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「橋本亭まるごと美術館」が、会場を拡大して開催。中心会場になるのは昨年

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「橋本亭まるごと美術館」が、会場を拡大して開催。中心会場になるのは昨年
昨年好評だった「橋本亭まるごと美術館」が、会場を拡大して開催。中心会場になるのは昨年に引き続き、今年築 100 年になる「橋本亭」。さらに国定公
園内の梅屋敷、箕面公園昆虫館でも開催し、瀧道がまるごと美術館に。 昆虫館では、昆虫たちとのコラボレーションが実現。今年のテーマは雄大な自
然に抱かれた箕面の【めぐみの森】 今回の観客動員数は、前年度より 2 倍も増えて 1600 人もの来場がありました。関西を中心に活動するアーティス
トや、なんとアメリカやスペインといった海外からの参加もあり、総勢 13 組のアーティストが独自の【めぐみの森】を表現しました。来場者の方からも数々
の賞賛の言葉を頂きました。箕面の山の大自然と共に、アーティストの熱い想いにふれられる 2 週間でした。
森では古い命が枯れ、新しい命が生まれ、刻々と表情を変える。太陽のエネルギーを浴び木々は繁茂し、大気に二酸化酸素を放出する。大地は雨水を
受け止め、瀧に、渓流に、森林に恩恵(めぐみ)を授ける。森と水は生命の循環を育み、人はその関係性の中で生存している。サイト・スペシフィックな作
品(特定の場所のために作られた美術作品)はギャラリーでの展示とは全く異なった考え方で、作品、観客、空間が相互に関係することによってのみ成
り立つ。したがって、会期が終了すると同時に消滅してしまう短命なものである。しかし、その「恩恵(めぐみ)」という見返りは大きい。
各会場の作品たち
橋本亭
1 階カフェスペース
橋本亭
2 階清流の間
橋本亭
2 階こもれびの間
梅屋敷
箕面公園昆虫館
パフォーマンス
参加アーティスト
浅山美由紀
橋本亭
私にとってアートとは生きることです。
自然体に本能的に生きること、呼吸をすることです。1995 年から創作活動を始めました。きっかけは偶然でしたが、それは必然でした。創作活動は、完
璧も完成も無く、永遠に旅の途中です。その旅を続ける事は私の中の決定事項です。
http://www.art-gallery-zone.com/artist/asayama.htm
新井厚子
橋本亭
いつでもどこでもあなたのそばにかくれた芸術をみつけます。
京都府生まれ、バルセロナ在住。一人ひとりの価値観や物語に光を当てた住民参加型のアートプロジェクトを多数行う。タラゴナ近代美術館などで個展
をはじめ、越後妻有アート・トリエンナーレなどに参加。ヨーロッパ、北米、日本などで芸術家滞在制作アーティスト・イン・レジデンスに多数参加。
http://www.atsukoarai.com/
アーロン モスコウィッツ
橋本亭
サンタフェのリサイクラー。
ワシントン州シアトルの郊外で育つ。幼年期からクラッシック音楽に親しみ、様々なアートの表現手段を試みた。高校 3 年の 1 年間を倉敷市に留学し、日
本の文化や言葉を学ぶ。シアトルに戻りコミュニティーカレッジに通った後、ニューメキシコに移り住む。現代社会や政治、自然や人工の様々な風景に触
発されながら独学でアートを学んでいる。
笹埜能史
橋本亭
低反発ウレタン。
美術教育に携わりながら、音楽に、漫画に、現代美術にと興味の対象は尽きないノマド人生。一貫しているのはオルタナティブな視点。今、気になってい
るのはコミュニケーションというテーマ、そして「おかしみ」という感覚。
http://www.art-gallery-zone.com/artist/sasano.htm
ジョン ディレマス
橋本亭
トイボーイ。
カリフォルニア州在住。美術に興味を持ったのは高校時代。アイオワ大学で最初クラフトを 2 年間学び、その後ニューヨークのハンターカレッジに移り美
術で学士号を取得。2001 年にニューヨーク州立大学バファロー校校で修士号を取得。アメリカだけでなくメキシコ、ヨーロッパ、アジアで作品発表。
http://www.dillyjohn.com/
橋本あやめ
橋本亭
空想と現実のせめぎあう波打ち際で。
イラストレーター。1980 年頃からは広告、雑誌、書籍表紙のためのペーパーや粘土、布素材を使ったクラフト作品を中心に手掛ける。1996 年頃より「地
球に落ちている物を並べるプロジェクト」をスタート。同時に自然素材をいかした独自の作品を発表する。
http://www.art-gallery-zone.com/artist/ayame.htm
橋本修一
橋本亭
好奇心と散歩。歩く事がすべての原点だ。
少年時代から印刷された絵に興味を持ち、グラフィックデザイナーの道に進む。関西を中心にデザイナーとして出版や広告に携わる。デザイン学校講師、
デザイン会社役員などを経て現在に至る。創作活動とデザインの仕事、ボランティア活動、興味も遊びも同次元で展開。
http://www.art-gallery-zone.com/artist/hashi.htm
池田 慎
日常生活から僕の作品は生まれます。
なんとなく日々を過ごし、
なんとなく作品を制作しています。
「なんとなく」は、結構大事な事だと思っています。
http://www.art-gallery-zone.com/artist/ikeda.htm
梅屋敷
春成こみち
梅屋敷
ただいま こみちは 暗中猛作しています。
小さい頃から絵を描いたり、工作をするのが好きで中学時代はマンガ、高校時代は油絵を描く。京都の美大で染織を学び、主に織物のオブジェを制作。
繊維企業、高校美術講師、子育てが一段落後は、いろんなジャンルの作品を制作。中学高校美術教員をしながら個展、グループ展に出品。
やたみのり
梅屋敷
荒野のアーティスト、人生ひとり歩き・・・夢を求めて。
ニューメキシコ州在住。UC サンディエゴで修士号(彫刻)を取得後、シアトル、サンフランシスコへと移り住み、13 年にわたりパフォーマンス、彫刻、コラー
ジュ・ドローイングの作品を発表。詩の空間と名付けた即興詩のパフォーマンスアート「1000 の涙シリーズ」をプロデュース。ミュージシャン、舞踏、和太
鼓、ヒップホップ歌手など、様々なアーティストが集結し平和への思いを込めました。
http://www.art-gallery-zone.com/artist/minori.htm
小泉光子
箕面公園昆虫館/橋本亭
27 年目の現代美術家。
私が追求しているものは「真実」です。この大きな宇宙の中に生存する私達全て・・・植物、鉱物、動物、人間・・・の持つエネルギーが地球を越えてこの
宇宙を形作っている。私が追い求める「真実」へのエネルギーもその中のひとつなのです。
木原真男
箕面公園昆虫館
ちゅーとシュールアーティスト。
絵を描くことにあきたらず空間全体を使ったインスタレーションに取り組んできました。布に染めたテキストを床に置いたり、天井からぶらさげたりしました。
その傍ら小さなオブジェ(彫刻)の制作も行ってきました。今回はそれらの小さなオブジェを発表します。
http://art-gallery-zone.com/artist/kihara.htm
やんぢゃ / ジェリー ゴードン
梅屋敷/箕面公園昆虫館
やんぢゃ
日本生まれ、大阪暮らしのコリアン・ディアスボラ。アーティスト・ダンサー。「空っぽなカラダから満ちあふれてくる瞬間のつらなり」を模索している。
http://emptybody.exblog.jp/
ジェリー ゴードン
ロサンゼルス出身のミュージシャン・詩人。デュオ Smouldering Door、トリオ Salads in Space のメンバーで、関西の様々なアーティストと即興コラボレーシ
ョンを繰り広げている。
2010 年のパンフレット
コンテンポラリーアートギャラリーZone
http://www.art-gallery-zone.com/
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