投 げ 出 し
て 45年 間 こ の 防 風 林 の 事 業 に 捧 げ た 、 一 生 を 捧 げ た 方 の 碑 で ご ざ い ま す 。 そ う い う こ と で 薩 摩
藩主の島津斉彬が、ちょうどその文政の時にこの吹上の砂が非常に飛びまして砂漠になりまし
て 、 そ の 時 に 田 畑 が 45ヘ ク タ ー ル 砂 で 埋 ま り 、 集 落 が 3回 こ う 移 転 を し た 経 緯 が ご ざ い ま す 。
その時に藩主の島津斉彬がどうしてもこの砂漠の防災対策をしなきゃいけないということでこっ
ちを支配する方に申し上げました。なかなか難工事でやれないということで誰一人として手を
着けなかった所を、この宮内さんがやったという碑でございます。そういうことで、市長も御
承 知 の と お り 、 現 地 か ら 500メ ー タ ー の 西 海 岸 の 方 に 85町 歩 の 畑 が ほ 場 整 備 を さ れ て あ る わ け
で ご ざ い ま す 。 あ れ が 1区 画 1町 5反 の 区 画 の 畑 な ん で す 。 そ れ で 前 の 民 地 を 全 部 畑 総 の 開 発
を し ま し て 1町 5反 ず つ 区 画 整 理 を し て 今 の 畑 総 の 畑 が で き て い る わ け で す が 、 そ し て ス プ リ
ンクラーを回して営農をしているんですけれども、非常にこの風がやっぱい影響があるようで
ございます。そういうことでこれからこの事業に取り組むために一つそれだは要望してこの件
につきましてはもう質問を取り下げたいと思います。
最後に来年度予算編成についてでございますが、来月になれば予算方針を示して基礎事項を
示 し 、 予 算 編 成 に 取 り 組 む わ け で す け れ ど も 、 1点 目 の 骨 格 予 算 か と 。 こ れ は も う 当 然 本 格 予
算 で す の で 、 こ の 件 に つ い て は 取 り 下 げ た い と 思 い ま す 。 11月 と な れ ば も う 本 格 予 算 を 組 ま ん
と 、 大 体 7月 以 前 で あ れ ば 対 応 で き る か 知 り ま せ ん け れ ど も 、 こ れ は も う 本 格 予 算 で あ る と い
う こ と で 、 こ れ は 取 り 消 し ま す 。 2点 目 の 総 合 振 興 実 施 計 画 の 最 終 年 度 に 当 た る わ け で す が 、 3
年 間 で 750億 5,700万 の 事 業 を 計 画 い た し ま し て 今 執 行 さ れ て い る と 思 う ん で す が 、 高 齢 者 福
祉、農業振興対策など投資的経費に伴う事業の今の進捗状況は何パーセントぐらいと把握して
いるか質問いたします。
〇市長(川野信男)
お 答 え 申 し 上 げ ま す 。 市 の 総 合 振 興 計 画 に つ き ま し て は 基 本 構 想 を 平 成 19
年 か ら 28年 ま で の 10か 年 と い た し て ご ざ い ま す 。 基 本 計 画 を 19年 か ら 24年 ま で の 5年 間 と し 、
計画期間を定めて今実行をいたしてございます。御質問の実施計画につきましては、計画期間
を 19年 か ら 21年 ま で の 3か 年 と し 、 社 会 経 済 情 勢 の 変 化 な ど に 対 応 す る た め 、 毎 年 度 計 画 内 容
の見直しを行っておると、こういう状況でございます。御質問の進捗状況でございますけれど
も 、 事 業 費 ベ ー ス で 申 し 上 げ ま す と 、 平 成 19年 度 か ら 21年 度 ま で の 3年 間 で 実 施 計 画 に 盛 り 込
ま れ て い る 事 業 費 の 計 画 額 は 総 額 で 750億 5,700万 円 と な っ て お り ま す 。 こ の 計 画 額 に 対 し ま
し て 平 成 19年 度 の 事 業 実 績 額 は 241億 100万 円 で ご ざ い ま し た の で 、 事 業 進 捗 率 に し て 約 32パ ー
セ ン ト と な っ て お り ま す 。 3年 間 の 3分 の 1と 、 こ う い う よ う な こ と で 理 解 を い た だ け れ ば い
い か と 思 い ま す 。 ま た 、 19年 度 の 計 画 額 と 実 績 額 を 比 較 を い た し て み ま す と い う と 、 計 画 額 は
243億 9,000万 円 に 対 し ま し て 、 実 績 額 は 241億 100万 円 で 、 平 成 19年 度 の 事 業 実 施 率 は 約 98.8
パーセントとなっております。以上から振興計画の実施計画に基づきおおむね計画どおりに事
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業は実施されておると、こういうふうに思っておるところでございます。以上でございます。
〇6番議員(三角勝嘉)
来 年 度 予 算 で 、 現 状 の 財 政 的 な 厳 し い 状 況 の 中 で 計 画 実 施 が 100パ ー
セントクリアできるかと言うと、その辺は決算をしてみないと分かりませんけれども、投資的
経費事業が何パーセントぐらい予算に反映しようと。もちろん全部予算を計上しようと思って
いるんでしょうけれども、到底できない点もあるのかなあと思うんですが、その辺の考えは市
長はどのように考えていますか。
〇市長(川野信男)
まだ来年度予算についての具体的な作業は始めておりません。財源がどう
いうふうになるか。大変、最近では財源がかなり変わってきております。交付税措置も非常に
少なくなってきておりますし、また、国税を地方税に振り替えるとか、いろんな措置が変わっ
てきておりますので、どのような対応ができるかというところの作業はまだいたしておりませ
んけれども、計画に盛られたものはできるだけ実施ができるように努力をいたして参りたいと、
こういうふうに思っております。
〇6番議員(三角勝嘉)
市 長 の 示 し た マ ニ フ ェ ス ト が あ り ま す け ど も 、 自 主 財 源 比 率 を 5パ ー
セ ン ト ア ッ プ 、 18年 度 が 22.4パ ー セ ン ト 、 19年 度 が 25.7パ ー セ ン ト 、 20年 度 が 28.3パ ー セ ン ト
で 5.9パ ー セ ン ト の ア ッ プ で ご ざ い ま す の で 、 こ の 自 主 財 源 比 率 と い う の は ク リ ア し た か な あ
と 私 は 思 っ て お り ま す 。 起 債 残 高 の 3 割 以 上 の 縮 減 と い う こ と で 、 18 年 度 が 311 億 3,548 万
4,000円 、 19年 度 が 295億 9,416万 4,000円 、 そ れ か ら 20年 度 が 288億 1,716万 円 で ご ざ い ま す 。
そ う い う こ と で 19年 度 の 5パ ー セ ン ト 減 、 20年 度 の 7パ ー セ ン ト 減 と い う こ と で 、 21年 度 で ど
う な る か 分 か り ま せ ん け れ ど も 、 3割 縮 減 と い う の は 非 常 に こ れ は 厳 し い と 私 は 認 識 を し て お
ります。いくら立派な計画を立てても、予算化されなければ何のことも事業はできないわけで
ございますが、予算編成に当たってこのマニフェストに示しました市長のこれをどのように考
えるか質問いたします。
〇市長(川野信男)
私の選挙の時のマニフェスト、選挙公約と言うんでしょうか、その中で二
つほど取り上げてのお話でございました。私はざっと総体を見ますとほとんど公約したものに
ついては実現の域に達しておると、こういうような認識を持っております。ただ取り上げられ
ました二つの話でございますけれども、自主財源比率、おおむねというようなお話でございま
し た け れ ど も 、 ど こ の 時 点 で 数 字 を 捉 え る か に よ っ て 若 干 違 っ て き て お る ん で す 。 例 え ば 、 15
年 と か 、 16年 の 時 点 で 捉 え ま す と 、 こ れ は 少 し や ば い な と い う 数 字 な ん で す 。 と い い ま す の は 、
合 併 前 の 15年 、 16年 と い う の は 、 ど こ の 市 、 町 も 実 は 自 主 財 源 比 率 が 高 く な っ た ん で す 。 こ れ
はなぜかと言いますと、持っておった基金を全部投入して事業をやっちゃったということなん
で す 。 私 の 認 識 で は 大 体 20パ ー セ ン ト ぐ ら い が 自 主 財 源 か な と 、 こ う い う よ う な 認 識 を し て お
り ま し た け れ ど も 、 こ れ が 15・ 16年 に な り ま す と か な り 高 い 率 に な っ て お り ま す の で 、 そ う し
た 数 字 を 前 提 と し て 5パ ー セ ン ト ア ッ プ と い う こ と に は 少 し 実 現 不 可 能 と い い ま し ょ う か 、 そ
う い う 数 字 に な り ま す が 、 一 般 的 に そ の 前 の 、 大 体 20パ ー セ ン ト ち ょ っ と ぐ ら い で し た か 、 そ
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れを前提として考えますと可能になるんじゃないかなというような認識をいたしてございます。
それから、起債の方でございますけれども、これは今後の状況等もございます。お話のとおり、
若 干 こ こ 一 、 二 年 で 3割 と い う の は 難 し い 実 情 で は ご ざ い ま す 。 と い い ま す の は 、 こ の 起 債 も
そうでございます。実は起債の償還につきましては、残額については、今から借りた額あるい
は 去 年 か ら 借 り た 額 だ け じ ゃ な く て 、 ず う っ と 過 去 来 の 数 字 で ご ざ い ま す 。 合 併 前 の 15年 、 16
年、どこの地域も大幅な起債を借りておりまして、そのことが今残っておるということでござ
い ま す の で 、 新 た な 施 策 だ け で 対 応 で き な い 分 が ご ざ い ま す 。 多 分 こ れ に つ い て は 30パ ー セ ン
ト減というのはかなり厳しい数字だと、こういうような認識をいたしてございます。しかし、
また、一方、できるだけ有利な起債というのはむしろ借りることによって財政運営を良くする
と 、 む し ろ 運 営 が し や す い 状 況 に 持 っ て い く と い う 意 味 で は 必 ず し も 30パ ー セ ン ト に こ だ わ る
ということもないんじゃないか。こういうような思いもいたしてございますが、ただそのため
の償還財源だけはきちっと確保しておかなければならないというふうに思っております。いわ
ゆる基金でございますけれども、この基金についても今回予算でお願いいたしてございますが、
約 9億 5,000万 基 金 を 増 や す 方 向 で 予 算 編 成 も い た し て ご ざ い ま す の で 、 こ の 基 金 に つ い て は
当面計画を上回る数字で運用できる。こういうふうに思っておるところでございます。
〇6番議員(三角勝嘉)
起債残高については、今、市長がおっしゃるとおり、もう前の分もあ
る し 、 そ れ は も う 当 然 の こ と で ご ざ い ま す し 、 3割 縮 減 と い う の は 思 い 切 っ た マ ニ フ ェ ス ト を
示したんだなあと私は私なりに感じたのでございます。借入れの縮減かなあと勘違いしました
け れ ど も 、 起 債 の 残 高 と 、 年 度 末 の 残 高 を こ い だ け 、 そ い で 17年 度 に マ ニ フ ェ ス ト を 出 し た わ
け で す か ら 、 そ の 16年 度 の 対 な の か な あ と 思 っ て い る と こ ろ で ご ざ い ま す 。 最 後 に 、 予 算 編 成
に当たってですね市長が最も重視しているものの一つ、編成上に当たって何を一番重要視して
予算編成を今まで組んでいるのか。今後もまた組もうとしているのか質問いたします。
〇市長(川野信男)
来年の予算編成のことかと思いますけれども、先ほども申し上げましたと
おり、まだ具体的に来年の予算編成方針立てておるわけではございませんが、一つにはやっぱ
り 総 合 振 興 計 画 、 3か 年 間 の 計 画 を 作 っ て お る わ け で す か ら 、 そ の 分 を き ち っ と 実 現 す る と い
うこと、これがもう第一でございます。さらに具体的には、この議会でもるる話がありました
けれども、やはりこれから大変大事なことはいわゆるコミュニティをどういうふうにして育成
するかということでございます。これまで融合、一体化と、こういうようなことを申し上げて
おりました。そしてその上で改革も進めると、こういうふうに申し上げておりました。しかし、
融合、一体化や改革だけで終わるわけではなくて、新しいまちをつくるための基礎をきちっと
しておかなければならない。その基礎というのがやはり地域のコミュニティだと、こういうよ
うな認識を私はいたしておるわけでございます。そのために今年地域元気むら事業、できるだ
け組織化をし、そして今後の事業計画を立てると、こういうようなことでいたしてございます
ので、その事業計画、それぞれの事業計画が実現できるような体制づくりを含めて対処して参
- 134 -
りたいと、こういうふうに思っておるところでございます。
〇6番議員(三角勝嘉)
予算編成につきまして、私は市民が何を要望しているかということが
第一じゃないかなあと、私はそう思うわけでございます。そういうことでいよいよ振興計画の
最終年度に入るようですけれども、よろしくお願いしまして質問を終わります。
〇議長(石井博美)
次に、大迫久光議員の発言を許可します。
[大迫久光議員
〇3番議員(大迫久光)
一般質問席]
午後
3時43分
私 は 先 に 通 告 を し て お り ま し た 3件 に つ い て 質 問 い た し ま す 。 ま ず 小
浦港の浚渫について質問いたします。小浦港の浚渫については園田議員も質問いたしましたの
で、質問内容はほとんど同じであると思いますので、少し別な質問をいたしたいと思います。
小浦港の浚渫は本当に必要なことで、冬場などの時化が多い時期には入港時に砂が積載してい
て入港できず、そのまま船をその場に置いておくと海の大時化で船が転覆する事態などが生じ
ます。そんなことなどから何とか浚渫を行う必要があると思うのです。また、そのほかに他の
漁港の皆さんも助かる部分があるのです。小浦港の近くにある赤生木港も、大浦の越路浜港も
同じように海砂が積載していて入港しにくい一面があります。大時化などの時に入港しにくく
なった時に、小浦港の浚渫が完了していれば、小浦港へ船を入港させて避難することができる
ようになると思います。その辺のことなども考えると小浦港の浚渫は他の港の人々にとっても
助かることになると思うのです。そのようなことを考えて浚渫の計画を設定することも必要で
ないかと思うのですが、そのことについてはいかが思われますでしょうか。
〇建設部長(山下和隆)
先の園田議員の方と非常にこう似た寄った部分となりますが、今おっ
しゃいますとおり、干潮時には船の航行に非常に支障を来しております。さらに海砂が堆積を
しておる状況でございまして、漁業者の方、特に危険な状況も見受けられますことから対策が
必要と認識しておりまして、先ほども御答弁申し上げましたが、防波堤等を築く事業について
は、今後相当の検討、研究をして参らなければならない関係上、当面危険を回避する応急的な
対策としての航路確保ができる浚渫を早期に実施できるように取り組んでいきたいというふう
に考えております。この補助事業等々についてでございますが、これにつきましてはこれまで
経緯もあると思いますし、議員の方もよく知っていらっしゃると思いますが、さらには費用対
効果、さらに定置網漁等に及ぼす影響等が非常に大きいということで以前にももうこの採択を
しなかった部分がございますし、今後についても全く同じような状況でございますので、この
分につきましては今後大きな課題ということを認識しているところでございます。
〇3番議員(大迫久光)
浚渫に関して提言したいことがございます。これまでは港の入口から
沖 合 へ と 浚 渫 を 行 う 時 は 、 幅 30メ ー ト ル ぐ ら い で 深 さ が 2メ ー ト ル ぐ ら い 、 全 長 が 100メ ー ト
ルぐらいであったわけですが、このくらいの広さではすぐに海砂が流れ込んでまたすぐに港が
海 砂 で 埋 ま っ て し ま う よ う な 状 況 に あ り ま し た 。 で き る も の で あ れ ば 浚 渫 の 幅 を 50メ ー ト ル ぐ
らいにしていただいてもらうのがいいのではないかと思うのですが、いかがなものでしょうか。
- 135 -
予算の関係で無理が生じますでしょうか。それと港の入口の浚渫を行うのに有効なやり方は、
入口付近まで海砂が堆積していますので、ユンボがその堆積した砂の上に乗り上げて、そして
港の入口の海砂を削除できると思います。そのようなやり方を行うと工費も安く行うことがで
きると思いますので、そのことについては取り組んでみられることを行われればいかがであり
ましょう。それと浚渫を行う時に気をつけなければならないことは、藻の繁殖地がありますの
で、浚渫の時にそこを破損することがないように気をつけなければなりません。それに気をつ
けてください。藻場が減少をしますと稚魚が死滅してしまって魚がいなくなったりしますので、
そ の こ と に は 気 を つ け な い と い け な い と い う よ う な こ と な ど も ご ざ い ま す 。 以 上 、 50メ ー ト ル
ぐらいにできるか。それと浚渫のやり方、いわゆるそのユンボを海の中に入れて浚渫する。そ
の辺についてはどう、いかがなもんでしょう。
〇建設部長(山下和隆)
これは沖堤防を抜けてから漁場へ向かうための航路の確保でございま
す が 、 以 前 の 状 況 に つ い て は 幅 30メ ー タ ー 程 度 の 1メ ー タ ー 程 度 を 掘 削 を し た と い う 現 状 で ご
ざ い ま す が 、 こ れ も 含 め て 今 回 50メ ー タ ー と い う お 話 で ご ざ い ま す が 、 実 質 上 そ の 30メ ー タ ー
の 1メ ー タ ー 掘 削 を し ま し て も 一 風 で ほ ぼ 埋 ま っ て し ま う 。 こ の よ う な 潮 流 の 影 響 、 そ れ か ら
海砂の影響がございますので、これらについては、現在、私どもの方では余り効果のない状況
ではないかというふうに考えております。この効果を出すためにはどうしても離岸堤若しくは
その防波堤の築造が必要ではあろうと思いますけれども、これについては先ほど御答弁申し上
げました内容で非常に期間が必要であると、事業費も莫大に掛かると、費用対効果に非常に疑
問を呈すると、こういう状況であろうかというふうに考えております。港入口のユンボでの掘
削でございますが、以前の園田議員からの質問以後もいろいろ検討しましたが、こういうアイ
デ ア を 出 し て い た だ く 方 も 漁 民 の 方 に も い ら っ し ゃ い ま し た 。 し か し な が ら 、 実 績 と し て 1回
防波堤の突堤の所でユンボを入れたわけですけれども、実質上、御存じと思いますが、これが
そのまま沈んでしまう状況でもあるということで、このような作業を行うにはどうしても重機
の基礎の保護をしないといけない状況もございます。さらにはこの土をば沖の方へ処分すると
いうことになりますが、これにつきましては、今朝の御答弁でも申し上げましたけれども、現
在、環境アセス、こういう面から非常に認可には、なかなか認可をしていただけない現状があ
ると。となりますとどうしても海砂をば陸の方に揚げていかなければいけないと、こういうよ
うな状況になりますんで、これについては非常に単独事業費をば、膨大な単独事業費をば持ち
出さないといけないと。そういうことから、現在、要望書等もいただいておりますので、実際
使われている漁民の方々と協議をしながら、この航路が最低確保できる工法の選定をば協議を
しながらしていきたいと、こういうふうに、これをば、先ほど申し上げましたが、緊急的な対
策としてやっていきたいというふうに考えておるところでございます。
〇3番議員(大迫久光)
そ れ と も う 1点 お 願 い し た い の は 、 先 ほ ど 部 長 が 言 わ れ ま し た 。 浚 渫
の後にまた海砂が流れ込んでくることになります。いわゆる、となればまた浚渫を行わなけれ
- 136 -
ばなりません。あそこは、小浦港は何度も浚渫をしないといけないような環境でございます。
浚渫後に海砂が流れ込まないような手立てをとることも必要なことじゃないかと思うのです。
そのためにはどうすればいいかと言うと、港の入口の沖合の方に砂が入り込まないような施設
を形成することが必要なことではないかと思います。そのためにはテトラポットを沖合に設置
して砂が流れ込むことを廃止できるのではないかと思うのですが、いかが思われますでしょう
か。それを行うことによって度々浚渫に取り組むことを避けることができると思うのですが、
これは可能なことではないかもしれませんが、大当海岸の工事現場に非常にたくさんのテトラ
ポットがもう今捨ててあります。でも、あれは県の資材ですので、小浦港に利用することはで
きないのでしょうかね。テトラポットを置くことは非常に私は海砂の流入を阻止するのにはい
いことだと思います。それと海砂は沖に揚げて、農業に使うのが海砂は非常にいいことです。
海砂は農業者で欲しいという方が、おそらく要望をとってみればたくさんおられるのではない
かと思います。海砂には、いろんなカロリーとか、いろんな添加物がございますので、畑には
一番いい品物になります。ですから、海砂は畑にも使えます。だから、そういう方法もあるの
ではないかと思います。ですから、この砂がまた再び流れ込まないようにテトラポットをする
ようなことはできないでしょうか。
〇建設部長(山下和隆)
私は海の専門家じゃないんでうまく説明できないかもしれませんが、
振興局の御専門の方と協議をさしていただいているところでは、現在、航路についてはほぼ北
の方向に出ているようでございまして、一般的には、常識的にはこれを北西に向けないといけ
ない航路であっただろうということで今、指導をいただいたところですが、そういう部分につ
いては具体的には今後検討していかなければならないことだというふうに思います。さらにこ
の海砂をば小浦港の方に入れないためにテトラポット等のこの工法的な部分がございましたが、
これについてもその海流によります砂の動きをば的確に捉えられたら、それでいいんでしょう
けれども、どうしても港それ自体を塞ぐことはできませんので、少なからず海砂は小浦港の方
に流れ込んで参ります。このような部分を少なくするために今、テトラポットや、それから防
波堤の新しく築造すると、こういうような工法があるわけですが、これらをば行っても海砂は
小浦港の方に寄ってきますので、毎年なのか、数年置きなのか、取り除く必要がございます。
これらを含めて、先ほどから言いますように、費用対効果の面、それから漁業関係者との協議
を踏まえる中で今後の抜本対策、こういうものについては対処をさしていただきたいというふ
うに考えます。
〇3番議員(大迫久光)
テトラポットを置きますとやはり入ってくる砂の量が少ないですので、
これは非常に有効だと思います。小浦港には地元の方でない人々が多く船を停泊させています。
このことは漁業活性化の一つの要因になると思います。そうしたことも考えてそのような方々
も安心して船を停泊させることができるようにするために港の浚渫を行うことが必要な要因で
はないかと、そういうふうにも思うのです。
- 137 -
続きまして野間岳牧野の廃止を行い、山林へと改造することについてということについて質
問 い た し ま す 。 以 前 一 般 質 問 で 野 間 岳 牧 野 を 廃 止 し 、 常 緑 樹 を 植 栽 し 、 観 光 等 や CO 2 削 減 の た
めに利用できないかという質問をいたしましたら、「できないことはないような」という答弁
をいただきましたが、農地の廃止が難しいということでなかなか山林への復旧を進められない
ということでありました。これについて何らかの改善策はないものでしょうか。野間岳牧野の
廃止のことについては、市の職員や県の職員と話し合いを行いましたが、とにかく農地の廃止
が簡単にいかないから山林へと変更することは簡単にできないという話をされました。野間岳
牧野は現在全く利用者がなく、今後も牧野にできるような状況にはないということであります。
なぜ野間岳牧野を山林にしたいのかと言うと、野間岳牧野は非常に景観の素晴らしい所で、常
緑樹を栽培して、そこを見学できるような場所にすれば観光地としても非常に素晴らしい所に
なると思うのです。そのようなことから野間岳牧野の廃止について提案を行ったのですが、い
かが思われますか。それと農地廃止をとにかく早く進めることができないのかお伺いいたしま
す。
〇産業振興部長(上野哲郎)
野 間 岳 牧 野 の 関 係 で ご ざ い ま す が 、 こ こ に つ き ま し て は 昭 和 46年
か ら 47年 に か け ま し て 笠 沙 町 の 肉 用 牛 の 肥 育 農 家 の 飼 育 労 働 力 の 軽 減 あ る い は 生 産 コ ス ト の 低
減による経営の安定化と畜産振興を図る目的で団体営草地改良事業を導入し、また、さらに、
58年 度 に も 同 事 業 を 導 入 し て 年 次 的 に 牧 野 整 備 が 行 わ れ て き て お り ま す 。 面 積 も 9ヘ ク タ ー ル
というふうになっております。これにつきましては牧場を設置するにしましてもそれなりの長
期の計画が当時あおりになったんだろうというふうに思いますが、昨今の畜産といいますか、
を取り巻く環境の影響等々もあって現在牛の放牧はされてない状況でございます。これをば山
林化したいというようなことでございますが、手続的にはできない方法は、手続的には牧場の
廃止という方法はあることはあります。これは前回そういう御答弁をさしていただいていると
思いますが、ただ現実問題といたしまして利用計画というものを定めていく必要がございます。
この利用計画につきましては、管理は県と市の設置条例で決まっているわけですけども、この
条例の中で用途廃止をするし、それから利用計画、どんな利用計画を作るか。実現性のある利
用計画がどうしたらできるのかというようなこと等で、若干、議員の方からも御提案もあって
一緒になって協議もされた経過もあるようでございますが、例えば、山林化という話がござい
ますけども、誰が植えて誰が管理をしていくのか。管理費はどうするのか。こういうことも十
分に詰めていく必要があるというふうに思っております。慎重に検討して参りたいというふう
に思ってます。
〇3番議員(大迫久光)
野間岳牧野を山林化することについては笠沙の地域活性化グループが
前向きに取り組んでおりますし、山林の復活は漁業の活性化にも成果をもたらしますので、漁
業者の方々も木材の植栽に協力するということを提唱されました。とにかく常緑樹を植栽して、
椿などの常緑樹なども同じように植栽すれば景観も素晴らしくなると思います。そして先にも
- 138 -
申し上げましたように、とにかく牧野から眺めることができる景観は非常に素晴らしく、観光
にも利用できると思うのです。そのようなことから山林化を提案するのですが、いかが思われ
ますですか。また、山林化することは二酸化炭素の削減にも役立つことから、それも視野に入
れて積極的に進めるべきだと思うのですが、それについてもいかが思われますでしょうか。
〇産業振興部長(上野哲郎)
山林化をしますと、牧野からの眺め、これはもうなくなるんでは
ないかというふうに思います。周りの木が大きくなるわけでございますので、今以上に風光と
いいますか、そういう部分が消えていくんではないかというふうに考えております。いずれに
しましてもどういう利用計画を作って、それを実現性のあるものにして、そしてそれからでな
いと県との協議もできませんので、そういう計画的な問題、それから当然に金も伴うと思われ
ますので、その辺の長期的な考え方を整理する中でそれらも含めて検討をして参りたいという
ふうに思っております。
〇3番議員(大迫久光)
山林化をするために活性化グループがやっていることは、インターネッ
トによっていろいろな会社の補助金をもらって、そしてそれで二酸化炭素の削減を図る事業を
行うということをやって、計画しているようです。それはもう何件かインターネットで調べて
実現が可能ではないかというふうに思っております。それと野間岳牧野を観光地にすることに
よってもう一つ利用できることがあります。それは野間神社を利用した野間岳の昔からいろい
ろとあった古代史を観光に利用できるということもできると思うのです、島津日新公が野間岳
に愛染院というお寺を設置して野間岳によく訪れていました。そんなことや、古事記に記載さ
れている野間岳のことなども観光の一環としてうまく利用すれば野間岳自体を観光に利用でき
ることだろうと思います。野間岳牧野を山林化することによってこんなことまでできるとすれ
ば、これは非常に素晴らしいことだと思います。そんなことを考えて笠沙の地域活性化グルー
プが野間岳牧野に常緑樹を植樹することを計画していますので、とにかく早く野間岳牧野の農
地廃止を行うことに御協力をいただきたいものだと思います。
〇産業振興部長(上野哲郎)
い ず れ に い た し ま し て も 9ヘ ク タ ー ル の 広 大 な 土 地 で ご ざ い ま す 。
そ れ ら が 9ヘ ク タ ー ル の そ の 常 緑 と い い ま す か 、 を 、 化 し て い く 計 画 が 県 の 方 に 認 め ら れ な い
こ と に は 実 現 性 ご ざ い ま せ ん の で 、 実 現 性 の あ る 9ヘ ク タ ー ル に つ い て の 利 用 計 画 と い う も の
ができ次第、県の方と協議をして参りたいというふうに思います。
〇3番議員(大迫久光)
野間岳牧野を山林化するためにいろいろなグループの協力を得てやる
ことを考えているのです。木材を植えるのに、例えば、一人ひとりに植えてもらって、これが
私の木だということで自信を持つことにもなると思います。皆が集まるような場所になれば自
分の木に自信を持たれると思うのです。ですから、木材を植えることができるようになれば、
いろいろな人に木を植えることを手伝ってもらうことなども活性化グループでは考えているの
です。そしてその場所は観光地にできたら宿泊できる所も造ればグリーンツーリズム等にも利
用できると思うのです。そんなことまで考えて野間岳牧野の山林化を行いたいと思うのですが、
- 139 -
とにかく早急な農地の廃止を行っていただきたいと思うのです。国も山林化することには賛同
すると思うのですが、それによって農地の廃止を早急に進めることなどはできないものでしょ
うか。
〇産業振興部長(上野哲郎)
牧場を造る場合にですね、当然に長期のここはずっと牧場で使い
ま す よ と い う 計 画 の 下 に 、 最 低 で も 50年 ぐ ら い は だ っ た と い う ふ う に 思 い ま す が 、 ち ょ っ と 全
部資料を持ってませんからですが、そういう期間については牧場でしていくんですよと。それ
によって草地開発事業も、国の事業も入れてやっているわけでございます。まだそこまで年数
も経ってないというのもございます。ただそれは社会状況が変わりましたということで計画変
更でいけるのかどうかというのもありますが、基本的には、計画変更を仮にするとするならば、
長期的にそういう山林化するに当たっての長期的な計画が必要であろうというふうに思ってま
す。観光地としてもというお話もございましたが、非常に、議員はもう場所も御案内だと思い
ますが、車で行くにしましても急坂あるいは離合がスムーズにいかない場所もございます。こ
の辺も、その辺も十分に検討をしながら調整をしていく必要があるというふうに私としては思っ
ているところでございます。
〇3番議員(大迫久光)
以前話し合いを行いました時に県の方で話をされたのが、一部分は山
林化してもいいですよというふうに、そういうふうに言われました。一部分はいいですよとい
うふうに言われました。ですから、ということは、次々にしていけばいいなあというふうに思っ
たんです。はい。一部はしてもいいですよと、そういうふうに言われましたですよ。
次に、それでは、漁船の燃料代の一部を補助することについて質問いたします。原油高によ
り 漁 業 者 は 非 常 に 困 っ て い ま す 。 薩 摩 川 内 市 で は 10月 か ら 漁 船 の 燃 料 代 の 一 部 を 補 助 す る 施 策
をとろうとしておられます。岩手県田野畑村でもそのようなことを行っておられます。田野畑
村 は 漁 家 が 200戸 程 度 あ っ て 、 1リ ッ ト ル 当 た り 10円 の 補 助 金 で 総 額 800万 円 を 村 単 独 で 行 っ
ているそうです。本市でもそのような取組みができないか。とにかく漁業は衰退の一歩をたどっ
ています。笠沙などは漁業者が漁業から引き揚げてしまったり、漁業後継者も今のところどこ
にも現れない状況です。このような厳しい状況の中、油代の値上げにより漁業の仕事に取り組
むことを中止したりする人もいらっしゃいます。このような状況を何とか解決するために漁業
者に油代の補助を行うことはできませんでしょうか。
〇市長(川野信男)
昨今の漁業を取り巻く状況、漁獲量の減少とか、あるいは魚価の低迷など
によって大変厳しい状況が続いております。加えて漁船の燃料であるA重油の価格も昨年末か
ら わ ず か 半 年 間 で 4割 近 く 上 昇 す る な ど 水 産 業 を 取 り く 環 境 と い う の は ほ ん と に 厳 し い 状 況 下
にございます。そのための対応策として、今いろいろお話もありましたけれども、全国的にも
いろんな工夫がとられており、また、県下でも助成制度等を活用しておると、こういうような
ことがあるわけでございます。このような状況の中で水産業燃油高騰緊急対策基金事業や県が
実施している原油価格高騰緊急対策事業に対しまして市といたしましても上乗せ補助を実施し
- 140 -
て漁業者を支援をしてきておると、こういう状況でもございます。また、漁業者への直接の燃
料費補助についてでございますけれども、今回、水産業燃油高騰緊急対策基金事業に新たに個
人漁業者への直接影響がある省燃油実証事業が創設されたことにより漁業経営の安定化が期待
されておることから、この制度の活用を漁業協同組合を通じて推進していきたいと、こういう
ふうに考えておりますが、先ほどの答弁でも申し上げましたとおり、国の方でもいろいろ検討
がされておりますし、県でもこういう検討はしてございます。市といたしましても、漁業だけ
でなくして、総合的にこの原油対策の高騰に対してどうするかということをば具体的に検討し
ておりますが、国・県などの動向を見ながら適切に対処して参りたいと、こういうふうに考え
ております。
〇3番議員(大迫久光)
薩 摩 川 内 市 の 場 合 も 市 の 単 独 予 算 で 、 甑 島 漁 協 が 318名 、 川 内 市 漁 協
が 223人 、 A 重 油 の 価 格 が 19年 度 の 12月 に は リ ッ タ ー 当 た り 84円 で あ っ て 、 現 在 は 116円 で あ
り 、 84円 か ら 116円 に 上 が っ た 分 の 3分 の 1の 5円 を 補 助 対 象 に し た と い う こ と で す 。 こ れ ま
で 漁 業 者 が 使 っ て い た 使 用 量 を 参 考 に 700万 円 を 計 上 し た よ う で あ り ま す 。 わ ず か 5円 の 補 助
金であっても漁業者は大変ありがたく思っておられるそうです。それと国も燃料に対する補助
金 を 出 す こ と に 動 き 出 し て い る よ う で あ り 、 7月 末 ぐ ら い か ら そ の よ う に す る と い う こ と を 薩
摩川内市からお聴きしました。その辺についてはどのようになっていますか。とにかく笠沙な
どの場合は、遠方が漁業対象になっている漁業者などは捕獲する魚やエビなどの漁獲量が余り
にも少ないと燃料代に対処できないので、出漁を取りやめていたりしておられます。そんなこ
とを考えると今後漁業はますます衰退していくことになると思います。そんなことを考えると
何とか漁獲高に少しでも対応できる分だけでも燃料代の補助を行うことができればいいのだが
なあと思うのですが、そのようなことは、厳しい財政状況の中、市単独で行うことは難しいこ
とでしょうか。それよりも、先にも述べましたように、国からもそうした補助事業が適用され
るようになればそのようなことは可能になるのではないかと思うのですが、国の漁業の燃料代
に対する補助事業は市の方には連絡されておりませんでしょうか。
〇市長(川野信男)
国もいろいろ今、作業検討をしておるようでございます。通常であります
と大体今のような時期になりますと国が作業をする過程では先が見えるというような時期かと
思いますけれども、今の国の状況ではもう一寸先も分からないというのが現状でございます。
そうした中でどうするかということでありますが、いずれ国の方針も出てくるだろうと思いま
すので、そうした国の動向等を見極めながら対処していきたいということで答弁はさしていた
だきたいと思います。川内の例もございました。川内はおっしゃるとおりのいろんなことをやっ
ておるようでございます。どっちかというとうらやましいなあという思いもないでもございま
せん。しかし、また、一方、川内市民の皆さんに言わせれば、俺たちは大変厳しい状況の中で
原子力発電所を誘致して、そしてその分のいわゆる交付金が上がった分があるじゃないかと。
大変そういういろんな過程がありますので、同じようなというわけではございませんが、やっ
- 141 -
ぱり本市の置かれた状況の中でどうするかということを判断さしていただきたいと思います。
〇3番議員(大迫久光)
今後漁業の活性化を進めることはとても大切なことだと思います。特
に笠沙などは漁業が活性化すればまた地域も活性化していくことになるのではないかと思われ
ます。そうした意味で今回このようなことをお願いしたのですが、ほんのわずかな燃料代の補
助金が役に立つかは分かりませんが、現在の状況を考えるとわずかでも漁業取組みの動きが出
てくるのではないかと思われます。現在、国の補助金を燃料代にも利用をして、市からもいく
らか補助できれば南さつま全域の漁業者に対応できるのではありませんか。市からの補助金は
行うことができるのでしょうかお聴きします。市からの補助金で漁業が少しでも活性化する要
因になれば、これは非常にありがたいことであると思いますし、また、漁業に取り組む人数が
増えてくることになることはあるかもしれません。そのようなことから漁業への燃料代補助を、
これがほんとにできれば非常にいいことなんだがなと思うんですが、市の単独補助というのは
やはりどうしても無理なのでしょうか。
〇市長(川野信男)
燃油高騰に対する、原油高騰に対する市の単独補助ということでございま
すが、再三御答弁申し上げておりますとおり、内部でもいろんな総合的な施策、この原油対策
をどうするかということを今、庁内的にも検討をいたしておる段階でございます。予算編成の
中ではそのような内容については提案はいたしてございませんけれども、国のいろんな施策が
今煮詰まりつつございますし、県でもそれなりの対応もいろいろ検討がされておるようでござ
います。こうした状況等を十分勘案しながら、市が対応できる、やらなければならないことに
ついては適切に対処して参りたいということで御了解をいただきたいと思います。
〇3番議員(大迫久光)
それでは、どうか漁業の活性化のために今後そうやって補助金を交付
する体制を整えていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。以上で一般質
問を終わります。
〇議長(石井博美)
こ こ で お 諮 り い た し ま す 。 た だ 今 発 言 通 告 者 15人 中 10人 の 質 問 が 終 わ り ま
した。申合せにより本日の一般質問は以上で留めたいと思いますが、御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
御異議ありませんので、本日の一般質問は以上で留めることに決定しまし
た。
本日はこれで散会いたします。
散
会
午後
4時20分
- 142 -
第 4回 南 さ つ ま 市 議 会 定 例 会 会 議 録 ( 第 4日 目 )
1.開
会
日
時
平 成 20年 9月 9日 ( 火 ) 午 前 10時
1.議
事
日
程
( 第 4号 )
〇開
議
日程第 1
一般質問
1
寛俊議員
野下
通
(市民の安全対策、地籍調査と固定資産税
2
古木
健一議員
(定員管理及び給与の適正化等の推進状況
3
上園
等)
等)
邦丸議員
(ゆとり教育見直し、財政健全化計画について
4
諏訪
昌一議員
(坊津病院、給食センター、水害予防について
5
鳥居
等)
亮幸議員
(長年郷土発展に尽くされた方の安心安全対策
〇散
等)
会
1.本日の会議に付した事件
〇議事日程のとおり
- 143 -
等)
告
順
1.会議に出席した議員(27名)
1番議員
貴
島
修
2番議員
清
水
春
男
3番議員
大
迫
久
光
4番議員
大
原
俊
博
5番議員
髙
倉
正
文
6番議員
三
角
勝
嘉
7番議員
有
村
義
次
8番議員
山
下
美
岳
9番議員
諏
訪
昌
一
10番議員
野
下
寛
俊
11番議員
下
釡
清
和
12番議員
小
園
藤
生
13番議員
下
野
認
14番議員
永
山
薩
男
15番議員
室
屋
正
和
16番議員
園
田
17番議員
相
星
二三夫
18番議員
南
19番議員
平
石
一
善
20番議員
若
21番議員
鳥
居
亮
幸
22番議員
23番議員
井
料
健
造
25番議員
柳
元
拓
夫
27番議員
石
井
博
美
豊
敏
子
松
正
伸
上
園
邦
丸
24番議員
新
澤
廣
美
26番議員
古
木
健
一
長
金
田
鶴
見
記
宮
内
雅
史
1.会議に欠席した議員(0名)
1.会議に出席した事務局職員(4名)
事
務
局
書
長
田
中
茂
穂
議
記
井
上
喜
詞
書
事
係
1 . 法 第 121条 に よ る 会 議 に 出 席 し た 説 明 員 ( 2 8 名 )
市
長
川
野
信
男
副
市
長
相
星
完
治
長
坂
口
二
郎
教
育
長
出
口
定
昭
長
柴
田
達
朗
企画政策部長
山
口
力
三
市民福祉部長
久保薗
秀
徳
産業振興部長
上
野
哲
郎
建
設
部
長
山
下
和
隆
会 計 管 理 者
放生会
教
育
部
長
染
川
勝
夫
総務部総務課長
長
濱
一
盛
総務部財政課長
塩
賀
千
弘
総務部税務課長
有
馬
安
行
企画政策部企画
中
山
秀
次
企 画 政 策 部
峰
元
義
人
橋
口
一
郎
副
総
課
市
務
部
長
企画政策部行政
改革推進室長
隆
新産業創造室長
田
代
賢
市民福祉部市民
生
活
- 144 -
課
長
市民福祉部保健
課
産
課
課
長
田
彰
中
村
千
尋
備
野
重
美
村
孝
一
澤
康
文
片
平
善
英
樋
渡
千
昭
長
長
教育部学校教育
課
有
課
建設部建設整備
課
川
新
長
産業振興部農地
整
長
教育部生涯学習
市民福祉部福祉
課
長
建設部都市整備
課
一
長
建設部建設維持
課
祐
長
産業振興部農林
水
阿久根
- 145 -
武
尾場瀬
仁
長
病院事務局長
長
瀬戸山
△
〇議長(石井博美)
開
午前10時00分
ただ今から本日の会議を開きます。
△
〇議長(石井博美)
議
日程第 1
一般質問
日 程 第 1、 一 般 質 問 を 行 い ま す 。 ま ず 、 野 下 寛 俊 議 員 の 発 言 を 許 可 し ま す 。
[野下寛俊議員
〇10番議員(野下寛俊)
一般質問席]
午前10時00分
おはようございます。通告に従いまして質問をしていきたいと思い
ま す が 、 ま ず 、 市 民 の 安 心 ・ 安 全 対 策 に つ い て で す け ど も 、 今 日 は 9月 9日 で 救 急 の 日 で ご ざ
います。この日に市民の安全・安心ということに対して一般質問ができる身の幸せと申します
か、を感じますけども、その反面、次の質問では、いくらきゅうきゅうとしていても、固定資
産税の付加税はないだろうと、不公平課税はないだろうというような気もしていますので、そ
の辺の答弁もよろしくお願いいたします。ほいで市長にお願いしときますけども、接続詞はも
うやめて、簡単に答弁していただければありがたいと思いますので、よろしくお願いいたしま
す 。 ま ず 1番 目 の 非 常 備 消 防 団 の 昼 間 団 員 の 実 態 に つ い て お 伺 い い た し ま す 。
〇総務部長(柴田達朗)
非常備消防団員の昼間団員の実態でございます。昼間に管轄区域で勤
務している人数の実態について各方面隊ごとに、管轄区域ごとに申し上げます。まず、加世田
方 面 隊 、 団 員 実 数 276名 の う ち 管 轄 区 域 内 が 218名 で 79パ ー セ ン ト 、 区 域 外 が 58名 で 21パ ー セ
ン ト 、 笠 沙 方 面 隊 は 、 団 員 実 数 110名 の う ち 管 轄 区 域 内 が 75名 で 68パ ー セ ン ト 、 区 域 外 が 35名
で 32パ ー セ ン ト 、 大 浦 方 面 隊 は 、 団 員 実 数 103名 の う ち 管 轄 区 域 内 が 59名 で 57パ ー セ ン ト 、 区
域 外 が 44名 で 43パ ー セ ン ト 、 坊 津 方 面 隊 は 、 団 員 実 数 100名 の う ち 管 轄 区 域 内 が 64名 で 64パ ー
セ ン ト 、 区 域 外 が 36名 で 36パ ー セ ン ト 、 金 峰 方 面 隊 は 、 団 員 実 数 153名 の う ち 管 轄 区 域 内 が 102
名 で 67パ ー セ ン ト 、 区 域 外 が 51名 で 33パ ー セ ン ト と な っ て お り ま す 。 全 体 で は 、 団 員 実 数 742
名 の う ち 管 轄 区 域 内 が 518名 で 70パ ー セ ン ト 、 区 域 外 が 224名 で 30パ ー セ ン ト と な っ て お り ま
す 。 な お 、 市 外 勤 務 者 は 全 体 で 85名 、 11パ ー セ ン ト と な っ て い る と こ ろ で ご ざ い ま す 。
〇10番議員(野下寛俊)
今 、 昼 間 団 員 の 数 値 を 伺 い ま す と 、 大 浦 が 特 に 一 番 少 な く て 約 50パ ー
セントぐらいということになりますけども、この人数ではですね、昼間火災の対応とか、災害
ですね、に、班はあっても、その班としての対応ができない。例えば、消防自動車を引っ張っ
ていって消火に当たれないということも考えられるんじゃないかと思うんですけども、その辺
の対応策についてはどのように考えておられますか。
〇市長(川野信男)
お 答 え 申 し 上 げ ま す 。 市 内 の 消 防 団 に は 32の 分 団 が ご ざ い ま す 。 こ の 分 団
の中に班を置いておる所もあれば、班を置いてない所もございます。班を置いておる所におき
ましては、そこにそれぞれの装備をいたしてございます。小型ポンプ車とか、あるいはポンプ
車、そういう物を配置をしながら、いわゆる団の活動、消防活動についてはその班が主体となっ
ていると、こういうような体系、対応でございます。ところが、今、お話もありましたけれど
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も 、 班 員 数 の 少 な い 班 と い う の が ご ざ い ま す 。 極 端 に 言 い ま す と 6人 と か 、 7人 と か 、 こ う い
う所がございますれば、そうした所の場合に昼間火事等が発生いたしますというと、地域にい
らっしゃらない、勤務していないというようなことがあってなかなか班単位で活動が難しいと、
こういうような実態でございます。そこで分団を単位とするとか、あるいは班の再編をすると
か、そういう方法でもって対応する方法がないのかどうかということで今、消防団の方とも調
整中でございます。
〇10番議員(野下寛俊)
これを団ごとの行動とか、いろいろ考えられると思うんですけども、
ただし、その班を統合と申しますか、団の中に班組織があって、その班を潰して合理化をやろ
うとすれば、今度はその集落の住民がものすごう不安がると。特に高齢化の著しい所では消防
団というのはものすごう頼りになってますから、してますから、その辺も考慮した団の編成等
も考えていただきたいと。そいでこれはもうある面では明日かもしれないんですね、災害とい
うのは。火災も明日かもしれない。今から、今日かもしれない。だから、主導的なやり方でやっ
ていかないと、なかなか団員もうんとは言わんだろうし、またその辺の、非常に難しいと思い
ますよ。班は活かさなきゃいかん。だけども団ごとの構成もせないかんと。だから、一番簡単
な の は 、 昼 間 団 員 が い る 所 で 班 、 例 え ば 、 団 で 1チ ー ム な ら 1チ ー ム 、 2チ ー ム な ら 2チ ー ム
消防団を別口で編成してしまえばいいんですよね、昼間団員のだけで。そういうやり方もある
んじゃないかと思いますが、参考にしていただきたいと思います。その次に入ります。その次
の 3番 目 の 大 規 模 災 害 や 特 定 の 災 害 に 対 応 す る た め の 機 能 別 団 員 の 養 成 や O B 等 の 活 用 に つ い
てですけども、これは確か川内が水防関係でそういう機能別の団をつくった、班だか、団だか
というのを記事で見たような気もしますけども、この辺の対応をどのように考えておられます
か。
〇市長(川野信男)
現在、消防団の課題の一つあるいは一番大きい課題かもしれませんけれど
も、団員をどういうふうにして確保するかということでございます。それから、もう一つは、
もう一つというわけではございませんけれども、団の業務が、おっしゃるとおり、こう機材が
高度化したとかというようなことなどもあって機能的になってきておる。あるいはそういう必
要性も出てきている。こういう実態でございます。現在でも既に常備消防と消防分団とは機能
別の役割分担をしていると、こういうような見方をしてもいいのではなかろうかと思っており
ます。さらに広報とか、予防分野におきましては、業務の多様化もあり、機能分担も一つの方
法だと私も思っております。現在既に、必ずしもそうしたことを念頭に置いたわけではありま
せんけれども、すみ分けをしておる。そういうような所もございますし、例えば、自主防災組
織がございます。これも一つの機能別分団と、こういうような考え方でもあるかもしれません。
いわゆる消防団ができないとかといいましょうか、それを補完する意味で自主防災組織の方で
対応をしておると、こういうようなこともあるわけでございますので、このように自主防災組
織を活用しながら、連携しながら、どういうような機能別分担をするかということなどについ
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ても、他の地域でそうした実例もございますので、研究をいたして参りたいと、こういうふう
に思っております。
〇10番議員(野下寛俊)
そ の 際 で す ね O B 、 O B で す ね 、 私 も O B 、 ま だ 60、 ま だ 60に な る
の か 、 も う 60に な る か 分 か り ま せ ん け ど も 、 昔 や っ と り ま し て 、 体 力 的 に は 本 人 は 自 信 は ま だ
あるつもりですけれども、そういう消防団上がりのOBの活用ということもこう考慮に入れて
ですねやれば、例えば、昼間その昼間団員のいない所でOBを活用すると。ただし、それは気
をつけないかんのは、もし事故があった場合に、その補償体制がうまく機能するような組織づ
くりをやっていただきたいという思いがしますので、その辺も考慮に入れた編成と申しますか、
組 織 づ く り を お 願 い し て お き た い と 思 い ま す 。 そ れ か ら で す ね 、 20年 度 予 算 で 保 険 料 が 約 3,000
万、総体で、これは前回の一般質問でも同僚議員がやったと思うんですが、その使途、それか
ら そ の 3,000万 円 が で す ね 市 民 の 安 全 ・ 安 心 に ど の 程 度 貢 献 し て い る の か と い う こ と を お 尋 ね
いたします。
〇総務部長(柴田達朗)
20年 度 当 初 予 算 の 保 険 の 総 額 、 今 、 議 員 言 わ れ ま し た と お り 、 約 3,000
万 で ご ざ い ま す 。 こ の 内 訳 に つ き ま し て で す が 、 1,530万 、 51パ ー セ ン ト が 市 の 施 設 の 建 物 災
害保険、それから公用車の自賠責、それから任意保険料というふうになっております。その残
りですが、の保険料は、学校における児童・生徒の災害保険、ボランティア、それから道路愛
護作業等の事故補償としての総合賠償保険、予防接種時の事故、それから従事する医師等に障
害があった場合の補償保険、市道、農道、林道における賠償保険、その他市が主催をいたしま
すスポーツ大会、各種講座、体験活動における参加者の傷害保険が主なものでございます。保
険料は市の事業に参加する方や市の施設を利用して事故があった場合の備えとして任意加入を
しているものでございます。活用に、どういうふうにということはよろしいですか。
〇10番議員(野下寛俊)
自分たちの業務についてはそいだけの補償、補償といいますか、安
全のために保険を使っているわけですよね。そいで職員の方々も、我々もですけども、もし万
が一業務中の事故があれば、それなりの補償がされているわけですよね。それがないのが農林
業従事者なんですよ。これは同僚議員も質疑でやっておりますけども、どうもこうかみ合って
ない感じがするんですよ、質疑と答弁が。ねえ、部長、かみ合ってない。何と言うかな、片や
民間の保険とか、そういうので対応できる部分があると。確かにできる部分はあるんですよ。
だけども、万が一という時にはそれが役に立たんと。それで、前も言ったことがあると思うん
ですけども、集落の行事で保険が適用されない部分が、これは必ずあると思うんですよ、やっ
ていけば。どっかのまちでは適用されたということですけども、もし裁判でもなれば、多分負
けるだろうなあと、ボランティアじゃないということでですね。そういう部分もある。そうすっ
とこれから先、混住化が進んでいけば、こいだけ個人の権利を主張したりする人が多く出てく
ればですよ、その集落の頭で命令する人はいつか必ず裁判ざたに持っていかれるだろうな、そ
の日もくるだろうなあという私は危惧も持っております。そういうことからですね大浦町でやっ
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て た 保 険 、 農 林 業 従 事 者 災 害 共 済 が 、 あ の 当 時 で 500円 の 保 険 料 で 、 大 体 そ れ に 匹 敵 す る 、 掛
金に匹敵する補助が、持出しがあったわけですよね。私が言っているのは、その持出しをして
くれと言うんじゃないんですよ。保険料は自分たちで払うから、事務をやっていただけません
か と 。 交 通 災 害 も 同 じ よ う に で す ね 1円 ず つ 掛 け て 、 360円 掛 け て 、 あ れ は 補 助 金 は な し で 、
確か基金が残っていると思うんですけども、そういう状態になるような掛金を取っていただい
て、それで農林業従事者が安心して働けると。これから高齢化が、もう高齢化は進んでいるわ
けですけども、高齢化が進めば進むほど農作業事故というのは多いと思うんですよ。農作業事
故 が 一 番 事 故 の 中 で 減 っ て な い ん で す よ ね 、 年 間 を 通 し て 400件 近 く 。 そ の ほ か の 土 建 業 者 と
か、そういう自営者はものすごい事故率も減ってるんですけども、農作業だけは死亡事故も含
めて相変わらず横ばい、どっちかというと増加の傾向にあるんですよね。というのは高齢者が
増えてきたからこだが利かんごっなったということも一にあると思うんですよ。そういうこと
で掛金だけは自分たちでもう払うから、事務だけをやっていただけませんかと、そういう質疑
をしているわけです、私は。同僚議員も同じだと思うんですよ。その辺はどうでしょうか。
〇産業振興部長(上野哲郎)
農林業従事者の保険については、以前から議員がずうっと御指摘
もされて、るる回答もさしていただいているというふうに思っております。これまでの答弁に
つきましては、民間のあるいはJA等の保険を活用してほしいというのが私どもの一貫した御
回答だったというふうに思っております。基本的には私どもも今もそういう気持ちでおります。
今、御提案は、事務をば行政、役所にしてほしいということですが、運営はどうされるのかな
という部分もちょっと心配もありますが、それらについて、もうちょっと中身について私なり
の研究もさしていただきたいというふうに思います。
〇10番議員(野下寛俊)
初めてこう前に進んだ答弁をいただいたような気がしますので、速
やかな研究をしていただいてですね、できるだけ早くその答えを出していただければ、またそ
の次に誰か聴くでしょうから、もうその次には散髪をきれいにして議会に出れるような体制に
持っていただければありがたいなあというふうに思っております。もうこれはこれで置いとき
ます。
そ の 次 に 入 り ま す 。 地 籍 調 査 と 固 定 資 産 税 に つ い て で す が 、 ま ず 1番 目 の 加 世 田 ・ 笠 沙 地 区
の 地 籍 調 査 の 進 捗 状 況 及 び 完 了 予 定 年 度 、 20年 度 終 了 時 の 未 調 査 の 筆 数 を 教 え て い た だ き た い
と思います。
〇産業振興部長(上野哲郎)
地籍調査のことでございますけども、加世田・笠沙地区の地籍調
査 の 進 捗 状 況 に つ き ま し て は 、 平 成 19 年 度 末 で 加 世 田 地 区 が 93.88 パ ー セ ン ト 、 笠 沙 地 区 が
73.44パ ー セ ン ト と な っ て お り ま す 。 地 籍 調 査 事 業 の 完 了 年 度 に つ き ま し て は 、 加 世 田 地 区 が
平 成 21年 度 現 地 調 査 を 完 了 し 、 平 成 23年 度 に 全 事 業 の 完 了 予 定 と な っ て お り ま す 。 笠 沙 地 区 に
つ き ま し て は 、 平 成 24年 度 現 地 調 査 を 完 了 し 、 平 成 26年 度 に は 全 事 業 の 完 了 予 定 で 現 在 作 業 を
進 め て い る と い う こ と で ご ざ い ま す 。 な お 、 平 成 20年 度 終 了 時 点 で の 残 筆 数 に つ き ま し て は 、
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加 世 田 地 区 2,662筆 、 笠 沙 地 区 8,746筆 の 予 定 と な っ て お り ま す 。
〇10番議員(野下寛俊)
そいでその次の税金を掛ける場合にはこう原則というのがあるんだ
と思うんですよね。こうしちゃいかんと、こうしなさいというのがあると思うんですよ、原則
の、課税の原則というのが。それはどんなのがあるんですか。
〇副市長(相星完治)
今、課税の原則ということでございますが、税は、御承知のとおり、公
的サービスの費用を賄うものでございまして、国民一人ひとりが広く公平・公正に負担を分か
ち合うことが必要であると考えております。そのためには課税に当たっても、また収納に当たっ
ても公平・公正を旨とすることは原則であると、このように考えております。
〇10番議員(野下寛俊)
そ う す っ と 先 ほ ど の 地 籍 調 査 の 関 係 で 申 し 上 げ ま す と 、 あ と 3年 、
加 世 田 が 3年 か か り ま す よ ね 。 笠 沙 町 が 6年 、 こ の 間 は 固 定 資 産 税 は ず う っ と 不 公 平 の ま ま 課
税されているという認識はございませんか。
〇副市長(相星完治)
この固定資産税の課税につきまして地籍調査の関連でございます。これ
につきましては地籍調査をする前、それぞれの市町で住民説明をしております。その時点で住
民の説明の中で地籍調査終了後、その地籍の成果に基づき課税をするということで住民に説明
をしておりますので、そのような取扱いをしているところでございます。
〇10番議員(野下寛俊)
がっつ申し訳ないんですけどね、副市長さんねえ、先ほど課税の原
則というのを聴いたらですよ、「公平・公正」とおっしゃったんですよね。そうすっと同じ日
本国民であり、南さつま市民なんですよね、合併したことによってですよ。同じ南さつま市民
がその公平・公正という課税の大原則から外れてるんじゃないかと。金峰町、大浦町、それか
ら坊津町ですね、旧ですね、旧、その三つは、金峰町はものすごう早かったと聴いてますけど
も 、 こ の 3町 は 不 公 平 課 税 を さ れ て い る わ け で す ね 、 住 民 は 、 同 じ 市 民 な の に で す よ 。 い や 、
頭を振らんでもいいですよ、市長。いや、そうじゃないんですかね。私はもう不公平の最たる
もんだろうと思っているんですよ、同じ市民がですよ。それは確かに登記が終わった時点で課
税するということは決まってたでしょうけども、市民は。だけど、合併ということによって同
じ市民になった。そうすっと同じ市民が不公平課税をされているというこの辺はどう考えられ
ますか。
〇副市長(相星完治)
土地の固定資産評価額を求める場合には、その地積につきましては原則
として土地登記簿に登記されている地積によるものとされております。しかし、例外として、
国土調査法による地籍調査を行っている市町村においては、評価の均衡上、特に不適当である
と認められた場合には、固定資産評価基準において地籍調査前の土地登記簿に登記された地積
に よ る こ と が で き る と 、 こ の よ う に 認 め ら れ て い る と こ ろ で ご ざ い ま す 。 南 さ つ ま 市 の 旧 1市
4町 は 、 地 籍 調 査 前 の 地 積 に よ る 税 負 担 と 地 籍 調 査 後 の 地 積 に よ る 税 負 担 に 不 均 衡 が 生 じ る こ
とを考慮しまして、地籍調査が完了した時点で地籍調査成果による一斉課税が妥当であると判
断して固定資産評価基準に定めている例外措置をとったものと、このように考えております。
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〇10番議員(野下寛俊)
いや、先ほど言ったでしょう。同じ市民なんだと。同じ市民が不公
平課税を受けているんだよと。それでそれを解消するんだったらですよ、登記が終わった加世
田地区の部分と笠沙町の部分も、「登記が終わった時点で課税できる。」と今おっしゃいました
から、そいやればかなり公平に近くなると思うんですけども、まだこっちは終わってないから
あ と 6年 間 、 6年 間 で す よ 。 片 や 加 世 田 地 区 が 4年 間 だ っ た で す か 、 3年 間 、 加 世 田 地 区 の 市 民
と笠沙地区の市民は喜びますよね。うん。そいで市長は昨日答弁でですよ融合・一体化が図ら
れているとかですね、格差是正が行政の使命であるとかですね、清水議員の質問、答弁にも公
平の負担がどうと、そいで旧市町間の格差が見られるとかですね、そういう答弁をなされてい
るわけですよ。そいでこれはこのこういう不公平課税をしてですよ、それは市長の耳には届か
ないかもしれませんよ、市民の声は。だけど、声なき声を聴けという言葉もありますよね。市
長の前では言いませんよ、みんな、恐れ多くてとても。不公平課税がなされているとかと言い
ませんよ。この辺のこの整合性というのは市長どこにあるんですかねえ。
〇市長(川野信男)
お答え申し上げます。税は公正・公平でないといかん。公平とは何だとい
うことがあるかと思います。例えば、税を、一人ひとり同額で税を掛けるのが公平なのか。所
得の割をもって勘案しながら課税するのが公平なのか。いろんな考え方があると思います。こ
の不動産税、固定資産税につきましては登記をされた面積によって課税する。これが法律の原
則でございます。しかし、登記をされた面積とは、国土調査をやっておる所については、まち
の中で早く済んだ所もある。そうでない所もある。それを一体どこでやるかということで、こ
れまで国の指導もあってまち単位で終了した時点まで、いわゆる原則に反するけれども、課税
については終わった時点でやりましょう。そしてそのことを前提として、先ほど副市長答弁申
し上げましたとおり、スタートをする時に、終わった時に課税するんですよということで私は
合意形成がなされてスタートをしたことだと、こういうふうに理解をいたしております。した
がって、そうした原則に則ってやるのが公平であり、公正であるとも、こう思っております。
今、大浦と坊津の話がありましたけれども、説明も申し上げましたとおり、スタートをする時
に大浦町の地籍が終わったら課税するんですよ。坊津が終わったら課税するんですよ。そいで
いいですよということでスタートをしたと思います。本来でございますれば終わった時点で課
税すべきだと思っております。してないということは、むしろ法律の原則に合ってないという、
その瞬間合ってないと、むしろそういうことに私はなるんじゃないかと、こういうふうに思っ
ております。ただ、今、終わった時点でという、どの時点をもって終わった時点かと言います
と、合併ということはその頃想定してなかったと思いますんで、それぞれのスタートをした時
のまちの単位でもって終わった時点、こういうふうに言っておったわけでございますので、今、
こうした合併した今日の状況でやはり原則に立ち返って公平・公正なこういうような課税をす
ると、これがもう私はむしろ当然じゃなかろうかと、こういうふうに思っております。国土調
査によって異動のない所の人は登記された面積によって課税されております。そのほかの所は、
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これは違うんだと、いわゆる原則をいわゆる例外的に扱っておるのをそんなに早くやることの
方がむしろ私は原則に反する、公平に反することだと、こういうふうに思っておるところでご
ざいます。御理解をいただきたいと思います。
〇10番議員(野下寛俊)
口を開けばですよ融合・一体化と、合併後の市長は市民は融合・一
体化と、それも大分進んでいると。これは融合・一体化じゃなくて、核分裂も同ひことでよ、
ねえ、核分裂、核融合、分裂があって、何か良く分かりませんけども、原子爆弾のことは、どっ
かの首長さんはそいで減給を受けた人もおられますけども、そういうのは抜きにしても。その
次の固定資産税の増額が他の税に及ぼす影響というのを伺います。
〇副市長(相星完治)
地 籍 成 果 の 課 税 に よ る 固 定 資 産 税 の 増 額 は 山 林 を 中 心 に 約 700万 円 と 推
計 さ れ て お り ま す 。 う ち 190万 円 は 自 治 会 が 所 有 す る 山 林 に 係 る 分 と な っ て お り ま す 。 そ の ほ
かに法人あるいは数人で共同で管理所有する固定資産があり、個人所有分の増額としましては
約 400万 円 程 度 で は な い か と 思 っ て お り ま す 。 他 の 税 に 及 ぼ す 影 響 と の こ と で ご ざ い ま す が 、
国 民 健 康 保 険 税 の 資 産 増 額 へ の 影 響 が ご ざ い ま す 。 国 民 健 康 保 険 税 の 資 産 増 額 の 税 率 は 39パ ー
セントとなっております。増額の影響を受けた納税義務者のうち国保加入者の割合によりその
影響額は変わって参りますので、具体的な数字を算定することは非常に難しい、また相当時間
が か か る と 思 っ て お り ま す 。 し か し 、 推 計 で 申 し ま す と 、 国 保 加 入 者 を 約 半 数 の 50パ ー セ ン ト
と 仮 定 し た 場 合 、 全 体 で 60万 か ら 70万 程 度 の 負 担 増 に な る ん じ ゃ な い か と 、 こ の よ う に 推 計 を
しているところでございます。
〇10番議員(野下寛俊)
案外と国保税に関しては思ったよりか少ないのかなあという気はし
ま す け ど も で す ね 、 も う 1回 返 り ま す 。 ど う も そ の あ と 6年 間 と 3年 間 の 不 公 平 課 税 と 、 私 は
不公平課税だと思うんですよ。市長は課税の原則に基づいてやっていると。もう全然意見は合
わないんですけども、これは、だけども、大浦町民、それから坊津町民、金峰町民に聴けば、
100パ ー セ ン ト 不 公 平 課 税 だ と 言 う で し ょ う ね 、 多 分 。 調 査 を し て み な き ゃ 分 か り ま せ ん け ど
も、不公平課税だと言うと思いますよ。もともと税金を払いたがらないのが日本国民ですから、
はい、私も含めてですよ、少ない方がいいですから。アメリカは違うらしいですね。払った後
が厳しいらしいです。日本は払いたがらないけども、払った後は何も知らんぷり、あんまりこ
う興味を示さないという国民性だというのをば何かでか読んだか、聴いたかしたことがありま
すけども。そこでですよ、これは提案ですよ、市長。今、地域づくり、むらづくり委員会、地
域づくり、むらづくりですかね、あれを小学校校区ごとにやっていますが、旧金峰町、旧坊津
町、旧大浦町にですよこの増税額分からいくらかずつでも助成するという手立てをとればです
よ大分その市民の感情というのも揺らぐと思うんですよ。ただし、加世田と、旧加世田市と笠
沙町はずんだれてるわけですから、ずんだれてる期間は補助金はやらないと、その割増しと申
しますか。そういう手も使えるんじゃないかと思うんですよね。ずんだれ市民が得をするとい
うのはないと思うんですよ。言葉が悪かったら取り消しますけども、私はもうこれはもうずん
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だれ行政だとはっきり言って、議長が何と判断するか分かりませんけどね、ずんだれ行政の市
民が得をすると。だから、その公平に、いくらか公平にするために先進的な旧市町には、旧町
には補助金を上乗せするという政策はとれませんか。
〇市長(川野信男)
大 変 難 し い 御 質 問 で ご ざ い ま す け れ ど も 、 金 峰 町 は 確 か 41年 か ら 地 籍 調 査
を始めておって、課税をしておるのはいつからですかね。いや、もう地籍調査の結果に基づい
て課税しておるんです。それを今さらおかしかったと、こういうことでは私はないと思います。
課税というのは公平・公正なのが原則でございます。こっちは余計納めておるから、じゃあそ
の見返りをどうとか。こういうことじゃ私は課税の原則というのは崩れると思います。例えば、
土地にいたしましても同じ面積であっても固定資産税違います。じゃあ俺ん所は余計納めてお
るから、その見返りで何かやれ。そういうようなことじゃあ、これは私は行政やっていけない
と思っております。したがって、課税は課税、あくまでも原則に則って私どもは、法律に則っ
て今やっておるわけでございますので、それが不公平であるとか何とか、こういうことについ
ては、この点についてはもう考える余地は私はないと思っております。もう現にですねもし合
併しなけりゃそんまま課税されて本来おったんですよね。それをしてなかったので、いろんな
事情があったかもしれません。私はこのことは若干、どう解釈をするかでございますけれども、
法律の趣旨には合っていなかったというような認識もいたしてございます。本来、国土調査が
終わって登記が済んだら、そこで法律上は課税すべきだと、こういうふうになっておるわけで
すから、それをしなかった。いろんな意図が、いろんな事があったかもしれませんけれども、
そのことはやはり法律の趣旨による課税の原則に乗っかっていなかったというふうな認識は私
は当然とられるべきだと、こういうように思っております。その見返りを云々ということには、
なかなかこれは私の考えは及ばないところでございます。
〇10番議員(野下寛俊)
いや、考えが及ばないから提案するわけですよ、はい。考えが及ん
でいたら提案なんかしませんよ。じゃっど、じゃっど、市長やれやれち言いますよ、うん。そ
いで先ほど市長は、例えば、Aの田んぼとBの田んぼが固定資産税が違うみたいなことを言い
ましたね。それは固定資産税の評価というのがあって当然だと思いますよ。それがあるからこ
ういうふうにやれと言うんじゃないですよ。終わってない。まだ今現在進行形、地籍調査がで
すよ、の地区と済んだ地区の同じ市民がですよ、同じ市民ですよ、市長。融合・一体化を言う
市長、市民ですよ。私は不公平課税だと。だから、それをいくらか修正する。市民のそういう
声なき声に応えるために、いいアイデアじゃないですか。まちづくりにいくらかこう上乗せを
る す る と 。 あ れ も 、 ま ち づ く り も 30万 で す か ね え 。 人 口 が 多 い 所 も 30万 、 ち っ さ な 所 も 30万 と 。
これもちょっと不公平じゃないかと思うんですけど、これは一般質問にあいですからね、言い
ませんけども、そういうのもあります。なかなか、公平・公正というのは一番難しいんだろう
と思います、市政をやる中でですね。だけども、これに一番気を使わなきゃいかん。その辺で
もう一声こう、もう一声と申しますか、ああ、それはいいアイデアだなあと、市民の融和のた
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めに、融合・融和のためにはそれぐらいの手立てをしなきゃ駄目だという考えになりませんか
ね、市長。
〇市長(川野信男)
声なき声はたくさん聴きたいと思います。ただ、今、お話を聴いておりま
すと、声なき声じゃなくて、声ある声のように聞こえて参りますけれども、やはり課税の原則、
これはやっぱりきちっとせんないかんと思います。その上で地域振興をどういうふうに図るか。
これは地域一体化ということを申し上げておりますのは、そうしたいろんな課題が、格差もあ
るかもしれません。あるいは交通の不便な所もあるかもしれない。いろんな条件があるかもし
れません。そうしたものを並べていわゆる元気むら構想の中でそれぞれの地域が抱えている課
題を解決するために事業を実施する。その過程で、これがそれぞれの事業を全く平等にやると
いうことじゃなくて、地域の実態に合わせて地域の皆さんがいろんな計画を作って、この地域
ではこうあるべきだと。そうした施策をば推進をするわけですから、結果として何もかんも金
額は一緒になるとか、そういうことには私はならないと思っております。地域の実情を勘案し
ながら、どのような事業がどこに必要なのかということは、その計画を見ながら最終的には判
断をいたすと、こういうことで、この課税の見返りという格好にするということについては、
どうしても私はなかなかうんと首を振るという状況にはございませんことを理解していただき
たいと。
〇10番議員(野下寛俊)
分かったとは申しませんよ、全然見解が違うんですから。だけども、
最後にですね市長、匙加減という言葉がありますよね。ええ、公平・公正も大事ですけども、
匙加減という言葉もございますから、その辺も考慮にいただいてですねこの後の行政も進めて
いただきたいということを申し述べまして一般質問を終わります。
〇議長(石井博美)
次に、古木健一議員の発言を許可します。
[古木健一議員
〇26番議員(古木健一)
一般質問席]
午前10時38分
合 併 前 の 協 議 に つ い て 2点 質 し ま す 。 ① 合 併 前 に 協 議 の あ っ た 加 世
田地区の住居表示の考え方について、住居表示については、合併前において加世田を冠する現
在 の 南 さ つ ま 市 加 世 田 川 畑 2648番 地 と い う 方 式 と 加 世 田 を 冠 し な い 南 さ つ ま 市 川 畑 2648番 地 で
良いとするいわゆる二分する論議が合併前に合併に関する議会や住民説明会、各種会合等であ
りました。また、校区ごとに分かりやすい全市的な大字の整理検討が必要であるという意見が
出 さ れ た と こ ろ で あ り ま す 。 平 成 17年 9月 加 世 田 市 議 会 の 下 釡 清 和 議 員 と 私 の 一 般 質 問 に 対 す
る川野市長の答弁が分かりやすいので、引用させていただきますが、「川辺地区合併協議会で
決 定 し て い る こ と で あ る が 、 平 成 17年 6月 の 加 世 田 市 議 会 に お い て 加 世 田 を 冠 し な い 方 式 を 要
望する陳情が小湊地区公民館、益山地区公民館からあり、採択された経緯があり、何らかの住
民 意 向 の 把 握 が 必 要 と 考 え 、 7月 下 旬 に 加 世 田 市 内 の 嘱 託 員 に ア ン ケ ー ト を 実 施 し た 結 果 、 合
併 協 議 会 の 決 定 に よ る 現 行 の 『 大 字 に 加 世 田 を 冠 す る 方 法 』 が 54.9パ ー セ ン ト 、 『 大 字 に 加 世
田 を 冠 し な い 方 法 』 が 38.5パ ー セ ン ト で あ っ た 。 地 域 に よ る 集 落 数 や 人 口 バ ラ ン ス を 考 慮 す る
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と、嘱託員の意向が即市民全体の総意であるとは言えないが、ある程度の住民意向の把握にな
ると考える。この結果をもってすぐにこれで良いという最終的な結論には至らないと考えてお
り、今後、町名・字名の取扱いについては、手続上からも合併協議会で決定した内容を合併前
に変更することは時間的に大変難しいことから、さらに議会や住民の意向等を伺いながら、新
市において速やかに検討されるよう対処して参りたい。」と川野市長は答弁されております。
ま た 、 こ の こ と に 関 連 し て 平 成 16年 10月 29日 の 第 17回 川 辺 地 区 合 併 協 議 会 に お い て 、 加 世 田 市
議会合併特別委員会では住居表示を見直すべきであるとの意見があるとの加世田の委員による
川野信男合併協議会長に対する質問に対して、川野信男合併協議会の会長の答弁は次のようで
ありました。「これらの意見を十分に受け止めながら、今後新しい市においてこのことについ
ても検討されることを念頭に置きながら承認されたところである。要するに新しい市で検討す
ると、こういうことを前提とする内容については決定された。」という答弁であられました。
合 併 し た 後 の 平 成 17年 12月 の 同 じ く 下 釡 議 員 と 私 の 一 般 質 問 に 対 す る 答 弁 で 「 助 役 を リ ー ダ ー
に庁内にプロジェクトチームを設置して検討した結果、加世田を冠することと字名及び区域変
更の是非の二段階の調査をする必要があり、できるだけ早い機会に住民意向調査をすることが
第 一 段 階 で あ る 。 」 と の 答 弁 で あ り ま し た 。 質 問 で す が 、 ち ょ う ど お 互 い 合 併 後 1期 の 任 期 は
あ と 1年 と な り ま し た が 、 こ の こ と を ど の よ う に 整 理 し て い く 考 え か 伺 い ま す 。
〇総務部長(柴田達朗)
加世田地区の住居表示につきましては、今、議員、合併前のことから
る る 言 わ れ ま し た と お り で ご ざ い ま す 。 合 併 を い た し ま し て 3年 が 経 過 を し よ う と し て い る と
ころでございますが、加世田地区の住居表示につきましては、合併時に市内全域の住所が変更
をし、市民や企業等は変更の手続や経費の負担等もございまして、合併後間もない時期に再度
変更すると混乱を招く恐れがあること。現在の住居表示でも市民に著しく不便を掛けている様
子 が 見 受 け ら れ な い こ と 。 ま た 、 加 世 田 以 外 で も 5桁 の 地 番 が あ る こ と 等 が ご ざ い ま し て 、 全
市的にこういった検討の必要もあるのではないかということから、現在特段の取組みを行って
いないところでございます。また、町名・字名の変更は専属職員を配置をする必要があります。
時間と経費も掛かりますが、しかしながら、大字の名称、区域の変更、これにつきましては今
後検討を要すると考えております。このことから加世田を冠することにつきましても字の見直
しと並行をして検討して参りたいというふうに考えているところでございます。
〇26番議員(古木健一)
②まちづくり計画における地域別整備計画の全市的調整と推進につ
いて質します。合併後の新市の在り方を示すため、新市まちづくり計画が川辺地区合併協議会
に お い て 作 成 さ れ 、 旧 市 町 単 位 で 10項 目 前 後 の 地 域 別 整 備 が 示 さ れ て お り ま す が 、 合 併 前 の 市
町がそれぞれ独自に策定しておりますので、地域的な点としての地域限定計画であり、事業要
望が重複している事案もあるように思います。合併したことにより、その市町に必ずしも必要
ではない事業あるいは合併したことにより必要になってきた事業等も考えられます。そこで南
さつま市全体としての面としての計画としてこのことは収れんされていないと考えますので、
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これらの項目をすべて集約し、全市的な見地から企画調整し、振興推進していく考えはないか
伺います。
〇市長(川野信男)
御答弁申し上げます。まちづくり計画、これは合併前にそれぞれの地域が
もって計画しておるものをば集約しながら、こういうような方向で合併しましょうと、合併後
はこういうことでやりましょうということの計画でございます。そして合併した後、そうした
ことを基にいたしまして総合振興計画というのを作ったわけでございます。総合振興計画を作っ
た時点で私はまちづくり計画というのは、いろんな課題を整理をした上で総合振興計画はでき
たと、こういうふうに認識をいたしてございます。したがって、具体的な個々の問題はあるか
もしれませんが、基本的にはそうした調整というのはこの総合振興計画の中でされておるもの
と、こういう認識をいたしておるところでございます。
〇26番議員(古木健一)
御答弁いただきましたが、総合振興計画の中にですよね、すべてと
いう言葉は使っておられませんけど、基本的にはそれを、いわゆる地域の計画をたたき台にし
て総合振興計画が合併後できているんだと。これがいわゆる集約されているものという意味の
答弁いただきましたが、基本的にはそうだと思うんですが、ただもし、そういうことを十分理
解 さ れ て い る の で あ れ ば い い ん で す が 、 こ れ ら の こ と は で す ね 地 域 審 議 会 に も う 1回 上 げ て で
すよね、総合振興計画でこのようにしてあるから、例えば、給食センターにしましても何箇所
か に 、 何 箇 所 の 町 が 要 望 し て た わ け で す の で 、 そ う い っ た 意 味 で は あ そ こ の 10項 目 は で す よ ね
おのずと、坊津町の給食センターというのは、これはもうありませんよと、場所はまたどこに
するかは決まってませんけど。あるいは医療保健センターの坊津の問題はどう考えるのか。あ
るいは坊津で文化ホールをという、これは一例、例で坊津を挙げているだけですから、そうし
ま し た ら こ れ ら の こ と は そ れ ぞ れ の で す ね 旧 1市 5町 の 地 域 審 議 会 の 方 々 に で す よ ね 、 総 合 振
興計画でこのようにまとめてあるからということでですよね、もうこれらのことは坊津町とし
ては考えないと、あるいは金峰地区としては考えないということをですよね、なさってるのか
もしれませんけど、はっきりとお互いに共通理解をしていく必要があると思いますが、もうで
き て い る と い う こ と で あ れ ば 結 構 で す し 、 そ の 必 要 が な い の か 。 そ れ か ら 、 1点 目 の い わ ゆ る
加世田を冠するか。あるいは大字の問題につきましてもですよね御答弁いただいたとおりで結
構 な ん で す が 、 一 般 的 に 市 民 は で す よ ね 4年 の 任 期 の 中 で 何 か 方 向 が 出 て く る ん じ ゃ な い か な
と考えておりますので、もうそれはもうこの来年度のことじゃなくて、中期的な、もっと先の
ことですよということなのか。お互い任期が、最初断りましたように、来年ですので、これら
の こ と に つ い て は 南 さ つ ま 市 の 中 期 的 な こ と だ と い う こ と で 、 来 年 度 の 1年 の 中 に は 無 理 で あ
る と い う こ と で あ る の か 。 そ の 2点 を 伺 い ま す 。
〇市長(川野信男)
お答え申し上げます。まちづくり計画の中で重点事項それぞれ出ておりま
す。そうしたものをば基本としながら総合振興計画出来上がっておりますので、この現時点で
は総合振興計画によって必要な調整事項はされておるものと、こういうふうに私はもちろん理
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解いたしておりますが、その考え方が十分に浸透されておるのかどうか。もちろん審議会等で
も総合振興計画を説明し、あるいは決定する段階で御説明申し上げておりますので、ただ意識
的にそこまでいった上であったかどうかは別といたしまして、内容的にはそういうものである
というふうに御理解もいただきたいと思います。例えば、今、給食センターの話が出ましたけ
れども、給食センターにつきましては、それぞれの町といいましょうか、例えば、坊津とか、
笠沙、給食センターの改築というのが出ておるわけでございますが、これは総合振興計画でど
ういうふうにそれが変わったかと言いますと、こういうふうになっております。「効率的かつ
衛生的な給食センターの運営を図るため、給食センターの再編を推進します。」と、こういう
ふうにもうきちっと整理がされておるわけでございます。もちろん再編というのはどのような、
1箇 所 な の か 。 2箇 所 な の か 。 そ こ ま で は 触 れ て お り ま せ ん け れ ど も 、 今 ま で ど お り の 一 つ 一 つ
の町単位じゃなくて、「再編をいたします。」ということが文言として整理されておるわけでご
ざいます。さらに、また、付言いたしますと、昨日来のいろんな議論がありました国有林の払
下げを活用した施設の関係でございますけれども、これも総合振興計画の中では「金峰地域の
払下国有林については、その特性を活かした活用策について検討します。」と、こういうふう
に整理がされておるわけでございまして、こうした振興計画を基にして私どもは今これをどう
いうふうにして具体化をするかということの検討をいたしておるところでございます。あくま
でもまちづくり計画と言いますのは合併をする時のそれぞれの計画であったわけでございます
が、それを新たに、市長も新たな市長が当選し、また、議員の皆さんも新たに選挙をされた中
で総合振興計画というものをば議論し、決定したわけでございますので、その振興計画に沿っ
て事業を推進すること、これが私どもの役割だと、こういうふうな認識をいたしてございます。
それから、字の問題でございますけれども、これは先ほど総務部長答弁申し上げました。これ
までのいろんないきさつもございます。現在の状況から考えますというと、大変、これを今す
ぐ や る と い う こ と に つ い て は い ろ ん な 問 題 が ご ざ い ま す 。 た だ お 話 の と お り 、 1期 4年 と い う
ことでの皆さんそういう認識をしておるじゃないかということもありますので、いずれこのこ
とについてどうするかということについては方針、方向、そういうものをば示す必要があると、
こういうような認識をいたしてございます。今日答弁したような格好で正式に方向を示す、こ
ういうことになるかと思います。
〇26番議員(古木健一)
地 域 の 、 1市 4町 そ れ ぞ れ の 方 々 は で す ね 理 解 の 度 合 い も 違 っ た り 、
あるいは考え方も違ったり、いろいろだと思うんですが、ただ少なくともこのまちづくり計画
というのはですよね、人によっては非常にこれができるんだというふうにしてですよね思って
おられる方もいらっしゃるかもしれませんので、ぜひその地域審議会でですよね総合振興計画
にこのように、先ほど答弁いただきましたけど、網羅されて必要なものと必要でないものがで
すよね、南さつま市となったら必要でないものもあるような気がするもんですから、その辺の
ことは定期的な地域審議会でしっかりと御審議いただきたいと、共通理解していただきたいと
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思います。
次 に 、 2、 行 財 政 改 革 に つ い て 、 ① 集 中 改 革 プ ラ ン の 中 で プ ロ ジ ェ ク ト チ ー ム を 編 成 し て い
る 19の 改 革 プ ロ グ ラ ム は 初 期 の 計 画 ど お り に 推 進 さ れ て い る と 理 解 し て 良 い の か 。 推 進 状 況 を
伺います。
〇市長(川野信男)
御 答 弁 申 し 上 げ ま す 。 集 中 改 革 プ ラ ン の 推 進 で ご ざ い ま す け れ ど も 、 58の
改 革 プ ロ グ ラ ム ご と に 年 度 計 画 を 立 て 取 組 み を 進 め て お る と こ ろ で ご ざ い ま す 。 19年 度 ま で は
おおむね計画どおりの推進が図られており、本年度も計画に沿って推進をいたしておるところ
でございます。この中で適応施設の民営化の推進や公営企業や第三セクターの経営健全化ある
い は 小 ・ 中 学 校 の 学 校 再 編 な ど の 20の 項 目 に つ い て は 、 プ ロ ジ ェ ク ト チ ー ム を 設 置 を い た し ま
して推進をいたしてございます。これらの推進状況についてでございますけれども、第三セク
ターの各施設につきましては、経営改善会議などを定期的に行い、順次経営の健全化に向けた
見直しを進めておる状況でございます。また、民営化推進の項目で幼稚園につきましては、大
浦の幼稚園が廃園となりましたし、加世田は民営化の方向で、坊津は保育園との幼保一元化に
向けた保育所型認定こども園への移行作業を進め、保護者などへの説明会を開催するなど実施
に 向 け て 作 業 を 進 め て お る と こ ろ で ご ざ い ま す 。 ま た 、 市 立 保 育 園 5箇 所 に つ き ま し て は 民 営
化の方向で協議を進めておるところでございます。小・中学校の学校再編につきましては、新
しい学校づくり検討委員会を開催をいたしまして協議を進めておるわけでございますが、学校
関係者や地域住民などへの中間報告を行いながら、意見交換を行っておるところでございます。
地域によってはかなり早い時期に方向性が出されると、こういうことも考えられる状況でござ
います。学校給食センターについては、枕崎市と広域のセンターを建設し、調理・配送部門を
民営化する方向で現在鋭意協議を進めておるところでございます。敬老園は民営化を決定して
おり、公募による民営化又ははまゆうとの統合について検討を進めておるところでございます。
そのほか全庁的な経費節減の推進や広告収入などの新たな財源の確保、収納対策などなど計画
に沿って進めておるわけでございます。民営化の推進など実施までに期間を要するものもござ
いますが、それぞれに方針や基準などを作成いたしまして、その実現を目指して可能なものか
ら順次実施をして参りたいと、こういうふうに考えております。
〇26番議員(古木健一)
19の 改 革 プ ロ グ ラ ム に つ き ま し て は 、 今 、 説 明 い た だ き ま し た か ら
大体理解しましたが、第三セクターの見直しに関しましてですよね、基本的には施設整備ので
すよね、施設整備の必要な金は出すがですね、基本的には経営は口出さなくていいというそう
いう形をですよねつくっていただきたいと。とにかく指定管理者制度になっておりますので、
必要な施設整備は金は出して、それでそれぞれの会社の経営方針があってやっておられるわけ
ですのでですね、そういう形で進めていただきたいと。とにかく各会社がやりやすい環境を整
備してあげていただきたいと。そこでですね、昨日、室屋議員から質されましたいわゆる木花
館 の ソ バ 体 験 の 問 題 で す が 、 答 弁 い た だ き ま し た が 、 と に か く 体 験 の 一 人 分 、 一 人 2,100円 が
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2,500円 に な る 。 二 人 の 場 合 の 2,600円 が 3,100円 に な る と い う よ う な 、 そ れ プ ラ ス 一 人 に つ
き 500円 と い う の を 600円 と い う よ う な 形 の 改 正 で で す よ ね 、 こ れ は も う そ こ の 現 場 の 人 か ら
見たらいろんないわゆるこの物価が上がってるしですね、そういう環境を考えると必要だから
ということでおやりになった。ただ手続がですよね妥当でなかった。だから、現場の人はです
よねそういうその条例がどうとか、こうとかということは知らないわけですよ。そういう意味
で言ったら、意見だけ申し上げますけど、ぜひ今議会中にですよねこの条例改正を出してです
よね、そんな、ついこの前まで何か値段が上がったなあと思ったら、また下がったとかですよ、
こういうことは避けていただきたい。ですから、まだ日にちがありますからですね、この現在
改正された線に沿って、妥当な金額かどうかは審議していただくとしましてですよね、今議会
に 条 例 改 正 を 出 し て い た だ か な い と で す よ ね 、 も う 12月 議 会 ま で ま た で き な く な る わ け で す よ 。
そういうことがないように条例改正、審議は時間かかるかもしれませんけど、提案するのは簡
単なことですのでですね、ぜひ今議会中に提案していただきたい。そういうことを意見として
申し上げておきます。次に、②ですが、集中改革プランの中で監査機能の充実、定員管理及び
給与の適正化等の推進が出されておりますが、このことはどのようになっているのか伺います。
〇市長(川野信男)
お答え申し上げます。監査機能の充実についてでございます。行政改革大
綱におきまして「適正で効率的な行政運営を確保し、市民の信頼と負託に応えるため、監査機
能の充実を図ること。」としておるわけでございますが、財政健全化法に基づく健全化判断比
率などの審査が新たに加わっておりますことから監査委員の責任はさらに多くなってきたと、
こういうような認識をいたしてございます。現在、先進市事例等の調査研究を行うとともに、
電算における財務会計システムを活用したチェック体制の充実など行いながら監査機能の充実
に努めて参りたいと、斯様に考えておるところでございます。大変答弁が漏れておりました。
次に、定員管理及び給与の適正化等の推進状況でございますけれども、定員管理につきまして
は 、 平 成 18年 度 に 策 定 し た 職 員 定 員 適 正 化 計 画 に 基 づ く 職 員 退 職 勧 奨 実 施 要 綱 に よ り 早 期 退 職
を促進するとともに、新規採用を抑制して適正化に努めてきているところでございます。計画
の 推 進 状 況 に つ い て は 、 消 防 関 係 職 員 を 除 い て 申 し 上 げ ま す が 、 本 年 4月 1日 現 在 の 職 員 数 は
603人 と な り 、 合 併 時 か ら こ れ ま で に 68名 削 減 が さ れ て お り ま す 。 定 員 適 正 化 計 画 よ り も 19名
多く減少しておると、こういう状況でございます。次に、給与の適正化の推進についてでござ
いますけれども、現在の把握と先進地事例の調査研究を行いながら、行政職給料適用者につい
て昇格モデル表を策定をいたしまして必要な調整を行ったところでございます。今後について
も給与等につきましては、国や県及び他市の事例等の調査研究を行いながら適正化を推進して
いくことといたしてございます。また、報酬等につきましては報酬審議会において審議いただ
くこととしておりますが、人事院の勧告や他市の状況なども参考に適正化を図りながら進めて
参りたい。斯様に考えております。
〇26番議員(古木健一)
市 長 は 今 議 会 の 初 日 の 平 成 19年 度 決 算 報 告 に お い て も 「 経 常 経 費 の
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うち特に類似団体より比率の高い人件費及び公債費の削減に努めて参ります。」ということで
ありましたが、いわゆる今年から、特に来年度にかけてですよねこのことについて特別こういっ
たことを取り組んでいきたいということが既に考えられているのかどうかですね。それと特に
人 員 に 関 し ま し て は 今 現 在 が 603人 と い う こ と で あ り ま し た が 、 最 終 計 画 の 平 成 27年 に は 消 防
を 入 れ る と 560人 、 消 防 の 職 員 が 90人 が 適 正 と 考 え る と 職 員 は 470人 と い う こ と に な り ま す が 、
若 干 先 の 話 に な り ま す け ど 、 大 体 こ の 470人 に 向 け て 順 調 に と い い ま す か 、 推 移 し て い る と い
う ふ う に 考 え て い い の か ど う か 。 そ の 2点 を 伺 い ま す が 。 ち な み に で す ね 行 財 政 改 革 大 綱 に で
すね議会運営のことも示されてるわけですが、このように出ておりますが、「地方分権の進展
に伴い議会の果たす役割はますます増大し、市民に対する説明責任の重要さが求められている
ことから、議会の役割強化と市民に分かりやすく開かれた議会運営に努めますと。また、適正
な議員定数や報酬等について不断の検証を行います。」と行政改革大綱に出てるわけですが、
そ こ で 南 さ つ ま 市 議 会 に お い て は で す ね 次 の 選 挙 か ら 定 数 を 22名 と 決 定 し て お り ま す の で 、 現
在の私たちのこの議席がちょうど五つ外されると、椅子が五つなくなると、こういうことであ
り ま す 。 旧 加 世 田 市 を 例 に 申 し 上 げ ま す と 、 合 併 前 の 17年 5月 1日 に は 人 口 が 2万 3,951名 で
し た が 、 平 成 17年 の 10月 1日 の 人 口 は 、 南 さ つ ま 市 の 人 口 は 4万 1,677人 と 。 そ れ か ら 面 積 に
し ま す と 、 旧 加 世 田 市 は 94.37平 方 キ ロ メ ー ト ル で し た が 、 合 併 後 面 積 は 283.35平 方 キ ロ メ ー
ト ル と い う こ と で 、 面 積 は お お よ そ 3倍 に な り 、 人 口 は 倍 に な り ま し た が 、 ち ょ う ど 平 成 16年
度 の で す ね 各 市 町 の 議 会 費 の 決 算 の 総 額 を 調 べ て み ま し た ら 、 年 間 で 1市 4町 で 3億 9,993万
6,693円 と い う こ と で 3億 9,000万 円 議 会 費 が 掛 か っ て お り ま し た 、 平 成 16年 度 。 平 成 19年 度
の 今 示 さ れ て お り ま す 南 さ つ ま 市 の 議 会 費 の 決 算 額 は 1億 9,560万 7,507円 と い う こ と で で す
ね、いわゆるほぼ半額にですよね、いわゆる現時点で合併したことによって議会費はもう半額
に な っ て る と 。 そ れ に は 、 平 成 16年 の 議 員 数 は 、 笠 沙 町 が 12、 大 浦 が 12、 坊 津 町 が 14、 金 峰 町
が 12、 加 世 田 市 が 22と 、 合 計 で 70名 い た 議 員 が 27名 に 減 り 、 そ し て 来 年 度 11月 に は で す よ ね 22
名になるということで、議会としてはこのいわゆる計画に則ってですよねほぼ、もうこれ以上
削減しようのないですよね状況まで改革が進められたと思っているんですよ。いわゆる人口も
倍 に な り 、 面 積 も 3倍 に な っ た け ど 、 3億 9,000万 の 経 費 が 1億 9,000万 と 。 そ れ と 5名 今 後
減りますので、来年度になったらですよね、来年度じゃない。いわゆる選挙後の年度になりま
す と ま た こ の 1億 9,000万 か ら で す よ ね 3,000万 ぐ ら い の で す よ ね ま た 削 減 が な さ れ る と い う
ことで、議会はおおむね、あとは開かれた議会ということで内容的にまた努力していかなくちゃ
いけない面はあると思うんですが、ハード的にはですよね議会の方は達成したなと思っている
ん で す け ど 、 当 局 の 方 の 先 ほ ど 申 し 上 げ ま し た 2点 に つ い て で す ね 伺 い ま す 。
〇市長(川野信男)
人件費、あるいは、また、人の数の話でございます。人の数については、
人件費については人の数と連動いたしますので、答え一緒になるかと思います。人の数につき
ましては、先ほども申し上げましたとおり、計画よりも進んでおるんだと、こういうようなこ
- 160 -
とを申し上げましたが、ただこれからどうなるかということがございます。このことにつきま
してはやはり施設の民営化がうまくいくかどうか。これにかかっておると思っておるんです。
この職員削減につきましては、定年退職したものをば不補充、これは全部不補充というわけい
きませんので、計画的な補充をいたしますが、不補充という形でやっておりますけれども、こ
れについては限界がございますが、施設の民営化に伴う措置というものが出てこなければ人を
減らせるということが、すぐまたサービスとの関係もございますので、大変難しい要素もござ
います。いくつか先ほど改革のことについて申し上げましたけれども、これらの民営化の方針
をスムースに実施することがやはり人件費削減の大きな要素になりますので、これから、大変
そうした改革をすることは痛みを伴うことでございますけれども、思い切ってやらざるを得な
いといいましょうか、やるべきだと、こういうふうに思っておりますので、これから残された
いくつかの課題ありますけれども、努めて参りたいと、こういうふうに思っております。
〇26番議員(古木健一)
合併は、いいことだけじゃなくて、痛みを伴いますよということが
ですね合併前から言われてきておりましたし、特に現在のレベルの市民サービスをするにはど
うしても痛みが伴うというのが前提でありましたので、議会は大きな痛みを伴って一応やって
きたのかなと思っておりますので、当局におかれましてもですよね答弁いただきましたように
特段の努力をいただきたいと思っております。③ペーパーレス化の取組み状況を伺います。庁
内LANが整備され、ほとんどの業務は電算に集積されていると考えます。行財政改革の観点
からどのような合理化がなされているか伺います。
〇企画政策部長(山口力三)
それでは、ペーパーレス化の取組みについてお答え申し上げます。
現在、財政健全化計画等の取組みとして、光熱水費の節減や物品の使用等については、経費節
減対策マニュアルを作成し、実施しているところでありますが、その中で紙の使用については、
庁内の電子メール等の活用により抑制に努めるとともに、印刷等においては両面コピーや必要
最小限の印刷のほかミスコピーの防止に努めているところでございます。また、職員への通知
や情報の提供、職員間の連絡などについては、これまで紙ベースで行っていましたが、これを
庁内文書のメール送信や掲示板へ掲載する電算上の職員コミュニケーションシステム、庁内L
ANを活用して周知することによりペーパーレス化に取り組んでいるところでございます。ま
た、公文書の管理につきましては、これまで保有してきた紙ベースのファイル方式により管理
しているところでありますが、保管の方法としては、書類保管庫で集中管理するものやそれぞ
れの事務室で管理するものなどに分類し、整理しているところでございます。これらについて
も書類の重要度に基づく保存年限に応じたファイルリストを作成し、共有するとともに、可能
なものについてはデータ化し、管理することによってペーパーレス化に努めているところでご
ざいます。
〇26番議員(古木健一)
事 例 を 二 つ 申 し 上 げ ま す が 、 一 つ は 、 8月 に で す ね 私 た ち 議 会 運 営
委員会の行政調査がありまして先進地の調査をいたしたわけですが、議会の会議録はですね 5
- 161 -
冊だけしか印刷してないということでありました。あとはネット対応と議事録検索システムを
導 入 し て い る と い う こ と で 、 本 市 の 議 会 の 会 議 録 は 現 在 58部 作 成 さ れ て い る よ う で す が 、 原 本
が 2、 市 会 議 員 等 が 28、 執 行 部 が 20、 図 書 館 が 5、 議 会 図 書 館 あ る い は 事 務 局 長 が 2と い う こ
と で 、 印 刷 用 原 稿 が 1と い う こ と で 58に な る よ う で す が 、 議 事 録 は 、 イ ン タ ー ネ ッ ト と か 、 庁
内LANでですよね工夫していけば検索できると思うんですが、当局の方のですよね、当局の
方 に 、 執 行 部 の 方 に 20冊 行 っ て る ん で す が 、 こ の 20冊 と い う の は で す よ ね 、 い わ ゆ る 今 、 イ ン
ターネットで引けば引っ張ってこれるわけですが、市長はそういった意味ではもう会議録はい
わゆるインターネットから引いたり、あるいは部長の方からいついつの答弁はこうでしたとい
うそこだけを抜粋してこられますからですよね、こういう分厚いですよね、今、議事録も合併
した関係もありましてですよね非常に分厚くなっております。そういった意味で質問はですよ
ね 、 ま ず こ の 執 行 部 の 方 の 20冊 、 こ れ は 本 当 に 必 要 な の か 。 あ る い は こ れ に 代 わ る 方 法 は な い
のかですよね検討する考えはないのかということが質問であります。それから、この合併、議
会の初日の日にですよね「南さつま市地域防災計画・国民保護計画」という冊子もいただきま
し た 。 お 聴 き し ま し た ら 、 660冊 作 っ て い る と 。 必 要 で あ る か と 言 っ た ら で す よ ね 、 660冊 必 要
だ と は 思 い ま す 。 た だ こ の 660冊 印 刷 と い う 方 法 を と ら な く ち ゃ い け な い の か と い う こ と は 検
討すべき、先ほどペーパーレス化ということでですよね。内訳を申し上げますと、防災会議の
委 員 に 37、 部 ・ 課 長 に 73、 部 ・ 課 長 に 73出 て お り ま す 。 消 防 組 合 の 本 部 が 15、 消 防 団 が 40、 南
さ つ ま の 警 察 が 15、 そ れ と 市 会 議 員 等 が 28、 県 の 関 係 が 3、 川 辺 地 区 振 興 連 絡 協 議 会 が 1と 、
そ れ か ら 報 道 関 係 が 1、 串 木 野 海 上 保 安 本 部 が 2、 自 主 防 災 会 が 23、 公 民 館 長 が 34、 市 内 の 小 ・
中 ・ 高 校 が 33、 市 立 図 書 館 が 5、 議 会 図 書 館 が 2、 市 行 政 嘱 託 員 が 269、 市 内 郵 便 局 が 20、 総
務 防 災 係 、 各 支 所 総 務 係 が 10と 、 予 備 が 49と い う こ と で 合 計 す る と 660と い う こ と に な る ん で
すが、それぞれはこの内容は必要だと思うんですが、ただ痛みも伴うし、若干不便なこともで
す よ ね 、 若 干 不 便 に な る こ と 、 痛 み を 伴 う こ と も あ る と 思 う ん で す が 、 こ う い う 冊 子 で 660冊
ですよねどうしても作らなくちゃいけないか。これは今申し上げた二つの議事録とですよ、こ
れはただ例として申し上げてることで、ほかにもですよね市の印刷物というのはいっぱい出て
く る わ け で す が 、 そ れ も ほ ん と に 50冊 作 ら な く ち ゃ い け な か っ た り 、 100冊 作 っ た り し な く ち ゃ
いけないかですね。このいわゆる時代にですよねそういうことをする、検討する必要はないの
か。このことを質します。
〇総務部長(柴田達朗)
防災計画書のことで御質問がございましたので、そのことについてお
答 え し た い と 思 い ま す 。 防 災 計 画 に つ き ま し て は 、 議 員 言 わ れ ま し た と お り 、 660冊 と い う こ
とで作って配布をしております。その中でペーパーレスという関係から縮小、もう少し減らせ
はならんかというようなことだと思いますけれども、それぞれ庁内は、言われますとおり、パ
ソ コ ン で つ な が っ て い る 部 分 も ご ざ い ま す 。 今 、 部 課 長 等 に 73冊 配 布 し て お り ま す が 、 こ れ に
つきましてはパソコンの中に入れる方法もあるかと思います。周知等につきましては、メール
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ですか、そういうのを十分使いながらペーパーレスには努めておりますが、そこにありますと
お り 、 600ペ ー ジ ぐ ら い の 冊 子 で ご ざ い ま す 。 私 ど も も い ざ と い う 場 合 の 対 応 に つ い て 、 そ れ
ぞれ課でやっぱりはっきりと対応について分かっていただくという意味からも今こういう形で
配っているわけでございますが、議員も言われますとおり、ペーパーレス、そういうことでで
きる部分につきましてはですね、もう今回はこういうことで刷りましたので、また来年以降に
つきましては十分検討さしていただきたいと思います。
〇26番議員(古木健一)
平 成 18年 11月 に 策 定 し た 行 財 政 改 革 大 綱 で で す ね 「 電 子 自 治 体 の 推
進としてICTを活用した行政事務の効率化に努めます。」ということで、また、集中改革プ
ランの改革プログラムの中にICTを活用した行政事務の効率化ということで、現状と課題は、
新 市 発 足 後 、 17年 度 は 旧 市 町 の 例 に よ り 文 書 管 理 を 行 い 、 18年 度 か ら は 紙 フ ァ イ ル 方 式 に よ り
文書管理を行われていると。パソコンの配備を踏まえ、今後の文書管理システムを検討する必
要があると。実施内容としては、行政情報を適正に管理するため、文書管理システムを導入し、
情報公開への迅速な対応や効率的な文書管理を行うと。また、別項目に経費節減合理化等の財
政の健全化というのがありますが、全庁的経費削減計画の推進ということでうたってあります
ので、ぜひこれらのチームがですよね連動していただいて、それぞれプロジェクトチームがあ
りますけど、関係する所はもう合同してですよね検討していただいて、今、例として申し上げ
ましたので、このことだけをば云々ということで申し上げているわけじゃありませんので、ぜ
ひですね印刷物に関しましても特段の努力をしていただきたいと。また、監査のとこでも申し
上げましたけど、これから先の監査は、市長から答弁していただいたいわゆるこういう監査の
在り方が変わってきた、いわゆる連結決算等も出てきましたし、そういう面からと、費用と効
果ということでですよね監査の位置付けというのが対費用対効果をですよねしっかりと監査し
ていくということが求められておりますので、もっと監査機能がですよね前の方に、前面の方
に出ていってよりよい行政、行財政改革ができますようにですよね意見を申し上げまして私の
一般質問を終わります。
〇議長(石井博美)
次に、上園邦丸議員の発言を許可します。
[上園邦丸議員
〇22番議員(上園邦丸)
一般質問席]
午前11時21分
先輩議員の何と言うんですかな、早い質問、また簡潔な答弁で早く
済んで、まだ心の準備ができてないところなんですけども。それでは、早速ですね、もう僕も
13番 目 と い う こ と で か な り 中 身 も 重 な っ て い る 部 分 が あ り ま す の で 、 そ れ こ そ 重 な っ た 部 分 に
関してはもう簡潔に答弁ないしはですね割愛していただいていいかと思います。それでは、ゆ
とり教育の見直しと学校再編についてということで質問をさしていただきます。新しい学力観
に 基 づ く 学 校 指 導 要 領 が 施 行 さ れ た の が 1992年 、 言 い 換 え れ ば ゆ と り 教 育 が 導 入 さ れ て 16年 が
経 過 す る こ と に な る わ け で す 。 そ の 時 の 小 学 6年 生 が 既 に 27歳 に な っ て い る わ け で す 。 そ し て
22歳 以 下 は 小 学 1年 か ら ゆ と り 教 育 に ど っ ぷ り 漬 っ た 世 代 と な る わ け で あ り ま す 。 そ う い う よ
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うなことで今後はこうしたゆとりの世代が続々と社会に出てくることになるわけですが、今ま
ではゆとり教育は教育問題として語られてきたわけですが、これからは社会問題としてなって
くるわけであります。ゆとり世代のですね三つの特徴というのがですね、周囲の人間や社会に
対する不平不満が多く、問題を人や社会のせいにしがちということなんですね。それと二つ目
が、物事はうまくいって当たり前と考えるため、少しでもうまくいかないと自信を失ってしま
う。それともう一つですね、この駄目駄目の状況を一気に解決するような夢のようなですね方
法がどこかにあると信じている。何かしてもらっても、それが当たり前、信じ難いほど偉そう
で恩知らずな行動が見受けられる。うまくいかないと現実からはい上がっていくしたたかさも
なくですね、一気に折れてしまい、リセットボタンを押してしまう。扱いが多少厄介なゆとり
世 代 と い う こ と も 言 え る か と 思 い ま す 。 教 育 崩 壊 と も 言 わ れ る 中 で で す ね 、 今 年 の 2月 、 学 校
指導要領の改訂案が発表されたわけですが、この新しい学校指導要領の改訂のポイントについ
て御説明いただきたいと思います。
〇教育長(出口定昭)
今回の学習指導要領の改訂では、生きる力を育むという学習指導要領の
理念を実現するため、その具体的な手立てを確立する観点から改訂されております。その改訂
の ポ イ ン ト と さ れ る も の は 、 1、 改 正 教 育 基 本 法 を 踏 ま え た 改 訂 で あ る こ と 。 2、 生 き る 力 と い
う 理 念 を 国 民 の 間 で 共 有 す る こ と 。 3、 確 か な 学 力 を 確 立 す る た め に 国 語 及 び 理 数 等 の 必 修 科
の授業時数を増やすことなどなど七つのポイントがございます。
〇22番議員(上園邦丸)
ほんと簡単に説明をしていただいたわけなんですけども、生きる力
の基本理念というのは継続というようなことですかね。それとこの今、学習時間の、今までは
30年 間 、 40年 間 で す か 、 確 か ゆ と り 教 育 と い う よ う な こ と で 2002年 か ら 、 高 校 で は 2003年 か ら
で す ね 授 業 時 間 が 3割 程 度 削 減 さ れ た わ け な ん で す ね 。 そ う い う よ う な こ と で 授 業 時 間 が 随 分
少なくなってきた。片や一方にはですね、国際的な学力調査ですね、OECDですか、経済協
力 開 発 機 構 が 加 盟 30か 国 で 実 施 し て い る 学 習 の 到 達 度 調 査 、 P I S A っ て 言 う ん で す か ね 、 学
力 調 査 に お い て 、 初 回 の 2000年 、 日 本 は 、 数 学 に お い て は 1位 、 科 学 的 な 照 ら し と 言 う ん で す
か 、 分 野 に お い て は 2位 、 そ し て 読 解 力 の 関 係 で は 8位 だ っ た わ け で す よ ね 。 と こ ろ が 、 昨 年
行 っ た 結 果 か ら し ま す と 、 数 学 が 6位 、 科 学 が 3位 、 そ し て 読 解 力 14位 と い う こ と で か な り 学
力が下がってるというふうになってるわけなんです。その辺もあっての僕は改正かなあと思っ
た り も す る ん で す け ど 、 そ れ を 踏 ま え て 今 回 で す ね 、 40年 ぶ り で す か 、 学 習 時 間 の 何 と 言 う ん
ですか、増加も、授業時間も増えたりですね、そういうのも出てきているかと思う。それから、
小 学 5年 か ら も 英 語 の 何 か 教 科 も 必 須 に な る と か い う こ と も 聴 い て い る わ け な ん で す け ど も 、
そのようなことでですね日本の学力が下がっているのが一つの大きな何と言うんですか、根底
にはあるのではないかと思うわけなんですけども。それとですね、そうですね。今、学力の関
係 出 ま し た か ら 、 そ の よ う な こ と で 学 習 時 間 が こ こ 40年 間 ず っ と 、 時 間 が 少 な く な っ た 状 況 の
中で学力の低下はないかということですね。この地域にはどういう状況なのか。それと今、学
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校の授業時間が少なくなった関係で塾に通ってる生徒もいるかと思うんですけど、この南さつ
まにおいての塾通いの実態はどのようになっているかですね。その点についてお尋ねしたいと
思います。
〇教育長(出口定昭)
現行の学習指導要領は、生きる力を育むことを理念といたしまして各学
校がゆとりの中で特色ある教育を展開し、基礎的・基本的な内容を確実に身につけさせること
として実施してきております。現在の学習指導要領の特徴は、授業時数の縮減、教育内容の厳
選、総合的な学習時間の創設、選択学習の幅の拡大などでありました。この授業時数の減少に
よる学力向上への影響は本市ではなかったかという御質問でございますが、いわゆる基礎学力
と言われる力は、県が毎年実施している「基礎・基本定着度調査」では、本市は県の平均を上
回 る 結 果 を 出 し て お り ま す 。 ま た 、 平 成 20年 度 の 全 国 学 力 ・ 学 習 状 況 調 査 で も 小 学 6年 生 は 主
として知識、理解を見るA問題で算数、国語ともに全国平均及び県平均を上回り、主として活
用力を見るBの問題でも国語は全国及び県を上回り、算数が県を上回り、全国平均とは同程度
で ご ざ い ま し た 。 中 学 3年 生 で は 、 国 語 が A 、 B 問 題 と も に 県 を 上 回 り 、 全 国 平 均 と は ほ ぼ 一
緒、数学がA、B問題ともに県、全国平均を上回るなど望ましい一定の学習の成果が見られて
おります。その成果を上げている源の一つとなっているものが、これまで本市の教科部会など
で重点課題として取り組んできました適応力や応用力の育成及び論理的な思考の育成にあるも
のと思っております。今後もさらに授業の中で考える力を育む指導課程を工夫したり、応用問
題を繰り返しドリルさせるなどして活用力の育成に努めて参りたいと思っております。また、
お 尋 ね の 塾 通 い の 実 態 で ご ざ い ま す が 、 5月 の 調 査 に よ り ま す と 、 小 学 校 6年 生 が 4パ ー セ ン
ト 、 人 数 に し て 13名 、 中 学 1年 生 が 12パ ー セ ン ト 、 42名 、 中 学 2年 生 が 15パ ー セ ン ト 、 54名 、
中 学 校 3年 生 が 27パ ー セ ン ト 、 103名 で ご ざ い ま す 。
〇22番議員(上園邦丸)
南さつまの学力のレベルは県レベルあるいは全国レベルを平均以上
あるいは上回るというようなことでですね、そういった学校での授業時間の削減に伴う学力低
下はないということではないかと思うわけなんですけども。それと意外と塾通いが少ないです
ね。時期の問題もあるんでしょうけど。先日、僕たちがですね議員の方で調査に行った渋川市
と い う 所 は で す ね 、 小 学 校 が 大 体 39パ ー セ ン ト 、 中 学 校 54パ ー セ ン ト な ん で す ね 。 そ れ か ら す
ると、今、南さつまの塾通いって、地理的な状況等もあって、おそらく加世田の周辺はですね
そ う い っ た 塾 も あ る ん で し ょ う け ど 、 周 辺 の 旧 4町 の 辺 り は や っ ぱ い そ の 辺 が ち ょ っ と 遠 か っ
たりしてなかなかそういうのがない、機会がないのかなあと思ったりもするわけなんですけど
も、決して塾に行ったから学力が上がるというわけでもないんですけども、そういうことなん
ですかね。それからですね、大体、南さつま市においての大体のあれは分かってきたわけなん
ですけども、それにあれして、今回ですね、今、南さつまで学校再編とともに検討されている
一貫教育についてをお尋ねしたいと思うんですけど、今、全国でも私立有名校では小中学校の
一貫教育あるいは幼稚園、小学校とかですね、中学校、高校の一貫教育、あるいは大学におい
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ては大学の附属高校とか、大学というようなことでですね大体そういった一貫教育が多いわけ
なんですけど、今現在、南さつま市で検討されている一貫教育とはですね具体的にどういうも
のを指すのかですね御説明いただきたいと思います。
〇教育長(出口定昭)
お 答 え い た し ま す 。 小 中 一 貫 教 育 と は 、 2004年 9月 に 国 の 義 務 教 育 改 革
の一つとして出されたものでございまして、一口で言えば義務教育の制度を弾力化しようとす
る も の で ご ざ い ま す 。 そ れ は 9年 間 の 義 務 教 育 を 英 語 を 小 学 校 か ら 学 ば せ る な ど 新 し い 教 育 内
容 を 取 り 入 れ た り 、 自 治 体 の 実 情 に 応 じ て 6・ 3制 以 外 の 、 例 え ば 、 4・ 3・ 2制 あ る い は 5・ 2・
2制 な ど を 導 入 し 、 連 続 性 ・ 継 続 性 の あ る 一 貫 し た 教 育 活 動 を 展 開 す る も の で ご ざ い ま す 。 小
中一貫教育には、小・中学校が同一の施設の中にある施設一体型と、小・中学校の施設を別々
に、隣同士に設置した併置型、小・中学校の場所は離れているが、教育カリキュラムは一貫さ
せ て い る 連 携 型 の 三 つ の パ タ ー ン が ご ざ い ま す 。 小 中 一 貫 教 育 の メ リ ッ ト は 、 1、 小 か ら 中 へ
の ス ム ー ズ な 移 行 が で き 、 中 1ギ ャ ッ プ 等 の 解 消 が 図 ら れ る 。 2、 9年 間 を 見 通 し た 一 貫 し た カ
リ キ ュ ラ ム で 計 画 的 ・ 継 続 的 な 指 導 が 可 能 で あ る 。 3、 小 ・ 中 学 校 の 職 員 が 兼 務 体 制 を と る こ
とにより小学校高学年での教科担任制の実施や中学校の免許外担任の解消を図ることができる。
4、 小 ・ 中 学 校 の 交 流 活 動 に よ り 思 い や り の 心 を 一 層 育 む こ と が で き る な ど で ご ざ い ま す 。 ま
た 、 デ メ リ ッ ト と し て は 、 9年 間 と い う 長 い ス パ ン の た め 、 や や も す る と 環 境 の 変 化 の 新 鮮 さ
に欠けるなど中だるみが見られるのではないかと言われております。市教育委員会では、市内
各地域の実情に応じた三つの型の小中一貫教育の在り方を研究・検討をし、推進しているとこ
ろでございます。
〇22番議員(上園邦丸)
一貫教育、今まではですねやっぱい小学校と中学校とでは昔から何
か大きな溝があったとも聴いているわけなんですけど、中学生の先生にしてみれば小学校ん時
のちゃんとした基礎がなってないからなかなか困るというようなことでですね。また、小学校
の先生に言わすれば、小学校ん時はちゃんとしとったのに、中学校ん時行ったらあんまい、指
導が悪いんだというようなことでですね。先日も、この学力じゃないんですけど、内山田校区
のですね教育懇談会の席で小学校ん時はよくあいさつをしとったんだけど、中学校になったら
ぶんとあいさつもせんごっなったというようなことでですね、そういうこともあったりしてで
すね。そういった声もあったりして、中学校の先生に言わすればですね、不審者にはあいさつ
をせんごっというような指導もなされているというようなことでですねあったわけなんで、そ
ういったことで今度一貫教育かれこれなってくれば、また、その辺もいろんな形でですね、教
職員のまた交流かれこれなされてくればですねその辺も解消されるのかなあ。そしてやっぱい
今のこの地域における、地域というか、やっぱい全国的なあれですかね。家庭と地域社会の教
育力というのはすごい低下してきていると思うんですよね。昔、今、先ほど教育長がおっしゃっ
たように、総合的な学習の時間というのが設けられて、我々の小学校の内山田小学校において
はですね米作りなんかをやっているわけなんですよね。昔は我々はもう小学校、農家やったで
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すから、帰ればカライモン草取いをしたいですね、うちには鶏飼ちょけば、鶏の餌をやったい
ですね、そういう農業にも、各家庭でそういった教育が自然となされていたわけですね。今は
そういう地域あるいは家庭の教育というのが、そういうのがなくなったり、そいも一つの少子
化の大きな影響なのかなあと思ったりもするわけなんですけども、それで今度の学校指導要領
の中にもあるように、地域全体で学校を支援する体制の構築とかですね、それと今度の改正に
伴って、若干前後しますけど、教職員の定数の改善とかいうのも織り込まれているかと思うん
ですけど、その辺の状況はどういうふうになるのかですね。今度のその指導要領の改正に伴っ
て教職員の数の関係、それと並行して学校再編もあるわけですから、その辺の関係はどういう
ふうになるのかですね。その辺のことを御答弁いただけないでしょうか。
〇教育長(出口定昭)
定 数 の 改 善 に つ き ま し て は で す ね 、 計 画 の 段 階 で ご ざ い ま す が 、 5年 間
に で す ね 2万 数 千 人 増 や す と い う よ う な 情 報 は あ り ま す け れ ど も 、 今 の と こ ろ ま だ 見 通 し は 立 っ
て お り ま せ ん 。 1次 か ら 7次 ま で は 定 数 改 善 が ず っ と き た と こ ろ で す が 、 8次 と い う こ と は ま だ
発表もないし、それから実施するようなその予算計上につきましてですねまだ情報は入ってい
ないところでございます。
〇22番議員(上園邦丸)
全国的に見れば、今学習時間の何と言うんですか、が増加されたり、
教師と子どもが向き合う時間の確保というようなことで全国的にはやっぱい教職員は増える方
向ということなのかと思うわけなんですけども、それはそれでいいといたしまして。次はです
ね特認校の実績と現状についてですねお尋ねしたいと思います。この特認校制度というのが、
昨日もちょっと話の中に出て、津貫、長屋辺りでいらっしゃるんですかね。今までの状況です
ね、これ確か何年前だったんですかね。これを、今までの実績ですね、今現在の状況だけじゃ
なくして、今までのその現状と、また、成果というか、効果についてもですねお尋ねしたいと
思います。
〇教育長(出口定昭)
特 認 校 の 制 度 に つ い て お 答 え い た し ま す 。 平 成 12年 、 旧 加 世 田 市 に お き
まして加世田市開かれた学校審議会の中で通学区域の自由化について審議されましたが、大規
模校から小規模校への転入学よりも、小規模校から大規模校への転入学が増え、市周辺部の学
校の複式学級が増加し、場合によっては学校としての存在が危うくなる等の理由から通学区域
の自由化については反対意見が多数を占めました。その中で大規模校から小規模校への自由化
のみに限定されたいわゆる特認校制度の実施について、通学区域等審議会を設置して通学区域
の 検 討 や 特 認 校 制 度 、 学 校 統 廃 合 等 に つ い て 審 議 す る こ と が 提 言 さ れ て お り ま す 。 平 成 14年 9
月 、 加 世 田 市 通 学 区 域 等 審 議 会 を 設 置 し 、 平 成 14年 11月 、 「 加 世 田 市 に お け る 小 規 模 校 入 学 特
別 認 可 制 度 に つ い て 」 が 答 申 さ れ 、 平 成 15年 4月 か ら 小 規 模 校 入 学 特 別 認 可 制 度 が ス タ ー ト し
ております。この特認校制度は、加世田小から長屋、津貫、久木野小へ、万世小から小湊小へ
の 転 入 学 を 特 別 に 認 可 す る も の で ご ざ い ま し た 。 こ れ ま で 平 成 18年 度 、 長 屋 小 に 1人 、 津 貫 小
に 1人 、 平 成 20年 度 、 長 屋 小 1人 、 津 貫 小 1人 の 合 計 4人 が こ の 制 度 を 活 用 し て 通 学 し て お り
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ま す 。 特 認 校 制 度 は 旧 4町 で は 実 施 さ れ て お り ま せ ん 。 以 上 で ご ざ い ま す 。
〇22番議員(上園邦丸)
な か な か 、 今 ま で 4人 の 実 績 が あ る と い う こ と で す か ね 。 今 、 全 国
的に見てみますと学校のですね選択制、今の特認制度とは逆のケースですね。今、東京ではで
す ね 23区 あ る わ け で す け ど も 、 既 に 中 学 校 に お い て は で す ね 19の 区 が で す ね 学 校 の 選 択 制 を 導
入 し て い る わ け な ん で す ね 。 小 学 校 で も 14区 、 半 数 以 上 が も う 小 学 校 は 、 例 え ば 、 内 山 田 で あ っ
ても加世田小学校に行けるわけなんですよね。そういう制度を、進んでいる所はそういう選択
制が導入されているわけなんですけど、都会の場合はですねもう公立と同じように私立学校も
優秀な学校が多いわけですからそういうことも大いにしてあるかと。この地域では正直言って
なかなか馴染まないとは思うんですけども、これからはですね、僕は、今、学校再編も大事な
んですけど、この学校選択制度を布けばですね、親としてみればですね、子どもとか、親にとっ
ては何とも言えないありがたい制度な、おのずと教師は少しでも多くの子どもを来てもらえる
ようにですね努力するでしょうし、特色ある学校づくりにも磨きがかかると思うわけなんです
ね。そういうようなことで、ただこの公立高校の主体のこの地域においては学校の先生たちの
場合異動があるわけですね。異動がなければそういうのも十分ここの学校、いろんな先生、良
か先生がおれば、やっぱい父兄の人にしてもですね、子どもにしてもやっぱいそういう学校に
あれする、通わせたいんでしょうけど、そういったようなことでなかなかこの地域には馴染ま
ないと思うんですけども、これを導入すればおのずとですねもう小規模校には行かせたくない
人は、自然にもう学校が僕は淘汰されていくんじゃないかなと思ったりもするんですけども、
そういうようなことでこの地域、学校選択制導入の考えはないかですねお尋ねしたいと思いま
す。
〇教育長(出口定昭)
学校選択制の導入についてお答えいたします。規制緩和に基づき学校に
ついても学校選択の弾力化や通学区域制度の弾力的運用が導入されてきております。学校選択
制を導入した東京品川区のレポートによりますと、保護者の学校に対する関心が高まる。各学
校が競争意識を持って切磋琢磨する。学校の情報が地域に公開されるため、学校内にいい意味
での緊張感ができるというメリットがある反面、特定の学校に人気が集中して学校間差が広が
る。地域と保護者の連帯感が希薄化する懸念がある。選択指標の不足により風評に振り回され
るといったデメリットも報告されております。南さつま市においては、学校選択制を導入すれ
ば、小規模校から大規模校へ児童・生徒の転入学が増えたり、周辺地区の学校の少人数化が加
速することなどが懸念されるため、現在のところ導入は検討してないところでございます。
〇22番議員(上園邦丸)
分かりました。ごもっともな御答弁だと思います。それから、少子
化によりですね地元高校の定数割れの状況の中、多くの生徒は勉強の苦労をせずに入学してい
るのが現状ではないかと思うんですけども、その実態についてお尋ねしたいと思います。
〇教育長(出口定昭)
平 成 19年 度 の 南 さ つ ま 市 の 中 学 校 の 卒 業 生 の 進 学 状 況 に つ い て 触 れ て み
た い と 思 い ま す 。 卒 業 生 408名 中 、 加 世 田 高 校 に 96名 、 23.5パ ー セ ン ト 、 加 世 田 常 潤 高 校 72名 、
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17.6パ ー セ ン ト 、 川 辺 高 校 43名 、 10.5パ ー セ ン ト 、 枕 崎 高 校 34名 、 8.3パ ー セ ン ト 、 鹿 児 島 水
産 高 校 13名 、 3.2パ ー セ ン ト 、 薩 南 工 業 高 校 32名 、 7.8パ ー セ ン ト 、 地 区 外 の 公 立 高 校 29名 、 7.1
パ ー セ ン ト 、 私 立 高 校 73名 、 17.9パ ー セ ン ト 、 そ の 他 16名 、 3.9パ ー セ ン ト で ご ざ い ま す 。 議
員の言われたとおり、地区内には定員割れの高校もございます。勉強の苦労もせずに入学して
いるといった状況もあるのではないかという御指摘でございますが、確かに募集定員に対する
受験者の倍率から見ますと広き門のように見えますが、各高校では定員に満たない場合でも学
力が合格基準に達していない場合は不合格にするなどの対応をしておりますので、自分の志望
する高等学校への入学を目指して学力向上に取り組んでいるのが実情かと思っております。ま
た、各中学校は、高校受験のためだけでなく、学習指導要領に示されている各教科の目標の達
成に全力で取り組んでおり、各教科の身につけるべきことは中学校教育の目標としてきちんと
身 に つ け さ せ る べ く 取 り 組 ん で い る と こ ろ で ご ざ い ま す 。 8月 末 に 公 表 さ れ ま し た 全 国 学 力 ・
学習状況調査でも本市は県や全国を上回る達成度を示しているところでございまして、楽をし
て勉強をしないのではないかということに対しましては払拭されている現状があるというふう
にお答えしたいと思います。
〇22番議員(上園邦丸)
教育長も立場から我がまちの子どもたちは成績が普通よっかん低か
というのはやっぱい立場も悪いで、そういうことは実際ないんでしょうけども、平均以上とい
うことでですね喜ばしいことかなあと思います。それでは、最後にですね、この学校再編の見
通 し に つ い て 、 3月 に は 新 し い 学 校 づ く り 検 討 委 員 会 の 中 間 報 告 が あ っ た わ け で 、 そ の 中 で 望
ましい小・中学校の学校規模も示されたわけですが、今後再編を進めていく中でどのような形
で、いつ頃再編の時期を考えるのかですね。具体的統廃合はいつになるのか。そして具体的に
小 学 校 22校 を 何 校 程 度 に あ る い は 中 学 校 を 8校 を で す ね 何 校 程 度 に す る お 考 え か 。 も し あ る 程
度のですね構想があればですねお示しをしていただきたいと思います。それともう答申を受け
てから半年なるわけで、そろそろ実施計画あるいは基本計画を発表するですねお考えはないか。
一挙に統廃合する考えなのかですね。あるいは段階的に、ほかの前例を見てみますと、前期の
5年 間 に 何 箇 所 か や っ て 、 ま た 後 期 に や る と い う よ う な 形 で さ れ る の か で す ね 。 段 階 的 に 進 め
るお考えか。その辺のことについてもですねお尋ねしたいと思います。
〇教育長(出口定昭)
三つの質問があったかと思いますが、まず第一に学校再編の推進につき
ましては、これまでそれぞれの地域の中で話し合いや協議を重ね、気運の高まりをつくり、再
編を促進するための地域を包括した組織を必要に応じて立ち上げ、先進地の事例等も参考にし
ながら再編の具現化に向けた取組みを行ってきております。特に中間報告では、「中学校につ
いては教科担任制と学習集団の弾力的な編成等のために再編を早急に推進する。」となってい
ることから、中学校の再編を先行した協議を行い、既に津貫中学校の地域においては学校再編
推進協議会が設置され、さらに坊津地区においても学校再編推進協議会設立準備を設置し、協
議の結果、近く正式に学校再編推進協議会が立ち上がる運びとなってきております。今後他の
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地域においても推進時期が大きくずれることのないよう地域の再編に係る空気を察するなど適
切に対応をしなければならないと思っております。また、再編の時期についてでございますが、
学校再編推進協議会が立ち上がって協議事項の一つが再編の時期でございますので、現段階で
実施年度を申し上げる状況でないことを御理解いただきたいというふうに思っております。 2
番目の質問にお答えいたします。小学校及び中学校の数を何校程度にするかということでござ
いますが、現在、保護者や地域の皆さん方と協議を進めているところであり、協議の結果を出
す前に小学校や中学校が何校程度になるかは明確には申し上げられませんが、中間報告に沿っ
た 再 編 を 推 進 し て 参 り た い と い う ふ う に 思 っ て お り ま す 。 3番 目 、 実 施 計 画 や 基 本 計 画 を 発 表
する考えはないかということでございますが、再編を進める手法についてはいろいろな方法が
あるかと思っております。どのタイミングでどのような内容を提示するかは大変デリケートな
問題でございます。現時点でまだ、実施計画や基本計画の発表をする考えは今のところはまだ
ございません。また一挙に統廃合する考えか。前期計画、後期計画と段階的に進めることも検
討されていいのではないかということでございましたが、中間報告にもありますとおり、まず
中学校の小規模校の再編から取り掛かっております。学校再編の推進につきましては、それぞ
れの地域の中で話し合いや協議を重ね、気運の高まりを形成した上で再編を促進するための地
域を包括した組織を必要に応じてまた組織し、再編の具現化に向けた取組みを進めております。
中間報告を尊重し、市内のすべての地域で均衡を失しない推進を図って参りたいというふうに
考えております。
〇22番議員(上園邦丸)
今の御答弁で大体動きが分かった部分もあるわけなんですけど、特
に中学校の再編の推進を、協議会等も立ち上げているということでですね、小学校においては
じゃあ若干遅れるのかなあと思ったりもしているわけなんですけども、皆さん議員さんもです
ねいろんな所に行けば、今、学校再編の話も出てる中で、自分の小学校はどげんなったろかい
というようなことでですね、どこの地域においてもやっぱいその辺が大きな話題になっている
かと思うんです。そういうようなことで、今おっしゃったようにですね、気運の高まり、そし
て地域の声というのも非常にやっぱい大切にしていかないとなかなかですね、これがこじれて
しまえば、また、後でまたなかなか難しい状況になるとも限らないですから、慎重に進めていっ
ていただきたいと思います。
そ れ で は 、 大 き な 2番 目 、 財 政 健 全 化 計 画 、 こ の 件 に 関 し て も で す ね も う 今 朝 ほ ど 古 木 議 員
もだったですし、いろいろ重複する部分もあるんですけども、この前後大きく七つほどのテー
マを、項目を掲げてますけども、前後するかも分かりませんけど、質問をして参りたいと思い
ま す 。 こ の 財 政 健 全 化 計 画 、 平 成 18年 12月 に 策 定 さ れ た わ け で す が 、 そ の 時 の 推 計 で は で す ね
「 歳 出 を か な り 抑 え て も 、 歳 入 の 減 少 も 大 き く 、 平 成 20年 度 ま で は 財 政 調 整 基 金 等 の 取 崩 し な
ど に よ り 収 支 の 均 衡 は と れ ま す が 、 こ の ま ま で い く と 平 成 21年 度 に は 5億 7,000万 の 赤 字 、 平
成 22年 度 に は 単 年 度 で 17億 円 以 上 の 赤 字 に な り 、 4年 間 の 累 積 赤 字 が 約 23億 円 と な り 、 財 政 再
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建準用団体に転落するというまさに危機的状況にあります。」ということでこの再建計画が出
されたわけなんですけども、そういうようなことで、今の現在の状況ですね、大ざっぱにこの
計画が予定どおり進められているのかどうかですね。それと今回の財政のあいですよね、計画
が 、 地 方 公 共 団 体 の 財 政 の 健 全 化 に 関 す る 法 律 が 昨 年 の 6月 に 成 立 し ま し て 、 こ の 健 全 化 法 は
平 成 19年 度 決 算 か ら 適 用 さ れ る こ と に な っ た わ け で す ね 。 い ろ い ろ 今 、 そ れ こ そ 財 政 の 人 た ち
は健全化判断比率等が出てきて大変苦労なさっているかと思うんですけども、この辺の絡みも
あってですね、僕はこの財政健全化計画そのものをですねまた見直しも必要かと思うわけなん
ですけども、そのようなことも踏まえてですね御答弁いただきたいと思います。
〇市長(川野信男)
若干、御質問の趣旨を全般的に受け止めておるかどうか分かりませんけれ
ど も 、 こ れ ま で も 健 全 化 計 画 の 進 捗 状 況 お 答 え 申 し 上 げ た と お り で ご ざ い ま す が 、 18年 の 12月
に策定いたしました財政健全化計画では、合併後の制度や行政組織の下、各種行政サービスを
従 来 の ま ま 維 持 し た 場 合 の 財 政 の 見 通 し に つ き ま し て は 、 お 話 の と お り 、 21年 度 か ら 赤 字 に 転
落 を し 、 22年 度 に は 財 政 再 建 準 用 団 体 へ 転 落 す る 恐 れ が あ る こ と か ら 、 こ れ を 回 避 す る た め に
財 政 健 全 化 プ ロ グ ラ ム で 平 成 22年 度 ま で に 収 支 バ ラ ン ス の と れ た 財 政 運 営 を 確 立 す る 。 こ う い
う よ う な 目 標 を 立 て て 22年 度 ま で の 5年 間 に 取 り 組 む べ き そ れ ぞ れ の 項 目 を 定 め 、 目 標 数 値 を
定 め た わ け で ご ざ い ま す 。 健 全 化 計 画 の 進 捗 状 況 を 平 成 19年 度 の 決 算 と 比 較 を い た し ま す と 、
歳 入 が 4億 6,200万 円 の 増 、 歳 出 が 3億 6,600万 円 の 増 と な っ て お り 、 収 支 に つ い て は 計 画 ど
お り の 改 善 が 進 ん で お る わ け で ご ざ い ま す 。 22年 度 ま で の 収 支 の 見 通 し に つ き ま し て も 黒 字 を
確保できる見通しであると、現時点ではそういう状況でございますが、このことについては国
の制度がもうほんとによく目まぐるしく変わるもんですから、現時点で申し上げますのは、現
在の国の制度がこのままであるということを前提として今、将来見通しを立てて今申し上げた
ところでございます。個々についての詳しいことは申し上げませんが、現時点ではそういうよ
うな見通しを持っておるということでお答え申し上げたいと思います。
〇議長(石井博美)
〇議長(石井博美)
こ れ よ り 休 憩 し ま す 。 再 開 を 午 後 1時 と し ま す 。
休憩
午前11時54分
再開
午後
1時00分
再開します。
〇22番議員(上園邦丸)
今朝の学校再編の見通しについてですねお尋ねした所でちょっと遡っ
ての質問になるんですけども、坊津地区と津貫地区において学校再編に伴う協議会を立ち上げ
ているということで御説明があったわけなんですけども、その両方の協議会については、小学
校を対象にした協議会なのか、あるいは小学校、中学校両方を含めての協議会であるのかです
ね。その辺をちょっと再度質問したいんですけど。
財政についてはちょっと待っていただきたいと思います。
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〇教育長(出口定昭)
再編推進連絡協議会というのが立ち上がっているそうですが、その中の
対象としては何かということでございますが、津貫中学校再編推進連絡協議会というのを立ち
上がったと申しましたが、会則を作っておられましてですね、その会則の会務の中に「協議会
は、次に掲げる事項について協議推進する。」とありまして「新しい学校環境に向けての推進、
新しい学校における生徒の望ましい教育環境整備、その他生徒の教育推進に関すること。」と
ございまして、「生徒」とある以上ですね、これは中学校を対象としたものでございます。坊
津地区におきましてはですね中学校、小学校同時にこの推進連絡協議会でですね検討をすると
いうことになっております。地区によってデリケートな問題であると言ったのはそういうこと
でございまして、地域によってですね話し合いの内容が若干ニュアンスが違うもんですから、
ひっくるめて原則的なものは言えないわけですけれども、中身につきましては地域によって、
繰り返しますけれども、坊津は小・中学校、津貫においては中学校を対象とした推進協議であ
るということを言えると思います。以上でございます。
〇22番議員(上園邦丸)
どうもありがとうございました。坊津においては小学校、中学校の
再編に向けての協議会ができ、津貫においては中学校の再編に向けた一応協議会で検討を進め
ているということで理解したいと思います。
先ほどの今朝の最後の質問の中で財政健全化計画は予定どおり進められているかという質問
に対して、おおむね計画どおり進んでいるというような市長の答弁があったわけなんですけど
も、先ほども申し上げたように、今年から新たな指数、健全化判断比率が適用されるようになっ
た わ け で す よ ね 。 そ れ で 、 3年 間 は 経 過 措 置 も と ら れ る と の こ と で す が 、 財 政 健 全 化 計 画 は 18
年に制定されたわけなんですけども、この財政健全化法も新たにできたわけですから、この新
たな財政健全化法に伴うですねやっぱい財政健全化計画なるものをですね新たに作り直す必要
もあるのではないかと思いますけど、その辺は今、検討をなされているのかどうかですね。そ
れ と こ の 4指 数 の 中 で 実 質 赤 字 比 率 、 当 月 実 質 赤 字 比 率 、 こ れ は と も に 赤 字 で は な い と い う こ
と で す ね 。 そ れ と 一 部 事 務 組 合 、 広 域 連 合 を 含 め た 実 質 公 債 比 率 に お い て は 16.6で す か 、 そ れ
と 将 来 負 担 比 率 に お い て も 143.7と い う こ と で 、 健 全 化 基 準 ま で に は 達 し て な い と い う か 、 か
なりゆとりもあるわけなんですけども、そういった意味でですね、僕はこのハードルはある面
では低くなったのかなと思ったりもするわけですね。今までは財政再建準用団体の場合は、赤
字 が 大 体 20パ ー セ ン ト を 超 え る と 再 建 準 用 団 体 で す ね 。 そ し て 当 月 実 質 赤 字 が 30パ ー セ ン ト を
超すと財政再生団体ということでですね、かなり南さつまの市民もいろんな意味でこう心配を
なさってたかと思うんですけども、そのようなことでですね、これを、財政化計画そのものを
見直すお考えはないかですね改めて御質問したいと思います。
〇市長(川野信男)
健 全 化 計 画 に つ き ま し て は 18年 度 に 策 定 を い た し ま し た 。 こ れ は 現 在 の 状
況から将来にわたってどういうような財政運営をするかということの目標を持って定めたわけ
でございます。ただ財政状況をどういうふうに判断するかということにつきましては、先ほど
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御質問もありましたけれども、新たな法律によって、ものの見方といいましょうか、この判断
基準が変わったということでございます。その結果、本市の場合はどうであったかということ
に つ き ま し て は 、 19年 の 決 算 状 況 に つ い て 3日 の 日 に 御 報 告 申 し 上 げ た と お り で ご ざ い ま し て 、
新しい基準の中では問題はないと、こういうような判断をいたしておるわけでございます。た
だこの判断基準というのが今作ったばっかりでございますので、果たしてこれがほんとに、何
といいましょうか、財政状況を十分把握した判断ができるものなのかどうか。これはおそらく
これからもうちょっと時間がかかるんじゃないかと思います。ただ、御説明申し上げましたと
おり、新しくできたそうした制度の中でも本市の場合は特に問題はないと、こういうような判
断をいたしておるわけでございます。さらに、また、こうしたことを踏まえた上で現在の財政
健全化計画見直し云々ということでございますけれども、これも、これはもう当然にといいま
しょうか、毎年見直しをしながら、どういうふうになっていくかということのきちっとした検
証をしながら進めていかなければならない。さらに、また、国がいろんな制度が変わってきま
すので、この計画につきましても対象となる指標というのはそれぞれ変わりますので、そうし
た動向等も踏まえながら、計画の見直し必要なものについては対応して参りたいと、こういう
ふうに考えております。
〇22番議員(上園邦丸)
そ れ で は 、 3番 目 の 人 件 費 は ど の 程 度 抑 制 さ れ た か と い う こ と で 、
これも今朝の古木議員の質問に対してですねおおむね説明があったわけなんですけど、結論か
ら言いますと、人件費に関しては職員数等に関してはですね順調に進んでいる。むしろ計画よ
り多く退職者もいる、いらっしゃるということでですね。それをどういうふうに捉えていいの
かなかなか難しい部分があるわけなんですけども、要はですね合併後の旧市町村での賃金格差
の中でですね給与調整なんども引上げがあったと思うんですよね。その辺の影響もあれば基本
的にはこう人数の割にはいくらか、合併して給料そのものも高い所にある程度合わせていくで
しょうから、何と言うんですか、人件費もその分はですね上がってくるでしょうし、要はです
ね 交 付 税 は で す ね 合 併 後 10年 間 は 合 併 特 例 期 間 と い う こ と で 旧 市 町 の 単 位 で 算 定 さ れ て い る わ
け で す よ ね 。 だ か ら 、 要 は 10年 先 ど う な る か と い う こ と な ん で す ね 。 10年 し た 時 に 、 今 、 単 独
市 4万 人 、 10年 後 お そ ら く 3万 5,000人 と か な る と 思 う ん で す け ど 、 そ の 時 に 至 っ て は 人 件 費 、
行 政 費 は 、 新 た な 3万 5,000程 度 の 交 付 税 し か 見 ら れ な い わ け で す か ら 、 大 幅 な で す ね や っ ぱ
い職員をですね削減していかないとかなり厳しいんじゃないかなあと思うわけなんですね。ま
だ僕はそういった意味ではですねもっともっとやっぱいこう削減する方向でですね進めていか
なければいけないんじゃないかなと思うんですね。それと辞めた人、希望退職者も思った以上
に多いということなんですけど、それが果たしてどういうことなのかですね。将来の南さつま
に対する危機感等もあって辞める人も正直いるのではないかとかですね思ったりもする。とい
う の が 、 夕 張 を 見 た 場 合 が で す ね 、 18年 度 に あ そ こ は 破 綻 し た わ け な ん で す け ど も 、 18年 度 の
退 職 金 は 、 2,000万 だ っ た 退 職 金 が で す ね 、 22年 度 に は 600万 に な る と い う こ と で 、 今 の 職 員
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が、その時の幹部職員がですねほとんど辞めていったわけなんですね。今、昨日、夕張の方に
も 問 い 合 わ せ し て み ま す と で す ね 、 18年 の 4月 1日 現 在 で 夕 張 市 の 職 員 は 309名 だ っ た の が 、
今 現 在 、 今 年 の 4月 1日 現 在 で 148名 な ん で す よ 。 だ か ら 、 財 政 が 厳 し く な る 。 ま し て や 破 綻
するようなことがあればですね、どうしても残された職員にですねしわ寄せがくるわけなんで
すね。この辺をほんとこう矛盾も感じるわけなんですけども、この辞められた人たちはですね
計画に対して積極的に協力しているということも考えられますけども、やっぱりその辺、そう
いった意味でですね将来を危惧しての退職もあるかと思うんですね。それとですね、昨日、夕
張の方とお話をした中でもですね、これから後出てきます。あそこは下水料の使用料なんかも
ア ッ プ し た ら し い で す ね 。 そ し て バ ス の 運 賃 な ん か も 一 律 200円 が 最 高 930円 ぐ ら い で 、 や っ
ぱい使用料等も増えてきているんですね。だから、今後はですねやっぱいそういうことになら
ないようにですねやっていかんといかんのかなと思ったりもしているわけなんですけども、そ
ういうようなことでまだまだ僕はこの人件費に関してまだ甘いと思いますから、その辺は市長
どういうふうに考えていらっしゃいますか。
〇市長(川野信男)
具体的な数字については部長の方から答弁させますが、夕張との比較でご
ざいますけれども、将来財政の健全化をずうっと図っていかなければならない。こういう計画
数字というのは、職員をどうするとか、あるいは財政をどうするか。ずうっと計画を立ててお
り ま す が 、 私 は 1回 も 夕 張 と 比 較 し て 考 え た こ と は ご ざ い ま せ ん 。 そ う い う 状 況 で は な い ん で
す。今、例えば、市民の皆さんも夕張がああだからというようなことの認識ということになっ
ちゃいますと、おっしゃったとおり、それはもう職員辞める人がいっぱいおるかもしれません。
夕張の場合はそうでございます。ただそういう状況では我が市の場合はないということです。
そしてないような計画、健全化計画を作っておるんだ。そしてその健全化計画については、ま
だ時間も経っておりませんけれども、今、計画をほぼ順調に進んでおると、こういうようなこ
とを申し上げてきたわけでございます。職員が予定よりもかなり削減がされておると、こうい
うようなことを申し上げましたが、これは退職者が増えたということでございますが、何が原
因 か と い う の は 分 析 な か な か 難 し い ん で す が 、 実 は 今 年 現 職 で 亡 く な っ た 方 が 職 員 6名 お る ん
です。誠に異常な数字でございます。私もびっくりいたしました。これはいろんなそれぞれ原
因がございます。ただこれを通常的にそうだということの判断をすることはできませんが、特
殊な異常な現象だとは思いますけれども、こうしたこともあって私どもが計画しておりました
職員減よりも早い時期の職員数が減ってきておると、こういう実態であることは申し上げてお
きたいと思います。
〇総務部長(柴田達朗)
人件費についてお答え申し上げたいと思いますが、合併をいたしまし
た 17 年 度 の 決 算 で い き ま す と 人 件 費 57 億 100 万 ご ざ い ま し た 。 こ れ が 平 成 19 年 度 決 算 で 49 億
2,000万 と い う 数 字 に な っ て き て お り ま す 。 こ の 差 が 約 7億 8,100万 ご ざ い ま す が 、 こ の 中 に
は 、 19年 度 は 消 防 組 合 の 方 に 移 行 し た 職 員 も お り ま す の で 、 そ う い っ た も の を 含 め て の 数 字 で
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はございますが、先ほど来申し上げておりますとおり、退職者がやっぱり計画を上回っている
ということで順調に落ちてきているんではないかというふうに思っております。
〇22番議員(上園邦丸)
市長のお話伺うと、ほんとこう安心して暮らせる南さつまかなと思
うわけなんですけども。そして続いて民営化と指定管理者制度の導入について順調にいきそう
かと。これもですね今朝ほど古木議員がおおむね質問におおむね答弁されたわけなんですけど
も、民営化の方向になってる、例えば、敬老園にしてもですね、杜氏や和楽苑とか、保育園あ
るいは給食センターとかですね、これ資料館、図書館等も民営化に検討されてたわけ、民営化
の方向性は決まっていても、なかなか受皿がないというのが現状じゃないかと思うんですよね。
だから、そういうのも踏まえてですねこの指定管理者制度、指定管理者あるいは民営化という
のが順調にいきそうかということを改めて質問いたしたいと思います。
〇市長(川野信男)
民営化の問題については個々には先ほどの答弁で申し上げましたとおりで
ございます。順調にいくかどうかということでございますけれども、民営化の問題は相手がご
ざいます。したがって、私どもは民営化したいと、こういうふうに思っておりましても、民営
化に賛同といいましょうか、引き取りといいましょうか、そういうような所があるのかどうか
ということをば現在詰めておるところでございます。一部民営化にそういうその意向を示して
おる所もございますけれども、具体的にどういうような格好で移譲するかということなど細か
な点の整理もございます。また、そこに勤めておる職員をどうするかというような問題もござ
い ま す 。 し た が っ て 、 3年 目 で ご ざ い ま す け れ ど も 、 民 営 化 の 問 題 は す ぐ で き る と か 、 こ う い
うようなことでございませんので、少々時間はかかっても後に悔いの残らないような格好での
民営化を進めて参りたいと、斯様に考えておるところでございます。指定管理者制度のことに
ついては部長の方から答弁をいたさせます。
〇企画政策部長(山口力三)
それでは、私の方から指定管理者制度についてお答え申し上げま
す 。 指 定 管 理 者 制 度 を 導 入 し て い る 施 設 は 本 年 度 当 初 で は 77施 設 ご ざ い ま し た が 、 そ の 後 、 笠
沙 町 に あ る 扇 山 公 園 の 1施 設 に つ い て は 辞 退 の 申 出 が あ り 、 指 定 の 取 消 し を 行 っ た と こ ろ で ご
ざ い ま す 。 現 在 76施 設 に つ い て 指 定 管 理 者 制 度 を 導 入 し て い る と こ ろ で ご ざ い ま す 。 こ れ ら の
76施 設 に つ い て は 本 年 度 末 で 指 定 管 理 期 間 の 期 限 切 れ と な る こ と か ら 、 来 年 4月 1日 か ら の 指
定管理者制度導入施設について現在作業を進めているところでございます。作業の内容といた
しましては、現在まで指定管理者制度を導入している施設についても民間のノウハウを活用し
つつ、住民サービスの向上や経費の削減等を図るという指定管理者制度の目的にそぐわない施
設については見直しを行うとともに、新たに導入する施設はないかということなども含めて検
討 い た し ま し た 結 果 、 公 園 、 運 動 広 場 等 の 21施 設 に つ い て は 直 営 と す る こ と と し 、 残 り の 56施
設については指定管理者制度を導入する予定で作業を進めているところでございます。なお、
指定管理者制度を導入する施設については既に導入いたしておりますので、今後新たな導入を
予定している施設は特にないところでございます。私は先ほど本年度当初以降指定の辞退の申
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出があったというのを「笠沙町の扇山公園」と申し上げましたが、「金峰町にある扇山公園」
でございましたので、お詫びして訂正方をお願いしたいと思います。
〇22番議員(上園邦丸)
分 か り ま し た 。 じ ゃ あ 5番 目 の 方 に 進 み た い と 思 い ま す 。 「 経 常 収
支 比 率 、 平 成 22年 度 数 値 目 標 95パ ー セ ン ト 以 下 」 と し て い ま す が 、 今 年 は 103.8と い う ふ う に
伺 っ て い る わ け な ん で す け ど も 、 そ れ が 95パ ー セ ン ト ま で 果 た し て 目 標 を 達 成 で き る の か ど う
かですね。その辺の見込みについてお尋ねしたいと思います。
〇市長(川野信男)
お 答 え 申 し 上 げ ま す 。 経 常 収 支 比 率 の 目 標 、 今 申 し 上 げ ま し た と お り 、 95
パ ー セ ン ト 以 下 と し た わ け で ご ざ い ま す が 、 ど う し て 95パ ー セ ン ト 以 下 か と 言 い ま す と 、 平 成
17年 度 の 決 算 に お け る 鹿 児 島 県 内 の 市 町 村 の 平 均 が 95.4パ ー セ ン ト で ご ざ い ま し た 。 こ れ を 下
回 る 、 そ れ ぐ ら い の 目 標 は 立 て ん と と い う こ と で 95パ ー セ ン ト 以 下 と 、 こ う し た わ け で ご ざ い
ま す 。 と こ ろ が 、 17年 度 の 本 市 の 比 率 は 105.3パ ー セ ン ト で あ っ た わ け で す 。 目 標 か ら し ま す
と 10パ ー セ ン ト と い う こ と で 大 変 こ う ハ ー ド ル の 高 い 数 字 で ご ざ い ま す 。 そ の 後 の 状 況 に つ い
て 申 し 上 げ ま す と 、 18年 度 は 101.8パ ー セ ン ト 、 19年 度 が 103.8パ ー セ ン ト 、 こ う い う ふ う な
数字になっております。年によってこのようにかなり数字が変わってくるのは、統計の取り方
の問題あるいは財源をどういうような運営をするかという問題等があってこういうような数字
に な っ て お る わ け で ご ざ い ま す が 、 22年 度 の 見 通 し に つ き ま し て 95パ ー セ ン ト と い う の は 大 変
厳 し い 数 字 で あ る か と 思 い ま す が 、 現 在 の と こ ろ で 考 え ま す と 100パ ー セ ン ト は 下 回 る だ ろ う
な 。 し か し 、 ま た 、 95パ ー セ ン ト 以 下 と い う の は 、 22年 度 は 別 と い た し ま し て 、 で き る だ け 早
く達成できるようなそういう努力もいたしたいと、こういうふうに思っております。
〇22番議員(上園邦丸)
おっしゃるとおり、かなりハードルが高いのかなと思うわけなんで
す け ど 、 経 常 収 支 比 率 が 100パ ー セ ン ト を 超 え る と い う こ と は で す ね 、 借 入 れ な ど の 臨 時 財 源
に頼らなければ経常的経費が賄えないということなんですよね。そういった意味ではせめて
100パ ー セ ン ト を 切 る よ う な で す ね 最 大 限 の 努 力 を し て ほ し い な と 思 い ま す 。 そ れ か ら 、 6番 目 、
第三セクター等への市の繰出金の縮減はどの程度図られたか質問いたします。
〇企画政策部長(山口力三)
第三セクターの指定管理料につきましては、精査を行い、縮減に
努めるとともに、指定管理制度のメリットが十分に活かせるようにそれぞれの株式会社に対し
まして自主事業等の導入など一層の経営努力を促し、見直しに努めているところでございます。
指 定 管 理 者 制 度 導 入 後 の 指 定 管 理 料 に つ き ま し て は 、 株 式 会 社 笠 沙 恵 比 寿 が 平 成 19年 度 の 1,050
万 円 に 対 し て 平 成 20年 度 で は 1,480万 円 と 430万 円 の 増 と な っ て お ま す け れ ど も 、 こ の 理 由 に
つきましては、施設の法定点検に伴う経費と資料等を展示してあります博物館に要する経費を
精 査 し 、 増 額 し た と こ ろ で ご ざ い ま す 。 次 に 、 株 式 会 社 い な ほ 館 に つ き ま し て は 、 平 成 19年 度
の 2,360万 円 に 対 し ま し て 平 成 20年 度 で は 2,040万 円 と な り 、 320万 円 を 減 額 し た と こ ろ で ご
ざ い ま す 。 な お 、 株 式 会 社 杜 氏 の 里 笠 沙 に つ き ま し て は 、 平 成 19年 度 、 平 成 20年 度 い ず れ も 指
定管理料の支出はございません。引き続き今後も地域の活性化に貢献する施設として、市民の
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皆様方に支持されますように第三セクターの経営改善に向けた取組みを積極的に図って参りた
いと考えております。
〇22番議員(上園邦丸)
ただ今昨年度の分についてのあれですかね、指定管理料、笠沙恵比
寿は若干増えたけど、いなほ館は指定管理料は減ったというようなことで今、御報告があった
わけなんですけども、この前のいなほ館の決算においてもですね、例えば、今、一時借入金と
いうのが非常に問題になっているわけですね。例えば、夕張の場合も、夕張のことを言えば市
長はあんまい好かんわけですけども、夕張の場合も一時的にですねやっぱい一時借入金でもっ
て赤字を隠して財政破綻をですねより悲劇的にしたわけですね。要するにジャンプ方式ですよ
ね。会計間の操作でもって一時借入金による言わば粉飾でもって破綻したわけなんですよ。今
回 の 3月 に 返 す べ き 一 時 借 入 金 等 も で す よ 翌 年 度 の 一 般 会 計 か ら の 予 算 で 返 済 す る と い っ た よ
うなですね、違法ではないけど、決して適切ではない。不適切な財政処理なんですよね。こう
いうことがまかり通るようではですね、僕はある面一歩夕張に近づいたような気がしてならな
いわけですね。こういうことは決してないようにしていただきたいなあと思っているところで
す 。 た だ 夕 張 の 一 時 借 入 金 と い う の は で す ね 桁 が 違 い ま す ね 。 こ の 前 の い な ほ 館 の 500万 と は
違 っ て 、 290億 9,000万 円 と い う 大 き な 金 額 で す か ら 、 そ れ こ そ 比 較 に は な ら な い わ け な ん で
すけども、そのようなことでですね、そういうのは決して良くないのかなあと思ったりもして
い ま す 。 そ れ と 今 回 も で す ね 320万 円 の 指 定 管 理 料 も 減 っ た と い う こ と で す け ど 、 今 回 も 施 設
整 備 費 に 補 助 金 が 1,450万 補 正 予 算 で 計 上 さ れ て い ま す よ ね 。 前 回 も 一 緒 だ っ た と 思 う ん で す
が、笠沙恵比寿の場合も補修費ということで、その分がおそらくこれ、いろんな点検費用です
か、いろんな関係、補修費用に充てたとかと思うんですけども、そういうようなことで指定管
理料以外にやっぱい市の持出しというのは、一般会計が損失を埋めるというですね、こうそう
いった方式が一般化しつつあるわけなんですね。だから、一概にこの三セクがですねいいのか
どうかほんと非常に疑問なんですけども、できれば独立採算でもってですね十分、もう一般会
計からの補助がなくてもできるようなですね運営が理想ではなかろうかと思います。特に東京
辺 り は で す ね 臨 海 副 都 心 関 係 の 第 三 セ ク タ ー が 6社 あ る ん で す け ど 、 こ れ 若 干 デ ー タ 古 い ん で
す け ど 、 あ そ こ も で す ね 単 年 度 で 赤 字 が 110 億 上 が っ て 、 累 積 赤 字 が 1,500 億 、 長 期 借 入 金
2,300億 と い う こ と で で す ね 、 東 京 み た い な 大 き な 自 治 体 で さ え で す ね や っ ぱ い 財 政 を 圧 迫 す
る要因になっているわけですよね。だから、決してこう南さつまにおいてもこの三セク辺りが
ですねこう財政を圧迫するようなことがないようにですねぜひしていただきたいと思います。
そこでですねお尋ねしたいのは、この今、三セク辺りにも建設の段階で起債があるかと思うん
ですが、その起債残高というか、その辺はどのようになっているのかですね。その辺をお尋ね
したいと思うんですけども、三セクの関係ですね。
〇企画政策部長(山口力三)
第三セクターの借入れに伴う未償還の額についてお答え申し上げ
ます。株式会社笠沙恵比寿でございますが、これは施設の建設、アドベンチャー桟橋等に伴う
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も の で 、 平 成 19年 度 末 の 未 償 還 額 が 3億 3,813万 8,000円 と な っ て い る よ う で ご ざ い ま す 。 次
に、株式会社いなほ館につきましては、いなほ館の建設、省エネルギー施設の建設に伴うもの
で 、 19年 度 末 の 未 償 還 が 5億 384万 8,000円 と な っ て い る よ う で ご ざ い ま す 。 次 に 、 杜 氏 の 里
笠 沙 に つ き ま し て は 平 成 15年 度 に リ ニ ュ ー ア ル を や っ て お り ま す が 、 こ れ の 事 業 の 資 金 と し て
平 成 19年 度 末 の 未 償 還 が 1,046万 6,000円 と な っ て い る よ う で ご ざ い ま す 。 以 上 で す 。
〇22番議員(上園邦丸)
それでは、次の公共下水道の方に入りたいと思います。公共下水道
は財政改革の足かせにはならないかということで質問しているわけなんですけども、これです
ね、私は実はお隣の枕崎にも行っていろいろ調べてみたんですけど、確かに結論から言えばで
す ね か な り こ う 財 政 の 足 か せ に な っ て る み た い で す ね 。 お 隣 は で す ね 昭 和 48年 に 着 手 さ れ て る
ん で す ね 。 現 在 の 人 口 が 2万 5,129人 、 2万 5,000人 で す ね 。 そ し て 南 さ つ ま の 場 合 は 4万 、
今 、 7月 い っ ぱ い で 4万 708人 、 お よ そ 4万 人 で す よ ね 。 規 模 も 違 う し 、 あ れ な ん で す 。 た だ
向こうの場合はですねいろんな計画当初とするとですね随分人口も減ってきた。当初は対象人
口 は 3万 5,000人 だ っ た ら し い ん で す ね 。 現 在 は 2万 2,000人 な ん で す よ ね 。 も う お そ ら く だ
か ら 、 南 さ つ ま の 場 合 は 35年 遅 れ て の 着 手 で す か ら 、 今 の 現 在 の 4万 人 が 、 対 象 人 口 は 別 と し
て で す よ 、 4万 人 が ど の 程 度 な る の か で す ね 僕 も そ れ な り に 人 口 予 測 を し て み ま し た 。 び っ く
りするやですね、一番、これ年齢別の人口を調べてみたんですよ。言うまでもなく、一番、年
齢 で 一 番 多 い の が で す ね 60歳 の 人 た ち で す ね 。 734名 い ま す 。 昨 年 生 ま れ た 人 は 255人 で す よ
ね 。 今 の 団 塊 の 世 代 の 人 た ち の 3分 の 1し か 今 生 ま れ て く る 子 ど も は 現 在 で い な い と い う こ と
な ん で す よ 。 そ れ と 意 外 と 多 か っ た の が で す ね 、 も う 58、 9、 60歳 の 次 は で す ね 75歳 以 上 の 人
が 多 い ん で す ね 。 こ れ が 660、 70、 そ れ と 意 外 や で す ね 今 年 米 寿 を 迎 え ら れ る 人 、 こ れ が 87歳
の 人 、 308人 、 300人 か ら い る ん で す よ 。 今 度 生 ま れ て く る 人 よ っ か ん な 米 寿 祝 を 迎 え る 人 が 多
いんですね。出産祝よっかんな米寿祝が多いということですよ。もうそれぐらいほんとこう少
子高齢化大きな問題なんですね。その辺も、だから、これはこの辺もですね十分考えていかな
いとですね、将来負担のことを考えればですね、その辺も踏まえてですね、今、平均年齢八十
何 歳 で す か 。 だ か ら 、 50歳 の 人 た ち が も う 全 部 一 応 亡 く な っ た と し ま す よ ね 。 そ し て 人 口 を し
て 、 今 現 在 の 子 ど も が 同 じ よ う に 生 ま れ た 場 合 に で す ね 大 体 も う 2万 5,000人 ぐ ら い に し か な
ら な い わ け で す ね 、 30年 後 は で す ね 。 だ か ら 、 下 水 道 が 終 わ っ た 頃 は も う 加 世 田 市 の 人 口 は 2
万 5,000人 な ん で す よ 。 そ れ か ら 予 測 で 言 え ば で す ね 。 そ の よ う な こ と で 後 に 残 っ た 人 は ほ ん
と こ う 、 こ の 前 、 当 局 が 示 し た こ の 計 画 等 も あ り ま す け ど も 、 そ の で す ね 50年 の 計 画 が あ っ た
わけなんですけども、人口等も考えたりですね、やっぱい将来のことを考えんとですねいけな
いのかなと思うわけなんですね。もうほんと後は野となれ山となれ、後はげんでん良かじゃやっ
ぱいすまんと思うんですよね。その辺もよー慎重に考えて、私はですね、今この下水道の問題、
今 日 の 新 聞 に も あ り ま し た ね 。 企 業 倒 産 が 8月 は 、 全 国 で も 先 月 は 一 番 多 か っ た と い う よ う な
こ と 、 8月 で す か 、 鹿 児 島 県 も 破 産 、 破 産 で す よ 。 最 も こ の 半 年 で す ね 特 に 土 木 建 設 業 を 取 り
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巻く環境はより厳しくなっております。導火線に火が付けばですね取引企業も諸共吹き飛ばし
てしまいかねないですねまさに、今朝ほど市長も言われました。一寸先は闇なんですよね。同
時多発連鎖倒産ですよ。そういう様相を呈しているわけですね。そういった意味ではですねこ
の 10年 間 の 間 に 100億 ぐ ら い の 公 共 投 資 が さ れ る わ け で す か ら 、 あ る 面 、 何 と 言 う ん で す か 、
その経済活性化のですね施策として考えれば、これは公共下水道は僕はそういう点から見れば
いいのかなと思うんですけど、後々よく考えてですね、もうちょっと、もううんとその辺を覚
悟した上でですねやっぱいこう取り組んでいかないといけないのかなと思ったりするわけなん
で す ね 。 そ れ と 、 先 ほ ど 枕 崎 を 言 わ し て い た だ け れ ば で す ね 、 今 現 在 、 2万 2,000人 が 対 象 で
す か ら 、 人 口 の 2万 5,000人 に 対 し て 2万 2,000人 と い う こ と と は 大 体 88パ ー セ ン ト の 人 が こ
の 下 水 道 地 域 内 に 住 ん で る わ け な ん で す よ ね 。 南 さ つ ま の 場 合 は 4万 人 の う ち 対 象 者 は 4,000
人 で す か ら 1割 の 人 し か 対 象 に な ら な い と い う こ と な ん で す よ ね 。 だ か ら 、 そ う い っ た 意 味 で
は市民の理解もいただけるかどうか。その辺もちょっと難しい部分なんですけども、本当に必
要なのかな、どうなのかな。それと南さつまにとって有利なのはですね過疎債が使えるという
ことですね。先日も話がありました。それは枕崎の人に言わすれば、南さつまは過疎債があっ
でやなというようなことで非常にうらやましがっていましたですけども。それとですね使用料
の 関 係 、 南 さ つ ま の 場 合 は 1立 米 当 た り 確 か 140円 で 単 価 を 見 て る か と 思 う ん で す け ど 、 今 の
で す ね 枕 崎 市 は 単 価 109円 な ん で す ね 。 そ れ に 462円 を 足 し て 基 本 料 の 450円 、 大 体 108円 ぐ
らいで済んでるんですね。これをもっと上げんなというようなことを話しすればですね、県下
の周辺を見てもですねまだこれよっか低いんらしいんですね、ほかの地域は。だから、南さつ
ま の こ の 、 何 と 言 う ん で す か 、 計 画 の 中 の 単 価 の 140円 と い う の は か な り 高 い ん じ ゃ な い か な
と 思 う ん で す ね 。 そ れ と 最 終 的 な 使 用 料 を 見 て み ま す と 大 体 9,000万 ぐ ら い が 使 用 料 の 負 担 金
になってかと思うんですけども、それから換算しますとですねかなりだから使用料を上げない
といけないし、また、使用料、加入率等が少なくなってくれば当然一般財源で賄わないといけ
ないわけですから、その辺も十分検証した上でですねやっていただきたいなと思うわけなんで
すけど、そういうようなことで当局の方ではこの公共下水道、財政改革の足かせにならないか
どうかをですねお尋ねしたいと思います。
〇市長(川野信男)
公共下水道をやることによって財政改革の足かせにならんかどうか。若干
表 現 が 難 し い ん で す け れ ど も 、 具 体 的 に 若 干 申 し 上 げ ま す と い う と 、 こ の 事 業 は 約 100億 掛 か
り ま す 。 今 、 試 算 で は 97億 5,100万 で ご ざ い ま す 。 こ れ は 25年 間 の 事 業 で ご ざ い ま す の で 、 毎
年 の 平 均 と い う こ と に な り ま す と 、 そ の 25分 の 1と い う こ と で 試 算 し て い た だ け れ ば よ ろ し い
わ け で ご ざ い ま す が 、 こ の 97 億 5,100 万 の う ち 国 庫 補 助 が 42 億 2,800 万 、 県 費 の 補 助 が 1 億
5,100万 、 そ れ か ら 受 益 者 負 担 が 2億 8,900万 、 こ の 残 り が い わ ゆ る 市 が 負 担 を す る と 、 こ う
いうことになるわけでございますけれども、これが足かせにならないかどうかということにつ
い て は 、 な か な か 表 現 は 難 し い ん で す が 、 じ ゃ あ 1年 当 た り の 市 の 一 般 財 源 負 担 は ど れ だ け に
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な る の か と い う こ と を 試 算 、 計 算 を い た し て ご ざ い ま す 。 こ れ は 1年 の 平 均 で ご ざ い ま す け れ
ど も 、 約 3,000万 と い う 試 算 を い た し て ご ざ い ま す 。 当 初 の 計 画 と 言 い ま す の は 旧 加 世 田 市 の
時 代 に 平 成 13年 3月 に 策 定 い た し ま し た 。 こ の 時 の 一 般 財 源 負 担 は 5,400万 、 こ う い う 数 字 で
ございました。これは財政的に可能かどうか細かく試算をいたしまして、可能だと、こういう
よ う な 判 断 を い た し て 、 当 時 、 平 成 13年 、 公 共 下 水 道 を 実 施 す る 方 針 を 決 め た わ け で ご ざ い ま
す 。 そ の 後 い ろ い ろ 事 情 が あ っ て 今 日 ま で 置 い て ご ざ い ま す が 、 新 た な 計 画 で は 1年 間 の 一 般
財 源 負 担 3,000万 と 、 こ う い う こ と で ご ざ い ま す の で 、 金 額 か ら い た し ま す と 大 幅 な 減 に な っ
て お る と 、 こ う い う こ と で ま ず 御 理 解 を い た だ き た い と 思 い ま す 。 じ ゃ あ 、 そ の 3,000万 と い
うのも大変大きな数字でございます。これが果たして財政負担として財政改革の中で可能かど
うか。これも若干表現がしにくいんですが、ちなみに申し上げますというと、今、区画整理事
業をいたしてございます、村原地区でございます。これが特別会計を含めますとほぼ大体似た
ような数字になります。この村原地区の区画整理事業のいわゆる補助金がいくらかと言います
と 135億 6,000万 、 期 間 も 大 体 一 緒 ぐ ら い な ん で す 。 そ う す る と 事 業 費 も 大 体 似 た よ う な も の
で ご ざ い ま す が 、 補 助 金 が ま ず 30億 違 っ て お る ん で す 。 そ し て こ の 区 画 整 理 事 業 は ほ ぼ 終 焉 を
いたします。今まで一般財源で負担したものもいっぱいございますけれども、これが大体終わ
ります。こういうようなことを考えますというと、私は財政的にも十分やっていけるという試
算の下にこの計画を進めようと、こういうふうにいたしておるわけでございます。さらに、今、
私は補助金だけを申し上げましたけれども、補助金で充当できない分については、これは起債、
借金でいたします。借金につきましては、この公共下水道の場合は公共下水道債と過疎債で対
応 し よ う 。 こ う い う よ う な 計 画 で ご ざ い ま す 。 公 共 下 水 道 の 債 の 場 合 は 返 済 を す る 時 に そ の 50
パ ー セ ン ト は い わ ゆ る 交 付 税 措 置 で ま た 返 っ て 参 り ま す 。 さ ら に 過 疎 債 の 場 合 は 70か ら 75パ ー
セントですか、そういうような交付税措置がございますので、こうした有利な財政措置といい
ましょうか、そういうものをばすべてかみ合わせていきますというと十分な、今後の財政運営
には支障のなく運営ができると、こういうふうに思っております。先ほど枕崎の例をとっての
お話がございました。人口がかなり減るじゃないかということでございます。対象地区の人口、
こ れ は 過 去 10年 間 の い わ ゆ る 人 口 動 態 に つ い て は ほ ぼ 変 わ っ て い な い ん で す 。 南 さ つ ま 市 の 人
口はぐーっと減っておりますけれども、この対象になっておるエリアの場合は人口の数は減っ
ていないということなんです。そういうことを基にして計画をいたしてございます。そして、
また、何よりもこの計画につきましては災害防止対策ということを私はいつも申し上げており
ま す 。 過 去 3回 に わ た っ て 大 変 な 水 害 が ご ざ い ま し た 。 46年 、 58年 、 そ し て 平 成 5年 、 こ の 時
にこの市街地は大きな災害を受けたわけでございます。この災害防止をするために方策という
のはいろいろ検討して参ってきました。専門家も入れてどういう方法があるのかというような
ことを検討した結果、財政的にも、また、例えば、緊急度からいたしましても、効果性からい
たしましても、どういう方法があるかと言いますと、公共下水道事業でやることの方が一番財
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政的にも負担が少ないと、こういうような結論を出した上で本事業に実施に、計画を立て、実
施をしようと、こういうような最終的な決定を私自身いたしたところでございます。
〇22番議員(上園邦丸)
市長がおっしゃるとおりで計画どおり進めばほんと、市長がおっしゃ
る と お り で す ね 順 調 に い く か と 思 う ん で す け ど 、 問 題 は で す ね 、 枕 崎 の 場 合 も で す ね 今 度 の 19
年 度 の 決 算 を 見 て み ま す と で す ね 3億 6,090万 円 の 繰 入 れ が な さ れ て い る ん で す ね 。 そ の う ち
1億 6,800万 が 交 付 税 措 置 さ れ て 、 1億 9,290万 円 が 市 の 持 出 し な ん で す よ 。 と い う の が で す ね
15年 、 今 も う あ そ こ は 供 用 開 始 か ら 30年 ぐ ら い 、 二 十 何 年 、 30年 ぐ ら い な る ん で す か ね 、 や っ
ぱい修理代が出てくるらしいんですね。これには修理代が加味されてないですよね。修理代が
や っ ぱ い 年 間 3,000万 掛 か る そ う で す 。 だ か ら 、 そ の 辺 も で す ね や っ ぱ い 考 え た り で す ね 、 や っ
ぱいこう人口予測、トータル的にやっぱい慎重にですね進めていただきたいと思います。
それで財政の見直し、ちょっと時間がありますが、合併特例債の件でですねちょっと質問し
た い ん で す け ど 、 今 回 、 補 正 で 9億 5,000万 の 合 併 特 例 債 の 借 入 れ に よ る 地 域 振 興 基 金 の 積 立
てがなされているわけ、これは有利な合併特例債の活用法ということで理解していいかと思う
わけなんですけども、今までこの合併特例債のですね活用した事業、それと今後ですね合併特
例債を活用したい事業等について計画があれば、お示しをしていただきたいと思います。
〇市長(川野信男)
先 ほ ど 私 は 「 公 共 下 水 道 債 、 交 付 税 算 入 が 50パ ー セ ン ト 」 と 申 し ま し た 。
正 確 に は 「 49パ ー セ ン ト 」 で ご ざ い ま す 。 そ れ か ら 「 過 疎 債 は 70パ ー セ ン ト 」 で ご ざ い ま す 。
訂正させていただきます。
〇総務部長(柴田達朗)
合併特例債のまず活用をした事業でございますが、この庁舎内のIP
電話がございます。それから、地方改善事業がですね荒田地区、黒瀬地区、松元地区がござい
ますが、荒田地区と黒瀬地区について活用してございます。それから、県単道路整備事業の負
担金についても活用してございます。それから、道路改良の花瀬川畑線、それから、まちづく
り交付金事業の公園の関係ですね。それから、地域情報基盤整備のこのブロードバンドについ
ても活用してございます。それから、本年度を入れて活用計画の事業でございますが、今、議
員 が 言 わ れ ま し た こ の 基 金 造 成 事 業 が 9億 5,000万 で す が 、 そ の う ち の 9億 250万 を 基 金 で 見
てございます。それから、今、建設中でございます火葬場建設についても計画をしてございま
す。それから、先ほど申し上げました地方改善の松元地区を本年計画をしてございます。それ
から県単道路整備事業負担金、それとまちづくり交付金が本年度最終年度だと思いますが、こ
れについて充ててございます。それから、坊津のですね、まだ予算の計上がないんですが、坊
津のこの分遣所の増設、ああ、申し訳ございません。造成については予算計上をしてございま
す。これについても合併特例債を一応計画をしているところでございます。それと今後の計画
の中にこの坊津分遣所の新築の関係についてもこの特例債を充てたいと、そういう計画でござ
います。以上でございます。
〇22番議員(上園邦丸)
こ の 合 併 特 例 債 、 通 常 の 地 方 債 よ り は る か に で す ね 、 充 当 率 も 95パ ー
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セ ン ト 、 元 利 償 還 金 の 7割 が 普 通 交 付 税 で 措 置 さ れ る と い う こ と で 非 常 に 有 利 な 特 例 債 な ん で
すけども、全国ではですねこの合併特例債を活用してですね多くの事業をして厳しい財政運営
を強いられている自治体も少ないわけじゃないんですね。もう合併特例債後遺症というのがあ
るらしいんですけども、兵庫県の篠山市というのがあるんですが、ここはですね平成合併の典
型的な財政危機事例とみなされているわけなんですね。もうそれこそ夕張の、第二の夕張とも
言 わ れ て い る 所 な ん で す け ど 、 平 成 の 最 初 の 大 合 併 を し て い る ん で す ね 、 平 成 11年 に で す ね 。
4町 が 対 等 合 併 し た 所 、 そ こ を 見 た と き が で す ね ミ ュ ー ジ ア ム の 、 運 動 公 園 の 整 備 に 40億 、 こ
れ は 過 疎 債 も 利 用 し て る ら し い ん で す け ど 、 そ れ と 火 葬 場 を 造 っ て い ま す 。 火 葬 場 に 20億 、 給
食 セ ン タ ー 8億 、 中 学 校 の 移 転 に 40億 で す ね 。 中 学 校 の 再 編 等 も あ れ ば 、 こ の 辺 も 場 合 に よ っ
て は 出 て く る か も 分 か ら ん で す ね 、 こ の 地 域 も で す ね 。 今 言 わ れ た 地 域 振 興 基 金 に も 20億 、 そ
れ と 清 掃 セ ン タ ー に 76億 、 ま た こ の 地 域 は ま た 清 掃 セ ン タ ー な ん か の 建 築 も 出 て く る と 思 う ん
ですが、そういうときはまたこういうのも対象になろうかと思うんですけど、こういうのを使
うのはいいんですが、その辺のですねやっぱいこう後々のことを考えていかんとですね。それ
と今、この今回言ったこの地域振興基金の積立ての分ですけど、これは「地域振興のためのイ
ベント又はソフト事業のための基金積立て」となっているんですけど、これイベントというこ
とは、今後もこの市長はイベントを増やすお考えなのかどうなのかですね。その辺について、
これはもうそれとは全然関係のないことなのかですね。その辺についてお尋ねしたいと思うん
ですけども、そういうようなことでこの地域振興基金の積立ての目的について若干触れていた
だきたいと思います。
〇市長(川野信男)
御答弁申し上げます。最後の方から答弁申し上げますというと、イベント
とか、そういうものをば増やすためにこうした基金積立てをいたしたわけではございませんで、
こ の 基 金 を 導 入 す る こ と に よ っ て 返 済 を す る 時 点 で は 7割 の い わ ゆ る 交 付 税 措 置 が あ り ま す の
で 、 通 常 一 般 的 に 行 っ て お り ま す い ろ ん な 事 業 に 充 当 す る こ と に よ っ て 結 果 と し て 7割 補 助 が
あったと同じようなことになるということで、せっかくでございますので、こうした基金を有
効に活用したいと、こういうことでございます。ただ、御指摘もございましたとおり、合併特
例債にいたしましても、過疎債にしても、すべての起債がそうでございますけれども、借りる
時は一般財源そんな余計必要でないわけです。ところが、将来これが返済をいたします。どの
ように交付税措置がありましても、返済をする場合は、交付税措置の残りの部分、あるいは、
また、金利分、こういうものがのしかかっておるわけでございます。したがって、こうした事
業を導入する場合は、当然に将来そうした負担が伴っておるんだということを前提として、今
日だけのいわゆる財政計画ではいかないと、そういうふうに思っております。将来的に金利を
含めてこれぐらいの額は返済に充てるものが必要であるということをば念頭に置きながら、あ
るいはそれは別座に置きながら事業を執行しなければ、おっしゃるような夕張みたいなそうい
うような結果になる。こういうようなことでありますので、慎重な運営が必要でございます。
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ただ、おそらく合併の先例的なことでの話がありましたけれども、合併をいたしますというと、
あれもやってほしい。これもやってほしいと。そういう約束じゃなかったかというようなこと
でやむなく、やむなくというのは言葉がおかしいかもしれませんが、やった事例というのは過
去多くの失敗を生んでおります。しかも、特にハード部門につきましては、事業を実施する段
階では補助金とか、起債がございますけれども、管理運営費には一切ございませんので、その
ことも十分念頭に置いた上で、特に箱物の建設については十分な私は将来とも注意が必要だと、
こういうふうに思っております。そういうことにならないように十分な財政健全計画を立てな
がら対処して参りたいと、斯様に考えております。
〇22番議員(上園邦丸)
市長のおっしゃるとおりだと思います。財政悪化によってですね一
番こう迷惑を被るのは、残された職員であったりですね、市民なんですよね。夕張みたいに給
与カットがあったり、退職金の減額とかですね、行く行くは負担金の増、市民サービスも低下
するわけですが、その辺は慎重に検討してですね行政運営をお願いしたいと思います。終わり
ます。
〇議長(石井博美)
次に、諏訪昌一議員の発言を許可します。
[諏訪昌一議員
〇9番議員(諏訪昌一)
一般質問席]
午後
1時47分
私は、現在ある状況を細かく上げた素晴らしい私の前に幾人かの同僚
議員の質問と違いまして、今あるものをこうしたらどうだろうかという自分なりの考えを持っ
ていきますので、こちらの方の説明が長くて、答弁の方が短いというのは当然であろうと思い
ますので、簡潔な答弁をお願いを申し上げたいと思います。財政問題にしても、子どもの問題
にいたしましても、今、グローバル化、グローバル化と言われて、グローバル化や規制緩和、
新規参入、すべてが地方にとって当然のごとくこの経済論理の中ではマイナスの方向に動いて
い き ま す か ら 非 常 に 厳 し い 時 代 だ な と 思 い ま す 。 そ う し た 中 で 1番 目 の 市 立 坊 津 病 院 等 に つ い
て、等の部分は後ろの方に送ります。頭の方では市立坊津病院について質問さしていただきま
すが、ただ今冒頭で申し上げましたように、公立病院はどこでも多くが赤字や医師確保に悩ん
でおることは周知のところであります。とは言いましても黒字の所がないわけではございませ
ん。赤字を減らすことはもちろん大切でありますけれども、公が行う医療機関にとって大事な
視点は地域住民にとってどれだけ必要とされる場所であるのかということであると考えており
ます。入院がほぼ満杯の状態が続いているというふうにお聴きしておりますけれども、これは
十分必要とされていると地域住民から思われていると理解しているわけでありますが、これま
で以上に必要とされる施設になる努力、さらに、また、今後の人口動態というもの等を見たと
きに、そういった中での努力をどうするかということが大切であるということをまず冒頭に考
えているということを申し上げておきたいと思います。そこで質問ですが、まず坊津町内の住
民の疾病の傾向、それから入院・通院先などの状況等を把握しておられましたら、示していた
だ き た い と 思 い ま す 。 2番 目 に 、 住 民 に と っ て ど の よ う な 位 置 付 け に あ る か と い う こ と と 、 一
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番公立病院の今日の赤字、黒字、赤字脱出、そして黒字化あるいは多角的な運営等やっている
病院等調査をいたしますと、その調査というものが、その研究というものが非常に良くなされ
て い る と い う こ と 等 が あ り ま す が 、 そ う い っ た 研 究 は さ れ て い る の か ど う か 。 3番 目 に 、 現 状
において収支だけによる病院改革というものは、収支に着目してやりくりするだけの改革とい
うものは非常に難しい局面にもう立ち至ってきているのではないかと考えるわけですが、その
ポイントの是非についてお尋ねをいたします。
〇市民福祉部長(久保薗秀徳)
まず、坊津町内の住民の疾病傾向や入院・通院先などはどのよ
うな状況かということの御質問でございますが、坊津町内の住民の疾病傾向は、高血圧症疾患
を 主 と す る 循 環 器 系 の 疾 患 が 一 番 高 く 疾 患 の 24.5パ ー セ ン ト を 占 め 、 次 い で 精 神 及 び 高 度 の 障
害 が 15.8パ ー セ ン ト 、 3番 目 に は 悪 性 新 生 物 等 が 12.3パ ー セ ン ト と な っ て い ま す 。 ま た 、 高 齢
化 社 会 に あ っ て 老 人 の 関 節 症 及 び 骨 の 障 害 も 多 く 、 筋 骨 格 系 疾 患 が 8.1パ ー セ ン ト で 4番 目 に
高い状況となっておるところでございます。これら疾患の入院・通院先につきましては、坊津
病 院 で 受 診 し た 者 が 約 3割 、 枕 崎 管 内 の 医 療 機 関 で 受 診 し た 者 が 5割 、 そ の ほ か 鹿 児 島 市 等 の
医 療 機 関 で 受 診 し た 者 が 2割 と な っ て お り ま す 。 そ れ か ら 、 住 民 に と っ て ど の よ う な 位 置 付 け
にあるか研究されているかという御質問でございますが、坊津病院を建設する際、当時の坊津
町 議 会 に お い て 町 立 病 院 建 設 調 査 特 別 委 員 会 が 設 置 を さ れ 、 平 成 16年 度 か ら 1年 間 の 協 議 を 踏
まえ、誰もが身近に受診できる医療施設を行政の緊急課題として病院の建設が行われたもので
あります。このようなことから坊津病院は、住民にとって健康に対する安心を確保し、医療を
守るための公的医療施設であると考えます。坊津病院の必要性につきましては、患者数で判断
す る と 、 入 院 患 者 の 病 床 利 用 率 は 90パ ー セ ン ト を 超 え 、 外 来 患 者 も 1日 平 均 100人 前 後 で 、 年
間 の 実 利 用 者 は 1,268人 と な っ て お り 、 全 町 民 の 約 3割 が 受 診 し て い る と こ ろ で す 。 坊 津 に は
なくてはならない病院、必要とされる病院としての課題、まず第一に地域医療の充実を図るこ
とだと考えております。怪我や病気については、住民の診察や健康管理を行う身近なかかりつ
け医としての医療の充実を図るとともに、亜急性期の患者については在宅に復帰するための医
療を提供し、終末期の患者にあっては療養環境の整った病室で真心を込めて看取る体制の整備
が必要であります。また、在宅での見守りを進めるため、診療、訪問診療や訪問看護を強化し、
地域に密着した医療活動を展開していく必要があります。次に、地域医療に対する坊津病院で
の健康づくり活動が挙げられます。行政と一体となった健康診査事業や国の補助事業等を活用
した健康教室などの健康づくり活動を積極的に推進していく必要があると考え、現在その取組
みを推進しています。さらに住民に安心と信頼を得る医療サービスを行うためには職員のスキ
ルアップと接遇改善だと考えます。これら地域に密着した病院活動と職員のスキルアップを図
りながら、地域住民に親しまれる病院づくりを目指し、積極的に取り組んでいこうと考えてい
るところでございます。
〇9番議員(諏訪昌一)
当初こういったことでという、意言外にあろう等と、書いてあること
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以外はいろいろと申し上げましたが、そこの所まで先に非常に素晴らしい答弁が出て参りまし
て感謝申し上げますが、既に健康づくり、さらに健診、その他、地域の住民に対する、例えば、
身近な病院としての位置付けというもの等取り組まれているということで非常に敬意を表しま
すが、ただ今も答弁の中で出ました終末期を看取るということを非常にまた重要視していくべ
き部分なのではないのかなと思います。特に私も三人を看取ったわけですが、そのうちの一人
しか実際は死に際には間に合いませんでしたけれども、それでも病院でした。その病院が少な
くとも地元にあれば、お互いに逝く者も、送る者も、それなりの周りに知り合いも来たりです
ね、近隣の方々も来られたりしながら、非常にこう落ち着いた気持ちで安らかに送ることもで
きるわけですけれども、遠い所にありますと、送る側も非常に寂しい、悲しい思いをいたしま
した。近隣の医療機関との連携も図られているということを坊津病院からお聴きしましたし、
そういった中で今そこのところを強化していくことが今後のこの高齢化の非常に進んでいく地
域としては大事な部分なのではないのかなと思います。もし退院に転院させた方の中でももし
終末期に当たって引き取ることができるのなら、転院することができるのならば、帰ってきて
いただいて、近隣の方々、共に毎日を過ごされてきた方々等に見守られながら送ることができ
るという姿ができたならば、より荘厳な人の最後というものを地域の人々全体で受け止めるこ
と も で き る ん じ ゃ な い か 。 そ し て よ く 言 わ れ ま す 。 3世 代 に お け る 死 と い う も の の 重 要 さ 、 生
誕生も重要、もちろん大事ですけれども、死というものの重要さというものをお互いの共通認
識とすることもできるのではないか。そうしたことで過去、加世田市時代にホスピスの機能を
持たせることの重要性ということについてお話ししたことがあったわけですけれども、そういっ
た機能等の充実あるいは付加、そういった機能を完璧に持たせるためには、とてもじゃないで
すけど、また大量な投資が必要になってきますけれども、そういった機能を付加できるような
検討というもの等はできないのかなと思いますが、もしそういったこと等について考えておら
れたら、答弁をいただきたいと思いますけれども、特になければ、そのことは意見として申し
上げて、それに留めたいと思いますが、お考えがあれば、お聴かせをいただきたいと思います。
続きまして等についてでございますので、その等の部分を申し上げますが、いなほ館につきま
しても同じようなことが言えるのではないかと。今まさに財政の部分で相当論議がされてきて
おりますし、「もうやめた方がいいんじゃないか。」ということも言われたり、言われたりじゃ
なくて、しょっちゅう言われておりますが、下肢の衰えや運動能力の減退を遅らせることは、
入院後のリハビリにとって、あるいは、また、下肢が衰えてきた者のリハビリにとって非常に
重要なことで、その時にプールは有効であるんだということはもう昔から言われていることで
あります。ただ病院にいたしましても、各種リハビリ施設等にいたしましてもプールを建設す
るということは、非常に効果について、それを維持することはなおさら大変でありますからな
かなかプール建設までは至っていない。過去、薩南病院の整形外科にそういったものがありま
したならば、例えば、よく高齢になって転んだ際に起きます大腿部頸部骨折等の入院期間が例
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え ば 3か 月 、 リ ハ ビ リ 期 間 が 6か 月 と か 言 わ れ た り し て お り ま し た け れ ど も 、 そ れ を 3分 の 1
以下に短縮できるような機械という物を過去導入するために多くの方に御協力をいただいて導
入まではできたんですが、セラピストがなかなか育たないという中で活用がされていない。そ
れは非常に、プールを造るのからするとはるかに安価な物であったわけですけれども、他県で
はそれを大いに活用してるわけですが、使われてない。それなら本市としていなほ館にプール
があっていろいろと問題が指摘されているとするならば、全市的にそれらの病院等で、先ほど
の 答 弁 の 中 で も あ り ま し た 整 形 外 科 に 絡 む よ う な 8.1パ ー セ ン ト の 部 分 の 方 々 、 あ る い は 他 の
病気で入院をしていても、一定期間寝ておりますと、立ち上がって起き上がっていわゆる社会
復帰するまでに非常に時間がかかります。そういったものを効果的に社会復帰といいますか、
日常生活が送れるようにしていくのにはプールというのは非常に効果がありますが、そういっ
た視点で活用していきますならば、地域住民にとって今云々ということが議論されております
が、南さつま市にとって大切な施設だと言えるものに発展できるんじゃないかというふうに考
えるわけですけれども、そういった考え方についてどう考えるかお尋ねをいたします。
〇市長(川野信男)
まず坊津病院のことでございます。坊津病院の今後の在り方について御提
言もございました。そうした提言について何か考え方を持っておるのかというようなことであ
りましたけれども、具体的に今、答弁するそういう整理はいたしてございませんけれども、私
は、坊津の病院については、これまでも地域の文化とか、伝統、歴史、こういうものに支えら
れてきておる病院だと、こういうふうに思っております。そのことが入院患者がどういうよう
な割合であるか。先ほど答弁したとおりでございます。しかも、また、地域住民の方々にみん
なで支えられてきた病院でもあると、こういうふうに思っております。今後の、いろいろ自治
体病院等については大変厳しいとか、あるいは、また、へき地病院の場合は経営が厳しいとか、
いろいろ言われますけれども、そうした一般的なことではなくして、この坊津の病院について
は地域の病院としてこれからどうあるべきかということをば十分慎重に検討していくことが必
要だと思います。お話もいろいろありましたけれども、私も健康問題とか、あるいは、また、
介護とか、福祉とか、そういうものに坊津病院がいろんな形で係わりのある病院として、ある
いは、また、行政とか、いろんな施設とか、そういうものと十分連携をとりながら経営ができ
るようなそういうような病院であるということがこの病院の場合は必要ではなかろうかと、こ
ういうふうに思っておるところでございます。行政との連携あるいは市立の福祉施設和楽苑も
ございます。また、民間の福祉施設などもございます。こうした所と十分連携がとりながら一
体的に経営・運営ができるようなそういう地域特有の病院に育てていくということがここの病
院の場合は大変大事なことじゃなかろうかと、こういうふうに思っておりますが、具体的にじゃ
あどうするかというところまで至っておりませんので、答弁はこの程度で終わりたいと思いま
す。次に、いなほ館の位置付けでございますけれども、御質問の中身は地域住民にとって必要
であるという施設にすべきではないか。そのためにはいろんな健康問題、福祉問題、そういう
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面での活用策の強化が必要じゃないかというような趣旨でもあったかと思いますが、私もその
とおりだと思っております。もちろん観光的な面を否定する必要はないわけでございますけれ
ども、温泉とか、プールなどももっと地域住民にとって健康・福祉増進のための位置付けとい
うものが明確にできるようなそういうような施設にこれからしていかなければならない。こう
い う ふ う に 思 っ て お る と こ ろ で ご ざ い ま す 。 こ れ ま で 19年 度 か ら 転 倒 予 防 プ ー ル 教 室 や メ タ ボ
予防プール教室あるいは介護予防を目的とした元気長生きプール教室なども実施いたしており
ますけれども、今議会でもお願いをいたしてございますが、温泉プール利用者の身体状況の変
化や医療費の動向を検討する温泉プール効能実証モデル事業を実施する。こういうふうにいた
してございます。できるだけ健康問題、福祉問題、このせっかくの温泉であり、プールでござ
いますので、これが活かされるような施設に中身の充実をして参りたいと、こういうふうに考
えておるところでございます。
〇9番議員(諏訪昌一)
和楽苑等との連携も今後十分に図っていきたいということも含めての
答弁いただきましたが、まさにそういったところをきちっと充実させて、ほかの施設もあるわ
けですから、またほかの施設等とも連携を充実させてぜひ進めていただきたいと思います。病
院がですね非常に当初私どもが外から見て思っていた以上に大変な努力をされているというこ
とを今回、自分がこの問題を提起しようと思った段階よりも多く知ることができました。おか
げで質問内容が随分軽量化されました。いなほ館につきましては、今、市長の答弁よりさらに
踏み込んでいただきたいなあと思います。水の中でリハビリを行うということは、例えば、寝
たままの状態、例えば、足を折った。あるいは大腿骨頸部骨折、どこ、膝の皿を、半月板損傷
した。寝たきりがしばらく続きます。それから歩く訓練をする時に水の中に誰かが支えて立つ
あるいはつかまる物があって立つとするならば、水の浮力がありますから、普通なら立てない
状況の方が立つことができます。その中で屈伸運動をする。すると少しずつ筋力が増してきま
す。筋力が増してきたら、今度は歩く訓練をする。体重そのものは水の浮力で軽くなってます
から割と支えることができます。そうした中で支えるべき体重が軽い状況で歩く訓練をすると
いうことは、今度は水の抵抗を受けながら前に進むということでほかの筋肉がバランス良く発
達してきます。ですから、一度体、怪我をされた方あるいは一旦半分寝たきりに近い状態になっ
て 、 も う 1回 立 ち 直 ら れ た 方 等 が も う 1回 、 要 介 護 に な り そ う に な っ た 人 が 要 支 援 ぐ ら い ま で
は戻っていく。そういったことに対してプールというのは非常に効用があるんだということを
ぜひ認識していただいて、市民の健康づくりよりもさらに、健康づくりも大切なことですが、
さらに一旦不健康になりかけた方が健康を取り戻す施設として使えるような方策というのも考
えていただけたらというふうに思いますので、そのことを申し上げてこの項については終わり
ます。
次に、給食センターについてでございますが、当初枕崎市から、枕崎市が非常に前から老朽
化してたわけですが、両市で給食センターを建設しないかという申入れがあり、坊津のセンター
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も更新の時期にあるため、協議することになった旨の説明があったわけですね、議会全員協議
会で。そういうふうに理解しておるわけですが、こうした説明では、私どもの受取りは、当然、
枕 崎 、 坊 津 、 久 木 野 、 津 貫 な ど 南 部 方 面 で 1箇 所 と い う よ う な ふ う に 受 け 取 っ た わ け で す 、 ど
こにということがなかったですからね。だから、そういう坊津も老朽化しているからと。例え
ば、笠沙が老朽化しているからとか、金峰がこうだから、ああだからという説明じゃなくて、
坊津が老朽化しているからというようなことで話があったもんですから、ああ、そうかと思っ
たわけですが。同僚議員も何人か聴きますと同じような受取りだったと。いつの間に変わった
のけという反応だったわけです。このようなことをきちんと確かめずに説明を聴いた側も、私
ど も の 方 も 問 題 が 大 き い わ け で あ り ま す け れ ど も 、 加 世 田 の セ ン タ ー は 確 か に も う 21年 で す か
ね、ほど経って非常に老朽化の入口には入ってきておりますが、枕崎ほど老朽化しているわけ
ではありません。金峰はまたやり方が異なっております。そうしたことを考えますと、そうし
た状況の中でどういう方向で協議していくのか、枕崎とということを明確にこちらも聴くべき
でしたし、説明もほしかったなということを、質問としてではなくて、これまでの経緯に対す
る思いとして表明させていただきたいと思います。そこで質問ですが、昨日はですね答弁の中
で「振興計画に沿ってこれまで検討してきた、協議してきたんだ。」という答弁があったわけ
です。今日はですね市長は「箇所数までは書いてない。」と言うわけです。あれ、今までの答
弁 は 何 で そ う い う ふ う に 1箇 所 と な っ た の か 。 い や 、 そ れ は 振 興 計 画 に 沿 っ て 協 議 を し て き ま
し た よ 。 今 日 の 答 弁 は 「 い や 、 箇 所 数 ま で は 書 い て な い で す よ 。」、そ こ の 矛 盾 が あ る な あ と い
うのを思いつつ、それはその時の質問に対する答弁のポイントなんだろうということを推し量っ
て 理 解 し つ つ 、 こ の 広 い 2市 域 を 一 つ の セ ン タ ー で 賄 う と い う の は 非 常 に 無 理 が あ る の で は な
いかなと思うわけですね。お聴きしますと、距離はそんな大したことはありませんということ
を聴きました。でも、距離は大したことなくても、鹿児島市みたいに、信号はたくさんありま
すが、ほぼ平坦な所をすうっと行って、高台は高台でまた非常に真っすぐした道路であるとい
うような所とは違いまして、勾配も多い、たくさんありますし、曲がりくねった道路もある。
狭隘な道路もある。ただですらこの時間をたくさん経過しますと煮詰まることが多いのがこの
二重食管です。そういったところでさらにそのカーブやら、上り下りやら悪い道路を行きます
と煮詰めながら揺すって行くわけですから非常に食べる物について悪影響がいくことはよくお
分かりだと思います。そうならないために煮詰まりそうな物は献立になかなか入れにくいとい
うのがこれまでもあったわけで、そうした中で非常に栄養士の方、調理師の方、努力をして調
理をしていただいているわけですけれども、その特に山越えが大きい坊津を考慮すれば、せめ
て で す ね 南 、 北 、 西 、 1箇 所 ず つ ぐ ら い の 3箇 所 程 度 は 必 要 な ん じ ゃ な い の か な 。 せ め て 北 部
を 、 東 西 の ど っ か 中 間 点 に 設 け た と し ま し て も 、 南 北 1箇 所 ぐ ら い ず つ は 必 要 な ん じ ゃ な い の
かなということが思われるわけです。「まだ箇所数は書いてないんだよ。」という市長の答弁も
あったわけですから、ひとつその辺りもですねできるだけ短時間に、しかもシェイクする時間
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を短くして運ぶことを考慮すべきではないかというふうに考えるわけですが、質問としては非
常に簡単な質問で、長々と言いましたけれども、答弁をいただきたいと思います。
〇教育部長(染川勝夫)
こ の 広 い 2市 域 を 一 つ の セ ン タ ー で 賄 う こ と は 無 理 が あ る の で は な い
かとの御質問ですが、まず二重食管による温食の煮詰まりのことにつきましては、現在でも配
送時間を考慮した調理方法や二重食管への移換えのタイミングを工夫していまして煮詰まりを
防ぐ対策を行ってある一定の効果を得ているところでございます。次に、配送時のシェイク時
間の短縮につきましては、直送便など適正な配送経路を設定することで配送距離や配送時間の
短縮によりシェイク時間の短縮が可能になるよう工夫したいと考えているところでございます。
〇9番議員(諏訪昌一)
何か私がこうなるかもしれませんねと申し上げたことがそのままオウ
ム返しのように返ってきたわけですけれども、確かに努力されてますよねて私の方からも申し
上げてるわけで、ほんとに努力されていると思います。努力されてるんですが、さらにその制
約を厳しくする必要はないだろうということを申し上げてるわけです。もうちょっと、今の努
力程度でも、ほんとに苦しい中で日本食には向かない調理方法の中で日本食をたくさん混ぜな
がら努力しているわけです。だから、せめて今の状況を横ばい状態で持っていけるような努力
を行政の側としてもすべきなんじゃないのかな。食は文化というふうに言われます。一大農業
国でありますアメリカの世界食糧戦略はもののの見事に当たりまして人道的食糧支援という美
名の下にですね日本人の食の傾向はがらりと変わりまして、朝はパンを食べて、給食が御飯じゃ
ない時には昼もパンを食べてというような、肉食になりまして、長い腸は、肉食には向かない
長い腸はほかの悪性新生物を生む原因を子どものうちからつくりまして、ほんとにこのおかし
な 状 況 が も う 今 既 に も う 出 て き て ど う し よ う も な い 。 2億 年 、 3億 年 た ど り ま す と 、 ク ジ ラ に 最
もDNAが近いのは牛だそうですけれども、分離、分化したんだそうですね。一方では食うた
めにその動物を一生懸命養ってる国が、外国まで輸出して世界食糧戦略に入れてる国々が日本
人に、日本の食の文化クジラを食うなと言う。もう、この頃コマーシャルで「クジラ、わあ、
懐かしいわ」というコマーシャルがありますけれども、あの年の人がクジラが懐かしいと言う
はずはないがなと思いながら見てるんですが。この大量調理、保温力の高い食缶の長距離輸送
等のですね今申し上げたこういう少し比喩等を交ぜながら言いましたものは何を言いたいかと
言いますと、そういった中で作っていくものは、長時間保温、長距離輸送には向きにくい。向
かないとまでは言いません、いろんな努力していただいてます。向きにくいものであると、日
本の本来の食文化は。であれば、その制約が多い中で努力されるているのをさらに厳しくして
日本的なものをなくしていくような方向に持っていくということは、私は余り賛成できないと
ころですが、そういう問題。それから機械が事故を起こすと、前加世田給食センターでもあり
ました。ガスが出ない。御飯が炊けない。事故がありました。事故といいますか、故障がです
ね。一斉給食なくなるわけですね。それから、これはこちらではありませんけれども、県外等
ではちょこちょこ起こってます食中毒が起これば一斉に、全部に、全市に広がるわけです。三
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つ 造 っ と っ て 、 3分 の 1だ っ た ら い い と は 申 し ま せ ん け れ ど も 、 あ ら ゆ る 角 度 か ら 考 え て い く
べき問題ですので、そういったことを考慮に入れて、今はここまで検討をされてきた。そして
私以外にも給食センターについて質問された同僚がいますので、これ以上の答弁は出てこない
と判断しますから、そういったことまで含めて検討をしていただきたいということを申し上げ
ておきたいと思います。
次に移ります。郵便局の現状に鑑みてということでありますが、表には余り出てきておりま
せ ん け れ ど も 、 既 に 皆 さ ん も 多 少 聴 い て る 方 も お ら れ る と 思 い ま す が 、 車 で 10分 な い し 15分 程
度で行ける範囲の局は、統合というよりも、大きな局を残して廃止という話も耳にするわけで
あります。市内には対象と思える局は多数あります。廃止された後、それはどうなっていくか。
今ちょうど、簡易郵便局というのがこれまであったわけですが、それと同じように代理店となっ
ていくわけで、いろいろな業態がそうでありますように、代理店となったものは採算が取れな
ければ廃業していくわけです。そういうふうになっていきますともう地域の、秋目で既にあり
ましたですね。もうどうしようかと。近所の人に貯金通帳を頼んで持って行ってもらうとかで
すよ、もう大変な状況が、かわいそうな状況が出てるわけですが。小泉元総理は「郵便局がな
くても、農協があるではないか。」とおっしゃいました。本当に地方を御存じない方は仕方が
ないなあと思いました。そんな地域は農協はとっくにやっていけなくなってるんですよね。ま
だ郵便局のある私の居住地域ですらもう農協は出張所を廃止したわけですよね。この高齢化の
進む中で市長として地域への配慮を政府に強く要請していくべきだと考えるわけですが、考え、
決意等がありましたら、お聴かせいただきたいと思います。
〇市長(川野信男)
お答え申し上げます。郵便局のことについては、これは民営化する前にい
ろんな意見があったわけでございます。確かそれぞれの議会におきましても反対の陳情とか、
要請とか、そういうような活動等もあった。しかし、結果として今日の状況になっております。
昨 年 10月 に 民 営 化 と な っ た わ け で ご ざ い ま す が 、 民 間 企 業 と し て ス タ ー ト を し て お り ま す け れ
ども、民営化になる前の国の機関の時から住民生活に密着した身近な機関として住民の利用頻
度も高く、民営化になった今でも利用者数は余り変わらない。こういう状況でございます。し
かし、また、民営化になった以上、経営は今までに増して厳しくなり、廃止になる局も予測が
されるわけでございます。実は民営化の結果、どういう所が廃止になったんだろうかというこ
とでちょっと調べてみましたところが、県下で特定郵便局、五つの郵便局が廃止になりました
けれども、また復活しておるんです、四つはですね。結果として一つしか減っておりませんが、
ただそれはこれまでの結果でございます。大変これから厳しい状況、こういうことも十分勘案
し な け れ ば な ら な い わ け で ご ざ い ま す 。 3年 ご と の 見 直 し を す る と 、 こ う い う よ う な こ と も さ
れておりますので、そうした見直しの結果、いろんな見直しの結果が出てくるだろうと思いま
すが、これによってどういうふうに国が対処されるかということにもなりますけれども、とに
かく我々の地域、こういうような地方にとりましては郵便局というのは大変大事な、そして日
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常生活に欠くことのできない施設でございましたので、これらが今後これ以上廃止されること
ないよう国に十分な配慮方を機会あるごとに要請して参りたいと、こういうふうに思っており
ます。
〇9番議員(諏訪昌一)
民営化前は、議会の方も、市長の方も同一の思いで進んできましたし、
で す か ら 、 思 い は 同 じ だ な と い う の は 分 か っ て る わ け で す が 、 全 国 3,000の 地 方 自 治 体 か ら の
意見書を全く無に期して民営化したわけですので、地方の思いなどというのは、先ほど冒頭に
申し上げましたグローバル化、新規参入、規制緩和の中、名前はきれいですけど、言い方はき
れいですけども、これは早い話が全部効率のいい所に集めなさいよということなんですね。効
率の悪い所は捨てて置きなさいという意味なんですね。だから、効率の悪い所は捨てていくと
いつかどうなるか。かつて、どこのトラックの会社とは言いませんけれども、あるトラック会
社が採算が取れない出張所を全部廃止しました。ほかのトラック会社に全部奪われました。慌
てて出張所を造りましたが、激減してます、お客は。そのことがこれから起こっていくだろう
な。そん時なって気づいた時には遅いんだがなと思いながらですね今、質問をいたしていると
ころでありますが、具体的に中身を知っていって、どういう問題が起きていて、どういうこと
が将来廃止される芽として今存在するのかということを知った上で言うことと思いだけで言う
こととでは全然違うわけでありますので、ぜひ研究をしていただきたいなと思うわけですが。
ちょうど電電公社がですね民営化されてNTTになったのと同様の問題が郵便局にも起き始め
てるわけです。NTTは何か新しいことを始めようといたしますと必ず、NTT法だったです
か、何か法律があります。その法律で国会にかけて可決されないと新しい事業を始められない。
ところが、ほかの同様の民間企業はすべて自分の会社の決定だけでやっていけますからどんど
ん 新 規 、 新 し い 業 態 に 移 っ て い っ て る 。 も う N T T は 、 そ の 国 会 審 議 は 半 年 、 1年 遅 れ る と い
うことが起きてボロボロにやられていたわけですけれども、そのおかげで今何だか訳の分から
ない。ここで申し上げる、本日のテーマじゃありませんが、申し上げませんけども、厳しい状
況は出てきております。宅配業者は電話をすれば荷物を取りに来てくれます。集配の郵便局は
集配の車を持ってますから取りに行っても問題とならないでしょう。無集配の郵便局が「いつ
でもいいですよ、お客さん。荷物取りに行きますよ。」と言って取りに行くと、それは集配用
の車がありませんから白タク営業になると言ってですね禁止をされる。要するに手かせ、足か
せですね。一方では民営化したから何やっていいんだみたいにやっとって、一方では、わあ、
何やっちょっかとこう叱るというやり方でですねやれないという手かせ、足かせをつくってい
る。そうやっておいて、事業を分割してですね全国隅なく同じと。今ほら宅急便なんかは、関
東近辺はこの重さののはいくらですよ。本州の中はこれだけですよ。九州はいくらですよ。島
はさらに高い料金いただきますよ。段階がありますよね、距離と段階によってですね。それと
同じように、今は全国隅なく同一サービスということで地方の隅々まで同一料金で郵便物を配
達しています。それは今まで貯金、保険で得た利益をそっちに回して、同一業態だったから、
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同 一 の 企 業 体 だ っ た か ら 、 3事 業 同 一 で や っ て き た か ら や っ て こ れ た わ け で す 。 国 庫 に ま で 金
を貸し出す、地方交付税会計に金を貸し出すことができるほどまでの会計の状態の中で、国税
を一切つぎ込まず、独立採算でやってこれた郵便事業を、公務員は減らした方がいいじゃない
かという何かこう訳の分からない、理屈の通らない。そこの人たちを公務員から民間に、公務
員じゃありませんけど、公務員は公務員ですから、広い意味では。現業の方から変えた方がい
いんじゃないかという言い文句で、これが改革の総本山であるということを言いながら民営化
し た と こ ろ が 、 実 際 は 1円 も 出 て い な か っ た わ け で す 。 何 に も 変 わ ら な い 。 天 下 り 先 は そ の ま
ま 残 っ て い る と い う 馬 鹿 馬 鹿 し い 状 況 が 今 で も 残 っ て る わ け で す け れ ど も 、 こ れ を 3分 割 し た 。
3分 割 し た と い う こ と で 、 赤 字 だ っ た 所 を 埋 め る と い う 格 好 は で き に く く 、 で き な く さ せ ら れ
てきているわけです、今いろいろ工夫はされているようですが。そのことで赤字局は赤字をわ
ざ わ ざ 生 み 出 す 状 況 を つ く っ た わ け で す 。 白 タ ク 、 3事 業 分 割 、 赤 字 、 や め な さ い 。 各 局 の 窓
口に女性の職員がとっても多くなったと思いませんか。ほとんど臨時職員なんですね、今、窓
口にいる女性の職員はほとんど臨時職員です。臨時職員は時間は正規雇用と一緒なんですけれ
ども、ほぼ一緒なんですけれども、そうした中で臨時職員雇っておくと、ここを廃止をすると
言った時に、当然こっちにいた正規雇用の人たちをこっちに持ってきます。今度臨時職員辞め
てもらいます。クッションになってるわけですね。ですから、いつでももうやめるための準備
というのはできてるわけです。これまでこうして交通弱者の役に立ってきた郵便局の赤字をわ
ざわざ増やしていつでもやめさせることができるよという準備はできている。こうした実情を
市長御存じだったでしょうか。
〇市長(川野信男)
細かな実態を私が知っとったというわけではございませんけれども、郵便
局というのは私ども地方にとってはほんと日常生活になくてはならないようなものであったわ
けでございます。これを、長い間であったかどうかは分かりませんけれども、国会で議論の末、
このような結果になっております。これは郵便局の置かれておる役割、都市部と地方では全く
変わっておると思うんです。なぜそういうようなことが議論の中に出てこなくて、なぜこのよ
うな決定がされたかというのは、まさに国会で決定がされたわけでございますけれども、国会
はどっちかというと地方のことについてはなかなか賛同する、理解する人がだんだんだんだん
少なくなってきておると、今日の状況をまさに反映されておることが今のような結果につながっ
たのではなかろうか。こういうふうに思っております。これを是正するには我々やっぱり国民
が選挙の時にそれを表明しなければ方法はないということもございますが、もちろんそれを待
つだけではございませんで、いろんな機会に我々主張すべきものは主張をし、これまでもして
きておりますけれども、これからもしなければならない。こういうふうに思っております。
〇9番議員(諏訪昌一)
内部のことでありますので、私もあっちこっち一生懸命聴いて回って
これまでの何年かで知ってきた事実でありますから、そう知ってましたかという失礼な言い方
をしたのはお詫びをしながら、ぜひ、知らないで質疑を、申入れをするのと知っていて申入れ
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をするのとは重みが全然違いますので、ぜひそういったことを、今お示しを、一端をお示しし
ま し た の で 、 知 っ た 上 で 、 3事 業 を 一 つ に し て 、 や っ ぱ り 地 方 の 住 民 の 年 金 を 受 け 取 る 場 所 も
なくなるというような状態をなくしていく。危険性をなくしていくためにやっぱり一自治体の
長として奮闘していただきますように、我々のこうした思いというのを中央に対してぶつけて
いく最も身近な存在でありますから、お願いを申し上げてこの項は終わります。
次の水害の予防についてでありますが、この件につきましてはもう既に昨日までの質疑、質
問の中での答弁でも一定分かった部分もあります。寄洲、中洲についても質問がありました。
しかし、私は、寄洲、中洲、もちろんある程度除去するというのが基本ですけれども、中には
そのものが流れを、逆にその一定程度抵抗になることによって水害を防止する、防止まではい
きません。緩衝するというような部分もあるというような本を読んだことがありますが、そう
いったこと等についてどこの部分はいいんだよ。どこの部分はのけなくちゃいけないんだよと
いうこと等は捉えているのかということを申し上げたかったんですが、「それは捉えている。」
という答弁が先の質問でありましたので、特に答弁は結構です。次の県の財政状況との関係も
ありまして寄洲、中洲の除去、竹等の伐採等のところで年次計画を立てという部分についても、
毎 年 申 入 れ を し て 話 し 合 い を 逐 一 や っ て き て い る け れ ど も 、 な か な か 、 42箇 所 中 18箇 所 で し た っ
け、という答弁があったようでありますので、ここも、なかなかそこに、危険箇所に住んでい
る人間としては納得はできないんですが、努力について理解をいたしましたので、これも質問
はいたしません。次に、その豪雨時などにですね水の当たりが強い箇所に当たりを弱くする工
夫はできないかという、これは過去にも質問したことがあったかと思うんですが、なかなか河
川の中の構築物というものはですね河川法によって非常に厳しく規制されてますから難しいと
いうことは良く分かってるんですけれども、例えば、橋桁がそちらの方を向いているために、
たまたまその橋桁が真っすぐ向かった先の堤防がいつでも崩れ掛けるという箇所なんかもある
わけです。そんならそれを逆手に取って橋桁みたいなものを築いて、急激な流れをそちらに向
かないように、少し向きを変えてやるという工夫はできないのか。そういったことを県とか、
国とか、あるいは大学の研究機関等と協議をしながら進めることは、過去にも申し上げたんで
すが、それはできませんの一言だったような気もするんですが、考える余地はないのかどうか。
その点だけ答弁をいただきたいと思います。あとについては次に申し上げます。
〇建設部長(山下和隆)
具体的な例でございますが、工法的な件でございますので、私の方か
ら御答弁申し上げます。基本的には河川水を流すために支障となる寄洲等については除去する
のが管理上の鉄則だということでございますが、先ほど私の答弁を議員の方からおっしゃって
いただきましたが、諸財政事情から実情に予算が追い付かないと、こういうような状況でござ
います。さらに、また、橋桁等によります又は水床部等によりますこの水の流れによってある
築堤護岸、こういう部分が浸食をされたり、掘削をされる状態、しいてはこのことが破堤につ
ながる状況等についてでございますが、これらについてはブロック積み、杭柵等、こういう部
- 193 -
分の水勢工、さらには護岸等の整備についてできないというようなことを言ったということで
ございますが、これらについては早期に対応をしなければならない現状でございますんで、そ
ういう意味から先行して行っていく必要があるというふうに考えるところでございます。
〇9番議員(諏訪昌一)
私の受取りの違いもあったようで、その点は私も訂正して頭の中に入
れておきたいと思いますが。護岸やらブロック積み等も確かに、今は、それは対症療法になる。
予防療法は飛行機の羽みたいな物をそこに置くことも効果があるのではないかな。そこに、ど
うしても、例えば、橋桁などというものは、吊り橋と違って、絶対必要になってくれば、その
橋桁が今度は妨害をしていくということ等もあるわけですから、そういったこと等は不可能な
のかなあということを考えますが、いかがでしょうかというのは答弁がありましたら、お聴か
せいただきたいと思います。過去にも何回も申し上げてきたわけですが、過去、市長に申し上
げたところが、上流域を対策をせなすまんということを申し上げたところが、「よそのまちに
対して申入れはできない。」という答弁が最初何回かありました。その後の答弁では、何回か
後の答弁では「県の方とも間に入れて今、何回もそういったことも申入れもしている。」とい
う答弁があったわけですが、上流域の山に広葉樹が減って腐葉土層が少なくなりまして保水力
が減退したこと。それから林道がたくさんできて一気に水が下りるようになったこと。道路が
舗装され、側溝から一気に水が出ること。それから基盤整備が進んで用排水路から一気に河川
に水が流れ込んで下流にくること。ほんとにこのたくさん下流が困るという要因が増えてしまっ
たわけですけれども、一気に水がきて一気に引いていく。昔は上がい鮒がすれば、何日もそれ
がいたのに、今はもうその日のうちにあれっという状況になっていくというようなそれぐらい
どこの地域も水がくるのも速ければ、引くのも速い。治水は台地にどう吸収してもらうか。長
い日数をかけてゆっくりとどう流れて海に向かってもらった方がいいのかということを、それ
はまた川に対する水の供給と私どもに対する飲み水の供給と、ほかにその水辺に住む動植物と
の関係、様々な環境と切り離せないわけにあります。砂丘の形成とも関係があるわけでありま
す。ありとあらゆるものと関係があるわけで、旧加世田時代にも申し上げましたけれども、日
本 は ヨ ー ロ ッ パ の 19世 紀 の 頃 の 川 は 放 水 路 で あ る と い う 感 覚 の 下 で の 治 水 事 業 と い う の を 未 だ
に行っていると私が申し上げましたら、いや、もう親水性のどうのこうのという話がありまし
たけども、まだ今の日本の親水性のやり方は人間にとって都合のいい親水性の対策なのではな
いかな。もうヨーロッパは環境にとってどういうふうになっていった方がこの川の流れはいい
の か と い う 治 水 を も う 100年 続 け て る わ け で す 。 日 本 で も 石 狩 川 な ど は シ ョ ッ ト カ ッ ト し た も
の を も う 1回 昔 の 河 川 に 戻 そ う と い う 努 力 が さ れ て お り ま す し 、 釧 路 の 湿 原 も ま た 甦 っ て き て
おりますし、努力はされているわけですけれども、こうした川の恵み、海の恵み、山の恵みと
共に生きる努力をしなければ、早晩私たちの方に、食物連鎖だけでなく、しっぺ返しはたくさ
ん や っ て く る と 。 そ う い っ た 思 い に よ っ て 旧 建 設 省 が 20年 以 上 前 に こ う し た 考 え 方 に つ い て の
通達を出してきたわけですけども、その後も地方においてはやっぱり財政的な都合等もありま
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して、できれば石組みにしたり、いろいろな昔ながらの工夫をした方がいいような部分につき
ましても、三面張りにしたりというようなことがされてきたわけであります。このような考え
方というものをしっかりと持っておられるだろうなと、持っておられた上でやっておられるん
だろうなと思いますけれども、なかなかそうはいかない部分もあるかと思います。ぜひ、この
件につきましては再三、もう先の答弁もありますし、これまでいろいろと担当の方々とのお話
もした中で分かってはおられる部分も分かりますし、担当課としての努力もよく見えている部
分もありますので、そういう理念に沿って治山治水に現実進めてきたかなあということを思い
ながら、自分たちが生きているうちはそういう工夫を少しやっても効果は何も出ないけどなあ。
数十年かけて壊したものは数十年先でないと効果は出ないけどなということを思いながらお互
いやっていかなければいけないんじゃないのかなということを申し上げて、この件につきまし
てはもう既に先に同僚議員が質問をした部分がありましたので、あとの質問については省略を
さしていただきます。
あと短い簡単な質問を二つ申し上げます。キオビエダシャクについて、無人住宅敷地内のイ
ヌマキが非常に被害が著しくてですね蜘蛛の巣のように膨大に糸を垂らしているキオビエダシャ
クの幼虫を見掛けるわけですが、所有者に伐倒などの相談をするとか、景観に係わるような所
は 市 が 伐 採 す る と か 考 え る こ と は で き な い も の か 。 2番 目 に 無 人 住 宅 対 策 が で き な け れ ば キ オ
ビエダシャク被害は続くと思いますけれども、「全部食われ取ってしまったら、そこにイヌマ
キはなくなりますから、無人住宅にイヌマキがあっても関係はない。」と言う方もおられまし
たけれども、考え方がありましたら、お聴かせいただきたいと思います。
〇産業振興部長(上野哲郎)
キオビエダシャクについてでございますけども、本年は非常に発
生が多くされ、また今後も発生が多く予想されますことから、今議会にも補正予算をお願いし
ている状況でございます。空き家、無人住宅地におきますキオビエダシャクの駆除につきまし
ては、自治会においてそれぞれ対応法についての相違があるようでございます。自治会長さん
が管理者と相談をして共同防除を行う自治会もございます。また、一方では、所有者あるいは
管理者の理解が得られず、散布できない地域もあるようでございます。このような事情の中で
散布がされていない空き家や無人住宅敷地等が繁殖の基になっているのも事実でございます。
一般的にこれらにつきましては個人財産でありますことから自己管理が原則でございまして、
決して強制できる状況にないということに考えております。市といたしましては、空き家、無
人住宅敷地等の散布につきましては、地域間で連携をとっていただきながら取り組む方法が最
善かと思っております。枯れたイヌマキの伐採につきましても、市が管理する地域内でござい
ますれば当然市で対応したいと考えますが、それ以外は、景観上好ましいとは思えませんけれ
ども、やはり個人財産という壁がございます。市で伐採することはなかなか難しいのではない
かというふうに思っております。ぜひ地域でそういう話し合いを持っていただいて地域の力で
できないものかというふうに思っております。以上でございます。
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〇9番議員(諏訪昌一)
そういう形だろうなと思いますが、難しいですよね、個人の財産です
から 。難しいで すが、ある こちらの出 身の方で市 外におられ てまた時々 帰ってくる 方がおっし ゃっ
たんですが、「骸骨樹がいっぱい生えて誠に、市木じゃなかったとけえと。見苦しかいなあ。」
と。北京オリンピックのような壁を造ればいいかなと思ったりしますけれども、見苦しい所に
は壁を造って覆ってしまいましょうと思ったりもしますが、何とかならんもんかなと思う。私
どもの地域では地域で協議をして、そこを防除しなければ自分とこにくるということでやった
りしていますが、なかなかそうはいかない地域もあるようですので、ぜひ、それならば、その
自治会とも、各自治会とも精力的に協議をしていただきたい。でないとなかなか、行政の方か
ら言ってもなかなか難しい部分があれば、地元の人も難しい部分があっても、語り続けること
で何とかなる部分もありますから、そんならもう見苦しくて、さらにまだ少し生えている部分
が、それがまた被害をやるのであれば、もう切ってくださいという話にもなるかもしれません
し、私が切りますという話になる家もあるかもしれませんし、対策をしていかなければ、大切
なイヌマキまできてしまった時には追い付かないということになりますので、よろしく協議方
お願いします。
最後、天然記念物内のごみ対策ですが、あんなにひどいものとは思いませんでした。ジャン
グルに入ってみましたら、もう大分、ちょっと前のことですけども、入ってみましたら見るも
無残な状況です。もちろんその押し寄せてくる、流れてくるごみは、押し寄せては木の根元に
引っ掛かり、押し寄せては引っ掛かりですからもうどうしようもないんです。もう捨てても、
捨てても後から後から増えますが、不法投棄ごみもあるわけです。だから、一度どれぐらいに
なるものか。まず、クリーン作戦でも何でもいいですが、一度全部どけて、不法投棄ごみは特
に誰も係わり合いませんから、行政が何とかしなきゃどうにもならない。そういったものをど
け て 、 そ の 後 流 れ 寄 せ る 、 押 し 寄 せ る ご み が ど れ ぐ ら い の 量 が 1年 間 に あ る も の か 。 あ そ こ に
引っ掛かるごみがどれぐらいあるものかというのをチェックすれば、また対策等も考えられる
んじゃないのかなと。もうずうっとすさまじい量があるようですので、もし考え方がありまし
たら、お聴かせをいただきたいと思います。
〇教育部長(染川勝夫)
国指定の天然記念物万之瀬川河口域のハマボウ群落及び干潟生物群集
の区域内は、海からと川の上流からプラスチック類や木片などの漂流物が流れ着きやすい地形
となっており、また、指定区域の手前には不法投棄によるごみが若干見受けられる状況でござ
います。区域内につきましては、毎年吹上浜砂の祭典前に新川周辺のクリーン作戦を実施し、
市民の多数の参加も得ながら、ごみ回収を行っておりますが、すぐにまた漂流物のごみが溜ま
るといった状態であります。漂流物がこないようにすることは不可能なことから、対策といた
しましては、ごみの回収しかありませんので、吹上浜クリーン作戦などで市民の方々や各種団
体の協力をいただきながら、回収の機会を増やす方向で検討したいと思っております。不法投
棄 に つ き ま し て は 、 区 域 内 付 近 の 2箇 所 に 不 法 投 棄 の 禁 止 を 呼 び 掛 け る 看 板 を 立 て て い ま す が 、
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茂った木に隠れて見にくいものがあったりしていますので、関係部署と連携を図りまして看板
の移設や増設などの対策を講じたいというふうに考えております。
〇9番議員(諏訪昌一)
看板も見ました。みんな捨てるんだということを広告しているような
もんだなあと思いました。そのすぐ側の堤防の向こっ側に捨ててあるんですよね。とてもじゃ
ないけど、一人で運び出せるようなんじゃなかったもんですから持って帰りませんでしたけれ
ども、もうちょっと小さければ持って帰っても良かったんですが。割と、どこの地域もですが、
「ここにごみ捨てるな」という立て札の周りはごみを捨てられるもんですよね。だから、何か
こう新しい方法を考えるというか、人々のモラルの問題ですから、もう何かそこに赤外線カメ
ラを付けるわけもいかんしですね、難しい問題ですけれども、完全にきれいだったら捨てられ
ないという話もありましたし、神社の鳥居のあれを付けたらごみがこないという話も聴きまし
たけれども、いろんな対策がありますが、ほんとにお互いにこれは、私もたまたま、地元のこ
とを言うんじゃなくて、たまたまその天然記念物の脇に住んでる者として一緒に考えていかな
ければならないなと思っております。
いろいろキオビエダシャク対策やら、坊津病院の問題は大変努力をいただいていること。こ
れまでも、昔から何回か行ったことがありましたから中は見さしていただいてたんですが、こ
れまで以上に知ることができましたことを今回の機会に御礼を申し上げたいと思います。
給食センターは、先ほどちょっと、もう答弁いただかなかった問題、ぜひ検討をいただきた
いと思います。
郵便局のことについても、私どもも私どもで努力しなければいけないですけども、市長はぜ
ひつないでいただきたい。
水害は私よりも先に質問された方のおかげで質問が少なくなりましたが、ぜひいろいろな検
討をお互いにしながら、水害に強いまちづくりもまたしていかなければならんということを申
し上げて一般質問を終わらせていただきます。
〇議長(石井博美)
〇議長(石井博美)
こ れ よ り 休 憩 し ま す 。 再 開 を 午 後 3時 と し ま す 。
休憩
午後
2時41分
再開
午後
3時00分
再開します。
次に、鳥居亮幸議員の発言を許可します。
[鳥居亮幸議員
〇21番議員(鳥居亮幸)
一般質問席]
午後
3時00分
その時その時の住民の皆さんの苦しみをなくし、住民こそ主人公の
政 治 を 目 指 し 、 一 貫 し て 貫 く 創 立 86年 の 歴 史 を 持 つ 日 本 共 産 党 の 議 員 と い た し ま し て 、 中 央 で
も、地方でも住民の皆さんの切実な要求実現の先頭に立っている日本共産党の議員として、住
民から寄せられました様々な要求、御意見を取上げ一般質問をいたします。政府・与党は二度
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も政権を国民に信を問うことなく投げ出しております。臨時国会において政策の面において国
政の基本問題について徹底的な審議を行い、争点を明確にして国民に信を問うことが大事では
ないというふうに考えるものであります。今、政治の大本の路線というのは、内政においては、
異常な大企業中心の中心主義、いわゆる新自由主義と言われる儲け中心主義の行き詰まり、外
交においてはアメリカへの異常な従属というこの二つの路線が大きな破綻をしているという状
況にあります。市民の皆さんの生活を見てみますと、燃料、飼料や食料の高騰、社会保障の切
捨てと負担増、また、年金からの様々な天引きの強制がされるなど、農業、漁業、商工業、運
送業、どの部門においても経営が危ぶまれているという状況にあります。これに対応する対策
を出せないまま政権を投げ出したということはまさに無責任と言わなければなりません。多く
の国民の皆さんは、ルールなき今の資本主義の在り方を正し、大企業中心から国民中心生活に
転換をすることに、アメリカ言いなりの政治の大本にある日米安保条約をなくし、独立、民主、
平和の日本をつくること。このことが日本の国民・住民の皆さんの願いであり、政治の在り方
を根本から転換をすることを強く望んでおられます。今必要なことは政治の中身をどのように
変 え る の か 。 こ の こ と を 示 す こ と が 必 要 で あ る と 考 え ま す 。 7日 投 票 の 京 都 市 南 区 で の 市 議 会
議 員 補 欠 選 挙 に お き ま し て は 、 定 数 1で 日 本 共 産 党 が 自 民 党 候 補 に 圧 勝 し て お り ま す 。 こ れ の
争点は、後期高齢者の医療制度が最大の争点であったと言われております。その後期高齢者医
療 制 度 に つ き ま し て 8月 の 広 域 連 合 議 会 に つ い て お 尋 ね い た し ま す 。 後 期 高 齢 者 の 制 度 が 明 ら
かになるにつれまして住民の怒りが次々と広がって高まっている状況にあります。それほど制
度そのものが住民にとっては欠陥制度であったということを示すものだと考えます。この後期
高 齢 者 制 度 の 問 題 に つ い て お 尋 ね す る 第 1点 は 、 連 合 議 員 と し て の 市 長 が 8月 開 か れ ま し た 議
会においてどのように対応したかを含めまして制度の在り方、これをどのように認識されてい
るかを含めてその対応をお尋ねするものであります。②として住民の皆さんの様々な不平不満、
抗議の声を反映をさせる市としての、南さつま市としての体制づくりについて市長としてはど
のように考えているのか。市長個人が自分の考えで連合議会において発言をするのかどうか。
それも含めてお尋ねします。③として社会保障の不安をなくし、病気になっても、長年郷土発
展に尽くされました、戦前戦後を苦労して貢献された後継者の方々に安心した老後を過ごして
いただけるような対策について、敬老の日が近づきましたが、安心して生活できるような制度
に変えていくことを要請する。そして社会保障を充実させていこうということを表明するなり、
約束するなりするお考えはないのかということをお尋ねしているところであります。④として
天引きや差別医療制度をやめさせると、この御努力についてのお考えをお尋ねしております。
保険料とか、窓口負担の医療負担を軽減する市独自の御努力のお考えがあるかどうかという点
を お 尋 ね し て い る と こ ろ で ご ざ い ま す 。 政 府 ・ 与 党 の 平 成 20年 の 見 直 し 方 針 を 見 て み ま す と 、
均 等 割 に お き ま し て 7割 軽 減 世 帯 の 軽 減 率 を 一 律 8.5割 軽 減 し て い く ん だ と い う こ と を 表 明 し
ております。見直しの方針を出しております。これは条例改正が必要な分であります。所得割
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に つ き ま し て は 、 所 得 金 額 58万 以 下 の 方 の 所 得 割 を 一 律 5割 削 減 を す る と 。 そ れ ぞ れ 特 別 調 整
交付金で補填するというような行き方であります。また、最近におきましては、毎月の医療費
の 自 己 負 担 の 一 定 限 度 に 抑 え て い る 高 額 医 療 の 仕 組 み 、 75歳 に 到 達 し た 月 に 2倍 に な る と い う
不 都 合 、 こ れ が 指 摘 を さ れ 、 来 年 1月 か ら 解 消 す る と い う こ と を 決 め て お り ま す 。 こ れ が 実 施
さ れ ま す と 、 8万 8,800円 だ っ た も の が 4万 4,400円 と い う ふ う に な る 。 こ の よ う な こ と を 表
明しております。このように制度の不備が次々と明らかになる。いわゆる制度そのものの欠陥
が次々と明らかになっていることを見ましても、また、全国の医師会なり、地方自治体の表明
のその圧倒的な数の多さにしても、この制度そのものが廃止をしなきゃいけないということが
国民・市民の願いであると私は考えるわけであります。市長として国に対する要求のお考えは
ないのか。廃止をするお考えはないのかをお尋ねいたします。後期高齢者制度は、言うまでも
な く 、 憲 法 が 保 障 し て い る 法 の 下 の 平 等 に 反 す る も の で あ り ま す 。 75歳 以 上 の 高 齢 者 を 有 無 を
言わさず切り離して健康保険の対象から外すやり方、これは年齢による命の差別そのものであ
り ま す 。 高 齢 者 を 中 心 に そ の 声 が 高 ま っ て お り ま す 。 ま た 、 2006年 4月 か ら 実 施 さ れ ま し た リ
ハビリ医療の日数制限もしかりでありまして、医療が本来果たすべき役割を国が医療費削減の
ために放棄しようとしていること。このことが指摘されております。国のために働いて懸命に
支えてきた人たちが年をとって病気になった時、その面倒を国が見ないとしたならば、これは
棄民そのものであるという厳しい指摘もあります。このような声を連合議会に反映させる必要
があるというふうに考えるわけであります。市長はこれまでの答弁で改善すべきは改善してい
く。要求するんだということで、制度そのものを根幹を認めるお立場でありました。今でもそ
のお考えは変わっていないのか。それも含めてお願いいたします。敬老の日にいろいろ地域で
もお祝いをいたします。この機会に社会保障制度の充実というようなことを表明するなり、ま
た、米寿、米寿など高齢者の長寿の祝金の支給の際にそのようなことを高齢者の皆さんにお約
束されるお考えはないのかお尋ねいたします。今のままでは長生きが悪いことだと思わせるよ
うなやり方ではないでしょうか。いわゆる制度そのものの廃止が必要であるという考えるから
であります。医師不足ということが問題になっておりますけれども、根本は同じで、医療にお
金を掛け過ぎると経済の足かせになると、こういう間違った考え方が基本にあり、その結果、
毎 年 2,200億 円 ず つ 削 減 を し て い く と い う よ う な 行 き 方 が 続 け ら れ て お り ま す 。 原 油 高 騰 の 中 、
住民の皆さんの各分野の生活不安の中にあって、その対策をとるということなく、テロ特措法
に よ っ て 油 代 200億 円 を 含 む 600億 円 を 使 っ て ア メ リ カ 艦 船 に 提 供 す る と 、 そ う い う 状 況 で あ
ります。このアメリカの艦船はアフガン攻撃をするその艦船であります。このような無駄遣い
をやめて社会保障に回すということが必要ではないかというふうに考える立場からであります。
第二、合併協定で調印した重点事項について、合併協定協議会でまちづくりの重点事業とし
て調印をし、住民に約束いたしました。その中で重点事業については、笠沙におきましては、
給食センター改築事業、玉林小学校危険校舎改築事業などを含んでおります。大浦町において
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は、養護老人ホーム改築事業、丸山団地公営住宅建設、坊津では、文化ホール、図書館の建設
並びに給食センターの改築事業、こういうのが約束されております。それぞれ金峰町におきま
しても、加世田におきましても重点事項として合併協議の際に約束をしたもの、これが守られ
ているかどうかというふうな疑問の声が住民の皆さんからたくさん寄せられております。これ
はやはり昨年のボートピアの益金の基金に関する事柄に端を発しているというふうに思います。
合 併 の 時 に 約 束 し た こ と は 、 ま だ 3年 し か 経 た な い う ち に ど ん ど ん 違 っ た 方 向 に 変 え ら れ て し
まう。そういうことでは合併の時に賛成した人たちの気持ちはどうなるのか。そういう行政不
信が大きく芽生えてきているところであります。それで住民との約束した、しかも協定書とし
て印鑑をついた各市、町ごとの重点事業というのはいかなる理由があってもやはり守られてい
かなきゃならないというふうに考えます。特に給食センター改築事業につきましては、笠沙、
坊などについて約束されておるわけですから、これを守るべきであるというふうに思うんです
けども、市長のお考えをお尋ねいたします。
3、 防 災 対 策 に つ い て お 尋 ね い た し ま す 。 浸 水 地 帯 の 排 水 能 力 の 向 上 対 策 で あ り ま す 。 下 水
道計画の中に織り込んだ排水場ポンプの設置を見ますと、竹田神社付近など数箇所に排水ポン
プを置くというようなことを出しております。それはそれとして防災対策として進めるべきで
はないかということと、もう一つは、常襲浸水地帯に対して、それを排水するポンプ車の配置
を、広域的な配置でポンプ車を配置するなどの対策をとる必要があるのではないかということ、
お考えをお聴きします。また、市内における避難所にもなります屋内体育館の雨漏り対策につ
いてはどういう対策をとられているのかお尋ねいたします。
第四、自転車に安全なまちづくりについて、路面の問題、段差解消の対策でありますが、水
道管補修工事など工事の跡が段差が生じているという点があちこち見られます。こういうもの
について振動の解消も含め安全対策必要ではないかということと、公民館付近の人、自転車な
どがたくさん行き来する公民館付近の側溝の安全対策、蓋をするとか、いろいろ方法があると
思いますが、その安全対策についてお考えをお尋ねいたします。
5、 松 く い 虫 大 量 被 害 の 防 止 対 策 に つ い て 、 今 、 対 策 も と ら れ て い る と こ ろ で あ り ま す け れ
ども、伊勢丸潟を中心に相当の被害が拡大しており、全町に広がりつつあります。特別対策班
を編成をしてこの松くい虫被害の除去対策、この体制を確立する必要はないのか。それは雇用
にもつながることではないかというふうに考えます。特に学校や公園、防風林、この地帯の防
除対策については特別対策をとる必要があるのではないかと、被害が拡大してからということ
では遅いのではないかということを痛感いたしますので、対策を、お考えをお願いいたします。
6、 市 民 生 活 相 談 の 窓 口 充 実 対 策 に つ い て 、 多 重 債 務 あ る い は 詐 欺 被 害 が 多 数 発 生 し て い る
状況であります。この根本的な救済の対策としてどのような方策をとってこられたのか。これ
からの対策をどう考えておられるのかお尋ねします。「都城市では対策本部を設置した。」と報
道 さ れ て お り ま す 。 今 年 だ け で こ の ま ち は 32件 も 被 害 が あ り 、 融 資 保 証 の 詐 欺 が 18件 と い う よ
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うな大きな数を上げているということであります。オレオレ詐欺ももちろんあります。そうい
う窓口相談が、温かい相談、窓口体制、それから真に解決をする体制というものが必要ではな
いかと思うわけでありますが、ギャンブルとパチンコのまちと陰口を言われているこの南さつ
ま市においてこのような対策はぜひとも必要ではないかという思うわけですけど、お考えをお
願いいたします。
7、 ふ る さ と を 守 る 対 策 と し て 郷 土 芸 能 の 継 承 保 存 対 策 、 集 落 の 夏 祭 り な ど 助 成 対 策 の 必 要
性を痛感するわけですが、市の考え方をお聴かせいただきたいと思います。この夏、新聞報道
などによりますと、「大浦の太鼓踊り、尾下太鼓踊り、本年度中止」ということであります。
これは合併による補助の予算の編成を見てみると、その合併のマイナス効果ではないかと私は
見 て い る わ け で ご ざ い ま す 。 保 存 団 体 が 59団 体 と 、 ま だ い ろ ん な 団 体 は ほ か に も あ り ま す が 、
平 成 18年 に お き ま し て は 104万 1,000円 の 育 成 補 助 が あ り ま し た 。 こ れ が 平 成 20年 に な り ま す
と 95万 5,000円 に 減 ら さ れ て い る と 、 こ う い う こ と に な り ま す と 、 大 浦 の 太 鼓 の 場 合 は 8万 円
の 補 助 が あ っ た の に 2万 円 と い う よ う な こ と に な っ て る と 。 い ろ い ろ な 保 存 会 が あ る わ け で す
けれども、大浦においてもそのような帰省者の応援態勢の活用、あるいは人材育成、指導者の
育成というものは総合的な立場で考えなければなりませんが、やはり、そういう予算のですね
一方的な削減ということがこのふるさとを消滅させるものに拍車をかけているんじゃないかと。
こういうものについては一般的な補助の活動で削減するものではないと思いますが、育成対策
についてお願いしたいと思います。それから、夏祭りについて集落の補助がなくなったものに
ついてはどういうのがあるのかもお尋ねします。
8、 史 跡 や 文 化 財 の 保 護 対 策 で あ り ま す 。 た く さ ん あ り ま す こ の 史 跡 、 文 化 財 に つ き ま し て
の破損あるいは落書き、そういうものに対しては、定期的な巡回なり、対応・対策が必要だと
思います。慰霊碑がひびが入って傾いているとか、あるいは新川港に木柱が立っているが、こ
れはどういうものか分からないというようなことなどもあります。一般的な対策についてお尋
ねしておきます。
第九、旧市町名による不法投棄の防止看板の対策であります。市内の至る所に不法投棄の防
止の看板がありますけれども、消防署の先の方の川の所には縦長の看板がありまして「不法の
投棄をやめましょう」という看板があり、「加世田市」となっております。また、その先を行っ
てみますとまだたくさん「加世田市」というのが看板が立っているようであります。これはや
はり一体化、融合化を言われる長としてはやはり何か手直しが必要でないのか。テープを貼る
なりですね必要がないのかと。また、それぞれ有効活用することが必要でありますので、その
有効活用の対策についてお尋ねします。
10、 失 業 ・ 離 婚 に よ る 父 子 家 庭 の 手 当 対 策 で あ り ま す 。 失 業 ・ 離 婚 に よ っ て 暮 ら し が 大 変 な
父子家庭、必要な父子家庭の世帯には実効、実際効果のある手当支給を考えるべきではないか
と 思 い ま す 。 現 在 で は 年 間 2万 円 と 聴 い て お り ま す が 、 92名 ほ ど の 対 象 で あ り ま す が 、 ひ と り
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親 家 庭 に お い て 3,700世 帯 程 度 の 医 療 費 の 助 成 も 実 績 が 出 て い る よ う で は あ り ま す が 、 も っ と
住みやすい、こういう方々が住みやすいまちにするために手当の支給は考えられないのかお尋
ねします。
11、 高 齢 者 福 祉 の 給 食 改 善 に つ い て お 尋 ね い た し ま す 。 枕 崎 市 並 み の 価 格 へ と 、 引 下 げ と い
う要求がありますが、この価格につきましては、食材も大変高騰している状況でありますけど
も 、 50円 ず つ で も 引 き 下 げ て い く 必 要 が あ る ん で は な い か 。 枕 崎 市 並 み の 価 格 要 求 も あ り ま す 。
それから、味の向上対策をもっとしてほしいという要求があります。いわゆる老人向けの健康
食、食の自立ということで作られておるわけですけれども、どうしても同一の献立になってい
るというようなこともあります。そういう対策について、また、必要な人にはもっと十分この
福 祉 給 食 が 受 け ら れ る よ う に 枠 を 拡 大 し て い く お 考 え は な い の か 。 今 、 600円 の 分 に つ き ま し
てもっと拡大していく考えはないのかお尋ねします。
12、 人 の 住 ん で い な い 古 い 家 屋 の 対 策 で あ り ま す 。 道 路 に 倒 壊 す る あ る い は 人 家 に 被 害 が 恐
れがある。こういうものの除去するために市の特別な対策はとれないものかお尋ねします。こ
れまでも論議があったところでありますが、処分費用に相当の経費も掛かる。住んでいる人が
近くにいない。また、実際管理を放棄しているというような場合に、その地域でこれを解決し
ようとする場合にいろいろ市としても援助対策ができるのではないかと思いますけども、その
お考えはないのかお尋ねします。
そ れ か ら 、 13、 学 校 統 合 に つ い て 、 小 規 模 校 の 利 点 を 尊 重 し て い く お 考 え は な い の か と い う
こ と を お 尋 ね し ま す 。 昭 和 48年 9月 の 文 部 省 通 達 に つ い て は 先 般 答 弁 が あ り ま し た の で 、 そ の
点 は お 聴 き し ま し た が 、 「 市 町 村 合 併 時 の 学 校 統 合 に つ い て 」 、 平 成 17年 の 8月 の い わ ゆ る 全 国
都道府県教育長協議会の文書があります。この文書についても同じような小規模校の利点とい
うことを強調しております。すべては見ませんが、すべては読みませんが、「小規模校は教職
員と児童・生徒の人間的ふれあいの面で教育上の利点が考えられると。これらの点を踏まえつ
つ、十分に地域住民の理解と協力を得て行う必要がある。」と、こういうふうにこの「学校統
廃 合 に つ い て 」 の 文 書 は 記 載 し て あ り ま す 。 こ れ は 平 成 17年 8月 、 1973年 の い わ ゆ る 文 部 省 通
達の趣旨は引き継がれており、何らこの公文書じゃないということを言いたいのであります。
地域との十分な話し合いの中でこれを尊重するお考えはないのかということをお尋ねします。
14、 市 内 小 ・ 中 学 校 の 遊 具 の 安 全 対 策 に つ い て で あ り ま す 。 安 全 対 策 の 必 要 の お 考 え と 、 ま
た、使用禁止になっている数の把握、早急な対策についてどのようにお考えなのかお尋ねいた
します。
15、 ふ る さ と の 学 校 の シ ン ボ ル と な る 大 き な 樹 木 の 保 存 対 策 に つ い て お 尋 ね し ま す 。 ふ る さ
との学校、ふるさとを懐かしむという意味では大きな樹木は保存していく必要があるというふ
うに考えるわけです。各学校見てみますと、それに類するものが保存され、維持されていると
ころでありますけれども、その保存状況については十分なものでないというふうに思われます。
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その点については新たな対策というのは考えておられないのかお尋ねします。
16、 子 ど も を 守 る 地 域 の 安 全 ・ 安 心 パ ト ロ ー ル の ガ ソ リ ン 代 の 補 助 に つ い て で あ り ま す 。 こ
れは先般答弁もありましたので、庁内でこれを十分検討していくと、庁内協議していくという
ことで、国の動向も注目するということでありますので、この点については割愛をさしていた
だきたいと思います。
17、 地 域 活 動 支 援 セ ン タ ー 事 業 に つ い て お 尋 ね い た し ま す 。 本 市 に お い て は 9月 か ら ま た 新
しく出発する事業所もあるというふうにお聴きします。この活動における社会との交流という
のはどのような計画内容になっているのか。あるいは作業所などのいわゆる類似のサービスの
利用料については、利用料の軽減策ということは必要ではないのかお尋ねいたします。
18、 市 内 に お け る 身 障 者 の 雇 用 の 実 態 と 指 導 対 策 に つ い て お 尋 ね い た し ま す 。 雇 用 の 促 進 と
いうのは今の重要な課題であります。この市内において各事業所における実態の把握と促進の
お考えはどのように考えておられるのかを現状と方向性をお願いしたいと思います。
19、 地 域 に お け る 読 み 聞 か せ グ ル ー プ の 育 成 対 策 に つ い て お 尋 ね い た し ま す 。 既 に 衛 生 費 に
お い て は 乳 幼 児 か ら の ブ ッ ク ス タ ー ト 事 業 を 実 施 さ れ て お り 、 282人 の 実 績 も 示 さ れ て い る と
ころであります。幼児はまだおなかの中にいる時から読み聞かせに反応をするということが言
われております。それで実際、本を読み聞かせる活動というものに対応するブックスタートの
事業を充実させるためにもこのグループの助成・育成対策というのをもっと考える必要がある
のではないかと思いますが、お聴かせをいただきたいと思います。
20、 消 費 税 の 増 税 に つ い て 、 こ れ を 中 止 を 市 長 と し て 要 請 す る お 考 え は な い か を お 尋 ね い た
し ま す 。 消 費 税 に つ い て は 5パ ー セ ン ト の 時 も 社 会 保 障 の た め と 、 こ う い う ふ う に 言 わ れ ま し
た が 、 実 際 問 題 は 、 2007年 ま で 188兆 円 消 費 税 を 納 め ま し た が 、 一 方 に お い て は 法 人 三 税 の 減
税 分 が 156兆 円 と い う こ と で 法 人 に 対 し て 行 き 過 ぎ た 優 遇 税 制 が あ っ て 、 こ れ に 消 え て い る と
いう現状にあります。消費が落ち込み、地域の経済が一層悪化することは、この増税を進めれ
ば明らかになります。貧困と格差は拡大し、国民の暮らしや家計を一層悪化するものであり、
これは増税はやめさせるということを要求する必要があると思います。消費税増税は弱い者い
じ め の 増 税 で あ る と い う こ と は 6日 の N H K の 討 論 の 中 で も 出 て お り ま し た 。 電 話 投 票 も 、 討
論 と 電 話 投 票 が あ り ま し た が 、 「 増 税 や む を 得 な い 。 」 が 34パ ー セ ン ト 、 「 増 税 に 反 対 」 と い う
の が 2倍 近 い 66パ ー セ ン ト が 電 話 投 票 で 出 て き て お り ま す 。 「 消 費 税 と い う の は 社 会 保 障 に ふ
さわしくないんだ。」という声が圧倒的であります。NHKの討論番組の最後の方では、ほか
に削る所がいっぱいあると、財源問題ですね。そして大企業の法人税を当たり前に取ればいい
という意見、「軍事費を減らして」などの声が相次いで出されたのはもう市長も御覧になった
とおりであります。
以上のことをひとまずお尋ねします。
〇市長(川野信男)
大変多岐にわたりますので、私から答弁しない点については、副市長ほか
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関 係 部 長 か ら 答 弁 を い た さ せ ま す 。 私 が 答 弁 い た し ま す の は 、 大 き い 1の 1、 2、 3、 4、 そ れ
か ら 2番 目 、 そ れ か ら 16番 、 こ れ は も う よ ろ し い と い う こ と で ご ざ い ま し た の で 、 省 略 い た し
ま す 。 最 後 の 20番 、 こ れ ら に つ い て 私 が 答 弁 を い た し ま す 。 残 り 、 自 余 に つ い て は 、 関 係 の 副
市長、部長から答弁をいたさせます。まず、後期高齢者医療制度についてでございますけれど
も、老人医療を中心に医療費が増大する中、医療水準や国民皆保険を将来にわたり維持してい
くために高齢者の方と若い方との負担を明確にし、高齢者の方の医療を支えられるよう長年に
わたり議論を積み重ね導入された制度でございます。次に、広域連合議会でどのような発言を
し た か と い う こ と で ご ざ い ま す け れ ど も 、 8月 に 開 催 さ れ ま し た 広 域 連 合 で は 、 こ れ ま で 国 に
要望しておりました低所得者に対する保険料の軽減措置などについて、後期高齢者医療制度の
改 正 が な さ れ た こ と か ら 、 均 等 割 額 及 び 所 得 割 額 の 減 額 に 係 る 条 例 の 一 部 改 正 等 を 8月 の 臨 時
会で可決をし、今年度から保険料負担の軽減措置がなされたものでございます。今回の臨時会
においてはこのような改正条例でございましたので、私どももかねがね要望したことでござい
ましたので、これは賛成する立場で意見を申し上げたところでございます。次に、②でござい
ますけれども、医療制度が限界にある中で、これまでの老人保健制度の問題点を解決すべく、
長年にわたり各方面において専門的立場において議論を積み重ねた上で、国民皆保険制度を将
来にわたり維持し、高齢者の方々の医療を国民全体で分かち合う仕組みであり、制度でもござ
います。制度開始時期には市の窓口にもいろいろな問い合わせや苦情等もあったところであり
ますが、これらは広域連合へも情報提供し、また、多くの皆さんの御意見も踏まえて議会の中
でも議論をしてきたところでございます。改めてそのような会を設置をすると、こういうよう
なことは考えておりませんが。また、広域連合の議会でどういうような立場で発言をしたかと
いうことでございますけれども、これはもちろん私個人という立場で広域連合の議員ではござ
いません。南さつまの市長という立場で、そして、また、市長会から代表ということで私は出
ておりますので、そのような立場でこの連合議会の議会議員としての役割は果たしておると、
こういうふうに思っておるところでございます。それから、敬老会が近くありますが、その時
のことについていろいろ話があったわけでございますけれども、お年寄りに限らず、子どもや
生活弱者などすべてが安心して暮らすことができるような社会保障の充実を図るべきであると
いうことはかねがね私申し上げておるわけでございます。いろんな所でそういうような要請等
もいたしてございます。敬老会でそのことをわざわざPRするとか、そういうようなことはご
ざいませんけれども、かねがねの主張はいろんな場所で申し上げておきたい。こういうふうに
思っておるところでございます。それから、④でございますけれども、後期高齢者医療制度に
つ き ま し て は 4月 か ら の 制 度 開 始 に 伴 い ま し て い ろ ん な 問 題 が 寄 せ ら れ て お り ま す 。 ま た 、 広
域連合議会におきましても低所得者に対する軽減措置などを盛り込んだ後期高齢者医療制度に
関する意見書も国に提出してきたところでございます。こうした中で政府は、与党高齢者医療
制度に関するプロジェクトチームにおいて、制度の施行状況などを踏まえ、高齢者の置かれて
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いる状況に十分配慮しながら、制度の円滑な運営が図られるよう検討がなされ、保険料徴収を
申出により特別徴収から普通徴収への変更できるような普通徴収の範囲の拡大や低所得者に対
する軽減措置などが本年度から講じられることになったところでございます。今後も必要に応
じて関係機関等については、いろんな要望等がございますので、そうしたことは伝えて参りた
いと、こういうふうに思っておるところでございます。
次に、合併協定で調印したことについてでございます。合併協議におきまして作成された南
さつま市まちづくり計画、これは合併後の南さつま市の姿やまちづくりの在り方を示すために
作成された計画でございます。そしてこのことについては、これを基にいたしまして、先ほど
も申し上げましたけれども、総合振興計画というものをば作ってございます。これはイコール
ではございません。一部内容を改定したものもありますれば、さらに付加したものもあると思
います。したがって、今、私どもが、私がいわゆる市民に約束としてやらなければならないこ
とは、総合振興計画の中で取り込んだこと、計画されたこと、これを実施することが私の役割
だと、こういうふうに思っておるところでございます。先ほど例も話もありましたけれども、
例えば、給食センターのことにつきましては、この総合振興計画では「効率的かつ衛生的な給
食センターの運営を図るため、給食センターの再編を促進します。」と、こういうふうになっ
ております。まちづくり計画とこれが内容が違うのかどうかということもあるかもしれません
が、いわゆる振興計画を作る際にいろんなことを勘案いたしまして、まちづくり計画を基にい
たしましてこのような振興計画はできておるわけでございますので、それを忖度しながら事業
を実施するのが私の役割だと、こういうふうに思っております。
次に、最後でございますけれども、消費税関係でございます。消費税につきましては、将来
現行税率を段階的に引上げ、社会保障などの財源とする議論があることは報道等でも御案内の
とおりでございます。ただこれがそのとおりになるかどうか分かりません。これからどこが与
党になるのか分かりませんし、あるいは今いろんなことを想定しますと、国政担当する政党が
どこになるのか。今、御意見申し上げられました鳥居議員の所属される共産党が政権を担当す
ると、こういうことになればもう要望そのものもあり得ないということになるかもしれません
け れ ど も 、 た だ 申 し 上 げ て お き ま す こ と は 、 消 費 税 率 今 5パ ー セ ン ト で ご ざ い ま す 。 こ の う ち
1パ ー セ ン ト 分 に つ い て は 地 方 消 費 税 と し て 地 方 公 共 団 体 に 交 付 が さ れ て お り ま す 。 本 市 に と
り ま し て も 貴 重 な 非 常 に 一 般 財 源 と な っ て お る わ け で ご ざ い ま す 。 ま た 、 消 費 税 4パ ー セ ン ト
の う ち 約 3割 は 地 方 交 付 税 の 財 源 と も な っ て お る 。 こ う い う 実 態 で ご ざ い ま す 。 市 町 村 に お き
ましては年々交付税も減額され財政運営が厳しくなっております。このままでは財政運営はやっ
ていけないと、こういう状況でございます。一方、また、福祉をはじめ、医療とか、保健ある
いは少子化対策など住民の要望は大変多くあります。これらのことを考えた場合に財源をどう
いうふうにして確保するということがこれからの課題でございます。国政においてどのような
形で私どもの財源を確保してくれるのか。消費税なのか。その他の方法はあるのかどうか。こ
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のことは国政の場で十分議論していただかなければならないわけでございますけれども、ただ
何もないよと、財源ないよということでは困りますので、私は、その際に消費税ということが
選択肢の一つであるとするならば、十分国政の場で議論をしていただきたいな、こういうふう
に思っておるところでございます。
〇副市長(坂口二郎)
私 の 方 か ら は 5番 の 松 く い 虫 の 防 除 に つ い て お 答 え を い た し ま す 。 昨 年
と同様、今年も松くい虫が非常に被害が多く出ました。万世・小湊地区を中心に被害が見られ
た こ と か ら 、 秋 に か け て 相 当 量 の 被 害 と な り そ う な 気 配 が し て お り ま す 。 今 年 度 は 4月 か ら 6
月 初 め に 春 期 伐 倒 駆 除 と し て 万 世 ・ 小 湊 地 区 に お い て 103立 米 の 324万 4,500円 で 森 林 組 合 に
委託をしたところでありますけれども、秋期においても引き続き松くい虫の被害調査を行い、
駆除を実施したいと、このように考えております。被害地域は以前松くい虫の特別防除による
航空散布を実施していましたけれども、現在は散布を中止している区域に発生が多く見られる
ようでございます。駆除の方法は伐倒処理しかできない状況ですので、これらは秋期からの作
業となると、このように考えております。次に、松くい虫被害対策班等の確立でありますけれ
ども、現段階では森林組合に委託をして参りたいと、このように考えております。特別に設置
をすることは考えておりませんけれども、今後異常事態となれば、過去に森林ボランティアで
市民の方々にお願いをいたしたこともありましたけれども、御協力をいただく事態もあるかも
しれません。また、海岸沿いの松林以外に学校、公共施設や農地の防風林の松も被害が見られ
ますけれども、これらについてはこれを所管する関係課と協議して参りたいと思っております。
また、最後に学校等の松への樹幹注入でございますけれども、現在のところ景勝松林的なもの
として判断できる松に対しては単独で特別な措置をして事業を行っているのが実態でございま
す。以上でございます。
〇教育長(出口定昭)
13番 目 の 御 質 問 に お 答 え し た い と 思 い ま す 。 昭 和 48年 9月 の 文 部 省 通 達
をどのような受け止め方をしているかということについてでございます。本通達は「学校統合
の 意 義 や 適 正 規 模 に つ い て 」 、 昭 和 31年 11月 に 出 さ れ た 文 部 省 通 達 に 基 づ く も の で あ り ま し て 、
「公立小・中学校の統合の方策について、その後の実施状況に鑑み、住民に対する学校統合の
意義について、啓発については特に意を用い、住民との間に紛争生じることは避けなければな
ら な い 。 」 な ど の 留 意 事 項 が 付 け 加 え て い る も の で ご ざ い ま す 。 小 規 模 校 と は 11学 級 以 下 6学
級 ま で を 指 し 、 ま た 5学 級 以 下 、 完 全 複 式 の 3学 級 な ど は 極 小 規 模 と 言 う わ け で ご ざ い ま す が 、
それらの良さは十分承知しておりまして、それらを十分理解した上で、現在進めております本
市の学校再編においては、保護者や地域住民の方々と必要な協議の場を設定するなど慎重な協
議を重ね、議論の蓄積を図っておりまして、協議に当たっては合意のプロセスを大切にしなが
ら進めているということが実情でございまして、これらの教育委員会の態度について十分御理
解をいただきたいというふうに思っております。
〇総務部長(柴田達朗)
私 の 方 か ら 大 き な 3番 の 前 段 の 御 質 問 と 12番 に つ い て お 答 え を い た し
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ま す 。 ま ず 3番 で ご ざ い ま す が 、 浸 水 地 域 の 排 水 対 策 と し て 移 動 式 の 排 水 ポ ン プ を 広 域 で 設 置
はできないかということでございますが、豪雨等の場合におきましては、一つの市だけ集中的
に雨が降って一つの市だけが浸水被害が発生するということは基本的に考えられないところで
ご ざ い ま す 。 ま た 、 購 入 に つ き ま し て は 毎 分 50ト ン で 1億 を 超 え る と い う よ う な 価 格 で あ る と
いうふうに聴いております。災害発生が一つの箇所に絞られるものではないことから、広域で
の購入の取組みというのは難しいというふうに考えております。
そ れ か ら 、 次 に 、 12番 目 で す 。 人 の 住 ん で い な い 古 い 家 屋 で 倒 壊 の 恐 れ の あ る も の を 除 去 す
る 市 の 対 策 は と い う こ と で ご ざ い ま す 。 昨 年 11月 に 行 政 嘱 託 員 に 依 頼 を い た し ま し て 空 き 家 の
調 査 を 行 っ て お り ま す 。 空 き 家 は 市 内 に 4,056棟 あ り 、 人 の 通 行 や 他 の 家 屋 に 影 響 を 及 ぼ す 恐
れ の あ る 家 屋 、 危 険 度 大 が 252棟 ご ざ い ま し た 。 危 険 度 大 の 状 況 を 職 員 で 調 査 し 、 さ ら に 危 険
度 の 大 き い 建 物 を 78棟 に 絞 り 込 み 、 所 有 者 及 び 管 理 者 に 文 書 で 現 況 写 真 を 添 え て 管 理 ・ 改 善 を
求 め て お り ま す 。 現 在 、 文 書 に よ り 依 頼 し た こ と に よ り 取 り 壊 し た 件 数 が 8件 ご ざ い ま す 。 ま
た 、 問 い 合 わ せ も 5件 来 て い る 状 況 で ご ざ い ま す が 、 こ の 問 い 合 わ せ の 内 容 は 前 向 き に 解 体 を
考えてくださる方や解体費用の工面ができないなどまちまちでございます。他の団体の事例と
いうことで申し上げますが、一つの事例で長崎市が市街化区域にある家屋について老朽空き家
の対策を行っております。これは土地、建物を市に寄附し、土地の維持管理について地域住民
の同意が得られること。土地の寄附等の後に災害防止等の措置が必要でないこと。こういった
こ と な ど 6項 目 の 条 件 が ご ざ い ま す 。 本 市 に お き ま し て は 、 今 後 に お き ま し て も 危 険 家 屋 の 状
況をお知らせをし、所有者と、所有者の責務として取壊し等の改善を依頼をして参りたいとい
うふうに考えているところでございます。
〇教育部長(染川勝夫)
私 の 方 か ら 3番 、 7番 、 8番 、 14番 、 15番 、 19番 の 質 問 に つ い て お 答 え
い た し ま す 。 ま ず 3番 の 防 災 対 策 の 屋 内 体 育 館 の 雨 漏 り 対 策 に つ い て で あ り ま す が 、 教 育 委 員
会では、学校施設の不具合につきましては、随時学校から報告を受けるようになっております。
お尋ねの屋内体育館の雨漏り箇所につきましても学校からの報告を受け、速やかに対処してお
ります。また、雨漏り箇所の対策につきましては、授業や学校行事などに支障を来すことから、
状況を見極めた上で緊急度合い等を考慮するなどして改修に努めているところであります。
次に、ふるさとを守る対策、郷土芸能の継承保存の必要性でありますが、ふるさとを守ると
ともに、各地域に残る郷土芸能の保存継承のためには、後継者の確保と育成といった人づくり
と、必要に応じて財政支援は必要かと思います。郷土芸能の保存継承につきましては、若者が
減少し、過疎化と高齢化が進む中で後継者の確保や用具の修理、更新の経費の調達に苦慮して
いる団体も年々増加し、やむを得ず休止している所もある状況であります。市内には郷土芸能
保 存 団 体 が 64団 体 あ り ま す が 、 う ち 15団 体 が 平 成 20年 度 の 公 開 を 休 止 し て い る 状 況 で す 。 休 止
の要因といたしましては踊り手の確保ができないということが一番大きいようです。中には、
地元に人がいても、仕事の関係や郷土芸能の保存伝承への理解や興味が薄いといったことから
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後継者の確保に苦慮しているという状況もあるようです。理解や興味が薄い人につきましては、
自分の住む地域、ふるさとを守るという気持ちを持ってもらえるよう、地域での働き掛けはも
ちろんですが、社会教育や文化財保護の面からも何らかの働き掛けができる方法を検討したい
と思っております。郷土芸能保存への補助金につきましては、保存継承に係る郷土芸能保存団
体の話し合い活動を促進し、保存継承につながることを目的といたしまして指定文化財の保存
団 体 に は 2万 円 、 そ れ 以 外 の 保 存 団 体 に は 1万 5,000円 を 運 営 補 助 と し て 交 付 し て い る と こ ろ
であります。用具の修復や更新につきましては、鹿銀文化財団や明治安田クオリティオブライ
フ文化財団の、民間の文化財団の助成事業を保存団体に紹介いたしまして、要件に該当するよ
うであれば申請を勧めているところであります。
次 に 、 8、 史 跡 や 文 化 財 の 破 損 防 止 対 策 に つ き ま し て は 、 毎 年 4月 に 国 、 県 、 市 の 指 定 文 化
財を回りまして破損等がないかを確認しているところであります。破損等があった場合につき
ましては、所有関係を確認した上で修復方法や修復の環境度などの検討を行い、保存に努めて
いるところであります。
次 に 、 14、 市 内 小 ・ 中 学 校 の 遊 具 の 安 全 点 検 の 必 要 と 使 用 禁 止 数 と 早 急 な 対 策 で あ り ま す が 、
各学校では、毎月安全点検日を設定し、全職員で分担し、校舎内外や体育施設、遊具等の安全
点検を実施しております。目で見るだけでなく、金槌で叩くなどして安全確認をしております。
不具合な箇所が見つかった場合には記録簿に記入し、校長、教頭が確認しております。職員で
対応できるものについては職員作業等の時間に補修を行っております。専門家による補修が必
要なものについては、学校と教育委員会が連携をとり合って対処しているところであります。
現 在 、 ブ ラ ン コ 2個 、 ジ ャ ン グ ル ジ ム 1個 、 登 り 棒 3個 、 鉄 棒 2個 、 雲 梯 1個 、 回 転 塔 1個 等
が使用禁止になっております。使用禁止になっている遊具につきましては、学校と連携をとり、
使用頻度や緊急性の高いものから対処して参りたいと思っております。
次 に 、 15、 ふ る さ と の 学 校 の シ ン ボ ル と な る 大 き な 樹 木 の 維 持 保 存 対 策 で あ り ま す が 、 学 校
のシンボルとなる大木、シンボルツリーですが、ほとんどの学校にありますが、これらの管理
につきましては、通常管理においては必要に応じて剪定作業などを行っております。また、樹
勢の弱まったものについては、樹木医等による診断を行った上で、樹勢回復のための壤土通気
性の改良や養分補充などの土壌改良及び腐蝕防止のための人工樹皮の塗布などの対策を行って
おります。また、このほかにも市内の企業等によるボランティア作業の協力もいただいている
ところであります。
次に、地域における読み聞かせグループ等の活動に対する助成と育成でありますが、現在、
地 域 で 活 動 し て い る 読 み 聞 か せ グ ル ー プ と い た し ま し て 笠 沙 、 大 浦 、 坊 津 、 金 峰 地 域 に 各 1グ
ル ー プ 、 加 世 田 地 域 に 3グ ル ー プ 、 合 計 七 つ の グ ル ー プ が あ り 、 69名 の 方 が 活 動 し て お ら れ ま
す。大部分の方が本が好きで、自分の子どもに本を読んであげるという感覚でボランティアを
行 っ て お り ま す が 、 10分 か ら 15分 の 短 時 間 と い う こ と も あ っ て 金 銭 面 で の 助 成 は 行 っ て お り ま
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せん。保育園や地区公民館等で行うお話し会は、会場までは図書館職員と公用車で出向いてお
ります。また、中央公民館ボランティアしゃぼん玉に関しては、お話し会の人員配置、連絡等
は図書館で行うなどサポートをいたしているところであります。
〇建設部長(山下和隆)
4番 に つ い て お 答 え 申 し 上 げ ま す 。 道 路 に 埋 設 さ れ て お り ま す 水 道 管
等については占用物件でございますことから、施工後の沈下による段差が生じないように、自
然転圧圧縮経過後、舗装での復旧を義務付けているところであります。しかし、長期間の経年
変化によりまして生じた水道管補修跡並びに側溝脇の段差については、車両や歩行者の通行並
びに沿線住家への振動等に支障が生じないように道路管理者により補修をしている現状でござ
います。後段の自治公民館付近の市道における側溝蓋版の敷設につきましては、各種行事、会
合等住民の利用頻度も高いと思われますので、必要な箇所については優先的な施工で対応をし
て参りたいというふうに考えます。
〇市民福祉部長(久保薗秀徳)
私 の 方 か ら は 5件 に つ い て 御 答 弁 申 し 上 げ ま す 。 ま ず 大 き な 6
番、南さつま市における多重債務や悪徳商法被害等についての相談状況とその対策の取組状況
についての御質問でございますが、現在、本市においては市民生活課市民係に消費生活相談窓
口を設置して多重債務や悪徳商法等市民の消費生活についての相談に対応しているところでご
ざ い ま す 。 平 成 19年 度 の こ れ ら に 対 す る 相 談 件 数 は 全 体 で 153件 で あ り 、 う ち 多 重 債 務 に 関 す
る 相 談 が 18件 、 架 空 請 求 に 関 す る 相 談 が 13件 、 契 約 解 除 に 関 す る 相 談 が 69件 と な っ て い ま す 。
特に多重債務問題は今日憂慮される事態となっており、その背景には不況による収入減や日常
的に利用しやすくなった消費者金融からの借り過ぎなどがあるものと考えられます。また、近
年、後を絶たないのが高齢者等をターゲットにした悪質な訪問販売や架空請求、催眠商法がご
ざいます。本市では、これらに対応するため、消費生活相談窓口においてこれらの多重債務問
題や悪徳商法等に関する相談について助言を行うとともに、専門的な相談についてはサラリー
マン金融苦情相談所や弁護士会等の専門機関を紹介しているところでございます。また、これ
らを予防するためには、予防に対する事前の知識が必要なことから、市報やお知らせ版、啓発
チラシ、行政無線、出前講座を活用しての啓発活動を積極的に取り組んでいるところでござい
ます。今後とも関係機関と協力しながら相談業務と予防のための啓発業務の充実に努めて参り
ます。
次 に 、 9番 目 の 合 併 後 約 3年 経 っ た が 、 不 法 投 棄 防 止 看 板 の 設 置 者 に 旧 加 世 田 市 の ま ま の も
のが見受けられるが、看板の手直しは考えられないか。旧市町の看板が残っておれば、その有
効活用は図れないかの質問でございますが、不法投棄防止看板につきましては市内の河川沿い
や山林沿いを中心にこれまで相当数の看板を設置しているところです。これらの看板のすべて
を新市の設置名に取り換えるとなりますとかなりの費用と時間を要することと、これらの看板
は本来不法投棄者に対し喚起を促すものであり、旧市町の設置者名であってもその効果はある
ものと考えています。現在、各地区ごとに不法投棄防止の看板を作製、新たな不法投棄場所や、
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老朽化して文字が読めないものなどについて順次立替えをしているところです。今後、看板の
みではなく、お知らせ版等も活用しながら不法投棄の一掃を目指して努力していきたいと考え
ています。次に、旧市町に残っている看板の有効利用についてですが、現在残っている看板が
坊 津 に 6枚 あ り ま す の で 、 設 置 者 名 を シ ー ル 等 で 修 正 す る な ど し て 有 効 利 用 し た い と 考 え て い
ます。
発 言 通 告 書 の 10番 目 、 父 子 家 庭 に 対 す る 現 実 効 果 の あ る 手 当 支 給 は 考 え ら れ な い か と い う 御
質問についてお答えいたします。失業や死別等による父子家庭等に対しましては、市単独事業
としまして南さつま市父子世帯等父子手当支給実施要綱により支給対象と認められた世帯に対
し、父子世帯等の経済的安定と児童福祉の向上を図ることを目的として児童一人につき年額 2
万円が支給されているところであります。父子世帯における現実効果のある手当支給額がいく
らの額であれば真の現実効果があるかについては、父子家庭の生活環境の在り方、ものの考え
方等で手当の額がいくらであれば良いかをお示しすることは大変難しいと考えているところで
ございます。市といたしましてはこの事業を実施している他市の手当額の状況等も踏まえなが
ら決めさしていただいていますので、現行の要綱により手当の額が今後も支給し、各種の相談
等に応じまして父子世帯が安心して安全に住める支援体制を図って参りたいと考えております。
次 に 、 11番 目 の 高 齢 者 等 訪 問 給 食 サ ー ビ ス の 給 食 単 価 の 引 下 げ は で き な い か 。 味 の 向 上 、 対
象者の拡大はできないのかとの質問にお答えいたします。本市の給食単価につきましては、議
員 御 承 知 の と お り 、 平 成 17年 11月 合 併 時 、 食 材 料 費 分 だ け の 350円 で あ り ま し た が 、 平 成 17年
10月 に 介 護 保 険 制 度 の 改 正 に 伴 い 、 デ イ サ ー ビ ス 等 の 食 費 等 が 個 人 負 担 と な り 、 こ の 制 度 の 趣
旨により、高齢者訪問給食も、これまでの食材料費のみを利用者負担としたものを、調理人件
費 相 当 分 も 利 用 者 負 担 と し た た め 、 所 得 に 応 じ て 3段 階 に し た と こ ろ で あ り ま す 。 内 容 は デ イ
サ ー ビ ス の 1食 の 利 用 料 金 等 を 勘 案 し て 1食 500円 と し ま し た が 、 低 所 得 者 へ の 配 慮 か ら 介 護
保 険 の 所 得 段 階 を 参 考 に 400円 、 450円 と し 、 負 担 軽 減 を 図 っ て い る と こ ろ で ご ざ い ま す 。 さ
ら に 平 成 20年 4月 か ら 所 得 段 階 の 見 直 し を 図 る と と も に 、 地 理 的 条 件 や 交 通 手 段 が な い な ど の
理由で食材の確保が困難などの理由等により支援が必要される者もいますことから、別枠で 1
食 600円 を 設 定 し 、 利 用 者 の 拡 充 を 図 っ た と こ ろ で あ り ま す 。 現 在 の と こ ろ 給 食 単 価 に つ い て
は現行の内容で実施していきますが、今後、高齢者等の社会事情等の変化が生じる場合は、給
食単価の見直しについて研究して参りたいと思います。質問の給食の味の向上についてお答え
しますが、高齢者給食は、各事業所において調理師と職員等が季節の食材、地元の食材等を利
用し、工夫を凝らした食べやすい給食に取組み、配食をしております。今後も高齢者等が安心
しておいしく食べることができますよう引き続き取り組んで参りたいと思います。
次 に 、 17番 目 の 地 域 活 動 支 援 セ ン タ ー 事 業 関 係 の 御 質 問 に お 答 え い た し ま す 。 障 害 者 自 立 支
援法によるサービスの仕組みは障者福祉サービス事業と自立支援医療補装具費の支給及び地域
生活支援事業に分けられます。御質問の地域活動支援センター事業は、市町村が障害者を総合
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的に支援する体制をつくり、事業を展開する地域生活支援事業の一つであり、利用者から負担
金を取ることはできないとされています。事業によって負担金を取るものと取らないものがあ
り、障害福祉サービスの中に類似した就労継続支援がありますが、これについては国の給付基
準 に よ り 1割 の 利 用 料 を い た だ く こ と に な っ て い ま す 。 福 祉 サ ー ビ ス 事 業 、 地 域 生 活 支 援 事 業
にはそれぞれに定められた基準があり、一部の事業のみに軽減ということは今のところ考えて
いません。地域活動支援センター事業における社会との交流の促進ということでありますが、
地域活動支援センター事業所は利用者の定数や職員数によってⅠ型からⅢ型に分けられ、本市
に お い て は Ⅰ 型 の 4事 業 所 及 び Ⅱ 型 の 1事 業 所 と 委 託 契 約 を 締 結 し て い ま す 。 Ⅰ 型 の 4事 業 所
は精神障害者を対象にした事業所で、Ⅱ型についてはゆめぴか交流館で活動を始めました事業
所で、身体・知的・精神障害者を利用者として活動をしています。Ⅰ型については、病院が経
営しながら、少しでも社会復帰できるよう取組みがなされています。Ⅱ型については、自立支
援センター南さつまが軽度の障害者を中心に箱折りやリサイクル活動などの生産活動、その他
創作活動等を行いながら社会復帰に向けた活動を展開していましたが、ゆめぴか交流館への移
転をきっかけに農産物等の販売によって市民の方々と直接ふれあえる機会が増えてきており、
今後、本町商店街などで行われるイベント等への参加など健常者とのふれあい機会が増えてい
く も の と 期 待 し て い る と こ ろ で ご ざ い ま す 。 ち な み に 9月 1日 の 開 所 日 以 降 順 調 に 来 館 者 が 増
えてきており、農産物等の売上げも順調に伸びてきていると聴いております。以上です。
〇産業振興部長(上野哲郎)
18番 に な り ま す 。 障 害 者 の 雇 用 に つ い て で ご ざ い ま す け ど も 、 障
害者の雇用につきましては、障害者雇用促進法の中で事業主に対しまして障害者雇用率、民間
で 1.8パ ー セ ン ト 、 公 共 団 体 2.1パ ー セ ン ト と い う ふ う に な っ て お り ま す が 、 に 相 当 し ま す 人
数の身体障害者、知的障害者の雇用が義務付けられております。本市におきましては法定雇用
対 象 56人 以 上 と い う ふ う に な り ま す け れ ど 、 の 民 間 企 業 が 19社 と な っ て お り 、 12社 は 雇 用 率 を
達 成 し て お り 、 7社 は 未 達 成 と 聴 い て お り ま す 。 厚 生 労 働 省 後 援 の 下 、 9月 が 障 害 者 雇 用 月 間 と
定められておりますので、市といたしましても関係機関と連携しながら、この時期を中心に広
報活動を実施し、事業主に理解を呼び掛け、お願いをしたいと考えておるのでございます。ま
た、未達成企業につきましては、主管官庁でございますハローワークが毎年事業主から雇用状
況報告を求め、指導を行っている状況でございます。以上でございます。
〇企画政策部長(山口力三)
私 の 方 か ら 7番 目 の ふ る さ と を 守 る 関 係 の 中 で 夏 祭 り 等 に つ い て
お答え申し上げます。夏祭りにつきましてはそれぞれの集落や自治会において実施に向けての
取組みがなされているところでございます。したがいまして、本年度新たに創設いたしました
地域元気づくり事業の中でそれぞれの委員会でソフト事業の一つとして判断していただくこと
で夏祭りを計画し、実施することも可能と思われます。
〇21番議員(鳥居亮幸)
後期高齢者の医療制度について市長の考え方をさらにお尋ねしたい
と思います。今、制度の内容が知られれば知られるほど国民の怒りが買っているという状況で
- 211 -
あ り ま す 。 そ れ で 8億 円 も 使 っ て で す ね 言 い 訳 宣 伝 を し て い る ん で す 。 6月 20日 全 面 広 告 で 3
億 円 、 9月 1日 か ら 新 聞 折 込 み 2億 5,000万 、 こ う い う の を 使 っ て で す ね 今 の こ の 悪 い 制 度 を
徹底して、周知徹底しよう、させようとしている。問題は、小手先の改革でなくて、高齢者を
差別する医療体制そのものをなくすことが必要じゃないかと、これが住民の考えじゃないかと
思いますが、市長はそう思われませんか。
〇市長(川野信男)
この制度がスタートをする前にいろんな議論もされました。一方、また、
実施する過程の中で問題点があった場合は改善するんだと、見直しをするんだと、こういうよ
うなこともあってスタートをいたしたわけでございます。実際実施した段階で予想しておった
こと以外のことでいろんな問題が出ております。そのことについてはそれぞれ手直し等も行わ
れておりますが、まだまだこれから改善しなければならない所もいろいろ指摘されておるよう
でございます。また、私どももそういうことを感じておる所もございます。そのようなことに
ついては市長会等を通じて要請等もいたしておりますけれども、今の制度を、これを廃止をす
るということになりますというと、これはもう大変なことでございますので、今の制度の中で
どう改善をしていくかということを考えるべきだと、こういうふうに認識をいたしております。
〇21番議員(鳥居亮幸)
既に廃止の法案はですね、参議院では可決されており、衆議院では
継続審査ということになっております。今度臨時国会におきましてはどうしてもこの廃止法案
をですね成立させなきゃいけないというのが住民の願いだと思うんです。市長はそうは、これ
が住民の願いだとは思われませんか。
〇市長(川野信男)
参議院と衆議院の意思決定違っておった。これをねじれ国会と呼んでおる
わけでございますが、要するに、制度的にはどうであれ、今の制度というのはスタートをいた
したわけでございます。これに問題がございますれば、そのことについては改善の措置という
のをとるように申し上げておるわけでございますので、それも私ども、私が改善の措置を要望
しても、通るかどうか。それも分からない話でございますけれども、ぜひ国会においてとにか
く国民の要請が十分通るような国会運営にまずしていただきたい。そのことをもう、ねじれで
ありますと全く何もできないということになりますので、そのことから私は改めていただきた
いなと強い要請をいたしておきます。
〇21番議員(鳥居亮幸)
国会の問題で焦点がずれたようですけど、私はですね住民の皆さん
の 意 思 が ど こ に あ る か と 。 そ れ を 代 表 す る の が 市 長 だ と い う 立 場 で す 。 7日 に 行 わ れ ま し た 沖
縄県のですね西原町という町長選挙がありましたですよ。新聞に出てましたよ。これではです
ね争点が高齢者医療をどうするかということです。これ国会じゃないんですよ。これで革新統
一 の 上 間 と い う 人 が 現 職 を 破 っ て 当 選 し て い る ん で す 、 7日 に 。 そ の 選 挙 戦 の 争 点 は 何 か と 言
えばですね後期高齢者医療に対する態度なんですよ。それで選挙戦では、自・公政権が進めた
高齢者医療制度に対する現職はですね廃止は言い切れなくて、廃止というのを町民に言えなく
てですね、国の言いなりの立場をとっていたわけですね。そしたらこの当選した新人の方は廃
- 212 -
止を掲げて地方としては声を上げていきますということで支持を得てきたわけなんですよね。
だから、こういうこともあるのでですね、住民の皆さんの立場に立つのが地方政治の首長じゃ
な い か と 思 い ま す が 、 市 長 の 考 え を も う 1回 お 願 い し ま す 。
〇市長(川野信男)
おっしゃる沖縄の選挙のことについては私は存じません。どういう主張を
して、何が争点であったかも分かりません。いろんな主張があるだろうと思います。逆な立場
で逆な人が当選した所もあると思います。これはそれぞれの地域の住民の意思でございますの
で、沖縄がどうであったかとか、そういうことじゃなくて、この後期高齢者制度、欠陥がある
ということはしばしば申し上げております。そのことの改正、そういうことに、改善、そうい
うことについては強くこれまでも要請しておりますし、また、そのいくつかは改善された点も
ございます。まだまだたくさんございますけれども、私は、申し上げましたとおり、住民の意
見を踏まえながら、改善について国に対して十分要請して参りたいと、こういうことを申し上
げておきたいと思います。
〇21番議員(鳥居亮幸)
改善していけばいいということですけど、やっぱり住民の皆さんの
願いは廃止です。最近高齢者の万引きが急増しているという全国的な状況です。それから殺人
事件がですね、これは介護が心中事件になっているという。それともう一つ万引きですね、万
引 き を す る の が 7割 以 上 再 犯 が 出 て き て い る 。 い わ ゆ る 食 べ る こ と が で き る と い う 、 も う 刑 務
所 に 行 け ば 食 べ ら れ る と い う こ う い う よ う な 悲 惨 な と こ ろ ま で き て い る 。 70か ら 74歳 の 2割 負
担 と い う の も 今 、 凍 結 し て お り ま す が 、 医 療 機 関 に 聴 き ま す と で す ね 8割 し か 請 求 で き な く な っ
て い る 。 窓 口 は 1割 負 担 で す よ 。 そ う す る と 残 り は 国 が 出 し て い る わ け で す け ど 、 凍 結 と 言 っ
て も で す ね 翌 日 か ら す ぐ 2割 に で き る わ け で す 。 だ か ら 、 こ う い う よ う な 仕 組 み が 盛 り 込 ん で
いてですね高齢者を医療費を差別をしようとしている。こういう在り方はですね。
〇議長(石井博美)
鳥居議員、質問時間を超えておりますので、速やかに質問を終了してくだ
さい。
〇21番議員(鳥居亮幸)
間違いであるということを述べまして一般質問を終わらしていただ
きます。
〇議長(石井博美)
これで一般質問を終わります。
以上で本日の日程はすべて終了いたしました。
こ こ で 念 の た め 申 し 上 げ ま す 。 11日 の 本 会 議 は 、 議 案 な ど の 質 疑 等 を 行 い ま す 。
本日はこれで散会いたします。
散
会
午後
4時19分
- 213 -
第 4回 南 さ つ ま 市 議 会 定 例 会 会 議 録 ( 第 5日 目 )
1.開
会
日
時
平 成 20年 9月 11日 ( 木 ) 午 前 10時
1.議
事
日
程
( 第 5号 )
〇開
日程第 1
日程第 2
日程第 3
日程第 4
議
報 告 第 14号
平 成 19年 度 南 さ つ ま 市 健 全 化 判 断 比 率 等 に
ついて
報 告 第 15号
質
疑
同
上
平 成 20年 度 株 式 会 社 杜 氏 の 里 笠 沙 事 業 計 画
について
報 告 第 16号
平 成 19年 度 株 式 会 社 杜 氏 の 里 笠 沙 の 決 算 に
ついて
議 案 第 67号
南さつま市議会議員の議員報酬、費用弁償
及び期末手当に関する条例
質疑、付託省略、討論、
議 案 第 68号
日程第 5
南さつま市特別職報酬等審議会条例及び南
表決
さつま市報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正
する条例
議 案 第 69号
日程第 6
南さつま市認可地縁団体印鑑の登録及び証
明に関する条例及び南さつま市行政財産の使用料条例の
一部を改正する条例
質疑、総務委員会付託
日程第 7
議 案 第 70号
南さつま市基金条例の一部を改正する条例
日程第 8
議 案 第 71号
過疎地域自立促進計画の一部変更について
- 214 -
議 案 第 72号
日程第 9
鹿児島県市町村総合事務組合を組織する地
方公共団体の数の減少及び鹿児島県市町村総合事務組合
規約の変更について
日 程 第 10
日 程 第 11
議 案 第 73号
損害賠償の額を定め和解することについて
議 案 第 74号
南さつま市漁業集落排水処理施設条例の一
質疑、産業建設委員会
部を改正する条例
付託
日 程 第 12
議 案 第 75号
土地の取得について
日 程 第 13
議 案 第 76号
南さつま市市道路線の認定について
日 程 第 14
請願等の付託
日 程 第 15
報 告 第 15号
議 長 発 議
平 成 20年 度 株 式 会 社 杜 氏 の 里 笠 沙 事 業 計 画
について
質
日 程 第 16
日 程 第 17
〇散
報 告 第 16号
疑
平 成 19年 度 株 式 会 社 杜 氏 の 里 笠 沙 の 決 算 に
ついて
報 告 第 15号 及 び 報 告 第 16号 の 撤 回 に つ い て
会
1.本日の会議に付した事件
〇議事日程のとおり
- 215 -
議 長 発 議
1.会議に出席した議員(27名)
1番議員
貴
島
修
2番議員
清
水
春
男
3番議員
大
迫
久
光
4番議員
大
原
俊
博
5番議員
髙
倉
正
文
6番議員
三
角
勝
嘉
7番議員
有
村
義
次
8番議員
山
下
美
岳
9番議員
諏
訪
昌
一
10番議員
野
下
寛
俊
11番議員
下
釡
清
和
12番議員
小
園
藤
生
13番議員
下
野
認
14番議員
永
山
薩
男
15番議員
室
屋
正
和
16番議員
園
田
17番議員
相
星
二三夫
18番議員
南
19番議員
平
石
一
善
20番議員
若
21番議員
鳥
居
亮
幸
22番議員
23番議員
井
料
健
造
25番議員
柳
元
拓
夫
27番議員
石
井
博
美
豊
敏
子
松
正
伸
上
園
邦
丸
24番議員
新
澤
廣
美
26番議員
古
木
健
一
長
金
田
鶴
見
記
宮
内
雅
史
1.会議に欠席した議員(0名)
1.会議に出席した事務局職員(4名)
事
務
局
書
長
田
中
茂
穂
議
記
井
上
喜
詞
書
事
係
1 . 法 第 121条 に よ る 会 議 に 出 席 し た 説 明 員 ( 2 0 名 )
市
長
川
野
信
男
副
市
長
相
星
完
治
長
坂
口
二
郎
教
育
長
出
口
定
昭
長
柴
田
達
朗
企画政策部長
山
口
力
三
市民福祉部長
久保薗
秀
徳
産業振興部長
上
野
哲
郎
建
長
山
下
和
隆
教
長
染
川
勝
夫
代表監査委員
新
屋
眞
二
監査事務局長
泊
光
彦
総務部総務課長
長
濱
一
盛
総務部財政課長
塩
賀
千
弘
企画政策部企画
中
山
秀
次
企 画 政 策 部
峰
元
義
人
片
平
善
英
副
総
課
市
務
設
部
部
長
市民福祉部保健
課
長
育
部
新産業創造室長
阿久根
祐
一
産業振興部農地
整
備
- 216 -
課
長
建設部都市整備
課
長
川
野
重
美
建設部建築住宅
課
- 217 -
長
橋
口
和
行
△
〇議長(石井博美)
△
日程第 1
〇議長(石井博美)
開
議
午前10時00分
ただ今から本日の会議を開きます。
報 告 第 14号
平 成 19年 度 南 さ つ ま 市 健 全 化 判 断 比 率 等 に つ い て
日 程 第 1、 報 告 第 14号 、 平 成 19年 度 南 さ つ ま 市 健 全 化 判 断 比 率 等 に つ い て
を議題といたします。質疑に入ります。御質疑ありませんか。
〇2番議員(清水春男)
今回この健全化判断比率というのが新たにこう設けられたわけなんで
すけれども、今回のこの健全化判断比率の審査の関係でいけば、実質赤字比率、連結実質赤字
比 率 と か 問 題 な い と い う ふ う に 言 わ れ て ま す が 、 や は り 公 債 比 率 が 16.6パ ー セ ン ト 、 将 来 負 担
比 率 が 143.7パ ー セ ン ト と い う こ と で 、 や っ ぱ り 今 、 財 政 的 に は 厳 し い と い う 点 か ら す る と 、
何と言うか、一つのこの基準というのができたがために、言えば市民がいろいろ要望をした時
に、市民の要望をこう抑えるというような効果にこうつながってしまうんじゃないのかなあと
いうような思いをするんですけれども、そういう心配はないというふうに考えていいのか。そ
の 1点 だ け お 願 い し ま す 。
〇市長(川野信男)
これは財政の状況を把握する一つの指標でございます。そうした指標を基
にいたしまして財政運営の参考にすると、こういうことですから、これがもって財政支出の抑
制措置になる場合もありましょうし、あるいはそうでない場合もあるかもしれません。これが
あるから市民の要望が云々と、そういうことじゃないと思います。あくまでも私どもは将来の
財政運営計画というものを考えながら運営はしていかなければならない。市民にはいろんな要
望がございます。だからといってすべてを財源も当てもなく実施すると、こういうことにはい
きません。そういうことをやった結果はどういうふうになるかというのは、これはもう日本の
いろんな所でありますので、ということにならないよう一つの指標、目処ですから、それは参
考にいたしていきたいと、こういうふうに思います。
〇2番議員(清水春男)
市長が言われるのも一理あると思います。ですから、やはり、ほんと
今言ったことも踏まえてなんですけれども、やはりそういう市長が言われる気持ちというのは
ある面理解をできる部分もあるけれども、しかし、そういう、さっき市長自身も言われたけれ
ども、要望を抑えるというような一面を持たないような、それはもういろんな内容もあるでしょ
うけれどもね、そういう点では十分配慮してやっていただきたい。終わります。
〇議長(石井博美)
ほかにありませんか。
〇21番議員(鳥居亮幸)
基準についてお尋ねいたします。物差しを決定して、それを基準と
して良くなったとか、悪くなったというような場合にですね、本市においてのこの比率という
のは、これが基準だと言われて数字も出されております。それぞれにおいて本市において比率
というのは、ほかの市においては比率は違うんだと、それぞれ比率というのは違うんだという
ことに、そこは理解できますけれども、基準の決め方というのはそれぞれあるのか。それとも
- 218 -
国が決めてですね、この規模においてはこれだけの基準というようなものになっていくのか。
もう先ほどの論議にありましたように、一定の地方政治に対する枠をはめる。そういう狙いも
働かないとも限らんわけで、私はその基準、比率の基準というのが、本市の基準というのとほ
かの市の基準というのがどういうようなふうに違うのか。その決まり方がよくのみ込めないの
で、お願いしたいと思います。
〇市長(川野信男)
こういう指標については、それぞれいろんなものの考え方、物差しを持っ
ておっただろうと思いますが、ただ国といたしましては一律的にこのような指標で考えた場合
どういうような位置付けになるかということでいたしておるわけでございます。国が定めた基
準に合わしてじゃあ本市の場合はどういうような数値になっておるかということが示された数
字でございます。この基準、考え方がいいかどうか。これは今初めてでございますので、おそ
らくこれからいろんな試行錯誤しながら、地方の財政の目処といいましょうか、そういうもの
をば参考としながら運営していくと、こういうことになるかと思いますが、個々にはこうした
国が示した基準に沿って本市の場合はどういうふうになるかということが数値の上で表示され
ておると、こういうことで理解をいただきたいと思います。
〇議長(石井博美)
ほかにありませんか。
〇22番議員(上園邦丸)
こ の 四 つ の 指 数 の 中 で で す ね 実 質 公 債 費 比 率 と い う の が 16.6っ て な っ
てるわけなんですけど、これは今までの公債費負担比率と同じものなのかどうかですね。それ
と 以 前 は こ の 負 担 比 率 の 警 戒 ラ イ ン と い う の が 10パ ー セ ン ト だ っ た ん で す ね 、 公 債 費 負 担 比 率
の 場 合 で す ね 。 そ し て 20パ ー セ ン ト 以 上 は 危 険 ラ イ ン と い う こ と で お 聴 き し て た わ け な ん で す
け ど 、 今 度 の こ の 大 体 の 基 準 と い う の が 、 早 期 健 全 化 基 準 と い う の が 25に な っ て い る わ け だ 。
この辺の判断基準というのが若干変わったわけなんですけど、そういった意味では基準がこう、
何と言うんですかね、ハードルが低くなったような気がするんですけど、その辺のことをちょっ
と御説明いただきたいと思うんですけども。
〇財政課長(塩賀千弘)
実質公債費比率ですけれども、これは報告の解説にありますように、
一般会計等をというようなことで、本市の場合は診療所特別会計を合算したものでの数値であ
りますが、従来の公債比率につきましては一般会計だけで基準が作られていたという違いはあ
り ま す 。 た だ こ れ ま で の 、 先 ほ ど 市 長 の 方 も 申 し 上 げ ま し た が 、 基 準 と い う よ う な こ と で の 25
パ ー セ ン ト な り 、 35パ ー セ ン ト な り 示 さ れ て い る わ け で す が 、 や は り 高 く な ら な い よ う に し て
いくべきではあろうというふうに思っております。
〇22番議員(上園邦丸)
そ れ と で す ね こ う 将 来 負 担 比 率 と い う の が 今 、 143.7で す か ね 、 こ
れは公社関係とか、第三セク関係、これからはし尿とか、公共下水道等も含まれるわけなんで
すけども、これから、例えば、下水道関係をやっていけば、この将来負担比率相当上がってく
るかと思いますけども、この将来負担比率ですね、下水道等をやった場合はどの程度に膨れ上
がるものかですね。その辺の査定がされてれば、お示しいただきたいと思います。
- 219 -
〇市長(川野信男)
今ここで示しておりますのは決算に基づく数字でございますので、これか
らのものは、決算に既に借入れを済んだものの将来の償還金というものは当然反映されますけ
れども、これから展開される事業についてはこの数字には出てきてないわけでございます。
〇議長(石井博美)
ほかにありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
質疑を終わります。
報 告 第 14号 に つ い て は 以 上 で 終 わ り ま す 。
〇議長(石井博美)
△
日程第 2
報 告 第 15号 及 び
△
日程第 3
報 告 第 16号
次 は 、 日 程 第 2、 報 告 第 15号 、 平 成 20年 度 株 式 会 社 杜 氏 の 里 笠 沙 事 業 計 画
に つ い て 及 び 日 程 第 3、 報 告 第 16号 、 平 成 19年 度 株 式 会 社 杜 氏 の 里 笠 沙 の 決 算 に つ い て の 2件
を一括議題といたします。質疑に入ります。御質疑ありませんか。
〇15番議員(室屋正和)
決 算 に つ い て 3点 ほ ど 質 問 を い た し ま す け れ ど も 、 ま ず 、 杜 氏 の 里
においては毎年いい結果が出ておりまして、ほんと素晴らしい結果だなあと思っております。
そ こ で で す ね ま ず 1点 目 に で す ね 、 報 告 11ペ ー ジ の で す ね 固 定 資 産 が あ る わ け で す け れ ど も 、
今 年 は で す ね こ の 固 定 資 産 の 減 価 償 却 を 行 っ て い る も の か 、 ま ず 1点 。 そ れ か ら 、 12ペ ー ジ の
営業外収益の所で杜氏の里の公園ですね、ここを指定管理を受けていると思うんですけれども、
こ の 指 定 管 理 の 受 託 料 は ど こ に 入 っ て い る の か 。 お 願 い い た し ま す 。 そ れ か ら 、 3点 目 に 、 剰
余 金 が 451万 3,868円 出 て い る わ け で す け れ ど も 、 こ の 剰 余 金 の で す ね 利 益 金 の 処 分 の や り 方 、
株主配当がいくらとか、利益の準備金がいくら、それから別途積立てがいくら、それから次期
の繰越しがいくらか。その処分のやり方をお願いいたします。
〇新産業創造室長(峰元義人)
杜 氏 の 里 の 決 算 に つ き ま し て 3点 ほ ど 御 質 問 が ご ざ い ま し た 。
順序は逆になりますが、一番最後の剰余金四百二十数万円の処理に関する件ですが、まずこの
う ち の 株 式 配 当 に つ き ま し て 1株 に つ き 1,500円 、 3パ ー セ ン ト の 配 当 に な り ま す 。 こ れ に つ
き ま し て 総 額 で 210万 円 、 そ れ か ら 繰 越 利 益 剰 余 金 、 す い ま せ ん 。 こ れ が 配 当 で し た 。 そ れ か
ら 別 途 積 立 金 と し て 200万 円 、 残 り に つ き ま し て は 今 期 の 純 利 益 と い う こ と で 計 上 し て お り ま
す。それから、営業外収益の公園の受託料ですが、少々ちょっと調べて、ちょっと確認をいた
しますので、ちょっと時間をいただきたいと思います。一番最初の減価償却について償却をし
て い る か と い う こ と で す が 、 こ れ に つ き ま し て は 本 年 度 の 償 却 額 総 額 が 255万 6,640円 の 償 却
を行っております。少々お待ちください。
〇議長(石井博美)
暫時休憩します。
- 220 -
〇議長(石井博美)
休憩
午前10時16分
再開
午前10時23分
再開します。
〇新産業創造室長(峰元義人)
杜氏の里公園の指定管理料につきましては、あそこの草払いと
か 、 そ れ か ら ト イ レ の 浄 化 槽 の 管 理 と か 、 そ う い っ た の を 含 め ま し て 平 成 19年 度 は 60万 円 市 の
方で支出しております。その経費につきまして杜氏の里の決算の中でどこに含まれているかと
いうことですが、結果的にはこの営業外費用の所に含まれるものと思っております。そこのど
こに今、入れてあるかというのは、今、ちょっと今、確認中でございます。後ほど答弁さして
いただきたいと思います。
〇議長(石井博美)
〇議長(石井博美)
休憩します。
休憩
午前10時24分
再開
午前10時26分
再開します。
こ の 際 10時 40分 ま で 休 憩 い た し ま す 。
〇議長(石井博美)
休憩
午前10時26分
再開
午前10時41分
再開します。
日 程 第 2、 報 告 第 15号 並 び に 日 程 第 3、 報 告 第 16号 に つ い て は 、 後 も っ て 御 審 議 を お 願 い い
たします。
次へ進みます。
〇議長(石井博美)
△
日程第 4
議 案 第 67号 及 び
△
日程第 5
議 案 第 68号
次 は 、 日 程 第 4、 議 案 第 67号 、 南 さ つ ま 市 議 会 議 員 の 議 員 報 酬 、 費 用 弁 償
及 び 期 末 手 当 に 関 す る 条 例 及 び 日 程 第 5、 議 案 第 68号 、 南 さ つ ま 市 特 別 職 報 酬 等 審 議 会 条 例 及
び 南 さ つ ま 市 報 酬 及 び 費 用 弁 償 等 に 関 す る 条 例 の 一 部 を 改 正 す る 条 例 の 2件 を 一 括 議 題 と い た
します。質疑に入ります。御質疑ありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
質疑を終わります。
こ こ で お 諮 り い た し ま す 。 議 案 第 67号 及 び 議 案 第 68号 の 議 案 2件 は 委 員 会 付 託 を 省 略 し た い
と思いますが、御異議ありませんか。
- 221 -
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
御 異 議 あ り ま せ ん の で 、 議 案 第 67号 及 び 議 案 第 68号 の 議 案 2件 は 委 員 会 付
託を省略することに決定しました。討論に入ります。討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
討 論 を 終 わ り ま す 。 採 決 に 入 り ま す 。 1件 ず つ 採 決 い た し ま す 。
ま ず 、 議 案 第 67号 、 南 さ つ ま 市 議 会 議 員 の 議 員 報 酬 、 費 用 弁 償 及 び 期 末 手 当 に 関 す る 条 例 に
ついてお諮りします。本件は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
御 異 議 な し と 認 め ま す 。 し た が っ て 、 議 案 第 67号 は 原 案 の と お り 可 決 さ れ
ました。
次 は 、 議 案 第 68号 、 南 さ つ ま 市 特 別 職 報 酬 等 審 議 会 条 例 及 び 南 さ つ ま 市 報 酬 及 び 費 用 弁 償 等
に関する条例の一部を改正する条例についてお諮りします。本件は原案のとおり決定すること
に御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
御 異 議 な し と 認 め ま す 。 し た が っ て 、 議 案 第 68号 は 原 案 の と お り 可 決 さ れ
ました。
〇議長(石井博美)
△
日程第 6
議 案 第 69号 か ら
△
日程第 9
議 案 第 72号 ま で
次 は 、 日 程 第 6、 議 案 第 69号 、 南 さ つ ま 市 認 可 地 縁 団 体 印 鑑 の 登 録 及 び 証
明 に 関 す る 条 例 及 び 南 さ つ ま 市 行 政 財 産 の 使 用 料 条 例 の 一 部 を 改 正 す る 条 例 か ら 日 程 第 9、 議
案 第 72号 、 鹿 児 島 県 市 町 村 総 合 事 務 組 合 を 組 織 す る 地 方 公 共 団 体 の 数 の 減 少 及 び 鹿 児 島 県 市 町
村 総 合 事 務 組 合 規 約 の 変 更 に つ い て ま で の 4件 を 一 括 議 題 と い た し ま す 。 質 疑 に 入 り ま す 。 御
質疑ありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
質 疑 を 終 わ り ま す 。 議 案 第 69号 か ら 議 案 第 72号 ま で の 議 案 4件 は 総 務 委 員
会へ付託いたします。
〇議長(石井博美)
△
日 程 第 10
議 案 第 73号 か ら
△
日 程 第 13
議 案 第 76号 ま で
次 は 、 日 程 第 10、 議 案 第 73号 、 損 害 賠 償 の 額 を 定 め 和 解 す る こ と に つ い て
か ら 日 程 第 13、 議 案 第 76号 、 南 さ つ ま 市 市 道 路 線 の 認 定 に つ い て ま で の 4件 を 一 括 議 題 と い た
します。質疑に入ります。御質疑ありませんか。
〇1番議員(貴島
修)
議 案 第 73号 に つ い て 質 疑 い た し ま す 。 事 故 の 概 要 等 が 17ペ ー ジ に 載 っ
- 222 -
ているわけなんですが、もうちょっと詳しく状況とか、どの程度の負傷であったのかをお聴き
します。その場所がですね事故を起こされた方の、事故を起こした場所が危険な場所であった
のか。それとも通常にですね立入りできる状況の場所なのか。普通一般的に見てここは危ない
から入らないぞというような場所なのかですね。それもちょっとお聴かせください。
〇農地整備課長(片平善英)
事故の概要についてまず申し上げます。この事故につきましては、
2級 河 川 堀 川 に 架 か る 農 道 双 子 橋 線 の 双 子 橋 の 占 用 部 分 で の 事 故 で ご ざ い ま す 。 負 傷 者 に つ き
ま し て は 鹿 児 島 市 の 男 性 で ご ざ い ま す が 、 通 院 166日 を 要 し た 事 故 で ご ざ い ま す 。 そ れ と 場 所
につきましては、河川の法面を橋りょうを架ける時に旧金峰町の方で占用許可を出しておりま
して、占用箇所については管理上占用者の責任であるということで、平張ブロックを張って河
川には降りられる状況ではございましたが、その平張ブロック部分が空洞化していたと。それ
で体重によりその平張ブロックが陥没して、それで腰と腕を打撲したと、そういう事故の概要
でございました。
〇1番議員(貴島
修)
大体普通そういう所は危険な場所だと普通認識されているんじゃない
かと思うんですけどね。例えばですね、小学生の子どもたちがですね、よくプレイパークなん
かで危険なセットをしてあるわけですよね。そしてそこをもし、その子どもがこう聴くわけで
すよね。「こっから飛び降りて怪我をしたらどこが責任とるの。」って聴くわけですけども、そ
ん時ですね指導者の人たちはこう言いますよね。「危ないことをやってるのは分かってるんだ
よ ね と 。 だ っ た ら 」、「 う ん 、 そ う だ よ 。」 と 言 う わ け で す ね 、 子 ど も は 。 「 じ ゃ あ 責 任 は 自 分で
しょう。」というのが普通の考え方と私は思うんですけども。このところいろいろこういう損
害賠償のですね和解ののが新市になってから何回かあったような気がするんですけども、私は
その辺のことをですね、こんままこういうことを、このようなことをですね何も議会で取り上
げることなく通していくとですね、どんどんどんどん、どんどんどんどん広がっていくんじゃ
ないかという気がするんもんですから申し上げるわけなんですけども、本当にこれは損害賠償
額がですね、その方が、例えば、その怪我をされたことによって支払われた金額とか、あるい
は そ れ の 、 ど う な ん で す か ね 。 慰 謝 料 と か 、 そ う い う の も 入 っ て い る の か 。 あ る い は 通 院 166
日分のお金なのか。そのことも含めてですね、その方には責任はなかったのか。ということは、
そういうことを話されなかったのかお聴きします。
〇農地整備課長(片平善英)
責任でございますが、市の市長会の保険に加入しておりまして、
その保険会社から弁護士の方に意見を求めたところでございますが、事故当時、立入禁止等の
措置がとられていないということで、被害者に対して過失を問うことは難しいということで、
保険を利用して市の方で全額分持つということになりました。それと内訳でございますが、損
害 賠 償 費 の 内 訳 で ご ざ い ま す が 、 治 療 費 が 67万 3,197円 、 休 業 損 害 補 償 が 94万 6,200円 、 傷 害
慰 謝 料 が 77万 700円 、 合 計 の 239万 97円 で ご ざ い ま す 。 そ の う ち 83万 5,000円 に つ い て は 平 成
20年 2月 に 内 払 い と い う こ と で 支 払 い を し て お り ま す 。
- 223 -
〇議長(石井博美)
ほかにありませんか。
〇14番議員(永山薩男)
過失を問えないということですけども、目的が何でそのそこに行か
なけりゃならなかっただろうかと。河川でしょう。河川を落ちる部分ということでしょう。不
思議だなあと思うんですよね。普通、護岸ブロックにはですね、護岸ブロックは「危険ですか
ら、乗らないでください。」というほとんど注意書きはどこもしてあるんですよね。しかし、
それでもそこに乗って魚を釣って落ちて水難事故とか何とかとあるんですけれども、それでも
国が負けて補償しますよねえ。だから、日本の国の補償制度もおかしいなあというのがあるん
ですけれども。落石注意、石が落ちてきますというだけで落ちてきて事故をした時にはやっぱ
い国の補償ですね。だから、子どもならまだしも、大人がですよ過失を問えないということな
いだろうと思うんです。なぜそこに行く目的ですよねえ。その人がなぜそこに行かなけりゃい
けなかったか。それとねえ、意味が分からないんだけど、ブロック空洞化、その護岸ブロック
が空洞化しとったのか。護岸ブロックとブロックの間が空いとって、これから読むというと、
護岸ブロックが陥没したためという書いてあるから、おそらくその護岸ブロックがボコッといっ
たんだろうなと思うんですけども、何年ぐらいの造ったものなのか。そうしますというと総体
的に考えないといけないんじゃないかというのがあるんですよね。
〇農地整備課長(片平善英)
目的につきましては、鹿児島市の男性でございますが、以前、こ
の堀川にウナギ釣りに来たことがあったということで、そのウナギ釣りの下見をするために川
に入ろうとして平張ブロックで落ちたという事故でございました。それと工事につきましては、
平 成 15年 に 旧 伊 集 院 の 耕 地 事 務 所 で 工 事 を し た 箇 所 で ご ざ い ま す 。 護 岸 部 分 と 法 面 が ご ざ い ま
すが、法面に平張ブロックが張ってあって、その平張ブロックが中が空洞化していたと。それ
で河川へ降りようとしているところを、その部分に体重で平張ブロックがボンと落ちて陥没し
て強打したということでございます。
〇14番議員(永山薩男)
理解が非常に苦しむんですけどね、護岸ブロックと言えば堰堤との
間をこうコンクリートで塗ってあったというような感じですよね、今おっしゃると。そこが空
洞化しとったということでしょう。ということは、そういうぼやしい検査で受け取ったのかな
あ と い う 、 こ っ ち か ら 言 え ば 言 い た く な る ん で す よ ね 。 15年 で し ょ う 。 16、 17、 18、 19、 20年 、
じ ゃ な く て 、 去 年 だ か ら 4年 、 そ こ を 総 点 検 さ れ ま し た か 、 今 度 は ほ か の 所 の ず う っ と そ の 並
びをですよ。ねえ、そういうことを言いたくなるんですよね。それとね、ウナギ釣りも、川だ
から鯉もおるかも分かりません。しかし、ほとんど、防波堤もそうなんですけども、禁止なん
ですよね、原則。ほとんどそうだと思うんです、公共物は。いいですよ。目的外なんですよね、
本当の話が。それ、川を守る、川の向こうの方が畑かどっか。それを守るために造ってあるブ
ロックであって、そこを降りて行って魚を釣ってくださいよというのじゃないんですよ。過失
割 合 を す れ ば で す ね 絶 対 100対 0と い う の は な い ん で す よ ね 。 絶 対 あ り ま せ ん 。 し か し 、 面 倒
く さ い か ら 、 は っ き り 言 っ て で す ね 200万 で す よ ね 。 弁 護 士 が 着 手 金 が 30万 だ っ た と し て 、 例
- 224 -
え ば 、 坊 津 の 場 合 と 一 緒 で 、 10対 1で 、 10対 2で 被 害 者 側 も 悪 か っ た と し て も 40万 で す か 、 し
ま す と い う と 30万 の 弁 護 士 費 用 で 、 鹿 児 島 に な る か 、 加 世 田 に な る か 分 か り ま せ ん け れ ど も 、
実 費 と 払 っ た と き は 50万 ぐ ら い 掛 か る ん で す よ ね 。 そ う い っ た と こ ろ は 理 解 し ま す け れ ど も 、
過失割合を問えないということは私は公の場では言うべきじゃないと思うんです。絶対向こう
にも過失はあるんです。今言うように、そこを通ってその魚釣りをすること自体が、もう根本
の 発 生 か ら し て 、 学 校 の 先 生 に 言 わ す れ ば 、 教 え て 、 1+ 1= 2で す よ と い う の を 1+ 1= 5で す
よと教えたのと一緒ですから、ですねえ。だから、やっぱいそういった意味でみんなも理解す
るわけですけれども、今言われたようにね、どうも疑問が生じるから質問が出てくるんですよ。
今 言 わ れ た 空 洞 化 に し て も 、 わ ず か 4年 の 間 で そ う い う 、 と い う こ と は 薄 か っ た の か 。 生 コ ン
ができてからそこまで来る間に時間がかかっとって、何かな、その凝固の収縮率が落ちとった
のかですね。でないというと、そこ何メーターあるのか分かりませんけれども、トントントン
トンと叩いて回らないといけないんじゃないかなというところもあるもんですよ。答弁は要り
ません。今後の参考にしておいていただきたい。
〇議長(石井博美)
ほかにありませんか。
〇2番議員(清水春男)
私 は 、 ま ず 、 議 案 第 74号 の 漁 業 集 落 排 水 処 理 施 設 条 例 に 関 し て で す が 、
今回その地域が広がったということで出てるんですけれども、この地域のやはり加入率という
のがどういうふうな、ほんとそこを、一部であるけれども、各集落一部ずつではあるけれども、
やはり全戸入っていただく方が処理場の運営の点ではいいわけですよね。ですが、今回こうし
て 広 げ た 中 で の 今 の 現 在 の 加 入 率 の 予 測 と い う か 、 ど う い う ふ う に 見 て る の か 。 そ の 点 を 1点
お願いをいたしたいと。
そ れ か ら 、 議 案 第 75号 の 中 で ハ ー モ ニ ー の 土 地 取 得 が あ る わ け で す け れ ど も 、 や は り 、 今 回
こ の 土 地 を 1億 以 上 掛 け て 購 入 を す る と い う こ と な ん で す が 、 こ こ の 土 地 の 活 用 と い う 点 で は
計画をどういうふうな形で持っているものなのか。また、今後これから話し合いをしようとし
ているのか。その点をお願いをしたいというのと、ごめんなさい。併せていきます。
こ の 議 案 第 76号 の 市 道 、 こ れ は 行 き 止 ま り 道 路 の 市 道 と い う ふ う に 今 回 な る わ け で す け れ ど
も、やはり市道と認定するからにはやはり、行き止まり道路じゃなくて、開通と言うかですね、
言えば周遊というか、そういうふうな道路にある方がいいようにこう認識するんですけれども、
そ う い う 点 で は 今 後 こ れ か ら も ま た 何 か こ う 計 画 的 な 部 分 が あ る も の な の か 。 そ の 点 3点 お 願
いします。
〇建設部長(山下和隆)
ま ず 、 議 案 第 74号 の こ の 集 落 排 水 処 理 の 加 入 率 で ご ざ い ま す が 、 こ れ
に つ き ま し て は 平 成 17年 度 か ら 坊 第 2地 区 の 排 水 管 布 設 の 工 事 を 進 め て き て い る と こ ろ で ご ざ
いますが、整備の終わりました地区の一部、これを供用開始するに当たりましてこのような変
更 を さ し て い た だ き た い と い う こ と で ご ざ い ま す 。 御 質 問 の こ の 坊 第 2地 区 の 加 入 率 で ご ざ い
ま す が 、 現 在 、 中 坊 、 上 中 坊 、 鳥 越 の 3自 治 会 か ら な っ て お り ま し て 、 本 年 の 3月 現 在 の 加 入
- 225 -
率 は 約 64パ ー セ ン ト と な っ て い る と こ ろ で ご ざ い ま す 。 今 後 こ れ ら の 世 帯 に 対 す る 加 入 促 進 、
お願い等々をして参らなければならないと考えております。
次 に 、 2番 目 の 第 75号 、 土 地 の 取 得 の 件 で ご ざ い ま す が 、 こ れ に つ き ま し て は ハ ー モ ニ ー タ
ウン加世田を県住宅供給公社が開発する際、公営住宅敷地として開発をしたわけですが、既に
県 ・ 市 営 住 宅 合 わ せ て 150戸 の 計 画 の う ち 県 営 住 宅 75戸 は 完 成 を し て お り 、 市 営 住 宅 に つ い て
は 45戸 が 現 在 ま で 完 成 を し て お り ま す 。 残 る 30戸 を 次 年 度 か ら 整 備 を す る の に 伴 っ て 今 年 度 こ
の 住 宅 面 積 5,515.15平 方 メ ー ト ル 、 1,668.33坪 で す が 、 こ れ を 取 得 を し て 公 営 住 宅 を 建 設 を し
ていきたいということで考えているところでございます。
次 に 、 市 道 認 定 路 線 の 議 案 第 76号 で ご ざ い ま す が 、 こ れ に つ き ま し て は 市 の 開 発 公 社 が 都 計
法 の 第 29条 の 開 発 行 為 の 許 可 を 受 け て 造 成 を し て い た も の で ご ざ い ま し て 、 こ の 開 発 地 内 の 旧
南薩線内山田駅跡宅地造成事業でございますが、これが完了し、公衆用道路の移転登記も本年
7月 7日 で 所 有 権 移 転 登 記 が で き ま し た こ と か ら 、 こ の 道 路 を ば 市 道 と し て 認 定 し た い と い う
議案でございますが、おっしゃいますとおり、行き止まり道路となっておりますけれども、市
道認定の仕様書でございます構造の中で「袋状の道路につきましては、終端若しくは中間に車
両が容易に回転できる場所があること。」というようなことで、本開発地区につきましては、
この区域をもって完了をするということで、それと、認定の構造基準に合わして引取りをし、
市道に認定したいということから議案に提出をさしていただいているところでございます。
〇2番議員(清水春男)
ま ず 、 76号 の 今 回 の こ の 部 分 は 、 今 、 部 長 が 言 わ れ た よ う な 形 だ け で
あって言えば上程をしたと、道路認定のという感じだけでして、今後、言えば、さっき私は言
いましたけれども、土地造成のための道路ができたわけですけれども、何と言うか、その後を
どうこうというのは、何もないというふうに理解をしていいんですね。その点。
あ と 、 こ れ 市 長 に ち ょ っ と お 聴 き し た い ん で す が 、 こ う い う 形 で 30戸 の 、 こ の ハ ー モ ニ ー の
場 合 な ん で す が 、 ハ ー モ ニ ー の 30戸 の 造 成 を 今 後 や ろ う と 、 い や 、 今 後 と い う よ り も 、 要 は 住
宅団地を造ろうとしてるわけですけれども、そういう点でいくと、やはり、今、周辺部の地域
にとっても造成というのが、宅地の要望というか、声というのも聴くんですけれども、そうい
う点ではその部分の考えというのは並行して進めるというふうな理解をしていいのか。言えば
ここだけが優先されてこういくというふうには理解をしなくて、地方の方でもそういう土地の
確保ができれば随時進めていくというふうに理解をしていいか。その点をお願いします。
〇市長(川野信男)
ハーモニータウンの建設につきましては県の住宅供給公社が建設をいたし
ました。建設当時、公営住宅をどうするか。一般の分譲住宅をどうするか。それからその他諸々
のこともあったわけです。そうした総合的な計画をば県の方で作りまして建設を始めたわけで
ご ざ い ま す 。 公 営 住 宅 に つ き ま し て は 、 部 長 の 方 か ら 答 弁 申 し 上 げ ま し た と お り 、 150戸 を 造
ります。そしてその半分を県が造りましょう。半分は市が造りますということでお互いに了解
の下に団地造成をいたしたわけでございます。県の方はいち早く約束分を全部建設をいたしま
- 226 -
した。ただ市の場合は、若干財政的な事情もあったし、あるいは、また、あのような団地を一
遍にやることの善し悪しということもあったもんですから、若干県の計画よりも遅れて建設を
しておる状況でございます。未建設の部分につきましては、取りあえず土地につきましては市
の方で引取りをいたしますが、市営住宅の建設についてはこれから年次的に建設をすると、こ
ういうことで今考えておるところでございます。その他の地域との係わりというのは直接的に
はございません。
〇建設部長(山下和隆)
公社の方で開発行為をした土地についてでございますが、造成面積に
つ い て は 3,440平 米 を 開 発 を し て お り ま す 。 こ れ に つ い て は 8区 画 。
市道の内容については先ほど答弁申し上げたとおりでございまして、今後の計画といいます
か、そういうのについてはもう全く今考えてないところです。
〇14番議員(永山薩男)
一 つ だ け 飛 ば し と っ て ね え 、 私 も も う あ と 1回 し か な い か ら 1回 な
ん で す 。 今 、 経 緯 は 大 体 市 長 が 言 わ れ て 分 か っ た ん で す け ど も 、 1億 5,000万 、 約 1億 5,000
万、年度が限られておったものなのかですね。今年度中に引き取らなけりゃならないという契
約 に な っ と っ た の か ど う か 。 そ れ か ら で す ね 、 「 30戸 、 市 営 住 宅 を 年 次 計 画 で 」 と お っ し ゃ い
ますけど、どういう計画になっているのかお示しくださいよ、ねえ。来年度は違っても、何年
度からこういう、住宅には適債事業というのはほとんどなかったような記憶なんですけどね、
あるのかどうかですね。合併特例債ぐらい利くのかどうか分からないんですけども。ただです
ね、賃貸住宅と同じような傾向になるんじゃないかという考え方ですよね。ということは、決
算 書 を 見 れ ば 分 か り ま す け れ ど も 、 6,400万 ぐ ら い 入 っ て こ な け り ゃ な ら な い の が 、 3,000万 ぐ
らいしか入ってこないんです。ほとんど満杯です。だから、契約は民間ペースと同じ契約をし
とって、市営住宅は大体、公営住宅は安いですから、民間に比べますとですね。そういったし
わ寄せはどこにくるかと言うと、市内の不動産業者にはきますよね。入った人は喜ぶでしょう。
し か し 、 泣 く の は 市 民 な ん で す よ ね 、 今 度 は 。 そ し て 家 賃 は 払 わ な い 。 だ か ら 、 あ と 30戸 ど う
いう計画でどういうふうに増やし、財政的にもどうなるのかなあということも考えたんですけ
ども、民間でできることは民間でということで、住宅なんかですね、高い、安いにかかわらず、
民間でやるべきだと私は思うんですよね、ある程度の所を線を引いた以外はですね。だから、
久木野のほたるとめだかの里なんか子どもを持った人を優先というようなことで成功した例じゃ
な い か な と 。 こ の ハ ー モ ニ ー の 場 合 の あ と 30戸 と い う の は で す ね 、 だ か ら 、 ど う い う 感 覚 で 、
どういう計画でね、どういう収支の下にやっていこうという青写真がなければ、おやめくださ
い と 言 い ま す よ 、 は っ き り 言 っ て 、 ね え 。 今 か ら で す と 言 う ん じ ゃ な い ん で す よ 。 30戸 造 る ん
だ か ら 、 年 間 に 、 何 年 度 か ら ど う い う ふ う に し て い こ う と い う の が な け れ ば 、 1億 5,000万 払 っ
て今年引き取る必要はないはずですから。
〇市長(川野信男)
具体的な内容については担当の方から答弁いたさせますが、青写真があっ
てあの土地は造成いたしたわけでございます。この計画は大変大きな、大きなというか、大規
- 227 -
模な計画でございました。その当時どういうような、公営住宅をどういうような配置をするの
か。あるいはどれぐらい造るのか。分譲をどうするのか。それから、あそこにはその他の土地
もあります。質問にもあったと思いますが、いわゆるお店などを造ると、こういうような計画
もあったわけでございます。先ほど申し上げましたとおり、市営住宅につきましては県営住宅
と同じような戸数で同じように造ると、こういうような基本的な考え方であったわけでござい
ますが、市といたしましては、県の方は先行いたしましたけれども、市といたしましては若干
計画をずらしながら今日まで置いておったと、こういうことでございます。できるだけ早く、
県の方からは建設を当時の約束と違うじゃないかというようなことで言われておりますが、取
りあえず土地を取得をいたしまして、その上で今後具体的な年次については、これはまた県の
いわゆるこうした市営住宅建設についての制度がございますので、そうした制度に乗っかりな
がら建設はいたしていきたいと、こういうふうに思っております。
〇建設部長(山下和隆)
答弁の内容についてはほとんど市長が答えられている内容になってお
り ま す が 、 今 、 担 当 の 方 と し ま し て は 、 次 年 度 か ら 、 30戸 で す の で 、 10戸 程 度 を ば 3年 程 度 か
けて建設をしていきたいと考えているところでございますが、これにつきましては、さっき申
し上げましたとおり、全体の予算的な配分等の関係もございますので、明確に決定している状
況ではございません。
〇議長(石井博美)
ほかにありませんか。
〇21番議員(鳥居亮幸)
議 案 73号 、 今 回 の 賠 償 に つ い て の 教 訓 、 教 訓 は ど の よ う に お 考 え な
のか。いわゆるどこまでが市の管理で、どこまでが県の管理になっている。それは明確になっ
ているのかどうかですね、河川における管理の仕方です。これはもうブロックですから、ブロッ
クが陥没したということは市の管轄なんでしょうね。それからその護岸については県の管轄の
所もあると、同じ場所でですよ。法面になっているのか。それともその直線部分が県になって
いると、そういう点の線引きというのがちゃんとなっているのかどうかということですね。こ
れではもう市の責任となっておりますから、はっきりしているだろうと思うんですけど、現地
を見る限りですねこれは一体的な構造物ではないかと私は疑問を持ちます。対象としてはこの
県が責任を持つべきじゃないかということを考えるわけです。その次にですね早期復旧が必要
じゃないかと思うんです。いろいろ進入禁止の綱は張ってありますが、人が怪我をしてですよ
これ何日も通院したのに、その場所を壊れたまま長く置いておくということは、私は問題では
な い か と 思 う 。 そ れ で 昨 年 9月 で す か ら 、 当 然 も う 緊 急 的 に 予 算 を 組 ん で そ の 陥 没 場 所 は 改 修
する。これが必要じゃないかと。だけど、県の方に聴いてみましても予算はついてないという
ことなんですよね。そのまま置かれているということは、市としては何も対策をしないという
ことじゃないですか。ちゃんと要求して、こうして人が怪我したんだ。もうこういう危ない災
害箇所なんだということをですよ要求してちゃんとこの予算確保をすべきじゃないですか。手
当てをすべきじゃないですか、ただ綱を張るだけじゃなくてですね。私はそこのところが抜け
- 228 -
ているんじゃないかというふうに思うんですけど、どういうような対応をされたか。お願いし
たいと思います。
そ の 次 に で す ね 、 74ペ ー ジ に つ い て は 漁 集 の 関 係 で ご ざ い ま す が 、 今 回 、 議 案 第 74ペ ー ジ で
ご ざ い ま す け れ ど も 、 こ の 処 理 、 排 水 処 理 区 域 の 、 74号 で す ね 、 排 水 処 理 区 域 の 変 更 に つ い て
お尋ねしたいんですけれども、その区域において各自、集落全体でなくて、一部に変わってき
てるということですね。自治会の一部になってる。結局はもうそれにこう加入しないという自
治会の部分はあるということになります。それは何戸ぐらいなるか。どういう事情があるのか
ですね。どういうふうにその線引きをされたのか、一部というのをですね。御説明いただきた
い。それによって戸数がですね、一部の戸数というのはどれぐらいあるのかですね。そこをお
願いしたいと思います。
それから、土地取得につきましては、今回随意契約になっております。その随意契約にされ
た理由というのをお尋ねしたいと思います。今、土地の値段というのは相当下落していると、
こ う い う ふ う に 聴 く わ け で す よ ね 。 そ う す る と こ の 平 米 当 た り の 8万 円 程 度 の 、 あ の 場 所 で 、
坪 8万 で す ね 、 坪 8万 程 度 の そ れ だ け の 値 打 ち が あ る の か と い う 疑 問 が 市 民 の 皆 さ ん は わ く と
思うんですよ。それをどうして随意契約でそういうのが決まるのかなあということを思うわけ
で す よ 。 そ れ で そ の 取 得 金 額 の 1億 4,000万 程 度 の こ の お 金 の 決 め 方 、 決 め 方 と い う か 、 い わ
ゆる随契ですからですね、根拠と言った方がいいと思います。その随契の言えばその根拠とい
うのはどういうふうに住民の皆さんには説明をされるのか。お願いをいたしたいと思います。
これからの住宅事情という点の見通しにつきましてはいろいろあられるだろうと思うんですけ
ど 、 こ の 地 域 に 、 取 得 さ れ た 地 域 に 十 分 入 居 さ れ る 方 が 、 こ の 3年 間 で す ね 、 お ら れ る と い う
ふうな見込みを立てておられるのか。入居はされるというふうに考えておられるのか。お願い
します。以上もうひとつお願いします。
〇市長(川野信男)
質問の趣旨若干聴き違えておる点もあるかもしれませんけれども、まず、
損害賠償のことについては先ほど来いろいろ御質問もございました。管理責任は一体どっから
どこまであるのかというようなことなどもあると思います。一般の人が自由にいわゆる通るよ
うにできておる場所ではございません。ただ現実にはああした護岸等、堤防、人が出入りいた
します。危険だと、明らかに危険だと分かっておれば、当然、出入り禁止というのをばきちっ
と明示をすべきだということもあるかと思います。そして何よりもこの場合は、いわゆるその
見た目には護岸はちゃんとあって、それが歩いた時に陥没をしてしまったと。そのことが一般
的には予見できなかったと、こういうようなことなどもあって保険会社の方もこのような措置
に な っ た と 、 こ う い う ふ う に 私 ど も は 理 解 を い た し て お り ま す 。 こ の 100パ ー セ ン ト が 良 か っ
たのかどうか。必ずしもその同意できる面だけではございませんけれども、やっぱり今求めら
れておるのは公の管理責任を強くというような風潮でもございますので、やむを得ないという
ことで同意をいたしたわけでございます。そこで県との係わりでございますけれども、このい
- 229 -
わゆる場所が市が工事をした場所であったことから、その区分といたしましては、県ともいろ
いろ協議をいたした結果、市の方でというようなことにいたしたわけでございますけれども、
これについても保険料ですべて対処するということで処置がされたと、こういうふうに理解を
していただきたいと思います。
それから、土地の問題について若干私聴き逃しておるかもしれませんけれども、県の住宅供
給公社の保有しておる土地をば購入いたしたわけでございますが、これは私どもの方がいわゆ
る欲しいということで購入するわけでございますので、当然、随契以外はあり得ないんじゃな
いかなというふうに思います。県の方も随契でほかの所に売るという話になると、これはむし
ろ計画を作った時の私どもとの約束を違うと、こういうことになるもんですから、県と、当時
の住宅供給公社、市とお互いに計画内容について了解をして実施された事業でございますので、
本市が随契で購入する。当然のことじゃないかなというふうに思っておるところでございます。
〇建設部長(山下和隆)
74号 の 漁 業 集 落 排 水 の 件 に つ い て で ご ざ い ま す が 、 今 回 こ の 自 治 会 の
一部ということをば追加をさしていただきました。これにつきましては自治会をそれぞれ網掛
けをするわけですけれども、明確にその範囲というものが設定できません。そこでその集落に
付随して新築住宅等の建設も予測されますことから、最初くくりだけをばしてしまうと、これ
らの取扱いが非常におかしくなるというようなことで、その集落への加入の仕方もいろいろあ
ろうかと思いますので、その辺を勘案した中でこの自治会に一部をば追加した方がいいという
判断からこのような表現をさしていただいたところでございます。
そ れ と ハ ー モ ニ ー 団 地 の 単 価 で ご ざ い ま す が 、 こ れ に つ き ま し て は こ れ ま で 、 平 成 13年 度 に
1万 二 千 約 五 百 平 米 ほ ど 、 さ ら に 平 成 17年 度 に 701平 米 ほ ど 購 入 を し て お り ま す 。 平 成 13年 度
では、これにつきましては原価方式ということで素地価格から工事費を算入し、さらに借入利
子 等 を 合 わ せ た 原 価 方 式 で ご ざ い ま す が 、 平 成 13年 度 で は 2万 7,891円 、 平 方 メ ー ト ル 当 た り 、
さ ら に 17年 度 で は 2万 9,632円 で 購 入 を し た と こ ろ で ご ざ い ま す 。 今 回 に つ き ま し て は 、 こ の
部分を、今、議員おっしゃいますように、評価がいくらか下がってきておりますので、再度こ
の原価方式から鑑定評価方式に変更をしていただいて、それを根拠にして今回の価格設定を決
め た と こ ろ で ご ざ い ま し て 、 単 価 に つ き ま し て は 平 米 当 た り 2万 7,000円 と い う 価 格 で 、 単 価
で購入をしようとするものでございます。住宅建設後のこの入居についてでございますが、こ
の団地につきましてはこれまでもこの入居申込み、こういう部分については、市街地に近接し
ているということもございましょうけれども、非常に高うございますので、今後、建設されて
も入居についてはほぼ問題なく推移していくというようなふうに考えているところでございま
す。
〇市長(川野信男)
先ほどの答弁を一部訂正さしていただきます。さっき損害賠償に関しまし
て「市が工事をいたした。」と、こういうふうに申し上げましたけれども、県が工事をいたし
たものをば、市が譲渡を受けたものでございます。訂正さしていただきます。
- 230 -
〇産業振興部長(上野哲郎)
復旧の計画でございますけども、護岸の方がまず整備がされない
ことには堤防という所までいかないわけですけども、県の方にも度々早く工事をしていただく
ようお願いをしているところですけども、これからもさらに県の方にお願いをして参りたいと
いうふうに思っております。
〇21番議員(鳥居亮幸)
これまでの県の対応としてはどういう回答が出てきているのかです
ね 。 9月 の 段 階 に お い て 既 に こ う い う 怪 我 が 出 て き た 。 そ の 状 況 を 見 て み ま す と で す ね 人 が 行
きそうな場所じゃないですね。相当崩れておりますよ。ブロックどころか、下のコンクリート
の擁壁も傾いて沈んでいます。あれはもう本当に災害にかけていいぐらいの場所であります。
だから、そういうものをですねこういう怪我があったのに放置されているということが問題だ
と、私。ほかにもですね危険の、通学路道路なんかで危険な場所を杭を打ってですね「危険で
す。」というのが立ててあります。そういう所もまた車が陥没したとなればまた賠償になるの
かなあと私は想像したんですよ。こういう既に起こった所は県に対して早急にこの対策をとる
ように、これは単に人身事故ということだけじゃなくて、その河川のこう大きな災害につながっ
ていくというような場所でありますので、相当県には強く要求すべきものではなかったと思い
ますが、今、折衝はしているということでしたけれども、優先的にですよこの箇所はその護岸
をし直してもらうというような強い姿勢は市長は持っておられないのかお尋ねします。
〇市長(川野信男)
これまでも再三県の方にはそういう要請もいたしておりますが、いろんな
事情で今日まで残っておる。これはもう実態でございます。ただ危険という面では、もともと
通常誰でもが行くような場所でない。そして、また、現に危険であるということが判明いたし
ておりますので、立入りを禁止すると。もともと一般立入りはあり得るようななかなかそうい
う場所ではないような気もいたしますけれども、ただ現にそういうような実態がございました
ので、立入りを禁止すると、こういうような措置で当面はいかざるを得ないと、こういうふう
に思っておるところでございます。県とも十分今後とも協議はいたして参りたいと思います。
〇議長(石井博美)
ほかに。
[「なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
質 疑 を 終 わ り ま す 。 議 案 第 73号 か ら 議 案 第 76号 ま で の 議 案 4件 は 産 業 建 設
委員会へ付託いたします。
△
〇議長(石井博美)
日 程 第 14
請願等の付託
次 は 、 日 程 第 14、 請 願 等 の 付 託 を 行 い ま す 。
去 る 6月 定 例 会 後 締 切 日 ま で に 請 願 3件 と 陳 情 1件 を 受 理 し て い ま す 。 請 願 第 4号 か ら 請 願
第 6号 ま で と 陳 情 第 4号 は 、 お 手 元 に 配 付 の 文 書 表 の と お り 所 管 の 委 員 会 に 付 託 い た し ま す 。
暫時休憩します。
- 231 -
〇議長(石井博美)
休憩
午前11時30分
再開
午前11時40分
再開します。
こ こ で 、 報 告 第 15号 及 び 報 告 第 16号 を 再 度 日 程 に 追 加 し て 議 題 と い た し た い と 思 い ま す が 、
御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
御 異 議 な し と 認 め ま す 。 し た が っ て 、 報 告 第 15号 及 び 報 告 第 16号 を 日 程 第
15及 び 日 程 第 16と し 議 題 と す る こ と に 決 定 し ま し た 。
〇議長(石井博美)
△
日 程 第 15
報 告 第 15号 及 び
△
日 程 第 16
報 告 第 16号
そ れ で は 、 日 程 第 15、 報 告 第 15号 、 平 成 20年 度 株 式 会 社 杜 氏 の 里 笠 沙 事 業
計 画 に つ い て 及 び 日 程 第 16、 報 告 第 16号 、 平 成 19年 度 株 式 会 社 杜 氏 の 里 笠 沙 の 決 算 に つ い て の
2件 を 一 括 議 題 と い た し ま す 。
〇市長(川野信男)
お 答 え 申 し 上 げ ま す 。 報 告 の 12ペ ー ジ を お 開 き を い た だ き ま す け れ ど も 、
市 の 方 が 指 定 管 理 料 と し て 60万 ほ ど 支 出 を い た し て お る わ け で ご ざ い ま す が 、 こ の 損 益 計 算 書
の 中 で 営 業 外 収 益 と い た し ま し て 60万 と い う の を こ こ に 記 入 す べ き で ご ざ い ま し た 。 さ ら に 、
また、掛かる費用の方で営業外費用としてその分の支出分をその下に計上すると、こういうよ
うなのが当然でございますけれども、若干担当がそれをその失念いたしておりまして、ここに
記入漏れと、こういうことになっておるようでございます。今後の報告の修正等をどうするか
ということについては、若干手続的なこともございますので、今回できませんけれども、これ
は監査報告とか、内部的にはそういう処理もございますので、そうした経緯を踏まえた上で今
後処理さしていただきたいと、こういうふうに思っております。大変この報告書、不十分であっ
たことについてお詫びして訂正申し上げたいと思います。なお、細かな数字については担当の
者から報告をいたさせます。
〇新産業創造室長(峰元義人)
杜氏の里の決算書につきまして、ただ今、市長が申し上げまし
た よ う に 、 本 来 な ら ば 指 定 管 理 料 60万 、 杜 氏 の 里 公 園 の 指 定 管 理 料 60万 と い う こ と で こ の 報 告
12ペ ー ジ の 雑 収 入 、 営 業 外 収 益 の 所 に 受 託 料 と い う こ と で 60万 、 そ れ か ら 営 業 外 費 用 と い う こ
と で 、 こ れ が 、 こ れ の 決 算 上 49万 9,099円 の 委 託 料 と い う も の が 出 て く る は ず で ご ざ い ま し た
が 、 漏 れ て し ま っ て お り ま す 。 こ の 差 額 に つ き ま し て は 、 報 告 11ペ ー ジ の で す ね こ の 預 り 源 泉
税 と 、 こ の 負 債 の 部 の 預 り 源 泉 税 と 他 で す ね 、 こ こ の 19万 8,518円 、 こ の 中 に そ の 差 額 の 10万
901円 を そ の 預 り 金 と い う 形 で 入 れ た と い う 形 に な っ て お り ま す 。 本 来 な ら ば こ こ で 収 入 と 支
出の差というのがこの損益計算書のこの利益の所の方に出てくるわけですけれども、そういう
- 232 -
処 理 を し て い る と い う こ と で す 。 そ れ か ら 、 も う 1点 、 先 ほ ど お 答 え し た こ の 繰 越 利 益 剰 余 金
の内訳が分かりにくかったという報告を受けておりますので、改めて答弁さしていただきます
が 、 現 在 こ の 報 告 書 の 数 字 で 申 し 上 げ ま す と 繰 越 利 益 剰 余 金 が 451万 3,868円 ご ざ い ま す 。 こ
れ の 内 訳 と 言 い ま す か 、 こ の 損 益 計 算 書 の 方 の 利 益 の 方 が 448万 7,172円 と な っ て お り ま す が 、
これが前期の決算でその配当とか、それから利益準備金とか、全部支払いした後の繰越額が 2
万 6,692円 ご ざ い ま し た の で 、 合 わ せ て 451万 3,868円 と な っ て お り ま す 。 こ の う ち か ら 配 当 、
3パ ー セ ン ト の 配 当 、 1株 1,500円 で 210万 円 支 出 、 そ れ か ら 別 途 積 立 金 と し て 200万 円 、 そ れ
か ら 利 益 準 備 金 で 25万 、 そ の 差 額 の 16万 3,868円 に つ い て は 、 こ れ は 来 年 度 へ の 繰 越 し と い う
ことになります。以上、報告させていただきます。
〇議長(石井博美)
〇議長(石井博美)
暫時休憩します。
休憩
午前11時43分
再開
午前11時50分
再開します。
〇15番議員(室屋正和)
いろいろ違いがあるようでございまして、私もなかなか納得し難い
わけですけども、実はですね、一昨日、月曜日ですね、私が一般質問をしました。その時にで
すね、私は改革プランのことでいなほ館のことについて決算のことを申し上げました。私はこ
の時にですね償却をしてないんじゃないかと。こういうことで作ったような決算じゃないかと、
こういうふうに申しました。作ったとは申しません。作ったような決算じゃないかと、こうい
うことを申しました。それでその時、市長はですね、会社はですね運営会社であると。そんで
固定資産をですねこういうするわけはないと、固定資産をこういうするわけはないと。それで
出来上がった施設をですね運営をしてほしいと、こういうことで委託をしたり、指定管理者に
お願いするんだと、こういうことですね。「それでもともと固定資産はあるわけがない。」と、
こういうことも言うたわけですね。そこで「操作をするとかですね、株式会社としてそのよう
な 操 作 を す る こ と は な い と 明 言 し た 。」、 こ う 言 い ま し た 。 そ こ で で す ね 、 私 が 第 1点 目 に 申 し
上げました固定資産ですよ。ここはちゃんと二百数十万固定資産の償却をしているんですね。
いなほ館はしてないんですね。それはプラスがあるからなんですよ。プラスがあるから償却す
ることであって、ここいなほ館は償却してない。だから、この前、市長が言われたことと全然
違うような気がするんですね。そういうところは市長はですね、当初申したその、一般質問で
その固定資産はないとか何とか言います。ここはちゃんと償却しているわけです。その付近の
こ と の 見 解 を も う 1回 で す ね お 願 い し ま す 。 そ れ と で す ね 、 今 、 こ う い う 2番 目 の 営 業 外 収 益
ですよ。そういう、いい加減と言えば、私に言えばいい加減ですよ。営業外収益は入れないで、
営 業 外 収 益 は 49万 九 千 い く ら あ っ た と 、 こ う い う こ と で ご ざ い ま す け れ ど も 、 も う そ れ は 今 、
皆 さ ん と 休 憩 中 に 申 し ま し た よ う に 、 も う 1回 そ の 付 近 を で す ね ち ゃ ん と 整 理 を し て し っ か い
- 233 -
と し た 書 類 を 出 し て い た だ き た い と 、 そ う い う こ と で す ね 。 そ れ で こ の 収 益 は 451万 3,868円
あ る わ け で す け れ ど も 、 そ の 中 で 株 式 配 当 が 210万 あ る わ け で す け れ ど も 、 そ の 210万 の う ち
で す ね 南 さ つ ま 市 の 分 の 配 当 は い く ら に な る か 。 そ こ を ち ょ っ と お 願 い し ま す 。 そ の 2点 、 市
長 の そ の 固 定 資 産 の 見 解 の 分 と 2点 お 願 い し ま す 。
〇市長(川野信男)
運営会社でありますんで、固定資産を持つこと云々と、こういうようなこ
とを申し上げました。一般的にそういうようなことで申し上げたわけでございます。ただこの
杜氏の里の場合は若干その営業的にも黒字を出しておることから、ある程度の施設については
お互いに話をすることによって処理をしておると、こういうような面があるわけでございます。
例えば、会社の方が利益を出してということになりますと、こういうことを言っちゃどうでしょ
うけれども、税金との係わりもあるもんですから、いわゆる固定資産という形で、本来市が行
うべきものを使用料という形でいただくんじゃなくて、自ら固定資産を持つと、こういうよう
な形で運営をさしていただいておる面もあるわけでございます。そしてそのことについては減
価償却はきちっとやっておると、こういうような経緯がございます。いなほ館につきましては、
これはどういういきさつかは別といたしまして、いろんな施設を整備をいたしてございます。
これはいなほ館自身の経理の中で施設整備をしておると、こういうような面もあるわけでござ
いますが、これらについては、私が申し上げましたのは、一般的にはこれは設置者が整備すべ
きものがあるようでありますということを前提として申し上げたわけでございます。また、減
価償却につきましてもいなほ館の場合もずうっとやってないというわけではございませんで、
やってきておりますが、ただ私どもいなほ館の経営実態から見た場合に、いなほ館でいわゆる
施設整備、施設整備と言っても諸修理みたいなものでございます。実際は資産として残るよう
なものはないわけです。どちらかというと見せ掛けの資産ということになるもんですから、こ
れでは今後の運営上やはり支障があるじゃないか。こういうような思いもいたしてございます
が、これはこれまでのいろんな経緯もありますので、そうしたものを踏まえて今後は対処して
参りたいと、こういうふうに思っております。
〇新産業創造室長(峰元義人)
19年 度 の 市 へ の 配 当 で す が 、 先 ほ ど 申 し ま し た よ う に 、 3パ ー
セ ン ト 配 当 、 全 1,400株 の う ち 市 が 842株 持 っ て お り ま す 。 842株 掛 け る 1,500円 で 市 へ の 配
当 が 126万 3,000円 と な っ て お り ま す 。
〇15番議員(室屋正和)
市長の固定資産のですね償却に言われるのはなかなかちょっと私も
判断しにくいんですけれども、会社ですから、もちろん儲かれば、それはもうもちろん償却し
ていきます。していきます。それは儲かってないのに別に償却する必要もないわけですけれど
も、償却をせんないかんという規則はありませんし、その付近は私も十分分かって質問してい
るわけです。ですから、都合のいい時は償却して税金、言うちゃ悪いという、さっきと一緒で
すよ。税金を少なくする。抑えるというような方策をとるわけですよね。ですから、儲かって
ないのにそういう償却していったらどんどん赤字は増えるだけのことであってですね、その付
- 234 -
近は抑えたんじゃないかということで私は一般質問の中ではそのいなほ館についてはその償却
をしてない。だから、そこは作ったような決算じゃないかというように申しただけです。もち
ろんいなほ館はですね、私もずうっと過去を調べてみますと、ずうっと、木花館ですね、木花
館と一緒になる前までぐらいはずうっと償却しております、もう過去ですね。それで一緒になっ
て こ こ 3年 間 ぐ ら い で す か ね 、 3年 間 ぐ ら い が ず う っ と 償 却 し て な い よ う な 計 算 に な っ て お り
ますけれども、それは会社の考え方ですから、それはそれでいいと私も思うんです。ですから、
そういう黒字を単年度つくらんないかんということでしたんじゃないかなあというようなふう
に私は印象を持ってその作ったようなということを表現したわけですけれども、市長は昨日の
一般質問の中では「見せ掛けの決算じゃない。」と、こういうふうに申しましたけれども、私
も そ れ を 信 用 し た い と 、 こ う い う ふ う に 思 っ て お り ま す 。 そ こ で で す ね 、 先 ほ ど 配 当 は 210万
の う ち 市 の 方 に 入 る の は 持 ち 株 の 1,400株 の う ち の 八 百 六 十 何 株 で す か ら 、 も ち ろ ん 126万 の 、
126万 3,000円 は 市 の 方 の 分 と い う こ と に な り ま す け れ ど も 、 そ れ は 少 々 ぐ ら い は 、 今 の 60万
円の問題があっても全然変わりはないと思いますけれども、これはこれで処分の額は分かりま
したので、それはもうそれでいいですけれども、さっき申し上げました処置はですねしっかり
とした報告を今後またしていただきたいと、早急にですね、お願い申し上げます。
〇議長(石井博美)
この件については市長から撤回の申出がありましたので、この際、日程に
追 加 し 、 日 程 第 17と し て 報 告 第 15号 、 平 成 20年 度 株 式 会 社 杜 氏 の 里 笠 沙 事 業 計 画 に つ い て 及 び
報 告 第 16号 、 平 成 19年 度 株 式 会 社 杜 氏 の 里 笠 沙 の 決 算 に つ い て の 撤 回 に つ い て を 議 題 と い た し
たいと思いますが、御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
御 異 議 な し と 認 め ま す 。 し た が っ て 、 本 件 を 日 程 第 17と し 議 題 と す る こ と
に決定しました。
△
〇議長(石井博美)
日 程 第 17
報 告 第 15号 及 び 報 告 第 16号 の 撤 回 に つ い て
日 程 第 17、 報 告 第 15号 及 び 報 告 第 16号 の 撤 回 に つ い て を 議 題 と い た し ま す 。
報 告 第 15号 、 平 成 20年 度 株 式 会 社 杜 氏 の 里 笠 沙 事 業 計 画 に つ い て 及 び 報 告 第 16号 、 平 成 19年 度
株式会社杜氏の里笠沙の決算についての撤回については、これを承認することに御異議ありま
せんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
御 異 議 な し と 認 め ま す 。 よ っ て 、 報 告 第 15号 、 平 成 20年 度 株 式 会 社 杜 氏 の
里 笠 沙 事 業 計 画 に つ い て 、 報 告 第 16号 、 平 成 19年 度 株 式 会 社 杜 氏 の 里 笠 沙 の 決 算 に つ い て の 撤
回については承認することに決定いたしました。
以上で本日の日程はすべて終了いたしました。
本日はこれで散会いたします。
- 235 -
散
会
午後
零時00分
- 236 -
第 4回 南 さ つ ま 市 議 会 定 例 会 会 議 録 ( 第 6日 目 )
1.開
会
日
時
平 成 20年 9月 12日 ( 金 ) 午 前 10時
1.議
事
日
程
( 第 6号 )
〇開
日程第 1
日程第 2
日程第 3
日程第 4
日程第 5
日程第 6
日程第 7
日程第 8
議
議 案 第 77号
平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 一 般 会 計 補 正 予 算
( 第 5号 )
議 案 第 78号
平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 国 民 健 康 保 険 特 別 会
計 補 正 予 算 ( 第 1号 )
議 案 第 79号
平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 老 人 保 健 医 療 特 別 会
計 補 正 予 算 ( 第 1号 )
議 案 第 80号
平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 後 期 高 齢 者 医 療 特 別
会 計 補 正 予 算 ( 第 1号 )
議 案 第 81号
平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 介 護 保 険 特 別 会 計 補
正 予 算 ( 第 1号 )
議 案 第 82号
平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 土 地 区 画 整 理 特 別 会
計 補 正 予 算 ( 第 1号 )
議 案 第 83号
平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 診 療 所 特 別 会 計 補 正
予 算 ( 第 1号 )
議 案 第 84号
平 成 19年 度 南 さ つ ま 市 一 般 会 計 歳 入 歳 出 決
算の認定について
- 237 -
質
疑
同
上
同
上
同
上
同
上
同
上
同
上
同
上
日程第 9
日 程 第 10
日 程 第 11
日 程 第 12
日 程 第 13
日 程 第 14
日 程 第 15
日 程 第 16
日 程 第 17
日 程 第 18
日 程 第 19
議 案 第 85号
平 成 19年 度 南 さ つ ま 市 国 民 健 康 保 険 特 別 会
計歳入歳出決算の認定について
議 案 第 86号
平 成 19年 度 南 さ つ ま 市 老 人 保 健 医 療 特 別 会
計歳入歳出決算の認定について
議 案 第 87号
平 成 19年 度 南 さ つ ま 市 介 護 保 険 特 別 会 計 歳
入歳出決算の認定について
議 案 第 88号
平 成 19年 度 南 さ つ ま 市 簡 易 水 道 事 業 特 別 会
計歳入歳出決算の認定について
議 案 第 89号
平 成 19年 度 南 さ つ ま 市 漁 業 集 落 環 境 整 備 事
業特別会計歳入歳出決算の認定について
議 案 第 90号
平 成 19年 度 南 さ つ ま 市 農 業 集 落 排 水 事 業 特
別会計歳入歳出決算の認定について
議 案 第 91号
平 成 19年 度 南 さ つ ま 市 土 地 区 画 整 理 特 別 会
計歳入歳出決算の認定について
議 案 第 92号
平 成 19年 度 南 さ つ ま 市 診 療 所 特 別 会 計 歳 入
歳出決算の認定について
議 案 第 93号
平 成 19年 度 南 さ つ ま 市 交 通 災 害 共 済 特 別 会
計歳入歳出決算の認定について
議 案 第 94号
平 成 19年 度 南 さ つ ま 市 特 別 養 護 老 人 ホ ー ム
事業特別会計歳入歳出決算の認定について
議 案 第 95号
平 成 19年 度 南 さ つ ま 市 水 道 事 業 会 計 決 算 の
認定について
- 238 -
質
疑
同
上
同
上
同
上
同
上
同
上
同
上
同
上
同
上
同
上
同
上
日 程 第 20
日 程 第 21
〇休憩
議 案 第 96号
平 成 19年 度 国 民 健 康 保 険 南 さ つ ま 市 立 坊 津
病院事業会計決算の認定について
予決算特別委員会の設置、付託及び委員の選任について
疑
議 長 発 議
(B組)
予決算特別委員会正・副委員長の互選
〇互選の結果報告
〇散
質
議
会
1.本日の会議に付した事件
〇議事日程のとおり
- 239 -
長
1.会議に出席した議員(27名)
1番議員
貴
島
修
2番議員
清
水
春
男
3番議員
大
迫
久
光
4番議員
大
原
俊
博
5番議員
髙
倉
正
文
6番議員
三
角
勝
嘉
7番議員
有
村
義
次
8番議員
山
下
美
岳
9番議員
諏
訪
昌
一
10番議員
野
下
寛
俊
11番議員
下
釡
清
和
12番議員
小
園
藤
生
13番議員
下
野
認
14番議員
永
山
薩
男
15番議員
室
屋
正
和
16番議員
園
田
17番議員
相
星
二三夫
18番議員
南
19番議員
平
石
一
善
20番議員
若
21番議員
鳥
居
亮
幸
22番議員
23番議員
井
料
健
造
25番議員
柳
元
拓
夫
27番議員
石
井
博
美
豊
敏
子
松
正
伸
上
園
邦
丸
24番議員
新
澤
廣
美
26番議員
古
木
健
一
長
金
田
鶴
見
記
宮
内
雅
史
1.会議に欠席した議員(0名)
1.会議に出席した事務局職員(4名)
事
務
局
書
長
田
中
茂
穂
議
記
井
上
喜
詞
書
事
係
1 . 法 第 121条 に よ る 会 議 に 出 席 し た 説 明 員 ( 3 2 名 )
市
長
川
野
信
男
副
市
長
相
星
完
治
長
坂
口
二
郎
教
育
長
出
口
定
昭
長
柴
田
達
朗
企画政策部長
山
口
力
三
市民福祉部長
久保薗
秀
徳
産業振興部長
上
野
哲
郎
建
設
部
長
山
下
和
隆
会 計 管 理 者
放生会
教
育
部
長
染
川
勝
夫
代表監査委員
新
屋
眞
二
総務部総務課長
長
濱
一
盛
総務部財政課長
塩
賀
千
弘
総務部税務課長
有
馬
安
行
企画政策部企画
中
山
秀
次
橋
口
一
郎
副
総
市
務
部
課
企 画 政 策 部
新産業創造室長
峰
元
義
人
長
市民福祉部市民
生
隆
活
- 240 -
課
長
市民福祉部保健
課
産
課
備
課
局
田
彰
片
平
善
英
野
重
美
宝
門
孝
礼
武
隆
之
康
文
本
坊
佳
彦
樋
渡
千
昭
橋
口
和
行
末
永
有
村
長
長
教育部教育総務
- 241 -
孝
一
長
病院事務局長
スポーツ課長
茂
長
教育部生涯学習
課
宇治野
澤
長
建設部建築住宅
課
瀬戸山
課
建設部建設整備
課
長
教 育 部 生 涯
光
課
川
新
長
産業振興部商工
観
長
教育部学校教育
課
長
長
農業委員会事務
市民福祉部福祉
課
長
建設部都市整備
課
一
長
産業振興部農地
整
祐
長
産業振興部農林
水
阿久根
尾場瀬
仁
△
〇議長(石井博美)
△
日程第 1
〇議長(石井博美)
開
議
午前10時00分
ただ今から本日の会議を開きます。
議 案 第 77号
平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 一 般 会 計 補 正 予 算 ( 第 5号 )
日 程 第 1 、 議 案 第 77 号 、 平 成 20 年 度 南 さ つ ま 市 一 般 会 計 補 正 予 算 ( 第 5
号)を議題といたします。質疑に入ります。御質疑ありませんか。
〇11番議員(下釡清和)
主 な 事 業 の 概 要 の 中 で ち ょ っ と 質 問 い た し ま す 。 ま ず 、 2ペ ー ジ で
す ね 、 2ペ ー ジ の 民 生 費 の 心 身 障 害 者 福 祉 費 の 障 害 者 自 立 支 援 総 合 対 策 事 業 333万 4,000円 で
すが、支援体制の整備事業を実施する事業所、これは具体的にどこなのかということ、その補
助 の 内 容 で す ね 。 そ れ か ら 、 あ と 33万 4,000円 に つ い て は シ ス テ ム 改 修 に 係 わ る 経 費 と い う こ
となんですが、その内容についてお尋ねいたします。
そ れ か ら 、 次 の ペ ー ジ の 3ペ ー ジ に な り ま す が 、 説 明 書 で は 38ペ ー ジ で す か ね 、 農 林 水 産 業
費の農業振興費、施設園芸原油価格高騰緊急対策事業、具体的に施設設備の整備を支援すると
いうふうになっていますが、その中身はどういうふうになっているのか。あるいはどこを考え
ているのかお尋ねします。
それから、その下の方の商工費の観光施設費ですが、いなほ館事業ですね、施設整備に要し
た 費 用 に 対 す る 補 助 と い う ふ う な こ と で 1,450万 、 一 般 財 源 の み な ん で す け れ ど も 、 こ れ は ど
ういう整備をする考えなのか。それと事業費に対する全額をするのかどうか。それ辺も含めて
お願いいたします。
そ れ か ら 、 説 明 書 の で す ね 4ペ ー ジ 、 44ペ ー ジ か ら 45ペ ー ジ に 関 連 す る 教 育 費 の 社 会 体 育 施
設 費 で す け れ ど も 、 こ の 中 の 体 育 施 設 管 理 運 営 事 業 318万 5,000円 と い う こ と で 出 し て ご ざ い
ま す が 、 市 長 の 説 明 の 中 で は 備 品 購 入 費 346万 5,000円 の 増 額 補 正 だ と い う こ と で 出 し て い る
ん で す け れ ど も 、 説 明 書 の 中 で は 機 械 器 具 が 400万 5,000円 、 そ れ か ら あ と 庁 用 器 具 費 が 23万
あるんですが、その数字の違いとですね中身についてお尋ねします。取りあえず以上です。
〇市民福祉部長(久保薗秀徳)
障害児を育てる地域の支援体制整備事業を実施する事業所とい
うことですけれども、これは金峰町のHAS療育センターでございます。これは障害者を育て
る保護者は一般の子育てグループに入ると疎外感などを感じることから、子育てグループの利
用を敬遠しているケースがあり、気軽に育児についての不安を打ち明ける場所がないというこ
とで、このような親の不安解消のための交流の場を整備し、気軽に利用できるような仕組みと
することで障害者を抱える親の育児不安の軽減を図るとともに、相談の充実を図ることを目的
とするものでございます。事業といたしまして障害児を育てた子育ての先輩等との体験交流の
ス ペ ー ス と い う こ と で 施 設 改 修 の 費 用 と し て 計 上 し た も の で 、 300万 計 上 し た も の で ご ざ い ま
す。
〇農林水産課長(長田
彰)
施設園芸原油価格高騰緊急対策事業の中身でございますが、これ
- 242 -
は 品 目 は み か ん と ピ ー マ ン に な っ て お り ま す 。 み か ん に つ い て は 、 ビ ニ ー ル の 三 重 被 覆 が 3,000
平 米 、 あ と ハ ウ ス 内 の 循 環 扇 が 5台 、 あ と タ イ マ ー の 制 御 盤 と い う こ と で 1台 考 え て お り ま し
て 、 ピ ー マ ン に つ き ま し て は サ ー モ ス タ ッ ト を 4台 入 れ る と い う 形 で 考 え て お り ま す 。 以 上 で
ございます。
〇福祉課長(新澤康文)
障害者自立支援総合対策事業のこの分の二つ説明がありますけれども、
シ ス テ ム 改 修 に 係 わ る 経 費 で す け れ ど も 、 こ れ は 通 常 当 初 の 予 算 に 国 か ら で す ね 20パ ー セ ン ト
の 上 限 額 を 幅 を 広 め ま し ょ う と い う こ と で 委 託 料 と し て 33万 4,000円 増 額 補 正 し た と こ ろ で あ
ります。システム改修につきましては、議員御承知のとおり、福祉サービス事業、地域生活支
援事業、様々な事業が福祉サービスにはございまして、その中の個々の障害者の方々のサービ
スの内容、程度、そしてサービスをいくら使ったというそういう整備をすることと関係課との
連携を深めるために関係課との連絡ができるようなシステムを今考えているところでございま
す。
〇生涯スポーツ課長(宇治野隆之)
体 育 施 設 管 理 運 営 事 業 の 318万 5,000円 の 内 容 で ご ざ い ま
す け れ ど も 、 加 世 田 運 動 公 園 の 方 で 当 初 181万 1,000円 の 加 世 田 運 動 公 園 施 設 内 の エ ア レ ー シ ョ
ン等の関係委託料を掲載しておりましたけれども、笠沙教育課の方にスポーツトラクター等が
ご ざ い ま し て 、 そ れ を 活 用 し て 市 内 全 体 で 活 用 し よ う と い う 計 画 で 128万 5,000円 の 減 額 を し
たところでございます。それと加世田運動公園の陸上競技場内に散水施設が整備しております
けれども、デンソーカップサッカー大会を開催する関係で散水施設の整備を必要とすることか
ら 22万 7,000円 を 計 上 し た と こ ろ で ご ざ い ま す 。 散 水 施 設 に つ き ま し て は 現 在 あ り ま す け れ ど
も 、 老 朽 化 が 進 ん で い る 関 係 で 現 在 使 え な い た め に 22万 7,000円 を 臨 時 的 に 施 設 を 整 備 し よ う
ということで計上したところでございます。それから、今度、デンソーカップの関係で、ああ、
ごめんなさい。間違いました。失礼しました。体育施設の、南さつま市全体でエアレーション
等の工事をする関係で、それに伴う、エアレーション等が済んだ後に目土として散布する土代
が 77万 8,000円 を 計 上 し て い る と こ ろ で ご ざ い ま す 。 そ れ か ら 、 そ の ス ポ ー ツ ト ラ ク タ ー を 活
用するために機械器具の備品の整備ということで、エアレーションを行う機械と、それから目
土 を 散 布 す る た め の ト ッ プ ド レ ッ サ ー と い う 機 材 で す け れ ど も 、 そ れ を 合 わ せ て 346万 5,000
円計上したところでございます。以上です。
〇新産業創造室長(峰元義人)
いなほ館の施設整備に要した費用に対する補助ということで
1,450万 補 正 予 算 を お 願 い し て ご ざ い ま す 。 こ れ に つ き ま し て は 、 い な ほ 館 の 固 定 資 産 の う ち 、
本 来 市 が す べ き で あ っ た も の を い な ほ 館 の 資 金 の 方 で 整 備 し た も の 、 こ れ ら に つ き ま し て 1,450
万を補助金としていなほ館の方に補助するというものです。全額補助することとしております。
〇11番議員(下釡清和)
いなほ館の事業の関係ですけれども、具体的にどういう、市が本来
すべきものがいなほ館がしたということなんですけれども、どういうものなのか。
〇新産業創造室長(峰元義人)
ま ず 、 建 物 で す が 、 ソ バ 小 屋 を 平 成 12年 12月 に 整 備 し て ご ざ い
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ま す 。 そ れ か ら 附 属 設 備 と し ま し て プ ー ル の シ ャ ワ ー の 増 設 を 4基 し て お り ま す 。 そ れ と 構 築
物、これが天然ガス転換工事をやっております。それから、機械装置としましてポンプ、温泉
を汲み上げるポンプ、それと電話設備、それから器具備品ということで水風呂の取替工事をやっ
ております。これらに要する経費を補助しようとするものです。
〇11番議員(下釡清和)
大分前のままでしている感じもするんですけれども、今回そういう
ことで、今回そういうことでしたという理由といいますか、それについてお尋ねします。
〇市長(川野信男)
私から答弁いたします。御案内のとおり、いなほ館、累積赤字大変たくさ
んあるわけでございます。それらの内容についていろいろ分析もいたしておるわけでございま
すけれども、いなほ館につきましてはもともと運営をする会社でございます。施設設備は市あ
るいは町の方で整備をいたしまして、それを管理運営する。これがいなほ館の本来の私は姿じゃ
なかろうかと、こういうふうに思っております。ところが、途中の過程の中で、町の財政事情
いろいろあったんだろうと思いますけれども、直接いなほ館が今説明申し上げたような施設の
整備をいたしてございます。これらがやはり累積赤字に大きな影響が及ぼしておるというそう
いうような実態もございましたので、この際、その分については本来の姿に戻そうと、こうい
うことで今回の助成という形でいたしたわけでございます。かつて開設準備金というものもあ
りましたが、その開設準備金についても、一時立替えということなんでしょうか、いなほ館株
式会社がいわゆる支出をいたしまして、その後何年か後に町の方で助成をすると、こういうよ
うな対応もいたしておりますので、当時の考え方といたしましては、一時的なものとしてもそ
ういうような管理会社であるいなほ館がいたした上で、いなほ館の経営状況によってはそのま
まというそういう意図もあったと思いますけれども、そういうような運営もいたしておりまし
たので、今回、累積赤字が大変多額に上っておる。これからの対応をどうするかということを
考えますというと、できるだけこの累積赤字を縮小しておくということ、このことがこれから
の対応のために必要じゃなかろうか。こういうことから、当然といいましょうか、本来どっち
がすべきかというのは、それはいろいろ考え方はあると思いますけれども、こうした施設整備
的なものについては設置者がすべきだというような観点から助成という格好で処置をいたした
と、こういうものでございます。
〇議長(石井博美)
ほかにありませんか。
〇13番議員(下野
認)
予 算 書 の 31ペ ー ジ の で す ね 地 域 等 環 境 整 備 基 金 の 繰 入 金 の 186万 円
の そ の 充 当 先 は 、 こ の 予 防 費 の で す ね 13の 委 託 料 の 1,065万 8,000円 の 中 に 入 っ て い る と 思 い
ま す が 、 そ う す れ ば で す ね 、 こ の 概 要 の で す ね 2ペ ー ジ の 予 防 費 の 中 の 温 泉 プ ー ル 効 能 実 証 モ
デ ル 事 業 の 180万 と い う 中 で 、 温 泉 プ ー ル 利 用 者 の 身 体 状 況 の 変 化 や 医 療 費 の 動 向 を 検 証 す る
と い う こ と で 対 象 者 が 60名 と い う ふ う に な っ て お る ん で す が 、 こ の 対 象 者 は ど の よ う な 人 か 。
また、その対象者は南さつま市市民全員のものか。それとも市外の者も入っているもんかをお
伺いいたします。
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〇保健課長(阿久根祐一)
私の方からは、この温泉プール効能実証のモデル事業でございます
が 、 今 回 で す ね こ の 温 泉 プ ー ル 実 証 モ デ ル 事 業 を す る に 当 た っ て は 、 対 象 者 を 60歳 以 上 、 モ デ
ル地区をですね旧金峰町の白川地区、大坂地区、それと金峰町内の一般公募という方でそれぞ
れ の 地 区 か ら 20名 ず つ を 公 募 す る 予 定 で ご ざ い ま す 。 内 容 と し ま し て は 、 こ の 温 泉 プ ー ル を 利
用しての教室型ということで、インストラクターあるいは保健師が付いてですねそれぞれ週 2
回実証をするということで、そのコースについてはそれぞれ地区の人をばですね曜日を限定し
まして教室に参加してもらうという事業を計画しているところでございます。
〇13番議員(下野
認)
地 区 は 、 白 川 、 大 坂 と い う よ う な こ と で 、 あ と 校 区 を 20名 ぐ ら い ず
つというようなことですが、笹連校区は入ってないわけですかね、同じこう隣接しているんで
すが。
〇保健課長(阿久根祐一)
〇2番議員(清水春男)
この大坂地区の中に笹連も含んでおります。
ま ず 、 1ペ ー ジ の 財 産 管 理 費 の 中 で 合 併 特 例 債 の 借 入 れ に よ り 地 域 振
興 基 金 に 積 み 立 て る と い う こ と な ん で す が 、 や っ ぱ り 額 が 9億 5,000万 と い う こ と で 、 こ れ は
借り入れて基金に積むということになると、やはりこれの関係でいくと、事業を起こさない限
り、利子というか、何か発生はしないものかどうかということで。借り入れてやっぱい積み立
て る わ け で す か ら 、 そ の 利 子 と い う の は 発 生 し な い の か と い う の が 1点 で す ね 。
そ れ か ら 、 衛 生 費 の 中 で 特 定 健 診 の 受 診 希 望 者 と い う こ と で 420人 だ っ た 、 言 え ば 、 が 1,030
人 に 増 え た と か で す ね 、 こ の 後 期 高 齢 者 の 健 康 診 査 事 業 の 中 で 1,000人 を 言 わ ば 見 込 ん で い た
の に 2,500人 、 約 も う ほ ん と 1,500人 で す か ね え 、 大 き く こ う 増 え た 。 こ の 見 込 み 違 い と い う
か、これは両方ともぜひ、どういう関係かというのをぜひ聴かしていただきたい。
それから、観光施設の中でトイレの簡易水洗の亀ケ丘の整備、また、教育費の中でもトイレ
整備というのが、地区公民館のトイレ整備というのがあるんですが、ここで今、本市、高齢化
がどんどん進んでいて、お年をとった方々から、洋式と言うかですね、そういうトイレ、「腰
掛けてするトイレのあれはできないか。」という声を聴くんですけれども、そういう対処か、
何かそういう考えというのは協議されなかったものかどうか。いや、言えばもう決まっとれば、
されようと、いや、したのか。また、これからというときにはそういう検討というのはできな
いものかどうか。その点をお願いします。
〇財政課長(塩賀千弘)
財産管理事業の所の合併特例債の借入れによる地域基金に積み立てる
と い う 所 で の 利 子 は と い う 御 質 問 で す が 、 こ れ に つ き ま し て は 10年 半 年 賦 元 金 均 等 償 還 と い う
ような形での、これは借入れですので、当然金利は生じます。借入れに際しての金利は生じま
す。
〇保健課長(阿久根祐一)
健診に係わる受診者数の増でございますが、今年度から特定健康診
査が始まるということで、始まる前に希望調査を取ったところ、当初予算を組む時には例年で
やっておりました基本健診の見込み数値というものを基礎としまして予算編成をしているわけ
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でございますが、今回、希望調査を取ったところ、見込みがですねかなり多く、予算計上をし
た の は 、 こ の 見 込 数 字 の 約 4割 程 度 を 組 ん で い る わ け で す が 、 か な り こ の 委 託 業 者 に で す ね 支
出ができなくなったと想定しまして今回計上したところでございます。
〇商工観光課長(本坊佳彦)
亀ケ丘観光施設のこのトレイの水洗の工事でございますけれども、
これにつきましては、これから実施設計委託を行いまして事業を実施いたしますので、基本的
には一応そういう腰掛型という形で考えておるところでございます。
〇教育部長(染川勝夫)
笹連地区の公民館に取り付けますトイレにつきましては、女子トイレ
について二つ計画しておりますが、そのうちに一つは洋式の方をというふうに計画していると
ころでございます。
〇2番議員(清水春男)
トイレの件は分かりました。
その健診の関係で特定健診の場合、言えば予定が増えたということなんですけれども、やは
りまだこれ以上、受けたいけれども、受けられなかったという方もいらっしゃるんじゃないか
なあという思いをするんですけれども、だから、そういう点では、今回、特定健診を受けたと
いう、要は対象者の割合からしてですよ今回のこの割合というのは何割で、あとの方々の対処
というか、それはもう来年の健診の方になるものなのかですね。その点を聴かしていただきた
い。それから、後期高齢者の方々に対しても同じように、言えば見込みの関係では最初、この
後期高齢の場合には希望というか、やっぱいこれも取ってこういう現実受けた方が相当増えた
というふうにこう理解していいのかですね。その点をお願いいたしたい。
それから、先ほど利子は発生するということで、ごめんなさい。資料をちょっと言われたの
を記録できませんでしたので、もうちょっと詳しく、そしてやっぱいそれは今回、このここに
積み立てたということは、今後、やはり使うという目的が今後あるということでもう事前に借
りてここに積み立てるというふうに理解をしていいんですよね。そうしたときにその計画とい
うのは大体じゃあ何年頃というのは分かっているものなのかですね。その点をお願いします。
〇市長(川野信男)
私から答弁しない点については関係の課長から答弁させますが、まず、健
康診査の件でございます。これは御案内のとおり、後期高齢者制度のスタートによりまして今
年から初めてやった制度でございます。どれぐらいの受診があるかということの算定なかなか
難 し ゅ う ご ざ い ま し た 。 し か も 、 ま た 、 こ の こ と に つ い て は 将 来 的 に は 65パ ー セ ン ト と い う 大
変高い率がセットされております。できるだけ健診率を上げるということが今後の健康増進の
ために必要でございますので、取りあえず、当初段階では見込み計上いたしましたけれども、
今回かなり受診者が増えてきた。これはいろんな形でPRをいたしました。そうした結果によ
るものでございます。希望の者はすべて健診をすると、こういう前提ですから、今年駄目だっ
たから来年に回すとか、そういうようなことを考えておりません。ただ予算措置上は今のこう
いう数字で計算をいたしてございます。今後の動向によっては場合によってはさらなるいわゆ
る予算増と、こういうこともあり得るかもしれない。こういうふうに思っております。
- 246 -
そ れ か ら 、 基 金 の 話 で ご ざ い ま す け れ ど も 、 こ れ に つ き ま し て は 基 金 造 成 を 9億 5,000万 い
た し ま す 。 こ の 財 源 と い た し ま し て は 、 合 併 特 例 債 を 9億 250万 、 一 般 財 源 を 4,750万 充 当 い
た し ま し て 9億 5,000万 の 基 金 を つ く り ま す が 、 こ れ は 基 金 を つ く っ て 、 そ こ に 置 く だ け が 意
味がありませんので、これをいずれ活用すると、こういうことになりますけれども、現時点で
これとこれと、こういうことを特定いたしておるわけではございませんで、この合併特例債の
趣旨に合うような事業に後年度からいわゆる充当して参りたいと、こういうふうに考えておる
ところでございます。じゃあそん時に金借りたらいいじゃないかということにもなるわけでご
ざいますが、ただ特例債のいわゆるいろんな条件がありますので、可能なものは早く基金とし
て借入れをしとって、そして必要な時にその基金を取崩しをして活用しようと、こういうよう
なことでございます。また、この特例債につきましては辺地債をする段階までにいわゆるさら
に 交 付 税 措 置 が あ り ま す 。 今 、 9億 何 が し を 借 り ま し た け ど 、 こ れ 返 済 が あ り ま す が 、 返 済 の
段 階 ま で に 交 付 税 措 置 が 確 か 70パ ー セ ン ト あ り ま す の で 、 そ う い う も の を ば 有 効 活 用 す る た め
の手段としてこういうような手法を講じたと、こういうふうに理解をしていただきたいと思い
ます。適切にいわゆる基金の活用の対象の事業が生まれた段階で取崩しをして執行をいたしま
す。
〇2番議員(清水春男)
今、健診の件は大体分かりましたが。
この財産管理の関係で、今言う適正な事業というか、やるとして、そん時に使うために貯め
て お く ん だ と い う こ と な ん で す が 、 ち な み に 1年 間 の 利 子 と い う の は ど れ ぐ ら い 上 る と い う ふ
うに計算をしてるのかですね、その点を。
〇財政課長(塩賀千弘)
政 府 資 金 と い う こ と で 、 確 定 し た 数 字 は 分 か り ま せ ん け れ ど も 、 2パ ー
セントほどを見込んで我々としては対処をしようという考えでおります。
〇議長(石井博美)
ほかにありませんか。
〇9番議員(諏訪昌一)
3点 お 尋 ね し ま す 。 も う こ っ ち の 概 要 の 方 で お 尋 ね し ま す が 、 概 要 の
2ペ ー ジ 、 あ れ で い き ま す と 36ペ ー ジ の 温 泉 プ ー ル 効 能 実 証 モ デ ル 事 業 、 効 能 の 理 想 的 な 姿 に
ついて一般質問でも申し上げましたが、この事業を有効性を発揮するための専門のスタッフの
配置とかいうようなそういう部分まで含まれているものかどうか。そこまでしないと余り効用
がより効果的に、まさに効果的に発揮できないと考えるわけですが、その辺りをお尋ねいたし
ます。
そ の 次 、 42ペ ー ジ 、 教 育 費 の 教 育 行 政 評 価 事 業 で で す ね 評 価 会 議 開 催 の た め の 経 費 と い う こ
とでございますけれども、評価会議をした結果が、こういったことももっと現場からの報告書
を求めるべきではないかとか、こういったこと等の実態についてはどうなっているのかとかい
う、いわゆる何といいますか、より今よりも紙の行ったり来たりが増えるような形になる恐れ
はないのか。そうなるとするならば、非常にまたただの、子どもの教育そのものに対する部分
よりも、そういういわゆる行政の円滑化の部分だけの効果になる危険性はないのかどうか。そ
- 247 -
ういったところ、あるいは十分留意して行うということなのかどうか。それとも単純に教育委
員会の中における教育行政の実務の評価的なもの、部分だけのものなのかお尋ねをいたします。
そ れ か ら 、 43ペ ー ジ の 公 民 館 費 の 、 先 ほ ど 出 ま し た 笹 連 の ハ ー ド 整 備 の 部 分 で す が 、 こ れ は
ハードは分かるんですが、その都市地域との交流の場として整備することにより云々とありま
すけれども、都市地域との交流をより推進するためのソフト的なものというのは何か考えての
計画とか、そういったものはあるのかどうかお尋ねします。
〇保健課長(阿久根祐一)
専門的なあれが付くのかということですが、この教室型をすること
に当たっては、プール指導のですねインストラクター、専門の方をお願いするつもりでござい
ま す 。 そ れ と 教 室 に つ き ま し て は 週 に 2回 そ れ ぞ れ コ ー ス で あ る ん で す が 、 1回 に つ き ま し て
は 保 健 婦 が 必 ず い る と い う こ と で ご ざ い ま す 。 そ れ と こ の 身 体 測 定 も 2か 月 に 1回 す る と 。 そ
し て そ の 他 週 に 1回 は 必 ず 体 重 、 体 脂 肪 等 は 測 る と い う こ と で 、 当 初 医 師 の 下 で で す ね 採 血 を
し ま し て 、 そ の 検 査 も 、 3か 月 か 4か 月 に 1回 は そ う い う 血 液 検 査 等 も 行 う と い う こ と で ご ざ
います。
〇教育部長(染川勝夫)
教育行政評価事業でございますけど、これは今回、地方教育行政の組
織及び運営に関する法律の一部改正に伴いまして、教育委員会は、学識経験者などの第三者の
識見を活用して教育委員会の事務の管理、執行状況等を点検評価しなければならないというこ
とになりましたので、そのことについて予算を計上したところでございます。
それから、笹連地区の方ですが、ここについては、この地域は少子高齢化が急速に進んでお
りまして人口の減少がある所でございまして、この対策といたしまして星空観察やキャンプ場
の受入れなどを行うこととして都市地域との交流を促進し、少しでも元気のある地域づくりを
したいというふうに考えておりまして、加世田カノープスとか、キャンプを、もう以前は大学
のキャンプ等もあったということですので、そのようなことを図っていきたいというふうに考
えております。
〇保健課長(阿久根祐一)
ちょっと言葉足らずで、それとですね、この温泉プールの専門的に
分析をしている大学等にもですね頼んで効能の実証を図ろうと考えております。それと私は先
ほど「保健師」と言うべきところを「保健婦」と言ったようですので、お詫びして訂正いたし
ます。
〇市長(川野信男)
若干私から補足説明申し上げますが、温泉プールでございますけれども、
これは非常に健康のために良くなるとか、いろんなことが言われております。また、若干のデー
タもあると思いますが、ただなかなかこれがまだまだ市民の間に浸透してないと、こういうよ
うな嫌いがあるわけでございます。そこで専門の人などを交えましてある一定期間実証的に利
用した結果、どうなるのかと、健康上どうなるのか。あるいは医療費との係わりはどうなるの
かということを少し具体的に調査検討いたしまして、その結果が出た段階でもっと市民に広く
奨励するとか、あるいは市外の人を含めて利用してもらうとか、そういうような対応を図りた
- 248 -
いと、こういうふうに思っております。何せそうした具体のデータが持ち合わせておりません
ので、ただいいですよ、いいですよと言っただけでは利用者の増につながっていないと、こう
いうようなことが一つのネックになっておりまたので、今回そういう事業を導入することにい
たしました。さらに、また、先般来議論して、あるいは条例改正もしていただきましたけれど
も、ボートピアの基金をどういうような活用するかということで、健康・福祉増進ということ
で笹連を含めて長谷あるいは白川、大坂、こういう所の健康・福祉増進をどうするかというこ
とをいろいろ検討する中で、取りあえず本事業では対象をそこに絞った形でやりましょうと。
先 ほ ど 言 い ま し た と お り 、 大 坂 、 白 川 そ れ ぞ れ 20人 と 、 こ の 大 坂 の 中 に は 笹 連 は 入 れ て あ り ま
す が 、 そ れ か ら 、 そ こ だ け じ ゃ な く し て 、 旧 金 峰 町 全 体 か ら も 20人 、 こ う い う よ う な 60人 体 制
でひとつ実験的にやってみよう。結果が良ければ、これを市内全部に広げると、こういうよう
な方向等についても、これはもう将来のことですけれども、検討はいたして参りたいというふ
うに思っております。
〇9番議員(諏訪昌一)
あとは委員会にお願いするつもりでおりましたが、しますので、温泉
プールの問題につきましては、佐世保の国立病院等の実績等についてもですねどういった怪我
についてどういった効果があったのか。どういった治療について、どういったリハビリについ
てどういった効果があったのかということも、もし調べたならば、ここで出ましたデータと突
き合わせをするなりしてさらに効果のある実証モデル事業として役に立っていくんじゃないか
と思いますので、それは一応あと検討をいただきたいと思います。
43ペ ー ジ の こ れ 、 笹 連 の 問 題 に つ き ま し て は 、 ソ フ ト 的 な も の は 、 今 ま で あ る も の 、 私 ど も
も利用さしていただきましたけれども、今まであるものが利用しやすいようにする部分のみで
今のところであるというふうに考えておられるように判断したんですが、もっとこう、せっか
くするのであれば、普段は使わない時期は枯れ葉が散って、いつものように行ってみますと、
こう寂しい状態になってるという状況ではまた、見た側はもう面白くないという部分もありま
すので、何かそういうことを考える気持ちがあるのかどうか。その点だけお尋ねします。
〇市長(川野信男)
今回ソフト事業は入っておりませんが、まず環境整備をしなければという
ことから今回の事業で環境整備をするのが本年度いっぱいもうぎりぎりになるだろうと思いま
す。ということを含めて、ソフト事業については具体的にいたしてございませんけれども、た
だソフト事業、経費なくてもできるようなソフト事業については、先ほど部長から答弁申し上
げましたとおり、星空観測をするとか、こういうことについては既に関係の皆さんと御協議を
いただいておりますので、特に経費増ということに係わらなくてもできるものでございます。
将来的な問題といたしましては、さらにこれを拡大するとか、あるいは、また、キャンプ、こ
れはキャンプもかつてはあそこでずっとやりおったんですが、いろんな事情があって中止がさ
れております。こうしたものがいわゆる受入れができるような態勢づくりのためのソフト事業、
必要なものについては今後、当然、来年度当初予算以降と、こういうことになりますが、検討
- 249 -
をいたして参りたいと。そのための伏線としての環境整備だと、こういうふうに御理解をいた
だきたいと思います。なお、また、あそこは非常に場所が分かりにくいと、こういうものもあ
るもんですから、いわゆる道標につきましては、NPOの事業と協力をいたしまして、そちら
の方で対応をしていただくというようなことで協議もいたしてございますし、さらに、また、
星空観測をするについては、大変大きな木があって、これが邪魔になるというようなこともあ
るもんですから、これについては九電さんの方と御相談いたしまして九電の方で措置をしても
らうと、こういうようなことで話を今いたしておるところでございます。
〇財政課長(塩賀千弘)
申し訳ございません。先ほど合併特例債の借入先のことで誤った回答
をいたしましたので、訂正させていただきたいと思いますが、借入先につきましては縁故資金
ということで、先ほど「政府資金」と申し上げました。「縁故資金」ということでお詫びして
訂正いたします。
〇議長(石井博美)
ほかにありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
△
日程第 2
質疑を終わります。次へ進みます。
議 案 第 78号
平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 国 民 健 康 保 険 特 別 会 計 補 正 予 算 ( 第 1
号)
〇議長(石井博美)
次 は 、 日 程 第 2、 議 案 第 78号 、 平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 国 民 健 康 保 険 特 別 会
計 補 正 予 算 ( 第 1号 ) を 議 題 と い た し ま す 。 質 疑 に 入 り ま す 。 御 質 疑 あ り ま せ ん か 。
[「なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
△
日程第 3
質疑を終わります。次へ進みます。
議 案 第 79号
平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 老 人 保 健 医 療 特 別 会 計 補 正 予 算 ( 第 1
号)
〇議長(石井博美)
次 は 、 日 程 第 3、 議 案 第 79号 、 平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 老 人 保 健 医 療 特 別 会
計 補 正 予 算 ( 第 1号 ) を 議 題 と い た し ま す 。 質 疑 に 入 り ま す 。 御 質 疑 あ り ま せ ん か 。
[「なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
△
日程第 4
質疑を終わります。次へ進みます。
議 案 第 80号
平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 後 期 高 齢 者 医 療 特 別 会 計 補 正 予 算 ( 第
1号 )
〇議長(石井博美)
次 は 、 日 程 第 4、 議 案 第 80号 、 平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 後 期 高 齢 者 医 療 特 別
会 計 補 正 予 算 ( 第 1号 ) を 議 題 と い た し ま す 。 質 疑 に 入 り ま す 。 御 質 疑 あ り ま せ ん か 。
[「なし」と呼ぶ者あり]
- 250 -
〇議長(石井博美)
△
日程第 5
〇議長(石井博美)
質疑を終わります。次へ進みます。
議 案 第 81号
平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 介 護 保 険 特 別 会 計 補 正 予 算 ( 第 1号 )
次 は 、 日 程 第 5、 議 案 第 81号 、 平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 介 護 保 険 特 別 会 計 補
正 予 算 ( 第 1号 ) を 議 題 と い た し ま す 。 質 疑 に 入 り ま す 。 御 質 疑 あ り ま せ ん か 。
[「なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
△
日程第 6
質疑を終わります。次へ進みます。
議 案 第 82号
平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 土 地 区 画 整 理 特 別 会 計 補 正 予 算 ( 第 1
号)
〇議長(石井博美)
次 は 、 日 程 第 6、 議 案 第 82号 、 平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 土 地 区 画 整 理 特 別 会
計 補 正 予 算 ( 第 1号 ) を 議 題 と い た し ま す 。 質 疑 に 入 り ま す 。 御 質 疑 あ り ま せ ん か 。
[「なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
△
日程第 7
〇議長(石井博美)
質疑を終わります。次へ進みます。
議 案 第 83号
平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 診 療 所 特 別 会 計 補 正 予 算 ( 第 1号 )
次 は 、 日 程 第 7、 議 案 第 83号 、 平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 診 療 所 特 別 会 計 補 正
予 算 ( 第 1号 ) を 議 題 と い た し ま す 。 質 疑 に 入 り ま す 。 御 質 疑 あ り ま せ ん か 。
[「なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
△
日程第 8
質疑を終わります。次へ進みます。
議 案 第 84号
平 成 19年 度 南 さ つ ま 市 一 般 会 計 歳 入 歳 出 決 算 の 認 定 に つ い
て
〇議長(石井博美)
次 は 、 日 程 第 8、 議 案 第 84号 、 平 成 19年 度 南 さ つ ま 市 一 般 会 計 歳 入 歳 出 決
算の認定についてを議題といたします。質疑に入ります。質疑の発言通告があります。通告順
に自席からの発言を許可します。まず、諏訪昌一議員の発言を許可します。
〇9番議員(諏訪昌一)
それでは、通告してあるものについて質疑をさしていただきます。ま
ず 一 般 会 計 の み で す が 、 歳 入 、 12款 、 1項 、 決 算 書 の 4ペ ー ジ 、 説 明 書 も 4ペ ー ジ 、 住 宅 使 用
料の現年度分は現在まで入金はあったものかとしてあります。ともかく、過年度も大きいです
けれども、現年度分をいかに長期滞納にしないかという部分に相当力を注がないと、長く経っ
ているものは長く経っていくほど回収しにくくなってくるという部分がありますので、過年度
分はますます膨れ上がっていくということになると思いますが、どういう状態か。また、その
非常に難しくなってきてますます難しさを増すでありましょう過年度分の今後の見通しについ
てお尋ねします。
- 251 -
次 に 、 歳 出 の 3款 、 1項 、 3目 、 19節 、 決 算 書 の 36ペ ー ジ 、 説 明 書 の 35ペ ー ジ 、 高 齢 者 等 住 宅
改 造 推 進 事 業 は 1件 に お け る 最 低 補 助 額 は い く ら だ っ た の か お 尋 ね し ま す 。
次 に 、 も う ペ ー ジ だ け い き ま す 。 決 算 書 ペ ー ジ 44ペ ー ジ 、 説 明 書 51ペ ー ジ 、 シ ル バ ー 人 材 セ
ンター運営補助金に関連して昨年度の参加者の年齢構成を把握しておるものか。別に細かく何
歳が何人、何人、何人と答える必要はございません。各人の年齢、体力に応じた業務に本来、
失業対策事業がなくなった時に、なくなるのに前後して、何といいますか、何らかの代わる部
分はできないのかという中から生み出されてきた事業の一つであるわけですが、いくつかの事
業が生まれましたが、その事業の一つであるわけでありますけれども、その中でシルバー人材
センターは、年齢、体力、経験に応じたもの、特技に応じたものというような位置付けで最初
始まったと記憶しております。であればそういうものになってるかどうか。きちんと、市が補
助して運営している組織でありますし、掌握しておくことは大事なことだと思うわけでありま
すが、いかがでございましょうか。
次 に 、 47ペ ー ジ 、 説 明 書 の 57ペ ー ジ 、 広 域 農 道 事 業 の 負 担 金 も 非 常 に 多 額 に な っ て い る わ け
ですけれども、年度によって違いますが、既完成部分の利用状況はどういう状況かお尋ねしま
す。
次 に 、 54ペ ー ジ 、 説 明 書 の 69ペ ー ジ 、 相 談 件 数 が 153件 と あ る わ け で す け れ ど も 、 相 談 内 容
種別につきましては、一昨日のだったと思いますが、一般質問時の答弁で分かりましたので、
不要です。よりまして後半の部分だけで結構ですが、多重債務や架空請求の被害を防げなかっ
た例があるか。把握している部分だけで結構ですので、何件ぐらいあるのか。どのような被害
だったのかまであれば、もし、なかなか、プライバシーがありますので、細かく説明できない
と思いますが、答えられる分だけ答えていただけたらと思います。
一般会計全体を通じてでありますが、補助金が非常にあちこちに出てきているわけですけれ
ども、それぞれの補助団体に十分説明をした上で今後の運営と減額計画との関係をお互い共通
理解の上で減額しているのかということをお尋ねいたします。団体によりましては、特に市が
財政的に苦しい中では補助金は不要と、自力で運営するという所もあるんではないかと。実際
耳にしております。そういったところを具体的に相談する中から、本当に必要な所がですねも
う減額されたために今後は運営が非常に厳しくなったと。もう今年で終わりかなあ、来年で終
わりかなあという所もあるというふうに聴いておりますので、それは特別な、でも、そこはま
たそれなりに協議をしながら進めなければならない部分だと思いますので、今申し上げました
ように、不要という部分、自力でやっていけるよというのを具体的に膝詰めなり、あるいはこ
うやりとり、やりとりする中から出てくると思いますから、そういった所ののをその必要とい
う所に回していくというような、こっちは減額するけれども、あるいはゼロにするけれども、
減額しないよという所もあってもいいのではないかと。そういう温度差というものを図ること
をして初めて血の通った処置になってくるんじゃないのかなと思いますので、お尋ねをいたし
- 252 -
ます。ですから、昨年度ののがそういった行事になっていたかどうかという、決算ですので、
なっていたかという点だけに絞ってお答えいただけたらと思います。以上です。
〇建築住宅課長(橋口和行)
説 明 書 の 4ペ ー ジ 、 土 木 使 用 料 の 住 宅 使 用 料 の 現 年 度 分 の 未 済 額
は 173万 8,933円 で す が 、 8月 末 ま で に 納 入 さ れ た 額 は 60万 4,800円 で す 。 過 年 度 分 の 未 済 額
は 1,086万 7,617円 で 、 8月 末 ま で の 納 入 は 86万 1,200円 あ り ま し た 。 滞 納 者 は 合 わ せ て 42世 帯
で す が 、 現 在 ま で に 11世 帯 が 滞 納 を 解 消 し て お り ま す 。 今 後 の 見 通 し で す が 、 平 成 19年 10月 に
策定しました家賃滞納整理等事務処理要綱に基づき滞納解消を図っております。市営住宅に入
居 し て い る 者 に つ い て は 、 現 在 1世 帯 を 除 き 、 全 員 が 分 納 を し て お り ま す 。 一 方 、 退 去 し て い
る 世 帯 は 12世 帯 で 額 で 440万 2,750円 で す 。 こ れ の 個 別 の 状 況 に つ い て は 、 県 外 に い る 者 、 生
活保護を受けている者、自己破産をした者、それと支払う意思のない者など、分納に応じる者
は少なく、滞納解消をするには少々時間が必要と考えております。以上です。
〇市民福祉部長(久保薗秀徳)
高 齢 者 等 住 宅 改 造 推 進 事 業 は 1件 の 最 低 補 助 額 が い く ら だ っ た
の か と い う 御 質 問 で ご ざ い ま す 。 高 齢 者 等 住 宅 改 造 推 進 事 業 に よ っ て 平 成 19年 度 に 助 成 し た 件
数 と 助 成 総 額 は 12件 の 461万 1,000円 で 、 こ の う ち 助 成 額 の 最 低 額 は 7万 6,000円 で ご ざ い ま
す。
次 に 、 シ ル バ ー 人 材 セ ン タ ー 運 営 補 助 金 に 関 連 し て の 御 質 問 で ご ざ い ま す 。 平 成 19年 度 末 の
シ ル バ ー 人 材 セ ン タ ー の 会 員 数 は 242人 で 、 年 齢 構 成 に つ い て は 、 60歳 か ら 64歳 の 区 分 で 35人 、
14.5パ ー セ ン ト 、 65歳 か ら 69歳 の 区 分 で 72人 、 29.8パ ー セ ン ト 、 70歳 か ら 74歳 の 区 分 で 88人 、
36.3 パ ー セ ン ト 、 75歳 か ら 79歳 の 区 分 で 38人 、 15.7パ ー セ ン ト 、 80歳 か ら 84歳 の 区 分 で 9人 、
3.7パ ー セ ン ト と い う 構 成 で し た 。
次に、消費生活相談についてでございます。解決に至らなかった相談があるかとの御質問で
ございますけれども、太陽熱温水器の点検と称し屋根瓦の修理を行ったケースで、業者の住所、
氏 名 、 電 話 番 号 が 分 か ら な い 理 由 で 解 決 に 至 ら な か っ た 事 例 が 1件 ご ざ い ま す 。 そ れ と 催 眠 商
法により品物を購入したが、その後クーリングオフの手続を行った後、業者が行方不明となり、
簡 易 裁 判 所 で 少 額 訴 訟 ま で 起 こ し た が 、 現 在 ま で 解 決 に 至 っ て い な い 事 例 が 1件 と い う こ と で
ございます。
シルバー人材センターの各人の年齢、体力に応じた業務になっているかどうか把握している
かという御質問でございました。作業に当たっては、各班長が、会員の年齢や体力、要望など
を踏まえ、適宜作業内容の割振りを行うとともに、作業中においても体調管理に常に留意しな
がら、安全かつ適正に作業ができるよう配慮していると聴いております。なお、業務の受注の
際には、明らかに高齢者には不向きと判断される業務については受付の時点でお断りしており、
会員の皆さんの年齢、体力に応じて無理なく、やり甲斐を持って働けるよう配慮していると報
告を受けておるところでございます。
〇産業振興部長(上野哲郎)
広域農道の関係でございますけども、広域農道につきましては農
- 253 -
村地域の基幹となります農道でございます。農業生産性の向上及び農産物の流通の合理化を図
り、併せて農村地域の社会生活、環境の改善に資するということが目的で整備されるものでご
ざいます。この川辺地区広域営農団地農道につきましては、川辺地域広域営農団地農道整備計
画 に 基 づ き ま し て 平 成 3年 度 に 着 工 し 、 平 成 22年 度 完 了 を 目 標 に 現 在 進 め ら れ て き て お り ま す 。
平 成 19年 度 ま で に 20キ ロ 余 り の 整 備 が 行 わ れ ま し て 一 部 供 用 が 行 わ れ て お り ま す が 、 全 体 的 な
通行量調査を行っておりませんけども、正確な利用状況は分かりませんけども、集落間の移動
手段としてあるいはバイパス的な要素として活用されているというふうに考えております。な
お 、 現 在 工 事 が 行 わ れ て お り ま す 加 世 田 大 浦 区 間 が 完 成 い た し ま す と 国 道 226号 の バ イ パ ス 的
な活用も図られ、交通量が相当増えていくものというふうに思っているところでございます。
〇総務部長(柴田達朗)
補助金についての御質問がございました。補助金につきましては行政
改 革 プ ロ グ ラ ム の 中 の 一 つ で こ の 見 直 し に つ い て も ご ざ い ま す 。 そ う い う こ と か ら 平 成 19年 度
に補助金等の交付基準というのを定めまして、この中の基本的な考えに基づいて補助について
見直しをしてきております。内部のことから申し上げますと、まずそれぞれの補助金の担当の
部署の方と十分その辺の内容については協議をした上で補助の額等についても決定をさしてい
ただいております。その中で最終的には議会の議決を得た上でそれぞれ担当部署から各団体の
方には補助の額等について御説明を申し上げ、その中で私どもとしては団体の理解をいただき
ながら運営をしてきていると、そういうふうに思っているところでございます。
〇9番議員(諏訪昌一)
その住宅使用料の関係は、県外、生保、無意思、意思のない方は仕方
が、どうしようも、もうそういうのがあるという、それはもう従来から言われてきていること
ですので、やはり最初冒頭指摘しましたように、その十分、随分回収がされるようになってき
たなあという感想を抱きます。ですので、その努力をさらに続けていただきますようというこ
とで、もうそれ以上は言いようがないと思いますので、あとよろしくお願いします。
そ れ か ら 、 高 齢 者 等 住 宅 改 造 推 進 事 業 は 7万 6,000円 と い う こ と は 、 市 の 部 分 、 市 の 最 高 額 、
市の払うべき半分の部分ですね、最高額より少ないんじゃないかのかなあと思いますが、この
ことを見ましても市の補助額程度だけでも助かる市民は結構いるのではないのかなということ
が裏付けられたのではないかということだけ申し上げておきます。
シルバー人材センターの部分ですが、確かに人材センターにお尋ねしますと、そういった答
えが返ってくると思いますし、作業によっては、非常に参加されている方も助かってますし、
あるいは、また、作業を行っていただいた方も助かっているという話もたくさん、喜びの声の
方がたくさん聴きます。ですが、受付時にですね無理なら断るなどの配慮をしているという言
葉で今、表現されましたけれども、こういう作業はこげんしはでけんたっどということでです
ねもう頭ごなしにですねやられたりとかですね、それから最初からそういう無理な作業がこの
頃ものすごく増えていると。この炎天下、例えば、炎天下に、日中に、しかも屋外でまず絶対
に 75歳 以 上 は で き な い で あ ろ う 。 ど う か す る と 70歳 以 上 も ど う か と い う よ う な 時 間 数 の も の が
- 254 -
最初から組まれているとかですね、そういったものはやっぱり朝のうちの何時間にするとか、
夕方の何時間にするとかといういろんなそういう、そういったものが出て初めて配慮じゃない
んでしょうかね。このシルバーですから、最初っから、最初からシルバーですので、高齢者で
す の で 、 そ う い っ た 方 々 が 11時 、 12時 、 1時 、 2時 、 3時 、 こ の 一 番 暑 い 時 に も の す ご く 日 が 照
り付ける場所で剪定作業とかですよ、そういった作業に従事するのが果たして適当なのかどう
かと。そういったことまで把握して初めて補助金はどういったふうに使われたかということに
つながっていくんじゃないのかなと思いますので、ぜひその辺りまで決算の際には把握してい
ただいて、やる段階でもできればどんなふうになってますかというのを年度途中にするのも大
事かと思いますけれども、最低でも、少なくとも決算の段階ではそういった辺りまで把握して
いただきたかったなというふうに思いますので、今後の努力方をお願い申し上げます。
次に、広域農道ですが、おっしゃるとおりだと思います。バイパス的な活用もされています。
現段階全部開通していない中では当初予測した利用度もないと思います。が、最も最終年度が
近づきましたので、今さらどうのこうのと言うことではありませんけれども、県も財政が極め
て厳しい中でですね、行政がこういった大きな事業を行う時にはおおむね大体これぐらい利用
すればペイするんじゃなかろうかとか、費用対効果が上がるんではないかという数字か、それ
に近い数字をあらかじめどっかからか導き出してきておいて、そして、だから、この事業は必
要なんだという採択の仕方を今まで非常に多かったんじゃないかと。でなくて、本当に逆に厳
しい見方の中からこの事業は必要なのかどうかということを洗って、そして将来の利用予測を
立てていくと。そうした中から不要不急な部分を洗い出して、例えば、これはもう終わりが近
い で す け れ ど も 、 10か 年 の 事 業 の 中 で 5か 年 が 過 ぎ て い て も 中 止 を し て い く と い う よ う な で す
ねことを県にも言っていくような、県の事業の負担金であったにしても言っていくような姿と
いうのがこれから先のやっぱり行政のあるべき姿じゃないのかなあというのをこの決算を見て
いて思いましたので、そういったことも検討いただけたらと思います。
あとは分かりましたが、補助金の部分につきましては、ぜひ、それぞれの団体に話したとい
うのは、こういうふうに決まりましたので、すいません。全部一律ですから、よろしくお願い
しまーす。ああ、そうですか。それはどうしようもないですね、そういうふうに決まったんで
したら的な形ではなかったのかと、多くの部分が、全部とは言いませんけれども。そうすると、
いや、もうそれはもう市の方でそう決まったんだったら仕方なかいなあで終わってしまうと。
じゃなくて、本当はどうなのかというのをまず、アンケートといったら大げさになりますけれ
ども、補助金についてどう受け取られてますかとかいうと、大いに役に立ってますというふう
に書かないと、次に削られるからというのがあるかもしれませんけれども、本音のところで書
けるような何かの工夫というのもしながら、担当課とその補助団体、特にその補助団体の年間
予 算 額 が 50万 ぐ ら い の の に 対 し て 1万 ぐ ら い の 補 助 が あ っ て も で す よ 、 必 要 な の か な と 私 は 思
うんです。いや、必要なんでしょうけど、本当はね、本当は必要なんでしょうけれども、なけ
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れ ば 運 営 で き な い の か な と 思 う わ け で す 。 そ の 1万 を 10個 集 め た ら 10万 で す よ 。 そ う い う 検 討
も必要なんじゃないということを申し上げたかったわけでありますので、ぜひ今後、その昨年
の声があちこちでブツブツブツブツ、まだ煮えたぎってはおりませんけれども、下から醗酵を
している所もあるようですから、そこら辺りも聴きながら精査していただけたらというふうに
思います。そのことを申し上げて終わります。
〇議長(石井博美)
次に、大迫久光議員の発言を許可します。
〇3番議員(大迫久光)
ま ず 、 19ペ ー ジ 、 嘱 託 員 業 務 に お い て 坊 津 だ け が 嘱 託 交 付 金 を 受 け 取
ることになっていますが、嘱託員報酬との違いはどのようなことになっているのでありましょ
うか。
次 に 、 21ペ ー ジ 、 半 島 元 気 事 業 の 半 島 隅 く じ ら 元 気 市 負 担 金 の 事 業 内 容 は ど の よ う な も の で
あったのでしょうか。
22ペ ー ジ 、 シ ナ プ ス イ ン タ ー ネ ッ ト サ ー ビ ス は 主 に ど の よ う な 事 業 に 使 わ れ て い る の で し ょ
う。各いろんなもうインターネットとか、そういったものにだけ使われているんでしょうか。
次 に 、 55ペ ー ジ の 南 さ つ ま グ リ ー ン ア ン ド ブ ル ー ツ ー リ ズ ム 推 進 事 業 に つ い て 、 こ れ に よ る
成果はどのような状況でありましたか。
60ペ ー ジ の に い な な ま る 管 理 運 営 事 業 の 内 容 は ど の よ う な 内 容 で あ り ま し た か 。
66ペ ー ジ 、 特 産 品 販 路 拡 大 事 業 の 実 績 を 伺 い た い と 思 い ま す 。 ま た 、 事 業 に 用 い た 商 品 に は
どんな物があるのでしょうか。
92ペ ー ジ 、 心 の 教 育 サ ポ ー ト 事 業 を 行 っ た こ と に よ る 実 績 は ど の よ う な 状 況 に あ り ま し た か 。
92ペ ー ジ 、 地 域 に 開 か れ た 特 色 あ る 学 校 推 進 事 業 と は ど の よ う な こ と を 行 っ た の で し ょ う 。
次 に 、 同 じ く 92ペ ー ジ 、 総 合 的 な 学 習 推 進 事 業 補 助 金 、 開 か れ た 学 校 推 進 事 業 に よ る 実 績 に
ついてはどのような実績があったのでしょうか。
同 じ く 92ペ ー ジ 、 複 式 学 級 等 に お け る 補 助 教 員 配 置 事 業 は す べ て の 学 校 に 職 員 の 配 置 を 行 う
ことができたのでしょうか。
99ペ ー ジ 、 い ろ は 歌 教 育 活 用 事 業 は 、 こ れ を 行 う こ と に よ っ て ど の よ う な 成 果 が 上 が っ て い
るのでしょう。
100ペ ー ジ 、 歴 史 資 料 館 管 理 運 営 事 業 に つ い て は 、 入 館 者 の 増 加 を 図 る た め に ど れ ほ ど 事 業
内容の変更を行っているのでしょうか。
〇総務部長(柴田達朗)
ま ず 、 19ペ ー ジ の 嘱 託 員 業 務 に つ き ま し て 、 坊 津 地 区 の こ の 交 付 金 が
嘱託員報酬との差はどういうことになっているのかということでございますが、御存じのとお
り、この嘱託員業務につきましては合併後それぞれ同じ業務をお願いをしているというふうに
思っております。ただ坊津地区におきましては、これまで各町の中で末端の行政の賃金という
形で集落への交付がされていたということでございまして、この運営の在り方が、今回の個人
への報酬ということに対しましてですね、会長、自治公民館のこの連絡会長の方から当分は行
- 256 -
政嘱託員の相当額を自治会の方へ交付していただきたいというような申出がございました。こ
れ に つ き ま し て 坊 津 地 区 に つ き ま し て は 2年 間 と い う こ と で 平 成 19年 度 ま で 、 内 容 と し ま し て
は 同 じ 積 算 の 基 で 各 自 治 会 の 方 へ 交 付 し て い る と い う こ と に な り ま す 。 こ れ は 20年 度 か ら は ほ
かの地域と同じ形に統一されたということでございます。
〇企画政策部長(山口力三)
私 の 方 か ら 2点 に つ い て お 答 え 申 し 上 げ ま す 。 ま ず 、 主 要 な 施 策
の 成 果 説 明 書 21ペ ー ジ の 企 画 費 の 半 島 元 気 事 業 の 半 島 隅 く じ ら 元 気 市 負 担 金 の 事 業 内 容 で ご ざ
いますけれども、この事業につきましては、半島先端部地域の自然景観や歴史、文化など地域
資源を情報発信することにより、半島地域内外の人々との交流促進や地場産業の振興を図るこ
とを目的に、鹿児島県半島特定地域に指定されている南さつま市、大隅半島の錦江町、肝付町、
南 大 隅 町 の 1市 3町 が 半 島 隅 く じ ら 元 気 市 実 行 委 員 会 を 組 織 し 、 毎 年 特 産 品 販 売 等 の 市 、 イ ベ
ン ト を 開 催 し て い る と こ ろ で ご ざ い ま す 。 平 成 19年 度 に つ き ま し て は 、 3月 の 1日 、 2日 の 2日
間 、 鹿 児 島 市 ド ル フ ィ ン ポ ー ト で 開 催 い た し ま し た け れ ど も 、 特 産 品 販 売 に は 、 本 市 か ら 17業
者の方々に出展協力をいただき、地域の新鮮な野菜など特産品、加工品を販売しております。
また、砂の祭典イベントの紹介や金峰千本つきの紹介、大浦ポン菓子の実演なども行いながら、
南さつま市の特産品等を広くPRし、情報発信に努めたところでございます。
次 に 、 同 じ く 22ペ ー ジ の 情 報 管 理 費 の シ ナ プ ス イ ン タ ー ネ ッ ト サ ー ビ ス は 主 に ど の よ う な 事
業に使われているかということについてお答え申し上げます。インターネットを閲覧するため
にはインターネットに接続するためのサービスを提供する企業等と契約する必要がございます
が、合併前に複数の企業との通信費、地場産業の育成等を総合的に評価し契約をしているとこ
ろでございます。現在、インターネットに接続する経費といたしましては、市の関係分が月額
9万 4,500円 で 113万 4,000円 、 学 校 関 係 分 が 月 額 2万 3,625円 で 28万 3,500円 と な っ て い る と
ころでございます。事業の内容といたしましては、南さつま市の情報発信をしています市ホー
ムページ、各学校のホームページの情報発信及び関係課等がインターネットを活用しての情報
収集、それと学校の授業等が主なものとなっているところでございます。以上です。
〇産業振興部長(上野哲郎)
私 の 方 か ら 55ペ ー ジ 、 60ペ ー ジ 、 66ペ ー ジ に つ い て お 答 え を さ し
ていただきます。南さつまグリーンアンドブルーツーリズムの事業の内容についてお答えいた
します。まず、事業目的といたしましては、地域資源、地場産業を活用しながら、地域ぐるみ
で都市の消費者を受入れ、各種イベントや料理教室、体験学習などを通じて安心・安全な地元
農畜産物のPRや地域の活性化を図ることを目的としてございます。事業内容といたしまして
は 、 19年 度 は 、 「 き の こ と ブ リ し ゃ ぶ を お い し く 食 べ よ う 」 の 1泊 2日 の コ ー ス を は じ め 、 せ
ん の び っ ち づ く り と 芋 ほ り 体 験 ツ ア ー 、 つ け あ げ 作 り と そ ば 打 ち 体 験 ツ ア ー な ど 3回 の 事 業 を
実 施 し 、 76名 の 方 が 御 参 加 を い た だ き ま し た 。 事 業 の 成 果 と い た し ま し て は 、 地 元 食 材 を 使 っ
た料理教室や体験学習をはじめ、都市の消費者との交流が図られ、地元の農産物の認知度が高
ま る な ど 、 次 回 の 参 加 希 望 者 も 多 く 、 非 常 に 好 評 で あ り ま し た 。 ま た 、 今 年 度 8月 に 行 い ま し
- 257 -
たのも非常に好評を得てたくさんの方が参加をしていただいております。
次に、にいななまるの関係でございますけども、にいななまるの事業につきましては、予算
額 169万 8,000円 に 対 し ま し て 、 歳 出 が 159万 1,148円 で 、 に い な な ま る 利 用 組 合 へ の 指 定 管
理 料 が 132万 円 で ご ざ い ま す 。 残 り に つ き ま し て は 、 厨 房 ダ ク ト の 修 繕 費 が 約 9万 9,000円 、
合 併 浄 化 槽 検 査 手 数 料 が 8,000円 、 合 併 浄 化 槽 の 管 理 委 託 料 が 16万 約 3,000円 と い う ふ う に な っ
ております。成果につきましては非常に売上げ的にも伸びている状況あるいは雇用にも図られ
ているというふうに思っております。特に地元産材の情報発信あるいは観光部門を含めて情報
発信が行わているというふうに思っております。
そ れ か ら 、 66ペ ー ジ の 特 産 品 の 販 路 拡 大 に つ き ま し て は 、 毎 年 ふ る さ と 産 品 コ ン ク ー ル を 実
施し、新商品の開発を推奨し、入賞商品にはパンフレット掲載等を行い、県の関係機関を通じ
て東京遊楽館等にも配付し、県内外でPRをしているところでございます。物産展につきまし
ては観光協会特産品部会やロマンの里ネットワーク会議とタイアップしながら出展を行ってお
ります。市内各地域でのイベントにも出展し、地元の特産商品の販路拡大につなげているとこ
ろ で ご ざ い ま す 。 半 島 地 域 に 当 た り ま す 1市 3町 で 行 い ま し た 半 島 隅 く じ ら 元 気 市 に は 、 24出
展 業 者 の う ち 本 市 か ら 17社 が 出 展 し て お り 、 出 展 商 品 は そ れ ぞ れ の 業 者 の 商 品 に な り ま す が 、
ソバ、米、ギョーザ、つけあげ、よもぎ団子、ふくれ菓子、手作り塩、人参茶、味噌、たんか
ん、海産物など本市の特産品を多数販売しているという状況でございます。以上でございます。
〇教育部長(染川勝夫)
私 の 方 か ら 92ペ ー ジ か ら 100ペ ー ジ ま で に つ い て お 答 え い た し ま す 。
ま ず 、 92ペ ー ジ の 心 の 教 育 サ ポ ー ト 事 業 で ご ざ い ま す が 、 市 内 の 加 世 田 中 学 校 を 除 く 、 加 世 田
中 学 校 は ス ク ー ル カ ウ ン セ ラ ー 配 置 事 業 で 対 応 し て お り ま す の で 、 7校 と 、 前 年 度 の 実 態 を 踏
ま え ま し て 小 学 校 5校 に 2名 の 相 談 員 を 計 画 的 に 配 置 し た と こ ろ で ご ざ い ま す 。 こ の 心 の 教 育
サポート事業の目的は、不登校、問題行動、特別支援教育に関する諸問題の解決に向けて教育
相 談 員 を 派 遣 し 、 積 極 的 な 生 徒 指 導 の 充 実 を 目 指 す こ と で あ り ま す 。 平 成 19年 度 の 相 談 件 数 は 、
小 学 校 で 延 べ 1,009人 の 160件 、 中 学 校 が 1,275人 の 325件 で あ り ま し た 。 こ の 心 の 教 育 サ ポ ー
ト事業の成果といたしましては、相談員が積極的に児童・生徒に係わるため、相談件数も多く、
児 童 ・ 生 徒 の 変 化 に 対 し て 早 期 に 対 応 で き た と い う こ と 。 相 談 員 2名 で の 対 応 で は あ る が 、 数
多くの学校に訪問することが可能であるとともに、急な事態についてもすぐ対応することがで
きたことであります。課題といたしましては、できるだけ多くの学校に配置することが望まれ
ま す の で 、 相 談 員 の 増 員 が 課 題 で あ り ま し た 。 こ の 課 題 を 踏 ま え ま し て 平 成 20年 度 の 心 の 教 育
サ ポ ー ト 事 業 で は 3名 の 相 談 員 体 制 で 実 施 し て い る と こ ろ で あ り ま す 。
次 に 、 地 域 に 開 か れ た 特 色 あ る 学 校 推 進 事 業 で す が 、 1、 特 色 あ る 学 校 づ く り 推 進 事 業 、 2、
総 合 的 な 学 習 推 進 事 業 、 3、 開 か れ た 学 校 推 進 事 業 、 4、 市 研 究 中 心 校 研 究 事 業 、 5、 学 校 評 議
員 の 出 会 謝 金 、 6、 校 区 教 育 協 議 会 推 進 事 業 等 を 行 っ た も の で ご ざ い ま す 。
次に、総合的な学習推進事業でございますが、子どもたちが自ら課題を見つけ、自ら学び、
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自ら考え、主体的に判断し、よりよく問題を解決する資質や能力を育てることを狙いといたし
まして、各学校で国際理解や情報、環境、福祉、健康等地域や学校の特色に応じた課題につい
て学習活動を展開しています。この総合的な学習推進事業補助金は、その学習を進める上で必
要な経費の補助であります。例えば、小学校では、米やイモ作り、かぼちゃの栽培等農業体験
活動を通して地域の方から指導してもらったり、地域の方々とふれあい活動を行っております。
また、赤生木小では、学校のシンボルツリーでありますアコウの木の草木染めをしたり、地域
の人材を講師に招いて英会話の学習をしております。
次に、開かれた学校推進事業は、各方面において豊富な知識や技能を有する地域の人材を学
校教育活動の全般の中で活用することにより、教育活動を多様なものとするとともに、子ども
たちの学習意欲や個性の伸長、郷土愛の育成など地域に開かれた学校をより一層推進しようと
するものであります。具体的な事例といたしまして国語の教材で戦争の教材を学ぶ際に地域の
高齢者の方の戦争体験談を聴いたり、持久走大会の際に県下一周駅伝の選手を招いて正しい走
法について学んだりしております。また、郷土芸能や昔の遊びを学んだり、砂像の作り方を学
ぶなど各学校で様々な学習活動に活かしているところであります。
次に、複式学級補助員でございますが、複式学級補助員は複式補助教員配置要綱に基づき完
全複式学級に配置しております。当初予算では完全複式学級による予定の久木野小、笠沙小、
久 志 小 、 栗 野 小 、 大 坂 小 、 白 川 小 の 6校 に 配 置 す る 予 定 で 予 算 を 組 み ま し た が 、 栗 野 小 の 児 童
数 に 異 動 が あ り 、 1年 生 3名 、 2年 0、 3年 生 6名 、 4年 生 1名 、 5年 生 2名 、 6年 生 0と な り 、 1
年 生 と 5年 生 が 単 式 学 級 と な っ た た め 、 複 式 学 級 配 員 を 配 置 し て お り ま せ ん 。
次に、いろは歌の教育事業でございますが、島津日新公のいろは歌につきましては、島津家
中興の祖として活躍した日新公の教えが現在の青少年の健全育成にもつながるということで、
その教えを通して南さつまの子どもたちへの普及を図っているところであります。そのために
掲 示 用 大 型 い ろ は 歌 を 各 小 ・ 中 学 校 な ど 59箇 所 に 配 布 し 、 卓 上 用 を 各 小 ・ 中 学 校 の ほ か 、 公 民
館、郵便局、金融機関、農協、病院等に配布しております。各学校おきましては、加世田地域
だけでなく、いろいろな学校で家庭教育学級で親子でいろは歌の意味とかるた取りゲームにつ
いて学んだり、子ども会のレクリエーションとしての子ども会役員を中心にゲームを楽しんだ
りしております。また、毎月、学校だよりに掲載し、保護者、地域にも紹介し、毎月の句の意
味を子どもたちと話し合っております。次に、昼食時に今月のいろは歌の紹介をしたり、全校
朝 会 で 暗 唱 発 表 を し た り 、 読 書 タ イ ム の 音 読 を 月 1回 実 施 し て お り ま す 。 ま た 、 図 書 の 時 間 や
総合的な学習の時間に地域に学ぼうということで取り入れられております。多くの学校で取り
入れられることで、そのことにより青少年の健全育成につながっていると考えております。ま
た 、 7月 に は い ろ は 歌 ふ れ あ い 散 策 フ ェ ス タ に お け る い ろ は 歌 ゲ ー ム な ど を 実 施 し 、 そ の 啓 発
に も 努 め て い る と こ ろ で ご ざ い ま す 。 さ ら に 2月 に は J C に よ る い ろ は 歌 か る た 取 り 大 会 が 開
催され、多くの小学生が参加していますが、市といたしましても側面から協力しているところ
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で あ り ま す 。 県 に お き ま し て も 180ペ ー ジ か ら な る 「 少 年 ・ 少 女 へ の メ ッ セ ー ジ 、 語 り 継 ぐ 鹿
児島の教え」を発行しておりますが、その中におきましても前編の「若き子らよたくましくや
さ し く 美 し く あ れ 」 と い う 25章 か ら な る メ ッ セ ー ジ で は 、 そ の 第 1章 に い ろ は 歌 が 取 り 上 げ ら
れ て お り ま す 。 ま た 、 第 3章 が い ろ は 歌 に 関 す る こ と で あ り ま す 。 後 編 の 「 現 代 に 生 き よ う 先
人 た ち の 教 え の 宝 庫 」 と い う 所 で 日 新 公 い ろ は 歌 を 中 に 21ペ ー ジ に わ た っ て 全 句 紹 介 し て お り
ます。今後もさらに普及啓発に努めて参りたいと考えております。
次に、歴史資料館運営事業につきましては、歴史資料館金峰の管理運営に係る経費でありま
す。入館者の増加を図るために体験教室や歴史講演会、企画展などの事業を内容を変えながら
行 っ て い る と こ ろ で あ り ま す 。 体 験 教 育 は 、 古 代 レ プ リ カ 作 り を 6月 と 10月 に 2回 、 網 代 編 み
バ ス ケ ッ ト 作 り を 7月 に 2回 と 12月 、 2月 の 計 4回 、 古 代 ア ン ギ ン 作 り を 8月 に 1回 開 催 し 、
計 7回 、 133人 の 参 加 者 が あ り ま し た 。 こ の ほ か 随 時 受 付 や 団 体 受 入 れ で 実 施 し て い る も の も
あ り 、 勾 玉 作 り を 加 え た 4種 類 の 体 験 教 室 を 18回 実 施 し 、 410名 の 参 加 が あ り ま し た 。 歴 史 講
演 会 で は 「 万 之 瀬 川 流 域 の 古 代 遺 跡 」 と 題 し ま し て 6月 、 8月 、 9月 の 3回 に 分 け て シ リ ー ズ
で 開 催 し 、 167名 の 参 加 が あ り ま し た 。 企 画 展 は 8月 21日 か ら 9月 17日 ま で 「 鹿 児 島 写 楽 会 写 真
展 南 さ つ ま あ れ こ れ 」 を 、 10月 28日 か ら 11月 20日 ま で 「 吹 上 浜 な ぎ さ の 自 然 展 」 を 、 1月 8日
か ら 2 月 9 日 ま で は 「 南 さ つ ま 市 15 人 油 彩 絵 画 展 」 を 開 催 し 、 こ れ ら 3 回 の 開 催 期 間 中 に は
1,243人 の 来 館 者 が あ り ま し た 。 こ の よ う な 取 組 み の 結 果 、 入 館 者 数 は 、 平 成 18 年 度 が 3,611
人 に 対 し ま し て 、 平 成 19年 度 は 4,208人 で 16.5パ ー セ ン ト の 増 と な っ て お り ま す 。 常 設 展 示 に
つきましては収蔵品で貴重な物や珍しい物はほとんど展示しているところであります。特に大
きな内容変化はしていないところでございます。以上でございます。
〇3番議員(大迫久光)
19ペ ー ジ の 坊 津 の 嘱 託 員 の 交 付 金 は ほ か の 嘱 託 員 の 報 酬 と 同 じ 、 20年
度からはもうなったわけですね。ということはもう別に問題はないと思います。
シナプスインターネットサービスなんですが、これはブロードバンドを金額的なことを考え
たことがあるんでしょうか。金額的なことを考えると、ひょっとするとほかのブロードバンド
サービスの方が安いということもあるかもしれませんので、その辺も考えてみる必要があるか
も、考えてみた方が、試してみた方がいいんじゃないかというような気がしますが、いかがで
しょう。
それと心の教育サポート事業についてですが、これはこのことを行うことによっていじめな
どの子どもたちの、いじめなどによる、そういったことがなくなったんでしょうか。いじめ対
策なんかについてもあれがあったんでしょうか。
それと、いろは歌の教育活用事業ですが、これゲームを楽しむのには非常に良いことだと思
いますが、笠沙辺りにもいろは歌はやってきて毎月内容はずっと変わってずうっとこう表示さ
れておりますけれども、これは本当に、このいろは歌を教育に活用することが本当にこれは、
これが必要なことなんでしょうか、いろは歌は。この教育に活用するようなことではないと思
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うんですが、これについてはどのように思われますでしょうか。
それと歴史資料館の管理運営事業ですが、例えば、加世田の歴史資料館などについても毎年
内容を変えないと入場者が少なくなると思いますので、内容を変えていく必要があるんじゃな
いかと思うんですが、その辺についてはいかが思われますか。
〇市長(川野信男)
いろは歌のこと、これは教育に関連するという質問であったんでございま
すけれども、あるいはこれが、いろは歌が教育上必要であるかどうかというようなこともあっ
たんですが、今、合併いたしまして南さつま市になっております。合併前におきましてはそれ
ぞれ加世田と金峰とあったわけでございます。加世田の文化、歴史の基になっておるのはもう
まさにいろは歌でございます。これは誰も疑いがございません。しかも、また、このことは教
育の現場でもずうっと長い間普及を図り、そのことがこの文化や歴史つくってきたというふう
に信じております。そして、また、このいろは歌の中身については、ただ旧加世田だけではご
ざいませんで、これが教育上非常に大事なことであるということ、このことはもう国内でもい
ろんな所で評価をされております。鹿児島市でも、また、東京でもわざわざ出版物をいたしま
して広く国民に普及させようと、こういうような動きも早くからあっておって、教育上の価値
というものは、私はそれなりに十分評価されておると、こういうふうに思っております。せっ
かく合併いたしましたので、このことをばやはり地域全体に広めていこうということ。これは
もちろん教育委員会の立場の話でございますけれども、私は十分そういう価値があると、こう
いうふうに信じております。
〇企画政策部長(山口力三)
私の方からシナプスの関係についてお答え申し上げます。現在、
南さつま市におきましてはシナプスインターネットを採用しているわけでございますけれども、
こ れ に つ い て は 合 併 前 の そ れ ぞ れ 1市 4町 で そ れ ぞ れ の 契 約 を し て ご ざ い ま し た 。 プ ロ バ イ ダ ー
の考え方については、接続方法、通信速度、それからサービス、サポート等を総合的に評価し
な が ら 、 こ の 1市 4町 で 使 っ て い た O C N 、 そ れ と シ ナ プ ス 、 こ の 2社 に 絞 っ て 総 合 的 に 検 討
をしながら、最終的にはシナプスが鹿児島の地域インターネットサービスプロバイダーとして
設立されたもの、また、地場産業の育成という面、それから鹿児島県、鹿児島市等もそれを採
用していることから現在の状況となっております。議員がおっしゃいます他のプロバイダーに
ついては、今後そういうのについてもまた研究をしてみたいと思っております。
〇学校教育課長(瀬戸山
武)
心の教育サポート事業でいじめなどの対策に効果があったかと
いうことについてお答えしたいと思います。いじめられた子どもたち、いじめが学校の方で発
生した時に教育相談員の方に相談をするということで、子どもたちの心のケアをしていただい
たという事例はございます。それから不登校だった子どもが、この教育相談員の方々の働き掛
け、親への教育相談の実施等あるいは家庭訪問による働き掛け等で本年度から登校ができるよ
うになった子どもの事例もございます。今後、子どもたちが気軽にですね教育相談員の方にい
ろんな心に持ってる問題を相談できるような体制を整えて参りたいというふうに考えておりま
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す。
〇生涯学習課長(有村孝一)
加世田郷土資料館に常設展示についての御質問でございましたけ
れ ど も 、 加 世 田 郷 土 資 料 館 に お き ま し て は 、 昨 年 度 企 画 展 を 4回 、 特 別 展 を 2回 、 そ の ほ か 体
験 学 習 を 2回 、 講 話 会 、 歴 史 講 演 会 等 を 行 っ て お り ま す 。 そ の 企 画 展 、 特 別 展 等 に お き ま し て
は、それに係わる展示をいたしておりまして、その都度できる限りそれに関するものを展示と
いうような方向で考えているところでございます。
〇議長(石井博美)
次に、下野
〇13番議員(下野
認)
認議員の発言を許可します。
私の方からは、一般分だけですが、まず初めに固定資産税のですね
滞納繰越分についてですが、これについてですね固定資産税の前年度の比較で滞納繰越分が増
加 し て い る と 。 と い う の は 、 平 成 18年 度 決 算 書 を 見 れ ば 5,581万 7,105円 と 。 本 年 度 を 見 れ ば
6,496万 8,205円 と い う こ と で 915万 1,100円 の 増 で 8.6パ ー セ ン ト の 増 加 を し て い る と 。 こ の
ような状況の中ですね、南さつま集中プランというのの中を見てみればですね、この中で平成
19年 度 に お い て は で す ね そ の 目 標 、 市 の 数 値 値 を で す ね 市 民 税 全 体 で 99パ ー セ ン ト と 、 こ の よ
う な こ と を う た っ て あ る ん で す よ 。 そ し て 、 ま た 、 国 保 に つ い て も 97パ ー セ ン ト は 徴 収 が で き
るというような目標数値をうたってあるんですが、逆にですねこの未納額が増えていると。そ
の増えた原因ですね、これについてまず最初お伺いします。
次にですね、軽自動車税の不納欠損額についてですが、軽自動車税と言ってもいろいろあっ
て、軽自動車税、農耕車、いろいろ、フォークリストといろいろなのあるわけですが、それら
を 含 め て 19万 1,600円 あ る ん で す が 、 こ れ は も う 大 体 何 年 度 、 一 番 古 い の は 何 年 度 分 が 何 台 分
あるもんかをお伺いいたします。
次に、先に諏訪議員が言った住宅使用料の収入未済額についてですが、これはもう一通り今、
説 明 も あ っ た ん で す が 、 こ れ に つ い て で す ね 19年 度 で 1,260万 あ っ て 、 今 は も う 少 な く な っ て
いるということですが、これらについてですねどのような徴収のやり方をしているのかと。年
何回ぐらい戸別にその家に行って徴収しているもんか、いないもんかをお伺いいたします。
次 に で す ね 、 住 宅 委 託 料 の 不 用 額 に つ い て で す が 、 こ の 中 の 地 籍 費 管 理 費 の 13 の 委 託 料 の
183万 9,000 円 は 、 執 行 は 全 然 な く て 、 平 成 18 年 は ゼ ロ な ん で す が 、 平 成 19年 度 は そ の ま ま 全
部残っているというようなことですが、この残った原因をお伺いしたいと。
次 に 、 委 託 料 の 不 用 額 に つ い て で す が 、 戸 籍 住 民 基 本 台 帳 の 13 の 委 託 料 の で す ね 5,157 万
5,000円 と な っ て い る が 、 3分 の 1が 不 用 額 に な っ て い る と 。 平 成 18年 度 は 不 用 額 は ゼ ロ だ と 。
本 年 度 は 5,157万 5,000円 の 残 に な っ て い る が 、 前 年 度 は ゼ ロ に な っ て 、 本 年 度 は ま た 5,000
万も残ったと。この原因は何かということをお伺いいたします。
次にですね、成果説明書ですが、災害援護資金の貸付元利収入の過年度分の収入未済額に、
過年度分についての対策ですが、これらについてはですね貸せる時にですね、本人はもとより
ですが、保証人等もあってですねあるので、こんなにそん過年度分が収入未済額になるという
- 262 -
ことの対策についてどのようにしたかということをお伺いいたします。
次にですね、住宅新築金貸付収入の過年度分の収入未済額についてですが、過年度対策はど
のようにやっているかということですが、住宅新築資金のですね貸せる時もやっぱい保証人も
必要なんですが、この場合、この過年度分で何年、一番古いので何年度分が、そして何人分で
あるもんか。その原因と言うんですか、徴収のやり方どのようにやっているもんか。
次 に 、 12の 奨 学 資 金 貸 付 元 利 収 入 の 収 入 未 済 額 に つ い て で す が 、 こ の 奨 学 資 金 と い う も の に
つ い て は 、 平 成 18年 度 で 59万 6,495円 、 19年 度 に 259万 1,900円 の 未 収 額 が 出 て い る と い う こ
と に な る が 、 平 成 19年 度 に 対 し ま し て 199万 5,405円 の 増 と い う こ と は 23パ ー セ ン ト ぐ ら い の
増になっていると。この奨学資金は、基金をつくって、それからずっとこうずうっと回してで
すね、そして後の後輩の人に貸し付けるというようなやり方になっていると思うんですが、こ
の よ う に 250万 の 収 入 未 済 額 が あ れ ば 、 何 か こ う や っ て い く う ち に で す ね 運 転 が 利 か な く な る
んじゃないかと思うんですが、そしてこの基のですね基金はいくらぐらいあってこのようになっ
ているか。その点についてお伺いいたします。
〇総務部長(柴田達朗)
私の方から固定資産税の滞納繰越分と、それから軽自動車税の不納欠
損 、 そ れ か ら 決 算 32ペ ー ジ の 委 託 料 の 不 用 額 、 3点 に つ い て お 答 え を 申 し 上 げ ま す 。 ま ず 、 固
定資産税の滞納繰越分でございますが、御指摘のとおり、増加をしております。この主な理由
としましては、この滞納繰越分の中の事業不振、倒産、こういったものが全体のこの滞納額に
し ま す と 87パ ー セ ン ト を 占 め て い る 状 況 に ご ざ い ま す 。 そ う い っ た こ と か ら な か な か 、 職 員 の
方も過年度分についての徴収もいろいろ努力をしているんですが、滞納分の徴収よりも、どう
しても現年度分の未納の方が上回ってきている状況がございます。そういったことから年々こ
ういった形で増えてきているということでございます。努力をしていることは御理解いただき
たいと思います。
それから、軽自動車税の不納欠損についてでございます。これにつきましては何年度分が何
台 か と い う こ と で ご ざ い ま す 。 こ れ に つ き ま し て は 平 成 14年 度 分 で 54台 と い う こ と に な っ て お
り ま す 。 す べ て 税 法 の 18条 の 消 滅 時 効 に よ る も の で ご ざ い ま す 。
そ れ か ら 、 次 は 、 決 算 書 の 32ペ ー ジ の 委 託 料 で ご ざ い ま す 。 委 託 料 の 不 用 額 183万 9,000円
についてでございます。このことにつきましては、地籍調査が完了しました地区の図面につき
ましては本庁の税務課と各支所の市民課で交付をしております。旧大浦町は地籍管理システム
に よ り ま し て 、 他 の 1市 3町 は 地 籍 図 を コ ピ ー を し て お り ま す 。 こ の 不 用 額 は 旧 大 浦 町 の 地 籍
管理システムに係るものでございます。合併前、基幹システムと地籍管理システムとの互換性
が保たれていたことによりまして基幹システム内の移動処理、内容が地籍管理システムに反映
をされ、地目、面積、登記名義人などの属性データも図面上に表示ができる仕組みとなってお
りました。合併によりまして基幹システム端末の変更がございまして、二つのシステムの互換
性がなくなったことによりまして属性データの表示ができない状態となっております。この問
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題を解決するためにコードの変更が必要でございまして、そのため、経費を計上をしておりま
し た 。 こ の 業 務 委 託 料 は 平 成 18年 度 か ら 平 成 19年 度 に 繰 越 し を さ れ た 経 費 で ご ざ い ま す 。 そ の
理由としましては南さつま市全体を対象とした新たな地籍管理システムの導入を継続して検討
中でございます。旧大浦町の持つシステムと全域を対象とした新システムが相違した場合は不
用 な 支 出 と な る こ と か ら 、 平 成 19年 度 の 業 務 委 託 料 の 執 行 を 見 合 わ せ た と こ ろ で ご ざ い ま す 。
こ の 市 全 域 を 対 象 と し ま し た 新 た な 地 籍 管 理 シ ス テ ム の 導 入 に つ き ま し て は 平 成 21年 度 以 降 を
予定をしているところでございまして、これと同時に変換業務委託の執行をしたいというふう
に考えているところでございます。
〇建築住宅課長(橋口和行)
住宅使用料の滞納のやり方ですけれども、滞納が発生しまして
3か 月 以 上 過 ぎ ま す と 、 戸 別 に 訪 問 は せ ず に 、 本 人 に 本 庁 舎 に 来 て い た だ き ま し て 面 談 を 実 施
することにしております。そして面談の中でいろいろな生活状況あるいは滞納の原因、そうい
うことを調査しまして、あと滞納の分をどういうふうに納めるかということをお互い協議しま
して分納の誓約を取っております。そして分納の誓約を取った方については、それを監視する
という方向で持っていき、また、現在の家賃については必ず納めてもらう。その上に滞納の分
は分納をしてもらうという方向で滞納の解消に努めております。退去者についてはいろいろな
状況が複雑ですので、整理要綱に基づいてやりますが、最終的には法的措置まで考えておりま
す。以上です。
それから、住宅新築資金の貸付金の過年度分の滞納ですけれども、これは一人の方が滞納に
な っ て お り ま す 。 平 成 17年 の 3月 分 か ら 現 在 ま で ず う っ と 滞 納 に な っ て お り ま す が 、 こ の 方 は
事業をやっておりまして、それが倒産しまして、そして、また、新たに就職しましてもまた倒
産するというそういう状況でありまして、鹿児島の方に住んでおりますけれども、この方につ
いては個別に会いまして、状況を聴きまして、その支払いの方法とか、そういうことを協議し
ておりますけれども、現在のところまだ支払いがなされていないという状況で、今後もその働
き掛けを強くやっていきたいと思っております。以上です。
〇市民福祉部長(久保薗秀徳)
私 の 方 か ら 2件 に つ い て お 答 え い た し ま す 。 ま ず 、 戸 籍 住 民 基
本 台 帳 費 委 託 料 の 不 用 額 5,157万 5,000円 に つ い て お 答 え い た し ま す 。 こ れ は 平 成 18年 度 に 予
算 計 上 を い た し ま し て 、 平 成 19年 度 に 繰 越 し を し て 実 施 い た し ま し た 。 除 籍 シ ス テ ム 導 入 事 業
業務委託でございまして、これまでまだ電算化されていなかった除籍の電算化事業でありまし
て 、 不 用 額 と な り ま し た 5,157万 5,000円 に つ き ま し て は プ ロ ポ ー ザ ル 方 式 に よ り 決 定 し た 契
約金額の執行残が主なものでございます。
次に、災害援護資金貸付元利収入、過年度分収入未済額についてでございます。災害援護資
金 貸 付 元 利 収 入 、 過 年 度 分 の 収 入 未 済 額 に つ き ま し て は 、 平 成 19年 度 当 初 の 調 定 額 678万 3,000
円 に 対 し ま し て 、 平 成 19年 度 中 に 27万 円 の 過 年 度 分 の 償 還 が あ り 、 平 成 19年 度 末 の 収 入 未 済 額
は 651万 3,000円 と な っ て お り ま す 。 昭 和 58年 、 平 成 5年 の 災 害 で ご ざ い ま し て 、 債 務 者 数 が
- 264 -
10人 で ご ざ い ま す 。 以 上 で す 。
〇教育部長(染川勝夫)
奨 学 金 の 未 収 入 残 額 で ご ざ い ま す が 、 259万 1,900円 で 、 内 訳 は 、 現
年 度 分 が 89万 7,000円 、 過 年 度 分 が 169万 4,900円 と な っ て お り ま す 。 こ れ を 前 年 度 と 比 較 い
た し ま す と 、 平 成 18 年 度 末 現 在 の 未 収 入 残 額 が 321 万 2,900 円 で 、 こ れ は 現 年 度 分 が 183 万
7,900円 、 過 年 度 分 が 137万 5,000円 で あ り ま し た が 、 平 成 19年 度 は 259万 1,900円 の 結 果 と な
り ま し て 62万 1,000円 の 減 額 と な っ て い る と こ ろ で ご ざ い ま す 。 滞 納 者 数 の 前 年 度 比 で ご ざ い
ま す け ど 、 滞 納 者 は 平 成 19年 度 20人 で 、 平 成 18年 度 の 31人 と 比 較 し ま す と 11人 の 減 と な っ て お
り ま す 。 11人 の 内 訳 は 、 平 成 18年 度 の 滞 納 者 の う ち 平 成 19年 度 で 改 善 し た も の が 14人 、 平 成 19
年 度 で 新 規 滞 納 者 と な っ た 新 た に 発 生 し た も の が 3人 で 差 引 き 11人 の 減 と な っ て お り ま す 。 ま
た 、 平 成 19年 度 の 滞 納 者 20人 の う ち 、 当 該 年 度 中 の 返 還 額 が 0円 で あ る も の が 8人 、 こ の う ち
に は 新 規 滞 納 者 が 1人 を 含 ん で お り ま す 。 残 り の 12人 は 、 返 還 計 画 ど お り の 返 還 は で き て い な
いものの、努力をしていただき分納の形での返納がされているところでございます。また、貸
付金は、基金からではなく、一般会計から支出しているところでございます。
〇13番議員(下野
認)
一番初めの固定資産税の滞納繰越分についてですが、前年度分にし
て増えているというような状況ですが、これについて、私ども旧金峰町ではですね、盆とか、
そ れ か ら 12月 の 頃 と か い う よ う な 月 に は で す ね 特 別 対 策 と い う よ う な こ と で 、 県 も そ の よ う な
時期においては徴収対策班というようなものをつくってやっておるんですが、本市においては、
お盆前とか、正月前にはそのような対策をとっているもんかをまずお伺いいたします。
次 に で す ね 、 今 、 災 害 援 護 資 金 の 貸 付 収 入 の 過 年 度 分 に つ い て は 説 明 が あ っ て 、 665万 1,300
円ですか、これ、この額についてですね、ただもう文書等でやって、個人徴収若しくは保証人
等にも何かこのような過年度分だが、このようになっているんだがというようなことでですね
何かその説明をしたもんか、しないもんかをお伺いいたします。
〇福祉課長(新澤康文)
災害援護資金の貸付けに対する借受人、保証人に対する指導といいま
す か 、 そ う い う こ と で す け れ ど も 、 当 時 、 昭 和 58年 災 害 、 そ れ と 平 成 5年 災 害 、 当 時 の 保 証 人
を見るとですね近隣の方、子どもが多いですよね。そういったことで現在、保証人がもう高齢
化あるいは死亡する方々もいる関係で書類の再整備をしております。といいますのは、やっぱ
しこういう高額な滞納が残るということは後まで続いてきますので、早いうちにしないとどう
しても焦げ付いてせざれない全く悪い状況が生まれる可能性があるものですから、現在、係の
者で死亡した者については、相続人、子どもまで連絡をとっているところであります。意思確
認はしておりますけれども、それに基づく実績といいますか、収入がないということで、今後
ますます相続人に対する御理解を求めながら徴収を高めて参りたいと思っているところであり
ます。そうしたことで最終的にほんと貧しい、苦しい方であれば、この条例施行規則に本人が
死亡あるいは障害になったという時には恩典が、返済については一部酌量の所もありますし、
他の法律も運用しながら今後どうするかを決めて参りたいと考えております。
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〇総務部長(柴田達朗)
徴収対策で時期を定めて特別なそういう対策はしてないかということ
でございますが、特に時期を定めてというようなそういった形ではございませんが、徴収の係
だけではなくて、市民税係、それから固定資産の係、そういった所とも組んでですね時期を見
ながらやっぱり、係の方の加勢をもらいながらといいますか、実際の担当でない部署とも組み
ながらそういった年間を通した対策というようなものはとっているところでございますが、議
員言われますように、盆とか、一時期に集中してというような対策はとっていないところでご
ざいます。
〇13番議員(下野
認)
今、部長の方から説明もあったわけですが、係、各部と言わなくて
ですね、このような問題についてはですね、本庁、支所問わずですね、職員全員がですね一丸
となった取組みをするというような考えはないかお伺いいたします。
〇総務部長(柴田達朗)
税の徴収対策につきましては、議員が言われますとおり、全職員で対
応をすると、そういったことも確かに考えるところでございますが、なかなか、実際、税に携
わっている身からいたしますと、なかなか初めての方がすぐ訪問をして簡単に徴収ができると、
そういった状況にもなかなかございません。なかなか、行く人についてもある程度研修しない
とですねなかなか難しい状況でもあるというふうにも考えておりますので、議員が言われます
ようなことはまた十分検討さしていただきたいと思います。
〇議長(石井博美)
〇議長(石井博美)
こ れ よ り 休 憩 し ま す 。 再 開 を 午 後 1時 と し ま す 。
休憩
午前11時49分
再開
午後
1時00分
再開します。
次に、下釡清和議員の発言を許可します。
〇11番議員(下釡清和)
説明書をですね中心に、歳出のみですので、やっていきたいと思い
ま す 。 ま ず 、 説 明 書 の 19ペ ー ジ で す け れ ど も 、 一 般 管 理 費 で す が 、 庁 舎 管 理 等 の で す ね 業 務 関
係で前年度に比べまして増加している部分があるもんですから、その点について、特に郵便代
が で す ね 平 成 18年 度 に 比 べ ま し て 、 平 成 17年 が 1,472万 1,000円 ぐ ら い で す が 、 今 回 、 1,833
万 9,000円 と い う ふ う に な っ て お り ま す し 、 ま た 、 庁 舎 間 の で す ね 文 書 使 送 便 代 と い う の が 出
て き て る ん で す が 、 こ れ が 前 年 度 な か っ た の か ど う か で す ね 。 さ ら に 、 清 掃 関 係 が で す ね 1,277
万 あ っ た の が 、 今 回 が 1,728万 と い う こ と で 450万 ほ ど 増 え て い る ん で す が 、 中 身 は ど う い う
ふうになっているのかですね。その増加した理由と、新年度に向けてそういうチェックをされ
て 何 か 節 減 対 策 を 講 じ て い る の か ど う か 。 そ の 点 に つ い て ま ず 1点 目 で す 。
そ れ か ら 、 同 じ く 19ペ ー ジ の 大 き な 4番 の で す ね 人 事 管 理 関 係 で 、 社 会 保 険 料 が 前 回 が 360
万 で し た が 、 1,000万 と い う こ と で 出 て い る も ん で す か ら 、 ち ょ っ と 奇 異 に 感 じ た も ん で す か
ら、その理由とですね、対象者とか、そういう人数に変更があったのかどうか。その点につい
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て伺います。
そ れ か ら 、 説 明 書 の ペ ー ジ に 出 て な い も ん で す か ら 、 決 算 書 の 28ペ ー ジ で す ね 、 会 計 管 理 費
で す け れ ど も 、 こ の 中 の 役 務 費 、 平 成 19年 度 の 当 初 予 算 が 459万 7,000円 あ り ま し て 、 こ れ を
3月 で 補 正 を し ま し て 512万 8,000円 と い う ふ う に な っ て お り ま し て 、 か な り の 額 が で す ね 増
え て お り ま す し 、 さ ら に 平 成 20年 度 が 加 え ま し て ま た 61万 4,000円 増 え て お り ま す 。 そ の 中 身
といいますか、内容についてお尋ねいたします。それと併せて何かそれに係わる原因があれば、
対策が考えられているのかどうか。
そ れ か ら 、 説 明 書 の 21ペ ー ジ 、 企 画 費 の 中 の 笠 沙 高 校 跡 地 対 策 事 業 で す が 、 対 策 協 議 会 に 係
わ る 分 だ と い う ふ う に 聴 い て い る ん で す け れ ど も 、 400円 し か 支 出 が な い と い う こ と で 、 具 体
的 に ど う い う こ と を さ れ た の か 。 今 後 の 、 今 の 19年 度 に お け る 状 況 に つ い て お 尋 ね い た し ま す 。
そ れ か ら 、 23ペ ー ジ で す か ね 、 23ペ ー ジ の 諸 費 の 所 の 通 学 路 用 の 防 犯 街 路 灯 電 気 代 と い う の
がありまして、今回、朝修正があったもんですから、私もちょっと修正をしまして質問します
が、事前に若干話をしてありますので、この電気代が実際は増額しているそうですが、申請が
どの程度あって、設置がどの程度されたのか。あるいは修繕料というのがなかったものかどう
か。その点についてお尋ねいたします。
そ れ か ら 、 説 明 書 の 24ペ ー ジ の 賦 課 徴 収 費 の 中 の 市 税 等 の 徴 収 嘱 託 員 の 実 績 と い う こ と で 出
してございますが、その金額は出ているんですけれども、税別にどういうふうになっているの
か。それから、あとこの額の把握とかですね、それから相手に対しての納入方法というのをど
ういうふうにされたのか。それから、その対象者との関係でですね問題点というのはなかった
のかどうか。新しい年度でも予算措置しておりますので、その点についてお尋ねいたします。
そ れ か ら 、 説 明 書 の 40ペ ー ジ で す け れ ど も 、 児 童 ク ラ ブ の 関 係 で す け れ ど も 、 財 源 内 訳 を 見
ますとですね、余り補助金額としては変わってないんですが、一般財源の持出しが減りまして、
そういう状況になっているんですが、補助率等が変わったのかどうかですね。その点について
お尋ねいたします。
そ れ か ら 、 45ペ ー ジ で す ね 、 扶 助 費 の 中 の 生 活 保 護 に 係 わ る 分 で す け れ ど も 、 被 保 護 世 帯 の
状況が現在どういう位置にあるのか。保護率、パーミルで結構ですが。そして県下での位置が
どういうふうになっているのかですね。それとこれも一般財源がかなり持出しがですね前年度
からしますと出ているような感じを見受けるんですが、その財源のですね内訳が変わったのか。
あるいは市が一般財源で充当した分について交付税措置というのがどういうふうにされている
のか。その点についてお尋ねします。
次 は 、 47ペ ー ジ で す が 、 保 健 衛 生 総 務 費 の 中 の 、 47ペ ー ジ で す ね 、 妊 産 婦 ・ 新 生 児 訪 問 指 導
事業ということで前回に比べまして倍以上のですね実績が上がっているんですが、これについ
てですね具体的にどういうものによってこういう成果が出ているのかですね。その点について
お尋ねいたします。
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そ れ か ら 、 51ペ ー ジ の 労 働 諸 費 の で す ね シ ル バ ー 人 材 セ ン タ ー の 関 係 で す が 、 予 算 措 置 が 当
初 予 算 で 1,196万 と い う こ と で 、 内 訳 と し て 負 担 金 が 5万 円 と 補 助 金 が 1,190万 で す よ ね 、 取
り あ え ず 不 用 額 が 6万 円 出 て い る ん で す け れ ど も 、 中 身 を 見 ま す と 負 担 金 の 5万 円 と シ ル バ ー
の 分 が 1万 減 っ た の か な あ と い う 感 じ を 持 つ ん で す が 、 そ の 算 定 の 基 礎 と か で す ね 、 そ の 辺 が
どうなってこういうふうに不用額が発生したのかお尋ねいたします。
そ れ か ら 、 53ペ ー ジ の 農 業 総 務 費 の 中 の 制 度 資 金 の 利 子 補 給 事 業 の 8の 所 で す け れ ど も 、 農
業 近 代 化 資 金 の 利 子 補 給 事 業 と い う の が あ り ま し て 、 こ れ が 前 年 度 は 40件 で 、 額 が 変 わ っ て な
い ん で す が 、 今 回 は 5件 と い う こ と で 129万 9,235円 と い う ふ う に な っ て お り ま す 。 こ の 利 子
補給の期間とか、補助率とかですね、その辺がどういうふうになっているのかお尋ねいたしま
す。
ち ょ っ と 前 後 し ま し た け ど 、 前 に 返 り ま し て 52ペ ー ジ で す ね 、 52ペ ー ジ の 農 業 委 員 会 費 の 中
の で す ね 農 地 法 の 申 請 処 理 件 数 と い う 所 で 賃 貸 借 の 解 約 と い う こ と で 20条 の 6項 と い う の が 前
年度に比べてかなり解約分が面積、件数とも増えております。これがどういった要因であった
のか。そして、また、その土地は今後どういうふうに処理をされたのかお尋ねいたします。
次 は 、 説 明 書 の 67ペ ー ジ で す ね 、 新 た な 事 業 と し て 新 観 光 パ イ オ ニ ア 事 業 と い う の が 昨 年 度
実 施 さ れ た わ け で す が 、 そ の 内 容 と 成 果 で す ね 、 特 に 補 助 金 に つ い て は 当 初 で は 95万 3,000円
と い う こ と で な っ て い る ん で す け ど 、 こ の 中 で は 59万 1,432円 と い う ふ う に な っ て お り ま し て 、
その算定がどうだったのかですね。その点についてお尋ねいたします。
次 は 、 89ペ ー ジ の 住 宅 建 設 費 で す け れ ど も 、 ほ た る と め だ か の 里 団 地 、 4戸 建 築 し ま し て 、
今回ですねこういった事業については旧加世田市においての事業の継続でありまして、終わる
という話も聴いているんですが、その成果をどういうふうに考えているのかですね。そして、
また、そのめだかの団地でですね入っている人たちの状況、分かる分でいいんですが、どうい
う入居状況になっているのかですね。いろいろ成果があったとすれば、今後そういったものを
ですね市内にまたさらに考える必要もあられないのか。そういう考え方についてお尋ねいたし
ます。
そ れ か ら 、 90ペ ー ジ の 消 防 施 設 費 の 所 で す が 、 旧 坊 津 町 焼 却 施 設 環 境 測 定 と い う こ と で 当 初
予 算 で 68万 3,000円 、 実 績 で 47万 7,750円 と い う ふ う に な っ て お り ま す が 、 こ れ だ け の 額 で で
きた理由とですね、結果としてどうだったのか。そして今後どういう計画がされているものか。
その点についてお尋ねいたします。
そ れ か ら 、 100ペ ー ジ の 移 動 博 物 館 開 催 事 業 と い う の が あ り ま す 。 こ れ が 当 初 予 算 で は 86万
8,000円 と い う こ と で 組 ん ど っ た ん で す が 、 半 額 以 下 で 済 ん だ と い う こ と な ん で す け れ ど も 、
これは県立の博物館との共催ということであったんですけれども、その内容と成果、また、そ
ういう半額で済んだ理由といいますか、その点についてお尋ねいたします。以上です。
〇総務部長(柴田達朗)
私 の 方 か ら ま ず 19ペ ー ジ の 庁 舎 管 理 業 務 関 係 に つ い て お 答 え い た し ま
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す 。 ま ず 郵 便 料 が 昨 年 と し ま す と 増 え て お り ま す 。 増 え た 理 由 に つ き ま し て は 、 こ れ は 平 成 19
年 の 4月 か ら 、 行 政 嘱 託 員 に 対 し ま す 納 付 書 の 配 布 を こ れ ま で お 願 い し て い た と こ ろ で ご ざ い
ま す が 、 4月 か ら は こ れ が す べ て 郵 送 に 変 わ っ た と い う こ と で ご ざ い ま し て 、 こ れ に よ り ま し
て増加をしてきております。この関係で節減対策ということでございますが、市内の特別郵便
と い う こ と で 、 同 じ 地 区 で 100通 以 上 、 1,000通 以 上 と い う の が あ る ん で す が 、 通 常 80円 が 、
100通 以 上 で あ り ま す と 65円 に な る と か 、 80円 の の が 55円 に な る と か 、 そ う い っ た 郵 便 の 活 用
をしたりして極力郵便料についても節減をしているところでございます。
それから、次に、清掃関係でございますが、清掃につきましては、言われますとおり、平成
18年 度 が 1,277万 562円 、 平 成 19年 度 が 1,728万 3,000円 と い う こ と で 増 え て い る 格 好 に な っ
ております。昨年の場合はですね、支所におきまして笠沙、大浦、坊津もなんですけれども、
人を直接雇いまして、そっちの報酬の方が出てきている部分もございます。今ここに上げてご
ざ い ま す の は 委 託 料 の 関 係 で ご ざ い ま す の で 、 平 成 19年 度 は で す ね す べ て 委 託 と い う こ と で 切
り 替 え て ご ざ い ま す の で 、 昨 年 の こ の 報 酬 を 含 め た 額 か ら 言 い ま す と 80万 程 度 は 減 に な っ て い
る計算になっております。
そ れ か ら 、 庁 舎 間 の 文 書 使 送 の 決 算 額 が 平 成 19年 が 109万 8,427円 に な っ て お り ま す 。 平 成
18年 は で す ね 主 要 な 施 策 の 中 に こ の 分 を 載 し て ご ざ い ま せ ん で し た の で 、 確 か に 比 較 で は 出 て
き て お り ま す が 、 額 に つ き ま し て は 決 算 で は 4,500円 程 度 の 減 と い う 形 で 決 算 上 は な っ て い る
ところでございます。
そ れ か ら 、 24ペ ー ジ の 市 税 の 徴 収 嘱 託 員 の 関 係 で ご ざ い ま す が 、 少 し 質 問 の 内 容 を よ く 聴 き
取れない分でちょっと答弁がかみ合わない部分が出てくるかもしれませんので、悪しからずも
うお許しいただきたいと思います。この市税の実績でございますが、嘱託員につきましては平
成 19年 度 か ら 新 た に 設 置 要 綱 等 に 基 づ き ま し て 2名 を 採 用 を し 、 市 税 等 の 徴 収 業 務 に 従 事 を し
て い た だ い て い る と こ ろ で ご ざ い ま す 。 ま ず 4月 に 募 集 を 行 い ま し て 、 5月 か ら 男 女 1名 ず つ
2名 を 採 用 を し て お り ま す 。 納 期 限 を 過 ぎ て 督 促 状 を 配 送 し た 後 に 未 納 者 を 中 心 と し て 徴 収 業
務をお願いをしております。この二人の方が徴収しました市税等につきまして、市県民税が
449件 の 665 万 4,858 円 、 固 定 資 産 税 が 449件 の 619 万 1,145円 、 軽 自 動 車 税 が 246件 の 91万
5,800円 、 国 民 健 康 保 険 税 が 586件 の 759万 5,860円 、 介 護 保 険 料 が 138件 、 98万 5,750円 で あ
り ま し て 、 合 計 い た し ま す と 1,868件 の 2,234万 3,413円 を 徴 収 を し て お り ま す 。 問 題 は な か っ
たかということでございますが、二人とも税の徴収経験がございませんでしたので、まず税の
言葉の理解とか、そういうことをするのが大変だったと思いますが、納税者からの課税の中身
についての質問、こういったことにつきましては、帰庁をしてから税の担当者が回答するよう
にしておりまして、現在のところでは大きな問題というのは起こってないというふうに考えて
おります。
そ れ か ら 、 90ペ ー ジ で ご ざ い ま す 。 旧 坊 津 町 の 焼 却 施 設 の 環 境 測 定 の 結 果 と 今 後 の 計 画 と い
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うことでございますが、焼却炉の解体作業計画をするに当たりましてダイオキシン類等の存在
を把握するために調査を実施をしたものでございます。その調査項目と結果でございますが、
空気中のダイオキシン類の濃度測定は、ガス状物質、粒子状物質と共に基準以下でございまし
た 。 こ れ は 測 定 が 0.029ピ コ グ ラ ム で ご ざ い ま す 。 基 準 が 1ピ コ グ ラ ム と い う ふ う に な っ て お
り ま す 。 そ れ か ら 炉 内 の 付 着 物 測 定 も 、 こ れ も 基 準 以 下 で ご ざ い ま し た 。 測 定 値 が 0.56ピ コ グ
ラ ム 、 基 準 が 3,000ピ コ グ ラ ム で ご ざ い ま す 。 そ れ か ら 煙 突 内 の 付 着 物 質 で ご ざ い ま す が 、 こ
れ は 測 定 値 が 5,400ピ コ グ ラ ム 、 基 準 は 3,000ピ コ グ ラ ム で ご ざ い ま す の で 、 こ の 部 分 が 基 準
を 上 回 っ て お り ま す 。 な お 、 重 金 属 測 定 に つ い て は 測 定 を い た し ま し た 7種 類 と も す べ て 基 準
以下でございました。この結果に基づきまして焼却炉の解体工事を現在発注をしておりまして、
廃棄物の焼却解体作業マニュアル及びダイオキシン類の暴露防止対策要綱に基づいて事業を実
施をしていきたいというふうに考えております。今後の計画でございますが、この解体の後、
本年度予算計上をされております敷地造成、それから建物の設計をまず今後いたしたいという
ふうに考えております。その後、建物工事というのが出て参りますが、この設計後に速やかに
できれば予算計上のことは考えていきたいというふうに考えております。以上です。
〇会計管理者(放生会
隆)
決 算 書 の 28ペ ー ジ 、 役 務 費 の 関 係 で ご ざ い ま す け れ ど も 、 こ の 役
務 費 に つ き ま し て は 、 全 国 市 長 会 に 加 入 し て お り ま す 公 金 総 合 保 険 、 こ れ が 9万 6,241円 、 そ
れ か ら 窓 口 収 納 口 座 振 替 手 数 料 、 こ れ が 503万 805円 と い う ふ う に な っ て お り ま す け れ ど も 、
この窓口収納口座振替手数料、これが件数が増えたことによるものでございますが、これにつ
きましては今後も口座振替等が増加することが予想されますので、まだこれからも増えていく
ことがちょっと考えられます。以上です。
〇総務課長(長濱一盛)
私 の 方 か ら は 、 19ペ ー ジ の 人 事 管 理 関 係 、 社 会 保 険 料 の こ と を 申 し 上
げ ま す 。 確 か に 18年 度 の 成 果 説 明 の 中 に は 360万 7,373円 、 本 年 度 が 1,010万 9,222円 と な っ
て お り ま す 。 前 年 度 、 18年 度 の 主 要 施 策 成 果 説 明 の こ の 360万 7,373円 に つ い て は 本 庁 に 勤 務
す る 職 員 の 分 だ け の 社 会 保 険 料 を 計 上 し て お り ま し て 、 残 り の 4支 所 の 分 が 抜 け て お り ま し た 。
18年 度 実 際 4支 所 の 分 を 含 め ま す と 1,279万 2,780円 と な り ま し て 、 本 年 度 の 1,010万 9,222
円 を 差 し 引 き ま す と 減 額 で 268万 3,558円 ほ ど 減 っ て い る よ う な 状 況 で ご ざ い ま す 。
続 き ま し て 23ペ ー ジ の 通 学 路 用 の で す ね 通 学 路 用 防 犯 灯 、 街 路 灯 の 設 置 及 び 修 繕 等 に つ い て
実 績 を 申 し 上 げ ま す 。 19年 度 に つ き ま し て は 、 新 設 し た 防 犯 灯 が 7基 で 24万 6,645円 ご ざ い ま
す 。 そ し て 劣 化 や 強 風 等 に よ り 壊 れ た 物 に つ い て の 修 繕 が 11万 7,200円 と い う ふ う に な っ て お
ります。以上です。
〇企画政策部長(山口力三)
そ れ で は 、 私 の 方 か ら は 、 成 果 説 明 書 の 21ペ ー ジ 、 笠 沙 高 校 跡 地
の 問 題 と 67ペ ー ジ の 新 観 光 パ イ オ ニ ア 事 業 の 関 係 に つ い て お 答 え 申 し 上 げ ま す 。 ま ず 初 め に 笠
沙高校跡地利用対策事業の決算額でございますけれども、これにつきましては高校跡地を教育
施設として利活用を検討している教育機関から活用の申出がございましたので、この教育機関
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でございます学園の現地調査を含め事務的な協議を行うための経費で、鹿児島市までの職員の
旅費となっているところでございます。次に、対策協議会の状況についてお答え申し上げます。
平 成 19年 度 に つ き ま し て は 2回 の 協 議 会 開 催 を 予 定 し て お り ま し た け れ ど も 、 福 祉 施 設 用 地 と
しての要望を受けて、建設計画など今後の計画方針に十分な検討を要すると判断いたし、庁内
で検討、協議を行ってきたところでございます。その結果、跡地の利用については校舎を含め
た一体的な活用を図る必要もあることから検討に時間を要することを説明いたしましたところ、
は ま ゆ う 建 設 の 要 望 書 に つ い て は 平 成 20年 1月 に 取 下 げ が な さ れ た と こ ろ で ご ざ い ま す 。 さ ら
にそのほかの福祉施設や教育施設等の進出希望もあることから、これらの調査等を踏まえて対
策 協 議 会 を 開 催 す る こ と が 望 ま し い と 判 断 い た し ま し て 、 平 成 19年 度 に つ い て は 対 策 協 議 会 の
開催を見送ったところでございます。このような理由で高校跡地利用については、校舎、体育
館、運動場の一体化した利活用という観点から、進出を希望する施設等の調査を含めまして今
後時間をかけて対応をして参りたいと考えているところでございます。
次に、新観光パイオニア事業の内容でございますけれども、新観光パイオニア事業の内容に
つきましてはスポーツ観光推進協議会関係経費といぶすき菜の花マーチの負担金及びその歓迎
経費が主なものとなっております。スポーツ観光推進協議会では、デンソーカップチャレンジ
サ ッ カ ー 大 会 の 大 会 誘 致 活 動 を 行 い 、 平 成 21年 3月 に 本 大 会 を 本 市 で 実 施 す る こ と と な っ て お
り ま す 。 合 宿 誘 致 活 動 に つ い て は 、 韓 国 釜 山 ア イ パ ー ク ア ン ダ ー 15や 福 岡 ソ フ ト バ ン ク ホ ー ク
ス選手の自主トレを受入れ、歓迎セレモニー、少年野球教室を実施して参ったところでござい
ま す 。 ま た 、 い ぶ す き 菜 の 花 マ ー チ の 一 環 と し て 笠 沙 グ ラ ウ ン ド か ら 笠 沙 恵 比 寿 ま で の 10キ ロ
コースで実施された「とっておきせっかくウォーク」笠沙路ウォーキング大会においては参加
者 が 87名 と な っ て い る と こ ろ で ご ざ い ま す 。 次 に 、 ス ポ ー ツ 観 光 推 進 協 議 会 補 助 金 95万 3,000
円の算定の基礎でございますけれども、これについては、大会等の歓迎セレモニー経費、特産
品 の 差 入 れ 等 の 歓 迎 経 費 と し て 30万 5,000円 、 誘 致 活 動 旅 費 等 の 経 費 と し て 35万 2,000円 、 そ
れ と 大 会 等 の 看 板 、 の ぼ り 、 横 断 幕 等 の 宣 伝 経 費 と し て 25万 2,000円 、 そ の 他 事 務 的 な 消 耗 品
等 を 含 め ま し て 4万 4,000円 、 以 上 、 合 計 95万 3,000円 と な っ て い る と こ ろ で ご ざ い ま す 。 以
上です。
〇市民福祉部長(久保薗秀徳)
私 の 方 か ら 4件 に つ い て お 答 え 申 し 上 げ ま す 。 ま ず 、 説 明 書 40
ペ ー ジ の 児 童 ク ラ ブ 事 業 の 実 績 で す が 、 18年 度 に 比 べ 一 般 財 源 が 増 加 し た 理 由 に つ い て 申 し 上
げ ま す 。 ま ず 県 補 助 金 の 補 助 率 3分 の 2は 変 わ っ て お り ま せ ん 。 補 助 率 が 変 更 に な っ た に も か
か わ ら ず 、 一 般 財 源 が 増 加 し た 理 由 と し ま し て は 、 平 成 18年 度 に 民 間 の 児 童 ク ラ ブ 4箇 所 の 補
助 金 額 1,005万 4,800円 の 県 補 助 分 と し て 、 財 源 内 訳 の 説 明 を 本 来 な ら 県 補 助 金 670万 3,000
円 と 記 載 し な け れ ば な ら な い と こ ろ 、 公 立 の 南 さ つ ま 市 金 峰 町 児 童 ク ラ ブ の 県 補 助 分 109 万
9,000円 を 含 め た た め 780万 2,000円 と 記 載 し て し ま い ま し た 。 こ の た め 、 本 来 な ら 335万 1,800
円 と 記 載 し な け れ ば な ら な い 一 般 財 源 を 225万 2,800円 と 記 載 し て し ま い 、 19年 度 の 一 般 財 源
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が 平 成 18年 度 に 比 べ 大 幅 に 増 加 し た 形 と な っ て し ま っ た こ と 。 そ れ と 平 成 19年 度 か ら 新 た に 補
助 基 準 額 に 開 設 日 数 加 算 額 が 加 わ り 、 各 ク ラ ブ の 補 助 対 象 額 が 増 加 し た た め に 平 成 18年 度 よ り
一般財源が増加したためでございます。
次 に 、 説 明 書 の 45ペ ー ジ の 扶 助 費 に 関 連 し て 被 保 護 世 帯 の 状 況 に つ い て お 答 え 申 し 上 げ ま す 。
ま ず 平 成 20年 6月 末 現 在 で 被 保 護 世 帯 数 239世 帯 、 被 保 護 人 員 306人 と な っ て い ま す 。 本 市 に
おける被保護世帯及び被保護人員の動向はやや微増の傾向にあると言えます。また、保護率で
ご ざ い ま す が 、 県 下 18市 で は 、 下 位 の 方 か ら 南 九 州 市 5.68パ ー ミ ル 、 い ち き 串 木 野 市 6.80パ ー
ミ ル 、 阿 久 根 市 6.83パ ー ミ ル に 次 い で 4番 目 に な り 、 保 護 率 は 7.69パ ー ミ ル で ご ざ い ま す 。 ち
な み に 保 護 率 の 上 位 は 、 1位 が 62.24パ ー ミ ル 、 2位 の 市 が 19.40パ ー ミ ル 、 3位 が 15.18パ ー
ミ ル で ご ざ い ま す 。 次 に 、 一 般 財 源 の 増 加 の 理 由 に つ い て で す が 、 平 成 19年 度 決 算 は 18年 度 に
比 べ 世 帯 数 で 1.03パ ー セ ン ト 伸 び て お り 、 ま た 、 各 種 の 扶 助 費 の 総 額 で も 1.03パ ー セ ン ト 伸 び
て い る 状 況 で ご ざ い ま す 。 な お 、 特 に 医 療 扶 助 に つ き ま し て は 平 成 18年 度 の 決 算 額 よ り 1.06パ ー
セ ン ト 伸 び と 大 き い よ う で ご ざ い ま す 。 こ の よ う な こ と か ら 一 般 財 源 が 1.02パ ー セ ン ト 伸 び と
なり、全体的に扶助費の総額が一般財源の増加に伴ったものと理解をしております。
次 に 、 説 明 書 の 47ペ ー ジ 、 妊 産 婦 ・ 新 生 児 訪 問 指 導 事 業 の 成 果 と 前 年 度 よ り 増 加 し た 理 由 に
ついてでございます。妊産婦・新生児訪問指導事業については、精神的にも不安定な時期であ
る妊産婦期に助産師又は保護司が自宅へ訪問し、育児指導等を行うことで育児不安の軽減を図
ることを目的としています。母子手帳交付時において面接で気になる方と希望者及び出生連絡
表で訪問の希望のあった方や保健師が係わっていて気になる方を対象に訪問指導を行っていま
す。具体的な育児指導や母親の気持ちを聴くことで、対象者からは、「話を聴いてもらい気持
ち が 楽 に な っ た 。」、「 上 の 子 と の 係 わ り に つ い て ア ド バ イ ス を も ら い 良 か っ た 。」 な ど の 声 も 聴
かれ、育児不安の軽減につながっていると思われます。また、訪問で産後うつのチェックもし
ており、気になる人は保健師の訪問につなぎ、早期から継続した係わりが持てているところで
ございます。なお、前年度より増加した理由としては、新生児訪問を希望する人が昨年度より
34人 も 増 加 し た こ と や 、 産 婦 人 科 の 協 力 を 得 な が ら 産 後 う つ チ ェ ッ ク リ ス ト を 取 っ て も ら い 、
気になる人について連絡をいただくケースも増えたこと。さらには助産師が訪問した後、引き
続き保健師が係わるなどのケースも増えたこと等によるものと思われます。今後も助産師との
連携を密にとり、こんにちは赤ちゃん事業や健診事業等と関連させ、継続的な係わりを持ちな
がら、対象者が安心して育児ができるように事業の充実を図っていきたいと考えています。
次 に 、 シ ル バ ー 人 材 セ ン タ ー 運 営 補 助 金 及 び 交 付 金 6万 円 不 用 の 理 由 に つ い て で ご ざ い ま す 。
南 さ つ ま 市 シ ル バ ー 人 材 セ ン タ ー は 、 高 齢 者 等 の 雇 用 の 安 定 等 に 関 す る 法 律 第 40条 に 基 づ く 高
齢者就業機会確保事業を活用し、高齢者就業機会確保事業等補助金や市の補助金等の交付を受
けて運営されているところであります。この高齢者就業機会確保事業等補助金は地方公共団体
が 応 分 の 補 助 を 行 う こ と が 前 提 と な っ て お り 、 各 活 動 拠 点 ご と に 国 庫 補 助 対 象 経 費 の 2分 の 1
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の額かつ国の予算の範囲内において交付されることが基本となっており、地方公共団体からの
補助金の額と同額が交付される制度となっておりますことから、市の補助金の予算積算に当たっ
て は 国 の 事 業 執 行 方 針 に 基 づ い て 算 定 し て い る と こ ろ で あ り ま す 。 こ の よ う な 中 で 平 成 19年 度
当初予算算定時において、国の高齢者就業機会確保事業等補助金の積算基礎となる運営費補助
単 価 限 度 額 を 前 年 度 と 同 じ く 956万 円 で 見 込 み 補 助 金 額 を 1,196万 と し て 予 算 計 上 し て い た と
こ ろ 、 平 成 19年 度 の 単 価 限 度 額 が 950万 円 に 改 正 さ れ た た め 、 そ の 差 額 の 6万 円 が 不 用 と な っ
た と こ ろ で あ り ま す 。 こ の 運 営 費 補 助 単 価 限 度 額 は 過 去 3か 年 度 の 平 均 会 費 数 と 就 業 延 べ 人 ・
日 数 に よ り 算 定 さ れ て お り 、 本 シ ル バ ー 人 材 セ ン タ ー に つ い て は 平 成 19年 度 は C ラ ン ク の 950
万円となっておるところでございます。以上です。
〇産業振興部長(上野哲郎)
私 の 方 か ら は 2点 お 答 え を さ し て い た だ き た い と 思 い ま す 。 ペ ー
ジ の 順 で 申 し 上 げ ま す 。 52ペ ー ジ の 農 地 法 の 関 係 か ら お 答 え さ し て い た だ き た い と 思 い ま す 。
20条 6項 に よ り ま す 解 約 に つ き ま し て は 、 一 般 的 に 高 齢 等 に よ る 規 模 縮 小 の た め の 解 約 、 耕 作
者 の 変 更 に よ る 解 約 が 主 で ご ざ い ま す 。 平 成 19年 度 に お き ま し て は 益 山 地 域 の 転 作 ブ ロ ッ ク ロ ー
テーションを利用した生産法人によりますシソの栽培のための参入による解約と特区の業者撤
退によります解約が主な増加の要因でございます。その他の解約要因といたしましては経営移
譲によるものが挙げられます。解約後の土地の利用につきましては、新規に利用権の設定がな
されており、対象者は認定農家や生産法人等担い手農家への設定が進んでおります。なお、設
定がされなかった要因といたしましては湿地であるなどの土地の悪条件によるもの等が考えら
れるというふうに思っております。
続きまして制度資金の関係でございますけども、農業近代化資金利子補給の件数が昨年度と
比べて極端に減っているのではないかという御指摘でございます。この件につきましては平成
18年 度 ま で の 成 果 説 明 書 で は 助 成 件 数 を 記 載 し て お り ま し た け ど も 、 平 成 19年 度 か ら は 申 請 の
ありました融資期間の数で表示した関係でこういう数値でなっております。ちなみに昨年まで
と 同 じ よ う に 平 成 19年 度 の 助 成 件 数 に つ い て 、 そ の 実 績 に つ い て 御 説 明 申 し 上 げ ま す 。 農 業 経
営 基 盤 強 化 資 金 利 子 補 給 事 業 に お き ま す 助 成 件 数 が 9件 、 農 業 近 代 化 資 金 利 子 補 給 事 業 が 41件 、
農 業 振 興 資 金 利 子 補 給 事 業 が 8件 と な っ て お り ま す 。 利 子 補 給 の 内 容 に つ い て で ご ざ い ま す が 、
利子、助成率、期間等をそれぞれ補給事業ごとに御説明申し上げます。最初に農業経営基盤強
化 資 金 利 子 補 給 事 業 に つ い て で ご ざ い ま す け ど も 、 平 成 19年 度 利 子 補 給 、 助 成 を 行 い ま し た 9
件 に つ い て で ご ざ い ま す け ど も 、 利 子 の 助 成 率 は 県 の 助 成 も 含 め て 最 高 で 1.5パ ー セ ン ト 、 最
低 で 0.15パ ー セ ン ト で ご ざ い ま す 。 利 子 補 給 の 期 間 は 制 度 的 に は 25年 以 内 と な っ て お り ま す け
ど も 、 現 在 の 利 子 補 給 の 分 に つ き ま し て は 据 置 期 間 を 入 れ ま し て 最 長 で 17年 、 最 短 で 6年 と な っ
て お り ま す 。 農 業 近 代 化 資 金 に つ い て で ご ざ い ま す け ど も 、 平 成 19年 度 利 子 補 給 の 41件 に つ き
ま し て は 、 利 子 助 成 で 最 高 で 1パ ー セ ン ト 、 最 低 で 0.45パ ー セ ン ト で 、 市 の み の 助 成 と な っ て
お り ま す 。 利 子 補 給 期 間 は 制 度 的 に 据 置 期 間 を 含 め 7年 か ら 20年 と な っ て お り ま す け ど も 、 現
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在 利 子 補 給 を し て い る ケ ー ス の 最 長 で 20年 、 最 短 で 7年 と な っ て お り ま す 。 南 さ つ ま 市 と な っ
て 以 降 新 た に 貸 付 承 認 し た ケ ー ス か ら は 貸 付 承 認 年 度 を 入 れ て 4年 間 と し て ご ざ い ま す 。 農 業
振 興 資 金 に つ き ま し て は 、 19年 度 利 子 補 給 分 の 8件 に つ い て 御 説 明 申 し 上 げ ま す が 、 利 子 助 成
は 県 の 助 成 も 含 め 最 高 で 2.75パ ー セ ン ト 、 最 低 で 1.25パ ー セ ン ト と な っ て お り ま す 。 利 子 補 給
期間につきましては、現在、貸付承認利子補給を行っているケースのみの期間でございますと
最 大 で あ と 10年 間 と な っ て お り ま す 。 以 上 で ご ざ い ま す 。
〇建築住宅課長(橋口和行)
説 明 書 の 89ペ ー ジ 、 ほ た る と め だ か の 里 団 地 で す が 、 こ の 団 地 は 、
平 成 18年 度 に 6戸 、 平 成 19年 度 に 4戸 、 計 10戸 建 設 し ま し た 。 現 在 は 全 部 の 戸 数 に 入 居 し て い
る 状 態 で す 。 現 在 10世 帯 で 29名 の 人 が 住 ん で お り ま す の で 、 こ れ だ け の こ の 地 域 の 人 口 増 が 図
ら れ た と い う こ と で あ り ま す 。 そ の 中 で 南 さ つ ま 市 外 か ら の 入 居 者 は 3世 帯 の 9名 で す 。 そ れ
と 子 ど も の 数 で す け れ ど も 、 そ の 子 ど も は 、 11人 が 子 ど も で あ り ま す 。 そ の 中 で は 未 就 学 児 、
小 さ な 子 ど も が ほ と ん ど で 、 久 木 野 小 学 校 に 通 学 し て い る の は 現 在 は 1名 だ け で 、 小 さ な 子 ど
もが多いということです。今後の市営住宅ですけれども、市の住生活基本計画に基づいて、各
地域の現状や将来の動向を考慮しながら、具体的な実施計画を立てていくこととしております。
以上です。
〇教育部長(染川勝夫)
説 明 書 の 100ペ ー ジ 、 移 動 博 物 館 開 催 事 業 の 内 容 と 成 果 、 半 分 で で き
た理由について御答弁申し上げます。移動博物館開催事業は、県立博物館との共催により、郷
土の自然への理解を深め、科学する心や自然と共生する心を育むことを目的といたしまして、
平 成 20年 2月 21日 ( 木 曜 日 ) か ら 24日 ( 日 曜 日 ) ま で の 4日 間 に わ た り ま し て 市 民 会 館 な ど で
開催いたします。内容といたしましては大きく展示活動と教育普及活動の二つに分かれており
ます。展示活動では、市民会館大ホールを会場にいたしまして鹿児島と世界の昆虫や鹿児島の
天然記念物、貴重な生物の標本や写真パネル、県内児童・生徒の理科研究記録、標本の優秀作
品、南さつま市の動植物や地質の自然資料、恐竜の化石や鉱物、日本とフィリピンの貝など約
5,500点 を 4日 間 展 示 し ま し た 。 教 育 普 及 活 動 で は 、 一 つ 目 と い た し ま し て 液 体 窒 素 を 使 っ た
実 験 や キ ャ ッ プ 独 楽 作 り の 工 作 な ど 楽 し い 実 験 を 4日 間 に わ た り 、 二 つ 目 と い た し ま し て 21日
に 白 川 小 学 校 で 星 空 観 察 会 を 、 三 つ 目 と い た し ま し て 22日 に 益 山 小 学 校 6年 生 を 対 象 に 郷 土 の
自 然 紹 介 授 業 を 、 四 つ 目 と い た し ま し て 23日 と 24日 の 2日 間 に わ た り ま し て 、 岩 石 、 動 物 、 植
物 、 昆 虫 の 4班 に 分 か れ ま し て 亀 ケ 丘 や 万 之 瀬 川 河 口 域 、 金 峰 山 な ど に 出 向 い て 採 集 や 標 本 作
り な ど を 行 っ て お り ま す 。 移 動 博 物 館 の 見 学 参 加 者 希 望 の あ っ た 16小 学 校 、 2中 学 校 に つ き ま
しては、市民会館に近い加世田小学校を除いて、バスを借上げまして送迎を行ったところであ
り ま す 。 見 学 者 及 び 参 加 者 の 実 績 と い た し ま し て 展 示 活 動 が 3,103名 、 教 育 普 及 活 動 が 2,733
名 で 合 わ せ ま し て 5,836名 と な っ て お り ま す 。 見 学 や 参 加 者 は 普 段 は な か な か 見 る こ と の な い
展示品や体験の機会の少ない実験などを身近に見たり、体験いたしまして当初の目的は達せら
れたのではないかと思っております。次に、当初予算の半分でできた理由ですが、大きな要因
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と い た し ま し て 、 一 つ 目 に 送 迎 バ ス の 台 数 を 当 初 大 型 8台 、 中 型 8台 で 想 定 い た し ま し た が 、
見学参加者の希望校が見込みを下回ったこと、見学日程などを工夫したことなどによりまして
大 型 バ ス 6台 と 中 型 バ ス 1台 で 対 応 で き 、 バ ス 借 上 げ 関 係 が 約 36万 9,000円 の 減 と な っ て お り
ま す 。 二 つ 目 に ポ ス タ ー や チ ラ シ 、 看 板 の 作 成 経 費 を 11万 見 込 ん で お り ま し た が 、 県 立 博 物 館
の方で作成してもらいましたので、その経費が不用となったところであります。以上です。
〇会計管理者(放生会
隆)
先ほど会計管理費の中の役務費で「今後も増えることが予想され
る。」というふうに申し上げましたけれども、確かに口座振替は増加しております。窓口収納
で 1件 当 た り 30円 、 口 座 振 替 で 1件 当 た り 10円 現 在 払 っ て お り ま す け れ ど も 、 こ の 窓 口 収 納 の
分を口座振替を推進することによって節減ができるんじゃないかというふうに考えております
ので、引き続き口座振替を推進していかなけりゃならないというふうに考えております。
〇11番議員(下釡清和)
郵便料の関係ですけれども、行政嘱託員とですね、それから郵送す
る分との今分け方というのをどのようにされているのか。
それから、今出ました振込手数料との関係ですけれども、今、公金のですね取扱い、公金と
いいますか、何か、今、農協の方がされているんですけれども、そこを、例えば、ほかの金融
機関に振り込む場合とか、そういう単価というのは変わらないのかどうかですね。その点につ
いてお尋ねします。
〇総務部長(柴田達朗)
郵便料の関係で行政嘱託員にお願いする分と郵便料との区分けという
ことでございますが、先ほど申し上げました税の個人への納付書関係についてはもうすべて今、
郵便でお願いをしている状況でございます。その分が増えたということでございます。
〇会計管理者(放生会
隆)
銀行と農協の差でございますけれども、銀行等につきましては 1
件 当 た り 30円 と い う こ と で し て お り ま す 。 た だ 農 協 に つ き ま し て は 以 前 な か っ た ん で す が 、 19
年 度 か ら 1件 10円 と い う こ と で 今 支 払 い を し て い る と い う 状 況 で ご ざ い ま す 。 し た が い ま し て 、
市中銀行よりか、農協で振り込んでもらった方が手数料的には安く付くということになるよう
です。
〇11番議員(下釡清和)
実は私は今、振込みの関係でですね質問したというのは、私なんか
はいろいろこう団体ののを持っているんですが、その中で農協から同じ農協に振り込む場合は
要 ら な い ん で す ね 、 い や 、 同 じ 管 内 や っ た ら 。 そ れ で ほ か の 金 融 機 関 に 振 り 込 む 場 合 は 840円
取られたりするもんですから、これがですね市もそういうふうにしとったら大変なこっだなと
いうのもあって実はしたんですが、そういう、例えば、のであればですね、できるだけそうい
う振込みとか、そういうのを農協があれば農協の方に振り込んでもらうとか、そういうのをし
たらいいんじゃないかなあというのもあってですねこういう質問をしたんですが、今後そうい
う検討をお願いしたいと思います。
いろいろありましたけれども、取りあえず、私も前回のですねいろいろこう成果と今年の分
を比べていろいろ質問したんですが、できるだけ今後統一した書式内容にしまして誤解を招か
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ないようなですね、こういう訂正が途中で来たりしますと困りますので、そういう要望を申し
上げて終わります。
〇議長(石井博美)
次に、大原俊博議員の発言を許可します。
〇4番議員(大原俊博)
説 明 書 の 、 一 般 会 計 の 方 で す が 、 ペ ー ジ 5、 屋 外 広 告 物 許 可 申 請 手 数
料 が 減 に な っ て い る ん で す ね 。 平 成 18年 が 47万 ち ょ っ と 、 今 回 が 19万 3,000円 、 3年 に 1回 の
切替えということですので、サイクル的にこんなに変動があるのかということですね。
そ れ か ら 、 ペ ー ジ 21、 ク ジ ラ 骨 格 等 保 存 活 用 の 状 況 で す ね 、 200万 で す が 、 ど の よ う な 状 況
な の か 。 平 成 20年 度 は 骨 格 標 本 作 業 に 入 る と い う こ と で す が 、 も う そ こ ま で い け る 状 況 に な っ
たのかどうかということを伺いたいと思います。
そ れ か ら 、 ペ ー ジ 21、 南 さ つ ま 路 八 景 観 光 交 流 事 業 の 内 容 、 こ れ に つ い て は 純 粋 に 内 容 を 伺
いたいと思います。
次 に 、 21ペ ー ジ 、 ボ ー ト ピ ア 関 係 事 業 に つ い て は 、 平 成 18年 度 は 基 金 積 立 て 8,125万 6,772
円 、 協 力 費 も 同 じ 同 額 な ん で す が 、 今 回 7,062万 2,165円 が 協 力 費 で 、 積 立 て の 方 が 6,000万
となっている。この差異について伺います。
それから、訂正が、正誤表が出てきましたので、質問の内容が変わるんですが、ここに僕は
「JAF」て書きまして、高速道路で事故に遭った時に引っ張られていく会社の名前が出まし
たが、正解は「JFA」です、訂正方をよろしくお願いいたします。これについては予算的に
は 64万 5,000円 な ん で す が 、 実 績 で 決 算 が 30万 5,140円 と い う こ と で す の で 、 こ の 内 容 に つ い
て伺います。
そ れ か ら 、 ペ ー ジ 23、 安 心 パ ト ロ ー ル 隊 ウ ェ ア 購 入 又 は 防 犯 パ ト ロ ー ル 車 に つ い て で す が 、
車 が 10台 と そ の 他 ウ ェ ア と な っ て お り ま す 。 予 算 合 計 で 1,869万 9,000円 、 支 出 が 1,449万 と
い う こ と で 約 420万 の 差 異 が あ り ま す が 、 こ れ に つ い て の 理 由 と 内 容 で す ね 、 車 10台 と い う の
は分かるんですが、ウェアがどれぐらいなのかですね伺いたいと思います。
そ れ か ら 、 ペ ー ジ 51ペ ー ジ 、 火 葬 場 分 と い う こ と で 1億 2,057万 6,000円 で す か 、 負 担 金 と
い う 形 な ん で す が 、 予 算 は 2,088万 1,000円 と 、 こ の 差 異 は 30万 て ち ょ っ と 少 な い ん で す け ど
も、負担金でこう差異が出るのかなということと、今、工事の進捗状況を伺いたいと思います。
そ れ か ら 、 ペ ー ジ 51、 塵 芥 処 理 費 の 資 源 ご み ・ も や せ な い ご み 、 こ れ も 600万 円 ほ ど 減 額 に
なっているからおかしいなと思ったら、今日また訂正がありましたけれども、今回は、今度は
プ ラ ス が 56万 ぐ ら い 、 そ れ か ら も や せ る ご み の 収 集 の 方 も 115万 と 委 託 料 が こ ん な に 増 え る 理
由をですね伺いたいと思います。それから、関連して資源ごみ有価物売却益交付金というのが
あ り ま し て 、 こ れ も 平 成 18年 度 と 比 べ る と プ ラ ス が 600万 円 と い う こ と で ご ざ い ま す の で 、 多
分資源ごみが中国、韓国等に人気があって、供給と需要の関係で価格が高騰した関係で大きく
なったのかなあというふうには思うんですが、その理由をお知らせをいただきたいと思います。
そ れ か ら 、 55ペ ー ジ の 南 さ つ ま の 件 は 大 体 分 か り ま し た の で 、 割 愛 い た し ま す 。
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ペ ー ジ 61、 松 く い 虫 伐 倒 駆 除 費 に つ い て は 、 平 成 18年 度 は 76万 、 今 回 は 262万 と い う こ と で
大幅に増えたわけですが、鳥居議員の一般質問の中で今年の分についての今の現況で万世、小
湊 で 増 え て る と い う こ と の 対 応 が 出 た ん で す が 、 そ う い う こ と な の か 。 そ れ か ら 、 数 年 前 、 10
年 ぐ ら い 前 、 10年 以 上 前 で す か ね 、 松 く い 虫 が 発 生 し て 大 幅 に 森 林 が 、 松 林 が 全 滅 し た ん で す
が、そういう状況の兆しが見えてるのかどうかについても伺いたいと思います。
ペ ー ジ 67、 南 さ つ ま 市 ス ポ ー ツ 観 光 推 進 に つ い て も 、 今 、 同 僚 議 員 が 聴 き ま し た の で 、 割 愛
いたします。
67ペ ー ジ 、 竹 田 神 社 の 件 で す が 、 こ れ も 400万 円 ほ ど 予 算 よ り 減 額 に な っ て お り ま し て 、 そ
れについての理由、それから利用状況等がですね非常に好評なのか。反応等がもし聴かれて、
小耳に挟んでいらっしゃったら、その辺を伺いたいと思います。
次 に 、 ペ ー ジ 95ペ ー ジ 、 中 学 校 の 扇 風 機 の 件 で す が 、 3年 が か り で と い う こ と も 予 算 時 聴 い
たんですが、今の状況がどのようになっているか伺いたいと思います。以上です。
〇都市整備課長(川野重美)
成 果 説 明 書 の 5ペ ー ジ 、 屋 外 広 告 物 許 可 申 請 手 数 料 の 内 容 に つ き
ま し て 、 平 成 18年 度 の 手 数 料 額 と 、 そ れ か ら 平 成 19年 度 の 額 の 違 い 、 こ れ に つ い て の 御 質 問 だ
と思います。お答えを申し上げます。屋外広告物の許可につきましては、申請に基づき現地調
査 等 を 行 い 許 可 を 行 う も の で ご ざ い ま し て 、 一 般 的 な 屋 外 広 告 物 の 許 可 期 間 は 3年 間 と な っ て
お り ま す 。 平 成 18年 度 に つ き ま し て は 申 請 件 数 が 73件 で 47万 3,750円 と な っ て お り 、 申 請 の 内
訳 と い た し ま し て は 、 新 規 分 が 48件 で 23万 6,110円 、 更 新 分 が 25件 で 23万 7,640円 で ご ざ い ま
し た 。 平 成 19年 度 に つ き ま し て は 申 請 件 数 が 38件 で 19万 3,510円 で ご ざ い ま し て 、 申 請 の 内 訳
と い た し ま し て は 、 新 規 申 請 分 が 29件 、 12万 6,340円 、 更 新 分 が 9件 、 6万 7,170円 と な っ て
お り ま す 。 平 成 18年 度 分 と 比 較 い た し ま す と 申 請 件 数 で 35件 少 な か っ た こ と や 表 示 面 積 が 広 い
看板類が少なかったことなどが大きな減額の要因であると考えております。以上でございます。
〇企画政策部長(山口力三)
そ れ で は 、 私 の 方 か ら は 成 果 説 明 書 の 21ペ ー ジ の 4件 に つ い て お
答 え 申 し 上 げ ま す 。 ま ず 、 ク ジ ラ 骨 格 等 活 用 の 状 況 で ご ざ い ま す が 、 こ れ に つ い て は 、 平 成 18
年 度 事 業 と し て 平 成 19年 3月 21日 に 掘 り 起 こ し ま し た マ ッ コ ウ ク ジ ラ に つ い て は 、 引 き 続 き 平
成 19年 度 に つ い て も 200万 円 で 保 存 処 理 作 業 を 行 っ た と こ ろ で ご ざ い ま す 。 内 容 と い た し ま し
ては、骨格等の保存状況が予想以上に悪かったことから、当初予定していました温水による脱
脂から温風による脱脂に変更し、さらに溶剤による脱脂、さらに、また、アクリルを使った強
化 処 理 、 脱 臭 処 理 等 を 行 っ た と こ ろ で ご ざ い ま す 。 引 き 続 き 20年 度 に お き ま し て も 損 傷 部 の 激
しい頭骨、下顎の骨等の欠損部、破損部の修復や工場内での骨格作業等を行っているところで
ございます。今後の取組みにつきましては、標本をどのような方法で活用するのか。また、館
をどのようにするのかということについて先進地の事例等も参考にしながら検討を行っている
ところでございます。
次に、南さつま路八景観光交流事業の内容でございます。これにつきましては、本市の雄大
- 277 -
な自然環境を眺望できる施設や場所の南さつま海道八景を選定することにより、本市の特色あ
る観光資源や豊富な特産品を有機的に結び付けるとともに、各施設間の回遊性を高め、また、
地域資源を活用した体験型観光の推進を図ることを目的に南さつま路八景観光交流事業として
半島特定事業元気おこし事業の補助金を活用し、三つのソフト事業を実施いたしました。まず
一 つ に は 南 さ つ ま 海 道 と る ぱ 226整 備 事 業 で ご ざ い ま す 。 内 容 に つ い て は 、 八 景 選 定 委 員 会 の
開 催 、 フ ォ ト コ ン テ ス ト の 実 施 、 と る ぱ 226整 備 構 想 の 作 成 、 と る ぱ 226P R パ ン フ レ ッ ト の
作 成 な ど で 、 事 業 費 に つ い て は 161万 7,722円 と な っ て お り ま す 。 次 に 、 海 と 大 地 の 体 験 モ ニ
ターツアー委託業務でございますけれども、これについては旅行業者等と一般募集による体験
モ ニ タ ー ツ ア ー を 2回 実 施 い た し ま し た 。 事 業 費 に つ い て は 100万 円 と な っ て お り ま す 。 今 後
の体験型観光づくりの課題や対応策等について、参加者の提言を考慮しながら、これからの観
光振興や地域活性化に向けた事業推進に活用していくものでございます。次に、ロマンの里づ
く り 推 進 事 業 で あ り ま す け れ ど も 、 こ れ に つ い て は 70万 円 の 事 業 と な っ て お り ま す 。 市 内 全 域
にある観光・物産関連施設や個人・団体等が広域的なネットワークを形成し、情報交換や連携
した新たな企画など事業の展開を図り、回遊ゾーンを構築するなど観光振興や施設の活性化に
つなげることを目的としながら、イベントの合同開催、情報チラシの発行、観光パンフレット
の作成、まちづくり講演会、観光ルートブック等の作成を行ったところでございます。
次 に 、 ボ ー ト ピ ア 関 係 事 業 、 基 金 の 今 後 の 動 静 で ご ざ い ま す け れ ど も 、 平 成 19年 度 の ボ ー ト
ピ ア 金 峰 に 係 わ る 環 境 整 備 協 力 費 の 収 入 額 は 7,062万 2,165円 で ご ざ い ま し た 。 そ の 使 途 に つ
き ま し て は 、 平 成 19 年 度 で 6,000 万 円 を 地 域 等 環 境 整 備 基 金 に 積 み 立 て て お り ま す 。 残 り の
1,062万 2,165円 に つ き ま し て は 、 平 成 19年 度 の 基 金 充 当 事 業 と し て 白 川 縦 貫 線 道 路 整 備 事 業
に 5万 8,398円 、 歴 史 交 流 館 金 峰 体 験 学 習 等 運 営 事 業 に 10万 9,826円 、 金 峰 歴 史 探 訪 事 業 補 助
金 に 100 万 円 、 金 峰 青 年 団 補 助 金 に 14 万 円 、 青 少 年 体 験 活 動 事 業 青 少 年 ふ る さ と 学 寮 に 19 万
1,696円 、 地 域 で 取 り 組 む 青 少 年 育 成 事 業 金 峰 き ら り 塾 に 17万 9,365円 、 金 峰 文 化 セ ン タ ー の
モ ニ タ ー 、 ス ピ ー カ ー 等 整 備 に 153万 8,250円 を 充 当 し た と こ ろ で ご ざ い ま す 。 事 業 充 当 後 の
残 額 740万 4,630円 に つ き ま し て は 、 先 の 6月 議 会 で 基 金 に 積 み 立 て る た め に 基 金 の 積 立 補 正
をお願いしたところでございます。
次 に 、 4点 目 の J F A ア カ デ ミ ー 推 進 対 策 事 業 の 実 績 で ご ざ い ま す 。 主 な 支 出 と い た し ま し
ては、JFAアカデミー校招致に係わる日本サッカー協会本部、鹿児島県サッカー協会、熊本
県サッカー協会等との打ち合わせに伴う旅費及び施設、これにつきましては専用とする寮など
の 施 設 建 設 や 運 営 に 係 わ る 視 察 等 の 旅 費 、 こ れ が 26万 4,620円 と な っ て お り ま す 。 そ の 他 事 業
推 進 及 び 視 察 に 係 わ る 需 用 費 と し て 2万 6,520円 、 視 察 時 の 有 料 道 路 通 行 料 1万 4,000円 と い
う こ と で 締 め て 30万 5,140円 の 支 出 と な っ て い る と こ ろ で ご ざ い ま す 。 以 上 で ご ざ い ま す 。
〇総務部長(柴田達朗)
23ペ ー ジ の 安 心 パ ト ロ ー ル 隊 の ウ ェ ア 購 入 と 防 犯 パ ト ロ ー ル 車 の 10台
のことについてお答え申し上げます。まず、安心パトロール隊のウェア購入につきましては、
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内 容 は 、 ジ ャ ン バ ー を 1,500着 、 そ れ か ら ベ ス ト を 同 じ く 1,500着 で ご ざ い ま す 。 そ れ か ら 、
防 犯 パ ト ロ ー ル 車 に つ き ま し て は 全 部 で 10台 で す が 、 こ の 内 訳 と し ま し て 普 通 車 、 バ ン が 5台 、
そ れ か ら 軽 の バ ン を 5台 と い う こ と で 、 こ れ に つ き ま し て は 各 2台 ず つ 本 所 、 支 所 に 配 置 を し
て ご ざ い ま す 。 そ れ か ら 予 算 等 の 差 が 、 約 358万 予 算 か ら 落 ち て お り ま す が 、 こ れ は い ず れ も
入札による減でございます。
〇企画政策部長(山口力三)
申 し 訳 ご ざ い ま せ ん 。 ボ ー ト ピ ア 関 係 の 質 問 で 1件 答 弁 が 漏 れ て
お り ま し た の で 、 お 答 え 申 し 上 げ ま す 。 地 域 等 環 境 整 備 基 金 に つ き ま し て は 平 成 19年 度 末 の 基
金 残 高 が 1億 6,400万 2,954円 と な っ て お り ま す 。 今 後 の 環 境 整 備 協 力 費 の 収 入 の 見 込 み で ご
ざ い ま す け れ ど も 、 平 成 16年 12月 の ボ ー ト ピ ア 金 峰 の 開 設 以 来 、 16年 に つ き ま し て は 収 入 額 が
3,084万 3,556円 、 平 成 17年 度 が 8,861万 3,193円 、 平 成 18年 度 が 8,125万 6,772円 、 平 成 19年
度 が 7,062万 2,165円 と 毎 年 収 入 額 は 減 少 い た し て お り ま す 。 こ の よ う な こ と か ら 本 年 度 の 収
入 額 に つ き ま し て も 当 初 予 算 の 段 階 で は 前 年 度 よ り も 約 8パ ー セ ン ト 少 な い 6,500万 円 を 見 込
んでいるところでございます。また、来年度以降の収入見込額につきましても、ボートピア金
峰などの場外発売場における売上額が全国的にも減少傾向にあることから、これまでの収入実
績と同様に前年度よりもさらに減少していくものと想定しているところでございます。以上で
ございます。
〇市民福祉部長(久保薗秀徳)
私の方からは、火葬場の状況、それと資源ごみの関係について
お答え申し上げます。まず、火葬場の状況でございます。南さつま火葬場新築工事の進捗状況
を 申 し 上 げ ま す 。 火 葬 場 の 設 計 委 託 業 務 は 2月 20日 か ら 取 り 掛 か り 、 8月 15日 に 完 了 し た と こ
ろ で す 。 敷 地 造 成 工 事 も 一 部 を 残 し 9月 時 点 で ほ ぼ 完 了 し た と こ ろ で す 。 火 葬 場 新 築 工 事 の う
ち 火 葬 炉 設 備 工 区 は 、 設 計 業 務 の 構 造 や 設 備 等 の 関 連 で 6月 に 発 注 し 、 富 士 建 設 工 業 株 式 会 社
と 1億 3,209万 円 で 請 負 契 約 し た と こ ろ で す 。 火 葬 場 の 工 事 発 注 に つ き ま し て は 規 模 も 非 常 に
大きく、地元業者への発注機会を増やすために分割発注で行います。現在、火葬場本体の発注
準 備 を 進 め て お り 、 今 月 末 に は 5工 区 の 入 札 を 行 い 、 来 月 上 旬 に 残 り 2工 区 の 入 札 を 行 っ て 業
者 選 定 す る 予 定 で す 。 10月 中 旬 か ら 準 備 工 事 等 が 始 ま り 、 11月 か ら は 、 会 葬 者 に 迷 惑 を 掛 け ま
すが、仮設待合室を使用しての火葬になります。その後既設待合室等の解体工事の後、火葬場
本 体 工 事 が 本 格 化 し ま す 。 火 葬 場 本 体 は 来 年 7月 の 完 成 を 予 定 し て お り 、 試 運 転 等 の 期 間 は あ
り ま す が 、 8月 盆 前 に は 新 火 葬 場 の 運 転 開 始 を 行 う 予 定 に し て い ま す 。 そ の 後 、 旧 火 葬 炉 等 の
解 体 や 駐 車 場 、 外 構 等 の 工 事 を 行 い 、 10月 末 に は す べ て の 工 事 を 完 了 す る 予 定 に し て お り ま す 。
次 に 、 資 源 ご み 売 却 交 付 金 の 増 額 の 理 由 で す け れ ど も 、 平 成 19年 度 の 配 分 額 に つ い て は 平 成
18年 度 よ り 604万 9,467円 増 額 し て い ま す 。 増 額 の 理 由 と し て は 南 薩 地 区 衛 生 管 理 組 合 よ り 実
施された入札により落札額が上がったためでございます。物資の高騰により前年より単価が上
がったというふうに思われます。以上です。
〇産業振興部長(上野哲郎)
松くい虫の関係でございますけども、松くい虫につきましては、
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松くい虫による松枯れの被害木を除去し、海からの風、塩あるいは津波、高潮、飛んでくる砂
などからの海沿いの暮らしを守るための海岸林として最大限の機能を発揮させる目的がござい
ます。守るべき松林として位置付け、公益的な松林に対して市が事業主体となりまして事業を
実 施 し て い る わ け で ご ざ い ま す け ど も 、 19年 度 に つ き ま し て は 、 焼 却 処 分 で 10立 米 、 燻 蒸 処 理
で 82立 米 、 事 業 費 で 262万 7,100円 を 実 施 し た と こ ろ で ご ざ い ま す 。 近 年 、 松 く い 虫 が 増 え て
お り ま す 。 18年 度 は 職 員 及 び シ ル バ ー 人 材 セ ン タ ー で 対 応 い た し ま し た け ど も 、 19年 度 に つ き
ましては鹿児島森林組合に委託して処理をいたしたところでございます。また、本年につきま
し て も 増 加 傾 向 に ご ざ い ま し て 5月 に 伐 倒 処 理 を し て お り ま す 。 ま た 、 こ の 秋 に も 伐 倒 駆 除 を
するという計画を立ててございます。一時的からすると若干増えてきている傾向にございます。
ただ地域によりましては航空散布ができない状況等もありますので、その辺の対策等ももう 1
回練り直しながら、薬剤散布ができないものか検討して参りたいというふうに思っております。
それから、竹田神社の斜路の関係でございますけども、竹田神社のスロープ工事につきまし
て は 1,245万 の 設 計 で 予 算 で 組 ん で お り ま し た け ど も 、 827万 6,000円 で 入 札 が さ れ 、 そ の 後 、
変 更 設 計 等 が あ り ま し て 401万 8,000円 の 減 額 と な っ て お り ま す 。 ス ロ ー プ を 設 置 い た し ま し
て車いすの利用者が境内まで行けるようになり、竹田神社夏祭り市民慰安大会でも施設入居者
が車いすで多数訪れ、士踊り等を見学し、楽しんでもらったところでございます。障害を持っ
た方がいつでも境内に上がれるやさしい設備になっており、利用者には喜ばれているというふ
うに思っているところでございます。以上でございます。
〇教育部長(染川勝夫)
説 明 書 の 95ペ ー ジ 、 中 学 校 の 扇 風 機 の 設 置 状 況 で す が 、 平 成 19年 度 の
設 置 状 況 は 全 体 で 65台 と な っ て お り ま す が 、 そ の 内 訳 は 、 加 世 田 中 学 校 が 10台 、 万 世 中 学 校 が
25台 、 大 浦 中 学 校 が 6台 、 金 峰 中 学 校 が 24台 と な っ て お り ま す 。 ま た 、 そ の 他 の 津 貫 中 学 校 、
笠沙中学校、坊泊中学校及び久志中学校につきましては、合併前に設置済みとなっていること
か ら 、 中 学 校 の 扇 風 機 設 置 に つ き ま し て は 平 成 19年 度 を も っ て 8校 す べ て の 学 校 の 整 備 を 完 了
し た と こ ろ で あ り ま す 。 小 学 校 に つ き ま し て は 平 成 19年 度 か ら 3か 年 計 画 と い た し ま し て 設 置
を今しているところでございます。
〇4番議員(大原俊博)
1回 目 の 質 問 の 所 で で す ね 塵 芥 処 理 の 所 を 、 関 連 の 方 は 答 え が 出 て き
たんですが、委託料の方、今日訂正があってプラスがあって数値をいただいたんですが、平成
18年 度 よ り 56万 4,900円 、 資 源 ご み ・ も や せ な い ご み 収 集 運 搬 業 務 委 託 料 が 増 え て る 。 そ れ か
ら 、 も や せ る ご み の 収 集 の 運 搬 業 務 委 託 料 が 115万 増 え て る と 。 こ の 大 き な 理 由 と い う の を も
う 1回 お 聴 き い た し ま す 。
そ れ か ら 、 J F A で す が 、 平 成 20年 度 も 先 進 地 視 察 ・ 調 査 及 び 事 務 推 進 、 そ れ に 旅 費 と か い
う の が あ っ て 50万 7,000円 の 予 算 を 計 上 し て い る ん で す け れ ど も 、 今 後 の 可 能 性 に つ い て で す
ね、いろいろこう積み重ねていくけども、可能性があるのかということについてですね、今の
段階での感触について御意見をいただきたいと思います。
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それから、松くい虫の件ですが、十数年前ですか、数十年前か、ちょっと、かなり前に万世
地区、小湊地区、また、景観上素晴らしい松も松くい虫の被害に遭ったわけですが、そのよう
な 状 況 下 の 兆 し に あ る の か と 。 今 の 段 階 で 把 握 で き に く い か も し れ な い け ど 、 こ こ 平 成 19年 、
平 成 20年 と い う こ と で 被 害 が 大 き く な っ て き て い る と い う よ う な 感 じ が し て る ん で す が 、 そ れ
に つ い て の 状 況 が で す ね 分 か れ ば で す ね い た だ き た い し 、 2年 続 け て あ り ま す と 、 3年 目 、 4年
目てあるんじゃないかと。これが大きな被害につながらないためにも今そういう動きに環境的
になってるかどうかをですね専門家にも見てもらう必要があるんじゃないかなというような思
いがいたしますので、その点を伺いたいと思います。
〇市長(川野信男)
JFAアカデミー校の問題について私の方からお答え申し上げます。日本
のサッカー協会とはこれまでずっと継続的に協議をいたしておるところでございますが、協会
といたしましては当初男女を、これを一緒にするのか、別々にするのか。いろんな議論をした
ようでございます。最終的には男女は別々にするということで、男子の方は既に熊本に立地す
る と い う こ と で 方 針 が 決 定 を し て お り ま す 。 開 校 を 21年 度 開 校 と い う こ と で 準 備 を 進 め て お る
ようでございます。女子につきましては、若干、この男子の方をモデルケースというふうに考
えておるようですけれども、女子の在り方についてはもう少し、まだ最終的な結論が出ていな
いようでございます。いろんな課題があるようでございます。本市といたしましては、引き続
き情報等のお互いの交換をはじめ、協議をしながら、できるだけ誘致ができないかどうか検討
をいたしながら協会とも協議をして参りたいと、こういうふうに思っておるところでございま
す。
〇産業振興部長(上野哲郎)
松くい虫のことでございますけども、私どもも素人でなかなか分
かりにくいところでございますが、現実的に見てみますと、一時的には松そのものが周りから
ほとんどなくなる状況がございまして、しばらくは、あの地区だけではございませんで、松の
立 ち 枯 れ と い う の が 見 ら れ な く な っ た な と い う 思 い で お り ま し た が 、 18年 度 ぐ ら い か ら 若 干 、
そういう木が大きくなってきた分もあるのかもしれませんが、色が変わった松というのが見ら
れるようになったというふうに思っております。小湊・万世地区につきましては現在航空防除
を行っておりません、これはいろんな作物等の影響もございますので。ただこの松が仮に全部
なくなりますと農業にも大きな影響があるというふうに思ってますので、その辺もどういう方
法がいいのかですね検討をして参りたいと思ってますし、当然に国、営林署あるいは専門家の
方々の御意見等もお伺いしながら、それこそ薬剤メーカーやらいろいろあると思いますので、
その辺の方々とも意見を交えながら、枯れてからでは間に合いませんので、できるだけ早く方
策がとれるようであれば、そういう研究をして参りたいというふうに思っております。
〇市民福祉部長(久保薗秀徳)
ごみの関係についての委託料が上がっているということでござ
いましたけれども、ごみの関係については委託料について、収集委託料について見積りを取る
ことになっておりまして、この収集委託の単価が上がったことによるものでございます。
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それから、火葬場の負担金、負担金といいますか、の増額ということでございましたが、こ
の 火 葬 場 に つ い て は 、 19年 度 に 建 設 分 の 、 火 葬 場 の 建 設 分 が 1億 500万 程 度 増 え て い る 関 係 で 、
18年 度 こ の 分 が な か っ た こ と に よ る 差 で ご ざ い ま す 。
〇議長(石井博美)
次に、髙倉正文議員の発言を許可します。
〇5番議員(髙倉正文)
本決算、さらには今日までの事業を踏まえて来年度の当初予算にどの
よ う に 反 映 す る か 。 事 業 を ど の よ う に 展 開 す る か と い う 視 点 で 通 告 し て あ る 2点 に つ い て お 尋
ね い た し た い と 思 い ま す 。 ま ず 1点 目 の 清 掃 総 務 費 、 51ペ ー ジ で ご ざ い ま す け れ ど も 、 ご み ・
し 尿 負 担 金 と 今 後 に つ い て と い う こ と で 、 負 担 金 に つ い て は 5億 4,497万 円 と い う こ と で ご ざ
います。このことについての内訳をひとつお願いしたいということでございます。それと今後
に つ い て で ご ざ い ま す け ど も 、 こ の こ と に つ き ま し て は こ の 3月 の 一 般 質 問 で 市 長 は こ の よ う
に 答 弁 さ れ て お り ま す 。 「 ご み の 問 題 に つ き ま し て は 、 枕 崎 の 内 鍋 清 掃 セ ン タ ー も 23年 度 ま で
だ と 。 耐 用 年 数 か ら し て 15年 、 こ の 清 掃 セ ン タ ー は 15年 が 限 界 だ と い う こ と で 、 延 命 措 置 を し
なけりゃならないと。そういうことで現在その改修費等の積算をさせている。」と、こういう
答弁があったところでございます。その延命の経費については延命措置以外の手法も考えなけ
ればならないと。延命するか。また、別な方法をとられるかということでの答弁があったとこ
ろでございます。そのことについて現在どのような状況になっているかお伺いしたいと思って
おります。それとし尿の問題につきましても「今現在、万之瀬川の河川改修があるんだと。そ
の河川改修が県の方からもまだ説明を受けていないと。この説明を受けない前にまだどうする
かということの方針を出せないんだ。」と、こういう答弁もあったところでございます。さら
には現在の状況からしまして、私もその時も申したんですけども、日置市につきましては、東
市来町がいちき串木野に持って行ってる。さらには旧吹上町は本市へ持って来ているわけでご
ざいますけども、旧伊集院町については姶良の西部に持って行っていると、こういうことで、
その姶良西部の方からも「いつまで持って来るんだ。」と、こういうことを日置市の方に言わ
れていると、こういう状況のようでございますし、さらには枕崎のセンターももう限界寸前だ
と、こういう現実があるようでございます。さらには本市を考えますと、現在、公共下水道の
今、住民説明会をやっている状況で、まだ、最終処分場のまだ決定がなされていない。こうい
う状況で非常に複雑なこういう終末処理場の大きな懸案事項が抱えているわけでございますけ
ども、このし尿処理場の今後の進め方ということについて市長のまた再度考え方をお伺いした
いというふうに思います。
2点 目 の 観 光 費 、 67ペ ー ジ で す か ね 、 67ペ ー ジ の 吹 上 浜 砂 の 祭 典 に つ い て で ご ざ い ま す け ど
も 、 1,243万 5,000円 の 経 費 が 掲 載 さ れ て い る と こ ろ で ご ざ い ま す 。 08年 の 、 本 年 度 の 砂 の 祭
典 に つ い て は 、 こ の 6月 に 山 下 議 員 も 一 般 質 問 が あ っ た と こ ろ で ご ざ い ま す け れ ど も 、 こ の 07
年 、 08年 に つ い て 、 7年 は も う 決 算 が も う 出 て い る わ け で 、 今 こ の 負 担 金 は こ ん だ け 出 て い ま
す け ど も 、 決 算 の 状 況 が ど う な っ て い る か と い う こ と が 1点 で す ね 。 そ れ と 08年 は 、 今 年 度 は
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まだ決定まではいってないんでしょうけども、決算見込みがもう大方出ていると思うんですけ
ど も 、 決 算 見 込 み が ど の よ う な 状 況 に な っ て る か と い う こ と と 、 併 せ ま し て 、 08年 度 の 計 数 的
なでいいと思うんですけれども、歳入については大きな歳入の財源としては、いわゆるチケッ
トによる売上げ、それと寄附、あるいは、また、広告協賛による売上げ、大きくはこの二つだ
ろうと、このように思っていますし、あとはまたいろんな事業収入、こういったもの等も考え
ら れ る わ け で す け ど も 、 こ れ に つ い て の 07、 08の 動 向 に つ い て も お 伺 い し た い と 思 い ま す 。 さ
らには歳出の方では、いわゆるこれも経費も大きく分けると、砂像を作る経費、あるいは、ま
た、出展に伴う経費、さらには舞台等で、ステージ等でいろんなイベント、いわゆる関連の事
業もたくさんやっているわけでございますけども、そういったいろんな関連イベントに使う経
費、この三つに大きく大別されるのかなあと思いますけども、これの具体的な数字が分かって
お れ ば 、 示 し て い た だ き た い 。 さ ら に は 、 も う 1点 、 人 件 費 等 も 合 わ せ て 、 ア ル バ イ ト 等 を 含
めての人件費、そういったものをちょっと示していただきたいというふうに思っています。そ
れと、これもこの本会議でしたか、どっかでかあったと思うんですけども、職員もこのイベン
トには大きく係わっているわけで、職員がどの程度出ているものか。動員の数を示していただ
きたいと、このように思っています。それとこのイベントには多くの出展業者が協力をしてい
ただいているわけでございますけども、この出展業者の数と、その出展業者に伴ういろんな売
上げがそれぞれの出展業者から示されているわけでございますけども、その売上げの全体額が
どのような状況になっているかお伺いしたいと思います。以上です。
〇市長(川野信男)
まず、ごみ・し尿処理に関連してでございます。まず、ごみの問題でござ
い ま す け れ ど も 、 こ れ は 先 ほ ど 御 質 問 に も ご ざ い ま し た け れ ど も 、 確 か 3月 の 議 会 で も お 答 え
申 し 上 げ た と 思 い ま す 。 一 般 的 な 清 掃 セ ン タ ー の 耐 用 年 数 、 一 応 こ れ を 15年 程 度 と 、 こ う い う
ふ う に 言 わ れ て お る わ け で ご ざ い ま す 。 現 在 、 内 鍋 の 清 掃 セ ン タ ー の 耐 用 年 数 、 15年 と い う こ
と を ば 前 提 と し て 申 し 上 げ ま す と 23年 頃 ま で が 耐 用 年 数 だ と 、 こ う い う ふ う に 考 え ら れ る わ け
でございます。この場合に、一方、また、川辺にございます清掃センターもございますが、こ
れも延命措置を講じなければならないと、こういうようなことになるわけでございますが、一
部事務組合の広域再編協議会におきまして、実は一部事務組合の広域再編をする時にいろんな
議 論 を い た し ま し た 。 そ の 時 に 内 鍋 の 清 掃 セ ン タ ー に つ い て は 23年 度 以 降 10年 間 の 延 命 措 置 を
講ずることが望ましい。こういうような方針を立てたわけでございます。この場合に川辺の清
掃 セ ン タ ー も 同 じ よ う に 延 命 措 置 を す る と 。 そ の 上 で お お む ね 33年 頃 に は 新 た な 広 域 の 焼 却 施
設を建設をすると、こういうようなことで協議をいたしたわけでございます。その段階でのこ
うした確認もいたしてございます。したがいまして、現在、延命化に必要な改修工事の詳細、
改修費用とか、そういうような積算作業を実施をいたしておりまして、近くその点検調査結果
がまとまると、こういうことになっておるところでございます。この結果によってじゃあ改修
によって延命策をするのか。あるいは、もう改修じゃなくて、新たな物を造るのかということ
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の方針を組合の方で出すと、こういうことになるかと思います。現在作業を進めておりますの
で、そうした方向についての作業方針を組合の方で検討すると、こういうようなことになるわ
け で ご ざ い ま す 。 一 方 、 し 尿 処 理 場 の 問 題 で ご ざ い ま す 。 こ れ は 県 の 方 か ら 8月 の 18日 の 日 に
し尿処理場付近の万之瀬川の河川改修計画が示されたところでございます。この河川改修計画
によりましてし尿処理場施設の一部の用地については県の方に売却をせんといかん。あるいは、
また、施設の一部については改築をしなければならないと、こういうような事態が生ずるとい
うことになるわけでございます。南さつま地区衛生管理組合におきましては早速そのことを受
けてその後の対応の検討に入っておるところでございます。組合といたしましては、改修等を
行う場合に地元の理解というのが必要でございますことから、改修に伴うし尿処理構想という
のをまず作っていかなければならない。その上で地元説明会等を開催する。こういうような段
取りで今、検討をいたしておるわけでございます。県との補償協議が始まりますのが、県の方
で 25年 以 降 と 、 こ う い う よ う な こ と に 言 わ れ て お り ま す の で 、 そ こ ら を 考 え ま す と い う と 、 仮
にあそこで改修をしたといたしましても、事業の完成というのは、いわゆる改修後に供用開始
を す る と い う の が 28年 4月 頃 と 、 こ う い う よ う に 今 、 試 算 が さ れ て お り ま す の で 、 そ の こ と を
念頭といたしまして組合としては地元への説明あるいは地元への理解のための調整といいましょ
う か 、 そ う い う こ と が 必 要 に な っ て 参 り ま す け れ ど も 、 こ れ を 23年 3月 頃 ま で に 地 元 説 明 会 を
終 え て 地 元 の 理 解 を 得 る 。 そ う い う よ う な 目 処 と い た し て お る と こ ろ で ご ざ い ま す 。 28年 4月
に供用開始ができるようにするためのこれからいろんな手立てというのが必要であるかと思い
ますけれども、それに十分対応できるように、これは私がこういう市長という立場でお答えは
できませんけれども、私は管理者でもございますので、答えは一緒かと思いますけれども、支
障のないよう十分対処して参りたいと、こういうふうに考えております。
〇市民福祉部長(久保薗秀徳)
私の方からは南薩地区衛生処理組合負担金の内容についてお答
えいたします。まず、ごみ処理に係る負担金ですが、経常負担金と内鍋清掃センター建設によ
る借入金元利償還金及び南さつま市分の搬入受入れに伴う施設の改造による借入金元利償還金
と な り ま す 。 内 訳 と い た し ま し て は 、 内 鍋 清 掃 セ ン タ ー 負 担 金 が 2億 9,138万 3,000円 、 南 さ
つ ま ご み 中 継 負 担 金 が 2,175万 4,000円 、 坊 津 町 に 係 る 知 覧 中 継 所 負 担 金 が 1,110万 1,000円 、
南 さ つ ま 資 源 ご み 処 理 負 担 金 が 3,310万 1,000円 、 南 さ つ ま ク リ ー ン セ ン タ ー 負 担 金 が 9,009
万 8,000円 、 坊 津 町 に 係 る 知 覧 最 終 処 分 場 負 担 金 が 637万 円 と な り 、 合 計 で 4億 5,380万 7,000
円 と な り ま す 。 次 に 、 し 尿 に 係 る 負 担 金 で す が 、 枕 崎 衛 生 セ ン タ ー 負 担 金 が 1,135万 6,000円 、
南 さ つ ま 衛 生 セ ン タ ー 負 担 金 が 6,343万 6,000円 、 万 之 瀬 線 整 備 事 業 債 負 担 金 が 37万 1,000円 、
汚 泥 再 生 処 理 施 設 整 備 負 担 金 が 110万 円 と な り 、 合 計 で 7,626万 3,000円 と な り ま す 。 こ の ご
み と し 尿 を 合 わ せ ま す と 5億 3,007万 円 と な り ま す が 、 こ れ に 組 合 の 議 会 費 総 務 費 負 担 金 1,490
万 円 を 加 え ま し て 5億 4,497万 円 と な っ て い る と こ ろ で ご ざ い ま す 。
〇産業振興部長(上野哲郎)
吹上浜砂の祭典の関係でお答えさしていただきます。吹上浜砂の
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祭典の大きな財源となっておりますのが、会場整理券収入及び寄附、広告協賛金でございます。
会 場 整 理 券 収 入 に つ き ま し て は 、 屋 外 イ ベ ン ト の た め 、 会 期 中 の 天 候 に 大 き く 左 右 さ れ 、 07年
の 祭 典 は 天 候 不 順 に よ り ま し て 3,346万 2,000円 と 例 年 に 比 較 い た し ま し て 1,000万 程 度 落 ち
込 み ま し た 。 08砂 の 祭 典 に つ き ま し て は 天 候 も 良 く 4,525万 9,000円 と 、 こ れ は ま だ 途 中 で ご
ざいますけども、例年並みに回復し、順調な売上げでございました。一方、寄附、広告協賛に
つ き ま し て は 、 07の 砂 の 祭 典 が 1,974万 3,000円 、 08砂 の 祭 典 が 1,881万 8,000円 と 毎 年 目 減
り の 傾 向 に ご ざ い ま す 。 一 方 、 支 出 に つ き ま し て は 、 記 念 大 会 を 除 き 毎 年 7,500万 円 前 後 の 経
費が掛かっている状況でございます。経費についての御質問がございましたので、お答えさし
ていただきますが、経費につきましては項目別に振分けできないものもございますので、概算
で 直 近 の 08の 砂 の 祭 典 の 見 込 み で 申 し 上 げ ま す け ど も 、 砂 像 制 作 経 費 と い た し ま し て 約 2,500
万 、 内 訳 と い た し ま し て は 、 基 礎 工 事 が 大 体 1,530万 、 招 待 作 家 が 466万 、 砂 像 設 計 施 工 監 理
145万 、 制 作 者 弁 当 代 が 85万 、 制 作 団 体 謝 金 51万 、 砂 像 用 具 30万 円 等 々 と い う ふ う に な り ま す 。
イ ベ ン ト の 経 費 と い た し ま し て 約 926万 、 主 な 内 訳 と い た し ま し て は 、 出 演 謝 金 176万 、 花 火
170万 、 音 響 照 明 演 出 415万 で ご ざ い ま す 。 そ れ か ら 、 物 産 を し て ご ざ い ま す け ど も 、 物 産 経
費 と し て 約 338万 で ご ざ い ま す 。 主 な も の と し て は 、 テ ン ト 設 営 170万 、 電 気 工 事 130万 、 給
排 水 工 事 38万 で ご ざ い ま す 。 そ れ か ら 、 業 者 の 方 か ら の 出 展 手 数 料 、 こ れ は 収 入 に な り ま す け
ど も 、 394万 9,000円 で 、 昨 年 と し ま す と 56万 9,000円 の 増 と い う ふ う に な っ て お り ま す 。 物
産 業 者 が 20店 、 そ れ か ら 飲 食 業 者 が 19店 の 合 計 39業 者 で ご ざ い ま し た 。 先 ほ ど 56万 9,000円 プ
ラ ス と 言 い ま し た け ど も 、 08は 出 展 業 者 と し て は 6社 減 で ご ざ い ま し た け ど も 、 天 気 に も 恵 ま
れ た と い う こ と 等 で ご ざ い ま す 。 ま た 、 業 者 の 方 か ら の 報 告 に よ る 売 上 げ に つ き ま し て は 877
万 8,000円 の 増 と い う 報 告 が 来 て お り ま す 。 そ れ か ら 、 人 件 費 の 関 係 で ご ざ い ま す け ど も 、 人
件 費 が 86万 4,000円 程 度 、 こ れ は 学 生 ボ ラ ン テ ィ ア の 人 件 費 で ご ざ い ま す 。 そ れ か ら 動 員 数 で
ご ざ い ま す が 、 砂 像 制 作 が 4月 18日 か ら 5月 1日 ま で い た し ま し た け ど も 、 延 べ 人 数 で 1,193
名 、 内 訳 と し ま し て は 14日 間 で 1,100人 で 、 16事 業 所 749人 、 市 職 員 353人 、 通 訳 と 学 生 ヘ ル
パ ー が 91人 で ご ざ い ま す 。 そ れ か ら 、 大 会 運 営 に 係 わ り ま す 、 こ れ は 5月 の 2日 か ら 6日 の 5
日 間 で ご ざ い ま す け ど も 、 延 べ 人 数 で 1,687名 で ご ざ い ま す 。 一 般 ボ ラ ン テ ィ ア が 310名 、 高
校 生 ボ ラ ン テ ィ ア が 342名 、 市 職 員 が 605名 、 そ れ か ら そ れ ぞ れ の 部 会 が ご ざ い ま す け ど も 、
部 会 員 で 329名 、 そ の 他 サ イ ク ル と か 、 ニ ュ ー ス ポ ー ツ と か ご ざ い ま す が 、 こ れ が 101人 と い
うような状況でございます。以上でございます。
〇5番議員(髙倉正文)
砂 の 祭 典 の 関 係 で ご ざ い ま す け れ ど も 、 07年 の 収 支 の 最 終 的 な 、 お そ
らくこの年は雨に祟られまして少なかったと。そういうことから赤字になっているんじゃない
かなと、このように思いますし、今年度の収支の見込みが報告されませんでしたけども、その
こと、今年は黒字なのかなあというような気はするんですけれども、そのことが分かって、今
の時点でどのようになっているか。その収支の差を示していただきたいというふうに思います。
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こ の 砂 の 祭 典 に 関 し て 、 今 、 ボ ラ ン テ ィ ア も 1,193名 で す か ね 、 莫 大 な ボ ラ ン テ ィ ア の 数 な ん
で す ね 。 こ れ も 人 件 費 に 換 算 す れ ば 莫 大 な 経 費 で す よ ね 。 さ ら に は 職 員 も 353名 ぐ ら い 動 員 し
ていると。こういうことからしましてまだ、経費的にはまだそれ以上に掛かってると、こうい
うことですよね。そこで財源の確保ですけども、今もありましたように、年々減ってきている
と。いろいろこんだけ公共事業、いろんなものも少なくなる中で協賛広告、あるいは、また、
寄附金、こういう収入はこれ以上の増加は見込めないんじゃないかと、このように思うんです
よね。そういうことからしましてチケットによる収入の増を図るべきだというふうに思ってい
ます。これ以上もう寄附、協賛の増加はなかなか見込めない現状にあると、このように思って
います。現実、例年やっている業者からも、事業所からも「厳しい」という声も聴いています
し、そういうことも考慮すれば別な財源の確保を見つけなけりゃならない。今年度で言います
な ら ば 、 市 長 は こ の 期 間 に 15万 1,000人 と い う 発 表 を し て い る わ け で す ね 。 こ の 15万 1,000人
という人数からしまして、当日のチ ケットの枚数、前売券の枚数、合わせましても、前売券は
100パ ー セ ン ト 来 た と 換 算 し ま し て も 15万 1,000人 の 40パ ー セ ン ト に 満 た っ て な い ん で す よ ね 。
こ の 15万 1,000の 発 表 そ の も の が ど う か と 、 分 母 が ど う か と い う こ と も あ り ま す け れ ど も 、 周
辺にそんだけ来るんであれば、もっと、もっと来る手立てもあるんじゃないかと、呼び込む策
が あ る ん じ ゃ な い か と 。 今 、 15万 1,000人 の 40パ ー セ ン ト に 満 た な い ん だ と 、 こ う い う こ と を
申し上げましたけれども、もっと、あそこまで足延ばしたんだからちょっと中に入ってみよう
かと、こういう手立ても必要ではないのかなと、このような気がしますし、そのことが入場券
ともまた当然関連してくると。一方では財源の確保を図るためにチケットをもっと値上げしな
けりゃならないという考え方もあるでしょうし、もっと今、私の言ったものからすればもっと
安くしてもっと入りやすくして数を増やす方法もあるんじゃないかと、こういうことも出て参
ろうかなあと、このように思います。さらにはいろんな運営の在り方そのものにもどうなのか
なあと。こんだけ一生懸命やって、こんだけ全市挙げて、職員も、市長が会長だから職員もや
るんです、行くんですね。寄附、協賛も市が係わっているからそんだけ集まるんであって、も
う最大限の収入を見込んでるんですね、図ってる。そういうことからすれば経費の削減もどっ
かにかしていかなきゃならない。先ほど私は人件費という点でも、いろんなこのそれぞれの砂
像に係わる経費、出展に係わる経費、イベントに係わる経費申し上げましたけれども、どの部
分に無駄があるのか。それこそやはり検証する必要があると、このように思うんですよね。そ
ういうことから事業の内容、あるいは、また、先も申し上げました運営の在り方、そこら辺は
よ く 検 証 し て 、 市 長 も 与 え ら れ た 任 期 が 平 成 21年 度 最 終 の 年 度 に な り ま す し 、 我 々 も そ う で す
け ど も 、 し っ か り そ う い っ た 道 標 を こ こ で も う 1回 洗 い 直 し て 検 証 す る 必 要 が あ る ん じ ゃ な い
かということでございます。
それと、今、ごみの関係でございますけども、そういうことで延命のまだ積算ができていな
いと。最終的な段階が上がった段階で我々にも示して、どの方法をとるかということの検討に
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入 る ん で は な い か な と 、 こ の よ う に 思 い ま す け ど も 、 そ の こ と も や は り こ の 21年 度 に は 出 る と
いうふうに思ってますし、そのことも早く作業を進めていただきたいと、このように思ってお
り ま す 。 し 尿 に 関 し ま し て は 、 今 、 市 長 の 方 で は し 尿 処 理 構 想 を 計 画 し た 。 そ の 中 で 25年 度 以
降 、 28年 度 供 用 開 始 と 、 こ の よ う に 進 め た い と 。 そ う い う こ と か ら す れ ば 23年 の 3月 頃 ま で に
住民への説明会をしたいと、こういうことでありますし、このことも、今現在、先ほど申し上
げましたけども、公共下水道の方が、関係住民からすれば、公共下水道の終末処理場が決定し、
事業着手が早く目処をつけて、こっちの方にも早く住民説明会ができるような段取りをしてす
るべきじゃないかなあと。さらには常々市長は広域、こういったものは広域が望ましいんだと、
こういうことも持論ですし、そういうことからしまして広域のこの構成市ともうまく連携やっ
て、いろいろ構成市の、別な構成市の議員の方からもいろんな、不平不満のいろんな声も聴き
ますし、そういうことで関係市と連携をとって組合議会の方でしっかりとこのことは踏まえて
進めていってほしいなということを申し上げて終わりたいと思います。
〇市長(川野信男)
砂の祭典のことについてでございますけれども、財源をどういうふうにし
て確保するのか。あるいは、また、これからの祭典の内容について、特に歳出の見直し、こう
いうものをどういうふうにするのかということが主となった御質問かと思います。砂の祭典の
大きな財源となっておりますのは、お話もありましたとおり、会場整理券収入及び寄附、広告
協賛金、あるいは、また、市の負担金、こういうものが大きな財源になっております。実はこ
のようなイベントで、会場整理券といいましょうか、入場券といいましょうか、取っておるも
のは全国ほとんどないんです。大変珍しいやり方でございます。やっぱり会場入った方々にも、
応分の負担といいましょうか、をしていただく。あるいは、また、それにふさわしい内容にし
ようということで最初からこの祭典は始まっておるわけでございます。会場整理券につきまし
て は 屋 外 イ ベ ン ト の た め に 会 期 中 の 天 候 に 大 き く こ う 左 右 さ れ ま す 。 2007年 度 は 非 常 に 天 候 が
不 順 で あ っ た こ と か ら 収 入 が 3,346万 2,720円 、 例 年 に 比 べ ま す と 約 1,000万 程 度 少 な く な っ
て お り ま す 。 08の 砂 の 祭 典 の 場 合 は 天 候 が 良 う ご ざ い ま し た の で 、 4,525万 9,985円 、 こ れ は
大体例年並みといいましょうか、そういうような数字になっておりますが、こうした天候によ
る収入のほんとに増えん要素というものが大変多いということでございます。それから、もう
一 つ は 、 寄 附 、 広 告 協 賛 金 で ご ざ い ま す け れ ど も 、 07の 祭 典 の 場 合 が 1,974万 3,000円 、 08の
祭 典 の 場 合 が 1,881万 8,000円 と い う こ と で こ れ も 毎 年 、 若 干 で は ご ざ い ま す け れ ど も 、 減 っ
てきておると。大変企業によりましては多額の寄附を毎年いただいておりますので、今日のよ
うな経済状況の中で果たしてこれがいつまでこうした額を集めることができるのかどうか大変
私も危惧いたしておるところでございます。一方、また、支出の方につきましては、記念大会、
特 別 な 場 合 を 除 い て 、 毎 年 大 体 7,500万 円 前 後 の 経 費 を 要 し て お る わ け で ご ざ い ま す 。 そ の 中
には、お話もありましたけれども、ボランティアの経費、これはもう全くボランティアという
ことでお支払いしてない分もたくさんございます。えてしてイベントというのは地域の人を含
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めてボランティアに頼る部分というものがいっぱいございますし、特にこの祭典については、
私は、どちらかといいますとボランティアから成り立っておる祭典だと、こういうような思い
もいたしてございます。しかし、これもいろんな数の面でも限度がございますし、あるいは社
会的な趨勢、いろんなことを考えますと、果たしてどの程度の確保ができるのかどうかという
ことの危惧もいたしておかなければならない。こういうふうに思っております。今後、砂の祭
典を安定的に運営していくための財源対策といたしましてはツアー客の誘致ということも一方
考えていかなければなりません。今でも大型バスかなりの台数が来ておりますけれども、やは
りこの鹿児島県だけじゃなくして、むしろ県外、熊本とか、福岡とか、佐賀、長崎、こうした
所にツアー客が来ていただくようなそういうようなことも必要ではなかろうかと、こういうふ
うに思っておりますし、また、会場整理券の値上げ、これはいろんな意見もございます。値上
げをすることによって入場者が減るじゃないかということもあります。さらに、また、値下げ
をしたら入場者が増えるじゃないかという御意見もございます。ただこれは経営的にどっちが
いいかということをば試算もしなければならないと、こういうふうに思っております。また、
新規協賛者の確保、あるいは砂像への企業ロゴ等の掲載、スポンサー付冠大会及び開催期間の
延長とか、いろんな中身の検討というのはこれからきちっとしていかなければ、ほんとに長続
きしてこれが運営できるかどうかということでございますので、十分実行委員会におきまして
も検討を毎年いたしておりますけれども、毎年検討をしていかなければならないことだと、こ
う思っております。特に支出につきましても祭典内容の全体的な見直しというものも必要でご
ざいます。また、駐車場の確保、まとまったもの、これは駐車場に要する経費というのが、シャ
トルバスを出すとか、かなり大きな経費になっておりますので、そうしたことの見直しも必要
でございます。運営の見直し、あるいは、また、個々の経費についてもできるだけ削減する。
そういうようなこともしながら、とにかく継続的にこの祭典が実施できるようにしていきたい
と、こういうふうに思っておるところでございます。
〇商工観光課長(本坊佳彦)
決 算 に つ い て と い う 御 質 問 で ご ざ い ま す の で 、 08砂 の 祭 典 の 決 算
見 込 み で ご ざ い ま す け れ ど も 、 7月 末 現 在 で 一 応 見 込 み を 作 っ て あ り ま す の を 申 し 上 げ ま す と 、
収 入 が 総 体 で 今 の 見 込 み で い き ま す と 7,534万 5,852円 、 そ れ か ら 支 出 が 7,488万 8,340円 を
見 込 ん で お り ま し て 、 次 年 度 へ 45万 7,512円 と 繰 越 し と い う 見 込 み で ご ざ い ま す が 、 こ れ は 現
在のところまだ見込みでございます。先ほどからおっしゃっておりますとおり、どうしても屋
外イベントでございますので、天候に砂の祭典は非常に左右される面がございます。それが会
場 整 理 券 の 売 上 げ に 顕 著 に 出 て お り ま す け れ ど も 、 07は 天 候 が 悪 く 、 08は 天 候 が 良 く 普 通 の 状
況 に 戻 り ま し て 、 概 略 で 申 し ま す と 約 1,200万 程 度 の 会 場 整 理 券 の 売 上 げ の 差 が あ る と い う よ
うな状況でございます。以上です。
〇5番議員(髙倉正文)
今 、 08で あ ん だ け 天 気 が 良 く っ て 、 あ ん だ け 入 っ て 45万 7,000円 の 黒
字だと。もっと出てるのかなあと思いましたけれども、そういうことからしましてさっき言っ
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たことをぜひやっていただきたいなというふうに思いますし、一つ、これまで砂の館とか、い
ろんな方法もあったわけでございますけども、今、さんぱるの玄関に、屋内に砂のあれを、彫
刻 を し て あ る わ け で す ね 。 思 い ま す に い ろ ん な 形 で 、 今 度 、 と る ぱ 226構 想 の 中 で 景 観 整 備 を
やる。そういう状況の中で、いろんなパネルもたくさん収納してあるわけで、そういったもの
を屋外でですね見れるようなそういったものもPRとして、また次年度の開催要項等やら掲載
していく中でPRを図っていくと。そういうことも大事ではないかなというふうに思ってます
ので、一言申し上げておきます。
〇議長(石井博美)
次に、野下寛俊議員の発言を許可します。
〇10番議員(野下寛俊)
1番 目 の 松 く い 虫 の 航 空 防 除 の 件 で す が 、 こ れ は も う 同 僚 議 員 の 答
弁もございましたので。ただし、これは提案としてですね、土地改良区とか、農業委員会を動
員しましてですね松の近辺の、近辺といいますか、隣接地帯の農地をば休耕にするとかですね、
そういう作業をやって航空防除でやるしか対策はないと思うんですよ。伐倒駆除をしても、ビ
ニールを被せて、あの薄いビニールじゃ、松の葉っぱはちょっとつつけばすぐ破れるわけです
から、そんな効果はないんじゃないかと。それにしても航空防除をやってもこの前、前回の場
合は悲しい紅葉を見さしていただいたわけですから、適期をつかむというのはものすごう難し
いと思うんですよね、航空防除の適期。だから、それを逃さんようにですね。先ほど「天気に
左 右 さ れ る 。 」 と 申 し ま し た け れ ど も 、 農 家 は 年 中 、 1年 中 天 気 に 左 右 さ れ な が ら 生 活 し て い
るわけですけども、その適期をつかむと、適期に防除するということをば進言申し上げまして
このあれは終わります。
次 に 、 南 さ つ ま 市 の 農 林 技 術 連 絡 会 議 支 援 事 業 47万 5,000円 の 活 動 内 容 と 成 果 を お 尋 ね し ま
す。
それから、次の土地固定資産税の各旧市町ごとのですね額を、これは来年度の公平・公正な
行政に資するための資料としていたしますので、よろしくお願いいたします。
〇産業振興部長(上野哲郎)
農林技術連絡会議の活動についてお答えをさしていただきます。
構 成 人 数 に つ き ま し て は 、 平 成 19年 3月 末 の 現 在 で ご ざ い ま す け ど も 、 正 会 員 132名 、 準 会 員
10名 の 142名 で ご ざ い ま す 。 活 動 費 と い た し ま し て は 会 費 と 補 助 金 に よ り 賄 わ れ て い る わ け で
ございます。組織につきましては各支所単位で支部を置きましてそれぞれの地域の実情に応じ
た活動を実践してございます。活動については、認定農業者を含む担い手農家の経営改善計画
書作成の指導・助言あるいは確保・育成、経営状況の把握と分析、作物ごとの現地検討会や品
評会の実施、販路拡大のための検討、また、特産品の開発研究のための組織活動の支援等を行っ
てございます。このような活動によりまして農家によっては自分の経営状況を把握でき、今後
の経営方針が明らかになり、経営に対する意欲が生まれてきたりしているわけでございます。
また、会員相互の連携によりまして加世田かぼちゃなどブランド品目の品質向上に努めますと
ともに、南さつまの安心・安全な農作物を使ったアイデア料理等も紹介するなど地産地消の推
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進が図られているというふうに思っております。以上でございます。
〇総務部長(柴田達朗)
土 地 の 固 定 資 産 税 の 旧 市 町 ご と の 額 と い う こ と で ご ざ い ま す 。 平 成 19
年 度 の 旧 市 町 ご と の 土 地 に 係 る 固 定 資 産 税 額 に つ き ま し て は 、 旧 加 世 田 市 が 3億 547万 円 、 旧
笠 沙 町 が 1,208万 4,000円 、 旧 大 浦 町 が 1,674万 5,000円 、 旧 坊 津 町 が 2,682万 6,000円 、 旧
金 峰 町 が 6,664万 円 で ご ざ い ま す 。 こ の 金 額 に つ き ま し て は 公 共 施 設 等 を 中 心 と し た 非 課 税 地
を 除 い た も の で ご ざ い ま し て 、 ま た 、 平 成 19年 度 の 免 税 点 未 満 に あ っ た 土 地 を 含 め た 旧 市 町 ご
と の 課 税 対 象 と な る 土 地 の 課 税 標 準 を 基 に し た 課 税 額 で ご ざ い ま す の で 、 総 額 が 4億 2,776万
5,000円 と い う ふ う に な り ま す が 、 こ の 中 に 免 税 点 未 満 の 課 税 、 市 全 体 で 約 7パ ー セ ン ト と い
うことでございますので、この額が含まれた額ということで御理解いただきたいと思います。
〇10番議員(野下寛俊)
部 長 ね え 、 私 が 考 え て い る の は 、 こ の 47万 5,000円 で す ね 、 こ の 金
額が非常に少ないと思っているんですよ。これは昔の技連会、技連会と呼ばれる組織ですよね。
この組織がうまく活動すればですよ、うん、活動すればというか、活動しないことにはですね
農家が引っ張れないと思うんですよ。この技連会の活動いかんにかかっていると思うんですね、
こ の 農 業 の 発 展 と か 、 そ う い う の は 。 だ か ら 、 確 か 旧 大 浦 町 で も 最 低 で 25万 ぐ ら い 組 ん で て 、
ほいでこんな微々たる予算は何だということで上げたことがあるんですよ。それでこれはもう
市長の裁量もあるでしょうけども、農家の将来を左右するのはここの予算が大きいんじゃない
かと、指導機関ですから、何せ。その辺も考えて次の予算に考慮していただければありがたい
と思います。終わります。
〇議長(石井博美)
〇議長(石井博美)
こ れ よ り 休 憩 し ま す 。 再 開 を 3時 5分 と し ま す 。
休憩
午後
2時50分
再開
午後
3時06分
再開します。
次に、有村義次議員の発言を許可します。
〇7番議員(有村義次)
なるべく一般質問的にならないようにですね簡潔に質問しますので、
簡 潔 に 答 弁 を お 願 い し ま す 。 ま ず 、 成 果 説 明 書 の ペ ー ジ で い き ま す 。 3ペ ー ジ の 農 産 加 工 施 設
使 用 料 、 利 用 実 績 等 に つ い て 伺 い ま す 。 特 に 歳 入 が で す ね 当 初 予 算 が 129万 8,000円 だ っ た ん
で す け ど も 、 こ れ で は 74万 8,013円 と い う こ と で 大 分 減 っ て る ん で す け ど 、 こ の 辺 に も つ い て
も伺います。
次 に 、 5ペ ー ジ の 畜 犬 登 録 、 狂 犬 病 予 防 注 射 、 実 績 と 漏 れ が な い か ど う か で す ね 。 近 年 非 常
にこの多種多様な犬と言いますかね、飼っておりまして、外に出ない、座敷犬と言うんですか
ね、家ん中で飼ってる犬なんかがいたらこの漏れがあるんじゃないかと思うんですけども、そ
の辺について伺います。
そ れ か ら 、 8、 9、 10ペ ー ジ に 出 て る ん で す け ど も 、 市 町 村 の 権 限 移 譲 交 付 金 、 取 扱 内 容 、 件
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数 で す ね 。 こ れ は 予 算 で は で す ね 、 当 初 予 算 で は 108万 8,000円 の 合 計 し ま す と で す ね な っ て
お っ た ん で す け ど も 、 実 績 で い き ま す と 合 計 で 147万 6,000円 に な る よ う で す け ど も 、 ど う い
うのが増えているのか。今後もこうやってどんどん増えていくのかですね。あと市役所の業務
に支障ないもんかどうか。
そ れ か ら 、 12ペ ー ジ の 郷 土 史 販 売 代 金 と 売 上 内 容 、 残 数 、 保 管 状 況 に つ い て 伺 い ま す 。
20ペ ー ジ 、 ふ る さ と 南 さ つ ま 情 報 交 流 協 会 の 会 員 数 、 事 業 内 容 、 当 初 、 631人 で 19年 度 の 当
初はあったと思いますけども、どのくらい増えているのか。
そ れ か ら 、 23ペ ー ジ の 安 心 パ ト ロ ー ル 隊 、 各 地 区 の 隊 員 登 録 数 、 活 動 の 実 態 、 効 果 な ど に 伺
います。また、これをするに当たってですね講習会などはしなかったもんか。あるいは何か隊
員から苦情とか、相談とか、問題はなかったもんか伺います。
次 に 、 50ペ ー ジ で す ね 、 基 本 健 康 診 査 、 各 種 が ん 検 診 の 受 診 率 、 要 精 密 検 査 数 、 病 気 の 発 見
数と言うんですかね、が分かっておりましたら、お願いします。
塵 芥 処 理 費 、 51ペ ー ジ 、 食 用 廃 油 収 集 運 搬 及 び 処 理 業 務 と い う こ と で 受 付 量 と 処 理 量 、 市 内
でどのくらいこの廃油というのが出ているのか。そのうちの何割ぐらいがこの事業で持ち込ま
れ て い る の か 。 非 常 に 月 に 2回 で す か ね 、 こ の 廃 油 の 収 集 が あ る ん で す け ど も 、 私 も 出 し て い
るんですけど、非常にこの少ないもんですから、どうなってんのかなあと思いまして。
次 に 、 51ペ ー ジ の 生 ご み 堆 肥 化 処 理 の 持 込 量 で す ね 、 予 算 で は 、 当 初 予 算 で は 693万 4,000
円 だ っ た ん で す け ど も 、 大 体 130万 ぐ ら い 実 績 的 に 低 く な っ て い る ん で す け ど 、 ど う い う 理 由
があるのかですね。
そ れ か ら 、 61ペ ー ジ の 休 止 ラ イ ン 、 こ れ は 食 肉 セ ン タ ー で 豚 の ラ イ ン が 休 止 し て い る ん で す
けど、これに何か関連しているのかどうかですね。
同 じ く 61ペ ー ジ 、 林 業 振 興 費 に な り ま す が 、 有 害 鳥 獣 の 捕 獲 事 業 、 捕 獲 数 、 あ と 補 助 金 の 算
定 方 法 で す ね 。 予 算 が で す ね 、 捕 獲 報 償 金 が 234万 1,000円 だ っ た と 思 い ま す け ど 、 す ご い 少
な い ん で す け ど も 、 あ と 猟 友 会 へ の 補 助 金 が 125万 円 の 予 算 だ っ た の が 100万 円 に な っ て お り
ますけども、その辺も減った理由ですね。
そ れ か ら 、 69ペ ー ジ 、 こ れ は 、 す い ま せ ん 。 「 款 、 農 林 水 産 」 に し て お り ま し た け ど も 、 「 商
工 費 」 の 間 違 い で し た の で 、 訂 正 お 願 い し ま す 。 取 扱 高 の 推 移 で す ね 。 そ れ と 当 初 で は 60万 の
指 定 管 理 料 だ っ た と 思 い ま す け れ ど も 、 41万 2,132円 と い う 何 か ち ょ っ と 指 定 管 理 料 と し て は
半端と言いますかね、何かそんな感じがするんですけれども、その辺についてもお願いします。
そ れ か ら 、 98ペ ー ジ 、 教 育 費 の 図 書 館 費 に な り ま す が 、 新 シ ス テ ム を 導 入 し た わ け で す け ど 、
その効果をお伺いします。定量的に出ているのか。出てないのであれば、定性的なことでもい
いんですけども、お願いします。
次 に 、 101ペ ー ジ 、 同 じ く 教 育 費 で す け ど も 、 学 校 安 全 推 進 事 業 、 こ れ に つ い て 災 害 、 事 故
などの件数と内容ですね。
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そ れ と 115ペ ー ジ の 新 潟 県 中 越 沖 地 震 に よ る 災 害 に 対 す る 義 援 金 、 こ れ の 、 20万 で す ね 、 こ
れ算定方法をお願いします。
〇産業振興部長(上野哲郎)
お答えをさしていただきます。まず、農産加工施設使用料の現状
でございますけども、農産加工施設につきましては、金峰、大浦、笠沙、坊津に設置をしてご
ざ い ま す 。 農 産 加 工 施 設 使 用 料 と い た し ま し て は 74万 8,013円 が 収 入 が あ っ た わ け で ご ざ い ま
す。事業目的といたしましては、農村婦人の健康増進、農産加工技術等の研修及び農産物の付
加価値を高めるための農産加工品の開発、製品販売による地場の野菜あるいは魚を利用した味
噌、たれ、お菓子、練り製品等の加工品の製造を行い農業の活性化を図ることとしてございま
す 。 加 工 施 設 の 使 用 料 と い た し ま し て は 4施 設 で 447件 の 利 用 が あ っ た わ け で ご ざ い ま す 。 当
初予算より少ないではないかというようなことでございますけども、現実的には利用の差が少
なかったということが、結論的にはそういうことでございます。
続 き ま し て 8、 9ペ ー ジ の 市 町 村 権 限 移 譲 の 関 係 で ご ざ い ま す け ど も 、 ま ず 、 商 工 費 の 関 係
で 29万 9,000円 で ご ざ い ま す が 、 こ れ に つ き ま し て は 計 量 法 に 関 す る 事 務 が 19万 6,000円 、 工
場 立 地 法 に 関 す る 事 務 が 4万 7,000円 、 県 立 自 然 公 園 に 関 す る 事 務 5万 6,000円 で ご ざ い ま す 。
そ れ か ら 、 農 業 関 係 で ご ざ い ま す が 、 54万 8,000円 で ご ざ い ま す け ど も 、 こ の う ち 52万 6,000
円 に つ き ま し て は 土 地 改 良 法 に 関 す る 事 務 の 補 助 金 で ご ざ い ま す 。 あ と 有 害 鳥 獣 関 係 が 18万 円
の補助でございます。
それから、食肉センターの関係でございますけども、食肉センターの休止ラインの管理状況
でございますが、市食肉センターは牛と豚を中心としたと畜場として整備されましたけれども、
平 成 17年 6月 末 に 株 式 会 社 コ ワ ダ ヤ が 新 た に 独 自 の 豚 の と 畜 場 を 整 備 し た こ と か ら 、 翌 7月 か
らは牛のと畜と解体のみを行うようになっております。休止ラインの活用については活用され
てない状況のままとなっているところでございます。
それから、有害鳥獣の捕獲事業、捕獲数、補助金の算定方法でございますが、有害鳥獣の捕
獲 実 績 数 で ご ざ い ま す が 、 タ ヌ キ 7頭 、 こ れ 単 価 が 1頭 が 3,400円 で ご ざ い ま す 。 カ ラ ス 1羽 、
1羽 、 単 価 600円 で ご ざ い ま す 。 イ ノ シ シ 118頭 、 こ れ は 単 価 が 1頭 6,000円 で ご ざ い ま す 。
こ れ を 捕 獲 い た し ま し て 捕 獲 報 償 金 73万 2,400円 で ご ざ い ま す 。 猟 友 会 の 補 助 金 に つ き ま し て
は 、 19年 度 予 算 に つ き ま し て は 25万 円 の 5団 体 125万 円 で 計 上 し て お り ま し た が 、 1地 区 に お
い て 猟 友 会 の 方 で い ろ い ろ ご ざ い ま し て 協 力 が も ら え な か っ た た め に 25万 円 の 4団 体 の 100万
円 の 支 出 で ご ざ い ま し た 。 本 年 度 に つ き ま し て は そ の 1団 体 と 協 議 が 整 っ て 作 業 を 進 め て い る
状況でございます。この算定方法でございますが、有害鳥獣捕獲に対する出動費や弾代及び捕
獲隊員の保険料等に充てるための助成でございます。補助金の額は合併前それぞれ差がござい
ま し た の で 、 平 成 18年 度 よ り 補 助 金 の 額 を 平 均 値 を 採 用 し 25万 円 と 統 一 し た と こ ろ で ご ざ い ま
す。各猟友会におきましては構成員等も異なり、半分につきましても出動額ということについ
ては異論もありましたけれども、市といたしましては今後、市の一体化、一本化した猟友会と
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いうことについても協議を重ねて参りたいというふうに思っております。
そ れ か ら 、 青 果 市 場 の 関 係 で ご ざ い ま す け ど も 、 青 果 市 場 は 昭 和 47年 に 開 設 さ れ た わ け で ご
ざ い ま す け ど も 、 48年 か ら 事 業 開 始 を し て お り ま す 。 開 設 当 初 は 8,412万 2,000円 等 の 売 上 げ
と い い ま す か 、 取 扱 い が ご ざ い ま し た け ど も 、 年 々 減 少 し て 、 あ る 時 期 、 平 成 2年 度 に は 3億
4,200万 ま で 達 し ま し た が 、 こ の 年 を ピ ー ク に 減 少 し 、 19 年 度 に つ い て は 1 億 2,601万 1,000
円となっております。これらについては地元商店等々の買受人といいますか、こういう方々が
非常に少なくなったこと等によるものでございます。それから、指定管理料につきましては取
扱 金 額 の 1,000分 の 4と い う よ う な 形 で 指 定 管 理 契 約 を し て お り ま す の で 、 こ う い う 端 数 の 数
字が出るということでございます。以上でございます。
〇市民福祉部長(久保薗秀徳)
私 の 方 か ら 5件 に つ い て お 答 え 申 し 上 げ ま す 。 ま ず 、 畜 犬 登 録 、
狂 犬 病 予 防 注 射 実 績 漏 れ に つ い て で ご ざ い ま す 。 平 成 19年 度 に お け る 畜 犬 登 録 、 狂 犬 病 予 防 注
射 の 実 績 に つ き ま し て は 、 ま ず 、 畜 犬 登 録 数 で ご ざ い ま す が 、 1頭 の 登 録 手 数 料 が 3,000円 で
206頭 の 登 録 が あ り 、 61万 8,000円 の 手 数 料 に な っ て い ま す 。 次 に 、 狂 犬 病 予 防 注 射 済 票 交 付
の 件 数 で す が 、 2,088頭 分 の 交 付 が あ り 、 手 数 料 が 1件 当 た り 550円 で 114万 8,400円 と な っ
て い る と こ ろ で ご ざ い ま す 。 ま た 、 南 さ つ ま 市 に お け る 総 登 録 数 は 2,407頭 と な っ て お り 、 予
防 注 射 実 施 率 は 86.7パ ー セ ン ト と な っ て い る と こ ろ で ご ざ い ま す 。 な お 、 未 登 録 の 犬 の 件 数 に
ついては現在のところ把握できていないところでございます。
次に、市町村権限移譲交付金についてでございます。総務費県補助金のうち、総務費管理補
助 金 の 市 町 村 権 限 移 譲 交 付 金 13万 5,000円 の う ち 、 市 民 生 活 課 に 係 る 4万 1,000円 に つ い て 御
説明を申し上げます。まず一つ目は鹿児島県地域改善対策、専修学校奨学金の返還債務に関す
る条例に関する事務ですが、これは奨学資金返還免除申請の受理、知事への送付、決定通知書
の 送 付 業 務 等 が そ の 内 容 と な り ま す が 、 取 扱 件 数 が な か っ た た め 、 均 等 割 交 付 金 の み の 2万 円
となります。次に、電子署名に係る地方公共団体の認証事務に関する法律施行に関する事務で
すが、これは電子証明書の発行手数料の徴収及び指定認証機関への納付事務でありまして、取
扱 件 数 29件 、 均 等 割 交 付 金 2万 円 、 件 数 均 等 割 交 付 金 1,000円 と な り ま す 。 次 に 、 衛 生 費 県 補
助 金 の 市 町 村 権 限 移 譲 交 付 金 26万 1,000円 の う ち 、 市 民 生 活 課 に 係 る 12万 5,000円 に つ い て 御
説明いたします。まず、鹿児島県ウミガメ保護条例に関する事務についての権限移譲交付金で
すが、学術研究等によるウミガメの捕獲や卵の採取に対する許可業務が主となりますが、許可
件 数 は な か っ た た め 、 均 等 割 交 付 金 の み の 2万 円 と な り ま す 。 次 に 、 墓 地 埋 葬 等 に 関 す る 法 律
に関する事務ですが、墓地、納骨堂又は火葬場を経営目的で申請があった場合の許可業務とな
り ま す 。 墓 地 の 変 更 届 が 1件 、 納 骨 堂 が 1件 の 計 2件 が あ り ま し て 、 件 数 割 交 付 金 が 4万 3,000
円 、 均 等 割 交 付 金 が 2万 円 の 合 計 6万 3,000円 と な り ま す 。 次 に 、 化 製 場 等 に 関 す る 法 律 に 関
する事務ですが、死亡獣畜取扱場の建設や動物の飼養又は収容等の許可業務となりますが、許
可 件 数 は な か っ た た め 、 均 等 割 交 付 金 の み の 2万 円 と な り ま す 。 水 道 法 に 関 す る 事 務 に つ き ま
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しても若干関連がありますので、お答えしますが、専用水道に関する布設工事設計の確認と立
入 検 査 、 業 務 委 託 等 に 関 す る 届 出 の 受 理 等 が 主 な 事 務 と な り ま す が 、 取 扱 件 数 が 2件 あ り ま し
て 、 件 数 割 交 付 金 が 測 定 用 試 薬 代 と し ま し て 2,000円 と 均 等 割 交 付 金 が 2万 円 の 2万 2,000円
と な り ま す 。 こ れ ら を 合 計 し ま し て 件 数 で 4件 、 交 付 金 額 が 12万 5,000円 と な っ て い る と こ ろ
でございます。次に、児童福祉費補助金の市町村権限移譲交付金について御説明いたします。
こ の 権 限 移 譲 交 付 金 2万 円 に つ い て で す が 、 こ れ は 母 子 及 び 寡 婦 福 祉 法 に 関 す る 事 務 の 前 年 度
実 績 に 対 す る 交 付 金 で す 。 18年 度 の 受 付 実 績 は 1件 で ご ざ い ま す 。 次 に 、 保 健 課 に 係 る 市 町 村
権限移譲交付金については、医師免許や歯科医師免許等の国家試験合格に係る免許証の交付申
請進達事務及び免許の内容変更又は再交付申請に係る免許証の交付申請進達事務について交付
されるものです。移譲事務の処理件数に関係なく交付される均等割交付金と前々年度に処理し
た 件 数 割 交 付 金 の 合 計 額 が 交 付 さ れ る も の で 、 19年 度 は 13万 6,000円 で あ り ま す 。 内 訳 と し ま
し て は 、 均 等 割 交 付 金 が 12万 円 、 件 数 割 交 付 金 が 5件 で 1万 6,000円 で す 。 件 数 割 の 内 訳 と し
ま し て は 、 医 師 免 許 の 抹 消 が 1件 、 新 規 登 録 が 1件 、 理 学 療 法 士 免 許 の 再 交 付 が 1件 、 新 規 登
録 が 1件 、 診 療 放 射 線 技 師 免 許 の 新 規 登 録 が 1件 で あ り ま す 。
次に、基本健康診査、各種がん検診の受診率、要精密検査数、病気発見数についてお答え申
し 上 げ ま す 。 基 本 健 康 診 査 は 40歳 以 上 の 方 を 対 象 と し て 生 活 習 慣 病 の 予 防 及 び 早 期 発 見 ・ 早 期
治療を目的に実施していますが、職場検診や人間ドック等での受診者及び入院中や治療中並び
に 施 設 入 院 者 や 妊 娠 中 の 方 な ど を 除 き 9,235人 を 対 象 と し た と こ ろ で あ り ま す 。 受 診 者 件 数 に
つ き ま し て は 3,916 人 と な り 、 受 診 率 に つ い て は 42.4 パ ー セ ン ト で 、 昨 年 度 に 比 べ 受 診 率 で
4.38ポ イ ン ト 伸 び て い る と こ ろ で あ り ま す 。 検 診 結 果 に お け る 指 導 区 分 に つ い て は 、 異 常 を 認
め な っ た 方 が 274人 、 要 指 導 者 が 1,502人 、 要 医 療 者 が 2,140人 い ら っ し ゃ い ま し た が 、 要 医
療 者 の う ち 1,614人 が 医 療 機 関 で 受 診 を し て い る 状 況 で す 。 が ん 検 診 に つ い て は 、 19年 度 は 、
胃がん検診、肺がん検診、大腸がん検診、子宮がん検診及び乳がん検診を実施いたしました。
対 象 者 は 、 子 宮 が ん 検 診 の み が 二 十 歳 以 上 で 、 そ の ほ か は 40歳 以 上 で あ り ま す が 、 対 象 者 数 に
つ い て は 基 本 健 診 と 同 じ よ う な 考 え 方 で あ り ま す 。 ま ず 、 胃 が ん 検 診 で す が 、 1万 3,779人 の
対 象 者 数 に 対 し て 受 診 者 数 が 3,451人 で 受 診 率 25.1パ ー セ ン ト 、 要 精 密 検 査 の 方 が 339人 、 う
ち 精 密 検 査 を 受 診 し た 方 が 296人 で 、 そ の 結 果 、 が ん 発 見 者 が 2人 で あ り ま し た 。 同 じ く 肺 が
ん 検 診 で は 、 対 象 者 数 1万 4,059人 、 受 診 者 数 5,383人 、 受 診 率 38.3パ ー セ ン ト 、 要 精 密 検 査
85 人 、 う ち 精 密 検 査 受 診 者 75 人 、 が ん 発 見 者 2 人 で し た 。 大 腸 が ん 検 診 で は 、 対 象 者 数 1 万
4,822人 、 受 診 者 数 4,430人 、 受 診 率 29.9パ ー セ ン ト 、 要 精 密 検 査 268 人 、 う ち 精 密 検 査 受 診
者 216人 、 が ん 発 見 者 5人 で し た 。 次 に 、 子 宮 が ん 検 診 は 、 対 象 者 数 1万 1,097人 、 受 診 者 数
2,059人 、 受 診 率 18.6パ ー セ ン ト 、 要 精 密 検 査 5人 、 う ち 精 密 検 査 受 診 者 4人 、 が ん 発 見 者 2
人 で し た 。 乳 が ん 検 診 は 隔 年 置 き の 実 施 で 、 対 象 者 数 9,647 人 、 受 診 者 数 2,072 人 、 受 診 率
21.5パ ー セ ン ト 、 要 精 密 検 査 130人 、 う ち 精 密 検 査 受 診 者 126人 、 が ん 発 見 者 3人 で し た 。 い
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ずれのがん検診についても前回と比較して受診率は伸びているところであります。今後におい
ても受診率の向上に努めるとともに、がん予防の啓発活動に取り組んで参ります。
次に、食用廃油収集運搬及び処理業務での受付量、処理量についてお答えいたします。一般
家 庭 か ら 収 集 さ れ た 食 用 廃 油 が 2,044リ ッ ト ル 、 事 業 所 か ら 収 集 さ れ た 食 用 廃 油 が 1万 4,150
リ ッ ト ル 、 合 計 で 1万 6,194リ ッ ト ル が 受 付 量 と な り ま す 。 次 に 、 処 理 量 で す が 、 受 付 量 を す
べ て 処 理 し ま し て 精 製 量 は 1万 4,460リ ッ ト ル あ り ま し た 。 次 に 、 こ の 受 付 量 、 処 理 量 が 市 内
の発生廃油の何割に当たるかという御質問ですが、市内の各家庭にどれだけの量の食用廃油が
あ る の か デ ー タ が な い た め 、 こ の 受 付 量 の 1万 6,194リ ッ ト ル が 市 内 の 何 割 に 当 た る の か お 答
えできないところでございます。
次 に 、 生 ご み 堆 肥 化 処 理 の 持 込 量 に つ い て で ご ざ い ま す 。 平 成 19年 度 の 総 持 込 量 は 32万 2,160
キ ロ グ ラ ム で あ り ま し て 、 前 年 度 と 比 較 す る と 9,200キ ロ グ ラ ム の 減 と な っ て お り ま す 。 そ の
内 訳 と し ま し て は 、 搬 入 事 業 所 が 5事 業 所 で 、 新 澤 産 業 17万 5,800キ ロ グ ラ ム 、 南 薩 東 京 社 2
万 3,680キ ロ グ ラ ム 、 大 工 園 商 店 8万 140キ ロ グ ラ ム 、 加 世 田 病 院 1万 5,530キ ロ グ ラ ム 、 山
下 水 産 2万 7,010キ ロ グ ラ ム で ご ざ い ま す 。
〇総務部長(柴田達朗)
私 の 方 か ら ま ず 8ペ ー ジ の 市 町 村 権 限 移 譲 交 付 金 に つ い て 申 し 上 げ ま
す 。 総 務 費 の 市 町 村 権 限 移 譲 交 付 金 の 13万 5,000円 の う ち 、 総 務 部 に 関 係 を い た し ま す 分 で 3
万 円 で ご ざ い ま す が 、 内 訳 と し ま し て 町 ・ 字 の 新 設 、 廃 止 、 名 称 変 更 に 関 す る 事 務 が 3件 で 2
万 8,000円 、 そ れ か ら 新 た に 生 じ た 土 地 の 確 認 の 事 務 が 4件 で 2,000円 、 合 計 3万 円 で ご ざ い
ま す 。 そ れ か ら 、 次 は 、 10ペ ー ジ で ご ざ い ま す 。 消 防 の 関 す る 権 限 移 譲 の 交 付 金 で ご ざ い ま す
が 、 消 防 に つ き ま し て は 均 等 割 が 2万 円 で ご ざ い ま す 。 そ れ か ら 件 数 割 が 10件 で ご ざ い ま す が 、
1件 当 た り 9,770円 と い う こ と で 合 計 の 11万 7,700円 、 11万 8,000円 の 交 付 を 受 け て い る と こ ろ
でございます。内容といたしましては火薬取締法による立入検査等の実績を基に算定をしてい
ただいているところでございます。
そ れ か ら 、 次 は 、 12ペ ー ジ で ご ざ い ま す 。 物 品 売 払 収 入 の 郷 土 史 の 販 売 代 金 等 が 2万 6,000
円 ご ざ い ま す が 、 こ の う ち 総 務 部 に 関 係 い た し ま す 1万 4,000円 で ご ざ い ま す が 、 内 容 は 加 世
田 市 史 の 上 ・ 下 巻 の 7,000円 を 2セ ッ ト 販 売 を し て お り ま す 。 ま た 、 残 数 で ご ざ い ま す が 、 ま
だ 414冊 残 っ て い る と い う 状 況 で ご ざ い ま す 。
そ れ か ら 、 次 は 、 23ペ ー ジ の 安 心 パ ト ロ ー ル 隊 で ご ざ い ま す が 、 隊 員 数 に つ き ま し て は 、 ま
ず 、 加 世 田 が 41団 体 の 656名 、 笠 沙 が 3団 体 の 36名 、 大 浦 が 4団 体 の 47名 、 坊 津 が 9団 体 の 159
名 、 金 峰 が 12団 体 の 125 名 、 合 計 の 69団 体 、 1,023名 の 団 員 で ご ざ い ま す 。 こ の 安 心 パ ト ロ ー
ル隊につきましては、市民ボランティアとしての防犯、交通安全、ごみの不法投棄、青少年の
非行防止等、こういったことに市に通報をいただくような活動を行っております。今申し上げ
ましたとおり、主な内容としましては、その小・中学生の登下校時の見守り、校区、自治会内
の巡回パトロール、そういったものでございます。このパトロール隊につきましては、ジャン
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バー、それからベストを支給しておりまして、これを着てそういった抑止に役立っているもの
というふうに考えております。また、活動内容につきましては報告をいただくような手立てを
しているところでございます。
そ れ か ら 、 最 後 の 115ペ ー ジ で ご ざ い ま す 。 中 越 沖 地 震 に 対 す る 義 援 金 の 20万 で ご ざ い ま す
が 、 昨 年 の 7月 16日 に 新 潟 の 中 越 沖 地 震 が 発 生 を し て お り ま す 。 合 併 い た し ま し て か ら 義 援 金
に つ き ま し て は 初 め て の 支 出 で ご ざ い ま す が 、 こ の 支 出 に 当 た り ま し て は 、 こ れ ま で の 平 成 16
年 に 新 潟 の 中 越 地 震 が ご ざ い ま し た 。 そ れ か ら 平 成 7年 に は 阪 神 ・ 淡 路 大 震 災 も ご ざ い ま す 。
額といたしましては、これらのこれまでの義援金の額を参考に、それから県内の各市町村の動
向 等 を 併 せ て 調 査 を い た し な が ら で す ね 今 回 20万 と い う こ と で 義 援 金 を し た と こ ろ で ご ざ い ま
す。以上でございます。
〇企画政策部長(山口力三)
私 の 方 か ら は 、 成 果 説 明 書 の 20ペ ー ジ 、 ふ る さ と 南 さ つ ま 情 報 交
流協会の件についてお答え申し上げます。ふるさと南さつま情報交流協会につきましては、市
外在住の本市出身者や本市に縁のある方々を対象に南さつま市の新しい情報等を提供するとと
もに、これら会員からの情報収集など出身者との情報交流によるふれあいを促進し、地域の振
興 に 資 す る こ と を 目 的 と し て お り ま す 。 会 員 数 に つ き ま し て は 、 合 併 を 機 に 市 外 在 住 の 旧 4町
の出身者の方々などを対象に新たな会員募集を行ってきておりますけれども、高齢化等による
減 員 等 も ご ざ い ま し て 、 平 成 19年 度 末 の 会 員 数 は 576名 と な っ て い る と こ ろ で ご ざ い ま す 。 事
業の内容といたしましては、会員への市報みなみさつま、議会だより、ふるさとの新聞記事等
を掲載したふるさと情報誌の送付をしております。それと特産品を送ってございます、贈呈。
地場産品、農産物の紹介、市主催イベントの、それから市外での郷土物産展等のお知らせ等で
ご ざ い ま す 。 さ ら に 平 成 20年 度 に つ き ま し て は 本 年 度 か ら 始 ま り ま し た ふ る さ と 納 税 制 度 に よ
る支援のお願いのパンフレット等も送付いたしたところでございます。
そ れ と 成 果 説 明 書 の 8ペ ー ジ 、 9ペ ー ジ 、 10ペ ー ジ の 市 町 村 権 限 移 譲 交 付 金 の 件 で ご ざ い ま
すけれども、これらについてはそれぞれの部署で御答弁がなされることかと思いますが、私と
しては、私の方で全体的なものをまとめてございますので、一応その全体の数だけを申し上げ
て み た い と 思 い ま す 。 そ れ ぞ れ の 部 署 で 権 限 移 譲 交 付 金 を 受 け て い る 事 務 数 が 22ご ざ い ま す 。
こ れ が 203万 4,000円 、 そ れ と 新 た に 平 成 20年 度 か ら 権 限 を 受 け る 事 務 と し て 2業 務 が ご ざ い
ま す 。 こ れ の 準 備 金 と し て 6万 4,000円 、 合 計 し ま し て 現 在 ま で 24事 務 、 209万 8,000円 の 決
算額となっているところでございます。以上です。
〇教育部長(染川勝夫)
12ペ ー ジ の 物 品 売 払 収 入 の 2万 6,000円 の う ち 、 1万 2,000円 が 笠 沙
町 の 郷 土 誌 の 物 品 販 売 で ご ざ い ま し て 、 上 巻 2冊 6,000円 、 中 巻 1冊 3,000円 、 下 巻 1冊 3,000
円 で ご ざ い ま す 。 在 庫 が 上 巻 が 341冊 、 中 巻 が 337冊 、 下 巻 が 534冊 と な っ て お り ま す 。
次 に 、 説 明 書 の 98ペ ー ジ 、 図 書 館 の 新 シ ス テ ム 導 入 の 効 果 で あ り ま す が 、 平 成 20年 3月 に 新
しい図書館管理システムを導入し、五つの図書館をオンライン化いたしました。最大のメリッ
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トといたしまして一元化され、中央館と分館、どこでも貸出し、返却ができるということであ
ります。また、目的の本が利用館になくても、市内のどこの図書館にあるかが検索でき、取り
寄せられるので、借りられる蔵書が増えました。カードの持込み時にインターネット予約を希
望された方は、自宅で蔵書検索ができるようになり、借りたい本の予約や予約の状況、取置き
状況、借りたい本の把握など管理できるようになるなど便利になり、利用者数、貸出冊数とも
に増えております。電算化されていなかった図書館におきましては事務の効率化につながり、
またどこでも借りられることにより市内各図書館の蔵書が有効活用されるなど、図書館管理シ
ステムを導入し、オンライン化いたしましたことによる効果は大きいものがあるというふうに
思っているところであります。
次 に 、 101ペ ー ジ の 学 校 安 全 推 進 事 業 の 災 害 、 事 故 等 の 件 数 と 内 容 で あ り ま す が 、 学 校 安 全
推進事業は、児童・生徒及び園児が安全に学校生活を送ることができるように登下校時を含め
た非常時にスムーズに対応できるようにする事業で、スポーツ振興センター災害共済の掛金で
あ り ま す 。 平 成 19年 度 の 災 害 、 事 故 等 の 発 生 件 数 は 、 小 学 校 で 170件 、 事 故 の 主 な 内 容 は 、 骨
折 52件 、 挫 傷 ・ 打 撲 39件 、 捻 挫 11件 、 挫 創 9件 等 で ご ざ い ま す 。 事 故 の 発 生 状 況 は 、 休 憩 時 間
が 52件 、 体 育 の 時 間 が 24件 、 始 業 前 、 授 業 終 了 後 が 19件 で あ り ま す 。 中 学 校 で は 169件 の 事 故
が 発 生 し て お り ま す 。 事 故 の 主 な 内 容 は 、 挫 傷 ・ 打 撲 53件 、 骨 折 52件 、 脱 臼 27件 、 負 傷 8件 等
で あ り ま す 。 事 故 の 発 生 状 況 は 、 部 活 動 が 73件 、 体 育 の 時 間 23件 、 休 憩 時 間 22件 、 登 下 校 時 6
件 で あ り ま す 。 幼 稚 園 で は 3件 の 事 故 が 発 生 し て お り ま す 。 負 傷 2件 、 挫 傷 ・ 打 撲 1件 で あ り
ます。以上でございます。
〇産業振興部長(上野哲郎)
訂 正 を さ し て い た だ き ま す 。 市 場 の 取 扱 高 の 関 係 で 「 平 成 19年 度
1億 2,601万 1,000円 」 と 申 し 上 げ ま し た が 、 平 成 18年 度 は 1億 2,601万 1,000円 、 19年 度 に つ
き ま し て は 1億 303万 3,031円 で ご ざ い ま す 。 お 詫 び し て 訂 正 申 し 上 げ ま す 。
〇建設部長(山下和隆)
権 限 移 譲 の 件 で 部 3課 に ま た が り ま す の で 、 私 の 方 か ら 御 答 弁 申 し 上
げます。まず、河川費補助金の市町村権限移譲交付金の移譲事務ですが、河川法に基づきまし
て 市 町 村 長 が 河 川 工 事 又 は 河 川 の 維 持 を 行 う 場 合 、 1・ 2級 河 川 に 係 わ る 国 土 交 通 省 所 管 不 動 産
の登記の嘱託事務を河川管理者に代わってその権限の移譲により行使できるもので、行った場
合 、 こ の 交 付 金 を 受 け ま す 。 平 成 19年 度 に つ い て は 取 扱 件 数 は ご ざ い ま せ ん が 、 均 等 割 の 2万
円のみが支給をされております。次に、都市計画補助金のうちの市町村権限移譲交付金につい
て の 47万 5,000円 に つ い て 申 し 上 げ ま す 。 平 成 19年 度 の 交 付 決 定 額 に つ き ま し て は 平 成 17年 度
の 実 績 報 告 に 基 づ い て 決 定 さ れ て お り 、 1、 駐 車 場 法 に 関 す る 事 務 、 2、 土 地 区 画 整 理 法 に 関 す
る 事 務 、 3、 都 市 計 画 法 に 関 す る 事 務 、 4、 屋 外 広 告 物 条 例 に 関 す る 事 務 と 、 こ の よ う に 四 つ の
事務処理件数により算定されておりまして、駐車場法に関する事務については均等割交付金と
し て 2万 円 、 土 地 区 画 整 理 法 に 関 す る 事 務 に つ き ま し て は 、 均 等 割 2万 円 と 、 処 理 件 数 13件 、
件 数 割 交 付 金 8万 9,000円 の 合 計 10万 9,000円 、 都 市 計 画 法 に 関 す る 事 務 に つ き ま し て は 均 等
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割 交 付 金 2万 円 、 屋 外 広 告 物 条 例 に 関 す る 事 務 に つ き ま し て は 、 均 等 割 2万 円 と 、 処 理 件 数
387件 で あ り ま し た こ と か ら 件 数 割 交 付 金 30万 6,000円 の 合 計 32万 6,000円 、 こ れ ら 四 つ の 合
計 が 47万 5,000円 と な っ て お り ま す 。 次 に 、 住 宅 費 補 助 金 の 市 町 村 権 限 移 譲 交 付 金 に つ い て は
建築基準法や都市再開発法の一部の事務に関して市に権限移譲を受けております。具体的には、
建築基準法の設造許可、道路位置指定、敷地位置特例許可等の現地確認調査などの事務でござ
い ま す 。 4万 2,000円 の 内 訳 に つ き ま し て は 、 均 等 割 交 付 金 が 建 築 基 準 法 と 都 市 再 開 発 法 に 関
す る 事 務 に つ い て 2万 円 ず つ の 4万 円 、 件 数 割 交 付 金 が 、 設 造 許 可 に 関 す る 申 請 事 務 が 2件 ご
ざ い ま し た の で 、 2件 掛 け る 1,000円 の 2,000円 で 計 4万 2,000円 と な っ て い る と こ ろ で ご ざ
います。
〇副市長(相星完治)
県から権限移譲を受けた場合、市の業務に支障はないかということでご
ざいますが、私たち県から業務移譲を受ける場合は、まず、市民の利便性をまず考えておりま
す。そしてその後、職員の業務に支障がないか。そのようなことを検討した上で県と調整を行っ
ておりまして、市の業務に支障がないという考えでございます。
〇7番議員(有村義次)
ま ず 、 3ペ ー ジ の で す ね 農 産 加 工 施 設 の こ と で す け ど も 、 非 常 に 利 用
が減ったと、予定よりですねということであります。せっかくの各地に素晴らしい施設がある
んでですね、もったいないんで、もっと使うようにですねするべきじゃないかと思います。歳
入は大分減ったんですけども、歳出の方はですね余り減ってないんです。減ってはいるんです
けど、そんなに減ってなんですよ。ということはそんだけやっぱり経費は掛かるわけですので、
ぜひどんどん使うようにですねもっとするべきじゃないかと思います。
それから、畜犬登録と狂犬病の予防についてですけども、未登録については分かんないとい
うことですね。ただこれは法で決まってるんじゃなかったでしたっけ、特に狂犬病注射か何か
についてはですよ。であればですね法律から言ったら本当は、違反といいますか、してんじゃ
ないかという気がするんですけども、でありますんで、ただ分かんないからいいんだというん
じゃなくてですよ、やっぱりもうちょっと市民にアピールしてすべきじゃないかと。事故があっ
た場合には困るんですよね。その辺どのようなPRされているのか。
それから、郷土史の販売、これは旧加世田市の部分についてたくさんあるということであり
ましたけども、ほかの所にもたくさんあるんですよね。そんなに残す必要はないと思うんです
けども、ちゃんと保管してあるんでしょうけども、そのうち劣化しますんで、できればもう安
い値段ででもですねもう処理せんと、どっちみちもうこれはそのうち腐ってしまって駄目なる
んじゃないかと思いますんで、そういう検討もしてするべきじゃないかなと思います。
安心パトロールはですね、実は私、県警のあんしんメールの登録をしているんですけど、鹿
児島市辺りは毎月のようにですね、いろんな不審事案と言うんですかね、あるんですけども、
南さつま市はほとんどないということで、こういう安心・安全パトロールの成果もちったある
のかなというふうに思っております。ぜひ、若干地域ごとにですね取組みの数に差があるよう
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ですけども、もっと全市的にですね、まだまだあれ、ジャケットですかね、あれは残っている
んですよ。であればもっと隊員を増やして、増やす努力をしていただきたいと思います。
そ れ と 51ペ ー ジ の 食 用 廃 油 で す ね 、 こ れ は 確 か に 、 何 割 こ の 持 込 み を し て る か 分 か ん な い と
いうことですけども、実際各家庭どういう処理をしているのかですねもうちょっと調べるべき
じゃないかと思うんですね。違法な処理はしてないとは思いますけども、こういういい処理方
法があるんですよと。リサイクルされるわけですから、ぜひもうちょっと取組みを強化してい
ただきたいと思います。
そ れ か ら 、 69ペ ー ジ の 市 場 費 で す ね 、 こ れ に つ い て 年 々 取 扱 い が 下 が っ て き て お り ま し て 、
これは農業振興のためと言いますかね、にもなるんですけども、ここを利用する、ここに出荷
する農家の方々は年々減っていくということもあります。もうちょっとですね何か、この協議
会の委員会もあるんで、その辺で意見を出し合ってですね、もっと取扱高が増えるように、農
家が出荷しすいですね、何で少なくなるのか。その辺の原因も調べて、あるいは、また、出荷
しやすい体制といいますか、そういうのも検討していくべきじゃないかと思います。
そ れ か ら 、 101ペ ー ジ の 学 校 安 全 推 進 事 業 の 中 で 、 件 数 は 聴 い た ん で す け ど も 、 こ れ 施 設 の
不具合によるものとか、あるいは指導が不適切だったとか、そのような分類といいますか、調
査はされてるんでしょうか。それがまた次年度、次への何と言いますかね、再発防止につなが
るんですけど、その辺、その件だけ答弁願います。
〇市民福祉部長(久保薗秀徳)
未登録の犬の件、それから予防注射の接種率を上げるための施
策についての御質問でございますが、畜犬登録をしている飼主全員に対して予防注射の案内文
を送付するとともに、お知らせ版等でも周知をしているところでございます。また、脱漏を減
ら す た め に 集 落 に 出 向 い て 集 合 注 射 に つ き ま し て も 春 と 秋 の 年 2回 実 施 し て い る と こ ろ で ご ざ
いまして、予防注射実施率等の向上に努めたいというふうに考えております。
〇教育長(出口定昭)
子どもたちの怪我が施設の瑕疵によるものかどうかという話ですけれど
も、ほとんどが転ぶとかですねいうような、体育の時間とかいうようなことで、施設が言わば
老朽化して、それの基による事故とか何とかということはないというふうに思っております。
〇議長(石井博美)
次に、清水春男議員の発言を許可します。
〇2番議員(清水春男)
通 告 順 に 従 い 質 問 を し た い と 思 い ま す 。 ま ず 、 1ペ ー ジ の 市 民 税 、 固
定資産税、軽自動車税の不納欠損が今回もありますが、件数と最高額、また、収入未済額の件
数とその主な理由、お願いします。
2ペ ー ジ に 民 生 費 の 負 担 金 の 不 納 欠 損 額 の 件 数 、 収 入 未 済 額 の 各 件 数 と そ の 理 由 で す ね 。
説 明 書 を 中 心 に い き ま す の で 、 説 明 書 の 3ペ ー ジ 、 衛 生 使 用 料 の 収 入 未 済 額 、 汚 水 処 理 施 設
使用料の内容、お願いします。
3ペ ー ジ の 農 林 水 産 使 用 料 の 探 査 船 ・ 水 中 ロ ボ ッ ト 使 用 料 の 内 容 を お 願 い し ま す 。
4ペ ー ジ の 観 光 使 用 料 の 風 車 村 使 用 料 と 観 光 案 内 所 の 使 用 料 の 内 容 。
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さ ら に 、 4ペ ー ジ の 住 宅 使 用 料 の 収 入 未 済 額 の 件 数 と 最 高 額 、 そ の 理 由 で す ね 。 住 宅 の は さ っ き
もありましたけれども、その点お願いします。
13ペ ー ジ の 雑 入 、 収 入 未 済 額 の 各 件 数 と 主 な 理 由 を お 願 い を し ま す 。
14ペ ー ジ に い き ま す が 、 嘱 託 員 業 務 に つ い て 、 行 政 嘱 託 員 研 修 は ど う や っ て い る の か 。
また、新規採用職員の各件数の日数、何日、そういうのがお願いします。
20ペ ー ジ 、 財 産 管 理 費 委 託 料 の 市 有 地 普 通 財 産 雑 草 刈 業 務 委 託 内 容 で す ね 。 お 願 い し ま す 。
23ペ ー ジ に 市 政 説 明 会 、 こ れ の 謝 金 と い う の が あ る ん で す が 、 こ れ の 内 容 を お 願 い を し ま す 。
同 じ 23ペ ー ジ 、 防 犯 街 路 灯 設 置 補 助 の 内 容 を お 願 い い た し ま す 。
24ペ ー ジ 、 市 税 等 徴 収 嘱 託 員 の 方 が 今 回 2名 採 用 さ れ て る わ け で す が 、 そ の 方 々 の 研 修 と い
うのはどういう形でやられているのか。その点をお願いをします。
30ペ ー ジ 、 日 常 生 活 用 具 給 付 の 排 泄 管 理 支 援 用 具 の 内 容 、 こ れ は 18年 度 と 比 較 す る と ち ょ っ
と変化が大きいもんですから、お願いをします。
35ペ ー ジ 、 在 宅 高 齢 者 緊 急 通 報 シ ス テ ム 事 業 の 各 地 区 ご と の 登 録 者 数 、 お 願 い し ま す 。
45ペ ー ジ 、 扶 助 費 、 19年 度 申 請 数 、 そ し て 申 請 を し た け れ ど も 、 受 け ら れ な か っ た 人 と い う
のがおったものかどうか。その点。
51ペ ー ジ 、 シ ル バ ー 人 材 セ ン タ ー 運 営 に つ い て 、 会 員 拡 大 方 策 は ど う や っ て い る の か 。 ど う
してきたかということですね。
58ペ ー ジ 、 農 業 用 施 設 伐 採 業 務 委 託 、 各 路 線 年 1回 か ら 2回 や っ て る と 思 う ん で す が 、 で き
なかった路線何路線あるかですね。その点もお願いします。
62ペ ー ジ 、 林 道 刈 払 ・ 除 草 業 務 ・ 林 道 側 溝 清 掃 等 委 託 の 内 容 と で す ね で き な か っ た 路 線 は い
くらあるかと、あったかと。
95ペ ー ジ 、 ク ジ ラ ・ イ ル カ 留 学 里 親 事 業 の 19年 度 の 募 集 か ら 決 定 ま で の 取 組 み に つ い て お 願
いします。
最 後 で す が 、 100ペ ー ジ 、 文 化 財 費 を 大 き く 減 額 さ れ て い ま す 。 18年 度 が 958万 8,411円 で
す か 、 19年 度 は 254万 3,693円 と な っ て い る ん で す が 、 こ の 点 で 文 化 財 保 護 対 策 、 こ の 点 で は
十分だったのかという点をお願いします。
〇総務部長(柴田達朗)
ま ず 、 1ペ ー ジ の 市 民 税 、 固 定 資 産 税 、 軽 自 動 車 税 の 不 納 欠 損 の 件 数
と最高額についてお答えいたします。市民税の、まず件数、市民税につきましては、個人市民
税 の 現 年 分 を 含 め ま し て 、 現 年 分 3件 を 含 め ま し て 96件 で ご ざ い ま す 。 そ れ か ら 固 定 資 産 税 が
200件 、 軽 自 動 車 税 が 54件 と い う こ と で ご ざ い ま す 。 最 高 額 に つ い て で ご ざ い ま す が 、 市 県 民
税 で 15万 9,000円 、 こ れ は 市 民 税 、 確 定 按 分 し た 市 民 税 に つ き ま し て は 10万 9,283円 と な る よ
う で ご ざ い ま す 。 そ れ か ら 固 定 資 産 税 の 最 高 額 が 17万 4,000円 、 そ れ か ら 軽 自 動 車 税 の 最 高 額
が 1万 2,000円 で ご ざ い ま す 。 次 に 、 収 入 未 済 の 件 数 で ご ざ い ま す 。 ま ず 、 個 人 市 民 税 の 現 年
課 税 分 が 1,044件 、 滞 納 繰 越 分 が 1,229件 、 そ れ か ら 固 定 資 産 税 の 現 年 課 税 分 が 1,397件 、 滞
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納 繰 越 分 が 2,774件 、 軽 自 動 車 税 の 現 年 課 税 分 が 230件 、 滞 納 繰 越 分 が 412件 で ご ざ い ま す 。
主 な 理 由 と し ま し て は 、 事 業 不 振 に よ る も の が 50パ ー セ ン ト 以 上 を 占 め て お り ま す 。 次 に 、 借
金の返済とか、生活苦、そういうことで納税資金の確保ができなくなったというようなこういっ
た 主 張 を さ れ る 方 が 30パ ー セ ン ト ぐ ら い を 占 め て い る 状 況 で ご ざ い ま す 。 ま た 、 中 に は 倒 産 が
あったり、納税者の死亡により相続放棄がされている。こういったものもございます。
次 に 、 19ペ ー ジ の 嘱 託 員 の 業 務 に つ い て 研 修 は ど う し て い る か と い う こ と で ご ざ い ま す が 、
合併をいたしましてから嘱託員業務につきましては、それぞれ、支所、本所、それぞれの所で、
まず嘱託員業務についての内容等については、本所、支所、それぞれの所でまず説明をしたと
いうふうに聴いております。それから、あと替わられた方につきましては、辞令交付の際に嘱
託員業務の内容等について御説明を申し上げながら、お願いをしているところでございます。
それから、新規職員の各研修の日数はということでございます。まず、南薩広域市町村圏協
議 会 の 新 規 職 員 研 修 で ご ざ い ま す 。 こ れ は 2日 間 、 3名 が 出 席 を し て お り ま す 。 そ れ か ら 鹿 児
島 県 研 修 協 会 新 規 採 用 職 員 前 期 研 修 、 こ れ は 鹿 児 島 市 で す が 、 こ れ も 3日 間 、 3名 で ご ざ い ま
す 。 そ れ か ら 南 さ つ ま 市 の 特 別 研 修 と い う こ と で 接 遇 の 改 善 研 修 を 、 2名 で す が 、 こ れ を 半 日
間です。それから鹿児島県の研修協会の新規採用職員の後期研修、これは鹿児島市ですが、 3
名 、 4日 間 で す 。 そ れ か ら 南 さ つ ま 市 の 特 別 研 修 、 こ れ が 2日 間 の 3名 で す 。 新 規 採 用 職 員 の
市 議 会 の 傍 聴 研 修 と い う こ と で 半 日 、 こ れ を 3名 で す 。 そ れ か ら 新 規 採 用 職 員 の 職 場 内 研 修 と
い う こ と で 、 1人 の 指 導 者 を 付 け な が ら 、 こ れ は 6か 月 間 、 3名 に つ い て 実 施 を し て お り ま す 。
それから、財産管理のことでございます。普通財産の管理でございますが、財産管理室の方
で管理をしながら、適切な管理、維持保全に努めているところでございます。この普通財産は
市内全域に非常に多く点在をしていることから、すべてにわたり雑草刈りや業務を実施するこ
とはできませんが、市民生活に影響のある所や環境、景観などを考慮した中で夏と冬、それか
ら 、 ま た 、 繁 茂 の 状 況 に よ っ て 実 施 を し て い る と こ ろ で ご ざ い ま す 。 平 成 19年 度 は 、 延 べ 53箇
所 、 延 べ 面 積 7万 996平 米 の 業 務 委 託 を 行 い 、 そ の 内 訳 は 、 市 営 住 宅 等 の 跡 地 や 宅 地 分 譲 地 、
そ れ か ら 、 ま た 、 寄 附 地 な ど 、 市 内 一 円 、 延 べ 51箇 所 、 4万 5,354平 米 を 南 さ つ ま 市 の シ ル バ ー
人 材 セ ン タ ー へ 220万 2,900円 で の 業 務 委 託 を し て お り ま す 。 こ の ほ か に 加 世 田 小 学 校 跡 地 の
グラウンド等につきましては加世田小学校のソフトボールスポーツ少年団へ委託をしておりま
す し 、 そ れ か ら 、 あ と 御 座 屋 敷 の 笠 狭 の 宮 跡 地 が 1万 3,434平 米 ご ざ い ま す が 、 こ れ は 舞 敷 野
の公民館の方へ委託をしております。内容としてはそういうことで実施をいたしております。
そ れ か ら 、 市 政 説 明 会 時 の 謝 金 の 内 容 で ご ざ い ま す 。 平 成 19年 度 の 市 政 説 明 会 に つ き ま し て
は 4月 に ふ れ あ い か せ だ の 方 で 実 施 を し て お り ま す 。 開 催 通 知 を 行 政 嘱 託 員 、 そ れ か ら 自 治 公
民 館 長 、 地 区 公 民 館 長 、 合 わ せ て 302名 の 方 に 通 知 を 出 し て お り ま す 。 そ の 中 で 当 日 出 席 を い
た だ き ま し た 243名 の 方 に 日 当 が 243名 の 2,400円 で す の で 、 58万 3,200円 、 そ れ か ら 旅 費 に
つ い て 15万 9,635円 と い う こ と で お 支 払 い を し て お り ま す 。
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そ れ か ら 、 防 犯 街 路 灯 の 補 助 の 内 容 で ご ざ い ま す が 、 平 成 19年 度 に お き ま し て は 33自 治 会 の
方 へ 補 助 を し て お り ま し て 、 総 額 が 74万 9,310円 で ご ざ い ま す 。 32自 治 会 の 中 で 52基 の 設 置 を
補助をしております。
そ れ か ら 、 24ペ ー ジ で ご ざ い ま す が 、 市 税 等 の 徴 収 嘱 託 員 に 対 す る 研 修 は ど う い っ た 研 修 を
し て い る か と い う こ と で ご ざ い ま す が 、 も う こ の 嘱 託 員 に つ き ま し て は 、 平 成 19年 度 か ら 設 置
要綱を規定をいたしまして、市内の納税者宅を訪問をして未納であることを説明し、納税を促
し、併せて納税される方に対しましては、税金を預かって、帰庁をしてから本庁会計課の指定
金融機関窓口に納入をする業務に従事をしてもらっているところでございます。徴収嘱託員に
つ き ま し て は 2名 を 採 用 を し て お り ま し て 、 当 初 は 臨 戸 に 際 し て の 研 修 を 行 っ て お り ま し て 、
納税者との接遇や納付期間、納期内納付がされず、納税が遅れていることの説明の仕方、納税
される場合の領収書の交付方法を研修をしております。また、口座振替による納付指導も行っ
て お り 、 こ れ ら の 研 修 を 行 っ て か ら は 1名 で 徴 収 業 務 に 従 事 を し て い る と こ ろ で ご ざ い ま す 。
臨戸の際に納税者からも質問がありますので、これらの対策についても随時研修を行っており
ます。なお、課税に関する詳細な説明につきましては、それぞれ税の担当者から回答をするよ
う連携を図っているところでございます。以上です。
〇市民福祉部長(久保薗秀徳)
私 の 方 か ら 7件 に つ い て お 答 え 申 し 上 げ ま す 。 ま ず 、 民 生 費 負
担金の不納欠損額の件数、収入未済額の各件数と主な理由ということでございます。保護者負
担 金 の 不 納 欠 損 額 が 1万 3,680円 で す 。 こ れ は 平 成 14年 度 の 保 育 料 1世 帯 分 で ご ざ い ま す 。 現
在、住所は大阪にあるのですが、連絡がとれず、今日まで至ってしまいました。今回、地方自
治 法 第 236条 第 1項 の 時 効 消 滅 に よ る 不 納 欠 損 処 分 を 行 っ た と こ ろ で あ り ま す 。 次 に 、 収 入 未
済 額 の 内 訳 で ご ざ い ま す 。 心 身 障 害 者 扶 養 共 済 加 入 者 負 担 金 の 収 入 未 済 額 が 1万 5,240円 で ご
ざ い ま す 。 こ れ に つ き ま し て は 加 入 者 1名 分 の も の で ご ざ い ま す 。 こ の 負 担 金 の 納 入 に つ き ま
しては、今月中に加入者より入金する旨の連絡を得ておりますので、入金確認後、歳入調定を
したいと考えております。次に、老人ホーム入所措置費負担金(過年度分)の収入未済額の件
数 は 2件 で 、 未 済 額 の 総 額 は 164万 4,500円 で あ り 、 1件 は 入 所 者 本 人 の 負 担 金 の 未 払 分 129
万 2,900円 、 も う 1件 は 扶 養 義 務 者 の 負 担 金 の 未 払 分 35万 1,600円 と な っ て お り ま す 。 入 所 者
本人の負担金の未払いのケースの場合、借金の返済に追われ、納入ができないとの理由で未払
いの状態になったため、少額ずつでも納付するよう指導をし、確約書を提出させた結果、合併
前の数年前頃まで少額ずつに分納して納付した時期もありました。しかし、再び未払いの状態
となったことから、再三連絡をとり納付を促したにもかかわらず、支払いに応じない状態が続
き、こちらからの督促、催促の機会も少なくなったこともあり、現在も未払いの状態が、状況
が 続 い て い る と こ ろ で あ り ま す 。 扶 養 義 務 者 の 負 担 金 の 未 払 い の ケ ー ス の 場 合 、 初 期 の 2か 月
分 を 納 付 し た 後 、 未 払 い の 状 態 と な っ た こ と か ら 、 連 絡 を と り 、 毎 月 1回 ず つ に 分 納 す る 確 約
書を提出させました。しかし、その後、連絡をとるも、支払いに応じず、その後、こちらから
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催促の機会も少なくなったこともあり、現在も未払いの状況が続いているところであります。
次 に 、 保 育 所 の 保 護 者 負 担 金 の 収 入 未 済 額 に つ い て で ご ざ い ま す け れ ど も 、 19 年 度 分 が 34 万
5,600円 、 10名 で 、 過 年 度 分 が 109万 4,350円 、 7名 分 と な っ て お り ま す 。 要 因 と し ま し て は 、
納付意識の欠如、離婚などによる家庭状況の変化があるようです。保育料の未納者に対しまし
ては、督促状の送付、家庭訪問、保護者、園長、市担当者の三者面談等を実施するとともに、
未納の保育料返済に係る返済確約書を提出させ、対処して参りたいと思います。保育料につき
ましては、保育所を希望し、申込みを行う際あるいは入所時調査の時点におきまして、保育料
の金額等については、保護者の方々には十分説明し、納得した上で子どもさんを入所させてい
ると思っておりますので、当然、保育料につきましては決められた保育料を納めていただきた
い と 思 っ て お り ま す 。 次 に 、 身 体 障 害 者 措 置 費 負 担 金 ( 過 年 度 分 ) の 収 入 未 済 額 20万 8,000円
に つ い て で ご ざ い ま す 。 身 体 障 害 者 措 置 費 負 担 金 ( 過 年 度 分 ) の 収 入 未 済 額 20万 8,000円 に つ
い て は 、 加 世 田 フ レ ン ド ホ ー ム に 措 置 さ れ て お り ま し た 1名 分 の 負 担 金 の 滞 納 分 で ご ざ い ま す 。
現在、確約書に基づき随時納入していますので、今後、収入未済額は減少して参ります。
次に、衛生使用料の収入未済、汚水処理施設使用料の内容についてでございます。団地汚水
処 理 施 設 使 用 料 の 収 入 未 済 額 の 内 容 に つ き ま し て は 件 数 で 3件 ご ざ い ま す 。 1件 が 平 成 13年 度
分 で 4万 3,800円 の 未 納 と な っ て い ま す 。 2件 目 が 平 成 16年 度 か ら 平 成 18年 度 の う ち 24か 月 分
の 8万 7,600円 と な っ て お り ま す 。 3件 目 が 18年 度 分 の う ち 4か 月 分 で 1万 4,600円 と な っ て
お り 、 合 計 で 14万 6,000円 と な っ て い る と こ ろ で ご ざ い ま す 。 団 地 汚 水 処 理 施 設 使 用 料 の 内 容
に つ き ま し て は 、 現 時 点 で 加 世 田 地 区 の 御 座 屋 敷 団 地 が 46世 帯 、 笠 沙 地 区 の 潟 南 団 地 が 23世 帯
の 合 計 69世 帯 が 対 象 と な っ て い ま し て 、 1世 帯 当 た り 一 月 3,650円 の 使 用 料 で 年 間 302万 2,000
円の予算額となっているところでございます。これらの未納者に対する市の対応としましては、
督 促 納 入 通 知 を 発 送 し て い ま す が 、 こ の う ち 平 成 13年 度 分 に つ い て は 住 所 不 明 で 連 絡 が つ か な
い 状 況 に あ り ま す 。 残 り の 2件 は 再 三 に わ た る 督 促 納 入 通 知 の 送 付 に よ り 部 分 的 な 支 払 い は あ
りましたが、なかなか完納に至らないところでございます。今後も完納に向け努力していく考
えでいるところでございます。
次 に 、 雑 入 の 収 入 未 済 額 の 各 件 数 と 主 な 理 由 と い う こ と で ご ざ い ま す 。 生 活 保 護 法 第 63条 に
よ る 費 用 返 還 金 に つ き ま し て は 年 金 の 遡 及 に 伴 う も の で 、 現 年 度 6名 分 の 49万 3,350円 で ご ざ
い ま す 。 ま た 、 生 活 保 護 法 第 78条 に よ る 費 用 返 還 金 に つ き ま し て は 、 収 入 の 無 届 が あ り 、 過 年
度 分 の 2名 分 、 112万 3,449円 と 現 年 度 分 の 1名 分 2万 円 の 合 計 114万 3,449円 で ご ざ い ま す 。
次 に 、 児 童 扶 養 手 当 返 還 金 の 54万 9,740円 に つ き ま し て は 、 児 童 扶 養 手 当 受 給 者 の 事 実 婚 が 判
明 し た た め 、 発 生 し た 過 年 度 分 の 返 還 金 で 50万 2,860円 と 4万 6,880円 の 2名 分 で ご ざ い ま す 。
次 に 、 30ペ ー ジ の 日 常 生 活 用 具 給 付 費 の 排 泄 管 理 支 援 用 具 の 内 容 に つ い て で ご ざ い ま す 。 こ
の事業は、身体障害者手帳、療育手帳、精神保健福祉手帳に支給対象となる障害が明記されて
いる方に対して、世帯の状況の確認、実態調査等を行い納付されます。それぞれに基準額があ
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り 、 1割 は 自 己 負 担 と な っ て お り ま す 。 な お 、 在 宅 の 方 が 支 給 対 象 と な っ て い ま す が 、 点 字 器 、
頭部保護帽、人工喉頭、収尿器、ストマ装具については、在宅でなくても支給対象となってい
ます。ここで排泄管理支援用具は、蓄便袋、蓄尿袋のストマ装具、紙おむつ、収尿器のことで、
740件 の 内 訳 は 、 ス ト マ 用 具 が 640件 、 紙 お む つ が 94件 、 収 尿 器 が 6件 と な っ て お り ま す 。
次 に 、 35ペ ー ジ の 在 宅 高 齢 者 緊 急 通 報 シ ス テ ム 事 業 の 各 地 区 ご と の 登 録 者 数 と い う こ と で ご
ざ い ま す 。 在 宅 高 齢 者 緊 急 通 報 シ ス テ ム 事 業 の 各 地 区 ご と の 登 録 者 数 に つ い て は 、 平 成 19年 度
末 時 点 で 加 世 田 94人 、 笠 沙 68人 、 大 浦 63人 、 坊 津 2人 、 金 峰 89人 の 計 316人 と な っ て お り ま す 。
次 に 、 説 明 書 の 45ペ ー ジ 、 扶 助 費 に 関 連 し て の 御 質 問 の あ り ま し た 生 活 保 護 の 申 請 数 と 却 下
数 に つ い て お 答 え い た し ま す 。 平 成 19年 度 中 に お き ま す 申 請 件 数 は 47件 で ご ざ い ま す 。 そ の う
ち の 36件 に つ い て 認 定 し 、 11件 に つ き ま し て は 却 下 を 行 っ て お り ま す 。 却 下 の 理 由 に つ き ま し
て は 、 預 金 、 年 金 の 活 用 に よ る も の 7件 、 就 労 可 能 な も の 2件 、 住 所 は あ る が 、 実 態 が な い も
の 1件 で ご ざ い ま す 。 こ れ ら は 国 が 定 め る 基 準 を 満 た さ な い も の で あ り ま し た の で 、 却 下 し て
おります。これからも生活保護の申請に対しましては、面接を実施するとともに、不動産、預
貯金、生命保険等の資産調査、他法他作の活用ができないかなど様々な方面から調査検討を行
いながら、慎重に対処して参りたいと考えております。
次に、シルバー人材センターの運営について、会員の拡大はどうしたかということでござい
ます。シルバー人材センターの会員確保のための方策としましては、広報紙シルバーみなみさ
つまを発行し、シルバー人材センターの事業計画や概要、作業内容等を紹介し、周知を図ると
ともに、市のお知らせ版や広報紙を活用してセンターの業務概要や入会説明会の開催案内など
を行っております。また、センターに会員募集ののぼり旗を掲げたり、会員など自ら友人や知
合い等に声を掛けて入会を勧めるなど会員確保に向けた取組みも行っているところであります。
さらに植木剪定技能などの講習会の開催や県シルバー人材センター連合会と連携した高齢者向
けのパソコン会計講習会など各種講習会の開催を通じて就業に必要な基本的知識や技能を習得
していただき、シルバー人材センターへの会員登録も促しているところでございます。このよ
うな取組みにより毎年新しい方が入会されておりますが、一方で高齢者や自己都合等により退
職された方もおられますので、健康で生きがいを持って地域に貢献しながら働けるというセン
ター事業の良さをアピールしながら、今後も引き続き機会を捉えて定期的に会員確保に向けて
のPRを努めて参りたいと思っております。
〇産業振興部長(上野哲郎)
私 の 方 か ら 4点 ほ ど お 答 え を さ し て い た だ き ま す 。 ま ず 、 3ペ ー
ジの農林水産業使用料の探査船・水中ロボットの内容についてでございますけども、県が藻場
調 査 や 水 質 調 査 、 漁 場 調 査 等 に 使 用 し て お り ま し て 、 年 間 26回 の 利 用 実 績 で ご ざ い ま す 。 そ の
使 用 料 に つ き ま し て は 1回 当 た り 2,100円 と な っ て お り ま す 。 年 間 で 5万 4,600円 の 収 入 と な
ります。
続 き ま し て 4ペ ー ジ の 観 光 使 用 料 で ご ざ い ま す け ど も 、 観 光 使 用 料 、 風 車 村 使 用 料 で ご ざ い
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ま す け ど も 、 風 車 村 使 用 料 と い た し ま し て は 151万 8,250円 で ご ざ い ま す け ど も 、 遣 唐 使 船 が
151万 7,000円 、 利 用 者 は 1,387人 、 こ れ が 主 な も の で ご ざ い ま す 。 そ れ か ら 、 観 光 案 内 所 の
使 用 料 と い た し ま し て 13万 8,240円 、 こ れ に つ き ま し て は 農 産 加 工 グ ル ー プ み な み か ぜ が 活 用
し て い る と こ ろ で ご ざ い ま す 。 月 1万 1,520円 と い う ふ う に な っ て お り ま す 。
続 き ま し て 58ペ ー ジ 、 農 業 施 設 の 伐 採 業 務 委 託 の 農 道 伐 採 事 業 で ご ざ い ま す が 、 こ れ に つ き
ま し て は 年 1回 、 路 線 数 に つ き ま し て は 10路 線 、 2万 7,490メ ー ト ル を 実 施 し て ご ざ い ま す 。
できなかった路線ということでございますけども、ほとんどが受益者の方々が農道の管理をと
なっているということで実施をする必要がなかったというふうに考えております。
そ れ か ら 、 62ペ ー ジ の 林 道 の 関 係 で ご ざ い ま す け ど も 、 林 道 に つ き ま し て も 年 1回 を 基 本 と
し て 草 払 い を 行 い た い と 思 っ て い ま す が 、 状 況 に よ っ て は 年 2回 す る 必 要 が あ る 所 が ご ざ い ま
すれば、そういうふうにして対処して参りたいと思っております。林道につきましては、市内
55路 線 、 15万 6,141メ ー タ ー で ご ざ い ま す 。 19年 度 に つ き ま し て は 49路 線 に つ き ま し て シ ル バ ー
人 材 セ ン タ ー あ る い は 森 林 組 合 に 業 務 を 委 託 し ま し た 。 事 業 費 で 677万 7,960円 で ご ざ い ま す 。
質問にありますように、雑草の刈払い、除草及び簡易な側溝の土砂除去等がございます。でき
な か っ た 所 と い う こ と に つ き ま し て は 、 19年 度 は 非 常 に 災 害 が 多 う ご ざ い ま し て 、 そ の 災 害 路
線について途中までしか行けないというような状況等もございましたことから、実施されなかっ
た の が 、 55路 線 中 の 7路 線 が そ う い う 状 況 等 で 実 施 で き な か っ た と い う こ と で ご ざ い ま す 。 以
上でございます。
〇建築住宅課長(橋口和行)
説 明 書 の 4ペ ー ジ 、 住 宅 使 用 料 の 未 済 額 は 1,260万 6,550円 で す
が 、 件 数 と し ま し て は 42世 帯 で す 。 最 高 額 は 264万 5,900円 と な っ て お り ま す 。 こ の 方 は 生 活
困 窮 に よ り 平 成 8年 か ら 滞 納 し て お り ま す が 、 途 中 一 時 支 払 い を し て い る 年 度 も あ り ま し た 。
19年 度 中 に 面 談 を 行 い 、 現 在 は 現 家 賃 を 納 入 し な が ら 、 分 納 を し て お り ま す 。 そ し て 4月 か ら
8月 末 現 在 ま で 17万 9,300円 を 納 付 し て 滞 納 解 消 を 図 っ て お り ま す 。 以 上 で す 。
〇教育部長(染川勝夫)
95ペ ー ジ の ク ジ ラ ・ イ ル カ 留 学 里 親 制 度 の 19年 度 の 募 集 か ら 決 定 ま で
の 取 組 み に つ い て お 答 え い た し ま す 。 5月 2日 に 入 学 希 望 の 子 ど も の 受 入 れ に つ い て 第 1回 里
親 会 が 行 わ れ て い ま す 。 5月 18日 に ク ジ ラ ・ イ ル カ 留 学 里 親 制 度 実 施 委 員 会 の 総 会 が 行 わ れ て
お り ま す 。 5月 25日 、 短 期 ク ジ ラ ・ イ ル カ 里 親 募 集 を 行 っ て お り ま す 。 5月 31日 、 短 期 ク ジ ラ ・
イ ル カ 留 学 の 広 報 を M B C 、 南 日 本 新 聞 社 へ 行 っ て お り ま す 。 6月 15日 、 短 期 留 学 生 締 切 り 、
22名 の 申 込 み が あ り ま し た 。 6月 29日 、 第 2回 里 親 会 、 短 期 ク ジ ラ ・ イ ル カ 実 施 委 員 会 の 選 考
委 員 会 が 行 わ れ て お り ま す 。 7月 18日 、 短 期 ク ジ ラ ・ イ ル カ 里 親 の 説 明 会 が 行 わ れ て お り ま す 。
8月 2日 か ら 4日 ま で 短 期 ク ジ ラ ・ イ ル カ 留 学 の 予 定 で ご ざ い ま し た が 、 台 風 接 近 の た め に 中
止 に な っ て お り ま す 。 12月 4日 に 来 年 度 へ 向 け て 第 3回 里 親 会 実 施 委 員 会 が 行 わ れ 、 同 じ く 1
月 18日 、 第 4回 里 親 会 実 施 委 員 会 が 行 わ れ て お り ま す 。 2月 28日 に 来 年 度 の 留 学 生 募 集 に つ い
て 第 5回 里 親 会 実 施 委 員 会 が 開 か れ 、 3月 14日 に ク ジ ラ ・ イ ル カ 留 学 生 の お 別 れ 会 が 行 わ れ て
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おります。以上のような取組みがなされているところでございます。
次 に 、 100ペ ー ジ の 文 化 財 費 が 大 き く 減 額 さ れ て い る が と の 御 質 問 で す が 、 文 化 財 費 は 、 平
成 18年 度 決 算 額 は 7,443万 6,000円 、 19年 度 は 4,229万 円 と な っ て お り 、 3,214万 6,000円 の 減
額 と な っ て お り ま す 。 減 額 の 主 要 な 要 因 と い た し ま し て 、 18年 度 は 17年 度 か ら の 繰 越 し が 、 道
路 発 掘 調 査 事 業 2件 と 歴 史 交 流 館 金 峰 の 外 壁 ・ 植 栽 工 事 の 合 わ せ て 約 2,372万 円 が あ っ た と こ
ろ で あ り ま す 。 ま た 、 平 成 18 年 度 は 公 共 工 事 等 に 伴 う 遺 跡 発 掘 調 査 事 業 を 5 箇 所 で 行 い 、 約
1,089万 円 を 支 出 し て お り ま す 。 19年 度 は 3箇 所 で 約 495万 円 と な っ て い る と こ ろ で す 。 遺 跡
の発掘調査事業は道路整備等の公共事業の増減や進捗度合いにより毎年増減しているところで
あ り ま す 。 ま た 、 平 成 19年 2月 に は 万 之 瀬 川 河 口 域 の ハ マ ボ ウ 群 落 及 び 干 潟 生 物 群 集 が 国 の 天
然 記 念 物 に 指 定 さ れ ま し た が 、 18 年 度 に 文 化 財 指 定 化 推 進 事 業 で そ の 区 域 の 測 量 委 託 等 で 約
196万 円 を 支 出 し て お り ま す 。 ま た 、 市 の 文 化 財 、 指 定 文 化 財 と な っ て お り ま す 笠 沙 地 域 の ヘ
ゴ 移 植 に 係 る 経 費 を 文 化 財 保 存 事 業 で 約 115万 円 を 支 出 し て お り ま す 。 こ れ ら の 支 出 が 、 18年
度 に 比 較 し 、 19年 度 に 文 化 財 費 が 減 額 と な っ た 大 き な 要 因 で あ り 、 そ の 他 の 文 化 財 費 に つ き ま
してはさほど大きな増減はないところです。申すまでもございませんが、文化財は、南さつま
市の歴史、文化など正しく理解するための大切なものでありますので、適切な保存活用を図る
ことは重要なことだと思っております。
〇2番議員(清水春男)
そ れ で は 、 い き ま す が 、 1ペ ー ジ の 市 民 税 か ら で す が 、 こ の 点 で ほ ん
と努力をされている部分もうかがえられましたが、一つ、やはり倒産とか、ほんと失業とか、
いろいろ事情があって払いたくても払えなかったという方々に対する説明をやってなるべく払
えるような分納もやってらっしゃるということですので、この件で減免に値をしたというか、
何かそういう減免に向けた、何と言うかな、相談とか、またはその申請とかというのがあった
ものかどうか。その点をお願いいたします。
次に、民生費の不納欠損は分かりました。また、催促をする機会がなくなったというような
ちょっと部長の説明があったんですけれども、やはり、ほんといろいろ事情があって払えない
という方々に対する、ほんと厳しい中では、やはり随時そういう催促をどんどんやっぱいある
一面やっていかないとならないということはあるんですけれども、これは今年度はもう即もう
20年 入 り ま し た け れ ど も 、 い や 、 ご め ん な さ い 。 20年 で す が 、 や っ て い る と い う ふ う に 理 解 を
していいのかどうか。その点お願いします。
次に、衛生使用料の汚水処理の方も分かりました。いいです。
3番 目 の 農 林 水 産 業 使 用 料 の 中 で の 探 査 船 の 水 中 ロ ボ ッ ト の 件 な ん で す が 、 今 、 26回 、 1回 当
た り 2,100円 と い う こ と で あ っ た わ け で す が 、 こ れ の 今 、 笠 沙 と 坊 津 と 2台 あ る と い う ふ う に
私は理解をしてるんですけれども、その点での利用の状況というのはどうなのか。また、漁民
の方から貸してほしいということでそういう要請があったものかどうか。その点をお願いいた
したい。
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4ペ ー ジ の 観 光 使 用 料 の 風 車 村 使 用 料 、 観 光 案 内 所 の 使 用 料 に つ い て で す が 、 ほ ん と 、 18年
度 は こ う い う 形 、 19年 度 も 、 遣 唐 使 船 は や っ て ほ ん と 努 力 し て 頑 張 っ て い る と こ ろ な ん で す け
れ ど も 、 今 、 風 車 村 は も う 19年 度 か ら で す ね 休 村 と い う 形 で な っ て き て い て 、 し か し 、 あ そ こ
は町道なもんですから、やはり草払いとか、そういうのも随時やらないとならないというふう
に 思 う ん で す け れ ど も 、 そ の 点 は ど う な の か 。 あ と 観 光 案 内 所 の 使 用 料 の 関 係 は 、 こ う し て 19
年 度 は あ り ま し た け れ ど も 、 20年 度 の 今 年 度 に 関 し て は み な み か ぜ が も う ち ょ っ と で き な い と
いうことで体制が替わったということなんですけれども、そういう点では十分にやれるのかな
と。あと一つ、この案内所の件では、あそこの、ベランダじゃない、柵が腐蝕してますよね。
そういう修理というのは昨年度は、昨年からもう私は腐蝕していた部分というのは見てきてる
んですけれども、そういう点の補修というのはできなかったものかどうか。その点をお願いし
ます。
それから、住宅使用料の収入未済の件は努力をされていらっしゃるというのが分かりました
が、一つ、法的措置という、ほんと滞納があった時に法的措置を考えているという前の方の質
問 で も あ っ た ん で す が 、 そ う い う 点 で い く と 、 今 回 、 今 年 、 19年 度 の 決 算 で は そ う い う こ と は
してないというふうに理解をしていいのか。その点をお願いします。
そ れ か ら 、 13ペ ー ジ の 分 は 分 か り ま し た 。
19ペ ー ジ に い き ま す が 、 嘱 託 員 の 関 係 で 、 こ れ は 研 修 と い う 、 あ あ 、 ご め ん な さ い 。 19ペ ー
ジ で す よ ね 、 は い 。 嘱 託 員 の 研 修 は 200、 ご め ん な さ い 。
新規採用の点での概要も分かりました。これはいいです。
あ と 、 20ペ ー ジ い き ま す 。 財 産 管 理 の 関 係 で 、 今 、 説 明 を 受 け た わ け で す け れ ど も 、 こ の 点 、
市有財産の関係でシルバーとか、ソフトボール協会、ソフトボールの部活の方々とか、公民館
に委託してやってるということなんですけれども、できてない部分というのは、随時やはりそ
の地域に、市有地であれば、地域にある所は地域の公民館の方々にお願いをしてやってもらう
という方向を、言えば、ほんとボランティアでやってもらうという方向になるものなのか。そ
の 点 。 や っ ぱ り 何 年 か に 1回 は 確 実 市 と し て 、 市 有 地 だ か ら 、 や る と い う 方 向 な の か で す ね 。
その点を聴かしていただきたい。
次 に い き ま す 。 23ペ ー ジ の 市 政 説 明 会 の 中 で の 謝 金 の 内 容 は 分 か り ま し た が 、 そ こ で 各 支 所
ごとに研修をやってるということなんですけれども、これはやはり先ほどもありましたけれど
も、嘱託員というのは条例で一つ言えば業務が、仕事が決まってる。そういう中でやはり条例
で決めてあるということは一つの統一的な仕事というふうにこうとれるんだけれども、統一的
な 部 分 と い う の は 、 ま だ 合 併 を し て 4年 に な ら な い 。 丸 3年 な ん だ け れ ど も 、 い ろ い ろ な 地 域
の条件があってそういう形でちょっとこう変形してた部分というのは事実あるわけですけれど
も、その統一に向けた研修というのは今後考えているものなのか。その点をお願いします。
防犯灯街路灯設置の件に関しては、この点で希望があった所で要望に、言えば却下というよ
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りも、申し込まれた所は全部設置をされたものかどうか。その点をお願いします。それで一つ、
高太郎公園の下から平原集落の所に行く所が一部暗いということで住民の方からも、子を持つ
親の方からもちょっと聴いたんですが、そういう所の設置という要望的な部分での話し合いと
い う の は 19年 度 な さ れ た も の か ど う か 。 そ の 点 を お 願 い し ま す 。
次 に い き ま す 。 24ペ ー ジ の 市 税 の 徴 収 嘱 託 員 の 関 係 で す が 、 「 大 き な 問 題 は 出 て な い 。 」 と い
うことなんですけれども、この滞納した納税者に対して罵声を浴びせるなどを、人権を無視し
たような徴収と言うかですね、そういうのが、これはもうほんと嘱託員の、徴収員の方は一生
懸命払っていただくための説明をするんだけれども、今度は受ける方からすると罵声としてこ
う聞こえる場合もあるんですね。だから、そういうようなやり方、言えば、じゃなくて、先ほ
ど言われましたけど、ほんと納税者が分納でも何でもこう税金を払えるような状態のような研
修というのがね私は必要じゃないかなあと考えるんですけれども、その点はどうなのか。その
点をお願いします。
そ れ か ら 、 30ペ ー ジ の 日 常 生 活 用 具 の 件 は 分 か り ま し た 。
35ペ ー ジ 、 在 宅 高 齢 者 緊 急 シ ス テ ム の 件 で は 、 条 例 で は 協 力 者 が 2名 い な い と 、 2名 と 、 民
生 委 員 の 協 力 と 言 う か で す ね 、 大 体 3名 が 必 要 だ と い う ふ う に こ う な っ て い る と い う ふ う に 聴
い た ん で す け れ ど も 、 と い う 点 で は 、 今 の 、 先 ほ ど の 説 明 か ら す る と 坊 津 だ け が 言 え ば 2件 し
かないというような状況であるとですね。その点が、私もちょっとこう今、聴くもんですから、
はっきりとは分かりませんが、やはり利用しやすいような体制、やり方ということというのは
やっぱいこう必要ではないのかなあというふうに考えるんですけれども、その点は、もし、改
善の余地というのはあるものなのかどうか。その点をお願いをしたい。
次 に 、 45ペ ー ジ の 分 は い い で す ね 。 は い 。
ま た 次 に 移 し ま す が 、 51ペ ー ジ の シ ル バ ー 人 材 セ ン タ ー の 運 営 に 関 し て は 、 会 員 拡 大 の 点 で
は、いろいろのぼり旗を作ったとか、努力をされてるんですけれども、やはりそういう点では、
私のちょっと聴いた話で、シルバーの方が、シルバーの仕事としてやってなくて、個人的に自
分でこう頼まれてこうやったと。しかし、そこで怪我をしてしまったということでですね、ほ
んと、何かこう救済の措置というのはないのかなあというような思いがあるんですけれども、
そういう点では救済の施策というのを十分にとられていると思いますけれども、その点はどう
でしょうか。
次にいきます。農業用の施設伐採業務の委託の関係ですが、受益者が刈っているから件数的
に は 、 農 道 で す 、 は い 。 そ こ で で す ね 、 1件 、 馬 庭 地 区 、 坊 津 地 区 な ん で す が 、 馬 庭 地 区 の 伐
採 と い う の が 19年 度 行 わ れ た も の か ど う か 。 こ こ 19年 度 で き て な い よ う な 話 も 聴 く し 、 今 、 ほ
んと私も見ましたけれども、やっぱりあそこはほんと急勾配というか、地域ですし、下の方で
はソラマメ、オクラ植えてる方もおります。また、営農用水のための水を汲む施設も設置され
ていますが、道路がほんと草が生い茂っているがために通りにくということがあるんですけれ
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ども、そういう点での草払いというのはできないものかどうか。
次 い き ま す 。 62ペ ー ジ 、 林 道 の 関 係 の 除 草 と い う の は 内 容 は 大 体 分 か り ま し た 。 し か し 、 不
法投棄と言うかですね、やはり草払いができてない所にこう不法投棄が多いというように私は
見 て る ん で す け れ ど も 、 そ う い う 点 か ら す る と や っ ぱ り 全 路 線 を 1年 に 1回 で き な い も の か な
あという思いがするんですが、その点を聴かしていただきたい。
ク ジ ラ ウ ォ ッ チ ン グ の 件 は 、 19年 度 の 取 組 み と い う の は 分 か り ま し た け れ ど も 、 も う 既 に 20
年度に向けた話という、その取組みの話し合いというのは始まっているものなのか。ああ、ご
め ん な さ い 。 21年 度 で す ね 、 ご め ん な さ い 。 21年 度 に 向 け た 取 組 み と い う の は ど う な の か と い
うのをお願いします。
それから、最後です。文化財費の関係、文化財保存対策は十分かということなんですが、や
は り こ の 決 算 書 を 見 て も 不 用 額 、 ご め ん な さ い 。 事 業 費 が 18年 度 の 決 算 で は 458万 あ っ た の が 、
254万 と い う こ と で 減 っ て る ん で す け れ ど も 、 そ の 点 で の 問 題 は 何 も な い と い う ふ う に も う 理
解をしていいのか。その点。
〇議長(石井博美)
〇議長(石井博美)
暫時休憩します。
休憩
午後
4時37分
再開
午後
4時37分
再開します。
〇税務課長(有馬安行)
19年 度 の 市 税 の 減 免 の こ と に つ い て 御 質 問 が ご ざ い ま し た 。 19年 度 に
おいて市税において減免をした事例はなかったところでございます。
それと徴収嘱託員のこの研修のことについても御質問がございました。徴収嘱託員、先ほど
部長の方でも御答弁申し上げましたように、接遇、こういったもの等についての研修をやって
おります。間違ってもそのような罵声を浴びせるというようなことの態度での徴収というのは
行ってないというふうに思っております。逆に納税者の方、訪問しますと、かなりきつい口調
で言われる方等もおりますが、それらについての接遇等についてやっておりますので、そういっ
た形で徴収に当たっては十分注意をしながらといいますか、配慮をした中での徴収に当たって
るということでございます。
〇総務課長(長濱一盛)
私の方からは、嘱託員の研修等について質問がありましたけれども、
各支所ごとにというのは、当時、発足した当時に説明しているということでございます。ただ
現 在 は 、 4月 に 新 た に 行 政 嘱 託 員 に 委 嘱 さ れ る 方 に つ い て 、 当 然 な が ら 、 嘱 託 員 の 身 分 、 そ れ
から個人情報の保護とか、いろいろ職務の内容、そういったものを、基本的なものを説明をし
ているものでございますので、特に統一に向けた研修というのは今考えておりません。
そ れ か ら 、 街 路 灯 の 補 助 の 件 な ん で す が 、 19年 度 、 自 治 会 等 に 補 助 を す る 街 路 灯 に つ い て は 、
申請があった分はすべて交付しているような状況でございます。それから、高太郎から平原と
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御質問がありましたけれども、質問の内容ではどの辺かというのも私も分からない部分がござ
いますが、基本的に通学路でなければこの街路灯については設置はできないというふうに基本
的に思っていただきたいと思います。ただそこが通学路であれば、いろいろ関係者の方等の要
望等であれば、こちらの方も調査をします。さらにそこが自治会内に入っておけば、この自治
会内の補助金を使った申請していただければ街路灯の補助はあると、こういったことでござい
ます。以上です。
〇市民福祉部長(久保薗秀徳)
保育料の件についてでございましたけれども、保育料の減免申
請、これは災害とか、特別な状況の時に減免申請していただくということでございますので、
減免申請は出ていないところでございます。指導というのはしておりませんけれども、納付意
識を高めるということで対応をしていきたいというふうに思っております。
それから、老人ホームの入所措置費の件でございました。未払いについては、確約書を提出
させたということで先ほど答弁いたしましたけれども、確約書、これに基づいて徴収を促して
いるところでございます。
それから、在宅高齢者緊急通報システム事業でございます。これにつきまして坊津地区二人
ということで少ないということで、利用しやすい状況ということでございましたので、こうい
う制度があるということ、そういうことをばPRしていくということが肝要ではないかという
ふうに考えております。
それから、シルバー人材センターのことでございましたけれども、これは個人契約に基づく
ものでございまして、シルバーの業務ではないということでございますので、補償の対象には
ならないというふうに判断しているところでございます。
〇産業振興部長(上野哲郎)
水中ロボットのことでお尋ねがございましたので、お答えさして
いただきます。水中ロボットにつきましては笠沙と坊にあるわけでございますが、これ導入し
てから十七、八年もう経過しておりまして影像が映りづらくなるなど不具合がきております。
また、修理についても、部品が製造中止というような状況でございまして、今現在はお互いの
部 品 を 取 り 合 っ て 1台 が 稼 動 し て い る と い う よ う な 状 況 で ご ざ い ま し て 非 常 に 厳 し い 状 況 と い
うことでございます。それから、漁民の方からはどうだということですが、貸出しの要望とい
うのはないというふうに把握してございます。
それから、風車村の関係でございましたけども、風車村、遣唐使船につきましてももう大分
年数を経過しておりまして底の鉄板が、鉄板といいますか、アルミですけども、薄くなってき
ているというような状況等でございます。先日も傾きがあるということで船を持ち上げまして
調査をしたところでございます。それから、観光案内所のことについてベランダの補修をとい
うことでございますけども、ベランダの補修以前だと思うんですが、私もそうやって毎回見て
おりますが、ベランダが付いておりますが、本体とベランダの間がもう、何ですか、地盤沈下
といいますか、そういうような状況で、ベランダの補修以前、ベランダの補修はもう上の方だ
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けすれば簡単なのかもしれませんが、まずその基になっている所をどう対応していくかという
ことからしますと相当、どういう補修方法があるか専門家ではないから分かりませんが、相当
の金を要するんではないかというふうに思っております。その辺も含めて検討をしていく必要
があろうかというふうに思っております。
それから、林道の草払いをしないから不法投棄がというようなことでございますが、これは
基本的には一番肝心なところはモラルだ、個人のモラルだと思いますけども、草払いをしたら
それがゼロになるかということではないと思いますが、道路に不法投棄してある方、あるいは
私ども田舎に住んでおりますけども、道路が良くなって、道路じゃなくて、山の方に逆に、荒
れとって法下といいますか、そういう所に不法投棄の方が多くて、かえって入口が、ちょっと
草が茂った方がいいんじゃないかと思ったりすることも、これは個人的でございますが、した
りするわけでございます。もう一つございました分については課長の方からお答えさしていた
だきます。
〇農地整備課長(片平善英)
坊 津 地 区 の 馬 庭 地 区 の 伐 採 の 件 で ご ざ い ま す が 、 19年 度 に つ き ま
し て は 国 道 か ら 国 道 間 の 300メ ー ト ル に つ い て は 実 施 を し て お り ま す 。 国 道 か ら 海 岸 ま で の 伐
採 1.7キ ロ に つ い て で き な い か と い う と こ ろ で ご ざ い ま す が 、 こ こ に つ い て は 計 画 し て お り ま
せん。
〇議長(石井博美)
本日の会議時間は、審議の都合上あらかじめ延長いたします。
〇建築住宅課長(橋口和行)
住 宅 使 用 料 の 滞 納 対 策 で す け れ ど も 、 19年 度 に お い て は 法 的 措 置
は行っておりません。以上です。
〇教育部長(染川勝夫)
クジラ・イルカ留学の里親制度でございますけど、これはもう既に昨
年 の 12月 4日 に 第 3回 の 里 親 会 実 施 委 員 会 で 20年 度 に 向 け て の 取 組 み が も う さ れ て お り ま し て 、
第 4回 も そ う い う こ と で ご ざ い ま し て 、 第 5回 の 2月 28日 に 行 わ れ ま し た 分 に つ い て は 、 20年
度の留学生募集について話し合いがなされているということでございます。
それから、文化財保存事業でございますけど、これは昨年ですね、先ほども申しましたけど、
笠沙地域のヘゴの移植に係る経費あるいは高橋十八度踊りの相撲サミットへの、島根県でござ
い ま し た け ど 、 そ う い う の の 参 加 費 用 、 そ の よ う な 特 別 な 経 費 が ご ざ い ま し て 18年 度 か ら 比 べ
ますと減額されておりますけど、その他の文化財費につきましてはさほど大きな増減はないと
いうことでございます。
〇総務部長(柴田達朗)
20ペ ー ジ の 財 産 管 理 に つ い て お 答 え い た し ま す 。 財 産 管 理 に つ き ま し
て は 、 先 ほ ど 申 し 上 げ ま し た と お り 、 53箇 所 に つ い て の 管 理 を い た し て お り ま し て 、 こ の ほ か
の部分につきましては必要に応じて職員が対応をしたりしておりますが、特に公民館とか、そ
ういう所にボランティアでお願いするということはしておりません。
〇2番議員(清水春男)
一つ、今、言われたこの市有地の分の草払いの件、管理の面なんです
けれども、やはりほんと職員の皆さんがやるというのは、もうそれはそれで悪くはないんです
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けれども、ほんと草というのは、残念ですが、やっぱり畑にしても、どこにしてもですが、年
に や っ ぱ り も う 1回 で は 足 り な い と 。 や は り 二 、 三 回 や ら な い と な ら な い と い う の は も う 事 実
なんですね。そういう点からすると、やはり全部の所をほんとやるというのは、こいだけ広大
な市になっていくとなお大変さというのは理解をするんだけれども、やはりそこの点の配慮と
言うかですね、やっぱりこう工夫というか、そういうのがやっぱり十分私はやるべきだという
ふうに思います。
そ れ で こ の 農 業 用 の 施 設 の 伐 採 の 中 で 「 馬 庭 地 区 の 草 払 い は 国 道 か ら 国 道 ま で 300メ ー タ ー
はやった。」と言うけれども、「あと下の部分はやってない。」ということを言われましたが、
やはり私はもうあの基盤整備をやる時点から知ってますので、あそこの下の方には、さっきも
言 い ま し た け れ ど も 、 営 農 用 水 の た め の 水 を 汲 む 施 設 が 2箇 所 設 置 さ れ て い る ん で す ね 。 そ し
て下の方ではほんと他の集落から来て農業をやってる方がいらっしゃるんですよね。間は、残
念ですが、耕作ができてない所もあるんですけれども、そういう点では私はぜひやってほしい
というふうに考えるんですが、その点を聴かしていただきたい。
ほかはですね、いろいろ委員会もありますから、委員会で十分議論をしていただてですね話
を 進 め て い っ て ほ し い と 思 い ま す 。 そ の 点 2点 だ け お 願 い し ま す 。
〇農地整備課長(片平善英)
馬庭の件を先ほど言いましたけれども、坊津町、旧坊津町地区に
つ き ま し て は で す ね 管 理 農 道 70パ ー セ ン ト を 伐 採 し て お り ま す 。 他 の 地 区 に つ き ま し て は 、 一
番 低 い 率 で 金 峰 町 が 7パ ー セ ン ト 、 大 浦 が 40パ ー セ ン ト 、 笠 沙 が 63パ ー セ ン ト 、 加 世 田 が 24パ ー
セントでございます。これ以上の、坊津町だけをですねまたこれ以上面積を広げるというのは
いかがなものかと思っております。
〇議長(石井博美)
以上で質疑を終わります。
休 憩 し ま す 。 再 開 を 午 後 5時 と し ま す 。
〇議長(石井博美)
△
日程第 9
休憩
午後
4時51分
再開
午後
5時00分
再開します。
議 案 第 85号
平 成 19年 度 南 さ つ ま 市 国 民 健 康 保 険 特 別 会 計 歳 入 歳 出 決 算 の
認定について
〇議長(石井博美)
次 は 、 日 程 第 9、 議 案 第 85号 、 平 成 19年 度 南 さ つ ま 市 国 民 健 康 保 険 特 別 会
計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。質疑に入ります。質疑の発言通告があり
ます。自席からの発言を許可します。まず、諏訪昌一議員の発言を許可します。
〇9番議員(諏訪昌一)
2回 目 に す る つ も り だ っ た 辺 り ま で 含 め て い き ま す 。 ま ず 、 も う 説 明
書 の ペ ー ジ だ け で い き ま す 。 124ペ ー ジ 、 国 保 税 は 現 年 課 税 分 の 出 納 閉 鎖 後 の 収 納 状 況 は ど ん
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な状況であるか。改善傾向にあるのか、ないのか。その点だけお答えいただきたいと思います。
次 、 126ペ ー ジ 、 レ セ プ ト 点 検 の ミ ス 発 見 の 成 果 は ど れ ぐ ら い あ っ た も の か 。 件 数 、 金 額 で
示していただきたいと思います。
同 じ く 126ペ ー ジ 、 訪 問 指 導 177件 と あ り ま す け れ ど も 、 大 ま か な 、 大 ま か な 指 導 内 容 の 傾
向と効果は、大まかで結構ですので、出していただきたいと思います。以上です。
〇総務部長(柴田達朗)
国 民 健 康 保 険 税 の 収 納 に つ い て で ご ざ い ま す が 、 6月 か ら 8月 末 現 在
の 収 納 額 が 452万 3,284円 で ご ざ い ま し て 、 徴 収 率 10.85パ ー セ ン ト と い う こ と で ご ざ い ま す 。
〇市民福祉部長(久保薗秀徳)
レ セ プ ト 点 検 の 成 果 で ご ざ い ま す 。 平 成 19年 度 に お き ま し て は 、
点 検 の 結 果 、 医 療 機 関 か ら の 請 求 に 対 し 、 レ セ プ ト 枚 数 で 3,614枚 、 金 額 で 3,496万 4,000円
の請求誤りを発見し、過誤調整がなされたところであります。内訳につきましては、資格点検
に よ り 発 見 し た 他 保 険 者 等 の も の が レ セ プ ト 枚 数 で 1,278枚 、 金 額 で 1,317万 9,000円 、 ま た 、
内 容 点 検 に よ り 発 見 し た 重 複 請 求 等 が レ セ プ ト 枚 数 で 2,336枚 、 金 額 で 2,088万 5,000円 と な っ
ております。
次 に 、 訪 問 指 導 177件 の 大 ま か な 内 容 の 傾 向 と 成 果 と い う こ と で ご ざ い ま す 。 医 療 費 適 正 化
対策事業費における訪問指導については、医療機関への重複多受診者に対して訪問を行ってい
るものであります。食事や運動等の生活習慣の改善による疾病の重症化防止の指導、服薬につ
いての指導等を実施することで病気、健康に対する精神的な不安の解消や受診意識の変化によ
り適正受診へとつなげられるように取組みを行っているものであります。なお、成果としまし
ては、自覚症状等の訴えを受容することで精神的な負担を軽減したり、病院受診に関すること
だけではなく、日常生活の状況も把握して保健指導を行っており、疾病の重症化防止にはつな
がっているとは思いますが、循環器系疾患や消化器、筋骨格系等の慢性的疾患が多受診の傾向
になるケースが多く、対象者の多様な症状や痛みがなくならないことへの不安等から受診の行
動変容を促すことは難しい状況であります。今後もレセプト点検により重複多受診者を抽出し、
在宅看護師による訪問を実施し、対象者の受診行動の背景や身体・生活状況等を確認するとと
もに、自覚症状や精神的な訴えを傾聴することで病気、健康に対する精神的な不安の解消と併
せて受診意識の変化を促すとともに、疾病の重症化防止の指導等も実施していきたいと思いま
す。
〇総務部長(柴田達朗)
先 ほ ど の 答 弁 で 「 徴 収 率 10.85パ ー セ ン ト 」 と 申 し 上 げ ま し た が 、 こ
れ は 平 成 19年 度 現 年 分 の 繰 越 し に 対 す る 徴 収 率 で ご ざ い ま す 。
〇9番議員(諏訪昌一)
1点 だ け お 願 い し ま す 。 レ セ プ ト 点 検 の 傾 向 と し て 、 昨 年 度 分 、 一 昨
年度分同じような、同様の所で同様のミスが出てくるというような傾向とか、そういったこと
等は統計は取っていないものかどうか。その点だけお尋ねいたします。
〇市民福祉部長(久保薗秀徳)
〇議長(石井博美)
その傾向については取っていないところでございます。
次に、清水春男議員の発言を許可します。
- 313 -
〇2番議員(清水春男)
124ペ ー ジ の 不 納 欠 損 額 の 件 数 と 収 入 未 済 額 の 件 数 と 主 な 理 由 で す ね 。
そ れ か ら 、 129ペ ー ジ の 過 誤 納 還 付 金 、 一 般 と 退 職 金 あ る ん で す け れ ど も 、 こ の 理 由 、 件 数
ですね。お願いします。
〇総務部長(柴田達朗)
ま ず 、 不 納 欠 損 で ご ざ い ま す が 、 こ れ は 現 年 課 税 分 が 1件 、 滞 納 繰 越
分 が 310件 で ご ざ い ま す 。 収 入 未 済 額 の 件 数 に つ き ま し て は 、 現 年 課 税 分 が 1,791件 、 滞 納 繰
越 分 が 4,341件 で 合 計 6,132件 に な っ て お り ま す 。 主 な 理 由 と し ま し て は 、 事 業 不 振 、 そ れ か
ら 生 活 困 窮 等 に よ る 納 付 が で き な い 。 こ う い っ た 件 数 が 滞 納 に よ っ て 90パ ー セ ン ト 以 上 を 占 め
ている状況でございます。
そ れ か ら 、 過 誤 納 還 付 金 で ご ざ い ま す が 、 ま ず 、 一 般 被 保 険 者 の 保 険 税 還 付 金 は 147件 で 、
国 保 離 脱 に よ る も の が 58件 、 申 告 に よ り 更 正 さ れ た も の が 35件 、 死 亡 に よ る も の が 24件 、 重 複
納 付 に よ る も の が 19件 、 転 出 に よ る も の が 9件 、 こ れ が 主 な 理 由 で ご ざ い ま す 。 ま た 、 退 職 被
保 険 者 の 保 険 税 還 付 金 に つ き ま し て は 13件 で ご ざ い ま す が 、 国 保 離 脱 に よ る も の が 6件 、 申 告
に よ り 更 正 さ れ た も の が 6件 、 重 複 納 付 に よ る も の が 1件 で ご ざ い ま す 。
〇2番議員(清水春男)
今 回 、 事 業 不 振 と い う こ と で 、 9割 が も う そ う い う 方 々 だ と い う こ と
なんですけれども、やはりこの件に関しても条例の中には減免規定というのもあるわけですけ
れども、その減免の申請というのは上がってきたものかどうか。その点。
〇税務課長(有馬安行)
国 民 健 康 保 険 税 の 減 免 の 状 況 で ご ざ い ま す が 、 平 成 19年 度 に お き ま し
て は 5件 減 免 が ご ざ い ま し て 、 こ れ に つ い て 減 免 を い た し て ご ざ い ま す 。
〇2番議員(清水春男)
5件 の 方 が 減 免 を さ れ た と い う こ と で す が 、 そ れ と 19年 度 は 期 限 付 き
の保険証という交付というのは何件あったものか。
〇税務課長(有馬安行)
これは今現在でございますけれども、交付済みが短期保険証につきま
し て は 83世 帯 に 交 付 し て お り ま す 。
〇議長(石井博美)
△
日 程 第 10
以上で質疑を終わります。次へ進みます。
議 案 第 86号
平 成 19年 度 南 さ つ ま 市 老 人 保 健 医 療 特 別 会 計 歳 入 歳 出 決 算 の
認定について
〇議長(石井博美)
次 は 、 日 程 第 10、 議 案 第 86号 、 平 成 19年 度 南 さ つ ま 市 老 人 保 健 医 療 特 別 会
計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。質疑に入ります。本件に対する質疑の発
言通告はありませんので、質疑を終わります。次へ進みます。
△
日 程 第 11
議 案 第 87号
平 成 19年 度 南 さ つ ま 市 介 護 保 険 特 別 会 計 歳 入 歳 出 決 算 の 認 定
について
〇議長(石井博美)
次 は 、 日 程 第 11、 議 案 第 87号 、 平 成 19年 度 南 さ つ ま 市 介 護 保 険 特 別 会 計 歳
入歳出決算の認定についてを議題といたします。質疑に入ります。質疑の発言通告があります。
- 314 -
自席からの発言を許可します。まず、諏訪昌一議員の発言を許可します。
〇9番議員(諏訪昌一)
もうここに書いてあるとおりです。要支援度、要介護度が下がるなど
の 効 果 が あ っ た 例 と か い う も の は 19年 度 把 握 し て い な い か ど う か 。
そ れ か ら 、 も う 1点 、 19年 度 、 老 老 在 宅 介 護 家 庭 が ど れ ぐ ら い あ っ た か 。 把 握 し て い ら っ し ゃ
るかどうか。把握して対策等を検討していくことが大切な部分ではないかと思いますので、質
問 い た し ま す 。 以 上 2点 で す 。
〇市民福祉部長(久保薗秀徳)
御 質 疑 の 3点 に つ い て 申 し 上 げ ま す 。 ま ず 1点 目 、 平 成 20年 8
月 末 現 在 で の 介 護 状 態 像 の 変 化 に つ い て は 、 変 更 申 請 に よ り 軽 度 へ 移 行 し た 方 が 全 体 で 7.5パ ー
セ ン ト 、 現 状 維 持 の 方 が 63.4パ ー セ ン ト 、 重 度 へ 移 行 し た 方 が 29.1パ ー セ ン ト と な っ て お り ま
す 。 前 年 度 8月 末 で は 、 軽 度 へ 移 行 し た 方 が 6.8パ ー セ ン ト 、 現 状 維 持 の 方 が 62.0パ ー セ ン ト 、
重 度 へ 移 行 し た 方 が 31.2 パ ー セ ン ト で あ り ま し た の で 、 軽 度 へ 移 行 し た 方 の 方 が 前 年 度 よ り
0.7ポ イ ン ト 増 え 、 重 度 へ 移 行 し た 方 が 2.1ポ イ ン ト 減 っ た と い う 結 果 に な っ て お り ま す 。 今
年 8月 末 現 在 を 介 護 度 別 で 見 て み る と 、 軽 度 へ 移 行 し た 方 は 、 要 支 援 2か ら 要 支 援 1へ 移 行 し
た 方 の 割 合 が 15.3パ ー セ ン ト で 最 も 高 く 、 要 介 護 1か ら 要 支 援 1か 、 要 支 援 2へ 移 行 し た 方 が
1.2パ ー セ ン ト と 最 も 低 く な っ て お り ま す 。 逆 に 重 度 へ 移 行 し た 方 は 要 介 護 1か ら 要 介 護 2以
上 へ 移 行 し た 方 が 40.2パ ー セ ン ト で 最 も 高 く な っ て お り ま す 。 平 成 18年 度 か ら 始 ま り ま し た 新
予防給付の効果があったかどうかを具体的に判断することは非常に困難でありますが、数値上
は一定の効果があったのではないかと考えております。新予防給付の効果をより具体的に検証
す る た め に 平 成 21年 度 か ら 県 の 事 業 と し て 介 護 予 防 事 業 評 価 推 進 事 業 が 本 格 的 に 始 ま る こ と に
なっており、本年度はその試行期間として各種データの収集を行っております。具体的には、
包括支援センターを中心に、市内の各事業所に協力を得ながら、運動機能向上や栄養改善、口
腔機能向上、うつ予防支援、閉じこもり予防支援、認知症予防支援等の評価を行うものであり
ます。来年度以降こうした評価指標の把握や分析を行いながら、より予防効果のあるサービス
提供につなげていけたらと考えているところであります。
次 に 、 2点 目 で す 。 平 成 19年 度 に 老 老 介 護 家 庭 が ど の く ら い あ っ た か に つ い て 、 介 護 度 が 出
ている人の世帯状況を一人ひとり調べる必要があったことから正確な数値は把握しておりませ
ん 。 た だ 平 成 21年 度 か ら 第 4期 介 護 保 険 事 業 計 画 を 策 定 す る た め の 参 考 資 料 と し て 平 成 19年 度
に高齢者実態調査を行っております。この調査はできるだけ幅広く意見を聴くために四つの種
別に分けて実施しておりますが、その中で介護度が出ている方を対象とした在宅要介護者調査
で 世 帯 の 状 況 等 に つ い て も 調 査 し て お り ま す 。 サ ン プ ル 数 は 在 宅 サ ー ビ ス 利 用 者 の ほ ぼ 4分 の
1に 当 た る 504件 で あ り ま す が 、 こ の 調 査 に よ り ま す と 、 「 一 人 暮 ら し 」 と 答 え 方 が 40.5パ ー セ
ン ト 、 65歳 以 上 の 配 偶 者 と 二 人 暮 ら し の 方 が 21.0パ ー セ ン ト 、 65歳 未 満 の 配 偶 者 と 二 人 暮 ら し
の 方 が 3.0パ ー セ ン ト 、 配 偶 者 以 外 の 高 齢 者 と の 二 人 暮 ら し の 方 が 4.4パ ー セ ン ト 、 そ の 他 が
31.1パ ー セ ン ト と な っ て お り 、 老 老 介 護 世 帯 と 考 え ら れ る の は 在 宅 要 介 護 者 の 25.4パ ー セ ン ト
- 315 -
と い う 結 果 に な っ て お り ま す 。 平 成 20年 3月 末 の 標 準 的 居 宅 サ ー ビ ス 等 受 給 者 が 2,023人 と な っ
て お り ま す の で 、 514世 帯 ほ ど が 老 老 介 護 世 帯 で は な い か と 考 え て お り ま す 。
次 に 、 3点 目 で ご ざ い ま す 。 老 老 介 護 に 対 し て の 対 策 で ご ざ い ま す が 、 介 護 度 が 出 て い る 方
でサービス利用を希望する方には、ケアマネージャーが付き介護サービス計画の作成や定期的
な安否確認、サービス利用の給付管理等を行うことになっております。新規申請や更新申請等
で介護認定が出た時は、介護サービス計画を作成する前にサービス利用者やその家族、サービ
ス事業所、主治医等によるサービス担当者会議を開催することが義務付けられており、それを
受けて最終的な介護サービス計画が決定されます。これまでもサービス担当者会議の結果を受
けて訪問介護サービスや福祉用具貸与等の利用について担当のケアマネージャーから相談がき
ております。訪問介護の家事援助につきましては、同居者がいる場合は一定の制限がかかりま
すが、介護するべき人が病弱であったり、高齢である場合は、利用を認めてきております。ま
た 、 要 支 援 者 と 要 介 護 1の 福 祉 用 具 貸 与 で 制 限 が あ る 品 目 に つ き ま し て も 、 サ ー ビ ス 担 当 者 会
議の結果で必要性が認められた場合は、利用者本人からの聴き取りや現地調査等を行って必要
性が認められ、かつ安全性に問題がない時は認めてきております。要介護者、要支援者の情報
につきましては、居宅介護支援事業所や地域包括支援センターが管理しておりますので、今後
とも相談があった場合は、お互いに連携をとりながら対応していきたいと考えております。
〇議長(石井博美)
次に、清水春男議員の発言を許可します。
〇2番議員(清水春男)
ペ ー ジ 136ペ ー ジ 、 説 明 書 の で す ね 、 そ の 中 で 地 域 自 立 生 活 支 援 事 業
の 中 で 高 齢 者 等 訪 問 給 食 サ ー ビ ス が 6万 1,267食 あ る わ け で す け れ ど も 、 こ れ の 地 域 ご と の 食
数、また、希望した人が受けられているのかどうか。その点をお願いします。
〇市民福祉部長(久保薗秀徳)
2点 に つ い て で ご ざ い ま す が 、 地 域 自 立 生 活 支 援 事 業 に お け る
高 齢 者 等 訪 問 給 食 サ ー ビ ス 事 業 の 地 域 ご と の 食 数 に つ い て は 、 加 世 田 2万 609食 、 笠 沙 7,836
食 、 大 浦 4,075食 、 坊 津 7,682食 、 金 峰 2万 1,065食 の 合 計 6万 1,267食 と な っ て お り ま す 。
希望した人が受けられたかという御質問でございますが、本事業の手続の流れとしましては、
申請書を受理後、まず申請者の自宅を職員が訪問し、申請者本人の身体の状況や健康状態、居
宅の状況等を聴き取り等により調査します。調査結果に基づき、民生委員の意見、そしてケー
スによってはケアマネージャーとの協議を踏まえ、利用の可否を決定しております。申請に際
しましては、事前に問い合わせがあったり、民生委員や福祉施設の職員等からある程度利用に
際しての条件等が周知されていることもあり、ほとんどの方がサービスの利用につながってい
るようですが、中には調査の結果、自立と判断されたため、却下となる方もおられます。なお、
却下となった方に対しては、民間会社の宅配弁当等の紹介も行っているところでございます。
〇2番議員(清水春男)
昨年度と比較したときにやはり、地域ごとのばらつきというのはある
ん で す け れ ど も 、 や は り 増 え た 所 も あ る ん で す が 、 18年 度 、 旧 大 浦 の 場 合 に は 1万 5,356と い
う ふ う に あ る ん で す が 、 そ れ が 今 回 4,075と い う 数 と い う ふ う に 、 19年 度 で す ね 、 18年 度 と 比
- 316 -
較したときの差という点でいくと、やっぱりこの理由というのはどういう形の部分があったの
かなあというふうに思うんですが。
〇福祉課長(新澤康文)
各地域の食数につきましては、一応一般会計の方と介護特会の方から
出るようになっております。きれいに分配できればいいんですけれども、予算の関係で割り振
る場合がありますので、こういう変化のずれというのが生じますけれども、大体平均して自然
減、結局高齢者の死亡がですね各地域に目立ってきたということで、各地域が少しずつ食数が
少なくいっていくという現象にあるということは事実でございます。
〇議長(石井博美)
△
日 程 第 12
以上で質疑を終わります。次へ進みます。
議 案 第 88号
平 成 19年 度 南 さ つ ま 市 簡 易 水 道 事 業 特 別 会 計 歳 入 歳 出 決 算 の
認定について
〇議長(石井博美)
次 は 、 日 程 第 12、 議 案 第 88号 、 平 成 19年 度 南 さ つ ま 市 簡 易 水 道 事 業 特 別 会
計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。質疑に入ります。本件に対する質疑の発
言通告はありませんので、質疑を終わります。次へ進みます。
△
日 程 第 13
議 案 第 89号
平 成 19年 度 南 さ つ ま 市 漁 業 集 落 環 境 整 備 事 業 特 別 会 計 歳 入 歳
出決算の認定について
〇議長(石井博美)
次 は 、 日 程 第 13、 議 案 第 89号 、 平 成 19年 度 南 さ つ ま 市 漁 業 集 落 環 境 整 備 事
業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。質疑に入ります。質疑の発言通
告があります。自席からの発言を許可します。清水春男議員の発言を許可します。
〇2番議員(清水春男)
成 果 説 明 書 の 144ペ ー ジ で す が 、 こ の 中 で 使 用 料 の 中 の 収 入 未 済 金 10
万 4,560円 と い う の が あ る ん で す け れ ど も 、 こ れ の 件 数 と 、 ま た 、 そ の 対 策 と い う の は 19年 度
どうとられたか。お願いします。
〇都市整備課長(川野重美)
成 果 説 明 書 144ペ ー ジ 、 漁 業 集 落 排 水 処 理 施 設 に お け る 使 用 料 の
収 入 未 済 額 に つ き ま し て お 答 え 申 し 上 げ ま す 。 収 入 未 済 額 10万 4,560円 の 内 訳 に つ き ま し て は 、
過 年 度 分 が 2人 で 延 べ 8か 月 分 1万 7,800円 、 現 年 度 分 が 6人 で 延 べ 24か 月 分 8万 6,760円 と
なっております。なお、処理施設別で申し上げますと、過年度分はすべて野間池地区でござい
ま し て 、 現 年 度 分 は 、 野 間 池 地 区 が 3人 で 延 べ 18か 月 分 7万 6,160円 、 坊 地 区 が 3人 で 延 べ 6
か 月 分 1万 600円 と な っ て お り ま す 。 滞 納 者 に つ き ま し て は 、 督 促 状 を 送 付 い た し ま す と と も
に、定期的な訪問等を行い納入依頼を行ってきたところでございまして、出納閉鎖後におきま
しても電話や訪問等により少しずつでも納入していただくようお願いをしているところでござ
い ま す 。 出 納 閉 鎖 後 に お け る 収 入 と い た し ま し て 、 現 在 ま で 過 年 度 分 8,800円 、 現 年 度 分 3万
5,390円 を 納 入 し て い た だ い て い る と こ ろ で ご ざ い ま す 。 今 後 も 定 期 的 に 電 話 や 訪 問 等 に よ る
納入のお願いをし、できるだけ早い時期に完納いただけるよう対応して参りたいと考えている
- 317 -
ところでございます。以上でございます。
〇議長(石井博美)
△
日 程 第 14
以上で質疑を終わります。次へ進みます。
議 案 第 90号
平 成 19年 度 南 さ つ ま 市 農 業 集 落 排 水 事 業 特 別 会 計 歳 入 歳 出 決
算の認定について
〇議長(石井博美)
次 は 、 日 程 第 14、 議 案 第 90号 、 平 成 19年 度 南 さ つ ま 市 農 業 集 落 排 水 事 業 特
別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。質疑に入ります。本件に対する質疑
の発言通告はありませんので、質疑を終わります。次へ進みます。
△
日 程 第 15
議 案 第 91号
平 成 19年 度 南 さ つ ま 市 土 地 区 画 整 理 特 別 会 計 歳 入 歳 出 決 算 の
認定について
〇議長(石井博美)
次 は 、 日 程 第 15、 議 案 第 91号 、 平 成 19年 度 南 さ つ ま 市 土 地 区 画 整 理 特 別 会
計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。質疑に入ります。質疑の発言通告があり
ます。自席からの発言を許可します。清水春男議員の発言を許可します。
〇2番議員(清水春男)
説 明 書 の ペ ー ジ 147ペ ー ジ で す が 、 こ の 中 で 歳 入 の 徴 収 金 の 中 で 収 入
未 済 額 ( 過 年 度 分 ) 43万 604円 と い う の が あ る ん で す け れ ど も 、 こ れ の 件 数 と 理 由 で す ね 、 対
策をお願いします。
〇都市整備課長(川野重美)
成 果 説 明 書 147ペ ー ジ 、 徴 収 金 の 収 入 未 済 額 43万 604円 に つ い て
お答え申し上げます。この徴収金につきましては加世田第三土地区画整理事業の換地処分に伴
う 清 算 金 で ご ざ い ま し て 、 第 1回 目 の 徴 収 が 平 成 16年 10月 か ら 始 ま っ て お り ま す 。 収 入 未 済 額
43万 604円 の 内 訳 に つ き ま し て は 、 分 割 納 付 の 方 が 1名 で 、 1回 目 分 13万 9,650円 と 、 全 額 納
付 の 方 1名 、 29万 954円 の 2人 分 と な っ て お り ま す 。 分 割 納 付 の 方 に つ き ま し て は 、 分 割 徴 収
金 の 総 額 153万 3,650円 の う ち 、 1回 目 分 13万 9,650円 の み が 未 納 と な っ て お り ま す 。 徴 収 開
始 時 の 平 成 16年 は 無 職 で あ っ た た め 、 未 納 と な っ て お り ま す が 、 そ の 後 は 職 を 得 て 2回 目 以 降 、
本 年 4月 徴 収 分 8回 目 ま で は 遅 延 す る こ と な く 納 付 さ れ て き て お り ま す 。 も う 1人 の 全 額 納 付
の 方 に つ き ま し て は 県 外 に 居 住 し て お り ま し て 、 平 成 17年 度 に 徴 収 訪 問 い た し ま し た と こ ろ 、
本 人 と そ の 妻 は 高 齢 病 弱 で 収 入 が な く 、 息 子 も 無 職 で 、 娘 の わ ず か な 収 入 で 家 族 4人 が 困 窮 し
た 生 活 を 送 っ て い る 様 子 で あ る と 思 わ れ ま す 。 お 2人 と も 厳 し い 生 活 実 態 で あ る と 思 わ れ ま す
が、滞納しております徴収金について、今後も文書や電話並びに戸別訪問等を行い、早期の納
付完納に努めて参りたいと考えているところでございます。以上でございます。
〇2番議員(清水春男)
理 由 は 分 か り ま し た が 、 そ の 分 割 納 付 の 方 の 分 13万 、 1期 分 が と い う
こ と な ん で す け れ ど も 、 こ れ に 対 し て は 、 2人 の 方 も な ん で す が 、 1人 の 方 は ほ ん と 、 も う 一 括
納付の方にするとほんと高齢で大変さがあるということなんですけれども、何かこう対策とい
うのが考えているのかどうか。
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〇都市整備課長(川野重美)
この方につきましては、この第三地区の徴収金だけではなく、固
定資産税の滞納もあるようでございます。未納が続く場合はですね差押え等の処置について検
討しなければならないというふうにも考えております。
〇議長(石井博美)
△
日 程 第 16
以上で質疑を終わります。次へ進みます。
議 案 第 92号
平 成 19年 度 南 さ つ ま 市 診 療 所 特 別 会 計 歳 入 歳 出 決 算 の 認 定 に
ついて
〇議長(石井博美)
次 は 、 日 程 第 16、 議 案 第 92号 、 平 成 19年 度 南 さ つ ま 市 診 療 所 特 別 会 計 歳 入
歳出決算の認定についてを議題といたします。質疑に入ります。本件に対する質疑の発言通告
はありませんので、質疑を終わります。次へ進みます。
△
日 程 第 17
議 案 第 93号
平 成 19年 度 南 さ つ ま 市 交 通 災 害 共 済 特 別 会 計 歳 入 歳 出 決 算 の
認定について
〇議長(石井博美)
次 は 、 日 程 第 17、 議 案 第 93号 、 平 成 19年 度 南 さ つ ま 市 交 通 災 害 共 済 特 別 会
計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。質疑に入ります。本件に対する質疑の発
言通告はありませんので、質疑を終わります。次へ進みます。
△
日 程 第 18
議 案 第 94号
平 成 19年 度 南 さ つ ま 市 特 別 養 護 老 人 ホ ー ム 事 業 特 別 会 計 歳 入
歳出決算の認定について
〇議長(石井博美)
次 は 、 日 程 第 18、 議 案 第 94号 、 平 成 19年 度 南 さ つ ま 市 特 別 養 護 老 人 ホ ー ム
事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。質疑に入ります。本件に対す
る質疑の発言通告はありませんので、質疑を終わります。次へ進みます。
△
日 程 第 19
〇議長(石井博美)
議 案 第 95号
平 成 19年 度 南 さ つ ま 市 水 道 事 業 会 計 決 算 の 認 定 に つ い て
次 は 、 日 程 第 19、 議 案 第 95号 、 平 成 19年 度 南 さ つ ま 市 水 道 事 業 会 計 決 算 の
認定についてを議題といたします。質疑に入ります。本件に対する質疑の発言通告はありませ
んので、質疑を終わります。次へ進みます。
△
日 程 第 20
議 案 第 96号
平 成 19年 度 国 民 健 康 保 険 南 さ つ ま 市 立 坊 津 病 院 事 業 会 計 決 算
の認定について
〇議長(石井博美)
次 は 、 日 程 第 20、 議 案 第 96号 、 平 成 19年 度 国 民 健 康 保 険 南 さ つ ま 市 立 坊 津
病院事業会計決算の認定についてを議題といたします。質疑に入ります。質疑の発言通告があ
ります。自席からの発言を許可します。諏訪昌一議員の発言を許可します。
〇9番議員(諏訪昌一)
決 算 書 の 12ペ ー ジ の 未 収 金 で す が 、 繰 越 未 収 金 が 少 な い わ け で す け れ
- 319 -
ども、一般的に見ますとその請求の時期等々との絡みの部分なのかなあとも思ったりもします
けれども、その収納状況、経緯等はどうなっているのか。お示しをいただきたいと思います。
〇市民福祉部長(久保薗秀徳)
お 答 え い た し ま す 。 医 業 未 収 金 4,967万 9,866円 に つ い て は 、
そ の ほ と ん ど が 2月 、 3月 診 療 に 係 る 請 求 分 で あ り 、 こ の 分 に つ い て は 全 額 納 入 済 み で あ り ま
す が 、 平 成 19年 6月 か ら 7月 に か け て 入 院 さ れ た 一 人 分 の 入 院 窓 口 分 15万 810円 が 未 収 と な っ
て お り 、 現 在 ま で 交 渉 を 続 け 、 月 1万 円 ず つ 納 入 し て い た だ く こ と と な っ て い ま す 。 ま た 、 医
業外未収金及びその他未収金については一般会計繰入金等であり、納入済みとなっていますが、
先 ほ ど の 入 院 窓 口 分 滞 納 者 の 入 院 に 係 る 雑 費 40円 が 未 納 と な っ て い ま す 。 繰 越 未 収 金 25万 2,539
円 に つ き ま し て は 、 平 成 15年 度 入 院 者 一 人 分 36万 5,339円 と 平 成 18年 度 外 来 者 一 人 分 2万 900
円 の 未 収 金 が あ り 、 平 成 19年 度 に 13万 3,700円 徴 収 で き た と こ ろ で あ り ま す 。 今 後 も 徴 収 努 力
を行い未納者の解消を図っていきたいと考えています。
〇議長(石井博美)
△
以上で質疑を終わります。次へ進みます。
日 程 第 21
〇議長(石井博美)
予決算特別委員会の設置、付託及び委員の選任について
次 は 、 日 程 第 21、 予 決 算 特 別 委 員 会 の 設 置 、 付 託 及 び 委 員 の 選 任 に つ い て
を 議 題 と い た し ま す 。 お 諮 り い た し ま す 。 議 案 第 77号 か ら 議 案 第 96号 ま で の 議 案 20件 に つ い て
は 、 13人 の 委 員 を も っ て 構 成 す る 予 決 算 特 別 委 員 会 を 設 置 し 、 こ れ に 付 託 し て 審 査 し た い と 思
いますが、御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
御 異 議 な し と 認 め ま す 。 し た が っ て 、 議 案 第 77号 か ら 議 案 第 96号 ま で の 議
案 20件 に つ い て は 、 13人 の 委 員 を も っ て 構 成 す る 予 決 算 特 別 委 員 会 を 設 置 し 、 こ れ に 付 託 し て
審査することに決定しました。次に、委員の選任についてお諮りします。ただ今設置されまし
た 予 決 算 特 別 委 員 会 の 委 員 に 、 南 さ つ ま 市 議 会 委 員 会 条 例 第 7条 第 1項 の 規 定 に よ り 、 永 山 薩
男議員、室屋正和議員、園田
豊議員、相星二三夫議員、南
敏子議員、平石一善議員、若松
正伸議員、鳥居亮幸議員、上園邦丸議員、井料健造議員、新澤・美議員、柳元拓夫議員、古木
健 一 議 員 、 以 上 13人 の 議 員 を 指 名 し た い と 思 い ま す 。 た だ し 、 監 査 委 員 で あ る 永 山 委 員 に つ い
ては、申合せにより決算審査に限り除くものとすることといたしたいと思いますが、御異議あ
りませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
御 異 議 な し と 認 め ま す 。 し た が っ て 、 た だ 今 指 名 し ま し た 13人 の 議 員 を 予
決算特別委員会の委員に選任することを決定しました。
ここで予決算特別委員会の正・副委員長互選のため、暫時休憩し、第一委員会室で特別委員会
を開いていただきたいと思います。休憩いたします。
- 320 -
〇議長(石井博美)
休憩
午後
5時33分
再開
午後
5時44分
再開します。
予決算特別委員会の正・副委員長互選の結果を報告いたします。委員長に柳元拓夫議員、副
委員長に平石一善議員がそれぞれ互選されました。以上で報告を終わります。
以上で本日の日程はすべて終了いたしました。
こ こ で 念 の た め 申 し 上 げ ま す 。 明 日 か ら 29日 ま で は 各 委 員 会 の 審 査 及 び 事 務 整 理 の た め 休 会
し 、 30日 に 最 終 本 会 議 を 開 き ま す 。
本日はこれで散会いたします。
散
会
午後
5時45分
- 321 -
第 4回 南 さ つ ま 市 議 会 定 例 会 会 議 録 ( 第 7日 目 )
1.開
会
日
時
平 成 20年 9月 30日 ( 火 ) 午 前 10時
1.議
事
日
程
( 第 7号 )
〇開
議
議 案 第 69号
日程第 1
南さつま市認可地縁団体印鑑の登録及び証
明に関する条例及び南さつま市行政財産の使用料条例の
一部を改正する条例
日程第 2
議 案 第 70号
南さつま市基金条例の一部を改正する条例
日程第 3
議 案 第 71号
過疎地域自立促進計画の一部変更について
議 案 第 72号
鹿児島県市町村総合事務組合を組織する地
日程第 4
方公共団体の数の減少及び鹿児島県市町村総合事務組合
総務委員長報告、質疑、
討論、表決
規約の変更について
日程第 5
日程第 6
日程第 7
日程第 8
陳 情 第 4号
郵政民営化法の見直しに関する陳情書
陳 情 第 3号
後期高齢者医療制度を中止し、廃止を求め
る陳情書
請 願 第 5号
文教厚生委員長報告、
高齢者差別の後期高齢者医療制度の撤廃を
質疑、討論、表決
求める請願書
議 案 第 73号
損害賠償の額を定め和解することについて
産業建設委員長報告、
日程第 9
議 案 第 74号
南さつま市漁業集落排水処理施設条例の一
部を改正する条例
- 322 -
質疑、討論、表決
日 程 第 10
議 案 第 75号
土地の取得について
日 程 第 11
議 案 第 76号
南さつま市市道路線の認定について
請 願 第 4号
燃料、肥料、飼料、農業資材等の価格高騰
日 程 第 12
日 程 第 13
日 程 第 14
日 程 第 15
日 程 第 16
日 程 第 17
日 程 第 18
に対する緊急対策を求める請願
請 願 第 6号
国による公的森林整備の推進と国有林野事
業の健全化を求める意見書の採択についての請願書
議 案 第 77号
平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 一 般 会 計 補 正 予 算
( 第 5号 )
議 案 第 78号
平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 国 民 健 康 保 険 特 別 会
計 補 正 予 算 ( 第 1号 )
議 案 第 79号
平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 老 人 保 健 医 療 特 別 会
計 補 正 予 算 ( 第 1号 )
議 案 第 80号
平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 後 期 高 齢 者 医 療 特 別
会 計 補 正 予 算 ( 第 1号 )
議 案 第 81号
平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 介 護 保 険 特 別 会 計 補
正 予 算 ( 第 1号 )
予決算特別委員長報告、
質疑、討論、表決
日 程 第 19
日 程 第 20
議 案 第 82号
平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 土 地 区 画 整 理 特 別 会
計 補 正 予 算 ( 第 1号 )
議 案 第 83号
平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 診 療 所 特 別 会 計 補 正
予 算 ( 第 1号 )
- 323 -
日 程 第 21
意 見 書 案 第 4号
郵政民営化法の見直しに関する意見書
趣旨説明、質疑、付託
日 程 第 22
日 程 第 23
意 見 書 案 第 5号
新たな過疎対策法の制定に関する意見
省略、討論、表決
書
意 見 書 案 第 6号
原油価格・原材料費高騰に対する緊急
対策を求める意見書
同
日 程 第 24
日 程 第 25
日 程 第 26
日 程 第 27
意 見 書 案 第 7号
上
国による公的森林整備の推進と国有林
野事業の健全化を求める意見書
議 案 議 第 2号
南さつま市議会会議規則の一部を改正す
る規則
議 案 第 97号
託省略、討論、表決
南さつま市議会議員の議員報酬、費用弁償
及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例
報 告 第 17号
上程、説明、質疑、付
同
上
平 成 20年 度 株 式 会 社 杜 氏 の 里 笠 沙 事 業 計 画
について
一括報告、質疑
日 程 第 28
日 程 第 29
〇休憩
報 告 第 18号
平 成 19年 度 株 式 会 社 杜 氏 の 里 笠 沙 の 決 算 に
ついて
公共下水道特別委員会の設置、付託、閉会中の継続調査
及び委員の選任について
議 長 発 議
公共下水道特別委員会正・副委員長の互選
〇互選の結果報告
議
日 程 第 30
議 長 発 議
議員派遣について
- 324 -
長
閉会中の継続審査について
〇産業建設委員会所管分
日 程 第 31
( 請 願 第 3号 )
申
出
書
申
出
書
〇予決算特別委員会所管分
( 議 案 第 84号 ∼ 議 案 第 96号 )
閉会中の継続調査について
日 程 第 32
〇文教厚生委員会所管分
〇産業建設委員会所管分
〇閉
会
1.本日の会議に付した事件
〇議事日程のとおり
- 325 -
1.会議に出席した議員(27名)
1番議員
貴
島
修
2番議員
清
水
春
男
3番議員
大
迫
久
光
4番議員
大
原
俊
博
5番議員
髙
倉
正
文
6番議員
三
角
勝
嘉
7番議員
有
村
義
次
8番議員
山
下
美
岳
9番議員
諏
訪
昌
一
10番議員
野
下
寛
俊
11番議員
下
釡
清
和
12番議員
小
園
藤
生
13番議員
下
野
認
14番議員
永
山
薩
男
15番議員
室
屋
正
和
16番議員
園
田
17番議員
相
星
二三夫
18番議員
南
19番議員
平
石
一
善
20番議員
若
21番議員
鳥
居
亮
幸
22番議員
23番議員
井
料
健
造
25番議員
柳
元
拓
夫
27番議員
石
井
博
美
豊
敏
子
松
正
伸
上
園
邦
丸
24番議員
新
澤
廣
美
26番議員
古
木
健
一
長
金
田
鶴
見
記
宮
内
雅
史
1.会議に欠席した議員(0名)
1.会議に出席した事務局職員(4名)
事
務
局
書
長
田
中
茂
穂
議
記
井
上
喜
詞
書
事
係
1 . 法 第 121条 に よ る 会 議 に 出 席 し た 説 明 員 ( 2 0 名 )
市
長
川
野
信
男
副
市
長
相
星
完
治
長
坂
口
二
郎
教
育
長
出
口
定
昭
長
柴
田
達
朗
企画政策部長
山
口
力
三
市民福祉部長
久保薗
秀
徳
産業振興部長
上
野
哲
郎
建
設
部
長
山
下
和
隆
会 計 管 理 者
放生会
教
育
部
長
染
川
勝
夫
総務部総務課長
長
濱
一
盛
総務部財政課長
塩
賀
千
弘
企画政策部企画
中
山
秀
次
阿久根
祐
一
中
千
尋
副
総
市
務
部
課
企 画 政 策 部
峰
元
義
人
新産業創造室長
産業振興部農林
水
産
課
長
長
田
彰
長
市民福祉部保健
課
長
建設部建設維持
課
- 326 -
隆
長
村
建設部建設整備
課
長
樋
渡
千
昭
教育部教育総務
課
- 327 -
長
末
永
茂
△
〇議長(石井博美)
開
議
午前10時00分
ただ今から本日の会議を開きます。
〇総務部長(柴田達朗)
議員の皆様のお手元に訂正表を配付をさしていただいていると思いま
す 。 議 案 第 77号 、 平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 一 般 会 計 補 正 予 算 ( 第 5号 ) の 予 決 算 特 別 委 員 会 の 審
議の過程におきまして、議員の皆様の了解をいただき、お手元にあるような形での訂正をお願
いをしているところでございます。お手を煩わし、ほんとに申し訳ございませんが、訂正方よ
ろしくお願いいたします。
〇議長(石井博美)
△
日程第 1
議 案 第 69号 か ら
△
日程第 5
陳 情 第 4号 ま で
日 程 第 1、 議 案 第 69号 、 南 さ つ ま 市 認 可 地 縁 団 体 印 鑑 の 登 録 及 び 証 明 に 関
す る 条 例 及 び 南 さ つ ま 市 行 政 財 産 の 使 用 料 条 例 の 一 部 を 改 正 す る 条 例 か ら 日 程 第 4、 議 案 第 72
号、鹿児島県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び鹿児島県市町村総合
事 務 組 合 規 約 の 変 更 に つ い て ま で の 議 案 4件 と 日 程 第 5、 陳 情 第 4号 、 郵 政 民 営 化 法 の 見 直 し
に関する陳情書を一括議題といたします。総務委員長の報告を求めます。
[小園藤生総務委員長登壇]
〇総務委員長(小園藤生)
それでは、総務委員会の報告をいたします。
本 委 員 会 で は 、 去 る 9月 11日 の 本 会 議 で 付 託 に な り ま し た 議 案 第 69号 か ら 議 案 第 72号 及 び 陳
情 第 4号 の 計 5件 を 9月 17日 に 審 査 い た し ま し た 。
それでは、審査の概要と結果について御報告いたします。
ま ず 、 議 案 第 69号 、 南 さ つ ま 市 認 可 地 縁 団 体 印 鑑 の 登 録 及 び 証 明 に 関 す る 条 例 及 び 南 さ つ ま
市行政財産の使用料条例の一部を改正する条例について申し上げます。
質疑では、今回の改正による市民への影響について質しましたところ、根拠規定が民法から
自治法へ移行しただけで、特に市民には影響はないとのことでした。以上が質疑の主なもので
した。
討 論 は な く 、 採 決 の 結 果 、 議 案 第 69号 は 全 員 異 議 な く 原 案 の と お り 可 決 す べ き も の と 決 定 し
ました。
次 に 、 議 案 第 70号 、 南 さ つ ま 市 基 金 条 例 の 一 部 を 改 正 す る 条 例 に つ い て 申 し 上 げ ま す 。
質疑では、農業・漁業の後継者育成は考えなかったのかと質したところ、市外からの寄附金
の中で実施する事業として検討したもので、当該事業については考えなかったとのことでした。
以上が質疑の主なものでした。
討 論 は な く 、 採 決 の 結 果 、 議 案 第 70号 は 全 員 異 議 な く 原 案 の と お り 可 決 す べ き も の と 決 定 し
ました。
次 に 、 議 案 第 71号 、 過 疎 地 域 自 立 促 進 計 画 の 一 部 変 更 に つ い て 申 し 上 げ ま す 。
- 328 -
本 件 に 対 す る 質 疑 ・ 討 論 は な く 、 採 決 の 結 果 、 議 案 第 71号 は 全 員 異 議 な く 原 案 の と お り 可 決
すべきものに決定しました。
次 に 、 議 案 第 72号 、 鹿 児 島 県 市 町 村 総 合 事 務 組 合 を 組 織 す る 地 方 公 共 団 体 の 数 の 減 少 及 び 鹿
児島県市町村総合事務組合規約の変更について申し上げます。
本 件 に 対 す る 質 疑 ・ 討 論 は な く 、 採 決 の 結 果 、 議 案 第 72号 は 全 員 異 議 な く 原 案 の と お り 可 決
すべきものと決定しました。
次 に 、 陳 情 第 4号 、 郵 政 民 営 化 法 の 見 直 し に 関 す る 陳 情 書 に つ い て 申 し 上 げ ま す 。
陳情者からの主旨説明の後、委員から「郵便局の民営化で、このまま進めば、今採算が取れ
ているところでも、少子高齢化で戸数が減り採算が取れなくなり、小さな地方の郵便局がなく
なって、その地域の人は使う窓口がなくなっていくことが想定される。」という意見等が出さ
れ、討論では、「郵政民営化で郵便物や貯金を預かってくれない。これまでされていたことが
できなくなった。本市でも影響があるという点で郵政民営化法の見直しに賛成する。」という
討 論 が あ り 、 採 決 の 結 果 、 陳 情 第 4号 は 全 員 異 議 な く 採 択 す べ き も の に 決 定 し ま し た 。
以上で総務委員会の報告を終わります。
〇議長(石井博美)
質疑に入ります。ただ今の委員長報告に対し御質疑ありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
質疑を終わります。討論に入ります。討論はありませんか。
〇2番議員(清水春男)
私 は 、 陳 情 第 4号 、 郵 政 民 営 化 法 の 見 直 し に 関 す る 陳 情 書 に 賛 成 の 立
場で討論いたします。郵便局が民営化され、市民から「利用しにくくなった。」という声を多
くの方から聴きます。郵政事業は、郵便、貯金、保険の三事業を一括で行ってきたところです
が、民営化されて儲けるのは民間銀行や保険会社です。市民の郵政事業を市民本位に進めるこ
とこそ必要ではないでしょうか。過疎のまちにとって郵便局がなくなるということは大変利用
しにくくなるということになります。そういう立場でぜひ、この陳情書、郵政民営化見直しの
陳情書採択に賛成をいたします。
〇議長(石井博美)
ほかにありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
討 論 を 終 わ り ま す 。 採 決 に 入 り ま す 。 1件 ず つ 採 決 い た し ま す 。
ま ず 、 議 案 第 69号 、 南 さ つ ま 市 認 可 地 縁 団 体 印 鑑 の 登 録 及 び 証 明 に 関 す る 条 例 及 び 南 さ つ ま
市行政財産の使用料条例の一部を改正する条例についてお諮りします。本件に対する委員長報
告は原案可決であります。委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
御 異 議 な し と 認 め ま す 。 し た が っ て 、 議 案 第 69号 は 原 案 の と お り 可 決 さ れ
ました。
次 は 、 議 案 第 70号 、 南 さ つ ま 市 基 金 条 例 の 一 部 を 改 正 す る 条 例 に つ い て お 諮 り し ま す 。 本 件
- 329 -
に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決定することに御異議ありま
せんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
御 異 議 な し と 認 め ま す 。 し た が っ て 、 議 案 第 70号 は 原 案 の と お り 可 決 さ れ
ました。
次 は 、 議 案 第 71号 、 過 疎 地 域 自 立 促 進 計 画 の 一 部 変 更 に つ い て お 諮 り し ま す 。 本 件 に 対 す る
委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
御 異 議 な し と 認 め ま す 。 し た が っ て 、 議 案 第 71号 は 原 案 の と お り 可 決 さ れ
ました。
次 は 、 議 案 第 72号 、 鹿 児 島 県 市 町 村 総 合 事 務 組 合 を 組 織 す る 地 方 公 共 団 体 の 数 の 減 少 及 び 鹿
児島県市町村総合事務組合規約の変更についてお諮りします。本件に対する委員長報告は原案
可決であります。委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
御 異 議 な し と 認 め ま す 。 し た が っ て 、 議 案 第 72号 は 原 案 の と お り 可 決 さ れ
ました。
次 は 、 陳 情 第 4号 、 郵 政 民 営 化 法 の 見 直 し に 関 す る 陳 情 書 に つ い て お 諮 り し ま す 。 本 件 に 対
する委員長報告は採択であります。委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
〇議長(石井博美)
御 異 議 な し と 認 め ま す 。 し た が っ て 、 陳 情 第 4号 は 採 択 さ れ ま し た 。
△
日程第 6
陳 情 第 3号 及 び
△
日程第 7
請 願 第 5号
次 は 、 日 程 第 6、 陳 情 第 3号 、 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 を 中 止 し 、 廃 止 を 求 め
る 陳 情 書 及 び 日 程 第 7、 請 願 第 5号 、 高 齢 者 差 別 の 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 の 撤 廃 を 求 め る 請 願 書
の 2件 を 一 括 議 題 と い た し ま す 。 文 教 厚 生 委 員 長 の 報 告 を 求 め ま す 。
[上園邦丸文教厚生委員長登壇]
〇文教厚生委員長(上園邦丸)
文教厚生委員会の報告をいたします。
本 委 員 会 で は 、 継 続 審 査 と な っ て い ま し た 陳 情 第 3号 及 び 去 る 9月 11日 の 本 会 議 で 付 託 に な
り ま し た 請 願 第 5号 の 計 2件 を 9月 16日 に 審 査 い た し ま し た 。
それでは、審査の概要と結果について御報告いたします。
陳 情 第 3号 、 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 を 中 止 し 、 廃 止 を 求 め る 陳 情 書 及 び 請 願 第 5号 、 高 齢 者 差
別の後期高齢者医療制度の撤廃を求める請願書は同じ趣旨の案件であったため、一括して審査
いたしましたので、一括して御報告申し上げます。
- 330 -
質疑では、南さつま市の現状について執行部へ質しましたところ、新たに後期高齢者医療制
度の対象者となる方については、誕生日の前月に説明会を開催し、保健課と税務課の担当者が
それぞれ制度の在り方や保険料について説明を行い、保険証を交付している。欠席者について
は配達証明で送付をしている。市民からの問い合わせについては、後期高齢者医療制度は個人
課 税 で 、 国 民 健 康 保 険 は 世 帯 主 課 税 の た め 、 75歳 以 上 の 世 帯 主 の 方 に は 両 方 の 納 付 通 知 書 が 届
くことになり、二重課税ではないかとの問い合わせが多かった。徴収率については国民健康保
険並みの徴収率であったとのことでした。
ま た 、 現 在 の 制 度 の 見 直 し に つ い て は 、 均 等 割 に つ い て 7割 軽 減 対 象 者 が 一 律 8.5割 軽 減 に 、
所 得 割 に つ い て 所 得 金 額 58万 円 以 下 の 方 の 所 得 割 が 一 律 5割 軽 減 と な る 見 直 し が あ っ た と の こ
とでした。以上が質疑の主なものでした。
討論では、「いくら見直しをしても、法の根幹を残す限り、高齢者いじめの法律は変わらな
い。このような法律は早く廃止し、国民皆保険制度を守っていくような法律を作っていくこと
が当たり前の道である。」という賛成討論があり、いずれの案件も、挙手採決の結果、賛成少
数で不採択とすべきものと決定しました。
以上で文教厚生委員会の報告を終わります。
〇議長(石井博美)
質疑に入ります。ただ今の委員長報告に対し御質疑ありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
質疑を終わります。討論に入ります。討論はありませんか。
〇2番議員(清水春男)
私 は 、 陳 情 第 3号 、 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 を 中 止 し 、 廃 止 を 求 め る 陳 情
書 と 請 願 第 5号 、 高 齢 者 差 別 の 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 の 撤 廃 を 求 め る 請 願 書 に 賛 成 の 立 場 で 討 論
を い た し ま す 。 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 は 今 年 の 4月 か ら 始 ま っ て 、 お 年 寄 り の 皆 さ ん か ら 「 な ぜ
75歳 に な っ た ら 後 期 高 齢 者 な の か 。 私 は ま だ 元 気 に 農 業 を し て い る 。 」 と い う 声 を 聴 き ま す 。
こ の 制 度 は 、 75歳 以 上 の 高 齢 者 を 国 保 や 健 保 か ら 外 し て 、 こ れ ま で 負 担 の な か っ た 扶 養 家 族 を
含め一人ひとりの高齢者から保険料を取る。受けられない医療を制限をして別立て診療報酬を
設 け る 。 保 険 料 は 年 金 か ら 天 引 き を し て 2年 ご と に 引 き 上 げ る 。 保 険 料 を 払 え な い 人 か ら は 保
険 証 を 取 り 上 げ る な ど と い う 制 度 に な っ て い ま す 。 ま た 、 70歳 か ら 74歳 の 前 期 高 齢 者 の 方 々 は
窓 口 負 担 も 来 年 の 4月 か ら 2割 に 引 き 上 げ ら れ ま す 。 お 年 寄 り の 方 々 は 、 あ の 悲 惨 な 戦 争 を 経
験をされ、苦労して社会に貢献をしてきた方々です。そういったお年寄りの方々を安心して老
後を暮らせるようにすることこそ国の務めではないかと考えます。しかし、今度の後期高齢者
医療制度には、「少ない年金からこんなに保険料を取られては生きていけない。長生きするな
ということか。」といった怒りの声が多く上がっています。こういう制度だからこそ参議院で
野党提出の廃止法案が可決をされ、衆議院で継続審査となっています。後期高齢者医療制度の
廃 止 法 案 を 速 や か に 成 立 さ せ る た め に も 、 ま た 、 70歳 か ら 74歳 の 窓 口 負 担 2割 へ の 引 き 上 げ を
求めるように政府に強く働き掛けるよう意見書を提出すべきと述べて請願に賛成をいたします。
- 331 -
〇議長(石井博美)
ほかにありませんか。
〇9番議員(諏訪昌一)
私 は 、 陳 情 3号 、 請 願 5号 に つ い て 賛 成 の 立 場 で 討 論 を い た し ま す 。
たくさん申し上げたいことはありますけれども、もうその辺りについては委員会で審査された
ものとして省略さしていただきまして、一部の文章につきまして、それと制度の一部の部分に
ついて申し上げたいと思います。本当に困っている人は、この制度によってたくさん苦情も来
たという中には、まだ制度を熟知されていない方、あるいは、また、そんなに、言えば風評被
害ではありませんけれども、そこまでの大変な状況ではないにしても、そこまでの大変な状況
になるという錯覚とか、心配を危惧をされた方というのが多数であったというふうに理解をし
ております。しかしながら、ごく一部であったにしろ、国保も含めて、もちろんこの後期高齢
者医療制度は非常に困った方がおられる。本来はそういった方々が生活困窮ということですべ
て、本来行くべき生活保護の方向にすべて行ったといたしましたならば、その中でもう既に国
庫はパンクをしてしまうというような状況にあることは火を見るよりもう明らかでございます。
また、今まで非常に安定した経営をしておりました健康保険組合も、そこに納付しなければな
らない負担金等に耐えられないということで健保組合を解散した所すら出てきている。もう至
る所でこの歪みが出てきている。つまりこれは後期高齢者医療制度の方から見ましたならば捕
らぬ狸の皮算用であったと。今後そういったことがまた出てくるとするならばまさに捕らぬ狸
の皮算用になっていくということも言えるかと思います。そういたしますと本来あるべき保険
制度の完全一元化をこそ目指すべきであって、完全一元化の中で許容力を強くして、受容力を
強くして、そして本当に困った方々の部分の所について手当てをしていく。そして生活保護と
の相互との兼ね合いの中でそこの部分を手当てをしていくということこそが目指すべき姿であっ
て、こういう付焼刃的な、屋上屋を重ねるような、ただ負担を持たない、負担をすることので
きない方々に押し付けるような形での制度の改悪というものは許せるものではないということ
ではほぼ皆さん一致しているのではないかと思います。文章中に「速やかに」とか、現実的に
は対応の難しい、対応が厳しい、速やかにやったといたしますと、各市町村、各広域連合含め
てもう既にその体制で運営を進めて参っておりますので、またまた大混乱を起こすということ
等もありますけれども、意見書を出す場合には、本議会の意見と、意思として書くことも可能
ではありますし、その「速やかに」の部分も含めて書き方を検討いたしながら、ともかく将来
的一元化を目指して改善をしていくという方向性を含んだ形での意見書を書くという方向で採
択すべきではなかったかということで賛成の討論といたします。以上です。
〇議長(石井博美)
ほかにありませんか。
〇21番議員(鳥居亮幸)
私 も こ の 議 案 、 議 案 じ ゃ な い 。 陳 情 3号 、 請 願 5号 に 係 わ る 後 期 高
齢者医療の中止、撤廃を求める陳情・請願に賛成の意見を述べたいと思います。委員会で触れ
なかったいわゆる財源論、歴史的な経過の問題ということについて少しだけ触れて賛成の意見
としたいと思います。今から相当、地方自治体が老人医療の無料化の制度を作った時に、国も
- 332 -
やはり重い腰を上げて老人医療無料化の制度に踏み切ったわけでありますけれども、それから
ずっと歴史的に見てみますと、窓口の定額負担、定率負担と、こういうふうに改悪がなされま
し て 、 つ い に 8年 前 、 今 の 現 在 の 原 型 と な る 、 制 度 の 原 型 と な る 高 齢 者 を 別 枠 に す る 制 度 が 附
帯決議として国会で提案をされた。この時に本質を指摘し、高齢者の囲い込みの問題について
問題点を指摘した政党もあります。これは、この制度は医療費を削れ、こういう財界の要求に
応 え て 高 齢 者 を 差 別 し 、 負 担 を 増 や し 、 年 金 天 引 き 、 2年 ご と の 引 上 げ と 保 険 証 の 取 上 げ 、 こ
ういう今の制度を創設いたしましたけれども、国民の世論に押されて手直しに次ぐ手直しを言
い 始 め て お り ま す が 、 こ れ も 迷 走 し て い る と い う 現 状 で あ り ま す 。 政 府 は 毎 年 社 会 保 障 費 2,200
億円を削減をしてきた構造改革路線がこの制度改悪につながっているわけですが、国も、地方
も赤字だというような宣伝で消費税を値上げしようということまで言い始めておりますが、国
民はそういう弱い者いじめの消費税ということについては絶対許さないという世論であります。
財 源 論 で は 、 5兆 円 の 軍 事 費 、 こ れ の メ ス を 入 れ る こ と 。 特 に 協 定 の な い 思 い や り 予 算 と い う
の に 2,500億 円 も 出 し て い る と い う よ う な こ と な ど 、 も ち ろ ん 地 方 議 会 で あ り ま す か ら 、 こ の
国レベルのこの財源論討論するものではありませんけれども、国に対して住民の切実な要求を
取 り 次 ぐ と い う の は 地 方 議 会 の 大 き な 役 目 で あ る と い う ふ う に 考 え ま す 。 大 企 業 の 利 益 は 16年
間 で 1.7倍 に な っ て お り ま す が 、 減 税 に 次 ぐ 減 税 で 税 金 は 横 ば い 、 こ れ を 元 に 戻 せ ば 7兆 円 の
新しい財源が出てくるというような状況が明らかになっております。こういうことを多くの市
民の、国民の皆さんが知り、制度が説明がされればされるほど怒りがわくというのがこの世界
にない高齢者いじめの制度だというふうに思います。それで地方議会の責任として国に意見を
取り次ぐというはもう最低限の仕事であるということを申し上げまして賛成の討論といたしま
す。
〇議長(石井博美)
ほかにありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
討 論 を 終 わ り ま す 。 採 決 に 入 り ま す 。 1件 ず つ 採 決 い た し ま す 。
ま ず 、 陳 情 第 3号 、 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 を 中 止 し 、 廃 止 を 求 め る 陳 情 書 に つ い て お 諮 り し ま
す。本件は起立により採決いたします。本件に対する委員長報告は不採択であります。本件に
賛成の議員の起立を求めます。
[賛成者起立]
〇議長(石井博美)
起 立 少 数 で あ り ま す 。 し た が っ て 、 陳 情 第 3号 は 不 採 択 と 決 定 し ま し た 。
次 は 、 請 願 第 5号 、 高 齢 者 差 別 の 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 の 撤 廃 を 求 め る 請 願 書 に つ い て お 諮 り
します。本件は起立により採決いたします。本件に対する委員長報告は不採択であります。本
件に賛成の議員の起立を求めます。
[賛成者起立]
〇議長(石井博美)
起 立 少 数 で あ り ま す 。 し た が っ て 、 請 願 第 5号 は 不 採 択 と 決 定 し ま し た 。
- 333 -
〇議長(石井博美)
△
日程第 8
議 案 第 73号 か ら
△
日 程 第 13
請 願 第 6号 ま で
次 は 、 日 程 第 8、 議 案 第 73号 、 損 害 賠 償 の 額 を 定 め 和 解 す る こ と に つ い て
か ら 日 程 第 11、 議 案 第 76号 、 南 さ つ ま 市 市 道 路 線 の 認 定 に つ い て ま で の 議 案 4件 と 日 程 第 12、
請 願 第 4号 、 燃 料 、 肥 料 、 飼 料 、 農 業 資 材 等 の 価 格 高 騰 に 対 す る 緊 急 対 策 を 求 め る 請 願 及 び 日
程 第 13、 請 願 第 6号 、 国 に よ る 公 的 森 林 整 備 の 推 進 と 国 有 林 野 事 業 の 健 全 化 を 求 め る 意 見 書 の
採 択 に つ い て の 請 願 書 の 6件 を 一 括 議 題 と い た し ま す 。 産 業 建 設 委 員 長 の 報 告 を 求 め ま す 。
[大原俊博産業建設委員長登壇]
〇産業建設委員長(大原俊博)
産業建設委員会の報告をいたします。
本 委 員 会 で は 、 去 る 9月 11日 の 本 会 議 で 付 託 に な り ま し た 議 案 第 73号 か ら 議 案 第 76号 ま で の
議 案 4件 、 請 願 第 3号 、 請 願 第 4号 及 び 請 願 第 6号 に つ い て 9月 18日 に 現 地 調 査 を 行 い 審 査 し
ました。
それでは、審査の概要と結果について報告をいたします。
ま ず 、 議 案 第 73号 、 損 害 賠 償 の 額 を 定 め 和 解 す る こ と に つ い て 申 し 上 げ ま す 。
質 疑 で は 、 陥 没 の 原 因 に つ い て 質 し ま し た と こ ろ 、 原 因 に つ い て は 、 平 成 19年 7月 3日 か ら
4日 、 7月 11日 の 豪 雨 、 7月 13・ 14日 の 台 風 4号 に よ り 堀 川 が 増 水 し 、 護 岸 石 積 み の 根 を 洗 っ た
部分、平張ブロックについては、中にコンクリートを詰めてなく、継ぎ目から水が入り込み空
洞化していたことによる陥没である。既設石積みの崩壊によって土が引っ張られているような
状況だと推測されるが、このような場合でも、既設護岸については県施設であるが、そこの上
の平張ブロック部分を市が占用しており、平張ブロックの部分での事故発生であることから市
が損害賠償責任を負う流れになったとのことでした。
復旧事業について質しましたところ、護岸については県の占有物であるから、県の河川防災
事業で実施いただくということで建設部にお願いしている。それが済み次第、市の方で平張ブ
ロックの復旧事業を行う計画である。
損害賠償について質しましたところ、保険は市の賠償保険を損保ジャパンと契約しており、
市 と 南 薩 地 域 振 興 局 、 損 保 ジ ャ パ ン と 協 議 し 、 239万 円 全 額 保 険 で 対 応 す る 。
過 失 割 合 に つ い て 質 し ま し た と こ ろ 、 保 険 会 社 の 担 当 の 所 見 で は 市 の 100パ ー セ ン ト 過 失 は
あり得ないとしていたが、損保ジャパンが顧問弁護士に相談したところ、危険標識等の措置が
してないことで、被害者に責任を問うことが難しいとのことから、今回の措置となったとのこ
とでした。
討論では、「目認できない現場状況下で発生した陥没事故ではあるが、平張ブロックの下の
護 岸 石 積 み は 崩 れ て お り 、 危 険 を 察 知 す べ き 状 況 か ら 市 が 過 失 100パ ー セ ン ト と い う こ と は 首
をかしげる部分もあるものの、判例等ないということですので、致し方がないと思います。今
- 334 -
後このような事故が発生しないよう体制を整えていただくことを要望する。」という賛成討論
が あ り 、 採 決 の 結 果 、 議 案 第 73号 は 全 員 異 議 な く 原 案 の と お り 可 決 す べ き も の と 決 定 し ま し た 。
次 に 、 議 案 第 74号 、 南 さ つ ま 市 漁 業 集 落 排 水 処 理 施 設 条 例 の 一 部 を 改 正 す る 条 例 に つ い て 申
し上げます。
排水処理区域の集落を自治会に改正する理由について質しましたところ、川辺地区合併協議
会の自治会行政連絡機構の取扱いの協議項目において、加世田市及び笠沙町の集落、大浦町の
地区、坊津町の自治公民館、金峰町の自治会を新市においては名称を自治会に統一し、現行の
まま引き継ぐことになったことから、今回、集落の名称を自治会に統一し、改正するものであ
るとのことでした。
64パ ー セ ン ト の 加 入 率 に つ い て 質 し ま し た と こ ろ 、 坊 第 2地 区 は 、 中 坊 、 上 中 坊 、 鳥 越 の 3
自 治 会 で 、 本 年 3月 末 現 在 の 住 民 基 本 台 帳 で は 308世 帯 と な っ て い る 。 う ち 本 年 8月 現 在 で 加
入 申 込 書 が 提 出 さ れ た 専 用 住 宅 の 申 込 件 数 は 174件 で あ る 。 排 水 処 理 区 域 外 の 37戸 を 除 く と 加
入 予 定 者 の 割 合 は 約 64パ ー セ ン ト と な っ て い る 。
以前、泊地区ではアンケート調査が行われ、集落排水事業導入の計画がなされたが、市が改
め て ア ン ケ ー ト 調 査 を 計 画 し て い る 意 図 に つ い て 質 し ま し た と こ ろ 、 当 初 計 画 は 平 成 17年 度 に
着 手 し 、 坊 第 2地 区 と 泊 地 区 を 含 め た 完 了 予 定 年 度 を 平 成 23年 度 と し 、 全 体 事 業 費 約 11億 円 と
計 画 し て い た が 、 現 在 の 進 捗 率 は 坊 第 2地 区 の 本 年 度 の 見 込 み で 約 57パ ー セ ン ト 、 本 年 度 分 の
事 業 費 が 6,000万 円 で あ り 、 今 後 も 同 様 の 事 業 費 ベ ー ス で 推 移 す る と 仮 定 す れ ば 平 成 23年 度 の
泊 地 区 ま で 合 わ せ た 完 了 予 定 は 非 常 に 難 し い 状 況 で あ る 。 さ ら に 坊 第 1地 区 は 既 に 供 用 開 始 し
て い る が 、 真 空 式 収 集 シ ス テ ム が 供 用 開 始 後 10年 経 過 し て い る こ と か ら 老 朽 化 や 機 能 低 下 等 の
問題が発生している。また、処理施設についても高潮等の浸水予防施設整備も必要になってい
ることや合併浄化槽の普及率も向上していること等から再度アンケート調査を実施し、今後の
事業に対する意向を調査したいと考えているが、漁業集落環境整備事業については全体計画が
示されているので、基本的には計画に沿って実施していくことに変わりはないとのことでした。
今回の改正に伴う地区内の供用開始時期と現在供用開始している区域内の加入状況について
質 し ま し た と こ ろ 、 来 年 1月 1日 か ら 施 行 す る も の で あ り 、 今 後 の 供 用 開 始 に 向 け た 周 知 等 に
ついて地区内の方々に案内し、多くの方々が加入するよう努めていきたい。現在供用開始して
い る 坊 第 1地 区 に つ い て は 、 3自 治 会 で 335世 帯 の う ち 、 平 成 20年 8月 末 現 在 の 加 入 戸 数 は 271
戸 、 加 入 率 は 約 81パ ー セ ン ト と の こ と で し た 。
以 上 が 質 疑 の あ っ た 主 な も の で 、 討 論 は な く 、 採 決 の 結 果 、 議 案 第 74号 は 全 員 異 議 な く 原 案
のとおり可決すべきものと決定しました。
次 に 、 議 案 第 75号 、 土 地 の 取 得 に つ い て 申 し 上 げ ま す 。
補 足 説 明 で は 、 取 得 す る 土 地 は 、 南 さ つ ま 市 加 世 田 ハ ー モ ニ ー 14番 地 4、 面 積 が 5,515.15平
方 メ ー ト ル 、 平 成 13年 度 、 平 成 17年 度 購 入 の 土 地 を 合 わ せ る と 1万 8,709.41平 方 メ ー ト ル の 市
- 335 -
営 住 宅 敷 地 と な る 。 取 得 金 額 は 1億 4,890万 9,000円 で 、 平 方 メ ー ト ル 当 た り 2万 7,000円 、
相手方は鹿児島県住宅供給公社であるとの説明がありました。
質疑では、ハーモニータウンの市営・県営住宅の入居状況について質しましたところ、すべ
て空き家のない状態で非常に入居希望者の多い住宅である。また、市外居住者も多く、団地全
体 の 平 均 年 齢 が 20代 と 非 常 に 若 い 層 の 団 地 で あ る 。
今後、県の住宅供給公社と購入を約束した土地は他に存在するかと質しましたところ、今回
で 開 発 し た 面 積 の す べ て が な く な る 。 開 発 公 社 所 有 の 土 地 は 残 り 約 6,000平 方 メ ー ト ル 程 度 あ
るが、これについては開発公社で処分を計画されているとのことでした。
討論では、「本土地購入については予算化されている議案でもあり、本市の均衡ある定住促
進の観点からも本土地を長期的に放置するわけにもいかない。ただし、今後、市営住宅建設に
ついては、各地区の状況等熟知、考慮した上で計画を進めていただきたい。」という賛成討論
が あ り 、 採 決 の 結 果 、 議 案 第 75号 は 全 員 異 議 な く 原 案 の と お り 可 決 す べ き も の と 決 定 し ま し た 。
次 に 、 議 案 第 76号 、 南 さ つ ま 市 市 道 路 線 の 認 定 に つ い て 申 し 上 げ ま す 。
袋 路 の 市 道 認 定 に つ い て 質 し ま し た と こ ろ 、 市 道 認 定 基 準 要 綱 第 3条 第 5号 の 袋 状 道 路 の 土
地については終端に車両が容易に回転できる場所があるとの基準を満たしている。さらに開発
行 為 で 新 設 さ れ た 道 路 で あ り 、 都 市 計 画 法 第 29条 の 第 1項 に 基 づ い た 道 路 と 判 断 し て い る と の
ことでした。
以 上 が 質 疑 の 主 な も の で 、 討 論 は な く 、 採 決 の 結 果 、 議 案 第 76号 は 全 員 異 議 な く 原 案 の と お
り可決すべきものと決定しました。
次 に 、 請 願 第 4号 、 燃 料 、 肥 料 、 飼 料 、 農 業 資 材 の 価 格 高 騰 に 対 す る 緊 急 対 策 を 求 め る 請 願
について申し上げます。
意見では、「原油高騰は世界的な問題であり、農業だけでなく、水産業、商工業等あらゆる
分野に波及している。今回、県議会等の対策も、原油高騰の補償でなく、補填という表現がな
されていること等を踏まえて、請願の趣旨を尊重し、他内容を含め、意見書提出をすべきであ
る。」との意見がありました。
討 論 は な く 、 採 決 の 結 果 、 請 願 第 4号 は 全 員 異 議 な く 採 択 す べ き も の と 決 定 し ま し た 。
次 に 、 請 願 第 6号 、 国 に よ る 公 的 森 林 整 備 の 推 進 と 国 有 林 野 事 業 の 健 全 化 を 求 め る 意 見 書 の
採択についての請願書について申し上げます。
請願の紹介議員の説明があり、意見では、「林業を取り巻く現況は大変厳しいもので、山の
管理を維持していくことは災害対策の面からも欠かせないことである。」との意見がありまし
た。
討論では、「山は、木材の供給、売買だけでなく、水源涵養林並びに山の持つ機能向上等民
間でやるには経済的にも困難である。本市においても民有林の放置林率は高いと感じているこ
と か ら も 国 の 公 的 助 成 を 求 め る 。 」 と の 賛 成 討 論 が あ り 、 採 決 の 結 果 、 請 願 第 6号 は 全 員 異 議
- 336 -
なく採択すべきものと決定しました。
以上で産業建設委員会の報告を終わります。
〇議長(石井博美)
質疑に入ります。ただ今の委員長報告に対し御質疑ありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
質疑を終わります。討論に入ります。討論はありませんか。
〇2番議員(清水春男)
私は、燃料、肥料、飼料、農業資材等の価格高騰に対する緊急対策を
求める請願に賛成の立場で討論をいたします。現在、農業者は、燃料、肥料、飼料などあらゆ
る農業資材の価格が引き上げられ、農家経営に重大な打撃をもたらしています。企業は原料が
値上がりをすれば価格に転嫁できますが、農業者は価格への転嫁ができません。農家経営を守
るためにも、この請願書を採択をし、意見書を国に上げるべきと述べて賛成討論といたします。
〇議長(石井博美)
ほかにありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
討 論 を 終 わ り ま す 。 採 決 に 入 り ま す 。 1件 ず つ 採 決 い た し ま す 。
ま ず 、 議 案 第 73号 、 損 害 賠 償 の 額 を 定 め 和 解 す る こ と に つ い て お 諮 り し ま す 。 本 件 に 対 す る
委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
御 異 議 な し と 認 め ま す 。 し た が っ て 、 議 案 第 73号 は 原 案 の と お り 可 決 さ れ
ました。
次 は 、 議 案 第 74号 、 南 さ つ ま 市 漁 業 集 落 排 水 処 理 施 設 条 例 の 一 部 を 改 正 す る 条 例 に つ い て お
諮りします。本件に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決定するこ
とに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
御 異 議 な し と 認 め ま す 。 し た が っ て 、 議 案 第 74号 は 原 案 の と お り 可 決 さ れ
ました。
次 に 、 議 案 第 75号 、 土 地 の 取 得 に つ い て お 諮 り し ま す 。 本 件 に 対 す る 委 員 長 報 告 は 原 案 可 決
であります。委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
御 異 議 な し と 認 め ま す 。 し た が っ て 、 議 案 第 75号 は 原 案 の と お り 可 決 さ れ
ました。
次 に 、 議 案 第 76号 、 南 さ つ ま 市 市 道 路 線 の 認 定 に つ い て お 諮 り し ま す 。 本 件 に 対 す る 委 員 長
報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
御 異 議 な し と 認 め ま す 。 し た が っ て 、 議 案 第 76号 は 原 案 の と お り 可 決 さ れ
ました。
- 337 -
次 に 、 請 願 第 4号 、 燃 料 、 肥 料 、 飼 料 、 農 業 資 材 等 の 価 格 高 騰 に 対 す る 緊 急 対 策 を 求 め る 請
願についてお諮りします。本件に対する委員長報告は採択であります。委員長報告のとおり決
定することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
御 異 議 な し と 認 め ま す 。 し た が っ て 、 請 願 第 4号 は 採 択 さ れ ま し た 。
次 に 、 請 願 第 6号 、 国 に よ る 公 的 森 林 整 備 の 推 進 と 国 有 林 野 事 業 の 健 全 化 を 求 め る 意 見 書 の
採択についての請願書についてお諮りします。本件に対する委員長報告は採択であります。委
員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
〇議長(石井博美)
御 異 議 な し と 認 め ま す 。 し た が っ て 、 請 願 第 6号 は 採 択 さ れ ま し た 。
△
日 程 第 14
議 案 第 77号 か ら
△
日 程 第 20
議 案 第 83号 ま で
次 は 、 日 程 第 14 、 議 案 第 77 号 、 平 成 20 年 度 南 さ つ ま 市 一 般 会 計 補 正 予 算
( 第 5号 ) か ら 日 程 第 20、 議 案 第 83号 、 平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 診 療 所 特 別 会 計 補 正 予 算 ( 第 1号 )
ま で の 7件 を 一 括 議 題 と い た し ま す 。 予 決 算 特 別 委 員 長 の 報 告 を 求 め ま す 。
[柳元拓夫予決算特別委員長登壇]
〇予決算特別委員長(柳元拓夫)
予決算特別委員会の報告をいたします。
本 委 員 会 で は 、 去 る 9月 12日 の 本 会 議 で 付 託 に な り ま し た 議 案 第 77号 か ら 議 案 第 83号 ま で の
議 案 7件 に つ い て 9月 22日 審 査 い た し ま し た 。
それでは、審査の概要と結果について御報告いたします。
質疑の主なものについて答弁を中心に申し上げます。
ま ず 、 議 案 第 77号 、 平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 一 般 会 計 補 正 予 算 ( 第 5号 ) に つ い て 御 報 告 い た
します。
まず、歳出について申し上げます。
2款 総 務 費 、 1項 総 務 管 理 費 、 3目 財 政 管 理 費 で は 、 管 理 シ ス テ ム の 内 容 に つ い て 質 し ま し た
と こ ろ 、 入 札 事 務 に 係 わ る も の で 、 今 後 新 し い 入 札 制 度 へ 向 け て 改 善 を 図 る 一 つ で あ り 、 2,000
件を超える各企業の情報等を整理し、入札事務、執行事務、資格審査等が短時間で処理できる
ように対応するものであるとのことでした。
同 じ く 2款 総 務 費 、 1項 総 務 管 理 費 、 5目 財 産 管 理 費 で は 、 地 域 振 興 基 金 の 想 定 さ れ る 事 業 に
ついて質しましたところ、現在明確な事業を想定しているわけではないが、合併後の市町村の
一体化の醸成に資するもので、新しい文化の創造に関する事業の実施、民間団体への助成等で
あるとのことでした。
3款 民 生 費 、 1項 社 会 福 祉 費 、 2目 心 身 障 害 者 福 祉 費 で は 、 障 害 者 支 援 総 合 対 策 事 業 の 内 容 に
- 338 -
ついて質しましたところ、体験交流のスペースの整備、遊具の設置、障害児療育支援のための
パンフレット作成や検討会、相談支援の場における障害児早期発見のための療養器具の整備等
が挙げられるとのことでした。
4款 衛 生 費 、 1項 保 健 衛 生 費 、 3目 環 境 衛 生 費 で は 、 水 道 組 合 の 補 助 割 合 と 対 象 戸 数 に つ い て
質 し ま し た と こ ろ 、 事 業 費 の 40パ ー セ ン ト を 補 助 す る 事 業 で 、 こ の 水 道 組 合 は 、 対 象 戸 数 36戸 、
給 水 人 口 は 69名 で あ る と の こ と で し た 。
6款 農 林 水 産 業 費 、 1項 農 業 費 、 3目 農 業 振 興 費 で は 、 耕 作 放 棄 地 の 調 査 と 対 策 に つ い て 質 し
ま し た と こ ろ 、 市 の 全 体 と し て 調 査 面 積 と し て 4,961ヘ ク タ ー ル 程 度 を 田 ・ 畑 を 中 心 に 考 え て
おり、調査結果に基づき、大型農家に集約する形だけではなく、小規模農家を視野に入れなが
ら振興を図っていくとのことでした。
同 じ く 4目 畜 産 業 費 で は 、 飼 料 生 産 対 策 事 業 、 T M R の 事 業 の 進 捗 に つ い て 質 し ま し た と こ
ろ、地質ボーリング調査の結果が済んだ段階である。補助事業なので、年度内完成を目指して
いるとのことでした。
7款 商 工 費 、 1項 商 工 費 、 4目 観 光 施 設 費 で は 、 い な ほ 館 に 対 す る 補 助 金 に つ い て 質 し ま し た
ところ、いなほ館がこれまで施設整備を行ったものに対して補助するもので、いなほ館の経営
運営に対する一般的な補助金でなく、本来施設者が行うべきものをいなほ館が整備をした結果、
株 式 会 社 と し て は 繰 越 利 益 剰 余 金 9,470万 4,307円 の 赤 字 を 抱 え て お り 、 で る だ け こ れ を 軽 減
しようとするものである。一般的には運営に係わる損益については出資者がそれぞれの割合等
を考え対処すべきだが、今回の補正結果を基にした赤字解消策については株主双方で協議する
ことになる。あくまでも今回の補助は、一般的な運営補助金でなく、施設整備をしたことに関
し補助するもので、説明欄の表記については、いなほ館運営補助金として修正をお願いすると
のことでした。
具体的な改善について質しましたところ、プールの民間委託の件については、保健事業等を
活用して現在やっているので、民間委託については解消を図っていきたい。それとプールの使
用料も燃料高騰によることを加味した中で早いうちに、来年度以降になると思うが、使用料の
見直し等も検討して参りたい。レストラン部門は現在職員の体制を民間等に委託するという改
善策を検討して参りたい。それと職員の給与、特に賞与等についても検討、改善するというこ
と で や っ て い き た い 。 以 上 、 特 に 4点 に つ い て 早 急 に 検 討 し て い き た い と の こ と で し た 。
8款 土 木 費 、 2項 道 路 橋 り ょ う 費 、 2目 道 路 維 持 費 で は 、 排 水 路 の 補 正 の 理 由 に つ い て 質 し ま
したところ、松元地区排水路の整備事業は用水と排水が兼用の水路となっており、水路の勾配
がとれていないために生活排水が滞留し、悪臭被害やボウフラ等の発生する状況で、排水勾配
を確保するためにする国庫補助事業であるとのことでした。
8款 土 木 費 、 5項 都 市 計 画 費 、 6目 公 園 費 で は 、 公 園 費 の 内 容 に つ い て 質 し ま し た と こ ろ 、 現
在計画中のレクの森型総合運動公園整備事業に伴う経費であり、庁内で検討委員会等を開催し
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ながら検討を行っているが、今後の対応として農村文化公園的な要素を取り入れた計画につい
て も 検 討 し よ う と す る も の で 、 内 訳 は 、 今 回 、 プ ロ ジ ェ ク ト チ ー ム の 立 上 げ に 要 す る 経 費 と 20
アール程度のルピナスの実証栽培に要する経費等である。旅費は視察研修費で、九州内にある
大分農業文化公園、熊本県にある熊本県農業公園の視察を行う予定であるとのことでした。
10款 教 育 費 、 1項 教 育 総 務 費 、 2目 事 務 局 費 で は 、 特 別 支 援 金 の 内 容 に つ い て 質 し ま し た と こ
ろ、特別支援の配置について、今回は益山小学校にLD、ADHDの子どもがいるということ、
玉 林 小 学 校 に 下 肢 不 自 由 の 子 ど も が い る と い う こ と で 2名 を 配 置 す る も の で 、 時 給 780円 の 1
日 に 4時 間 の 109日 分 で あ る と の こ と で し た 。
次に、歳入について申し上げます。
19款 諸 収 入 、 5項 雑 入 、 4目 雑 入 、 後 期 高 齢 者 の 診 査 予 定 数 、 特 定 健 診 の 徴 収 金 に つ い て 質 し
ま し た と こ ろ 、 後 期 高 齢 者 の 衛 生 雑 入 で 当 初 1,000人 を 見 て い た が 、 申 込 み が 2,500人 で あ っ
た 。 特 定 健 診 の 徴 収 金 に つ い て は 、 国 保 で な い 方 に つ い て は 一 人 1,000円 の 150人 を 見 て い る
とのことでした。以上が質疑の主なものでした。
討 論 は な く 、 採 決 の 結 果 、 議 案 第 77号 は 全 員 異 議 な く 原 案 の と お り 可 決 す べ き も の と 決 定 し
ました。
議 案 第 78号 、 平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 国 民 健 康 保 険 特 別 会 計 補 正 予 算 ( 第 1号 ) に つ い て 御 報
告いたします。本件は歳入歳出一括して審査いたしました。
質疑では、特定健康診査事業の自己負担について質しましたところ、国保の場合は取ってい
ないとのことでした。
討 論 は な く 、 採 決 の 結 果 、 議 案 第 78号 は 全 員 異 議 な く 原 案 の と お り 可 決 す べ き も の と 決 定 し
ました。
議 案 第 79号 、 平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 老 人 保 健 医 療 特 別 会 計 補 正 予 算 ( 第 1号 ) に つ い て 御 報
告いたします。本件も歳入歳出一括して審査いたしました。
質疑では、一般会計繰出しの特別な理由について質しましたところ、前年度の精算の確定に
伴うもので、一般会計から繰り入れた分を返納するとのことでした。
討 論 は な く 、 採 決 の 結 果 、 議 案 第 79号 は 全 員 異 議 な く 原 案 の と お り 可 決 す べ き も の と 決 定 し
ました。
議 案 第 80号 、 平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 後 期 高 齢 者 医 療 特 別 会 計 補 正 予 算 ( 第 1号 ) に つ い て 御
報告いたします。本件も歳入歳出一括して審査いたしました。
質疑では、軽減の件数と状況について質しましたところ、保険料については見直し方針が示
さ れ 、 20年 実 施 す る 経 過 措 置 と し て は 、 7割 軽 減 世 帯 が 一 律 8.5割 軽 減 に な り 、 対 象 者 は 4,605
人 で 3,312万 8,600円 減 額 を 見 込 み 、 ま た 、 所 得 金 額 58万 円 以 下 の 方 は 50パ ー セ ン ト 軽 減 と な
り 、 対 象 者 は 625人 で 、 金 額 に し て 865万 930円 減 額 の 見 込 み で あ る と の こ と で し た 。
討 論 は な く 、 採 決 の 結 果 、 議 案 第 80号 は 全 員 異 議 な く 原 案 の と お り 可 決 す べ き も の と 決 定 し
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ました。
議 案 第 81号 、 平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 介 護 保 険 特 別 会 計 補 正 予 算 ( 第 1号 ) に つ い て 御 報 告 い
たします。本件も歳入歳出一括して審査いたしました。
質 疑 で は 、 一 号 被 保 険 者 の 還 付 の 件 数 に つ い て 質 し ま し た と こ ろ 、 17年 度 分 78件 、 18年 度 分
32件 、 19年 度 分 68件 、 計 178件 で あ る と の こ と で し た 。
討 論 は な く 、 採 決 の 結 果 、 議 案 第 81号 は 全 員 異 議 な く 原 案 の と お り 可 決 す べ き も の と 決 定 し
ました。
議 案 第 82号 、 平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 土 地 区 画 整 理 特 別 会 計 補 正 予 算 ( 第 1号 ) に つ い て 御 報
告いたします。
本 件 に 対 す る 質 疑 ・ 討 論 は な く 、 採 決 の 結 果 、 議 案 第 82号 は 全 員 異 議 な く 原 案 の と お り 可 決
すべきものと決定しました。
議 案 第 83号 、 平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 診 療 所 特 別 会 計 補 正 予 算 ( 第 1号 ) に つ い て 御 報 告 い た
します。本件も歳入歳出一括して審査いたしました。
質疑では、補正の内容について質しましたところ、従来購入していた機器を更新するもので
あり、内視鏡システムと薬剤分包機を購入するとのことでした。
討 論 は な く 、 採 決 の 結 果 、 議 案 第 83号 は 全 員 異 議 な く 原 案 の と お り 可 決 す べ き も の と 決 定 し
ました。
以上で予決算特別委員会の報告を終わります。
〇議長(石井博美)
質疑に入ります。ただ今の委員長報告に対し御質疑ありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
質疑を終わります。討論に入ります。討論はありませんか。
〇15番議員(室屋正和)
議 案 第 77号 に つ い て 賛 成 討 論 を 行 い ま す が 、 委 員 長 も 報 告 が あ っ た
とおり、次の点については特に配慮を求めたいと思っております。本議案は予決算特別委員会
に お き ま し て 特 に 審 議 を 長 時 間 行 い ま し た 。 歳 出 の 7款 商 工 費 、 1項 商 工 費 、 4目 観 光 施 設 費 の
負 担 金 補 助 及 び 交 付 金 の 1,450万 円 、 訂 正 前 の い な ほ 館 施 設 整 備 補 助 金 で あ り ま す 。 数 名 の 方 々
より次のような質疑が集中的に行われました。過去に整備した施設に対する補助、また、市が
すべきであったものに対する助成する補助、旧金峰町時代に固定資産として償却してきたもの
に補助するということはいかがなものかとなどなど質疑が出されたところであります。長時間
にわたり審査をする中で、今回の補正は、いなほ館の運転資金のためであるので、事業内容を
いなほ館運営補助金と訂正することと、また、いなほ館に係る改善策としてプールを保健事業
として改善し、委託を見直す。プールの使用料の見直し、レストラン部門の民間委託、職員の
給 与 、 賞 与 の 改 善 の 4点 が 挙 げ ら れ た と こ ろ で あ り ま す 。 今 の 会 社 の 状 況 は い ず れ に せ よ 待 っ
たなしであります。早急の対応が必要であります。集中改革プランにある第三セクの見直しが、
計 画 だ け で な く 、 確 実 に 実 行 さ れ 、 本 予 算 が 実 と な る こ と を 踏 ま え 、 本 補 正 予 算 ( 第 5号 ) は 、
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すべてが市民への行政サービス、福祉向上、市民全体の立場に立った公平さ、かつ堅実な補正
予算であることで賛成といたします。
〇議長(石井博美)
ほかにありませんか。
〇14番議員(永山薩男)
重ならないように賛成討論をいたします。市長はあくまでも過去に
おける固定資産の市が負担する分というようなことをおっしゃいましたけれども、今出ました
よ う に 、 時 間 が あ れ ば 明 確 に で き る 部 分 も あ っ た ん で す け れ ど も 、 平 成 14年 度 か ら 15年 、 16年 、
17年 、 想 像 を 逸 脱 す る 一 般 補 助 金 が 出 て る ん で す 。 お そ ら く こ れ は こ の 1,400万 を 加 味 さ れ る
ものも入っとったと私は思いますね。だから、そこまではまだ、金峰の議会会議録とか何とか
見なければ分からないわけですけれども、そういったこともおいても、企画政策部長は審議の
段階で申されましたように、もう正確には運営補助なんです、はっきり言って、運営補助なん
だ か ら 、 13人 の 委 員 自 身 も 運 営 補 助 と し た な ら 認 め て あ げ ま す よ と い う こ と を 、 議 会 制 民 主 主
義を理解されていない市長におかれましては、最後まで積算基礎は固定資産分の市負担分だと
いうことを言われましたけれども、私はですねそういうものじゃないと思うんですよ、現在の
国会を見ても一緒にですね。議会制民主主義であるんだから、議員の、委員全員が言う時には
ですよ、あなたがよく言われますように、市長あなたがよく言われますようにですね、議員が
何か言えばですね、「議会の皆様が言われれば」と言われますけれども、全員がそういうこと
を言っても、そこに耳を傾けられなかったということに対する憤慨さは未だに拭い切れません。
それと、先ほども出ましたけれどもですね、委員以外の方は御承知ないと思いますけれども、
委員の皆さんも初めて見られた方もおられるかも分かりませんが、いわゆる覚書、「赤字が出
た場合は、赤字解消策はすべて市が行いますよ。」と書いてある以上は、文面を読みますとい
う と 9,600万 も 市 が 全 部 負 担 し ま す よ と い う こ と を 三 つ 子 の 人 で も 分 か る と 思 う ん で す よ ね 。
ただちょっとこの覚書は、当然覚書ですから市長の権限です。議会の議決も要りません。しか
し、その公共団体の長が行った効力は有効となっています、有効。ということは、しかしなが
ら、もう一つはですね、公序良俗に反しないかということもあるんですけれども、そこは争わ
ないことにははっきりしません。だが、現在においてこの覚書が有効だとするならば、市長は
認 識 を 変 え ら れ て で す ね 、 特 に 最 後 の 3段 部 分 、 「 第 三 セ ク タ ー は 健 全 な 運 営 が な さ れ る も の
と期待しているが、関係者の必死の努力にかかわらず、経営収支が赤字となった場合には、町
においてその解消策を講じる。」ということは、すべて町がしますよということなんですよ。
これ客観的に見たらすぐ分かるはずなんですね。だから、市長あなたが言われましたように、
「 9,600万 円 の 責 任 を 負 わ さ れ る 。」、「 負 い ま す よ 。」 と 書 い て あ る ん で す か ら 、 そ こ の 認 識 を 強
く持って、市長と社長の区別を明確にしてですね予算の執行に当たっては実行していただきた
いと思います。よって、賛成の討論といたします。終わります。
〇議長(石井博美)
ほかにありませんか。
〇22番議員(上園邦丸)
私 も 同 等 の 議 案 77号 の 一 般 会 計 補 正 予 算 、 商 工 費 の う ち の 観 光 施 設
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費 、 い な ほ 館 事 業 、 い な ほ 館 運 営 補 助 金 1,450万 に つ い て 要 望 を 申 し 上 げ て 賛 成 の 討 論 を さ せ
ていただきます。今回のこの事業は過年度分の施設整備に対する補助金としてでしたが、実際
は運営補助であり、施設運営補助金として訂正がなされたわけですが、いずれにせよ赤字体質
が 継 続 さ れ る こ と は 明 ら か で あ り ま す 。 総 務 省 自 治 財 政 局 は 、 平 成 15年 12月 12日 、 第 三 セ ク タ ー
に関する指針の改定が行われました。その中で「地方公共団体は、第三セクターの健全な運営
の確保に万全を期し、もって住民の信頼に応えていくことが不可欠であり、必要に応じて事業
の見直し、廃止、民間譲渡、完全民営化などを行うことが望まれる。」としました。また、「経
営悪化が深刻化し、第三セクターの存続が危ぶまれる場合には、問題解決を先送りすることな
く 、 法 的 整 理 を 含 め 抜 本 的 な 対 応 を 行 う 必 要 が あ る 。 」 と も 発 表 さ れ ま し た 。 東 京 都 が 400億
円 の 新 銀 行 東 京 の 財 政 支 援 が 大 き く 非 難 さ れ ま し た が 、 400億 円 の 財 政 支 援 は 都 民 一 人 当 た り
3,300円 の 負 担 に な り ま す 。 今 回 の い な ほ 館 へ の 運 営 補 助 金 1,450万 に 指 定 管 理 料 を 含 め る と
お よ そ 4,000万 ほ ど に な り ま す 。 3年 続 け ば 新 銀 行 東 京 同 等 の 財 政 支 援 と な り ま す 。 経 営 責 任
が問われることなく運営補助がなされることにも大きな問題があると思います。今回、審議の
中で、委員長報告にもありましたように、改善策も示されたわけですが、いま一度じっくり進
むべき方向を考えていただきたいと思います。以上、要望を申し上げ、賛成の討論といたしま
す。
〇議長(石井博美)
ほかにありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
討 論 を 終 わ り ま す 。 採 決 に 入 り ま す 。 1件 ず つ 採 決 い た し ま す 。
ま ず 、 議 案 第 77号 、 平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 一 般 会 計 補 正 予 算 ( 第 5号 ) に つ い て お 諮 り し ま
す。本件に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決定することに御異
議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
御 異 議 な し と 認 め ま す 。 し た が っ て 、 議 案 第 77号 は 原 案 の と お り 可 決 さ れ
ました。
次 は 、 議 案 第 78号 、 平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 国 民 健 康 保 険 特 別 会 計 補 正 予 算 ( 第 1号 ) に つ い
てお諮りします。本件に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決定す
ることに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
御 異 議 な し と 認 め ま す 。 し た が っ て 、 議 案 第 78号 は 原 案 の と お り 可 決 さ れ
ました。
次 は 、 議 案 第 79号 、 平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 老 人 保 健 医 療 特 別 会 計 補 正 予 算 ( 第 1号 ) に つ い
てお諮りします。本件に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決定す
ることに御異議ありませんか。
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[「異議なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
御 異 議 な し と 認 め ま す 。 し た が っ て 、 議 案 第 79号 は 原 案 の と お り 可 決 さ れ
ました。
次 は 、 議 案 第 80号 、 平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 後 期 高 齢 者 医 療 特 別 会 計 補 正 予 算 ( 第 1号 ) に つ
いてお諮りします。本件に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決定
することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
御 異 議 な し と 認 め ま す 。 し た が っ て 、 議 案 第 80号 は 原 案 の と お り 可 決 さ れ
ました。
次 は 、 議 案 第 81号 、 平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 介 護 保 険 特 別 会 計 補 正 予 算 ( 第 1号 ) に つ い て お
諮りします。本件に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決定するこ
とに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
御 異 議 な し と 認 め ま す 。 し た が っ て 、 議 案 第 81号 は 原 案 の と お り 可 決 さ れ
ました。
次 は 、 議 案 第 82号 、 平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 土 地 区 画 整 理 特 別 会 計 補 正 予 算 ( 第 1号 ) に つ い
てお諮りします。本件に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決定す
ることに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
御 異 議 な し と 認 め ま す 。 し た が っ て 、 議 案 第 82号 は 原 案 の と お り 可 決 さ れ
ました。
次 は 、 議 案 第 83号 、 平 成 20年 度 南 さ つ ま 市 診 療 所 特 別 会 計 補 正 予 算 ( 第 1号 ) に つ い て お 諮
りします。本件に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決定すること
に御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
御 異 議 な し と 認 め ま す 。 し た が っ て 、 議 案 第 83号 は 原 案 の と お り 可 決 さ れ
ました。
〇議長(石井博美)
△
日 程 第 21
意 見 書 案 第 4号 及 び
△
日 程 第 22
意 見 書 案 第 5号
次 は 、 日 程 第 21、 意 見 書 案 第 4号 、 郵 政 民 営 化 法 の 見 直 し に 関 す る 意 見 書
及 び 日 程 第 22、 意 見 書 案 第 5号 、 新 た な 過 疎 対 策 法 の 制 定 に 関 す る 意 見 書 の 2件 を 一 括 議 題 と
いたします。提出者の趣旨説明を求めます。
[小園藤生総務委員長登壇]
- 344 -
〇総務委員長(小園藤生)
そ れ で は 、 意 見 書 案 第 4号 及 び 意 見 書 案 第 5号 に つ い て は 、 意 見 書
を朗読して趣旨説明と代えさせていただきます。
意 見 書 案 第 4号 、 郵 政 民 営 化 法 の 見 直 し に 関 す る 意 見 書
平 成 19年 10月 1日 、 郵 政 民 営 化 法 に 基 づ き 、 郵 便 、 郵 便 貯 金 、 簡 易 保 険 の い わ ゆ る 郵 政 三 事
業は、持株会社である日本郵政株式会社の下に、四つの会社に分社化されました。
民営化スタート後の状況を見ますと、分社化されたことによる「非効率的な業務内容」や
「各種サービスの質の劣化」、「利用者利便の低下」が都市部、地方を問わず全国いたるところ
顕在化しており、地域住民から不安の声も多く寄せられています。
郵政民営化法には、「郵便局の設置」と「郵便事業」についてはユニバーサルサービスが義
務付けられていますが、ゆうちょ銀行とかんぽ生命についてはユニバーサルサービスに関して
何 ら 義 務 は な く 、 郵 便 局 へ の 業 務 委 託 に つ い て も 10年 間 は 委 託 業 務 が 明 記 さ れ て い ま す が 、 そ
の後については明文化されたものはなく、法律の上では何ら保障されていません。
このことは、地方の他の金融機関のない地域住民にとっては住民生活上の大きな不安となっ
ています。
よ っ て 、 国 に お い て も 、 将 来 と も 、 ゆ う ち ょ 銀 行 、 か ん ぽ 生 命 の 金 融 2社 の サ ー ビ ス が 郵 便
局において確実に受けられ、国民の利便性に支障が生じないよう、ユニバーサルサービスを義
務付けるなどの法的な見直しを含め、郵政三事業が一体のサービスとして運営されるよう、必
要な措置を講じることを強く要望します。
以 上 、 地 方 自 治 法 第 99条 の 規 定 に よ り 意 見 書 を 提 出 し ま す 。
平 成 20年 9月 30日
鹿児島県南さつま市議会
次 に 、 意 見 書 案 第 5号 、 新 た な 過 疎 対 策 法 の 制 定 に 関 す る 意 見 書
過 疎 対 策 に つ い て は 、 昭 和 45年 に 「 過 疎 地 域 対 策 緊 急 措 置 法 」 が 施 行 さ れ て 以 来 、 総 合 的 な
過疎対策事業が実施され、過疎地域における生活環境の整備や産業の振興など一定の成果を上
げたところであります。
しかしながら、全国的な人口減少と高齢化は特に過疎地域において顕著であり、路線バスな
ど公共交通機関の廃止、医師及び看護師等の不足、耕作放棄地の増加、森林の荒廃など生活・
生産基盤の弱体化が進むなかで、多くの集落が消滅の危機に瀕するなど、過疎地域は極めて深
刻な状況に直面しています。
過疎地域は、我が国の豊かな自然や歴史・文化を有するふるさとの地域であり、また、都市
に対して、食糧の供給、水資源の供給、自然環境の保全といやしの場を提供するとともに、森
林における地球温暖化の防止に貢献するなどの多面的・公共的機能を担っています。
こ の よ う な 中 、 現 行 の 「 過 疎 地 域 自 立 促 進 特 別 措 置 法 」 は 平 成 22年 3月 末 を も っ て 失 効 す る
こととなりますが、過疎地域が果たしている多面的・公共的機能を今後も維持していくために
- 345 -
は、引き続き、過疎地域の振興を図り、そこに暮らす人々の生活を支えていくことが必要かつ
重要であります。
よって過疎地域の振興が図られるように、新たな過疎対策法の制定を強く要望します。
以 上 、 地 方 自 治 法 第 99条 の 規 定 に よ り 意 見 書 を 提 出 し ま す 。
平 成 20年 9月 30日
鹿児島県南さつま市議会
な お 、 意 見 書 案 第 4号 の 提 出 先 は 、 衆 議 院 議 長 、 参 議 院 議 長 、 内 閣 総 理 大 臣 及 び 総 務 大 臣 で
あります。
ま た 、 意 見 書 案 第 5号 の 提 出 先 は 、 内 閣 総 理 大 臣 、 総 務 大 臣 、 財 務 大 臣 、 農 林 水 産 大 臣 及 び
国土交通大臣であります。
こ の 二 つ の 意 見 書 に つ き ま し て は 、 南 さ つ ま 市 議 会 会 議 規 則 第 13条 第 2項 の 規 定 に よ り 、 南
さつま市議会総務委員会より発議するものであります。
よろしく御審議の上、御賛同いただきますようお願い申し上げます。
〇議長(石井博美)
質疑に入ります。御質疑ありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
質 疑 を 終 わ り ま す 。 こ こ で お 諮 り い た し ま す 。 意 見 書 案 第 4号 及 び 意 見 書
案 第 5号 は 委 員 会 付 託 を 省 略 し た い と 思 い ま す が 、 御 異 議 あ り ま せ ん か 。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
御 異 議 あ り ま せ ん の で 、 意 見 書 案 第 4号 及 び 意 見 書 案 第 5号 は 委 員 会 付 託
を省略することに決定しました。討論に入ります。討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
討 論 を 終 わ り ま す 。 採 決 に 入 り ま す 。 1件 ず つ 採 決 い た し ま す 。
ま ず 、 意 見 書 案 第 4号 、 郵 政 民 営 化 法 の 見 直 し に 関 す る 意 見 書 に つ い て お 諮 り し ま す 。 本 件
は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
御 異 議 な し と 認 め ま す 。 し た が っ て 、 意 見 書 案 第 4号 は 原 案 の と お り 可 決
されました。
次 は 、 意 見 書 案 第 5号 、 新 た な 過 疎 対 策 法 の 制 定 に 関 す る 意 見 書 に つ い て お 諮 り し ま す 。 本
件は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
御 異 議 な し と 認 め ま す 。 し た が っ て 、 意 見 書 案 第 5号 は 原 案 の と お り 可 決
されました。
- 346 -
〇議長(石井博美)
△
日 程 第 23
意 見 書 案 第 6号 及 び
△
日 程 第 24
意 見 書 案 第 7号
次 は 、 日 程 第 23、 意 見 書 案 第 6号 、 原 油 価 格 ・ 原 材 料 費 高 騰 に 対 す る 緊 急
対 策 を 求 め る 意 見 書 及 び 日 程 第 24、 意 見 書 案 第 7号 、 国 に よ る 公 的 森 林 整 備 の 推 進 と 国 有 林 野
事 業 の 健 全 化 を 求 め る 意 見 書 の 2件 を 一 括 議 題 と い た し ま す 。 提 出 者 の 趣 旨 説 明 を 求 め ま す 。
[大原俊博産業建設委員長登壇]
〇産業建設委員長(大原俊博)
意 見 書 案 第 6号 及 び 意 見 書 案 第 7号 に つ い て は 、 意 見 書 を 朗 読
して趣旨説明と代えさせていただきます。
意 見 書 案 第 6号 、 原 油 価 格 ・ 原 材 料 費 高 騰 に 対 す る 緊 急 対 策 を 求 め る 意 見 書
燃料、肥料、飼料、生産資材費の価格高騰により、本市の基幹産業である農林水産業は大き
な打撃を受けています。こうした生産コストの上昇分は出荷価格に反映されないため、経営に
直接のしかかる状況になっています。また、運送業などの中小企業においても、燃料費や原材
料費の上昇分を価格転嫁することが難しく、極めて深刻な経営難に陥っています。こうした状
況はもはや事業者の自助努力や各地方自治体による対策では乗り切ることが困難な状況にあり
ます。
一方、ガソリン価格や食料品、日常生活用品等の価格の上昇は国民の家計を直撃し、地域経
済や国民生活に深刻な影響を及ぼしています。
国際的に穀物価格が高騰し、安定的な輸入が危ぶまれているもとで、国内産の増産による食
料自給率の向上が待ったなしとなっているいま、このような事態を放置するなら、国民生活に
重大な影響をもたらすことは明らかであります。
以上の趣旨から、下記の事項について強く要望します。
記
1
農林水産業については、燃料、肥料、飼料、生産資材等の高騰分の補填を含む対策を実施
すること。
2
運送業などの中小企業への対策として、各業種別に応じた経営安定対策や、融資支援策等
の金融支援策など適切な対策を講じること。
3
原油価格高騰及びこれに関連する食料品、日常生活品等の価格高騰が、高齢者、障害者等
の社会的弱者の生活を脅かすことのないよう地方や国民生活を支援すること。
4
原油や原材料への投機資金流入に対する国際的な、監視・規制体制の構築など、抜本的な
対策を講じること。
5
原油価格高騰対策のために必要となる地方公共団体の経費については特別交付税などの地
方財政措置を充実させること。
以 上 、 地 方 自 治 法 第 99条 の 規 定 に よ り 意 見 書 を 提 出 し ま す 。
平 成 20年 9月 30日
- 347 -
鹿児島県南さつま市議会
次 に 、 意 見 書 案 第 7号 、 国 に よ る 公 的 森 林 整 備 の 推 進 と 国 有 林 野 事 業 の 健 全 化 を 求 め る 意 見
書
近年、地球温暖化が深刻な環境問題となる中でグローバル化する森林の役割に対する要請が
高まるなど、環境資源としての森林に対し強い期待が寄せられています。
一方、林業を取り巻く厳しい状況の中で、森林経営は脆弱化し、その担い手である山林は崩
壊の危機に立っています。
このような中、森林整備を推進していくためには、森林所有者の森林経営意欲を創出するた
めの施策の推進はもとより、民間による整備が困難な水源林等公益森林整備に対する公的機能
の役割の強化、更には、過疎化・高齢化が進むなかで、森林・林業の担い手である山村の再生
に向けた積極的な取組みが極めて重要となっています。
こ の よ う な 時 期 に 、 国 有 林 野 事 業 は 、 い わ ゆ る 「 行 政 改 革 推 進 法 ( 平 成 18年 6月 )」 に 基 づ き
業務・組織の見直しが予定されており、また、旧独立行政法人緑資源機構は「独立行政法人整
理 合 理 化 計 画 ( 平 成 19年 12月 ) 」 に 基 づ き 平 成 19年 度 末 で 解 散 し 、 水 源 林 造 成 事 業 等 は 独 立 行
政法人森林総合研究所に継承される措置が講ぜられたところであります。
今後の林政の展開に当たっては、森林吸収源対策の推進はもとより、特に、国有林野事業等
において、安全で安心できる国民の暮らしを守るために、重要な役割を果たす水源林等公益森
林の整備、更には、地域林業・木材産業の振興を通じた山村の活性化に十分に寄与できるよう、
下記事項の実現を強く要請します。
記
1
森林吸収源対策を着実に推進するための環境税等税制上の措置を含め安定的な財源を確保
するとともに、林業・木材産業の振興施策の推進と森林所有者の負担軽減措置による森林経
営意
2
欲の創出。
緑の雇用対策等森林・林業の担い手対策の拡充、施業の集約化、路網の整備・機械化の推
進等による効率的・安定的な木材の供給体制の確保、更には木材のバイオマスの利用の促進
等により間伐材を含む地域材の需要拡大対策の推進による地域林業・木材産業の振興。
3
計画的に水源林造成事業を含めた公的森林整備を推進するための組織体制の確保及び施業
放棄地等民間による森林整備が困難な地域における国の関与の下での森林整備制度の創設。
4
国有林野事業については、国民共有の財産である国有林を適正に管理するとともに、公益
的機能の一層の発揮を図るため国による管理運営体制の堅持及びその管理運営を通じて地域
における森林・林業担い手の育成と地域活性化への寄与。
以 上 、 地 方 自 治 法 第 99条 の 規 定 に よ り 意 見 書 を 提 出 し ま す 。
平 成 20年 9月 30日
鹿児島県南さつま市議会
- 348 -
な お 、 意 見 書 案 第 6号 の 提 出 先 は 、 衆 議 院 議 長 、 参 議 院 議 長 、 内 閣 総 理 大 臣 、 総 務 大 臣 、 外
務大臣、財務大臣、厚生労働大臣、農林水産大臣、経済産業大臣、国土交通大臣及び環境大臣
であります。
ま た 、 意 見 書 案 第 7号 の 提 出 先 は 、 衆 議 院 議 長 、 参 議 院 議 長 、 内 閣 総 理 大 臣 、 外 務 大 臣 、 農
林水産大臣、経済産業大臣及び環境大臣であります。
こ の 二 つ の 意 見 書 に つ き ま し て は 、 南 さ つ ま 市 議 会 会 議 規 則 第 13条 第 2項 の 規 定 に よ り 、 南
さつま市議会産業建設委員会より発議するものです。
よろしく御審議の上、御賛同していただきますようお願い申し上げます。
この意見書の中で私は「独立行政法人」というふうに言葉で言いましたけども、文書が括弧
独立の(独)だけ書いてありますので、意見書の提出に当たってはですね、これを正しい表現
に直してですねいたしたいというふうに思いますので、御了承いただきたいというふうに思い
ます。
〇議長(石井博美)
質疑に入ります。御質疑ありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
質 疑 を 終 わ り ま す 。 こ こ で お 諮 り い た し ま す 。 意 見 書 案 第 6号 及 び 意 見 書
案 第 7号 は 委 員 会 付 託 を 省 略 し た い と 思 い ま す が 、 御 異 議 あ り ま せ ん か 。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
御 異 議 あ り ま せ ん の で 、 意 見 書 案 第 6号 及 び 意 見 書 案 第 7号 は 委 員 会 付 託
を省略することに決定しました。討論に入ります。討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
討 論 を 終 わ り ま す 。 採 決 に 入 り ま す 。 1件 ず つ 採 決 い た し ま す 。
ま ず 、 意 見 書 案 第 6号 、 原 油 価 格 ・ 原 材 料 費 高 騰 に 対 す る 緊 急 対 策 を 求 め る 意 見 書 に つ い て
お諮りします。本件は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
御 異 議 な し と 認 め ま す 。 し た が っ て 、 意 見 書 案 第 6号 は 原 案 の と お り 可 決
されました。
次 は 、 意 見 書 案 第 7号 、 国 に よ る 公 的 森 林 整 備 の 推 進 と 国 有 林 野 事 業 の 健 全 化 を 求 め る 意 見
書についてお諮りします。本件は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
御 異 議 な し と 認 め ま す 。 し た が っ て 、 意 見 書 案 第 7号 は 原 案 の と お り 可 決
されました。
△
日 程 第 25
〇議長(石井博美)
議 案 議 第 2号
南さつま市議会会議規則の一部を改正する規則
次 は 、 日 程 第 25、 議 案 議 第 2号 、 南 さ つ ま 市 議 会 会 議 規 則 の 一 部 を 改 正 す
- 349 -
る規則を議題といたします。提案理由の説明を求めます。
[下釡清和議会運営委員長登壇]
〇議会運営委員長(下釡清和)
議 案 議 第 2号 、 南 さ つ ま 市 議 会 会 議 規 則 の 一 部 を 改 正 す る 規 則
について提案理由の説明を申し上げます。
地 方 自 治 法 の 一 部 を 改 正 す る 法 律 に お い て 、 法 第 100条 第 12項 、 議 員 派 遣 の 条 項 が 1項 繰 り
下 が り 第 13項 に な り 、 第 12項 に 議 会 は 、 会 議 規 則 の 定 め る と こ ろ に よ り 、 議 案 の 審 査 又 は 議 会
の運営に関し、協議又は調整を行うための場を設けることができる旨の規定が新設されたため
の改正であります。
今回の改正に伴い、会議規則を改正した場合、全員協議会の活動が正規の議会の活動として
明確に位置付けられることから、今後、会議規則で定めた協議の場への出席は費用弁償の支給
及び公務災害の対象となり得ることになります。併せて議会の正規の活動として会議の公開な
ど透明性の確保が求められることになり、傍聴や会議録についても概要等を記録し、閲覧の申
出に対応することになります。
な お 、 新 規 則 第 107条 第 3項 に 「 全 員 協 議 会 の 運 営 そ の 他 必 要 な 事 項 は 、 議 長 が 別 に 定 め る 。」
としておりますが、本議決後に別添南さつま市議会全員協議会規程として施行予定であります
ので、参照いただけたらと思います。
よろしく御審議の上、御賛同していただきますようお願い申し上げ、提案理由の説明を終わ
ります。
〇議長(石井博美)
質疑に入ります。御質疑ありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
質 疑 を 終 わ り ま す 。 こ こ で お 諮 り い た し ま す 。 議 案 議 第 2号 は 委 員 会 付 託
を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
御 異 議 あ り ま せ ん の で 、 議 案 議 第 2号 は 委 員 会 付 託 を 省 略 す る こ と に 決 定
しました。討論に入ります。討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
討 論 を 終 わ り ま す 。 採 決 に 入 り ま す 。 議 案 議 第 2号 、 南 さ つ ま 市 議 会 会 議
規則の一部を改正する規則についてお諮りします。本件は原案のとおり決定することに御異議
ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
御 異 議 な し と 認 め ま す 。 し た が っ て 、 議 案 議 第 2号 は 原 案 の と お り 可 決 さ
れました。
- 350 -
△
日 程 第 26
議 案 第 97号
南さつま市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関
する条例の一部を改正する条例
〇議長(石井博美)
次 は 、 日 程 第 26、 議 案 第 97号 、 南 さ つ ま 市 議 会 議 員 の 議 員 報 酬 、 費 用 弁 償
及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。提案理由の説明を求め
ます。
[川野信男市長登壇]
〇市長(川野信男)
そ れ で は 、 本 日 追 加 提 案 い た し ま し た 議 案 第 97号 、 南 さ つ ま 市 議 会 議 員 の
議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げ
ます。
本 条 例 は 、 平 成 20年 9月 1日 か ら 施 行 さ れ た 地 方 自 治 法 の 一 部 を 改 正 す る 法 律 に よ る 改 正 後
の 地 方 自 治 法 第 100条 第 12項 の 規 定 に 基 づ き 南 さ つ ま 市 議 会 会 議 規 則 に 全 員 協 議 会 が 定 め ら れ
たことに伴い、全員協議会に出席した議員に費用弁償を支給するため制定しようとするもので
あります。
以 上 で 議 案 第 97号 の 提 案 理 由 の 説 明 を 終 わ り ま す が 、 よ ろ し く 御 審 議 く だ さ い ま す よ う お 願
い申し上げます。
〇議長(石井博美)
質疑に入ります。御質疑ありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
質 疑 を 終 わ り ま す 。 こ こ で お 諮 り い た し ま す 。 議 案 第 97号 は 委 員 会 付 託 を
省略したいと思いますが、御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
御 異 議 あ り ま せ ん の で 、 議 案 第 97号 は 委 員 会 付 託 を 省 略 す る こ と に 決 定 し
ました。討論に入ります。討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
討 論 を 終 わ り ま す 。 採 決 に 入 り ま す 。 議 案 第 97号 、 南 さ つ ま 市 議 会 議 員 の
議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例についてお諮りします。
本件は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
御 異 議 な し と 認 め ま す 。 し た が っ て 、 議 案 第 97号 は 原 案 の と お り 可 決 さ れ
ました。
〇議長(石井博美)
△
日 程 第 27
報 告 第 17号 及 び
△
日 程 第 28
報 告 第 18号
次 は 、 日 程 第 27、 報 告 第 17号 、 平 成 20年 度 株 式 会 社 杜 氏 の 里 笠 沙 事 業 計 画
に つ い て 及 び 日 程 第 28、 報 告 第 18号 、 平 成 19年 度 株 式 会 社 杜 氏 の 里 笠 沙 の 決 算 に つ い て の 2件
- 351 -
を一括議題といたします。市長の報告を求めます。
[川野信男市長登壇]
〇市長(川野信男)
そ れ で は 、 9月 11日 の 本 会 議 に お き ま し て 取 下 げ を し た 株 式 会 社 杜 氏 の 里
笠 沙 の 平 成 20年 度 事 業 計 画 及 び 平 成 19年 度 決 算 の 報 告 に つ い て 本 日 再 提 出 い た し ま し た の で 、
御説明申し上げます。
報 告 第 17号 、 平 成 20年 度 株 式 会 社 杜 氏 の 里 笠 沙 事 業 計 画 に つ い て は 、 平 成 19年 10月 の 増 石 の
承認を機に増産できる態勢の構築を最重点課題として取組み、潜在的な品不足に伴う消費者や
来館者の不満解消に努めるとともに、新製品や限定品の販売、イベントの実施など消費者を引
き 付 け る 、 利 益 を 生 む 販 売 戦 略 と 商 品 づ く り な ど に よ り 総 売 上 げ 8.7パ ー セ ン ト 増 を 目 指 す こ
ととしております。
報 告 第 18号 、 平 成 19年 度 株 式 会 社 杜 氏 の 里 笠 沙 の 決 算 に つ い て は 、 株 主 総 会 で 承 認 さ れ た 決
算が会社法上の確定した決算となることから、まずこの確定した決算を報告いたします。売上
高 が 1億 680万 7,028円 で 、 前 年 に 比 較 し て 475万 1,295円 の 増 と な っ て お り ま す 。 売 上 高 か
ら 売 上 原 価 、 一 般 管 理 費 な ど を 差 し 引 き ま し た 営 業 利 益 は 689万 5,600円 と な り 、 営 業 外 利 益
を 加 え た 当 期 決 算 は 448万 7,172円 の 黒 字 と な っ て お り ま す 。 し か し な が ら 、 決 算 後 に お い て
営 業 外 損 益 に 錯 誤 が 認 め ら れ た こ と か ら 、 臨 時 取 締 役 会 に お い て 錯 誤 分 7万 5,001円 を 加 算 し 、
当 期 純 利 益 を 456万 2,173円 と し て 法 人 税 等 の 修 正 申 告 を す る こ と が 決 定 さ れ て い ま す 。 な お 、
この修正申告における貸借対照表及び損益計算書は参考資料として提出しております。
以上で報告についての説明を終わります。
〇企画政策部長(山口力三)
そ れ で は 、 報 告 2件 の 詳 細 に つ い て 御 説 明 申 し 上 げ ま す 。
ま ず 初 め に 報 告 第 18号 、 平 成 19年 度 株 式 会 社 杜 氏 の 里 笠 沙 の 決 算 に つ い て 御 説 明 い た し ま す 。
報 告 資 料 3ペ ー ジ の 当 初 提 出 し た 平 成 19年 度 決 算 と 修 正 申 告 数 値 と の 対 照 表 を 御 覧 い た だ き た
いと思います。この資料は貸借対照表と損益計算書の変更のあった項目のみを抜粋したもので
ありますが、内容については杜氏の里公園の指定管理に伴う経費の錯誤によるもので、初めに
資 料 下 段 の 損 益 計 算 書 に つ い て 説 明 い た し ま す 。 ま ず 営 業 外 収 益 で は 、 公 園 管 理 委 託 料 57 万
1,429円 と 消 費 税 の 修 正 申 告 に 伴 う 端 数 処 理 分 と し て 105 円 を 計 上 し た こ と か ら 57万 1,534 円
の 増 と な っ て お り ま す 。 こ れ に 対 し て 営 業 外 費 用 で は 、 公 園 管 理 委 託 料 47万 5,333円 を 計 上 し
た こ と で 経 常 利 益 と 税 引 き 前 当 期 純 利 益 に つ い て は 9万 6,201円 の 増 額 と な り ま す が 、 法 人 税 、
住 民 税 及 び 事 業 税 が 2万 1,200円 の 増 額 と な る こ と か ら 、 修 正 後 の 当 期 純 利 益 は 7万 5,001円
増 の 456万 2,173円 と な る も の で あ り ま す 。
次に、資料上段の貸借対照表については、流動負債の預り源泉税等他に計上していた杜氏の
里 公 園 の 預 り 金 10万 901円 の 減 額 と 修 正 申 告 に よ り 未 払 法 人 税 等 の 2万 1,200円 と 未 払 消 費 税
等 4,700円 が 増 額 す る こ と か ら 流 動 負 債 及 び 負 債 合 計 は 7万 5,001円 の 減 額 と な り ま す 。 こ れ
に対して株式資本及び純資産合計につきましては、当期純利益の増額分を繰越利益剰余金に加
- 352 -
算 す る こ と か ら 7万 5,001円 の 増 額 と な る も の で あ り ま す 。
次 に 、 報 告 資 料 4ペ ー ジ と 5ペ ー ジ に つ き ま し て は 、 先 ほ ど 市 長 の 報 告 説 明 の 中 で 株 主 総 会
で承認された決算が会社法上の確定した決算であると申し上げましたが、これにつきましては
会 社 法 第 435条 か ら 第 438条 ま で の 条 文 に よ り 、 「 貸 借 対 照 表 及 び 損 益 計 算 書 等 の 計 算 書 類 に
ついては、取締役会の承認を受けたものを定時の株主総会に提出し、株主総会の承認を受けな
け れ ば な ら な い 。 」 と 規 定 さ れ て い ま す こ と か ら 、 報 告 20ペ ー ジ の 貸 借 対 照 表 、 報 告 21ペ ー ジ
の 損 益 計 算 書 、 報 告 22ペ ー ジ の 販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 、 報 告 23ペ ー ジ の 製 造 原 価 報 告 書 に つ き
ましては、当初提出いたしました報告内容と同じものを再度提出したところでございます。
次 に 、 報 告 19ペ ー ジ の 平 成 19年 度 事 業 報 告 に つ き ま し て は 、 当 初 提 出 い た し ま し た 修 正 前 の
決 算 に 伴 う 事 業 報 告 の ほ か 、 下 か ら 4行 目 以 降 に つ い て は 錯 誤 に 伴 う 修 正 後 の 内 容 を 追 加 し 報
告するものであります。
このようなことから、定時の株主総会で承認を受けた貸借対照表等の決算関係書類を修正す
るのではなく、杜氏の里公園の指定管理に伴う経費を含めた修正後の決算につきましては、報
告 資 料 4ペ ー ジ に 貸 借 対 照 表 を 、 報 告 資 料 5ペ ー ジ に 損 益 計 算 書 を そ れ ぞ れ 参 考 資 料 と し て ま
とめ、修正箇所につきましては決算額にアンダーラインを引いてありますので、お目通しをお
願いしたいと思います。
次 に 、 報 告 第 17号 、 平 成 20年 度 株 式 会 社 杜 氏 の 里 笠 沙 事 業 計 画 に つ い て 御 説 明 い た し ま す 。
報 告 資 料 2ペ ー ジ の 当 初 提 出 し た 平 成 20年 度 計 画 と 変 更 後 の 計 画 と の 対 照 表 を 御 覧 い た だ き
た い と 思 い ま す 。 こ の 資 料 は 平 成 19年 度 決 算 額 の 錯 誤 に よ る も の 及 び 杜 氏 の 里 笠 沙 の 会 計 処 理
が消費税抜き方式であることに伴い修正するもので、損益計算書に変更のあった項目のみを抜
粋したものでございます。初めに販売一般管理費では、法人税と消費税の修正申告に伴う租税
公 課 2万 6,000円 を 増 額 す る こ と に よ り 営 業 利 益 は 2万 6,000円 の 減 額 と な る も の で あ り ま す 。
次 に 、 営 業 外 収 益 で は 杜 氏 の 里 公 園 の 指 定 管 理 に 伴 う 公 園 管 理 費 収 入 等 が 9万 6,000円 の 増
額 と な り ま す が 、 受 託 料 を 消 費 税 抜 き に 修 正 し 、 3万 2,000円 を 減 額 す る こ と か ら 、 営 業 外 収
益 は 6万 4,000円 の 増 額 と な り ま す 。 同 じ く 営 業 外 費 用 に つ い て も 消 費 税 抜 き に 修 正 す る こ と
に よ り 委 託 料 を 3 万 2,000 円 減 額 す る も の で あ り ま す 。 結 果 と い た し ま し て 営 業 利 益 は 2 万
6,000円 の 減 額 と な り ま す が 、 営 業 外 損 益 で 利 益 が 9万 6,000円 増 額 と な る こ と か ら 、 平 成 20
年 度 の 当 期 利 益 は 7万 円 増 額 し 955万 5,000円 の 黒 字 と な る も の で あ り ま す 。
こ の よ う な こ と か ら 先 に 提 出 い た し ま し た 平 成 20年 度 損 益 計 算 書 を 修 正 し 、 本 日 報 告 第 17号 、
平 成 20年 度 株 式 会 社 杜 氏 の 里 笠 沙 事 業 計 画 を 再 提 出 す る も の で あ り ま す 。
な お 、 こ の 件 に つ き ま し て は 、 9月 11日 の 取 下 げ 以 降 、 税 理 士 と の 打 ち 合 わ せ 、 修 正 内 容 等
の 確 認 を 行 い な が ら 、 9月 20日 に 各 取 締 役 に 対 し て 文 書 に て 報 告 を い た し ま し た 。 そ の 後 、 計
数 の 最 終 確 認 を 行 い 、 9月 25日 、 取 締 役 の 承 認 を 受 け た も の で ご ざ い ま す 。 以 上 で 説 明 を 終 わ
ります。
- 353 -
〇議長(石井博美)
質疑に入ります。御質疑ありませんか。
〇2番議員(清水春男)
今 、 修 正 の 方 は あ れ で す が 、 私 は で す ね 、 こ の 報 告 16ペ ー ジ の 20年 度
事業計画書の中で言えば「製造現場の労務管理の改善と後継者育成にも引き続き取り組んでい
きます。」ということが書いてるんですけれども、この中で、ほんと杜氏、笠沙地区は杜氏の
まちとして全国的に輩出しているということは聴いてるんですが、現在、杜氏数というのは何
人 ば っ か り い る も の か 。 そ れ か ら 、 こ の 20年 度 、 こ う い う 「 後 継 者 育 成 に も 引 き 続 き 取 り 組 ん
でいく。」というふうに書いてるんですけれども、具体的には何かこうどういうことをやろう
と し て い る の か で す ね 。 そ の 点 2点 お 願 い し ま す 。
〇市長(川野信男)
杜氏の育成のことについてでございますけれども、非常に今、杜氏さんが
どこも不足をいたしてございます。しかもあそこの会社の場合は、やはり地元であのような従
来からの杜氏のいわゆる人たちがたくさんいらっしゃる場所でございます。それを基にしてで
きた会社であると理解しております。しかし、杜氏さんがなかなか少なくなってきておる。後
継者が育成されていないということもあって、あそこの場を通じて杜氏の育成をこれから具体
的にやろうということで今、企画をいたしておる段階でございます。
〇副市長(相星完治)
杜氏の数でございますが、杜氏が一人、そして、今、育成ということで
二人採用しているということをお聴きをしております。
〇2番議員(清水春男)
私は、今分かりましたが、ぜひこういう点では、今、言えば会社の杜
氏の育成というのも大事ですけれども、やはり、私はこれを見たときに、全国的に輩出してい
るわけでしょう、これまでしてきたと。だから、そういう点では、私はそういう意味からもね
やっぱりここがそういう大きな役割を果たしていくだろうというふうな思いで質問をしたとこ
ろだったんです。ですから、今、市長が言われたように、そういう考えで一応やりますとは言っ
ても、具体的にはやっぱりこう出てこないと、せっかく施設がね、今ほんとお酒の需要が高く
てね黒字を出しているという点で鋭意頑張ってるわけですから、そういう点でお願いします。
〇市長(川野信男)
失礼いたしました。質問を十分理解しないままの答弁でございましたけれ
ども、御案内のとおりでございます。笠沙杜氏と言いまして、あの出身の方々がいろんな所で
活躍をしていらっしゃいます。ところが、現在ではだんだんだんだん後継者が全体的に少なく
なってきておる。これは一つには現在の焼酎造りが必ずしもかつてのような杜氏さんが必要で
あるのかどうかというようなこともあると思います。機械化されておるということもあります。
しかし、やはり手造りの焼酎というのはやはり杜氏さんというものが大変重要でございます。
したがって、あそこの会社だけでなくして、地域の出身の人たちの杜氏さん方を集めての研修
とか、そういうこともこれから企画をしようと、こういうことでいたしてございますが、何せ
増石が認められる前はそれだけの余裕、時間的な余裕もなかったもんですから、今回、増石を
認められた段階で具体的に計画をしようといことに検討いたしておるところでございます。
〇議長(石井博美)
ほかにありませんか。
- 354 -
〇23番議員(井料健造)
20年 度 の 事 業 計 画 の 中 に 「 今 後 、 増 石 し 、 『 一 ど ん 』 と 『 す ん く じ
ら』を主体とした製造量の増加に取り組む」ということが書いてありますけど、今この杜氏の
里で焼酎の販売方法というのはどのような方法をとっているのか。まずそれを伺います。
〇新産業創造室長(峰元義人)
「一どん」のですね販売方法についてですが、基本的に、基本
的 に と 言 い ま す か 、 当 た り 前 の こ と な ん で す が 、 20歳 以 上 を 販 売 対 象 と し て お り ま す 。 そ し て
往復葉書による申込みのみを受け付けております。そして受け付けた葉書を専用の抽選システ
ムに入力し、併せてその月の出荷本数を設定すると。そして抽選を行い、当選の方には葉書で
通知して店頭での受取り又はその配送というような手法をとっております。なお、この場合の
抽選システムですが、これは地域別での当選確率の差異はないと。それからその月の出荷可能
本数により当選確率が変わります。そして、また、その抽選システムでは不当選の回数がカウ
ントされますので、その不当選の回数が多いほど当選者リストに載る確率が高くなる。そうい
う設定になっているようです。「すんくじら」の場合は出荷の際に店頭販売、直接杜氏の里に
来ていただいて、そこで買っていただくというような方法をとっております。
〇23番議員(井料健造)
事細かに説明していただきまして質問がしやすくなりましたけど、
以前、「一どん」の場合は、今の方法をとる前は、発売日にですねあそこに並んで、要するに
切れるまで一人何本でも買えるというような方法をとってまして、それは別にして、今、葉書
に よ る 抽 選 方 法 で 、 以 前 あ そ こ で 聴 い た 時 は 大 体 月 1万 枚 以 上 の 葉 書 の 応 募 、 応 募 っ て い い ま
すか、あると。「葉書の発売枚数もうちは南さつまではトップじゃないですか。」なんて言って、
あそこで葉書を売っておりますけど、ただですね、変な噂というのか、はびこってまして、実
際 あ そ こ の 係 の 方 も 言 う ん で す け ど 、 「 1年 間 連 続 し て 葉 書 を 出 さ な い と 当 た り ま せ ん よ 。 」 っ
ていうようなことをはっきり言うんですよね。そして以前は、私は確認したところでは、合併
前ですけど、地元とか、県外とか、地域をある程度分けて振り分けてから、それに応じて当選
本数決めるっていう方法をとってて、現在はそれがもうそういう地域別は設けてないというこ
とですけど、ただ、今言ったように、観光で来た人、あるいは何も知らずに来た。葉書を書い
た 人 が 、 「 1年 間 連 続 し て 出 さ な い と 当 た り ま せ ん よ 。 」 と 言 わ れ た ら 、 何 だ 、 そ し た ら 私 の 出
した葉書は何だったんだという非常にこうある意味では不愉快な印象といいますか、感じを持
つと思います。実際、これ民間企業にしても、これははっきり言って公的企業ですけど、そう
い う 噂 が で す ね 、 1年 間 連 続 し て 葉 書 を 出 さ な い と 当 た ら ん で す よ と い う よ う な の が 、 私 以 外
にも聴いた人はいると思うんですけど、まことしやかに伝わるような販売方法がとられている
とすればものすごい問題があるんじゃないかと。一種のこれは、とりようによっちゃ差別とい
いますか、人を馬鹿にしたような販売方法じゃないかなと思いますけど、生産本数が増えれば
当然当選者の数も増えるんですけど、これは企業としては私は慎みべき言動といいますか、だ
と思います。その辺はどう思いますか。
〇市長(川野信男)
どういうような販売方法でやるかということについては、これは会社の取
- 355 -
締役会の方で、これはもう会社経営として行うわけでございますので、これまでのいろんな経
緯 の 中 か ら や っ て き て い る と 、 こ う い う よ う な 状 況 で ご ざ い ま す 。 そ こ で 1年 間 申 込 み を し な
ければ、どういう表現をしたか分かりませんけれども、申込者と当選者の数の割合からします
と 大 体 十 五 、 六 倍 に 私 は な っ て 、 年 に よ っ て 違 い ま す 。 と い う こ と は 、 15回 、 16回 出 さ な け れ
ば 平 等 に と い う 意 味 で 当 選 を し な い と い う こ と に な る わ け で す ね 。 そ う し ま す と 、 い や 、 3回
でも当選するとおかしいじゃないかとか、いろんな意見はあると思いますが、これはもう絶対
量からしてそういうような数字にしかならないわけなんです。せっかく来たんだから、俺は特
別 1回 で も 買 え な い の と か 、 あ る い は 遠 方 か ら 来 た ん だ か ら 、 こ れ 特 別 に 云 々 と か 、 い ろ ん な
ことはあると思いますけれども、現実問題として当選者といわゆる申込者の数の割合というの
は十五、六倍確か、年によって若干違いますけれども、そういう状況の中で何が公平であるか
ということで販売方法を決めたのが今日の状況でございます。先ほど室長の方から答弁申し上
げ ま し た と お り 、 単 な る 抽 選 だ け で や り ま す と 、 も う 20回 で 、 30回 出 し て も 当 選 し な い と 、 こ
ういうようなことがあって、まさにそのことが不満になりますので、何回も出した方について
は、いわゆる単なる抽選というんじゃなくて、システムの中に織り込んで、その何回か申し込
みをしたということが若干加味されるようなそういうシステムにしてありますよと、こういう
こ と で ご ざ い ま す 。 3回 で 当 選 し た 人 が 、 仮 に そ う い う シ ス テ ム に や る と 20回 申 し 込 ん で も 通
らん人が当然出てこなければいけないわけでございますので、その辺は私はやっぱり何が公平
で、何がやはりあそこの公的な施設としてあるべきかということを検討した上での今日の状況
だ と 、 こ う い う ふ う に 思 っ て お り ま す 。 た だ 増 石 さ れ ま し て 20石 な り ま し た の で 、 若 干 そ の 辺
は緩和できるのではないかと思いますし、また、一方、これは株式会社ですから、果たしてそ
こまで踏み込めるかどうかということもありますが、やっぱりその地域振興ということを考え
た場合に観光客に対する対応を同じような対応でいいのかどうかということなども今後の取締
役会の中で、私は再三申し上げておりますけれども、少し検討はしていくと、こういうことに
なるかと思います。
〇23番議員(井料健造)
市長の答弁は分からんでもないです。要するにですね私が言いたい
の は 、 「 1年 連 続 し て 申 し 込 ま な い と 当 た り ま せ ん よ 。 」 と か 、 そ う い う こ と を 言 う 自 体 が お か
しいと。これは私も聴いた一人ですから、はっきり言います。それと抽選というのは、もう宝
くじもそうですけど、当たる人はしょっちゅう当たる人もいます。当たらんで当たり前、当たっ
て当たり前ですから、私は、市長が言うように、ある程度出せば当たるようなシステムに持っ
ていくこと、そういうのを公表すること自体もおかしいし、当たらん人は当たらんでいいんで
すよね、別に、はっきり言って、運のいい人は毎月でも当たるかもしれんですけど。ただそう
いう公的企業がですねそういうことを言うこと自体非常にこの問題があると思います。笑って
済まされる問題じゃないと思います。以上。
〇議長(石井博美)
ほかにありませんか。
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〇7番議員(有村義次)
1点 だ け 、 今 、 大 変 、 ミ ニ マ ム ア ク セ ス 米 で す か ね 、 で 、 三 笠 フ ー ズ
で す か ね 、 事 故 米 が 不 正 に 流 通 し て お り ま し て で す ね 、 県 内 で も 焼 酎 メ ー カ ー が 、 3社 で す か
ね、問題を起こしているわけですけども、この笠沙の杜氏のですね原料の安全性確認と言いま
すかね、についてはどのようにされているか伺います。
〇市長(川野信男)
酒造組合を通じましてそういう資材は確保しております。このことについ
ては国内の米であるということも確認されておりますし、今問題になっておるものについては、
一切これはもう関係はございませんので、そのように御安心いただきたいと思います。
〇議長(石井博美)
〇議長(石井博美)
こ れ よ り 休 憩 し ま す 。 再 開 を 午 後 1時 と し ま す 。
休憩
午前11時57分
再開
午後
1時00分
再開します。
〇15番議員(室屋正和)
私 は 11日 の で す ね 報 告 の 日 に で す ね 杜 氏 の 里 は 決 算 が 素 晴 ら し い 結
果だ ということ を申し上げ ました。そ れで今回、 再提出にな ったわけで すけれども 、私どはチ ェッ
クをする立場ですから、それも踏まえましてこういうことで訂正を、修正をさせるわけですけ
れども、まず市長にお聴きしますけれども、株主総会でですね承認された決算ということで今
回これが修正になるわけですけれども、この私どもが指摘した分がですね、市長は、当初株主
総会でもう承認された決算ということで、これに対して修正が出てきたわけですけど、これを
どのように思っているか。それをまずお聴きします。それとですね、この報告説明をずうっと
読んでいきますと、まず真ん中付近にですね、まず「この確定した決算を報告する。」と、こ
ういうふうになっております。ですから、修正を近いうちに税務署もするわけですけれども、
その修正をされた決算書ですね、それをまた後にですね次の議会辺りにまた提出するのか。さっ
き部長の話によれば、今回は会社法上がどうだ、こうだということで確定した決算でこれを提
出したと、こういうことになっておりますけれども、どうも私はですね腑に落ちないのがです
ね 、 20年 度 の 計 画 書 は 修 正 を さ れ た 計 画 書 が 出 て る わ け で す ね 。 そ う す る と 19年 度 の 決 算 は も
う修正を、臨時の取締役会もあったと、こういうことでもう承認を得ていると思うんですよね。
ですから、修正をされた貸借対照表関係、決算に関する書類がですね出されるべきじゃないか
と思うんですよね。だから、どうも私ちょっとその付近がですね、この会社法上の云々という
ことで確定した決算が出されると、こういうことですけど、取りあえず修正された決算書がま
た次の議会辺りに出されるのか。これをお聴きします。そうした場合にですね、修正後の参考
を見れば、参考紙に修正後の利益が出とるわけですけれども、そうした場合にですね修正後の
利益金の処分をですねお聴きします。修正前の利益金もお聴きしましたけれども、修正後の利
益金をお聴きします。そうしないとですね、修正後の貸借対照表、決算書でなければですね、
我々はですねどうもこの今の決算報告書をもらってもですね何もならんわけですね、決算の修
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正が出てくるわけですから。だから、そういうことで修正後の利益金の処分をお聴きします。
〇市長(川野信男)
19年 度 の 決 算 に つ い て は 確 定 い た し て お り ま す の で 、 手 続 上 こ れ は で き ま
せ ん と 、 こ う 言 っ と る わ け で ご ざ い ま す 。 し か し 、 そ れ を 修 正 す る 方 法 と い た し ま し て は 、 20
年度の、これは最終的な決算ということになりますが、その段階でしか手続的に補正をする方
法はございませんということを申し上げておるわけです。これはどこの会社でもそうだと思い
ますし、あるいは公共団体の場合でもそうでございます。決算認定がされましたら、それが間
違っておっても、そのことをば修正する方法はないわけです。ただそれに関連して翌年度のい
わゆる決算、そういうもので補正するという手続はありますけれども、手続上の話でございま
す。したがって、決算そのものについてはもう確定いたしておりますので、方法はございませ
んが、ただ申請の決算はどうなったかというのは、先ほど部長の方から案、こういうような数
字 の 違 い が あ り ま す と 。 そ れ に 伴 っ て そ の 後 の 手 続 と い た し ま し て は 、 20年 度 の 事 業 計 画 に つ
き ま し て は 、 こ れ は ま だ 20年 度 は 事 業 が 続 い て お り ま す か ら 、 そ の 中 で 、 事 業 計 画 の 中 で 補 正
を し 、 あ る い は 20年 度 の 決 算 の 中 で そ の 誤 っ た 分 が 補 正 さ れ る と 、 こ う い う ふ う に 理 解 を し て
いただきたいと思います。
〇新産業創造室長(峰元義人)
修正後の利益金の処分についてですが、参考資料として出して
あ り ま す こ の 貸 借 対 照 表 の 繰 越 利 益 剰 余 金 458万 8,869円 、 こ の 金 額 と 、 そ れ か ら 前 期 の 利 益
処 分 を し た 後 の 残 額 が 2万 6,696円 ご ざ い ま す 。 こ れ を 合 計 し た 額 か ら 今 期 の 利 益 金 の 処 分 に
つ い て は 行 う こ と に な り ま す 。 そ の 際 の 処 分 額 と し ま し て は 、 ま ず 配 当 、 3パ ー セ ン ト 配 当 と
い う こ と で 合 わ せ ま し て 210万 、 そ れ か ら 別 途 積 立 金 200万 、 そ れ か ら 利 益 準 備 金 25万 、 こ れ
ら を 差 し 引 い た 残 り の 額 に つ き ま し て は 平 成 20年 度 へ の 前 期 繰 越 利 益 金 と い う こ と で 来 期 の 決
算書の中で一括処理されるということになります。ちょっとお待ちください。大変すいません
でした。来期への繰越利益金は、先ほど申しました配当金、それから別途積立金、利益準備金
を 差 し 引 き ま し て 26万 5,838円 と な り ま す 、 26万 5,838円 。
〇15番議員(室屋正和)
先ほど、この報告の中にですね、真ん中付近に「まずこの確定した
決 算 を 報 告 い た し ま す 。 」 と 、 こ う 書 い て あ る わ け で す ね 。 で す か ら 、 さ っ き も 1回 目 の 質 問
で申しましたように、修正の報告がされて決算書が新しい決算書が出来上がったらさらに出す
のかと、こういうことも聴いたんですけれども、その付近は回答がないですから、再度お願い
し ま す け れ ど も 。 次 期 繰 越 利 益 金 で す ね 、 当 期 末 は 456万 2,173円 あ る わ け で す か ら 、 前 期 の
繰 越 し が 2万 6,696円 あ る わ け で す ね 。 そ れ で 当 期 末 の 処 分 利 益 は 458万 8,869円 と い う こ と
で す ね 。 そ れ で 株 主 の 配 当 210万 、 そ れ か ら 利 益 準 備 金 が 25万 で す か 、 そ れ か ら 別 途 積 立 金 が
200万 と い う こ と に な る わ け で す け れ ど も 、 非 常 に 杜 氏 の 里 と し て は い い 結 果 だ と 、 さ っ き も
申 し ま し た よ う な 結 果 に な り ま す 。 そ う し た 場 合 に で す ね 、 「 20年 度 へ の 次 期 繰 越 利 益 金 は 26
万 5,831円 」 と 申 し ま し た け れ ど も 、 要 す る に 今 回 修 正 で 7万 5,001円 で し た か ね 、 7万 5,001
円 あ っ た か ら 、 次 期 繰 越 利 益 金 は 23万 8,869円 じ ゃ な い ん で す か ね 。 ど う な ん で す か 。 私 は こ
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う い う 思 う ん で す け れ ど も 。 そ れ で さ っ き 市 長 も で す ね 20年 度 で 修 正 す る よ う な こ と を 言 い ま
したけれども、こういう違算があった場合は、税務上速やかにするようになっていると思うん
ですよね。それはもうもちろん当たり前のことですから、近いうちに、「もう臨時取締役会も
終わってこういうことで決定されている。」ということを書いてあります。そういうことで近
いうちに税務署には提出すると思うんですけれども、その新しい決算書が出来上がった時にで
すね、この真ん中の「確定した決算を報告いたします。」とあるから、これを読めばまた新し
いの決算書をば報告できるのかなあと、私はこう思うんですよね。それがあるか、ないかなと
いうことです。
〇市長(川野信男)
手 続 的 に 19年 の 決 算 書 を 変 え る 、 修 正 す る 。 こ う い う 手 続 が な い も ん で す
から、それはもうそういうことはあり得ない。ただその時に過誤の分があったものについては、
20年 度 の 段 階 で い わ ゆ る 税 と か 、 繰 越 金 と か 、 剰 余 金 と か 、 そ う い う も の が 違 っ て 参 り ま す の
で 、 20年 度 の 事 業 計 画 の 中 あ る い は 決 算 の 段 階 で 補 正 修 正 す る と 、 こ う い う 方 法 し か あ り ま せ
ん 。 し た が っ て 、 取 締 役 会 を 開 き ま し て 、 こ れ は 20年 度 の 分 に つ い て は 取 締 役 会 で 事 業 計 画 等
変更することはできますので、そうした取締役会の中で既に修正はいたしておりますと、こう
いうことを申し上げたわけでございます。あくまでも決算を変えることはできませんと、手続
上これはできません。こういうことでございます。例えば、市町村の決算でございましても、
決算認定が終わった後、あと間違いがあっても、それを遡って決算を変えるとか、そういうの
は手続上ないもんですから、申し上げたような状況でございます。
〇新産業創造室長(峰元義人)
先 ほ ど 室 屋 議 員 の 方 か ら 7万 5,001円 を 加 算 し た 上 で の 計 算 で
次 期 繰 越 金 が 数 字 が 出 て く る ん で は な い か と い う こ と で し た け れ ど も 、 こ の 錯 誤 部 分 の 7万
5,001円 と い う の は こ の 損 益 計 算 書 の 当 期 純 利 益 で ご ざ い ま し て 、 こ の 利 益 金 の 処 分 に つ き ま
しては、この貸借対照表の繰越利益剰余金、これとその前期の残りといいますか、前期この利
益金を処分した後の金額を足して、それから今期の配当金、別途積立金、利益準備金を支払っ
て 参 り ま す の で 、 そ れ を 差 し 引 い た 額 が 、 私 先 ほ ど 「 26万 5,838円 」 と 申 し ま し た が 、 再 度 計
算 し た と こ ろ 、 「 26万 5,565円 」 に な る よ う で す 。 訂 正 い た し ま す 。
〇15番議員(室屋正和)
どちらが正しいかちょっと私も腑に落ちませんけれども、それなり
にまた来年度決算が出てきた時ですねそういう次期繰越しがいくらあったというのは分かって
きますから、それは来年の楽しみにしておきたいと思っております。私もですね、市長が申さ
れますけれども、「もう決算を変えることは手続上できない。」と、こういうことを申します。
私もいろいろ聴いたり、調べたりしますとですね、税務上修正は速やかにせんないかんわけで
すね。そうした場合に手続を修正をして、そうしないとですねいろいろ、いろんな納税証明書
とか、そういうのを取るわけですね。その取る時にですね、もしですね赤字の決算をしたと、
赤字の決算をして、ああ、ちょっと違算があったからプラスにせんないかんという分が出てき
たと。そんでまた修正して黒字になったと、ということは税務署にちゃんとするわけですね。
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そうすると税務署にそういういろんな書類をくださいと言った時に、赤字のままは残ってない
と思うんですよね。やっぱいその修正してあるから、その修正をした黒字の決算の数値が出て
くると思うんですよね。そういうふうに私はなってきて、ちゃんと修正ができて新しい決算書
になると私は思うんですよね。ですから、市長が言われる「決算を変えることは手続上できな
い 。」、 そ れ は ち ょ っ と 私 も 余 り 腑 に 落 ち な い よ う な 気 が し ま す け れ ど も 、 そ れ は そ れ で も う 市
長の見解がそうであれば、それでいいし、私はちょっと腑に落ちないところがありますけれど
も、それはそれで置いといてですね。こういうことで私どもは今回、事業外収益、それから事
業外費用ですね、そういうのが手続上借受けのお金になっとったということで、当たり前の、
正規のですね、正規の処理をしてないということで、今回、変更が出てきたわけですけれども、
それは今後ですねそういう正しい処理をですねしていただくように、これはもう私の方からも、
要望でもございませんけど、当たり前のことですから、新しい当たり前の処理方法をしていた
だくようにお願いしておきます。終わります。
〇議長(石井博美)
ほかにありませんか。
〇14番議員(永山薩男)
預 り 金 の 状 態 に な っ た っ て 、 こ れ が ど う し て で す ね 、 こ の 60万 が ど
うしてこういう処理だったかというのを明確に説明がないんですよね、こういうこと。預り金
になったら貸借対照表の中の預り金でか出てこにゃいかんですよね、本当は。だから、税理士
は、ということは、伝票を毎日、職員は切ってるのかどうか。現金出納簿には、南さつま市が
60万 振 り 出 し た 時 、 60万 入 っ て い る の か 、 入 っ て な い の か 。 そ の 確 認 で す ね 。 そ れ と で す ね 、
決 算 の 資 料 に よ り ま す と い う と 杜 氏 の 里 納 入 金 と い う の が 50万 あ る ん で す け れ ど も 、 毎 年 変 動
するんですけども、この納入金の意味というのはさらさら分からないんですよね。どういった
いきさつでこういう、そしてこの決算書上はどこからこれ出ているものかどうかということで
すね。次にですね、午前中も出ましたけれども、文言の所で質問して参りますけれども、「潜
在的な品不足に対する消費者」、そういう表現が適当かなあと思うんですよね。生産が限定さ
れてるんですよね。ということは、自然にいくらでも採れる米や海産物と違いまして、あなた
は 100し か 造 れ な い ん で す よ と 限 定 さ れ て る と い う こ と を 認 識 さ れ て い る の か な と 私 は 思 う ん
ですよ。それを解消するためには需要者が必要とする分だけ供給しないというと、品不足とい
う表現は解消されないですよね、表現上、日本の国語上は。だから、どういう方法があるかと
いう、午前中もあったんですけれども、今、抽選にしているのをばですよ、「すみのくじら」
なんかと一緒で売出しにするとか、いろいろ条件が付いてるというのも今年初めて知りました。
卸屋に卸せない。あそこでしか小売りができないということですね。それからですね値段を上
げ る 方 法 も 一 つ は い い ん じ ゃ な い か と 私 は 思 う ん で す よ ね 、 は っ き り 言 っ て で す ね 。 今 2,500
円 ぐ ら い の の を 3,500円 ぐ ら い に す る と か で す ね 、 ま た 下 げ る 時 期 を 見 る と い う の も 必 要 で し ょ
うけど。この文章からいきますというと、下にも書いてあるんです。「消費者や来館者の潜在
的 な 品 」 、 こ の た め に は で す ね 3倍 ぐ ら い の 増 石 を し な い と い う と 私 は 不 可 能 だ と 思 う ん で す
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よね。そういうことが可能かと言うと、現在の国の行政法上はちょっと難しいんじゃないんで
すか。だから、あとは、私はまだ言えばですね、笠沙が、笠沙の人たちの需要には優先して応
じるべきだ。ということは、笠沙が、大体笠沙町が始めた仕事であって、最初は売れなかった
そ う で す よ 。 ほ と ん ど 株 主 が 犠 牲 に な っ て 買 っ た そ う で す 、 正 直 言 っ て 。 そ し て 1回 目 の 増 石
に な っ て か ら ゆ と り が 出 て き て 、 そ し て 今 、 3回 目 で す か ね 、 確 か 。 だ か ら 、 そ れ ぞ れ の い き
さ つ も 理 解 し ま す け れ ど も 、 市 長 も 言 わ れ ま し た が 、 20回 出 し て 、 事 実 20回 出 し て 1回 も 当 た
らない人もいるんです。だから、私は、「厳正な抽選」と言うけれども、厳正じゃないと思う
ん で す ね 。 厳 正 な 抽 選 な ら で す よ 3回 も 、 4回 も 続 け て 当 た っ た の が 当 た り 前 な ん で す よ ね 、
中に入れてガラガラポンとして引くんだったらですよ。しかし、コンピューターもですねセッ
トの仕方によってはその指定した番号を引き出す方法はあるんですよ。そこまでは申しません
けれども、それももうちょっとオープンに考えるべきじゃないかなと思うんですけど、そこま
でねえ市長に、社長に言ってくださいよとは言いません。しかし、社長がこういう文言でです
ね 20年 度 の 事 業 を 計 画 し ま し た よ と 言 っ た 時 は で す ね 、 少 な か ら ず と も 品 不 足 に 対 す る 不 満 の
解 消 を で す ね 30パ ー セ ン ト 、 40パ ー セ ン ト 努 め な い と い う と 、 こ う い う 表 現 は 出 て こ な い ん じ ゃ
ないかなと私は思うんですよね。そこいらはどう考えていらっしゃるのかということですね。
次にですね、杜氏の里自体は非常にいいということで余裕のある、余裕のあると言ったって、
そんなに余裕はないですけどね。全体的に笠沙恵比寿並びにいなほ館とあるわけですよね。だ
から、その連携ということに対する、市長の考えですよ、社長じゃないですよ。杜氏の里の社
長としてじゃなくて、市長としてですね、出資者ですから、持株の半分以上を持っておるわけ
ですから、はっきり言ってですね。そこの連結的な考え方というものに、いやあ、それは別々
だとおっしゃれば、それでも結構ですけども、しかし、関連性を持たして何とか助け合える方
法はないかなというような考え方はないものかどうか。以上。
〇市長(川野信男)
お答え申し上げます。預り金で処理をしとったことに関連する話でござい
ます。これは帳簿上は入っとるわけです。入っておるから預り金という格好で処理をいたして
おるわけです。ただ決算を作る段階で分類を錯誤があったと、こういうふうに理解をしていた
だきたいと思います。それから、経営、いろんな品不足に関連しての話でございますけれども、
確かに今の需要動向からいたしますと、これは品不足を解消するのをどこまでやれや解消する
かということでありますが、抽選の申込みがあった。その人たちに全部対応できるような状況
をつくるということは、これは不可能でありますけれども、これはこういうものに対しては時
代によって非常に、何といいましょうか、焼酎ブームがあった時は非常に売れる。あるいはそ
れがだんだん減るとか、いろんなこう変動があるわけです。そうした中で経営方針といたしま
しては、できるだけ消費者を引き付けるようなそういうような、利益を生むような戦略という
ものはこれからもとっていかなければならないということで、値段についても値上げもいたし
ました。ただこれも他のメーカーと比較いたしましてそんなに大きく価格の変動をするわけに
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いきませんので、これも株主総会あるいは取締役会で協議をした結果、値上げ、そういうこと
をしながら、しかも、また、これはこれからですけれども、商品にいたしましても、例えば、
500シ ー シ ー で す か 、 い わ ゆ る 一 升 瓶 じ ゃ な く て 、 小 さ い 物 を ば 造 る こ と に よ っ て た く さ ん の
人に対応できるようなそういうような戦略というものも一つ考えておるわけでございます。そ
れから、ここの焼酎、今非常に人気がございますので、これをどういうような戦略の下に地域
の活性化に関連付けてやる方法はないかどうか。これはもう当然これまでも考えてきておるわ
けでございます。ただ焼酎の場合は販売についてかなり厳しい条件があるもんですから、自由
にできないという面もありますけれども、先般の取締役会におきましても私は、やはりこの会
社をつくった意味というのは地域の活性化を図ると、こういうことが主な会社設立の趣旨だか
ら、例えば、いなほ館でありますとか、あるいは笠沙恵比寿でございますとか、こういうもの
とタイアップをしながら販売戦略等も考えていく必要があるんじゃないか。具体的なものにつ
いてはこれから、少しまだ、この増石が確定して、増石の結果によって焼酎の生産量が増えた
段階でそういうようなことの検討もしましょうということで取締役会でも協議をいたしておる
ところでございます。
〇新産業創造室長(峰元義人)
納入金、いわゆる指定管理料のことかと思いますが、これにつ
きましては市も振込みを確認しておりますし、杜氏の里の方も受け入れているというのは確認
しております。ただ今回どういう理由でこうなったかという部分ですが、通常は杜氏の里の焼
酎の製造部門に係る分につきましては税理士さんがきちんとされておりますけども、杜氏の里
公園の管理部門につきましては内部の方でその出し入れをしていたと。最終的にそれを合わせ
て決算書を作るわけですが、その際に項目を間違えて預り金の方に入れてしまったと。前回の
提出した時に室屋議員からの御指摘で基本的に漏れてたということで精査いたしましたところ、
やはりそれは委託金、受益金、そういう営業外損益の部分で出すべきであるということが判明
しまして、今回、修正申告をするということで損益計算書、それから貸借対照表は修正したわ
けです。今後はそういうことがないように、税理士の方にすべてを任せるようにということで
杜氏の里の方には指導してあります。以上です。納入金というのは、先ほど答弁いたしました
よ う に 、 指 定 管 理 料 、 杜 氏 の 里 公 園 に 関 す る 指 定 管 理 料 、 19年 度 に つ き ま し て は 。 決 算 書 に 出
てくる納入金の件だと思いますが、決算書に関して納入金と入ってくるものにつきましては、
杜氏の里の利益が上がった場合に、これまでの慣習として寄附的な性格でですね杜氏の里から
市に納入していただいていたというものです。少々時間をいただきたいと思います。
〇14番議員(永山薩男)
置いときます。それを答弁してください。次にいきますけれども、
ずうっと関連しますけれども、いわゆる「預り金で預かっとったのが落ちとったんです。漏れ
とったんです。」と、それが、だから、出納簿はなかったんですか。伝票が切られとったんで
す か と 言 っ て る ん で す よ 。 出 納 簿 の 中 に 何 月 何 日 南 さ つ ま 市 よ り 指 定 管 理 者 料 60万 と い う の が
あれば、税理士は、何ですか、全部は見ないんですか。ただ製造原価の税理だけするんですか。
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一般管理もしないはずはないはずですよ。だから、税理士がおってですね出納簿が、出納簿と
収 入 ・ 支 出 伝 票 を 見 な い 税 理 士 と い う の は 下 の 下 だ と 思 う ん で す よ 、 は っ き り 言 っ て 、 1か 月
に 1回 行 く し か 知 ら な い け れ ど で す ね 。 半 年 に 1回 で も 税 理 士 は 見 ま す 。 だ か ら 、 そ れ を 聴 い
ているんですよ。出納簿に本当に入っとったんですか、南さつま市から振り出された日にとい
うことなんですよ。それと次いきますけれどもね、雑給、これも事務屋なんですけどね、雑給
が 341 万 、 こ れ ど う い っ た 支 払 い に な っ て い る の か 。 同 じ く 製 造 原 価 の 方 の 雑 給 と い う の が
432万 、 で き れ ば 明 細 が 欲 し い で す け ど 、 お そ ら く そ う い う 所 は 概 略 し か 説 明 が で き な い だ ろ
う と 思 い ま す 。 そ れ と で す ね 、 受 託 管 理 料 、 委 託 管 理 料 の 扱 い 方 な ん で す け れ ど も 、 60万 で し
て 、 2万 8,571円 は 預 り 消 費 税 で 、 結 局 今 度 は 貸 借 対 照 表 の 方 の 未 払 消 費 税 等 の 所 に 入 っ て い
くんだろうと思うんですが、いなほ館は全部計上されるんですよね、指定管理者料で。こちら
の 方 か ら 見 れ ば で す ね 60万 で 処 理 す べ き じ ゃ な い 。 税 理 士 が 違 う 、 両 方 と も 違 う 税 理 士 だ か ら 、
そういう処理をしたということかも、よっぽど高度な事務員の方だろうと思うんですけれども。
今 度 は で す ね 委 託 料 で 47万 5,000円 、 大 体 50万 で 出 る ん で す け れ ど も 、 こ れ ど こ に 委 託 す る の
かですね。しますというとですね、大体ここで、ここの消費税部分、だから、委託先の消費税
部 分 ま で は 言 い ま せ ん け れ ど も 、 正 式 に は 2万 5,000円 ぐ ら い か な 。 何 で こ う い う こ と を 言 う
か と い う と で す ね 、 い な ほ 館 の 二 千 何 百 万 と い う の は 消 費 税 100万 超 え る ん で す よ ね 。 赤 字 で
あ っ て も 3,000万 以 上 の 売 上 げ を す る 時 は 消 費 税 を 払 わ な け り ゃ な ら な い と い う 法 律 が あ っ て 、
そういう消費税をいなほ館は計上して本当に払っているのかなあという気がするんですよ。だ
から、こう整合性がないな。どうも、市長としてですよ、市側として、指定管理者料を払う側
として私はちょっと整合性に欠けるんじゃないかなという気がするんですよね。いなほ館は丸々
出 て き ま す 、 指 定 管 理 者 料 と 、 2,300、 2,500万 と か で す か 。 こ こ の 場 合 は 出 て こ な か っ た わ け
ですよ。しかも指定管理じゃなくて、公園管理受託料、これは会社の方だから勝手だから、お
たくは指定管理者料でくれるでしょうけど、私はこれで受けますよということでこうなったん
で し ょ う 。 そ れ は そ れ で 理 解 し ま す よ 。 だ か ら 、 こ の 時 点 で 約 10万 儲 か る よ う に な っ て る ん で
すよね、杜氏の里が、消費税込みでですよ。だから、どうしてこういう消費税の決め方もあり
得 る の か な あ と 。 だ か ら 、 市 長 と し て は そ こ を 考 え り ゃ 、 そ ん な ら 来 年 は 55万 で い い な あ と い
うのが当たり前なんですね、前年度もそうなんですけども。だから、これ委託先はどこなのか。
どういう処理をなされているのか。
〇市長(川野信男)
出納簿の関係ですけれども、先ほど申し上げましたとおり、預り金として
処理しとるわけですから、出納簿にも当然入ってきておる。それを全部監査がチェックをした
上で決算をいたしておるわけでございます。ただ申し上げておりますのは分類を誤ったと、こ
ういうようなことで今回の修正ということになったわけでございます。それから、ここの場合
の指定管理料でございますけれども、ここは経営的にいわゆる配当までするような状況でござ
いますので、指定管理料という形で市の方から管理料を払っておりませんが、ただ公園の分に
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つきましては、あそこの下にある公園の管理を、いわゆる直接的な業務ではありませんけれど
も、同じような敷地内にございますので、公園管理をしてほしいということで委託料を計上し、
お願いをしておる。それをどのような形で管理をするかということは、会社の中で自らそうい
うことはできる部分もありましょうし、あるいは第三者にさらに委託をする。ただ草刈りをす
るとか、いろいろありますから、そういうものは第三者にまたさらに委託をすると、こういう
ような経緯になるわけでございます。個々には、例えば、草刈りもありましょうし、あるいは
清 掃 を す る 場 合 も あ り ま し ょ う し 、 内 容 的 に は あ そ こ の 公 園 を 管 理 す る の に 1年 間 50万 で ど う
だということで指定管理料としての市としては算定をいたしたと、こういうふうに御理解をい
ただきたいと思います。
〇新産業創造室長(峰元義人)
先ほどの納入金の件ですが、納入金につきましては、この販売
費 及 び 一 般 管 理 費 の 、 ペ ー ジ で い き ま す と 報 告 22 で す が 、 こ れ の こ の 負 担 金 の 所 、 こ の 64 万
1,700円 の う ち か ら 市 の 方 に 納 入 金 と し て 出 て お り ま す 。 は い 、 は い 、 報 告 22で す ね 。 販 売 費
及 び 一 般 管 理 費 の こ の 下 か ら 合 計 が あ り ま し て 、 4行 目 の 負 担 金 、 こ こ の 中 に 納 入 金 の 額 は 入 っ
ております。それから、この雑給ですが、雑給は、主にパートさん方への給料、賃金が雑給と
い う 項 目 で 上 が っ て き て お り ま す 。 こ れ は 5名 、 イ モ む き と か 、 そ れ か ら 瓶 詰 め 、 ラ ベ ル 貼 り 、
そ う い っ た 作 業 に 従 事 し て い た だ く 方 を 5名 雇 用 し て お り ま す の で 、 そ の 方 々 に 係 る 雑 給 と い
うか、賃金になっております。杜氏の里の公園の草刈りとか、清掃等の委託先につきましては、
シルバー人材センターであったりとか、それから、また、個人の方ですね、近隣の、そういっ
た方々にお願いしております。
〇市長(川野信男)
これは決算分類の仕方については、若干その税理士さんと会計士さんとか、
あるいはこれまでのいろんな経緯の中にもありますので、どこの会社も同じような分類をして
おるというわけではないわけでございます。それぞれ会社が主体的に経理分類をするわけでご
ざいますので、今、いなほ館とか、その他の三セクと同じような分類をしておるというわけで
はございませんし、また、そこまで、今、合併したばっかりでございますので、そこまで対応
しておる状況ではございません。
〇新産業創造室長(峰元義人)
大 変 失 礼 い た し ま し た 。 こ の 雑 給 に つ き ま し て は 、 こ の 報 告 22
ページの部分と、それから製造原価報告書、両方出てきているわけですが、この製造原価報告
書というのは、製造、詰口部門の季節的に雇用しておりますそのパートさん方です。それから、
通年といいますか、販売管理部門を含めてですねそういうパートさん方も雇っておりますので、
そ こ で こ の 報 告 22ペ ー ジ と 23ペ ー ジ の 方 は 分 か れ て お り ま す 。
〇14番議員(永山薩男)
本当は立ちたくないんですよ。ということは、分類で漏れとったと
い う 。 何 で 、 分 類 で 漏 れ る わ け は な い ん で す よ 。 出 納 簿 を チ ェ ッ ク す れ ば 60万 の 金 が 入 っ て な
いというのは誰だって分かる。それが分からん税理士は免許を返納しなさいと言いなさいよ。
ね え 。 そ の 60万 が 出 納 簿 に 入 っ と っ て 、 伝 票 に 切 り 替 え て 、 ね え 、 決 算 の 時 に 拾 う 時 に 漏 れ る
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わけがないんですよ。どうして漏れますか。そうしないというと複式簿記は合わないんですよ。
出納簿の残高と各伝票の残高は合わないんですよ。合わせてきてるんですから、明らかに間違っ
てるんですよ、どっかで。なぜそれを言わないのかと言っているの、質問者は。質問者は一生
懸命勉強して言ってるんだから、ねえ、出納簿に則ってちゃんと分類しとったんだったら、分
類で漏れたって、出納簿の残高と科目の残高は絶対合わないんです。合わなければ貸借対照表
は出来上がりません。だから、漏れとったというのはないんですよ。完全にミスっとったんで
すよ。なぜそういう謝りがないんだろうかと言うんですよ。市長じゃないよ。社長から市長、
誠 に 申 し 訳 あ り ま せ ん で し た 。 60万 に つ い て は こ う こ う い う ミ ス で し た と い う の が あ っ て し か
るべきでしょうと言うんですよ。市長は一生懸命「分類して漏れとったんです。分類して漏れ
とる。」、漏れてるというのはないんですよ。漏れてるというんだったら、完全に最初から載っ
て な い の が 漏 れ て る 。 ね え 。 で な け れ ば 、 出 納 簿 で 受 け た と い う ん だ っ た ら 、 税 理 士 は 60万 を
見てるんですから、ねえ、冷静に、素直に質問している間に、あなた方は冷静に答弁しないか
ら き れ て 上 が っ て く る ん で す 、 調 子 は 。 出 納 簿 で 60万 が 上 が れ ば 、 ね え 、 受 託 料 の 57万 1,000
円 と 仮 受 消 費 税 の 28万 の 伝 票 が 切 ら れ た は ず で す か ら 、 そ の 伝 票 は 、 ね え 、 ミ ス っ と っ た と な
れば絶対貸借対照表は合いませんよ。合うわけがないんですから、どんな気違いを連れてきて
も合いません。合わないようになってるのが複式簿記の貸借対照表なんですからね。だから、
そういうふうに分類で漏れとったんですと。出納簿に載っとったものは絶対分類しても漏れま
せ ん 、 そ の 伝 票 を 落 と し て な け り ゃ 。 落 と し と っ た 場 合 は 、 今 度 は 60万 が ど う し て も 合 い ま せ
んから、一生懸命何だろうかと探すんです。探して、ああ、これは受託料と仮受消費税だとい
うのが分かるんです。そして決算書はできるんですよ。それが分からないようだったらなあ、
みんなもうちょっと勉強をしなさいよ、はっきり言って。それから、指定管理者料の問題にし
ても、合併してからここは指定管理者は始まったんですよ、大半が、はっきり申しまして。ね
え。だから、それなんだから統一して、行政側として指定管理者料を統一して、指定管理者料
は指定管理者料で受けてくださいよということを言うべきだということを言うんですよ。そし
てそこで、内部で仮受消費税と指定管理者料に分けるのは結構でしょう。しかし、決算書上は
そういうふうでないと、いなほ館はそんまま出ていますよ、仮受け、いわゆる指定管理者料。
だから、本当に仮受消費税で百何十万上げてるかなあと思うんですよ。それで国税局に今度は
決算の時払っているかなあと。そこまでは我々は、議会の議決か、市長からでないと、監査委
員も監査はできません。ねえ。だから、統一すべきじゃないんですかということを言っただけ
であって、何もそれぞれのやり方、それぞれのやり方は関係ないんです、そこの会社は。市側
が出すんだから、出した金を素直に受け取ってくれませんかということだけの問題ですがね。
でなけりゃ受け取っとる所がほとんどなんだから、ここだけだがね、こういう分け方をしてい
るのは。答弁せえと言ったったねえ、横しまな答弁しか出てこないんだから、しっかり勉強し
てください。終わります。
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〇議長(石井博美)
ほかにありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
質 疑 を 終 わ り ま す 。 報 告 第 17号 及 び 報 告 第 18号 に つ い て は 以 上 で 終 わ り ま
す。
△
日 程 第 29
公共下水道特別委員会の設置、付託、閉会中の継続調査及び委員の選任
について
〇議長(石井博美)
次 は 、 日 程 第 29、 公 共 下 水 道 特 別 委 員 会 の 設 置 、 付 託 、 閉 会 中 の 継 続 調 査
及 び 委 員 の 選 任 に つ い て を 議 題 と い た し ま す 。 本 件 は 去 る 9月 12日 の 全 員 協 議 会 に お い て 協 議
していただいたものであります。お諮りいたします。本特別委員会については、加世田市街地
の水害対策及び汚水対策に関する公共下水道計画の内容や処理方式及び終末処理場等の計画に
つ い て 調 査 研 究 す る こ と を 目 的 と し て 、 26人 の 委 員 を も っ て 構 成 す る 公 共 下 水 道 特 別 委 員 会 を
設置し、これに付託の上、閉会中の継続調査とすることにしたいと思いますが、御異議ありま
せんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
御 異 議 な し と 認 め ま す 。 し た が っ て 、 本 件 に つ い て は 、 26人 の 委 員 を も っ
て構成する公共下水道特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続調査とすることに
決定しました。次に、委員の選任についてお諮りします。ただ今設置されました公共下水道特
別 委 員 会 の 委 員 に 、 南 さ つ ま 市 議 会 委 員 会 条 例 第 7条 第 1項 の 規 定 に よ り 、 議 長 を 除 く 全 議 員
26人 を 指 名 し た い と 思 い ま す が 、 御 異 議 あ り ま せ ん か 。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
御異議なしと認めます。したがって、ただ今指名しました議長を除く全議
員 26人 の 議 員 を 公 共 下 水 道 特 別 委 員 会 の 委 員 に 選 任 す る こ と に 決 定 し ま し た 。
ここで暫時休憩し、公共下水道特別委員会の正・副委員長互選のため、第一委員会室で特別
委員会を開いていただきたいと思います。休憩いたします。
〇議長(石井博美)
休憩
午後
1時48分
再開
午後
2時03分
再開いたします。
公共下水道特別委員会の正・副委員長互選の結果を報告いたします。委員長に髙倉正文議員、
副委員長に諏訪昌一議員がそれぞれ互選されました。以上で報告を終わります。
△
〇議長(石井博美)
日 程 第 30
議員派遣について
次 は 、 日 程 第 30、 議 員 派 遣 に つ い て を 議 題 と い た し ま す 。 お 諮 り い た し ま
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す。お手元に配付の議員派遣一覧表のとおり、議員を派遣したいと思いますが、御異議ありま
せんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
御異議なしと認めます。したがって、議員派遣一覧表のとおり、議員を派
遣することに決定しました。
△
〇議長(石井博美)
日 程 第 31
閉会中の継続審査について
次 は 、 日 程 第 31、 閉 会 中 の 継 続 審 査 に つ い て を 議 題 と い た し ま す 。 お 手 元
に配付の申出書のとおり、産業建設委員長及び予決算特別委員長から閉会中の継続審査の申出
が あ り ま す 。 お 諮 り い た し ま す 。 2委 員 長 か ら の 申 出 の と お り 、 閉 会 中 の 継 続 審 査 と す る こ と
に御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
御異議なしと認めます。したがって、委員長からの申出のとおり、閉会中
の継続審査とすることに決定しました。
△
〇議長(石井博美)
日 程 第 32
閉会中の継続調査について
次 は 、 日 程 第 32、 閉 会 中 の 継 続 調 査 に つ い て を 議 題 と い た し ま す 。 お 手 元
に配付の申出書のとおり、文教厚生委員長及び産業建設委員長から閉会中の継続調査の申出が
あ り ま す 。 お 諮 り い た し ま す 。 2委 員 長 か ら の 申 出 の と お り 、 閉 会 中 の 継 続 調 査 と す る こ と に
御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
〇議長(石井博美)
御異議なしと認めます。したがって、委員長からの申出のとおり、閉会中
の継続調査とすることに決定しました。
以上で本定例会に付議されました案件はすべて議了いたしました。
こ れ を も ち ま し て 平 成 20年 第 4回 南 さ つ ま 市 議 会 定 例 会 を 閉 会 い た し ま す 。
閉
会
午後
2時05分
- 367 -
地 方 自 治 法 第 123条 第 2項 の 規 定 に よ り 、 こ こ に 署 名 す る 。
南さつま市議会議長
石
井
博
美
南さつま市議会議員
有
村
義
次
南さつま市議会議員
山
下
美
岳
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