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福岡大学Users` Guide 2013.indd
PART 2 第 2章 パソコンの利用 図 2-14 Windows環境と同様にMacintosh環境でもUSBメモリを使用できます。そのためには、キー ボード両端裏側にある USB ポートに USB メモリを接続します(Macintosh 本体には USB の 空きポートがありません)。USB メモリを接続した後、正常に認識されると、デスクトップに アイコンが表示されます( 図 2-15 )。USB メモリの接続を解除するには、USB アイコンを クリックした後、ファイルメニューから「(デバイス名)を取り出す」をクリックします。デ スクトップから USB メモリのアイコンが消えた後に、キーボードから USB メモリを取り外し てください。 図 2-15 2.3 Linux の利用 PC 教室およびオープン端末室に設置されている PC は OS として Microsoft Windows 7 Enterprise が利用できますが、Windows 7 から Linux 環境へ接続するためのアプリケーション を利用することで、Linux サーバを利用できます。よって、Linux を利用するためには、予め、 39 Windows 7 へログオンしておく必要があります。Linux サーバは、ディストリビューション として Red Hat Enterprise Linux Server release 5.5 を利用できます。なお、システムの構 成上、Linux サーバで音声の入出力を行うことはできません。 PART 2 2.3.1 ログオンとログオフ Windows 7 にログオンした後、 図 2-16 で示す画面左下のスタート(Windows のロゴマー 第 2章 ク)をクリックしてスタートメニューを表示し、「Exceed onDemand Client 7」アイコンを クリックして Linux サーバへ接続するためのアプリケーションを起動します。また、「すべて のプログラム」にあるアイコンをクリックしても起動できます。 パソコンの利用 図 2-16 次に、 図 2-17 に示すように、ホストに「linux.cis.fukuoka-u.ac.jp」が表示されますので、 福大 ID を入力してください。その後、続けて「実行」をクリックします。 図 2-17 40 Fukuoka University Telecommunication Utilities for Research and Education アカウント名もしくはパスワードが間違っていた場合は、「ユーザ認証に失敗しました。」 というメッセージが表示されますので正しい文字列を入力してください。ユーザ認証に成功 した場合(福大 ID を正しく入力した場合)、 図 2-18 に示すように Linux のデスクトップ画面 が表示されます。 PART 2 第 2章 パソコンの利用 図 2-18 ログアウト(Linux の利用を終了)を行うには、 図 2-19 に示すように Linux のデスクトッ プ画面左上にある「システム」をクリックして「~(アカウント名)のログアウト」をクリッ クします。ログアウトするために、Exceed onDemand のウィンドウの右上にある「×」を クリックして終了しないでください。次に、「ログアウト」をクリックすると Linux の画面が 消え、ログアウトが完了します。 図 2-19 2.3.2 アプリケーションの利用 アプリケーションの利用については、図 2-20 で示すように画面左上の「アプリケーション」 をクリックするとメニューが表示されますので、利用したいアプリケーションをクリックし てください。 41 PART 2 第 2章 パソコンの利用 図 2-20 また、メニューに登録されていないアプリケーションは、ターミナルソフトからコマンド を入力して起動できます。その場合は、画面左側の「端末」をダブルクリックして「GNOME 端末」を起動した後、コマンドを入力してください。 2.3.3 各ディレクトリについて ⑴ ホームディレクトリ ホームディレクトリとは、ファイルサーバ上にある個人用のファイルを格納するディレク トリです。利用者が作成したファイルなどを保存できます。また、各利用者のホームディレ クトリは、その所有者のみが読み書きできます。なお、保存できる容量には制限があります。 容量については 表 1-9 を参照してください。 ⑵ Windows のホームドライブ(H:)へのアクセス Linux 環境から Windows 環境で作成したファイルにアクセスできます。ホームディレクトリ 直下に存在する「windows」ディレクトリが、 Windows 7 のホームドライブ(H:)となります。 ⑶ CD・DVD ドライブ、USB メモリの利用 CD・DVD ドライブ、USB メモリについては、Linux 環境から直接的にアクセスすることは できませんが、Windows 環境のホームフォルダ(H:)を通じて間接的にアクセスできます。 まず、CD・DVD ドライブや USB メモリ内のデータを Linux 環境からアクセスしたい場合は、 それらのデータをホームフォルダ(H:)にコピーします。次に、Linux 環境において、ホー ムディレクトリ直下の「windows」ディレクトリにアクセスします。このような操作を行う ことで、間接的に CD・DVD ドライブ、USB メモリを利用できます。逆に、Linux 環境のファ 42 Fukuoka University Telecommunication Utilities for Research and Education イルを Windows 環境からアクセスしたい場合は、Linux 環境のファイルを「windows」ディ レクトリへコピーすることで、Windows 環境からそのファイルを利用できます。 ⑷ 全学共有ディレクトリ(/mnt/public)について が自由に読み書きできる保存領域を用意しています。その実体は、Windows 環境で利用でき PART 2 ホームディレクトリとは別に、講義などで利用する教材の配布を目的とし、全ての利用者 第 2章 る「全学共有フォルダ(通称:P ドライブ)」です。利用の際は、「付録 A 全学共有フォルダ の利用原則」に基づき、利用してください。 先進 PC 教室における PC の利用 パソコンの利用 2.4 一般の PC 教室では、デスクトップ型の PC を設置していますが、先進 PC 教室では、ノー ト型である Tablet PC を用意しています。通常、Tablet PC は、PC 収納庫に保管されていま すので、利用する際は、利用者が各自で取り出し、使い終わった後には各自で元の場所に戻 す作業が必要です。 2.4.1 PC 収納庫からの PC の取出と収納 ⑴ 取出方法 ① PC は PC 収納庫に保管されています。その外観は 図 2-21 のとおりです。PC の収納状況は、扉の小窓から確認できま す。どの PC を取り出すかを利用者自身で予め決めておき、 各扉に付けられた 2 桁の番号を記憶しておきます。 ② 図 2-22 で示すように、PC 収納庫の操作パネルのカード 図 2-21 リーダ(黒い部分)に、学生証(または職員証)をかざします。 液晶画面に「トビラ No. シテイ」と表示されましたら、学 生証をカードリーダから離してください。 図 2-22 ③開けたい扉の番号を 2 桁で入力し、「E」ボタンを押し ます。図は、21 番の扉を指定した例です。 ④指定した扉が解錠されると「トビラオープン 21 アケ テクダサイ」と表示されます。そして、21 番の扉のラ ンプが青く光ります。 ⑤ 図 2-23 で示す電源プラグを PC から引き抜き、収納庫 から PC を取り出します。PC を取り出した後は、扉を 閉めてください。以上の手順で取出操作は完了です。 図 2-23 43