...

なでしこWord教室 Office 2013編

by user

on
Category: Documents
7

views

Report

Comments

Transcript

なでしこWord教室 Office 2013編
内容
Word 作成時のポイント.................................................................................................................................................... 3
Lesson1
レイアウトの編集 ............................................................................................................................................ 7
Lesson2
画像の挿入 ..................................................................................................................................................... 20
Lesson3
見出しの設定 ................................................................................................................................................. 22
WORD とは
Microsoft Office Word(ワード)は、「ワープロソフト」です。文字を入力して、見栄えを整えて印刷することが
得意なソフトウェアです。
Office2013 からは豊富なテンプレートから、簡単にワークシートを作成したり、PDF 文書を word で開いて編
集する事ができたりと、様々な機能が追加されています。
※PDF 文書の読み込みに関しては元文書によって精度が異なります。
では、テンプレートと PDF の読み込みを見てみましょう(^^)
WORD 作 成 時 の ポ イ ン ト
まず行うべきは用紙設定
ワードでは、新規文書を開いたときに、「A4」サイズの用紙が縦置きで表示されています。
例えば、B4 サイズの用紙や B5 サイズ、はがきなど、あらかじめ用紙サイズが決まっている場合は、まず用紙サイズ
と余白を変更します。
新規文書のまま文書作成をして、後から用紙サイズ変更するとレイアウトの崩れが起きて修正も大変になります。
次に行うべきはひたすら文字の入力
ページと余白の設定ができたら、次は文字を入力します。
文章のまとまり(句点の。や複数の文章で意味のある区切りの。)で[Enter]キーを押して改行する。
段落の始まりだからと言って文字の頭に空白は入れない。
文字と文字の間に一定のスペース(空白)を挿入したい場合は[tab]キーを使用する。
新しいページに切り替えたい時には【ページ区切り】を使用する。
上記の4つを守るだけで、Word 文章の作成が楽になります。
Word 文章は思い通りにならないからイライラするという方も文章を作る前にちょっとした事に気を付けるだけでこ
んなに楽に文章が作れるんだと思って頂けるはずです(^^)
ワードの[Enter]キーはとても重要なキーです。
単純に改行するためのキーと思って、行末で[Enter]
キーを押してしまうと、段落書式がうまく設定できない
可能性があります。
用紙右端の改行は「自動改行」に任せて、「。」や複数
文章のまとまりを区切る「。」の入力後に[Enter]キ
ーを押します。
[スペース]キーを使用して文字と文字の間にスペースを
取ると、書式等の設定を行った際に崩れてしまい後々面倒
な事になってしまう可能性があります。
[tab]キーでスペースを設定しておく事で、[tab]挿入され
た箇所を一括で設定する事ができます。
[tab]キーは最後に挿入する事ができるので、まずは文字
を入力して行きましょう。
スペースを入れる時に[Enter]キーは NG
[Enter] キーを何度も押して改行を増やして文次のペー
ジへ移動させていませんか?
この場合、たった一行を削除しただけでも位置が崩れて
しまいます。
「ここからは新しいページに表示したい」というような
ときには、【ページ区切り】を使用しましょう。
ページに切り替えの時には[Enter]キーは NG
編集記号を表示しておきましょう
ワードをうまく使うコツの一つに「編集記号」があります。この記号を表示しておくと、どこで全角の空白を入れた
か?半角の空白を入れたか?などがすぐにわかるようになります。
印刷はされませんが編集するときにその部分に何らかの設定がされていることを示す記号です。
段落記号
スペース
タブ記号
ルーラーを表示しておきましょう
文字の開始位置や終了位置を決める時に使用する定規のようなものです。
ルーラーを表示しておく事で、段落の設定をより簡単に行う事が可能です。
文字単位
自分で選ぶ文字の範囲
行単位
1 行ごと
段落単位
1 段落(
のマークま
で)ごと
ワードでは選択範囲がかなり重要になってきます!少し練習をしてみましょう(^^)
=rand(10)
LESSON1
レイアウトの編集
早速、レイアウトの編集を行ってみましょう!
① 日付の挿入(自動更新設定)
①
② 配置設定
②
②⑦
③ 挨拶文の挿入
③
④ 番号書式の設定
⑤
④
(③)
インデントとタブの設定
③
⑥ 表の設定
②⑥
⑦ フォントサイズの変更
④
⑥
(③)
日付の挿入(自動更新設定)
ボタンで簡単に今日の日付を入力できます!
設定方法
カーソルを日付入力したい位置に合わせます。
[挿入]タブ→[テキスト]グループの【日付と時刻】ボタンを使用してください。
※自動的に更新するにチェックを入れると
次回ファイルを開いたときに自動更新されます。
配置設定
ビジネス文書では発信日付や発信者名は右揃えにします。
スペースを使わずに位置を決めて揃えられる機能です。(段落単位で設定されます。)
設定方法
配置を変えたい段落にカーソルを置き、[ホーム]タブ→[段落]グループのボタンを使います
※複数行設定したい場合は行単位で選択します
挨拶文の挿入
文書に自動的に書式を設定する機能で、『拝啓』や『謹啓』などの頭語を入力して[Enter]を押すと
『敬具』などの結語が表示されたり、記書きの『記』の入力で結語の『以上』が表示たり、ややこしい挨拶文の自動
入力が出来たりと、非常に便利です。
設定方法
拝啓と入力して[Enter]を押します。(敬具が表示されたか確認)
カーソルを「拝啓」の後ろに移動させ、[挿入]タブ→[テキスト]グループの【挨拶文】をクリック
※この中から季節や状況にあったものを選んでください!
記と入力して[Enter]キーを押す。(以上が自動入力されていることを確認します。)
あとは必要な文章を入力して下さい。
番号書式の設定
自動的に連番を付ける事ができる機能です。
設定方法
番号書式を設定したい段落を選択します。
[ホーム]タブ→[段落]グループの【段落番号】の下向き▼をクリック
※作成した文章に合う番号書式を選んで下さい
書式を設定してしまうと、[Enter]を押して改行すると前に設定した書式が引き継がれてしまいます。
書式を引き継ぎたくない場合は【書式のクリア】ボタンで書式の設定を解除して下さい。
表の作成
Word にも表作成機能があり、通常の文書入力と同様に文字入力・書式設定を行うことができます。表を挿入すること
で内容が整理され読みやすい文章が作成できます。
設定方法
どの段落に挿入したいのかを決めてカーソルを移動させます。(カーソルの位置に挿入されます。)
左記の様に[挿入]タブから表ボタンをクリックし、必要なマス目をドラッグします。
【表 の 調整 】
移動ハンドル
サイズ変更ハンドル
移動ハンドルをクリックしてドラッグすると表の移動ができ、サイズ変更ハンドルをクリックしながらドラッグする
と表サイズの変更ができます。
又作成した表をクリックすると【表ツール】タブが表示されます。
レイアウトタブでは、文字幅に合わせて調整したり、ウィンドウサイズに合わせて調整したり、やっぱり作成した表
を2つに分けたい!という時には表を分割する事も可能です。
文字で入力したものの表にした方が見やすかったなぁという場合、後から表にする事も可能です。
この際、項目間の区切りには、カンマやタブを入れる必要があります。
文字列を範囲指定し、[挿入]タブの[表]をクリックし、
[文字列を表にする]を選択します。
[文字列を表にする]ダイアログボックスが開くので、[自動調整のオプション]で幅を選択
して、[文字列の区切り]で区切りとした記号を選択して[OK]をクリック。
必要設定を行えば、後からでも文字を表に変更する事ができます!
1F
複合機
1台
2F
パソコン
3台
3F
電話機
5台
ワードの表でも数式を入力する事が可能です。
しかし、エクセルとは違って少し頭を使う必要があります(>_<)
数式を挿入したいセル(表内)を選択して[表ツール]→[レイアウト]タブ→【数式】ボタンをクリックします。
=SUM(ABOVE) は、選択しているセルの上にあるその列の数値を合計します。
=SUM(LEFT) は、選択しているセルの左にあるその行の数値を合計します。
=SUM(BELOW) は、選択しているセルの下にあるその列の数値を合計します。
=SUM(RIGHT) は、選択しているセルの右にあるその行の数値を合計します。
エクセルの様にセル番号で設定する場合には頭の中で下記の様にセル番号が存在するのだと思いながら式を立てて行
く事になるのです。
であれば、エクセルで表を作成して貼り付ける方が楽かもしれませんね(^^ゞ
インデント設定
文字の開始位置や終了位置を決めることができます。先程の【文字の配置】では出来ないもう少し詳細な設定です。
インデントとは【行頭の位置を周りの文章よりも下げること】です。
最初にご案内したルーラーと呼ばれる定規の様なものを使用します。
名称
マーカー
意味
1 行目のインデント
段落の文頭の開始位置を決める。
ぶら下げインデント
段落の 2 行目以降の開始位置を決める。
左インデント
段落の左側全体の行頭位置を決める。
右インデント
段落右側全体の行末位置を決める。
次のページで詳しく見てみましょう!
設定方法
どのインデントを使用する場合も、まず設定したい段落を選択します。
選択した段落だけ、左端の位置が文書の内側(右側)に移動しました!
選択した段落だけ、右端の位置が文書の内側(右側)に移動しました!
今回はわかりやすい様に2段落選択します。
選択した段落だけ、1 行目の左端の位置だけが変わっています!
普通に入力した後、範囲選択して 1 行目のインデントを 1 文字分右側にドラッグすれば、1 文字分の字下げが完了す
るので、いちいち文章の先頭にスペースを入力する必要がありません!
ぶら下げインデントで、選択した各段落の 2 行目以降のみの左端の位置を変更できます。
タブ設定
タブとは、キーボードの[Tab]キーを押すと入力できる文字のことで、文字を特定の位置(タブ位置)に揃えて配置する
事ができます。先程紹介したインデントが段落全体に反映されるのに対し、タブは、[Tab]キーを押した位置だけに反
映されます。 また、インデントは行の始めと終わりだけですが、タブ は行の途中に入れることができます。
上記の様な文章を作成する時に、空白を挿入していませんか?

スペースキーを連打しなければならない

他の文字数に合わせて、再度スペースを入力したり削除したりしなければならない
なんて事になってしまいます。
そんな時に便利なのが[tab]キーを使ったタブ機能!
【左揃えタブ】
では設定方法を見て行きましょう!
【右揃えタブ】
【小数点揃えタブ】
設定方法
まずは、設定したい段落を選択してオレンジ枠の部分、水平ルーラーを使用して設定を行います。
まず、水平ルーラーの左端でタブの種類を選択します。
クリックを繰り返すとタブの種類が変わっていくので、設定したいタブが表示される
までクリックしていきます。
揃えたい位置でクリックすると・・・
選択した種類のタブマーカーがつきました!
選択を一旦解除して[tab]キーを入れてみると
タブマーカーの位置まで移動!
後は必要箇所に[tab]キーを入れるだけ!
フォントサイズの変更
最後は簡単なフォントサイズの変更!
フォントの設定をすると[Enter]キーを押して次の行(空白行)などにも書式が引き継がれてしまって面倒な事になる
のでサイズの変更などは最後に行う事をオススメします。
見出しやタイトルなど目立たせたい文字を強調するときに使用します。
設定方法
[ホーム]タブの[フォント]グループにいろいろな種類があります。
こちらも、段落で選択して設定をおこないます!
LESSON2
画像の挿入
ワード文書に画像を挿入する事で見やすくてインパクトのある資料を作成する事が出来ます。
しかし、ワード文書での画像は「大きい文字」として取り扱われるので、レイアウトが崩れるという悲劇に見舞われ
る事もあります(T_T)
設定方法
[挿入]タブの[図]グループのボタンを使用します。
オススメはスクリーンショット!
インターネットページなんかも簡単に挿入できます。
実際に色々と挿入してみて下さい(^^)
挿入した時に重要なのが【文字の折り返し設定】。
挿入した画像をクリックすると表示される
赤マルの中がついているこのマークです(^^)
クリックすると左の様なメニューが表示されるのですが、どう違うかというと・・・
【四角】
【外周】
【上下】
【前面】
【背面】
【内部】
一見、外周と同じ様に思いますが、内部の場合は図の内部にも文字を配置す
る事ができます。折り返し点の編集」モードで、ハンドルをドラッグすれ
ば、文字列を折り返す点を自由に決められます。
改行しても画像や図形が移動しないよう設定したい場合は
[ページ上で位置を固定する]にチェックを入れると文字の書式等を変更しても図は固定された
まま動きません!
LESSON3
見出しの設定
仕様書や手順書など、複数ページ文章を作成する場合に便利な見出し。
見出しを設定しておく事で、目次の設定やページの入れ替えなどを簡単に行う事ができます。
設定方法
お好きなデザインを選んで下さい。
ここで選ぶデザインによって設定する見出しのデザインが決まってきます。
後は、スタイルで「見出し1」や「見出し2」を【行単位】で設定していくだけ(^^)
表示タブの【ナビゲーションウィンドウ】にチェックを入れてみて下さい!
ナビゲーションウィンドウではページの入れ替えが自由自在です!
表紙を入れてみましょう
[挿入]タブ→【表紙】の右横▼をクリックしてお好きな表紙を選択して下さい。
目次を入れてみましょう
表紙を除く1ページ目の一番頭にカーソルを置いて下さい。
[参考資料]タブ→【目次】の右横▼をクリックして下さい。
お好きな目次を選んで下さい。
【最後にワンポイント】
ページの内容を削除したい時は、削除する内容を含むページの任意の場所にカーソルを置きます。
[ホーム] タブの [検索] で [検索] の横の矢印をクリックし、[ジャンプ] をクリックします。
「\page」と入力し、[ジャンプ] をクリックします。ページの内容が選択されます。
ワードシートをクリックして Del キーを押します。検索ダイアログを表示させたまま連続削除を行う事も可能です!
Fly UP