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Vol.33 - 三井情報株式会社
NextVision 2005年 March Vol.33 発行:ネクストコム株式会社 ネットワーク情報誌 ネクストビジョン http://www.nextcom.co.jp/ ●NextComソリューションガイド IP Contact Center SIソリューション DVcommNX RFID ●一読即解!ネクストコム/第7回 経営企画室インタビュー マーケットと技術力の融合が最大のメリット。 従来のコア事業を軸に超付加価値ソリューションを創造していく。 特集 ■合併特集/社長インタビュー スピード経営で淘汰される時代を勝ち抜く。 業容の幅を拡げ、ワンストップ体制で他社との差別化を図る。 Vol. 33 March.2005 ネットワーク情報誌 ネクストビジョン INDEX 合併特集 ●合併のご挨拶 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 「IP Solution Provider として社会に貢献する」 ●社長インタビュー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 スピード経営で淘汰される時代を 勝ち抜く。 業容の幅を拡げ、ワンストップ 体制で他社との差別化を図る。 ●Solution Guide ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6 新生ネクストコム・ソリューション紹介 IP Solution Providerを掲げ、 ソリューションビジネスを拡充。 マーケットリーダとして 超付加価値ソリューションの提供 をめざす。 ●合併のご挨拶 IP Solution Providerとして社会に貢献する ネクストコム株式会社は、ネットワークインフラ、セキュリティ、IPネットワーク、モバイルネットワー ク等の多様化する顧客ニーズおよび激化するネットワーク市場において、より的確かつ迅速に 応えていくため、事業拡大の一環として、アダムネット株式会社及び株式会社ビーエスアイと合 併致しました。 ディストリビュータに始まりネットワークインテグレータ、IPソリューションインテグレータと、常に ●一読即解!ネクストコム ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10 時代の変化を先取りし、ビジネスモデルの転換を図ってきた弊社は、この合併を機に「IPソリ 経営企画室インタビュー ューションプロバイダ」を掲げ、ビジネスモデルの転換を図ります。 マーケットと技術力の融合が最大の メリット。 従来のコア事業を軸に超付加価値 ソリューションを創造していく。 弊社と、音声系に強みのあるアダムネット株式会社が一つの企業として、今後さらなる成長が ●NextCom News ・・・・・・・・11 ネクストコム、電通国際情報サービス、 NTT-AT 包括的な協業による映像ソリ ューションを提供 ほか IPネットワーキング分野においてデータと音声の融合が目覚しい今日、データ系に強みのある 期待される当分野に挑みます。データと音声を融合させたVoIP/IPテレフォニーをはじめ、 CDN、IPコンタクトセンター、CRMソリューションなど、単なるネットワークインテグレータとしてで はなく、 「超付加価値型のIPソリューションプロバイダ」 として、市場での優位性を存分に発揮 できると確信しております。 この超付加価値型のIPソリューションを提供する上で不可欠であるシステムインテグレーショ ン領域においては、大規模なシステム開発の実績をもつ株式会社ビーエスアイを融合すること で、より多岐にわたるニーズに、きめ細かにお応えしていくことが可能となります。 さらに、アダムネットテクノサービス株式会社をグループ傘下に収めることにより、運用・保守 サービス部門についても強化を行ない、あらゆる層における顧客のニーズにワンストップでお 応えできる体制を整えて参ります。 この度の合併は、著しいスピードで技術革新を続けるネットワーク業界においてリーディング カンパニーの地位を確固たるものとするための布石となり得るもので、 「IP Solution Provider として社会に貢献する」の社是を、より確実なかたちで、企業へ、そして社会へ提供していくこ とを約束するものであります。 今まで以上に幅広く、より充実した弊社独自のソリューションにどうぞご期待ください。 敬具 ネクストコム株式会社 代表取締役社長 Vol. 33 March.2005 ●企業概要 称 : ネクストコム株式会社 名 NextCom K.K. 代 表 取 締 役 社 長 : 山本 茂 設 取 締 役 副 社 長 : 机 重樹 従 業 員 : 883名(2004年12月11日現在 役員、派遣社員は除く) 取 締 役 執 行 役 員 : 佐野 秋生 資 本 金 : 36億5,227万円(2004年4月末現在) 取締役(非常勤): 有賀 貞一 年 取締役(非常勤): 小川 真二郎 主 要 取 引 銀 行 : UFJ銀行 東京営業部/三井住友銀行 本店営業部 立 : 1991年6月20日 商 : 328億8,790万円(2004年3月期実績) 常 勤 監 査 役 : 西川 博恭 監 査 役 : 熊崎 龍安 監 査 役 : 松澤 修一 みずほ銀行 渋谷中央支店/住友信託銀行 東京営業部 執 行 役 員 : 本橋 直人 算 期 : 3月 決 (株)CSK 30.03% 主 要 株 主 : 三井物産(株)47.70%、 主 要 取 引 先 : 東日本電信電話(株)/(株)NTTデータ 執 行 役 員 : 吉沢 比呂志 (株)NTTドコモ/富士通(株)/日本HP(株) 執 行 役 員 : 西垣 栄一 日本IBM(株)/沖電気工業(株)/キヤノン販売(株) 執 行 役 員 : 岡 恭彦 (株)東芝/日本電気(株)/(株)三井住友銀行 執 行 役 員 : 原 繁好 メリルリンチ日本証券(株)/ KDDI(株) 執 行 役 員 : 秋沢 茂 (株)スカイパーフェクトコミュニケーションズ 執 行 役 員 : 秋野 孝 ボーダフォン (株)/三井物産(株)/(株)CSK 執 行 役 員 : 日下 和美 その他・官公庁ほか 執 行 役 員 : 中谷 克久 事 業 内 容 : ネットワークインテグレーション事業 システムインテグレーション事業 および上記付帯事業全般 ●事業領域 6年周期 '91 3Com中心 6年周期 6年周期 '95 ディストリビューション '97 Cisco中心 '01 ネットワークインテグレーション L4∼L7 '03 6年周期 IPソリューションプロバイダ IPソリューションインテグレーション システム インテギレーション S/Wソリューション MBD/BSI SI事業全般 CTL CRMダイヤラ NextCom RADIUS,WAS,SSLB,Envoy,DVcommNX ▲ お 客 様 の ニ ー ズ の 多 様 化 Voiceソリューション IP-PBX,IVR,レコーダ,Call Manager,IPT,IPCC Dataソリューション セキュリティ (Firewall IDP,CF,VC)ロードバランサ,ストレージ,サーバ,帯域制御 L1∼L3 インフラソリューション ルータ、スイッチ、光伝送関連 ディストリビューション NIC、HUB、UPS、BBルータ、IPTパッケージ、無線 LAN サービス マネージメントサービス(SSC,CyberWatch for Firewall/SSL-VPN) コンサルティングサービス、ネットワークサービス、 [インストール、保守、工事、据付、運用(A3C)] 市場の方向性に順応したビジネスモデルを採用し、常に時代に適応した事業領域を形成 NextVision 2005 Vol.33 合併特集 「IP Solution Providerとして社会に貢献する」 ■社長インタビュー Intervie スピード経営で淘汰される時代を勝ち抜く。 業容の幅を拡げ、ワンストップ体制で他社との差別化を図る。 NextCom 代表取締役社長 山本 茂 ネクストコムは、昨年12月にアダムネット株式会社および 株式会社ビーエスアイと合併し、 新生ネクストコムとして、新たなスタートを切りました。 淘汰される時代を勝ち抜くために。 「IP Solution Providerとして社会に貢献する」 を スローガンに掲げ、業容の幅を拡大したネクストコムの 合併の背景と今後の事業展開について、 山本茂代表取締役社長に伺いました。 こうした中、当社はディストリビュータに始 トワーク市場で優位性を発揮していくため まり、ネットワークインテグレータ、そしてIP には、従来の300人体制では力不足は否め ソリューションインテグレータと6年周期でビ ませんでした。 「勝ち組」になるためには、企 >>昨年末には3社の合併を行ない、2005 ジネスモデルの転換を図ってきました。 今後、 業規模の拡大は避けては通れない道であ 年は新しい転換期となります。まず今回の 激化するIP市場で優位性を発揮していくに り、M&Aによる 「スピード経営」が最良策と 合併の狙いをお聞かせください。 は、従来当社がコアとして展開していたネッ 考えたわけです。 ■ソリューションビジネスを拡大してい くためには、組織の強化は必至。 トワークインフラだけでは困難です。もっと 上位レイヤのシステムまでワンストップで提 >>3社のソリューションを融合することで、 販売が限界に来ていることが挙げられます。 供できなければ、競争に打ち勝つことはで どのような効果が生まれるのでしょうか。 それはグロスマージンが低下していることを きません。 山本 4 背景としては、データ系のプロダクト 山本 一言でいえばIPソリューションプロバ 見ても判ります。その一方でインターネット 例えば、シスコシステムズ社もM&Aを繰 ビジネスは急成長しています。例えば、証券 り返し、 現在の規模にまで成長してきました。 イダとして 「ワンストップサービスの実現」が可 会社のネット取引や、航空券・ホテルの予 コア事業以外の分野を自社で築き上げる 能になったことです。例えば、データ系に強 約など、しかもインターネットで購入する方 ことが、果たして日々変化する市場をキャッ みを持つネクストコムに対して、アダムネットは が、手数料が安くなるといった、ユーザ側に チアップしマーケットリーダーとしての地位を コンタクトセンターを中心としたボイス系ネッ 大きなメリットをもたらしています。今後もイ 確立できるのか。このネットワーク業界にお トワークの実績が豊富にあります。合併によ ンターネットを使ったビジネスは益々拡大す いてはスピードが重要な鍵となることは言う り、データと音声を組み合わせたIPソリュー る傾向にあります。 までもありません。まして淘汰の激しいネッ ションが提供できるようになります。またビー 社長インタビュー エスアイがCRMシステムやCTIシステムの構 ーソリューションの誕生こそ、本当の意味で 築で培ったシステムインテグレーションのノウ 合併のシナジー効果が出たと言えるのでは ハウは大きな強みとなってきます。 ないでしょうか。 例えば、これまで放送・通信業界に特化 していたビーエスアイのシステムインテグレー >>具体的に新しいソリューション開発は ション力を、eコマースの分野で展開していく 進んでいるのでしょうか。 など、マーケットを拡大することが容易になっ たというメリットがあります。 山本 いくつか具体的に始まっています。 また営業面では、各社のマーケットが共 しかし、まだそれはニーズ対応しているだけ 有できるようになり非常に大きなメリットをも というニュアンスが強く、更なる工夫が必要 たらしています。これまでアプローチしきれな です。いかに、我々のノウハウ、アイデアを かったターゲットゾーンについて、各社のパイ 結集させ、新しく市場を切り拓く 「攻め」のビ ていきましょう、と。それがシナジー効果を生 プを活用し幅広くアプローチできるようにな ジネスを展開できるかが今後の飛躍を左右 み出し、これから先に勝ち残っていくための りました。 します。 大きなエネルギーになってくるはずです。 さらに技術者にとっては設備機器を共有 例えば、IP電話については単にコストが することができ、これまで触れたことのなかっ 安くなるだけでは、ユーザの満足は得られま >>合併を果たし、次のステップとしてはど た機器を触ることができるなど、確実にこれ せん。情報端末としてあらゆるシーンで活用 のような目標を掲げていますか。 までのレイヤとは違う、ワンランク上のスキル されなければ、本当の付加価値ソリューシ アップが実践されています。 ョンとは言えないのです。 山本 まず「東証一部上場」 をめざします。 その他に、これまではニーズがあっても、各 特に企業や通信キャリア、自治体におい 次の目標は2008年度頃までに「年商1,000 社だけではエンジニア不足で地域やサービ ては、いま「音声とデータ、映像」の融合が 億円」 を達成することです。2年で達成でき スなどによっては対応できないケースもありま 求められています。IPを活用したテレビ会議 るか3年で達成できるのか、これは社員がど した。合併により層を厚くし、技術の融合を や映像伝送システムはその一例です。 れだけモチベーションを上げ、キラーソリュ 図ることで、余力を持って専任の体制で対 応できるようになります。 ■市場調査室を新設し、 超付加価値ソリューションを生み出す 当社でも昨年からシスコシステムズ社の ーションを生み出していけるかに掛かってい IP電話を使った情報端末アプリケーション ます。いずれにしても3年以内に達成し、ま 「Envoy」やDVoverIP映像伝送システム た新しい会社づくりに着手していきたいと思 「DVcommNX」 といった付加価値ソリュー っています。現在の「IP Solution Provider」 ションを展開しています。これらをトリガーと の一歩先を行く、新しいビジネスモデルへ して、広範囲にわたるコンテンツをどのよう の転換です。 >>合併による効果は出始めているようで に提供していくか、どのような仕掛けでソリ この業界は進歩していなければ、後退と す。それでは新生ネクストコムとして、新たに ューションを生み出していくかがこれからの 同じです。常に成長していかなければ、取り どのような戦略展開をしていくのでしょうか。 課題です。業容の幅が拡がって、その選択 残されてしまいます。今後も “大胆かつ臆病” 肢が増えたことは大きな強みとなります に変えられるものは変えて行くつもりです。 山本 最 終 的に我 々の目標は、顧 客 満 足 度 従来のビジネスはプラットフォームを 中心に展開していましたが、新生ネクストコ ムは「IPソリューション」 「ボイスソリューショ ■東証一部上場、年間売上1,000億円。 さらなる飛躍への歩み (CS) をいかに向上させるかです。これが達 成できると、売上も伸びます。売上が伸び れば、賃金や設備に反映され、社員の満足 ン」 「SIソリューション」 を軸とし、これらに付 加価値をつけ、展開していくことが新たな戦 >>3社の合併ともなると、それまでの組織 度も上がり、結果、株主様にも満足してい 略となってきます。 文化を融合させることは大変だと思いますが ただけます。こうした循環を断ち切らないよ う、常に円でつながっていかなければなりま これを実践して行くための組織改革とし て、新しく 「 市 場 調 査 室 」を設けました。 山本 もちろん新しい組織としてのルールづ せん。当社に期待を持って株を購入してい 刻々と変化する市場を正しく見極め、 トレン くりは必要です。しかし、それよりも個々の社 ただいた方々の期待を裏切らないようにし ドを予測し、新生ネクストコムの強みをどの 員の意識が何よりも重要だと思っています。 ていくことが我々の使命です。 ように活かしていくかがこの市場調査室の 新しい会社として私をはじめ、管理職、社員 正しい合併だったのかどうか、この3年間 ミッションです。そして、これらを戦略的に捉 全員が変わらなければいけません。私はい で結果を出したいと思っています。ネクスト え、営業と技術、そしてマーケティングの三 つも社員に「新しい会社は、皆で新しいカル コムという会社をどこまで大きくできるのか、 者のノウハウの結集がキラーソリューション チャーを作りなさい」 と言っています。どこに これからもチャレンジし続けていきます。どう の創造につながると考えています。このキラ もない新生ネクストコムの新しい文化を作っ ぞご期待ください。 NextVision 2005 Vol.33 合併特集 「IP Solution Providerとして社会に貢献する」 Solution Guide 減」 「災害時に備えた分散型コンタクトセン ター運営」など、ロケーションフリーをトリガ 新生ネクストコム・ソリューション紹介 ーにしたさまざまな付加価値への期待も高 IP Solution Providerを掲げ、 ソリューションビジネスを拡充。 マーケットリーダとして超付加価値ソリューションの 提供をめざす。 まってきています。 また、流通形態の比重が、店舗からインタ ーネットへの急速な移行と歩調を合わせ、小 規模のコンタクトセンターニーズも増えてお り、キャリア型コンタクトセンターASPサービ スをはじめとしたアウトソーシング・ビジネス 「IP Solution Provider」として、新たなビジネスモデルの転換を図ったネクストコムでは、 さらなる付加価値ソリューションを提供していくため、合併によるソリューションの拡充を行ない も注目されてきているなど、急速な市場拡大 が見込まれています。 こうした中、ネクストコムは国内500以上 ました。そこで今回は、最新のネクストコム・ソリューション/サービスの中から、 のコンタクトセンターやカスタマーサイト構築 IPコンタクトセンターソリューション、RFIDソリューションをはじめ、いくつかご紹介します。 の実績・ノウハウをもとに、グローバルなトッ プブランドメーカとともに、インハウス、キャリ なっています。 IP 実際、2004年度のコンタクトセンター新 IP ContactCenter Solution 設・リプレイス・大規模増設では、過半数以 ア向け、IPコンタクトセンターソリューション をご用意しています。 代表的なソリューションとして、日本アバイ 上がIPコンタクトセンターへの拡張性を確 IPコンタクトセンター ソリューション ア社の「Avaya IP Telephony Solution」が 保した設計となっています。 その背景としては、コンタクトセンターをい 既存のPBX資産を有効に活用した あります。 キーとなるテレフォニー・アプリケーショ ち早く立ち上げた企業がここ数年で、PBX フルIPコンタクトセンター のリース期間の終了を迎えていることに加 マルチサイト間の通信コスト削減と え、大規模コンタクトセンターの統廃合、さ 今後の業務拡大に向けて拡張性を重視 らに地方自治体の企業誘致優遇策、例え ば通信インフラやオペレータのヒューマンリ コンタクトセンターのIP化が注目される ソース面のサポートなどの充実による地方 中、IP-PBXを導入するコンタクトセンターは 進出により、IPコンタクトセンターのマルチサ このところ急速に導入が進んでいます。グロ イト化が大きなコストメリットとしてクローズ ーバル主要メーカーのコミュニケーション機 Manager」は、従来からほとんどの企業が 日々活用している700以上の音声アプリケ ーション機能を提供しています。例えば、コン タクトセンター環境では、強力なACD(自動 着信呼分配)機能により、小規模から世界各 国に展開する大規模ネットワークまで、優れ たコールルーティング機能を実現いたします。 アップされたことが挙げられます。 器のラインナップは、既にIP統合で完全集 ン・ソフトウェア「Avaya Communication また、 「S8700 Media Server」をはじめと 加えて、 「在宅エージェントの活用」 「要員 約化され、PBXとIP-PBXという区別はなく の最適配置」 「地方展開による人件費の削 した高性能・高容量サーバにより、管理する ■Avaya IP-PBX/Call Center導入例 データセンター PSTN Avaya S8700 PSTN Genesys CTI Server Inbound Call / E-Mail / Tasks Outbound Campaign Call S8700より呼の制御信号 CTIからルーティング信号 Aセンター Bセンター Avaya G650 Avaya G650 デジタル電話 400台 広域Ethernet 100MB Cisco 4506 Cisco 3550 Cisco 3550 Cisco 4506 広域Ethernet 100MB PC DBサーバ データベース 6 DBサーバ データベース IP電話 + CTI Softphone (当初100台) PC Solusion Guide 新生ネクストコム・ソリューション紹介 RightNow eService Center 回答 回答をスピーディに入手 お問い合わせ数を削減 ●S8700 Media Server メールで お問い合わせ サーバの数を減らすことができ、高信頼性と 関連性の高い 「よくあるお問い合わせ」 を自動的に表示 直接、 聞いてみよう 保守・運用・管理等を含めたトータルコスト チ サ イト )も「 Avaya IP Telephony Solution」ならば、容易に可能です。Call Control ServerがすべてのサイトのIP電話 「よくあるお問い合わせ」 ナレッジ データベース お客様 時間がない 情報が早く 欲しい 担当者/グループが 回答を作成 動 振 の低減を実現します。 分散型コンタクトセンターの一元化(マル 自 り 分 自 動 的 に 振 り 分 け 決 め ら れ た 担 当 者 / グ ル ー プ に 件 名 、 内 容 な ど に よ り 、 回答作成を 支援 け 「よくある お問い合わせ」 を検索 メールで お問い合わせ 専門的な質問は 専門スタッフに転送 適切な回答が なかったので メールで質問 機とIPモジュールを一元管理できるため、呼 担当者に 回答を転送 回答をスピーディに入手 処理状況に応じて、各サイトへの無駄のな 同じようなお問い合わせは 「よくあるお問い合わせ」に 登録 お問い合わせ数を削減 い呼の分散を実現し、あたかもひとつのサ 専門スタッフが 回答を作成 直接、お客様に回答 イトのような運用が可能となります。 Avaya IP-PBX/Call Center導入例 ・内線数 1,500台(Partial IP) 顧客との貴重な接点となるコンタクトセン ・複数メーカー機器との接続によるコー ターは、いまや企業のフロントを支えるカス ルセンター及びバックオフィス構築例 タマーサービス拠点として重要な役割を担 ・複数拠点によるマルチサイト構築例 アバイア 社 のほか、ノーテル 社 の I P - っています。しかし、その運営においては、悩 特長は以下のとおりです。 みや課題を抱えている企業は少なくありま ●FAQ検索機能と 問い合わせ対応機能の融合 せん。例えば、以下のような悩みを抱えてい FAQとメール機能が独立しているのではな るのではないでしょうか。 く、融合していることによりさらなるシナジー PBX/IPテレフォニー、ジェネシス社のミドル (相乗効果)を生み出します。 ウェア、NICE社の音声録音システムやIVR ・電話、メールでの問い合わせが殺到して人 音声認識/自動応答システム、メールACDや 員が足りない、しかし人員は増やせない CRMなど、コンタクトセンターに必要な各種 ・繰り返される同様の質問への対応に時間 機能を備えた製品を豊富に取り揃えていま 績を誇ります。 を大幅に取られている ●AI技術により自動的に「メンテナンス」 「育つ」FAQデータベース 各FAQには「満足度」と呼ばれる重みが付 す。さらに、バックオフィスを含めた全社的な ・24時間サポートを要求されている けられています。満足度の高いFAQはお客 VoIP化ネットワークなど、確かなマルチベン ・FAQ(よくあるお問い合わせ) の更新に時 様の目に留まりやすいように、最初に表示さ ダの技術をもつネクストコムは、お客様のご 間とコストがかかりすぎる 要望に合わせて、コンサルテーションから導 ・ナレッジの活用・公開ができていない 入構築・保守サポートまで信頼のソリューシ ・インターネットを利用した新しい顧客サポ ョンをご提供します。 CRM CRM Solution CRMソリューション れ、満足度の低いFAQは容易に削除する ことができます。 ート・サービスを展開したい ●「関連性の高いお問い合わせ」で FAQ を推薦 これらの課題に応えるソリューションとし ひとつのFAQ に対して関連性の高いFAQ て、ネクストコムが提供するのがRightNow を自動的に表示します。 Technologies社の「RightNow eService Center」 (以下、RightNow)です。 RightNowは、Web上のFAQによる情報 提供やメール・電話による顧客からの問い セルフサービス機能により 合わせを効率化することで、カスタマーサー 問い合わせを軽減、利用するほどに ビスをトータルに実現するソリューション。現 ナレッジが育つ「RightNow」 在、海外約1100社、国内約60社の導入実 ●ASPによるご提供で、 手間とコストを削減 ASP、自社環境双方に対応しています。 ●豊富な環境設定機能により 自由にカスタマイズ可能 NextVision 2005 Vol.33 合併特集 「IP Solution Providerとして社会に貢献する」 DV over IP このRightNowは疑問の自己解決を支援 する(セルフサービス)機能を豊富に備えて DV over IP Solution います。そのひとつ「Smart Assistant機能」 は、Webフォームに書かれた顧客の問い合 簡単です。受信したDV映像はDV機器でコ ンバートする必要はなく、PCのディスプレイ にそのままウィンドウ表示されます。 DV over IP ソリューション ●低コスト す機能です。これにより、問い合わせを大幅 低コスト・簡単、 ハイクオリティを実現 ドウェアが 必 要 ないため、M P E G - 2 や に抑制し、顧客対応業務の効率化やコスト するDV over IP映像伝送システム MPEG-4と比較すると、安価に高品質の映 わせ内容から判断して、回答を自動的に表 示し、メール送信前に顧客の自己解決を促 の削減を図ることができます。 ●お問い合わせ編集表示画面 ●履歴画面 高価な画像デコーダやエンコーダ等のハー 像配信システムを構築することが可能です。 「DVcommNX」 光ファイバー、xDSL、専用線サービスな ●高画質・高品質 どのブロードバンドの普及により、高品質な DV画像を圧縮することなくそのままネットワ 映像や音声といった大容量コンテンツを活 ーク上に配信することができるため、画質の 用した高度なコミュニケーションができるよ 劣化が少ないテレビ放送並みの高画質映 うになりました。動画配信やTV会議、イベン 像とデジタル・ステレオ音声をリアルタイム トのライブ中継、遠隔教育/研修、遠隔監 に伝送することが可能です。またMPEG-2 視、遠隔医療など、ブロードバンドネットワー などとは異なり、フレーム間での画像圧縮を ク下では、さまざまなコミュニケーションをリ 行わないため、フレーム単位の映像編集に アルタイムで行うことができます。 も適しています。 ネクストコムでは、ブロードバンドソリュー ションのひとつとして、ファットウェア社の ●双方向通信可能 さらに「マルチインターフェース機能」によ 「 D V c o m m X P 」とD V サーバシステム DVcommXPをインストールすれば、1台の り、情報の公開先(Web上のFAQと社内向 「DVcommNX」とを組み合わせたDV over PCに送受信機能を持たせることができ、映 けの情報共有システム等)を自由に切り分 けることも可能です。 像の配信だけでなく、双方向のテレビ電話、 IP映像伝送システムを提供しています。 テレビ会議にも応用できます。また、処理能 特長は以下のとおりです。 既存のCRMシステムとも容易に連携で 力が高いPCの場合、複数のPCからの映像 き、FAQの内容を社内のナレッジとしても活 ●簡単導入 用することができます。またレポート機能も 最 小 限 必 要な機 器は市 販 の D Vカメラ、 備えており、アクセスの分析を通じてサービ IEEE.1394インターフェースを搭載したPC ●IPv6対応 スレベルの管理にも効果を発揮します。 とDVcommXPソフトウェアのみ。これらを既 現在使用されている通信プロトコルである 存のネットワーク環境に接続すれば、導入は IPv4だけでなく、次世代プロトコルとして注 その他にも携帯電話対応や17カ国語対 を同時受信することもできます。 応というメリットを備えています。 導入いただいた企業様から得た結果に ■愛媛県大洲市が提供する遠隔TV会議システム よるとRightNow導入により、問い合わせの ■配信センター 数を電話で10∼30%、メールで20∼70% DV映像 多地点対話サーバ も削減。FAQにより顧客が問題を自己解決 できた割合も平均で95%と高い水準を維 持しています。 DVcommNX ■各学校 ■各学校 ビデオカメラ ビデオカメラ さらに某企業では、社内の業務プロセス や シ ス テム 変 更 に 伴 う 情 報 共 有 に RightNowを活用することで、コールセンター のみならず全社的なナレッジマネジメントの 実践に成功しています。 プロジェクタ TVモニタ ■各学校 ビデオカメラ RightNowならば、カスタマーサービスの効 率化、社内の情報共有の促進が容易に可 能です。 8 プロジェクタ TVモニタ ■各学校 ビデオカメラ ■各学校 利用するほどデータベースが"育ち"、より 的 確 な 情 報 を 提 供 できるように なる ブロードバンド ネットワーク ビデオカメラ プロジェクタ TVモニタ プロジェクタ TVモニタ プロジェクタ TVモニタ Solusion Guide 新生ネクストコム・ソリューション紹介 目されているIPv6にも対応しています。 2010年度には2005年の約60倍の12億 9,200万枚に達すると見ています。 これらのメリットにより、DVcommNXは さらに出荷金額は2005年度から大きな成 「遠隔授業システム」をはじめ、 「 遠隔TV会 長が見込まれ、前年度比14.5%増の43億 議システム」 「遠隔医療システム」 「行政相談 4,000万円、2010年度は2005年の約6倍の システム」など、さまざまなシーンでの活用が 258億4,000万円になると同研究所は予測 今後、見込まれています。 しています。 既に愛媛県大洲市において、ネクストコ RFIDは、数cm程度の大きさのタグにデ ムはNTTアドバンステクノロジ社と共同で ータを記憶し、電波や電磁波で読み取り器 DVcommNXを活用した地域イントラネット (リーダ)と交信する仕組み。電池を内蔵し を構築しています。公共施設や街頭などに て数十m程度の長距離での交信が可能な 情報キオスク端末48台、IP電話127台を設 タイプの「アクティブタグ」と電池を内蔵しな 置し、行政相談システムや学校教育支援シ いタイプの「パッシブタグ」の2つに大きく分 ステムなど、DV映像を利用した双方向のコ けられます。 ミュニケーションで、Face to Faceの住民サ ービスを可能にしています。 ●アクティブ型RFIDシステム SPIDERシステム これらの機能とネクストコムが培ってきた セキュリティ技術を組み合わせることにより、 パッシブタグは、自らは電源を持たないた さまざまなシーンでの活用が可能になります。 め、リーダのアンテナが放つ電波で電磁誘 例えば、 「資産管理」 。高額資産(備品)の ネクストコムでは、今後も自治体や医療機 導を起こすなどの手段で駆動し、電波の受 管理や情報漏洩を防止するために社員の 関 をはじ めとしたさまざ ま な 分 野 で 発信を行います。このため、リーダとの交信 PCなどにタグを装着して管理することがで DVoverIP技術およびソリューションを提供 範囲は短いもので数mm、長くても数十cm きます。 していきます。 RFID RFID Solution RFID ソリューション 程度に限られる。これに対して、アクティブタ また「入退出コントロール」では、オフィス グは、自らの電源で駆動して電波を受発信 ドアのハンズフリーの入退出や社員の所 するため、リーダとの距離が数十mでも交信 在管理が可能です。アクティブタグの採用 できるというメリットがあります。 で、エントランスが開いている状態でも通過 ネクストコムが提供するRFCODE社の 「SPIDER System」は、こうしたアクティブタ グの駆動力を活かしたソリューションです。 する人を自動的に認識できるなど、セキュア なオフィス環境をサポートします。 その他にも高温・低温倉庫など、長時間 ファイブ 特に「SPIDER V」システムは、従来のアク 人が作業できないような場所での在庫・資 SecurityとSafetyを実現する ティブ型RFIDシステムと比較して、受信感度 材管理などでも、 「SPIDER V」システムなら アクティブRFIDソリューション の性能向上、電界強度の検知機能や外部 ば、オペレーションルームからリアルタイムに 「SPIDER System」シリーズ 入力I/Fを持つタグをサポートする、新しい 在庫状況を確認することができます。 微小な無線チップにより人やモノを識 RFIDプラットフォームです。 また学校関連では、生徒にタグを持たせ 特長は以下の通りです。 ることで、入出門時間の把握ができ、学校か 別・管理する−−FA関連の製造業や輸 送・倉庫関連の物流業、流通業界などをは じ め 、い ま RFID( Radio Frequency ら家庭にインターネットを介して、リアルタイ ●標準添付のアンテナで15メートル以 上の通信距離 Identification)の利用が活発になってきて います。 バーコードに代わる商品識別・管理技術 技術として注目が高まっています。 ●電界強度(SSI値)を利用した位置検 べて、17.9%増の1,580枚、出荷金額では RFIDソリューションをご用意しています。 出アプリケーションの実現が可能 ネクストコムでは今後も世界最高水準の ●JTAVISコンセントレータGUIを使 用した容易なシステムマネジメント 矢野経済研究所の調べでは、2004年度 の市場規模は出荷枚数では2003年度と比 ネクストコムでは、この他にもSecurityと Safetyをテーマに、さまざまなアクティブ として研究が進められてきたRFIDは、ユビキ タスコンピューティング社会を推進する基盤 ムに通知することも可能です。 ベンダ機器と最新のマルチベンダ技術を 組み合わせ、お客様に導入効果を実感して いただける、心から満足していただける、より ●Ethernetポート(10BASE-T)標 準装備 付加価値の高いネットワークソリューション を提供していきます。 1.1%増の37億9,200万円の見込みになる と言われています。出荷枚数を見ると、2003 ●振動センサ付タグをラインナップ ージでご覧頂けます。 年度と比べて17.9%の成長率で2005年度 には前 年 度 比 3 7 . 3 % 増 の 2 , 1 7 0 万 枚、 ソリューションに関する詳細は下記ホームペ ●1秒間に最大50個のタグを同時認識 http://www.nextcom.co.jp/ NextVision 2005 Vol.33 一読即解! ネクストコム/第7回 経営企画室インタビュー マーケットと技術力の融合が最大のメリット。 従来のコア事業を軸に超付加価値ソリューションを創造していく。 新生ネクストコムとして、昨年12月に合併を果たし、来期はマーケットリーダーとしての地位を確立させる重要な年となります。 そこで今回は、新しく設置された経営企画室の綿貫隆志室長に、今後の事業戦略と抱負を語ってもらいました。 ■「コア事業の拡充により、さまざまな組 み合わせでシナジーを期待できる います。例えば、当社が従来から注力している セキュリティ分野では、エンドポイントのソリュ ーションがこれまでありませんでした。今回の合 −まず経営企画室のミッションについて、お聞 併 でチェック ポイント 社 の Zone Labs かせ下さい。 Integrity(ゾーンラボ・インテグリティ)という エンドポイントソリューションが加わり、フルラ 錦織 以前の社長室が合併による組織の見 インアップのトータルセキュリティソリューショ 直しで「経営企画室」と「事業統括室」 、 「市場 ンを提供できるようになりました。 綿 貫 隆 志 経 営 企 画 室 室 長 調査室」に分かれました。その中で経営企画 室はIR、広報、マーケティング活動が中心とな ■ワンストップ体制で、より広範囲で密度 ります。特に現在は3社のリソースを吸い上げ の濃いソリューションを提供していく。 て現場が共有できるように、いわば「情報の HUB」となって営業や技術をサポートしていく −その他に具体的なソリューション展開とし 役割ですね。ちなみに事業統括室は事業企 ては、どのような動きがあるのでしょうか。 なシナジーを生む市場領域の発掘、事業の創 綿貫 造をミッションとしています。 センターの導入実績を数多く抱えていますが、 で統合が進んでいますね。特に技術のリソー これまでエンタープライズ向けが弱かった。そ ス共有は、他社にない大きな強みとして効果 こにシスコシステムズ社のゴールドパートナー を発揮しています。 −その中で新生ネクストコムがコアソリューシ ョンとして打ち出していくものは。 IP電話では、アダムネットがコンタクト 地方に関しては、むしろ本社よりも急ピッチ であるネクストコムが加わることで、シスコシス また取り扱いプロダクトに関しても、特定の テムズ社との信頼関係や顧客基盤を活用し 製品に偏らない、よりバランスの良いラインア ップの見直しを図っている所です。 合併したからといって、柱が変わること てエンタープライズビジネスを展開することが はありません。各社がこれまで持っていたコア できます。また従来はコンタクトセンターのイン ソリューションが新生ネクストコムの事業の柱 フラ案件を獲得できても上位のアプリケーシ −最後に今後の抱負について、お聞かせくだ となります。事業ポートフォリオとしては、 “増え ョン層のシステム構築案件は獲得できません さい。 て安定した”と捉えることができます。 でした。そこにビーエスアイの顧客管理システ 綿貫 もともとネクストコムが柱としていた「ネット ムや課金システムの構築、あるいはサーバ運 綿貫 まずはマーケットを変える魅力ある製 ワークインテグレーション」 、アダムネットが柱と 用のノウハウが加わることで、コンタクトセンタ 品およびソリューション開発をしていくこと。こ していた「コンタクトセンター事業」 、それからビ ーのインフラから上位システムまで、ワンストッ れは「IP Solution Provider」としての当社の ーエスアイが柱としていた「システムインテグレ プで提供することが可能になります。 使命です。さらに今後、成熟期を迎えるIT産業 ーション」の3つが大きな柱となります。 この3つのソリューションの有益な融合が、 今後、業界でのトップの地位を確立するため また今 年ブレイクすると予 想されている においては「サービス」が重要な鍵と捉えてい RFIDについても既に市場参入しています。も ます。そこで他社に勝つためには、高品質なサ ちろんタグ単体だけではなく、ネットワークやセ ービスをリーズナブルな価格で提供できなけ キュリティ、認証を絡めたソリューションとして、 ればなりません。そのための組織力と技術力 在庫管理や入退出シシテムなどを提供してい を備えながら、3年後には、サービスの比率を −現時点で合併によって得られた効果という く予定です。主流のパッシブ型ではなく、アク 20%に上げることが当面の目標です。 ものはどのような点でしょうか。 ティブ型RFIDを採用することで、他社との差 の大きなエネルギーとなってくるでしょうね。 別化戦略を考えています。 綿貫 経営企画室としては、株主様に常にフェエ アバリューを見てもらえるようなIR・広報戦略 を展開していくことが重要なタスクですね。 何よりも3つのマーケットと3つの技術 力を一度に得たという点ですね。2社ではなく −組織内の統合は順調に進んでいるのでし 3社ですから、その効果は大きいと思います。 ょうか? 合併によって、株主様やお客様をはじめ、 多くの方々からの期待されていることを強く感 じています。その期待に少しでも早く応えられ A、B、Cの組み合わせで見れば、AとB、Bと 10 来期から完全統合という形でシナジーを発揮 できるように現在、体制を整えている所です。 画・事業計画、市場調査室は合併による新た C、CとA、そしてAとBとCの4つのパターンが 綿貫 管理部門および技術部門は、昨年12 るように、業界のリーディングカンパニーに相 あるわけです。この4つの可能性に対して、早く 月の合併時から統合を図り、ひとつの部隊と 応しい社会貢献を果たしていきたいと考えて 成果の出る所から着手していきたいと思って してスタートしています。営業部門については、 います。 ネクストコム ニュース ● ネクストコム、 電通国際情報サービス、 NTT-AT 包括的な協業による映像ソリューションを提供 ∼DV over IP 技術を駆使したテレビ画質に迫る双方向型映像伝送システム∼ 2004年12月より、ネクストコム、株式会社電通国際情報サービス (本社:東京都 ションです。クライアント機器にはソフトウェア「DVcommXP」 (開発:ファットウェア 港区、代表取締役社長:瀧浪壽太郎、略称:ISID)及びNTTアドバンステクノロ 株式会社 代表取締役社長 小林 和真) を利用し、これにより、種々の超高 ジ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:石川 宏 、以下:NTT-A 解像度映像伝送ソリューションに関して企画・開発・導入・保守までを一貫して提 T) は、DV over IP 技術(*) を駆使した超高解像度映像伝送ソリューション 供します。 「DVcommNX (デブコムエヌエックス) 」の企画・製造・開発・販売に関して協業すること ネクストコム、ISID、NTT-ATの3社は、DVcommNXをブロードバンドによる高画 になりました。 質双方向映像伝送システムの中核ソリューションとし、テレビ会議・行政相談・遠 光ファイバーの普及により、企業や自治体のネットワークがより高速になり、IP網を 隔授業・災害監視など映像品質に対し高い要求をもつ自治体、文教、医療、放 利用して安価に高画質な映像データを伝送するニーズが高まっております。最近 送、行政に対して2008年度までに累計30億円の売上を予測しております。 では家庭用のデジタルビデオ(DV)の信号を利用しテレビ会議システムなどを中心 ※最大4地点のDV映像・音声の合成および伝送 に利用が進んでいます。 DVcommNXは、DV規格映像とステレオ音声をIPネットワーク経由で伝送し、テ DvcommNXの詳細につきましては、弊社ホームページをご参照ください。 レビ放送並みの画質で多拠点対話などを実現する超高解像度映像伝送ソリュー http://www.nextcom.co.jp/solutions/bb/dvcomm/index.htm ● JCB, インターネット・カスタマ・サービスの充実へ向けネクストコムのRightNowを採用 ∼自己解決率の向上を目的としたWebサイトリニューアルの中心として採用∼ 2005年1月、株式会社ジェーシービー (本社:東京都港区、代表取締役社長: 原 啓也、以下: JCB) は、同社Web上における、お客様の問題に対する解決力向上 作成作業の容易さ及び、インターネット経由でのお客様からのお問い合わせの際、 入力された文章を自然文検索しQ&Aに誘導する 「レコメンデーション機能」等に着 を図るソリューションとして、ネクストコムが 国 内 総 代 理 店をつとめる米 国 目し、 「RightNow eService Center」 を選択されました。 RightNow Technologies, Inc.(以下:RightNow社) の「RightNow eService 同社は、ユーザによる自己解決の促進を目的として、同月にWebサイトのリニュー Center」(ライトナウ イーサービス センター)を採用されました。 アルを行なっており、 「RightNow eService Center」の採用はリニューアルによる JCBは、日本で唯一の国際ブランドホルダーとして時代のニーズを先取りした質の お客様の問題に対する解決力向上を図る要素となっています。 高いサービスを提供しています。今回、サイトリニューアルにあたり、ユーザの利便 性の向上及びコンテンツ管理/メンテナンス作業効率化の観点から複数のWeb ネクストコムRightNowの詳細につきましては、弊社ホームページをご参照ください。 上のナレッジ提供ツールの比較検討を行った結果、ナレッジの検索性、ナレッジ http://www.rightnow.ne.jp/ ● CiscoNetwoerkers2004へ出展 ∼シスコシステムズ株式会社主催の「NETWORKERS2004」 (2004年12月8日∼12月10日@六本木ヒルズ)へ出展しました。∼ ネクストコムはNETWORKERS展示会場内のAVVIDパートナーブースにて、 EnvoyによりCisco IP Phoneを単なる電話ではなく情報端末として使用すること Twisted PairSolutions社の「Envoy」 を中心とした、Message&Videoソリューシ が可能となり、実際にブース内でビデオ会議システム,受付システム,メッセージ配 ョンを紹介しました。 信システムのデモンストレーションを実施しました。 ● 営業所移転・統廃合のお知らせ 沖縄営業所 平成16年12月4日をもちまして以下の住所に移転致しました。 <新住所> 〒900-0032 沖縄県那覇市松山1-1-19 JPR那覇ビル12F 電話番号 098-860-2410 FAX番号 098-860-2460 大阪営業所 平成16年12月11日をもちまして以下の住所に移転致しました。 <新住所> 〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島2-3-33 大阪三井物産ビル6F 電話番号 06-6205-3011 FAX番号 06-6226-1606 東北第一営業所 平成16年12月20日をもちまして以下の住所に移転致しました。また、東北第二 営業所は平成17年2月25日をもちまして東北第一営業所へ統合入居しました。 <新住所> 〒983-0852 宮城県仙台市宮城野区榴岡5-12-55 Navisビル6F 電話番号 022-296-1734 FAX番号 022-296-1735 広島営業所 平成16年12月25日をもちまして以下の住所に移転致しました。 <新住所> 〒730-0029 広島県広島市中区八丁堀14-4 広島八丁堀第一生命ビルディング 電話番号 082-212-1555 FAX番号 082-212-1556 北陸営業所 平成16年12月25日をもちまして以下の住所に移転致しました。 <新住所> 〒920-8203 石川県金沢市鞍月4-133 KCビル8F 電話番号 076-267-5552 FAX番号 076-267-5553 札幌営業所 平成17年2月7日をもちまして以下の住所に移転致しました。 <新住所> 〒060-0042 北海道札幌市中央区大通西6丁目2番地6三井生命札幌大通ビル7階 電話番号 011-210-0656 FAX番号 011-210-0658 名古屋営業所 名古屋第一営業所、名古屋第二営業所、名古屋オフィスは平成17年2月25日 をもちまして統合し以下の住所に移転致しました。 <新住所> 〒460-0008 名古屋市中区栄4-201-1 名古屋広小路プレイス7F 電話番号 052-269-6031 FAX番号 052-269-6037 九州営業所 九州第一営業所、九州第二営業所は平成17年3月26日に統合し以下の住所 に移転致しました。 <新住所> 〒812-0013 福岡市博多区博多駅東2-1 第一福岡ビルS館8F 電話番号 092-441-7071 FAX番号 092-441-7072 NextVision 2005 Vol.33 Vol.33 March.2005 ネットワーク情報誌 ネクストビジョン http://www.nextcom.co.jp/ 〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-26 一ツ橋SIビル TEL.03-5259-6111 FAX.03-5280-8316 E-mailでのお問合わせ [email protected] ※本カタログに敬されているシステム名、製品名、社名、 ロゴなどは各社の商標および登録商標である場合があります。 ※仕様・型番号などは予告なく変更されることがあります。