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「移動販売車」に関する最終レポート

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「移動販売車」に関する最終レポート
「移動販売車」に関する最終レポート
1.結論
・どの客層をターゲットにするかを決めたのち、収益構造が取れる商材を組み合わせて販売することが望まれる。理由は、コーヒーのよ
うなドリンク商材は原価率が 15%未満と原価率が低いため収益が高く確保されるが、弁当のようなフード商材は原価率が 40%近
くとなり収益が確保しにくいためである。
・販促企画をセットにしながら、オリジナリティで他店との差別化を図り、顧客確保を目指す。季節限定商品の展開等を視野に入れ
ながら、販促策との合わせ技で売上の向上を目指したい。
・展開する場所は重要である。特にレジャー関連施設にあたっては、4 月~9 月の半年間で、年間集客数の 6 割近い集客数を確
保することが可能になるため、前半での顧客獲得が安定した売上確保のキーとなりえる。
2.来場者数
・「レジャーランド・レクパーク総覧 2012」によると、2010 年度のレジャー施設における来場者数は、5 月と 8 月の 2 か月間計で年
間来場者数の 25%強を占めており、GW と夏休みの需要を捉えることが求められる。
・レジャー関連施設の業態加重平均では、1 位:5 月、2 位:8 月、3 位:4 月、4 位:10 月となっている。
※2010 年夏は猛暑だったため 5 月がピークだが、例年は 8 月が 1 位の集客数となる。
※別添のパワーポイント「レジャー施設の月別入場者数」を参考ください。今回は「レジャーランド・レクパーク総覧 2012」から情報を収集したが、最新号
「レジャーランド・レクパーク総覧 2015」は既に発行されているものの図書館にはまだ無かったためご了承いただきたい(市販額:7 万円強)。
3.売上予測及び収益予測
・売上は該当する施設によって集客数に大小があるため、どの施設で展開するかが売上を左右する。ただし、商業施設は集客数が
多いものの客導線にバラつきがあること(エントランスが複数存在しているため)と商業施設内にある飲食店と競合することから、実
際に移動販売車で購入する率が変動する可能性が極めて大きい。また出店料も施設によってかなりの相違がある。
・原価率が高く売上がそれほど見込めない(例:クロワッサンをゲームショウで展開、クレープをスーパーマーケットで販売等)場合は、
収益が赤字の見込みとなる。ただし、前提条件(ガス台の台数減・人件費や車両の節約等)の変更や、集客数が高く客導線が
一定(エントランスが一つ)であるスーパーマーケットの場合、収益改善は図れると推測している。
※詳細は、別添のエクセル資料「商材の原価率及び売上予測」と「収益シミュレーション表」を参考ください。ともに更新版を再送。
4.販売支援・販促企画
・「売上=客数×客単価」であるため、この2つの変数をいかに高めるかが売上アップの肝になる。そのため、①客数が伸びる企画と
②客単価が上がる施策の提供が望まれる。これらによって、他店との差別化も図れると推察している。
※詳細は、別添のパワーポイント「販促企画のご提案(更新版)」を参考ください。
以上
レジャーランド・レクパーク施
設の集客数・施策について
1
目次
◆2011年度:業態別月別入場者数について
①月別入場者数の構成比 ②月別入場者数の構成比の対前年比 ③3月の構成比
◆2011年:主要レジャー施設(首都圏)における2011年夏休み期間の入場者数について
◆2010年度:主要レジャー施設の月別入場者数について(業態別)
(枚数が多くなっておりますことをご了承ください)
◆2010年:施設における集客施策について
①集客アップのための上位施策イベント ②主要施設の施策内訳
2
月別集客数について(業界全体)
3
業態別2010年度:月別入場者数の構成比①
ピークは5月と8月で、年間入場者数の25%を占めている。
ゴールデンウイークのある5月、夏休み期間の8月は入場者数が多い。業態別では、動物園、植物園が5月、テーマパーク、
遊園地、水族館、温浴施設は8月にピークを迎えている。
業態
中堅テーマパーク
遊園地
動物園
水族館
植物園・フラワーパーク
牧場・ファームパーク
博物館・美術館・科学館
公園・庭園
温浴施設・アクアパーク
対象
施設数
10
25
48
32
37
21
46
51
21
4月
7.9%
8.3%
10.6%
6.5%
13.1%
7.5%
8.0%
14.0%
6.8%
5月
12.0%
12.6%
17.9%
12.8%
22.0%
12.8%
12.9%
15.5%
8.5%
6月
7.8%
5.5%
6.7%
6.9%
10.0%
8.5%
6.8%
6.2%
7.6%
7月
8.0%
7.7%
5.6%
9.9%
5.1%
9.2%
7.1%
6.9%
10.6%
10年
8月
15.9%
17.7%
9.8%
20.4%
6.5%
12.7%
12.7%
9.7%
16.0%
9月
7.4%
7.4%
8.1%
9.4%
5.9%
9.4%
7.2%
6.8%
9.1%
10月
7.6%
8.2%
10.8%
8.9%
10.4%
10.0%
10.3%
10.4%
7.4%
11月
8.1%
7.9%
9.3%
6.2%
8.2%
8.1%
11.3%
10.5%
6.6%
12月
7.6%
6.9%
4.2%
4.6%
4.7%
5.6%
4.7%
5.9%
7.3%
1月
6.1%
6.2%
5.0%
4.8%
3.7%
4.6%
7.2%
4.1%
7.9%
11年
2月
5.2%
5.3%
5.2%
4.5%
4.5%
7.4%
7.3%
4.6%
6.9%
3月
6.5%
6.4%
6.8%
5.3%
5.8%
4.4%
4.5%
5.4%
5.3%
留意点
①対象施設(有料施設・無料施設ともに含む)の年間入場者数全体の構成比
②劇場、ドーム・アリーナは興行内容によって変動するため除く。集計期間によって月別入場者数の回答期間が2010年4月~2011年3月以外となる施設は除く。年度
途中オープンの施設・改修などで長期休園期間のある施設は除く(ただし、震災、口蹄疫、鳥インフルエンザでの閉園は含む)。
③上位施設が抜けているため実際の値はさらに多いと予想される。サンプル数が少ないため参考レベルで見ていただきたい。
※データ元:レジャーランド&レクパーク総覧2012
4
業態別2010年度:月別入場者数の構成比②
4月~9月で年間の
60%の集客・・・最初の
半年間で売上の基礎
を構築できるか?
※データ元:レジャーランド&レクパーク総覧2012
5
2010年度:月別入場者数の構成比(対前年比)
2010年度は5月が最大である。冬場に入場者数が減るのが特徴である。
2009年度の構成比と比較すると3月は震災によって集客がダウンしており、また通常ならば8月がピークになるところ、猛暑
の影響で5月がピークとなっていることが分かる。
冬場
※データ元:レジャーランド&レクパーク総覧2012
6
業態別2011年3月の月別入場者数の構成比(対前年比)
2011年3月は震災の影響で、全ての施設で前年割れをしている。
震災後、休業や閉園・一
時営業中止・営業短縮
が響く形となった。
※データ元:レジャーランド&レクパーク総覧2012
7
夏休み期間の入場者数について
8
2011年:夏休み期間の入場者数
各施設における夏休みの入場者数には明暗が分かれる形となった。
「震災の影響」、「天候要因」、「イベント開催」が要因となっている。
2011年入 2010年入
11/10年対
場者数
場者数
備考
比
(人)
(人)
施設名 所在地
東武動物公園
埼玉県
195,123
240,740
84.8%
千葉市動物公園
千葉県
51,119
47,846
111.8%
鴨川シーワールド
千葉県
200,744
235,717
89.1%
マザー牧場
千葉県
113,300
157,000
75.5%
サンシャイン水族館
浅草花やしき
東京ジョイポリス
東京都
東京都
東京都
325,000
79,000
171,000
182,000
76,000
168,000
178.6%
108.8%
99.6%
大江戸温泉物語
東京都
104,823
116,442
94.2%
東京サマーランド
よこはまコスモワールド
東京都
神奈川県
372,469
404,000
495,328
409,000
80.4%
98.8%
横浜市立よこはま動物園ズーラシア
神奈川県
140,743
128,777
112.2%
箱根小湧園ユネッサン
神奈川県
227,216
224,298
106.0%
※データ元:レジャーランド&レクパーク総覧2012
前年より悪天候が多く、イベントが告知日に実施できない
又は危ぶまれることが重なった。
気候が前年に比べてよかった。震災の影響で遠出を控え
る傾向が強まったのではないか。
震災以降の入込みを考えると左記の数字は決して少な
くない。お盆期間(8月13~15日)は前年より多かっ
た。
放射能関連の風評被害、8月19日以降の天候不順に
より大きな打撃となった。
リニューアルオープンにより多くの来場者に恵まれた。
猛暑で入園者が少なかった前年よりはやや多く感じる。
7月16日~8月31日の集計。
7月19日~31日はイベント開催のため前年を上回った
が、8月は団体客・インバウンド客の減少が影響し、前年
を下回ってしまった。
7月後半からの天候不順により来園者が減少。
前年より悪天候が多く苦戦した。
例年通りと評価する。前年は猛暑日が多く入園者数が
少なかった。
震災後1ヶ月以上休館していたのにもかかわらず、前年を
上回った。
留意点
①対象期間:2011年が7月
20日~8月31日、2010年が
7月18日~8月31日。
②前年比は1日当たりの入場
者数によるもの。
※「サンシャイン水族館」及び「よ
こはまコスモワールド」の前年比
の数値は、上記期間における前
年比に変更している。
9
月別集客数について(各施設)
※数枚でまとめようとしましたが、施設によっては年度初めの月度が異なる場合があるため、施設毎に作成しました。
10
『遊園地』
①西武ゆうえんち
②としまえん
③よみうりランド
④浅草花やしき
⑤あらかわ遊園
11
①西武園ゆうえんち:2010年度月別の入場者数
8月が断トツの入場者数を誇り(194,873人)、年間入場者数の33%を占める。
【集客状況】※営業日数:285日
年間入場者数・・・2009年度:556,892人
2010年度:593,963人
特別期間入場者数・・・2010年度夏休み:235,360人
2011年度GW:36,327人
1日最大入込み・・・17,599人(8月14日)
※データ元:レジャーランド&レクパーク総覧2012
12
②としまえん:2010年度月別の入場者数
8月の月間だけで年間入場者数の30%を占めるが、夏期はプールがオープンになってい
るため、1日最大入込み入場者数も8月が最大ということが納得できる。
【集客状況】※営業日数:296日
年間入場者数・・・2009年度:939,586人
2010年度:952,841人
特別期間入場者数・・・2010年度夏休み:392,188人
2011年度GW:52,274人
1日最大入込み・・・20,615人(8月29日)
※データ元:レジャーランド&レクパーク総覧2012
13
③よみうりランド:2010年度月別の入場者数
プール人気も手伝ってか、8月に最大値をマークした。
【集客状況】※営業日数:312日
年間入場者数・・・2009年度:728,900人
2010年度:944,000人
特別期間入場者数・・・2010年度夏休み:284,000人
2011年度GW:56,000人
1日最大入込み・・・14,200人(8月29日)
※夏期プール有り
※データ元:レジャーランド&レクパーク総覧2012
14
④浅草花やしき:2010年度月別の入場者数
8月に最大値だが、長期休暇(春休み、GW、夏休み、年始等)に入場者数が増え
ていることから、観光客の需要が見込めると推測している。
【集客状況】※営業日数:355日
年間入場者数・・・2009年度:523,000人
※09年3月~10年2月
2010年度:472,000人
※10年3月~11年2月
特別期間入場者数・・・2010年度夏休み:84,000人
2011年度GW:46,000人
1日最大入込み・・・記載無し
※データ元:レジャーランド&レクパーク総覧2012
15
⑤あらかわ遊園:2010年度月別の入場者数
5月に最も高い数字となるが、入場料が安く(大人200円、子供100円)小さい子
供が遊べるので家族連れが多いと予測している。無料開園日も設定している。
【集客状況】※営業日数:319日
年間入場者数・・・2009年度:429,228人
2010年度:361,464人
特別期間入場者数・・・2010年度夏休み:44,188人
2011年度GW:47,839人
1日最大入込み・・・9,928人(5月3日)
※データ元:レジャーランド&レクパーク総覧2012
16
『公園』
①国営昭和記念公園
②東京都井の頭自然文化園
17
①国営昭和記念公園:2010年度月別の入場者数
4月が最大値となったが、背景として4月1日~5月30日まで開催された春のイベントで
ある「フラワーフェスティバル」が挙げられる。
【集客状況】※営業日数:361日
年間入場者数・・・2009年度:3,792,620人
2010年度:3,700,827人
特別期間入場者数・・・2010年度夏休み:713,627人
2011年度GW:286,317人
1日最大入込み・・・285,497人(7月31日)
※夏期プール有り
※データ元:レジャーランド&レクパーク総覧2012
18
②東京都井の頭自然文化園:2010年度月別の入場者数
5月に最高値を記録した。猛暑の影響もあり、夏期の入場者数は伸び悩んだ。
【集客状況】※営業日数:303日
年間入場者数・・・2009年度:739,030人
2010年度:673,407人
特別期間入場者数・・・2010年度夏休み:57,093人
2011年度GW:91,658人
1日最大入込み・・・34,014人(5月4日)
※データ元:レジャーランド&レクパーク総覧2012
19
『動物園・動物関連』
①埼玉県こども動物自然公園
②東武動物公園
③千葉市動物公園
④マザー牧場
⑤東京都恩賜上野動物園
⑥多摩動物公園
⑦よこはま動物園ズーラシア
20
①埼玉県こども動物自然公園:2010年度月別の入場者数
5月が断トツの入場者数を誇り(122,880人)、GW特需が大きな要因である。
【集客状況】※営業日数:321日
年間入場者数・・・2009年度:566,531人
2010年度:543,875人
特別期間入場者数・・・2010年度夏休み:43,541人
2011年度GW:100,396人
1日最大入込み・・・16,318人(5月3日)
※データ元:レジャーランド&レクパーク総覧2012
21
②東武動物公園:2010年度月別の入場者数
5月及び8月の入場者数が多く、この2か月間で年間入場者数の33%を占める。
【集客状況】※営業日数:341日
年間入場者数・・・2009年度:1,197,329人
※09年2月~10年1月集計
2010年度:1,169,342人
※10年2月~11年1月集計
特別期間入場者数・・・2010年度夏休み:243,522人
2011年度GW:127,338人
1日最大入込み・・・32,517人(5月3日)
※データ元:レジャーランド&レクパーク総覧2012
22
③千葉市動物公園:2010年度月別の入場者数
5月の入場者数が最も多く、年間入場者数の20%を占める。
【集客状況】※営業日数:300日
年間入場者数・・・2009年度:735,066人
2010年度:629,788人
特別期間入場者数・・・2010年度夏休み:49,375人
2011年度GW:72,201人
1日最大入込み・・・15,920人(5月3日)
※データ元:レジャーランド&レクパーク総覧2012
23
④マザー牧場:2010年度月別の入場者数
5月が最も多く、年間入場者数の18%と2割に近い構成比となっている。
【集客状況】※営業日数:356日
年間入場者数・・・2009年度:986,121人
2010年度:779,845人
特別期間入場者数・・・2010年度夏休み:161,085人
2011年度GW:83,270人
1日最大入込み・・・21,756人(5月3日)
※データ元:レジャーランド&レクパーク総覧2012
24
⑤東京都恩賜上野動物園:2010年度月別の入場者数
5月が最大で、年間入場者数の19%を占める。
【集客状況】※営業日数:312日
年間入場者数・・・2009年度:3,028,386人
2010年度:2,677,372人
特別期間入場者数・・・2010年度夏休み:253,211人
2011年度GW:333,779人
1日最大入込み・・・109,156人(5月4日)
※データ元:レジャーランド&レクパーク総覧2012
25
⑥多摩動物公園:2010年度月別の入場者数
5月に最も高い数値を記録した。GWのある春と、秋に需要が高まると言える。
【集客状況】※営業日数:302日
年間入場者数・・・2009年度:1,059,871人
2010年度:920,223人
特別期間入場者数・・・2010年度夏休み:82,249人
2011年度GW:129,627人
1日最大入込み・・・36,790人(5月4日)
※データ元:レジャーランド&レクパーク総覧2012
26
⑦よこはま動物園ズーラシア:2010年度月別の入場者数
5月に最高値を記録した。10月に10万人超えしているのは、「ジンベイザメの展示」とい
うイベントが水族館で開催されたからだと推測している。
【集客状況】※営業日数:324日
年間入場者数・・・2009年度:1,221,868人
2010年度:978,791人
特別期間入場者数・・・2010年度夏休み:131,039人
2011年度GW:99,294人
1日最大入込み・・・21,644人(5月3日)
※データ元:レジャーランド&レクパーク総覧2012
27
『水族館』
①鴨川シーワールド
②しながわ水族館
③東京都葛西臨海水族館
④横浜・八景島シーパラダイス
28
①鴨川シーワールド:2010年度月別の入場者数
8月が最も多いが、猛暑の影響で施設へ人気が集まったとも言える。
【集客状況】※営業日数:358日
年間入場者数・・・2009年度:968,691人
2010年度:849,550人
特別期間入場者数・・・記載無し
1日最大入込み・・・13,803人(5月3日)
※データ元:レジャーランド&レクパーク総覧2012
29
②しながわ水族館:2010年度月別の入場者数
猛暑の影響からか、館内施設への人気が高く8月が最大値となる。
【集客状況】※営業日数:327日
年間入場者数・・・2009年度:539,239人
2010年度:520,000人
特別期間入場者数・・・2010年度夏休み:131,000人
2011年度GW:記載無し
1日最大入込み・・・6,500人(6月3日)
※データ元:レジャーランド&レクパーク総覧2012
30
③東京都葛西臨海水族館:2010年度月別の入場者数
8月は猛暑だったため、館内施設への人気が高く、8月に最大値を記録した。
【集客状況】※営業日数:306日
年間入場者数・・・2009年度:1,572,367人
2010年度:1,419,942人
特別期間入場者数・・・2010年度夏休み:300,866人
2011年度GW:106,703人
1日最大入込み・・・24,493人(5月4日)
※データ元:レジャーランド&レクパーク総覧2012
31
④横浜・八景島シーパラダイス:2010年度月別の入場者数
猛暑の影響で館内施設への人気が集まり、8月に最高入場者数を築いた。
【集客状況】※営業日数:365日
年間入場者数・・・2009年度:4,200,000人
2010年度:3,928,500人
特別期間入場者数・・・記載無し
1日最大入込み・・・記載無し
※データ元:レジャーランド&レクパーク総覧2012
32
『温浴施設』
①東京ドーム天然温泉スパラクーア
②大江戸温泉物語
③箱根小湧園ユネッサン
33
①東京ドーム天然温泉スパラクーア:2010年度月別の入場者数
月間入場者数では12月が最も多く61,000人である。
【集客状況】※営業日数:359日
年間入場者数・・・2009年度:642,000人
2010年度:650,000人
特別期間入場者数・・・記載無し
1日最大入込み・・・2,527人(8月28日)
※データ元:レジャーランド&レクパーク総覧2012
34
②大江戸温泉物語:2010年度月別の入場者数
8月が最も多い。ラクーアは12月が最大値だったが、大江戸温泉物語は近隣にお台場
があるので、そこから流入する来場者(団体客含む)が多い可能性が高い。
【集客状況】※営業日数:365日
年間入場者数・・・2009年度:680,000人
※08年10月~09年9月
2010年度:750,000人
※09年10月~10年9月
特別期間入場者数・・・2010年度夏休み:120,000人
2011年度GW:30,900人
1日最大入込み・・・6,228人(5月2日)
※データ元:レジャーランド&レクパーク総覧2012
35
③箱根小湧園ユネッサン:2010年度月別の入場者数
8月の数値が突出して高い。水着ゾーンで楽しめる施設が充実している背景から、夏
休み期間中にファミリー層の来場者が増えたと予測している。
【集客状況】※営業日数:365日
年間入場者数・・・2009年度:845,005人
2010年度:826,277人
特別期間入場者数・・・2010年度夏休み:227,722人
2011年度GW:17,659人
1日最大入込み・・・7,273人(8月14日)
※データ元:レジャーランド&レクパーク総覧2012
36
『タワー』
①東京タワー
②サンシャイン60展望台
37
①東京タワー:2010年度月別の入場者数
8月が最も多い。猛暑の影響で館内人気が高まったのが要因として大きいと言える。
【集客状況】※営業日数:365日
年間入場者数・・・2009年度:3,265,000人
2010年度:3,090,000人
特別期間入場者数・・・2010年度夏休み:500,000人
2011年度GW:103,000人
1日最大入込み・・・26,000人(5月3日)
※データ元:レジャーランド&レクパーク総覧2012
38
②サンシャイン60展望台:2010年度月別の入場者数
8月に最も高い数字となるが、GWのある5月にも入場者数が多い。
【集客状況】※営業日数:365日
年間入場者数・・・2009年度:470,000人
2010年度:407,000人
特別期間入場者数・・・記載無し
1日最大入込み・・・7,400人(5月3日)
※サンシャイン水族館の月別入場者数データは掲載無し
※データ元:レジャーランド&レクパーク総覧2012
39
『レジャー施設』
①東京ジョイポリス
40
①東京ジョイポリス:2010年度月別の入場者数
8月が最も多いが、猛暑だったこともあり館内施設への人気が要因だと言える。
【集客状況】※営業日数:357日
年間入場者数・・・2009年度:880,000人
2010年度:759,000人
特別期間入場者数・・・2010年度夏休み:168,000人
2011年度GW:40,000人
1日最大入込み・・・7,500人(5月3日)
※データ元:レジャーランド&レクパーク総覧2012
41
『美術館・博物館』
①国立新美術館
②国立科学博物館
③東京国立博物館
42
①国立新美術館:2010年度月別の入場者数
6月~7月の入場者数が多い。理由は「オルセー美術館2010 ポスト印象派」が5月
26日~8月16日まで展示されており大賑わいであった為である。
【集客状況】※営業日数:記載無し
年間入場者数・・・2009年度:2,402,699人
2010年度:3,068,047人
特別期間入場者数・・・2010年度夏休み:501,318人
2011年度GW:114,782人
1日最大入込み・・・記載無し
※データ元:レジャーランド&レクパーク総覧2012
43
②国立科学博物館:2010年度月別の入場者数
8月が最も高い。入場料は高校生以下無料のため、
夏休みの自由研究の需要があると推測している。
【集客状況】※営業日数:297日
年間入場者数・・・2009年度:1,774,179人
2010年度:1,862,655人
特別期間入場者数・・・2010年度夏休み:447,744人
2011年度GW:80,745人
1日最大入込み・・・19,272人(5月3日)
※データ元:レジャーランド&レクパーク総覧2012
44
③東京国立博物館:2010年度月別の入場者数
11月が最も多いが、「東大寺大仏(正倉院宝物含む)」特別展が10月8日~12
月12日まで開催されていたことが大きいのではないかと推測している。
【集客状況】※営業日数:299日
年間入場者数・・・2009年度:2,416,281人
2010年度:1,082,269人
特別期間入場者数・・・2010年度夏休み:126,038人
2011年度GW:70,877人
1日最大入込み・・・8,831人(3月5日)
※データ元:レジャーランド&レクパーク総覧2012
45
施設における集客施策について
46
2010年度:施設が行った上位施策イベント
「定期イベント・フェスティバル」、「修景イベント」は集客アップに繋がる施策である。
上記以外で増加傾向にあるのは、「参加体験型イベント」と「実演パフォーマンス」である。(例:遊園地、動物園では餌
やり、ふれあい動物園などの参加型イベント、水族館でイルカショーなどの実演パフォーマンス)
イベント分類
イベント分類
※データ元:レジャーランド&レクパーク総覧2012
イベント詳細
構成比
1 定期イベント・フェスティバル
19.0%
2 修景イベント
18.1%
3 参加体験型イベント
6.8%
4
5
6
7
6.3%
5.4%
5.0%
4.1%
記念イベント・お披露目会
展示イベント
実演・パフォーマンス
園内ツアー
8 キャラクターショー
4.1%
9 即売・グルメイベント
3.2%
10 季節イベント
2.7%
11 特典・割引・プレゼントイベント
1.8%
12 コラボイベント
1.8%
13 地域の祭り
1.4%
14 サマースクール・セミナー
15 コンテスト
0.9%
0.9%
16 タレント・アーティストイベント
0.5%
17 ラジオ公開生放送
18 その他
0.5%
1.8%
イベント内容
GWイベント、春祭り・スプリングフェスタ、夏祭り・サマー
フェスタなど
花見、花祭り、イルミネーション、ライトアップ、花火、キャン
ドルナイト、灯篭祭り、蛍の夕べなど
クイズ、宝探し、ゲーム大会、川遊び教室、工作体験教
室、アトラクションなど
開業10周年イベント、オープニングイベントなど
写真展、児童作品展、菊花展、蘭展など
伝統芸実演、毛刈り実演、大道芸パフォーマンスなど
オリエンテーリング、バックステージツアー、ナイトツアーなど
特撮戦隊ヒーローキャラクターショー、アニメキャラクター
ショー、キャラクターショーなど
収穫祭、農業祭、グルメイベント、ワイン祭り、ビア祭り、
即売会、フリーマーケットなど
カウントダウン、クリスマスイベント、ハロウィンイベント、お正
月イベント、子供の日イベントなど
スタンプラリー、無料配布会、お楽しみ抽選会、市民無
料招待、お客様感謝デーなど
テレビ番組タイアップイベント、劇場アニメコラボイベント、ア
ニメコラボイベントなど
地元のお祭り、ふるさとまつり、地元にちなんだイベント、
地域との共同開催、雪祭りなど
サマースクール、夏休み自由研究、自然観察会など
フォトコンテスト、音楽コンテスト、写生コンテストなど
アイドルイベント、ファン感謝祭、握手・サイン会、アーティ
ストライブ、サーカス、イリュージョンなど
ラジオ公開生放送、ラジオ祭り、アマチュアコンサートなど
上記に含まれないイベント
47
2010年度:各施設が行った施策イベントの内訳
両施設に共通する集客アップイベントは「キャラクターショー」である。
「テーマパーク」は施設全体を使って一体感のあるイベントを開催するのに対し、「遊園地」は来場者が視覚で楽しむショー
や来場者自らが体験する形でのイベントを重視している傾向にある。
※データ元:レジャーランド&レクパーク総覧2012
48
商材&場所
◆収益シミュレーション(月間)
※単位:円
ホットドッグ 遊園地
↑プルダウンで確認したい商材&場所をお選びください。
関数が入力されています
勘定項目
売上
原価
粗利
金額
1,849,315
632,877
1,216,438
備考
ウエイト
100.0% ※商材&場所で算出した売上予測が入ります。
34.2% ※商材の原価率が入ります。
65.8%
人件費(アルバイト)
378,140
20.4%
※施設毎に開催する日数によって算出。アルバイト代(1時間当たり888
円:都内最低賃金)で7時間で計算。
場所代
277,397
15.0%
※出店先によって異なります(基本10%~15%の幅、臨時イベントは
30%を予測)。
184,932
68,425
32,000
22,192
133,333
14,795
9,247
36,986
1,157,446
58,992
10.0%
3.7%
1.7%
1.2%
7.2%
0.8%
0.5%
2.0%
62.6%
3.2%
ガス代含む光熱費
交通費(ガソリン代含む)
駐車場代
消耗品代
減価償却費
車両保険代
車両整備代
販売促進費
諸経費計
営業利益
※扱う商材によって大きく異なります。
※「富良野メロンパン」の交通費を参照。
※「アットホーム」月極駐車場検索より恵比寿駅付近の相場。
※「富良野メロンパン」の消耗品代を参照。
※使用する車両によって異なります(5年で償却と計算)。
※「富良野メロンパン」の車両保険代を参照。
※「富良野メロンパン」の車両整備代を参照。
※「クレープ屋」の販売促進費を参照。
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