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海外安全規格
海外安全規格 ■各国のEMI(電磁障害) 近年、益々パソコン、 ファクシミリ等の情報処理装置の安全対策が重要な問題となってきています。電子機器を海外 に輸出する場合、EMI規格に合致しない製品は販売できなくなっているのが現状です。 そこで情報処理装置のEMI規制を目的とした各国の規格をまとめてみました。 (1) VCCI (情報処理装置に関する日本の規制) ・伝導妨害 周波数 (MHz) クラスA 準尖頭値 平均値 79dB 66dB ・放射妨害 クラスB 準尖頭値 平均値 66∼56dB 56∼46dB 46dB 56dB 50dB 60dB 第一種 第二種 周波数 (3m) (10m) (30m) (3m) (10m) (距離) 40dB 30dB 30dB 40dB 30MHz∼230Mz 50dB 47dB 37dB 37dB 47dB 230MHz∼1GHz 57dB 0.15∼0.5 0.5∼5 73dB 60dB 5∼30 注)1μVを0dBとする。 150∼526.5kHzを暫定的に設計目標とする。 注)1μV/mを0dBとする。 (2) CISPR Pub.22 (国際電気標準会議:情報技術装置) ・伝導妨害 周波数 (MHz) クラスA 準尖頭値 平均値 79dB 66dB 0.15∼0.5 0.5∼5 73dB 5∼30 注)1μVを0dBとする。 60dB ・放射妨害 周波数 30MHz∼230MHz 230MHz∼1GHz クラスB 準尖頭値 平均値 66∼56dB 56∼46dB 56dB 46dB 60dB 50dB クラスA 40dB 47dB クラスB 30dB 37dB 注)1μV/mを0dBとする。 測定距離はクラスA:30m、 クラスB:10mとする。 (3) CISPR Pub.11 (国際電気標準会議:工業用及び医療用 (ISM) 無線周波数機器) ・伝導妨害 ・放射妨害 クラスA クラスB グループ1 グループ2 グループ1及び2 準尖頭値 平均値 準尖頭値 平均値 準尖頭値 平均値 0.15∼0.5 79dB 66dB 100dB 90dB 66∼56dB 56∼46dB 0.5∼5 73dB 60dB 86dB 76dB 56dB 46dB 5∼30 73dB 60dB 90∼70dB 80∼60dB 60dB 50dB 注)1μVを0dBとする。 周波数(MHz) 周波数 (MHz) 伝導妨害 注)1μV/mを0dBとする。 ■ CISPR Pub.22 120 120 準尖頭値 平均値 100 80 Emission Level (dBμV) Emission Level (dBμV) クラスB グループ1 30dB 37dB 放射妨害 ■ CISPR Pub.22 クラスA 60 クラスB 40 20 0.01 30∼230 230∼1,000 クラスA グループ1 40dB 47dB 0.05 0.1 0.15 1.0 5.0 Frequency (MHz) 10 30 100 80 60 クラスA 40 クラスB 20 30 4 50 100 230 Frequency (MHz) 500 1000 FCC Part.15 Subpart.B (米国:連邦通信委員会 非意図放射機器) 準尖頭値 ・伝導妨害 周波数(MHz) 0.45∼1.705 1.705∼30 クラスA(μV) 1,000(60dBμV) 3,000(69.5dBμV) ・放射妨害 クラスB(μV) 250(48dBμV) 伝導妨害 周波数(MHz) クラスA(μV) 10mにおける値 クラスB(μV) 3mにおける値 30∼88 88∼216 216∼960 960∼1,000 90(39dBμV) 150(43.5dBμV) 210(46.5dBμV) 300(49.5dBμV) 100(40dBμV) 150(43.5dBμV) 200(46dBμV) 500(54dBμV) 放射妨害 ■ FCC Part.15 Subpart.B ■ FCC Part.15 Subpart.B 準尖頭値 120 100 100 80 クラスA 60 クラスB 40 20 0.01 0.05 0.1 0.45 1.0 1.705 Frequency (MHz) 5.0 10 準尖頭値 平均値 120 Emission Level (dBμV) Emission Level (dBμV) 平均値 30 80 60 クラスA:1 0m 40 クラスB:3 m 20 30 50 88 216 Frequency (MHz) ・クラスA(第一種) :商工業地で使用されるデジタル機器で、汎用コンピュータ、 ファクシミリなどが対象。 ・クラスB(第二種) :住宅地域で使用されるデジタル機器パソコン、 ワープロなどが対象。 5 960