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平成 28 年度 横浜市放課後キッズクラブ法人募集説明会

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平成 28 年度 横浜市放課後キッズクラブ法人募集説明会
平成 28 年度
横浜市放課後キッズクラブ法人募集説明会
日時:平成 28 年 5 月 26 日(木)10:00~11:30
場所:横浜市健康福祉センター4階
次
1
放課後キッズクラブの概要
2
運営・補助金について
3
募集について
4
質疑
ホール
第
【事務担当】横浜市こども青少年局放課後児童育成課
TEL:045-671-4152
FAX:045-663-1926
E-Mail:[email protected]
■ 配付資料一覧
1 放課後キッズクラブ事業概要 · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · P.1
2 横浜市放課後キッズクラブ 開設年度別一覧 · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · P.2
3 横浜市放課後キッズクラブ運営法人募集要項 · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · P.4
4 放課後キッズクラブ運営法人選定に係る応募申請書記入にあたっての視点及び考え方 · · P.30
説明資料
1 放課後キッズクラブの概要
2 放課後キッズクラブの運営・補助金について、募集について
別冊資料
1 平成 28 年度放課後キッズクラブ事業運営マニュアル(抜粋)
2 横浜市放課後キッズクラブ事業実施要綱 · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · P.資 1
3 横浜市放課後キッズクラブ事業費補助金交付要綱 · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · P.資 8
4 「放課後児童クラブ運営指針」の策定について(平成 27 年 3 月 31 日雇児発 0331 第 34 号) · P.資 18
5 横浜市放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例 · · · · P.資 38
6 横浜市放課後児童健全育成事業の届出等に関する要綱 · · · · · · · · · · · · · · · · · · P.資 45
7 平成 27 年 4 月1日以降の放課後児童健全育成事業の実施に係る留意点について · · · · P.資 53
8 現場見学会のご案内
放課後キッズクラブ事業概要
1 目的
すべての子どもたちを対象にして、小学校施設等を活用し、
「遊びの場」と「生活の場」を兼ね備えた
安全で快適な放課後の居場所を提供します。
2 対象児童
(1)「遊びの場」
(午後5時まで利用可)
【利用区分1】原則として当該実施校に通学する1~6年生で利用を希望する児童
(2)「生活の場」
(午後7時まで利用可)
【利用区分2】原則として当該実施校に通学する1~6年生で利用を希望する児童であり、かつ「留守
家庭児童」※であること
※「留守家庭児童」
:①保護者が労働等により、放課後に児童が帰宅する時間帯に家庭にいないこと
②保護者が健康上の理由等により、昼間家庭にいても児童の健全育成ができる
状態にないこと
3 開所日及び開所時間
・月曜日~金曜日
授業終了後~午後7時
・土曜日、学校休業日・長期休業日 午前8時 30 分~午後7時
*原則として、日曜日、国民の祝日、年末年始(12/29~1/3)を除き毎日開所
*午後5時までは全児童、午後5時以降は主に留守家庭児童を対象に事業を実施
4 運営主体
青少年の育成や子育て支援などの分野で活動している法人が運営します。
※学校・地域・保護者代表等からなる「法人選定検討会」の意見をもとに区長が決定。
5 職員
常勤の「主任」と、主任のサポートを行う「副主任」の2名に加え、利用する児童数等に応じて「非常
勤職員」を配置します。
6 利用料等
(1) 利用料 【利用区分1】無料
※午後5時以降の一時利用:1回 800 円(利用区分2の利用児童が定員を下回る場合のみ
利用可能)
【利用区分2】月額 5,000 円
※市民税所得割非課税世帯及び生活保護受給世帯は月額 2,500 円
(2) 傷害見舞金制度負担金 児童1人につき年額 500 円(利用登録児童全員)
(3) おやつ代等 実費相当額
7 平成 28 年度予算額
3,393,662 千円(前年度 2,243,720 千円 差引 1,149,941 千円増)
、新規開設予定 46 か所
※既設 157 か所(通年)
8 実績(平成 27 年度実績)
(1) 実施か所数:110 か所
(2) 登録児童数:32,332 人
(3) 登 録 率:55.8%(1~3年生:79.8%、4~6年生:29.2%)
1
横浜市放課後キッズクラブ 区別一覧(平成28年4月1日時点)
区名 実施小学校
寺尾
市場
上末吉
下末吉
上寺尾
大口台
中丸
浦島
幸ケ谷
西寺尾第二
西寺尾
池上
斎藤分
羽沢
菅田
神橋
宮谷
戸部
浅間台
西前
本町
本牧南
立野
本牧
山元
間門
太田
大岡
石川
日枝
南太田
永田
蒔田
南
六つ川
港南台第三
下野庭
開設
年月
H17.9
H19.9
鶴
H28.3
見
H28.3
H28.3
H17.9
H18.9
H19.9
H23.3
H25.3
神
奈
H27.4
川
H28.3
H28.3
H28.3
H28.3
H28.4
H17.9
H18.9
西
H19.3
H28.4
H17.9
H18.9
H19.9
中
H27.3
H28.3
H28.3
H16.9
H18.9
H19.3
H20.1
南
H21.3
H27.3
H27.3
H27.3
H28.4
H16.9
H19.9
野庭すずかけ H21.3
桜岡
H21.3
丸山台
H23.4
港
港南台第一 H23.8
南
日野
H23.11
日野南
H27.3
芹が谷南
H28.3
日下
H28.4
南台
H28.4
藤塚
H17.9
権太坂
H20.9
上菅田
H21.3
帷子
H21.9
保
土
星川
H22.3
ケ
富士見台 H22.12
谷
坂本
H23.2
新井
H24.3
初音が丘
運営主体
(公財)よこはまユース
(株)明日葉
NPO法人 Woodcraft
NPO法人 こらぼネット・かながわ
(公財)よこはまユース
NPO法人 夢・とんぼ
NPO法人 ゆう・青空
(公財)よこはまユース
葉隠勇進(株)
NPO法人 西寺尾はまっ子の会
NPO法人 西寺尾はまっ子の会
(株)理究
NPO法人 こらぼネット・かながわ
(株)理究
(株)理究
NPO法人 かみはし・はまっ子の会
(公財)よこはまユース
NPO法人 Woodcraft
NPO法人 シャーロックホームズ
NPO法人 はまっ子クラブ西前
(公財)よこはまユース
(公財)横浜YMCA
NPO法人 Woodcraft
NPO法人 シャーロックホームズ
(株)理究
NPO法人 Woodcraft
(公財)よこはまユース
NPO法人 わんぱくクラブ
(公財)横浜YMCA
NPO法人 教育支援協会
NPO法人 シャーロックホームズ
(公財)よこはまユース
(株)パソナフォスター
(公財)よこはまユース
NPO法人 六つ川キッズ
(公財)よこはまユース
NPO法人 Woodcraft
NPO法人 Woodcraft
(株)明日葉
葉隠勇進(株)
(株)明日葉
(株)明日葉
NPO法人 日野南キッズクラブ
NPO法人 こらぼネット・かながわ
NPO法人 はまっ子クラブ日下
NPO法人 ささげクラブ
NPO法人 保土ケ谷キッズサポート協会
NPO法人 権太坂キッズサポート
NPO法人 シャーロックホームズ
(学)初音丘学園
(福)あおい会
NPO法人 ラーニング・スペース・サトー
(学)国際学園
(福)長幼会
NPO法人 みんな集まれいきい
H26.4
きはまっ子・初音が丘
区名 実施小学校
選定種別
公募
公募
公募
公募
公募
地域
地域
公募
公募
地域
公募※
公募
公募
公募
公募
地域
公募
公募
公募
地域
公募
公募
公募
公募
公募
公募
公募
地域
公募
公募
公募
公募
公募
公募
地域
公募
公募
公募
公募
公募
公募
公募
地域
公募
地域
地域
地域
地域
公募
公募
公募
地域
公募
公募
旭
磯
子
金
沢
港
北
緑
開設
年月
運営主体
選定種別
笹野台
H16.9
(公財)よこはまユース
公募
今宿
H19.9
NPO法人 Woodcraft
公募
中沢
H19.9
NPO法人 Woodcraft
公募
都岡
H27.3
NPO法人 ハマのトウダイ
地域
白根
H28.3
(株)理究
公募
上川井
H28.3
(株)明日香
公募
上白根
H28.3
NPO法人 Woodcraft
公募
中尾
H28.3
NPO法人 Woodcraft
公募
岡村
H17.9
(公財)よこはまユース
公募
山王台
H20.9
NPO法人 教育支援協会
公募
滝頭
H25.10
(株)明日葉
公募
屏風浦
H26.4 NPO法人 屏風ケ浦はまっ子クラブ 地域
洋光台第一 H28.3
NPO法人 Woodcraft
公募
杉田
H28.4
NPO法人 プラムガーデン
地域
能見台
H16.9
(公財)よこはまユース
公募
並木第四
H19.9
NPO法人 Woodcraft
公募
瀬ヶ崎
H20.9
(公財)よこはまユース
公募
並木中央
H21.3
(福)黎明会
公募
並木第一
H22.3 NPO法人 並一はまっ子クラブ 地域
西富岡
H27.3
(株)スマイル保育園
公募
朝比奈
H28.3
(株)理究
公募
六浦南
H28.3
(株)理究
公募
小田
H28.4 NPO法人 小田はまっ子キッズクラブ 地域
日吉南
H17.9
(公財)よこはまユース
公募
矢上
H19.9
(学)国際学園
公募
駒林
H19.9
(学)国際学園
公募
菊名
H21.3
(公財)横浜YMCA
公募
新吉田第二 H22.3
NPO法人 教育支援協会
公募
日吉台
H23.11
NPO法人 ゆう・青空
公募※
太尾
H28.3 NPO法人 太尾放課後ステーション 地域
新羽
H28.4 NPO法人 ソーシャルキッズラボ 地域
長津田
H16.9
(公財)よこはまユース
公募
山下みどり台 H19.9
(学)国際学園
公募
森の台
H20.3
NPO法人 Woodcraft
公募
中山
H21.3
NPO法人 教育支援協会
公募
十日市場
H27.4
(公財)よこはまユース
公募
新治
H28.3
長谷川キッズライフ(株)
公募
東本郷
H28.3
(株)理究
公募
いぶき野
H28.3
葉隠勇進(株)
公募
○選定種別
公募:公募で選定された法人が運営
地域:(公募を行わず)地域で立ち上げたNPO法人が運営
公募※:公募で選定された「他の学区の地域立上型NPO法人」
が運営
は開設以降、運営法人が変更したか所
地域
2
横浜市放課後キッズクラブ 区別一覧(平成28年4月1日時点)
区名 実施小学校
青
葉
都
筑
戸
塚
栄
開設
年月
運営主体
区名 実施小学校
選定種別
すすき野
H17.9
(公財)よこはまユース
公募
つつじが丘 H19.3
NPO法人 教育支援協会
公募
黒須田
H20.3
NPO法人 Woodcraft
公募
もえぎ野
H20.9
(学)国際学園
公募
谷本
H21.3
(学)国際学園
公募
藤が丘
H23.2
(学)国際学園
公募
奈良
H27.3 NPO法人 ワーカーズコープ
公募
新石川
H27.4 NPO法人 新石川キッズサポート 地域
田奈
H23.11 NPO法人 田奈コミュニティサポート 地域
恩田
H24.3
NPO法人 Woodcraft
公募
榎が丘
H24.4 NPO法人 あおばっ子クラブ
地域
さつきが丘 H24.4 NPO法人 あおばっ子クラブ
地域
嶮山
H25.3 NPO法人 嶮山キッズクラブ
地域
美しが丘西 H25.4
NPO法人 Woodcraft
公募
元石川
H25.10 NPO法人 はまっ子・元石川
地域
鴨志田第一 H28.3
(株)スマイルクルー
公募
鉄
H28.4 NPO法人 くろがね子ども地域ネットワーク 地域
美しが丘
H28.4 NPO法人 美しが丘放課後キッズクラブ 地域
折本
H16.9
(公財)よこはまユース
公募
荏田東第一 H18.9
NPO法人 Woodcraft
公募
都田
H20.1
NPO法人 Woodcraft
公募
茅ケ崎
H21.3
NPO法人 教育支援協会
公募
中川西
H22.3
NPO法人 ゆう・青空
公募※
すみれが丘 H28.3
NPO法人 Woodcraft
公募
荏田
H28.3 NPO法人 西寺尾はまっ子の会 公募※
茅ケ崎東
H28.3
(株)理究
公募
荏田南
H28.4 NPO法人 荏田南はまっ子ランド 地域
北山田
H28.4 NPO法人 オーシャンキッズ
地域
川上
H25.3
NPO法人 教育支援協会
公募
鳥が丘
H26.4
(株)サクセスアカデミー
公募
品濃
H27.3
(学)岩崎学園
公募
上矢部
H27.3
(公財)よこはまユース
公募
東俣野
H27.3
(株)理究
公募
秋葉
H16.9
(公財)よこはまユース
公募
名瀬
H18.9
(公財)よこはまユース
公募
矢部
H18.9
(公財)横浜YMCA
公募
東戸塚
H21.3
(公財)横浜YMCA
公募
汲沢
H21.3
(株)サクセスアカデミー
公募
深谷
H28.3
(株)理究
公募
倉田
H28.3
(株)理究
公募
桜井
H17.9
(公財)よこはまユース
公募
小菅ヶ谷
H19.9
NPO法人 Woodcraft
公募
庄戸
H19.9
NPO法人 Woodcraft
公募
笠間
H24.10
(株)明日葉
公募
飯島
H27.3
(公財)よこはまユース
公募
千秀
H28.3
(株)理究
公募
公田
H28.3
(株)スマイルクルー
公募
小山台
H28.3
(株)スマイルクルー
公募
泉
瀬
谷
いずみ野
新橋
上飯田
西が岡
葛野
緑園東
和泉
岡津
下和泉
南瀬谷
阿久和
原
瀬谷さくら
二つ橋
上瀬谷
開設
年月
運営主体
選定種別
H16.9
(福)はとの会
H18.4
(福)はとの会
H19.9
(公財)横浜YMCA
H20.9
(公財)横浜YMCA
H27.4 NPO法人 青少年育成サポート・チーム葛野
H27.4 NPO法人 緑園東はまっこスクール
H28.3
(公財)よこはまユース
H28.4
NPO法人 風の子くらぶ
H28.4 NPO法人 下和泉キッズクラブ
H16.9
(公財)よこはまユース
H19.3
NPO法人 さくらんぼ
H19.9
(学)国際学園
H27.3
(公財)よこはまユース
H28.3
(株)理究
NPO法人
上瀬谷はまっ子クラブ
H28.4
公募
公募
公募
公募
地域
地域
公募
地域
地域
公募
公募
公募
公募
公募
地域
○選定種別
公募:公募で選定された法人が運営
地域:(公募を行わず)地域で立ち上げたNPO法人が運営
公募※:公募で選定された「他の学区の地域立上型NPO法人」
が運営
は開設以降、運営法人が変更したか所
【参考】公募型運営法人 一覧(24法人)
法人種別
公益財団
法人
株式会社
学校法人
社会福祉
法人
NPO
3
法 人 名
(公財)よこはまユース
(公財)横浜YMCA
(株)理究
(株)明日葉
葉隠勇進(株)
(株)スマイルクルー
(株)サクセスアカデミー
(株)パソナフォスター
(株)スマイル保育園
(株)明日香
長谷川キッズライフ(株)
(学)国際学園
(学)初音丘学園
(学)岩崎学園
(福)はとの会
(福)黎明会
(福)あおい会
(福)長幼会
NPO法人 Woodcraft
NPO法人 教育支援協会
NPO法人 シャーロックホームズ
NPO法人 こらぼネット・かながわ
NPO法人 ワーカーズコープ
NPO法人 さくらんぼ
運営
か所数
26か所
7か所
14か所
6か所
3か所
3か所
2か所
1か所
1か所
1か所
1か所
8か所
1か所
1か所
2か所
1か所
1か所
1か所
21か所
7か所
4か所
3か所
1か所
1か所
横浜市放課後キッズクラブ運営法人募集要項
放課後キッズクラブの運営法人を募集します。(平成29年新規開設校)
1 法人選定の趣旨
横浜市が開設を決定した放課後キッズクラブについて、運営法人を広く募集し、当該放課後
キッズクラブの開設目的を効果的に達成することができる法人を公平かつ適正に選定します。
2 対象となる放課後キッズクラブ
別紙1「平成 29 年新規開設校一覧」のとおり
3 応募の資格
応募資格を有する者は、次の各号全てに該当する法人とします。
(1)原則として、放課後児童育成事業、青少年育成事業、子育て支援事業、教育等の次世代育
成事業を実施しており、概ね2年の良好な事業実績を有し、今後も安定した経営が見込ま
れること。
ただし、これまで「はまっ子ふれあいスクール」や「放課後キッズクラブ」の運営に
携わってきた地域の人材が立ち上げた NPO 法人については、構成する人員の実績をもっ
て法人の実績に代えることができる。
(2)代表者又は役員が、禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わるまで又はその執行を受け
ることがなくなるまでの者ではないこと。
(3)代表者又は役員が、横浜市暴力団排除条例(平成 23 年 12 月横浜市条例第 51 号)第2条
第2号の暴力団、同条第4号の暴力団員等、同条第5号の暴力団経営支配法人等又は同条
例第7条の暴力団員等と密接な関係を有すると認められる者ではないこと。
(4)地方自治法施行令第 167 条の4第1項の規定に該当しないこと。
(5)宗教活動又は政治活動を主たる目的としていないこと。
(6)市町村民税を滞納していないこと。
4
4 運営に係る基本的事項
(1)運営期間
平成 29 年3月1日~平成 33 年3月 31 日
※運営期間内であっても、下記に該当すること等が認められた場合は、運営法人の選定を取り消
すこと等があります。
・正当な理由なく本市の指示に従わないとき
・偽りその他不正の手段により補助金の交付を受けたとき
・児童虐待等により、児童及び保護者の信用を失墜したとき
・放課後キッズクラブにおいて、営利活動、宗教活動又は政治活動を行ったとき
・その他放課後キッズクラブを運営することが著しく適当でないと区長が認めるとき
(2)開所について
① 開所日
放課後キッズクラブは次に掲げる日を除き毎日開所します。
・日曜日
・国民の祝日に関する法律(昭和 23 年法律第 178 号)第3条に規定する休日
・1月2日、1月3日及び 12 月 29 日から 12 月 31 日まで
② 開所時間
開所日
開所時間
平日(月曜日から金曜日)
授業終了後から午後7時まで
土曜日
学校休業日・長期休業日
午前8時 30 分から午後7時まで
(3)児童の利用区分について
放課後キッズクラブ事業の対象児童は、利用区分により異なります。
① 利用区分1(~午後5時まで利用可)
利用区分1の対象となる児童は、原則、当該小学校に通学している児童です。
なお、当該小学校区に居住し、国立小学校、私立小学校又は特別支援学校に通学する児
童も対象となります。
② 利用区分2(~午後7時まで利用可)
利用区分2の対象となる児童は、利用区分1の条件に加え、保護者が以下のアまたはイ
のいずれかを満たしている児童です。
ア 労働等により、放課後に当該児童が帰宅する時間帯(学校休業日(日曜日を除く。
)
にあっては、当該時間帯)に、家庭にいないこと
イ 健康上の理由等により、保護者が昼間家庭にいても当該児童の健全育成ができる環
境にない状態であること
※ 傷害見舞金制度負担金
児童の利用区分にかかわらず、放課後キッズクラブの登録にあたっては傷害見舞金制
度負担金(登録児童1人あたり 500 円/年)の支払いが必要となります。
5
(4)運営に係る費用
横浜市から交付される補助金のほか、保護者負担金により、運営します。
① 補助金
ア 運営費補助
運営費補助は、基本補助と加算補助・閉所減算で構成されます。
・基本補助…すべての放課後キッズクラブが交付対象となります。
・加算補助・閉所減算…条件に合致する放課後キッズクラブが対象となり、それぞれ
の条件により補助金額が決定します。
イ 開設費補助
新規に開設する放課後キッズクラブの初度調弁費にかかる補助金です。1校あたり
800,000 円を上限とし、放課後キッズクラブの活動に直接関わる備品の購入等の経費
について、補助対象とします。
ウ 準備費補助
放課後キッズクラブの新規開設にあたり、その準備のために要する、雇用予定の常
勤職員の人件費等について、補助対象とします。
【法人本部での経費について】
補助金の決算(実績報告)時において、交付された補助金(開設費補助を除く)に余剰が生じ
た場合、補助金額の 10%の範囲内で、法人本部で放課後キッズクラブ事業に要した経費について、
補助金に係る支出経費として計上することができます。
※補助金の交付については、以下の規則及び要綱に定められています。
・横浜市補助金等の交付に関する規則
・横浜市放課後キッズクラブ事業費補助金交付要綱
② 保護者負担金
ア 利用料
利用区分1
利用区分2
5,000 円/月
利用料
無料
(減免対象世帯※は 2,500 円/月)
(17 時以降も利用する場合は 800 円/回)
※利用料の差額については、横浜市から加
算補助金が交付されます。
イ 実費
おやつ代及び教材費等の実費を、利用児童の保護者から徴収します。
(5)職員について
① 雇用
放課後キッズクラブでは、常勤職員を必ず2人以上(主任1名、副主任1名以上)雇用
し、その他必要な人数の非常勤職員を雇用してください。
なお、活動の継続性や児童への影響を考慮し、当該校はまっ子ふれあいスクールのス
タッフの雇用に努めてください。
6
② 常勤職員の勤務時間及び給与
放課後キッズクラブの常勤職員は、勤務時間内は専任とします。
また、補助金の交付にあたっては、以下の最低基準を設けております。常勤職員の雇用
に際し、処遇が低下することのないよう、留意してください。
<常勤職員給与最低基準>
職位
常勤職員給与
給与(年額)
勤務時間
主任
2,880,000円
週30時間
副主任
1,920,000円
週25時間
合計
4,800,000円
週55時間
③ 職員配置
放課後キッズクラブでは、児童の安全を確保できるよう、児童の利用状況に応じて職員
を配置します。
<職員最低配置基準>
区分2対象児童数 平日利用児童数 17時までの配置 17時からの配置
~35人
3人
36~70人
4人
~40人
2人
71~90人
5人
91人~
6人
~35人
36~70人
5人
41人~
4人
71~90人
5人
91人~
6人
また、1つの活動場所に最低1人は配置することとし、常に複数の職員が従事する体
制が必要です。
(6)放課後児童健全育成事業者としての責務
① 届出
放課後児童健全育成事業者は、あらかじめ横浜市に対して、児童福祉法施行規則に定
められる事項について届出を行う必要があります。
② 条例の遵守
事業の実施にあたっては、
「横浜市放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関
する条例」を遵守する必要があります。
7
5 選定の手順
日程
項目
募集要項及び様式をこども青少年局放課
5月 26 日(木)~
後児童育成課ホームページに掲載
質問受付期間
5月 26 日(木)~6月 17 日(金)
6月9日(木)
第1次回答日
※6月2日までの質問について回答します。
第2次回答日
6月 24 日(金)
応募期間
7月 25 日(月)~7月 29 日(金)
【必着】
書類選考、(実地調査)
、
法人へのヒアリング、選定検討会等
8月から 10 月(予定)
結果通知の送付及び公表
10 月中(予定)
6 応募手続
(1)質疑及び回答
この要項に関する質疑及び回答は、次のとおり行います。
① 質疑者の資格
本要項中「3 応募の資格」を満たす者とします。
② 質疑の方法
電子メールまたは FAX で受け付けます。来庁及び電話による問い合わせには一切応じ
られません。
質疑の方法
提出日及びアドレス
第1次回答受付期間:5月 26 日(木)~6月2日(木)
質疑の要旨を簡潔にまとめ、電 第2次回答受付期間:6月3日(金)~6月 17 日(金)
子メールまたは FAX で送信して 電子メールアドレス:
[email protected]
ください。
FAX 番号:045-663-1926
③ 回 答
質疑回答書をこども青少年局放課後児童育成課ホームページで公表します。
【URL:http://www.city.yokohama.lg.jp/kodomo/houkago/houkago/】
第1次回答日:6月9日(木)
第2次回答日:6月 24 日(金)
なお、質疑回答書はこの要項と一体のものとして、要項と同等の効力を有するものと
します。
8
(2)応募方法等
下記により、書類を提出してください。
① 提出書類
別紙2「提出書類一覧」のとおり
② 提出期間
7月 25 日(月)~7月 29 日(金)
※提出に際しては、7 月 22 日(金)までに電話連絡のうえ、持参または郵送ください。
なお、持参の場合の受付時間は午前9時から午後5時までとなります。
③ 提出先
別紙3「提出先一覧」のとおり
④ 提出書類
提出する書類については、別紙2「提出書類一覧」を参照してください。なお、提出
期限後において、提出された書類の内容を変更することはできません。また、提出書類
に虚偽の記載があった場合は、失格とします。
⑤ 関係法令の遵守
提出書類の作成にあたっては、関係法令を遵守してください。
⑥ 追加書類の提出
本市が必要と認める場合は、追加書類の提出を求める場合があります。
⑦ ヒアリングの実施
書類の提出後に、応募者に対してヒアリングを実施します。
⑧ 応募者が運営する事業の実地調査
本市が必要と認める場合は、実施事業の実地調査を行います。
⑨ 著作権の帰属等
提出書類の著作権は応募者に帰属します。
ただし、本市は公表等必要な場合には、提出書類の内容を無償で使用できるものとし
ます。
なお、提出書類は理由の如何に関わらず返却しません。
⑩ 費用の負担
応募にかかる費用は、すべて応募者の負担とします。
⑪ 資料の取扱
本市が提供する資料は、応募に際する検討以外の目的で使用することを禁じます。ま
た、この検討の目的の範囲内であっても、本市の了承を得ることなく第三者に対して、
これを使用させたり、又は内容を提示することを禁じます。
⑫ 留意事項
応募者が、法人の選定に関して、選定検討会の委員と接触することを禁じます。接触
の事実が認められた場合には失格となることがあります。ただし、通常業務の範囲内に
おいてはこの限りではありません。
9
7 運営法人の選定等
(1)選定方法
「横浜市放課後キッズクラブ運営法人選定に係る応募申請書」を提出した法人の中から、
選定基準に基づき、区長が運営法人の選定を行います。
なお、選定にあたっては、区長が設置した選定検討会において法人に対するヒアリング
を行います。
(2)選定基準
運営法人の選定については、次に掲げる事項等を総合的に判断して行うこととします。
① 放課後キッズクラブ事業の趣旨について理解し、適切な事業提案を行っていること
② 地域や学校との連携を図りながら、小学校施設等を活用して「遊びの場」と「生活の場」
を兼ね備えた安全で快適な放課後の居場所を、効果的かつ効率的に提供することができる
こと
(3)選定結果
運営法人の選定は、平成 28 年 10 月末までに行う予定です。
なお、選定結果については、全応募者に文書で通知します。
(4)選定結果の公表
運営法人の選定後、選定結果を各区ホームページ上(結果一覧についてはこども青少年
局放課後児童育成課ホームページ上)で公表します。
8 募集要項の遵守
応募者がこの要項の定めに反した場合は、運営法人として選定しないことがあります。
9 応募条件
当該校はまっ子ふれあいスクールの備品とともに、保存文書も引継ぎ、廃棄年度毎に適切な
方法で廃棄することとします。
活動の継続性や児童への影響を考慮し、当該校はまっ子ふれあいスクール等のスタッフの雇
用に努めることとします。
10
横浜市放課後キッズクラブ運営法人募集要項
放課後キッズクラブの運営法人を募集します。(平成29年運営法人変更校)
1 法人選定の趣旨
運営法人が変更となる放課後キッズクラブについて、運営法人を広く募集し、当該放課後キ
ッズクラブの開設目的を効果的に達成することができる法人を公平かつ適正に選定します。
2 対象となる放課後キッズクラブ
別紙1「平成 29 年運営法人変更校一覧」のとおり
3 応募の資格
応募資格を有する者は、次の各号全てに該当する法人とします。
(1)原則として、放課後児童育成事業、青少年育成事業、子育て支援事業、教育等の次世代育
成事業を実施しており、概ね2年の良好な事業実績を有し、今後も安定した経営が見込ま
れること。
ただし、これまで「はまっ子ふれあいスクール」や「放課後キッズクラブ」の運営に
携わってきた地域の人材が立ち上げた NPO 法人については、構成する人員の実績をもっ
て法人の実績に代えることができる。
(2)代表者又は役員が、禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わるまで又はその執行を受け
ることがなくなるまでの者ではないこと。
(3)代表者又は役員が、横浜市暴力団排除条例(平成 23 年 12 月横浜市条例第 51 号)第2条
第2号の暴力団、同条第4号の暴力団員等、同条第5号の暴力団経営支配法人等又は同条
例第7条の暴力団員等と密接な関係を有すると認められる者ではないこと。
(4)地方自治法施行令第 167 条の4第1項の規定に該当しないこと。
(5)宗教活動又は政治活動を主たる目的としていないこと。
(6)市町村民税を滞納していないこと。
11
4 運営に係る基本的事項
(1)運営期間
平成 29 年4月1日~平成 34 年3月 31 日
※運営期間内であっても、下記に該当すること等が認められた場合は、運営法人の選定を取り消
すこと等があります。
・正当な理由なく本市の指示に従わないとき
・偽りその他不正の手段により補助金の交付を受けたとき
・児童虐待等により、児童及び保護者の信用を失墜したとき
・放課後キッズクラブにおいて、営利活動、宗教活動又は政治活動を行ったとき
・その他放課後キッズクラブを運営することが著しく適当でないと区長が認めるとき
(2)開所について
① 開所日
放課後キッズクラブは次に掲げる日を除き毎日開所します。
・日曜日
・国民の祝日に関する法律(昭和 23 年法律第 178 号)第3条に規定する休日
・1月2日、1月3日及び 12 月 29 日から 12 月 31 日まで
② 開所時間
開所日
開所時間
平日(月曜日から金曜日)
授業終了後から午後7時まで
土曜日
学校休業日・長期休業日
午前8時 30 分から午後7時まで
(3)児童の利用区分について
放課後キッズクラブ事業の対象児童は、利用区分により異なります。
① 利用区分1(~午後5時まで利用可)
利用区分1の対象となる児童は、原則、当該小学校に通学している児童です。
なお、当該小学校区に居住し、国立小学校、私立小学校又は特別支援学校に通学する児
童も対象となります。
② 利用区分2(~午後7時まで利用可)
利用区分2の対象となる児童は、利用区分1の条件に加え、保護者が以下のアまたはイ
のいずれかを満たしている児童です。
ア 労働等により、放課後に当該児童が帰宅する時間帯(学校休業日(日曜日を除く。
)
にあっては、当該時間帯)に、家庭にいないこと
イ 健康上の理由等により、保護者が昼間家庭にいても当該児童の健全育成ができる環
境にない状態であること
※ 傷害見舞金制度負担金
児童の利用区分にかかわらず、放課後キッズクラブの登録にあたっては傷害見舞金制
度負担金(登録児童1人あたり 500 円/年)の支払いが必要となります。
12
(4)運営に係る費用
横浜市から交付される補助金のほか、保護者負担金により、運営します。
① 補助金
ア 運営費補助
運営費補助は、基本補助と加算補助・閉所減算で構成されます。
・基本補助…すべての放課後キッズクラブが交付対象となります。
・加算補助・閉所減算…条件に合致する放課後キッズクラブが対象となり、それぞれ
の条件により補助金額が決定します。
イ 準備費補助
放課後キッズクラブの運営法人変更にあたり、その準備のために要する、雇用予定
の常勤職員の人件費等について、補助対象とします。
【法人本部での経費について】
補助金の決算(実績報告)時において、交付された補助金に余剰が生じた場合、補助金額の 10%
の範囲内で、法人本部で放課後キッズクラブ事業に要した経費について、補助金に係る支出経費
として計上することができます。
※補助金の交付については、以下の規則及び要綱に定められています。
・横浜市補助金等の交付に関する規則
・横浜市放課後キッズクラブ事業費補助金交付要綱
② 保護者負担金
ア 利用料
利用区分1
利用区分2
5,000 円/月
利用料
無料
(減免対象世帯※は 2,500 円/月)
(17 時以降も利用する場合は 800 円/回)
※利用料の差額については、横浜市から加
算補助金が交付されます。
イ 実費
おやつ代及び教材費等の実費を、利用児童の保護者から徴収します。
(5)職員について
① 雇用
放課後キッズクラブでは、常勤職員を必ず2人以上(主任1名、副主任1名以上)雇用
し、その他必要な人数の非常勤職員を雇用してください。
なお、活動の継続性や児童への影響を考慮し、当該校放課後キッズクラブの職員の雇
用に努めてください。
13
② 常勤職員の勤務時間及び給与
放課後キッズクラブの常勤職員は、勤務時間内は専任とします。
また、補助金の交付にあたっては、以下の最低基準を設けております。常勤職員の雇用
に際し、処遇が低下することのないよう、留意してください。
<常勤職員給与最低基準>
職位
給与(年額)
勤務時間
常勤職員給与
主任
2,880,000円
週30時間
副主任
2,400,000円
週30時間
合計
5,280,000円
週60時間
③ 職員配置
放課後キッズクラブでは、児童の安全を確保できるよう、児童の利用状況に応じて職員
を配置します。
<職員最低配置基準>
区分2対象児童数 平日利用児童数 17時までの配置 17時からの配置
~35人
3人
36~70人
4人
~40人
2人
71~90人
5人
91人~
6人
~35人
36~70人
5人
41人~
4人
71~90人
5人
91人~
6人
また、1つの活動場所に最低1人は配置することとし、常に複数の職員が従事する体
制が必要です。
(6)放課後児童健全育成事業者としての責務
① 届出
放課後児童健全育成事業者は、あらかじめ横浜市に対して、児童福祉法施行規則に定
められる事項について届出を行う必要があります。
② 条例の遵守
事業の実施にあたっては、
「横浜市放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関
する条例」を遵守する必要があります。
14
5 選定の手順
日程
項目
募集要項及び様式をこども青少年局放課
5月 26 日(木)~
後児童育成課ホームページに掲載
質問受付期間
5月 26 日(木)~6月 17 日(金)
6月9日(木)
第1次回答日
※6月2日までの質問について回答します。
第2次回答日
6月 24 日(金)
応募期間
7月 25 日(月)~7月 29 日(金)
【必着】
書類選考、(実地調査)
、
法人へのヒアリング、選定検討会等
8月から 10 月(予定)
結果通知の送付及び公表
10 月中(予定)
6 応募手続
(1)質疑及び回答
この要項に関する質疑及び回答は、次のとおり行います。
① 質疑者の資格
本要項中「3 応募の資格」を満たす者とします。
② 質疑の方法
電子メールまたは FAX で受け付けます。来庁及び電話による問い合わせには一切応じ
られません。
質疑の方法
提出日及びアドレス
第1次回答受付期間:5月 26 日(木)~6月2日(木)
質疑の要旨を簡潔にまとめ、電 第2次回答受付期間:6月3日(金)~6月 17 日(金)
子メールまたは FAX で送信して 電子メールアドレス:
[email protected]
ください。
FAX 番号:045-663-1926
③ 回 答
質疑回答書をこども青少年局放課後児童育成課ホームページで公表します。
【URL:http://www.city.yokohama.lg.jp/kodomo/houkago/houkago/】
第1次回答日:6月9日(木)
第2次回答日:6月 24 日(金)
なお、質疑回答書はこの要項と一体のものとして、要項と同等の効力を有するものと
します。
15
(2)応募方法等
下記により、書類を提出してください。
① 提出書類
別紙2「提出書類一覧」のとおり
② 提出期間
7月 25 日(月)~7月 29 日(金)
※提出に際しては、7 月 22 日(金)までに電話連絡のうえ、持参または郵送ください。
なお、持参の場合の受付時間は午前9時から午後5時までとなります。
③ 提出先
別紙3「提出先一覧」のとおり
④ 提出書類
提出する書類については、別紙2「提出書類一覧」を参照してください。なお、提出
期限後において、提出された書類の内容を変更することはできません。また、提出書類
に虚偽の記載があった場合は、失格とします。
⑤ 関係法令の遵守
提出書類の作成にあたっては、関係法令を遵守してください。
⑥ 追加書類の提出
本市が必要と認める場合は、追加書類の提出を求める場合があります。
⑦ ヒアリングの実施
書類の提出後に、応募者に対してヒアリングを実施します。
⑧ 応募者が運営する事業の実地調査
本市が必要と認める場合は、実施事業の実地調査を行います。
⑨ 著作権の帰属等
提出書類の著作権は応募者に帰属します。
ただし、本市は公表等必要な場合には、提出書類の内容を無償で使用できるものとし
ます。
なお、提出書類は理由の如何に関わらず返却しません。
⑩ 費用の負担
応募にかかる費用は、すべて応募者の負担とします。
⑪ 資料の取扱
本市が提供する資料は、応募に際する検討以外の目的で使用することを禁じます。ま
た、この検討の目的の範囲内であっても、本市の了承を得ることなく第三者に対して、
これを使用させたり、又は内容を提示することを禁じます。
⑫ 留意事項
応募者が、法人の選定に関して、選定検討会の委員と接触することを禁じます。接触
の事実が認められた場合には失格となることがあります。ただし、通常業務の範囲内に
おいてはこの限りではありません。
16
7 運営法人の選定等
(1)選定方法
「横浜市放課後キッズクラブ運営法人選定に係る応募申請書」を提出した法人の中から、
選定基準に基づき、区長が運営法人の選定を行います。
なお、選定にあたっては、区長が設置した選定検討会において法人に対するヒアリング
を行います。
(2)選定基準
運営法人の選定については、次に掲げる事項等を総合的に判断して行うこととします。
① 放課後キッズクラブ事業の趣旨について理解し、適切な事業提案を行っていること
② 地域や学校との連携を図りながら、小学校施設等を活用して「遊びの場」と「生活の場」
を兼ね備えた安全で快適な放課後の居場所を、効果的かつ効率的に提供することができる
こと
(3)選定結果
運営法人の選定は、平成 28 年 10 月末までに行う予定です。
なお、選定結果については、全応募者に文書で通知します。
(4)選定結果の公表
運営法人の選定後、選定結果を各区ホームページ上(結果一覧についてはこども青少年
局放課後児童育成課ホームページ上)で公表します。
8 募集要項の遵守
応募者がこの要項の定めに反した場合は、運営法人として選定しないことがあります。
9 応募条件
当該校放課後キッズクラブの備品とともに、保存文書も引継ぎ、廃棄年度毎に適切な方法で
廃棄することとします(はまっ子ふれあいスクールの保存文書が残っている場合も同様としま
す)。
活動の継続性や児童への影響を考慮し、当該校放課後キッズクラブの職員の雇用に努めるこ
ととします。
17
平成29年新規開設校一覧 【全児童数、活動ルーム、参加児童数等の状況】
別 紙 1
○新規開設校(平成29年3月1日開設:36校)
全児童数
No
18
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
区
小学校名
鶴見
末吉
鶴見
東台
鶴見
下野谷
鶴見
鶴見
鶴見
新鶴見
神奈川 神奈川
神奈川 二谷
西
稲荷台
中
大鳥
南
井土ケ谷
南
六つ川西
港南
日限山
保土ケ谷 常盤台
旭
鶴ケ峯
旭
万騎が原
旭
川井
磯子
根岸
磯子
浜
磯子
洋光台第四
磯子
森東
金沢
大道
金沢
文庫
港北
下田
緑
上山
緑
霧が丘
青葉
荏田西
都筑
中川
都筑
都田西
都筑
つづきの丘
戸塚
平戸台
戸塚
舞岡
戸塚
東品濃
戸塚
下郷
栄
西本郷
栄
桂台
栄
上郷
キッズクラブ活動ルーム
専用・
27年度 28年度 29年度 30年度 31年度 32年度 33年度
兼用の
見込
見込
見込
見込
見込
(A) 見込
別
鶴見区上末吉一丁目9番1号
835人 782人 758人 718人 647人 600人 542人 専用
鶴見区東寺尾東台12番1号
959人 958人 953人 945人 957人 964人 954人 専用
鶴見区下野谷町2丁目49番地
432人 411人 428人 425人 451人 467人 450人 専用
鶴見区鶴見中央三丁目19番1号
645人 655人 681人 733人 788人 862人 937人 専用
鶴見区江ケ崎町2番1号
963人 946人 926人 957人 968人 946人 910人 専用
神奈川区東神奈川二丁目35番地1 494人 459人 446人 399人 378人 336人 324人 専用
神奈川区平川町11番地の1
297人 295人 319人 336人 353人 374人 384人 専用
西区藤棚町2丁目220番地
326人 332人 330人 321人 327人 330人 315人 専用
中区本牧町1丁目251番地
514人 511人 529人 524人 504人 505人 492人 専用
南区井土ケ谷上町2番1号
614人 598人 575人 543人 551人 540人 544人 専用
南区六ツ川二丁目156番地1
455人 442人 432人 414人 390人 365人 343人 専用
港南区日限山二丁目16番1号
492人 473人 450人 431人 400人 367人 348人 専用
保土ケ谷区釜台町22番1号
663人 620人 619人 603人 596人 592人 563人 専用
旭区鶴ケ峰一丁目42番地
578人 543人 543人 541人 535人 550人 524人 専用
旭区大池町66番地
345人 330人 323人 319人 332人 324人 319人 専用
旭区川井宿町32番地2
344人 346人 351人 351人 351人 317人 317人 専用
磯子区西町2番46号
605人 613人 630人 659人 695人 735人 742人 専用
磯子区磯子台23番1号
426人 452人 506人 569人 662人 745人 806人 専用
磯子区洋光台六丁目6番1号
351人 320人 310人 309人 302人 288人 285人 専用
磯子区森一丁目4番
239人 223人 220人 229人 237人 247人 257人 専用
金沢区大道二丁目3番1号
338人 319人 328人 351人 333人 341人 327人 専用
金沢区寺前二丁目21番7号
463人 460人 449人 443人 442人 431人 427人 専用
港北区下田町四丁目10番1号
675人 668人 671人 663人 641人 656人 626人 専用
緑区上山二丁目5番1号
361人 365人 362人 355人 326人 313人 294人 専用
緑区霧が丘四丁目3番地
665人 615人 605人 572人 528人 485人 458人 専用
青葉区荏田西四丁目5番地1
779人 817人 831人 812人 809人 811人 803人 専用
都筑区牛久保東二丁目21番1号
814人 778人 750人 725人 711人 730人 736人 専用
都筑区池辺町2452番地1
1126人 1200人 1234人 1259人 1253人 1242人 1158人 専用
都筑区荏田東一丁目22番1号
419人 399人 401人 393人 384人 384人 392人 専用
戸塚区平戸町1165番地
235人 208人 196人 196人 200人 187人 182人 専用
戸塚区舞岡町534番地
319人 330人 323人 329人 336人 334人 343人 専用
戸塚区品濃町559番地
500人 475人 479人 494人 512人 515人 505人 専用
戸塚区戸塚町2447番地2
433人 427人 437人 439人 437人 428人 414人 専用
栄区小菅ケ谷二丁目22番1号
495人 500人 508人 514人 504人 507人 516人 専用
栄区桂台南一丁目1番1号
408人 385人 374人 358人 329人 322人 285人 専用
栄区犬山町6番1号
602人 550人 512人 482人 465人 452人 407人 専用
住
所
【参考】はまっ子ふれあいスクールの実績
面積 専用・
兼用の
(㎡) 別
面積 登録
児童数
(㎡) (B)
64.0
64.0
43.2
64.0
64.0
64.0
17.3
66.0
66.4
63.0
64.0
64.8
63.2
63.0
65.1
108.7
129.6
63.0
63.0
64.0
105.9
12.8
67.2
65.5
64.0
32.0
66.3
65.6
32.0
66.8
55.3
63.7
128.0
64.2
65.2
96.7
兼用
兼用
兼用
兼用
兼用
兼用
専用
専用
兼用
兼用
兼用
兼用
兼用
兼用
兼用
64.0
32.0
41.3
128.0
64.0
64.0
88.0
64.0
64.0
94.5
64.0
126.0
63.2
68.4
66.3
兼用
129.6
兼用
兼用
126.0
96.0
兼用
兼用
専用
158.8
97.0
9.5
専用
兼用
兼用
兼用
専用
専用
兼用
64.0
63.1
131.2
64.0
64.0
62.5
126.0
兼用
専用
兼用
62.8
37.3
65.2
349人
410人
169人
258人
448人
281人
177人
180人
295人
268人
192人
250人
383人
252人
206人
215人
260人
208人
167人
143人
167人
257人
474人
188人
304人
435人
434人
454人
226人
142人
163人
279人
252人
319人
205人
297人
登録率
(B/A)
41.8%
42.8%
39.1%
40.0%
46.5%
56.9%
59.6%
55.2%
57.4%
43.6%
42.2%
50.8%
57.8%
43.6%
59.7%
62.5%
43.0%
48.8%
47.6%
59.8%
49.4%
55.5%
70.2%
52.1%
45.7%
55.8%
53.3%
40.3%
53.9%
60.4%
51.1%
55.8%
58.2%
64.4%
50.2%
49.3%
平均参加
児童数
(C)
50.9 人
64.0 人
33.3 人
43.2 人
77.0 人
48.7 人
37.5 人
27.7 人
51.4 人
44.4 人
22.9 人
31.2 人
62.5 人
35.8 人
35.5 人
37.1 人
37.5 人
37.1 人
28.5 人
28.7 人
25.2 人
36.8 人
62.6 人
31.3 人
46.5 人
71.8 人
71.0 人
69.6 人
30.6 人
24.3 人
31.4 人
53.6 人
38.2 人
35.3 人
29.0 人
38.8 人
登録児童数
17時以降
スタッフ
に対する参
平均参加児
加割合
人数(E)
童数(D)
(C/B)
14.6%
15.6%
19.7%
16.8%
17.2%
17.3%
21.2%
15.4%
17.4%
16.6%
12.0%
12.5%
16.3%
14.2%
17.2%
17.2%
14.4%
17.8%
17.1%
20.1%
15.1%
14.3%
13.2%
16.6%
15.3%
16.5%
16.3%
15.3%
13.5%
17.1%
19.3%
19.2%
15.2%
11.1%
14.1%
13.1%
3.7
2.1
4.6
6.0
3.4
3.6
2.7
2.3
6.1
6.1
3.1
1.2
8.5
3.5
2.8
4.1
3.7
3.7
3.4
4.6
3.3
1.9
5.3
5.0
6.0
3.9
3.3
9.0
3.0
3.0
6.5
5.7
7.0
8.0
3.8
5.7
・全児童数(A)、登録児童数(B)は平成28年3月時点。参加児童数(C)(D)は平成27年度の平均。スタッフ人数(E)は平成28年4月時点。前身事業である各「はまっ子ふれあいスクール」月報より転記。
・キッズクラブの活動ルーム(「専用・兼用の別」及び「面積」)は現時点の予定であり、今後変更する場合があります。
・平成28年度以降の児童数推計(見込)は、平成27年度「義務教育人口推計表」(教育委員会事務局)より転記。
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
7
9
9
7
13
9
9
9
15
10
9
11
10
11
10
11
10
10
11
7
9
8
10
10
10
9
12
9
7
8
8
11
10
8
10
7
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
平成29年運営法人変更校一覧 【全児童数、活動ルーム、参加児童数等の状況】
別 紙 1
○新規運営法人募集校※(平成29年4月1日から運営開始:5校)
全児童数
区
No
小学校名
住 所
キッズクラブ活動ルーム
専用・
27年度 28年度 29年度 30年度 31年度 32年度 33年度
兼用の
見込
見込
見込
見込
見込
(A) 見込
別
面積 専用・
兼用の
(㎡) 別
1 保土ケ谷 帷子
保土ヶ谷区川辺町65-1
353人 323人 308人 305人 296人 294人 303人
専用
62.0
2 港北
矢上
港北区日吉3-23-1
590人 608人 631人 651人 660人 665人 690人
専用
83.0
3 港北
駒林
港北区日吉本町2-51-1
514人 511人 520人 510人 497人 500人 512人
専用
64.0
4緑
山下みどり台 緑区北八朔町2031-3
351人 314人 320人 325人 312人 319人 300人
専用
97.0
5 瀬谷
原
976人 992人 1004人 986人 994人 967人 967人
専用
63.0
瀬谷区阿久和東4-33-1
兼用
兼用
兼用
キッズクラブの状況
面積 登録
児童数
(㎡) (B)
101.0
180.0
68.0
登録率
(B/A)
登録児童数
17時以降
スタッフ
に対する参
平均参加児
加割合
人数(E)
童数(D)
(C/B)
215人
60.9%
81.2 人
37.8%
22.7 人
14 人
306人
51.9%
81.9 人
26.8%
14.5 人
14 人
367人
71.4%
78.0 人
21.3%
24.5 人
13 人
232人
66.1%
50.4 人
21.7%
6.9 人
13 人
440人
45.1%
69.9 人
15.9%
15.2 人
15 人
※既に放課後キッズクラブを実施している学校で、平成29年3月31日で前運営法人の運営が終了になるため、新規開設校と違い、
平成29年4月1日から運営開始、原則は現放課後キッズクラブの職員・備品を引継ぎます。
・全児童数(A)、登録児童数(B)は平成28年3月。参加児童数(C)(D)は平成27年度の平均。スタッフ人数(E)は平成28年4月時点。各「放課後キッズクラブ」月報より転記。
・平成28年度以降の児童数推計(見込)は、平成27年度「義務教育人口推計表」(教育委員会事務局)より転記。
平均参加
児童数
(C)
19
別紙2
提出書類一覧
Ⅰ
注意事項
(1)
(2)
(3)
(4)
Ⅱ
申請書類は1部ずつファイルに綴り、背表紙に法人名を記載してください。
すべての書類が揃ったファイルを1部、それ以外を9部ご用意ください。
ファイルには書類№ごとにインデックスをつけてください。
指定の様式については、枠内に収まるように記載をお願いします。
法人の概要・財務状況等
書類№
Ⅰ-1
提出書類
主な記載事項
部数
横 浜市 放 課 後 キッ
ズ クラ ブ 運 営 法人
選 定に 係 る 応 募申
請書
法人名、応募する放課後キッズクラブ名
1
法人の連絡先
担当者名、役職、電話番号等
1
(1) 法人の概要
10
Ⅰ-2
法人の概要
(2) 法人の事業内容
*事業内容がわかるパンフレット等を添付
10
Ⅰ-3
定款等
最新のもの【様式任意】
10
Ⅰ-4
就 業規 則 及 び 賃金
規則等
最新のもの【様式任意】
各1
Ⅰ-5
法人登記簿謄本
応募日前3か月以内に発行されたもの
1
Ⅰ-6
代表者の履歴
【様式任意】
1
Ⅰ-7
印鑑証明書
応募日前3か月以内に発行されたもの
1
役員名簿
【様式任意】
*既存のもので可。ただし、他団体の役員を
兼ねている場 合は、団 体名と役職を 記載す
る。
1
(1) 直近2年間の決算書類【様式任意】
*貸借対照表及び損益計算書に準じるもの
1
(2) 直近2年分の補助金、公的機関からの融
資、寄附金等の状況【様式任意】
1
Ⅰ-8
Ⅰ-9
決算書等
Ⅰ-10
納税証明書等
(法人市民税)
直近2年間の 納税通知 書又は非課税 を証す
る書類
1
Ⅰ-11
欠 格事 項 に 該 当し
ないことの宣誓書
応募資格に当てはまることを宣誓するもの
1
20
Ⅲ
活動計画及び事業運営に関する書類
書類№
提出書類
主な記載事項
応募理由
(1) 当該校放課後 キッ ズクラブの 運営法 人
に応募した理由
活動計画
(1) すべての児童を対象とする「遊びの場」
としての活動
(2) 留守家庭児童を対象とする「生活の場」
としての活動
(3) 障害のある児童の受入
Ⅱ-1
人材について
Ⅱ-2
学校・保護者・地
域との連携
Ⅱ-3
法人の役割
Ⅱ-4
自由記入欄
部数
10
(1) 職員の確保及び雇用の方針
(2) 職員の育成方針
(3) ボランティア等の活用方針
10
(1) 学校・保護者・地域との連携の考え方・
具体的取組
10
(1)
(2)
(3)
(4)
10
法人の体制
苦情対応における法人と現場の役割
個人情報の重要性
安全管理及び事故への対応
10
21
【様式Ⅰ-1】
法人の連絡先
法
人
名
運営を希望す る
放課後キッズ ク
ラブの名称
ふりがな
担当者
役職名
〒
連絡先
住
所
電
話
TEL
FAX
E-mail
ふりがな
担当者
役職名
〒
連絡先
住
所
電
話
TEL
FAX
E-mail
*
連絡先は、実務担当者を含め複数名記入願います。
22
【様式Ⅰ-2】
法人の概要
法
人
名
設 立 年 月 日
所
在
地
代
表
者
沿
設
革
立
目
的
基 本 財 産
(資本金等)
職
員
数
主 な 事 業
(該当する次世
代育成事業を記
載)※
主
な
施
設
※事業の概要がわかるパンフレット等を添付してください。
23
【様式Ⅰ-11】
欠格事項に該当しないことの宣誓書
平成
横浜市
年
月
日
区長
所 在 地
団 体 名
代表者氏名
印
当団体は、以下に規定する横浜市放課後キッズクラブ運営法人の応募資格の欠格事項
に該当しないことを宣誓します。
《欠格事項》
1 代表者又は役員が、禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わるまで又はその執
行を受けることがなくなるまでの者であること
2 代表者又は役員が、横浜市暴力団排除条例(平成 23 年 12 月横浜市条例第 51 号)
第2条第2号の暴力団、同条第4号の暴力団員等、同条第5号の暴力団経営支配法
人等又は同条例第7条の暴力団員等と密接な関係を有すると認められる者である
こと
3 地方自治法施行令第 167 条の4第1項の規定に該当していること
4 宗教活動又は政治活動を主たる目的としていること
5 市町村民税を滞納していること
24
【様式Ⅱ-1】
応募理由
1 当該校放課後キッズクラブの運営法人に応募した理由
活動計画
以下の項目について具体的な取組や考え方を記載してください。
1 すべての児童を対象とする「遊びの場」としての活動
2 留守家庭児童を対象とする「生活の場」としての活動
3 障害のある児童の受入
25
【様式Ⅱ-2】
人材について
1 職員の確保及び雇用の方針
2 職員の育成方針
3 ボランティア等の活用方針
学校・保護者・地域との連携
1 学校・保護者・地域との連携の考え方・具体的取組
26
【様式Ⅱ-3】
法人の役割
1 法人の体制
2 苦情対応における法人と現場の役割
3 個人情報の重要性
4 安全管理及び事故への対応
27
【様式Ⅱ-4】
自由記入欄
法人として特にPRしておきたい事項についてご記入ください。
なお、法人の実績を記入する場合は、直近5年程度の実績を目安にし、その期間を明記してください。
28
別紙3
■各区提出先一覧
区
所在地
電話
FAX
eメールアドレス
鶴見
鶴見区鶴見中央3-20-1
045-510-1886
045-510-1887
[email protected]
神奈川
神奈川区広台太田町3-8
045-411-7046
045-321-8820
[email protected]
西
西区中央1-5-10
045-320-8477
045-322-9875
[email protected]
中
中区日本大通35
045-224-8139
045-224-8159
[email protected]
南
南区浦舟町2-33
045-341-1155
045-341-1145
[email protected]
港南
港南区港南中央通10-1
045-847-8393
045-842-8193
[email protected]
保土ケ谷
保土ケ谷区川辺町2-9
045-334-6322
045-333-6309
[email protected]
旭
旭区鶴ケ峰1-4-12
045-954-6019
045-951-4683
[email protected]
磯子
磯子区磯子3-5-1
045-750-2476
045-750-2540
[email protected]
金沢
金沢区泥亀2-9-1
045-788-7753
045-788-7794
[email protected]
港北
港北区大豆戸町26-1
045-540-2212
045-540-2426
[email protected]
緑
緑区寺山町118
045-930-2216
045-930-2435
[email protected]
青葉
青葉区市ケ尾町31-4
045-978-2345
045-978-2422
[email protected]
都筑
都筑区茅ケ崎中央32-1
045-948-2471
045-948-2309
[email protected]
戸塚
戸塚区戸塚町16-17
045-866-8485
045-866-8473
[email protected]
栄
栄区桂町303-19
045-894-8434
045-894-8406
[email protected]
瀬谷
瀬谷区二ツ橋町190
045-367-5697
045-367-2943
[email protected]
29
放課後キッズクラブ運営法人選定に係る応募申請書記入にあたっての視点及び考え方
様式
項目
応募理由
視点
考え方
放課後キッズクラブ事業への理解と熱意
・事業内容について理解していること
・当該小学校の特徴を踏まえた応募理由
となっていること
―
すべての児童の「遊びの場」としての役割
・児童どうしの「縦のつながり」(異年齢交
流)がはかれるものであること
・様々な体験ができる活動を提供できること
・希望した児童が自由に参加できるプログラム
となっていること
Ⅱ-1
活動計画
留守家庭児童の「生活の場」としての役割
児童の自主性・創造 ・安心して過ごせる環境の提供
性・協調性を育てる ・宿題、手洗い、挨拶など基本的な生活習慣の
確立に向けた取組があること
ような取組
・発達段階に応じた支援を行うこと
障害のある児童の受入
・必要な配慮・支援を行うこと
・障害の有無に関わらず、安全に安心して参加
できる活動内容(包容・参加(インクルー
ジョン)の考え)
・発達障害への理解があること
職員の確保・雇用方針
・法人が適正な人材を確保できる計画
・地域人材の積極的な活用への取組
人材について
職員の育成方針
現場へのサポートや ・職員育成方針が明確であること
地域との関わり
・職員のキャリアを踏まえた育成計画
ボランティア等の活用方針
・ボランティアの活用が児童の様々な体験の場
を与えるものになること
・地域とのつながりが意識されていること
Ⅱ-2
学校・保護者・地域・関係機関との連携の考え
方・具体的取組
学校・保護者・地域 学校・保護者・地域 ・ニーズの反映
・切れ目のない支援(学校・保護者等との情報
との一体的支援
との連携
共有への取組等)
・「家庭での子育て」の支援
法人の体制
・現場との役割分担についての考え
・現場への支援体制
・現場との情報共有の仕組み
Ⅱ-3
法人の役割
苦情対応における法人と現場の役割
・相談先がわかりやすく示されていること
・解決の主体が法人であること(法人が責任を
もって解決に当たる姿勢)
管理運営における責 ・迅速な解決に向けての取組
任への理解
個人情報の重要性
・法人として「個人情報」を取扱う管理体制
・職員に対する意識啓発をどのように行うか明
確になっていること
安全管理及び事故への対応
・平常時の安全管理に関する体制
・事故発生時の対応
30
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66
横浜市放課後キッズクラブ事業実施要綱
制
定 平成 22 年3月 17 日 こ放第 879 号(市長決裁)
最近改正 平成 28 年3月 10 日 こ放第 1157 号(局長決裁)
(目 的)
第1条 この要綱は、放課後キッズクラブ事業(以下「キッズクラブ事業」という。
)の実施につ
いて必要なことを定める。
2
キッズクラブ事業は、次の各号を目的とした事業を一体的に行うものとする。
(1) 児童が通い慣れている学校施設等を利用して、異年齢児間の遊びを通じた交流を促進し、
児童の創造性、自主性、社会性などを養うこと
(2) 児童福祉法(昭和 22 年法律第 164 号。以下「法」という。)第6条の3第2項の放課後児
童健全育成事業として、対象となる児童に適切な遊び及び生活の場を与え、その健全な育成
を図ること
3
前項第2号の事業の実施及び運営にあたって必要な事項については、横浜市放課後児童健全
育成事業の設備及び運営の基準に関する条例(平成 26 年9月横浜市条例第 49 号。以下「条例」
という。
)及び横浜市放課後児童健全育成事業の届出等に関する要綱(平成 27 年2月 26 日こ放
第 930 号。以下「届出要綱」という。
)のほか、この要綱の定めるところによる。
4 キッズクラブ事業の実施に伴う補助金の交付については、横浜市補助金等の交付に関する規
則(平成 17 年 11 月横浜市規則第 139 号)及び横浜市放課後キッズクラブ事業費補助金交付要
綱(平成 18 年3月2日福子放第 10304 号。以下「補助金交付要綱」という。
)に定める。
(用語の定義)
第2条 この要綱において「放課後キッズクラブ」とは、キッズクラブ事業の運営主体(以下「運
営主体」という。
)が、条例及びこの要綱に定める事項を備えた良好な衛生環境及び安全性を備
えた、キッズクラブ事業のための専用施設(以下「専用ルーム」という。)等において、専任の
職員によりキッズクラブ事業を行い、かつ、放課後キッズクラブが所在する区の区長(以下「区
長」という。
)が適当と認めたものをいう。
2
この要綱において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。
(1) 利用区分1
第1条第2項第1号を目的に放課後キッズクラブを利用する児童が登録する
区分
(2) 利用区分2 第1条第2項第1号かつ第2号を目的に放課後キッズクラブを利用する児童
が登録する区分
3 この要綱における用語の意義は、前2項に定めるもののほか、法、条例、補助金交付要綱、
横浜市放課後キッズクラブ運営法人の選定に関する要綱(平成 17 年 12 月 20 日福子放第 10167
号。以下「選定要綱」という。
)及び横浜市放課後キッズクラブ運営法人の再選定に関する要綱
(平成 23 年7月1日こ放第 206 号。以下「再選定要綱」という。
)の例による。
(運営主体)
第3条
キッズクラブ事業の運営主体は、選定要綱及び再選定要綱に基づき、区長により選定さ
れ、かつ法第 34 条の8第2項に規定される放課後児童健全育成事業の届出を行っている法人と
資-1
する。
(対象児童)
第4条
キッズクラブ事業の対象児童は、当該小学校又は当該義務教育学校(以下「当該小学
校等」という。
)に通学している児童とする。
2
前項の規定にかかわらず、当該小学校区又は当該義務教育学校区に居住し、国立小学校、私
立小学校、または特別支援学校等に通学する児童についても対象児童とする。
3 前2項の児童のうち、第1条第2項第2号の放課後児童健全育成事業の対象となる児童は、
次の各号のいずれかに該当する児童とする。
(1) その保護者が、労働等により、放課後に当該児童が帰宅する時間帯((学校休業日(日曜日
を除く。
)にあっては、当該時間帯に相当する時間帯))に、家庭にいないこと
(2) その保護者が、健康上の理由等により、昼間家庭にいても当該児童の健全育成ができる環
境にない状態であること
4 放課後キッズクラブの利用にあたっては、第2条第2項に規定する利用区分により、保護者
が事前に運営主体に利用の登録をするものとする。
5 第2条第2項に規定する利用区分は年度途中での変更ができるものとし、変更にあたっては
保護者が事前に運営主体に利用区分変更の届出をするものとする。
(事業内容)
第5条 キッズクラブ事業の実施にあたっては、次に掲げる活動を行うものとする。
(1) 児童の健康管理、安全確保、情緒の安定
(2) 児童の活動への意欲と態度の形成
(3) 遊びを通じた児童の自主性、社会性、創造性の向上
(4) 児童の活動状況の把握と児童の家庭との日常的な連絡及び情報交換
(5) 学校との迅速な情報交換と日常的な連携
(6) 家庭や地域での遊びの環境づくりへの支援
(7) 保護者との連携による親子参加活動
(8) 地域の子育て支援に関する活動
(9) その他児童の健全育成に関して必要な活動
(開所日及び開所時間)
第6条 放課後キッズクラブは、次に掲げる日を除き、毎日開所しなければならない。
(1) 日曜日
(2) 国民の祝日に関する法律(昭和 23 年法律第 178 号)第3条に規定する休日
(3) 1月2日、1月3日及び 12 月 29 日から 12 月 31 日まで
2
放課後キッズクラブは、次に掲げる時間帯において開所しなければならない。
(1) 平日は、授業終了後から午後7時まで
(2) 土曜日、長期休業中及び学校休業日は、午前8時 30 分から午後7時まで
3
前2項の規定にかかわらず、土曜日、長期休業日及び平日の午後5時以降については、運営
主体は利用児童がいない場合等は、閉所または開所時間を短縮することができる。
4
第1項及び第2項の規定にかかわらず、区長がやむを得ないと認める場合は、臨時に閉所ま
資-2
たは開所時間を短縮することができる。
(実施場所)
第7条
キッズクラブ事業の実施場所は、当該小学校等の余裕教室の状況等を学校長と調整し、
原則当該小学校内に設置する専用ルームその他学校施設とする。ただし、公園、市民利用施設
等での実施は妨げない。
(職員の配置基準、雇用等)
第8条 運営主体は、1つの活動場所には必ず1名以上の職員を配置することとし、原則として、
児童が1名以上利用している時間帯には、別表1に定める職員最低配置基準を遵守しなければ
ならない。
2 運営主体は、第5条に規定する事業内容を円滑に実施し、利用児童の安全を確保するため、
次の職員を雇用するものとする。
(1) 常勤職員(主任)
(2) 常勤職員(副主任)
1名
1名以上
(3) 非常勤職員
必要数
(4) 障害児受入担当職員
必要数
3
職員は、勤務時間内は専任とし、兼務しないものとする。
4
職員については、満 65 歳に達した日以後における最初の3月 31 日を超えて雇用することは
できない。ただし、特段の事情があり、かつ健康状態が良好と認められるときは、
「放課後キッ
ズクラブ職員継続雇用申出書(第1号様式)
」を区長に届け出ることで、継続雇用することがで
きる。
(研 修)
第9条 運営主体は、職員の資質向上を図り、第5条に規定する事業内容を円滑かつ安全に実施
するため、職員に対し、障害児の対応をはじめとする、活動に必要な知識・経験を養うための
研修を実施しなければならない。
2
運営主体は、条例第8条に定める職員の知識及び技能の向上と資質向上を図るため、横浜市
が実施する人材育成研修について、職員の参加の機会を提供しなければならない。
3
運営主体は、関係機関が実施する研修について、職員の参加の機会を提供するよう努めなけ
ればならない。
(安全管理)
第 10 条 運営主体は、平常時から危機を想定してその予防に最善を尽くすこととし、事件、事故
及び災害等(以下「事故等」という。
)の危機管理についての対応マニュアルを作成するととも
に、事故等の発生時に迅速かつ的確な緊急対策を実施できるよう、学校等関係機関との連携に
努めなければならない。
2
運営主体は、放課後キッズクラブにおいて事故等が発生した場合、
「放課後キッズクラブ事故
報告書(兼事故証明書)
(第2号様式)」により速やかに区長に報告しなければならない。
(評議会)
資-3
第 11 条 運営主体は、学校・地域と情報共有しながら相互に連携・協力を図るため、評議会を設
置し、半期に1回以上評議会を開催しなければならない。
2
評議会は、次の事項を協議し、運営主体に意見具申するものとする。また、運営主体は評議
会の意見を放課後キッズクラブの運営に反映するよう努めなければならない。
(1) 放課後キッズクラブの運営状況、予算、決算に関すること。
(2) 学校・地域との連携に関すること。
(3) 保護者からの意見、要望等の調整に関すること。
(4) その放課後キッズクラブの安全かつ円滑な運営に関すること。
3 評議会は、次の各号に規定する者から運営主体が選任した者(以下「評議会委員」という。
)
をもって組織するものとする。
(1) 学校長
(2) 保護者代表
(3) 地域代表
(4) その他運営主体が必要と認める者
4 評議会には会長、副会長を置く。会長は評議会を代表し、会務を掌理するものとし、副会長
は会長を補佐し、会長が欠けたときはその職務を代理するものとする。ただし、運営主体の構
成員等が評議会委員を兼ねることはできない。
5 新規に放課後キッズクラブを開設した場合及び評議会委員に変更がある場合は区長の定める
期日までに「評議会委員名簿(第3号様式)
」により区長に報告するものとする。
6 運営主体は、評議会開催後、議事録及び「評議会開催報告書(第4号様式)」を作成する。議
事録については、内容を会長に確認したうえで評議会委員全員に共有を図り、評議会開催報告
書については補助金交付要綱第 10 条に規定する実績報告書に添付する。
(保護者会)
第 12 条 運営主体は、保護者と協力して事業を実施するとともに、保護者の意見、要望等を踏ま
えた運営を行うため、放課後キッズクラブを利用する児童の保護者をもって組織する保護者会
を設置し、半期に1回以上保護者会を開催しなければならない。
2 運営主体は、保護者会開催後、議事録及び「保護者会開催報告書(第5号様式)」を作成する。
議事録については運営主体で保管し、保護者会開催報告書については補助金交付要綱第 10 条に
規定する実績報告書に添付する。
(利用料等)
第 13 条 運営主体は、あらかじめ保護者の同意を得た上で、利用料、おやつ代及び特別な行事や
教材に係る費用等について、別表2のとおり利用児童の保護者から徴収するものとする。
2 運営主体は、放課後キッズクラブの利用を希望する児童の保護者に対し、横浜市が定める傷
害見舞金制度負担金を利用登録前までに負担させるものとする。
(変更届の提出)
第 14 条 運営主体は、次に掲げる事項に変更が生じたときは、「横浜市放課後キッズクラブ事業
変更届(第6号様式)
」を速やかに区長に提出しなければならない。
(1) 運営主体に関すること
資-4
(2) 職員に関すること
(事業の実施報告)
第 15 条 運営主体は、毎月 10 日までに、
「放課後キッズクラブ月別状況報告書(第7号様式)
」
により前月分のキッズクラブ事業の実施状況を区長に報告するものとする。
2
運営主体は、前項の報告のうち、4月分の報告においては、4月末日現在の「利用区分2登
録者名簿(第8号様式)
」及び利用区分2登録児童の利用申込書の写しを添付しなければならな
い。
(備品管理等)
第 16 条 放課後キッズクラブで使用する標準的な備品については、横浜市が調達し貸与するもの
とする。なお、運営主体は、貸与された施設や備品について善良な管理者の注意をもって取り
扱うものとし、故意または重大な過失により滅失し、若しくはき損し、またはその返還が不可
能となったときは、区長の指定した期間内に代品を納め、若しくは原状に復し、または損害を
賠償しなければならない。また、運営主体の故意または過失によらない施設の修繕及び備品の
修理等については、別途区長に協議するものとする。
(個人情報の保護)
第 17 条 運営主体は、キッズクラブ事業による事務を処理するための個人情報の取り扱いについ
ては、別に定める「横浜市放課後児童健全育成事業個人情報取扱特記事項」を遵守しなければ
ならない。
(情報提供)
第 18 条 運営主体は、キッズクラブ事業の実施にあたって学校と調整し、毎年度、新入生の保護
者向けに説明会や見学会を開催しなければならない。なお、新規に放課後キッズクラブを開設
する場合については、学校と調整し、開設前に保護者説明会を開催しなければならない。
2
運営主体は、事業予定等を掲載した広報紙を毎月作成し、当該小学校等の保護者及び関係機
関に配布するものとする。
(引継)
第 19 条 運営法人の交替または常勤職員の変更が生じる場合は、運営に支障がないよう事前に必
要な引継ぎを行うものとする。また、新規に放課後キッズクラブを開設する場合は、当該校は
まっ子ふれあいスクールとの引継及び開設準備を開設までに行うものとする。
(補 則)
第 20 条 この要綱に定めるもののほか、この要綱の実施に関して必要な事項については、別にこ
ども青少年局長が定める。
附 則(平成 22 年3月 17 日こ放第 879 号)
この要綱は、
平成 22 年3月 17 日から施行し、
平成 22 年度の予算に係る補助金等から適用する。
資-5
附
則(平成 22 年 10 月 21 日こ放第 493 号)
この要綱は、平成 22 年 10 月 21 日から施行する。
附 則(平成 23 年3月 11 日こ放第 899 号)
この要綱は、平成 23 年4月1日から施行する。
附 則(平成 24 年3月 15 日こ放第 959 号)
この要綱は、平成 24 年4月 1 日から施行する。
附
則(平成 24 年8月 7日こ放第 390 号)
この要綱は、平成 24 年8月7日から施行する。
附
則(平成 25 年3月 11 日こ放第 994 号)
この要綱は、平成 25 年3月 11 日から施行する。
附
則(平成 27 年3月 10 日こ放第 975 号)
この要綱は、平成 27 年3月 10 日から施行する。
附
則(平成 28 年3月 10 日こ放第 1157 号)
この要綱は、平成 28 年3月 10 日から施行する。
資-6
別表1(第8条)
職員最低配置基準
区分2対象児童数
平日利用児童数 17時までの配置 17時からの配置
3人
~35人
36~70人
4人
~40人
2人
71~90人
5人
91人~
6人
~35人
5人
36~70人
41人~
4人
5人
71~90人
91人~
6人
注1 条例第10条に基づき、「区分2対象児童数」に応じて、放課後児童支援員を配置しなければなら
ない。
注2 「区分2対象児童数」とは、利用区分2登録児童の利用希望日数から算出した人数を指す。「区
分2対象児童数」の算出は、放課後キッズクラブに利用の登録をし、かつ継続的に利用する者で、
毎日利用する児童の人数に、一時的に利用する児童の平均利用人数を加えることで行う。
なお、平均利用人数は、利用登録時の利用希望日数を基に算出する。
注3 「平日利用児童数」とは、利用区分に関わらず、その日に放課後キッズクラブを利用した児童の
数を指す。
注4 第8条第2項第4号に規定する障害児受入担当職員は、同項第1号から第3号に規定する職員に
より職員最低配置基準を満たした上で別に配置するものとする。
別表2(第13条)
利用料等
項目
利用料
利用区分1
利用区分2
無料
月額5,000円
(保護者負担減免額相当補助の
(午後5時以降も利用する場合
は1回800円)
おやつ代
対象となる世帯(※)は月額
2,500円)
なし
(午後5時以降も利用する場合
実費相当額
は実費相当額)
特別な行事や
教材に係る費用
実費相当額
※ 「保護者負担減免額相当補助の対象となる世帯」とは、市民税所得割非課税世帯(平成24年度実施
の税制改正による扶養控除見直し前の旧税額計算及び寡婦(夫)控除をみなし適用した場合に、市民
税所得割非課税世帯となる世帯も含む。)及び生活保護受給世帯を指す。
資-7
横浜市放課後キッズクラブ事業費補助金交付要綱
制
定 平成18年3月2日 福子放第10304号(市長決裁)
最近改正 平 成 28年 3 月 10日
こ 放 第 1158号 ( 局 長 決裁 )
(目的)
第1条 この要綱は、横浜市放課後キッズクラブ事業実施要綱(平成22年3月17日こ放第879号。
以下「実施要綱」という。)に定める放課後キッズクラブ事業(以下「キッズクラブ事業」と
いう。)を実施する運営主体等に対して予算の範囲内で交付する放課後キッズクラブ事業費補
助金(以下「補助金」という。)について、必要な事項を定める。
2
補助金の交付については、横浜市補助金等の交付に関する規則(平成17年11月横浜市規則第
139号。以下「補助金規則」という。)に定めるもののほか、この要綱に定めるところによる。
(用語の定義)
第2条 この要綱における用語の意義は、横浜市放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準
に関する条例(平成26年9月横浜市条例第49号。以下「条例」という。)、補助金規則及び実施
要綱の例による。
(補助金の区分及び補助対象経費)
第3条 この要綱における補助金の区分は次の各号に掲げるとおりとする。
(1) 運営費補助
(2) 開設費補助
(3) 準備費補助
2
前項各号に規定する補助対象経費の詳細及び補助基準額については、別表1及び別表2に定
めるものとする。
3 第1項第1号に規定する運営費補助における職員の給与については、別表3に定めるものと
する。
4
第2項に基づき積算する補助金は、補助金の総額に百円未満の端数があるときは、その端数
金額を切り捨てるものとする。
5
第2項の規定にかかわらず、放課後キッズクラブが所在する区の区長(以下「区長」という。)
が特に必要と認める場合は、こども青少年局長と協議の上、別表1及び別表2に定める補助金
を変更することができる。
(補助事業者)
第4条 この要綱における補助事業者は、次の各号に掲げる補助金の区分に応じ、当該各号に定
める者とする。
(1)運営費補助
実施要綱第3条に規定する者
(2)開設費補助
新規に開設する放課後キッズクラブについて、横浜市放課後キッズクラブ
運営法人の選定に関する要綱(平成17年12月20日福子放第10167号。以下「選
資-8
定要綱」という。)第3条第1項及び第2項に規定する放課後キッズクラ
ブ運営法人の選定を、当該年度に受けた者
(3)準備費補助
選定要綱第3条第1項及び第2項に規定する放課後キッズクラブ運営法人
の選定を、当該年度に受けた者
2 前項の規定にかかわらず、区長は、前条第1項第2号に係る経費に関して、特に必要と認め
た者について、こども青少年局長と協議のうえ、補助事業者とすることができる。
(交付の申請)
第5条 運営費補助の交付を受けようとする補助事業者は、区長が定める期日までに横浜市放課
後キッズクラブ事業費補助金交付申請書〔運営費補助〕(第2-1号様式)に次の各号に掲げ
る書類を添付し、区長に提出しなければならない。ただし、添付書類については、その内容を
満たす補助事業者の資料をもって代えることができるものとする。
(1) 運営概況(第3号様式)
(2) 活動計画書(第4号様式)
(3) 収支予算書(第5号様式)
(4) 資金計画表(第6号様式)
(5) 常勤職員・非常勤職員名簿(第7号様式)
(6) 法人役員名簿(第8号様式)
(7) その他区長が必要と認める書類
2
開設費補助の交付を受けようとする補助事業者は、区長が定める期日までに横浜市放課後キ
ッズクラブ事業費補助金交付申請書〔開設費補助〕(第2-2号様式)に区長が必要と認める
書類を添付し、区長に提出しなければならない。
3
準備費補助の交付を受けようとする補助事業者は、区長が定める期日までに横浜市放課後キ
ッズクラブ事業費補助金交付申請書〔準備費補助〕(第2-3号様式)に区長が必要と認める
書類を添付し、区長に提出しなければならない。
4
法人役員に変更が生じたときは、法人役員名簿(第8号様式)により、速やかに区長に報告
しなければならない。
(交付の決定)
第6条 区長は、前条第1項の規定による申請を受理したときは、その内容を審査し、適正と認
める場合は補助金の交付額を決定し、横浜市放課後キッズクラブ事業費補助金交付決定通知書
〔運営費補助〕(第9-1号様式)により、補助事業者に通知するものとする。
2 区長は、前条第2項の規定による申請を受理したときは、その内容を審査し、適正と認める
場合は補助金の交付額を決定し、横浜市放課後キッズクラブ事業費補助金交付決定通知書〔開
設費補助〕(第9-2号様式)により、補助事業者に通知するものとする。
3 区長は、前条第3項の規定による申請を受理したときは、その内容を審査し、適正と認める
場合は補助金の交付額を決定し、横浜市放課後キッズクラブ事業費補助金交付決定通知書〔準
備費補助〕(第9-3号様式)により、補助事業者に通知するものとする。
資-9
(交付の時期等)
第7条 補助事業者の資金状況を勘案し、補助事業の完了前に補助金を交付しなければ、補助事
業等を実施できない場合は、補助金規則第17条ただし書の規定により、補助事業の完了前に補
助金の全部又は一部を交付することができる。
2
この補助金の交付は、補助事業者からの請求に基づいて交付するものとする。
3
補助金の交付の時期及び各期の交付額は、前条に規定する交付決定通知書において示すとこ
ろによる。
(執行状況報告及び交付額の変更)
第8条 運営費補助の交付を受けた補助事業者は、区長が定める期日までに横浜市放課後キッズ
クラブ事業執行状況報告書(第10号様式)に必要に応じて次の各号に掲げる書類を添付し、区
長に提出しなければならない。ただし、当該年度の1月以降に開設する放課後キッズクラブに
ついてはこの限りではない。
(1) 障害児受入に係る加算補助対象児童名簿(第11号様式)
(2) 保護者負担減免額相当補助対象児童名簿(第12号様式)
(3) 条例第10条第3項に規定する研修を修了したことを証する書類
(4) その他区長が必要と認める書類
2
前項に規定する執行状況報告又はその他の事情において、第6条第1項で決定した交付額に
変更が生じたときは、横浜市放課後キッズクラブ事業費補助金変更交付申請書(第13号様式)
を区長に提出するものとする。ただし、規則第18条に規定する交付の請求を要しない場合はこ
の限りではない。
3
区長は、前項の規定による申請を受理したときは、その内容を審査し、適正と認める場合は
補助金の交付額を決定し、横浜市放課後キッズクラブ事業費補助金変更交付決定通知書(第14
号様式)(以下「変更交付決定通知書」という。)により、補助事業者に通知するものとする。
(申請の取下げ)
第9条 補助金規則第9条第1項の規定により定める申請の取下げの期間は、補助事業者が第6
条に規定する交付決定通知書又は前条第3項に規定する変更交付決定通知書の交付を受けた日
の翌日から起算して10日以内の日とする。
(実績報告)
第10条 運営費補助の交付を受けた補助事業者は事業終了後、区長が定める期日までに横浜市放
課後キッズクラブ事業実績報告書[運営費補助](第15-1号様式)に次の各号に掲げる書類を添
付し、区長に提出しなければならない。また、第7条第1号の規定により補助事業の完了前に
補助金の全部又は一部の交付を受けた場合は、補助金の精算を行わなければならない。
(1) 評議会開催報告書(実施要綱第4号様式)
(2) 保護者会開催報告書(実施要綱第5号様式)
(3) その他区長が必要と認める書類
2 開設費補助の交付を受けた補助事業者は事業終了後、区長が定める期日までに横浜市放課後
資-10
キッズクラブ事業実績報告書[開設費補助](第15-2号様式)に区長が必要と認める書類を添付
し、区長に提出しなければならない。また、第7条第1号の規定により補助事業の完了前に補
助金の全部又は一部の交付を受けた場合は、補助金の精算を行わなければならない。
3
準備費補助の交付を受けた補助事業者は事業終了後、区長が定める期日までに横浜市放課後
キッズクラブ事業実績報告書[準備費補助](第15-3号様式)に区長が必要と認める書類を添付
し、区長に提出しなければならない。また、第7条第1号の規定により補助事業の完了前に補
助金の全部又は一部の交付を受けた場合は、補助金の精算を行わなければならない。
(補助金額の確定)
第11条 運営費補助の交付を受けた補助事業者に対する補助金規則第15条の規定による補助金額
の確定の通知は、横浜市放課後キッズクラブ事業費補助金交付額確定通知書 [運営費補助](第
16-1号様式)により通知するものとする。
2
開設費補助の交付を受けた補助事業者に対する補助金規則第15条の規定による補助金額の確
定の通知は、横浜市放課後キッズクラブ事業費補助金交付額確定通知書 [開設費補助](第16-
2号様式)により通知するものとする。
3
準備費補助の交付を受けた補助事業者に対する補助金規則第15条の規定による補助金額の確
定の通知は、横浜市放課後キッズクラブ事業費補助金交付額確定通知書 [準備費補助](第16-
3号様式)により通知するものとする。
(決定の取消)
第12条 区長は、次のいずれかの事情が生じたときは、交付の決定の全部又は一部を取消すこと
ができる。
(1) 実績報告書その他の書類を確認した結果、虚偽又は不正な手続によって補助金の交付を受
けたものと認められるとき。
(2) この要綱及び実施要綱等に違反したとき。
(3) キッズクラブ事業実施方法が不適当であると区長が認めたとき。
(4) 実施要綱に定める条件を欠くに至った場合、その他キッズクラブ事業を補助する必要がな
くなったと区長が認めたとき。
2
運営費補助の交付の決定の取消は、横浜市放課後キッズクラブ事業費補助金交付決定取消通
知書[運営費補助](第17-1号様式)により、補助事業者に通知するものとする。
3 開設費補助の交付の決定の取消は、横浜市放課後キッズクラブ事業費補助金交付決定取消通
知書[開設費補助](第17-2号様式)により、補助事業者に通知するものとする。
4
準備費補助の交付の決定の取消は、横浜市放課後キッズクラブ事業費補助金交付決定取消通
知書[準備費補助](第17-3号様式)により、補助事業者に通知するものとする。
(補助金の返還)
第13条 区長は、補助金の交付の決定を取り消した場合において、事業の当該取消しに係る部分
に関し、すでに補助金が交付されているときは、期限を定めて、その返還を命ずるものとする。
2
区長は、補助事業者に交付すべき補助金の額を確定した場合において、既にその額を超える
資-11
補助金が交付されているときは、期限を定めて、確定額を超える部分の補助金の返還を命ずる
ものとする。
(消費税及び地方消費税に係る仕入控除税額の確定に伴う補助金の返還)
第 14 条 事業完了後に消費税及び地方消費税の申告によりこの補助金に係る消費税及び地方消
費税に係る仕入控除税額が確定した場合は、速やかに、消費税及び地方消費税に係る仕入控除
税額報告書(第 18 号様式)に必要な書類を添付し、区長へ提出しなければならない。なお、事
業者が全国的に事業を展開する組織の一支部(又は一支社、一支所等)であって、自ら消費税
及び地方消費税の申告を行わず、本部(又は本社、本所等)で消費税及び地方消費税の申告を
行っている場合は、本部の課税売上割合等の申告に基づき報告を行うこと。また、区長に報告
を行った後、当該仕入控除税額を区に納付すること。
(財産の処分の制限)
第15条
補助金規則第25条の規定により財産の処分の制限がかからなくなるために必要な期間は、
補助事業により取得し、又は効用の増加した不動産及びその従物並びに補助事業により取得し、
又は効用の増加した価格が単価50万円以上の機械器具等については、「補助事業等により取得
し、又は効用の増加した財産の処分制限期間」(平成27年内閣府告示第424号)又は「補助事業
等により取得し、又は効用の増加した財産の処分制限期間」(平成14年文部科学省告示第53号)
に定めるとおりとする。
(暴力団排除に関する取扱い)
第16条 この補助金について、横浜市暴力団排除条例(平成23年12月横浜市条例第51号)第2条
第2号の暴力団、同条第4号の暴力団員等、同条第5号の暴力団経営支配法人等または同条例
第7条の暴力団員等と密接な関係を有すると認められる者は交付の対象としない。
2
区長は、必要に応じ申請者又は第6条の交付の決定を受けたものが、第1項各号のいずれか
に該当するか否かを神奈川県警察本部長に対して確認を行うことができる。
3
区長は、交付の決定を受けたものが、第1項各号のいずれかに該当するときは、交付決定の
全部又は一部を取り消すことができる。
(書類の整備等)
第17条 補助事業者は、キッズクラブ事業の適正な管理を図るため、児童の利用状況、職員の出
勤状況及びキッズクラブ事業に係る収入及び支出の状況を明らかにした帳簿等を備え保管する
とともに、これらについての証拠書類を整理し、各年度のキッズクラブ事業終了後5年間保存
しなければならない。
(調査又は報告)
第18条 区長は、補助金の適正な執行を確認するため等、必要があると認めるときは、補助事業
者に対して、前条の書類を閲覧し、又は提出を求め、運営状況を調査し、又は報告を徴するこ
とができる。
資-12
(補則)
第19条 この要綱に定めるもののほか、この要綱の実施に関して必要な事項については、別にこ
ども青少年局長が定める。
附 則(平成18年3月2日福子放第10304号)
(施行期日)
1
この要綱は、平成18年3月2日から施行し、平成18年度の予算に係る補助金等から適用する。
(横浜市放課後キッズクラブ実施要綱の廃止)
2
横浜市放課後キッズクラブ事業実施要綱(平成16年7月1日)は、平成18年3月31日限り廃
止する。
附 則(平成18年6月12日こ放第210号)
この要綱は、平成18年6月12日から施行する。
附 則(平成18年9月30日こ放第377号)
この要綱は、平成19年1月1日から施行する。
附 則(平成19年3月12日こ放第841号)
この要綱は、平成19年3月12日から施行し、平成19年度の予算に係る補助金等から適用する。
附 則(平成19年3月30日こ放第981号)
この要綱は、平成19年4月1日から施行する。
附 則(平成19年5月31日こ放第142号)
この要綱は、平成19年7月1日から施行する。
附 則(平成19年9月6日こ放第433号)
この要綱は、平成19年11月1日から施行する。
附 則(平成19年11月28日こ放第670号)
この要綱は、平成20年1月4日から施行する。
附 則(平成20年2月28日こ放第884号)
この要綱は、平成20年2月28日から施行し、平成20年度の予算に係る補助金等から適用する。
附 則(平成20年8月27日こ放第353号)
この要綱は、平成20年9月1日から施行する。
附 則(平成21年3月19日こ放第839号)
この要綱は、平成21年4月1日から施行し、平成21年度の予算に係る補助金等から適用する。
附 則(平成21年8月27日こ放第458号)
この要綱は、平成21年9月1日から施行する。
附 則(平成22年3月17日こ放第880号)
この要綱は、平成22年4月1日から施行し、平成22年度の予算に係る補助金等から適用する。
資-13
附 則(平成22年10月21日こ放第494号)
この要綱は、平成22年10月21日から施行する。
附 則(平成23年3月11日こ放第900号)
この要綱は、平成23年4月1日から施行し、平成23年度の予算に係る補助金等から適用する。
附 則(平成23年6月30日こ放第662号)
この要綱は、平成23年6月30日から施行し、平成23年度の予算に係る補助金から適用する。
附 則(平成24年3月15日こ放第958号)
この要綱は、平成24年4月1日から施行し、平成24年度の予算に係る補助金から適用する。
附 則(平成24年6月29日こ放第281号)
この要綱は、平成24年6月29日から施行し、平成24年度の予算に係る補助金から適用する。
附 則(平成24年8月7日こ放第391号)
この要綱は、平成24年8月7日から施行する。
なお、税制改正前の扶養控除を適用した減免については、平成24年6月1日より施行する。
附 則(平成24年10月1日こ放第720号)
この要綱は、平成24年10月1日から施行する。
附 則(平成25年3月11日こ放第995号)
この要綱は、平成25年3月11日から施行し、平成25年度の予算に係る補助金から適用する。た
だし、横浜市放課後キッズクラブ事業実績報告書(第15号様式)に係る改正規定は、平成24年度
の予算に係る補助金から適用する。
附 則(平成25年10月18日こ放第 632 号)
この要綱は、平成25年10月18日から施行し、平成25年度の予算に係る補助金から適用する。
附 則(平成26年3月10日こ放第948号)
この要綱は、平成26年3月10日から施行し、平成26年度の予算に係る補助金から適用する。
附 則(平成26年10月1日こ放第623号)
この要綱は、平成26年10月1日から施行し、平成26年度中に交付する補助金から適用する。
附 則(平成 27 年3月 10 日こ放第 971 号)
この要綱は、平成27年3月10日から施行し、平成27年度の予算に係る補助金から適用する。
附 則(平成27年10月1日こ放第656号)
この要綱は、平成 27 年 10 月1日から施行し、平成 27 年度中に交付する補助金から適用する。
附 則(平成 28 年3月 10 日こ放第 1158 号)
この要綱は、平成28年3月10日から施行し、平成28年度の予算に係る補助金から適用する。
資-14
別表1(第3条第2項)
【放課後キッズクラブ事業費補助金算定基準】
基
本
補
助
項 目
平成21年度以前に開設
(1か所あたり)
平成22年度以降に開設
(1か所あたり)
月額
うち7、8月
金 額
加
運 算 障害児受入加算補助
営 補 (1人あたり)
費 助
補
助
681,100円/月
994,000円/月
大規模Ⅱ
夜間規模Ⅰ
夜間規模Ⅱ
利用区分1
障害児受入職員配置加算補
助
(支援の単位あたり)
保護者負担減免額
相当補助
(1人あたり)
閉所Ⅰ
閉所Ⅱ
閉所Ⅲ
開設費補助
平日利用児童数
大規模Ⅰ:36人以上70人以下
2,906,000円/年 当該年度4月から6月 大規模Ⅱ:71人以上90人以下
大規模Ⅲ:91人以上
4,117,000円/年
①区分2対象児童数
2,463,000円/年 ①当該年度4月
41人以上
②当該年度4月から6 ②平日利用児童数
夜間規模Ⅰ:70人以下
848,000円/年 月
夜間規模Ⅱ:71人以上
【対象児童】
利用区分1登録かつ次のいずれかに該当す
る児童
①特別支援学校又は個別支援学級に在籍し
ている児童。
②次のいずれかの書類を提出し、区長が決
428,000円/年 当該年度4月から12月
定した児童。
(1) 身体障害者手帳、療育手帳(愛の手
帳)又は精神障害者手帳の写し
(2) 就学している小学校等から児童の状況
が記載されている「特別な配慮を要する児
童の申立書(第1号様式)」
2,500円/月 当該年度4月から12月
土曜等閉所減算
(1か所あたり)
夜間閉所減算
(1か所あたり)
1,615,000円/年
人
件
費
・
事
業
費
・
管
理
運
営
費
別表2のとおり
認定資格研修受講加算補助
(1人あたり)
減
算
対象
8,799,000円/年
大規模Ⅲ
夜間規模加算補助
(1か所あたり)
基 準
9,572,000円/年
大規模Ⅰ
規模加算補助
(1か所あたり)
基準月
実施要綱別表2に規定する保護者負担減免
額相当補助の対象となる世帯の児童
24,000円/年
条例第10条第3項に規定される放課後児童
支援員認定資格研修の受講の際に発生する
代替人件費
△ 23,200円/日
土曜等閉所日数
※学校行事等で学校から閉所の依頼があっ
た日等を除く
△ 138,000円/年 当該年度4月から12月 夜間閉所日数(1か月平均)
閉所Ⅰ:6日以上10日以下
△ 253,000円/年
閉所Ⅱ:11日以上15日以下
閉所Ⅲ:16日以上
△ 368,000円/年
800,000円/か所
調
新規に開設する放課後キッズクラブの初度
初
弁
調弁費
度
費
人
件
費
注1 補助金額については、開所期間に応じた補助金額とする。本表に定める基準月が開所期間に該当がない場合は、当該校はまっ子ふ
れあいスクールの実績に応じて積算するものとする。ただし、当該年度の1月以降に開設する放課後キッズクラブについては、基
準月の終期を9月とすることとする。
準備費補助
400,000円/か所
新規に開設または運営法人が変更になる
キッズクラブの準備人件費
注2 活動場所の移動等に伴い、4月から6月の間に児童の利用を制限した場合、規模加算補助は前年度の実績に基づき加算するものと
注3 「夜間」とは17時以降の時間帯を指す。
注4 「閉所」とは、利用児童数が0人の日を指す。
注5 実績の小数点以下の端数は切り上げて計算するものとする。
注6 日枝小学校放課後キッズクラブについては、4,071,000円を基本補助額に加算するものとする。
注7 3月に開設する放課後キッズクラブについては、50,000円を基本補助額に加算するものとする。
資-15
別表2(第3条第2項)
障害児受入職員配置加算補助
項目
受入障害児数/支援の単位
1~4人
利用区分2登録かつ以下のいずれかの条件を満たす児童
5人以上
・特別支援学校又は個別支援学級に在籍している児童
補助対象児童
・一般学級に在籍している児童のうち、「身体障害者手帳」、「療育手帳(愛の手帳)」
または「精神障害者保健福祉手帳」の写しが提出されている児童
・就学している小学校等から児童の状況についての副申が記載された「特別な配慮を要する児童の申立書」が、
運営主体から提出されている児童
算定基準
追加配置職員数
(1支援単位あた
り)
補助額
(1支援単位あた
り)
補助対象経費
利用区分2登録の障害児数(当該年度4・6・9・12月実績)
1人
(1~4人の場合に加え)
1人(計 2人)
(1~4人の場合に加え)
1,748,000円/年
1,748,000円/年(計 3,496,000円/年)
(四半期ごとに437,000円)
(四半期ごとに874,000円)
障害児を受入れるために追加で配置した職員の人件費・交通費等
資-16
別表3(第3条第3項)
【職員給与最低基準】
開設年度
平成21年度以前開設
平成22年度以降開設
職位
給与(年額)
勤務時間
主任
2,880,000円
週30時間
副主任
2,400,000円
週30時間
合計
5,280,000円
週60時間
主任
2,880,000円
週30時間
副主任
1,920,000円
週25時間
合計
4,800,000円
週55時間
※1 年度の途中で新規に開設する放課後キッズクラブについては、開設期間に応じた金額とする。
※2 非常勤職員及び障害児受入担当職員給与は、神奈川県最低賃金を下回らないものとする。
資-17
雇児発 0331 第 34 号
平成 27 年3月 31 日
各
都道府県知事
指定都市市長
中核市市長
殿
厚生労働省雇用均等・児童家庭局長
( 公 印 省 略 )
「放課後児童クラブ運営指針」の策定について
子ども・子育て支援施策及び子どもの健全育成の推進については、かねてより格別の御
配慮をいただいているところであるが、平成 24 年に制定された「子ども・子育て支援法及
び就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部を改正
する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律」
(平成 24 年法律第 67 号)により改
正された児童福祉法(昭和 22 年法律第 164 号)に基づき、厚生労働省においては、平成
26 年4月 30 日に「放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準」
(平成 26 年厚
生労働省令第 63 号。以下「省令基準」という。
)を策定し、全国的な一定水準の質の確保
に向けた取組をより一層進めることとしたところである。
平成 27 年4月からは、
省令基準を踏まえて策定される各市町村の条例に基づいて放課後
児童クラブが運営されることになるため、その運営の多様性を踏まえつつ、放課後児童ク
ラブにおいて集団の中で子どもに保障すべき遊び及び生活の環境や運営内容の水準を明確
化し、事業の安定性及び継続性の確保を図っていく必要があることから、今般、
「放課後児
童クラブガイドライン」を見直し、別紙のとおり、事業者(運営主体)及び実践者向けの
「放課後児童クラブ運営指針」
(以下「運営指針」という。
)を新たに策定し、国として放
課後児童クラブに関する運営及び設備についてのより具体的な内容を定め、平成 27 年4月
1日より適用することとしたので通知する。
この新たな運営指針の策定に当たっては、
① 放課後児童クラブの運営の多様性を踏まえ、
「最低基準」としてではなく、望ましい方
向に導いていくための「全国的な標準仕様」としての性格を明確化する
② 子どもの視点に立ち、子どもの最善の利益を保障し、子どもにとって放課後児童クラ
ブが安心して過ごせる生活の場となるように、放課後児童クラブが果たすべき役割を再
確認し、その役割及び機能を適切に発揮できるような観点で内容を整理する
③ 子どもの発達過程や家庭環境なども考慮して、異なる専門性を有して従事している放
課後児童支援員等が子どもとどのような視点で関わることが求められるのかという共通
の認識を得るために必要となる内容を充実する
との観点で策定したところであり、各市町村においては、本運営指針に基づき管内の放課
後児童クラブが適正かつ円滑に事業運営されているかを定期的に確認し、必要な指導及び
資-18
助言を行うなど、放課後児童クラブの一定水準の質の確保及びその向上が図られるよう、
御尽力いただきたい。
また、貴職におかれては、管内の市町村及び放課後児童クラブの関係者等に周知徹底を
図っていただくようお願いしたい。
なお、本通知は地方自治法(昭和 22 年法律第 67 号)第 245 条の4第1項の規定に基づ
く技術的助言であることを申し添える。
また、
「放課後児童クラブガイドラインについて」
(平成 19 年 10 月 19 日雇児発第 1019001
号)は本通知の施行に伴い廃止する。
資-19
別
紙
放課後児童クラブ運営指針
1.放課後児童クラブ運営指針の目次構成
第1章 総則
1.趣旨
2.放課後児童健全育成事業の役割
3.放課後児童クラブにおける育成支援の基本
第2章 事業の対象となる子どもの発達
1.子どもの発達と児童期
2.児童期の発達の特徴
3.児童期の発達過程と発達領域
4.児童期の遊びと発達
5.子どもの発達過程を踏まえた育成支援における配慮事項
第3章 放課後児童クラブにおける育成支援の内容
1.育成支援の内容
2.障害のある子どもへの対応
3.特に配慮を必要とする子どもへの対応
4.保護者との連携
5.育成支援に含まれる職務内容と運営に関わる業務
第4章 放課後児童クラブの運営
1.職員体制
2.子ども集団の規模(支援の単位)
3.開所時間及び開所日
4.利用の開始等に関わる留意事項
5.運営主体
6.労働環境整備
7.適正な会計管理及び情報公開
第5章 学校及び地域との関係
1.学校との連携
2.保育所、幼稚園等との連携
3.地域、関係機関との連携
4.学校、児童館を活用して実施する放課後児童クラブ
第6章 施設及び設備、衛生管理及び安全対策
1.施設及び設備
2.衛生管理及び安全対策
第7章 職場倫理及び事業内容の向上
1.放課後児童クラブの社会的責任と職場倫理
2.要望及び苦情への対応
3.事業内容向上への取り組み
資-20
- 1 -
2.放課後児童クラブ運営指針
第1章
総則
1.趣旨
(1)この運営指針は、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準(平成 26
年厚生労働省令第 63 号。以下「基準」という。)に基づき、放課後児童健全育成事業
を行う場所(以下「放課後児童クラブ」という。)における、子どもの健全な育成と
遊び及び生活の支援(以下「育成支援」という。)の内容に関する事項及びこれに関
連する事項を定める。
(2)放課後児童健全育成事業の運営主体は、この運営指針において規定される支援の内
容等に係る基本的な事項を踏まえ、各放課後児童クラブの実態に応じて創意工夫を図
り、放課後児童クラブの質の向上と機能の充実に努めなければならない。
2.放課後児童健全育成事業の役割
(1)放課後児童健全育成事業は、児童福祉法(昭和 22 年法律第 164 号。以下「法」とい
う。)第6条の3第2項に基づき、小学校(以下「学校」という。)に就学している
子ども(特別支援学校の小学部の子どもを含む。以下同じ。)であって、その保護者
が労働等により昼間家庭にいないものに、授業の終了後(以下「放課後」という。)
に児童厚生施設等の施設を利用して適切な遊び及び生活の場を与え、子どもの状況や
発達段階を踏まえながら、その健全な育成を図る事業である。
(2)放課後児童健全育成事業の運営主体及び放課後児童クラブは、児童の権利に関する
条約の理念に基づき、子どもの最善の利益を考慮して育成支援を推進することに努め
なければならない。
(3)放課後児童健全育成事業の運営主体及び放課後児童クラブは、学校や地域の様々な
社会資源との連携を図りながら、保護者と連携して育成支援を行うとともに、その家
庭の子育てを支援する役割を担う。
3.放課後児童クラブにおける育成支援の基本
(1)放課後児童クラブにおける育成支援
放課後児童クラブにおける育成支援は、子どもが安心して過ごせる生活の場として
ふさわしい環境を整え、安全面に配慮しながら子どもが自ら危険を回避できるように
していくとともに、子どもの発達段階に応じた主体的な遊びや生活が可能となるよう
に、自主性、社会性及び創造性の向上、基本的な生活習慣の確立等により、子どもの
健全な育成を図ることを目的とする。
(2)保護者及び関係機関との連携
放課後児童クラブは、常に保護者と密接な連携をとり、放課後児童クラブにおける
子どもの様子を日常的に保護者に伝え、子どもに関する情報を家庭と放課後児童クラ
ブで共有することにより、保護者が安心して子どもを育て、子育てと仕事等を両立で
きるように支援することが必要である。また、子ども自身への支援と同時に、学校等
資-21
- 2 -
の関係機関と連携することにより、子どもの生活の基盤である家庭での養育を支援す
ることも必要である。
(3)放課後児童支援員等の役割
放課後児童支援員は、豊かな人間性と倫理観を備え、常に自己研鑽に励みながら必
要な知識及び技能をもって育成支援に当たる役割を担うとともに、関係機関と連携し
て子どもにとって適切な養育環境が得られるよう支援する役割を担う必要がある。ま
た、放課後児童支援員が行う育成支援について補助する補助員も、放課後児童支援員
と共に同様の役割を担うよう努めることが求められる。
(4)放課後児童クラブの社会的責任
①
放課後児童クラブは、子どもの人権に十分に配慮するとともに、子ども一人ひと
りの人格を尊重して育成支援を行い、子どもに影響のある事柄に関して子どもが意
見を述べ、参加することを保障する必要がある。
②
放課後児童クラブの運営主体は、放課後児童支援員及び補助員(以下「放課後児
童支援員等」という。)に対し、その資質の向上のために職場内外の研修の機会を
確保しなければならない。
③
放課後児童支援員等は、常に自己研鑽に励み、子どもの育成支援の充実を図るた
めに、必要な知識及び技能の修得、維持及び向上に努めなければならない。
④
放課後児童クラブの運営主体は、地域社会との交流や連携を図り、保護者や地域
社会に当該放課後児童クラブが行う育成支援の内容を適切に説明するよう努めな
ければならない。
⑤
放課後児童クラブ及び放課後児童クラブの運営主体は、子どもの利益に反しない
限りにおいて、子どもや保護者のプライバシーの保護、業務上知り得た事柄の秘密
保持に留意しなければならない。
⑥
放課後児童クラブ及び放課後児童クラブの運営主体は、子どもや保護者の苦情等
に対して迅速かつ適切に対応して、その解決を図るよう努めなければならない。
第2章
事業の対象となる子どもの発達
放課後児童クラブでは、放課後等に子どもの発達段階に応じた主体的な遊びや生活が可
能となるようにすることが求められる。このため、放課後児童支援員等は、子どもの発達
の特徴や発達過程を理解し、発達の個人差を踏まえて一人ひとりの心身の状態を把握しな
がら育成支援を行うことが必要である。
1.子どもの発達と児童期
6歳から 12 歳は、子どもの発達の時期区分において幼児期と思春期・青年期との間に
あり、児童期と呼ばれる。
児童期の子どもは、学校、放課後、家庭のサイクルを基本とした生活となる。
学校において基礎学力が形成されることに伴い、知的能力や言語能力、規範意識等が
発達する。また、身長や体重の増加に伴って体力が向上し、遊びも活発化する。
社会性の発達に伴い、様々な仲間集団が形成されるなど、子ども同士の関わりも変化
資-22
- 3 -
する。さらに、想像力や思考力が豊かになることによって遊びが多様化し、創意工夫が
加わった遊びを創造できるようになる。
児童期には、幼児期の発達的特徴を残しつつ、思春期・青年期の発達的特徴の芽生え
が見られる。子どもの発達は、行きつ戻りつの繰り返しを経ながら進行していく。
子どもは、家庭や学校、地域社会の中で育まれる。大人との安定した信頼関係のもと
で、「学習」、「遊び」等の活動、十分な「休息」、「睡眠」、「食事」等が保障され
ることによって、子どもは安心して生活し育つことができる。
2.児童期の発達の特徴
児童期の発達には、主に次のような特徴がある。
○
ものや人に対する興味が広がり、その興味を持続させ、興味の探求のために自らを
律することができるようになる。
○
自然や文化と関わりながら、身体的技能を磨き、認識能力を発達させる。
○
学校や放課後児童クラブ、地域等、子どもが関わる環境が広がり、多様な他者との
関わりを経験するようになる。
○
集団や仲間で活動する機会が増え、その中で規律と個性を培うとともに、他者と自
己の多様な側面を発見できるようになる。
○
発達に応じて「親からの自立と親への依存」、「自信と不安」、「善悪と損得」、
「具体的思考と抽象的思考」等、様々な心理的葛藤を経験する。
3.児童期の発達過程と発達領域
児童期には、特有の行動が出現するが、その年齢は固定的なものではなく、個人差も
大きい。目安として、おおむね6歳~8歳(低学年)、9歳~10 歳(中学年)、11 歳~
12 歳(高学年)の3つの時期に区分することができる。なお、この区分は、同年齢の子
どもの均一的な発達の基準ではなく、一人ひとりの子どもの発達過程を理解する目安と
して捉えるべきものである。
(1)おおむね6歳~8歳
子どもは学校生活の中で、読み書きや計算の基本的技能を習得し、日常生活に必要
な概念を学習し、係や当番等の社会的役割を担う中で、自らの成長を自覚していく。
一方で、同時にまだ解決できない課題にも直面し、他者と自己とを比較し、葛藤も経
験する。
遊び自体の楽しさの一致によって群れ集う集団構成が変化し、そこから仲間関係や
友達関係に発展することがある。ただし、遊びへの参加がその時の気分に大きく影響
されるなど、幼児的な発達の特徴も残している。
ものや人に対する興味が広がり、遊びの種類も多様になっていき、好奇心や興味が
先に立って行動することが多い。
大人に見守られることで、努力し、課題を達成し、自信を深めていくことができる。
その後の時期と比べると、大人の評価に依存した時期である。
(2)おおむね9歳~10 歳
論理的な思考や抽象的な言語を用いた思考が始まる。道徳的な判断も、結果だけに
資-23
- 4 -
注目するのではなく、動機を考慮し始める。また、お金の役割等の社会の仕組みにつ
いても理解し始める。
遊びに必要な身体的技能がより高まる。
同年代の集団や仲間を好み、大人に頼らずに活動しようとする。他者の視線や評価
に一層敏感になる。
言語や思考、人格等の子どもの発達諸領域における質的変化として表れる「9、10
歳の節」と呼ばれる大きな変化を伴っており、特有の内面的な葛藤がもたらされる。
この時期に自己の多様な可能性を確信することは、発達上重要なことである。
(3)おおむね 11 歳~12 歳
学校内外の生活を通じて、様々な知識が広がっていく。また、自らの得意不得意を
知るようになる。
日常生活に必要な様々な概念を理解し、ある程度、計画性のある生活を営めるよう
になる。
大人から一層自立的になり、少人数の仲間で「秘密の世界」を共有する。友情が芽
生え、個人的な関係を大切にするようになる。
身体面において第2次性徴が見られ、思春期・青年期の発達的特徴が芽生える。し
かし、性的発達には個人差が大きく、身体的発育に心理的発達が伴わない場合もある。
4.児童期の遊びと発達
放課後児童クラブでは、休息、遊び、自主的な学習、おやつ、文化的行事等の取り組
みや、基本的な生活に関すること等、生活全般に関わることが行われる。その中でも、
遊びは、自発的、自主的に行われるものであり、子どもにとって認識や感情、主体性等
の諸能力が統合化される他に代えがたい不可欠な活動である。
子どもは遊びの中で、他者と自己の多様な側面を発見できるようになる。そして、遊
びを通じて、他者との共通性と自身の個性とに気付いていく。
児童期になると、子どもが関わる環境が急速に拡大する。関わる人々や遊びの種類も
多様になり、活動範囲が広がる。また、集団での遊びを継続することもできるようにな
っていく。その中で、子どもは自身の欲求と相手の欲求を同時に成立させるすべを見い
だし、順番を待つこと、我慢すること、約束を守ることや平等の意味等を身に付け、協
力することや競い合うことを通じて自分自身の力を伸ばしていく。
子どもは、遊びを通じて成功や失敗の経験を積み重ねていく。子どもが遊びに自発的
に参加し、遊びの楽しさを仲間の間で共有していくためには、大人の援助が必要なこと
もある。
5.子どもの発達過程を踏まえた育成支援における配慮事項
放課後児童支援員等は、子どもの発達過程を踏まえ、次に示す事項に配慮して子ども
一人ひとりの心身の状態を把握しながら、集団の中での子ども同士の関わりを大切にし
て育成支援を行うことが求められる。
(1)おおむね6歳~8歳の子どもへの配慮
○
幼児期の発達的特徴も見られる時期であることを考慮する。
資-24
- 5 -
○
放課後児童支援員等が身近にいて、子どもが安心して頼ることのできる存在にな
れるように心掛ける。
○
子どもは遊びに夢中になると時間や場所を忘れることがある。安全や健康を管理
するために子どもの時間と場所に関する意識にも目を届かせるようにする。
(2)おおむね9歳~10 歳の子どもへの配慮
○ 「9、10 歳の節」と呼ばれる発達諸領域における質的変化を伴うことを考慮して、
子どもの意識や感情の変化を適切に捉えるように心掛ける。
○
同年代の仲間との関わりを好み、大人に頼らず活動しようとする、他の子どもの
視線や評価に敏感になるなど、大人に対する見方や自己と他者への意識や感情の発
達的特徴の理解に基づいた関わりをする。
(3)おおむね 11 歳~12 歳の子どもへの配慮
○
大人から一層自立的になるとともに、子ども同士の個人的な関係を大切にするよ
うになるなどの発達的特徴を理解することに努め、信頼に基づく関わりを心掛ける。
○
ある程度、計画性のある生活を営めるようになる時期であることを尊重し、子ど
も自身が主体的な遊びや生活ができるような関係を大切にする。
○
思春期・青年期の発達的特徴が芽生えることを考慮し、性的発達を伴う身体的発
育と心理的発達の変化について理解し、適切な対応をする。
(4)遊びと生活における関わりへの配慮
子どもの遊びへの関わりは、安全の確保のような間接的なものから、大人が自ら遊
びを楽しむ姿を見せるというような直接的なものまで、子どもの発達や状況に応じた
柔軟なものであることが求められる。また、その時々の子どもの体調や気分によって、
遊びの選択や子ども同士の関わり方が異なることを理解することも必要である。
子どもは時に大人の指示を拒んだり、反抗的に見える態度をとったりすることもあ
る。子どもの言動の背景を理解することが求められる。
子どもが放課後児童クラブの中でお互いの役割を理解し合って生活していくため
には、子ども同士の中での自律的な関係を認めつつ、一人ひとりの意識や発達の状況
にも十分に配慮する必要がある。
第3章
放課後児童クラブにおける育成支援の内容
1.育成支援の内容
(1)放課後児童クラブに通う子どもは、保護者が労働あるいは疾病や介護等により授業
の終了後の時間帯(放課後、学校休業日)に子どもの養育ができない状況によって、
放課後児童クラブに通うことが必要となっているため、その期間を子どもが自ら進ん
で通い続けるためには、放課後児童支援員等が保護者と連携して育成支援を行う必要
がある。
(2)放課後児童クラブは、年齢や発達の状況が異なる多様な子ども達が一緒に過ごす場
である。放課後児童支援員等には、それぞれの子どもの発達の特徴や子ども同士の関
係を捉えながら適切に関わることで、子どもが安心して過ごせるようにし、一人ひと
りと集団全体の生活を豊かにすることが求められる。
資-25
- 6 -
(3)子どもの発達や養育環境の状況等を把握し、子どもが発達面や養育環境等で固有の
援助を必要としている場合には、その援助を適切に行う必要がある。
(4)子どもにとって放課後児童クラブが安心して過ごせる生活の場であり、放課後児童
支援員等が信頼できる存在であることを前提として、放課後児童クラブにおける育成
支援には、主に次のような内容が求められる。
①
子どもが自ら進んで放課後児童クラブに通い続けられるように援助する。
・
放課後児童クラブに通うことについて、その必要性を子どもが理解できるよう
に援助する。
・
放課後児童支援員等は、子どもの様子を日常的に保護者に伝え、放課後児童支
援員等と保護者がお互いに子どもの様子を伝え合えるようにする。
・ 子どもが放課後児童クラブに通うことに関して、学校と情報交換し、連携する。
・
子どもの遊びや生活の環境及び帰宅時の安全等について、地域の人々の理解と
協力が得られるようにする。
②
子どもの出欠席と心身の状態を把握して、適切に援助する。
・
子どもの出欠席についてあらかじめ保護者からの連絡を確認しておくとともに、
連絡なく欠席したり来所が遅れたりした子どもについては速やかに状況を把握
して適切に対応する。
・
子どもの来所時には、子どもが安心できるように迎え入れ、子ども一人ひとり
の心身の状態を把握する。
・
遊びや生活の場面における子どもの状況や体調、情緒等を把握し、静養や気分
転換が必要な時には適切に対応する。なお、病気やケガの場合は、速やかに保護
者と連絡をとる。
③
子ども自身が見通しを持って主体的に過ごせるようにする。
・
子どもが放課後児童クラブでの過ごし方について理解できるようにし、主体的
に生活できるように援助する。
・
放課後児童支援員等は、子ども全体に共通する生活時間の区切りをつくり、柔
軟に活用して子どもが放課後の時間を自己管理できるように援助する。
・
放課後児童クラブにおける過ごし方や生活時間の区切り等は、保護者にも伝え
て理解を得ておく。
④
放課後児童クラブでの生活を通して、日常生活に必要となる基本的な生活習慣を
習得できるようにする。
・
手洗いやうがい、持ち物の管理や整理整頓、活動に応じた衣服の着脱等の基本
的な生活習慣が身に付くように援助する。
・
子ども達が集団で過ごすという特性を踏まえて、一緒に過ごす上で求められる
協力及び分担や決まりごと等を理解できるようにする。
⑤
子どもが発達段階に応じた主体的な遊びや生活ができるようにする。
・
子ども達が協力し合って放課後児童クラブの生活を維持していくことができる
ようにする。その際、年齢や発達の状況が異なる子ども達が一緒に生活している
ことを考慮する。
・
子どもが仲間関係をつくりながら、自発的に遊びをつくり出すことができるよ
資-26
- 7 -
うにする。
・
遊びや生活の中で生じる意見の対立やけんかなどについては、お互いの考え方
の違いに気付くこと、葛藤の調整や感情の高ぶりを和らげること等ができるよう
に、適切に援助する。
・
子どもの間でいじめ等の関係が生じないように配慮するとともに、万一そのよ
うな問題が起きた時には早期対応に努め、放課後児童支援員等が協力して適切に
対応する。
・
屋内外ともに子どもが過ごす空間や時間に配慮し、発達段階にふさわしい遊び
と生活の環境をつくる。その際、製作活動や伝承遊び、地域の文化にふれる体験
等の多様な活動や遊びを工夫することも考慮する。
・
子どもが宿題、自習等の学習活動を自主的に行える環境を整え、必要な援助を
行う。
・
放課後児童クラブの子ども達が地域の子ども達と一緒に遊んだり活動したりす
る機会を設ける。
・
地域での遊びの環境づくりへの支援も視野に入れ、必要に応じて保護者や地域
住民が協力しながら活動に関わることができるようにする。
⑥
子どもが自分の気持ちや意見を表現することができるように援助し、放課後児童
クラブの生活に主体的に関わることができるようにする。
・
子ども一人ひとりの放課後児童クラブでの生活状況を把握しながら、子どもの
情緒や子ども同士の関係にも配慮し、子どもの意見を尊重する。
・
子どもが放課後児童支援員等に悩みや相談事も話せるような信頼関係を築く。
・
行事等の活動では、企画の段階から子どもの意見を反映させる機会を設けるな
ど、様々な発達の過程にある子どもがそれぞれに主体的に運営に関わることがで
きるように工夫する。
⑦
子どもにとって放課後の時間帯に栄養面や活力面から必要とされるおやつを適切
に提供する。
・
発達過程にある子どもの成長にあわせて、放課後の時間帯に必要とされる栄養
面や活力面を考慮して、おやつを適切に提供する。おやつの提供に当たっては、
補食としての役割もあることから、昼食と夕食の時間帯等を考慮して提供時間や
内容、量等を工夫する。
・
おやつの提供に際しては、安全及び衛生に考慮するとともに、子どもが落ちつ
いて食を楽しめるようにする。
・
食物アレルギーのある子どもについては、配慮すべきことや緊急時の対応等に
ついて事前に保護者と丁寧に連絡を取り合い、安全に配慮して提供する。
⑧
子どもが安全に安心して過ごすことができるように環境を整備するとともに、緊
急時に適切な対応ができるようにする。
・
子どもが自分で避けることのできない危険に遭遇しないように、遊びと生活の
環境について安全点検と環境整備を行う。
・
子どもが危険に気付いて判断したり、事故等に遭遇した際に被害を最小限にし
たりするための安全に関する自己管理能力を身に付けられるように援助する。
資-27
- 8 -
・
事故やケガ、災害等の緊急時に子どもの安全が守られるように、対応方針を作
成して定期的に訓練を行う。
⑨
放課後児童クラブでの子どもの様子を日常的に保護者に伝え、家庭と連携して育
成支援を行う。
・
放課後児童クラブにおける子どもの様子を日常的に保護者に伝える。
・
子どもに関する情報を家庭と放課後児童クラブで共有することにより、保護者
が安心して子育てと仕事等を両立できるように支援する。
2.障害のある子どもへの対応
(1)障害のある子どもの受入れの考え方
○
障害のある子どもについては、地域社会で生活する平等の権利の享受と、包容・
参加(インクルージョン)の考え方に立ち、子ども同士が生活を通して共に成長で
きるよう、障害のある子どもも放課後児童クラブを利用する機会が確保されるため
の適切な配慮及び環境整備を行い、可能な限り受入れに努める。
○
放課後児童クラブによっては、新たな環境整備が必要となる場合なども考えられ
るため、受入れの判断については、子ども本人及び保護者の立場に立ち、公平性を
保って行われるように判断の基準や手続等を定めることが求められる。
○
障害のある子どもの受入れに当たっては、子どもや保護者と面談の機会を持つな
どして、子どもの健康状態、発達の状況、家庭の状況、保護者の意向等を個別に把
握する。
○
地域社会における障害のある子どもの放課後の生活が保障されるように、放課後
等デイサービス等と連携及び協力を図る。その際、放課後等デイサービスと併行利
用している場合には、放課後等デイサービス事業所と十分な連携を図り、協力でき
るような体制づくりを進めていくことが求められる。
(2)障害のある子どもの育成支援に当たっての留意点
○
障害のある子どもが、放課後児童クラブでの子ども達との生活を通して共に成長
できるように、見通しを持って計画的な育成支援を行う。
○
継続的な育成支援を行うために、障害のある子ども一人ひとりについて放課後児
童クラブでの状況や育成支援の内容を記録する。
○
障害のある子どもの育成支援についての事例検討を行い、研修等を通じて、障害
について理解する。
○
障害のある子どもの特性を踏まえた育成支援の向上のために、地域の障害児関係
の専門機関等と連携して、相談できる体制をつくる。その際、保育所等訪問支援、
障害児等療育支援事業や巡回支援専門員整備事業の活用等も考慮する。
○
障害のある子どもの育成支援が適切に図られるように、個々の子どもの状況に応
じて環境に配慮するとともに、職員配置、施設や設備の改善等についても工夫する。
○
障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律(平成 23 年法律
第 79 号)の理念に基づいて、障害のある子どもへの虐待の防止に努めるとともに、
防止に向けての措置を講ずる。
資-28
- 9 -
3.特に配慮を必要とする子どもへの対応
(1)児童虐待への対応
○
放課後児童支援員等は、児童虐待の防止等に関する法律(平成 12 年法律第 82 号)
に基づき児童虐待の早期発見の努力義務が課されていることを踏まえ、子どもの状
態や家庭の状況の把握により、保護者に不適切な養育等が疑われる場合には、市町
村(特別区を含む。以下同じ。)や関係機関と連携し、法第 25 条の2第1項に規
定する要保護児童対策地域協議会で協議するなど、適切に対応することが求められ
る。
○
児童虐待が疑われる場合には、放課後児童支援員等は各自の判断だけで対応する
ことは避け、放課後児童クラブの運営主体の責任者と協議の上で、市町村又は児童
相談所に速やかに通告し、関係機関と連携して放課後児童クラブとして適切な対応
を図らなければならない。
(2)特別の支援を必要とする子どもへの対応
○
放課後児童支援員等は、子どもの家庭環境についても配慮し、家庭での養育につ
いて特別の支援が必要な状況を把握した場合には、子どもと保護者の安定した関係
の維持に留意しつつ、市町村や関係機関と連携して適切な支援につなげるように努
める。
○
放課後児童クラブでの生活に特に配慮を必要とする子どもの支援に当たっては、
保護者、市町村、関係機関と情報交換を行い、連携して適切な育成支援に努める。
(3)特に配慮を必要とする子どもへの対応に当たっての留意事項
○
特に配慮を必要とする子どもへの対応に当たっては、子どもの利益に反しない限
りにおいて、保護者や子どものプライバシーの保護、業務上知り得た事柄の秘密保
持に留意する。
4.保護者との連携
(1)保護者との連絡
○
子どもの出欠席についてあらかじめ保護者からの連絡を確認しておく。
○
放課後児童クラブにおける子どもの遊びや生活の様子を日常的に保護者に伝え、
子どもの状況について家庭と放課後児童クラブで情報を共有する。
○
保護者への連絡については、連絡帳を効果的に活用することが必要である。その
他、保護者の迎えの際の直接の連絡、通信、保護者会、個人面談等の様々な方法を
有効に活用する。
(2)保護者からの相談への対応
○
放課後児童支援員等は、育成支援を通じて保護者との信頼関係を築くことに努め
るとともに、子育てのこと等について保護者が相談しやすい雰囲気づくりを心掛け
る。
○
保護者から相談がある場合には、保護者の気持ちを受け止め、相互の信頼関係を
基本に保護者の自己決定を尊重して対応する。また、必要に応じて市町村や関係機
関と連携する。
(3)保護者及び保護者組織との連携
資-29
- 10 -
○
放課後児童クラブの活動を保護者に伝えて理解を得られるようにするとともに、
保護者が活動や行事に参加する機会を設けるなどして、保護者との協力関係をつく
る。
○
保護者組織と連携して、保護者が互いに協力して子育ての責任を果たせるように
支援する。
5.育成支援に含まれる職務内容と運営に関わる業務
(1)育成支援に含まれる職務内容
放課後児童クラブにおける育成支援に係る職務内容には、次の事項が含まれる。
○
子どもが放課後児童クラブでの生活に見通しを持てるように、育成支援の目標や
計画を作成し、保護者と共通の理解を得られるようにする。
○
日々の子どもの状況や育成支援の内容を記録する。
○
職場内で情報を共有し事例検討を行って、育成支援の内容の充実、改善に努める。
○
通信や保護者会等を通して、放課後児童クラブでの子どもの様子や育成支援に当
たって必要な事項を、定期的かつ同時にすべての家庭に伝える。
(2)運営に関わる業務
放課後児童クラブの運営に関わる業務として、次の取り組みも必要とされる。
・
業務の実施状況に関する日誌(子どもの出欠席、職員の服務に関する状況等)
・
運営に関する会議や打合せ、申合せや引継ぎ
・
おやつの発注、購入等
・
遊びの環境と施設の安全点検、衛生管理、清掃や整理整頓
・
保護者との連絡調整
・
学校との連絡調整
・
地域の関係機関、団体との連絡調整
・
会計事務
・
その他、事業運営に関する記録
第4章
放課後児童クラブの運営
1.職員体制
(1)放課後児童クラブには、年齢や発達の状況が異なる子どもを同時にかつ継続的に育
成支援を行う必要があること、安全面での管理が必要であること等から、支援の単位
ごとに2人以上の放課後児童支援員(基準第 10 条第3項各号のいずれかに該当する者
であって、都道府県知事が行う研修を修了したもの)を置かなければならない。ただ
し、そのうち1人は、補助員(放課後児童支援員が行う支援について放課後児童支援
員を補助する者)に代えることができる。
(2)放課後児童支援員等は、支援の単位ごとに育成支援を行わなければならない。なお、
放課後児童クラブを利用する子どもが 20 人未満の場合で、放課後児童支援員のうち1
人を除いた者又は補助員が同一敷地内にある他の事業所、施設等の職務に従事してい
る場合等は、この限りではない。
資-30
- 11 -
(3)子どもとの安定的、継続的な関わりが重要であるため、放課後児童支援員の雇用に
当たっては、長期的に安定した形態とすることが求められる。
(4)放課後児童支援員等の勤務時間については、子どもの受入れ準備や打合せ、育成支
援の記録作成等、開所時間の前後に必要となる時間を前提として設定されることが求
められる。
2.子ども集団の規模(支援の単位)
(1)放課後児童クラブの適切な生活環境と育成支援の内容が確保されるように、施設設
備、職員体制等の状況を総合的に勘案し、適正な子ども数の規模の範囲で運営するこ
とが必要である。
(2)子ども集団の規模(支援の単位)は、子どもが相互に関係性を構築したり、1つの
集団としてまとまりをもって共に生活したり、放課後児童支援員等が個々の子どもと
信頼関係を築いたりできる規模として、おおむね 40 人以下とする。
3.開所時間及び開所日
(1)開所時間及び開所日については、保護者の就労時間、学校の授業の終了時刻その他
の地域の実情等を考慮して、当該放課後児童クラブごとに設定する。
(2)開所時間については、学校の授業の休業日は1日につき8時間以上、学校の授業の
休業日以外の日は1日につき3時間以上の開所を原則とする。なお、子どもの健全育
成上の観点にも配慮した開所時間の設定が求められる。
(3)開所する日数については、1年につき 250 日以上を原則として、保護者の就労日数、
学校の授業の休業日その他の地域の実情等を考慮して、当該放課後児童クラブごとに
設定する。
(4)新1年生については、保育所との連続性を考慮し、4月1日より受け入れを可能に
する必要がある。
4.利用の開始等に関わる留意事項
(1)放課後児童クラブの運営主体は、放課後児童クラブの利用の募集に当たり、適切な
時期に様々な機会を活用して広く周知を図ることが必要である。その際には、利用に
当たっての留意事項の明文化、入所承認の方法の公平性の担保等に努める必要がある。
(2)放課後児童クラブの利用を希望する保護者等に対しては、必要な情報を提供するこ
とが求められる。
(3)利用の開始に当たっては、説明会等を開催し、利用に際しての決まり等について説
明することが求められる。
(4)特に新1年生の環境変化に配慮して、利用の開始の前に、子どもや家庭の状況、保
護者のニーズ及び放課後児童クラブでの過ごし方について十分に保護者等と情報交換
することが求められる。
(5)子どもが放課後児童クラブを退所する場合には、その子どもの生活の連続性や家庭
の状況に配慮し、保護者等からの相談に応じて適切な支援への引き継ぎを行う。
資-31
- 12 -
5.運営主体
(1)放課後児童健全育成事業は、市町村が行うこととし、放課後児童クラブの運営につ
いては、育成支援の継続性という観点からも、安定した経営基盤と運営体制を有し、
子どもの健全育成や地域の実情についての理解を十分に有する主体が、継続的、安定
的に運営することが求められる。
(2)放課後児童クラブの運営主体は、次の点に留意して運営する必要がある。
○
子どもの人権に十分配慮するとともに、一人ひとりの人格を尊重して、その運営
を行う。
○
地域社会との交流及び連携を図り、子どもの保護者及び地域社会に対し、放課後
児童クラブの運営の内容を適切に説明するように努める。
○
放課後児童クラブの運営の内容について、自ら評価を行い、その結果を公表する
ように努める。
○
子どもや保護者の国籍、信条又は社会的身分による差別的な扱いをしない。
○
放課後児童クラブごとに事業の運営についての重要事項(①事業の目的及び運営
の方針、②職員の職種、員数及び職務の内容、③開所時間及び開所日、④育成支援
の内容及び利用料、⑤定員、⑥事業の実施地域、⑦事業の利用に当たっての留意事
項、⑧緊急時等における対応方法、⑨非常災害対策、⑩虐待の防止のための措置に
関する事項、⑪その他事業の運営に関する重要事項)に関する運営規程を定め、ま
た、職員、財産、収支及び利用者の処遇の状況を明らかにする帳簿を整備する。
○
放課後児童クラブの運営主体に変更が生じる場合には、育成支援の継続性が保障
され、子どもへの影響が最小限に抑えられるように努めるとともに、保護者の理解
が得られるように努める必要がある。
6.労働環境整備
(1)放課後児童クラブの運営主体は、放課後児童支援員等の労働実態や意向を把握し、
放課後児童支援員等が健康で意欲を持って就業できるように、労働環境の整備に努め
る必要がある。
(2)放課後児童支援員等の健康管理や放課後児童クラブとしての衛生管理の観点から、
健康診断等の実施が必要である。
(3)放課後児童支援員等が、業務中あるいは通勤途上で災害等にあった場合の補償を行
うため、事業主として労災保険に加入しておくことが必要である。また、必要に応じ
て厚生保険や雇用保険にも加入しておくことが求められる。
7.適正な会計管理及び情報公開
(1)利用料等の徴収、管理及び執行に当たっては、定期的な検査や決算報告を行い、適
正な会計管理を行うことが必要である。
(2)社会福祉法(昭和 26 年法律第 45 号)第 75 条第1項の規定に基づき、福祉サービス
を利用しようとする者が適切かつ円滑にこれを利用できるように、社会福祉事業を運
営する事業者には、事業の内容に関する情報の提供についての努力義務が課せられて
いる。このため、放課後児童クラブの運営主体は、会計処理や運営状況について、保
資-32
- 13 -
護者や地域社会に対して情報公開することが求められる。
第5章
学校及び地域との関係
1.学校との連携
(1)子どもの生活の連続性を保障するために、情報交換や情報共有、職員同士の交流等
によって学校との連携を積極的に図る。
(2)学校との情報交換や情報共有は日常的、定期的に行い、その実施に当たっては、個
人情報の保護や秘密の保持についてあらかじめ取り決めておく。
(3)子どもの遊びと生活の場を広げるために、学校の校庭、体育館や余裕教室等を利用
できるように連携を図る。
2.保育所、幼稚園等との連携
(1)新1年生については、子どもの発達と生活の連続性を保障するために、保育所、幼
稚園等と子どもの状況について情報交換や情報共有を行う。
(2)保育所、幼稚園等との子ども同士の交流、職員同士の交流等を行う。
3.地域、関係機関との連携
(1)放課後児童クラブに通う子どもの生活について地域の協力が得られるように、自治
会・町内会や民生委員・児童委員(主任児童委員)等の地域組織や子どもに関わる関
係機関等と情報交換や情報共有、相互交流を図る。
(2)地域住民の理解を得ながら、地域の子どもの健全育成の拠点である児童館やその他
地域の公共施設等を積極的に活用し、放課後児童クラブの子どもの活動と交流の場を
広げる。
(3)事故、犯罪、災害等から子どもを守るため、地域住民と連携、協力して子どもの安
全を確保する取り組みを行う。
(4)子どもの病気やケガ、事故等に備えて、日常から地域の保健医療機関等と連携を図
る。
4.学校、児童館を活用して実施する放課後児童クラブ
(1)学校施設を活用して実施する放課後児童クラブ
○
学校施設を活用する場合には、放課後児童クラブの運営主体が責任をもって管理
運営に当たるとともに、施設の使用に当たって学校や関係者の協力が得られるよう
に努める。
○
「放課後子ども総合プラン」に基づき、放課後子供教室と一体的に実施する場合
は、放課後児童クラブに通う子どもの生活の場としての機能を十分に担保し、育成
支援の環境に配慮する。なお、放課後子供教室への参加に当たっては、体調や帰宅
時刻等の理由から参加できない子どもがいることも考慮する。
○
放課後子供教室の企画内容や準備等について、円滑な協力ができるように放課後
子供教室との打合せを定期的に行い、学校区ごとに設置する協議会に参加するなど
資-33
- 14 -
関係者間の連携を図る。
(2)児童館を活用して実施する放課後児童クラブ
○
児童館の中で放課後児童クラブを実施する場合は、放課後児童クラブに通う子ど
もの育成支援の環境及び水準が担保されるようにする。
○
児童館に来館する子どもと放課後児童クラブに在籍する子どもが交流できるよう
に、遊びや活動に配慮する。
○
第6章
放課後児童クラブの活動は、児童館内に限定することなく近隣の環境を活用する。
施設及び設備、衛生管理及び安全対策
1.施設及び設備
(1)施設
○
放課後児童クラブには、子どもが安全に安心して過ごし、体調の悪い時等に静養
することができる生活の場としての機能と、遊び等の活動拠点としての機能を備え
た専用区画が必要である。
○
専用区画の面積は、子ども1人につきおおむね 1.65 ㎡以上を確保することが求め
られる。
○
室内のレイアウトや装飾、採光等にも配慮し、子どもが心地よく過ごせるように
工夫することも求められる。
○
子どもの遊びを豊かにするため、屋外遊びを行う場所を確保することが求められ
る。その際、学校施設や近隣の児童遊園・公園、児童館等を有効に活用する。
○
子どもの遊び及び生活の場の他に、放課後児童支援員等が事務作業や更衣ができ
るスペース等も求められる。
(2)設備、備品等
○
衛生及び安全が確保された設備を備え、子どもの所持品を収納するロッカーや子
どもの生活に必要な備品、遊びを豊かにするための遊具及び図書を備える。
○
年齢に応じた遊びや活動ができるように空間や設備、備品等を工夫する。
2.衛生管理及び安全対策
(1)衛生管理
○
手洗いやうがいを励行するなど、日常の衛生管理に努める。また、必要な医薬品
その他の医療品を備えるとともに、それらの管理を適正に行い、適切に使用する。
○
施設設備やおやつ等の衛生管理を徹底し、食中毒の発生を防止する。
○
感染症の発生状況について情報を収集し、予防に努める。感染症の発生や疑いが
ある場合は、必要に応じて市町村、保健所等に連絡し、必要な措置を講じて二次感
染を防ぐ。
○
感染症や食中毒等の発生時の対応については、市町村や保健所との連携のもと、
あらかじめ放課後児童クラブとしての対応方針を定めておくとともに、保護者と共
有しておく。
(2)事故やケガの防止と対応
資-34
- 15 -
○
日常の遊びや生活の中で起きる事故やケガを防止するために、室内及び屋外の環
境の安全性について毎日点検し、必要な補修等を行う。これには、遠足等行事の際
の安全点検も含まれる。
○
事故やケガの防止に向けた対策や発生時の対応に関するマニュアルを作成し、マ
ニュアルに沿った訓練又は研修を行い、放課後児童支援員等の間で共有する。
○
放課後児童支援員等は、子どもの年齢や発達の状況を理解して、子どもが自らの
安全を守るための行動について学習し、習得できるように援助する。
○
おやつの提供に際して、食物アレルギー事故、窒息事故等を防止するため、放課
後児童支援員等は応急対応について学んでおく。
○
事故やケガが発生した場合には、速やかに適切な処置を行うとともに、子どもの
状況等について速やかに保護者に連絡し、運営主体及び市町村に報告する。
○
放課後児童クラブの運営主体は、放課後児童支援員等及び子どもに適切な安全教
育を行うとともに、発生した事故事例や事故につながりそうな事例の情報を収集し、
分析するなどして事故防止に努める。
○
放課後児童クラブの運営主体は、必ず損害賠償保険に加入し、賠償すべき事故が
発生した場合は、損害賠償を速やかに行う。また、傷害保険等に加入することも必
要である。
(3)防災及び防犯対策
○
放課後児童クラブの運営主体は、市町村との連携のもとに災害等の発生に備えて
具体的な計画及びマニュアルを作成し、必要な施設設備を設けるとともに、定期的
に(少なくとも年2回以上)訓練を行うなどして迅速に対応できるようにしておく。
また、外部からの不審者等の侵入防止のための措置や訓練など不測の事態に備えて
必要な対応を図る。
○
市町村や学校等関係機関と連携及び協力を図り、防災や防犯に関する訓練を実施
するなど、地域における子どもの安全確保や安全点検に関する情報の共有に努める。
○
災害等が発生した場合には、子どもの安全確保を最優先にし、災害等の状況に応
じた適切な対応をとる。
○
災害等が発生した際の対応については、その対応の仕方を事前に定めておくとと
もに、緊急時の連絡体制を整備して保護者や学校と共有しておく。
(4)来所及び帰宅時の安全確保
○
子どもの来所や帰宅の状況について、必要に応じて保護者や学校と連絡を取り合
って安全を確保する。
○
保護者と協力して、地域組織や関係機関等と連携した、安全確保のための見守り
活動等の取り組みを行う。
第7章
職場倫理及び事業内容の向上
1.放課後児童クラブの社会的責任と職場倫理
(1)放課後児童クラブには、社会的信頼を得て育成支援に取り組むことが求められる。
また、放課後児童支援員等の言動は子どもや保護者に大きな影響を与えるため、放課
資-35
- 16 -
後児童支援員等は、仕事を進める上での倫理を自覚して、育成支援の内容の向上に努
めなければならない。
(2)放課後児童クラブの運営主体は、法令を遵守するとともに、次の事項を明文化して、
すべての放課後児童支援員等が職場倫理を自覚して職務に当たるように組織的に取り
組む。
○
子どもや保護者の人権に十分配慮するとともに、一人ひとりの人格を尊重する。
○
児童虐待等の子どもの心身に有害な影響を与える行為を禁止する。
○
国籍、信条又は社会的な身分による差別的な扱いを禁止する。
○
守秘義務を遵守する。
○
関係法令に基づき個人情報を適切に取り扱い、プライバシーを保護する。
○
保護者に誠実に対応し、信頼関係を構築する。
○
放課後児童支援員等が相互に協力し、研鑽を積みながら、事業内容の向上に努め
る。
○
事業の社会的責任や公共性を自覚する。
2.要望及び苦情への対応
(1)要望や苦情を受け付ける窓口を設置し、子どもや保護者等に周知する。
(2)苦情対応については、市町村と放課後児童クラブの運営主体が連携して、苦情解決
責任者、苦情受付担当者、第三者委員の設置や、解決に向けた手順の整理等を行い、
その仕組みについて子どもや保護者等にあらかじめ周知する。
(3)子どもや保護者等からの要望や苦情に対しては、迅速かつ適切に、誠意を持って対
応する。
(4)要望や苦情については、その内容や対応について職員間で共有することにより、事
業内容の向上に生かす。
3.事業内容向上への取り組み
(1)職員集団のあり方
○
放課後児童支援員等は、会議の開催や記録の作成等を通じた情報交換や情報共有
を図り、事例検討を行うなど相互に協力して自己研鑽に励み、事業内容の向上を目
指す職員集団を形成する。
○
放課後児童支援員等は、子どもや保護者を取り巻くさまざまな状況に関心を持ち、
育成支援に当たっての課題等について建設的な意見交換を行うことにより、事業内
容を向上させるように努める。
(2)研修等
○
放課後児童クラブの運営主体は、放課後児童支援員等のための職場内での教育訓
練や研修のみならず、職場を離れての研修の機会を確保し、その参加を保障する必
要がある。
○
放課後児童支援員等は、研修等を通じて、必要な知識及び技能の習得、維持及び
向上に努める。
○
放課後児童クラブの運営主体には、職員が自発的、継続的に研修に参加できるよ
資-36
- 17 -
うに、研修受講計画を策定し、管理するなどの環境を整備していくとともに、職員
の自己研鑽、自己啓発への時間的、経済的な支援や情報提供も含めて取り組んでい
くことが求められる。
(3)運営内容の評価と改善
○
放課後児童クラブの運営主体は、その運営の内容について自己評価を行い、その
結果を公表するように努める。評価を行う際には、子どもや保護者の意見を取り入
れて行うことが求められる。
○
評価の結果については、職員間で共有し、改善の方向性を検討して事業内容の向
上に生かす。
資-37
- 18 -
横 浜 市 放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 の 設 備 及 び 運 営 の 基 準 に 関 す る 条
例 を こ こ に 公 布 す る 。
平 成 26 年 9 月 25 日
横 浜 市 長
林
文
子
横 浜 市 条 例 第 49 号
横 浜 市 放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 の 設 備 及 び 運 営 の 基 準 に
関 す る 条 例
( 趣 旨 )
第 1 条
こ の 条 例 は 、 児 童 福 祉 法 ( 昭 和 22 年 法 律 第 164 号 。 以 下 「
法 」 と い う 。) 第 34 条 の 8 の 2 第 1 項 の 規 定 に 基 づ き 、 放 課 後 児
童 健 全 育 成 事 業 の 設 備 及 び 運 営 に 関 す る 基 準 ( 第 3 条 及 び 第 4 条
に お い て 「 最 低 基 準 」 と い う 。) を 定 め る も の と す る 。
( 定 義 )
第 2 条
こ の 条 例 に お け る 用 語 の 意 義 は 、 法 の 例 に よ る 。
( 最 低 基 準 の 目 的 )
第 3 条
最 低 基 準 は 、 放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 を 利 用 し て い る 児 童
( 以 下 「 利 用 者 」 と い う 。) が 、 明 る く 衛 生 的 な 環 境 に お い て 、
素 養 が あ り 、 か つ 、 適 切 な 訓 練 を 受 け た 職 員 の 支 援 に よ り 、 心 身
と も に 健 や か に 育 成 さ れ る こ と を 目 的 と す る 。
( 最 低 基 準 の 向 上 )
第 4 条
市 長 は 、 最 低 基 準 を 常 に 向 上 さ せ る よ う 努 め る と と も に 、
横 浜 市 児 童 福 祉 審 議 会 条 例 ( 平 成 12 年 2 月 横 浜 市 条 例 第 5 号 ) 第
1 条 第 2 項 の 横 浜 市 児 童 福 祉 審 議 会 の 意 見 を 聴 き 、 そ の 監 督 に 属
す る 放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 を 行 う 者 ( 以 下 「 放 課 後 児 童 健 全 育
成 事 業 者 」 と い う 。) に 対 し 、 最 低 基 準 を 超 え て 、 そ の 設 備 及 び
運 営 を 向 上 さ せ る よ う 勧 告 す る こ と が で き る 。
2
放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 者 は 、 最 低 基 準 を 超 え て 、 常 に そ の 設
備 及 び 運 営 を 向 上 さ せ な け れ ば な ら な い 。
3
最 低 基 準 を 超 え て 、 設 備 を 有 し 、 又 は 運 営 を し て い る 放 課 後 児
童 健 全 育 成 事 業 者 に お い て は 、 最 低 基 準 を 理 由 と し て そ の 設 備 又
は 運 営 を 低 下 さ せ て は な ら な い 。
( 放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 の 一 般 原 則 )
第 5 条
放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 に お け る 支 援 は 、 小 学 校 に 就 学 し
て い る 児 童 で あ っ て 、 そ の 保 護 者 が 労 働 等 に よ り 昼 間 家 庭 に い な
い も の に つ き 、 家 庭 、 地 域 等 と の 連 携 の 下 、 発 達 段 階 に 応 じ た 主
体 的 な 遊 び 及 び 生 活 が 可 能 と な る よ う 、 当 該 児 童 の 自 主 性 、 社 会
性 及 び 創 造 性 の 向 上 、 基 本 的 な 生 活 習 慣 の 確 立 等 を 図 り 、 も っ て
当 該 児 童 の 健 全 な 育 成 を 図 る こ と を 目 的 と し て 行 わ れ な け れ ば な
ら な い 。
2
放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 を 行 う 場 所 ( 以 下 「 放 課 後 児 童 健 全 育
資-38
成 事 業 所 」 と い う 。) の 構 造 設 備 は 、 採 光 、 換 気 そ の 他 の 利 用 者
の 保 健 衛 生 及 び 利 用 者 に 対 す る 危 害 防 止 に 十 分 な 考 慮 を 払 っ て 設
け ら れ な け れ ば な ら な い 。
3
放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 者 は 、 利 用 者 の 人 権 に 十 分 配 慮 す る と
と も に 、 一 人 一 人 の 人 格 を 尊 重 し て 、 そ の 運 営 を 行 わ な け れ ば な
ら な い 。
4
放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 者 は 、 地 域 社 会 と の 交 流 及 び 連 携 を 図
り 、 児 童 の 保 護 者 及 び 地 域 社 会 に 対 し 、 当 該 放 課 後 児 童 健 全 育 成
事 業 者 が 行 う 放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 の 運 営 の 内 容 を 適 切 に 説 明
す る よ う 努 め な け れ ば な ら な い 。
5
放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 者 は 、 そ の 運 営 の 内 容 に つ い て 、 自 ら
評 価 を 行 い 、 そ の 結 果 を 公 表 す る よ う 努 め な け れ ば な ら な い 。
( 非 常 災 害 の 対 策 )
第 6 条
放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 者 は 、 消 火 器 等 の 消 火 用 具 、 非 常
口 そ の 他 非 常 災 害 に 必 要 な 設 備 を 設 け る と と も に 、 非 常 災 害 に 対
す る 具 体 的 な 計 画 を 立 て 、 こ れ を 踏 ま え た 不 断 の 注 意 及 び 訓 練 を
す る よ う 努 め な け れ ば な ら な い 。
2
前 項 の 訓 練 の う ち 、 避 難 及 び 消 火 に 対 す る 訓 練 は 、 定 期 的 に 行
わ な け れ ば な ら な い 。
( 放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 者 及 び 職 員 の 一 般 的 要 件 )
第 7 条
放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 者 は 、 横 浜 市 暴 力 団 排 除 条 例 ( 平
成 23 年 12 月 横 浜 市 条 例 第 51 号 ) 第 2 条 第 2 号 の 暴 力 団 、 同 条 第 4
号 の 暴 力 団 員 等 、 同 条 第 5 号 の 暴 力 団 経 営 支 配 法 人 等 又 は 同 条 例
第 7 条 の 暴 力 団 員 等 と 密 接 な 関 係 を 有 す る と 認 め ら れ る 者 で あ っ
て は な ら な い 。
2
放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 に お い て 利 用 者 の 支 援 に 従 事 す る 職 員
は 、 健 全 な 心 身 を 有 し 、 豊 か な 人 間 性 及 び 倫 理 観 を 備 え 、 児 童 福
祉 事 業 に 熱 意 の あ る 者 で あ っ て 、 で き る 限 り 児 童 福 祉 事 業 の 理 論
及 び 実 務 に つ い て 訓 練 を 受 け た も の で な け れ ば な ら な い 。
( 職 員 の 知 識 及 び 技 能 の 向 上 等 )
さん
第 8 条
放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 者 の 職 員 は 、 常 に 自 己 研鑽 に 励 み
、 児 童 の 健 全 な 育 成 を 図 る た め に 必 要 な 知 識 及 び 技 能 の 修 得 、 維
持 及 び 向 上 に 努 め な け れ ば な ら な い 。
2
放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 者 は 、 職 員 に 対 し 、 そ の 資 質 の 向 上 の
た め の 研 修 の 機 会 を 確 保 し な け れ ば な ら な い 。
( 設 備 の 基 準 )
第 9 条
放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 所 に は 、 遊 び 及 び 生 活 の 場 と し て
の 機 能 並 び に 静 養 す る た め の 機 能 を 備 え た 区 画 ( 以 下 こ の 条 に お
い て 「 専 用 区 画 」 と い う 。) を 設 け る ほ か 、 支 援 の 提 供 に 必 要 な
資-39
設 備 及 び 備 品 等 を 備 え な け れ ば な ら な い 。
2
専 用 区 画 の 面 積 は 、 児 童 1 人 に つ き お お む ね 1.65 平 方 メ ー ト ル
以 上 で な け れ ば な ら な い 。
3
専 用 区 画 並 び に 第 1 項 の 設 備 及 び 備 品 等 ( 次 項 に お い て 「 専 用
区 画 等 」 と い う 。) は 、 放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 所 を 開 所 し て い
る 時 間 帯 を 通 じ て 専 ら 当 該 放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 の 用 に 供 す る
も の で な け れ ば な ら な い 。 た だ し 、 利 用 者 の 支 援 に 支 障 が な い 場
合 は 、 こ の 限 り で な い 。
4
専 用 区 画 等 は 、 衛 生 及 び 安 全 が 確 保 さ れ た も の で な け れ ば な ら
な い 。
( 職 員 )
第 10 条
放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 者 は 、 放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 所
ご と に 、 放 課 後 児 童 支 援 員 を 置 か な け れ ば な ら な い 。
2
放 課 後 児 童 支 援 員 の 数 は 、 支 援 の 単 位 ご と に 2 人 以 上 と す る 。
た だ し 、 そ の 1 人 を 除 き 、 補 助 員 ( 放 課 後 児 童 支 援 員 が 行 う 支 援
に つ い て 放 課 後 児 童 支 援 員 を 補 助 す る 者 を い う 。 第 5 項 に お い て
同 じ 。) を も っ て こ れ に 代 え る こ と が で き る 。
3
放 課 後 児 童 支 援 員 は 、 次 の い ず れ か に 該 当 す る 者 で あ っ て 、 都
道 府 県 知 事 が 行 う 研 修 を 修 了 し た も の で な け れ ば な ら な い 。
(1)
保 育 士 の 資 格 を 有 す る 者
(2)
社 会 福 祉 士 の 資 格 を 有 す る 者
(3)
学 校 教 育 法 ( 昭 和 22 年 法 律 第 26 号 ) の 規 定 に よ る 高 等 学 校 (
旧 中 等 学 校 令 ( 昭 和 18 年 勅 令 第 36 号 ) に よ る 中 等 学 校 を 含 む 。
) 若 し く は 中 等 教 育 学 校 を 卒 業 し た 者 、 同 法 第 90 条 第 2 項 の 規
定 に よ り 大 学 へ の 入 学 を 認 め ら れ た 者 若 し く は 通 常 の 課 程 に よ
る 12 年 の 学 校 教 育 を 修 了 し た 者 ( 通 常 の 課 程 以 外 の 課 程 に よ り
こ れ に 相 当 す る 学 校 教 育 を 修 了 し た 者 を 含 む 。) 又 は 文 部 科 学
大 臣 が こ れ と 同 等 以 上 の 資 格 を 有 す る と 認 定 し た 者 ( 第 9 号 に
お い て 「 高 等 学 校 卒 業 者 等 」 と い う 。) で あ っ て 、 2 年 以 上 児
童 福 祉 事 業 に 従 事 し た も の
(4)
学 校 教 育 法 の 規 定 に よ り 、 幼 稚 園 、 小 学 校 、 中 学 校 、 高 等 学
校 又 は 中 等 教 育 学 校 の 教 諭 と な る 資 格 を 有 す る 者
(5)
学 校 教 育 法 の 規 定 に よ る 大 学 ( 旧 大 学 令 ( 大 正 7 年 勅 令 第 38
8 号 ) に よ る 大 学 を 含 む 。) に お い て 、 社 会 福 祉 学 、 心 理 学 、
教 育 学 、 社 会 学 、 芸 術 学 若 し く は 体 育 学 を 専 修 す る 学 科 又 は こ
れ ら に 相 当 す る 課 程 を 修 め て 卒 業 し た 者
(6)
学 校 教 育 法 の 規 定 に よ る 大 学 に お い て 、 社 会 福 祉 学 、 心 理 学
、 教 育 学 、 社 会 学 、 芸 術 学 若 し く は 体 育 学 を 専 修 す る 学 科 又 は
こ れ ら に 相 当 す る 課 程 に お い て 優 秀 な 成 績 で 単 位 を 修 得 し た こ
と に よ り 、 同 法 第 102 条 第 2 項 の 規 定 に よ り 大 学 院 へ の 入 学 が
資-40
認 め ら れ た 者
(7)
学 校 教 育 法 の 規 定 に よ る 大 学 院 に お い て 、 社 会 福 祉 学 、 心 理
学 、 教 育 学 、 社 会 学 、 芸 術 学 若 し く は 体 育 学 を 専 攻 す る 研 究 科
又 は こ れ ら に 相 当 す る 課 程 を 修 め て 卒 業 し た 者
(8)
外 国 の 大 学 に お い て 、 社 会 福 祉 学 、 心 理 学 、 教 育 学 、 社 会 学
、 芸 術 学 若 し く は 体 育 学 を 専 修 す る 学 科 又 は こ れ ら に 相 当 す る
課 程 を 修 め て 卒 業 し た 者
(9)
高 等 学 校 卒 業 者 等 で あ り 、 か つ 、 2 年 以 上 放 課 後 児 童 健 全 育
成 事 業 に 類 似 す る 事 業 に 従 事 し た 者 で あ っ て 、 市 長 が 適 当 と 認
め た も の
4
第 2 項 の 支 援 の 単 位 は 、 放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 に お け る 支 援
で あ っ て 、 そ の 提 供 が 同 時 に 1 又 は 複 数 の 利 用 者 に 対 し て 一 体 的
に 行 わ れ る も の を い い 、 1 の 支 援 の 単 位 を 構 成 す る 児 童 の 数 は 、
お お む ね 40 人 以 下 と す る 。
5
放 課 後 児 童 支 援 員 及 び 補 助 員 は 、 支 援 の 単 位 ご と に 専 ら 当 該 支
援 の 提 供 に 当 た る 者 で な け れ ば な ら な い 。 た だ し 、 利 用 者 が 20 人
未 満 の 放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 所 で あ っ て 、 放 課 後 児 童 支 援 員 の
う ち 1 人 を 除 い た 者 又 は 補 助 員 が 同 一 敷 地 内 に あ る 他 の 事 業 所 、
施 設 等 の 職 務 に 従 事 し て い る 場 合 そ の 他 の 利 用 者 の 支 援 に 支 障 が
な い 場 合 は 、 こ の 限 り で な い 。
( 利 用 者 を 平 等 に 取 り 扱 う 原 則 )
第 11 条
放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 者 は 、 利 用 者 の 国 籍 、 信 条 又 は 社
会 的 身 分 に よ っ て 、 差 別 的 な 取 扱 い を し て は な ら な い 。
( 虐 待 等 の 禁 止 )
第 12 条
放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 者 の 職 員 は 、 利 用 者 に 対 し 、 法 第
33 条 の 10 各 号 に 掲 げ る 行 為 そ の 他 当 該 利 用 者 の 心 身 に 有 害 な 影 響
を 与 え る 行 為 を し て は な ら な い 。
( 衛 生 管 理 等 )
第 13 条
放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 者 は 、 利 用 者 の 使 用 す る 設 備 、 食
器 等 及 び 飲 用 に 供 す る 水 に つ い て 、 衛 生 的 な 管 理 に 努 め 、 又 は 衛
生 上 必 要 な 措 置 を 講 じ な け れ ば な ら な い 。
2
放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 者 は 、 放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 所 に お
い て 感 染 症 及 び 食 中 毒 が 発 生 し 、 又 は ま ん 延 し な い よ う に 必 要 な
措 置 を 講 ず る よ う 努 め な け れ ば な ら な い 。
3
放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 所 に は 、 必 要 な 医 薬 品 そ の 他 の 医 療 品
を 備 え る と と も に 、 そ の 管 理 を 適 正 に 行 わ な け れ ば な ら な い 。
( 運 営 規 程 )
第 14 条
放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 者 は 、 放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 所
ご と に 次 に 掲 げ る 事 業 の 運 営 に つ い て の 重 要 事 項 に 関 す る 運 営 規
程 を 定 め て お か な け れ ば な ら な い 。
資-41
(1)
事 業 の 目 的 及 び 運 営 の 方 針
(2)
職 員 の 職 種 、 員 数 及 び 職 務 の 内 容
(3)
開 所 し て い る 日 及 び 時 間
(4)
支 援 の 内 容 及 び 当 該 支 援 の 提 供 に つ き 利 用 者 の 保 護 者 が 支 払
う べ き 額
(5)
利 用 定 員
(6)
通 常 の 事 業 の 実 施 地 域
(7)
事 業 の 利 用 に 当 た っ て の 留 意 事 項
(8)
緊 急 時 等 に お け る 対 応 方 法
(9)
非 常 災 害 の 対 策
(10)
虐 待 の 防 止 の た め の 措 置 に 関 す る 事 項
(11)
そ の 他 事 業 の 運 営 に 関 す る 重 要 事 項
( 放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 者 が 備 え る 帳 簿 )
第 15 条
放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 者 は 、 職 員 、 財 産 、 収 支 及 び 利 用
者 の 処 遇 の 状 況 を 明 ら か に す る 帳 簿 を 整 備 し て お か な け れ ば な ら
な い 。
( 秘 密 保 持 等 )
第 16 条
放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 者 の 職 員 は 、 正 当 な 理 由 が な く 、
そ の 業 務 上 知 り 得 た 利 用 者 又 は そ の 家 族 の 秘 密 を 漏 ら し て は な ら
な い 。
2
放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 者 は 、 職 員 で あ っ た 者 が 、 正 当 な 理 由
が な く 、 そ の 業 務 上 知 り 得 た 利 用 者 又 は そ の 家 族 の 秘 密 を 漏 ら す
こ と が な い よ う 必 要 な 措 置 を 講 じ な け れ ば な ら な い 。
( 苦 情 へ の 対 応 )
第 17 条
放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 者 は 、 そ の 行 っ た 支 援 に 関 す る 利
用 者 又 は そ の 保 護 者 等 か ら の 苦 情 に 迅 速 か つ 適 切 に 対 応 す る た め
に 、 苦 情 を 受 け 付 け る た め の 窓 口 の 設 置 そ の 他 の 必 要 な 措 置 を 講
じ な け れ ば な ら な い 。
2
放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 者 は 、 そ の 行 っ た 支 援 に 関 し 、 市 町 村
( 特 別 区 を 含 む 。 以 下 同 じ 。) か ら 指 導 又 は 助 言 を 受 け た 場 合 は
、 当 該 指 導 又 は 助 言 に 従 っ て 必 要 な 改 善 を 行 わ な け れ ば な ら な い
。
3
放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 者 は 、 社 会 福 祉 法 ( 昭 和 26 年 法 律 第 45
号 ) 第 83 条 に 規 定 す る 運 営 適 正 化 委 員 会 が 行 う 同 法 第 85 条 第 1 項
の 規 定 に よ る 調 査 に で き る 限 り 協 力 し な け れ ば な ら な い 。
( 開 所 時 間 及 び 日 数 )
第 18 条
放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 者 は 、 放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 所
を 開 所 す る 時 間 に つ い て 、 次 の 各 号 に 掲 げ る 区 分 に 応 じ 、 そ れ ぞ
れ 当 該 各 号 に 定 め る 時 間 以 上 を 原 則 と し て 、 利 用 者 の 保 護 者 の 労
働 時 間 、 小 学 校 の 授 業 の 終 了 の 時 刻 そ の 他 の 状 況 等 を 考 慮 し て 、
資-42
当 該 放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 所 ご と に 定 め る 。
(1)
小 学 校 の 授 業 の 休 業 日 に 行 う 放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業
1 日
に つ き 8 時 間
(2)
小 学 校 の 授 業 の 休 業 日 以 外 の 日 に 行 う 放 課 後 児 童 健 全 育 成 事
業
2
1 日 に つ き 3 時 間
放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 者 は 、 放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 所 を 開
所 す る 日 数 に つ い て 、 1 年 に つ き 250 日 以 上 を 原 則 と し て 、 利 用
者 の 保 護 者 の 就 労 日 数 、 小 学 校 の 授 業 の 休 業 日 そ の 他 の 状 況 等 を
考 慮 し て 、 当 該 放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 所 ご と に 定 め る 。
( 保 護 者 と の 連 絡 )
第 19 条
放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 者 は 、 常 に 利 用 者 の 保 護 者 と 密 接
な 連 絡 を 取 り 、 当 該 利 用 者 の 健 康 及 び 行 動 を 説 明 す る と と も に 、
支 援 の 内 容 等 に つ い て 、 そ の 保 護 者 の 理 解 及 び 協 力 を 得 る よ う 努
め な け れ ば な ら な い 。
( 関 係 機 関 と の 連 携 )
第 20 条
放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 者 は 、 市 町 村 、 児 童 福 祉 施 設 、 利
用 者 の 通 学 す る 小 学 校 そ の 他 の 関 係 機 関 と 密 接 に 連 携 し て 利 用 者
の 支 援 に 当 た ら な け れ ば な ら な い 。
( 事 故 発 生 時 の 対 応 )
第 21 条
放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 者 は 、 利 用 者 に 対 す る 支 援 の 提 供
に よ り 事 故 が 発 生 し た 場 合 は 、 速 や か に 、 市 町 村 、 当 該 利 用 者 の
保 護 者 等 に 連 絡 を 行 う と と も に 、 必 要 な 措 置 を 講 じ な け れ ば な ら
な い 。
2
放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 者 は 、 利 用 者 に 対 す る 支 援 の 提 供 に よ
り 賠 償 す べ き 事 故 が 発 生 し た 場 合 は 、 損 害 賠 償 を 速 や か に 行 わ な
け れ ば な ら な い 。
( 委 任 )
第 22 条
こ の 条 例 の 施 行 に 関 し 必 要 な 事 項 は 、 市 長 が 定 め る 。
附
則
( 施 行 期 日 )
1
こ の 条 例 は 、 子 ど も ・ 子 育 て 支 援 法 及 び 就 学 前 の 子 ど も に 関 す
る 教 育 、 保 育 等 の 総 合 的 な 提 供 の 推 進 に 関 す る 法 律 の 一 部 を 改 正
す る 法 律 の 施 行 に 伴 う 関 係 法 律 の 整 備 等 に 関 す る 法 律 ( 平 成 24 年
法 律 第 67 号 ) の 施 行 の 日 か ら 施 行 す る 。
( 経 過 措 置 )
2
こ の 条 例 の 施 行 の 日 ( 以 下 「 施 行 日 」 と い う 。) か ら 起 算 し て
5 年 を 経 過 す る 日 ま で の 間 、 施 行 日 前 に 存 す る 放 課 後 児 童 健 全 育
成 事 業 所 ( 施 行 日 の 前 日 ま で に 社 会 福 祉 法 第 69 条 第 1 項 の 規 定 に
よ る 届 出 を 行 っ た 放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 者 に 係 る も の に 限 る 。
) に 対 す る 第 9 条 第 2 項 の 規 定 の 適 用 に つ い て は 、 同 項 中 「 で な
資-43
け れ ば 」 と あ る の は 、 「 と な る よ う 努 め な け れ ば 」 と す る 。
3
施 行 日 か ら 平 成 32 年 3 月 31 日 ま で の 間 、 第 10 条 第 3 項 の 規 定 の
適 用 に つ い て は 、 同 項 中 「 修 了 し た も の 」 と あ る の は 、 「 修 了 し
た も の ( 平 成 32 年 3 月 31 日 ま で に 修 了 す る こ と を 予 定 し て い る 者
を 含 む 。)」 と す る 。
資-44
横浜市放課後児童健全育成事業の届出等に関する要綱
制
定 平成 27 年2月 26 日こ放第 930 号(局長決裁)
(趣旨)
第1条 この要綱は、児童福祉法(昭和 22 年法律第 164 号。以下「法」という。
)第6条
の3第2項に規定される放課後児童健全育成事業に関し、法第 34 条の8第2項、第3項
及び第4項に規定される放課後児童健全育成事業の届出等に関する事項を定めるものと
する。
(定義)
第2条 この要綱における用語の意義は、法及び横浜市放課後児童健全育成事業の設備
及び運営の基準に関する条例(平成26年9月横浜市条例第49号。以下「条例」という。
)
の例による。
(事業開始の届出)
第3条 本市の市域において放課後児童健全育成事業を行う者(以下「事業者」という。
)
は、法第 34 条の8第2項に基づき、あらかじめ、児童福祉法施行規則(昭和 23 年厚生
)第 36 条の 32 の2の各号に掲げられる事項そ
省令第 11 号。以下「法規則」という。
の他の必要な事項を、次の書類(図面を含む。以下同じ。)により、事業者が放課後児童
健全育成事業を行おうとする事業所(以下「事業所」という。
)が所在する区域の区長(以
下「区長」という。
)に届け出なければならない。
(1) 放課後児童健全育成事業開始届(第1号様式)
(2) 職員名簿(第4号様式)
(3) 放課後児童支援員の資格証明書等の写し
(4) 事業者の役員名簿(第5号様式)
(5) 定款その他基本約款
(6) 運営規程
(7) 施設に関する平面図等
(8) その他区長が必要と認める書類
2 前項の規定により届出を行おうとする者は、収支予算書及び事業計画書を区長に提出
しなければならない。ただし、区長が、インターネットを利用してこれらの内容を閲覧
することができる場合は、この限りでない。
(事業変更の届出)
第4条 事業者は、前条第1項の規定により届け出た事項に変更を生じたときは、法第 34
条の8第3項に基づき、変更後1か月以内に、その旨を、放課後児童健全育成事業変更
届(第2号様式)その他の必要な書類により、区長に届け出なければならない。
(事業廃止及び休止の届出)
資-45
第5条 事業者は、放課後児童健全育成事業を廃止し、又は休止しようとするときは、法
第 34 条の8第4項に基づき、あらかじめ、法規則第 36 条の 32 の3の各号に掲げられる
事項を、放課後児童健全育成事業廃止(休止)届(第3号様式)その他の必要な書類に
より、区長に届け出なければならない。
(事業所番号の決定及び変更)
第6条 区長は、第2条に基づき届け出を行った事業者に対し、事業所の番号を決定し、
放課後児童健全育成事業所番号決定通知書(第6号様式)により、事業者へ通知するも
のとする。
2
区長は、前項に定める事業所の番号に変更の必要が生じた場合は、事業所の番号を変
更し、放課後児童健全育成事業所番号変更決定通知書(第7号様式)により、事業者へ
通知するものとする。
(基準の遵守及び報告)
第7条 事業者は、法第 34 条の8の2第3項に基づき、条例を遵守しなければならない。
2 事業者は、事業所の管理下において、事故等が生じた場合は、放課後児童健全育成
事業事故報告書(第8号様式)により、速やかに区長に報告しなければならない。
(調査及び立入調査等)
第8条 区長は、法第 34 条の8の3第1項に基づき、事業者に対して、必要と認める事項
の報告を求め、又は当該職員に、関係者に対して質問させ、若しくはその事業を行う場
所に立ち入り、設備、帳簿書類その他の物件を検査させることができる。
2
区長は、
法第 34 条の8の3第3項に基づき、事業が条例に適合しないと認めるときは、
事業者に対し、必要な行政指導を行うことができる。
3
区長は、法第 34 条の8の3第4項に基づき、必要と認めるときは、横浜市行政手続条
例(平成7年3月横浜市条例第 15 号)に定める手続きに従い、事業者に対し、その事業
の制限又は停止を命ずることができる。
4
本条に規定する業務を行う職員は、法規則第 13 号の3様式による身分を示す証明書を
携帯し、関係者から請求されたときは、これを提示しなければならない。
(委任)
第9条 その他この要綱の施行に必要な事項は、こども青少年局長が定める。
附
則
(施行期日)
1
この要綱は、平成 27 年2月 26 日から施行し、平成 27 年4月1日以降に放課後児
童健全育成事業を行う事業者に対して適用する。
資-46
第2号様式(第4条関係)
放課後児童健全育成事業変更届
年
(あて先)横浜市
月
日
区長
事業者
住所(法人又は団体にあつては主たる事務所の所在地)
氏名(法人名又は団体名及び代表者の職氏名)
印
○
年
月
日に開始の届出を行った事業について、次のとおり変更したので、児童福祉法第
34 条の8第3項の規定により届け出ます。
事
業
所
の
名
(事業所番号:
称
〒
)
-
事 業 所 の 所 在 地
TEL:
FAX:
1 事業の種類及び内容
変 更 す る 事 項 2 事業者の住所及び氏名
3 職員の定数及び職務内容
(該当する事項
4 主な職員の氏名及び経歴
の番号に○) 5 施設の名称
6 施設の種類
E-Mail:
7
8
9
10
11
12
施設の所在地
面積及び構造
定款その他の基本約款
事業者の役員名簿
運営規程
その他
変
変
更
内
容
(「変更する事項」欄
において○をした番
号に応じて記載)
更
前
変
更
後
事 業 変 更 年 月 日
【備考】
(1) 「1 事業の種類及び内容」の変更の場合は、事業の概略を記載の上、事業開始初年度の収支予
算書及び事業計画書を添付してください。ただし、インターネットを利用して当該書類の内容を確
認できる場合は、そのURLを明記した書類で代用ができます。
(2) 「3 職員の定数及び職務内容」の変更の場合は、職務の内容を確認できる書類を添付してくだ
さい。
(3) 「4 主な職員の氏名及び経歴」の変更の場合は、氏名及び生年月日、資格の有無その他の経歴
を確認できる書類を添付してください。
(4) 「7 施設の所在地」及び「8 面積及び構造」の変更の場合は、変更後の平面図等を添付してく
ださい。
(5) 「9 定款その他の基本約款」
、
「10 事業者の役員名簿」及び「11 運営規程」の変更の場合は、変
更後の書類を添付してください。
(日本工業規格A列4番)
資-47
第3号様式(第5条関係)
放課後児童健全育成事業事業廃止(休止)届
年
(あて先)横浜市
月
日
区長
事業者
住所(法人又は団体にあつては主たる事務所の所在地)
氏名(法人名又は団体名及び代表者の職氏名)
印
○
年
月
日に実施の届出を行った事業について、次のとおり廃止(休止)するので、児
童福祉法第 34 条の8第4項及び児童福祉法施行規則第 36 条の 32 の3の規定により届け出ます。
事
業
所
の
名
(事業所番号:
称
〒
)
-
事 業 所 の 所 在 地
TEL:
FAX:
E-Mail:
事 業 廃 止 ( 休 止 )
年月日
休 止 予 定 期 間
(該当する場合のみ)
廃 止 ( 休 止 ) 理 由
現に便宜を受けている利
用 者 に 対 す る 措 置
※「現に便宜を受けている利用者に対する措置」について補足説明等が必要な場合は書面(任意様式)
添付のこと
(日本工業規格A列4番)
資-48
資-49
職名
職務の内容
採用年月日
【留意事項】「2 参考」に記載した職員が人事異動等により交代する場合は、変更届(第2号様式)の提出は必要ありません。
2 参考(放課後児童健全育成事業に従事する職員)
「1 主な職員」へ記載した者を除く、放課後児童健全育成事業に従事する全職員を記載する。
放課後児童支援員の資格要件
職員氏名
職名
職務の内容
採用年月日 条例第10条第3項
の各号への該当 認定研修の修了
【留意事項】
(1) 人事異動等により変更が生じた場合は、変更届(第2号様式)の提出が必要です。
(2) 放課後児童支援員の資格要件を満たしている職員は、資格証明書等の写しを添付します。
(3) 記載欄が足りない場合は、別紙を添付してください。
職員氏名
放課後児童支援員の資格要件
事業所の名称
条例第10条第3項
の各号への該当 認定研修の修了
職 員 名 簿
1 主な職員
定員数の支援提供に必要な放課後児童支援員等について記載する。
第4号様式(第3条第1項)
主な経歴
年 月 日現在
第5号様式(第3条第1項)
事業者の役員名簿
事業者の名称
役職名
氏
名
氏名のカナ
生年月日
大正T
昭和S
平成H
性別
(男・女)
住 所
T
S
H
T
S
H
T
S
H
T
S
H
T
S
H
T
S
H
T
S
H
T
S
H
T
S
H
T
S
H
横浜市暴力団排除条例(平成23年12月横浜市条例第51号)第8条に基づき、代表者又は役員に暴力
団員がいないことを確認するため、本様式に記載された情報を神奈川県警察本部長に照会することに
ついて、同意します。
また、記載された全ての役員に同趣旨を説明し、同意を得ています。
住所(法人又は団体にあつては主たる事務所の所在地)
氏名(法人名又は団体名及び代表者の職氏名)
印
資-50
第6号様式(第6条第1項関係)
放課後児童健全育成事業所番号決定通知書
第
年
月
号
日
(事業者)
様
横浜市
年
月
日に届け出られた放課後児童健全育成事業所について、次のとおり事業所番号を決
定したので、通知します。
名
称
対 象 と な る
事
業
所
所
事
区長
在
地
業 所 番 号
資-51
第7号様式(第6条第2項関係)
放課後児童健全育成事業所番号変更決定通知書
第
年
月
号
日
(事業者)
様
横浜市
年
月
日第
号において通知した放課後児童健全育成事業所の事業所番号について、次
のとおり事業所番号の変更を決定したので、通知します。
名
称
対 象 と な る
事
業
所
所
在
地
変更前
事
番
区長
業 所
号
変更後
資-52
平成 27 年4月1日以降の放課後児童健全育成事業の実施に係る留意点について
1
設備・運営に関する基準について
放課後児童健全育成事業の質を確保する観点から、子ども・子育て支援新制度によ
る児童福祉法の改正により、放課後児童クラブの設備及び運営について、厚生労働省
令で定める基準を踏まえて、市町村が条例で基準を定めることとなりました。平成
27 年4月1日以降に放課後児童健全育成事業を実施する場合は、市町村が定めた条
例の基準を遵守する必要があります。
(1) 本市の基準条例について
児童の安全確保等の観点から、事業の一般原則、面積等の設備基準、職員に関す
る基準等について、「横浜市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準
条例(平成 26 年9月横浜市条例第 49 号。以下「条例」という。)」を制定しました。
「条例の補足説明資料」や「厚生労働省令と解釈通知」と併せて御覧いただき、事
業実施にあたって遵守してください。
また、放課後児童健全育成事業の実施にあたっては、条例の基準に適合している
とともに、消防法、食品衛生法、労働基準法等関係法令を遵守していることが必要
です。
(2) 都道府県知事が行う研修について
条例第 10 条第3項にある職員の資格要件として修了が必要な「都道府県知事が
行う研修」については、実施方法等が未定のため、届出があった事業所へ別途お知
らせいたします。
この都道府県知事が行う研修の修了については、平成 32 年3月 31 日までの経過
措置が設けられていますが、第 10 条第3項に掲げられる各号への該当要件につい
ては、平成 27 年4月1日から適用されます。
根拠法令
児童福祉法(昭和 22 年法律第 164 号)(抜粋)
(設備及び運営の基準)
第 34 条の8の2 市町村は、放課後児童健全育成事業の設備及び運営について、
条例で基準を定めなければならない。この場合において、その基準は、児童の
身体的、精神的及び社会的な発達のために必要な水準を確保するものでなけれ
ばならない。
2
(省略)
3
放課後児童健全育成事業を行う者は、第1項の基準を遵守しなければならな
い。
資-53
2
届出等について
放課後児童健全育成事業を実施する場合は、あらかじめ市町村に対して、児童福祉
法施行規則(昭和 23 年厚生省令第 11 号)に定められる事項について届出を行うことが
義務づけられました。また、届出を行った事業所は、運営状況や事故報告もしていた
だくこととなります。
なお、法上の「放課後児童健全育成事業」として実施しない類似事業については、
届出の対象外となります。
(例えば、健康の維持増進を目的とするスポーツクラブや、
学習支援を目的とする塾については対象としません)
(1)事業開始に係る届出について
事業を開始する場合は、本市が定める事業開始届出書に御記入のうえ、事業所が
所在する区役所へ必ず届出を行ってください。その際には、各区の窓口である「地
域振興課(都筑区のみ子ども家庭支援課)※」へ事前に御連絡いただき、書類をお
持ちください。
また、事業開始後、届け出事項に変更があった場合や、事業所の廃止又は休止す
る場合にも届け出が必要となりますので、御留意ください。
※ 平成 27 年4月1日以降に届出を行う際は、各区の「子ども家庭支援課」が窓
口となります。
根拠法令
児童福祉法(昭和 22 年法律第 164 号)(抜粋)
(事業)
第6条の3(省略)
2
この法律で、放課後児童健全育成事業とは、小学校に就学している児童で
あつて、その保護者が労働等により昼間家庭にいないものに、授業の終了後に
児童厚生施設等の施設を利用して適切な遊び及び生活の場を与えて、その健全
な育成を図る事業をいう。
(放課後児童健全育成事業)
第 34 条の8
2
市町村は、放課後児童健全育成事業を行うことができる。
国、都道府県及び市町村以外の者は、厚生労働省令の定めるところにより、
あらかじめ、厚生労働省令で定める事項を市町村長に届け出て、放課後児童健
全育成事業を行うことができる。
3
国、都道府県及び市町村以外の者は、前項の規定により届け出た事項に変更
を生じたときは、変更の日から一月以内に、その旨を市町村長に届け出なけれ
ばならない。
4
国、都道府県及び市町村以外の者は、放課後児童健全育成事業を廃止し、又
は休止しようとするときは、あらかじめ、厚生労働省令で定める事項を市町村
長に届け出なければならない。
資-54
児童福祉法施行規則(昭和 23 年厚生省令第 11 号)
(抜粋)
(放課後児童健全育成事業の届出)
第 36 条の 32 の2 法第 34 条の8第2項に規定する厚生労働省令で定める事項
は、次のとおりとする。
(1) 事業の種類及び内容
(2) 経営者の氏名及び住所(法人であるときは、その名称及び主たる事務所の
所在地)
(3) 定款その他の基本約款
(4) 運営規程
(5) 職員の定数及び職務の内容
(6) 主な職員の氏名及び経歴
(7) 事業の用に供する施設の名称、種類、所在地
(8) 建物その他設備の規模及び構造並びにその図面
(9) 事業開始の予定年月日
2
法第 34 条の8第2項の規定による届出を行おうとする者は、収支予算書及
び事業計画書を市町村長に提出しなければならない。ただし、市町村長が、イ
ンターネットを利用してこれらの内容を閲覧することができる場合は、この限
りでない。
(放課後児童健全育成事業の廃止又は休止の届出)
第 36 条の 32 の3 法第 34 条の8第4項に規定する厚生労働省令で定める事項
は、次のとおりとする。
(1) 廃止又は休止しようとする年月日
(2) 廃止又は休止の理由
(3) 現に便宜を受けている利用者に対する措置
(4) 休止しようとする場合にあつては、休止の予定期間
(2) 運営状況報告について
届出を行った事業所は、運営状況について定期的な報告をしていただくこととな
ります。
※具体的な報告内容については、別途お知らせいたします。
(3) 事故報告について
届出を行った事業所の管理下において、事故等(通院、事件、事故、児童の行方
不明、不審者情報、個人情報の紛失)が発生した場合は、速やかに事業所の所在す
る区役所へ報告する必要があります。
3
指導監督について
届出を行った事業所において実施される放課後児童健全育成事業の運営内容に対
して、その状況が児童の福祉上問題がないか調査を実施し、問題がある場合は改善を
資-55
求める等、指導監督を行います。
(1) 報告及び立入調査等について
児童福祉法に基づき、市長が必要と認める事項を報告することや職員の立入調査
や質問に対して御協力いただくこととなっており、正当な理由なく調査への協力を
拒む等の場合については罰則の適用もあります。
根拠法令
児童福祉法(昭和 22 年法律第 164 号)(抜粋)
(報告及び立入調査等)
第 34 条の8の3 市町村長は、前条第1項の基準を維持するため、放課後児童
健全育成事業を行う者に対して、必要と認める事項の報告を求め、又は当該職
員に、関係者に対して質問させ、若しくはその事業を行う場所に立ち入り、設
備、帳簿書類その他の物件を検査させることができる。
2
第 18 条の 16 第2項及び第3項の規定は、前項の場合について準用する。
【参考】
(報告、質問及び立入検査)
法第 18 条の 16 (第1項省略)
2
前項の規定による質問又は立ち入り検査を行う場合においては、当
該職員は、その身分を示す証明書を携帯し、関係者の請求があるとき
は、これを提示しなければならない。
3
第1項の規定による権限は、犯罪捜査のために認められたものと解
釈してはならない。
(罰則)
第 61 条の6
正当な理由がないのに、第 18 条の 16 第1項の規定による
報告をさせず、若しくは虚偽の報告をし、同項の規定による質問に対
して答弁をせず、若しくは虚偽の答弁をし、又は同行の規定による立
入り若しくは検査を拒み、妨げ、若しくは忌避した場合には、その違
反行為をした指定試験期間の役員又は職員は、30 万円以下の罰金に処
する。
3~4 (省略)
(2) 具体的な指導監督の内容
上記の根拠に基づき指導監督を行い、児童の安全確保等の観点から問題があれば、
改善の指導等を行うこととしており、児童の安全確保等の観点から看過できない事
業所に対しては、文書による改善勧告、勧告に従わない場合はその旨の公表、さら
に事業の制限や停止を命ずることができることとなっております。
※指導監督基準や立ち入り調査の実施内容については、別途お示しします。
資-56
根拠法令
児童福祉法(昭和 22 年法律第 164 号)(抜粋)
(報告及び立入調査等)
第 34 条の8の3 (第1項及び第2項省略)
3
市町村長は、放課後児童健全育成事業が前条第1項の基準に適合しないと認
められるに至つたときは、その事業を行う者に対し、当該基準に適合するため
に必要な措置を採るべき旨を命ずることができる。
4
市町村長は、放課後児童健全育成事業を行う者が、この法律若しくはこれに
基づく命令若しくはこれらに基づいてする処分に違反したとき、又はその事業
に関し不当に営利を図り、若しくはその事業に係る児童の処遇につき不当な行
為をしたときは、その者に対し、その事業の制限又は停止を命ずることができ
る。
【問合せ先】
こども青少年局放課後児童育成課
〒231-0017 横浜市中区港町1-1
TEL:045-671-4068
FAX:045-663-1926
E-Mail:[email protected]
資-57
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