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(ロボティクスフォーラム2011発表資料,PDF(107KB))
義手による物体操作性の向上を目指すケージング把持 佐世保工業高等専門学校 槇田 諭 [email protected] http://www.sasebo.ac.jp/~makita/ ワイヤ牽引型五指ロボットハンド • ヒトの手と同じ五指,ほぼ同サイズの義手 • 大阪大学・松下氏,アールテクス社の設計・製作 搭載予定のセンサ • 小型カメラ,触覚センサ,表面筋電位センサ 筋電義手に求められる機能(QOL向上のために) • • • 装着者の意図を正確にリアルタイムに推定 安定した動作制御,安定した物体操作 装着者が自然に,ストレ 多自由度構造(ヒトと同じ五指) スなく使用できる義手 ケージング(Caging) • 物体を“幾何学的に”拘束 (力に頼らない,構造的に抜け出せない) • 低自由度のハンドでも物体を把持できる (高自由度の制御が不要,把持戦略がシンプル) • 多少の制御誤差等を許容 (把持戦略にマージンをとることができる) 安定した制御の難しい筋電義手に有利な把持手法 マルチモーダルセンシング ケージング把持拘束 筋電位センサ:運動意図推定 小型カメラ:物体形状認識 触覚センサ:物体との接触 物体拘束の保証 把持戦略のアシスト 五指ロボットハンド QOL向上につながる筋電 義手の研究・開発