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部長のためのエグゼクティブ・マネジメントコース

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部長のためのエグゼクティブ・マネジメントコース
部長のためのエグゼクティブ・マネジメントコース
視座と視点を変えることによる自己変革を促し、
経営者としての覚悟を決めることのできる人材を育成します。
重 点
1.
異質、
一流に触れながら、
大局的事業観を養います。
2.
気づきと内省を促し、健全な社会認識と倫理観を問います。
3.
社外ブレーンとネットワークを紡ぎ出します。
コースコンセプト 「世界観・歴史観・人間観」の涵養を通して
大局的事業観を研ぎ澄ましていきます。
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単位別主任講師(2011年度ご出講予定・順不同・敬称略)
定 員
28名
三品 和広 神戸大学大学院 経営学研究科 教授
加護野忠男 神戸大学大学院 経営学研究科 教授
受講料
法人会員 ¥3,045,000−
(消費税込み)/1名
会員外
¥3,465,000−
(消費税込み)/1名
※法人会員とは(社)日本能率協会の維持会員を指す。
受講者データ(2010年度)
●平均年齢:48歳
●役 職:取締役
事業部長
部長クラス
40-44歳(15%)
50-54歳(35%)
許斐 義信 元慶應義塾大学大学院 経営管理研究科 教授
梅津 光弘 慶應義塾大学 商学部 准教授
ゲスト講師(2010年度実績・順不同・役職当時・敬称略)
重久 吉弘
日揮㈱ 日揮グループ代表(4コース合同開講式にて)
渋澤 健
シブサワ・アンド・カンパニー㈱ 代表取締役
(4コース合同開講式にて)
後藤 卓也
45-49歳(50%)
1期∼21期の参加企業データ
●1期∼21期の参加企業・団体数 111社・省庁
●1期∼21期の受講者数 約660名
花王㈱ 顧問
川畑 保夫
㈱沖縄教育出版 代表取締役社長
木村 昌平
セコム㈱ 代表取締役会長
武田 一平
ニチコン㈱ 代表取締役会長
ハリクリシュナ・バート ㈱HCLジャパン 代表取締役社長
小林 喜光
㈱三菱ケミカルホールディングス 代表取締役 取締役社長
ビニート・ナイア HCL Technologies Ltd.CEO
視察企業・大学・団体等(2010年度実績)
伊波 洋一
宜野湾市長
HCL Technologies Ltd.(海外合宿)
西尾 久美子
京都女子大学 現代社会学部 准教授
YKK India Pvt. Ltd.(海外合宿)
アレックス・カー 東洋文化研究者 ㈱庵 代表取締役会長
Management Development Institute(MDI)
(海外合宿)
森 秀三
インド電子部品協会(ELCINA)(海外合宿)
Pritam Singh
Management Development Institute
(MDI) Professor
National Institute of Science Communication
Ashok Chawla
National Institute of Science Communication
and Information Resources(海外合宿)
Bhartiya Vidya Peeth School(海外合宿)
㈱沖縄教育出版(沖縄合宿)
宜野湾市役所(沖縄合宿)
ニチコン㈱(京都合宿)
㈱庵(「庵」道場)
(京都合宿)
元インド三井物産 社長
and Information Resources Scientist-F
2011年度プログラム概要 (2011年度正式プログラムは2011年2月頃に決定します。)
2011年6月∼2012年2月<全9単位、31日間予定> ※毎月連続した2∼4日間を基本として計9単位
【1st.
ステージ】
単位
開催月
1
6月
3
8月
4
9月
単位テーマ
主な内容
共同テーマ研究
開講式・特別講演・オリエンテーション
チーム編成
自分自身をさらけ出せるか?
○管理者から経営者となるために何が必要か?
○自分自身の原点となっているものは何か?
自分の信じる道を貫けるか?
∼経営者に求められる
倫理観を問う∼
○私は経営者として何を実現したいのか?
(己の使命)
○自分自身の経営者としての倫理観は何か
○企業が社会の一員として受容されるため
に必要なことは何か?
過去の成功体験を捨てられるか?
∼経営戦略を問い直す∼
○戦略不全はなぜ起こるのか?
○過去の経営者の戦略をどう評価するか?
人を見抜いて
人や組織を動かせるか?
∼人間観を研ぎ澄ます∼
○日本人はいかにあるべきか?
○経営理念やビジョンに共感を得られる
ポイントは何か?
グローバルの事業展開
をどう見るか?
∼世界観・歴史観を問う∼
○立場を変えた際に世の中は
どのように見えるか?
○日本と異なる文化や風習を
いかにして現地の経営に織り込むか?
企業の存続をかけて
何を成すべきか?
∼グローバル競争と業界再編∼
○世界を牛耳る企業の経営者の価値観は何か?
○グローバルな企業間競争において
自社が成すべきことは何か?
○資本主義社会の本質とは何か?
経営者は何を考えて
組織の舵取りをしているのか?
∼経営者の倫理観に迫る∼
○経営者は何を拠り所に決断を下し、
企業の舵取りをしているのか?
○経営者が大切にしてる価値観とは何か?
社会をどう捉え、課題を
どう設定するのか?
∼健全な社会観を問う∼
○時代を動かしている本質は何か?
○健全な社会認識とはどのようなものか?
テーマ決定
中間報告会
5
10月
海外
11月
7
12月
︵大局的事業観︶
事業に対する見方
6
2012年
9
1月
私の決断
8
この会社をどうするのか?
∼自身のステイトメントを問う∼
2月
個人の成長支援
受講者への
期待
中間報告
毎月の研修所感
7月
︵世界観・歴史観・人間観︶
ものの見方
2
経営者としての仕事
2011年
大テーマ
最終報告会
○経営者をめざすあなたがすべき決断とは何か?
○共感を呼ぶ発信ができるか?
受講者への
期待
フィードバック
修了式・JMA経営マスター授与・自身のステイトメント発信
※日程、
プログラム内容等は変更になる場合がございますので、
あらかじめご了承ください。
【2nd. ステージ】
単位
開催月
10
未定
振り返る
私の決断を
2012年
大テーマ
単位テーマ
この会社をどうするのか?
主な内容
○経営者をめざすために必要なものをどう捉えているか?
○私の経営観、ステイトメントは何か?
○社外に有益なブレーン、ネットワークを持っているか?
コースハイライト
倫理観
(2010年6月:沖縄開催)
自社の30年(2010年7月:東京開催)
『自社ケースの持ち寄りによる深い討議』
慶應義塾大学の梅津先生をお迎えし、倫理観を題材に沖縄にて
『30年の業績』
と
『経営者の決断の系譜』
本コースの大きなポイントとなる単位である。過去の経営者の決
合宿を実施した。
自社ケース作成を夜間の宿題とし、
それらを持
断と戦略が機能したかという切り口で自社の30年を振り返った。
ち寄って全体討議を行った。他流試合の効果が存分に発揮される
自社の歴史をこのような形で総括できるのは本コースならではの
場となり、
議論は大変盛り上がった。
企画である。同じ時代に活動していても企業によってこれほどまで
倫理観というと一見
に戦略の出来・不出来が如実に表れるということを認識できるの
高尚なものに思われ
も、他流試合ならではの面白さである。
るが、
受講者にとって
日常業務の中に倫理
観を問う事象が多く
潜んでいることを認識
30年の
業績
する場になった。
人間観
(2010年8月:京都開催)
戦略は機能
していたか?
30年間の
経営者たち
海外合宿:インド視察(2010年10月開催)
『日本人らしさを考察』
『グローバルの視点を養う』
神戸大学の加護野先生をお迎えし、人間観を題材に京都にて合宿
第6単位は、海外合宿を実施した。
インド・ニューデリーを中心に
を実施した。花街の人材育成システムについての講演や、地元京都
日本からの進出企業や、IT企業などの先進的ビジネスを展開する
企業や古都京都らしさを体現する施設への訪問などを通して、
日本
組織、
ビジネススクールや教育研究機関などを訪問し、
グローバ
らしさや日本人らしさを再認識する機会になった。
自らが経営者に
ル規模でどのようなことが起こっているかを体感した。
また、
学校
なった際には、避けて通
訪問での生徒や先生と
れないグローバル化だ
の討議、
タウンウォッチ
が、
そのことについて語
ングを通して、
人々の暮
るには、
まず日本のアイ
らしぶりなどを感じ取り、
デンティティについて語
グローバルレベルでの
る必要があることに気
社会認識を自問自答す
づく、大変有意義な場
る機会を設けた。
になった。
私の経営観・社長ステイトメント
(2011年2月:開催予定)
『自らの覚悟を決める』
経営者との対話
『薫陶を受ける場』
最終単位は、
本コースの総まとめの単位である。
自分には自社を背
他社の経営者(経験者を含む)から直接薫陶を受けるのは貴重な
負う覚悟があるのかを自問し、
「自分が経営者になった際に、
自社
機会である。本コースでは経営者と対話をする場を大切にしてい
や社会に何を語るのか」
を考察する。
本コースでの経験や考察の
る。講演時間は全体の半分程度にとどめ、受講者との対話時間を
みならず、
これまで自身が生きてきた中での経験や知見を総動員
じっくりとるのが特徴である。経営者が持っている価値観を感じ取
し、
自分の価値観や方向性をいかにわかりやすく伝えるかが問わ
るとともに、
その人間
れる。
さらに、様々な関係者から多方面に渡り飛んでくる問いに、切
的魅力にも触れること
り返し応える能力が求められる。
ができる。
また、
同期からの応援メッセージを交換し、同志としての絆を深め
る場でもある。
自分の
決意
応援
メッセージ
同期の絆
部長のためのエグゼクティブ・マネジメントコース
共同テーマ研究
ねらい
①未踏課題に踏み込む勇気
共同テーマ研究では、
「未踏課題」
とされる問題の中から自主的にテーマを設定しています。
「未踏課題」
は一朝一夕には解決がままならないものであり、問題をよく見極め、超長期の戦略で臨む必要があります。経営者
にとって必要な
「踏み込む勇気」
という点について擬似体験することを意図しています。
②大きな構図で捉える訓練
健全な社会認識を問うからには、大きな構図で問題を捉え、利害関係者を定義していくことが不可決になります。
こうしたこと
も、
将来経営を担う存在になったときに必要となるものの見方や考え方であり、
その訓練としての役割があります。
③擬似取締役会∼議論を通じてアウトプットの質を高める
ともすると他流試合の議論では足して2で割ったようなアウトプットを出しがちになり、一人の意見よりも議論したアウトプッ
トの方が質が落ちるというケースが見受けられます。
この状況を乗り越えて、
議論を通じてアウトプットの質が必ず上がる集団
をいかに形成するか、
ブレイクスルーの発想がどういう議論から出てくるのかを追求します。
直近2か年のテーマ
2009年度
● 2030年までの日本のエネルギー施策∼日本における石油安定確保への対応∼
● アフリカの貧困を水で解決する
● 若者を救う ∼多様な価値観を認め合う社会の実現∼
● 持続可能な世界の実現に向けた布石∼中国の社会関連解決に貢献する農業ビジネス∼
2008年度
● 貧困層からの脱却 ∼顕在化する格差の実態とその解決に向けて∼
● 活力ある地方自治の実現に向けて
● 次世代を担う力強い人材を育成するために ∼義務教育の改革∼
●こころ豊かな日本 50年後の街づくり
● 多極化する世界と迷走する日本
● 地球温暖化 ∼日本がとるべき戦略∼
進め方の特徴:ファシリテータとコメンテータ
共同テーマ研究では、各チームにファシリテータを付
けています。
ファシリテータは、チーム内でまとまりか
けた議論に対して違った角度から問題提起をしたり、
情報収集に関するアドバイスをしたりします。チーム
の議論に緊張感を与えるとともに、議論の内容を深
める役割を果たします。
共同テーマ研究・ファシリテータ
(順不同・敬称略)
天野 倫文
東京大学大学院 経済学研究科 准教授
中内 基博
東洋大学大学院 経営学部 経営学科 准教授
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