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3年 国語科実践事例 1 .単 元 2 .指 導時 期 3 .目 標 想ぞうしながら読もう わにのおじいさんのたから物(学校図書 3年下) 10月 ○ 叙述に即して、場面の様子や移り変わりを想像しながら読み、感じ たことを話し合うことができる。 ○ 物語のなかの登場人物の設定や「表現のしくみ」について、読み取 ることができる。 4.指導にあたって 本教材は、おにの子が主人公である。眠っているわにと出会い、話をしているうちに、わ には、自分の宝物をおにの子にあげようと決心する。おにの子は地図を見ながら、宝物を探 すという展開になっている。 この物語文は、川崎洋『ぼうしをかぶったオニの子』(あかね書房)所収の5編の作品の中 の一つである。冒頭に「ぼく オニの子 / ぼうし かぶれば / ふつうの 男の子 / ぼ く ひとりぼっち」という文章があり、主人公がどのような人物として設定されているかが 読み取れる。 教科書には、この部分がないので、おにが帽子をかぶっているということはどういうこと なのか考えさせた後、教師が読み聞かせてもよい。 物語では、わにが死んでいるのかもしれないと思ったおにの子が、一日中大きなほおの木 の葉をわにのところに運ぶ。おにの子の優しさ、純粋さがしみじみと伝わってくる。一方、 わにとおにの子の出会いの場面では、 「しわしわくちゃくちゃ」だの「おじいさんでなくて、 おばあさんなのかもしれない」だのと、とぼけたユーモアや、宝物を知らない理由として 「ももたろう」の昔話を出してくる奇想天外さなど、物語の面白さを存分に味わうことがで きる作品である。 指導にあたっては、文章の「表現のしくみ」 (24ページ参照)に着目して読む力をつけて いきたい。そのことにより、他の教材の読みや、表現に活用することができる。 物語を読むにあたって基本となる重要な「表現のしくみ」が3点ある。即ち、①人物設定、 ②場面設定、③全体構造である。本教材では、主に、人物設定、場面(場所)設定を検討す ることにより、物語の面白さを学習させたい。 (学級の実態、積み重ねにより異なってくる) わにのおじいさんとおにの子とを対比することにより、性格や役割など人物設定の仕方を とらえること、冒頭と終末で変化したこと、変わっていくものと変わらないものとを対比し て読み取ることで、主題に迫る。 物語の主人公が、なぜ帽子をかぶったおにの子なのか、おにの子を主人公にすることでど ういう効果があるのか、3年生なりに考えさせてみたい。 また、おにの子が帽子をかぶって登場し、最後に帽子をぬぐという行動についても、「表現 のしくみ」としてどのような意味があるのかをとらえさせたい。 最後の場面では、おにの子にとっての宝物と、わにのおじいさんにとっての宝物を対比さ せ、わにのおじいさんの宝物がどうなったのか考えさせ、交流し合いたい。 この時期の子どもは、いろいろな本に親しみ、物語にも興味をもって読み深めることがで きる。本単元を学習することにより、川崎洋の他の作品や、「オニ」を題材とした他の作者の 作品を読み広げたり、読み比べたりして、より物語の面白さに気付かせることができる教材 である。 こ の単元での基本重要語彙 登場人物 場面 ○ 「わにのおじいさんのたから物」の人物設定など、 「表現 この単元で重視した言語活動 のしくみ」について読み取り、話し合う。 ○ 物語を読んで考えたことや思ったことを話したり、互いの 考えの共通点や相違点を考えながら聞いたりする。 5.学習指導計画(全9時間) 次 時 Ⅰ 1 学習活動(活動のねらい等) 指導上の留意点 「たから物」と聞いて思い浮かぶものを書こう。 1.題名からイメージしたこと をワークシートに書く。 【ワークシート①】 ○「わにのおじいさんのたから物」の「たから物」 という言葉から、思い浮かんできた言葉をワーク シートに書くよう指示する。 「わにのおじいさんのた から物〔1〕 」前半 2.それぞれイメージしたこと を発表し合う。 3.範読の前に『ぼうしをか ぶったオニの子』の冒頭 文を紹介しておいてもよ い。 ○『ぼうしをかぶったオニの子』の冒頭文を紹 介することで、おにの子のイメージをもたせ る。 「ぼく オニの子 / ぼうし かぶれば / ふつうの 男の子 / ぼく ひとりぼっち」 4.範読を聞きながら、新出漢 字の読み方や、難語句の意 味を推測しながら最後まで 読み通す。 5.新出漢字の読み方や、難語 句の意味を調べる。 6.全文を音読する。 Ⅱ 2 ○正確に明瞭な発声で音読できるようにする。 「登場人物」 「季節」 「場所」の設定についてまとめよう。 1.全文を通読する。 2.お話の「登場人物」 「季節」 「場所」について書く。 【ワークシート①】 「わにのおじいさんのた から物〔1〕 」後半 ・挿絵や「…土の中にもぐり…」 「寒そう に」など季節がわかる言葉、場所がわか る言葉を手がかりに、お話の「登場人 物」 「季節」 「場所」について、ワークシ ートにまとめましょう。 3 「わにのおじいさんのたから物」を読んで感想を書こう。 1.全文を通読する。 2.初発の感想を書く。 ・ 「わにのおじいさんのたから物」のお話の 感想を書きましょう。面白かったこと、不 思議に思ったこと、登場人物に聞いてみた いことなどを書きましょう。 【ワークシート②】 「わにのおじいさんのたから物〔2〕」 3.感想を発表し合う。 4 ○友達の考えを知るとともに、児童の感想を基 に学習課題をつくる。 「おにの子」は、どのような人物として表されているかを読み取ろう。 1.おにの子の様子がわかる言 葉や文に、サイドラインを ・おにの子の様子や行動を表す言葉や文に、 サイドラインを引きましょう。 引く。 2.おにの子がどのように描か れているか(人物設定)に ついてまとめる。 【ワークシート③】 「わにのおじいさんのたから物〔3〕」 5 ・おにの子は、どんな人物として描かれてい るでしょう。サイドラインを引いた言葉か ら、おにの子ってこんな人物だろうなと思 うことを書きましょう。また、サイドライ ンを引いた部分の中で特に「この言葉から そう思ったよ」という言葉を下の欄に書き ましょう。 「わにのおじいさん」は、どのような人物として表されているかを読み取ろう。 1.わにのおじいさんの様子が わかる言葉や文に、サイド ラインを引く。 2.わにのおじいさんがどのよ うに描かれているか(人物 設定)についてまとめる。 【ワークシート④】 ・わにのおじいさんの様子や行動を表す言葉 や文に、サイドラインを引きましょう。 ・わにのおじいさんは、どんな人物として描 かれているでしょう。サイドラインを引い た言葉から、わにのおじいさんってこんな 人物だろうなと思うことを書きましょう。 また、サイドラインを引いた部分の中で特 に「この言葉からそう思ったよ」という言 葉を下の欄に書きましょう。 「わにのおじいさんのたから物〔4〕」 6 おにの子とわにのおじいさんの似ているところ、違うところを読み取ろう。 1.おにの子とわにのおじいさ ○前時までの学習を振り返るよう助言し、人物 んの似ているところと違う 設定の類比・対比についてまとめることがで ところについてワークシー トにまとめる。 きるようにする。 【ワークシート⑤】 「わにのおじいさんのたから物〔5〕」 ・ 【ワークシート③④】を振り返り、おにの子と わにのおじいさんの似ているなと思うとこ ろ、違うなと思うところについてまとめま しょう。 2.おにの子とわにのおじいさ ○宝物の存在すら知らないおにの子と、命に代 んの宝物に対するそれぞれ えても宝物を守りたいわにのおじいさんとを の思いについて、ワークシ 対比する。 ートにまとめる。 7 ( 本 時 ) なぜ、わにのおじいさんは、おにの子に宝物をあげようと思ったのかについて考 えよう。 1.わにのおじいさんがおにの 子に宝物をあげようと決心 したことがわかる文を抜き 出す。 ・わにのおじいさんがおにの子に宝物をあげ ようと決心したことがわかる文を見つけて 書きましょう。 【ワークシート⑥】 「わにのおじいさんのたから物〔6〕」 2.なぜ、わにのおじいさんが おにの子に宝物をあげよう と決めたのか考え、ワーク シートにまとめる。 ・なぜ、わにのおじいさんは、おにの子に宝 物をあげようと決めたのでしょう。自分の 考えを書きましょう。また、なぜそう考え たのか、その理由についても書きましょ う。 ○前時までの学習を振り返ったり、教材文を根 拠にしたりしながら、自分の考えの理由につ いても書くことができるようにする。 3.ワークシートに書いたこと を交流する。 ・みんなの考えを発表し合いましょう。発表 が終わったら、友達の考えを聞いて、 「よい 考えだな」 「なるほど、そうか」などと思っ たことをワークシートに書きます。しっか り聞きましょう。 ○友達の考えを知り、自分の考えを深めること ができるようにする。 8 わにのおじいさんの宝物は、どうなったのだろう。 1.おにの子にとっての宝物に ついて話し合う。 ・おにの子にとっての宝物は何だったので しょう。 ○おにの子にとっての宝物が夕日であることを 確認する。 2.おにの子が帽子をとったこ とについて考える。 ・おにの子はなぜ帽子をとったのでしょう。 ○帽子を思わずとってしまうほど感動したおに の子の気持ちを読み取らせる。 3.宝物がどうなったのかにつ いて考え、構造図にまとめ る。 Ⅲ 9 ○帽子をとったことで、鬼の姿が現れ、その結 果人間は恐がって寄ってこない、つまりわに のおじいさんの宝物が守られ続けることを読 み取らせる。 (構造図参照) 学習のまとめをしよう。 1.学習のまとめとして、感想 文を書く。 ・作品を読み取って、感じたこと、思ったこ と、学んだことなどを書きましょう。 【ワー 【ワークシート⑦】 クシート①~⑥】までを振り返りながら書く 「わにのおじいさんのたから物〔7〕」 2.お互いの感想を読み合い、 考えたことを交流する。 とよいですよ。 ○相手意識・目的意識をしっかりもちながら、 交流できるようにする。 ※川崎洋の他の作品や、「オ ○友達の考えを知り、自分の考えを深めること ニ」を題材とした他の作者の ができるようにする。 作品を読み広げたり、読み比 べたりする。 ○初発の感想と読み比べて、学習の深まりを確 かめることができるようにする。 第 8 時の構造図 おにの子にとっての たから物 夕 日 感 動 た か ら 物 は 人 に よ っ て ち が う ★ お に の 子 に と たっ かて らの も の と は ぼうしをとる つのがあらわれる ・おにのいるところへは人が いかない ・たから物はまもられていく わにのおじいさんの たから物はどこにあ りましたか 足 も と た か ら も の と は ★ わ に の お じ い さ ん に と っ て の 6.本時の展開(7/9)使用するワークシート【ワークシート⑥】 学習活動(活動のねらい等) 指導上の留意点 なぜ、わにのおじいさんは、おにの子に宝物をあげようと思ったのか、考えよ う。 1.本時の学習課題を確 ○登場人物の人物設定の学習を基に、なぜ、わに 認する。 のおじいさんの気持ちが変わったのかについて 読み取ることを確認する。 子ども達の選ぶ一 2.全文を音読する。 3.わにのおじいさんが おにの子に宝物をあ げようと決心したこ とがわかる文にサイ ドラインを引く。 ○わにのおじいさんの様子を表す文や会話文に着 文は、ただ1つに 目しながら読むように促す。 決めることはでき ・わにのおじいさんが、おにの子に宝 物をあげようと決心したことがわか る文を見つけてサイドラインを引き ましょう。 ないが、明らかに ・ぼくは、 「そのしわしわくちゃくちゃの 顔で、にこっとしました。 」という文に しました。 「にこっ」という言葉から、 決心したのではないかと思ったからで す。 ・私は、 「君に、わしのたから物をあげよ う。うん、そうしよう。これでわしも、 心おきなくあの世へ行ける。 」という文 にしました。やっぱり、 「君に、わしの たから物をあげよう。 」におじいさんの 強い気持ちが表れていると思うからで す。 4.なぜ、わにのおじい ○おにの子やわにのおじいさんの人物設定を振り 読み間違っている ものについては、 助言する。 二人の人物設定 や、類似点・相違 点、宝物に対する 思いなどを振り返 るなかで、根拠を しっかりともって 考えを書くように させる。 一人の児童の発言 さんがおにの子に宝 返ったり、根拠となる文を示したりしながら、 から次につないで 物をあげようと決め 自分の考えの理由についても書くよう助言する。 いけるようにする た のか につ いて考 え、ワークシートに まとめる。 ・おにの子は、自分のために一生懸命 落ち葉を積み上げてくれた優しい子 なので、自分が大切にしてきたたか ら物も、しっかり守ってくれると 思ったからだと思います。 ために、「~と同 じく、~と思いま した。~さんはど う思いますか。」 というような話型 5.ワークシートに書い ○友達の考えを知るとともに、自分の考えを深め た こと を交 流し 合 う。 6.友達の考えを聞いて 感じたことをワーク シートに書き発表す る。 に慣れさせる。 ることができるようにする。 ・みんなの考えを発表し合いましょう。 発表が終わったら、友達の考えを聞い て、 「よい考えだな」 「なるほど、そう か」などと思ったことをワークシート に書きます。しっかり聞きましょう。 ・おにの子が優しかったから、わにの おじいさんが宝物をあげようと思っ たという意見は同じでした。でも優 しいと思った理由が違いました。 意見交流の後、感 じたことをワーク シートにまとめる ことを事前に知ら せることで、「聞 く」構えをしっか りともたせること ができる。 ワークシート活用のポイント 【国-3年-わに ワークシート①】 ☆ ③ 切 り 立 つ よ う な が け の 上 の 岩 場 川 が 流 れ て い る 野 山 場 所 は ど こ で し ょ う 。 ① わ に の お じ い さ ん お に の 子 だ れ が 出 て き た で し ょ う 。 ② 冬 季 節 は い つ で し ょ う 。 お 話 を 読 ん で 、 と う 場 人 物 ・ き せ つ ・ 場 所 に つ い て ま と め よ う 。 学 し ゅ う の め あ て を 書 き ま し ょ う 。 ☆ ① 「 た か ら 物 」 と 聞 い て 、 思 い う か ぶ も の を 書 き ま し ょ う 。 ほうせき ダイヤモンド 一番大切に思っている物 たから物 ネックレス たからさがし 「 た か ら 物 」 と 聞 い て 、 思 い う か ぶ 物 を 書 こ う 。 学 し ゅ う の め あ て を 書 き ま し ょ う 。 三 年 組 名 前 ( わ に の お じ い さ ん の た か ら 物 〔1〕 ) 重視した言語活動 「題名の『たから物』という言 葉から思い浮かぶものを書く」 ○前半部分は、題名「わにのお じいさんのたから物」の「た から物」という言葉からイメ ージすることを書く。 ○後半部分は、登場人物・季 節・場所についてまとめる。 【国-3年-わに ワークシート②】 い の げ で 物 ま い 思 ら で お よ す を も さ っ 物 わ す じ う 。 お ろ ん た を に 。 い と な に う が こ 読 の さ 思 ぜ の と い と ん お ん っ 、 子 し の は で じ に た お に て ち 、 一 い 聞 の に あ い に わ 番 さ い か の げ た か に ふ ん て 、 子 た た え の し の み わ に こ か て お ぎ た た に あ と ら も じ に か ★ 書 き ま し ょ う 。 お も し ろ か っ た こ と 、 ふ し ぎ に 思 っ た こ と 、 と う 場 人 物 に 聞 い て み た い こ と な ど を 「 わ に の お じ い さ ん の た か ら 物 」 を 読 ん で 、 か ん そ う を 書 き ま し ょ う 。 「 わ に の お じ い さ ん の た か ら 物 」 を 読 ん で 、 か ん そ う を 書 こ う 。 ☆ 学 し ゅ う の め あ て を 書 き ま し ょ う 。 三 年 組 名 前 ( ) わ に の お じ い さ ん の た か ら 物 〔2〕 重視した言語活動 「物語を読んで、初発の感想を 書く」 ○「面白かったこと」や「不思 議に思ったこと」 「登場人物に 聞いてみたいこと」等の視点 で、初発の感想を書く。 ○初発の感想は、学習課題を設 定する時に活用する。ただし 内容の読み取りに終始する課 題ではなく、表現の工夫に着 目した学習課題も設定する必 要がある。 【国-3年-わに ワークシート③】 ・ か ん ど う す もる っ心 たを 子 ・ 思 わ ず 、 お に の 子 は 、 ぼ う し を 取 り ま し た が ん ば り ぬ く 子 ・ 口 で 言 え な い ほ ど 美 し い 夕 や け が ・ ・ ・ こ え 、 け も の 道 を よ こ 切 り 、 ・ ・ ・ ・ あ き ら め ず に 、 ・ お に の 子 は 、 地 図 を 見 な が ら 、 と う げ を と い う 言 葉 さ え 知 り ま せ ん も 、 い み も 、 知 ら な い ・ た か ら 物 と い う 言 葉 ん な も の な の だ か 、 知 り ま せ ん 。 た か ら 物 ・ お に の 子 は 、 た か ら 物 と い う も の が 、 ど ・ や さ し い 子 で お い で か と ・ ・ ・ ・ あ な た が じ っ と し て 動 か な い か ら 、 死 ん 体 の ま わ り に つ み 上 げ て い き ま し た ・ 葉 っ ぱ を ひ ろ っ て は 、 わ に の 所 に は こ び 、 ③ ② こ ん な 人 物 だ ろ う な ② お に の 子 っ て 、 ③ こ の こ と ば か ら 思 っ た よ ☆ ① お に の 子 は 、 ど の よ う な 人 物 と し て あ ら わ さ れ て い る か を 読 み 取 ろ う 。 お う お に 。 に の の 子 子 は の 、 よ ど う ん す な や 人 行 物 ど だ う と を 思 あ い ら ま わ す す か こ 。 と 思 ば っ や た 文 こ に 。 と 、 を サ 書 イ き ド ま ラ し イ ょ ン う を 。 引 き ま し ょ ど の こ と ば や 文 か ら そ う 思 っ た の か を 書 き ま し ょ う 学 し ゅ う の め あ て を 書 き ま し ょ う 。 三 年 組 名 前 ( わ に の お じ い さ ん の た か ら 物 〔3〕 重視した言語活動 「作者が表現している登場人物 の人物設定について読み取る」 ) 【国-3年-わに ワークシート④】 お い か け ら れ て い る 。 図 に な っ て い る の で 、 物 の か く し 場 所 の 地 ・ せ な か の し わ が た か ら て き た っ て わ け さ と ろ う と す る や つ が い る の で ね 、 に げ ・ わ し を こ ろ し て 、 わ し の た か ら 物 を ・ と て も 年 を と っ て い る ・ 百 三 十 才 く ら い こ ん な 人 物 だ ろ う な ・ し わ し わ く ち ゃ く ち ゃ ② わ に の お じ い さ ん っ て ③ こ の こ と ば か ら 思 っ た よ ③ ② ど の こ と ば や 文 か ら そ う 思 っ た の か を 書 き ま し ょ う 。 わ に の お じ い さ ん は 、 ど ん な 人 物 だ と 思 い ま す か 。 思 っ た こ と を 書 き ま し ょ う 。 ① き ま し ょ う 。 わ に の お じ い さ ん は 、 ど の よ う な 人 物 と し て あ ら わ さ れ て い る か を 読 み 取 ろ う 。 わ に の お じ い さ ん の よ う す や 行 ど う を あ ら わ す こ と ば や 文 に 、 サ イ ド ラ イ ン を 引 ☆ 学 し ゅ う の め あ て を 書 き ま し ょ う 。 三 年 組 名 前 ( わ に の お じ い さ ん の た か ら 物 〔4〕 ○人物の様子や行動を表す言葉 や文から、作者が表したかっ た人物像についてまとめる。 ○自分が書いた人物像の根拠と なった言葉や文を抜き書きす る。 ) 【国-3年-わに ワークシート⑤】 ま っ た く 知 ら な い 。 し 、 た か ら 物 が 何 か と い う こ と も ・ た か ら 物 と い う 言 葉 も 知 ら な い ・ お に の 子 に な ら あ げ て も よ い 。 ・ た か ら 物 を と ら れ た く な い 。 ★ お に の 子 わ に の お じ い さ ん た か ら 物 に た い す る 、 二 人 の 思 い を 書 き ま し ょ う 。 わ に の お じ い さ ん は 、 た か ら 物 ・ た か ら 物 を も ら う ・ た か ら 物 を あ げ る お に の 子 は 、 つ の ・ か く し て い る 物 が あ る と こ ろ ・ ひ と り ぼ っ ち ・ た か ら 物 と い う 言 葉 ・ 子 ど も ・ いた るか ら 物 を か く し て ・ 百 三 十 才 く ら い さ え 知 ら な い ・ お に と わ に に て い る と こ ろ お に の 子 わ に の お じ い さ ん ち が う と こ ろ は っ け ん ! に て い る と こ ろ ・ ち が う と こ ろ お に の 子 と わ に の お じ い さ ん ひ ょ う に ま と め ま し ょ う 。 お に の 子 と わ に の お じ い さ ん の に て い る と こ ろ 、 ち が う と こ ろ を ☆ 学 し ゅ う の め あ て を 書 き ま し ょ う 。 三 年 組 名 前 ( わ に の お じ い さ ん の た か ら 物 〔5〕 重視した言語活動 「おにの子とわにのおじいさん を対比することで、二人の類似 点・相違点について読み取る」 ○【ワークシート③④】を振り返りな がら、おにの子とわにのおじい さんの似ているところ、違うと ) ころについてまとめる。 ○宝物に対する、二人の思いをま とめる。 【国-3年-わに ワークシート⑥】 ★ そ れ ぞ れ ち が っ て い た の で 、 み ん な の い け ん が 聞 け て よ か っ た で す 。 と 思 っ た と い う 同 じ い け ん で し た 。 で も 、 や さ し い と 思 っ た 理 ゆ う は 、 お に の 子 が や さ し か っ た か ら 、 わ に の お じ い さ ん が た か ら 物 を あ げ よ う 体 の ま わ り に つ み あ げ て く れ た か ら で す 。 友 だ ち の 考 え を 聞 い て 「 い い な 」 「 な る ほ ど 」 と 思 っ た こ と を 書 き ま し ょ う 。 い さ ん が 、 死 ん で い る と 思 っ て 、 い っ し ょ う け ん め い 葉 っ ぱ を 物 を ま も っ て く れ る と 思 っ た か ら で す 。 な ぜ な ら 、 わ に の お じ お に の 子 は 、 と て も や さ し い 子 で 、 わ に の お じ い さ ん の た か ら あ な た の 考 え を 書 き ま し ょ う 。 ま た 、 な ぜ そ う 考 え た の か そ の 理 ゆ う も 書 き ま し ょ う 。 ★ な ぜ 、 わ に の お じ い さ ん は 、 お に の 子 に た か ら 物 を あ げ よ う と き め た の で し ょ う 。 こ れ で わ し も 、 心 お き な く あ の よ へ 行 け る 。 」 「 君 に 、 わ し の た か ら 物 を あ げ よ う 。 う ん 、 そ う し よ う 。 け て 、 書 き ま し ょ う 。 ★ わ に の お じ い さ ん が お に の 子 に た か ら 物 を あ げ よ う と き め た こ と が わ か る 文 を 見 つ 思 っ た の か に つ い て 考 え よ う 。 な ぜ 、 わ に の お じ い さ ん は 、 大 切 な た か ら 物 を お に の 子 に あ げ よ う と ☆ 学 し ゅ う の め あ て を 書 き ま し ょ う 。 三 年 組 名 前 ( わ に の お じ い さ ん の た か ら 物 〔6〕 重視した言語活動 「なぜ、わにのおじいさんがお にの子に宝物をあげようと思っ たのかについて自分の考えを書 き、交流し合う」 ○わにのおじいさんがおにの子 に、宝物をあげようと決めた ことがわかる文を書き抜く。 ○なぜ、わにのおじいさんが宝 物をあげようと決めたのか、 根拠を明らかにして考えを書 く。 ○それぞれの考えを交流する。 ) 【国-3年-わに ワークシート⑦】 た こ と な の で 、 友 だ ち の い け ん を 聞 い て 、 べ ん き ょ う に な り ま し た 。 も し れ な い と わ か っ た と 言 っ て い ま し た 。 わ た し に は 、 考 え つ か な か っ ま し た 。 ま た 、 △ △ さ ん は 、 見 た 目 が こ わ く て も 、 本 当 は や さ し い の か ○ ○ さ ん は 、 お に の 子 の よ う に 、 や さ し く す な お に な り た い と 言 っ て い ★ 友 だ ち の か ん そ う を 聞 い て 「 い い な 」 「 な る ほ ど 」 と 思 っ た こ と を 書 き ま し ょ う 。 か っ た の か な と 思 い ま し た 。 か ら 物 よ り 、 夕 や け の 美 し さ の 方 が も っ と 大 切 な た か ら 物 だ よ と 言 い た 子 は 少 し か わ い そ う だ な と 思 っ た け ど 、 こ の 作 者 は 、 ほ う せ き な ど の た ら い か ん ど う し た の で す 。 足 も と に あ る た か ら 物 に 気 が つ か ず 、 お に の の 子 は つ の を か く す た め に か ぶ っ て い た ぼ う し を 思 わ ず と っ て し ま う く お に の 子 は 夕 や け を た か ら 物 だ と か ん ち が い し て か ん ど う し ま す 。 お に わ に の お じ い さ ん は 、 お に の 子 に た か ら 物 を あ げ た つ も り だ っ た の に 、 ★ 作 ひ ん か ら か ん じ た こ と 、 思 っ た こ と 、 学 ん だ こ と な ど 、 か ん そ う を 書 き ま し ょ う 。 ☆ 学 し ゅ う の ま と め を し よ う 。 学 し ゅ う の め あ て を 書 き ま し ょ う 。 三 年 組 名 前 ( ) わ に の お じ い さ ん の た か ら 物 〔7〕 重視した言語活動 「学習のまとめとして感想文を 書く ことで、作者 の主題に迫 る」 ○学習したことを振り返り、物 語から感じたことや学んだこ とを感想文として書く。 ○それぞれの感想文を交流し 合ったり、初発の感想と比べ たりすることで、考えを深め る。