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「熊本地震で感じたこと」について
【「熊本地震で感じたこと」について】問19~問22 問19 熊本地震を受けて、改めて予想される南海トラフ地震について、あなたはどのような ことに不安を感じますか。 (○は2つまで) 南海トラフ地震について、不安に感じたこと 000 100 200 300 400 500 600(件) 避難方法や避難生活 520 地震による被害 513 津波による被害 472 南海トラフ地震発生の可能性 462 余震の多さ 94 特に不安は感じていない 26 その他 15 無回答 49 0 避難方法や避難 生活 全 市 地震による被害 100 300 南海トラフ地震 発生の可能性 津波による被害 44.6% 200 400 特に不安は感じ ていない 余震の多さ 44.0% 500 600 その他 40.5% 無回答 39.6% 8.1% 4.2% 2.2% 1.年代別 1.3% 2.7 20 代 50.0 40.5 60.8 2.7 24.3 1.4 1.4 30 代 53.3 40 代 42.9 51.9 48.6 44.3 0.0 34.3 44.3 31.4 3.8 1.0 1.0 1.6 10.8 1.6 1.1 50 代 48.1 46.3 41.9 34.4 7.5 3.8 2.5 60 代 37.9 43.4 40.4 47.2 1.3 7.2 3.0 2.6 70代以上 42.1 45.8 32.0 43.8 2.6 9.8 6.7 3.1 2.地区別 0.3 0.0 第 一 第 二 第 三 第 四 第 五 片 浜 今 沢 50.0 金 岡 50.4 大 岡 門 池 静 浦 大 平 愛 鷹 内 浦 西 浦 29.3 41.5 53.7 0.0 51.2 4.9 2.4 1.9 48.1 29.6 55.6 33.3 9.3 3.7 1.9 0.0 32.6 40.3 65.1 1.6 45.7 3.1 45.9 49.2 43.8 39.3 50.5 0.8 8.2 41.0 32.4 8.6 40.0 38.0 52.0 1.9 8.0 32.0 4.0 2.6 34.2 36.8 2.0 5.3 39.5 0.0 2.6 48.2 24.8 2.6 40.4 4.3 12.8 2.8 2.1 3.0 50.0 45.5 26.9 7.5 40.3 6.0 0.0 1.5 45.8 66.1 15.3 42.4 41.2 1.7 1.7 15.3 2.9 35.3 1.6 3.3 5.7 1.0 46.0 0.0 67.6 0.0 5.9 32.4 2.9 0.0 50.0 54.5 27.3 9.1 45.5 4.5 0.0 2.4 45.2 47.6 32.1 8.3 29.8 11.9 1.2 36.4 18.2 72.7 0.0 45.5 0.0 18.2 0.0 0.0 40.0 26.7 80.0 6.7 20.0 0.0 原 53.6 浮 島 53.3 戸 田 33.6 47.3 0.0 35.5 8.2 0.0 6.7 53.3 40.0 6.7 6.7 6.7 4.5 1.8 1.8 0.0 38.9 61.1 66.7 0.0 33.3 0.0 ほぼすべての項目において不安を感じている 南海トラフ地震について、不安に感じたこととして、 「避難方法や避難生活」 「地震による被害」 「津波による被害」 「南海トラフ地震発生の可能性」の項目において不安を感じている人が多いことがわかる。また、地区別でみると南海 トラフ地震において、津波が心配される第三地区、静浦地区、内浦地区、西浦地区、戸田地区で、 「津波による被害」 に不安を感じている人の割合が高い結果となっている。 この結果から、今後も「減災対策の推進」 「避難に関する意識の喚起」 「避難所運営マニュアルの作成促進」 「避難所 の備蓄強化」などを図る必要がある。 ― 24 ― 0.0 問20 避難に関し、あなたはどのようなことに課題があると考えていますか。 (○は3つまで) 0 100 200 300 400 避難時の課題 500 600 700 避難所での生活環境や支援 800(件) 736 避難場所の確保・整備 653 家族や親族の安否確認 580 迅速な避難活動 501 避難経路の確保・整備 344 特に課題はない 24 その他 32 無回答 48 0 100 200 300 400 500 600 700 800 避難所での生活環境や支援 避難場所の確保・整備 家族や親族の安否確認 迅速な避難活動 避難経路の確保・整備 特に課題はない その他 無回答 2.1% 全 市 63.1% 56.0% 49.7% 43.0% 29.5% 1.男女別 男 性 女 性 4.1% 2.7 62.7 54.1 64.9 46.7 58.6 41.7 2.7 31.3 52.8 3.9 44.9 27.7 30 代 60 代 70代以上 2.4 1.4 68.9 51.4 50.0 47.3 2.7 1.4 35.1 1.0 65.7 50.5 60.0 46.7 4.8 1.0 26.7 1.6 40 代 50 代 3.6 1.6 2.年代別 20 代 2.7% 74.1 57.8 61.1 37.3 2.7 1.1 29.2 0.6 70.6 51.9 50.0 41.9 28.8 3.8 2.5 3.0 59.1 59.6 52.8 38.7 3.0 28.1 3.0 57.3 59.6 40.2 48.3 6.7 30.6 2.8 1.4 「避難所での生活環境や支援」と、 「避難場所の確保・整備」に課題を感じている人が多い 熊本地震においても多くの課題がみられた「避難所での生活環境や支援」が63.1%、 「避難場所の確保・整備」が 56.0%と多い結果となっている。 この結果は、避難に関し、ハード・ソフト両面からの施策の重要性を反映している。 市としては、迅速かつ的確な行動につなげられるよう、自助として「市民意識の喚起」、共助として「地域での避難 ルートの定着と定期的な訓練」などに取り組んできたが、今回の結果を踏まえ、今後は「自立した避難所の運営体制 の構築」にもさらに力を入れていく。 ― 25 ― 問21 災害時には、まずは自分や家族を守るための防災対策(自助)が重要だと考えられて いますが、あなたが、日頃行っている防災対策はどのようなことですか。 (○は3つまで) 日頃行っている防災対策 0 100 200 300 400 500 600 飲料水や食料の準備 700(件) 638 防災関連のニュースに関心を持つ 591 家具等の転倒防止 353 災害時の家族との連絡方法の確認 296 避難経路、避難地や避難所の確認 269 市、自治会等の防災訓練への参加 253 特にしていない 103 自治会やご近所の方々との防災情報の交換 68 近所や通勤路の安全確認 56 無回答 48 0 飲料水や食料の準備 市、自治会等の防災訓 練への参加 防災関連のニュースに 関心を持つ 100 200 300 400 600 災害時の家族との連絡 方法の確認 近所や通勤路の安全確 認 家具等の転倒防止 自治会やご近所の方々 との防災情報の交換 特にしていない 500 700 避難経路、避難地や避 難所の確認 無回答 4.8% 全 市 54.7% 50.7% 30.3% 25.4% 23.1% 5.8 8.8% % 21.7% 4.1% 1.男女別 男 性 女 性 53.1 46.9 56.1 25.7 22.6 53.1 34.3 23.9 22.8 27.9 23.0 30 代 40 代 50 代 60 代 70代以上 5.8 7.3 21.1 4.6 6.5 6.1 3.5 3.1 2.年代別 20 代 11.8 2.7 44.6 37.8 21.6 24.3 21.6 10.8 8.1 20.3 2.7 2.9 55.2 41.0 29.5 21.0 17.1 11.4 3.8 1.0 16.2 1.1 57.3 47.0 34.1 28.6 24.3 14.1 10.8 6.5 1.1 3.8 55.0 47.5 26.9 24.4 22.5 21.3 7.5 3.8 3.8 57.0 53.9 53.6 56.7 34.0 30.6 23.8 27.5 28.1 22.8 5.1 5.5 5.5 4.3 31.5 25.3 6.2 11.0 6.5 3.9 自助の重要性についての認識が高まっている 「飲料水と食料の備蓄」が54.7%で最も多く、次いで「防災関連のニュースに関心を持つ」が50.7%となっている。 熊本地震の発生により、自助の重要性については認識が高まっているが、一定期間経過後もこうした高い意識を保 つために、さらなる啓発を行っていく必要がある。 また、 「自治会やご近所の方々との防災情報の交換」 「近所や通勤路の安全確認」が低いことから、今後は地域との連 携をさらに深めていく必要がある。 ― 26 ― 問22 災害時の対応に関して、自治会やご近所の方々と確認・情報共有しているものがあり ますか。 (○は3つまで) 地域での確認・情報共有 0 100 200 300 400 500(件) 確認・共有していることはない 452 避難場所の確認 429 発災時の声の掛け合い 286 発災時の助け合い 274 避難経路の確認 251 お年寄りや子どもなど要支援者との避難 130 その他 7 無回答 74 0 100 200 300 400 500 確認・共有していることはない 避難場所の確認 発災時の声の掛け合い 発災時の助け合い 避難経路の確認 お年寄りや子どもなど要支援者と の避難 その他 無回答 0.6% 全 市 38.8% 36.8% 24.5% 23.5% 21.5% 24.5 24.3 22.6 11.1% 1.男女別 0.2 男 性 39.4 35.3 女 性 38.6 37.6 6.2 22.8 20.9 10.6 5.7 4.1 20 代 66.2 18.9 12.2 5.4 2.7 10.8 0.0 0.0 30 代 62.9 9.5 31.4 7.6 8.6 1.0 0.0 1.9 40 代 53.5 36.8 13.5 11.4 21.1 5.9 1.6 0.6 50 代 70代以上 12.0 0.9 25.5 2.年代別 60 代 6.3 % 42.5 40.6 15.0 18.8 21.9 7.5 6.9 0.4 28.5 23.9 41.7 36.8 30.6 38.8 32.3 34.6 26.0 25.6 14.0 17.7 5.1 10.4 1.4 共助の意識を深める必要がある 「確認・共有していることはない」が38.8%で最も多い。また、 「お年寄りや子どもなど要支援者との避難」が11.1% と少ないことから、地域で助け合う「共助」の意識を深める必要がある。 避難行動についての地域でのルール化が重要であるので、引き続き、避難行動計画作成を進めていく。また、作成 した避難行動計画については、繰り返し訓練を実施し、その結果を踏まえた見直しを行うなど、地域の特性に則した、 より実践的な計画にしていく必要がある。 ― 27 ―